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墜ち行く先は迷宮学園

#アルダワ魔法学園 #迷宮学園

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#アルダワ魔法学園
#迷宮学園


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 アルダワ魔法学園に無数ある迷宮の一つ。
 内部までまるで学園のように造られたその迷宮の奥に一人の少女が鎮座している。
『迷宮学園』
 それがその秘密の迷宮の名前。
 迷宮の中でありながら学園であろうとするだけならば(オブビリオンが作ったという事を除けば)別に問題はないだろう。
 だが学園の生徒も猟兵も招きいれた者は享楽の限りを尽くさせ身も心も墜としてしまい決して帰さない。
 そのような物を学園が看過できるだろうか?
 すでに何人もの生徒がこれを攻略すべく意気揚々と挑み、そして誰も帰ってはこなかった。
 この迷宮に仕掛けられた罠はあまりにも、そうあまりにも簡単に挑戦者の心の隙を突きそして享楽の道へと招き入れる。
 しかも困った事にこれを攻略するためにはこの仕掛けられた罠にあえて挑み、そして打ち勝たないまでも資格ありと認められ奥へと招き入れられなければならない。
 正攻法以外で挑もうと潜入を試みた者もいたが結局の所、罠の影響下に捕まり逃げ出す事も出来ず未だに帰還しないというありさまなのだ。


「アルダワ魔法学園にまた新たな迷宮が発見されたのですよ~」
 エルフのグリモア猟兵である村雨・ベル(f03157)が集まった面々の前で露骨に目を逸らしながら説明を始めた。
 勘のいい猟兵の中には”これ絶対ヤバイ依頼だ”と理解してゴクリと唾を飲み込む者までいるようだ。
「敵の数だけでいえば美少女の形をした人形が一体だけです!」
 何か含みがあるように言葉を選んでいるのは明白だ、その答えは続けられた言葉の中に含まれていたからだった。
「その人形は自分だけの学園を作り出したいとただそれだけを命じられ、アルダワの生徒達を誘き寄せるためにいくつかの罠を仕掛けました……まあこれがやっかない物ばかりでして」
 壁の黒板にチョークで至極簡単な絵を描くとまず一番目の部分の説明に入る。
「最初に用意されているのは天井や壁や床にいたるまで魔法の鏡だけで作られた迷路なのです」
 ミラーハウスのような物らしいのだが、内部には媚薬に似た成分の香りが漂っているらしい。
「ここに入った者は【自分の中にある隠された欲望】が具現化し見せ付けられてしまう事なのですよ」
 さらにアルダワの制服を持つとそれをパンパンと叩きながら言葉を続けた。
「敵が想定しているのが青春まっさかりの学生達が相手ということで、鏡に映し出されてしまうのは自らの性癖や普段は口に出す事が出来ない隠された欲求といったものです」
 ベルは首を振りやれやれといった仕草を見せると話をさらに続け始める。
「鏡の間はある程度【その空間に馴染む事が出来れば】自然と道は開け迷宮の奥へと誘われるシステムらしいので命の危険が無いのだけが救いですね~」


「というわけで今回は敵ボスに会えるまでとにかく敵の思惑に乗り、近くまで招かれるまでひたすら耐える系のお仕事になります」
 そしてこの鏡の間の奥にもまだそんな系統の罠が待ち受けているだろうということも予想されるということだ。
「奥の詳細がわからないのが申し訳ないですが、ぜひぜひ無事に帰ってきてくださいね!」
 そう言ってぺこりとお辞儀をして皆を送り出すのであった。


轟天
 初めましての人も毎度お世話になっている方もこんにちは。
 今回は罠に次ぐ罠という感じに精神的に責めてくる罠迷宮依頼になります。
 罠は回避出来ませんのでご注意を。
 そして「耐えれても耐え切れなくても」どちらでも先に進めます。
 ただし力任せに暴れ破壊しながらなどの場合は強制的に退出させられる事になるので失敗と同義に思ってもらってかまいません。

 打ち勝つも負けるもあなたのプレイング次第。
 普段は心に押し留めている欲望や性癖などを一度見つめ直してみませんか?
 ……という建前のえっちい依頼です。
 衣服ダメージが適用されますので油断すると破れます。
 詳しくは私のMS紹介文の方にも目を通してもらえるとわかりやすいかなと思います。

 ソフトな表現で愉しんでもらえればと思いますのでよろしくお願いします。
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第1章 冒険 『真実の鏡』

POW   :    鏡を割れば姿も見えない!力ずくで姿を隠す。

SPD   :    素早く通り抜ければ姿を見られない!さっきと通り過ぎてしまう。

WIZ   :    これは自分の姿ではないと暗示をかけて通り過ぎる。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

戸辺・鈴海
ふしゃさんと一緒

フードファイターの私たちにとっては有利ですね。
食欲満点なら好きな物をお腹一杯に食べられますし。
麺類のフルコースで、複数の麺類を同時に網羅する至福の時を過ごします。
もっと沢山食べる為に、ユーベルコードで人間大まで大きくなりましょうか。

食事中に香りも多めに摂取した結果、ふしゃさんがとっても美味しそうに見えてきます。
箸が止まってしまって、我慢出来ずに絡み合ってしまうでしょう。
皮をむいてよく解してから、じっくりと味わう事にします。
美味しい場所を全て食すのに、何度も体勢を変えて全身を頂きますね。
最高潮に至る頃には互いにべたべたになりそうです。

えっと、色々な意味でご馳走様だったみたいで……


ウルフシャ・オーゲツ
●WIZ
鈴海どのと一緒に参加じゃな!
恥ずかしい姿を見せるわけにはいかん、しっかりと敵の計略にはまるとしよう!
 
……あれ、間違ってないはずじゃが何かおかしい?

「本当の欲望じゃと? ふ、このあふれ出る知性と清楚の前には無力じゃ!」
フードファイター的にはきっと食べ物が出てくるに違いない、いくらでも食べてやるとしよう!

さぁ鈴海どの……りんかちゃん……。

おいしそうじゃな。

そんなちっさな体であちこち飛び回って食べられてはいかん。
そうじゃ、うちが食べればよかったんじゃ。
「ふふ……りんかちゃん、おおきくなってきたのう……♪」
いつかの続きのようにぺろぺろしてそのまま……

はっ!?
ウチは清楚じゃから、清楚じゃから!



●誤算
 その日、迷宮学園の主であるオブビリオンは鏡の間の設置を終えるとお茶菓子を出して休憩しながらこれから罠にかかるであろう学生達に想いを馳せていた。
 そろそろ新入生が入ってきて運悪くここにもやってくる季節、純情可憐な新入生達が罠にかかり自分の心の奥底にある欲望に気付き羞恥心で溢れるがまま墜ちていく。
 そんなものを「愉悦」などと言いながら見れるはずだとこのこの時点では思っていたのだ……。
 自分が誘き寄せたしまった猟兵達が想定以上にガチな者達だという誤算に気付くのはもう少し後の事。
 こうしてオブビリオンの生んだ誤算から始まる饗宴が今幕を開けるのだった。
 


 猟兵ダメ人間コンテストを開催したらたぶんワンツーフィニッシュを決めれそうな二人(個人の感想です)が一番乗りで鏡迷宮に到着したのはつい先ほどの事。
 褐色肌が麗しいウルフシャ・オーゲツ(しょしんしゃ・f00046)の横を身長30cmに満たないフェアリーである戸辺・鈴海(味覚を求める来訪者・f00008)が飛び回り緊張感の欠片も感じさせずに入口を見上げている。
「鈴海どのと一緒ならばもうばっちりじゃ。 本当の欲望じゃと? ふ、このあふれ出る知性と清楚の前には無力じゃ!」」
「こんな迷宮、ふしゃさんがどうにかしてくれるでしょう?」
 微妙に噛み合ってないが別に問題はない……この鏡迷宮は己の戦いなのだから。
(ついでに言えばある程度墜ちれば奥へと通れるのだ)

 ここまで無警戒でいられるのにも理由はある、この鏡迷宮は人に害する仕掛けは全くなく近付けば基本誰でも受け入れられるのだ。
 だがそれは蟻地獄と同じ事、入った者は出ることを忘れるほどの享楽へと突き落とされるという仕組みらしい。
 とはいえこの二人なら大丈夫だろう、フードファイターの二人にとっての欲望とはやはり食欲のはずだ。
 びゃりと視界が歪み鏡に映し出される姿はやはり大好物の麺類を食べている鈴海の姿。
 それも普段食べれない世界中古今東西の麺類に囲まれているともなればこれが幻覚であろうと現実であろうと関係はない。
「これ……美味しいですってこれは幻の刀麺、えぇぇこれはもう職人がいないと言われた伝説の……美味しいぃぃぃ♪」
 UC『Enorme Buongustaio』の効果で幻覚の麺類を食べているはずの鈴海の姿がどんどんと妖精サイズから人間サイズへと大きくなっていく。
 その横でごちそうの山を食べ恍惚状態だったウルフシャもいくらでも食べてやるぞと勢い良く目の前に見えるごちそうを食べていたのだが、ふと気付けば横で同じく食べている鈴海が目に入るや何かが心の奥底から囁いてくる。
(「鈴海どの……りんかちゃん……おいしそうじゃな」)
 箸を抱いて食事をしているその姿を見つめていればそれはとてもとても美味しそう。
 ぼやけた意識でそれを見ていたウルフシャの頬が緩み涎がじゅるりと音をたてて零れだす。
(「そんなちっさな体であちこち飛び回って食べられてはいかん……そうじゃ、うちが食べればよかったんじゃ!」)
「ふふ……りんかちゃん、おおきくなってきたのう……♪」
 思わず大きくなる最中の鈴海の頬をべろりと一舐め。
 唾液まみれにされウルフシャのほうを見る鈴海の顔には怒りなど無くぼんやりと見つめ返す頬はほんのりと朱色に染まっている。
「ふしゃさん……美味しそう……っ」
 止まることなく動いていた箸が止まり逆に今度はウルフシャの頬を舐め返せば二人の歯止めはあっけなくこで壊れてしまった。
 気付けば互いの顔が接近し互いの唇を貪り合い始めてしまう。
「ふしゃさんの邪魔な皮は剥いてあげます……ね」
「んぐぐぐ……っ、その皮は剥いちゃダメじゃあ」
 一枚一枚互いの衣服を脱がしあい気付けば生まれたままの姿で舐め合う二人。
 二人の食欲の奥に眠っていた互いを食べたいと欲求はいつしか性欲へと変わり果て二人はより高みへと登り詰めていき、その姿は徐々に鏡の中へと吸い込まれていく。
「ご……ご馳走様ぁ♪」
「もっとお替りじゃあ♪」
 互いの蜜を飲み干した二人の食事会はまだ始まったばかりのようだ……。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

手折・伊夜
【冥土猟兵団】参加
⚫アドリブ&連携、苦戦(ネタオチもOKみたいな)大丈夫ょ。


今回は、鏡の迷宮?
何だか鏡だらけて…

製作者が超ナルシストに
思ちゃうみたいな♪

要は身軽になりちゃっちゃと
走ればいいんでしょ?

超楽勝じゃん。
スピード重視で服も
ギリギリの衣装にして走るだけで大丈夫。(既にフラグを建つ)

かけっこは得意だぞ。
それよりも~、性癖なんてないよ。常にさらしているから大丈夫(駄目な人確定)

それよりも……一緒に同行するマリアちゃんが可愛いのよ。

クールな感じで私やユーディちゃんより 凶悪 な胸囲……

たまらない……あれ?
何か変な感じが。


華上・ユーディ
【冥土猟兵団】参加

🔴Pow勝負

UCはpow判定で
お願い致します。

連携&アドリブ+オチ的苦戦
もろもろマスター様にお任せ
********
はい……アルダワ学園依頼。
三度目……ベル様の依頼は最早神の領域。

何故か事故以上のトラブル。
ヤドリガミ成らぬ
オチガミ様……今度神社を奉納しまふ(なむなむ)

余りふざけると妹のマリアに
シールドタックル食らうので辞めます(涙)

迷宮攻略はまごまごしていたら
ベル様の予言的な未来(ぇ)が来るので。

鏡を必要最小限の破壊し
一気に走破するのです。

UC【迅雷】でいつも以上の格闘技術を上げ【グラップル】で
破壊するのですょ。

でも……体が熱いな……
マリアの後ろ姿可愛い……
はっ!私は何を


マリア・ハルゼンヌ
【冥土猟兵団】で参加

本心としては言いたく有りませんが「野放しにすると危ない姉達がいる…」と思いで参加させて頂きます。

ユーディ姉様、手遅折様しっかりとしてくださいませ!

依頼の救助隊の要請……服や下着の修復…書類に裁縫誰がすると思うのですか(静かなる怒りのオーラ)

只でさえ胸の 超越している二人が(ため息)

⬛用いる能力はWiZ

鏡の試練はコンプレックスが
出てくると思います……

私は胸の事ですか。

最近、姉達より大きくなったのがショックでした。

でも、耐えます。真のメイドを目指すならこの程度の恥辱大差はありません。

UC【バトルシスターズ】を
発動させておき後で暴走する仲間を抑え込むように警戒します。



●誤算
 その日、迷宮学園の主であるオブビリオンは鏡の間の設置を終えるとお茶菓子を出して休憩しながらこれから罠にかかるであろう学生達に想いを馳せていた。
 そろそろ新入生が入ってきて運悪くここにもやってくる季節、純情可憐な新入生達が罠にかかり自分の心の奥底にある欲望に気付き羞恥心で溢れるがまま墜ちていく。
 そんなものを「愉悦」などと言いながら見れるはずだとこのこの時点では思っていたのだ……。

 自分が誘き寄せたしまった猟兵達が想定以上にガチな者達だという誤算に気付くのはもう少し後の事。
 こうしてオブビリオンの生んだ誤算から始まる饗宴が今幕を開けるのだった。
 
●冥土猟兵団参上!
 パリン!
 突如鏡迷宮の入口にある小さな鏡が一枚砕けて割れた。
 今ここに近付く三人の巨大なバストサイズを計測しようとしたら性能の限界を超え計測不能に陥ってしまったらしい。
(「壊れてやがるわ!」)
 そう怒りを抑えきれないオブビリオンのが手鏡を握り潰し悔しがったとかしなかったとか……。

「なんだか鏡ばかりで超ナルシストになった気分じゃん♪」
 今日もお気楽そうに頭の後ろで手を組みながら途中罠とか調べる事もなくピクニック気分の手折・伊夜(人狼のUDCメカニック・f11282)が連れの二人を見てくるりとその場で一回転する。
 一応シーフですからね?仕事してね?今回は罠ないけど本当に心配ですよ?
 そんな盗賊の神様が心配しそうな伊夜であるが、今日はいつもはクールで冷静な華上・ユーディ(冥土・f02310)がさらに先走るぐらいテンションが高そうなので伊夜のほうが比較的大人しく見えたりするのが今回驚く点だ。
「アルダワ魔法学園には此度で3回目、何故か事故以上のトラブルやらあんなことやこんなこと今回もそれが続けばこれはもう神のお導き……」
 拍手をパンパンと打ちちょうどある鏡に向けて拝み始める姿はどう見ても神社で願掛けしている光景そのもので。
「ヤドリガミ成らぬオチガミ様……今度神社を奉納しまふ」
「ユーディちゃんお参り欠かさないのはえらいじゃ~ん♪」
 伊夜が茶化しながら一緒にパンパンと形だけ拍手を打ちコンマ数秒お祈りを共にする。

「ユーディ姉様、手遅折様しっかりとしてくださいませ!」
 鏡迷宮の入口で急に立ち止まりお参りを始めた二人の後ろから凜とした声が響く。
 ボリュームたっぷりの胸を隠しきれていない看護服を身に纏ったマリア・ハルゼンヌ(エルフの看護士・f06545)が二人の姉達にさっそく説教モード全開だ。
 他の二人と違い今回ここに出向いたのは【野放しにすると危ない姉達がいる…】からなのだ。
 伊夜が一人で暴走しユーディがそれをフォローしている……と見えているだろうが実はその二人を影で支え続けているのがマリアなのだ。
(「依頼の救助隊の要請……服や下着の修復…書類に裁縫誰がすると思うのですか!」)
 つい最近も2回ほど迷宮に潜っては行方不明になり帰ってこない二人(もう一人いたが)のために奔走させられたばかりなのでお冠なのもしょうがないかもしれない。
 
「まっ、こんなの楽勝じゃん?」
「油断大敵よ……まごまごしてたら痛い目にあうって予知聞いた気がするから」
「そうなのです姉様?」
 どうやらここに来る前にたぶん酷い目にあってしまうぞ的なニュアンスの話をしたエルフがいるらしい。
 誰とは言いませんがキノセイデス。

「じゃあ手早く終らせてやるじゃん。要は身軽になって走ってればいいんでしょ?」
 そう言うなり伊夜がさっそく服をギリギリまで脱ぎ捨て鏡迷宮へと突入する。
「罠にかかっても食い破れば問題ないはずよね!」
 ユーベルコード『迅雷』にて高まった力を纏いユーディもまた鏡迷宮へ一直線!
「あぁ……もうっ二人共! 人の話は最後までっ!」
 マリアもまた考えなしに突撃していってしまう二人の姉達を追って迷宮へと足を踏み入れるのだった。
 マリアが鏡迷宮に入ってすぐ目の前にぼんやりと浮かび上がったのは、やはりというかその規格外のバストについて。
 二人の姉達も計測不能なほどに大きいのだが、ここだけの話いつの間にやら二人よりも豊満に育ってしまたようなのだ。
 看護の仕事をするうえで痛いほどに注視されてしまい気が気でない日々が続いているのだがそれはまだ耐えられる。
 だが姉達の後ろでひっそりとしていたい自分がまさかサイズ的に一番大きくなってしまうなど何というか恥ずかしい。
「まったく……もう何でこんなに……」
 見下ろせば地面がもはや見えないその自己主張の激しいサイズの乳房につい溜息が出てしまう時もあるがそんな事は言っていられない。
(「でも、耐えます。真のメイドを目指すならこの程度の恥辱大差はありません」)

 その時だ、するりと脇の下から手が伸びて乳房を鷲掴みにする手が。
「マリアちゃんのって私やユーディちゃんよりぃ凶悪ぅ♪」
 走り回っていたはずの伊夜がいつの間にやらマリアの背後へ回りこみ乳房を容赦なく揉み始めてしまう。
 ボリュームたっぷりの弾力を手で愉しむ伊夜のほうを振り返ったマリアは疑問に思っていた。
(「こ……こんな事にならにように事前に配置していた黒曜メイド部隊はいったい……っ」)
 マリアのユーベルコード『バトルシスターズ』で作り出されたメイド部隊には事前に周りが暴走したら止めるようにと命令を下してはいたのだが……。
 そのメイド部隊は鏡を破壊しようとして他よりも強烈な幻覚を見て欲情レベルにまで一気に高められた恋慕に似た感情を爆発させられたユーディに悉く制圧されてしまっていた。
「でも……体が熱いな……マリアの後ろ姿可愛い……この子達邪魔……えい」
 高まったグラップル能力が全てのメイド達を駆逐してしまう。
 そのまま伊夜に後ろから押さえられて逃げ出す事も出来ないマリアの元へと辿り着いたユーディが抱きつき唇が押し付けられ……るはずが規格外の乳房同士を押し付けあう形になってしまいそうはならない。
「ふた……りとも、何……を……っ」
 背中には伊夜の乳房の感触が伝わってきており逃げられないマリアの服の中へと二人の手が侵入しそして優しい愛撫がはじまってしまう。
「常に晒してて隠してる性癖なんか無いつもりだったけど、マリアちゃんがいれば話は別じゃん♪」
「はぁはぁ……マリアちゃんにシールドタックルされる前にぃ……もっとぉ♪」
 鏡迷宮を口実にすでに我慢をやめている二人を見ているとマリモもまた何故自分だけ我慢などしているのだろうなどという気になってきてしまう。
「姉様……そこもっと虐めてくださませ……っ」
 服の上から先端を摘まれ下着を濡らす頃には、さすがのマリアも抵抗しようなどという気力も尽きてしまっていた。

 絡み合う3人の姿は次第に鏡に吸い込まれていきそして何処かへと消え去っていく。
 ……鏡迷宮にまた静寂が訪れるのだった。

苦戦 🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ジール・シルバードーン
WIZ

魔法戦士シルバリードーン!制服で見参!
欲望を映し出す?なんだか小賢しいけど所詮は幻覚よっ
何が映ろうとも気を確かに持てば問題ないわ

「…嘘よ、こんなのがあたし……?」
鏡に映っていたのは紛れもないあたし…に似た誰か
他人だと思いたい、なぜなら
触手に絡まれ弄ばれる姿
知らないおじさんに身体を差し出している姿
コボルトやらウォークやらに敗北し屈服している姿
どの方向を見ても鏡にはいやらしく敗北するあたしの姿があるのだから
そしてなによりその表情は皆悦に浸っていて…
…そうよ、この香りが変な妄想を掻き立てるんだわっ
でなきゃあたしが…これを望んでいるみたいじゃない
下着が濡れてるのだって、きっと媚薬のせいなのよ…




 その日、迷宮学園の主であるオブビリオンは鏡の間の設置を終えるとお茶菓子を出して休憩しながらこれから罠にかかるであろう学生達に想いを馳せていた。
 そろそろ新入生が入ってきて運悪くここにもやってくる季節、純情可憐な新入生達が罠にかかり自分の心の奥底にある欲望に気付き羞恥心で溢れるがまま墜ちていく。
 そんなものを「愉悦」などと言いながら見れるはずだと……。
 こうしてオブビリオンの生んだ迷宮で饗宴はなおも続くのだ。
 
●魔法戦士堕つ
「魔法戦士シルバリードーン!世に蔓延る悪の魔物を倒すためここに見参!」
 誰もいない鏡迷宮に入るなりジール・シルバードーン(魔法戦士シルバリードーン・f15869)がかっこよく決めセリフを叫ぶ。
 見る人はいないけれどもしょうがない、これが今風なのだとお師匠様が言うのであれば不肖の弟子としては従うだけだ。
 なんとなく師匠の趣味が入ってる気もしないでもない。

 まあ今はそんな事を考えていてもしょうがない、欲望を映し出すという小賢しい罠を魔法戦士として打ち砕くことにだけ集中していればいいのだ。
 所詮は幻覚、何が映ろうとも気を確かにもてば問題などないのだ!

「…嘘よ、こんなのがあたし……?」
 鏡に映し出される光景はジールの想像を遥かに超えていた。
 それは紛れも無くあたし自身……よく似た誰かと思いたい、だがどの声その顔その身体どれをとっても紛れも無く……。
 グチュリと粘り気のある触手に絡み取られ衣装の中へと浸入されれ集中的に虐められているのは育ち盛りの胸や、ちょっぴり大きいと自覚のある臀部。
 触手に絞られ強調されるボディライン、そして口に含んだ触手を愛おしそうに舐める自分自身の惚けた表情。
 さらには下着を押しのけて太い触手が乙女の大事な部分へと……。
 思わず目を逸らし違う鏡を見てみればそちらの自分は制服を自分で脱ぎ、見知らぬおじさん相手にその身体を差し出す自分自身の姿。
 お札を握らされて喜んでそれを受け入れている姿など正視できるものではない。
 反対側の鏡に映っているのはそれより最悪だ。
 無数のコボルトやウォークに敗北し着衣を破られ全身が真っ白に染め上げられるほどに前も後ろも上も下も、もはや触れられていない部分など無いような状態だ。
 そして一番認めたくないのはそこに映る自分の表情がどれもこれも悦に浸っていて…。
(「…そうよ、この香りが変な妄想を掻き立てるんだわっ! でなきゃあたしが…これを望んでいるみたいじゃない」)
 首を振り雑念を振り払おうとするも全ての鏡から目を離せなくなっていくジール。
 そのスカートの中の下着に染みが広がり、そして太ももに一筋の滴が垂れ始めるに至り等々その場にしゃがみこみ我慢できずに自慰を始めてしまう。
 衣装の中へと手を滑り込ませぎこちなく弄っているうちにどうすれば気持ちよくなれるのかを無意識に探し始めていた。
 桜色の先端も露出させ摘むだけでも電気が走ったように快感が全身を包み込む。
「はぁ……こ、こんなの全部……媚薬のせいなのよ……いやあああ!!」
 まるで自分自身に言い聞かせるように言葉を発した次の瞬間、激しく達し頭の中を駆け巡ったスパークにジールは意識をあっさりと手放した。

 水溜りを作り倒れたジールの姿が鏡の中へと吸い込まれていたのはその長後の事だった。
 後には静かな鏡迷宮だけが残された。

成功 🔵​🔵​🔴​

リリィ・ドラグヴァンディル
▶︎リシア様(f16043)と共に行動

▶︎任務目標
目標は迷宮の踏破、歴戦の兵器たる私のみならず頼れるリシア様までいるならばもはや盤石と言えましょう。

▶︎欲望
欲望を曝け出して耐え切ればよろしいのですね?
欲望、私は…
「リシア様に虐められて辱められたい」
はっ、私は何を…
「リシア様!?な、お戯れはおやめくださ……あ、あぁっ…んんっ!」
ワンピースは捲られ、ぐしょ濡れになったショーツを露わにされた上に脱がされて、その姿を鏡に映されながら私の秘部にリシア様の指が…
「リシア様、リシア様ぁ!もっとリリィを虐めてくださいませっ、あんっ、んんっ、リシア様ぁぁ♡」

▶︎アドリブ歓迎、NG無し
紅いゴシックなワンピース着用


リシア・ルナソリア
●リリィ・ドラグヴァンディル(紅百合・f15918)(呼称:リリィ)と共に行動

●欲望に乗って、誘われるまま進む、と…。
大した事無さそうですわね。

わたくしが望むのはお金のみ。
でも、媚薬により変な気分に…。
はあ…刺激も。そう、刺激も欲しいですの。
共にいるリリィを欲望のままに苛めて辱しめたいですわ。
他の方が居ても構わず衣服を剥ぎ取り、鏡の前で「ほら、ご自分の恥ずかしい姿、鏡越しにごらんなさい?」等といったり、「もっと声を響かせなさい。」と命令したり、精神的にも身体的に責めて責めて追い詰めますわ♥️
…そうしている内に、共に乱れる事になっても構いませんの。

アドリブ、ハプニング何でもござれですの。



●誤算
 その日、迷宮学園の主であるオブビリオンは鏡の間の設置を終えるとお茶菓子を出して休憩しながらこれから罠にかかるであろう学生達に想いを馳せていた。
 そろそろ新入生が入ってきて運悪くここにもやってくる季節、純情可憐な新入生達が罠にかかり自分の心の奥底にある欲望に気付き羞恥心で溢れるがまま墜ちていく。
 そんなものを「愉悦」などと言いながら見れるはずだとこのこの時点では思っていたのだ……。

 自分が誘き寄せたしまった猟兵達が想定以上にガチな者達だという誤算に気付くのはもう少し後の事。
 こうしてオブビリオンの生んだ誤算から始まる饗宴はなおも続くのだ。
 

「欲望に乗って、誘われるまま進む、と…大した事無さそうですわね」
 鏡迷宮に歩を進めたリシア・ルナソリア(堕ちた王女・f16043)が不敵に笑う。
 元王女であり自分の意思でその地位を捨て最下層の生活を生き抜いてきた彼女にとってはその程度の事、普段どおりの生活と変わりが無いのだ。
 詐欺、窃盗、暗殺、売春等に手を染めるのと何が違うの? としか思えない。
「さすがリシア様です!」
 迷宮を潜るには似つかわしくないがとても可憐で品のある紅いゴシック調ワンピースに身を包んだリリィ・ドラグヴァンディル(紅百合・f15918)が憧れの女性であるリシアのその余裕すら伺わせる態度に惜しみない賛辞を送る。
(「目標は迷宮の踏破、歴戦の兵器たる私のみならず頼れるリシア様までいるならばもはや盤石と言えましょう!」)

 ならば……と、この迷宮をクリアするために余計な搦め手は必要ない。
 『欲望』を曝け出しそしてそれに打ち勝ち耐え切ればいい、ただそれだけの試練なのだ今回。
 リシアにとっての望みといえばお金のみ。
 お金事態に罪は無い、無ければ嫌な奴にでも頭を下げねばならないし人生を決めるにも制約が出来てしまい好き勝手は生きられない。
 ならばこそお金さえあればいい……そう自分では思っていた。
 だがこの先ほどから鏡に映し出されている光景は何だというのだ。
(刺激が……刺激が欲しい。お金などでは味わえない肉の悦びを……)
 鏡の中の自分がそう語りかけてくる、何故だろう?もしや先ほどからこの鏡迷宮に漂うこの香りのせいなのだろうか。
 潤んだ視線を横にいるリリィに送ってみればリリィもまた潤んだ子犬のような視線をこちらに送り返してくるのだ。
 視線がねっとりと絡み合った瞬間、リリィの口から吐息と共に甘い言葉が漏れ始めた。
「リシア様に虐められて辱められたい……」
 その言葉が引き金となった。
 心の箍が外れてしまったリシアの唇がリリィに重なり容赦なく舌を口内に浸入させれば響く怪しく艶かしい絡み合う水音。
 手は自然と乳房を揉みしだきワンピースの中へと手を滑り込ませる。
「リシア様!?な、お戯れはおやめくださ……あ、あぁっ…んんっ!」
 リリイが抗議とも取れる言葉を発するもそれは形だけの事、リリィの目には鏡に映る乱れる己の痴態の数々。
 あんな事もこんな事も全てされてみたい……そう思ってしまったとしても今回はしょうがない。
 そう……これがこの迷宮の罠、リリィもリシアも双方が気にすることではないのだ。
 手馴れたリシアの手が生地の上から擦り弄りじっくりとリリイの幼い身体を焦らしていく。
 鏡の方を向けられワンピースの裾を持ち上げられ、自分で口に咥えさせられるとリリィの可愛い下着が丸見えになり鏡ごしにそれを自分でまざまざと見せ付けられてしまう。
「ほら、ご自分の恥ずかしい姿、鏡越しにごらんなさい?」
 生地の上から指で広げられるように指で触れられた下着にはくっきりと染みが浮かび上がっていきそれは次第に面積を増していってしまう。
「い……いやぁ見ないでくださいませぇっ」
 いやいやをするように首を振って赤面するリリイ、さらに下着が横に少しずらされてしまい丸見えにされてしまう。
 外気に触れまだ閉じたままの一本線にリシアの指がゆっくりと沈み飲み込まれていく。
「ほらっ、どうして欲しいのか正直に言いなさい……でないとやめてしまうわよ?」
 嗜虐心が背筋に走りうっとりと自分の半分の年齢の少女の耳元にそっと囁くリシア。
 もちろん途中でやめる気など毛頭無いのだがこれもまた刺激のエッセンスなのだ。
「リシア様、リシア様ぁ!もっとリリィを虐めてくださいませっ、あんっ、んんっ、リシア様ぁぁ♡」
 たまらずおねだりを始めるリリィに愛しさを感じたリシアは太ももを擦り合わせ自分もまた発情してしまっている事を自覚してしまう。
「ほらっ もっと声を響かせなさいな」 
「リシア様!もっと、もっと虐めてぇぇぇ♡」

 限界を迎えたリリィの滴が鏡に飛び散り、映し出された二人の姿が曇って見えなくなる。
 息を荒げ腰が抜けへたりこんだリリィを床に寝かせると我慢できなくなったリシアが衣服を脱ぎ去り互いに身体を重ね合わせた。

 欲望のままに身体を貪り合い続ける二人の姿は次第に鏡に吸い込まれていき何処かへと運ばれていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

丹羽・真菜
またです
意識を乗っ取られている間に…
ここは…ミラーハウス…?

後ろから忍び寄るおじさんが鏡に映ります
私はとっさに避けました
誰もいない…?
なのに、鏡の中にはがっしりと腕を掴まれた私の姿
鏡の中の私は振り払って逃げます
でも、おじさんは1人じゃなくって…次第に囲まれ、捕まりました

破れる服、泣き叫ぶ私
ねちっこく触られ、べろべろ舐められて次第にえっちな声が混じってきて…
前から後ろからおじさんたちに抱すくめられ、狂ったように声を上げます
水音やぱんぱん叩くような音が響いて…
鏡には涙を流しつつ口元をにやけさせる私が映ってました

こんなの私じゃない…腰砕けになった私はおじさんを召喚し、支えてもらいながら通り抜けました




 静かな鏡迷宮に激しい息遣いだけが響き渡る。
 それは一人の少女の喘ぎ声、他人からは何も見えない空間の中で彼女は今何人もの『おじさん達』に襲われているのだ。
(「またです。意識を乗っ取られている間に…ここは…ミラーハウス…?」)
 ぼんやりとする意識の中で丹羽・真菜(おじさんオンリー霊媒体質・f16135)はどうしてこうなっているのかを思い出そうとしていた。

(「あれはたしか……」)
 鏡迷宮に入ってすぐに感じた違和感、迷宮中に漂う香りを嗅いでいるうちに自然と熱くなる肉体。
 この疼きは自然なものとはとても思えない。
 正面の鏡を見てみると誰もいなかったはずの背後から迫る見知らぬおじさん。
 いくらおじさんに縁があるとはいえこんな場所までなど最悪だ。
「ひいっ!!」
 思わず尻餅をつき振り返るがそこには誰もいない。
 …今のは一体?
 そう思って再び前を向いた真菜は信じれない光景を目にすることになる。
 正面の鏡に映し出されているのは自分自身、しかもその腕は見知らぬおじさんに捕まり”離してください!”と必死に抵抗しているのだ。
 頭の中が混乱してしまう、私は今誰にも捕まっていないのに何故目の前の私はおじさんに捕まってしまっているの?
 ”早く逃げて!”
 そんな願いが通じたのか腕を振り払い逃げ出す鏡の中の真菜。
 だがそれも一瞬の事、さらに大勢のおじさんに囲まれ逃げ場を無くしてしまい再び腕を掴まれると必死で泣き叫び助けてっと誰かに対して救いの声をあげた。
 だがここが鏡迷宮そのうえ見えているのは真菜の心に潜む秘めた願望、救いなどくるわけがない。
 当たり前の事だ「それこそを真菜が望んでいるのだから」
 
 次々と伸びる手で制服が掴まれビリビリと音を立て破られ、中から色白の肢体が外気に触れることとなる。
 唯一の守りであった下着までもずらされてしまい桜色の突起までが丸見えにされてしまった。
 脂ぎったおじさんの手がその可愛い乳房をいやらしく撫で回しねっとりとねっとりと年季の入った手技で身体の芯に火がつけられていく。
 さらに首筋をべろりと舐め上げられれば寒気が背筋を駆け上がり、零れる吐息にはすでに嫌がるだけの物では無くなってしまっていた。
 別のおじさんが真菜の顔を上に向けさせ可愛い唇に吸い付いた。
 無理やり口内にまで侵入した舌と共に唾液が流し込まれれ悔しさのあまり涙がこぼれ頬を伝っていく。
 後ろから伸びた手が乳房を鞠のようにこね回し、下半身に潜り込んだ別のおじさんが匂いをしつこく嗅いでくる。
 羞恥心が上に下にと目まぐるしく真菜を襲いもうダメやめてと思った矢先、ズボンを脱いだおじさんが凶悪なそれを真菜の後ろ側から近付いて……容赦なく突き立てた。
 そこからはもはや乱交といえる淫靡さで気付けば真っ白にそまった真菜が涙を流しながらも口元はもっともっとと妖しい笑みを浮かべてしかっていた。

「い……いや、こんなの……私じゃ……ない……っ」
 腰砕けに座り込んだ真菜が無意識に下着へと滑り込ませた指で自分を慰めつつもイヤイヤと首を横に振りる。
 これが自分の本心なのだと信じたくない、そんな自己防衛本能に似た何かが真菜を守護するサラリーマンとニートのおじさんを呼び出していた。
 二人に支えてもらいながら運び出された真菜だったが、この後ちゃんと”いつものお礼”をしなければならないのだ。
(「しなければ?……したいのはいったい誰?……それとも私?」)

 鏡の幻覚の中の私が何度もイキ狂っている姿がどんどん重なっていき、真菜はぐったりと意識を失ってしまう。
 そして”おじさん達”に抱きかかえられた真菜の姿は鏡の中へと溶けるように吸い込まれ、後には脱げてしまった下着だけがぽつりと残されてしまっていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

原宮・早月
隠された欲望…そ、そんなの無いから大丈夫!…のはず!
これくらいの罠、耐え切っちゃうんだから…!

…ってつもりで迷宮に入るけど。
鏡に映ったのは、何人もの人に嬲りものにされて悦んでる全裸のボク。
こ、こんなの違う…!?ボクこんなの望んでなんか…!

って動揺してたところで、鏡の中に秘めた欲を発動しちゃって。
迷宮の鏡から出てくる形で、ボクの鏡面存在…サツキが出て来ちゃう。

『早月は、ああやって恥ずかしい処を見られて悦ぶ性癖なんだよ』
とかなんとか囁かれながら、身体を弄り嬲られる。
服も脱がされ、胸やお股も揉まれ弄られ、胸からは母乳も噴いて…
媚薬効果でそういう行為への抵抗もできなくなってて…そのまま暫く嬲られる。




「隠された欲望…そ、そんなの無いから大丈夫!」
 鏡迷宮の入口でまるで自分に言い聞かせるようにゆっくりと声を出した原宮・早月(ルードリーム・レイヤード・f14983)だったのだが、すぐに”……のはず!”などと付け加えてしまうあたり弱気なのがバレバレだ。
「こここここ……こっ、これくらいの罠、耐え切っちゃうんだから…!」
 とても目立つ豊満すぎるバストを手で隠そうと無駄な努力をしているがどう見てもダメそうである。

 数分後。
 鏡迷宮の本当に……そう、本当に入口を入ってすぐ早月が硬直し鏡に映し出された自分の姿から目を離せなくなってしまっていた。
 覚悟はしていたつもりだったがまさかここまでとはと自分でも思う。
『ボクにいっぱいシテくれてありがと、いっぱいサービスしちゃうんだよう♪』 鏡の中で何人もの男達相手に狂態を晒す早月が前からも後ろからも男達に突かれ悶え悦んでいた。
 さらには口でも咥え両手にも握りと身体の至る所でサービスを続ける姿には羞恥心の欠片も無くただただ快楽を貪る雌のような有様だ。
『そんなにあせらなくても、最後までシテあげるからぁ♪』

「こ……こんなの違う!」
 自分の姿で繰り広げられる痴態に早月の心はすでにパンク寸前、目を逸らす事も出来ずにいるうちに鏡面に変化が現れた。
 ぼやりと浮かぶその姿は早月でありながらその表情仕草どれもがまるで別人のよう。
『鏡迷宮』という場所は早月にとってはうってつけの場所だったのかもしれない。
 彼女の被虐的な性格の中に深く深く潜む嗜虐性が具現化した存在、本来ならば早月のユーベルコードとして現れるはずの鏡面的存在『サツキ』がくすくすと硬直したままの早月の前で胸を抱き見せ付けるような仕草でふふりと笑う。
『早月はいつまでたってもそんなカマトトぶっちゃうんだね?』
「ち……違うよボクはそんな事は」
 サツキの言葉に潜むトゲにチクリと胸の奥を突かれつつも何とか言葉を紡ぐ早月の表情はどこか要点を得ない。
 ”そんなことはない、本当に?”
 ゆっくり近付いてくるサツキはどこか楽しそうに首をかしげてクスクス笑う。
 まるで囁くように耳元に顔を近づけると『ふぅっ♪』と耳の中へ吹きかければ早月が怯えた兎のようにビクビクと震え耳まで真っ赤にしてサツキへと視線を送った。
『早月は、ああやって恥ずかしい処を見られて悦ぶ性癖なんだよ』
「そ……そんなこと……」
 背後から胸を押し付け抱きつくサツキにもう早月は抵抗することなど出来はしない。
 なぜならサツキもまた自分自身なのだ、どこまでいっても逃げ切れるはずもない。 
 穂直学園女子制服のボタンをいくつか外されてしまうと、抑え付けられていた乳房があっという間に表へと飛び出してくる。
『ほらほら、おっぱいもお外へ出たいって』
「やあっ……やめてぇ……」
 可愛いブラジャーにかろうじて隠さた両方の乳房へサツキの手で滑り込み痛いくらいに揉み始めてしまえばもはや零れるのは熱い吐息のみ。
 口でいくら嫌がろうと身体はすでに従順にその新たな刺激を受け入れてしまっているのだ。
 パチン。
 ブラのホックは軽い音を立てて簡単に外されてしまう。
 すでに硬く自己主張していた桜色が鏡に映し出され、嫌でも目に入るようになってしまう。
 さらには鏡の中では自分自身の乱交が今も前後左右の全ての鏡で繰り広げられどうにも現実感が追いついてこない。
 摘まれ引っ張られたりと念入りに刺激を与えられもはや思考にもモヤがかかり始めていた。
 無意識に太ももを擦り合わせているのを察したかサツキの手が股に伸び容赦なく指を沈められてしまうと早月に出来る事はサツキに体重を預け快楽を貪る事だけに成り果てる。
「やぁ……ダメ、ボク……もっもう我慢できな……おっぱい……ぁぁぁっ!!!」
 激しく昂ぶる行為が限界を迎え思考はスパークによって焼き切れてしまったかのように弾けて消えた。
 荒い息で揺れる乳房が白い体液でベトベトに濡れてしまっている。
『もっとボクに早月のえっちなところ魅せてほしいんだよ♪』
 まるで乳牛のように搾り始めれば飛び散る白い飛沫が鏡にべったりとついてしまう。
「あぁ……ボクの身体おかしくなっちゃ……ぅ……っ」

 サツキにねっとりと弄られ続ける早月の姿が鏡に吸い込まれていき、その場に残ったのは床を濡らすミルクの跡だけだった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

ハニエル・マールテュルム
欲望を映す鏡…恐ろしい罠ですが、聖騎士として避けては通れぬ試験と言えます。
心を強く持って突入しましょう!

しかし僕の欲望とは…
そう考え出すと、ここ最近、依頼で初対面だった女性や尊敬する友人と、色々な事情で求め合った記憶が思い出されて。

気付けば媚薬をたっぷり吸いこんで、鏡にはたくさんの人たちと乱れ狂う自分の姿が…!

これが僕の欲望…!?
驚きますが、しかし気持ちよさそうに声を喘がせ、欲望をぶつけ合う光景の虜にされ……

…それからたくさん歩いて、もう現実の自分と鏡の自分の区別が付かなくなっていき。

この状態で女性と出逢ってしまったら、きっとあの鏡の僕のような行為に及んでしまうかも知れません…

※アドリブ歓迎


月宮・ユイ
はぁ、またこんな…わかっていて参加してしまう私も私ですが…
(本人は解決し人々護る為だと思っている。裏に秘かに欲が…)

【スライムポッド】【機能強化『学習、感覚、奉仕』】
自身追わせつつ香り”見切り、情報収集”
”医術、毒使い、知識”基に回復手段構築
”コミュ力、救助活動”救助者居ればスライムに呑ませ分裂増殖。来た道を”追跡”させ帰す
罠は”催眠術”で幻影だと自己暗示、耐える
加え呑まれずとも多少効果あるスライムで治療
『違う…私は悦んだりしない……これも、治療、だからっ…』

性癖:両刀。強くありたい強がり故認めないが、被虐被支配欲強、強引に使われたい。奉仕好き。
※絡みやアドリブ歓迎。芯が折れぬ限り存分にどうぞ




 鏡迷宮に淫靡な水音が響いていた。
「ぷはぁ……っ」
 熱く震える剛直から口を離し、月宮・ユイ(死ヲ喰ラウ連星・f02933)が唾液塗れのそれにもう一度キスをする。
 熱い飛沫を放出し終えたばかりで汚れてしまっていたがそれらは全て丹念に舌で綺麗にしていたのだ。
 そしてその持ち主の少年に”ちゃんと出来ましたよ”とばかりに視線だけを送った。
「ちゃんと綺麗に出来てえらいですよユイさん」
 自らの男性のシンボルに奉仕をしていたユイに声をかけるのは、まるで少女のように見える少年ハニエル・マールテュルム(聖騎士候補・f15866)である。
 聖騎士としての誇りも矜持もすでに墜ちてしまい今はたんなる性を貪る一匹の獣のような状態になっていた。
 何をしにこの迷宮へと潜ったのかなどすでに脳裏に残っているか怪しいものだ。

 どうしてこうなったのか、時間は少し遡る。 
 ユイーとハニエルの二人は鏡迷宮に迷い込んだ学生達を救出しようと犠牲者を発見しては、一人は聖騎士の誇りに懸け一人はありとあらゆる知識を総動員して犠牲になっている学生を確保しては回復薬を作り出し治療していた。
 治療が出来た学生からスライムに呑み込ませ迷宮の外へと次々と送り出し続ける。
 二人はたまたま迷宮内で出会い目的が同じならと救助活動を手分けして行なうようになっていたのだ。
(「はぁ、またこんな…わかっていて参加してしまう私も私ですが…」)
 ユイはもう何人目かはわからない鏡の影響で発情している生徒を治療しながら心の中で溜息をつく。
 ユイ本人はこれは事件を解決し人々を護るためにはしょうがないことだ……と自分を納得させここにいるつもりなのだが、その心の奥底に潜んでいる感情ははたしてそうなのか?
 ここは『鏡迷宮』人の心に隠された本音を具現化してしまうそんな場所。
 治療中のユイの周囲の鏡には救助している学生達に破廉恥極まりない事をしている自分の姿が先ほどから映り続けている。
 さらには何人もの猟兵に囲まれいきなり脱がされて……、そんな事が続けば高揚に息も荒くなってくる。
 発情してしまい下着もすっかり濡れているだろうがまだ我慢できる範囲だ。
 自らに施した催眠術、そして自己暗示でかろうじてそれらに抗う所にスライムで運び出す作業を手伝っていたハニエルが帰ってきた。


 ハニエルは聖騎士としての責務と考え今回の依頼へと参加していた。
 鏡による欲望の露出、恐ろしい罠であるそれを聖騎士としての試練と考え逃げずに挑戦しようとしていたのだ。
 心を強く持ちそして耐え切れた暁には聖騎士としてさらに一歩踏み出せる、そう考えるのも無理は無い。
 そのような試練はこれからいくらでも出会うはずそれらから全て逃げ切るなどあってはならないのだ。
(「しかし僕の欲望とは……?」)
 ハニエルが脳裏に思い浮かべるのはつい最近起こった数々の出来事。
 色々な事情があったとはいえ初対面の女性や尊敬する友人に対して及んでしまった数々の情事。
 鼻をつく香りに肌の感触、そして包み込む肉の温かさ。
 それらを知ってからというもの女子に見えるその外見からは想像もつかない熱さが股間に集まっていくのを覚えてしまって久しい。
(「いけないいけない、今は学生達を無事に送り届ける手助けをしなければ……」)
 偶然出会ったユイという少女と共に何人もの学生達の搬送はほぼ終わりが見えてきていた。
 後はユイと共にこの鏡迷宮の試練を乗り越えればそれで終了……のはずだった。
 だが鏡迷宮でユイの姿を見つけたハニエルはそのすぐ傍にある鏡に映る映像を見てしまい動悸が早くなっていく。
 そこに映っていたのはこれまで出会った女性達、そして先ほどまで救出していた学生達と乱れ狂い淫行に及んでいる己の姿。
 なんてなんて羨ましい……。
 最初は驚いていたハニエルも次第に欲望をぶつけあう光景の虜となっていき現実と鏡に映る自分との区別がつかなくなっていっていた。
 昂ぶる分身が股間にテントを作り盛り上がったままになっている事にも気付いていない様子でユイの目の前まで歩いていく。
 ユイの蕩けた目がハニエルの股間の盛り上がりに気が付くとそっと手を伸ばしハニエルのズボンを脱がし始めた。
「ハニエルさんの股間に異常な充血を確認、早期治療しなければこの後の任務に支障が出ますねこれ……」
「ゆ……ユイさん、早く早くそれをどうにかシテっ!!」
 ズボンの下から飛び出し反り返る剛直がユイの頬にペチンと当たればハニエルの頭にはもうユイが現実化幻かを判断する余裕はなくなっていた。
 ハニエルの手がユイの頭をがっちりと掴み、その可愛い口内へと剛直を呑み込ませると喉に当たりユイが噎せ返ってしまう。
 だがそんな事はお構いなしにまるで道具のように腰を振るハニエルにユイの心も身体も両方が反応を始めていた。
 人として扱われていない拒絶ではなく許容、そしてもっと激しくシテほしいという期待感。
 息が出来ないほどに無理やりされているにもかかわらず、そこにあるのは知性の煌きを無くしたメスとしての本能。
「こんなに無理やりされているのにユイさん悦んでくれてるんですね」
「んぐぐぐっ!!」
(「違う…私は悦んだりしない……これも、治療、だからっ…」)
 ハニエルの意地悪な言葉責めに首を振って否定したいと思ってみてもユイに出来る事は口奉仕で悦ばせるための舌使いのみ。
「で……出るっ」
「んーーーーーっ!!」
 ユイの口内で爆発する剛直、そして喉を打ち流し込まれる生の充足。
 迷うことなくユイは吐き出された大量のモノを飲み下していた。

 そして場面は最初の刻へと戻る。
 互いの服を脱がせあった二人の姿が重なり数え切れない体位で愉しみ始めた所で鏡の中へとその姿が溶け込み吸い込まれていく。

 鏡迷宮にまた静寂が訪れるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

東雲・蓮華
【恋華荘】

性癖ですか…どちらにしても鏡は食べられませんから素直に見てみますか

性癖1、舐め癖
あぁ、これはわかります。なるほど納得で…

性癖2、匂いフェチ
えっ?あ、あぁ…まぁ、これも納得で…

性癖3、男の娘には甘えたい。女の子に全身舐められたい
(硬直)

…ははっ、嘘ですよ性癖3の前半はわかりますが後半はないで…

性癖4、百合

!?
ち、違いますからね!?そんな性癖ないです!?(いつも無表情かとマイペースなのに酷く慌て顔真っ赤)
だけど、鏡から具現化した欲望の私が襲い掛かり全身をくまなく性癖で愛されます
た、助け…んちゅぅ!?(具現化した欲望の自分に唇奪われされるがままに…それを皆に見られて何故か興奮)




性癖5、視姦


フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】の皆と参加なの。

んー、ベルの欲望…
…いちごと、あんなこととか、こんなこととかしたい…って、思ってたりはするけど。それは別に隠してないの。
じゃあ、別の欲望…?よくわかんないけど、行ってみればわかるの。

というわけで、迷路へ突入なの。
鏡に映ったのは…なんか、ベルトとか縄とかで全身拘束されたベルなの。
で、そのベルを荒っぽく抱き寄せて、身体を弄る、いちごや皆の姿…

…普段の戦い方が拷問っぽいから、逆にそれっぽくされることに喜んじゃう、ってコトみたいなの。
見てるうち、媚薬の効果も合わさって身体がうずうずしてきて…
鏡の中でされてるみたいにして欲しい、って、おねだりしちゃうの。


シルフィール・オベルト
【恋華荘】
ふん、敵が想定してるのは学生達なのでしょう?
なら29歳の私なら問題ないはずよ(フラグ)

チッ、嫌な香りね。あの最低な夫もよく媚薬を使ってたわね、忌々しい。
で、鏡から具現化する隠された欲望ねぇ?
さて、なにが出るのや……らぁ!?
(死んだ夫や、今まで夫の命令で抱かれてきた夫と付き合いがあった貴族や豪商、更にはいちごに抱かれて嬉々として奉仕して快楽に溺れる眼鏡をかけた自分が出てくる)

くっ!これは想定してしかるべきだったわね!これ斬ったら駄目なのよね!?

えぇい、最低夫を旦那様とかいちごをご主人様とか愛おしげに呼ぶな!
なにが男性に奉仕して抱かれるのが女の幸せよ!この調教済みの淫乱が!(ブーメラン)


彩波・いちご
【恋華荘】の皆さんと

隠された欲望とか性癖とかが具現化するって…
私そんな…むしろ皆さんがおかしくならないか心配で…

そう思ってたら、鏡にはカメラを持っている私
え、あ、まさか…
確かに私、ヌード写真とか撮ってみたいなーとか
寮の皆を…芸術的意味で、綺麗に撮れたらいいなぁ、とか思う事ありますが

寮の皆といえば、私は皆の事が好きだから、誰かを選ぶとかできないので、このまま皆で仲良く一緒にいられたらなーっていう望みもありますけど…皆で一緒にお風呂入るの好きですし…確かに普段は迫られたら恥ずかしがったりしますけど、やっぱり皆の裸は見たいですし…

って、思わず考えちゃいましたが、これ具現化ってどうなるんです?


アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんのことは女の子だと思っています

「欲望を具現化させる仕掛けですか。
そのようなもの、この正義の騎士アルテミスには通用しませんっ!」(フラグ

品行方正でなければならない騎士として
欲望など、とっくに捨て去っています!
我が身は正義のためにのみ存在するのです!

そんな私の前に現れたのは……

「ええっ、お、男の子ないちごさんっ!?」

鏡に映るのは白馬に乗ったいちご王子様。
にこっと私に向かって微笑み手を差し出してきてくれます。

そっ、そんなっ!
女の子のいちごさんが男の子に見えてしまうなんて騎士として失格です!

と思いながらもいちごさんの馬の背に乗りホテルヘ一直線。
いちごさんと熱い一夜を明かすのでした。


不知火・桂花
【恋華荘】に帯同
アドリブ大歓迎
えっち可

●SPD重視
自分の欲望ね…さっさと抜ければ大丈夫でしょ?
ほら!いちご、置いてくわよ!

え、このアタシ何を言い出すのよ!?
ちょ、そんな!…そんな事ないってば!
だっていちごって、とらぶるの権化だし
…優しい時は優しいけど、そのっ…!?

やめてよ、恥ずかしい!
いちごにホントにされたら、アタシ…!
…んぅっ!?

●欲望・性癖
S気味のツンデレなので(大好きないちごへの)
『Mっ気多めの過激なデレ(被独占欲)』表面化
その過程でチャイナ服が破ける?

いちごへ素直に甘えたい、いちごに強く愛されたい
いちごへ手篭めにされたい、いちごみるくほしい
いちごの嫁(モノ)になりたい(ハーレム可)…等


黒岩・りんご
【恋華荘】で

やれやれ、悪趣味な迷宮ですわねえ
寮の健康を預かるわたくしとしては、メンタルケアも必要になるかしら?

と思ってたらわたくしもです?
わたくしの性癖など、いうまでもなく百合ですが……
ああ、百合ではないですが、いちごさんは好きですよ

…隠された願望的には、いちごさんのハーレム完成を見てみたいとか、百合願望のある娘はわたくしが躾していちごさんに渡したいとか……わたくしもいちごさんを愛でてみたいとか、あるかもしれませんが……

けど、あまり隠していない気がしますねえ……
そうなると何が起こるのでしょう?
いちごさんを襲いたい願望持ちの幻影が一斉にいちごさんを襲ったりとか?
まさかねえ……


白銀・ゆのか
【恋華荘】
アドリブ等も歓迎です。


昔のゲームでこういうのあったわよね…
実際体験するのは…中々、きついかも…(少しナーバスなのは…隠してるだけで色々自覚済みだからか…)



(秘めているのは二つ

神様たるいちごの護衛なのに…本当は大好きな人に守られたい、彼に屈服しちゃう弱い存在でありたい『庇護願望』

なまじそれなりに乱れきるまで我慢できるために、愛されることに溺れたい『溺愛願望』)

…他の人に、特にいちごにだけは…そんな部分を見られるのが嫌で、彼の耳を塞ごうとしてしまうかもしれません。

『お願い、わすれて…こんな部分は…知られたく、なかったの…』(ぎゅっと、ぎゅっと、むつみ会うときより密着してしまうほど…


高原・美弥子
【恋華荘】
全面鏡って目が痛くなるね。
なんかムラムラしてくる香り漂ってるし。
それにしても自分の中にある隠された欲望かぁ。最近のあたしはいちごと恋人になれてから割と欲望オープンだけど、何が出るかな?

「いちごの子供が欲しい」
うん、分かる。

「最初は男子がいいな、次も男の子で。娘が出来ると男親って娘に構って母親を蔑ろにしがちだって聞くし」
う、うん?

「いちごを監禁したいな。ゆのかさんや皆のことを考えられなくして、あたしのことしか考えられないように調きょ、教育したいな。
ふふっ、あたしがいないと生けていられなくって依存したいちごを独り占めしたいな(ヤン笑み)」
嘘でしょう(白目)
え、あたしそんなこと考えてたの?




「まあ、こうなりますよねぇ……」
 鏡迷宮の中で繰り広げられる恋華荘の面々の姿を見て黒岩・りんご(禁断の果実・f00537)が溜息をつく。
『鏡迷宮』では鏡映しに願望が具現化して堕落へと導く、最初からグリモア猟兵にそう説明されていたとはいえここまで皆の心に秘めた願望が大きいとは……。
 首を振りやれやれといった仕草をしているりんごだったが、りんご自身も全裸で全身くまなく汁だらけ。
 股間から零れる白濁が太ももを伝っているのが艶かしい。
休憩を終えるとりんごは目の前で絡み合う恋華荘の面々の元へとまた戻っていくのだった。


 ここに至るまでの何があったのか?
 時間は数時間前、恋華荘のメンバーがここに到着した頃に遡る。
 
 『鏡迷宮』に恋華荘の仲間達と辿り着いた時、彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)は内心不安だらけだった。
(「隠された欲望とか性癖とかが具現化するって…私そんな…むしろ皆さんがおかしくならないか心配で…」)
 普段確かに色々思うところはあるけれど寮の皆とは仲良くしたい。皆の事が好きだから特定の誰かを選ぶことなども出来ない……そんな想いは確かにある。
 だけどいつも一緒にいる皆に対して何か思うところが心の中にあるとは思えない、いや思いたくないのかもしれない。
 この手に持ったカメラにヌード写真を収めれればそれでいい、別にやましい目的ではない芸術的な意味でなら皆もわかってくれるはず……。
 そんな想いがこみ上げてきてふと我に返る。
(「え……カメラなんて持ってきていましたっけ私?」)
 だが手にずっしりと感じるその重みはカメラそのもの、しかも最新モデルで裸婦画を撮るにも最適なレンズや設定がすでに為されている。
(「これが鏡による具現化能力……」)
 この不思議な力がここだけの物なのか持ち帰れる物なのかはわからない、だが今この瞬間だけはこのカメラは使用可能なのだ。
 普段は皆に迫られたら恥ずかしがっていたりもするけれど、本当は皆の裸を見たくてしょうがなかったのだ。
 一緒に温泉に入るのも好きなのだ……。
 そう思ってしまった瞬間、心のタガがあっさりと崩れてしまう。

「皆さんの本音と生まれたままの姿、このカメラで引き出してフィルムに収めてあげますね♪」
 ”羞恥心と自制心が消えうせた”いちごの関心はすでに周りにいる恋華荘の仲間達へと向けられていたのだ。


 一際大きなバストが目立つ羅刹の少女はふうと溜息をつく。
 鏡迷宮などという場所では恐らく何か美味しいものが食べれることなどないだろう。
(「しかたありませんよね……鏡ですし」)
 くぅとお腹が鳴いてしまうがそんな事は気にも留めない東雲・蓮華(捨て巫女・f01109)が最初に部屋へと足を踏み入れていった。
 性癖、などと急に言われてもあまり思い当たる節は無い。
 精々大食いってことぐらい? などと予想してみるがあまりピンとこないのが現実だ。
 すぐに変化は訪れた、複数の鏡に蓮華のとても人には見せれないような痴態が次々と映し出され始まると普段のポーカーフェイスが次第に真っ赤に染まり嫌々と首を振る始末。
「!?」
 妖艶な表情で誰かの陰部を舐めている蓮華。
 誰の物だろうか……誰ともしれない相手の下着の匂いを嗅いでいる蓮華。
 いちごに甘え……そして周囲の女子達に全身を舐められ悦ぶ蓮華。
 同性相手と淫行に耽り蕩けた甘い声を出す蓮華。

 ……それら全てが今も目の前で繰り広げられてしまい、慌てて周りの寮生達に見られまいと必死で言葉が飛び出していた。
「ち、違いますからね!?そんな性癖ないです!?」
『 何が違うというの?』
 鏡の方から声がする。
 そしてそこに映っていた蓮華自身が鏡の中からゆっくりと現実世界へ出てくるといきなり襲い掛かってきたのだ。
「た……助け……んちゅううっ!?」
 自分自身の姿をした相手に唇を奪われボリュームたっぷりの乳房を鷲掴みにされ荒っぽく揉みしだかれてしまう。
 スカートの中から下着が脱がされてしまいそれを口に押し込まれ咥えさせられてしまうとその匂いを嗅ぎ涙目で首を振って抵抗しようとする。
 だがそこは自分自身が相手だけに気持ちのいい部分を知り尽くしているのか次第に思考がぼやけ、気付けば全ての着衣は剥ぎ取られてしまい開脚させられ鏡ごしに全てが丸見えにされてしまうと脳が沸騰したような羞恥心など入り混じった感覚に襲われてしまう。

 パシャリ

 突然シャッター音が響いた。
 蓮華が振り向くとそこにはりんごによって服を脱がされている最中のいちごが蓮華に向けたカメラで生まれたままの姿を何枚も何枚も激写しているのだ。
「蓮華さんお綺麗です、いつもと表情が違うのもまたそそられるものがあります♪」
「やっ……恥ずかしい 映さない……で」
 開脚した足を閉じたいがそれも叶わずドアップでフィルムにその全てが刻まれていく。
「こんな綺麗な姿、写真に残さないなんてもったいないですよ」
「い……いやぁ」
 だがそんな蓮華の意思とは裏腹に零れる蜜は量を増していき……蓮華の思考はそこでスパークしてしまった。
 いちごの服を脱がし終えたりんごが蓮華の股間に顔を埋めぴちゃぴちゃと水音を立て舐め始めたのだ。
 これは現実なのか幻なのかもうそんな区別はわからない。
 舌の温かい感触、そして挿しこまれる指、りんごの手慣れたテクニックの前に蓮華はあっさりと絶頂を迎えてしまうのだった。


『鏡迷宮』までとことこと皆についてきたフロウヴェル・ゼフィツェン(時溢れ想満ちて・f01233)は先ほどからうんうん唸っている。
(「いちごと、あんなこととか、こんなこととかしたい…って、思ってたりはするけど。それは別に隠してないの」)
 そう彼女は普段から自分の想いは口に出しそして行動もしている。
 別段隠している事もないし今回の場合はどんなことが見せ付けられ具現化されてしまうのだろうか?
 別の欲望は何かなど見てみればわかると何の警戒もなく足を踏み入れてみる。
 すぐに迷宮の中でフロウヴェルが見ることになったのは、皮ベルトやロープで拘束されている自分の姿。
 荒縄が痛いほどに食い込み赤く腫れた肌がとても痛々しい、それが透き通るような白い肌に映えるて見えるのがあまりにも心に響いてきてしまうのだ。
 キュンと下腹部に疼きが走り太ももを擦り合わせ幼い肉体のスイッチが入ってしまった事を告げてくる。
 こうなってしまえばもう我慢など何の意味もないことはフロウヴェル自身がよくわかっていた。
 それに先ほどから漂ういい香りが思考をぼやけさせている気がしないでもない。
 だからこそ後ろを歩いているいちごに振り返ると屈託の無い笑顔でおねだりをしてしまうのだ。
「ねえ、いちご♪ 鏡の中でされてるみたいに私を縛って?」
 後ろを振り向けば何故か全裸のいちごがこちらにカメラを向けている。
「いいですよベル。さあ……縛ってあげるから自分で準備してくれますか?」
 普段のいちごはこんな事を言っただろうか?
 だがそんな違和感も気にしないフロウヴェルは何の躊躇も無くドレスを脱ぎ捨ててしまった。
 何故か足元には縛るためのロープや荒縄までが具現化を終えてしまっている。
 いちごがそれらを手に取りフロウヴェルの身体を縛り始めたとき、何とも比べようのない高揚感と背徳感がエッセンスになり背筋を何回も電気が走ったのだ。
 縛り終える頃には股間から垂れだした蜜は足を伝いすっかりと出来上がった状態に。
 さらには容赦なく桜色の突起を摘まれ痛いほどに引っ張られてしまえば高まる期待感。
「もっと、もっとすごい事してほしいの♪」
「ベルは悪い子ですね、こんな縛られてえっちな事ばかり言う子にはお仕置きです……」
 身動きの取れないフロウヴェルを脇で抱きかかえたいちごは手を振り上げ、そして思い切り彼女のお尻を平手で叩いたのだ。
 ペチーン
 白い肌に赤い手形がついてしまう、それも何度も何度も繰り返し叩けばさすがに涙目になるまで悲鳴をあげてしまう。
「ひっくっひっく、そんなのは嫌なのぅ」
 お尻を突き上げる形で床に下ろされ涙目で訴えるしかないフロウヴェルだったが、その姿をカメラで撮影するいちごの股間で昂ぶるモノを見てしまえば期待に満ちた目でそれを見続けてしまう。
 だがそれを突き立てられる事はなかった、何故ならそれこそが今はお仕置きになるのだ。
 我慢できずにおねだりするように可愛いお尻を振るフロウヴェルには、いちごによる舌と指だけによるお仕置きが待っていたのだ。
「いちごぉいちごぉ♪ もっと虐めてぇぇぇ♪」
 迷宮全体に響き渡るほどの大きさでフロウヴェルの嬌声が響き渡った。 
 

「ふん、敵が想定してるのは学生達なのでしょう?なら29歳の私なら問題ないはずよ」
 迷宮へと至る道中、周りの面々にそう自身たっぷりに語っていたのはシルフィール・オベルト(未亡人のオベルト伯爵夫人・f15789)。
 確かに学生相手に想定されていたのだろうが、これだけの猟兵がその餌食になっているという事も忘れてはいけなかったはずだ。
 しかも迷宮内に漂うその香りにシルフィールは逸早く気付いていた。
 これは間違いなく媚薬の一種、最低な香り。
 自分を調教し尽くした最低の夫も使っていた禁断の秘薬。
 これを吸い続けていれば想像する欲望が性的なものにばかりなるのは必然ともいえるだろう。
(「鏡から具現化する隠された欲望ねぇ?さて、なにが出るのや……らぁ!?」)
 思わず言葉を失ってしまった。
 鏡に映るのはどれを見てもシルフィールそのもの、色々な相手も同時に映し出されている。
 自分を徹底的に調教した夫、夫に命令され政略の為に抱かれてきた貴族、豪商などなど……。
 その熟れた肉体で篭絡してきた数々の人々との痴態が目の前で数え切れないほどに繰り広げられているのだ。
 腹立たしいのはそれらは全て眼鏡をかけているときの従順で淫乱に仕込まれた自分自身。
 しかも、そうしかもだ。
 そこに新たに新しく映し出されたのはすぐ後ろにいるはずのいちごに抱かれ嬉々として奉仕をしている自分の姿。
 あんなにも愛おしそうに舐めて含んで飲み込んで……っ。

「くっ!これは想定してしかるべきだったわね!これ斬ったら駄目なのよね!?」
 思わず声にだしてしまうがすぐ後ろのいちごから制止の声が入る。
「ダメですよシルフィールさん、これらを受け入れないといけません」
 それは本物のいちごだったのか幻覚のいちごだったのかすでにシルフィールには区別がついていない。
 知らず知らずのうちに幻覚の虜へと墜ちてしまっている。

「えぇい、最低夫を旦那様とかいちごをご主人様とか愛おしげに呼ぶな! なにが男性に奉仕して抱かれるのが女の幸せよ!この調教済みの淫乱が!」
 もはや我慢ならないと指を突きたて自分自身の幻に訴えかけるがもちろん返事などない。
 そうだなんて最低なのだ眼鏡をかけているときの自分は……。
 眼鏡、眼鏡……。

(あぁ、あったあったありました」)
 シルフィールの顔にはいつのまにやら具現化した眼鏡がかかっていて。
「シルフィールさん、ヌード写真撮りたいんですけど脱いでもらってかませんか?」
 背後から聞こえるいちごの声に振り返りながら先ほどまでの凛々しさの欠片もなくにこやかに返事をする。
「ご主人様がそうお望みでしら……♪」
 言葉を終えるか否や全てを脱ぎ去り全裸になったその肢体は数々の男に抱かれ熟れきり周りの少女達とはまた違った色気を放っている。

 そこにいるのは男嫌いの未亡人ではない、今そこにいるのは従順な淫乱妻と化したシルフィールである。
 こうして禁断の撮影会が幕を開けたのだった。


 「欲望を具現化させる仕掛けですか。そのようなもの、この正義の騎士アルテミスには通用しませんっ!」
 今盛大にぶっといフラグが打ち立てられたのを覚えておいてほしい。
 正義が為される日はいつかくるのだろうか? ちょっと心配になってしまうが今日もアルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)は自信たっぷりに騎士道を邁進しているのだ。
(「品行方正にして無欲の化身たる騎士として、欲を捨てただ正義を為すために存在するそれがアルテミスなのです!」)
 もう負ける予感など微塵も感じさせない完璧な騎士、そう知らない人が見ればそう思うのだろうがまあ知ってる人が見れば……。
 よし本人の名誉の為にこの話はやめましょう。

 迷宮に入るなりアルテミスが見たものは……。
「ええっ、お、男の子ないちごさんっ!?」
 一気に頭に血が登る、ありえないありえないのだ最近しょっちゅう男の子のようないちごを見かける気がするがそれらはたいていはオブビリオンの罠だ。
 しかも今回は間違いなくオブビリオンによる鏡の罠。
 幻覚ならばしょうがないしょうがないしょうがない(リフレイン)

 白馬に乗ったいちご王子様がにこっと微笑み手を差し出してくる。
「そっそんな!? いちごさんが男の子に見えてしまうなんて騎士として失格です!」
 頬を押さえ首をぷるぷる振るが目の前の幻影は消えそうにもない。
 これは追跡し本当にこれが鏡による幻なのか確かねばなりません!
 鏡による幻影の謎を解くべくアルテミスはその馬の背に飛び乗った。
「行きましょうアルテミスさん!」
 凛々しく歯を光らせたいちご王子と共にホテルへと向かったアルテミスは服を脱いでシャワーを浴びてその時を待つ。

 ぼやけた思考に現実と幻が混ざり合いどうにも実感がわかない状況になってしまうがそんなもの騎士の心構えの前には気にもしなくていい事柄だ。
 手にカメラを持った裸のいちごが目の前にいるのならば熱い夜を過ごすのに何の支障もないのだから。
「あ……アルテミスさん何をっ……」
「いちごさんダメですよ? 男の子になってしまうなんてこんな幻を私に見せるなんて」
「で……ですから私はいつも男の子だって言ってるじゃ……うっ!!」
 アルテミスが桜色突起が可愛い乳房でいちごの剛直を挟み舐め始める。
 その舌使い、指の動きこれまで幾度と無く勘違いの末に磨いてしまっていた女としてのテクニック。
 吸い上げ扱くその技の前にいちごはあっさりと降参しアルテミスの口内へと全て解き放ってしまう。

 鏡の見せる幻覚の中でアルテミスは身体の隅々までをいちご王子によって開発されてしまった。
 それが現実なのか幻なのか判断するには気絶してし真っ白に染まったアルテミスには不可能に近い事なのだった。 


 恋華荘のメンバーが次々と鏡迷宮で見た幻覚に自ら服を脱ぎ始めているのを見ながらも未だに不知火・桂花(逆弦紅娘・f05277)は強気で事に当たろうとしていた。
(「自分の欲望ね…さっさと抜ければ大丈夫でしょ?」)
「ほら!いちご、置いてくわよ!」
 後ろを歩いていたいちごの手を引き一気に鏡迷宮を駆け抜けようとした桂花だったがそこは大きな勘違いが潜んでいた。
 ”迷宮に馴染まないと先へは進めない”のだ。

 ずんずんと進んでいくうちに四方八方の鏡から桂花が何人も現れいちごに声をかけてくる。
『いちご、素直になれなくてゴメン。アタシ……アンタの事愛してるのよ』
(「え、このアタシ何を言い出すのよ!?」)
『いつもいつもね、えっちな事をしてくるの実は楽しみにして待ってたのよ』
(「ちょ、そんな!…そんな事ないってば!」)
『だから、ほら…もっと好きにアタシをいちごの物にして?』
(「だっていちごって、とらぶるの権化だし…優しい時は優しいけど、そのっ…!?」)

「け……桂花さん、私は……っ」
 何人もの桂花に言い寄られたいちご。
 いつもならここで恥ずかしがって逃げ出したりするはずなのだが今日のいちごは一味違ったのだ。
 幾人もの桂花を引き寄せて唇を奪ったのだ。
 それも何人も何人も……出現した桂花の数だけいちごのキスは続いていく。

 それを見ていた本物の桂花の心の中で何かが弾けた。
 自分の姿で素直に伝えればいちごは受け入れてくれるに違いない。
 今がたとえ鏡迷宮の幻覚が見せている光景なのだとしても桂花にとっては事実が欲しい。
 鼻息荒く赤面し内包していた独占欲のようなものが表に出てくると同時にチャイナ服が破れ髪も解けてしまい全てをいちごに魅せ付けるようになってしまっていた。
 ツンと尖った先端を押し付けるようにいちごに抱きつくと桂花はもう止まらなかった。

いちごへ素直に甘えたい、いちごに強く愛されたい
いちごへ手篭めにされたい、いちごみるくほしい
いちごの嫁(モノ)になりたい(ハーレム可)

 今まで我慢に我慢を重ね封じてきた想いが溢れ出しもう止まらない。
 いつしか下腹部に届く熱い痛みも何もかもが桂花にとっては至福の刻になっていった。
 注がれたいちごみるくを感じ涙を流しながらぐったりと抱きついてしまう。

 ……はたして桂花が今見ている光景は現実化幻か。
 それは桂花といちごにしかわからないことだった。


 どっちを見ても鏡ばかり、そんな光景に思わず目が痛くなり高原・美弥子(ファイアフォックスのファイアブラッド・f10469)は目を逸らしゴシゴシと目をこすってみた。
 だがそんなものでは幻覚を防ぐ事はできない、しかもクンクンと鼻を鳴らせば漂う香りに嫌でも気がついてしまう。
 このムラムラとしてくる甘い香りはおそらく媚薬で間違いはない。
(「これは長時間ここにいるとダメなパターンじゃないかなあ?」)
 それにしてもと美弥子は思う。
 自分の中の隠された欲望というものにとんと思いつくものが無い。
 普段から割りとオープンなので”隠された”欲望となると何なのだろうとつい思ってしまう。
 『鏡迷宮』に足を踏み入れてすぐに幻覚が美弥子にも見え始める。
 そこにいるのはいちごの恋人になっている自分自身。
 何か会話をしているようで気になるので耳を澄ましてみた。

『いちごの子供が欲しい』
 幻覚の美弥子がそう囁く。
(「うんうん、わかる」)

『最初は男子がいいな、次も男の子で。娘が出来ると男親って娘に構って母親を蔑ろにしがちだって聞くし』
(……う……うん???)

『いちごを監禁したいな。ゆのかさんや皆のことを考えられなくして、あたしのことしか考えられないように調きょ、教育したいな』
(あれ? なんだか雲行き怪しくなってない?)
『ふふっ、あたしがいないと生けていられなくって依存したいちごを独り占めしたいな』

「う……嘘でしょー!?」
 さすがに我慢できなくなって思わず大声を出してしまっていた。
「え、あああああああ、あたしそんなこと……考えていたの???」
 だが鏡による幻覚はそれからも続く、監禁してそしていちごを念入りに念入りに調教していく美弥子。
 着衣などとうに脱ぎ捨て全身を使い調教に励んすでにどれぐらい時間がたっただろう。
 カメラを持ったいちごが生意気にも美弥子を激しく突いてくるためもう何度絶頂を迎えたかなど今更数えてもいない。
  
 パシャリ

 そんな美弥子の痴態がまたカメラに収められた。
 何枚も何枚もそれは続けられ美弥子の現実と幻の境界は限りなく皆無になっていく。
 これは本当に鏡迷宮の見せる幻覚なのだろうか……。

● 
 今回の探索で一番冷静でいられたのは彼女だったかもしれない。
 恋華荘の寮生達が次々と鏡迷宮の幻覚でに捕らわれ目の前で自ら裸になっていくのを見届けながらどうしたものかと首をひねる。
 白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)は昔遊んだゲームでこんな物が確かあったはずだと思い出していた。
 だとすると嫌が追うにも心に秘めた内心が表に引っ張り出され白日のモノにされてしまうだろう。
 来ないという選択肢もあったが自分がすべきは神様たるいちごの護衛。
 一人で行かせるという選択肢こそがありえない話なのだ。
 だからだろうか今日のゆのかはいつになくナーバスになっている。
  
 鏡迷宮に入り現れた自分自身、気を張り普段隠している本当の自分。
 そんなものが”いちごの前に”現れるのだ。
 
 いちごに護られたいと願う弱い自分。
 彼に屈服したいと願う自分。
 愛され溺れたいそんな自分。
 ……それらが目の前に現れ後ろにいたいちごに迫っていく。
 (「こんな私を見られたくは無い!」)
 だから慌てて振り向きいちごを胸で包み込むように抱きしめると耳を塞ぎ何を言っているのか聞こえないよう強く強く抱きしめる。
「お願い、わすれて…こんな部分は…知られたく、なかったの…」
 いつまにか裸になっていたいちごを抱きしめ耳元でそう願い囁き続ける。
 周囲にいる欲望のままの自分が近付き、ゆのかの服を脱がせ始めるのにも動じずぎゅっといちごを護るように抱きしめ続けていた。
 だがゆのかは一つ大事な事を忘れていた、隠された欲望が具現化してしまうということは『ゆのかを屈服させるいちご』すら現れてもおかしくないということに。
 右からも左からも愛撫の手がゆのかの身体を解きほぐしていく、それらは全て間違いようもないいちごの手だ。
 それらに乳房も股間も強く自分のものにするぞと言われているようで気付けば抱きしめていた手は解け、幻のいちご達に開脚させられたまま目の前のいちごに全てを見られてしまっている。

 パシャリ

 いちごがゆのかの裸体にシャターを切った。
 パシャパシャパシャパシャ
 次々響くシャッター音。
「そ……そんな私を撮らないで……お願い……こんな情けない姿の私は護衛失格っ」
「そんな事ありません……ゆのかさんはいつも綺麗ですし!」
 いちごがいつになくはっきりとゆのかにはっきりと答える。
(「あぁ……これもきっと幻、でも嬉しい……っ」)
 その幸福感が心に一度染みこんでしまえばゆのかの表情が途端にうっとりとしたものに変化していく。
 心の内底の欲望に身を委ねてしまえばこんなにも幸せは目の前に転がっている、その蜜の味に気付かされてしまった。
 幻のいちご達がゆのかを解放すると今度は迷うことなくいちごへと抱きつきその唇にそっと口付けをする。
「ん……んんっ」

 これが幻でも幻覚でもいい、今だけはこの快楽に身を委ねよう。
 ゆのかといちごの姿が重なりそして倒れこんだ。


 『鏡迷宮』の中では恋華荘の面々が幾重にも複雑に重なり互いに貪りあっていた。
 いちごはすでにぐったりと倒れているが媚薬の効果が出ているのか剛直だけは元気なままだ。
 ゆのか、蓮華、フロウヴェル、シルフィール、アルテミス、桂花、美弥子、りんごがそれに群がり熱いシャワーを浴びる。
 それぞれの欲望を自覚し合った者達同士ここから出るせめて今だけはと終る事無き淫行に励んでいる。

 その姿が徐々に解け始め一人残らず鏡の中へと吸い込まれていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フランチェスカ・ヴァレンタイン
例によって嫌な予感は致しますけれども、と

そこで目にするのは、自身が映る鏡毎にそれぞれ異なる風体の男に言い寄られている姿
雄臭い筋骨隆々な男に強引に腰を抱き寄せられてたり、色黒イケメンに壁ドンされてたり、チャラい男に馴れ馴れしくされて迷惑そうにしてたり、相手に竜派竜人やケモ獣人がいたり――

これが隠された欲望と言われるのも不本意なのですけれど……などと言いつつも、やがて押し切られて唇を奪われ、コトに至ってしまう頃には完全に同調してしまい
――相手が1人から複数人、果ては入れ替わり立ち替わりな様相を呈していることに違和感を覚えぬまま、疑似体験めいた感覚にどっぷりと

※アドリブ・絡み歓迎、諸々存分にどうぞー


シノミ・アルマータ
【絡み&お色気&アドリブ歓迎 処女さえ無事ならお好きに】
「あ…あ…これって…嘘ですわ…」
鏡に映ったのは以前の依頼でウォークに囚われていた時の記憶。
現実と一つ違うのは、大切にしている純潔を捧げてしまっている事でしたの。
破瓜し、受精までしまう鏡の中の自分から目を背けると
別の鏡にはでっぷりとした中年のおじ様の愛人となり、同じ様に純潔を捧げ調教されている姿が見えてしまって…
その他の鏡にも自らの汚され願望がたっぷり映し出されちゃって…

もし、同じ様な虚像を見せられている女の子がいれば自然と絡み合い慰め合ってしまうと思いますわ。鏡の中には女性同士でシているものがあり、その通りになっているのも気づかず…




 鏡迷宮に激しい水音と肌と肌がぶつかりあうパンパンという音が響き渡る。
 その空間に漂うのはもはや媚薬の香りだけではない、男女の交わりの中で混ざり合ったものの匂いだ。
 ここまで具現化されてしまうのかと驚きを禁じえないのは、自らが色黒イケメンに壁ドンされなたりするのを見て”これが私の欲望?”と目を丸くしているフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)だ。
 さらにすぐそばには以前ウォークに捕まり処女だけは守り通したもののその他の部分は残らず慰み者にされてしまったシノミ・アルマータ(清廉なパイレーツ・f01069)がその時の記憶をリフレインさせられてその場に座り込んでしまっていた。
「あ…あ…これって…嘘ですわ…」
 鏡に映るシノミは現実とは違い守り通した純潔はすでに貫かれ赤い糸が股間から流れ出ているのだ。
 しかも汚らわしい獣人達の放つ精を何度も何度も繰り返し注がれ確実に届いてしまっている姿まで見てしまうと、現実の肉体までそれに釣られ触れられた事がないはずの襞の感覚までを感じてしまうほどだ。
 別の鏡に映ったシノミはどこの誰とも知れない中年おじ様の愛人にされあらゆる調教の限りをつくされている姿を見せ付けている。
 その他の窓も程度の差はあれ似たようなもの、シノミの潜在的願望はどれも無茶苦茶にされ汚される事なのだというのがよくわかってしまう。
 それを見てしまってはもはや自制など効くわけが無い。
 乳房を激しく揉み下着に滑り込ませた指は未だ乙女のワレメを何度も撫でる。
 
 フランチェスカにしても似たようなもの、相手が種族を問わずチャラ男に竜人、さらには獣人などに前から後ろから太くたくましいモノを容赦なう突っ込まれ玩具のように扱われる。
 さらには自分と同じような巨乳娘との絡みまでもが再現されてしまってはもはや何も隠すことはないと他人行儀でセメントな普段とは別の本当の自分を曝け出してしまう。
「あぁ……いいですわ、もっともっと突いて注いでかき混ぜてくださいませ!!」
 指を激しく突き入れてかき混ぜ飛び散る飛沫が地面に水溜りを作ってしまう。
 最初は一人を相手していたはずが次は複数ともはや乱交ともいえる自分の欲望に興奮がもはや止まらなくなってきているのだ。
 
 そんな発情しまくりのシノミとフランチェスカの指が絡み合うのは必然の事だったろう。
 二人は指を絡めたあと互いの乳房を押し潰しあい、そして唇に吸い付きあうなり舌を絡め唾液を飲ませあうのだ。
 あまりにも自然に身体を重なる二人を知らない者が見れば恋人同士と勘違いしてもおかしいほどだったかもしれない。
 だがこの二人、互いの会った事も無く趣味もバラバラ、だが性への欲望が同じベクトルで近いためここで出会ってしまったのかもしれない。
 互いの貝合わせで快楽を欲しいままにした二人は乳房が内側から熱く熱くなるのを感じ取っていた。
 高まる二人の絡みが限界に達し二人は同時に絶頂を迎え……乳房より噴出す白い液体で互いの身体を真っ白に染め上げていくのだった。
 どこまでが幻覚でどこからが現実かの実感がない、こうして二人の姿は鏡の中へと吸い込まれていく。
 欲望に忠実な心へと知らず知らずのうちに昇華してしまったのだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

郁芽・瑞莉
写し、出てくるのは快楽に濁った瞳、
だらしなく開いた唇から涎を垂らした淫靡な表情で。
様々な液に濡れた、解かれた髪が絡みつく一糸まとわぬ裸体に。
全身をネチョクチュと弄りつつ、快楽を貪る瑞莉。
「罪悪感や羞恥心を感じる?
私分かってますよ?本当はそれらは快楽を得るスパイスだってこと」

びくりとした次の瞬間には密着されて。
胸や股を弄られ、分かる尖り具合、たっぷりと濡れて。
「この鏡や媚薬の所為、なんて。言い訳を作って。だったら来なければいいのですから」
突きつけられる客観的事実に心の霧を晴らして。
「だから楽しみましょう、皆さんと。たっぷり心ゆくまで」
こくりと頷くと曝け出していきますよ。

アドリブ・絡み歓迎です!


クヌギ・アルマータ
【お色気&絡み&アドリブ歓迎!前の純潔が無事なら何でもOK】
「あらあら…これは壮観ねぇ。」
鏡には色んな女の子に性的に襲い掛かる自分の姿が見えますわ。
とは言っても性癖を隠している訳ではありませんし…平気ですわね♪
それより、他の通路を選んだ願望の強い妹は大変な事になっちゃってますわよねー…と思いつつ、どんどん奥へ。

妄想に囚われる他の女子達を見つけたら…
その願いを叶えてあげちゃおうかしら♪うふ、特に未経験の子が良いかしらね。
こういう時のために地上から持ち込んだ道具を使って…鏡の中以上のコトを現実にして差し上げたいですわぁ♪
ほら、鏡の中のわたくしも…貴方と絡み始めましたわよ?これが今のわたくしの願望♪




「あらあら…これは壮観ねぇ。」
 鏡に映る数々の自分がここに来るまでに出会った色々な女の子を襲っているのを見、クヌギ・アルマータ(百合姫騎士・f00849)がクスクスと愉しそうに微笑んだ。
 性癖を普段からあまりにも隠すことなく出しているクヌギにとってはこれはただの確認作業。
 自分が底無しのえっちで性欲まみれの変態的思考と百合を愛しているということも隠すまでもない羞恥の事実なのだ。
 他の通路を進んだ妹がさらにひどい事になっていると想像しながらも心配などはしていなかった。
 どうにかするでしょと軽く心の中で流しさってしまう。
「さあ、可愛い女の子はどこかしら♪」
 クヌギの足取りは軽かった。

 『鏡迷宮』に潜ってからどれぐらい時間がたっているのだろう。
 グチュグチュと艶かしい水音が響き激しい息遣いもが伝わり漏れ出してくる。
 郁芽・瑞莉(陽炎の戦巫女・f00305)が対峙している相手は鏡が生み出したもう一人の自分。
 しかも普段の瑞莉でさえそれなりに欲望を表に出しているつもりだったが目の前にいる自分はもはや別物。
 快楽に濁った瞳、だらしなく開き唾液を垂らし淫靡な表情……いくら何でも自分はあそこまで墜ちてはいないはずだ。
 髪は解かれさまざまな液で濡れたせいか身体に張り付き一糸纏わぬ裸体に華を添えているかのようだ。
 その手で片方で乳房を揉み搾りれば先端より噴出す白い滴。
 股間に手を伸ばせば溢れ出る大量の蜜。
「こ……これが私??」
 そんな淫乱そのものの瑞莉が囁きかけてくる。
『罪悪感や羞恥心を感じる?私分かってますよ?本当はそれらは快楽を得るスパイスだってこと』

 心に深く突き刺さる手痛いツッコミ、しかもそれは自分自身の姿をした幻から聞かされるのだ。
 ショックがどれほどのものだろう、ビクリとそれに反応した隙にあっさりと密着されてしまう瑞莉。
「だ……ダメ 今は」
『いつでも発情してる私が「今」ダメなんてことあるわけないんだよね』
 指先でつつっと顎のラインをなぞると瑞莉の唇をツンツンと突きわかってるくせにとばかりににこりと妖艶に微笑む。
『この鏡や媚薬の所為、なんて。言い訳を作って……』
「言い訳なんかじゃ……っ」
 弱弱しく反論するが声はとても小さい。
『だったら来なければいいのですから』
「……」
 とうとう反論する声すら出なくなってしまう。
 瑞莉にとって言われてみればそうなのはわかっている、だけど”私”はここにやってきたかったのだ。
 学生達を救うなどというお題目を隠れ蓑に”瑞莉自身が””自分”で”選んで”ここにいるのだ。
 急に目の前が明るくなっていく気がする、今まで頭にかかっていた靄が晴れていく、そんな晴れやかな気分だ」

 そんな瑞莉の表情を見てもう一人の瑞莉が手を広げて自由に振舞おうとばかりに大きな声で宣言をした。
『だから楽しみましょう、皆さんと。たっぷり心ゆくまで』

 ……コクリと頷いた瑞莉に背後から手が伸び乳房が鷲掴みにされるそしてその手はモミモミといやらしく蠢いている。
「自分とのお話は終ったようですわね♪」
 その手が次第に素早く動けばあっという間に瑞莉の着衣は脱がされ下着すらも残すことはなかった。
 クヌギの衣装もこれだけ激しく密着すればあっさりとズレてしまい、豊満な乳房も他人よりも大きく存在感を放つ先端も十分に尖りその興奮ぶりを示している。
(「本当は未経験の子が良かったのですけれど……」)
 未経験の初心な娘に心行くまで快楽を教え込むのはクヌギの趣味である。こればかりは直しようがない愉しみなのだ。
 だが瑞莉のようにまだ清純な香りも残しつつすでに淫乱に染まっている娘というのもそれはそれで美味しいのだ。
 クヌギが手荷物から取り出した大人の玩具の数々を次々と使い、瑞莉の身体に新たな快楽を与え始めたるとたちまち足元には大きな水溜りができてしまう。
「ほら、鏡の中のわたくしも…貴方と絡み始めましたわよ?これが今のわたくしの願望♪」
「ひっダメ……イグ……イクイク、イっちゃうううっ!!」
 クヌギの愉しげな声を耳にしながら瑞莉の意識は絶頂と共に何度も激しく途絶えてしまうのだった。

 こうして快楽の扉を開けてしまった二人が鏡の中へ吸いこまれていくのはまさに予定通りの行動だったのである。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

キッシェ・ネヴァーサイス
えええええええっ!!!??
全裸!!?
なんで鏡の中のわたし服着てないの!?

私って確かに目立ちたがり屋だけど……
最近エッチな目に遭うこと多かったからおかしくなっちゃった!?


この空間に馴染むって、いったい何をすれば……
!!!
なんか閃いちゃったかも!!

う~……でも……これは……

もういい!覚悟決めた!!
鏡の中のアンタになんか絶対負けないんだから!!

死ぬほど恥ずかしいけど、歩きながら一枚一枚脱いでいくわよ……!


……ふふん♪
どうってことないじゃない。
むしろさっきから何だか体が熱いわよ……?

ほら、最後の一枚っ♪
これで素っ裸♪
もし他の猟兵に見つかっても一切隠さないから……♪

◆どのようなアドリブも大歓迎です!


死之宮・謡
…隠された欲望ねぇ…別に普段から自分の何かを隠したりしてないんだけど…こういう場合どうなるのかねぇ?隠れてなくても欲望なら関係ないかな?……因みにこれっぽっちも関係ないけど、私ミラーハウスは結構好きな方だよ?

(*異性嫌いの彼氏持ち同性愛者(女)という矛盾存在)

何が見えるかな?…まぁ馴染めれば進めるそうだし、何か見えるならそれまで堪能させてもらうとしようか…




「えええええええっ!!!?? 全裸!!? なんで鏡の中のわたし服着てないの!?」
 まだ幼いが発育(特に胸の)がいい世間知らずのお嬢様なキッシェ・ネヴァーサイス(これでも13才・f03962)の声が鏡迷宮に響き渡った。
(「私って確かに目立ちたがり屋だけど……最近エッチな目に遭うこと多かったからおかしくなっちゃった!?」)
 ここ最近お屋敷を飛び出してありとあらゆる依頼をこなすキッシェであるが、鏡に映るどれもこれも一致纏わぬ裸の自分ばかりが映っている。
(これがわたしの隠された欲望?)
 心臓の鼓動がドキドキと早くなっていくのが自分でもわかる。
「オ前ニハ、全裸ノ自分ガ見エテ……イルノカ?」
 キッシェよりも落ち着いた大人の女性(外見24歳)の死之宮・謡(狂魔王・f13193)が首をかしげるように横で声をかける。
 なにげにミラーハウス好きでもあるのだ。
 年齢の差はあれどどちたもドレスのよく似合う貴族令嬢という感じであり、たまたまこの迷宮の入口で同行しているのだが……。
(「…隠サレタ欲望ネェ…別ニ普段カラ自分ノ何カヲ隠シタリハシテナインダケド…」)
 あまりに長い悠久の刻を生きた謡にとっては隠された欲というもの自体がよくわからない。
 先ほどから鏡に溺愛しているダンピールの少年との濃密な絡みや、ありとあらゆるモノを壊している己の姿が映っているがこれのことだろうか?
 こんなもの隠しているうちに入るのか?
 どうにも世間でいう隠された欲望というものが理解できない、ならばちょうど年齢差はあるとはいえ似たような貴族令嬢の小娘に合わせて見るのも一興か。
 ……などと思考していた。

「この空間に馴染むって、いったい何をすれば……!! なんか閃いちゃったかも!!」
「ホウ、聞カルガイイ ソノ案ヲ」
 うーんうーんと唸り悩んでいたキッシェだったが、謡と自分を無比べているうちにピンといい考えが脳裏に浮かぶとそれがとてもいい案なのだと結論するに至ったのだ。
 その案とはつまり、鏡に映った自分と同じ事をすればいいのだと。
 いやそれでは足りない。

 『鏡の中のアンナなんかに絶対負けないんだから!』
 覚悟を決めたキッシェは謳にも同じようにするよう声をかけると、さっそく一枚ずつドレスを脱ぎ始めたのだ。

「……ふふん♪」
「フム ヨカロウ」
 二人共同じペースで一枚一枚ドレスを脱ぎその場に脱ぎ散らかし始めた、二人の豊かな乳房がポロリとこぼれ、ひんやりといた迷宮内にプルリと揺れて自己主張することをやめない。
 桃色の先端がドレスから飛び出した事で鏡の中に映る者達が見ているのだと思うと気付けば無意識に硬く尖っていっている気がしないでもない。
「どうってことないじゃない。むしろさっきから何だか体が熱いわよ……?」
「ソンナモノカ? フム……敵ノ最中デ無防備ニ裸ヲ曝ケ出ス、ナルホド興味深イ行動ダ」
 そう言いつつ同じように熟れた乳房を指でなぞりキッシェに見せ付けるが別段恥ずかしがる事もなく淡々と脱ぎ続ける謡。

 それに対してまるでヌードショーのように一枚一枚ポーズをつけて観客を悦ばせるように脱ぐキッシェの最後の一枚を脱ぎ捨てると生まれたままの姿の猟兵が二人ここに出来上がった。
「ほら、最後の一枚っ♪これで素っ裸♪」
「最後ノ一枚ッ……コレデ素ッ裸」
 同じセリフで同じポーズをとるというのに全く違った印象を与える二人、互いの姿を見ているうちに何か変な気分になってくる。
 迷宮内に漂う媚薬に中てられ徐々にその効果が浸透してきていたのだ。

「なんだか……変な気分かも……っ」
「アア……ナルホド、ココカラハ任セルガイイ」
 性知識が皆無なお子様のキッシェにとってはただジンジンして熱くなるだけのその効果も同性愛者である謡にとってはここからどうすればいいかはわかってる気がする。
 モジモジと太ももを擦り合わせるキッシェを抱き寄せ、乳房同士を押し付け合い潰しあうと何の躊躇もなく唇を奪い舌を絡め合わせた。
「んぐぐぐぐ……えっえっえっ!?」
「ン……ちゅぱ……私ニ合ワセルガイイ」

 床に押し倒されたキッシェに謳が、隅々まで可愛がるように愛撫を始める。
「えっ ナニこれ そんな!?」
「ココニ馴染ンダ行動ヲ取ルダケダ、身ヲ任セルガイイ……」
 キッシェのワレメに指を潜り込ませた謡の年季の入ったテクニックの前にはキッシェがあっというまに絶頂させられるのは当たり前の事だった。

 それから数時間何度も絶頂を味わううちにキッシェの肉体は開発されていき、それを仕込み続けた謳もまた内に高まる性欲が止まらずどこまでものめりこんでいく。

「「ああああああ♪」」
 二人の貝合わせが限界に達し同時に絶頂を迎え、床に大きな水溜りを作った二人の姿は鏡の中へと吸い込まれていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エルーゼ・フーシェン
「今度は学園かぁ」
『最後の願望』でリヴェンを呼び出し、鏡の部屋の突破を試みる。
衣装はメイド服で結構胸がキツそう。
余談であるが、半邪神との事件後にコスプレでトリガーを誘うが失敗したが、目覚めたらしい。
なにかあればトリガーが来てくれると話ながら進む。
それも過去と関係あるのだろうかと思いながら進む。
「なにか匂うね」
気がついた時には疼きに襲われ、鏡を見てしまう。
写っていたのは……。

トリガーを見つけると襲う?

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK


トリガー・シックス
エルーゼが突入して数時間後、遅れて侵入してくる。
「ここが話に聞いていた部屋か」
鏡に映るのは、人並みの幸せ。エルーゼとの将来。
座り込み、エルーゼ(リヴェン)に問いかける。
「身も心も改造された俺は人を真似る兵器か、一人の人間か」
不器用故に人に頼れず、独りで抱え込み、自壊の坂を転げ落ちる自身を自嘲的な薄笑みを浮かべる。
エルーゼに抱かれてキスをされる。あの時とは逆になったと思いながら受け入れてくれる事に感謝をし、胸を弄る。
「敵地でするのは今回だけだ。次からは……」
そのまま押し倒して二人は……。

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK




「今度は学園かぁ」
 コスプレ衣装のメイド服に身を包んだエルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)が鏡迷宮へ足を踏み入れ辺りを見渡す。
 ここはまだ迷宮学園へと導く最中の鏡迷宮なので学園らしさはあまり無いが奥への侵入に成功すればもっとそれらしいのだろうか?
 横に浮いているのエルーゼと瓜二つのリヴェンと共に鏡迷宮内を攻略するつもりで来ているのだがこれといって仕掛けがあるわけでもない。
(「なにかあればトリガーが来てくれるはず」)
 そう話し合う二人だったが気付けばすでに鏡迷宮の罠の中にいるのは明白だった。
 漂う芳香、甘い香りが誘いかける何か……。
「なにか匂うね」
 エルーゼの言葉にリヴェンが頷く。
 その時、周囲の鏡に映るエルーゼの姿が一斉に違うモノを映し始めたのだ。
 それはあるものはウォークにあるものはコボルトにそしてそして……。
「なっ……これが例の?」
 驚くエルーゼの前に映し出されるのはこれまでのあらゆる場所でオブビリオン達に陵辱の限りを続ける自分。
 無茶苦茶にされる姿に混じりトリガーとの甘い生活などが映し出されるが圧倒的な量のその情報量に次第にエルーゼは現実と幻覚が混ざってしまっていき……。

 トリガー・シックス(黒衣の銃剣士・f13153)が鏡迷宮へと辿り着いたのはエルーゼが探索を始めてから数時間後の事。
 鏡迷宮の異変に気付くと警戒を怠らず内部を探索する。
 途中、鏡の中に映るのはもはや帰ることはない過去の幸せな日々。
「ここが話に聞いていた部屋か」
 人並みの生活を送りリヴェンとも何事も無く幸せに続く日々。
 そしてエルーゼと将来こうありたいと心の底で望む将来の願望。
 だがそれは心の奥底へと封じた願望、望むべくも無い未来の姿。
 人に頼ることをせず、一人で抱え込みそして最後に待っているのは自壊と自滅の光明の見えない……それが彼自身が選ばざるえなかった道。
 だがそれを変えることが出来る可能性も目の前にいるのだ。
 迷宮内で鏡の幻影の前に捕らわれ自慰に興じていたエルーゼがトリガーを発見すると発情しきった表情と共にトリガーへと抱きついてくる。
「来るの……遅いよ……っ」
「無事ならそれでいい」
 甘えるような声にもつい不器用な答えしか返すことができない。
 ついつい自虐的な心持になてしまう。
「身も心も改造された俺は人を真似る兵器か、一人の人間か」
 そう問うては見るものの不思議そうな顔をしたエルーゼはそんなトリガーに言葉ではなく行動で返答をしようとする。
 抱きつき唇を重ね優しく抱きしめようとする。
(「あの時とは逆になってしまたようだな……」)
 心に湧くいてくる感謝の心、そして漂う芳香が心を溶かしていく。
 その手がエルーゼの豊満な乳房を強く鷲掴みにすると耳元でこう囁くのだ。
「敵地でするのは今回だけだ。次からは……」

 重なる二人の姿と布の擦れる音に続き激しい水音が周囲に響き渡る。
 気付けば二人の姿は鏡の中へと吸い込まれていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

グァーネッツォ・リトゥルスムィス
隠された欲望か……オレには心当たりが多すぎるからやばいぞ!?
ナニが出るやら……

老若男女問わず体を売る自分自身
自分の体で相手を満足させる快感
自分の体を売ってしまう禁忌の快感
物として金額(点数)を付けられる背徳の快感
もっと多くの人に、より高い値段で買われる為に誤った努力をする快感
そんな自分自身が鏡に映し出される

むぐ、生涯戦士を貫きたい身としては確かに隠されてたい欲望だ
あくまで馴染んだ演技をして道を開かねば
「グァーネッツォを買ってくれて嬉しいワン♪いっぱいご奉仕するワン♪」
「あんあん♪グァーネッツォだけじゃなくてお客様も気持ちよくなってほしいワン♪」
あ、あくまで演技だから///

他猟兵との絡み大歓迎


ユハナ・ヤオスロ
◉アドリブ、他猟兵との絡みOK

【SPD】ささっとイケばいーじゃん?
【自分の中にある隠された欲望】と言われても、ほんのーぜんかいだからなーオレ。そんなに隠してない……あ、ある。
さらに本能のままに、獣のままに、貪りたいように貪り、繁殖欲求を満たしたいってのが。

年齢の割にって言われるけど、むしろ、若いから余計にってわけで。
体力もソッチも、底なし。下手すればオークよりも害悪なんじゃないってくらいには。

迷宮の罠を突破するお手伝いと称して、みんな味わってしまおう
だいじょうぶだいじょうぶ、罠を踏破するために仕方ないことだから、素直になって、いいんだぜー!

※好き放題にやりたい放題しちゃうぜー!


カシム・ディーン
(今回は制服着て突撃ですよ!

盗賊として迷宮に挑むのはやはり王道です!という訳で挑戦しますよ!

秘めた欲望
襲うのも大好きだが気持ち良く逆襲されたり偉そうに奉仕させてるのに気持ち良く甘々に責められると悶えちゃうのが嬉しい(!

ふっ…このカシムは盗賊ですからね!これでも欲望や感情に素直!つまり斧程度の鏡どうって事は無いですよ!(フラグ

欲望全潜在で媚薬効果が効いてるだろう女性を助けるふりをして欲望の限りを尽くしますよ!

ええ…欲望に素直になるのが正解なのであればまさにっ問題はないのです!今宵の僕は狼ですよ(がおー

ピンチの女性を助けるのは問題ありますまい(なっはっはっ

ラッキースケベ絡みアドリブ大歓迎!




 鏡迷宮に迷い込んだ者達の中には純粋に性欲に殉じてここに来ている者も少なくはない。
 ユハナ・ヤオスロ(キマイラのフードファイター・f02566)は煩悩全開のままでここに来ているため、鏡に映し出された自分の獣のままに、貪りたいよう貪り繁殖したいという野生の欲求を満たそうとしていた。
 鏡に映される虚像も現実で今まさに腰を振り続けるユハナもどちらもそれについてはまさに欲望=行動という点でもはやわざわざ見返す事も必要ない状態なのだ。
 逃げ遅れた学園の女生徒を先ほどから何人も”性的に食べて”しまっているのがその証拠。
 何も自重しない、迷宮の罠を突破する手伝いだと称して味見し放題のこの場所を気に入りかけているかもしれない。
 こうして全裸で迷宮内をうろつくある意味ウォークよりも危険な性欲モンスターが解き放たれたのである。
 
 それに比べて○○感丸出しなのがカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)である。
 ルーンシーフとして襲うのも好きだが逆に襲われるのも悪くない。
(「ふっ…このカシムは盗賊ですからね!これでも欲望や感情に素直!つまりこの程度の鏡どうって事は無いですよ!」)
 媚薬効果が効いてるだろう女性を助けるふりをして欲望の限りを尽くそうと助けに行くも、おそるおそる触れようとしてはドキドキとその行為に後ろめたさも感じて興奮しきり。
 鏡による幻覚で周囲の女生徒や顔見知りの猟兵にセクハラしている光景が見れるともうそれだけで我慢が出来ずズボンを下ろしてしまう始末。
 
 そんな二人が同時に辿り着いた鏡迷宮の間にはすでに先客がいたのである。
 その先客、グァーネッツォ・リトゥルスムィス(超極の肉弾戦竜・f05124)は愛用の幽冥竜槍ファントムドラゴンランスを股間に擦りつけ自慰に耽っていたのがこの二人火をつけた。
 グァーネッツォがこうなってしまったのはしょうがないことかもしれない。
 鏡に見せ付けられた自分のあまりにも淫乱なその姿の数々に興奮しないほうがおかしいのだ。
 老若男女問わず体を売る自分自身。
(老獪な老人の技もただ若さに任せた子供も美味しかった)
 自分の体で相手を満足させる快感。
(こう胸で苛めるだけで素敵な表情と大量に放ってくれるなど幸福でしかない)
 自分の体を売ってしまう禁忌の快感。
(戦士としての私の価値を踏みにじり、あまりにも安値で買われた時の屈辱が心に突き刺さってしまう)
 物として金額(点数)を付けられる背徳の快感。
(身体の大きさのわりに豊満な乳房に変態嗜好の者達に勝手に付けられる点数、いやだいやだでもそんな点数うれしいいいい)

 そして『もっと多くの人に、より高い値段で買われる為に誤った努力をする快感』
 ドワーフの誇りも戦士としての誇りも捨て去りおねだりに励む自分自身、これこそが本当の私。
 もっともっと苛めてもっともっと性の充足を味わいたい。
 ならばそれがどんな相手であれ……。
 媚薬の香で高まった性欲と幻覚ですでに何者であれ早く慰めそして突っ込んでほしい。
 そればかりが頭の中で回転いた所に全裸でしかもそそり立つ剛直を持つユハナの姿が目に入れば、それはもはや自分の身体を求める客にしか見えていない。
「グァーネッツォを買ってくれて嬉しいワン♪いっぱいご奉仕するワン♪」 
 そう言うなりユハナの腰にしがみつき、野生の剛直を口いっぱいに頬張ると美味しそうに頭を前後させ始めた。
「いいぜ、思い切りしてやるからももっと奉仕するといいぜ」
 そんなグァーネッツォの痴態もユハナにとってはただのエッセンスと同じ、この下半身に広がる熱さと快楽こそが本物なのだ。
 そんな交わりあう二人の後ろからふらふらやってきて空気も読まずにそれに混ざろうと前戯も無しにグァーネッツォの臀部に自ら息子を擦り付けるカシムだったが、数擦りしただけで我慢できずに精を解き放ってしまう。
 背中に熱いモノをかけられたグァーネッツォがお尻を振り早く入れろとばかりにおねだりをする。
「ええ…欲望に素直になるのが正解なのであればまさにっ問題はないのです!今宵の僕は狼ですよ♪」
 カシムはそれを愉しそうに眺めつつ腰を押し付けた。
 何の抵抗も無く受け入れ襞の感触に酔いしれる二人、ユハナもまた再び腰を振れば三人の高まりは再び限界を迎え同時に絶頂した3人のイキ声が鏡迷宮に響き渡るのだった。
 
 それから数時間、体位を変え順番を変え途中で腰が抜けて倒れたままのカシムを放置してユハナとグァーネッツォの底無しの絶倫な淫行は尚も続いていた。
「あんあん♪グァーネッツォだけじゃなくてお客様も気持ちよくなってほしいワン♪」
「あぁ……最高だ、もっと注いでやるぜ!」
 再奥で何度も何度も放出しているに飽き足らず中を自分色に染めきったユハナがさらなる激しさでグァーネッツォを犯し続けるのだった。
「むにゃむにゃ……もう出にゃい、腰がもう……」
 底無しの二人に比べればまだ常人だったカシムがふにゃふにゃんになったまま声を漏らしている。
 三人の姿もゆっくりと鏡の中へと吸い込まれ……。


 ようやく、そうようやく迷宮にいた全員が性的に墜ちることで鏡の奥に待つ空間へと導かれていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第2章 冒険 『美を求めた結果』

POW   :    全く、根性ないなぁ。気合と根性さえあれば堕ちたりなんかしないって!

SPD   :    全く、早くないなぁ。速度を重視すれば何事もなく堕ちたりなんかしないって!

WIZ   :    全く、考えなしだなぁ。よーく考えればわかるはずさ。だから堕ちたりしないって!

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●迷宮学園
 鏡に吸い込まれた猟兵達は迷宮内に作られた学園へと辿り着くことができた。
 そこに用意された制服を着て学園生活を送るのだ。
 
 ただしこの学園内にのありとあらゆる物に媚薬が仕込まれている。
 普通に過ごしているうちにそれらは自然と猟兵達の身体を狂わせるのだ。

 授業中にこっそり行う行為。
 更衣室での着替え。
 体操服に着替えてのレクレーション。
 水泳の授業。
 美術室でのヌードデッサン。
 トイレという密室での逢瀬。
 教師による持ち物検査や個人指導
 保健室で休憩

 あらゆるモノを使いここの迷宮主は猟兵達を堕落へと誘う。
 生徒の誰かに成りすましている迷宮主たるオブビリオンをどうにか探し出すこと。
 それこそが事件解決への早道となる。

 こうして迷宮学園での生活がスタトしたのだ。
華上・ユーディ
【冥土猟兵団】参加
⚫アドリブ&連携OK



pow勝負
そろそろ……
猟兵を案内している
ベル嬢が疲れる所か?(ぇ)

いつもと違う?(笑)
UC【紅き冥土長の凱旋】発動
真の姿解放なり。

威風堂々とした銀髪の
黒メイド参上。



余りにもボケ役が多いので
たまにはツッコミ役をしませう…

マリア……手折…何時まで
堕しなく横たわっているのか!?(恫喝)

恥を知れ……(正座をさせる)

メイドは妥協を許さず、戦場に於いても、掃除に於いても塵一つ残さない。主人がいつ来ても良いように鉄の意志を持たねばならぬ。

仕方ない。
いけないメイドにはお仕置きをせねばならぬか(ため息)

其処に並びなさい(無表情でお仕置き開始)


手折・伊夜
【冥土猟兵団】に参加

アドリブ&苦戦
連携大丈夫だよ。

鏡の先は学園なんて。

超凄いじゃん!
(罠だと気付いていない)

敵を探すなら囮になれば
いいんしょ?

なら、学園で悪いことして
個人指導受けるじゃん☆

先生か生徒に怪しいやつを見つければ楽勝(能天気)

ユーディちゃんもそう思う……

何かいつもと違うじゃん(恐怖の余り敬礼)

真面目に怪しい生徒を【追跡】
して 調査して来ます…冥土長殿(何故か敬語)


マリア・ハルゼンヌ
【冥土猟兵団】に参加

アドリブ&連携可能です。

WiZ専攻

⬛鏡の先には学園があるとは…
何だか印鑑を感じます。

毎日、男性教師に呼ばれては
身体検査と称して手折様と
貝合わせさせられたり。

授業中にいけない行為が
頭を巡り体が あがらえない
…(赤面してため息)

このままどうなるのでしょうか?




「鏡の先は学園なんて超すごいじゃん!」
「手折様……それはそうなのですが、鏡の奥に学園があるとは違和感を感じます」
 普段通りのペースではしゃぐ手折・伊夜(人狼のUDCメカニック・f11282)にマリア・ハルゼンヌ(エルフの看護士・f06545)が注意を促してみるがあまり話は聞いていなさそうな雰囲気だ。
「そろそろ皆さん疲れが出る頃でしょうか?」
 普段とは全く違う衣装外見へとチェンジする華上・ユーディ(冥土・f02310)がその二人のやりとりに加え鏡迷宮での疲弊も考え注意喚起をする。
 マリアだけが了解しましたとばかりに会釈を返してくるのでひとまずはそれで安心しておくことにした。

 3人は出来るだけバラバラになることを避けこの迷宮学園での生活も数日が経過しそれぞれここの流儀というものを大なり小なり感受するハメになっていた。
 ここでの学園生活には性に関してあまりにも怠惰にして堕落しきっているというのは事前に予想はしていたのだがここまでとは思わなかったというのが正直な感想かもしれない。
(敵を探すには囮になればいいじゃん!)
 わざと校則違反を繰り返し放課後になるごとに男性教諭に呼び出された伊夜は個人授業と称したお仕置きをその身に受けていた。
 制服を脱がされその規格外の胸で教師達に奉仕としか言えない淫行を強要され、終る頃には毎回真っ白に染まりきったまま教室へと放置され続けていたのだ。
 それを教師に抗議しに出向いたマリアも目をつけられてしまい翌日から身体検査と称して脱ぐ事を強要されすの麗しい肢体をねっとりとした視線に晒し隅々まで観察されてしまっていた。
 一人の教師の言葉から始まってしまった伊夜とマリアによる貝合わせは、互いに見知った者同士ということもあり気付けば燃え上がってしまった欲情に身を任せ二人は床に大きな水溜りを作るほどに絡み合い痴態を晒してしまっていた。
 重なり合った秘裂からは大量の蜜と大洪水。
「もう……ダメじゃん……あは♪」
「腰がもう……抜けてしまって……っ」
 二人が肩で息をして身動きできなくなったのを確認した教師達が二人の上に跨るとその計測不能のバストに剛直を擦り付け始めそこから第2ラウンドが開始されたのである。

 その日の授業中も前日に嬲られた事を忘れられず疼く身体に心が今にも砕けそうな二人は机に座りながらこっそりと手で自分を慰める事に集中してしまっている。
 とてもではないが目的のオブビリオンを探す余裕など無い。
 今日もまた個人授業と身体測定を終えぐったりと教室に倒れこむ伊夜とマリアの前にピリッとした空気が充満した。
「マリア……手折…何時まで堕しなく横たわっているのか!?」
 カツーン。
 重々しい足音に二人が気付き見上げた瞬間二人の表情が一瞬にして強張り固まったのだ。
 そこにいたのは真の姿を開放し威風堂々とした風格の銀髪の黒メイド、そう……二人にとって怒らせてはならない数少ない相手真の姿を現したユーディがそこに立っているのだ。
「二人共……恥を知れ」
「はっはい!」
「ちょ……マジじゃんこれ」
 ユーディの気迫に裸のままで正座させられる二人。
 目の前をコツコツと音をたて左右に行ったり来たりするユーディがビシリと二人に指を突きつける。
「メイドとは! 妥協を許さず! 戦場に措いても掃除に措いても塵一つ残さない!」
「ひいっ」
「うぅぅっ」
 パンっと叩く手の音に身を縮める二人にユーディはさらに訓示を続けるのだ。
「仕方ない……いけなメイドにはお仕置きあるのみ」
「えっいやちょっと!?」
「ままま……真面目に追跡してくるから許してほしいじゃん??」

「問答無用!」
 無表情のままユーディのお仕置きが開始され二人の絶叫が校舎内に響き渡ったのだ。
 通りかかった生徒や教師にとってはお仕置きされる二人もまた美味しい素材となりえるのだが、ユーディの気迫にビビリされ一人として近付こうともしない。
 ただ一人ユーディ達3人に近付いてきたのは一人の女生徒だった。
「あの、すみません……そこのメイド姿のあなた……」
 自分の事かと振り返るユーディにその女生徒は話を続けた。

「風紀委員です……あのその、出来れば学園内では制服を着用していただきたいんですが……」

「「「あっ……っ」」」
 顔を見合わせた3人は風紀委員の少女に連れられ更衣室へと案内されていくのだった。
 オブビリオンはどこにいるのだろうか?
 猟兵達の探索はまだ始まったばかりなのだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

グァーネッツォ・リトゥルスムィス
何とか潜入できたな
生徒に成りすました黒幕を見つければいいんだな
黒幕といえど今は生徒の振りをしなければならないんだ
だったら他の生徒や教師を味方につけられれば捜索が捗る、はず

美化委員として地道に校内の清掃(意味深)や
生徒・教師の美化意識の向上(意味深)をしていき信頼の獲得を目指すぞ
もし黒幕に洗脳されててもオレの清掃テクニック(意味深)でオレの虜にしてやる♪

あとは媚薬によってオレ自身が清掃を疎かになってはいけないから
必要以上の労働をしてUC『朽ちぬ闘魂』で身体能力の増強、
免疫力を高めたり少しでも解毒するようにしていくぜ

それと、何か発見できたら他の猟兵に黒幕に見破れない様に情報を与えていくぜ




 鏡迷宮を見事にクリアし迷宮学園への潜入に成功したグァーネッツォ・リトゥルスムィス(超極の肉弾戦竜・f05124)はこれからどうするかを考え、用意されていた制服に袖を通し周囲に溶け込むべく案を練っていた。
(黒幕といえど今は生徒の振りをしなければならないんだ。だったら他の生徒や教師を味方につけられれば捜索が捗る、はず)
 状況に溶け込み周囲の者を味方につけることが出来ればこれほど頼りになるものもありえないだろう。
 だからこそグァーネッツォが選択した方法はとても理に叶っているものはずだった。
「ここのゴミはこれで終わりだぜ」
 物陰で頭を揺らしていたグァーネッツォがその口に含んでいたモノから口を離し伸びる糸を吸い取り舌なめずりをして見せる。
 それはとても妖艶で小柄な肉体から想像することはできないだろう。
 美化委員として潜入することに決めたグァーネッツォが校内の清掃(意味深)に日々励み始めすでに数日が経過している。
 生徒や教師の美化意識もいつしか一人また一人と向上していき、彼らはいつっしかグァーネッツォの虜と成り果てていくのだ。
 オブビリオンに洗脳(?)されていたであろう忠実だった教師もここ数日の美化活動(意味深)によりすでにそれを解除するほどに仕込が進んでいた。
 だがそれも長期間になると媚薬の効果でグァーネッツォ自身が取り込まれる恐れもある。
 必要以上に励み発散することもギリギリまで自分を追いこみ「朽ちぬ闘魂」によってさらなる強化を狙うために必要な行為だった。
「んーーーっ んぅはぁ……そこ、素敵ぃ♪」
 だがそれも続ければ続けるほど美化活動という名の淫行にのめり込んでしまう事であり、グァーネッツォにとってはもはやこの活動こそが一番なのだと脳裏に刻まれてしまっていっていた。
 数人の生徒や教師達に囲まれそれらを全て同時に捌くようになる頃にはもはや隠す事無く堂々とその行為を周囲に見せ付けるほどになっていたのだ。

「美化委員の活動お疲れ様です♪」
 一人の女生徒に声をかけられた時ももはや脳細胞の一つ一つが性欲に支配されているような状態でグァーネッツォは緩んだ表情でそれを見送るのだった。

 オブビリオンが潜むこの学園を調べきるのはまだまだこれからのようだった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

ミヤコ・グリードマン
姉さまったら、また黙って迷宮にいっちゃうんだから。しかも今度は上姉さままで一緒なんて、ひどいじゃない。何かあっても助けてあげないんだからね。

…ちょっと…相談に乗ってくれないかな?体の悩み、みたいな?
わたし…普通の女の子と違うとこがあって、わたしが見る夢と関係あるみたいなの。夢のわたしは変な姿で…何人かとえっちぃことしてたりするんだけど…起きた後もその変なのが一部残ってるの。その、コレ…なんだけど(スカート捲ると男の部分が)ちゃ、ちゃんと女の子のほうもあるからっ!
なんて生徒同士で相談してたら誘き出せたりしないかなぁ、と。
あ、変な姿っていうのはコレね(アバタール召喚)
【絡みアドリブお色気OK】




 鏡迷宮に吸い込まれ辿り着いた迷宮学園ではどこからが現実でどこからが幻覚なのかの境界がとても曖昧である。
 時間の流れ、下校後どう過ごしているのか等々普通に考えればおかしいと思える事もここでは起こってしまう。
 だとすればここから脱出するにはオブビリオンを発見しこれをどうにかしないといけない……のだがミヤコ・グリードマン(海賊王女・f06677)にとってはそれよりもここの所見る夢が現実を浸食してきているということに頭を悩ませていたのだ。
 二人の姉達もまたここに来ているようなのだが、二人共なかなかに飛び抜けた性格をしているだけに無事であることを祈るしかできない。
(というかひどいじゃない!何があっても助けてあげないんだからね!)
 置いてけぼりにされたせいなのだろうか、急に見るようになった夢にも違和感しか感じないと捨て置いていたのだがそれが肉体に影響が出てしまった時点でさすがのミヤコも慌ててしまったのである。
(なに……なんなのよこれ!)
 学園制服を着ているのでわかりにくかったが、スカートを捲ってみてみれば股間にあるはずの無いモノが生えている。
 これは夢か幻かそれはミヤコ自身にもわからない、だが今感じる感覚も現実にしか感じれない上に触れる事すら出来てしまう。
 ならばこれをダシに生徒達から噂話など集めてみるのも手だとミヤコは機転をきかす。
 あえて幾人もの生徒達に声をかけ実際にそれを見てもらう事で噂になればオブビリオンを誘い出せるかもと思い至ったのだ。

「夢のわたしは変な姿で…何人かとえっちぃことしてたりするんだけど…起きた後もその変なのが一部残ってるの。その、コレ…なんだけど」
 連日放課後になると空き教室に連れ込んだ女生徒にスカートを捲り男性のすれを見せつけるミヤコだったのだが、今日の女生徒は昨日までよりも積極的な子だったらしくそれに触れさせてほしいと言い出したのだ。
 変な姿とは何かと問われ呼び出した真の姿である自分自身、そしてその股間にそそり立つ男性のシンボル。
 黄色い悲鳴をあげながらそれを観察し触れてくる女生徒にミヤコは少し恥ずかしかったのだが、それも次第に心地よい声へと変化をとげ気付けば心地よい舌の感触に身を委ねてしまっていた。
(これは情報収集、そう情報収集なのよ……っ)
 下半身に見知らぬ感覚と血液が集まっていくのを感じ異性の快感にその心が溶けそうになった時、突然扉が開いて誰かが室内へと入ってきたのだ。
「そこにいるのは誰! 風紀委員です何をやっているのですか!」
「ひゃう 今ダメ!?」
 風紀委員の腕章をつけた女生徒が突如入ってきたため、ミヤコは今の今まで我慢していた腰の力が一瞬で崩壊してしまうと股間より激しく体液を飛ばしてしまっていた。
 それは宙を舞いそして風紀委員の顔や服にべっとりと黄色い染みを作ってしまう。
「あ……あなたね……っ!!」
「あ……やっば……っ!?」

 ミヤコはもう一人の女生徒と共に抱き合うように教室の隅へジリジリ追い詰められていく。
「ちょーっとお話聞かせてもらおうかな?」
「「いやああああああ!?」」
 空き教室に恐怖に震えるミヤコ達の悲鳴が校舎に響き渡るのだった。
 オブビリオンはまだ見つかっていない。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

エルーゼ・フーシェン
「制服?」
用意された制服を着て、トリガーと共に行動をするわ。
「大丈夫?顔色悪いよ」
様子がおかしいので保健室に連れていくね。
11年半前にされた薬物とウイルス投与による肉体の変化を聞くけど。
「……」
媚薬の効果がさっきより強くなってるのかな……疼いて……。
でも我慢しないと……。
「はあ……んん……」
トリガー……

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK


トリガー・シックス
「制服か……とにかく探すぞ」
エルーゼに見られる。ああ、身体つきか。色々されてるから筋肉がこれ以上付かなくなってな。
傷跡?まあそれだけ激戦を抜けたということだ。探すぞ。
【野生の勘】と【第六感】で標的を探しながら歩き回る。
「チッ、こんな時に」
身体が熱くなる。媚薬の効果というより、あれか。
「大丈夫だ。探すぞ」
今は索敵が最優先で休む時ではない、のだがエルーゼに無理に連れていかれてしまう。思うように力が入らない。
11年半前に投与され、肉体を変えられた事も話しておこう。ウイルスが媚薬を無毒化しようとしている。
「エルーゼ、大丈夫か?」
媚薬の効果か。メモだけでも残しておこう。

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK




 迷宮学園へと導かれた二人は用意されていた制服に袖を通すと不自然としかいえない自らの姿を姿見で確認し軽い溜息をつくのだった。
「制服……かぁ」
「制服か……とにかく探すぞ」
 背中の羽根のせいかものすごく目立ってしまうなと思うエルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)に対し学生どころかカタギに見えないトリガー・シックス(黒衣の銃剣士・f13153)がさして気にする様子も無くさっさと探索を開始するよう促していた。
 着替えるときの様子で全身の傷に気付いたエルーゼにトリガーはさしたる感慨もなくただ淡々と過去にあった経緯を説明する。
 色々と肉体を弄られたせいか筋肉がこれ以上つかなくなていることも激戦を潜り抜け傷ついた肉体もトリガーにとっては当たり前の事すぎるのだ。
 もう少し詳しく教えてくれてもいいのにとエルーゼが頬を膨らましているのも軽くスルーするとさっそく探索を開始する。
 この迷宮学園は迷宮内を改造してそれらしくしてあるだけで基本的には地下である。
 それ以上外にも出れないし勝手に帰ることも出来ないようされているのでオブビリオンがこれを維持するために学園内に潜んでいるのは間違いないだろう。
 色々な施設のどこに潜んでいるのかと考えてみたたが木を隠すには森の中、オブビリオンのことだ学生達の中に紛れているのだろうとは簡単に予想がついてしまう。
 後は虱潰しに調査をするだけ……のはずだったのだがどうにもトリガーは先ほどから体調の不調を感じとり動きが鈍っているのを感じ取っていた。
 もちろんエルーゼもその異変には気付いており、心配そうに後ろからその姿を見守るように歩いている。
「大丈夫?顔色悪いよ」  
「チッ、こんな時に」
 身体が熱くなるのを感じるがこれは媚薬によるものとは少し違う。
「大丈夫だ。探すぞ」
「ダメ、万全を期さないと前みたいになってしまうよ?」
 結局エルーゼに無理やり保健室へと連行されてしまったトリガーに保険医の診察を受けさせようとしたのだがちょうど留守だったのか仕方なくベッドに寝かせて様子を見る事にしたのだが……。
「心配するな、これは少し違う」
「でも、苦しそうだし」
 心配そうなエルーゼにトリガーはぽつぽつと語り始める、11年半前に身体中を弄られた際に投与されたウィルスが肉体に影響が出そうな異物(媚薬)を分解し無毒化しているがための負荷がかかった状態というのが現在の体調不良の原因なのだと。
 しばらくすれば山は越える、だがそれはトリガーに限っての事。
 媚薬の影響が次第に出始めたエルーゼのほうが顔色も呼吸もすでに興奮状態になってきているのだ。
「エルーゼ、大丈夫か?」
「え……えぇ……」
 コクリと頷くがそう長くはもたないだろう。
「コンディションをまず整えるほうが先だな」
「はあ……ん……んっ」
 ベッドのカーテンが閉められ二人の姿は周りからは見えなくなる、しばらくすると声を押し殺すのも忘れたエルーゼの艶やかな声が校舎中に響くのだった。
 二人の情事はそれから2時間近く経ち、風紀委員の巡回が回ってくるまで続いたのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

丹羽・真菜
制服リボン、靴下、靴以外が消滅した服装が真の姿みたいです

違…私は変態なんかじゃ…
服を着ても、タオルを巻いても、全部消えちゃうだけで…

見られたくないのに全裸の【存在感】で目立って、勝手に【誘惑】された人達が【おびき寄せ】られて来るんです
はぁ、はぁ、ダメ…何か、頭がぼーっとして…変な…気分に…んぅ…ぃ…くうっ

粗相した私は職員室に呼ばれました
先生達みんなの前で、自分が裸同然の姿で校内徘徊し、粗相したことを説明、謝罪させられます
恥ずかしさのあまりまた絶頂した時に【ユーベルコード】が発動、理性のたがが外れたおじさん先生達から陵辱されます
ミラーハウスで見たのと同じ…もっと酷いかも…私、今どんな顔してるの?




 迷宮学園の廊下を痴女が歩いていた。
 他にはどう表現すればいいのか悩む姿なのは間違いない。
 制服リボン、靴下、靴のみを着用し、後は白く艶やかな裸体を曝け出した丹羽・真菜(おじさんオンリー霊媒体質・f16135)がふらふらと廊下の角に辿り着いては身体を擦りつけたりを繰り返している。
(違…私は変態なんかじゃ…)
 真菜がそう思うのも仕方がないことだ、真の姿を晒してしまった真菜は服を着ようがタオルで巻こうが全てが消えうせてしまうのだ。
 もう隠すとなれば自らの手や髪で隠すしかないのだがそれはそれで触れてしまう事で必要以上に触れ弄りそして自慰へと繋がってしまう。
(見ないで……見ないで……)
 心の中で見ないでといくら祈ってもそれは逆効果、真菜の持つ存在感は周囲の者を自然と引き寄せ視線はその裸体に釘付けになてしまうのだ。
 学生や年配の教師達、そして用務員のおじさんが次々と誘き寄せられるがように近付いてきて真菜のその痴態の見物に余念が無くなっていくのだ。
「はぁ、はぁ、ダメ…何か、頭がぼーっとして…変な…気分に…んぅ…ぃ…くうっ」
 見られる事で開花した羞恥心の奥にある快感が真菜の全身を駆け巡り、気付けばもう我慢する事もできずに情けなく声をあげ粗相をしてしまいその場へと座り込んでしまったのだ。
 廊下に広がる水溜りと湯気が真菜のあまりにも情けなく見られてしまった恥そのものを示してしまっていた。

「ち……違うんです、あ……あれはどうしようもなくて……」
 職員室に呼び出された真菜は胸を股間を手で隠しながらどうにか言い訳をしようと声をあげるも。
「何が違うのですか! 丹波さんあなたもう何回目ですか!」
 教師の鋭い声が耳に痛い、そうこれが初めてではないのだこの学園に来て以来これは何度も繰り返させられた痴態とれに対する厳罰。
 なぜ裸同然の姿で校内を徘徊しそしてそれを見せつけ人前であれだけの粗相を繰り返すのか。
 それを途切れ途切れの声で報告する毎に真菜の身体の芯から燃え上がる欲情の炎は熱く熱く燃え上がっていくのだ。
 知らず知らず指の動きは淫らなものになっていき、乳房を弄りそして股間に伸びた手はそこを重点的に弄り始めてしまう。
(恥ずかしい恥ずかしい恥ずかしい……あぁ……皆に聞かれてもう……もう我慢できなっ!!)
 羞恥が限界を超えたその瞬間、真菜から発せられる魅了のフェロモンは『周囲のおじさん達』すなわち年配の男性教師達のみを一気にその魅力で堕落させるには十分なものだった。
 理性のタガが外れた男性教諭達の手が一斉に伸び真菜の身体が床へと押し倒され……。

 ギシギシギシ……。
 職員室に淫らな音がまだ鳴り続けている。
「次は私の番ですよ」
「しょうがありませんね、あぁ……なんという肌の潤い若い娘はいいですなあ」
 年配の男性教諭達が体力まかせの激しさなどは無くねっとりと技量に応じた腰使いや指使いで真菜に何度も何度も絶頂を味あわせつつ未だに辞める事無く陵辱の限りをつくしていた。
 時計を見るだけでももう数時間は時間がたっている、いつ終るともしれぬおじさん教師達の責めに心が疲弊するどころではなくもはや壊れた人形のようにだらしなく身を任せるしかない。
 ぼやけた意識がガラスに映った自分を見てふと思い至る事実を思い浮かべてしまう。
(ミラーハウスで見たのと同じ…もっと酷いかも…私、今どんな顔してるの?)
 そこに映った自分の表情は……悦楽を受け入れだらしなく涎を垂らす淫乱きわまりない真菜自身の姿。
(嘘だ嘘だ……こんなのが私だなんてぇ……♪)
 手で顔を押さえつつ真菜は自然と破顔してしまうのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ジール・シルバードーン
WIZ

あらゆるものに媚薬ってことは、当然この制服も…やっぱり
鏡に変なもの見せられたから、ずっと疼きっぱなしなのよ…もう!
授業中、みんなが出て行った後の更衣室、トイレ…
自分を慰めて落ち着かせないとオブリビオン探しすらできないわ
落ち着いたらセンスマジックの魔法でひときわ魔力が高い所を探すとかするからね!

場所が場所なだけに声も出せないし、下着は濡れっぱなしだし
こんな事ばかりしてたらそのうち…

授業中にスカートの中に手を入れているのがバレて科目は保健体育に変更
先生と実技で子どもの作り方を実演するハメになるとか
掃除に来た用務員さんに現場を見られてなしくずしに…とか

そんなことにならないように気をつけないとっ




 ここが異常な環境ということは理解している。
 だが周囲の学生達など大勢のクラスメイトがいる教室では今も授業が行われている。
 そんなクラスメイト達に目を凝らしながら、けれども目立たないように身を縮こませたジール・シルバードーン(魔法戦士シルバリードーン・f15869)は、モジモジと内股で脚を擦り合わせ襲い来る疼きに耐えようとしていた。
(あくっ……ふあっ、あっ……またっ、くっ早く終って……っ)
 ポタポタと零れる滴に羞恥が襲い掛かり息も絶え絶えにもう数時間の授業に耐えているのだがこれをもういつから続けているのか思い出すこともできない。
(ありとあらゆるものって事は、当然この制服も……やっぱりっ)
 用意された制服を着用しているだけで身体が疼き、常時自慰を強いられているも同然の状況なのだ。
 この丈の短いスカートでは、股間から立ち上がる雌の臭気や汗や汚れの体臭が周りに漏れ出して知られてしまうのを防ぐ事ができない。
 可能な限りは休憩時間のトイレや更衣室で自慰に耽るというのがもはや日課になっているうえ、掃除にきた用務員に現場を見られそのまま済し崩し的に行為に至ってしまった事ももう一度や二度ではない。
 しかも常にシャワーを浴びれるわけでもなく身体から染み出るフェロモンのようなものはもう常人であれば即限界を迎えるほどになってしまっている。
(場所が場所なだけに声も出せないし、下着は濡れっぱなしだし……こんな事ばかりしてたらそのうち…)
「シルバードーン君、何をしているのかね?」
「ぴゃ!?」
 行為に没頭しすぎてしまっていたのだろう、教師がいつの間にやら目の前に立ちジールの手が自分で自分を慰めているのを見咎められてしまったのだ。
「こ……これはそのっ」
「どうやら健全な学園生活のために一肌脱いでくれるのはシルバードーン君が適任のようだね」
 教師に促され教壇に立たされたジーンの表情が羞恥に染まっていた。
 クラスメイト全員の視線が自分一人に注がれているのである、男子生徒の視線が熱く突き刺さるのもそうだが女生徒からのひそひそとし何かを囁きあう視線もまた違う意味で心に突き刺さっていた。
「それではこれより本日の保健体育の実習を始める、全員シルバドーン君をよく見ておくように!」
(な……なんですって!?)
 教師に持ち上げられ教壇の上で開脚させられたジーンはクラスメイト全員に蕩けているものを全て見られ身を捩るが逃げ出す事など出来ないのだ。
 そこからはもうプライドをズタズタに砕かれる事の連続だった。
 身体の一部分一部分を大きな声で何度も言わされ、それを自らクラスメイトに見せつけさせられたり見られていない部分などもう残っていないのではという有様だった。
 トドメとばかりに子作りの実演と下半身に熱い痛みが走ってしまえばもうジーンに出来る事は我慢に我慢を重ねてきた劣情を甘い声に乗せて吐き出すのみ。
 蕩けた表情で喘ぎながらもセンスマジックを使い強力な魔力を探ってもればちょうど何かが廊下を移動しているのを感じる事が出来た。
 正体を突き止めねばそう身体を廊下側へ向けようとするが身体が言う事をききそうにない。
(こ……これ以上されたら戻れなく……なぁぁっ♪)
 羞恥に奮え頭にスパークが走ったところに注がれる熱い欲望。

 特別授業はまだ始まったばかりのなのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

キッシェ・ネヴァーサイス
クラス男子の皆が私に〝性教育〟してくれるって……
私そんなの頼んでないしー!!

でも周りを囲まれて逃げられそうにない……
あーもう、分かったわよ!!
性教育でもなんでもすればいいじゃない!!(怯え強がり

ひいいいっ!?
男の子の裸、っていうか股間!!?
なにこれ!?
生まれて初めて見た、すごい……

指示に従って口で咥えたり、胸で挟んだり、一つ奉仕が終わるたびにクラス内からは歓声が巻き起こって……

さっきから胸ずっと揉まれてる……
あぅ、股間に顔埋めないでよぉ……

口の中に出されたものはバレないように吐き出そう。
こんな苦いもの飲めるわけないし!(見つかったら男子に怒られそうだけど……

◆どのようなアドリブも大歓迎です!




 鏡迷宮に吸い込まれ迷い込んだ迷宮学園での生活は徐々に学生達の理性を砕いていくには十分すぎる空間である。
 アルダワ魔法学園の生徒達であるのだから世界の命運をかけ世界中から集まってきている精鋭ではあるのだが、このような搦め手には滅法弱いともいえるのである。
 事実この日常的に淫行が蔓延る学園に長期滞在していると徐々にだが理性のタガが外れていき、気付けば常識そのものが書き換えられていくことにもなる。

「私そんなの頼んでないしー!!」
 とある教室でキッシェ・ネヴァーサイス(これでも13才・f03962)の声が響き渡りクラスメイト達の視線が集まるがすぐに皆視線を戻し何事もないように学園生活が再開された。
 キッシェが大声をあげるのも仕方がない。
 先ほどから休憩時間に話していた男子生徒達が急にキッシェを取り囲むと”性教育”をしてくれると言い出したのだ。
(そんな事頼んでもいないし全然別の話題話してたじゃない今まで!)
「キッシェが興味あるっつうから俺達で教えてやろうって言ってるんだぜー?」
「そうだそうだ」
 男子生徒たちは好き勝手言っているだけなのだが、ここで引き下がれば何故か負けた気になってしまうとついつい意地を張ってしまうのがキッシェである。
「あーもう、わかったわよ!」
 フンッと胸をそらし内心の不安を振り払うように高らかに宣言する。
「性教育でもなんでもすればいいじゃない!!」

「おおー さすがキッシェだぜー!」
「さすがクラス1の才媛だな」
 何となく取り返しのつかない空気になってしまい”やっぱり冗談よ”などとは言いにくくなってしまった。
 だがそんな事を悩んでいる間にも目の前でカチャカチャとベルトを外し男子生徒達が次々とズボンと下着を脱ぎ始めたのだ。
(ひいいいっ!?男の子の裸、っていうか股間!!?)
 ついつい股間にある自分には無い物に視線を向けてしまうと思わず赤面してしまう。
(なにこれ!?生まれて初めて見た、すごい……)
「えっええと……そ、粗末なモノをいきなり出されても、こっ困るわね」 
 照れ隠しに憎まれ口を叩いてしまうがそれが大きいのか小さいのかは今のキッシェには見分けがつくわけがなかった。
 何しろ見るの自体が生まれて初めてなのだ。
「ほらよ 早くしろよ」
「えっ ええ……」
 数人の生徒にそれを咥えろと命じられ嫌々しながらも咥えるまで許してもらえそうにない空気に内心涙目でキッシェは可愛い唇をそれに近づけた。
 生臭いさが鼻をつき嫌な表情を浮かべた所で口に無理やりねじ込まれてしまえばその後に行われた”教育”はキッシェの常識を書き換えるには十分なものだった。
 咥え舐め奉仕し、気付けば制服のボタンがいつのまにやら外され自慢の乳房がポロリとその姿を見せている。
 衆人の目がある中で桃色の突起が恥ずかしそうに見られているのだが、それさえも使って奉仕することを命じられるとキッシェも一度は断ろうと声をあげようとする。
 だがしかし口内を常に征服され続け一つ覚えるたびに周囲からの拍手喝采が起こるたびにキッシェの中に湧き上がるのは達成感と喜びの心だけだった。
(さっきから胸ずっと揉まれてる……)
 何人もの手がその豊満な乳房を鷲掴みにし揉み抓り引っ張りそして吸い付いてくる。
(あぅ、股間に顔埋めないでよぉ……)
 下着越しに舐め続ける男子生徒が先ほどからクンクンと匂いを嗅ぎ続けていてそれだえでもキッシェの心の大事な何かが壊されていくのだ。
 我慢できなくなった男子生徒たちに真っ白に染め上げられ気付けば制服は全て脱がされてしまい残っているのは靴下だけ。
 この頃には蕩けた表情で次々と順番待ちをしている男子生徒たちに自ら奉仕してしまうほどに墜とされていて……。
 口の中に出されたものをこっそりと吐き出す事だけが唯一の抵抗だったのかもしれないのだが……。 

 数時間後、巡回してきた風紀委員に発見されるまで”教育”は続けられてしまったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

戸辺・鈴海
ふしゃさんと一緒に食事をしてて、それで学校に来て……。
食欲で身体が大きいままという事は、まだ食べ足りないみたいです。
それで料理をしに調理実習室に来たと……すっかり忘れておりました。

さて、下拵えは念入りに行う必要が御座いますね。
美味しくするには力強く念入りに揉みしだく必要があります。
丁寧に味を染み込ませるのに、じっくりと身体を擦り合わせましょう。

後はふしゃさんを味見と称してつまみ食いです、実に好みの味ですので。
幾らでも頂ける気がします、やみつきとは正にこの事かと。
満遍なく濡れましたら粉をまぶし合って、油の世界にダイビングです。
身体を熱く焦がす感覚を共にしながら、文字通り美味しく出来上がりますね。


ウルフシャ・オーゲツ
こ、ここは学校……戻ってきたんじゃろうか……なんじゃろ、すーすーするけど……これが普通じゃよな、鈴海ちゃん?
えっと、ここは調理実習室。
そうじゃ、料理、料理するんじゃったな!
ならお互いにしっかりと準備せんといかん。
しっかりと隅々までよぉく揉みほぐしておかんとならぬな。
たっぷりと染み込ませておいしくなぁれ、おいしくなぁれ。
ちゃんと味見をしてって、味見だからそんなに食べてはいかんのじゃ!?
も、元から好みの味付けじゃと?
それって、そのどういう……あ、ちょっと、がっつぎすぎなのじゃ!
……うちも、食べるのじゃからな?
たっぷりもみこんだ後には熱く煮えたぎるような世界へと。熱くて危険でも、一緒なら......




 迷宮学園に招かれた学生達は数多くおれど、その大半は教室やプールそして保健室に集まる傾向があった。
 やはりそれこそが大半の者にとっての性を思わせる場所だったからかもしれない。
 だがこの二人にいたっては色々と入り混じった”食欲”にどこまでもどこまでも「食事に」のめり込み続けているのである。
「美味しいのじゃ~」
「この味わい素敵……です」
 ウルフシャ・オーゲツ(しょしんしゃ・f00046)が味わうスイーツこと戸辺・鈴海(味覚を求める来訪者・f00008)も負けじとウルフシャを味わおうと互いにむしゃぶりつきあい絡み合う。
 鏡迷宮からこちらすでにどれぐらいの時間味わい合ったのか……。

(ふしゃさんと一緒に食事をしてて、それで学校に来て……食欲で身体が大きいままという事は、まだ食べ足りないみたいです。それで料理をしに調理実習室に来たと……すっかり忘れておりました)
 鈴海がすっかり記憶捜査を受け入れてしまってるのはしょうがないのかもしれないが、それにツッコミいれるべきウルフシャはと言えば。
(なんじゃろ、すーすーするけど……これが普通じゃよな、鈴海ちゃん?
えっと、ここは調理実習室。そうじゃ、料理、料理するんじゃったな!)
 おかしいと思うことなく受け入れてしまってる有様で調査どころではない。
 というかこの二人、性欲と食欲の境界線があやふやすぎて何というか言ってる事とやってる事が違う気がするのはキノセイデス。
 二人がしているのは調理実習、そうこれは調理実習なのです。
「料理の下拵えは念入りにです」
 鈴海の手がウルフシャをマッサージするように揉み始めるとウルフシャも負けじとも見返す。
 曰く「しっかり隅々まで揉みほぐしておかんとな」とのこと。
 互いの乳房は特に念入りにと指を沈めて形が変わるほどに揉めみあえば次第に吐息も艶やかになっていく。。

「こここ、こらがっつきすぎじゃ」
「美味美味♪」

 こうなれば本格調理の前に味見をするのが人情というもの、互いに姿勢を入れ替え『椋鳥』になり絡み合えば互いに味わうは蜜の味。
 舌を這わせて吸い付き合い舐めて飲みこむ頃には数度の果てを経験しその目はすでに夢心地そのもので。

 ようやく互いが望む本番へと調理実習は進むのだ。
 互いの全身に粉を塗しあい真っ白に染まると目の前に用意された煮えたぎる油がその目に入ってくる。
 二人が望むままに用意されていた人が丸ごと入れるような巨大なテンプラ鍋に二人は抱き合いつつ近付いていく。
 グツグツと煮えたぎる油を見て喉を鳴らしあう二人。
 ここにあるのは狂気と紙一重の食欲と地獄への片道切符を望む被虐の心。

「さあ熱く煮えたぎる世界へとー」
「レッツダイビングです!」
 ばしゃんと音が鳴り油に飛び込みたちまち広がる油のはねる音と漂う臭いが部屋中に広がった。
 焼けるような熱さと焦げるような想いが満たされて二人が肉体的にも精神的にも違う次元に到達してしまいそうなその時、扉が勢い良く開けられると消火器を持った女生徒が二人に対して容赦なくその内容物を拭きつけたのだ。
 真っ白に染まる視界に消え行く火、油から引き出された二人は水をかけられると風紀委員の腕章をつけた少女に正座させられていたのだった。

「もうちょっとだったのにぃ……」
「おしかったのじゃ……」
 ブツブツと文句を言い続ける二人に風紀委員の少女はこめかみをピキピキとひくつかせると疲れきった様子でガクリとうな垂れるのだった。

 そんなわけでオブビリオンがどこにいるのかは未だに不明であった、というかこの二人さっぱり探してなかったけど気のせい……デスヨネ?

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

原宮・早月
…何で、こんな格好なんだろ…
(異様に短いスカート、胸が半ば露出する上着)
その格好を先生に見咎められて、個人指導と言って指導室に連れ込​まれる。

胸が大きすぎることを咎められながら揉まれて…ボクだって恥ずか​しいのに、でもいっぱい感じちゃって。母乳まで漏らして…
スカートの短さにも、男を誘ってるとか言われつつ、お尻揉まれた​り下着越しに股間を刺激されたり。
否定しようにも、もう身体はすっかり欲しがってて身体くねらせち​ゃう。

そのまま、お仕置きと称して先生のモノをお尻に突っ込まれて、中​に出されて。
いつの間にか別の先生達も加わってて、全部の穴に何度も注がれて​…気持ち良さに喜びながら何度も絶頂しちゃう。




 迷宮学園に辿り着き用意されていた制服に着替えた原宮・早月(ルードリーム・レイヤード・f14983)は異様に短く下着が丸見えのスカート、サイズが合っていないため胸が半ば露出してしまい先端の桃色がうっすらと見えかけている上着を着せられ学園生活を送っていた。
(なんで……こんな格好なんだろ……)
 おどおどと手で胸を隠しながら歩いていれば生徒にからかわれ、スカートが気になり引っ張ってみると今度は胸がポロリと飛び出してしまう。
 あまりにも絶妙なサイズのためここ数日は授業中も気が気でない日々を過ごしていたのだが……。

「ぼ……ボク、何もしてないもん」
 悲壮な声で早月が声を振り絞るが相手は全く内容を聞いてくれない。
 スカートを気にしつつ廊下を歩いていたらここ最近早月をねっとりとした視線で見続けていた男性教諭の一人に呼び出され生活指導室へと呼び出され立たされていたのだ。
 これは破廉恥な格好で周囲の学生達に悪影響を及ぼす早月への個人授業なのだという。
「だいたいにして君のその胸は何だ、大きすぎるだろうがこんなモノが見え隠れしていたら誰も授業に集中できないぞ?」
「そ……そんなこれは生まれつきで……」
 逃げ出したいが個人授業と言われてしまえば今の早月が逃げ出すわけにはいかなかった、ここは迷宮学園逃げ場などどこにもないのだ。
「それに何だ、こうしてるだけで見せびらかすと……」
「あっ……だってこれはサイズが……そんなにジロジロ見ないで……恥ずかしいよ……」
 ただ立っているだけで乳房が零れだし桃色の突起がポロリと見えてしまう、あまりにも布地がギリギリすぎるためきつく擦られてしまっていた先端はすでに硬く尖ってしまっていた。
「ひゃ……せ、先生!?」
 敏感になっている乳房を鷲掴みにされ揉み始められると制服のボタンが最早限界とばかりに飛び散り乳房が完全に飛び出してしまう。
 小柄な身体に不釣合いな乳房に教師が口付け甘噛みまでされてしまうと途端に我慢が出来ず高まる射乳感。
 それでもどうにかギリギリ耐えていたのだが、下着越しにお尻を揉まれその手が下着の中へと滑り込んだあたりで限界は訪れた。
「原宮、指導中に母乳を漏らすとはどういうつもりだ!こんな誘うような服装をしているからだなけしからん!」
「そ……そんなぁ先生が触るからぁ……」
 乳房に吸い付く教師にゴクゴクと飲まれ興奮が高っていくうち早月の身体のスイッチもいつのまにやら入ってしまったようで。
「せん……せぇ、もうダメ……」
「原宮どうやらお前にはもっと”教育”が必要なようだな、そこの窓に手をついてその男を誘うデカ尻をこちらに向けろ!」
 ビクリと恐怖に怯えた表情で教師に向けた早月の股間はすでに大洪水になっていて太ももにまで垂れていた。
 教師がズボンから取り出した剛直がお尻に擦りつけられると早月は無意識にお尻を振りながらおねだりしていたのだが、押し付けられる先端の位置が思っていたのと少し違うあまりにも後ろ過ぎて……。
「先生そこ違っ……あぁぁぁぁん!!」
 蜜壷ではなく蕾が無理やり広げられ激しいピストンで襲い掛かられればもはや恥も外聞もなく早月は大声で身体に齎される個人授業を甘受してしまっていた。
 支える手にも力が入らず窓ガラスに押し付けられる双乳、先端から漏れ出す母乳で窓磨きをさせられるように何度も何度も後ろから激しく突かれると一気に早月は絶頂に導かれた。

 それから何度果てたのか数えてる余裕などなかった。
 他の教師達がその”個人授業”に加わり気付けば二本挿し、両手にはそれぞれ別の教師達の剛直を握らされ……。
 そんな陵辱の極みを味わいながらも早月の表情はとても幸福そうな笑みを浮かべていた。
(あぁ……ボク、もう我慢しなくてもいいんだ……幸せだよう……♪)
 注がれる熱いモノを腹で感じつつ早月の意識は溶けていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】
気が付いたら学園の女子生徒になっている私です
頭にもやがかかった感じで、状況に流されるまま皆と接していきます

授業中に倒れたアイさんを連れてりんご先生の保健室に
保健委員の私が彼女を診察して座薬を

休み時間にはトイレでベルさんに襲われ

昼休みは美弥子さんと屋上でお弁当食べさせてもらいそのあとで

体育の授業前にはアルテミスさんと倉庫に閉じ込められて迫られ

水泳の授業前には蓮華さんと更衣室で、水着に着替えさせつつ胸を愛撫したり

放課後シルフィール先生に呼ばれ…授業とは裏腹に彼女を奴隷に…してたかも…

美術部で桂花さんのヌードデッサン

下校時刻には教室で寝ていたゆのかさんを…

我ながらハードな1日です…


黒岩・りんご
気が付いたら学園の保険医をやってます
本職が医者なので、わりと違和感なく受け入れてしまうといいますか
とにかくここで、生徒を見ていたりしますね

【恋華荘】のみんなはどうしてるかしら?
と思ったら、アイさんが運び込まれてきて、いちごさんも一緒で
いちごさんは保健委員役?
それなら「いちごさん、アイさんの面倒見てもらっていいかしら」
と触診の仕方を教えて、解熱剤の座薬を渡します
2人の様子見て後押ししてもいいかも?

さて、それはそれとして、他の知り合いとか、知り合いでなくてもフリーの女の子とか保健室にきたりしませんかねぇ?
そういう娘がいれば、可愛がってあげますのに、いろいろと
全身くまなくマッサージしたりとか♪


不知火・桂花
【恋華荘】
アドリブ大歓迎
ツンデレ気質維持
えっち可

◆『美術部の桂花先輩』
授業終わったー♪
さて、人探ししつつ美術部へ顔出すわ
ん、いちごクンどうしたの?

デッサンのモデルが風邪ぇ!?
アタシにやれっての…?
わ、分かったから待ちなさいよっ
暖かい時期でよかった…(しゅる)

(まさかあの子専用にヌードだなんて)
(翳り、お手入れしとけば…ううん、大人っぽい方が?)
(ね。アタシの事、どう思う?)
(美脚と美乳が自慢だけど、魅力的なの?)
(…ダメ、知りたいっ!)

いちごクン、いいの描けそう?
…ね
どうせなら『実体験』したくない?
んむっ…♪

◆追伸
脱ぐ下着:黒のレース入りブラ&Tバック
初期ポーズ:ベッドに膝立ち、胸も股も丸見え


アイ・リスパー
【恋華荘】いちごさんを異性として意識しています

恋華荘の仲間が迷宮に向かったと聞き私も向かいます!

「って、ここは学校……!?」

見回す景色は保健室。

あ、そうです、私、授業中に倒れてしまって
りんご先生がいる保健室に運ばれたのでした。

制服姿でベッドに横になっているといちご先輩が現れ……

ど、どうして憧れの先輩がこんなところにっ!?
ああ、いちご先輩、保健委員なんですね。

先輩に胸を直接触診され頭に靄がかかってきます。
保健委員なんだから当然の行為……ですよね?

え、熱があるから座薬ですか?

は、恥ずかしいですがスカートを捲って下着を下ろし
いちご先輩にお尻を向けます。

は、初めてなので、優しくいれてくださいね?


アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんは女の子

「さあ、いちごさん、張り切って授業の準備をしましょう!」

体育の授業前。
日直である私といちごさんは、準備のために二人で体育倉庫に入ります。

その時【不幸な事故】が起こり、倉庫の鍵が外側からかけられてしまいます!

「ああっ、大変ですっ!
ここの鍵、外側からしか開かないのにっ!」

つまり、今、私といちごさんは密室に閉じ込められた状態。
……今なら、誰の邪魔も入らないということ。

さらに今日の私はただの女子生徒!
何の遠慮もいりませんね!

「いちごさん、誰かが助けに来るまでゆっくり待ちましょうか」

いちごさんをマットに押し倒し、体操着の上着をめくっていき……
身体中に口づけするのでした。


フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】で参加なの。

学校生活してたら、あっという間に発情してきて…
いちごが欲しくて堪らなくなっちゃうの。

だから、休み時間にトイレに行くいちごを追っかけて、個室に入る​ところに忍び込んじゃうの。
制服のスカート捲って、えっちなお汁でぐしょぐしょになった白い​子供ぱんつ見せながら、いちごにおねだりするの。
「いちご、いちご…ベルと、いっぱいえっちするの…♪」

いちごの男の子に、ベルのおっぱいとお口でご奉仕して。
いちごの上に跨って腰振って、ねっとりキス交わして。
個室の壁に手をついて、お尻突き出して誘って…

そのまま暫く…次の授業が始まっても、たっぷりいちごを味わわせ​てもらうの。


白銀・ゆのか
【恋華荘】
【WIZ】
【アドリブOK】

完全下校直前のチャイムが耳に届き、
微睡みから目が覚めると…夕日の差し込む教室で。
私いつの間に…こんな時間までうたた寝しちゃうなん…てぇ!?
「い、い、いちご!?いつから見てたの!?」
(寝顔見つめられてたの気づいて、あたふたドキドキ…)

…でも。
静かな教室でたった二人っきり
普段は色んな女の子にもてちゃういちごだから、中々こんな機会無くて…

ね…寝顔覗いてたの帳消しにする代わりに…
少しだけ…しよ?(ぎゅっと、抱き寄せ押し倒させちゃおうと…

普段使ってる机を背に
唇を紡ぎ合って、服を擦れ合わせて…
どうか最後まで…誰も着ませんように。


…何か忘れてるのは、気のせいかしら…?


シルフィール・オベルト
【恋華荘】
生徒ではなく教師で、最初は眼鏡なし

いちごにキツく当たってる教師よ、普段の授業中とかはきつめの態度で接するわ
ただし、裏では弱みを握られて脅迫されて散々調教された結果、二人きりになると眼鏡かけて絶対服従になるわ

ふん、彩波は放課後に指導するから私の所に来なさい(眼鏡無しで授業中に注意して)

先程は申し訳ありませんでした、ご主人様……どうか不出来な奴隷に今日もご指導をお願いします(眼鏡ありで放課後の空き教室で服を脱いで、隠すべきところが隠れてないどころか穴空いてるエロ下着姿でエロ下着で剥き出しの胸の頂点や下の割れ目に大人の玩具)
ご主人様に恥をかかせ、キツく当たった贖罪にご奉仕させていただきます


高原・美弥子
【恋華荘】
はれ?えっと、此処は……屋上?
えっと、あぁ、うん。そうだった、恋人のいちごとお昼休みで屋上でお弁当食べにきたんだよね
うん?制服が何時もと違うような。あれ、横にスリット無いね?あれれ?学校の制服、超ミニスカであってスリットスカートなんて制服じゃなかったよね
うーん、よく分からない違和感あるけど、まぁいいか

はい、いちご。あーん!あたしもあーん!(あーんで食べさせあい。尚、媚薬弁当)
ハァァ、今日はいい天気で身体が火照って熱くなるね(色っぽく胸元とか緩め)
……ねぇ、まだチャイム鳴るまで時間あるよね?
恋人らしいこと、しよっか?
んっ……(キスしながら、いちごの股間に手を伸ばし)

えろアドリブ大歓迎


東雲・蓮華
【恋華荘】【本番NG】
基本無表情

はぁ…次は水泳ですか…あまり好きではないのですが
だって男子誰もが胸を見てくるし…気づいてない振りするのも疲れます…ねぇ、いちごさん?

…あれ?確かいちごさんは男の子…なんで、更衣室…にぃ!?(媚薬が浸透した水着を着てしまう。しかもあちこちに振動パットが入っていて悶える)

(無表情崩壊)ひぃぅ…!?いちごさん助けて、ください!?
(水着脱がされぐったりしながら)
…せ、切ない…切ないですいちごさん…(手を取り胸にいちごさんを埋めて)
いちごさん…いい匂いです…(いちごさんの匂いを嗅ぎながら体に付いた媚薬をいちごさんに擦り付けるように動き)

後は本能のまま二人でいちゃラブします



●恋華荘
 欲望に忠実になった証にこの迷宮学園へと辿り着いた恋華荘の面々は気付けば何の違和感を感じることもなくここの生徒や教師へとして生活を続けていた。
 だがここは時間軸も狂った謎の迷宮の中、外ではどれだけの時間が経過しているのかはわからない。
 だが言える事はここでオブビリオンを探し出すのが使命の第一……のはずなのだがすっかりこの生活に順応してしまった面々にそれを求めるのは無理かもしれない。
 女生徒としてここでハードな学園生活を送る彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)にとっては夢か幻かもわからぬここでの生活は性活といっても差し支えない事になっていたのである。

 ここに風紀委員による調書が残されているので拝見していくことにしよう。



 この学園に来てから気付いた事なのだが保健室はどうやらいくつもあるらしいということ。
 その一つ黒岩・りんご(禁断の果実・f00537)が担当する保健室は常に生徒達が訪れて忙しい事このうえない。
 普通であれば仮病を使った生徒がサボリにきたりというのが普通なのだがこの学園ではもっと直接的に性の治療が行われており盛況(?)すぎて困り者なのだ。
 保険委員のいちごが連れてくる体調不良の女子達を次々と治療し癒していくのだがどうやらこの学園にいるうち自然と全員が発情するように仕向けられているようなことがわかってくる。
 やってくる疲れきった女生徒をの治療をするたび太ももから垂れてくる精。
 日常的に繰り返される淫行に生徒達は自然とモラルも何もかもが塗り替えられこの生活こそが当たり前なのだと認識させられていく。
 それはこの保健室でそのような生徒や教師を次々と治療(と称して性的に食べている)を続けるりんごも同じ事でいつしか”早く次の得物こないかしら”などと怪しく舌で唇を舐め待ち構える魔王のようになっていた。
(なんだか昔を思い出すわ、ここにいるだけで勝手に美味しそうな少女がいっぱい来るんだもの♪)
 くいっと煽り飲み込む酒にもどうやら催淫効果があるらしく飲めば飲むほど体の内より欲望が溢れ出してくるのだ。

「さあ、今日も愉しい学園生活のはじまりだわ……♪」
 さっそく扉がノックされ保険委員のいちごが誰かを連れてくる気配がする。
 白いカーテンが風にそよぎりんごの顔を隠してしまうがその口元は妖艶に微
笑んでいたのだった。



「って、ここは学校……!?」
 迷宮学園に滞在して幾日たったのかアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は唐突に現状に気付き周りを確かめる。
 鏡迷宮からこの迷宮学園に引き込まれてから記憶がどうにも曖昧で植えつけられた学生としての記憶のままに学園生活を送っていたようなのだ。
 普通の学園に比べ開放的な校風にいつしか個々の持つ羞恥心や常識を書き換えられているのではとアイは推測していたはず……が正気に返りかけた反動か体調を崩す事になり保健室へと運び込まれていてしまったのはつい先ほどの事。
 再び倒れた事でまた記憶は混濁、今の自分は憧れの先輩をもつ一学生なのだということに納まってしまっていた。
 保健室のベッドでうっすらと目を開けるとちょうど入ってきた生徒の姿が。
「あ……いちご先輩……」
 赤面し目元近くまで慌ててシーツで隠してしまうアイ。
 霞のかかった頭で何がどうなったのかを思い出そうとするうち記憶がはっきりしてきてほと安心をする。
(そうだ、いちご先輩は保険委員なんだから生徒の私が倒れたら同行してくれるのは当たり前のことなんだ)
 それに気付く事が出来れば急に緊張が解れてしまった、先ほどまで何か考えていたかもしれないがそんな事はもうどうでもよくなっていた。
 大事なのは一刻も早く回復して学園生活に復帰すること……だと。
「アイさん、どこか悪いことろはありますか?」
「あ……あの、ちょっと胸が苦しくて……」
 恥ずかしそうに答えるアイににっこりと微笑み返すといちごの手が小さく上下する薄い胸にそっと触れボタンを一つ一つ外していく。
 可愛いブラも外され桃色の突起が外気に触れて寒そうに震えていた。
 すぐ近くでじっくりと見分され、優しく手で触れられ触診が始まるとアイはその感触に心の中で歓喜の声をあげていた。
 憧れの先輩が今はアイ自身を独り占めしてくれているのだ、自然動悸も早くなり肌にも赤みがさしてくる。
(あれ? 保険委員ってこんなことしましたっけ? あ……と、当然の行為ですよね保険委員なんだから……)
 疑問はあっというまに常識に書き換えられていく、アイ自慢の調査能力も常識そのものが書き換えられ観測者が正常な状態でなければどうしようもない。
「アイさん熱があるようですね」
「それならここに座薬があるから保険委員、きちんと奥まで入れてあげてね」
 保険医のりんご先生が横からニコニコと二人を見ながら手を振っている、どうやら二人に全てを任せて見物に入るようで椅子に座って二人がどうするのかを見続けるようだった。
「わ……わかりました、座薬ですね……恥ずかしい……」
 アイはそう言いつつも立ち上がるとスカートを捲り下着を太ももまで下ろし始めた。
 先ほどから憧れの先輩に乳房を見られ触れられてたせいか、下着と股間の間に透明な糸が伸びてしまっていた。
 見られれば見られるほどその羞恥は高まり蜜の量は増え、お尻をいちごに突き出してベッドにうつ伏せに倒れこむアイにいちごが我慢できない様子で顔を近づける。
「くんくん……アイさんの健康チェックこれからはもっときちんとしますので今日は我慢してくださいね」
 股間を嗅がれ口を押さえて声が出るのを我慢するアイはその言葉に首をぶんぶんと振ってしまう。
「せせせ……先輩、は、初めてなので、優しくいれてくださいね?」
「痛かったら言ってくださいね? アイさん」
 溢れた蜜をたっぷりと蕾に塗りこみ座薬を押し付けゆっくりと指ごとなかへ……。
「んーーーーっ!!」
 ずぷりと腸の奥へと突き進む指の感触にアイの敏感になっていた肢体はあっというまに絶頂をへと到達してしまった。
「よく効くようにもっと入れてあげますね」
「ひゃ……い、お願いしましゅいちごしぇんぱぁい♪」
 いつのまにか蕾に押し付けられたいちごの剛直の先端が一気に座薬を奥の奥まで押し込み、そこからは我慢など出来ようも無いアイの甘い喘ぎ声が保健室に響き渡った。



「授業終ったー♪」
 すっかり学園生活にも馴染み放課後の部活のために廊下を歩く不知火・桂花(逆弦紅娘・f05277)が思い切り伸びをした。
 学園で用意された制服の上からもわかるその肉体美は周りの生徒達からも色々な目で見られているのだがそれを気にする様子も無く桂花は美術室へと辿り着く。
 ここの美術部では毎日のようにヌードデッサンが行われているのだが今日は様子がいつもと違う事に気付いた。
 中には後輩のいちごが悩んだように道具を前にしてぽつんと立っていたのだ。
「い、いちごクンどうしたの?」
「あ……桂花先輩、実は……」
 見知った”美術部の桂花先輩”が来てくれた事で安心したのか後輩のいちごが近寄ってきて困り顔で語りだすのだ。
 デッサンのモデルをするはずだった子が風邪で急に休んでしまい部活が出来そうにないというのだ。
 他の物を描けばいいという考えは何故か両人の心から消されてしまっている、この美術部で描かれるのはヌードデッサンだけなのだ。
 ならば代役でもいれば……そう思ったのかいちごが桂花の手を取り目をうるうるとさせ懇願されてしまうと押しに弱い桂花先輩としては断るに断れないのは目に見えていた現実というやつなのだがこの際可哀想なのでこれ以上の追求はやめてあげようと思う。
「アタシにやれっての…? わ、分かったから待ちなさいよっ」
 暖かい時期で良かったなと思う、すぐに服を脱ぎ始める桂花は画材を並べて用意しているいちごが気になって仕方がなかった。
(まさかあの子専用にヌードだなんて)
 黒いレース入りのブラにうっすらと浮かぶ豊満な膨らみの先端がツンと尖り形の良い美乳が下着の下から露出すると、ほうっという溜息がいちごのほうから漏れてくると桂花の緊張はさらに高まっていく。
(翳り、お手入れしとけば…ううん、大人っぽい方が?)
 Tバックの下着では隠す事も出来ない股間に手を伸ばせばうっすらと色付く翳りが伸びてしまっている、こんな事ならばと恥ずかしそうにいちごの方を見てみれば股間を凝視し必死にデッサンを続けている。
 これは邪魔が出来ないと思いつつも二人きりの空間ということが桂花を普段よりも饒舌にしていた。
「ね。アタシの事、どう思う?」
「桂花先輩動かないでっ」
 ピシリと返事され切ない気持ちが余計に昂ぶってしまった、この可愛い後輩は自分のことをどう思ってくれているのだろう。
 そう思ってみていても今までは聞くに聞けずここまできたのだが今日という今日は……。
(ダメっ、知りたい!) 
「いちごクン、いいの描けそう?」
 デッサン中動くのは厳禁なのはわかっているがどうにも我慢が出来ず桂花はデッサン中のいちごの傍へと近付きどんな風に描かれているのかを覗き込んだ。
 そこに描かれた桂花は妖艶で乳房と股間そして美脚に何度も何度も線が書き足されているのを見て、この可愛い後輩がそこに興味津々なのが伝わってしまった。
 さらにはいちごのスカートにテントが出来ているのを発見し、スカートを捲ってみるとそこには暴発寸前の剛直が反り返り。

「-♪」
 自分の肢体でこんなになってくれた可愛い後輩を目にして放置するなど今の桂花先輩には出来るわけがなかった、大きく口を開けそれを思い切り口に含むと激しく頭を前後させあっという間に解き放たれたモノを飲み込むといちごを押し倒してしまう。
「どうせなら『実体験』させたげる♪」
「け……桂花さぁん……お願いしますぅ」
 馬乗りにいちごの上に乗った桂花の腰が愛しい後輩の分身を呑みこみつつゆっくりと沈められていった。

 その日の美術部の活動はそれから数時間続けられた。
 その全身をキャンバスにされてしまった桂花は全身を真っ白に染め上げられ幸せそうな眠りにつくのだった。



 人というものはその立場によって抑制している欲望がある。その事を無意識にわかっているのがアルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)なのかもしれない。
 この学園にきてあきらかにアルテミスは自由を謳歌していた。
 騎士としての縛りがなければこんなにも自由に生きれるのかと思ってしまうほどに自然体なのだ。
「さあ、いちごさん、張り切って授業の準備をしましょう!」
 体育の授業前にいちごを誘い体育倉庫へと向かうアルテミスといちご、次の授業に必要な道具を取りに来て中でそれを取り出していたのだ。
 表で何人かの生徒の声が聞こえているうちガチャリと金属音がしたのに気付いたのはそのちょっと後の事。
「ああっ、大変ですっ!
ここの鍵、外側からしか開かないのにっ!」
「ええっ本当ですか!」
 外にいる生徒が中に二人が居る事に気付かずに鍵を閉めてどこかへ行ってしまったようなのだ。
 どう考えてもこの不幸な事故の原因はアルテミスの異能にある気がしないでもないがそれはこの際置いておくことにし話は進む事になる。
 外から開けてもらえないとここからは出ることが出来ない、そしてここにいるのはいちごとアルテミス自身だけ。
(……今なら誰の邪魔も入らない!!!)
 普段なら誰かが常に近くにいるため積極的になれないアルテミスもこのチャンスを逃すなどもったいないと心が囁く。
 さらいは今日ここにいるのは騎士ではなくただの女生徒。
 ならばここで何をしようと遠慮など何も必要ないのだ……。
「いちごさん、誰かが助けに来るまでゆっくり待ちましょうか」
 体操用のマットに腰かける二人の手がそっと重なりアルテミスのほうからぎゅっと握り締めると互いの鼓動がドクンドクンと響き渡る気さえしてくるのだ。
 知らずのうちに互いの顔を見詰め合いその顔が近付いていくと二人の唇が重なり可愛らしいバードキスを繰り返し始める。
「んっ いちごさんっ……美味しい♪」
「はふっ……甘い……です」
 なぜ急にキスをしたくなったのかも二人自身にはわからないのだがそうしなければならないとこの学園に来てから心が囁くのだ。
 しかも今なら誰も止める者などいないとくればこうなるのは時間の問題だったのだ。
 そのままいちごを押し倒し体操服の上着を捲り上げると平らな胸を舐め始めるアルテミス。
 骨格の違いなどを無意識に無視しているのは心にまで染み渡った心の霞なのかそれとも本人の資質なのか。
 蕩けてもはや性欲だけに支配されたアルテミスにはもうそれはどちらでもよくなっているのだ。
 大事な事は一つ「いちごさんは女の子」そう納得できていればそれでいい。
 そんなだから実際に目にしたモノもアルテミスの脳内では自動的に変換されて見ていないことになってしまっている。
 全身をくまなく嘗め回ししていれば自然といちごの股間で盛り勃つモノが目に入っているはずなのに気にすることもなく可愛い舌でそれを舐めていた。
 アルテミスが幾たびの依頼で身についた舌技や相手を悦ばせる為の手淫の数々は自然と心地よい刺激をいちごに与え続け、吐き出された欲望を顔にかけられてしまってもそれを男性のものだとは認識せずうっとりと飲み込んでいく。
「んぐっんぐっ……いちごさぁん 助け遅いれすよねぇ」
「はぁ……はあっ……アルテミスさんそれダメっ」
 乳房に挟まれた剛直が限界を向かえまた大量の欲望を吐き出してしまったのだ。
 それを全身に浴びて悦ぶアルテミス、たんなる女生徒である彼女がこのように淫行に耽ろうとも誰も咎めはしない。
 我慢の出来なくなったいちごがアルテミスを押し倒すと熱い楔が打ち込まれ……体育倉庫にアルテミスの甘い絶叫が響き渡った。

 二人の密室は日暮れ時に運動部の生徒が開けるまで続けられ、発見された時には全裸の二人が抱き合ったまますやすやと眠っていたのだった。



 迷宮学園の授業は今日もいつもの調子でゆったりと時間が流れていた。
 休憩時間になると生徒達はこぞってトイレへと駆け込み用を足し終えればすぐに出て教室へと戻っていく。
 これが普通のことなおだが先ほどからトイレの個室の一室が貸切状態になり内側からは水音が響き渡っていた。
「ちゅぱ……はむっ」
「べ……ベル、もう授業が始まっ」
 鍵がかけられた個室の中でいちごの剛直を口で奉仕するフロウヴェル・ゼフィツェン(時溢れ想満ちて・f01233)の狭い口内と舌の感触がいちごを悦ばせる。
 拙かった技術は回を重ねるごとに上達し、我慢できない欲望はあっさりのフロウヴェルの口内へと吐き出してしまう。
 普通に用を足しにきただけのはずが、スカートを捲り上げぐしょぐしょのお子様パンツを見せてくる年下の少女の前についつ押し切られこの個室に閉じ込められてしまったのだ。
 嫌ならば逃げればいいだけのこと、だがいちごにとって嫌ではないフロウヴェルとの逢瀬はその常識さえ塗り替えてしまっていく。
 授業よりも今はこの慕ってくれる少女を幸せにしなければ、そんな心に染み渡る言葉にさらに可愛い少女の甘えた声がトドメをさしてくる。
「いちご、いちご…ベルと、いっぱいえっちするの…♪」
「だめ……ですってば……」
 便器の腰掛けたいちごに抱きつくように腰を落とすと、その剛直を受け入れフロウヴェルは嬉しそうに腰を降り始める。
 加えて舌を絡めるほどにしたキスは極上の味で二人をより高みへと導いていく。
 二度、三度と我慢できずに注ぎ込む頃にはいちごの残っていた理性も限界を超えてしまい
「ほら……ベル、そこの壁に手をついて?」
「うん。いちご♪」
 フロウヴェルが壁に手をつきお尻を突き出すと二人の混ざったものがボロボロと零れてしまうが二人はもはやそんな事は気にも留めることは無い。
 なぜなら”どうせすぐに栓をするのだから”。
 容赦なく突き入れるいちごの激しい愛にフロウヴェルの心はもはや過呼吸を起してしまうのではという按配で、水音と激しい肌のぶつかり合う音がリズム良く続き……次の休憩時間までその淫らな交わりは続けられたのだ。
 子供のようなフロウヴェルの身体はすでにいちごにより開発されてしまい何処ででもその欲望を受け止める準備は出来ている。
 躊躇う事無く注がれる熱い欲望に小さな少女の頬に悦びの涙が零れた。

 二人は知らぬ事だがトイレの表には誰の手によるものかはわからないが、「ただいま清掃中」の看板が置かれていたのだった。




 キーンコーンカーンコーン。
 居眠りをしていた事に気付き誰もいなくなった放課後の教室で白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)は目を覚ました。
 どうにも記憶が曖昧だがこれはどうしたことだろう?
(私はたしか……)
 鏡迷宮というものが一瞬脳裏をよぎったがそれはすぐに霧散しゆのかの頭に流れ込んできた常識が今何をすべきかを思い出させる。
 ここは迷宮学園、ゆのか達の通う学校であり安らぎの場。
 ここから出て行くことなどとんでもないし、放課後になれば部活動などやることはたくさんある。
 夕日の差し込む教室はちょっと寂しげでゆのかはぼうっとした思考のまま首を横へと向けた。
 そこには見知った顔が一つ、内心心奪われ慕っている土地神様の姿。
「い、い、いちご!?いつから見てたの!?」
 普段の温泉の女将である重責から解放されている今はゆのかも普段よりも年早々の反応を見せてしまう。
「ホームルームの頃からずっとですよゆのかさん♪」
 悪びれもなくそんな恥ずかしい事を言ってくるいちごにゆのかの頬が赤く染まってしまう。
 夕日に照らされそれはすぐにはバレないだろうが態度を見ればバレバレなのはゆのかの名誉のために黙っておこう。

 静かな教室に立った二人。
 いつもなら誰かがすぐ傍にいるであろうが今日はどうやら二人きりでこの時間を過ごせているようだった。
(色々な女の子にモテちゃういちごだから……こんなチャンス滅多に無い……)
 そう心に思えば今日は身体が自然と動くのだ、いつもなら自制心が働いてそんなことできないというのに。
 いつも?
 そんな疑問も目の前のチャンスを無駄にしてはいけないという心の声を前に霧散し制服のリボンを緩めながらいちごに近付くとそっと囁くのだ。 
「ね…寝顔覗いてたの帳消しにする代わりに…」 
 上着のボタンも次々と外して普段滅多に見せない肌を外気に触れさせると、いちごの手をとって自分の胸へと導いていく。
「少しだけ…しよ?」
 ぎこちない手がゆっくりとブラをずらしゆのかの乳房を露出させると二人の顔が急速に近付いていく。
「「んっ……ちゅ♪」」
 口付けをしながら普段自分が作っている机に押し倒されながらゆのかは神様にいのるのだ。
(どうか……どうか、今日は最後まで誰も来ませんように……)
 ゆのかの股間に触れたいちごの指が念入りに下準備をしていく、その間に我慢もできず2度も絶頂へと至ったゆのかの下半身はもはや大洪水となり教室の床に水溜りを作っていた。
「いきますよ、ゆのかさん」
「いちごぉ……♪」

 放課後の部活動の声が響く校舎内に、二人の激しく絡む水音と肌のぶつかりあう音がいつまでもいつまでも響き渡る至福の刻が過ぎていく。

 外がどっぷりと暗くなった頃、混濁した意識の中ゆのかはぼうっと頭に浮かんだものが霧散するのを感じていく。

(…何か忘れてるのは、気のせいかしら…?)
「ひっ またいちごのが中に♪」
 ……だがそんな杞憂も熱く注がれるいちごの熱に比べれば些細な事のようだった。




 一部の者がそうであるようにシルフィール・オベルト(未亡人のオベルト伯爵夫人・f15789)は教師としてこの学園に赴任していた。
 29歳で女生徒の制服を着るのはちょっと……とか自分でも思ってしまったのっだが案外いちごなら褒めてくれそうな気がしないでもない。
 周囲の生徒や教師からの評判は”気位が高くそしてとても厳しい教師”というのが大半のようでちょっかいをかけてくる生徒や教師を何度も罵倒し追い払う姿をほぼ日常的に見かけているのだ。
 さらには一部の生徒への指導もとても厳しく一説にはそれが怖くて退学するものがいたという武勇伝までがすでに広まっている。
 無論この学園から出ることなど出来ないのでそれはただの噂でしかないのだが、シルフィールにとってはそれは余計な茶々を入れられない保険にもなっていてとても楽は楽なのである。

「こらっ彩波! 今の部分ちゃんと聞いていたかしら!」
「ごごご、ごめんなさい先生」
 今日も授業中に急に指名され回答出来なかったいちごを高慢な様子で見下すと教鞭をぺちぺちと手で叩きプリントを何枚かめくり何かをチェックする。
「ふん、彩波は放課後に指導するから私の所に来なさい。 以上! それでは解散!」
 チャイムが鳴るなり荷物を纏めさっさと出て行く女教師にクラスの男子達の目は「女生徒である」いちごに向けられる。
 あいつ今日は放課後まで説教くらうのかよー可哀想だな。
 そんな声を背にいちごはスタスタと指定された教室へと向かうのだった。

 指定された教室へと入り後ろ手で鍵をカチャリとかけるいちご。
 目の前にいる女教師の様子は先ほどとは打って変わって弱弱しい印象を与えていた。
 眼鏡をかけているだけの差にしては先ほどまで発していた高慢な雰囲気は鳴りを潜めこれではまるで怯える羊のような状態で。
「さ……先程は申し訳ありませんでした、ご主人様……どうか不出来な奴隷に今日もご指導をお願いします」
 服を脱ぎ隠すべきところが何も隠されてない穴あき下着だけの姿になったシルフィールがその場に座り込むと土下座をし目の前にいる自らの主人に許しを請おうとする。
 その乳房の先端や股間には大人の玩具がセットされており授業中から淫行に耽っていたのがわかってしまうが目の前にいるいちごはそれに驚く様子はない。
「シルフィール先生、わかってますね?」
 土下座をしているシルフィールの前に差し出される靴。
 その靴に口付けをしゆっくりと靴下ごと脱がしていき指先に舌を伸ばし舐め始める。
 このような屈辱普通であれば耐えれないのだろうが今のシルフィールは調教済の奴隷としての悦びしか感じれない一匹の雌に成り果てていた。
 指の間まで舐めている最中、いちごが手元のリモコンのスイッチを入れるとビクリとシルフィールの顔が高揚し仰け反り切ない声をあげる。
「ご主人様に恥をかかせ、キツく当たった贖罪にご奉仕させていただきますからぁ……お情けをぉ……♪」
「あんな意地悪な質問、先生にはお仕置きが必要です!」
 荒々しく前髪を掴まれ口に膨張しきった剛直を突っ込まれまるで道具のように腰を振られても悦ぶ事はあれ嫌がる素振りなど微塵も見せず吐き出された欲望を飲む姿は学園で噂される女教師とはまるで別人。
「無理やりされて悦ぶなんてシルフィール先生は変態みたいです」
「はっ はい、私はいちご様の奴隷……じゅ授業中もえっちな玩具で遊んでいる変態ですわぁ♪」
 ペチーン。
 そんな告白を無視するかのようにお尻を叩く軽い音が響く。
 それは何度も繰り返されシルフィールの白い肌に赤い掌の型がくっきりとついてしまいそれだけで絶頂してしまい粗相までしてしまうが未だにいちごの剛直が突き立てられる事は無い。
「お許し……お許しをぉ……っ」
 普段の凛々しさを知る者がいればきっと困惑するしかないシルフィールの姿を満足そうに見下すといちごの嗜虐心溢れる個人授業はようやく始まるのだった。



 記憶も時間もあやふやなこの迷宮学園に招かれた者は次々とその欲望を満たされていく。
 学校の屋上でふと気がついた高原・美弥子(ファイアフォックスのファイアブラッド・f10469)は周囲を見渡し一緒にお弁当を食べているいちごの姿を見てようやく今なにをしていたのかと”思い出した”。
(はれ?えっと、此処は……屋上?えっと、あぁ、うん。そうだった、恋人のいちごとお昼休みで屋上でお弁当食べにきたんだよね)
 制服がいつもの物とは違うと一瞬思ったが”いつも”というものを思い出そうとするとそれは一気に霧散しこれが普通だと思い返す事になる。
 
「どうしました美弥子さん?」
「なっなんでもないの!」
 きょとんと首をかしげるいちごに美弥子は慌てふためき思わず椅子から落ちそうになるがどうにかそれを踏ん張り我慢する。
 今は二人きりのお弁当タイム、邪魔する者はここにはいないならすることは一つ。
「はい、いちご。あーん!あたしもあーん!」
「美弥子さん、あーん」
 互いに弁当のおかずを箸に取り互いの口へと入れ食べさせあいを楽しむ二人。
 恋人同士がそれを楽しむのに何のおかしさがあろうか?
 ズキリ。
 何か心に引っかかる事がある気がするがそれも次の卵焼きを口にするころには霧散する。
 いつも通りのいつもの日常、美味しいお弁当を恋人と食べて何が悪い。
 しかも美弥子は黙っていたがこのお弁当は媚薬入りのお手製の焼き鳥特製弁当、食べてすぐに効果が現れるので……。
 ポカポカと暖かい日差しだけでなく身体の芯から燃え上がってくるこの熱さはもちろん媚薬によるものだろう。
「ハァァ、今日はいい天気で身体が火照って熱くなるね」
 胸元を緩め谷間が見えるようにしてみるのだがむわっと蒸れた服の中から男の本能を狂わすフェロモンが辺りに広がっていく。
 その仄かな香りを嗅いだいちごにももちろん変化は現れ始めスカートにあきらかな盛り上がりが美弥子からでもわかるぐらいに膨らんでいる。
「~♪」
 それを嬉しそうに見ながら身体を近づけていく美弥子にいちごはただたぢたぢとするばかりで。
「……ねぇ、まだチャイム鳴るまで時間あるよね?」
 無言で頷くいちご。
「恋人らしいこと、しよっか?」

「美弥子さっ……まだお昼なのにっ……んっ」
「んっ……」
 返事を途中で封じられ二人の唇がそっと重なり舌を絡める音が周囲に響く。
 美弥子の手がいちごのスカートの中へと伸び、媚薬のせいか硬く反り返る剛直を握り締めた。
 熱く脈動するそれをを掌に感じ蕩けた表情の美弥子。
「も……もう我慢できなっ」
「きゃあ!?」
 突然上着を脱がせ乳房に吸い付いてくるいちごに美弥子はあっさりと押し倒され下準備も何もないままいきなり下半身に熱い痛みが突き刺さった。
 潤滑が良くなるまで無理やりに征服されていく美弥子の下半身が別の生き物のように吸い付き包み込みそしていつしかスムーズにそれを受け入れ……。
 気付けば屋上の金網に乳房を押し付け後ろから激しくいちごに愛されていたのだ。
 食い込む金網の痛さと、校庭にいる誰かに見られてしまうのではという恐怖が美弥子に程よい緊張を呼びいちごに更なる快感を与えていた。
「やっ ダメっ もう……イク……ああああっ!!」
「も……もうダメです!!!」

 昼休みの終りを告げる鐘の音に合わせ美弥子の絶頂を迎える嬌声が校庭中に響き渡り、涙しながら美弥子はずるずるとフェンスの傍に崩れ落ちていく。
 だがそれで収まるほどいちごは脆弱ではなく、休憩することもなく第2ラウンドが再開されたのだ。
「えっ……いやっあたし今、敏感でっ!?」
 
 二人の昼休みはどうやら延長戦に突入してしまったらしい。



 次の授業は確か……。
 ちょっと憂鬱な東雲・蓮華(捨て巫女・f01109)が更衣室で水着に着替えながら溜息をついてしまう。
 次の授業は水泳、蓮華はあまり水泳が好きではないのだ。
 別に泳ぐのが嫌というわけではないがとにかく気になるのが周りの痛いまでの視線なのだ。
 男子生徒そして教諭に至るまで悉く蓮華の規格外サイズの胸にその視線を向けてくるのだ。
 見ないふりをしていても蓮華にはわかるのだ、そのねっとりとした視線の奥でいったい自分の胸はどんな扱いをされているのだろうか。
(……気づいてない振りするのも疲れます)

「…ねぇ、いちごさん?」
 同意を求めようとした蓮華はふと違和感に気付いてしまう。
 ここは女子更衣室、だが今声をかけた顔見知りの相手は……。
「…あれ?確かいちごさんは男の子…なんで、更衣室…にぃ!?」
 言葉を言い終えるよりも前に蓮華の身体に異変が起こった、全身が燃え上がるように熱くそして疼いてしまう。
 用意されていた水着は媚薬が浸透していて着るだけであっという間に発情状態に導く凶悪な品物でしかもあちこちに振動パッドが仕込まれていたために敏感な部分全てに発情のスイッチを入れられてしまい……。
 最早何故ここにいちごがいるのかなどどうでもよくなってしまっていた。
 一刻も早くこれを脱がないといちごの前で蓮華は一生ものの恥を晒してしまう。
 無表情で通してきた表情が緩み赤みをさした顔色は誰が見ても発情した雌の顔であり、いちごにとってはそんな普段見せる事のない蓮華の日常的ではない表情に胸の高鳴りがヒートアップしていくのだった。
「ひぃぅ…!?いちごさん助けて、ください!?」
 自ら脱ごうとポロリと乳房を露出させ桃色突起が媚薬で塗れすでに尖ってしまっている。
「い……いま助けますからしっかり蓮華さん!」
 触れてほしくな場所へも容赦なく手が伸びそして水着が脱がされていくと股間と水着の間にはすでに透明な糸が伸び物欲しそうに太ももをすり合わせていた。
「…せ、切ない…切ないですいちごさん…」
「えっ……あっ」
 いちごの頭を引き寄せ自慢の乳房で包み込むと優しく抱きしめブルブルと奮えてしまう。
 鼻腔をくすぐるいちごの髪の匂いにもひゃ我慢がきかないのは全身に付着した媚薬をいちごにも塗りつけた頃には二人共に情欲に身を任せる獣の出来上がりなのだった。
 我慢することなく乳房に吸い付くいちごの舌の感触に悦びの声をあげる蓮華。
 気付けば蓮華の上に座ったいちごの剛直をその豊かな乳房に挟み嬉しそうに奉仕している自分に気付くのだがもう蓮華にはそれを止める事はできない。
 
 いつまでも授業にこない二人を誰も呼びにくることはなく二人は心行くまで互いの身体を貪りあうのだった。



 後日、恋華荘の全員が風紀委員に呼び出され事細かく詳細を語らせられ、ある者は嬉しそうにある者は羞恥の極みで押し潰されそうに。
 取られた調書で全てを再確認したいちごはハードな一日を終えようやく帰路についた……はずがまた登校していたのだった。

 この迷宮学園から出れる日はいつくるのだろうか。
 はたしてそれまでいちごの体力はもつのだろうか……オブビリオンは未だにその姿を現さない。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リシア・ルナソリア
●リリィ(f15918)と同行


いつの間にやら制服に…。
やはり、この空間全てが作られたものですのね。
ひとまずは、体調を崩したフリをして、保健室に向かいますの。リリィも付き添いとして同行させますわ。

…それにしても、やはり妙な気分に…良いですわ。またノってあげますの。標的も釣る為に、ですわ…♥

欲望のままリリィと絡み合いますわ。
あらゆるところを舐めさせ奉仕させた後、指や舌をつかいリリィを滅茶苦茶に。

「おや、わたくし達に興味がございまして?ふふっ…」
途中、雰囲気に誘われ混ざってくる人達も歓迎し、リリィに相手をさせますの。その中から敵を見抜ければよいのですが…♥

アドリブ、他者との絡み大歓迎


ハニエル・マールテュルム
頭が痛い…僕は今まで何を。
記憶が混濁していますが、何をすべきかは分かります。

僕はこの学園の保健委員で、保健室に訪れた人を介抱するのが役目…のはず…

気分の悪い人がいればベッドに寝かせ、お召し物を脱がせて「生まれながらの光」を全身に隅々まで染み渡らせますね。

治療の効果を倍増させるローションを塗って、その体内にも届くよう光を注ぎ込んでいきます。

そうして何時間、何日、何人も治療して、けど頭痛が酷くなるばかり。
我慢できず、ふと自分を光で治療すれば……

………ち、違う!僕はこの迷宮の事件解決に来た猟兵でした!

正気に戻れば他の猟兵仲間たちを正しく回復させ、怪しい生徒を探していきます。


リリィ・ドラグヴァンディル
▶︎リシア様(f16043)と共に行動

▶︎任務目標
対象を確保する為、敬愛するリシア様と学園内を探索。
この程度の任務、造作もありません。

▶︎保健室にて
体調を崩したフリをしたリシア様に付き添い、敵を誘き寄せる為に保健室のベッドで睦み合います。
「リシア様…制服もとてもお似合いですぅ…」
けれど作戦の為なんて言い訳はすぐ蕩けて、舌で足先から太もも、そして秘めた花園やその奥まで丹念に奉仕してしまって。
「リシア様ぁ…あ、んんっ…そんな…奥まで、奥まで来てますぅ!あん!あふん!」
リシア様に身体の隅々まで好きにされ、更に途中から来た他の誰かにも好き放題され私は果ててしまうのです。

▶︎アドリブ、連携、歓迎
NG無し




 この学園に招かれた者はそこで自分にあった役割を与えられそしていつのまにかそれに順応し己を見失っていく。
 ここにきたほぼ全ての者がそうであるようにハニエル・マールテュルム(聖騎士候補・f15866)の偽りの記憶を与えられここで保険委員をこなしていた。
(頭が痛い…僕は今まで何を。記憶が混濁していますが、何をすべきかは分かります)
 いくつもある保健室によってはもはや貸切状態で他の生徒が近づけなくなっている場所もあるという。
 困ったものですねとハニエルは思う、保健室は皆が利用する場所だというのに……。
 その時扉をノックする音が聞こえてきた。

 体調をくずしたというリシア・ルナソリア(堕ちた王女・f16043)に付き添ってリリィ・ドラグヴァンディル(紅百合・f15918)が保健室に入ってくるとハニエルは二人をベッドへ案内し横になるように伝えた。
 会釈してから寝かされたリシアをしげしげと見つめていたリリィがほぅと吐息をつく。
「リシア様…制服もとてもお似合いですぅ…」
 敬愛するリシアの制服姿にオブビリオンを誘き寄せるつもりの演技はあっという間に無駄なものとなっていた。
(あらあらまあまあリリィったらもう少し演技は続けるものでしてよ?)
 あまりにも早いリリィの我慢なのなさに苦笑しつつ頬を撫で可愛がる。
(…それにしても、やはり妙な気分に…良いですわ。またノってあげますの。標的も釣る為に、ですわ…♥)
 リシアもまたこの作られた空間に知らず知らず毒されていたのか、それともたんなる発情なのかそれはわからない。
 だがリリィが我慢できずに制服の胸元を緩め肌蹴させる段になればリシアもすでに我慢などする気はさらさらなかったのだ。
 横に保険委員のハニエルがいるという事すら二人の脳裏からは消え去り、絡み合う二人のは百合の花が激しく咲き誇るのだ。
 リリィの舌が足先に伸びそれが次第に太ももへと登っていきスカートの中へとその舌が進んでいく。
 下着越しにその秘めた花園へと舌を這わせ味わう蜜の味にリリィはいつしか自分で自分を慰めながらそれを続けていた。
「あらあらいけない子ね」
「あぁん」
 攻守が逆転し今度はリシアの舌がリリィの隅々までを舐め噛みそして吸い上げた。
 怪しく動く指で摘み挟みそしてかき混ぜる、制服はすでに二人の体液でぐっしょりと濡れもはや邪魔なものになってしまう。
 もう我慢ならないと二人が制服を脱ぎ去り生まれたままの姿で絡み合えば、すぐ傍で見ていたハニエルもズボンを下ろし自らの手で一人扱き始めてしまう。
「はぁ……はぁ……治療のお手伝いは必要……でしょうか?」
 我慢出来ずについ声をかけてしまうハニエル、拒絶されてしまうとビクビクしていたのだが以外にも返ってきたのはリシアの声だった。
「おや、わたくし達に興味がございまして?ふふっ…」
 リリイを脇で抱えそのお尻をハニエルのほうへと向けると指で蜜壷を広げ。
「さぁ……ここは準備できておりますわ♪」
「リシア様ぁ♪」
 おねだりをするようなその艶かしいお尻の動きにハニエルははち切れそうに膨張した剛直をいきなり突き入れたのだ。
 襞に伝わる熱い感触にリリィはたちまち高みへと上り詰め最初の絶頂に身を委ねる。
「今……治療しますから……ご安心をっ」
 ハニエルが身体の内側からも生まれながらの光を放ちリリィとリシアの疲れを取り除くと再び激しく腰を動かし始めた。
「…あ、んんっ…そんな…奥まで、奥まで来てますぅ!あん!あふん!」
 リリィのせつなげな声が響き敬愛するエリシアと見知らぬハニエルに奥の奥までかき混ぜられ2度目の絶頂にぐったりとリシアに抱きつき気絶してしまう。
 だがこの程度で止まるハニエルではなく今度はその剛直を抱き合う二人の間へと潜らせて擬似素股の状態で腰を叩きつけ始めた。
「あぁ……わたくしに擦れてこんなに逞しいモノが……素敵ですわぁ!!」
「はあはあはあっ」
 ひどくなる頭痛と高まる快感にもはや壊れた玩具のように腰を振り、そして何の我慢もせずに欲望を吐き出すとそれはリシアとリリィの腹や胸をどろどろに汚し3人はその場に崩れ落るのだった。

 それから幾日も三人の交わりは攻守を入れ替え繰り返され、ハニエルがたまたま自分を癒し正気を取り戻すまでそれは続けられた。
 途中やってきた普通の学生達もそれに加わりここは一種の乱交部屋と化してしまったのだがそれはここでは語らない事にしよう。 
   
「ぼ……僕はこの迷宮の事件解決に来た猟兵でした」
「あら、やっぱり猟兵だったのねあなた」
「素敵……だったです お二人共……」
 
 オブビリオン探しのはずがすっかりここの学園生活に溶け込んでしまっていた3人。
 迷宮学園の主は未だに姿を見せなかったようだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

シノミ・アルマータ
【アドリブ&絡み&お色気限界までOK ギリギリ処女だけは守る感じに】
豊満な肢体には窮屈な制服を纏いながら校内を歩いていると
用務員、あるいは体育教師に呼び止められ…
記憶にない恥ずかしい写真を見せられ、肉欲の奴隷になる事を強要されちゃって…
コレを頷いたらわたくし終わっちゃう…そう思いつつも、先ほどの記憶がフラッシュバックし小さく頷きますわ

はしたない喘ぎ声をあげながら、用務員室・宿直室・トイレ辺りで調教を受けちゃう
拘束され鞭を振るわれながら、貪るように唇を吸われた後
お口で奉仕させられ…
前の依頼でみっちり解された後ろも品評されながら味わわれ赤面し
何時処女奪われるかも解らない調教は何度も私を高みに導き…




 たぷんたぷんと豊満な乳房が揺れすれ違う生徒達の視線が一斉に豊かな双乳へと注がれた。
 サイズの合っていない窮屈な制服を着たシノミ・アルマータ(清廉なパイレーツ・f01069)が恥ずかしそうにしつつも廊下を曲がろうとした時、背後から呼び止められ誰かと話し始めその表情が驚きや恐怖そして困り顔へと次々に変化していき視線を泳がせながら大人しくその声の主へとついて歩き始めるのだった。

「用務員室」と書かれた扉の中へ入るとシノミは声をかけてきた男、この部屋の主である用務員に顔を真っ赤にして口を開いた。
「あ……あの、何かの間違いですわ、わたくしそんな光景に身に覚えがないですわ」
「グヘヘ、だがこの写真に写っている変態そのものがお前じゃねえか」
 シノミの記憶にない恥ずかしい写真の数々が足元にばら撒かれ、そこに映ったシノミの破廉恥な行為の数々がそこに映っている。
 中には出ないはずの母乳を吹いた写真さえありシノミは混乱してしまっていた。
 こんなにも身に覚えはないというのに心の奥底がこんなにざわつくなんて……と。
「これをバラされたくなかったらよう、俺様専用の肉奴隷になれやぁ グヘヘ」
 頷いてしまってはいけないそうなればわたくしの人生は終ってしまう、そう本能が囁くのだが身体の芯から蕩けだす背徳の心がそれとは逆の誘惑をシノミの耳元で囁き続けてもいる。
 そして鏡迷宮での自分の痴態、そして母乳を噴出し絶頂するその快楽がフラッシュバックしてしまうと無意識に唾を呑みこみそして潤んだ瞳のままコクリと力無く頷いてしまったのだ。

 その日から校舎のあちらこちらではしたなく喘ぐシノミの声が漏れ出すのが日常になってしまっていた。
 裸に剥かれ荒縄で拘束され鞭を振るわれる、シノミの色白の肌が蚯蚓腫れで真っ赤に腫れ上がりさらには尻全体に手形がつくほどに日常的に叩かれ見ているだけで目を背けたくなるような姿にも関わらずシノミは悦びの表情に染まってしまっていた。
 汚らしいと思っている用務員の舌をねじ込まれ貪るように唾液を飲まされ泣いても泣いても口で奉仕する事を教え込まれるうちシノミの心は……。
 何日も洗っていない男のモノに奉仕させられ、吐き出された欲望を飲み干し所までを写真に撮られ今度こそ自分自身でしてしまった痴態の写真さらに増えていくにつれこれが自分なのだという自覚が生まれてきてしまう。
 前を犯さない代わりに絶対服従という約束を交わしたせいか今の所は純潔は守られている。
 だがその分、以前解されもはや性交をするための器官に改造されてしまった蕾をじっくりねっとりと品評され、汚い剛直をねじ込まれてしまえばシノミは獣のように声を出すことしか出来ず何度も何度も絶頂を味わい。

 いつしかこれが自分の居場所だと錯覚してしまうほどにシノミの心は堕とされていく。
 ここにいるのは元王女でも宇宙海賊でもなく肉欲に捕らわれた哀れな奴隷がただ一人いつまでも続く調教に染め上げられていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

フランチェスカ・ヴァレンタイン
今更ですけれど風紀上問題ないんでしょうかねえ、この格好…

翼の関係で背中が大きく開いた特製の制服を
動作の度に弾む爆乳とそこはかとなく漂う色香が周囲の学生・教師の理性をガリゴリ削って惑わせる…!

とはいえ表面上はごく普通にミッションスクール系な優等生めいた生活を
周りの評判も極めて好評ながら、その裏では――

猟兵の学生と情報交換と称して人目を避けて密会していたり
素行の悪い学生に突然男子トイレに連れ込まれて集団で捌け口にされてたり
イケメン教師には空き教室で熱心に身体ごと口説かれてたり
雄臭い体育教師には執拗に個人指導されてたり

…いわゆる無自覚系びっちな有様でしょうか?

※アドリブ・絡み歓迎、諸々存分にどうぞー




 すれ違う生徒達の熱い視線を優雅に受け流しフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)は教室で真面目に授業を受けていた。
 だがその衣装はといえば翼の関係で背中は大きく開放され、さらにはその規格外の爆乳は何かするごとに大きく弾みそれごとに周囲の男子からの声が聞こえてくるというありさまだった。
(今更ですけれど風紀上問題ないんでしょうかねえ、この格好…)
 そうフランチェスカが思うのも仕方がないだろう、正直健全な男子であればその姿を見て平常心でいられるかと言われれば無理な話というものなのだ。
 だがその生活態度は健全そのもの、まるでミッションスクールに通う優等生といった姿に周囲からは憧れのお姉様として見られているらしい。

「……という事らしいぜ優等生さんよ?」
「この女がねえ?」
 男子トイレの中でぴちゃりぴちゃりと水音が響く中、素行の悪そうな男子生徒達が自分たちの足元を見下ろした。
 そこには半裸にされたまま一心不乱に男子生徒達の剛直に舌を伸ばし手で奉仕するフランチェスカの姿があった。
 休み時間ごとにここに連れ込まれ媚薬でおかしくなった要望の捌け口として使われるという屈辱にも蕩けた表情で受け入れているその姿は優等生とはかけ離れており、良く行っても場末の路地裏で小額のチップで身体を売る者達と変わらないぐらいである。
 それだけではない、イケメン教師に熱心に口説かれすでに何度も身体を許し連日空き教室での情事はもはや日課の一部になっていた。
 雄臭い体育教師の個人授業に呼び出される事も数え切れないぐらいで、洗えど洗えど身体に染み付いた雄の臭いはいつしかフランチェスカが欲する一番の物になっている有様だ。
「ひ、ひどいですわ……わたしも好きでこんな事を……」
「うるせえよ、お前は黙って奉仕しやがれっ!」
 腰を突き出され喉に先端が当たり噎せこむフランチェスカ、だがその顔に浮かぶのはこの状況さえも愛おしそうに味わうと躊躇することなく全て飲み込んでいく。
(こんな生活がいつまでも続いていたらわたしおかしくなってしまいますわ……)
 そう思いつつも身体はすでに順応し全身汚されていない場所はもう残っていないだろう。

「あなた達、何やってるの!」
 突然声がして風紀委員の少女が入ってくると男子生徒達を追い払ってしまう。
 悪態をつきながらもその場を離れていく男子を尻目に身動きの取れないフランチェスカ。
 汚されたままの肢体に制服を着込まされるとそのまま教室へと連れていかれてしまうのだ。
(あぁ……教室ではわたし、真面目にしていましたのに……)
 今日まで作り上げた優等生の仮面が打ち砕かれるまであと少し、それは恐ろしくも新たな扉を開けてしまいそうで……。
 フランチェスカの唇は怪しく開き墜ちていく自分を心底期待してしまうのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

郁芽・瑞莉
学園生活の中でオブビリオン捜索と行きましょう。
色々と楽しんでしまう前に、猟兵の仕事として八咫烏を飛ばして。
怪しい動きの生徒を見つけ出しておきます!

水泳の授業で用意されていた、
切り込みが大胆で瑞莉の身体より一回り小さく、
ピチピチで割れ目や胸の尖りが丸わかりの競泳水着を着て。
周りの熱い視線に火照りを醒まそうと入ったプールの水は媚薬ローション。
最初は驚くも、媚薬に絆されて。
たっぷりと泳いで全身をグチャトロに、媚薬を染み込ませて。

競泳水着が触手スーツ化、プールの水がスライム化して襲われたり。
ホッカホカに火照った身体を水着をずらして誘惑して、
参加されている方に慰めて貰いますよ。

アドリブ・絡み歓迎です!


ユハナ・ヤオスロ
※アドリブ、ハプニング、他猟兵との絡み歓迎

【POW】そうそう根性根性ってなー!スポーツ根性って一回言ってみたかったんだよー!
制服姿っていうのも、けっこー新鮮だよなー!上裸でいることが多いし、それにさっきまですっぽんぽんだったわけだし。

さて、今回もあじみ……じゃないや、お手伝いしないとなー!

水泳の授業を眺めて品定めしてから、更衣室に忍び込んで、味見してから保健室でご休憩のコンボを決めてみたいよなー!
大丈夫大丈夫、オブリビオンを見つけるための囮のやつだから。だから大丈夫だって♪
とかなんとか、勢いとノリで押し切ってしまうぜー!

まあ、下手すればオブリビオンよりも厄介なモンスター(オレ)かもだけどなー!


カシム・ディーン
学園…ある意味憧れですが…きっと今も学園に通う奴らの願いの具現でもありますね!(媚薬効果であっさり欲望全潜在発動

用意
滋養強壮薬
更に体力増強の為の精力剤


では…シャワールームでしゃわしゃわしている美女にこっそりシャワールームに侵入して襲い掛かるのですっ

後ろから抱き着いてたっぷりと堪能し思うままその身に溺れましょう

こうした小さな密室でって…何だか凄く興奮してしまいますね…!

柔らかいたわわな実りやシャワーで火照った肌等
既にはいる前からヒートアップしていたのでとどまる所は知りません!

絡みラッキースケベ(?)大歓迎
基本的にやりたい放題!

身体能力増強を精力に向けて存分に体力の続く限りたっぷりと堪能します!


月宮・ユイ
あぁ…またやってしまいました。しかも年下の男の子にあんな…
と、制服。立て直して生徒扮し調査ですね(体の奥で疼いた熱には気付かず)

【機能強化『知、力、技】
”コミュ力、誘惑、見切り、情報収集”
確か予知では美少女の人形とのこと
UCの力も借り、ここは素直に女の子から探っていきましょう
しかし”耐性”と迷宮で作った治療薬のおかげか多少マシですが、こうも周りでヤられると…一度解消した方が…
あ、人形なら水泳後等の更衣室で全身確かめれば何かわかるかしら
仲良くもなれますし一石二鳥ですね(思考混濁)

絡みアドリブ歓迎。引き続き存分にどうぞ
※両刀。主導権握ろうとしますが根が受けで押しに弱い為相手次第で簡単に逆転




 季節もあやふやなこの迷宮学園では今日も水泳の授業が行われていた。
 だがそれが普通の授業のわけはない、用意されていた水着は一回り小さなサイズの物でそれを着用すればピチピチで体型が丸分かりになってしまうだろう。
 郁芽・瑞莉(陽炎の戦巫女・f00305)がそれでもこの授業を受けたのには理由がある。
 自分が正気でいられるうちに八咫烏を飛ばし怪しい人物を探し出そうとしているのだ。
 無論誘き出すためには明らかに怪しい授業であろうとあえてそれを受けることで誘き出す。
 それが瑞莉が選んだ作戦でありちょうど制服姿で調査をしていた月宮・ユイ(死ヲ喰ラウ連星・f02933)の分析力を見込んでの作戦でもあるのだ。
 ユイにしてみれば予知の情報を考えれば美少女の人形という事、ならば水泳等の授業で脱いでいるときが一番発見できるのではないかということで動いているのだ。
 だがその身体に撃ち込まれた欲望の灯が燻り続けている限り万全とはいえない状態。
 迷宮で作り上げた治療薬でその場凌ぎの対策は出来ているのだがいっそどこかで発散させたほうがいいのかもと悩みはつきない。
「ユイさんこちらですよ」
「ありがと、でもそれサイズが小さすぎるかしら」
 瑞莉に手渡された水着を手の取るが明らかにサイズが小さくこれを着るのも裸も同じではないかと思ってしまうほどだ。
 それでも着替えてみた二人は互いの姿を見て自らが今どんな姿を晒しているのかを察してしまっていた。
 生地が薄く乳房の先端の尖りが丸分かりなうえ、股間のワレメもくっきりとその形が浮かんでいる。
 周囲にいた生徒達からの視線が熱く突き刺さりそれが新たな興奮を呼ぶと二人は手に手を取り合ってプールの中へと逃げるように飛び込んだのだが……。
「な……なんですかこれ!?」
「これは……分析、照合……プールの水が全て媚薬ローションになっていま……んっ」
 全身に染み込みそして事あるごとに飲み込んでしまった二人はあっという間に発情、気付けば襲い来る快楽に身を委ねると周囲にいた学生達に慰めてほしいと自ら股を開くありさまで。
 水着越しに揉まれたせいで余計に発情が促されると互いに慰め合っていたのだが、突如スライム化したプールの水に奥まで解されさらには水着の内側が触手化したりと逃げようもなく何度も何度も絶頂させられてしまった。
 何度も限界を迎え弛緩してしまった肉体はだらしなく粗相をしてプールサイドに放り出されてしまっていた。

 たまたま通りかかった風紀委員の少女に連れられどうにかシャワールームまで来る事が出来た瑞莉とユイは汚してしまったからと3人でシャワーを浴びる事にしたのだが……。
 湯気の舞う中、互いの媚薬まみれの肢体を洗い合う三人。
 だがその効果はまだ続いていたらしく気付けば抱き合い身体を重ねていたのだったのだがそこへいきなり乱入者が現れたのだ。
 扉をいきなり開け入ってきたのはユハナ・ヤオスロ(キマイラのフードファイター・f02566)だった。
 水着授業を受ける少女たちを片っ端から押し倒し味見……もといオブビリオンではないかを調査してきたのだ。
 そして片っ端から保健室に連れ込み腰の剛直で30人近くを味わいつくし汗を流しにシャワー室へと辿り着いたのだが、中でこんな色事が行われているとなれば何も臆する事無くユイの背後へと近付き容赦なくその剛直を打ち込んだのだ。
「ちょ……いきなり、あぁん太っ……っ」
「トロトロだぜお前、いい具合してるぜ!」
 力任せに打ち付ける快楽にユイの心はあっというまに色に染まっていく。
 あまりに激しい突き上げに悦び始めるユイを見て瑞莉は羨ましそうにしていたのだが.、そのユイの後ろからもしがみつき擦り付けてくる人影があった。
 全然オブビリオンを探す気もまともに仕事する気も無いカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)がその拡大された欲望のままに瑞莉の股間に小さな息子を突っ込むのだが……。
「はあ……こうした小さな密室でって…何だか凄く興奮してしまいますね…!」
「あ……ぇっ……はい……」
(ちょっとサイズが物足りないって言いにくいかも……)
 ウォークなど幾多の味を知る瑞莉にとってカシムのサイズは微妙に物足りなかったようだがそれを口に出さず目を逸らしてごまかそうとする。
(あっちのほうが太くてもちが良さそうですけど我慢……我慢)
 なんだかすごく失礼な事を考えているようだが気にしないであげたほうがいいだろう。
 言葉で聞いたカシムが泣きながら飛び出していくのは目に見えているのだから。
 ユハナとカシムの欲望に任せた打ち付けは数分に及び、再び高まり近付く限界に4人の息が合い互いに高めあうと同時に絶頂が訪れた。
「「「「イクぅぅぅぅっ!!!!」」」」
 なんの躊躇もなく注ぎ込む男二人に、注ぎ込まれ互いに舌を絡めあう二人の少女。
 そんな4人の気に中てられたのか直接何もされていないはずの風紀委員の少女までもが小刻みに痙攣し5人が崩れ落ち床に倒れてしまった。
 肉体的な快感を共有した3人の少女が次々と底無しのようなユハナとカシムの毒牙にかかり真っ白に染め上げられ意識が飛ぶ寸前にユイは大事な事に気付いてしまった。
(あ……この子、球体関節なんだ……じゃあこの迷宮の主って……)

 捜し求めたオブビリオンの正体に最後に気付いたユイだったが、再び目を覚ました時すでにその姿はシャワールームより消え去っていたのである。

 瑞莉の八咫烏だけがその後、風紀委員の少女がどこに向かったのかを把握できていた。
 次に向かった先は生徒会室なのだと知るには気持ち良さそうに熟睡している瑞莉が目覚めるのを待つ必要があったのだが……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

クヌギ・アルマータ
【アドリブ&絡み&お色気歓迎 前の純潔さえ無事なら何してもOK】
気が付くとそこは学校、しかも私はお嬢様の生徒会長かそれに近いメンバーになっていましたの。
生徒会室か保健室辺りに陣取ると、オブリビオンを探すという大義名分の元
次々と女子を毒牙にかけてまいりますわ♪
不純異性交遊をしているかのチェックをカラダで調べましょう。
守ってない子はおしおきに、守ってる子はご褒美に…下腹部に付けるイケナイ玩具を使って突き上げ、結局同じ様に愛して差し上げるんですけれどね♪うふふっ。
毒牙にかけた子同士を絡ませるのも面白いかもしれませんわね…♪
もし、万が一オブビリオンを当てちゃったらわたくしの方が逆に調教されるかも?


死之宮・謡
んー此処は、学校、って奴かな?…多分そうだろう、見たことあるし…(記憶の中にあるそれと照合して答えを出す。尤も”何故か”記憶の中のソレは半壊し、炎上しているが…)

さてさて、誰か可愛い娘はいるかな?(最早隠す気も無い様)

んー媚薬ねぇ…【別次元の知識】発動…中和して無効化も出来るけど、其れじゃあ面白くないよねぇ?……(無言で悪化させるガスを散布し始める)

サーテサテ…何処ニ行コウカネェ…




 迷宮学園に一つの噂が広まっていた。
 白百合が良く似合う生徒会に呼び出された女子は悉く開花させられ皆夢見る者になれるだろうということ。
 地味だった女子が生徒会の指導を受け華々しく変化するのだという。
 そんな噂が立つほどに生徒会室から女性同士の喘ぎ声が聞こえてくるのは日常となっているのだが……。
「あんあん、あぁぁぁ会長~~~♪」
 女生徒が激しく突かれ絶頂しながらぐったりとその場へ崩れ落ちた。
「ふふっ、綺麗でしてよ」
 この迷宮学園の生徒会長ことクヌギ・アルマータ(百合姫騎士・f00849)は満足そうに抱いていた女生徒からイケナイ玩具を引き抜いた。
 この迷宮学園へ招かれオブリビオンを探すという大義名分の元次々と乙女たちを毒牙にかけこお椅子を手に入れ君臨していたのだ。
 腰につけていた玩具を外すとまだ乙女のままの股間をその生徒に舐めさせ満足いくまで奉仕させるのも当たり前の光景である。
 制服は脱ぎ捨てその豊満でワガママな肢体を隅々まで数人の女生徒に舐めさせるなど噂に違わぬ淫乱ぶりだった。

 その生徒会に来る者がどうしてそれだけ言いなりになるのかというと。
 この学園にうっすらと充満する媚薬ガスや口にする飲食物に含まれる媚薬を『別次元の知識』でやろうと思えば中和できるというに逆に悪化させ濃度を増し享楽に耽る者がこの場にもう一人いたからだ。
 その元凶は特注の漆黒の制服を着た副会長の座に居座っている死之宮・謡(狂魔王・f13193)が犯人である。
 自由気ままに振舞い生徒会室に来た女生徒を性的に喰い続け、今もまた全裸の少女を膝の上に乗せ指と舌で可愛がりつつ淫行に耽っていた。
「サテサテ、モット可愛イ声ヲ出シテ啼クトイイ」
 突き刺した二本の指で激しくかき混ぜ水音を愉しむと、女生徒はまるで謡の楽器のように声をあげ絶頂に導かれるとぐったりとその場へと崩れ落ちる。

 気絶した少女達をその場に倒れさせておき淫乱の生徒会長と副会長の二人が近付きあい絡み合うと豊満な乳房同士を押し付け合い艶やかに唇を重ね舌を絡めあった。
「この子達も外れでしたわね」
「気ニスルナ、ソノウチ本命ニ行キ当タルダロウサ……」
 二人は互いの乳房を鷲掴みにしあい指でその感触を愉しんでいる。
 挨拶程度に見えたその絡みはどちらも引く事無く数度の絶頂を味わうまで続けられた。

 コンコン。
 生徒会室のドアがノックされ外から一人の少女が入ってきた。
 風紀委員の腕章をつけたその少女は部屋中に幾人も少女達が倒れていることには全く気にする様子もなく椅子の上で退廃的に全裸で絡み合いこちらを見ている
クヌギと謡の二人に新たな生活指導対象者のリストを提出するとすぐに退出しようとするのだがそれは叶わなかった。
 謡に呼び止められ振り返る前に背後から伸びた手が風紀委員の胸を揉み始め振り返らされたのだ。
 いきなり奪われる唇、そしてそのまま横にある大きなソファーへと押し倒された。
 慣れた手付きで愛撫しながら脱がせていく後ろで腰にイケナイ玩具を装着したクヌギがすでに準備の出来ている風紀委員の乙女に容赦なく突き立てまた一人の乙女を散らせてしまった。
「んーーーーーっ!?」
「あらあら悦びすぎですわ♪」
「ンム、前カラオ前モ味ワッテ見タカッタ……」 
 服を全て剥ぎ取り幾度となく絶頂に導き、もう指先で触れるだけで達するほどに敏感になるまで調教し終えた所でクヌギと謡はふと些細な事実に気付いてしまう。
 この風紀委員の少女の関節が球体関節であるという事実に……。
「あら、もしかして……?」
「ドウシタ、クヌギ?」
 ここに来る前にグリモア猟兵が言っていた言葉だ、この迷宮学園の主は美少女の姿をした人形なのだと。
 だとすると今二人が愛でていたこの少女は……?
「あなたまさかオブビリオ……」
「何??」
 クヌギがその言葉を言い終える前にその少女の瞳が怪しく輝きそれを直視してしまった二人の様子が変化していく。
 つい先ほどまでとは真逆に少女にその豊満な乳房を鷲掴みにされた二人は抵抗するでなくされるがままにその場に跪き奉仕を始めたのだ。

「この私にまで手を出すとは淫乱な会長と副会長ですね……」
 子犬のように舌で舐めてくる二人に椅子に踏ん反り返ったまま差し出した脚を舐めさせると今までにない雰囲気を纏った少女が冷たい微笑でそれを見下ろす。
「偽りの会長、副会長の座は愉しめたかしら? ほら……あなた達の本当の立場をちゃんと言いなさいな」
 少女の声が耳に入ると二人は従順に見上げ本来は口にしないであろう言葉をそのプランドの高い唇から紡ぎだす。
「わたくしクヌギはあなた様の奴隷ですわぁ……♪」
「ワ……私ハ、ゴ主人様ノ忠実ナ……ウググ……シモ……ベ……ッ」
 すっかり逆転した立場を受け入れてしまったクヌギと未だ抵抗を続ける謡の二人。
 命じられるがままに二人で絡み合い慰め合いそして情けなく絶頂させられ開脚したまま床に倒れこむ二人を愉しげに見物した少女は立ち上がる。
 床に出来た恥ずかしい水溜りが二人がどれほど濃密に絡み合ったかの証拠となっていた。

 そこに立つのはオブビリオンの少女、この迷宮学園の真の支配者なのである。
 ようやくその姿が猟兵達の目の前に現れたのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『迷宮学園の少女・眩む耀眼のアズリチア』

POW   :    望む世界へ目通り願う(デウスエクスマキナ)
【目に映る対象の精神を操作する瞳術】【目に映る対象の能力をコピーする瞳術】【目に映る対象の未来を予知する瞳術】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
SPD   :    無限改体魔術式・なりたいわたしを望む
【左目の視線】を向けた対象に、【魔法、自己改造による完璧にコピーした術技】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ   :    ぴかぴか習いたて、攻撃魔法。予習はばっちり。
【戦闘用の属性魔法】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。

イラスト:千夜子

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠マックス・アーキボルトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 生徒会長室でその正体を現した迷宮学園の主こと『眩む耀眼のアズリチア』は正体に気付いた猟兵達を処分しようとして窓辺から飛び立つ八咫烏の存在に今更ながらに気付いてしまう。
 一人の猟兵が追尾させていたそれが事の一部始終を報告しオブビリオンの正体が風紀委員の少女であると全員に告げて回ったのだ。
 これでは享楽に墜とした猟兵達が目覚め襲ってくるではないか?
「私と一緒に楽しい学園生活をおくりましょ?」
 存在意義である第一の命令を復唱した人形少女は脱ぎ捨てられていた制服を身に纏うとやってくる猟兵達を出迎える準備を始めた。
 先ほどまで調教されていた身体が敏感にまだ疼くが何とか戦うぐらいは出来るだろう。
  そう判断し濡れた下着をグチュグチュと音を立てながら歩き出す。
「どこからでも来るといいです侵入者、この学園に適した風紀をもう一度思い出させてあげますから」
 アズリチアの瞳を見た者達が次々とその場で淫行に励み始め学園内はいまや巨大な学園性活の場に墜ちていくのだった。

 学園中を移動するアズリチア、何処で迎え撃つかは猟兵達次第なのである。
丹羽・真菜
全校集会でステージに登壇した風紀委員さんを見つけた私は、物陰から襲撃します
靴下やリボン以外裸な真の姿を衆目に晒し、【ユーベルコード】で図らずも強化された私は間近にあったパイプ椅子を力いっぱい振り抜きます

手応えはありましたが、伊達に迷宮の主をしていないということでしょうか
風紀委員さんの目が光ると、ステージ上に沢山のおじさんたちが召喚されます
私は自らおじさんたちに身を任せ、全校生徒に見せ付けるように行為にして及びました
きっと操られたに違いありません
マイクが聞かれたくない音まで全部拾って…

朦朧とする私に風紀委員さんは言います
操ったのは最初だけなんだけど…
君の未来はおじさんハーレム子沢山…

そんなの…嘘




 眩む耀眼のアズリチアの正体が露見しても学園での生活には何も変化がなかった。
 別段生徒達を人質に取ったりさらなる搦め手を施す事もなく、いやそれどころか風紀委員として活動をやめることもなく堂々とオブビリオンは活動しているのだ。
 この時間帯は全校集会が講堂で開かれそこで壇上に上がったアズリチアが一日の訓示と報告を行うことになっている、そこまで調べていた丹羽・真菜(おじさんオンリー霊媒体質・f16135)がそこを襲撃しようとこっそり準備し物陰に潜んでいた。
(ここなら間違いなく不意がつけるはずです!)
 薄暗い舞台脇から飛び出すチャンスを計り、アズリチアが報告用の用紙に視線を落とした瞬間を狙うと真菜は深呼吸をしてから一気に飛び出したのだ。
「えっ、あれ誰?」
「なっなんだ!あの娘、裸だぞ!?」
 生徒達が急に騒ぎ出すのも無理はない、その視線の先にあるのは壇上の風紀委員アズリチアに向かいパイプ椅子を持って殴りかかるほぼ全裸の真菜の姿だったのだから。
 ”真の姿”たる姿の真菜は靴下やリボン以外は全裸という人前に出るにはあまりのもあまりな格好なのだが、UCオジサン・メインの効果を発揮するにはおじさん達にサービスショットを期待させるような事をしなければならない。
 そうこれは苦肉の策なのだと自分に言い聞かせこのような露出狂と言われてもおかしくない姿を晒しているのだ。
 だがそれで強化された肉体能力は常人を遥かに凌ぎゴウンと音を立て振り回すパイプ椅子の一撃をもし受けたとしたら常人であれば一撃で死に至るほど、大きな音を立て響く破壊音に手ごたえを感じた真菜もそれが紙一重で見切られたのか床にめり込んだだけと気付くと”しまった”という表情がつい表に出てしまう。
「そんな物を振り回したら危ないですよ? 丹羽さん」
「なっ……私の名を!?」

「あなた……おじさま大好きなんですってね?」
 突然自分の名を呼ばれ不意を突かれた真菜はうっかり真菜と目を合わせてしまい、アズリチアの瞳が怪しく輝くと真菜は力なくパイプ椅子を床に落としてしまうと同時に身体の内から無理やり能力を引き出されるような感触を感じてしまい……気付けばいつも自分を可愛がってくれるおじさん達が現れていて。
「「真菜ちゃん、おじさん達を呼んだってことはここでしたいんだね?」」
「え……あっ……はいっ 皆に見られてるここでっ」
(なぜなぜなぜ? なんで私はそんな事言いたくないのに!?)
 心の中で自分の口走ってしまったセリフを慌てて修正しようとするのだが身体も心も自分の想いとは逆にいやらしい事ばかりを求めてしまっている。
「いっぱい……してください♪」
 両手を広げておじさん達を迎えてしまう真菜に複数のおじさん達が壇上で全校生徒に見せ付けるように一人は抱きつき口付け、もう一人が脇から伸ばした手で全身をくまなく愛撫していく。
 さらに別のおじさんが足先から舐め回しとあっという間に真菜の心は快楽に墜ちてしまっていく。
 すぐ傍にスピーチ用のマイクがあるため真菜の息遣いもその怪しい行為の音も全てが講堂中に響き渡り……。
(いやああああああ!?)
 声を出せない真菜の心の悲鳴が脳内だけに響き渡るが行為はエスカレートする一方、おじさん達にいつしか自分から奉仕し受け入れ蕩けた表情と、聞くだけで脳が溶けそうな甘い嬌声をあげた真菜が絶頂を迎えるのにそう多くの時間は必要なかったようだ。
 豊かな乳房を揉みしだかれ真菜は嬉しそうな表情で思わず腰を浮かしてしまうと自分からおねだりして……。

 前後も上も全てをおじさん達の剛直で蓋をされた真菜にアズリチアが近付くと”大丈夫?”とばかりに頬を撫でてきた。
「あんっ……風紀委員さんのっ……変な術が無かったら……ああんっ……すぐ倒してみせる……のにっ」
 必死に絞りだした真菜の声に首を傾げてからあっと何かを思いついたようなアズリチアがその唇を真菜の耳元に近づけるとぼそりと呟いたのだ。
「操ったのは最初だけなんだけど…?」
「えっ う 嘘!?」
 ならば今のこと痴態は何だというのだ、最初におじさんを呼び出して以降の自分がしてきた所業は。
「え、ええと気を悪くしたらゴメンね?」
「そんな……そんなっ!?」
 首を振り自分の中に眠っていた欲望を認めたくない真菜にさらに追い討ちが襲い掛かる。
「君の未来は、おじさんハーレム 子沢山… えとっ……お幸せに?」
「そ……そんなの……嘘」
 涙目になっていた真菜の頬を流れる涙が悲しみなのかそれとも悦びなのか……。
 

苦戦 🔵​🔴​🔴​

ジール・シルバードーン
「…本当に、出来てないよね…」
結局「授業」が終わってからでないと動けなくって
あたしはスカートからぽたぽたとクラスの男子生徒全員分の液体を垂らしながら追いかける
…追いかけるといってもよろよろと、余韻の残る体で魔力の痕跡を追うのが精一杯

例えこないだ関係持っちゃった用務員さんに捕まってもっ
あたしの「実演」の様子を知った他のクラスに連れ込まれてまた授業をやらされてもっ

…さすがに発情して我を失った猟兵とかいないわよね…?
まぁそんなやつがいたら落ち着くまで相手してあげるけど…
仕方なくだからねっ

とにかくっ
この学園のどこかにいるアズリチア…必ず追い詰めて「これでもくらえ!」で粉々にしてやるんだからっ!


フランチェスカ・ヴァレンタイン
前章の最後で放り込まれた教室は日頃自分が悶々とさせていた男子生徒ばかりだったようです?
卑猥な言葉をかけられながら入れ替わり立ち替わり全身を貪られていました、が

これらは、ええ。…お詫びの先払い、ということでよろしいですわよね?

全員気絶させて諸々汚れたままながらも索敵へ
ついでに合流できる方がいればご一緒に

アズリチアとの戦闘に入ればUCでの拘束には成功します、が
直後に背後から同士討ち(意味深)されたり、操られるなり具現化なりしたイケメンマッチョに前後を挟まれて激しく上下されてしまったり?

せめてもの抵抗でUCの爆導索を起爆し――あとはそのままされるがままに、かと

※アドリブ・絡み歓迎、諸々存分にどうぞー


ユハナ・ヤオスロ
※他猟兵との絡み、アドリブ、NGなし

【POW】
真っ向から勝負(意味深)を挑むのもいいなー!
精神を操作されても、この迷宮学園の風紀に沿った……そういうのは、オレ向きだからなーむしろ、さっきと変わんなくて戸惑いのほうが多いんじゃないか?

未来予知もアレだな。きっと操作されて仕方ないからとかいって、他の猟兵の邪魔(意味深)したりするかもしれないけど、仕方ない仕方ない。
下手をすれば、ウォーク以上に害悪なモンスターみたいなものだから、有り余る体力で、化物じみた技巧を駆使して楽し…じゃない、妨害してしまうかもだー!

ついでに、オブリビオンも巻き込んで乱痴気騒ぎだな、これは!
大丈夫大丈夫操られてるだけだから(?




「や……やっと開放されたわ……」
 「授業」からようやく解放されたジール・シルバードーン(魔法戦士シルバリードーン・f15869)がスカートの裾からぼとぼとと注がれたものを零しながらよろよろと廊下を進んでいた。
 クラスメイトの男子全員にされるまで結局解放してもらえずいまようやく逃げ出すように教室から飛び出してきたばかりなのだ。
(こ……これ、本当に出来てないわよね……)
 容赦なく注がれたものがどういった結果を齎すのか知らないジールではない。
 ゾクリと背筋に寒いものが走り心配するのも無理はない、どうしようと不安にかられ身震いしたジールの腕を誰かが掴んだ。
「えっ?」
 そこにいたのは隣のクラスの男子生徒であり、何故?と思っている間に隣の教室の中へと連れ込まれると。
「あはぁ……そこ、そこですわか♪」
 男子生徒たちに囲まれ痴態を晒しているフランチェスカ・ヴァレンタイン(九天華めき舞い穿つもの・f04189)が腰を振りながら嬌声をあげていた。
 この学園に来てから悶々とさせていた男子生徒達がいよいよ限界を迎えたようで一斉にフランチェスカの肢体を隅々まで味わい、若さに任せて勢いだけのピストンを叩きつける。
「そこそこ、奥まで、もっともっとぉ♪」
「なっ……あなた猟兵のフラ……きゃん!?」
 まさか別の猟兵の乱交の場へ連れてこられるとは思わずジーンは身を竦めるが背中を押されフランチェスカの隣へ押し倒されるとこれから自分がどうなってしまうかを自然と受け入れてしまっていた。
 男子生徒達の半数がジールに襲い掛かり口も塞がれ容赦なく下からも突きたてられてしまえばもう逃げる事も出来なくなってしまっていた。
「んーーっ!?」

 アズリチアが二人のいる教室の身回りに来た時には、若さに任せた乱交は学生達が力尽き二人の周囲に崩れるまで続きようやく終りを迎えていた。
「えっと、二人共大丈夫? もしあれなら保健室連れていくけど……?」
 床で虫の息になっている二人を起そうと近付いたアズリチアに力尽きたかに見えたフランチェスカが囁いた。
「油断しましたわね……アンカービット、射出!」
 念動式ワイヤーが放たれアズリチアにに巻きつき動きを封じるが代わりにその瞳を見る事になってしまい襲い来る性への欲望に下腹部が熱くなるのをどうにか耐えるとしてやったとばかりに笑って見せるフランチェスカ。
 爆導索を起爆しようとしたその瞬間、後ろからいきなり蜜壷の突き立てられるショックで思わずユーベルコードの制御を解除してしまう。
 潤んだ瞳で振り返ればそこにいたのはユハナ・ヤオスロ(キマイラのフードファイター・f02566)の姿が。
 今までの男子生徒の比ではないユハナの力任せの激しい突きにフランチェスカは床に崩れ落ちもはやされるがままに貪られるだけの哀れな姿に。
「しまったなー操作されてしまった、これじゃあ止めようがない……くやしいんだぜー」
 およそ棒読みに近いユハナの軽口に驚いたのはフランチェスカより魅了の瞳力を使ったアズリチアかもしれない。
(え……あれ、この人にまで私の瞳力届いてたっけ???)
 気のせいか倒れている二人には届いたがついさっき教室にこっそりと入ってきたユハナがその効果範囲にいたかと考えると微妙なのだ
「うおー、腰が止まらないんだぜーオブビリオンの力恐るべきだぜー」
 どう考えてもわざとらしすぎる言葉を吐きながら座位になりフランチェスカを思う存分堪能するユハナにアズチリアは一応もう一度瞳力を使ってみるのだが余りにも変化が少ない。
 内に秘めた欲望を表に出させることで術中に嵌めるのが得意な彼女にとってユハナのような普段からオープンで欲望晒している相手には効果が少ないというのは計算外もいいところだったのだ。
 フランチェスカの乳房が大きく上下に揺れ、さらには揉まれ摘まれとするうち大きく跳ねて何度目かもわからない絶頂に達するとユハナが我慢一つせず注ぎ込み隙間から零れた滴が水溜りを作っていく。

(ま……まあ、学園生活を満喫してくれているので気にしないようにしましょう……)
 微妙に思考停止してしまったアズチリアはその横でこちらを見たまま硬直してしまっているジールに近付くと優しく抱擁し髪を撫で始める。
 朦朧とした意識の中、探し続けていたアズチリアの胸に抱かれジールはうわ言のように決意を口にする。
「アズリチア…必ず追い詰めて……『これでもくらえ!』で粉々にしてやるんだからっ……」
「はい、いつでもどうぞシルバードーンさん♪」
 言うだけ言うと気だるい疲れにジールは寝息を立て始めてしまった。
「私、この娘を保健室へ連れていきますので後は好きなだけ愉しんでくださいねヤスオロさん、ヴァレンタインさん」
「覚え、て……おきなさ……い、ダメ、そこっイク♪」
 教室を出ていく二人を追いかける事も出来ず教室に残された二人の淫行はさらに激しさを増すのであった。
 底無しのユハナの責めはいつまでもいつまでも続くのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

リリィ・ドラグヴァンディル
▶︎リシア様(f16043)と共に行動

▶︎任務目標
戦闘レベル、ターゲット確認…対処をクラスAの脅威と断定。
んっ…お股が疼いてドラグヴァンディルは使えませぇん…リシア様。

▶︎作戦
リシア様の授けてくださった策、未だ術中にハマったフリをしてリシア様と睦み合い、敵を誘惑して3Pを始めて…
「あん!あん!あん!リシア様ぁ、もっと深く…んぁぁ!
ほら、アズリチア様も…んちゅ…」
リシア様に私の花園を舌で舐めて頂き、私はアズリチア様の花園を舌でご奉仕し、リシア様がアズリチア様の動きを止めたら亜空間転移でメガビームランチャーを召喚して砲口を激しく叩き込み『零距離射撃』で大出力ビームを放ちます。

▶︎アドリブ、連携歓迎


リシア・ルナソリア
●リリィ(f15918)と同行


「ふぅん…あちらが此処の主。…ですが、関係ありませんわ」
関心がないフリをして、従者であり奴隷である愛しいリリィに手をだしますの。
敵前だというのに構わず、衣服に手を入れ愛撫し、唇も重ねたりして♪
敵意を見せず淫行にふけっていれば、きっと問題はないはずですわ。
もちろん、演技。…演技のはず♪
リリィが望むこともなんでもしてあげますの。
その間、視界の端で敵を捉えつつ、二人に危害が及ばないように警戒はしておきますわ

「はぁ…。貴女も、まざりませんこと?」

頃合いみて敵に声をかけて混ざりあいますの
そして、隙をみて「咎力封じ」を発動
力を封じて、リリィにトドメをささせますわ

アドリブ歓迎




 保健室で未だに囮という名の淫行を続けていたリシア・ルナソリア(堕ちた王女・f16043)とリリィ・ドラグヴァンディル(紅百合・f15918)の二人、どこからが演技でどこからが墜ちてしまているのか区別などつかないほどに繰り替えされ雌の匂いが充満してしまったその部屋に入ってくるものはここしばらく無かったのだが……。
 ノックの音が聞こえ風紀委員の腕章をしたアズリチアがぐったりした女生徒を連れて保健室を訪れたのだ。
 ベッドで淫行に耽る二人の邪魔をしないよう気を使っているのか別のベッドにその生徒を寝かせ始めるのを確認するとリシアとリリィはわざと聞こえるように抱き合い声をあげてみた。
「ふぅん…あちらが此処の主。…ですが、関係ありませんわ」
「そうですよリシア様、アズリチア様は忙しそうですし私にもっとしてくださぁい♪」
 自分の名を呼ばれぺこりと会釈し返すアズリチアは二人の予想通りこちらが敵意をもたない限り攻撃などはしてこないようだ。
 考えてみればこの迷宮に入ってからこっち怪我をしたものすらいないのだからわかりやすいオブビリオンだともいえるのだ。
(まずはこちらに注意を引きませんとね)
 リシアは目の前に敵であるアズリチアがいるにも関わらずあえて従者であり愛しい奴隷でもあるリリィの衣服に手を潜らせ揉みながらキスをすると舌同士を絡める音を部屋中に聞こえるようにさせチラリとアズリチアの方を見てみると、少し頬を赤く染めつつコホンコホンとわざとらしい咳払いをして聞こえてないフリをしてるのを見てある意味確信を持ちこの作戦を続けることにしたのだ。
(演技、演技のはずですが見られてるとなると変に燃えてしまいますわ)
「リシア様ぁ……そこもっと吸ってほしいです」
「ええ、しょうがない子ですわ♪」
 互いの花園を舐め合う二人を横目にこっそり部屋の外へ出ようとしたアズリチアの腕にリリィが抱きつくと甘えるようにしがみついく。
「ほら、アズリチア様も……んちゅ♪」
 そのまま唇を奪うとベッドに連れ込みリシアがそこに身体を重ねればあっという間に逃げ場は無くなってしまう。
「えっ……あの私はお二人の邪魔する気はありませんので……ほら?」
「ふふふ…。貴女も、まざりませんこと?」
「堅い事言いっこなしですよアズリチア様!」
 二人の類稀なる連携であっという間に服を脱がせてしまうと球体関節が特徴的なオブビリオンに二人はノリノリで愛撫を始めてしまう。
 瞳力を使ったアズリチアは目を丸くしてどうしたものかと思考をめぐらせてみるのだが。
(お二人共……普通にえっちしたいだけなんですか!? こ……これはどうしたものでしょう……)
 この時点ではまだ純粋に淫行に耽りたいだけのリシアとリリィの未来を識ることはできず、次の判断を下せないうちに二人からの愛撫は徐々に理性を奪っていき二人がかりで与えられる快楽の波に飲まれ頭にスパークが走ってしまえばアズリチアは息を荒げベッドに横たわるしかなく……。
 リシアがリリィの花園に吸い付き、リリィはアズリチアにそしてアズリチアがリシアの花園にそれぞれ吸い互いに慰めあう中待ちに待っていたタイミングがやってきたのだ。

「今よリリイ!」
「はい、リシア様!!」
 舐めている最中にリシアが手枷や拘束ロープでアズリチアの動きを封じると、リリィがメガビームランチャーを召喚しその銃口を倒すべき敵へと向け零距離で一斉に発射したのだ。
 ……が、なぜか命中寸前で大爆発を起すと3人はそれぞれが吹き飛ばされ埃まみれで立ち上がったリシアとリリィが見た物は、リリィのメガビームランチャーをコピーしてこちらに銃口を向けているアズリチア。
 同じ武器同士を撃ち合わせ相殺したのだろう、それがどうやら咄嗟に間に合ってしまったのだ。
「リリィ……こうなったらドラグヴァンディルですわ!」
(せ……戦闘レベル、ターゲット確認…対処をクラスAの脅威と断定 な、なのに……)
「んっ…お股が疼いてドラグヴァンディルは使えませぇん…リシア様」
「しょ……しょうがありませんわね、こうなったら私が……ってあら?」
 二人のちょっとしたやり取りの隙に当のオブビリオンは逃げ出してしまったらしく二人は開け放たれた窓の外を見るしかなかったのである。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

原宮・早月
ずっと生徒指導室で指導(陵辱)を受けてたところに、アズリチアと遭遇。
戦わなきゃ、と思うけれど、もう心も身体もえっちなコトしか考えられなくて…
結果、堕落という名の救済を発動。淫魔化した上で(性的な意味で)襲い掛かる。
「いっぱいえっちするの…あなたも一緒に、ね?」

そのまま彼女に抱きつきキスしつつ、尻尾を彼女の中に押し入れて。
粘液を彼女の中に注ぎこみにかかる。それはもう何度も。
一応毒だから攻撃にはなるけど、あくまで気持ちよくなりたいだけ。

さっきまでボクに指導してた先生達も巻き込んで、彼女を襲わせたりボクも襲われたり。
彼女を逃がさないように抑えつつ、そのまま快楽を貪り続ける。




 生徒指導室での指導(意味深)を受け続けていた原宮・早月(ルードリーム・レイヤード・f14983)の精神はもう寝ても覚めてもえっちな事しか考えれなくなっていた。
 常識などというものはすでに意味を為さずここにある真実は早月を昂ぶらせる雄から与えられる刺激と熱い迸り。
 下腹部の疼きも双乳から溢れる熱さもその全てがそれらを受け入れそれ無しで生きる人生など考えもよらないようになっており。
 ずっと受身で過ごしてきた少女の心がその重さに潰されそうになってしまっていてもそれはしょうがない事なのだ。
(ボク……これからどうなっちゃうんだろう……)
 そんな不安に襲われた時、扉を開けて半裸の少女が駆け込んできたのだ。
「あ……あなたは風紀委員の……」
「は……原宮さんちょっと、ここで匿って……」
 息も荒く何かから逃げてきたらしいアズリチアを見ていると早月の脳裏に色々な想いが駆け巡る。
(この迷宮学園の主でさえ一皮向けば表向きとこんなに違う表情や態度もとれるんだ……じゃあボクだって……本当にしたいことは……)
 そう思った途端何かが頭の奥底で弾けた気がする。それは次第に広がっていき早月の瞳が怪しく淫靡なものなりそてその全身に変化が現れ始めていた。
 触手状の尻尾を持つ天使っぽい姿の淫魔へと変わり果てながら蕩けた声で囁くのだ。
「やっと解った、これがボクの望み、ボクの夢…♪みんな、みんな、一緒に気持ちよくなろう…♪」
「えっ……原宮さんその姿は!?」
 あまりの唐突な変化に尻餅をついたままだったアズリチアが対応できるはずもなく敵意なく飛び掛ってくる早月。
「いっぱいえっちするの…あなたも一緒に、ね?」
「えっ……いやぁぁぁ!?」
 普段とは見違えるようなぐらい積極的な早月に面食らううちに唇と塞がれ舌が口内に捻じ込まれ絡め合うその妖艶な性技に抵抗一つできず夢中にさせられていた表情がいきなり驚きに変わる。
 早月の尻尾がまるで生き物のようにアズリチアの花園を侵略し奥まで容赦なく浸入してきたのだ。
「やっ……なに尻尾??」
「いいでしょ? ボク自慢の尻尾のお味、感想聞かせてよね?」
 尻尾の根元から膨らみが徐々に先端に移動していきそれがアズリチアの中で弾けると早月は恍惚の表情で小刻みに奮えそれが再び繰り返れる頃には鼻息も荒くさらなる快楽を得ようと腰を振っていたのだ。
 尻尾から注がれた毒によりさらに感度が内側から高めれてしまった人形少女はその快楽に抗えず早月の玩具のように悶えてしまうだけ、さらに周囲にいた教師達に押さえ込まれ無理やり……。
 二人は抱き合いながら教師達に次々と突き上げられ続け何度も何度も絶頂を味わってしまった。

 外では逃げ出したオブビリオンを探し走る者達もいたのだが、まさか生徒指導室で教師達や淫魔化した早月に襲われているとは誰も気付かずこの淫行は早月が満足し寝息を立てるまで続けられたらしい。
 生徒指導室にいる全員が真っ白に染まり眠りにつくと、よろよろと立ち上がったアズリチアは服を着込み扉の外へと去っていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

キッシェ・ネヴァーサイス
敵ボスの風紀委員を探そうにも、さっきから男子生徒たちが纏わりついて……!
あぁん、また押し倒された……♪

も~……
敵ボスがこの場所を通りかかってくれることを祈るしかないわね。

っていうか、男子たちがさっきよりもさらに暴走してるような……!?
ピタッと閉じた私の太ももを数人がかりで無理矢理押し広げて……
ええええっ!!?
ちょっとまって何するつもり!?

嘘でしょ、こんな名前も知らない男子に私の初めてが……
涙を流して訴えても聞き入れて貰えるはずもなく―――

激痛に耐え、ようやく終わったと思ったらすぐに次の男子が覆い被さってきて……

私に体を動かす力は残っていないけれど、敵ボスを見つけたら大声で他の猟兵に伝えよう……




 男子生徒達に思うように玩具にされていたキッシェ・ネヴァーサイス(これでも13才・f03962)が教室を抜け出してよろよろと廊下を歩いていたのだが学園全体の雰囲気が何か今までとは違うのだ。
 何か歯車が狂ってしまい動き出してしまったかのような……。
(風紀委員を探そうにも男子生徒が見境無く纏わりついてきて)
「あぁ……もう!」
 何人かはどうにか振り払うがそれが複数ともなると万全ではない今の体調で振り払うにはどうにも非力であり、再び押し倒されてしまうともうどうにかしてという気しかもう感情がわいてこないのだ。
(も~、またお口や胸ですればいいの? それとも手ですればいいの?)
 教室で教え込まれた事を思い浮かべ心の中で溜息をつくキッシェ。
 ただちょっぴり目立ったり異性とのそんな事にちょっぴり興味があっただけだというのに気付けばこの有様だ。
 恥ずかしいという感情がもう爆発しそうで頬が赤くそまってしまうのだ。
 だがそんなある意味慣れからくる余裕も自分を押し倒した男子生徒達の異変に気付くとあっという間に吹き飛んでしまった。
 気のせいだろうか今までよりも何かが根本的に違う、より暴走し歯止めが利かなくなってきているような?
 先ほどから考えている不安は的中しキッシェに迫るその瞬間は確実にその時に近付いてしまっていた。
 直接触れられるのを防ごうとピタリと閉じていた太ももを複数の男達の手で広げられまだ乙女を守っている花園が丸見えになると羞恥を超えた恐怖が一気に心の隅々までを侵食し思わず声を出していたのだ。
「ええええっ!!? ちょっとまって何するつもり!?」
「ハアハア、何をって決ってるだろ?」
「ヘヘヘ、俺お前のことずっと狙ってたんだぜ?」
 ギラついた男子生徒達の視線がキッシェに注がれ、覆いかぶされると泣きながら必死に何度も何度も謝り嘆願し、そして絶望にその心が沈んでいき……ポトリと花びらが地面に落ちた気がした。
 襲い来る激痛に言葉も生気も失った瞳から自然と涙が零れ頬を伝う。
(嘘でしょ、こんな名前も知らない男子に……)
 テクニックも何も無い若さに任せた腰の動きに壊れた人形のようにキッシェはただ耐えるしかなかった。
 大事にしてきたものが失われるのは一瞬なのだと、なぜこんな迷宮学園になど来てしまったかなど後悔はいつまでも続く。
 引き抜かれ腹にかけられた熱い液体にも無感動でようやく解放されたという感情しか湧いてこなかったのだ。
 だがその安堵の心もさらに別の男子生徒が覆い被さってきた時点で諦めへと変化を余儀なくされていた。
(もういや! 誰か助けて……)

「あなた達、無理やりするのは風紀に反していますっ!!」
 男子生徒が急に押し退けられ、誰かに抱えられその場を離れた所で自分を抱きかかえているのが探していた風紀委員だとようやく気付くと思いきり叫んだのだ。
「やっと、見つけ……た……みんなー! 風紀委員はここにいるわよー!!」
 周囲の全員がこちらを振り向いた、猟兵達が遠くからこちらへ走ってくる気配がある。
 だがそれでもキッシェを抱えたまま一定の距離を走ってから廊下の片隅にキッシェを下ろし逃げ出すアズリチア。
 静寂の廊下に取り残されたキッシェは膝を抱えて座ると人知れず声を押し殺し涙が止まらなくなっていた……。

成功 🔵​🔵​🔴​

ハニエル・マールテュルム
完全に術中に嵌っていました…けどここからは反撃のターンです、お覚悟を。

アズリチアさんを見つけたら距離を置いて少し観察。

あの目を見るか、見られた人は洗脳されてしまうようですね。
なら進行方向に先回りして潜み、瞳術の発動が間に合わないくらいギリギリの距離から奇襲を仕掛けます。

咄嗟に魔法で反撃されれば、剣による【武器受け】で防御し、【UC:因果聖報】を発動です!

それで撃破できるか、取り逃がしたら、周囲の猟兵や生徒さんたちを治療しないと……。
まだ興奮状態のようですが、すぐ楽にして差し上げますね!

-後日の述懐-

…僕はいつになったら、それで不用意に近付けば姦淫の渦に巻き込まれると学習するのでしょう。


グァーネッツォ・リトゥルスムィス
烏、情報ありがとな
見られるだけでNGとは卑怯すぎる!
こうなったら見られないまま攻撃するしかないか

オレは体育倉庫がある体育館で迎え撃つぞ
倉庫にあるありったけのマットや跳び箱などでバリケードや障害物を体育館内に作るぞ
オレ自身もアズリチアを見れないが、人間では出せない球体関節独特の足音を聴覚で、何より鋭い野生の勘で接近を感じ取ってみせるぜ

風竜の狩猟鱗の射程範囲に入ったら障害物の合間を縫う様に投擲して死角から攻撃するぜ
オレ自身だけでなくブーメランを見るだけで未来が見えちまうかもしれないから、ブーメランも視認されないルートで、だ
「人の欲を暴きたいのなら、そんな卑怯で力業なんてやめたらどうだ!?」




 オブビリオンの情報を伝えに回る八咫烏を見送るとグァーネッツォ・リトゥルスムィス(超極の肉弾戦竜・f05124)は得物を握り締めようやく本番だなと気合を入れなおす。
 だが伝わった敵の能力への対抗策をどうしたものかと悩んでしまうのも仕方が無いことだった。
 同じく武具の手入れをしハニエル・マールテュルム(聖騎士候補・f15866)も一緒になり悩んでいたのだが。
「見られるだけでNGとはな、卑怯すぎる!」
「えぇ、ですから死角を突く必要がありますよね。こちらは今合流できただけで二人。数を生かして攻めるしかというところでしょう」
 結局の所一人が囮になり敵の注意を引いている影からもう一人が攻め込み後は一気に倒しきる、これがわかりやすくシンプルではないかという結論に辿り着いたのだ。

 体育館にある倉庫からありったけのマットや跳び箱などでバリケードを体育館内に気付くとグァーネッツォは物陰に潜みひたすらチャンスを待ったのだ。
 巡回時間はだいたい把握しているのでそろそろのはず……。
 その予想は上手くいったようで一人の女生徒が体育館に入ってくるとさらに用心し息を潜めチャンスを伺う。
 ドワーフの少女は常人では聞き分けができない球体関節独特の音を感じとり、懐に用意した風竜の鱗をいつでも投げれるように握り締めていた。。

「な……なんですかこれは、まったくもう片付けぐらいきちんとしてほしいものです」
 風紀委員の腕章をつけたアズリチアがやれやれといった仕草をしはふうと溜息をつくのが見えた。
 跳び箱の一つを拾い上げ注意がそちらに向いたのを見計らいグァーネッツォは用意した風竜の鱗を一斉に投擲する。
 万が一を考えバリケードの隙間を通しさらに死角をついてそれはアズリチアへ襲いかかった。
「えっ、何!?」
 手に持っていた跳び箱が砕け散り吹き飛ばされたアズリチアは瓦礫の下に埋もれてしまった。
「今なら瞳術の発動もできませんね!」
 離れた距離から観察し今か今かと待ち受けていたハニエルが物陰から飛び出すと一気に間合いを詰めて瓦礫ごとアズリチアに先制の一撃を放つ。
 一閃、吹き飛ぶ瓦礫とそれに合わせて間合いを取るようにジャンプしながら放たれた風の魔法がハニエルの突進を遮るように吹き荒れたそれを剣で受けたことでハニエルがにっと笑う。
「天秤は傾き、晩鐘は響く。汝の所業は今ここに在りて!」
 受けた技を倍返しで返すという『因果聖報』が先ほどよりも激しい暴風を起しアズリチアを巻き込んだ。 
 さらに風への防御に注意が向いたのを狙いグァーネッツォのさらなる風竜の狩猟鱗が複雑な軌道を描きながら襲いかかるがそれはまるで動きが読めているかのように舞い散る瓦礫やバリケードの欠片を盾にして避けられてしまった。
「人の欲を暴きたいのなら、そんな卑怯で力業なんてやめたらどうだ!!」
 人の欲望を見せ付けるような事ばかりを繰り返すオブビリオンへの憤りのようなものをぶつけてみたが返ってきたのは意外な言葉で……。
「え……ええと、ちょっと素直になっていただいただけなんですが……っ」
 悪意は無いようなのだがそれが引き起こす事まではあまり理解していないのかもしれないと思う。

「戯言をっ……ってしまったっ」
 追加で投げようとした風竜の鱗はその効果を発する前に床に転がってしまっていた。
「くっ……不覚です……」
 横でもハニエルの剣が床に転がり空しい音を立てる。
 先ほどまでと違いまともに姿を晒してしまっていた二人は瞳術をまともに浴び下腹部から燃え上がる衝動に戦闘を継続する力はもう残っていなかった。

 ふらふらと近付きあい身体を重ね床に倒れる二人を尻目にダメージを受けたアズリチアはどうにか体育館から逃げ出せた。
 だがさすがにここまでの連戦などで疲労が目立ち始めているようだった。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

死之宮・謡
真の姿…【黒金の城塞魔人】アンロック…
(※戦闘狂としての一面が前面に出てきた状態で、多重人格者の様に言動が変化します)

先程までは私の享楽を満たしてくれたが…此奴は此処からも私を愉しませてくれるか?

何?人格が変わっているだと?…そんなことはない…これもまた私を構成する精神の一つ…先ほどまでと前面に出ている精神性が違うだけだ…さて、もう良いか?これ以上の問答は時間の無駄だ…

・戦闘方法
見た目通り完全なゴリ押し戦法。鎧と大楯で相手の攻撃を防ぎ、楯からの砲撃、シールドバッシュに叩きつけ、そして、大戦斧によるなぎ払いと叩きつけで攻撃
(使用技能:呪詛・怪力・鎧砕き・なぎ払い)




 ズドン
 剛力で振り回される戦斧が壁を砕く、勢いのままに払われた軌道上にあった机類も動揺に砕き散らされた。
 漆黒の全身鎧姿の『黒金の城塞魔人』の力を開放した死之宮・謡(狂魔王・f13193)が力任せに振り回す大型戦斧は破壊の限りをつくし周囲は瓦礫が転がる爆弾の落下地点のような有様だ。
「先程までは私の享楽を満たしてくれたが…此奴は此処からも私を愉しませてくれるか?」
 その声でやっとアズリチアは目の前にいる魔人が謡だと気付いたようだ。
 その攻撃方法はとてもシンプル。
 小手先の技術も怪しげな術も必要は無い、なぜならこの力こそが全てただ振るうだけで死を与える戦斧の前には細かい迷いなど必要がないのだ。
「え、ええと死之宮さん……ですか? 何だか人格がその……」
「人格が変わっている、と?…そんなことはない…これもまた私を構成する精神の一つ…先ほどまでと前面に出ている精神性が違うだけだ…」
 間合いを詰めつつ大型盾を前面に押し出し押し潰すように叩きつけるが相手も早々は喰らってくれるわけではない。
 間合いを取りながらどう相手に対するかを考えているようだ。
「いえその……あまりにも先ほどまでと違いすぎましてちょっと心の準備がですね……」
「さて、もう良いか?これ以上の問答は時間の無駄だ!」
 さらなる一歩を踏み出し一文字に振られた大斧は床を叩き割り破片が周囲に飛び散った。
 謡の怪力をコピーしたらしく瓦礫を片手で持ち上げ投げてきたが謡はそれを大盾で防ぎ二人は一定の間合いを取り合う形でさらなる移動を続けていた。
 接近し必殺の斧で仕留めたい謡、距離をとり瞳術でどうにかそれを凌ぎたいアズリチア双方の思惑がぶつかり合う。
「君、あまり近付きたくないようだね?」
 謡がニヤリと鎧の中で唇を歪めると守るためだけに使うと思われがちな盾から砲撃を繰り出し間合いを詰めずにさらなる猛攻に打って出たのだ。
「くっ……そんな物まで持ってる なんて」
 未来予測である程度は回避し続けていても完全にそれらを防げるわけではない。
 次第に攻めを激しくペースアップさせていき窓際に追い詰めた所で回避もとれぬ位置でのシールドバッシュ、盾ごしに伝わる確かな感触……砕け散るガラスの音。
 さらに追撃で大斧を叩き付けたのだがその一撃は窓枠を破壊してしまうだけに留まった。
 先ほどのシールドバッシュの時点で窓から外へ押し出してしまっていたらしくここにはもうアズリチアの姿はいなくなっていたのだ。
「愉しみきる前にいなくなるとは興冷めだ……」
 ここからが本番だったのにと残念そうに謡は窓の外を見下ろすのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

不知火・桂花
【恋華荘】
アドリブ大歓迎
途中までは『美術部の桂花先輩』
ツンデレ気質(慕情は内心維持)

いちごクンってば「保健室に用事が」って言うし
部活動終わった後だけど、ついてきちゃった♪
へえ、身体検査やるんだ?熱心ねー♪
どうせだから、今のうちにアタシも備品チェックを…(しゅる)

…え?待って、アタシ絵心なんてあったっけ?
それに何でアタシ、いちごの前で脱いでるの?

ねえ、いちご!アタシに何したの…あああ!?
そうよ、散々ナニされたわよ!ヘンタイーッ!!

…幸せだったけどね…(ぼそっ)

そう、アンタの仕業ってわけ?(ぷるぷる)
敵の策謀って気づいた以上は【紅華鬼刃】で滅多斬りよ!
アンタも全裸になりなさい、JKオブリビオン!!


高原・美弥子
【恋華荘】
はふぅ、散々愛し合った所為で腰が痛いね
それも心地いいけど実際腰痛いから保健室行くね
でもって、保健委員のいちごに責任持って見てもらうよ♪

……はい?風紀委員がおぶりびおん?
ん?オブリビオン?……オブリビオン!?あぁ!そうだ!なにあたし普通にこの世界に馴染んでたの!?
そ、そーだよ!幾らあたしでも媚薬弁当なんて用意しないし、お、屋上であんな、見られるかもしれない状況でハッスルなんてしないよ!(顔赤くして否定)
とにかく元凶の風紀委員を倒そう!でも、いい夢見させてくれてありがとう!
あ、武器がない!?生徒やらせて武器没収とか卑怯な!
でも残念、あたしの血は燃えるんだよ!ブレイズフレイムで攻撃だよ!


アイ・リスパー
【恋華荘】
いちご先輩を意識中

「いちご先輩、協力して風紀委員を倒しましょう!」

保健室で風紀委員を待ち受けます。

「え?
あ、そ、そうですね、いつも通りにしていた方が敵を油断させられますね」

いちご先輩の提案に従い、いつもの身体検査を始めます。

恥ずかしいですけど、これも保健委員である先輩のお仕事ですから我慢しなくては。

制服と下着を脱いで先輩にしっかりと検査してもらって……

「って、なんでこれが保健委員の仕事なんですかぁっ!」

敵の精神操作からなんとか逃れて【マックスウェルの悪魔】でツッコミ……もとい攻撃します。

正気に戻った私は、裸のままでいちごさんの前に立っていて……

悲鳴を上げてベッドに身を隠すのでした。


フロウヴェル・ゼフィツェン
【恋華荘】の皆と参加なの。

皆で保健室に集まったけど、何するんだったっけ…
あ、身体測定だったの。

というわけで、保健委員のいちごに色々測ってもらうの。
胸の大きさとか(82cmのFカップ)、お乳の重さとか、お股の奥の深さとか。
勿論道具じゃなくて、いちご自身の手とかで測ってもらうの。
ベルのコト、もっともっと知って欲しいの…♪

って、その様子を風紀委員の子が見てるの…
ん?風紀委員?そいえば風紀委員がオブリビオンって話だったの。
じゃあやっつけて、またいちごに身体検査してもらうの。

というわけでオブリビオンにはリザレクト・オブリビオンの騎士と蛇竜をけしかけておいて、ベルは身体検査の続きをしてもらうの。


アルテミス・カリスト
【恋華荘】
いちごさんは女の子

「はっ、私は一体何をっ!?」

気が付けば制服姿で学園にいる私。

どうやら正義の騎士ともあろうものが敵の術中に嵌まっていたようです。
内容はよく覚えていませんが!

「いちごさん、了解です。保健室で敵を迎え撃つのですね!」

いちごさんと一緒に保健室に向かいますが……

「いちごさんたち、何をっ!?」

突如始まった身体検査に目を丸くさせていると、保健室を覗き込む風紀委員と目があってしまいます。

「あ、保健室なんですから、身体測定は当然ですよね」

女の子の保健委員のいちごさんが計るのも何の問題もありません。

私も服を脱ぎいちごさんに測ってもらうのでした。

あれ、何か忘れてるような?(戦いです)


シルフィール・オベルト
【恋華荘】
いちご様に呼ばれて眼鏡かけて穴あき下着姿のまま保健室に来ました

はぁはぁ、ご主人様……んんぅ!(保健室に付いた後、いちごに見て見ぬ振りされて保健室の恋華荘メンバーに堕ちきった調教済み奴隷な姿を見られてイッてしまう)

……あ(風紀委員に奴隷先生なところを見られる)
ふふっ、見られてしまったら仕方ないですね。口封じに貴女も調教されましょう?
【黒薔薇騎士団】で騎士と兵士達を召喚しますが、夫に忠実だった不良騎士達が出てきてしまいますが、学園に合せてガラの悪い不良とその子分のヤンキー達になってしまいます
不良達は風紀委員に襲いかかりますが、私にも性的に襲いかかります

アドリブ歓迎、ただし正気には戻らず


彩波・いちご
【恋華荘】で引き続き
まだ頭がポーっとしていますけれど、りんごさんの保健室に恋華荘メンバー集合です
ここでアズリチアを出迎えましょう

…って思ってたんですけど、誰かから保健委員の仕事しましょうって言われた様な気がして、えーっと何するんでしあっけ?
ああ、身体検査するんでしたっけ……
そうして何人かに裸になってもらい、メジャーを当てたり……え、素手で測るんですか……では……

……あ、れ、私、何やって
誰かの胸をふにふに揉んでいる最中に気が付いて、慌てて離れます

先程の事もまとめて思い出して真っ赤になったり皆に申し訳なく思ったり…
この借りはまとめて返します!
【天使のような悪魔の歌声】で皆を覚醒させつつ攻撃ですっ!


黒岩・りんご
【恋華荘】組で
とりあえずみんな集まるのに、わたくしの保健室を使って
……あー、なんだかまだ一部まだいろいろ囚われている人がいますね
しかたないのでわたくしがちょっと愛撫してスッキリさせてあげましょう
保険医の務めとして

さて、だいたい皆さん正気に戻ったかしら?
まだ戻ってないようなら、召喚した【幼き魔王の群体自動人形】に、正気に戻るまで殴ってもらいましょうかね?

ついでに、アズリチア現れたら、オートマータの集団に襲わせて、ヒィヒィ言わせてあげましょうか
皆さんの艶姿可愛かったですけど、無理矢理やらせるのはよくありませんもの
わたくし自身は皆さんのケアをしているので、あとはオートマータに攻撃任せておきますね?


白銀・ゆのか
【恋華荘】
【アドリブOK】

いつの間にか、保健室に来てたけど…あれ、何でだったかしら…?
『身体検査…風紀委員と保険委員合同で…?』
なんとなく、違和感覚えるけど…なされるまま触れられ計られ…
ぁ、去年よりこんなに胸おっきくなって…♪お腹も…
『いちごがこんなふうにいっぱい構って、くれたから、かな…♪』

…でも待って。
…そっ、か、これ、夢ね。
『だって、今こんな体になってたら…いちごを、守れないもの』
自分が願う未来を瞳術で魅せられてたことに…今更ながら気づいて。
本当に望まれるまで、子供をなすようなことまでは自重してたから。

『其処から先は…いちごが望んでくれてから!
貴女に見せられても…嬉しくない!』(灰塵拳!


東雲・蓮華
【恋華荘】
…保健室で、迎え撃つ…何、を…?
あ、そうか…身体測定ですね?(服を脱ぐが、下着がびしょびしょに気づく)

あ、あれ…?なんだったかすごく許せないような気が、していたような…?
身体測定が始まったら言う通りに胸揉まれて測定
前回の媚薬で濡れ濡れ

そんな中風紀委員が入ってきたら有無を言わさず捕まえます
駄目じゃないですか、風紀委員が遅れては…?
というわけで問答無用でアズリチアを脱がせます
抵抗するようなら耳とか首すじとか舐めあげ、体密着させ媚薬刷り込みます

あぁ、いい匂いがしてきましたぁ~
もうダメ…いただきま~っす♪と言ってアズリチアを性的に食べ…いちごさんのUCで目が覚め
真っ赤な顔で敵を突き飛ばします




 迷宮学園の保健室はなぜかいつでも大盛況。
 そのうち教室よりこちらの方が人が多くなるのではなどと思ってしまうぐらいに今日も満員である。
 保険医に納まり好き放題エンジョイしている黒岩・りんご(禁断の果実・f00537)は先客を奥のベッドに寝かせオートマタ達に指示を与えるとカーテンを締め切り隔離を終える。
 もうすぐ来るいつもの面々のために今日も準備はばっちりなのだ。

 しばらくしてぞろぞろと入室してくる恋華荘メンバーの顔を見てりんごはやれやれと心の中で溜息をつく。
(……あー、なんだかまだ一部まだいろいろ囚われている人がいますね、しかたないので保険医の務めとしてスッキリさせてあげましょう!)
 そうと決れば準備はもっと念入りに……だ。
「いちごはちゃんと保険委員の仕事するように!」
 りんごの声にボーっとした表情の彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)の表情に変化が現れる。
 ようやくすべき事がわかり、ちゃんと働かねばと行動を開始するのだった。
「ええと……たしか今日するのは身体測定でしたっけ……」
 心の奥底にあった欲望の一つ、女の子達も裸が見たいという想いが密かに影響を与えたのかもしれない。

(……保健室で迎え撃つ……はずですよね……何を?)
「あ……そうか、身体測定ですよね?」
 いちごの声を聞きこの部屋に来た目的が一瞬で霧散した東雲・蓮華(捨て巫女・f01109)が迷い泣く服を脱ぎ始めぽろりと豊かな胸をこぼすと周囲にいた者達も口々に身体測定をするのが当たり前と着衣を脱ぐ音が聞こえ始めた。
 先ほどまでの媚薬効果で下着も透けて見えうっすらと浮かんでいる為ちょっと赤面してしまう。
「それじゃ蓮華さん始めますね」
 いちごの手が蓮華の乳房に触れメジャーでくるりと測定を始める数値がいちごの手でカルテに書き加えられた。
 メジャーに弾かれ先端がぷくりと膨らむのを止める事もできず、さらに隅々までサイズを測られるうちにムズムズと疼きが蓮華を襲い太ももを擦り始めこれ以上は限界とカーテンの奥へと姿を消した。

「いちごクンここにいるかな♪」
 未だに『美術の桂花先輩』が抜けない不知火・桂花(逆弦紅娘・f05277)が「保健室に用事が」といい残して先に移動していったいちごを追いかけスキップしながら保健室へとやってきた。
(部活動終ったあとだけどついてきちゃた)
「へぇ~身体検査するんだ熱心ねー♪」
 先ほどまで脱いでいた制服をまた脱ぎ魅惑的な肢体をいちごの前に晒し測定してもらおうと近付いていく。
「桂花さんスケッチする時と雰囲気が違っていて素敵です♪」
「こ……こら、照れるわよ」
 触診でゆっくりと揉みながらメジャーを回されると桂花は蕩けた表情で……。
(あ……こんなのもいいかも……)
 下着姿のままモジモジしていた桂花は測定が一通り終るとベッドがある奥へと歩き始める。
「どどど……どうせだから今のうちにアタシも備品チェックでもしてるわ」
 周囲の目があるせいか昂ぶった姿を見られるのを恥ずかしがりカーテンの奥へと隠れてしまう。

 その後にわいわいと順番を待っていたのはアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)とアルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)とフロウヴェル・ゼフィツェン(時溢れ想満ちて・f01233)の3人だった。
 互いに「次は私が、次は私よ」と揉みあいしている所にその後ろで待っていた白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)の「皆一緒に計ってもらえばいいのよ」の一言でどうにか落ち着くことになる。

「敵を油断させるために身体検査、さすがいちご先輩です♪」
 恥ずかしいが憧れの先輩のために勇気を振り絞りなだらかな胸を見せ付けると、いちごの顔がそっと近付いてじっくりとアイを隅々まで眺め始める。
 アイの顔が羞恥に染まる中それはゆっくりとゆっくりと続けられブルブルと震え崩れ落ちそうになってしまう。
「次は私ですね!」
「あっずるい、一緒って言ったばかりなのに……」
 まだ測っているアイの前にアルテミスが割り込みさらに下着すら脱いだフロウヴェルがいちごに抱きつき押し倒す。
 いちごの手を持ってそれぞれが自分の乳房に触れさせる二人。
 フロウヴェルの小柄な身体に不釣合いなFカップの乳房とアルテミスの鍛えられ張りのある乳房の感触をついもみもみと指を動かし味わってしまういちごの掌。
「二人ともとっても柔らかくて大きい……はわぁ」
 いちごの手が測定以上にその感触を味わおうとさらなる手淫をつくし二人を弄ろうとする。 
 フロウヴェルは自分のサイズも重さもお股の感触も全てを味わい測り覚えてほしいととっくに正気に戻っているのにこの学園を謳歌しているのだ。
 一方のアルテミスも正気(?)に戻っていたのだが……。
(はっ、私は一体何を!?)
 どうやら正義の騎士ともあろうものが敵の術中にはまっていたようですとまで理解しているというのに内容はよく覚えていません!と切って捨てる。
 常にマイペースなアルテミスにとって洗脳や催眠はある意味意味がないのかもしれないのだ。
「むーむーアルテミスずるーい」
「フロウヴェルさん焦らずに……です!」
 二人が互いに突き合う隙に今度はゆのはが割り込みいちごの両手を自らの乳房に触れさせた。
「「あっずるーい」」
 二人の抗議を軽くスルーしてゆのはが幸せそうにいちごの掌で触れられる悦びを味わった。
(ぁ、去年よりこんなに胸おっきくなって…♪お腹も…)
「いちごがこんなふうにいっぱい構って、くれたから、かな…♪」

 そんな幸福感を噛み締めつつもゆのかの心は静かに現実を取り戻しつつあった。
(…でも待って。…そっ、か、これ、夢ね)
 そう、今はまだそんな身体になるわけにはいかない。
 いちごを守るためにこの身体はあるのだから……。
『今こんな体になってたら…いちごを、守れないもの』
 つい先ほどまで胸に踊っていた高揚感も幸せも全ては瞳術で魅せられた一時の夢、今はまだ甘受するわけにいかないそんなささやかな夢。
 本当に望まれるまでは、子を為す事はまでは自重……していたから。
 この寂しさと怒りはオブビリオンにぶつけよう……そうゆのかは心に誓うと順番を二人に譲ってあげカーテンの奥へと移動していった。
  
 保健室のカーテンで仕切られた奥のベッドでは先に到着しこっそりベッドに入っている高原・美弥子(ファイアフォックスのファイアブラッド・f10469)がもぞもぞといちごが来るのを今か今かと待っていた。
 隣のベッドでりんごの操るオートマタにずっと弄られ続けて荒い息をあげている女生徒の声に悶々としながら時間の経つのを待っていたせいか美弥子の下着もいつしかぐっしょりと濡れ無意識に発情しているのだと知るとちょっぴり恥ずかしくなってしまう。
(はふぅ、散々愛し合った所為で腰が痛いね♪)
 うっとりと思い出に鏡の思い出すとにやけてしまう。
(でもって、保健委員のいちごに責任持って見てもらうんだから!)
 お腹をさすりながらふと先ほどから聞こえる声の主が誰かを見てみようと覗き込むと風紀委員の腕章をつけた少女だという事に気付いたのだ。
(ん……?)
 何かが心に引っかかる。
「風紀委員……風紀……風紀委員はオブビリオン!? そうだ、何あたし普通にこの世界に馴染んじゃってたの!?」
 一気に思い出が蘇り媚薬入り弁当で篭絡しようとしたり屋上であんなハレンチな……。
(ととと……とにかく元凶の風紀委員はここにいるんだから倒してしまおう!)
 そう思うのだが先ほどまでの幸せな気分を味わえたのもこのオブビリオンのせいかと思えば一言ぐらいはかけたくなり耳元でぼそっと。
「で……でもまあ、こほん。いい夢見させてくれてありがと……」
 そう礼を述べたのだ。
 武器が無いので地獄の炎で燃やしてしまおうかとした所でカーテンが一気に開き新たな乱入者が現れた。

 それは眼鏡をかけたシルフィール・オベルト(未亡人のオベルト伯爵夫人・f15789)であった。
「はぁはぁ、ご主人様……んんぅ!」
 どうやら穴あき下着で乳房も花園も丸見えのままこの保健室までやってきたらしくすでに発情が収まらない様子でここにきたらしいのだが。
 保険委員のいちごに見て見ぬフリをされ、自分の淫らな姿を見てもらおうと必死のアピールが続けられていた。
 普段の凛々しい姿が見る影もなくどう見ても痴女でしかないシルフィールの醜態に周りのメンバー達は呆然としたり目を伏せたり、あわあわと驚くばかりでその痴態を見届けてしまったりと場は大荒れになってしまっていた。

「はぁ……もうやめてぇ……」
 風紀委員のアズリチアはベッドの上で悶えていた。
 疲れを癒しに逃げ込んだ保健室でりんごの診察を受けたのだが、ベッドで治療を行うと言われ寝転んでみたらこのざまだった。
 もう何時間オートマタ達によって全身を解されていたのかは見当がつかない。
 ぼやけた頭でカーテンを開けて入ってきたシルフィールの姿を見るとついクセで言葉を漏らしていた。
「こらあ……風紀が乱れます。 名前をいいなさいぁい……」
 恥ずかしい奴隷先生の姿のまま標的であるオブビリオンの接したシルフィールの口から出た言葉は予想外のもので。
「ふふっ、見られてしまったら仕方ないですね。口封じに貴女も調教されましょう?」
 オートマタに責められ身動きのとれないアズリチアの上に重なるように抱きつき豊かな胸で顔を挟むと額にキスをして抱きしめた。
  
 その抱き合う二人の横でガクガクと先ほどまで痴態に唐突に気付いてしまった桂花が丸くなっていて何やらブツブツと言い続けていた。
(え?待って、アタシなんでいちごの前で脱いであんなことやこんなことを……)
 自分の中の願望を直視してしまい桂花の顔はトマトのように真っ赤になり湯気すら出ていそうな勢いだった。
「ねえ、いちご!アタシに何したの…あああ!?そうよ、散々ナニされたわよ!ヘンタイーッ!!」
 今も服を脱がされフロウヴェルに馬乗りになられてしまいアルテミスとアイが取り合うようにいちごにキスをしている方を見ながら桂花が罵倒を飛ばすが届いているかどうかは怪しいところだ。
「し、幸せだったけどね……」
 ボソリと本音が漏れた所で桂花の首がギギギとアズリチアの方へ向くとズカズカと近寄ってシルフィールを押し退けつつ制服を剥ぎ取り始めたのだ。
「アンタの仕業ってわけね……こうなったらアンタも全裸になりなさい!」
 なんかもうただの八つ当たりである。
 途中からは蓮華までもが脱がせるのを手伝うのだが、さらに蓮華自身にべっとりとついた媚薬を密着し塗りつけようとするのだがこれがシルフィールや桂花にも付着してしまい、皆の身体に火が点いていきはじめてしまった。

 一方のいちごも身体測定のはずが押し倒され脱がされてしまうと今度は自分自身があらゆるサイズを測られてしまっていた。
 息子のサイズもフロウヴェルにより実測されている最中で熱く包み込まれ最大サイズを記録されてしまっている。
 手や足のサイズもアイとアルテミス、そしてゆのかの手で測られキスの味すらも順番に測定に励む働き者達である。
 そこに美弥子も加わればカオスなどという生易しいものではなく。

 それらを見物しながらりんごはいつ皆を正気に戻すか悩んでいる様子で、オートマータへの命令をどうするか悩む始末。
 そのうちシルフィールが呼び出した黒薔薇騎士団がヤンキー姿で召喚され一斉に女子達に襲い掛かり乱痴気騒ぎはさらに加速していった。
 そこにフロウヴェルの召喚した騎士と蛇竜が割り込んで召喚されたもの同士潰しあい絡まりあったあげくに次々といちごに顔を埋めたり揉まれたりと混乱の加速は止まらない。
「って、なんでこれが保健委員の仕事なんですかぁっ!?」
 いちごの顔の真上に跨り全てを見られている体勢で正気に戻ってしまったアイの『マックスウェルの悪魔』による灼熱の炎が爆発し保健室の窓ガラスが内側から吹き飛んでしまった。

 爆風で吹き飛ばされ窓から外へと吹き飛ばされ真下に見えてくるプールを見ながらアズリチアは叫んでいた。
「なんで保健室で寝ているのが一番ダメージ喰らうんですかぁぁぁ……」

 保健室の窓から遠くでに何かがプールに落ちた水音が響くのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

郁芽・瑞莉
八咫烏は役目を果たしてくれて良かったです。
囚われてしまった人々を開放する為にも。
アズリチア倒させて貰いますよ!

ピチピチ競泳水着を再度着て。
「水泳部の活動を始めましょう、皆さん」
まずは準備運動からと
プールサイドで生徒の皆さんとたっぷり楽しみつつ、待ち構えますよ。

性活を行っているか確認しにきた同じ競泳水着を着たアズリチアに対して、
霊符を取り出してプールの水を操って、プールへとご案内。
その後は私や皆さんと放課後の水泳部の性活をご一緒に。

「さあ、媚薬プールでたっぷり泳いで、いっぱい突かれましょう?」
媚薬がたっぷり浸み込んだら水を操って拘束しつつ前も後ろもスライムピストンです。

アドリブ・絡み歓迎です!




 情報を皆に伝え終わり帰ってきた八咫烏に郁芽・瑞莉(陽炎の戦巫女・f00305)は感謝をこめ撫で終わるとさっそく次の作戦へと切り替え行動を開始した。
 瑞莉の次なる作戦はこのプールで行うつもりなのだ。
 鏡迷宮で一度体験していたピチピチ水着を再度着てみると零れるばかりに豊満な乳房が飛び出しそうになっていたり、食い込んでもはや丸見えに近いことになったりと男子生徒からの視線は熱いものがありすでに動悸が早くなるのを感じていた。
「水泳部の活動を始めましょう、皆さん!」
 クラスメイト達と共に準備運動を始めた瑞莉はいつアズリチアが見回りにきてもいいように警戒していたのだが、その時校舎のほうで爆発音がして何かがこちらに向かって吹き飛ばされてくるのが見える。
(……ん? 人影?)
 それは徐々にプールに向かい放物線を描くと水柱を上げ十数秒後プカリと女生徒が土座衛門のように浮かんでくる。
「これはいけません!」
 瑞莉は迷わずプールに飛び込みプールサイドへと引き上げ救助したのだった。
「んーーーーぷはっ!」
「こほこほこほっ」
 瑞莉の迅速な人工呼吸の効果があったのか意識を取り戻した”風紀委員の”女性が起き上がり深々と頭を下げて礼を述べてくる。
(ってこの子、風紀委員のアズリチアじゃないですか……うう、うっかり助けてしまいました)
 胸中に少し思うところがあり曖昧な返事をする瑞莉にアズリチアは何か出来る事などあればお礼いたしますがなどと言ってくると瑞莉は思考を急回転させ今後の作戦を急ぎ練り始めていた。
「で、でしたらご一緒にプールの授業受けてみませんか?」
 瑞莉のその一言から始まったアズリチアも誘った水泳授業はここに始まることとなる。
 密かに『合一霊符「縛」』をプールの水に仕掛けておき準備は万全。

 瑞莉と同じビチビチの水着に着替えてきたアズリチアの姿はとても……スリムで零れそうなのはお尻の肉ぐらいで胸のほうはそのあまりにも寂しそうで。
 隣に立つ瑞莉のはちきれんばかりの乳房と自分を比べがっくりするアズリチア。
「う……郁芽さんに比べると、何だか悲しいです」
 などと言われてしまうとこれから罠にかけるというのに何だか心が痛んでしまうのだが、心を鬼にしてプールに手を取り合い入るとそこは濃厚な媚薬の水の中。
「え、何……この水」
「どうかしましたかアズリチアさん?」
 わざとらしく知らないフリをしてがっちり腕を組んでいたhずがいつしか抱き合うように水中で絡み合う二人。
 『合一霊符「縛」』に操られた水がいつしか全身を無数の手で愛撫するかのように纏わりつき二人の大小サイズ差のある乳房も揉まれ摘まれ気付けばポロリと飛び出していて。
「あ、何これおかしくなっちゃ……」
「イグッもう……これダメ♪」
 もはや演技ではない嬌声をあげ始めた瑞莉に吊られ始めアズリチアもいつしか甘い声を漏らす。
 水中で見えなくなっているか股間を前後から蠢く媚薬水でピストンされた二人は指を絡め合い双乳を互いに押し付け合い、舌を絡めながらキスまでしてしまえば昂ぶった身体を慰めあおうと自然に淫行はエスカレートしていき……。

 数時間後プールサイドに他の生徒達と共にぐったりと倒れ寝息をたてる二人の姿が発見されるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

クヌギ・アルマータ
【お色気&絡み&アドリブ歓迎 前の膜さえ無事なら限界までお好きに!】
二章でアズリチアの奴隷となったわたくしは魔眼で発情した猟兵の女の子達をアズリチアの処女を奪った玩具で容赦なく襲っていっちゃいますわ

熱が入って、油断したアズリチアに後ろからプレイ用のアイマスクと手錠を付けちゃうと
「うふふ、このわたくしがいつまでも奴隷に甘んじてる訳ございませんでしょ」
と、魔眼を封じて一転攻勢しちゃいますわ
…別に操られたフリをして楽しんでた訳ではございませんわよ(嘘)
これも作戦ですわ!

再びアズリチアの体に快感を教え込みながら、発情した子達のセキニン…取らせちゃいましょうか。うふ、この人数…一人でお相手できるかしら?


シノミ・アルマータ
【絡み&お色気&アドリブ歓迎 処女さえ無事ならご自由に!】
何とか調教を抜け出してアズチリアと対峙いたしますわ。
しかし、首輪を付けられ、制服の下には用務員に着せられた淫靡な衣装を着せられ娼婦として色々と飾り立てられておりますの…
処女のまま、色んな調教を仕込まれちゃってますわ(内容はお任せ)

魔眼を使われますが、わたくしの具現化された欲望は私達のみならずアズリチアさえも襲い始め…
そう、わたくしの持つもう一つの欲望…オジサマ達の性奴隷にされながらも、他の女の子達とその快楽を分け合いたい。ヤられながらも愛し合いたいという事ですわ…
それは他の猟兵の子のみならず、敵の女の子さえ例外ではございませんの。


ユハナ・ヤオスロ
※他猟兵との絡み、アドリブ、NGなし

【POW】
はふー堪能。でもまだ、足りないって思うので、操られた体で次なる獲物を……じゃない、アレだよアレ。えーと、そう!アズリチアの油断をね!誘うための演技演技しかたないなー(棒読み

まあ、猟兵以外の一般人に攫われてしまう女の子が居ても可愛そうなので、救出という名目かつ、お礼ももらうという意味で、食べ……演技して、油断を誘うぜー!

それにこれまでの欲望を自覚させられたり、媚薬なんかでキツイだろうしな。発散させるのが一番だぜー?

底なしすぎるし、ウォーク並みだし、技巧も、若さもあるので、いくらでも!
みんなまとめてお世話しちゃうんだぜー!




 生徒会長の座に収まったクヌギ・アルマータ(百合姫騎士・f00849)が瞳術に破れアズリチアの奴隷となってからというもの、その性欲に歯止めをかける物がなくなり今やこの部屋は訪れる女生徒達が次々とクヌギが腰に付けたイケナイ玩具により襲われる淫行部屋に成り果てていた。
 幾人もの女生徒達が乙女を散らし愉悦に浸るクヌギの顔に浮かぶのは嗜虐芯に溢れた女王の顔そのもの。
 クヌギにより貫かれた女生徒達はいつのまにかここに入り浸るユハナ・ヤオスロ(キマイラのフードファイター・f02566)によってさらに襲われ……じゃなかった救出(?)され激しいピストンと底無しに注ぐ熱い滴で満たされ次々と崩れ落ち部屋中に真っ白になったまま重なり合い倒れている有様で。
 大半の者はすぐに気絶していまい面白みがないのでそのまま寝かせてあるのだが、犬のように用務員に扱われ入ってきた生徒会長似の少女の具合の良さにはユハナも溺れるほどに気持ちが良く触れてはダメだと宣告された前には手を出さずそれ以外を味わいつくし続けていた。
「すごいぜ……最高だこの絞まり!」
「あんっ 奥まで擦れてすごいですわ♪」
 ユハナが後ろを徹底的に突き上げている肉付きのよい臀部を持つシノミ・アルマータ(清廉なパイレーツ・f01069)の名器ぶりにすでに何発も吸い上げられるユハナ。
 オジサマ達の欲望が詰まった役にも立っていない紐水着はすでにずれ全ては丸見えになっている。
 淫靡極まりないその姿に底無しの彼でなければとっくに朽ちていた可能性すらあった。
「わたくしにもくださいませ♪」
「あは♪」
 その二人にクヌギが混ざりシノミと抱き合いながら並べられた二つの花園にユハナは少しだけ深呼吸。
(これだけ淫乱なくせに姉妹揃って前はNGとかそりゃないぜ、でもヤっちまうと殺されそうだし仕方ない他は全部いただくぜ!)
 交互に二人の蕾を味わっている所にフラフラになりながら巡回にアズリチアが現れた。
「え、ええと……風紀委員としては少しやりすぎじゃないかと思うわけなんですが……」
 周囲に何人もの生徒が倒れているのを見かねたのか三人の前まで来てしゃがむと「大丈夫ですか?」とばかりに手を伸ばす。
「大丈夫ですわ……さあアズリチア様もご一緒に♪」
「そうですわ皆と楽しんでこそお風紀委員ですのよ?」
「一緒に気持ちよくなろうぜ」
 そう言われてしまうと手を取ったシノミをアズリチアは別段振り払う事はなかった。
 ”害意の無い生徒として触れてくるものには全くの無用心”なのだこのオブビリオンは。
 シノミは手を握り締めたままクヌギと二人がかりアズリチアの服を脱がせるがそれでも別に抵抗するでなくスレンダーな身体を晒す事となった。
 ボリューム感たっぷりのクヌギとシノミに挟まれ揉みくちゃにされながら次第に3人の絡みはエキサイトしていく。
 シノミはオジサマ達に仕込まれた性技をアズリチアにも教え自分と同じようにと墜としていき、クヌギはごく自然な動作で後ろからアズリチアにプレイ用のアイマスクを装着させ瞳術をあっさりと封じてしまうとニヤリと唇を歪めた。
「え……あのアルマータ、さん?」
「うふふ、このわたくしがいつまでも奴隷に甘んじてる訳ございませんでしょ」
 耳に吐息を吹き掛けながらクヌギは愛撫をさらに続ける。
(…別に操られたフリをして楽しんでた訳ではございませんわよ)
 大嘘である。
 完全に墜ちきって身も心も奴隷になりはてていたのだが黙っていてあげようと姉を良く知るシノミがその照れ隠しの仕草をしているクヌギを見て微笑んだ。

 二人によって全身を隅々まで解され準備が出来た所で開脚させられた所にお預けを食らっていたユハナがアズリチアに正面から襲い掛かり思い切り突き上げると生徒会室に響き渡る声をあげアズリチアが激しく果ててしまう。
 だが尽きる事のないユハナの責めに再び目を覚ますと何度も何度も限界を向かえここに来るまでに敏感にさせられていた肉体で絶頂を無理やり味わされさすがに限界を向かえ気絶してしまったのだが……。

 ここで終るアルマータ姉妹ではなく、部屋の外で痴態を覗いていた男子生徒達を並ばせるとアズリチアの耳にそっと囁いたのだ。
「うふ、この人数…一人でお相手できるかしら?」
「素敵ですわアズリチア様ぁ♪」

「い、いや……もう許し……て……」
 怯えるアズリチアが隙を見て逃げ出す事に成功したのはそれから何時間もたった後の事だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エルーゼ・フーシェン
トリガーを探している最中に出くわすなんて。
目を見るとダメみたいだし、見ないようにしないと。
『ゲンドゥル』を抜いて光刃を形成して、『最後の願望』でリヴェンを呼び出しておくわ。
真の姿(イラスト参照)になって一気に猛撃を仕掛けてみるわね。
「ん……媚薬の効果がまだ」
こんな時にまた疼いて……。しかも見てしまうし……。
具現化された欲望はコボルトとウォーク。
リヴェンと一体化して獣のように喘ぎ、自ら身体を動かして求める。
それらを全滅させたのはトリガーであった。そしてトリガーとも……。
無論、それも具現した願望であるが。

独りにできないと探しに行こうとするが……。

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK


トリガー・シックス
戦闘服に着替え、無人の教室で相対する。
「俺はただ敵を殲滅するだけだ」
願望一つ持たず、感情すらないそれは、ただ命令や依頼を遂行するだけの人形。
学園から集めた可燃性薬品や爆発性の薬品や道具に手持ちの弾薬や機構を用いた仕掛けを教室に施している。最後の手段は特攻戦術での確殺である。
『アーバレスト』による射撃を行いつつ、『インターセプター』の光学迷彩とデコイ、『バーゲスト』によるスライド移動の【ダッシュ】による【残像】で視界に映らない様に高機動と立体機動による攪乱で背後に回り込んで短刀型『イザナギの覚悟』による【目潰し】を狙う。
火炎属性を行えば、爆発するがそれを含めての作戦である

※アドリブOK




 迷宮学園の廊下に剣戟と術式の撃ち合うが響き渡る。
(トリガーを探している最中に出くわすなんて……)
 迂闊としか言いようが無い、目的のオブビリオンをトリガー・シックス(黒衣の銃剣士・f13153)と手分けして捜索していたものの仲間の八咫烏により探すべき対象がわかった途端にこれだ。
「見つけた!」
 風紀委員の腕章を見かけたエルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)が光刃を抜き合流を待たずに戦闘を開始した。
 この戦いの音を聞けばトリガーが合流してくるだろう、ならばそれまで持ちこたえ足止めすれば……。
 隙を見て『最後の願望』にてリヴェンを呼び出し、その援護を持って猛攻を仕掛けるがアズリチアは回避に徹するばかりですぐには攻め込んでこない。
 ここぞとばかりエルーゼの真の姿が開放され衣装もより露出の多いものへと変化して一撃二撃と徐々にその間合いを詰めていく。
 リヴェンの放つアークビームが壁や足元を撃ち抜き小爆発する瓦礫や塵で視界が失われるがそこは予測した位置に剣戟を加えることで相手に余裕を与えまいとしたのだ。
 ドクン
 下腹部から湧き上がる衝動がエルーゼの剣を鈍らせる。
(こんな時に!?)
 真の姿解放で高まった感性がこの学園に来てから摂取し続けてしまった媚薬の効果を再び呼び起こしてしまったのだ。
「ん……媚薬の効果、まだこんなに……」
 その一瞬に出来た隙はアズリチアの瞳を見てしまうには十分で、あっという間に瞳術が頭の中にまで訴えかけてきてしまう。
 思い出され呼び起こされる欲望、コボルトやウォークによって一緒に襲い掛かられ獣のように喘いでしまう自分。
 リヴェンの姿がエルーゼに重なり一体化してしまうと疼きはさらに増し自分で自分を慰めながら甘い声をあげ続ける哀れな犠牲者ができてしまった。
 だがそれを助けに割って入ったトリガーが間一髪エルーゼを助け出し二人はこの場から上手く脱出できたのだが……。
 何かがおかしいという違和感は今のエルーゼに感じる事はできない。 
 今は感激のあまりトリガーに抱きつき身を委ねる安堵感が勝りそれ以外の事は全てが後回しになってしまっていた。

 そう助けに入ったトリガーすらも瞳術で見た幻覚、現実のエルーゼは廊下に倒れこみ自慰に耽る一匹の雌。
 近付き触れようとしたアズリチアは廊下の奥より近付いてくる殺気に気付き急いでその場を立ち去ろうとしたのだ。 
 急ぎ身近にあった教室へ駆け込むのを謎の殺気は見逃さない。
 相手に視認されることなく確実に殺すべく動く相手に対してアズリチアもまとな場所で遭遇するのを嫌ったということだろうか。

 無人の教室の窓際で振り返ったアズリチアの後から廊下に入ってきたのは学園制服ではなく戦闘服に身を包んだ戦闘機械がただ一人。
 もちろんそれはトリガーなのだがその瞳は機械的で感情を殺した不気味なもので……。
 対峙した時点で瞳術は確かにトリガーに届いたはずなのだが効果はとても限定的で他の者のようにはすぐに変化は訪れない。
「俺はただ敵を殲滅するだけだ」
 己を殺しきり命令や依頼を遂行するだけのマシーンのような状態に身を置いたトリガーには内面に到達するまでに多少の時間がある。
 それまでに決着をつけねばならない、幸いこの無人の教室は実は事前に罠を仕掛けてあるまさに鳥籠であり後必要なのは確実に倒せる位置へ追い込む事。
 学校内にある薬品などで調合した爆薬が仕掛けられているがそれだけでは不十分、まずは確実に動きを抑える必要がある。
 手に持つアーバレストを油断なく連射すると背後で窓ガラスが次々と割れていく。
 反撃を加えようにも射撃を控えるタイミングで半透明化し移動されてしまうとアズリチアからは判別のつき難い状態に持ち込む事ができた。
 当てずっぽうの魔力がいくつか机を吹き飛ばすがその頃にはトリガーは教室の反対側へと移動し終わっていた。
 壁をそして天井を蹴り立体軌道で襲いかかり短刀『イザナギの覚悟』で目に切りかかるがそれはコピーされた『イザナギの覚悟』に軌道を逸らされ風で黒板近くまで吹き飛ばされた。
(立ち位置もちょうどいい……今だな)
 アズリチアそのものではなく足元に置いてある何気ない鞄に銃弾をマガジン一つ分連射すると次の瞬間教室は爆風に包まれた!

 ……瓦礫の下から身を起したトリガーは周囲に標的の姿がないと判断するとふうと一息つき廊下へとすぐに歩き始めた。
 廊下にはエルーゼがおそらくは術中に掛かったまま倒れているはず。
 今は敵の後を追いことよりも守るべきものを守る方を優先しトリガーは自傷気味に口元を歪めるのだった。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

月宮・ユイ
あの時の彼女が学園の主だったのね
敵が拠点としていたらしき生徒会室を目指す
つぅ、消耗が酷い…お腹が熱くて重い…
存分に浴びた媚薬の毒とプールでの行為に加え、道中暴走した人達により更なる行為を受け、更に飲まされ、注がれた状態

<機能強化『力、知、技』>
能力強化、敵”見切り、情報収集。知識”を蓄積更新利用
”早業、ロープワーク”<捕食者>
”生命力吸収、吸血の呪詛”を込め体内の精も力に変え
これまでの戦いで得た情報基に触手を形成。半自動で攻撃(性的に?)
「今度は私が食べてあげるっ」
吸収で回復し合い相手のコピー能力で力の奪い合いに
最後は丸呑みで喰らおうと…

絡みアドリブ歓迎
※受けに弱い。性別問わず、存分にどうぞ


カシム・ディーン
人並み以上にはありますからね?(こほん(何処に言ってる

他猟兵との絡みラッキースケベアドリブ大歓迎!

ユベコ発動しつつ
アズチリアに組み付いて押し倒した所で瞳を思いっきり見ちゃうわけで

そのまま唇を貪り全身を絡めてその身を味わい尽くす

やっぱり美味しいですねぇ♪このまま僕のものにしてしまいましょうか♪

(アズリチアが女性の猟兵と絡む展開になったら一緒に襲い掛かり胸も肌もそして色々な場所をたっぷりと堪能し続ける

サンドイッチになったり色々な部分を堪能しつくしながら

尚、気持ち良く逆襲されるのはあり(

力が漲る…これなら気持ち良いのをずっと浸り続けられます
うん、大丈夫、操られてるだけなので仕方がないのです(ふんす




(あの時の彼女が学園の主だったのね!)
 探していた相手がすでに一度会った事があると気付き月宮・ユイ(死ヲ喰ラウ連星・f02933)は己の中のデータをアップデートし次は同じミスを犯さないと気合を入れていた。
 他の猟兵が遣わした八咫烏によれば生徒会室にいたというのが確認されているようで、ならばここはそこに向かうのが一番の得策なのだろうと重い足取りで移動をしていたのだが……。
 正直足取りは重い。
 思っている以上に消耗が激しすぎるのだ、存分に浴びた媚薬そしてプールでの数々の行為。
 さらにはこうして廊下を移動しているだけで暴走した生徒やそれらと共に女生徒ばかりを襲っているカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)のような者が次々と押し倒され無理やりに捻じ込まれ容赦なく注がれて……。
 これが生身の身体であればとっくの昔に取り返しのつかない事になっていたのは確実なほどである。
(というかあのカシムって子、観察考察してみても操られてる確率1%未満だったのよね……)
「操られてるのです仕方がないのです」と繰り返すばかりでにこやかに女生徒を襲いまくっていたので先ほど壁にめり込ませてきたのだが、あの様子だとすぐに復活してそうな気がしないでもない。

 いくつかの廊下を曲がった所で煤だらけで倒れている女生徒を発見し驚いたユイが助け起すとそれが風紀委員の腕章をつけたアズリチアだと気付き二重に驚いてしまう。
 さすがにこの展開は予測不可能、だが状況から判断するに他の猟兵との戦いで傷つきここで倒れていたと見るのがほぼほぼ正解であろうとの予測がつくのだ。
「あなたは実に計算外の事をしてくれるけど……」
「ん……んんう」
 どうせ会ったらいつでも戦う気ではいたのだ、ならばこの場で始めてしまっても何も問題はないだろう。
 この状況をデータ化し即アップデートし『捕食者』により作り出した触手が二人を纏めて包み込んだ。
「今度は私が食べてあげるっ」
「ん……そんなのさせません……」
 そのユイの作り出した触手をどうにかコピーして自らも触手を作り出したアズリチアだったのだが、二人の作り出した触手達が双方の衣服の中にまで浸入し巻きつき生命力を吸いあっていく。
 普通であればそこで力尽きるのだが、互いに吸い取った力で自らを回復し合うという永久機関の如き事になってしまうと吸われ回復するそのものが今度は快楽のように思えてくる。
 どちらからなのか気付けば互いに唇を貪りあい舌を絡め吸い取りきるのは私だとばかりに高まっていく二人。
「やっ……そこダメ、何かキちゃう」
「んっ……あなたの命、流れ込んできて熱くなってきて♪」
 零れ出た桃色の突起同士が擦れあい二人は同時に絶頂を迎えていた。

 そんな二人に近付くのは先ほどユイがどこかの壁にめり込ませていたカシムだった。
 あえてユイにボコられ出番が少なくなるという行動を取った事で飛躍的に向上した助平根性が今花開いたのだ。
 命令がなくとも二人に絡みつく触手に未だ敏感な身体を弄られ続ける二人に、ふらふらと近付き、二人の蕩けた花園に交互に剛直を打ち込んでは蹂躙し尽くす。
「こら……何をするの……ああんっ」
「いま……敏感、やあっ♪」
 抗議しようとする二人を激しいピストンだけで黙らせ胸を張り語りかける。
「人並み以上にはありますからね?やっぱり美味しいですよねぇ♪二人共このまま僕のものになってしまいましょうか♪」
 二人の胸を揉み念願の体験にカシムの目に感動の涙が浮かぶ。

 触手による生命力吸収により回復したユイとアズリチアの二人が、搾り取られて腰の抜けたカシムをボコボコになるまでお仕置きしたのはそれから数時間後の事である。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ジール・シルバードーン
情けをかけられたの…このあたしが!
…っていうかオブリビオンなのに殺意なさすぎるでしょ…うぅん
うん、まずはアズリチアを追いかけて追いついたらこう言ってやるの
「あなたに貸しがあったままじゃ戦いづらいのよ。だから1回だけ! なんでも言うこと聞いてあげるわっ!」
まぁ死ねとか言わないでしょ多分
満足するまで付き合ってあげる

終わったら改めて決戦を申し込むわ
魔力の【誘導弾】で顔を狙って牽制して
視界にあたし自身が入らないようにした上で隙が見えたら
宣言通り「これでもくらえ!」の【全力魔法】を叩き込む
一度手の内を見せた相手に負けたりなんてしないわっ
もし負けたら?手下でも奴隷でもなんでもなってやるわよ
負けないけどねっ




(情けをかけられたの……このあたしが!)
 情欲にまみれた教室での辱めを受け続けた教室から、倒すべきオブリビオンの手によって逆に助け出されしまも保健室で介抱までされてしまうなど……。
 悔しさに顔をしかめたジール・シルバードーン(魔法戦士シルバリードーン・f15869)が首を振りズカズカと廊下を早歩きで進んでいた。
(っていうかオブリビオンのくせに殺意なさすぎるでしょ!)
 あまりにも普段出会う相手とし思考パターンが違いすぎ魔法戦士としてのプリドがズタズタにされてしまった。
 この屈辱は絶対に返さないとジールの心の輝きに曇りが生じてしまうそんな事は許されない。
 片っ端からいそうな場所を探していたジールはとある教室でプリントの山を目の前に積み、燃え尽きているアズリチアをようやく発見することができた。
「ようやく見つけたわよアズリチア!」
「……」
 返事が返ってこない事に業を煮やしたジールがズカズカと近付いていき机に突っ伏している風紀委員を無理やり起すと耳元ですぅっと息を吸い込むと……。
「話かけられたらちゃんと 返事なさーーーい!」
「ごごご、ごめんなさああああい!?」
 ジールの大声に飛び起きたアズリチアが仰け反り椅子ごと後ろに倒れ嫌な音が響いた。

「な……何か私に御用でしょうかシルバードーンさん」
「あなたに貸しがあったままじゃ戦いづらいのよ。だから1回だけ! なんでも言うこと聞いてあげるわっ!」
 ジールの言葉を聞いたアズリチアの目が丸く見開かれ、床に正座させられたまま腰にしがみついてきた。
「ほっ本当ですか! なんでもなんでもですね?」
「え……えぇ、なんでもよ」

「ぜひ……お願いしたいことが!」
(何なのこの必死さは……)
 嫌な予感がする……そう本能が訴えかけてきていた。


 それから数時間後。
「ようやく……終わりまし……た……」
「アズリチア、あなた……仕事溜めすぎ……」
 見回りしたり後片付けしたりと一人で学園運営の裏方をしているアズリチアだったのだが、猟兵達があちこちでそれはもう大暴れした後始末や、淫行に巻き込まれ数時間単位で捕まっていた結果風紀委員の書類などが山積みになり燃え尽きていたというわけだ。
 アズリチアのお願いは無理でも何でもなく単に風紀委員の仕事を手伝ってほしいとただそれだけ。
 見回り掃除後片付け保健室へ運んだりとやることは多々あり目が回る時間が過ぎていく。
 二人はどうにか書類も片付け終わると一息つき紅茶を飲みティータイムを愉しんだ。
 それは嵐の前の静けさにも似た心境でゆったりとした時間が流れていく。

「じゃあ屋上にでも行きましょうか?」
「望むところよ」
 席を立ち二人が目指すのは邪魔の入らない屋上、そこで一対一の決闘を行うのだ。

 屋上に着くなりジールは魔法戦士の衣装へと華麗にチェンジする。
「あたしは魔法戦士シルバリードーン! 世に蔓延る悪の魔物を倒すためここに見参! さあ悪しきオブリビオンよ、あたしの魔法の前にひれ伏しなさい!」
 ドーン・ロッドをバトンのように回しそしてビシっとポーズを決める、これこそが現代を生きる由緒正しき魔女のありかた……らしい。
「眩む耀眼のアズリチア……迷宮学園の平和は私が守りますっ」
 一応名乗りに付き合ってくれるアズリチアが瞳術を連想させるよう顔の前で手を翳しポーズを取ってくれているのだが。
 無言で数秒見つめあう二人、口を開いたのはアズリチアが先だった。
「え……ええとジールさん、これ……毎回言ってるんですか?」
「いいいい……言うなー!!」
 ジールが赤面しながら魔力弾を次々と発射し決闘は幕を開けた。
 魔力弾を未来予知で避け続けるもそれぞれが誘導弾でホーミングしてくるために瞳術を仕掛ける暇が無くなっていた。
 だがそれでも話しかける余裕はあるようで。
「ジールさん……負けたら何を してくださいますかっ?」
 風の魔力を放ち魔力弾を撃ち落しながらアズリチアが問えば。
「もし負けたら?手下でも奴隷でもなんでもなってやるわよ……負けないけどねっ!」
 さらに多数の魔力弾が周囲に向けて発射されそれらが弧を描きながら全てが倒すべきオブリビオンの顔に向けてホーミングしていったのだ。
 魔力でガードをするも次々と襲い来る誘導弾にこちらへの警戒が薄れジールはここで一気に勝負に出たのだ。
(チマチマやってられないわっ、大雑把にいくわよっ!)
 高まる魔力がロッドに集まっていきそして高らかと叫び解き放つ。
『これでもくらえー!!』 
 魔力の塊が突き進みそして盛大に破裂しボロボロになったアズリチアがクレーターになった床に崩れ落ちる。

「私の負け みたい……ですね……」
 足先の方から身体が崩壊し始めた人形少女が達観したような表情で崩壊を受け入れていた。
「当然、あたしを誰だと思っているの」
 近付いていき崩壊しつつある少女の手を取り言葉を続ける。
「あたしは最強無敵の魔法戦士シルバリードーンなのよ?」
「……それもそうでした、でも残念です魔法戦士を手下にするとか……楽しそうでしたのに」
 ジールの頬を擦る頃にはいよいよ崩壊が全身に広がり、今回の事件の元凶である迷宮学園の主は躯の海へと還っていったのだった。



 ゴゴゴゴゴゴ……。
 迷宮学園全体に地震のような揺れが広がり捕らわれていた学生達が一人また一人と元の世界へと帰されていく。
 長い戦いの末に迷宮学園は今ここに終わりの刻を迎えようとしていた。
 外に戻れば学生達も正気に戻ることだろう、ただこの学園生活の後だ色々と問題が残っていいるだろうがそれはこれからの問題だ。

 今思えばこの迷宮学園の主は学園生活を守る事に全力を注いでいて死人や怪我人は自ら何かやらかした者だけでほぼ誰も傷つけずに躯の海へと還っていった。
 だがそんな事ももはや過去の事、猟兵達が見るべきなのはこれからの未来なのだ。

 迷宮内に風が吹いた。
 出来上がったばかりのプリントが窓から外へと宙を舞いどこかへと飛んでいくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年04月21日


挿絵イラスト