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ぱちぱちぐるぐるきゃあきゃあと

#ビブリオラビリンス #プレイング受付中 #全員リクエスト2

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 ぱちぱち、ぱちぱち。
「んっふっふ〜ゥ」
 Clip, or crap?
「凄まじくい〜い気分でございます〜……!」
 ようこそハロウィンからちょっとズレた過去の骸よ、ああもう少しディテールが要るか、
「この小世界の人々の悲鳴、響く反響の音がクリアで心地が良い!」
 ぱちぱち世界を切り取る気分は如何ですか、猟書家様。まるで迷宮じゃないか、あまりにも新しいこの世界。
 やれ左を見ればバケモンブックの陳列だ、
 やれ右を見れば反逆を滅する虚構の竜人共だ、
「完全に揃っていた有り様が壊れ行く過程、何故切り取らないのです!」
 全てが刺激齎す滅亡のクロニクル。
 どうも|侵略蔵書《ほん》に収めなくては気が済まないらしい、スーツの調子は如何だ、ネクタイ、ジャケット、シルクハットさえもがミステリィのピース。
「人々の営みを静かに切り取り、破壊せしむる刹那的情動が快楽がっ、」
 とても心地良いのですよ――大丈夫か、史上最悪の怪盗が居やしないか?

「……ビブリオラビリンス」
 本を隠すならば其処でしたか、という呟きと溜息からしてきわめて急を要する事態であるのは明白なのだよ。主が東・よるはと申して、
「エンドブレイカーの小世界とはまた違った在り方の小世界であるようです。どころか過去の幾つもの世界も僅かながら切り取られている可能性がある。幾つも予知を垣間見ることがあるならばここがほぼほぼ、」
 猟書家の住処と見て間違いは無いでしょう――そう、黒髪揺らしグリモア猟兵を務めて居る。
「書架を構成していたのですよ。小世界――例に倣ってアライアンスと呼ばれて居るようですが、それを削る或いは切り取る事で侵略蔵書になり、並んだ結果無限大の広さを記録している」
 そんな世界なのですよと言うならば酷い話だ、これは|断片《ページ》を本から引きちぎれという冒涜にも似た、悪虐への反逆――遂行せねば。
「閉じ込められたままでは悲しい――ですからわたくしたち猟兵が、いる小世界と書架迷宮の境界に押し寄せるオブリビオンたちを骸の海へと、そう言う事です。勿論化け物と化した本だけではない、竜人の形をとったものだけでもない、主となる紳士兼怪盗であるところのミステリィテラーがいるはずです」
 総てをそこに還したならば、救われるのでしょう人々が。
「猟書家の主力はほぼ壊滅していて、閉じ込められていても文明や戦力を維持できる環境。閉じ込められた人々が、入る猟兵を歓迎しない道理などはございません。戦い慣れた彼らと共に、戦うのです」
 既に開かれた小世界、どんな色なのだろうかと。どんな仕掛けがあるのだろうかと、其処だけはお楽しみだろうか、はてなまでもが飛び出す絵本ならば、
「綴り世まで幾千里」
 継ぎ接ぎ加筆も楽しみでしょう。
「旅は道連れさあどうぞ」
 左手くるり。




第3章 ボス戦 『猟書家「ミステリィテラー」』

POW   :    華麗なる犯罪
【自身の腕】を非物質化させ、肉体を傷つけずに対象の【魂】のみを攻撃する。
SPD   :    怪盗紳士
【優雅なる怪盗紳士】に変身する。隠密力・速度・【侵略蔵書】の攻撃力が上昇し、自身を目撃した全員に【憧れ】の感情を与える。
WIZ   :    影なる怪盗
自身と武装を【不可視化オーラ】で覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にする。また、[不可視化オーラ]に触れた敵からは【意識】を奪う。

イラスト:稲咲

👑11

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 Clip, and crap.
「ンッン〜〜〜?」
 こんなクソみたいな|侵略蔵書《ろうごくせかい》二度と御免なのだよ彼等。どうしてくれるミステリィテラー、嗚呼待って拍手し直さないでclap your hands,
「筋書きと些かズレている様ですが何のロジックエラーか」
 首傾げクソ真面目に考えるのですよ紳士――何故このしぶとく美しい生命が美しく終わらないのか、どころか何故己の近くまで来ているのかああっと目の前だ。
「よ〜し! 見つけたぞ|猟書家《ほんのあるじ》!」
「私たちを元の世界に出して!」
「切り取られた分、返してもらうからね!」
「ン〜?」
 おお全く度し難い、面白く無い|瞳《め》をして居る。流石怪盗紳士、然し未だに人々の営み切り取り殺人事件をエピローグを目論むのであれば自称に終わるのだよ。
「これは一度、整え直すしか無いでしょうか」
 シルクハットも整えたものよ、殺人的な美的センスがその髪に込められて居り、美しく物語めいたオーラ、手持ちの本よりぶわりきらきら。あまりにも羨望憧憬抱かせやすいかっこよさなのだよ――まさかそうして音も無く人々に付け入る事が叶うのかと。
「うお、なんだあれ!?」
「かっこいい……けど、もう手出しはさせない!」
「俺たちには猟兵が居るんだから!」
 唯一にして最大のエラー。
「猟兵! そう、猟兵こそ校正し奪取すべき|宝物《エラー》なのです!」
 埒外、やはり注目度が高いな。
「美しいし度し難いし盗みたくもなる! ですが邪魔されては困るのですよ! 実に実に実にィィィ〜〜〜、」
 狂い切っては決めポーズ、決まって居るから仕方が無い。
「間違えているッ!」
 さらに何かする気だ――おい待て何を千切った、
「「「あ〜〜〜!! コンコンが〜〜〜っ!?」
「今一度書き直させてもらいましょう、そして人々の営みを確かにッ、――」
 嗚呼いけない事だ、実に行けない。
「――この手に収め、取っておきましょう」
 んっふっふ〜ゥ、と笑う者でもあるのだよ。小細工無しの執筆作業――今すぐに、中止させるべきだ。