「エンドブレイカーの小世界とはまた違った在り方の小世界であるようです。どころか過去の幾つもの世界も僅かながら切り取られている可能性がある。幾つも予知を垣間見ることがあるならばここがほぼほぼ、」
「書架を構成していたのですよ。小世界――例に倣ってアライアンスと呼ばれて居るようですが、それを削る或いは切り取る事で侵略蔵書になり、並んだ結果無限大の広さを記録している」
「閉じ込められたままでは悲しい――ですからわたくしたち猟兵が、いる小世界と書架迷宮の境界に押し寄せるオブリビオンたちを骸の海へと、そう言う事です。勿論化け物と化した本だけではない、竜人の形をとったものだけでもない、主となる紳士兼怪盗であるところのミステリィテラーがいるはずです」
「猟書家の主力はほぼ壊滅していて、閉じ込められていても文明や戦力を維持できる環境。閉じ込められた人々が、入る猟兵を歓迎しない道理などはございません。戦い慣れた彼らと共に、戦うのです」
川内主将
お世話になっております。新世界、かなり特殊なのがやってきたようで。張り切って行きましょう。
全3章構成でして全てが戦闘。第1章で恐ろしい本の数々を、第2章で竜人体のモンスターたちを、第3章で猟書家「ミステリィテラー」を相手取り、倒す事で人々を小世界を救いましょう。住民たちとの共闘も可能です。全てをあるべき場所に。
第1章と第2章にキマイラフューチャーのコンコンコンの機構が存在するはずです。これを駆使することでプレイングボーナスを獲得できます。
以上、よろしくお願い致します。
第1章 集団戦
『イービルブック』
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POW : 書架迷宮
レベルm半径内を【書架】製の迷宮に変える。壁の硬度はレベルに応じ、内部に弱い【複製イービルブック】を50体配置できる。
SPD : マジックハンド
最大「レベル×1トン」までの視界内の対象1体を【実体を持たない魔力の腕】で掴み、投げ飛ばすことができる。
WIZ : デスマジック
【眼球から放たれる、『死』を意味する秘文字】が命中した敵を一定確率で即死させる。即死率は、負傷や射程等で自身が不利な状況にある程上昇する。
イラスト:ぎんぼし
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
|
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ぱちぱち、ぱらり。開いた世界。
わあ、左にベロを出した本があるよ。
「「「ギィィィィェア!!」」」
たくさんぱたぱた、怖いですね。
「ひっ、あの本なに!!」
「怖いよ、怖いよぉ!」
言いながらしっかり戦えてる住民たち、誰も彼もがキマイラカラー。きっとキマイラフューチャーから切り取られし一瞬なのでしょう
「お前たちを食べてやるぞおおお!」
いやああああああ――なんて、可愛い悲鳴が愛らしい。
でもこのままじゃあ梨の礫、飛び込み給へ|猟兵共《おまえたち》。
直径数十kmがなんだ、迷うことなどあるまいよ。
よーい、|着地《Done》。
館野・敬輔(サポート)
※アドリブ、他者連携、派手な負傷描写OK
※NG:恋愛、性的要素、敵との交渉、UC名へのルビ使用
『吸血鬼をこの世界から駆逐する。例外なく骸の海に還れ!』
ダークセイヴァー出身の、青赤オッドアイの青年黒騎士です。
吸血鬼に家族と故郷を奪われたため、吸血鬼やオブリビオンに強い憎悪を抱いており、敵からの交渉には応じず、憎悪を以て敵を冷酷に斬り捨てます。
直情な性格ですので、黒剣1本だけで真正面から叩き潰す戦術を好みます。
集団戦では衝撃波で一気に複数の敵をなぎ払ったり、誰かを庇ったりもします。
ユーベルコードは指定されたものをどれでも使用。
迷惑行為や公序良俗に反する行動は、依頼成功のためでも行いません。
どんなもんです、書に囚われし世界の一つ。
「吸血鬼……ではないま」
そうですここはビブリオラビリンス、館野・敬輔が駆け抜けて来た先がこの様にエタりそうな迷宮なのだよ。
「助けが来た!?」
「ありがとう! 一緒に戦って!」
声のする方を見る、おお、お元気そうですね囚われの人々。
「ヒヒ、来たキタァ! 丁度いい獲物が――」
やって来るぞ牙付きの開いた絵本が、バッドエンドでしかない|魔力《なかみ》を隠しもせずに――ずばぁん。
一太刀にて引き寄せなかったのだ、愛用の黒剣。
「言っておくが、俺は甘くは無いぞ」
異端も異端よ、オブリビオンたちに向ける慈悲は今回は無いな、変形機構は稼働させずに、ただ一筋に呪われし血を想起させる為に振り抜くことこそが活路なのだ。一つ二つ三つ、斬撃が凡ゆる魔本を斬り伏せるなら、向こう側の魔法が御蔵入りになる筈も無くて。
そこへざくりがつんずばり、バラックスクラップやらレガリアスシューズやら、まるで|大行進《パレード》――猟兵が居なくては瓦解してしまうが、猟兵に支えられ助けてくれる基礎でもあるので、
「この者たちには、指一本触れさせはしない」
|復讐《おち》るよりも、|未来《あが》るのが良いのだよ。それ、刃の秘めたる|声《・》を聴くが良い。
「おのれ、ちょこまかと――!」
「魂たちよ、」
幾つもの魂の、斬られ喰らわれた悲鳴より、目の前の本にも同じ苦しみを書き記さんと叫ぶ|慟哭《こえ》!
「人々の精神を歪める悪しき精神を悉く喰らい尽くせ!!」
押し寄せて飲み込むのだよ、魂魄奥義・精神遮断。|精神《こころ》に|生命《いのち》に本たちが『死』の文字を刻み込もうと放っていたな、死を心に刷り込もうとしていたな!
「く、おおおおぁ!?」
「ぎゃあああす!! オレの文字が、消えてらぁぁ!?」
「うおお、効いてる効いてる! あの文字は喰らうとやばいんだ!」
嗚呼哀れなことよ。この様に事態があっという間に好転し出して。
「人々を妨げることは、俺が許さん!」
人間の黒騎士が、台頭して居る。
成功
🔵🔵🔴
キノ・コバルトリュフ
マーツータケ、キノコセラピーはいかがかな?
かぐわしいキノコは香りマツタケ、味シメジ!!
美味しそうなキノコ香りはみんなを元気にさせちゃうよ!
ナメコ!?なんだか、目が血走ってるね。
キノは食べても……おいしいけど食べちゃダメだからー。
おや、キノコが“居る”よ。
「マーツータケ!」
芳しいね、可愛いね――全てのキノコに寄り添う|星霊術士《おんなのこ》。
「そこのみんな、キノコセラピーはいかがかな?」
呼びかけてみれば瞬く間、みんなして青と水色配色の|かさ《・・》に惹かれていくものよ。集う住人たち、とても優しげにコミュニケーションしてくれるのだよ。救いの手たる|猟兵《おまえ》の賜物。
「はいはい! キノコセラピーされたいです!」
「どんなのかな、気になる!」
「英雄様の癒しだ〜!」
皆口々にわくわくをこんこんと――いっそ叩いてもみようかコンコンを、おっとその前に。
「アァ? 喋るキノコだとぉ!?」
「落ち着けェ、こいつぁ何かの魔力がたっぷり詰まった|猟兵《えもの》かも知れねえよなァァァ!」
ぱらぱら捲れるページの音、ぼたぼた魔力溢しながら魔物の本共が|くち《・・》を開けて居る。やあ厄介な事よ、疲れて居るのだよ人々は。ささっとぽふっと癒しちゃおう、そう決めたならばベルベットパフュームでしょう。
「おぉ〜!!」
「これがキノコセラピー! 癒されるぅ〜!」
「良かった! かぐわしいキノコは香りマツタケ、味シメジ!!」
みんなに元気を半分こ、半分ことは思えない程の力の巡り、ベルベットに染め上げたなら俄然やる気な住人たち。
「うお!? なんだァ!?」
「アァァキノコの匂いだァ! お前何してらァァァ?」
さらさらしゅるしゅる文字が“死”を伝えに来る――おっと危機のことに関してはキノ・コバルトリュフが良く識っているのさ。だって見てみて、ほら。
「ふふふ〜…….もっともっと元気ぃ〜……!」
「テンション上がってきたぞ〜!」
「何でも出来る気がするよ、美味しいキノコのお陰だね〜……!」
「ナメコ!?」
ちょっと刺激が強かった様で――。
「キノは食べちゃ駄目だよー!? 美味しいけど」
美味しいならば良し、その美味しさ加減を存分に証明してみせるのは飛び出した住人たちの頑張り具合なのだよ。はてなでも飾りますか、否バラックスクラップなど有り合わせの抵抗をがつんがつん、|猟兵《おまえ》の齎した効果がイービルブックの数々に有害指定図書の判子を押すが如くお仕舞いを突きつけるのだよ。
それはそうと、コンコンしてみたらなんとマツタケの出現です。
「キノキノ!」
よかったね。
大成功
🔵🔵🔵
アラタマ・ミコト
荒魂鎮神命が命じるのでございます。
神器よ施されし封印を解きその力を示すべし!
荒魂鎮神命の無双をご覧に入れるのでございます。
……あらたまちゃんのらいふを削っているのです!
高れああいてむや素材をどろっぷするのです!!
「此処は――極楽浄土!?」
来てみて開口一番がこれです。即身仏よ、
「――お前も獲物かァァァ!」
「食べちまうぞおおおお!?」
「――浄土じゃなさそうなのです!?」
本の迷宮の世を知るが良い。極楽までもが程遠くて……不幸にも禍々しい怪物の如き本に目をつけられし住人たちの、|非力《※大嘘》にも抵抗を続ける様、支えが必要であると一目見て感じたものよ。嗚呼何と|浄土《game》らしい!
「浄土なんてのは此処にゃ無い! ここで喰われて糧になるんだなァッ!」
「それとも、本のページらしく噛み千切られ捨てられるのがお似合いかァッ!?」
参ったものです、魔力が染み出して居る、一目で危険だと分かるそれ、|凶器《うで》となる狂気を垣間見るのだ。いけない、
「それは御免被りたいのです! 極楽浄土より持ち帰りし法具にて、是等を滅します――」
神通力か、ウィンドウか。どうぞ神器よ共鳴し給へ、三種の神器こそ神を|埒外《かみ》たらしめる|うつわ《・・・》。
「荒魂鎮神命が命じるのでございます。神器よ施されし封印を解きその力を示すべし!」
無限複製の封印が軋み出すぞ、そのお手元に揃いし三種の神器、神々しい輝きにて悪魔の書物共の目を奪うまでに!
「ぐお、お!?
「オイオイオイ、眩しいったらありゃしないぜェェェ!?」
ばら、ばら。動きも立てる音もばらついていらして、本たちがにっちもさっちも行かなくなるこの光景、そう、
「今がチャンス!? 行こ行こ!」
「神様みてー! 一緒に神ってるところ見せてやろうぜー!」
まあ騒がしい住人たちであることよ――躍進するのだ。
「では、|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》の無双をご覧に入れるのでございます!」
先陣を切りなされ、その輝きも、ついてくる住人たちのわらわらとした挙動も、イービルブックのマジックハンド全てをばすり抜けん。実体があるのにちょこまかとしちゃ掴めないでしょう、だからみんなで一緒にぼかすかぼこれるんじゃあないですか。
「くらえー、導きがあれば無敵よー!」
「|英雄《りょうへい》の力、思い知れー!」
「いた、イッタァ! ここまで出来るかァ普通!?」
「普通じゃねえ、どこまで――グワアアアア!」
これには本たちも|悲鳴《キャア》の音しか出ないな――それを見たPC、
「――っぅ」
らいふの損耗を誰にも、気付かせぬまま。
大成功
🔵🔵🔵
ベルト・ラムバルド
アドリブ上等
ビブリオラビリンスは本の世界!
しかし本の中の小世界とは…だがまるで私が騎士道物語の主役そのままじゃあないの!ムフフ♪
まさに好機!騎士道の権化たるベルト・ラムバルドがけちょんけちょんにしてやろうじゃないの!行くぞ!
キャバリア操縦し参上!本の中のキマイラたちか!
やっぱ本の中でもあの世界みたいに派手だな~…っとなんかやばい文字は盾で防御で回避する!
まずいな…プレイングボーナスはぁ…コンコンっと!
でた…ホビーグッズ…つかえそ~なのは…よしプラスチックバット!
UCでキマイラ達の応援を借りて…キャバリアサイズのバットに!
やばい文字をバットで振るい吹き飛ばして敵に当ててやる!死の千本ノックだ~!
いざ乗り込み給へ、光明の暗黒騎士よ。
「ビブリオラビリンスは本の世界!」
本の中に小世界閉じ込め、物語に見立てることで世界が在るのだ。
「その在り方たるや……侵略蔵書と聞いてしまっては、それらを救う為向かうのも運命というもの」
だが――嗚呼。思い浮かべましたか。何かちょっとアレな笑みを浮かべてはいませんか――ムフフ♪
「まるで私が騎士道物語の主役そのままじゃあないの!」
Oops. 蝶よ花よと歩んだ結果がこれ。
「「なんだこいつ」」
「「「かっこいい〜!!」」」
理想と現実の衝突? No, ドン引きと|称賛《ぱちぱち》が対比の上に。現れたな過去の骸――化け物ブック共の台頭ともなれば!
「まさに好機! 騎士道の権化たるベルト・ラムバルドがけちょんけちょんにしてやろうじゃないの!」
バッチリ決めてみせて――行くぞ! 飛び出しましたらほら、改めて|暗黒騎士風《パロメデス》の参上よ、転々としては腕もパイロットの傷も積み重ねて来た勲章もの、住人たちが騒がずにはいられない。しかと見たものだ、いいね飛び交うキマイラフューチャーを思い浮かべてはベルト・ラムバルド、彼らの派手さに感心と懐かしさを浮かべざるを得ないのだよ。
「これもまた――おっと!」
目と鼻の先だったのだよ例の文字、巨大な|盾《ガラード》にて消し流せ。避けるぞ避ける、
「デカいブツ持って来てちょこまかと!」
「良い加減噛み潰してやりてェなァ!?」
「なるほどあれが当たると死ぬっぽいか?」
嗚呼不味い、知恵で死を掻い潜らなくては。考えます。Hmm.
「……そうだ、プレイングボーナスはぁ……」
コンコンっと! ――Oh wait, you see that bonus?
そうすると出ましたよ色々、でた……と呟いたり。うーん最適を拾わねば男がすたる。よしプラスチックバット! ――流れがあまりにも美しい。
さあ蒐集してみて応援、UCをポンするとキマイラたちの口から、
「ふれー、ふれー! 猟兵様ー!!」
「あんこくきしのっ、なのもとにーっ!
「いっけーっ!!」
ご覧の通り応援がポン、あーと叫ぶと意地がポン。恥など晒す事も無しで、瞬く間に彼らがこの様子を届けてくれるぞ元の世界にそうだといいな、千本ノックの準備は出来ましたかバットにぶち当たり飛んだ文字共がズガァンと強烈!
「「が、ぎゃあああああす!!」」
哀れ本たち泣きっ面かいて沈むぞ過去に。
「死の千本ノックだ〜!」
自称の文字なんぞ影も形も無しに。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『ドラグナーフェイク』
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POW : ドラグナーブレス
自身の【ドラグナーの翼】でレベル×100km/hで飛翔し、射程無限・直線上の全てを切断貫通する【ブレス】を放つ。
SPD : スケイルシューター
【魔力の籠もった鱗】をレベル個に分裂し、【流星】の如き軌道で射出する。個々の威力は低下するが回避困難。
WIZ : クルーエルスキャター
指定した敵1体か自身が死亡するまで、負傷を無視して毎秒【両手足の爪】で攻撃し続け、敵の攻撃を【翼】で弾く。
イラスト:塩さば
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
さあ悪い本には御退場願おう――叶いました。
「「「やったー!」」」
退けて一仕事したで一安心、二つ積み重ねれば脱出までそう遠くはないのだよ。ほうら見て、住人たちも手を取り合い喜んで居る。
「このまま猟兵たちと一緒に進んで、この|書物《せかい》から出るぞぉ〜!」
「いけるいける! 猟兵様は英雄だもの!」
「いっぱいバズっていいねつけちゃうぞーばんざーい!」
万歳三勝致しますか――二つ目の問題といきませう。
「「そうは問屋が卸さぬぞ」」
|天井《そら》より響く声でした――邪魔立てするか、竜人体よ。
「侵略蔵書をこれ以上開かせてなるものか」
「お前たちには困らされるのだ、それ以上の解放を望むな」
翼が鱗が爪が――あまりにも死の色を訴えて居る。文字列ほど酷くは無さそうだが、脅威という点でこと更に密な集団よ。
ほら、ばさ、ばさ、やって来る。
「参った、これじゃ袋の鼠になっちまう!」
「どん詰まりはいやだー!」
「こわいよぉ、こわいよぉー!(?)」
えんやこらで凌げるか――NO,
「「「一緒に戦って! ヒーロー!」」」
突っ切ってでも、勝ちに行くのだ。
ベルト・ラムバルド
アドリブ上等
なにぃ!今度は竜退治だとぉ!…ムヒヒ♪
まさしく騎士道のお手本じゃないの!ベルト感激~!おっと興奮しすぎた…
騎士の権化のベルト・ラムバルドが竜退治といくぞ!
っと!鱗の弾丸!?盾で防ぐがこりゃ食らい続けたら装甲が凹む…
…だが威力は低い!ならもっと頑丈な奴らで肉の盾だ!
UCでデビルキングワールドの悪魔達を召喚!
諸君!あの小賢しい竜共からキマイラちゃん達を救ったら
そいつは優しくてカッコイイ悪魔の王様…あ、世間は男女平等か…又は悪魔の女王様だってことだ!
悪魔達を鼓舞して大軍指揮で竜共を攻撃!あの鱗の弾丸は頑丈な悪魔連中には効かんよ!
よっしゃあ!尻尾掴んで振り回せ~!主に角とかに頭ぶつけろ~!
蝶よ花よ驚くが良い。
「なにぃ! 今度は竜退治だとぉ!」
その次に来る言葉――「ムヒヒ♪」なものだから心が躍って仕方が無い。だって国の物語にも伝記にもあったでしょう、騎士がドラゴンを討伐する苦難と意志のお話、伝説として語り継ぐに相応しい!
「まさしく騎士道のお手本じゃないの!」
学びを証明する時なのだよ――ベルト感激~!
「舞い上がるか、人よ」
「我らの管理、打ち砕かんとするか!」
おっと興奮しすぎた……嗚呼吼えて居る、鱗が蠢いて居る、まるで武装が如く独立したらばびゅんと流星、咄嗟にガラードで以って防ぐものだがいかんせん帯びていた魔力の質量も手伝っているものだから盾が|破損《へこ》むという確信を持たせたのだよ。
「わあ、流星!? 違う鱗だ!」
「大丈夫!?」
「どうしよう、もっと堅いのが無いと!」
不味いが威力、そんなでもないな。より|ちゃんとした《・・・・・・》盾を用意しようじゃないかと決めたのだ。
「そんなに焦るな――騎士の権化のベルト・ラムバルドが竜退治といくぞ!」
呼び出すのは何ぞや――降り注ぐ続ける|流星《うろこ》、誰にも届かせずに騎士が問う、
「時に、この世でもっと悪らしい悪を御存じか!」
そう、悪魔だ――悪魔的な世界より、数多の悪魔が馳せ参じるのだよ!
まあちょっと可愛いのだけどこの禍々しい|魔物共《おかたたち》。上がる悲鳴、ちょっと黄色いな。
「ならびに諸君! あの小賢しい竜共からキマイラちゃん達を救うことが叶うのだ!」
虚ろなる竜共さえ|鼓舞《こえ》が寄せ付けない。魂の言葉。
「何故なら諸君は優しくてカッコイイ悪魔の王様!」
……あ、世間は男女平等なんだったか。ちょっとこける皆々様。
「そして全て凌駕せし悪魔の女王様にもなれるということだ!」
悪魔たちのポテンシャルを垣間見よ、猟兵の言葉が見知らぬ強さを生み出して。
「――叶えたまえよッ!!」
号令は果たされた――地獄絵図の始まりよ!
悪魔共の、口から焔吐き出しドラグナーフェイクを地に撃ち落とす様を見よ。撃ち落とされし竜人体がその牙その爪で抉られ淘汰されていく様……は、流石に無かったです。やはりもう少し可愛らしかったのだよ実際。
「よっしゃあ! 尻尾掴んで振り回せ~! 主に角とかに頭ぶつけろ~!」
「我らを愚弄……ちょ、いた、痛っ!」
好き勝手やるのが、|悪しき《やさしい》悪魔だもの。そりゃ住人たちも大喜びの大興奮。
「「「かっこい〜!!」」」
大成功
🔵🔵🔵
アイリス・フォーゲット(サポート)
強きをくじき弱きを護る。アリスナイトとして前衛に立つことが多いがサウンドソルジャーとしても一級品。
「私が護ってあげるから安心して」
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
アドリブ/連携歓迎。エログロはNG。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
では強きを挫き、弱きを挫くが良い。
「彼らは此処から出るべきよ!」
アイリス・フォーゲット――此処に現れては光の翼広げ、住人たちを護る様に在るのだよ。
「天使!?」
「翼、凄い綺麗!」
「一緒にぶっ飛ぼうぜ!」
諸々スクラップ構え抗い続ける住人たちの意志、ヴァルキュリアと共にあると知ったなら――極限まで引き上げる速度、15300km/hで叩き付ける長剣、刃正しく虚竜両断してみせるならばそれが飛翔、衝撃で虚ろなる者共何体も地に堕ちるのが現状!
「自惚れるか民どもよ、抗うか天使よ」
「解放なぞありはしない。その先に在るのは終焉よ」
荒れ狂うぞ竜共も、両手足の爪の何処までも鋭く光り、翼はためかせ続ける有り様に然し、
「終焉なんて来ない。閉じたままの本は、いずれ開かれて、読まれて」
アイリス、その御姿、翼より何か煌めきが散り広がっているので。
「めでたしめでたしと――なるのよ」
癒すのだ、人々を。ニーベルング粒子――染み渡っては、疲れも生傷も、徐々に閉ざし消えるだけ。それだけが一番の事実。グーパーグーパー繰り返し、また人々に頑張らなきゃの気持ちが満ちてゆく、虚竜共がその翼にて粒子を跳ね除けたら跳ね除けたでそれも人々に散って浸透していくからまあ素敵、あっという間に力を手にした者たちの立ち上がりを知ることとなるのだ、向こう側!
「元気バリバリ!」
「これならもっと戦える!」
「ありがとう天使様ー!」
その声までもがアイリスを動かす、護るべきはもう決めて居る。
「私が護ってあげるから安心して」
「「「やったぁー!」」」
その声と共に――さあ進軍せよアリスナイト。飛び抜けて何体ものフェイク、真に正してみせるが良い。光繋がる様な一瞬、その度に斬り抜けてバットエンドを許さぬのだよ。堕ちる竜たちには、立ち上がりて共に戦う住人たちの|鉄槌《ぺちぺち》が下されるというのだ。なんと賑やかで明るい|展開《はなし》。
きら、耳の辺りに在る宝石のイヤリング、輝いて。
成功
🔵🔵🔴
キノ・コバルトリュフ
キノキノ、火力が足りないんだって?
だったら、焼き舞茸はいかが?
キノ!バルくんどんどん焼いていくよ!!
トリュフ!バルくん、いい焼き加減だね。
キノも奉納の舞いを頑張っちゃうよ!
マツタケ!!おいしく焼けたかな?
助けてくれ、火力が足りない。
「ん? 次はでっかい……ドラゴンかな?」
無いを有るに変えられるのだよ、何を以ってそうするかキノコつむり。
「叛逆するか、精霊従えし猟兵よ」
「閉じられるべき生命共の邪魔をするな」
終わらせようとして居るのが虚ろなる竜――ドラグナーフェイク共であるからして。
「うーん、キノはみんなここから出るべきだと思うな」
つまりはどういう事か――先述の通り。
「つまり火力が足りないんだね!」
「「!?」」
みんな、キノコは如何? と呼びかけた次が焼き舞茸――星霊バルカンのバルくん、気紛れにもキノに従い出でてにゃあと鳴いたものよ。瞬間生じる焔、引っ掻く様に攫い己が身にて回ればそれが渦。
「うおお、なんか出来ていく!?」
「あつーい!」
「こ、これは創世記のぉっ!?」
あっという間に規模が大きくなりまして、神火大嵐舞の出来上がり。創世記たる渦の回転速度、虚竜共に“近づいたら不味い”の危機感を抱かせた。ところでもう逃れられない、フェイクなる翼にて遠ざけんと仰ぐものだが梨の礫。否バルくんやキノにとってもうまあじか。
「弾けない――馬鹿な」
「これほどの焔――貴様、抗うでない」
クルーエルスキャターが意味を為さない、負傷を無視するもあっという間に無視できぬ致命。一体また一体堕ちて積み上がる亡骸。
「キノ! 効果覿面! バルくんどんどん焼いていくよ!!」
にゃあと肯定のお返事――増して強くなる神ってる焼却、こんがりと灼けるならばどんどん状況も優位に傾いて行く。この火力こそが信頼性高めの神火大嵐舞。常にキノキノ奉納の舞いを頑張らにゃ途切れてしまうものだけど、爪なんぞ幾ら有っても届かぬので問題無し。さあさ楽しく美味しく踊り給へ、積み上がる亡骸の数がいよいよ十を超えるぞ。
「もっともっと焼いちゃえ〜!」
「俺たちも頑張るぞ〜!」
「多少の傷もえんやこら〜!」
ところでコンコンに頼らずともキノコが出でる。
「キノ?」
至って普通のキノコです――今生えてきたのは松茸か、たぁくさん焼いてやれ。
「マツタケ! 美味しく焼けたよみんな〜!」
「「「マジで!? やったぁ〜!!」」」
みんなの心にキノコを――それこそ星霊術士の望みよ。
大成功
🔵🔵🔵
マベル・コロニス
私はマベル、悪の秘密結社の女幹部!!
支配者気取りの猟書家を叩き潰しに来たわ!!
……ちょっと遅れたけど、誤差よね誤差。
【昔居まし悪】で、|かつて滅びた秘密結社(唯一の生き残りがマベル)の総統様の幻影(割れ鐘のような大音声で指示を下す、威圧的で巨大な影)を放つ《幻影使い・白昼夢を見せる》。
猟書家必滅!!
その手下も必滅!!
そして総統様の幻影から命令を受ける形で、(【昔居まし悪】の同時使用ユーベルコード)【遂行者】を発動。
無数の黒い羽が舞う中で|自己催眠し、己の潜在能力を引き出す《催眠術・リミッター解除》。
さあ、まずは手先どもを叩き潰すわよ!!
猟兵になった私の力、総統様もとくとご覧あれ!!
(全技能が100レベルになった)その上で|カラスの翼で飛翔し囲まれないように立ち回り、周囲に錬金術製グレネードをばら撒いて飛来する鱗を吹き飛ばし《空中機動・空中戦・一斉発射・錬金術・爆破》つつ|ブルウィップ形態の暗殺鞭を振るい、暗殺鞭から斬撃波を放って敵を倒していく《斬撃波》。
首を洗って待ってなさい、猟書家!!
満を持して|幹部《おまえ》の独壇場よ。
「この心この過去が、あなたたちに牙を剥く」
虚ろなる竜共も流石に無視出来まい、自分たちの不利さえも無視出来まい。
その上此処に居るのが悪ともあらば――、
「私はマベル、悪の秘密結社の女幹部!!」
――支配者気取りの猟書家を叩き潰しに来たわ!!
「有象無象――ではあるまい」
「何を以って妨げとする?」
無視なんて虫の真似事よ。証拠の問答……ところでちょっと遅れたけど、誤差よね誤差――It’s up to you.
「あなたたちの命運尽きる事を以って――!」
蘇る。
一瞬でも蘇るのだよ悪の秘密結社――昔居まし悪、幻影であるにも関わらず侵略を妨げる、レジスタンスの顔触れ一つ一つを忘れずに居る。嘗て解き放った果てに死した者たち、台頭して――白昼夢の先の要、悪の総統様の全て支配せし圧倒的な威圧!
『悪逆を為せ――|素烏《シロガラス》よ!!』
仰せの通りに――大号令受け止めし御身体!
何故ならと定義付けたものよ、己こそが悪の女幹部! もう始まって居るのだよ自己催眠、鱗を動かすことすら許さない威圧感、引き潰すように|遅延《おく》らせたぞ向こうの手段!
「猟書家必滅!! その手下も必滅!!」
引き継ぐ様にして発露するのだ、黒き羽幾つも舞わせた遂行者! ただの烏という分類で括れる筈も無い、埒外に在っては|潜在能力《ちから》溢れて止まらない!
住人たちの誰もが声を放てない、あまりの非現実性、虚ろを冒涜していた、住人たちをも見渡し意志を伝える様であった、ならば!
「必ずや、成し遂げましょう!!」
響くことだ大歓声、割れんばかり――住人たちが突撃して居る、虚ろなる竜共をぼこすかぶっ叩いて居る。一体残らず、虚ろは真に、漆黒の翼広げし|幹部《おんな》が技能の全て満たし上げて、自在に世界を舞って居る!
「叛逆するか、死に損ないよ!」
「流星がこの侵略蔵書を閉じるだろう!」
理解したぞ虚竜共。やあっと飛来せし鱗だがまるで梨の礫、其処に在ったみたいに錬成してみせた幾つもの悪の華、爆破こそがそれなのだと刻み込んでやると良い、|爆弾《そのもの》にされているように――咲く強烈な錬金のエネルギー。爆風が幾つも在った鱗を全て圧して融かし、もう何の妨げもありはしない! マベル・コロニス、その眼で全ての虚ろを|捕捉《とら》えて。
「その死に損ないが――二度も|失敗《しくじ》ると思う!?」
手綱なんぞ既に握って居る。
黒革製のシンプルなブルウィップ、振るうのみにて飛び行く斬撃波、虚ろに永遠の致命傷を刻み付けるのだ! そして切って断つとはこういう事、ボコスカやった傷をピンポイントで狙ったものだからダメージが繋がって――その身をブチ分けたそれだけの事。二度三度と振るう度に数々のドラグナーフェイクで同じ事が起き続ける、その亡骸を増やす、繰り返しの運命!
辿らせたら辿らせただけ、必滅は成就するものよ。ほら、もう数が僅かで、
「斯様に、圧し通るか」
「後は、彼の問題か――」
もう飛ぶ鱗一つ無いと知れている――それ、今一度葬られよ。磨き上げられし技能が真っ二つにせし、残り全ての竜人体。
「目指すは、その彼の所ね」
目標が見えましたね、|遂行者《あなた》。
――首を洗って待ってなさい、猟書家!!
大成功
🔵🔵🔵
Clip, and crap.
こんなクソみたいな|侵略蔵書《ろうごくせかい》二度と御免なのだよ彼等。どうしてくれるミステリィテラー、嗚呼待って拍手し直さないでclap your hands,
シルクハットも整えたものよ、殺人的な美的センスがその髪に込められて居り、美しく物語めいたオーラ、手持ちの本よりぶわりきらきら。あまりにも羨望憧憬抱かせやすいかっこよさなのだよ――まさかそうして音も無く人々に付け入る事が叶うのかと。