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繰り返し

#サイキックハーツ

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#サイキックハーツ


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「然しですねぇタクミさん」
「なんだい?」
 ごく自然な疑問を抱いたものよ吸血鬼共。
「灼滅者は兎も角なんで猟兵を直接狙って襲おうだなんてもっと早く言わなかったんですかね?」
 逞しく水色に光る|英雄《いつわり》の意志を宿す橙の瞳の、これが一番早いじゃないかと思いついた策に。
「今まで軽く考えてて気付かなかった私らもあれですけど」
「憎まれる存在にして、絶対的な敵だからだよ」
 考え分ち稀に和解することもあるのだけど。
「危険な存在であることが向こう側に既に知れている……事件を誘き出し演出するというのは大掛かりだし今回もそう。その危険性を理解した者が先に動くということさ」
「向こう側ぜんぶがそれらを全部理解している想定をつけるべきだと」
「そう!」
 まあ随分と前から何処にでも現れるって聞いてはいますけど――ご尤も。悲劇も事件も全て解決に導いてしまうその存在を、もういっそのことざっくり直接刈り取ってしまえば、
「じゃああれですか、それっぽいの分かったらざっくり襲っちゃって良いですね?」
「勿論! そして、集団でなるべく単独を襲うことを忘れないでくれたまえ」
「ヒーローの台詞じゃないんですけど」
「偽ヒーローだからね!」
 はっはっは、なんて寛大に笑ってみせるこの男の残虐性。それに万一ということがあれば、この私も参上するからねなんて付け加えるその真意、
「そして困った|猟兵《ひと》を――|助けてあげよう《・・・・・・・》!」
 何処までも昏く尖って血濡れていると知るが良い。
「えぇ……」
 私それで巻き添え食って死ぬの嫌なんですけど――はい知りました。

「……もっと早く思いつくべきでしたね、それは」
 そして思いついた時点でわたくしたちの知るところです――グリモアベースに立てかけた椅子の上、逆さまに浮いてどうにもすっきりしない表情、問題がお有りか桜の精よ。
「サイキックハーツ世界、某駅前の広場。のみならず市街地、広い範囲。ここに現れるヴァンパイアであるところの朱雀門高校女子生徒を片付けてくださいね」
 駆けつけた|猟兵共《おまえたち》に黒髪揺らし告げる東・よるは――けれど。
「……ええ、早急に。この|予知《ゆめ》を把握していない猟兵が襲われる可能性を見ています。それ程までに広範囲で、猟兵だとして誰を狙うのかさえ掴めなかった」
 広がり過ぎた風呂敷というものか。
「唯、猟兵を狙う折には常に集団で動きます。そして、その集団がばらけている。多くを片付けることが出来るならば、その内に偽ヒーローであるオブリビオンのタクミという男が現れるでしょう」
 そしてキャラクターショーが如く、猟兵の危機を退けるのだと。なんたるマッチポンプ、人手が散らかり過ぎにも程がありはしないか。
「助けて信頼を得、緩んだ心ごと殺し行く……残虐であると言わざるを得ません。猟兵だから騙される確率は低いにしろ、不確定要素が大きく絡む事件です。複数の戦場が展開されることを想定して、これを知らぬ仲間の為に動きなさい」
 お片付けは得意か、ならば話は早い。左手のくるり翻り、鈴を転がした様な音のなるのを聴き逃すな。
「灼滅の世まで幾千里」
 旅は道連れ世は情け。


川内主将
 お世話になっております、川内主将です。
 今回は全3章構成でして、第1章でご当地というか街巡り、第2章で問題のシーン、第3章で目論見を挫かれた偽ヒーロー「タクミ」とのボス戦、という流れで参ります。
 なお、状況が状況ということなので、第2章以降は「自分のキャラがオブリビオンに狙われ、襲撃されました!」という形でプレイングをかけることも可能です。もし良ければ、突然襲われてみませんか。
 断章執筆後、プレイング受付開始となります。
 以上、よろしくお願い致します。
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第1章 日常 『ご当地巡り』

POW   :    ご当地グルメを食べに行く

SPD   :    ご当地グッズを集めに行く

WIZ   :    観光スポットで写真を撮る

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ほんっとうに、平和な街であったことよ。
 聞けばこの市街地、たくさんのご当地グルメなどに恵まれているのだそうだ。
 某の駅の前にゃ今をときめくピリ辛うまうまな紅葉バーガーなるものがあるし、広場を出て北側には色とりどりの味を秘めた四段アイス屋さんがあるし、東側のグッズ売り場にはスーパーボールとスライムを両立した、可愛いグッズ『おもちもちゃ』がたくさん売っているし、南側にはガチャガチャが種類をたくさん揃えて並ぶ店も有る。
 そもそも駅前広場には『何人をも等しく癒し助ける正しい女』の像まであって――これがアニメチックにデザインされ建てられた白い像であるからして、街の人の絆を繋ぎ助け合う意味まで込められているので、撮影スポットには困らぬ様だ。
 他にもこれがあるんじゃないかなと思い浮かべたものが、この街には眠っているのだろうと思える。
 それにちょっと探してみれば、通りすがりの灼滅者にも会えるかも知れないのだよ。ちらほら、ちらほら。

 吸血鬼の影が差し込んで来ない内に、楽しんでみて。
佐々木・シロミ
【アドリブOK】
(現地でご当地グルメを楽しんでいます)
今日は一人で商店街巡りを楽しんでいます。
「どうもこんにちはー、このお店の看板メニューを教えて下さい」
彼女はダークネスであり、灼滅者ではないのである。
そのためか特に警戒することなく普通にあちこちを歩き回っていた。

「平和なのはいいんですけど、たまにはドーンとでっかいことも起きませんかねー」
全力でフラグじみた発言をしながら歩く。
その道中で灼滅者と出会うこともあるかも知れない。



 こんな日は鼻歌でも如何ですか佐々木・シロミさん。
「この街の商店街はどれも目を惹く食べ物がありますねー」
 闇に堕ちて暫く、夫と共に娘を育ててきたこの身、商店街巡りの楽しみに浸かって居る。北に行こうが東に行こうが南に行こうが食の楽しみというものはごとごろと転がっているものだから幸福なのだよ。
 その幸福の一端こそが商店街の店の一つ『MEM』。
「どうもこんにちはー、」
「いらっしゃいませー」
 緑の屋根が印象的なお店である様だ、席に案内され着席の後、テーブルにあったメニューを確認してみるとこれがまた絶品をありったけ詰め込んだハンバーグ屋さんだったもんで。
「このお店の看板メニューを教えて下さい」
「当店ですとこちらのパワフルチーズinハンバーグが看板メニューとなっております」
 一つください、と伝えて待つは平穏溢れる食のひととき。待つこと暫く、お出しされたハンバーグの熱々さ加減に胸を躍らせ給へ。焼きたての熱さがこの様にご自慢で、美味しさ彩るデミグラスソース、切り分けてもみればチーズがどろり赤いクリームもどろり、
「美味しそうですねー!」
 おっきな一口サイズを一個形作ってみては、その口に運んでやるのみで  おお 旨し。
「んん! 赤いクリームみたい?なのはトマトソースクリームでしょうか」
 パワフルでがっつり味わえるのに添えられるはヘルシー、美味に載せてやればみんな仲良く女房さんの糧となって。また行ってみたいと思えるそんなお店、見つけることがかなったでしょうから。
 満喫もすれば歩きもする、なあんにも気を張る必要が無いのだ、そうすることすらしないのだ、灼滅者にもし出会ったのだとしてもそれもまたちょっとした運命であり変化であるのだ。これ程に闇の中をとぷりと潜っていく程に味覚が幸せで足りたことがあったでしょうか、否まだ見ぬ美味があるのだよこの街に。何処かの集団が用意した時間制限がきっとあるのでしょうし、
「やっぱり何事もないっていうのは、何かと良いものです!」
 そう結論付けてみながらところでだなんて結末を予想してみるのもまた一興。
「平和なのはいいんですけど、たまにはドーンとでっかいことも起きませんかねー」
 サイコな日常でしょうか――味の濃さとコクがまだ足りませんか、ダークネスさん。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【POW判定】
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

予知については全く知らないよ♪
街巡りをしながら、いろんなご当地グルメを堪能するね♪
【大食い】技能のおかげでどれだけ食べても大丈夫な状態だよ♪

UCは『クローネちゃんの愛用品★』
【大食い】を100レベルにするよ♪



 やるからには思いっきり。
「あっちには紅葉バーガー、あっちには四段アイス、あっちには――♪」
 見て知って回って想像するのみでこれまた楽しくなってきた|女子《おなご》が居たようだよ、クローネ・マックローネもまたこの街で何が起ころうとしているかを未だ知らぬもの。頭の中までもが嘗て死者共に埋め尽くされ取り込み満たしていたというもので、知らぬ知らぬと脳が本気で訴えた時期はあったけれど。
「難しく考えちゃう日もあるかもだけど、今日は思いっきり楽しんじゃお★」
 広げる楽しさの幅。だって今日は本当に|何もない《・・・・》のだもの!
 とくんとくん、ブラックスライムまでもが機能性で以て訴えている、総て喰らい――勿論食べ物をいーっぱい――尽くせと|物体《アイテム》を生み出したというので。忽ち着けて元気いっぱい、大食いパワーが全開ならばまあ素敵。
「これならどれだけ食べても大丈夫♪」
 へっちゃらへっちゃら♪ なんて気楽に紡いで歩いた結果がこの食べ歩きなんだ。四段アイスなどは十段に収まるか収まらないかくらい、器用にそれぞれ違う味のひんやりを一段ずつ楽しんで。ストロベリー、ソーダ、抹茶味、好きなのを幾らでもどうぞ、崩さなかったことがまさに神業レベル。それで紅葉バーガーなども、嗚呼バンズがそもそも紅葉を散りばめたようにほんのり紅くなっていることそのものが由来だったのですねと、噛んでみる|肉《パティ》が出せるジューシーな肉汁、それに染みるようでハーモニー重ねるオレンジ色のぴりっとくる特別製チーズ……これらを何個もぱくっと頬張っては、ポテトなども量に妥協が無かったしで、そうして歩き続けるクローネの姿、例えるなら死を遣わす在り方であるよりも、思いっきり人生エンジョイして居る様な色を思わせて仕方ないのだよ。
 ほら、道行く人々が純粋にクローネに目を奪われていたことよ、
「見て見てママ! あの子たくさん食べて、すごいね!」
「そうね。あんなにいっぱい楽しんでいるなんて、ちょっと羨ましいくらい」
「あれ胃袋如何なってんだよ、やべえだろ」
 心地は良いですか――まだまだ限界じゃないので大変にOKです。
「ふふ、羨ましいでしょ★」
 健やかに貪欲であれ、放浪者よ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

暗都・魎夜
【状況】
シルバーレイン世界の異常を解決するため、他の世界の事件について調べものを行っている
今日はその調査の帰りで成果は無し
※予知の件は知らず、具体的に警戒はしていない

【心情】
似たような街並みだけど、細々と文化に違いは感じるな、この世界
ある意味、俺らの世界で目指す理想に近いところもあるし、その辺も参考にしたいところはあるよな

【行動】
頭使って疲れたことだし、ちょっと買い食いしていくか
紅葉バーガーを買ってぱくつきながら歩くぜ

この辺りは平和で良いことだな
こういう場所に来ると、戦い続きで嫁を待たせてる自分が情けなくなってくるな
全く不甲斐ねえ

それにしても何だろうな、何か妙な気配感じる場所だぜ



 西へ東へ行く者よ。
「……三十六世界の変わったこと、か」
 暗都・魎夜――銀の雨降る世界の調子は如何ですか。異常がまだまだ湧いて出てくる世の為にもと始めた調査の帰り。
(サイキックハーツ――俺らの世界と似た様な街並みで、しかし)
 区切りを打っては広がる街並みの細やかな違いを確かめるその双眸、己が世界の理想との近さをも測って、参考にしたがっているのです。熱意、何処までも魂を滾らせて、
 くう。
「……流石に腹減ったな」
 それに頭も使った――言葉を終えて残る疲労感、脳の片隅に残ったままではいけないと某の駅前にお邪魔することにしたわけである。ちょっと買ってみたかったのだよ、バンズにほんのり赤みの差したピリ辛バーガー『紅葉バーガー』を。

 全てを壊し全てを繋ぐ男。

 歩を進める程に銀誓館学園の景色までもが思い出される――自分を救い導いてくださった師匠のことも――雪女であった妻のことも――全てが流転するようであったのだよ、この流れる|熱血《こころ》の中で|思考《こおり》がすとんと纏まるスマートな感覚、多様な力に溢れても居るこの身、この頬、この味覚を、見事に紅葉バーガーのピリ辛加減は迸る様にして満たしあげていったのだよ。|肉《パティ》の醸し出す肉汁の風味、オレンジ色の珍しい特別製のチーズが絡んでくる濃厚な味わい、程よい辛さみ支えられて調和が取れて居る完成して居る、齧る程に日々の困難というものを想起し撃ち破る様でもあったのだよ。山あり谷ありなれどスパイスは確かに要るみたいだな――言葉がそう纏まるのにも時間は掛からぬよ。
 何も知らぬ街であったことよ。
 風も時間も、人々の|心情《ほのお》も、そよ風に揺れて揺蕩う一日。
「……この辺りは平和で良いことだな」
 側を学生共が楽しそうに話しながら駆けて行く、ともすればやはり紅葉バーガーのピリ辛具合はこの心をより一層引き締めるくらいには、良い思い出になったであろうか。まあ、
(最近は戦い続きで、嫁も待たせちまってる)
 こういう場所に来て思う、情け無いのピースも、不甲斐無さも、スパイスになってくれたならば大いに宜しい。
「しかしまあ、なんだ」
 知らぬを暴き暴れる不届者たちへの挨拶は、未だ先でして。
「ここは随分と、何か妙な気配感じる場所だぜ」

大成功 🔵​🔵​🔵​

宙夢・拓未
四段アイスだって?
そりゃ、食べるっきゃないだろ

一段目は……
やっぱこの季節だし、外せないよな。カボチャ味
それにごろごろとダイスカットのホワイトチョコが入ってるなんて、嬉しいことこの上ないな

二段目はラズベリーを贅沢に使っていて
ダークチョコのほろ苦いアイスに甘酸っぱさが添えられてる

三段目はカスタードりんごが良いな
四段目は……店員さん! オススメをお願いします!

上(四段目)から順にアイスを食べつつ、広場に移動してベンチに腰掛けるぜ

あれが、何人をも等しく癒し助ける正しい女の像か……
なんか、考えさせられるな

例えば、自ら進んで周囲に危害を加えるような奴も助けることが『正しい』んだろうか?
あるいは、そういう奴こそ癒しや助けが必要っていう見方もあるか

難しいよな、正義って
でも、俺はヒーローとして生きてくって決めた以上、ちゃんと正義に向き合っていかないといけない

サイボーグである俺は、人間より頑丈だし、力もある
だからこそ、正しい力の使い方をしないといけないよな

サクサクとコーンを食べ終える
美味かったな、四段アイス



 この身がひんやりを欲して居る。
「四段アイスだって?」
 そりゃ、食べるっきゃないだろ――未知の運び手を担う男。

 北側へ出てみたのだよ、サイキックハーツ世界のこの街は非常に多くのグルメで溢れて止まない。その内の一つである四段アイス屋さん、非常に多くの人々に愛されて他の店に負けない程人気がホットなものだからあついのかつめたいのかどっちなんだいと云ふお話。店に入ってみて味のバリエーションの多さに「おぉ」と感嘆しては組み合わせに頭を悩ませる宙夢・拓未、生身が両目と胃しか無い秘密を持ち歩くまま、嗚呼例の魔女と取引したもんで左腕も生身だからバランスが良いか、
「そうだな、一つ目はカボチャ味にするか」
 変わらぬ心。
 変わらぬ季節。
「これ、ホワイトチョコが入っているのか」
「はい。ダイスカットで、甘さも程良くカボチャとマッチする仕上がりになっております」
 成る程嬉しいことこの上無い――ハロウィンカラーをしっかり押さえた時期の具合。
「じゃあ二段目はこっちのダークチョコにして、」
 ダークな中に織り混ざるラズベリーすら愛せる、愛するのがアイスなのだとしたらほろ苦くたって甘酸っぱさが支えてくれる、
「三段目はカスタードりんごが良いな」
 そうだろう、そうでしょう。カスタードクリームとりんご二つの風味を楽しめて、つぶつぶりんごだって楽しめる欲張りアイス――はて、四段目をどうしてみようか、少し悩んでみたが。
「……店員さん! オススメをお願いします!」
「かしこまりました。当店のオススメは――」
 任せてみることにしたらしい。全て揃ったなら会計済ませ四段アイス片手に、暫くの後には広場に出てベンチを見つけて腰掛け、アイスを楽しむ|猟兵《おまえ》の姿。
 とびっきり愛されて居るのだよ四段目――バニッシュソーダ。
 基本はソーダ味のアイスをベースに然し、中に舐めるとぱちぱち口の中で弾けるタイプのミニロックキャンディがたぁくさん。弾ける感覚とひんやり甘さ伝わるソーダとの共鳴、見逃せるはずも無いものよ。ぺろりとしてみれば――ほうらお眼鏡に叶うこの低音スイーツ。
「ん……すごく美味しいな」
 経験が重なり続けて居る。ふと目をやった方に女子の像。そうですとも何人をも等しく癒し助ける正しい女の像ですよ。考えさせられるものがあるので時に身を任せてみよう、
「強さとは何か――正しさとは何か」
 像の|女子《おなご》は自らの制服をきちっと正していて――嗚呼、モデルが学生なのか――剣を片手に、正しくないものに“正しい”を届けていそうな佇まい。
(自ら進んで周囲に危害を加えるような奴も助けることが『正しい』んだろうか?)
 然しオブリビオンとの戦い、骸の海に返すまでに癒しや助け、慰めを願うこともあるものだと聞く――事実サクラミラージュの影朧はそうだったのだし。
「……そういう見方もあるか。考えてみればみる程、正義ってのは難しいよな」
 正義って――そうとも、原因を天秤にかけてみても全員が全員向き合い切れるかどうか、その保証もないというので。然し保証がどうだ、何がこうであれがそれだ――

 Replaced.

「正しい力の使い方は――俺がしていくべきことだ」
 強いも弱いも飲み込んで、過去にさえしがみつかない。
 ふよりふより、ヒーローとして地に足をつける男。未来に向かい、入れ替えたものの数だけ正義を貫

「あ」
 Oops, time has passed.
「美味かったな、四段アイス」
 いつの間にか腹の中に収まりしコーン。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『朱雀門高校女子生徒』

POW   :    ブラッドウイング
【背中から】から【魔力の血】を噴出しながら、レベル×5km/hで直進突撃する。2回まで方向転換可能。
SPD   :    エアリアルスラッシュ
レベル×5km/hで飛翔しながら、【朱雀門高校式クルセイドソード】で「🔵取得数+2回」攻撃する。
WIZ   :    ブラッディウインド
【血の翼】を使ってレベル×5km/hで飛翔しつつ【赤き血の風】を放ち、命中した対象全員の【生命力】を活性化する。

イラスト:ヒワタリ

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 楽しめましたか、皆々様。
 何も無いを楽しみ続けて数時間くらい、この街にも良い思い出が出来たんじゃないかとそう思えたんだ、嗚呼そうなのだよ実際。
 然し。
 嗚呼、然し然し可笑しいことに。
「……いやあ、随分とまあ|素敵《はきそう》なことですね」
 何も無さすぎて、謳歌する|猟兵共《おまえたち》を観察し過ぎて――目が曇ってしまいそうか。
 艶やかな髪、整った顔立ちに感じる破滅性、ヴァンパイアだからこそ為せる人殺しの業か。
「じゃあ、適当にまあ、始めましょうか」
 自分が偽の英雄に殺されることを計画に入れての。
 集団の動きの。
 数の。
「いやあ、それにしても良い街ですね――旅人さん」
 いつの間にかすぐ近くまで忍び込んでいる生徒を罰するべし。
 オブリビオンを骸の海へ、みんな私服で一人だけ|制服《リーダー》。
「折角ぬるま湯に浸かってるんですから、もっと目を閉じてみたら如何です?」
 目と鼻の先か背後か――想像に難くない。
「そうしたらほら、|永遠《ゆっくり》休めるじゃないですか」
 制服の子がそう吐き出して、いやはやおっかない。
クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【SPD判定】
真剣口調で話すよ

ご当地グルメを楽しんでいたのを邪魔されて立腹した状態だね

なんのつもりか知らないけど、襲ってきたのなら迎撃するだけだよ
…ヴァンパイアにはヴァンパイアを
アナタ達には、朱雀門の学友と殺し合ってもらおうかな

UCは『ワタシの吸血鬼変貌』
「血の翼」を背から出し、朱雀門高校の制服を纏うヴァンパイア形態に変身するよ
「血の翼」と【空中戦/空中機動】技能で飛翔しながら戦うね
召喚したヴァンパイア達はクルセイドソードによる【切断】攻撃で、ワタシはガンナイフによる【弾幕】と【拳銃格闘術】で攻撃するよ
敵の攻撃は【第六感/見切り/身かわし】で避けるね



 最後の一段だったのだよ。
「あー――」
 ん、を飲み込めなかったのです。甘さが無い。その手にあった筈のコーンが無い。今から手に握っていない証明に下でとびきりの赤いストロベリー味の形がないない、
「――は?」
 やけに緩くゆっくり見たようだ、アイスをざんばらにしてくれやがったのは刃一つ――振るった後の女子生徒が 吸血鬼か  首筋にひたり
「貴女が猟兵の様ね。私たちの絶対の敵」
「敵ならば、血の一滴残らず啜るだけ」
 破壊し加虐するだけ――嗚呼、五月蝿い。
 季節外れにも程があるかうざい邪魔だ機嫌しか損ねない――
「なんのつもりか、知らないけどさ」
 魂共が呪って居る。
 断末魔を貴様らにと共鳴し訴えて居る。
「血を啜りたいなら、叶えてあげるよ」
 迎撃するだけだ。
 それだけに要点を絞った。闇の簒奪者。

 爆ぜる赤黒い|両翼《けつえき》。刃を向けた者から弾き飛ばさんばかりの圧を記憶させるのが大いに宜しい、ところで一種のノスタルジーすら感じて此処に|同じ《・・》学生服があるのだけど着てしまおうか、
「何っ――お前、同胞」
「同胞にして、やはり敵!」
 ワタシの吸血鬼変貌をとくと見たことだろう、危機感を覚えては幾人もの|吸血鬼《おなご》が翼広げ直し目にも止まらぬ速さで至近距離で飛び潰、
「あのね?」
 せないな。十人は下らなかった筈の集団共、いつの間にかその|心臓《むねのうち》事|同級生《・・・》に刺し貫かれていて。飛び交う吸血鬼。やはり同じ制服。キャンパスを赤く染めてしまうのなら、各々の色合いが全く同じである方が都合が良くてほら腕も脚も、思い切りぶった斬ってサイコロステーキですか。繰り返せば過去の側に立つ骸共なんて、
「ワタシはいっぱい美味しいものを堪能してたの」
 気付けばだぁれも味方を分かっちゃいないもんだ。
「何をして居る、あの血の翼を広げた者を!」
「お前何処から、味方は何処に行った!」
「これがお前の狙い! 卑劣で我欲の――」
 致命的に、なぁんにも解っちゃいない。
 クローネ本人が元凶であると薄ら刃を向けようとする気概を感じるのは及第点であれど。
「――人の邪魔しちゃいけないって、分かんないか」
 盲目的に遂行したいのでは是非もあるまい。知らしめなされダークネス・ユサーパー――ばらり振り撒く|死者の感覚《あまたのじゅうだん》、足掻き続ける敵の拳弾き打ち付ける銃身。
 がつりぐちゃり、ヴァンパイアにはヴァンパイアを。

大成功 🔵​🔵​🔵​

宙夢・拓未
お前達のことはお見通しだぜ!
(予知は聞いていた)

まずは、オブリビオン・キラーを振るって距離をとる

来い、Crimson-Blast
駅前広場の駐輪場に停めておいた宇宙バイクを遠隔操作で呼び出し、乗る

前輪を持ち上げ、高速回転
太陽を示すルーンによる【車輪魔術】
光の矢を無数に撃ち、属性攻撃・範囲攻撃

敵の高速飛翔は脅威だが、光はもっと速いんだぜ
吸血鬼なら、日光に弱いかもしれないしな

仕留め損ねた敵の攻撃は、アンバーアイズを起動して視力で見切り、ガジェットブレスレットを盾に変形させて盾受け・ジャストガード
一瞬の隙を狙い、槍に変形させた妖精のネクタイで心臓を串刺しだ

悪いな
ヒーローはいつまでも休んでられないんだ



 別の視点を見てみようか。
 ゆるり背後に複数の影だ、囲もうという気概を先手の後に――そう考えていたのだろうな、一瞬で終わるものだと刃を背後から、女子生徒共の企み叶う直前のこと。
 ひょいと空に、くるり回り彼の右手に。ナイフサイズ。
 Q.彼はこの事態を知っていましたか?

 爆速で回り出す過去殺し――大きく振るわれ|骸《にく》裂く危険性。

一人が立ち所に腕ごと持ってかれて|過去《うみ》に還ったのだ、未来の創り方を学び直すが良い。
「くっ、反応してきたとは!」
「生憎ながら――お前達のことはお見通しだぜ!」
 流れるようなバックステップだ、手早く準備が叶ったのなら駐輪場を思い出せ、二輪ゾーン、魔導蒸気機械を|機構《なか》に組んだ赤い流星にも似た――、
「来い、Crimson-Blast」
 流れて来た。エンジンの音が心地良い、|遠隔的《おもいどおり》にお隣さん、したらば豪快に乗り上げ前輪持ち上げてウィリーでもしてみるか、一種の芸術でさえあったのだよこの光景。切って結ぶべく剣を振るい飛んでいく女子が何人も、だが勢いよく高速で|回転《まわ》り続けるそれに弾かれてしまいもして、こうこうと何か輝いているものがあることに気付いたのだよ数人。
「あれは――太陽ですって!」
「我々ヴァンパイアに歯向かうルーン――忌々しい!」
 魂の有り様、ぶつかり合いに焼け焦げる痕を見たような思いの骸共だ、構わずにルーンの記述から降り注がせた|太陽《ひかり》の矢、記述に寸分の狂いも無しに、|過去《もの》より遥かに速く幾つも刺し貫くのだ。天候と地獄が対比の上なもんでなんとまあ美しい雨。
「吸血鬼なら、日光に弱いかもしれない。当たってるか?」
「この……我々がそれのみで止まると――!」
 概ね当たりらしい。ならば当て直すだけだ、そう考えた。一気に連動する視界の演算デバイス。更に十数人単位で捕捉が叶うのだ、右手首、発する水色の光の輪を盾に転じてからが更に迅速。幾らでも血生臭い高速の斬撃を受け止めてみせよう、有言実行の後の疾風迅雷は誰に手向ける――おっとネクタイを解かなくちゃな、幸運なことに自動で出来上がる槍の形。
「「「しまっ――」」」
「時間が無い。纏めて行くぜ」
 全ての心の臓をぶち抜いて、終わらせる。駆ける、残した言葉――
 ――悪いな。ヒーローはいつまでも休んでられないんだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

暗都・魎夜
【心情】
可愛い女の子に声かけられるってのは光栄だが、サインが欲しいって雰囲気じゃねえな
この世界でも多少は事件に関わっている以上、名が知られるのも仕方ねえか
有名になるのも考えもんだ

「来な、軽く遊んでやるよ」

【戦闘】
戦闘が開始したら、「天候操作」で霧を展開
「闇に紛れる」で気配を隠しながら、「心眼」で場所を掴み、UCで攻撃する

こっちにもスレイヤーカードってのはあるらしいが、中には剣も槍も、拳だってある
何が来るかは読めねえだろ?

ぬるま湯か
俺だって戦うことを辞められたらどんだけ楽かって思うさ
だが、こうやって悪事に手を出すような奴がいる以上、そうも行かねえんだよ

気の毒に思うなら、サインやるから帰ってくれや



 仲間の絆は最強の武器だ。
「そこの人、少し死んでいただけませんか」
 独りじゃどうだ――制服を着た女子と、剣をば構えし女子共の、可愛さがまあ注目出来るものだけれど。
「サインが欲しい――ってか?」
「嗚呼いえ、|生命《はんこ》で大丈夫です。暗都・魎夜さん」
 証明書かよ――まあ違うよな、と初手フルネーム呼びも混ぜて来る辺りに有名税の不条理さを垣間見たのだよ。身に余る光栄。
「来な、軽く遊んでやるよ」
 手でくい、と招くファンサはお好きだったようで。はためく翼の音。

 音も無しに視界の白く塗り潰されるのが早い。

 ひゅう空を風を切る音の数々だ、彼の肌一つ傷付けられぬとは流石の天候操作だ、真相が闇の中と語るミステリーみたい、迷宮宜しく難しい特定。
「計算された戦い方ですね。捕まえるのに一手間!」
「「手は煩わせない。我々がその首筋ごと斬り落と――」」
 声の方向を幾つも|想定《とら》えている様で、
「そうさ。何が来るかは読めねえだろ――いや」
 ――読むことすら、しないらしいな?
 話の分かる|優等生《おなご》だらけだ、皆にっちもさっちも行きやしない……証明してみせて、
「……瞬断撃!!」
 そこだ、居場所を割った彼ら――複数の首の頸動脈のざくりぶち切れる音、カードの切っ先を追う様な紅――|起動《イグニッション》を続け様に叫んだ瞬間あちこち心音ごと掻っ攫い穿つ生命の否定――きり、きり、きり。
 一人ずつに、確実に届ける神速の一撃。
「……おや、」
 しくじりましたかね――霧を晴らしたのが七支に倣う滅びの業火、地獄が如く凡ゆるを断ち知らしめたのだよ。計算がズレたな|女子《リーダー》さん。遅れて幾つも、地に伏した音が響いて。Q.E.D.
「ぬるま湯に浸かりながらこれ、怖いですね」
「……ぬるま湯か」
「辞めたいと考えたことありません?」
 嗚呼確かに――その方が随分と気楽になれる気もして、然しながら解決され続ける諸問題。
「俺も、その方が楽だと思うさ。だが、こうやって悪事に手を出すような奴がいる以上、そうも行かねえんだよ」
「……頑なですね」
 引くしかないだろうか、|制服《リーダー》ですら腹が紅くじんわり染まっているというのだよ。
「気の毒に思うなら、サインやるから」
 帰ってくれや――うーん向こうも頑ならしい。固辞した女子の踵を返す勢い、少し弱いな。

大成功 🔵​🔵​🔵​

佐々木・シロミ
【アドリブ歓迎】
あらあら、ちょうどいいところに。
…殺気が隠せてませんよー。
(アンブレイカブルである彼女に敵意を隠さないことは危険である…)

暇だったので歓迎しますよー。腹ごなしの運動にはちょうどいいです。
ダークネス同士の勝負なんて心がおどりますねー!
素敵です!
(アンブレイカブル特有のどす黒いオーラが溢れ出す。)
頼みますから簡単に終わらないでくださいねー。
そうだ、最初はちょっと手加減しちゃいましょう!
(だが放たれるのは、ひねりを加えた強烈なビンタ)

ほらほら、吸血鬼ならもっと余裕を持ってくださいよー。
そんな顔されたら思わず気を使っちゃうじゃないですかー。



 合流しなくては――したはいいが傷が浅くないぞ|制服《リーダー》さん、別の猟兵に狙いをフォーカスし直すことを早期に思いつくべきだった。
「あらあら、ちょうどいいところに」
 |奥底《つま》に出会う程の運の悪さ。
「こちらこそ奇遇ですね」
 早急な始末にシフトした為の集団の圧。受け止めてみたらみたで感じるのだ、まあ可愛いこと……
「……殺気が隠せてませんよー」
「そりゃあそうでしょう。アンブレイカブルさんこそ、ほっつき歩いてて大丈夫です?」
 同じ世界のよしみ――とでも言いたいんだろうか初対面でしょうに、でも別個の感情が湧き上がってくるものだからすっかり歓迎ムードなんだシロミさん。
「おかげさまで。でっかいことも楽しむのが、若く生きるコツですよ?」
 さあ困った、こんなにも敵意を発するのはメリットが無え。
 女子共らに。
 あっという間に塗り潰していくのだよ|最強の武の覇気《かけちがえたボタン》で。頼みますから簡単に終わらないでくださいね、なんて願うのはきっとこのダークネス同士の勝負そのものが、
「あ」
 そうだ、こうしよう。
「そうだ、最初はちょっと手加減しちゃいましょう!」
「は、搦め手を使うつもりでしょうが――」
 刹那に血の翼広げ軌跡残す制服の少女の事務作業的突撃を。
 ばちんなどそういうレベルで無しに。顔を吹き飛ばさんばかりの衝撃。抉れるかと思うほどの墜落。全てが過去の骸に文句無しの不利を叩き付けて、あっという間に崩れる最後の集団。嗚呼終わりそうだ、言った矢先からこれなのどうしましょう、振るわれる剣さえひらりひらり、|強者《はは》の心は寛大ながらのらりくらり。擬音の対比さえ無音のままに、次々連鎖させるビンタの全力一絞りにつき一つの生命を、
 手形でもつけましょうか――血痕で十分か。既に結婚した身ながら、
「……っい、たいじゃないですか……ねぇ?」
 じぃんの数十倍は痛む可憐で血だらけの頬が心配になっちゃって、あらやだってなっちゃうんです|女房《ダークネス》。
「ほらほら、吸血鬼ならもっと余裕を持ってくださいよー。スマイルですよ、スマイル!」
 そんな顔されたら思わず気を使っちゃうじゃないですかーって。
「ぁ、えと、」
 終ぞ適当な殺され方を嫌った哀れな|吸血鬼《こども》の。
「えへぇ……♪」
 悟った様で幸せな笑顔が、泣きそうに剣を振り上げて、なんて、
「――素敵です♪」
 戦い心躍る時間が、中々。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『『偽ヒーロー』タクミ』

POW   :    ヒーローの必殺技
単純で重い【蹴り】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    ヒーローの号令
【口】から【洗脳の言葉】を放ち、レベルm半径内の対象に「自身に少し有利な行動」を取らせる(抵抗は可能)。
WIZ   :    ヒーローの変身
【ヒーロー風の姿】に変身し、武器「【拳と脚】」の威力増強と、【鋼の翼】によるレベル×5km/hの飛翔能力を得る。

イラスト:V-7

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠宙夢・拓未です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 鳥も飛行機も黙らせる速度。
 飛翔しているヒーローが舞い戻る。
 スーパーヒーロー着地が厳つくて、バキバキにキマって居る強度のスーツ。
「ヒーローは、遅れてくるものさ!」

 Hey hero, it’s too late.

「……なんて、おやおや。今の着地で悪い吸血鬼みんな、」
 ――イチコロだったはずだがね。
 厭にヒーローの逆を行きたがる英雄様だ、残念がるようなその様相が人々に恐怖すら齎すのだと自覚している様な節もありましてまあ、らしくない台詞ですこと。
「でも大丈夫さ! 予定が未定になっても、世界は回るし人も死ぬ!」
 逆を言えば偽っぽくなる程に彼らしい。ずお、と鳴る殺気の音だ空気も震えて子供みたいで。
「どうだい、ここは一つ、ヒーロータクミが必殺のキックで!」
 何か人命を弄ぶことを好いている雰囲気を隠しもしない、
「君たちみんな、|助けて《・・・》あげようじゃないか!」
 この世からか――玩具じゃ無いんだぞ|猟兵共《かれら》は!
佐々木・シロミ
【アドリブOK】
あらあら、困りましたねぇ~
もうヒーローの出番はありませんが、なんのために戦うんでしょうか?

(ダークネスというだけでもしかしたら標的にされるかも知れない)
今どきの世の中はダークネスも仲良く暮らせる時代ですよー
というわけで時代遅れのヒーローさんは大人しく倒されてくださいね?

全力であなたと殴り合ってから…
全力のユーベルコードで跪かせてあげましょう!



「あらあら、ごめんなさいね」
 理解していたのだよ――目の前の|過去《にせもの》が講じようとしていたマッチポンプに既に影も形も無い有り様。うふふ。
「でも困りましたねぇ〜」
 貴方の出番が無い。
「もうヒーローの出番はありませんが、なんのために戦うんでしょうか?」
「何のため? それは君もよく理解しているんじゃないのかい?」
 猟兵は我々とは絶対に相容れない存在であること――知った様に語るのか、次の瞬間にぶぅんと音を伴い圧を伴い殺人的質量の衝撃が飛んでくるものだパンチでこれか、
「ましてや同じダークネスが何故に!」
 真似事などしているんだい――堰き止めたのが|人妻《やみ》の片腕だというのだ、力であるよりもダークネス特有の圧が心がゆらゆら、時代に適応していっているかのように追従していく、
「今どきの世の中はダークネスも仲良く暮らせる時代ですよー?」
 |灼滅者《むすめ》を愛したって、|六六六人衆《おっと》を愛したって何の支障も無いわけで!
 邪魔をするなとばかりに振るい叩きつける拳をタクミもまた受け止めたのなら、がつりがつり振り抜き合うのだよ拳の応酬!
「相容れないからこそ、|助けて《・・・》あげようとしているんじゃないか!」
 いっそ豪快なまでに笑うその純粋さ、|絶望《どこ》を向いている――成る程、御門違いだ。
「愛で熱々になれるからこその|現在《じだい》なんですよー♪」
 乗ってきたノってきた、音符が追いついてきたのなら全力と全力のぶつかり合いだ、思い切って上々気分載せた右フックがモロにタクミの肉体を殴り振るわせ大ダメージ届かせたならば、
「というわけで時代遅れのヒーローさんは大人しく倒されてくださいね?」
「そうは、行かないなぁ!」
 問屋が卸すまいと穿とうというのだヒーローの必殺技――僅かに横にズレた|猟兵《やみ》が何の傷も付かず笑って居る、
「何!?」
「全力のユーベルコードで――」
 幾つもの|全力《なぐりあい》の果てに置くからこそ都合が良いんだ、もっと素敵になれるんだ。
 究極的に爆ぜて右脚、踵にまで届くその|奔流《めぐり》。振り上げて、
「跪かせてあげましょうっ!!」
 この場にひれ伏しなさいと――頭部への直撃。重厚で爽快な破壊音。
 決まったというのにタクミ、倒れはしないのだけど――頭の仮面に入ったヒビから流れし流血が|猟兵《おまえ》の優位を物語って、
「っふぅ……やるじゃないか!」
 直後、継戦。

大成功 🔵​🔵​🔵​

暗都・魎夜
【心情】
察するに、さっきの子らに襲わせて、味方の振りして攻撃するって作戦だった訳か
たしかに有効な作戦だぜ
だが、囮役はいずれ戻れるとは言えほぼ確実に死ぬし、遅れて来るとはどうしようもねえ

久しぶりに本気に殴りたい奴だな

「てめえは本気でやってやる。行くぜ、イグニッション!」

【戦闘】
この速度はさすがにちょっと厄介だが、拳や脚で殴りに来るならそれに合わせりゃ十分だ

攻撃を「心眼」で「見切り」、「カウンター」で「リミッター解除」したUCを喰らわせてやる
翼を封じられれば、ひとまず上等

後は思い切り「グラップル」でぶん殴る

「さっきの子らの分だと思っておきな」

ヒーローは遅れて来るって言うが、もう既に終わってるんだわ



 嗚呼確かにこいつは|上手い《・・・》。
「なるほどな。たしかに有効な作戦で、信頼も得やすいもんだよな」
 |英雄《ヒーロー》は遅れてやって来るというが――味方を攻撃し葬る方向での遅れとは中々に、そう思わざるを得ないのだよ。
 だが死ぬのだよ彼女ら。算段に組み込んでいたのを良くも了承したもんだと、いっそぶん殴りたいぐらいには――賢いもんだと、賢いよ
 本気でこれを、ぶん殴りたい。はっきりとした望みの形。
「そうしようと思わなくなる程、早く駆け付けよう!」
「ああそうかよ、なら――」
 仕置きの時間だと知らしめるが良い。
「てめえは本気でやってやる。行くぜ、イグニッション!」
 もう一度の起動です、それが英雄風の形を更に取った段階で|本気《かれ》がカードを掲げ|意志《そうび》を表出させ魂燃えるまま拳を受けて流すのは自明の理よ。
 心のままに、|正義《あ》しき英雄の鋭き一撃ひとつひとつ、魂にて理解をしていなすことで証明をせよ――ほらまた一つ追うように蹴りが来た。余裕を活かした身のこなし方かわし方――、敵方の脚の、空を切り頭上を通り過ぎた辺りの空白、何を施す、
「速度が流石にちょっと厄介だが、やっと合わせられたぜ」
 否定せよ|救助《ころし》の快楽、そんな生命の営みごとぞっと迷い込む恨みつらみが呑み込んで、ぎゅるり凝縮された先で突き抜けて  何かしらの外れるような音がした  したらばwhat、
「ぬ!?」
 貫くようだ凄まじい轟音にて、とんでもなく美しくもあるカウンターなのだよ。そのスーツ胸部、破壊のヒビから血が漏れ出るようなことは無かったのだ……ガチガチに固まりますが広がり溢れ出んばかりの  超石化か。
「これはっ、少々厄介だね!?」
「そうだろ」
 翼を見たな、超石化の領域が至っていたな、これぞ退魔呪言突きの為せる業だ、あまりにも上等で大幅な身動きが制限されしところだ、さあもう一つおまけをつけてあげよう、何がいいか、
「……ああ、そうだ」
 思い出した。次があるかどうかは別としてなのだけど、
「“次”は送れない方が良いぜ。何故ならもう既に――」
 終わってるんだわ、ってな――その御身体をひっ捕えて思いっきり引いた拳をブチ込んでやった。大きな石と共に何か、壮大にも|機構《メカニズム》の砕ける音。
「さっきの子らの分だと思っておきな」
 下がったな溜飲も。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【WIZ判定】
真剣口調で話すよ

アナタがあの子達をけしかけてきた犯人?
…そんなに|玩具遊び《ヒーローごっこ》がしたいのなら、相手をしてあげるよ
ただし…楽には死なせないからね

引き続き、ご当地グルメを楽しんでいたのを邪魔されて立腹した状態だね

UCは『クローネちゃんのご当地怪人変貌★』
街巡りをしていた時に集めていた【ご当地パワー】を使って、ご当地怪人形態に変身するよ
【空中戦/空中機動】技能で飛翔しながら戦うね
ご当地名産品の【武器を投げつける】攻撃や【ご当地パワー/武器から光線】によるご当地ビーム、【ご当地パワー/踏みつけ】によるご当地キックで攻撃するよ
敵の攻撃は【第六感/見切り/身かわし】で避けるね



 彼女からすれば浅ましいことよ――酷い|遊戯《おあそび》。
「へえ。アナタがあの子達をけしかけてきた犯人?」
「けしかける? 彼女たちは|協力《・・》してくれていたんだよ!」
 計画としては最後が失敗に終わってしまったわけだが――喋らせれば喋らせるほどにまろびでる最悪だ、なのでつい笑ってやった、
「…そんなに|玩具遊び《ヒーローごっこ》がしたいんだ」
 受け取るべきはそういうこと。こんなものの為に|ご当地グルメ巡り《さいごのいちだんまで》邪魔されたのでは腑もひっくり返りたくて疼いて居る、|暗黒《やみ》が疼いて居る、不愉快を食べてしまえと叫び集っている。行く先々で食を楽しみそうさせた力、
「いいよ。相手をしてあげる。ただし……」
 ――楽には死なせないからね。
 変貌し給へ、冷たい温度だ、究極的に黒ベースだが赤色ミント色黄色様々な味のアイスが味方してくれている様だ、のみならず他にも様々――蝋燭様もびっくりよ。
「おぉ! ついに現れたようだね、ご当地怪人!」
 これぞ現地の力、これにはかの偽ヒーローだって即座にfly、跳ぶぞ飛ぶぞ軌跡交えて数度の激突。|名産《すいりょく》と|鋼翼《すいりょく》が力比べですよ、舞いながら拳も名産品も飛び交うこの世ならば平定させてしまうのが宜しい。それが出来る暗黒面、手に集めたひんやり四段アイスパワーを投げる、投げる、投げる、降り注がせる――命中。素敵なことだ、|猟兵共《かれら》が繋いでくれたダメージが確実に|英雄《かこ》を制限してくれているというのだ|怪人《あく》の腕の見せ所じゃあないか!
「ちょっと遅いかな。色々狙い過ぎたんじゃない?」
「相容れないものを消し去るのに、過ぎることは無いだろう!」
「……頑固だね。まあワタシも、とても怒ってるし」
 さらに飛び続ける、飛翔の限界でも試しているみたい、835km/hの極限の世界、リミッターがぶち外れたかも分からない、ただ確実にクローネのご当地アイスな武器が偽ヒーロータクミの振る舞いを受けた傷を重ねて罰していくからこそどんどんと圧して征けるのだよ。楽しんだご当地の数だけ伸びる力、悪魔的か、闇にて簒奪するか、神の蒐集者が今こうして他人様の楽しみを邪魔するなと再三伝えているのだ――幾度も切り結んでいた戦いの軌跡、もう一度投げてぶち当てるご当地アイス武器。一瞬よろめいた挙動を続け様に収束していく苺味パワー……放たれた一条の光線がまるでアイスにかかるソースの様で、
「ぐおっ!?」
 効いているな、それでも空中なのだから叩き落とさなきゃ気が済まないな。
「……ああ、だが、いつまでもその怒りが持つだろうか、持っていても、」
 ――どうしようもないのだから。
「彼女らが入れた邪魔も、時間的に丁度良かったというものだし……!」
 必然性のある予定だったと強調してくれるな、英雄よ。
 ぐらぐらぐつぐつ煮えたぎる闇が。
「本当に懲りないね?」
 ぐるり英雄の頭上に回って。
 極限的にも冷え切って青白くソーダアイスらしく輝けるキックを。
 ヒビ目掛け届けたじゃないか――強烈で底が見えない破壊の衝撃。偽の英雄の思い切り鋭さを込めた蹴りをmm単位で身かわししてみせてのこれだ、証明には十分よ。
 ほら見て、ふら、ふら。
「……ここまでとは……!」
 思い知った様で。

大成功 🔵​🔵​🔵​

宙夢・拓未
※とどめ希望

全身に装甲を纏って、真の姿――敵と同じ姿になる

お前がタクミか
俺と同じ名、同じ姿……
なのに性格は全然違うな

ま、俺は怒ってるよ
人々の命も、仲間(吸血鬼)の命すら、自分を飾り立てる小道具程度にしか思ってないんだろ
断言する、お前にヒーローを名乗る資格はない

俺はヒーロー、宙夢・拓未
来いよ、偽ヒーロー!

バイクからは降り、俺は敵に接近
オブリビオン・キラーで繰り返し斬りつけていく
狙いは敵の腕や拳の部位破壊

逆に、俺の腕が狙われそうなら、バイクとバイクブラスターを遠隔操作して援護射撃させる
右腕はこの後に攻撃に使うし、生身の左腕は大事だしな

ある程度、接近戦を行ったら、視線を合わせたまま後方に飛び退く
おそらく敵は必殺の飛び蹴りを放ってくるだろう
その時が、一度きりのチャンスだ

右腕を敵に向けてかざし、変形させる
【断罪光輝砲】……攻撃力を5倍にし、移動力を半分にする
エネルギー充填は済んでる
限界突破してのレーザー射撃だ
途中で敵が気づいても、もう遅い!

見せてやるよ、これが俺の必殺技だ!
――いっけえぇーっ!!



 So, finally you came here.
「お前がタクミか」
 同じ姿を垣間見たのだよ。然し乍ら全然違う。あまりにも間違え過ぎている、そう判断してここに居るのが――嗚呼、タクミ?

 おやまあ――偽の意味を今此処に知るべし。
 偽ヒーローに今相対せしは、“タクミ”なのだよ。

「……ほう、君は、」
「俺もタクミさ。怒っていると言った人々を見なかったか?」
 偽が偽である理由を教える為の質問一つ――嗚呼そうとも、と答えるその|英雄《かこ》の不一致性を見るが良い……全然違うんだな、性格は、なんて溢れたらほら、
「ま、俺は怒ってるよ」
 |機械の身《おれじしん》として当然のこと。
「人々の生命も、|吸血鬼《なかま》の生命も。全部ひっくるめたスケールですら、自分を飾り立てる小道具程度にしか思ってないんだろ?」
「小道具! 彼女らも一人一人が英雄なんだよ!?」
 ――相容れない猟兵を誘き寄せる為私が利用し!
「そして彼女らが殉じた! 扱いは同じだが――」
 殊更、駄目らしい。言い換えては欲しいが認めているから性質も悪い、
「立派な生き様だったと、嗚呼よくわかったよ」
 そんな言葉で締めてくれるな偽物よ、本物を見よ、
「断言する、お前にヒーローを名乗る資格はない」
 ぐつぐつよりも気合の入ったエンジン音が相応しいじゃないか。まだ赤いバイクに乗っていたのだよ、降りて出動の時、再度鳴ったエンジンは|未来創り《オブリビオン・キラー》のスターターでしょう、一層高速で回るんだ正す為に、
「俺はヒーロー、宙夢・拓未」
 ――来いよ、偽ヒーロー!
「……はっはっはぁ!」
 タクミがどう在るべきか、ヒーローとは何ぞや、思い切り動ける様だがダメージが確かにある|英雄《にせもの》を闇へと! その為の切り返し、回る刃が一度は空を切るが向こうの拳をスッと避ける、そこに出来た|一瞬《すき》にぶち当ててやるだけで|過去《スーツ》を削り殺す音が響く、一度が叶えば二度、三度、火花散り痛覚爆ぜる偽ヒーローの、腕と拳に着目すれば良いのだと知れ!
「む――潰しに来たなあ!」
 ひょいとバック宙かまされ四度目は外れるか、まあ落とし所も改心も無い|骸《やつ》だ、正義と正義の対比の上、直後飛んで来る下降キックには――そう!
「やっぱりバレるか!」
 上手に当たるのだCrimson-Blast、当たり屋もびっくりの馬力とベクトル、あのスーツの胴部に強烈な負荷を与えてやった――おっとブラスターも追撃だ、ダダダダ|Done《ダン》――イカれた様だスーツの機構、鈍った動きに今度こそかの小型チェーンソー剣、二度深く――
「ぐ、うおおお! 私のっ、拳と手がッ――」
「危ないところだったぜ。この後使う所だったんだ」
 それで|左腕《つかわないほう》は本当に大事でして。一度撫でる己の腕。視界に捉えたままだ偽物の意志、後方に飛び退いた時にそれでもと偽物が、強烈な力を右脚に込めるだけ込めたのが見えるもんです。飛翔、
「|正義《・・》の形を、否定させるわけが――」
「ははっ――やっぱりよく分かるぜ」
 全てが整っていたのだよ言葉通り。向けた右腕を|変形《かえ》るだけで。未来的に持続的に音を立てて、断罪光輝砲の集束の、飛び越える限界のその先に見据えるぞ、正義のショーに人々が嘆き悲しまない未来、蓄積し切ったその|砲口《くち》の眩く爆ぜる、|破壊《ひかり》を届ける、偽りを解く、吹き飛ばす――、
「な――にぃぃぃぃぃぃっ……!!」

 欠片も残さなかったな、絶望。
 後に立つのが、|青年《ヒーロー》だけ。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年11月11日
宿敵 『『偽ヒーロー』タクミ』 を撃破!


挿絵イラスト