3
書を狩る兵達・忘れられし信仰

#ビブリオラビリンス #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #途中参加歓迎 #再送受付中

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#ビブリオラビリンス
#オーバーロード歓迎
#団体歓迎
#途中参加歓迎
#再送受付中


0




「皆様、猟書家の本拠地――新世界『ビブリオラビリンス』がグリモアベースと開通しましたわ」
 アンジェリカ・ディマンシュ(ケルベロスブレイド命名者・f40793)はグリモアベースにて六番目の猟兵へと『新世界』の説明を――猟書家が拠点とする、無限に広がる『迷宮書架世界』を行っている。
 かつて三番目の猟兵『|猟書家《ビブリオマニア》』の完全な支配下に存在したが、六番目の猟兵によって書架の王を始めとした猟書家の主力が壊滅した事により、侵略蔵書に閉じ込められていた人々が次々と武力蜂起を開始。
 幾つかの反乱勢力は、既に周辺の猟書家を駆逐して独自の領土を確保している状況の世界だ。
「書架に並ぶ書物の大半が『侵略蔵書』――その正体は『猟書家達が削り取った”|小世界《アライアンス》”が閉じ込められてる魔導書』……その中には、切り取られた”|小世界《アライアンス》”に住んでいた住民や動植物がもろとも閉じ込められているのですわ」
 そして、いくつかの種族とジョブを元の世界から忘却・消去した――其れが第三の猟兵『|猟書家《ビブリオマニア》』の凶悪な点だ。まぁ、六番目の猟兵が壊滅させたが。
「侵略蔵書の中で、人々はかつての世界の文明を維持しつつ、子孫を増やしながら戦力を蓄え……いずれ自分達の手で侵略蔵書を開き、支配者である猟書家達に反乱する機会を伺っていました」
 そして、かの『迷宮災厄戦』で書架の王を始めとした猟書家最高幹部・主力陣の壊滅を成功させた六番目の猟兵に続き、現地住民は各地もとい各侵略蔵書で武装蜂起を始めた。
 今回、アンジェリカが紹介する”|小世界《アライアンス》”はA&W……失われたジョブ、ソードダンサーに由来する『剣舞神』を信仰している神殿を主体とした世界だ。
「彼らは古代エルフ族の秘伝「|死の剣舞術《デスマカブル》」を受け継ぐ、アックス&ウィザーズの知られざる舞踏剣士……その剣舞を以て、担当猟書家達の責任者とその手駒を始めとした猟書家を既に撃破していますわ」
 後は、神殿を占拠していた猟書家『ドクター・ルスキニア』と、彼女を護衛する『ドラグナーフェイク』を撃破すれば良いだけだ。
 六番目の猟兵はソードダンサー達に加勢し、そのまま猟書家勢力を殲滅する……これが今回の依頼だ。
「この世界の最終目標は、猟書家の本拠地……小世界「無限書架コルドフリード」の発見。其れに至るまで、よろしくお願いいたしますわね」
 恭しくカーテシーを披露した後、アンジェリカは音響魔法陣のグリモアを展開。
 そのまま”|小世界《アライアンス》”――『剣舞神の聖典』へと転移するのであった。


黒代朝希
 遂に来ましたね、猟書家の本拠地。
 其れに至るまで、よろしくお願いいたします。

 第一章、集団戦。
 『ドラグナーフェイク』との戦いになります。

 第二章、ボス戦。
 猟書家『ドクター・ルスキニア』との戦いになります。

 第一章、第二章のプレイングボーナス:ソードダンサー達と協力する。

 第三章、日常。
 解放記念も兼ねて剣舞神を奉るお祭りが行われます。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
99




第1章 集団戦 『ドラグナーフェイク』

POW   :    ドラグナーブレス
自身の【ドラグナーの翼】でレベル×100km/hで飛翔し、射程無限・直線上の全てを切断貫通する【ブレス】を放つ。
SPD   :    スケイルシューター
【魔力の籠もった鱗】をレベル個に分裂し、【流星】の如き軌道で射出する。個々の威力は低下するが回避困難。
WIZ   :    クルーエルスキャター
指定した敵1体か自身が死亡するまで、負傷を無視して毎秒【両手足の爪】で攻撃し続け、敵の攻撃を【翼】で弾く。

イラスト:塩さば

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

レプリカ・レグナント
傾国参戦

反抗と開放の戦いこそ胸踊るもの、勇敢なるソードダンサーと共に世界を取り戻すとしようか?
まずは制空権を頂くとしようか?今一度空を往け、我が誇り高き飛空騎士団よ!
空中の敵を飛空挺で攻撃しつつ竜騎士団を突撃させて頭上の優位を奪う、これで敵は高度下げて戦う他ないがそこはソードダンサー達と我々の距離よ
魔力の籠もった鱗を流星の如く降らせる攻撃か、ならば朱鳥、貴様のUCで同志達の護りを固めよ
負傷を無視しての突撃とは愚昧な…ルイナはライフルにて敵を狙撃するのだ
我が飛空騎士団の空中からの猛攻とルイナの狙撃による二面攻撃をそのか細い翼程度で全て防ぐ等不可能よ
自軍の得意をどう押し付けられるか、それが戦術だ!


山岡・朱鳥
傾国参戦

世界を簒奪した上に支配者気取り、私達傾国のメンバーの誰もが唾棄する愚行ね?
流石はレプリカの空挺部隊、上を取られちゃ高度を下げてこちらの間合いに降りるしかないわね
鱗に魔力を籠めて降り注がすなんて小癪な真似をするじゃない?
ならば聞きなさい、鬼の童謡、我等の紡ぎ唄
鬼の紡ぐ童謡は全ての無機物を真紅の火炎剣と永久氷壁の大楯に作り変える、石ころでも何でも、無機物なんて其処ら中に転がっているのよ?
そんな鱗じゃ永久氷壁の大楯は傷一つつかない、火炎剣を射出して逆に粉砕してやるわ!
ルイナの狙撃とレプリカの空挺部隊の支援を受けてソードダンサー達も優位に戦えているみたいね?
ならば私も鬼の進軍魅せようぞ!


ルイナ・ラヴ
傾国参戦

奪われた世界の奪還、それを今こそ成す時ですね!
レプリカさんの空挺騎士団による制空権の迅速な奪取で敵の高度はこちらの攻撃範囲まで降下
敵の鱗による波状攻撃は朱鳥さんの永久氷壁の大楯で防御、お見事です
目標確認、改造マルチゴーグル装着、改造ライフル準備良し、真紅の火炎剣の射出に合わせて永久氷壁の大楯の陰から突撃する敵を狙撃します
我等傾国の戦法は魔術や剣、武術のみに非ず、近代武器もまた戦術に組み込んでいるのです
敵の数は激減、更に空挺騎士団の航空攻撃とソードダンサーの攻撃による挟撃に朱鳥さんの大楯の防御支援にこちらが圧倒的に優勢、しかし最後まで油断は禁物、慢心する事無く私も狙撃による支援を続けます



「反抗と開放の戦いこそ胸踊るもの、勇敢なるソードダンサーと共に世界を取り戻すとしようか?」
 最初に傾国の参謀たるレプリカ・レグナント(傾国参謀・f32620)はユーベルコード『|誇り高き飛空騎士団《アストロピア》』を発動する。
 其れは戦闘用の自身と同じ強さの『竜騎士団』と『飛空挺』を召喚するユーベルコード。
「まずは制空権を頂くとしようか?――今一度空を往け、我が誇り高き飛空騎士団よ!」
 空中の敵を飛空挺で攻撃しつつ、竜騎士団を突撃させて頭上の優位を奪う……故に猟書家の手駒は地上戦を挑むしかない訳だが。
「そこはソードダンサー達と我々の距離よ」
「流石はレプリカの空挺部隊……上を取られちゃ、高度を下げてこちらの間合いに降りるしかないわね」
 瞬間、一閃の剣戟が放たれた。
 斬首された一体の『ドラグナーフェイク』の生首……其れを尻目に山岡・朱鳥(呪われた鬼の血・f41465)は次々と、ソードダンサー達と共に相手を切り刻んでいく。
「世界を簒奪した上に支配者気取り……私達傾国のメンバーの誰もが唾棄する愚行ね?」
「ならばこそ――奪われた世界の奪還、それを今こそ成す時ですね!」
 加勢したルイナ・ラヴ(戦う魔術研究者・f38750)のユーベルコード『|必中繚乱《ヴァンパイアスナイプ》』による改造ライフルによる狙撃も合わさり、とことん『ドラグナーフェイク』は追い込まれていく。
「波状攻撃は朱鳥さんの永久氷壁の大楯で防御、お見事です」
 何せ猟書家の手駒の攻撃は朱鳥のユーベルコード『|紅蓮と零度の紡唄《オニノコモリウタ》』によって防がれてしまう。
 よって、攻撃を不発にさせられた隙を付いてソードダンサー達が襲い掛かり、次いで朱鳥が真紅の火炎剣で薙ぎ払う結末は変わらない。
「鬼の童謡、我等の紡ぎ唄――鬼の紡ぐ童謡は『全ての無機物』を『真紅の火炎剣と永久氷壁の大楯』に作り変える……石ころでも何でも、無機物なんて其処ら中に転がっているのよ?」
「――それでも、負傷を無視しての突撃とは何と愚昧な……ルイナ、ライフルにて敵を狙撃するのだ」
「分かりました!」
 目標を確認し、改造マルチゴーグルを装着。
 改造ライフルを構えて再びユーベルコード『|必中繚乱《ヴァンパイアスナイプ》』を発動するルイナ。
「我等傾国の戦法は魔術や剣、武術のみに非ず――近代武器もまた戦術に組み込んでいるのです」
 空挺騎士団の航空攻撃とソードダンサーの攻撃による挟撃。
 更に朱鳥の『|紅蓮と零度の紡唄《オニノコモリウタ》』で攻防を一体させた万全の陣が敷かれているのだ。
 これをひっくり返すには、フォーミュラかそれに準ずるユーベルコードか戦場効果を発揮させるしかないだろう。
「しかし、最後まで油断は禁物……慢心する事無く私も狙撃による支援を続けます」
「ならば私も……鬼の進軍、魅せようぞ!」
「自軍の得意をどう押し付けられるか――それこそが、戦術だ!」
 三者三様のユーベルコードによる戦術と戦法。
 それらを以て傾国の六番目の猟兵は優位を三番目の猟兵『|猟書家《ビブリオマニア》』の手駒へと確立させる。

 その一番の要は、三人が三人共連携を重視する事であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ユウタ・ランドルフ
猟書家か…オレはよく知らんが民に対するこの仕打ち、許しておく訳には行かない
竜種の群れ、しかしその試練は遠の昔に踏破しているぞ!
邪竜の血界は本来は防御に使うが、敵を血界に閉じ込めると云う用途にも使用出来る
血界の中では自由に空を翔ぶ事は出来ない、更に極寒の紋章から吹き荒れる絶対零度の猛吹雪で地面に叩き落して優位を削ぐ
吐き出すブレスはサファイアスから迸る聖なる奔流で相殺してその隙にソードダンサー達と共に突撃する
懐に飛び込めばブレス攻撃は不可能、更に未だ血界の空を覆う猛吹雪で飛び立ち体勢を立て直す事も出来ない
その上でブレスを相殺された直後の硬直で無防備を晒している、ならばこのまま怒涛の勢いで攻め立てる



「猟書家か……オレはよく知らんが民に対するこの仕打ち、許しておく訳には行かない」
 数年前に、既に猟書家の本隊は六番目の猟兵に敗北し、壊滅状態に陥っている。
 故にユウタ・ランドルフ(戦う願望器・f38591)が猟書家に詳しくない――もっと言えば、六番目の猟兵の中に猟書家に明るくない者が多くても、仕方のない事だろう。
「竜種の群れか……しかし、その試練は遠の昔に踏破しているぞ!」
 極寒の地にて竜殺しを成した英雄であり、竜の血を浴びて六番目の猟兵の力に覚醒したユウタにとって『ドラグナーフェイク』の群れを鎧袖一触するのは簡単な事であろう。
 ユーベルコード『|英雄の三種の至宝《トリニティプレシャス》』によって具現化する異能の内『レッドドラゴンレガリアの邪竜の血界』――邪竜の血を浴びたことで身体に発現した刻印による防御結界を『盾』としてではなく『檻』としてユウタは扱う。
 更に二つ目の異能である『極寒の紋章から吹き出る絶対零度の猛吹雪』によってあらゆる面から『ドラグナーフェイク』の飛翔能力を奪い、地面に叩き落す――
「懐に飛び込めばブレス攻撃は不可能……更に、未だ血界の空を覆う猛吹雪によって飛び立ち体勢を立て直す機会も、与えはしない!」
 それでも吐き出そうとするブレスは、最後の異能である『サファイアスから迸る聖なる奔流』で相殺し、生じた隙にソードダンサー達と共に、ユウタは突撃していく!
「ブレスを相殺された直後の硬直で、無防備を晒している……ならば!」
 怒涛の勢いで攻め立て、ユウタは『ドラグナーフェイク』を殲滅するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『猟書家「ドクター・ルスキニア」』

POW   :    ルスキニアワクチン
【注射器】で攻撃する。命中すると、その対象だけに致死毒or超回復を与える【ワクチン】を精製し、1回分充填する。
SPD   :    オーバードーズオペレーション
【触れた者を治療する魔導手術糸】を展開し、レベルm半径内の全員を高速治癒する。ただし1分以上治癒された者は【過剰に投与された魔力が暴走】して死ぬ。
WIZ   :    世界を癒やすもの
視界内の任意の全対象を完全治療する。ただし対象は【世界救済の意思】に汚染され、レベル分間、理性無き【ルスキニアの信奉者】と化す。

イラスト:砥部スカラ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ユウタ・ランドルフ
貴様が猟書家とやらか、何者であれ無辜の民を苦しめる以上はオレが斬り伏せる!
手に持つ奇妙な装備、しかしアレは危険だと長年のオレの戦闘勘が告げている、オレには斬り結ぶしか能が無い、故に戦略を組み立てる必要がある
まずは先手を取らせからの【ジャストガード】、そこから【受け流し】でソードダンサー達と【追撃】の【連携攻撃】により【体勢を崩す】としよう
そこからサファイアスの力の【リミッター解除】により【封印を解く】、後は【限界突破】した【怪力】の【カウンター】を喰らわせてやる
神秘の碧き輝星を、サファイアスオーバーロード!
その邪心、この神秘の碧き聖剣で【一刀両断】にしてくれる!



「貴様が猟書家とやらか、何者であれ無辜の民を苦しめる以上はオレが斬り伏せる!」
「やって見せなさい、六番目の猟兵」
 ユーベルコード『ルスキニアワクチン』による注射器の攻撃に対し、ユウタ・ランドルフ(戦う願望器・f38591)は対策を整えていく。
「(手に持つ奇妙な装備……しかし、アレは危険だと長年のオレの戦闘勘が告げている。オレには斬り結ぶしか能が無い、故に戦略を組み立てる必要がある)」
 だからこそ、あえてユウタは猟書家『ドクター・ルスキニア』に先手を取らせる。
 狙うはジャストガード……そこから受け流す事で、ソードダンサー達と追撃をユウタは行っていく。
「体勢を崩したな――神秘の碧き輝星を」
 即ちユーベルコード『|碧き神秘の剛撃《サファイアスオーバーロード》』――1体の敵に対して1度だけ、『神秘の聖剣サファイアス』による『最初の攻撃』を30倍にした攻撃が、猟書家に叩き込まれる!
「ぐぅうう……!?」
「その邪心、この神秘の碧き聖剣で一刀両断にしてくれる!」
 更にはソードダンサーと共にユウタは猟書家「ドクター・ルスキニア」に攻撃を加えていく。

 ――|小世界《アライアンス》における、対猟書家……『三番目の猟兵』への『六番目の猟兵』と共に立ち上がる住民の反逆が、始まるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レプリカ・レグナント
傾国参戦

現れたな、貴様を滅ぼしこの世界を解放するとしよう
あの注射器は危険そうよな、朱鳥よ、洪水を起こして奴の動きを制限せよ、ルイナはシメの準備をしておけ
ソードダンサー達は朱鳥の疾風の魔力で速度を強化してある、朱鳥も妖刀の魔力を開放してソードダンサーと共に突撃せよ
動きを制限されたので今度は魔導で生み出した糸を用いるか?
させんよ、吹け反抗の炎
オレの右手の盾には炎を吹き出すギミックが有ってな、残念ながら手術糸は焼き尽くさせてもらったぞ!
大きくスキが出来たな?ルイナ、貴様の間合いだ、王族代々の居合抜きを喰らわせてやれ
朱鳥の疾風の魔力はルイナも強化してある、そうなれば奴の居合いを躱せる者などおらん!


山岡・朱鳥
傾国参戦

アレが猟書家ってヤツ?中々クレイジーそうな奴じゃない、上等よ!
知ってる?山岡の鬼には三つの目がある、それに因んだ三つの魔術もねえ
この激しい洪水は下半身の動きを大きく制限する、でもこっちは疾風の魔力でスピードは絶好調よ
身動き出来ないその体で速度が向上したソードダンサーと紅蓮の炎を纏った私の妖刀の攻撃を凌げるかしら?
魔力が籠もった糸も使うみたいだけどこっちもレプリカの炎がある、展開した手術糸とやらは全て焼き尽くされたみたいね?
このまま一気に畳み掛けるわよ!
私達の激しい攻撃はスキを作る為の撒き餌、そして本命を隠す為の囮、今よりルイナ、疾風の魔力で強化した最速の居合いを喰らわせて!


ルイナ・ラヴ
傾国参戦

貴女が猟書家、自らの欲望の為に積み無き者達を圧した報いを受けてもらいましょう
この洪水は朱鳥さんの、妖刀の力を解き放ってソードダンサーの方々との連携攻撃ですね
反撃で展開された糸もレプリカさんの反抗の炎で燃やされている、あの炎はレプリカさんの思念でなければ決して消えません
妖刀を鞘に納め、明鏡止水の心にて力を研ぎ澄ませ、確実なる瞬間を伺います
敵は朱鳥さん達の猛攻に気を取られてこちらにはまだ気付いていない、敵の体勢が大きく崩れた、今こそ最大のチャンス!
疾風の魔力で加速しての急接近、今この間合い、王族剣術の妙技をとくと観よ!
我が最速の居合抜き、目で捉える事不能、故に回避も叶わない
これぞ抜刀開眼!



「現れたな、貴様を滅ぼして……この|小世界《アライアンス》を解放するとしよう」
 レプリカ・レグナント(傾国参謀・f32620)は現れた猟書家『ドクター・ルスキニア』へと宣戦布告。
 致死毒を注入する事が可能な『ドクター・ルスキニア』のユーベルコードへの対策を取りながら、他の『傾国』のメンバーに声をかける。
「朱鳥よ、洪水を起こして奴の動きを制限せよ、ルイナはシメの準備をしておけ」
「了解」
「分かりました!」
 レプリカの指示にルイナ・ラヴ(戦う魔術研究者・f38750)と山岡・朱鳥(呪われた鬼の血・f41465)はそれぞれ返事を返し、戦闘行為に着手していく。
 まず、朱鳥はユーベルコード『|鬼術「鬼の三眼」《ミツメノマジュツ》』を起動――”鬼の妖刀を強化する紅蓮の炎”、”敵の移動速度を低下させる足止めの洪水”、”自身のスピードを上げる疾風の魔力”の三つの術……否、眼を具現化させていく。
「アレが猟書家ってヤツ?――中々クレイジーそうな奴じゃない、上等よ!」
 三つの眼の内”敵の移動速度を低下させる足止めの洪水”を選んで戦場内に展開。
 猟書家の動きが鈍った所で更に”自身のスピードを上げる疾風の魔力”を他者――『傾国』のメンバーとソードダンサー達に、朱鳥は貸与して連携速度を上昇させる。
「身動き出来ないその体に対し、こちらは速度が向上したソードダンサーと紅蓮の炎を纏った私が攻める……意味は、分かるわね?」
「いや、まだ油断はするな!」
 レプリカが叫んだ次の瞬間、触れた者を治療する魔導手術糸――第二の『ドクター・ルスキニア』のユーベルコード『オーバードーズオペレーション』が放たれた。
 仮にその魔導手術糸に一分以上拘束された場合、捕縛された者は過剰に投与された魔力が暴走し、死亡する。
「――糸に対して、切断系ユーベルコードは相性が良いですからね」
 銀に輝く一閃……妖刀『ルイナ』を自身の妖刀の鞘に納めている間、0秒攻撃もしくは自動反撃が可能となるユーベルコード『|王族剣術の妙技《バットウカイガン》』。
 猟書家がレプリカと朱鳥、ソードダンサー達に注意を引かれている間、ルイナは『ドクター・ルスキニア』の死角へと回り込んで『オーバードーズオペレーション』を最大の戦果を以て無力化する瞬間を窺っていたのだ。
「我が最速の居合抜き、目で捉える事不能、故に回避も叶わない」
 更にルイナは妖刀『ルイナ』を鞘に納め――0秒、即ち時間が停止した状態から攻撃されたかのような状態で『ドクター・ルスキニア』に斬撃を刻み付けた。
「ぬううっぅ……!」
「ルイナに意識を取られたからって、こっちの意識を100%オフにするのは、ナンセンスにも程があるわ」
 この猟書家が所持している二つのユーベルコードは、医者としての手腕に基づく異能だ。
 故、朱鳥が『ドクター・ルスキニア』に両腕を刎ねたのは実に効果的――否、勝利条件を満たしたも同然、と言えるだろう。
「ああああああああ! わ、私の腕が……!」
「まともに患者を癒せないヤブ医者の腕なんて、無い方が良いわ」
「その上で、展開した手術糸とやらは全て焼き尽くした」
 レプリカのユーベルコード『|紅蓮放射《チタノホムラ》』による炎により、残りの魔導手術糸は焼却処分された。
 最早、完全に猟書家の『|詰み《チェックメイト》』、である。
「大きくスキが出来たな?――ルイナ、貴様の間合いだ、王族代々の居合抜きを喰らわせてやれ」
「……これぞ、抜刀開眼!」
 0秒の居合――それが、猟書家に最後の言葉すら許さずに上半身と下半身を両断する。
 ルイナが妖刀『ルイナ』を鞘に納め、他の二人が猟書家の骸を確認し……やがて、三番目の猟兵だった存在が『骸の海』に帰っていくのを見届けた後、ソードダンサー達と『傾国』の六番目の猟兵達は戦闘態勢を解除するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『忘れられし神の祭り』

POW   :    舞台で演武を奉納する

SPD   :    祭りの特別なお菓子を食べる

WIZ   :    神々の為の歌や踊りに参加する

イラスト:冴時

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ユウタ・ランドルフ
解放された世界に一先ずの安寧が取り戻せたみたいだな、オレは剣を振るう以外に能が無いがその代わりりに我が北の祖国に伝わる剣の舞を剣舞神へと奉納しよう
この解き放たれた世界に民草の自由と安寧を願って、そして彼等が崇める神へと敬意を表して
そしてこの先の武運長久を願い奉ろう



「解放された世界に、一先ずの安寧が取り戻せたみたいだな」
 ユウタ・ランドルフ(戦う願望器・f38591)は解放された|小世界《アライアンス》にて、勝利の宴を囲む人々を見据える。
 皆、|猟書家《ビブリオマニア》の支配から解き放たれた喜びを、踊りや食事の形で発露しているようだ。
「オレは剣を振るう以外に能が無いが……その代わりに、我が北の祖国に伝わる剣の舞――それを、剣舞神へと奉納しよう」
 そうしてユウタは剣の舞――兼を片手に、情熱的でありながら気品を感じさせる踊りを|小世界《アライアンス》の人々へと披露していく。
 何せユウタが握っている剣は【碧き神秘の剣】サファイアス――かつて極寒の竜を討伐した聖剣であり、刀身には神秘の魔力を宿したブルーサファイアが装飾として飾り付けられている。
「この解き放たれた世界に、民草の自由と安寧を願って……」
 彼等が崇める神へと敬意を表し、ユウタは踊りを締めくくる。
 瞬間、人々はユウタへと万雷の喝采を浴びせて賞賛する。
「……これからが、始まりだぞ」
 ――|小世界《アライアンス》での反乱の成功は『めでたしめでたし』ではない。
 寧ろ『戦いの始まり』……壊滅状態にあるとはいえ、猟書家は『三番目の猟兵』――猟兵という機構を悪用した恐るべきオブリビオンの組織なのだ。
「だが、心を強く持て……その為に、この先の武運長久を願い奉ろう」
 故、ユウタは剣の舞を披露した――反逆の物語の始まりを担う人々に、激励するべく。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レプリカ・レグナント
傾国参戦

猟書家の脅威はひとまず去った、ならばこの解放の日を祝い存分に騒ごうではないか
解放を祝してオレの宮殿に招待してやろう、さあ諸君、宴の準備は整った、盛大に飲んで食らいそして喜べ!
この善き日に、我々傾国も何かパフォーマンスをするとしようか?
ルイナ、朱鳥、各々の得意技を演武として披露するのはどうだ?お前達の剣技の舞をソードダンサーや群衆にアピールするのだ
この地の解放は局地的な勝利、未だ全ての地を解放出来ている訳ではない、しかしこういった民衆との積極的な交流が然る後の本格的な解放の日に役立つ時もきっと来る
猟兵にとって現地の民との信頼が常に世界を救済する為には必要なのだ


ルイナ・ラヴ
傾国参戦

猟書家は倒れ、ここに一つの解放が実りました、民草の歓びの声がとても喜ばしいですね
これはレプリカさんの宮殿ですね、いつ見ても圧倒されます
私達の剣技を演武にですか?成る程妙案ですね!
ならば剣舞神に我が秘技、三連斬法を演武として奉納致しましょう!ここに居ます皆様、どうぞ御照覧あれ
構えから強烈な唐竹割りを落雷の如く、そしてその威力の反動を利用した斬り返し即ち燕返し、そこから正中線を狙う正眼の正中線突きを、この三種の一連の動作を澱み無く迅速に行う事が自然とスキの無い攻撃の型に繋がるのです
演武の披露は初めてでしたが上手く出来たみたいで良かったです
いつかこの世界の全てを解放するその日まで…


山岡・朱鳥
傾国参戦

今回も戦果は上々ね、みんなも喜んでくれてるみたいだし、いい感じじゃない?
宮殿で剣の演武とは、中々シャレた考えね、でもこの場所はソードダンサーも居る事だしお似合いかもね?
ならば私も武為る舞、踊御魅せしよう!
これぞ山岡一族に伝わる舞踊乱舞、荒れ狂う先祖の鬼の動きを型として暴れ舞う武による舞踊
元より鬼神に捧げる為の演舞が派生した技、ならばこの場にて神聖な剣武神の聖典で奉納するにも相応しい
鬼の進軍魅せようぞ、私はオニ、鬼の山岡よ!
さてさて、思いっ切り演舞を披露してお腹も空いた事だし、お祭り用の特別なお菓子が沢山出てるみたいよ、みんなで食べない?
少しは傾国の皆にお土産に持って帰ってあげましょうか



「|猟書家《ビブリオマニア》の脅威はひとまず去った――ならば、この解放の日を祝い存分に騒ごうではないか!」
 レプリカ・レグナント(傾国参謀・f32620)はユーベルコード『|此の地は我が王宮也《レプリカジアース》』……反抗の王宮世界を置換し展開する領域型ユーベルコードを発動。
 |小世界《アライアンス》の住民達を招待し、そこで宴を繰り広げていく。
「いつ見ても、圧倒されますね……」
 ルイナ・ラヴ(戦う魔術研究者・f38750)は何度来ても慣れない、と言わんばかりにレプリカの王宮世界を見渡す。
 そこにもう一人の『傾国』の六番目の猟兵が、ルイナの肩を軽く叩く。
「ま、今回も戦果は上々……みんなも喜んでくれてるみたいだし、いい感じじゃない?」
 山岡・朱鳥(呪われた鬼の血・f41465)は王宮世界で宴を繰り広げている人々を見据え、感慨深げに頷く。
 そんな朱鳥の隣に、いつの間にかレプリカが立っていた。
「この善き日に、我々傾国も何かパフォーマンスをするとしよう……即ち」
 ソードダンサー……その名にちなみ、傾国もまた演武を披露する事。
「ルイナ、朱鳥、各々の|得意技《ユーベルコード》を」
「成る程……妙案ですね!」
「宮殿で剣の演武とは、中々シャレた考えね……でも、この場所はソードダンサーも居る事だし、お似合いかもね?」
 丁度ソードダンサーの剣舞も終わりを迎えるころで、彼らも次の演目を何にしようか迷っている所だ。
 なら、ここは剣の担い手である六番目の猟兵二名の出番だろう――
「ならば私も武為る舞、踊御魅せしよう!」
「剣舞神に我が秘技、三連斬法を演武として奉納致しましょう!」
 名乗りを上げると同時、朱鳥とルイナは舞台へと跳躍。
 そのまま己の剣を掲げ、ユーベルコードを発露する。
「ここに居ます皆様、どうぞ御照覧あれ!」
「これぞ、山岡一族に伝わる舞踊乱舞……!」
 ユーベルコード『|喝采轟く神楽舞い《ヤマオカランブ》』、及び『王族剣技『三連斬法』』。
 朱鳥のユーベルコードは、荒れ狂う先祖の鬼の動き……それを型として暴れ舞う武による舞踊。
 つまりは、元より鬼神に捧げる為の演舞が派生した技。
 ルイナのユーベルコードは、構えから強烈な唐竹割りを落雷の如く、そしてその威力の反動を利用した斬り返し即ち燕返し、そこから正中線を狙う正眼の正中線突き……といった、三種の一連の動作を澱み無く迅速に行う武技。
 それぞれ方向性は異なれど、この様な『調伏を成功させた祝いの場』には持って来いの技である。
「……ふう、演武の披露は初めてでしたが、上手く出来たみたいで良かったです」
「さてさて、思いっ切り演舞を披露してお腹も空いた事だし、お祭り用の特別なお菓子が沢山出てるみたいよ、みんなで食べない?」
 そうして、二人が剣舞を披露している間に出来上がった特別なお菓子……剣舞神に捧げるための、特別な焼き菓子が振る舞われる。
「この地の解放は局地的な勝利、未だ全ての地を解放出来ている訳ではない」
 焼き菓子を口にする前に、レプリカがこの|小世界《アライアンス》――ひいては、それら|小世界《アライアンス》を包括する世界『ビブリオラビリンス』の戦況に着いて語る。
「しかしこういった民衆との積極的な交流……この焼き菓子の様な文化の存続は、猟書家の侵攻に屈することなく綿々と受け継ぎ……然る後の本格的な解放の日、役立つ時がきっと来る」
 反抗の道を征く人々へ、先達者として言葉を投げかけながら。
「我ら六番目の猟兵にとっても、現地の民との信頼こそが……常に世界を救済する為には必要なのだ」
 其れはオブリビオン・フォーミュラと六番目の猟兵との最初の激突である『銀河帝国攻略戦』において『デストロイ・ウォーマシン軍団』はこう述べていた。

 ――猟兵達は、確かに高い作戦遂行能力を持っていました。
 ――ですが、今まさに帝国の大艦隊を押し返そうとしているのは、「覚悟を決めた人々」の力。
 ――かつて敗れた私達は、人の心がもたらす力を失念すべきではなかった。

 その理念を掲げた果てにあるのが……このビブリオラビリンスへの到達と、三番目の猟兵『|猟書家《ビブリオマニア》』の半壊状態なのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年11月18日


挿絵イラスト