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逃げろ!逃げろ!!逃げてぇ!!!

#キマイラフューチャー #テレビウム・ロック! #テレビウム #システム・フラワーズ

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●日常を壊す非日常の介入
「やだぁ!!来ないでぇ!!!」
 キマイラフューチャーの麗らかな日和(?)をぶち壊すような悲鳴を上げてテレビウムの少女はひた走る!
『待つプリー!』
 そんな不幸なテレビウムの少女を追っているのは、なんか奇妙な匂いを放つ、ソフトクリームみたいな奴らでした。
「いやーーー!なんかアレっぽいのが追ってくるうぅぅぅぅ!」
『何かのアレ扱いは許さないプリー!』

(なんでこんなのに追われてるのよーー!?)
 追われながらも始まりを思い返せば、自分の顔に鍵のようなものが映し出されてからアレっぽい変な集団に追われて、ここまで必死に逃げ続けている。
 誰か助けてーーーー!!!って言いながら逃げるものの、周りの人達は鼻を抑えるようなそぶりをしながら遠巻きに見ているだけであった。
 こういう時はヒーローの出番でしょう!
 遠くで見てるだけならばギャグの域だけど、追われてる当人にとっては死活問題。
 捕まったらどうなるかわからないだろうし、アレなものに捕まるのも表に出れなくなりそうな案件でもあるのだし。

●キマイラフューチャーにで事件発生!
「テレビウムの子が追われてるよ!誰か助けに行ってあげて!」
 焦ったような顔で助けを求めているのは、ユキノ・サーメッティア(空白・f00911)であった。
 話を聞こうと周りに集まってきた猟兵達の姿をみると、一旦落ち着くために息を整えると、説明を始める。
「最近、キマイラフューチャーでテレビウムの顔に鍵が映し出されるって話は知ってるでしょ?それで、鍵を映しだした子がオブリビオンに追われてるの!」
 最近になって突然にテレビウムの顔に鍵が映しだされるという案件に納得するような顔を浮かべた猟兵達ではあるものの、それにしてもなぜそんなに慌てているのだ?と疑問を思わずにはいられなかったらしい人が聞いてくると、途端に答え辛そうにすつユキノ。
「えっとぉ、それはー…追ってるのが、その…」
「見・た・目・は!ソフトクリームっぽいんだよね…」
 答え辛そうにしながら顔を逸らして一部分を妙に強調することに?を頭に浮かべる者とそれだけでどんな相手かを悟った者と別れていた。
「と、とにかく!捕まったら何をどうされるかもわからないし、今起きてることもよくわかってないの!でもオブリビオンが関わっている以上は放っておけることでもないから、助け出してあげて!」
 かなり戦い辛そうな相手ではあるけれども!


にゃんさん。
 なにやら事がおきたようですねー。
 どうやら、テレビウムの間でなにかしらが起きていて、それをオブリビオンが狙っているようなのです。
 ここは颯爽と助けてあげて、なおかつ鍵を映し出すテレビウムの謎を迫っていくといいでしょう。

 最初の相手ですが、見た目はソフトクリームですけど、持ってる物と言い、技と言い、アレにしか見えませんが。
 精神的には戦い辛そうな相手ではあります、そのうえ、これ集団戦なのよね…。
 遠巻きに見ているだけというのも頷けそう、そんなわけでネタ色強め(敵が)だよ!
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第1章 集団戦 『自称『ウコンソフトクリーム』怪人』

POW   :    たべられません
【硬化させた頭部を回転させること】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    それじゃないプリ!!
【自分を排泄物扱いした相手に連続攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    芳醇な香り
【頭部】から【奇妙なニオイ】を放ち、【困惑】により対象の動きを一時的に封じる。

イラスト:笹にゃ うらら

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

高柳・源三郎
「頭痛い、昨日ちと飲みすぎたかのう。」二日酔いでユキノの話を鍵マークの付いたテレビウムを守ることしか覚えていなかった源三郎が現場にいた。「二日酔いには迎え酒じゃな」腰につけてある【銘酒・狸舞】を飲む。酒を飲み飲み終えるとテレビウムを追いかける敵を見つけ全力で追いかける源三郎。敵を見ると見るからに「あれ」な姿と匂いに酒の酔いのまわりも合わさって後ずさりする源三郎に敵は隙ありとばかりにユーベルコードで先制攻撃する。源三郎は【源三郎式酔い覚まし】が発動しさっき酒を飲んでいたのと敵の「あれ」な姿と匂いにいつも以上リバースしてしまった。酔った勢いでリバースしてしまったがユーベルコードの方は成功するのか?



●酔いどれオヤジ、立つ?

「頭痛い、昨日ちと飲みすぎたかのう」
 のっけから二日酔いに苦しむ酔っ払いの常套句とも言えそうな台詞を高柳・源三郎(流浪の酔いどれおやじ、たぬき人形と共に・f15710)はお酒臭い息と共に吐きだしていた。
「二日酔いには迎え酒じゃな」
 二日酔いになっているいるにも関わらず、腰にぶら下げているお酒をさらに呑む源三郎。
「確か鍵マークのテレビウムを助けるのじゃったなぁ」
 飲み過ぎたせいで説明されたことも大分抜け落ちていたようだが、肝心の所は覚えて居たらしい…のだが。

「あの子が例の子…か、のぉ!?」
 件の追っかけられているテレビウムを見つけて、助けようと動こうとした源三郎ではあるが、追っかけている怪人の姿を見たこと、ついでに匂いも漂ってきたことで思わず後ずさってしまう。
『そこぉ!なんで後ずさったプリかー!?』
 そんな源三郎の僅かな行動も見逃しもせずになんか因縁つけてくる怪人。
「おぉおぉじさん!たすけてぇぇぇ!!」
 追われてるテレビウムの子は助けてくれるのは誰でもいいとばかりに源三郎の後ろに隠れてしまい、そのせいで怪人の狙いが源三郎に!
『よくわからんが邪魔すると言うならお前からやつけてやるプリよ!』
 そう言いながら、(気持ちは)勇ましく源三郎に飛び込んでいくウコンソフトクリーム(自称)達!

 しかし、当の源三郎はというと…。
(なんじゃ、この、匂いは…)
 先程お酒を呑んでしまったことと、怪人から漂ってくる奇妙な匂いとが合わさったことで源三郎の肉体的というか精神的な何処かに来たらしく。
「うぼろぉ!!」
 お酒を飲んで不安定な所に怪人の姿と匂いのトリプルパンチでいつも以上に出してしまう源三郎であった。
 何を出したかと言うのは…、秘密ってことで。
『『『『ぎゃああああああ!!!』』』
 不覚を取ったかに思えた源三郎だが、ここで2つの誤算があった。
 1つは、怪人達は前から飛びこんできていた、ということである。
 源三郎のリバースは都合、前からであり、その上、いつも以上出したことで複数を巻きこむことにもなったようなのだ。 
 結果、アレっぽいのがソレ塗れになる。
『うわぁ!こっち来るなプリ!』
 そのせいで、仲間からエンガチョ扱いされるソレ塗れな怪人はなんだか憐れな姿っぽかった。
『こんな最期は…嫌プリ…』
 なんか色々重なって精神的に堕ちきったのか、ソレ塗れになった怪人達はそのまま消えていった…。
2つ目の誤算は、怪人の突撃を受けたせいで匂いが移ったのか、服から立ち昇ってくるということである。
 つまりは…追加、入りまーす。
「おぼぉ…」
「えっと、おじさん、大丈夫?」
 そんな姿を見たテレビウムの子は今の状況も忘れて優しく源三郎の背を撫でてあげるのであった。

 なお、一連のことを遠巻きに見ていたキマイラフューチャーの住人がさらに数歩離れたようであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アンネリーゼ・ディンドルフ
【WIZ】
「おいしいオブリビオンを求めて、ガンガン頑張ります!」

旅団「オブリビオン料理研究所」を立ち上げた団長のアンネリーゼ。これが団長としての初仕事である。

「かわいくておいしそうな怪人さんですね♪」
消臭効果を期待してUCを発動する。

※倒した怪人は、もぐもぐ食べてみる。



 強烈な見た目と匂いに何とも言えない饐えた匂いが混ざるような場所にある一人の女性がやってきた。
「おいしいオブリビオンを求めて、ガンガン頑張ります!」
 アレな怪人達を見ながらとんでもないことを口走ってるのは、アンネリーゼ・ディンドルフ(エルフの歌うグールドライバー・f15093)である。
 最近、オブリビオンを美味しく調理することをけんきゅーする施設を作ったという彼女らしい、それらしい台詞ではある。
 アンネリーゼが研究施設を立ち上げてからの初仕事らしいのだが、最初の研究相手がこいつらでいいのかな…?

(((え!?あれ食べる気なの!!?)))
 トンでも台詞に周りの野次馬からの驚愕の視線を一斉に集めるアンネリーゼ(怪人達からも含む)
「かわいくておいしそうな怪人さんですね♪」
『え!?ちょっ!?ホントに食べる気プリか!!?』
 怪人からも心配するような声が上がるが、そんなこたぁかんけーねー!と言わんばかりにゴーイングなアンネリーゼは周りのことなどお構いなしでマイウェイを突き進む。
 適当な怪人を持ち上げると、食べやすくなるかな?と、怪人から立ち昇る匂いを消し去るのだけど、調理らしい調理じゃなくない、これ?
『ちょ!ホンッ!待っ!!ぎゃああぁあぁ!!』
 いただきまーす!
 そんな幻聴が聞こえてきそうなほどに勢いよくかぶりついたのだけど…、アンネリーゼの顔色が青色になってから土気色に変わっていくのには、そう、時間はかからなかった…。
 匂いは消えても味はいいとは言ってないよ?というか、ソフトクリームかも怪しいんだよ?相手のUCにも『たべれません』ってあるし。

 周りの野次馬一般キマイラ達が勇者を讃えるようにしながら胸元で十字を切るようにしたことで、どうなったかはお察しで。(ちゃんと生きてます)

苦戦 🔵​🔴​🔴​

百地・モユル
画面に浮かぶ鍵…いったいどういうことなんだろ…
って、なんだよアレの群れは!?

ユーベルコードを使って格闘性能を高め
技能のおびき寄せで挑発する
う、ウン…ウコンソフトクリーム💩
たちめ!
その子には指一本触れさせないぞ!
ボクが相手だ、このクソ野郎!

敵がうまくおびき寄せられたら
強化された怪力とグラップルで格闘戦をしかける
なぎ払い、2回攻撃、咄嗟の一撃、カウンター、マヒ攻撃、気絶攻撃なんかの技能も使えるかな?

高速攻撃で複数近づいてきたやつをうまく避けたら、攻撃で誘導してゴッツンコさせたりとか

はっきりいって近づきたくない相手だけれど…
これも勇気、覚悟、気合いでガマンしていくぜ

他の人との絡み、アドリブなど歓迎


ルナ・ステラ
え〜っと、これはどういう状況なのでしょうか?
と、とにかく助けないとです!

鼓舞の獣奏器でテレビウムの女の子のスピードを強化して逃げやすくしましょうか。
うまく逃げてくださいね!

さてと...怪人さんたちをどうしましょうか?
本当にソフトクリームなのでしょうか?
なんか嫌な感じがするのですが...
わわっ!こっちに来ました!?

うぅ...
なんか変なニオイがします...
けほっ...
(鼻を抑えながら)ここは、星霊さんの力を借りましょう!

星霊さんたち力をかして下さい!
——あなたは水瓶座の星霊さん?
星霊さん!怪人さんたちを綺麗に洗い流してください!!

※アドリブ&絡み等歓迎です!



「え~と、これはどういう状況なのでしょう?」
 もはや混沌としか形容出来そうにない場に、ルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)の困惑した声が響く。
 時を同じくして、百地・モユル(ももも・f03218)も、今キマイラフューチャーで起きてる騒ぎに何が起きてるんだろうと首を傾げながらやって来たのだが、考え事をしているモユルの突然に視界一杯に広がるアレな群れが飛び込んできた。
「って。なんだよアレな群れは!?」
 ウコンソフトクリームって自称してるけど、見た目はどうみてもトイレのアレだもんね、困惑は判らないでもない。

「この怪人さんたち、どうしましょう?…というか本当にソフトクリームなのでしょうか?」
 アレな群れを見ても、ルナはつとめて冷静に対処するべき思案するのだが…。
「うん?なんだか嫌な感じがするのですが…」
 考えが纏まる前に感じた嫌な予感に前の方に目を向けると、怪人達が一斉に2人の方へと迫ってきた!
「ここはボクに任せて!」
 それを見たモユルは自分の方に誘き出そうと前に出て怪人達を挑発する。 
「う、ウン…ウコンソフトクリーム達め!その子には指一本触れさせないぞ!ボクが相手だ、このクソ野郎!」
 自分の能力を強化しながら挑発するのだが、思わずアレの名をを言ってしまいそうになるモユル、あの名前を言ってしまいそうになる気持ちは判らなくもないけどねー。
 だけど…めっちゃ言っちゃってるんだよねぇ。
『『『今、クソ野郎って言った奴はお前プリかー!!』』』
 挑発行為がこの上なく成功したモユルではあるが、その結果、残っている怪人全員がモユルに殺到する事態に!
 全てを相手することになってしまったモユルだけど、臆することなく怪人達を捌いていく。
 実際には近づきたくもない相手ではあるのだけど、内心で(これも勇気、覚悟、気合いでガマン)と胸中で何度も思い返しながら戦う我慢の子であった。

 モユルが身体を張って戦うなか、ルナは一杯いる怪人の匂いで鼻がバカになったのかと感じているた。
「けっほ…けほ…うぅ…なんか変な匂いがします…」
 思わず鼻を抑え込んでしまうほどには強烈な匂いの中で、モユルが間近で戦ってるのを見たルナは状況を打破できるものを呼びだそうと、星霊を召喚しようとする。
『伝説の星霊さんたち力をかしてください!』
「あなたは水瓶座の星霊さん?」
ルナによって呼び出された星霊はどうやら、水瓶座の星霊だったらしい、この場においてはよほどに最適だろうね。
「星霊さん!怪人さん達を綺麗に洗い流してください!」
 ルナの命を受けた星霊は、すべて綺麗さっぱりに洗い流そうと大量の水を呼び出す!
『『ボク達は流されるようなモノじゃないプリ~!!』』
 ドップラー効果を響かせながら、怪人達とついでにあった汚れも星霊の水によって洗い流されていった。
 その光景を見た野次馬達は『水洗式だな』と思ったとかなんとか。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『何も答えてくれないベルーガ』

POW   :    おまえを消す方法
【全て消すモード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    ベルーガに乗った中年
【ベルーガの調教師】を召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上する。
WIZ   :    ベルーガがせめてきたぞ
戦闘用の、自身と同じ強さの【熱線銃装備の軍用ベルーガ】と【ガトリングガン装備の軍用ベルーガ】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。

イラスト:ケーダ

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 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
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 戦いのどさくさでちゃっかり隠れていたテレビウムの子が猟兵達の前にやって来ると、助けに来てくれたことへのお礼をしてきた。
「助けてくれてありがとう!あ、私、コラコっていうですよー」
 お礼を言いながら自己紹介するテレビウム改めコラコ、今更ながらに判明するテレビウムの名前である。

 一難が去ってどこか和やかな空気が流れ始めるも、何時だってそんな空気をぶち壊す輩はいるものらしい。
『何について調べますか?』『何について調べますか?』『何について調べますか?』
『何について調べますか?』『何について調べますか?』『何について調べますか?』
 突然に現れたのなぜか同じ台詞しか言わないイルカの群。
 次の敵はなんとなくイラッとくるイルカの群のようだ。
高柳・源三郎
共闘希望
「なんかまた飲みたくなったのう。」さっき盛大に出したばかりなのに他の猟兵が戦う中【銘酒・狸酔】を飲み出す源三郎。ご機嫌な感じで急に為になるうんちくを言い出した。これはユーベルコード【酔っ払いの戯言】でうんちくに共感した者を強化するのだ。仲間の能力が強化され、勝利は目前という時に、効果が弱くなっていく。源三郎の酔いが回りすぎて同じ事しか言わなくなったのだ。酔っ払い特有のアレです。同じ事しか言わないイルカの群れと酔いどれおやじ。なんかストレスが溜まりそうな現場に変わりました。


百地・モユル
よかった…今度はまだ清潔そうな相手で…
いや、まだオブリビオンに追われてるんだからよくないよね

何について調べますか?
ってこの鍵のことを調べたいけれど
きっと答えてくれないんだろうな…

コラコさんを敵に近づかせないよう位置取り

灼熱の束縛に技能の属性攻撃、2回攻撃、マヒ攻撃をつけて動きを止めてやる

召喚したベルーガもまとめてボクの炎をくらえー!

敵の攻撃は武器受けでそらしたりカウンターで一撃くらわせたりできないかな



 先ほど戦っていた怪人達より、まだ清潔そうというところでホッとしてる百地・モユル(ももも・f03218)、そもそもアレとは比べるものじゃないと思うのだが。
「何についてって、この鍵のこと教えて欲しいんだけど…」
 教えてくれないんだろうなーって思いながら聞くモユル。
『何について調べますか?』
 モユルの思った通りにというか、まず聞いてないとしか思えない返答が帰ってきただけだった。
「なんかまた飲みたくなったのぅ」
 モユルの疑問もなんのそのと、高柳・源三郎(流浪の酔いどれおやじ、たぬき人形と共に・f15710)は、あれだけ盛大に出してたのにまだ飲もうというのか、腰に下げている【銘酒・狸酔】をまた飲み始めた。
「コラコさんも危ないし、悪いけど消えてもらうしなかいよね」
 案の定な返答にモユルはやっぱりか~な顔しながら、結局はオブリビオンだし、倒すしかないか、と意気込み、戦いの姿勢を取る。
「お前さん知っとるか、あれはのう…」
 モユルとは違い、飲む体勢に入る源三郎、飲んで早々にアルコールが周り始めたのか、特に誰が聞いてるわけでもないのに何やらウンチクを語り始めた。
 ただ、近くにいたモユルはそのウンチクが聞こえたために戦闘体勢を取りつつも、「へぇ~」的に相槌を打っていたら、なんか本人が知らない間に強化されてたけど。

 モユルが戦闘体勢に入ったからか、先の台詞が引き金になったのかはわからないが、空中を漂っていたベルーガ達は数瞬動きを止めると…。
『おまえを消す方法ですね!』
 突然に動きを速めて、モユルへと殺到し…ようとしたようなのだけど…。
 動いたベルーガ達って超強化の代償で理性無くしちゃってるし、そのせいか速く動いてた奴を優先するしで、大体は同士討ちで落ちていったようである…。
 そんなベルーガであるが、数匹は攻撃対象をモユルにしたのだが、モユルもただ受け身になる訳でもなく、燃える両手から放つ炎の熱で動きを止め、他にモユルにやって来る違うベルーガにぶつけるなどして、ベルーガ達の数を順調に減らしていった。

 自滅も含んで数が減ったベルーガ達、残りも手早く片付けようと動こうとするモユルだが、今まで感じていた身軽さが霧散したような違和感を感じた。
 なぜ、身体に違和感を感じたのかと言うと…、源三郎が完全に酔っぱらってしまい、酔っ払い特有のウンチクの語りが同じ内容を繰り返してしまっているからだ! 
「そうそう、あれはの…」
『何について調べますか?』『何について調べますか?』『何について調べますか?』
 同じことしか聞かないベルーガ達と、同じことしか言わない源三郎。
「あぁああぁぁあ!!」
 もともと、どこかイラッとするベルーガの群に源三郎のウンチクリピートが合わさって、さらにイラッとする現場になってしまった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

アンネリーゼ・ディンドルフ
【WIZ】
きゅ~……。
「ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙……。」

目を回して倒れていたアンネリーゼが、むくりと起き上がる。
UCを発動。

「オブリビオンをぶったおせ!!」
「オブリビオンをぶったおせ!!」
「オブリビオンをぶったおせ!!」

【真の姿】を開放したアンネリーゼが瞳を光らせ、デスボイスをシャウトする。



●一服の清涼剤になれるかな?

「ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙ぅ゙……」
 ちょっと前にやべー怪人を食してしまって、目をきゅ~っと回していたアンネリーゼ・ディンドルフ(エルフの歌うグールドライバー・f15093)がようやく目を覚ました。
 前回の食べれない、見た目がアレなやつよりかは今回は食に向いてそうなやつだし、満足できそうだとは思うのだけど…?
「オブリビオンをぶったおせ!!」
「オブリビオンをぶったおせ!!」
「オブリビオンをぶったおせ!!」
 アンネリーゼがむくりと起き上がって、開口一番の台詞がこれ、カオスが加速しそうだなー。
 なんだか、SATSUGAIせよ!SATSUGAIせよ!って幻聴が聞こえそうな気が…、歌姫ってデスメタル系だったっけ?

 重火器を装備したベルーガが出てきたら、纏めて薙ぎ払ったり、よくわからん謎の中年が出て来たと思ったら、アンネリーゼがその中年を踏みつけていたり…。
 瞳を光らせデスボイスを叫びながらベルーガ達を屠っていくアンネリーゼの豹変は、図らずもベルーガ達に恐怖を与えたようである。
 …叫んでるデスボイスが自己暗示になっちゃった暴走とも取れそうだけど。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『敏腕ハッカー・都南・佳』

POW   :    セクシー格闘家系トナカイ娘召喚
【ハッキングで認知を変えたバーチャル女子】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
SPD   :    となのーずビーム
【赤い鼻から発射されるビーム】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
WIZ   :    超絶ウルトラ必殺ハッキングッ!!
【愛用ハッキングマシン】から【認知を書き換えるプログラム】を放ち、【認知障害】により対象の動きを一時的に封じる。

イラスト:Miyu

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はシリカ・シリウスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 アレな見た目の怪人とイラッとするイルカの群を撃退した猟兵達だが、戦ってる間になのか、コラコの顔に映る鍵は都市の何処かを指し示していた。

 その場に行けばなにかわかるかもしれないと、猟兵達はコラコと一緒に指し示す場所へと赴いたのだが…。
 その場所に到着するなり、コラコは突如光り輝きだした!
 光りだしたコラコはどうやら動けないくなったようだが、時を同じくしてトナカイ?のオブリビオンが現れる。

「美トナカイ娘でもいればよかったんだけどねぇ」
 喋る台詞からだと、割とこいつもネタ系じゃないのか?と疑問を思わずにはいられないが、とはいえ、そのハッキング能力は確かのようだ、油断せずに行こう!
アンネリーゼ・ディンドルフ
【SPD】
「トナカイ!」
【真の姿】を開放したアンネリーゼは、ハッと我に返る。
「トナカイ肉は美味しいという噂を聞きます!」
トナカイ肉の料理を想像して、アンネリーゼのお腹がぐーぐー鳴っている。
徐に左手の義手に【たけのこドリル】を装着するとUCを発動。
一気にダッシュで間合いを詰めてトナカイ?を討伐しようと試みる。


高柳・源三郎
「あぁ〜飲んだ飲んだ。じゃあ...」そう言うと背中の箱からたぬき人形「たろう」「はな」を取り出し一瞬瞳に力を入れると源三郎が光に包まれる。「たろう」は鎧に身を包み「はな」は天女のような姿に、そして源三郎は今までの愛嬌のあるおっさんから全く違う真の姿へと変わったのだ。「そろそろ本気を出すかのう。」前方の敵に向かう。「ハッキングとか言うのは良く分からんがわしの【はな】の聖なる力には無力じゃ」たぬき人形「はな」の真の力【天女たぬきの加護】で源三郎の真の姿が強化され加護の力に包まれる。敵に一気に詰め寄り「はな」の加護の力を「たろう」に集め「たろう」による強烈な一撃を敵に与える。



「トナカイ!」
 アンネリーゼ・ディンドルフ(エルフの歌うグールドライバー・f15093)が、都南の姿を見つけるとハッと我に返った。
「トナカイ肉は美味しいという噂を聞きます!」
 そう言いつつ、左手に【たけのこドリル】を徐に取りつけるアンネリーゼ。
 …我に返ったでいいんだよね?

 都南を(食的な意味で)ロックオンしたアンネリーゼがお腹をぐーぐー鳴らしている横で、ここまでで相当のお酒を飲んでいた高柳・源三郎(流浪の酔いどれおやじ、たぬき人形と共に・f15710)が背中の箱から【たろう】と【はな】の2体のたぬき人形を取りだした。
「あぁ〜飲んだ飲んだ。じゃあ...」
 人形を取りだした源三郎が瞳に一瞬の力を入れると、源三郎の姿が光に包まれ、その光が収まると、そこには先程までのひょうきんなオヤジさんではなく、キリリと締まった源三郎の姿があった。
「そろそろ本気を出すかのう」
 真の姿を露わにした2体の人形、鎧武者と天女をお共にしながら、源三郎はそう言った。

 2人の唐突の変化を間近で見ることになった都南は戸惑うことに。
 まぁ、お酒の匂いを強く漂わせてたオヤジさんがカッコよくなったり、若い女性が自分に対して食欲を隠そうともしない光景なんてのをすぐ側で見せられたら戸惑うだろうよ。
 ただ、アンネリーゼが爆発的な超加速で突っ込んできたので、戸惑ってる暇なんて無かったようだけれど。
「うわわ!『となのーずビーム!!』」
 迫るアンネリーゼに咄嗟に赤鼻からのビームで迎撃しようとしたようだけれど、戸惑いから一拍の遅れによって迎撃できず、次に来るであろう攻撃に身を守ろうとするのだが。
 ドリルに対して、はたして身を守る行為はいかほどであろうか?
「!?いぎぃいぃぃいいぃ!!!??」
 抉り削るドリルに身を守る行為はさほど意味はなかったようです。

「いつつぅ…酷い目あったよ…」
 ドリルで身を削られた都南は一旦、アンネリーゼから離れるが、まだ戦う意志はなくしては居ないようで源三郎へと狙いを付ける。
『超絶ウルトラ必殺ハッキングッ!!』
 源三郎の身動きを止めようとする都南ではあるが、それは無駄に終わると源三郎は無情に告げる。
「ハッキングとか言うのは良く分からんがわしの【はな】の聖なる力には無力じゃ」
 そう宣言し、天女姿の【はな】から放たれる加護の力が源三郎を包み込、都南のハッキングの力を防いでいた。

 都南は、ハッカーとして自分の自信のある技が防がれたことで少しの間呆けてしまったようである。
 源三郎はその一瞬の隙を見逃さず、一気に都南に詰め寄ると、天女姿の【はな】の加護を武者姿の【たろう】に集めて、必殺ともいえる一撃を都南に当てるのであった。

 2人の苛烈な攻撃を受けた都南は、その身に甚大な被害を受けたのだが、それでも
目的を達っそうとしる意志はなくしていないようであった。

 光に包まれているコラコもいまだその光が収まる様子はなく、まだまだ動けそうになさそうだ。
 先に的を倒せるのか、それとも光が先に収まるのか、まだどちらとも言えない状況のようである。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

百地・モユル
一見かわいいやつだけど
こいつが今までのやつらをけしかけてきたのか…?

まったく、変なのばっか送り込んで!
おかげでひどい目にあったよ!

よくわかんないけど、とにかくコラコさんはボクたちが守るよ!

業火の一撃に怪力、属性攻撃、なぎ払い、2回攻撃をのせて
トナカイ娘ごとまとめて焼き尽くしてやる!

敵の攻撃は戦闘知識で判断して
カウンター、咄嗟の一撃でお返しだ!

この世界の未来を、過去の連中に邪魔させてたまるか!



 満身創痍に近い都南はこのままではまともに動けそうにないと思ったからか、トナカイ娘を呼び出して、自身の守らせようとしていた。
「一見はかわいいやつだけど…」
 そう動いている都南の姿を見て、百地・モユル(ももも・f03218)は今まで送りこん出来た奴らはこいつが送ってきたのか?と、そんな疑問が浮かんできた。
「まったく、変なの送りこんで!おかげでひどい目にあったよ!」
 もし、そうならば変な者達で酷いことになったことへの意趣返しをしようと気合いを入れるモユル、先のイルカはそうであろうが、最初のアレはそうなのかは怪しいところであるのだけれど。

 テレビウム達の顔に突然、鍵が映し出されるという出来事、その内の一人であるコラコも謎の発光をしている状態で、モユルには今の状況はよくわからないといったところであるが、一つだけ自分が分かっていること『ただ守る』ことをするため、都南とその共に呼び出されたトナカイ娘と相対する。
『燃ゆる命の炎、見せてやるぜ!』
 気合いを入れた掛け声と共にモユルの持つ武器が炎に包まれる。

 モユルはトナカイ娘と都南に攻撃を仕掛け、トナカイ娘はその攻撃を受け止めようとしたが、モユルの小柄な体躯からは予想がつかない剛力によって守りごと体勢を崩し、モユルはトナカイ娘に出来た隙を返す刃で斬り裂いていった。
 武器を振り切り、確かな手応えを感じたモユルであったが、手痛い一撃のお返しとばかりにトナカイ娘は反撃をしようとした。
 そのトナカイ娘の攻撃に、モユルは幾度となく戦ってきた経験によるのか、その攻撃を弾き飛ばし、さらには無意識からか、攻撃を弾かれて完全な死に体となった無防備なトナカイ娘へとモユルの一撃が突き刺さる。
 その攻撃がトドメとなったのか、トナカイ娘はそのまま霧散していくのが、モユルには消えゆくトナカイ娘から、存在を都合よく書き換えられて駒にされたことから解放されたことへと感謝されたような気がした。

 守りのために呼び出したトナカイ娘も倒され、モユルは都南へと近づいていく。
「この世界の未来を、過去の連中に邪魔させてたまるか!」
 未来を守ろうと振るわれた力は、手負いの都南ははどうすることも出来ず、ただ、その攻撃を受けるだけであった。
 都南の芯を捉えた感覚を覚えたモユルは、その一撃によって消し飛んでいく都南の姿を見やり、守り切れたことを確認するようにコラコの方へと振り向くと、コラコから発されていた光も徐々に弱弱しくなっていく。
 謎の光が収まるのも後少しといったところのようである。

●終わった後に残る謎
 謎の光も収まり、ようやくコラコが自由になると同時に周りから不思議な声が響く。
「システム・フラワーズより緊急救援要請」
「全自動物資供給機構『システム・フラワーズ』に、侵入者あり」
「テレビウム・ロックの解除数が多ければ多いほど、開放されるメンテナンスルートは増加する。至急の救援を請う」
 響く声はまるで周りのビルの建物から聞こえてくるようであり、その声が響くとコラコの顔からは鍵の映像が消え、いつもの顔に戻っていた。
「もぅ、一体あれは何だったのよぅ…」
コラコはいきなり自分の身に降りかかった災難に不満をもらすのだが、助けてくれた猟兵達に向き直ると、助けてくれたことへの感謝を告げる。
「ありがとうね!もし捕まってたら、どうなってたか…もしかしたら、表に出れなくなってたかも?」
 自分の言葉にぶるりと身体を震わせるコラコ。
「でも、あの鍵って一体なんだったのかなー?」
 テレビウムの顔に突如映しだされる鍵の謎が解けるのは、あと少しの時が必要なのだろうか?

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年04月29日


挿絵イラスト