シャングリラ☆クライシス⑭〜飽和するダイウルゴス
「皆、またしても『ダイウルゴス』との戦いになるわ――まぁ、正確には『プラネット・ドラゴンロード』として編纂された『プラネット・ダイウルゴス』を纏った『プラネットブレイカー』との戦いなのだけど」
そんな風にシビュラ・ヴェルムリープ(光桜天樹スプリールの聖女・f39562)は『シャングリラ☆クライシス』の第二戦線……強大無比な侵略神『ヴァラケウス』と星壊神『プラネットブレイカー』との全面戦争となる戦場の一つを予知して六番目の猟兵達に紹介していた。
「今回、『ダイウルゴス』の外殻を纏った『プラネットブレイカー』は体内に無数の黒竜ダイウルゴスを内包し、自身の攻撃に合わせて彼らを随時解き放つことで大規模波状攻撃を仕掛けてくるのだわ」
当然ながら『ダイウルゴス』は一体一体が凶悪無比極まるドラゴンであり、その数と質が両立した『暴力』は恐るべき、というしかない。
今回『プラネットブレイカー』は自身のユーベルコードである『宇宙操作』を使わずにダイウルゴスの『文明侵略』を用いて六番目の猟兵を圧殺しようと試みている。
だからこそ、今回の戦場では『強大無比極まる広域殲滅ユーベルコード』を使う事を推奨する。
「今回、骸の海の中で戦う事になるから、周囲への被害は考えなくても良いわ……思いっきりぶっ放して、迫り来る『ダイウルゴス』の群れを『プラネットブレイカー』諸共殲滅していって頂戴!」
そんな風にブリーフィングを締めくくり、シビュラはグリモアを起動させていくのであった。
黒代朝希
親の顔よりも見たダイウルゴス戦。
しかし、殲滅しなければ『霊神』は完全撃破出来ないでしょう。
プレイングボーナス……ダイウルゴスの波状攻撃に対処する。
に加えて、
プレイングボーナス……周囲の被害を気にしないで済む環境を活かし、広域殲滅手段を取る。
が存在します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
第1章 ボス戦
『プラネット・ダイウルゴス』
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POW : ダイウルゴス文明軍
知性のない【文明の産物】をレベル体まで眷属化できる。弱点「【眷属の体表に現れる象徴武器】」の付与量に比例し、眷属の戦闘力が増加する。
SPD : 機界顕現
無機物に【ダイウルゴス文明】を憑依させて【竜の角、竜の翼、竜の手足、竜の尾】を生やし、生物の様に使役する。大きい無機物ほど使役難易度は上昇する。
WIZ : 文明侵略衝撃波『フロンティア・ライン』
【全身を構成するドラゴン】から高威力の【"文明侵略衝撃波 "】を放ち、レベルm半径内の【知性】ある者全員にダメージを与える。
イラスト:木野田永志
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
カンナハ・アスモダイ
WIZ
※アドリブ連携等歓迎
まるでドラゴンのバーゲンセールね
……こっちとしてはたまったもんじゃないけど
|契約者《ファン》の皆、力を貸して頂戴!
煌めくような|笑顔の魔法《とびきりのえがお》で<アイドルダンス>
明るく、楽しそうに<歌唱><パフォーマンス>を披露する
いくわよ!キラッキラの<歌魔法>を紡ぎ、究極!変身!
使用するのは私自身のUC!
奏でるわ!アルティメット乙女魔法!
ピュアラブ☆エデュケーション★オーバーロード!
アルティメット★ホーミング乙女光線の波状攻撃でダイウルゴスの群れを撃墜していくわ!
|契約者《ファン》がそこにいるのなら
例え誰が相手でも
私は今日も歌を奏で続ける
だって私はアイドルだから!
李・玉明
アドリブ連携歓迎
なるほどのぅ。
ドラゴンの外殻を纏うとは、何とも不思議な術を使うものじゃ。
だけど、ただ真似っ子するだけじゃ本物には及ばぬ。プラネットブレイカー独自のアレンジがないならば、もう妾たちの敵ではないのじゃー!
周囲を気にせずに暴れていいなら、やはりロックンロールが一番効くのじゃ!
スペシャル☆ディザスターを構えて。
聴いてください、天変万物地異流転!
イェーイ!
文明侵略何するものぞ! こちらは自然現象じゃー!
あたまのいい知性にダメージを与えるなら、あたまを空っぽにした衝動的ミュージックで応戦なのじゃ!
対竜属性の地震雷火事おやじ! 骸の海だから何も気にせず全力全開!
暴走させてぶっ放すのじゃー!
「まるでドラゴンのバーゲンセールね……こっちとしてはたまったもんじゃないけど」
「全くだのう……じゃが、なるほどのぅ。ドラゴンの外殻を纏うとは、何とも不思議な術を使うものじゃ」
カンナハ・アスモダイ(悪魔法少女★あすも☆デウス・f29830)と李・玉明(豪華絢爛西欧天女・f32791)は宇宙空間……否、骸の海を覆う程の軍勢を成す『ダイウルゴス』の群れを見据えていた。
しかし、彼らもこの戦場に立つという事は……このダイウルゴスの軍勢に対する策はちゃんと整えている、という事だ。
「だけど、ただ真似っ子するだけじゃ本物には及ばぬ。プラネットブレイカー独自のアレンジがないならば、もう妾たちの敵ではないのじゃー!」
「|契約者《ファン》の皆、力を貸して頂戴!」
煌めくような|笑顔の魔法《とびきりのえがお》でアイドルダンスを披露し、明るく楽しそうに歌唱パフォーマンスを繰り広げていくアスモダイ。
そこに玉明がユーベルコード『|天変万物地異流転《ナチュラルモード・ロックンロール》』を発動――『スペシャル☆ディザスター』……かつては奏者を呪い殺すギターであったが、玉明の手でカッコイイサウンドウェポンとなったギターを構え、彼女はロックンロールを骸の海に響かせていく。
「周囲を気にせずに暴れていいなら、やはりロックンロールが一番効くのじゃ!」
更にこのユーベルコードの本質は『属性と自然現象複合させる』という点にあり、侵食の対象が『文明』であるダイウルゴスの群れ相手には相性が良い。
「イェーイ!――あたまのいい知性にダメージを与えるなら、あたまを空っぽにした衝動的ミュージックで応戦なのじゃ!」
「ロックンロールも、良いわね!――だけどこちらは、キラッキラの歌魔法を紡ぐわよ!」
そこにアスモダイが究極変身――ユーベルコード『|変身☆悪魔法少女★あすも☆デウス《プリンセスハート・メークアップ・インフィニティ》』を発動。
対象1体――即ち、ダイウルゴスのユーベルコードの全てを使える『悪魔法少女★あすも☆デウス・究極変身態』へと変身し、ダイウルゴスの文明侵略衝撃波『フロンティア・ライン』を放ち『ダイウルゴス文明』という『文明』を、アスモダイは侵略し侵食していく。
「奏でるわ!アルティメット乙女魔法!――ピュアラブ☆エデュケーション★オーバーロード!」
「対竜属性の地震雷火事おやじ! 骸の海だから何も気にせず全力全開!」
アルティメット★ホーミング乙女光線の波状攻撃でダイウルゴスの群れを撃墜していくアスモダイの背後で、撃ち逃したダイウルゴスを玉明が対竜属性の地震・雷・火事を以て残敵を排除。
そのまま二人はアイドルパフォーマンスの締めくくりに入る。
「|契約者《ファン》がそこにいるのなら、例え誰が相手でも私は今日も歌を奏で続ける――だって私は、アイドルだから!」
「うむ、妾達は理不尽を齎す者が相手ならば、何者にも屈せず打倒するのじゃ!」
大成功
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熊ヶ谷・咲幸
「ダイウルゴスさんがこんなにいっぱい……でも、これだけいれば攻撃を外すことはなさそうですね」
まずは【チアフル☆ザンバー】でチアフル☆ロッドを変形させ、箒のようにまたがって飛行しながら攻撃を回避しようとします。制御不能な飛行も【奇跡のドジ】で攻撃回避に役立つ?
「真っ直ぐ飛んで!!」
変形したロッドを【希望の力】で光の刃を伸ばして射程無視で【怪力】での力任せにぶった斬ります!
「ここなら巻き込むものもありません!団体さんでお帰りください! ザンバースラッシュ☆フォルテッシモ!!」
連携やアドリブお任せします
「ダイウルゴスさんがこんなにいっぱい……でも、これだけいれば攻撃を外すことはなさそうですね」
熊ヶ谷・咲幸(チアフル☆クレッシェンド・f45195)は先の『ケルベロス・ウォー』でダイウルゴスの軍勢と交戦した経験がある。
数の暴力もそうであるが『文明』を『侵略』し『同化』するその権能はやはり、対策やノウハウが積み重なれど驚異的と言わざるを得ないユーベルコードだ。
「わわっ!ちゃんと飛んでください!スピード!スピードが!」
箒サイズに変形したチアフル☆ロッドで高速飛翔を行いながら、射程無限・直線上の全てを切断貫通する『ザンバースラッシュ☆フォルテッシモ』を放って多数のダイウルゴスを両断していく咲幸。
「真っ直ぐ飛んで!!」
箒のようにまたがって飛行しながら攻撃を回避――制御不能な飛行も奇跡のドジというべき幸運によって攻撃回避に役立っているのか、彼女は一切被弾していない。
やがて再び、変形したロッドを希望の力で光の刃を伸ばして射程無視で――ユーベルコードの域に到達した怪力での力任せ……六番目の猟兵としての『力持ち』は、あらゆる概念や因果を膂力を以て解決する。
「何だ、この力は!?」
「ここなら巻き込むものもありません!団体さんでお帰りください!――『ザンバースラッシュ☆フォルテッシモ』!!」
ぶった斬る――正にそうとしか言えない現象が、光景が広がっていた。
致命傷を紙一重で核となる『プラネット・ダイウルゴス』を纏った『プラネットブレイカー』は避けたものの……今の一振りで、半分以上のダイウルゴス文明が吹き飛んだ光景に、息を飲むしかない――
大成功
🔵🔵🔵
ミュー・ティフィア
スピリトーゾで宙を駆けながらライブスタートです!
さっそく歌います。ちょっとアイドルソングっぽくない曲だけど、聴いてください。絆歌・歌姫の言霊!
この歌は戦場全体に届く。だから戦場内ならプラネットブレイカーがどこにいても、ダイウルゴスがどれだけいても、光と闇の波動で纏めて殲滅できます!
それにこの戦争で紡いだファン達との絆も私の力になる!
文明侵略衝撃波はあらかじめ展開しておいたポリフォニーとリチェルカーレを併用した全力魔法の結界術とオーラ防御で凌ぎます!
今の私の防御はいつも以上に鉄壁です!みんなの応援と絆でパワーアップしてますからね!
宙を駆けながらライブパフォーマンスと共に撃破するまで歌いきります!
「さっそく歌います。ちょっとアイドルソングっぽくない曲だけど、聴いてください――『|絆歌・歌姫の言霊《ソング・オブ・ボンド》』!」
ミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)は所有者の魔力を大きく高める光の翼である『スピリトーゾ』を用いて虚空……骸の海を飛翔しながら、ダイウルゴスの群れを振り切っていく。
その合間に構築されていくのは『果無視の力を宿す歌声と共に光と闇の波動』……其れはダイウルゴスの群れにはダメージを、味方には『それぞれが紡いだ他者との絆に比例して歌による攻撃力と防御力の強化』を与えるユーベルコード。
「この歌は戦場全体に届く……だから戦場内ならプラネットブレイカーがどこにいても、ダイウルゴスがどれだけいても、光と闇の波動で纏めて殲滅できます!」
その言葉通り、やがて虚空の彼方から『プラネットブレイカー』の苦悶の声がミューや観客席のファンの耳に届き始めた。
放たれたダイウルゴスのユーベルコード――文明侵略衝撃波『フロンティア・ライン』も、ファンからの応援で強化された光と闇の波動を以て掻き消していく。
「この戦争で紡いだファン達との絆も、私の……私達の力になる!」
駄目押しに自律して宙を舞う魔導書である『禁忌・ポリフォニー』と翼の装飾が施された美しい杖『相思・リチェルカーレ』を併用し、文明侵略が己に届く事の無いように施したミュー。
そうして『フロンティア・ライン』を完全に無力化した事を確認し、反撃に出る!
「今の私の防御はいつも以上に鉄壁です! みんなの応援と絆でパワーアップしてますからね!」
無数に近しいサイリウムの数々からの応援を受け、ミューは戦場の歌姫としての歌唱系ユーベルコードを練り上げ……ダイウルゴスの群れの核である『プラネットブレイカー』に痛打を叩き込むのであった。
大成功
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池神・聖愛
いっぱいのダイウルゴス…でも、負けるわけにはいきません!
アイドルは、暴力に負けませんから!
アイドル☆チェンジ!
気にせず暴れてもいいなら、やはりこれ。【キラキラ☆シューティングスター】!
この世界でアイドルパワーに勝るものなし!それが込められた流れ星たちなら…多くのダイウルゴスも撃墜できる!
ダイウルゴス文明が宿った物がいたとして、それごと落とせばいい!
その最中にプラネットブレイカーも目視できるようなら、そちらにも流れ星は落ちる!
アイドルを舐めないでください!
「いっぱいのダイウルゴス……でも、負けるわけにはいきません!」
誰かの犠牲はいらない……そういう様に、池神・聖愛(デリシャス☆マリア・f45161)は光を掲げて変身。
紅茶やコーヒーが好きで、さらにはケーキ類も好きな少女は……星を砕き文明を侵略する竜に、立ち向かっていく。
「アイドルは、暴力に負けませんから!――アイドル☆チェンジ!」
アイドルパワーにより、159の二乗m――約25kmまでの視認している対象を、煌めく流れ星で攻撃するユーベルコード『キラキラ☆シューティングスター』。
「この世界でアイドルパワーに勝るものなし!――それが込められた流れ星たちなら……多くのダイウルゴスも撃墜できる!」
その輝きは、天体現象を竜化させる事で宇宙を操作する『プラネットブレイカー』本来のユーベルコードを相手にする際も有効であっただろう。
ダイウルゴス文明が宿った物がいたとして、それごと落とせばいい――そう言わんばかりに『ダイウルゴス文明』を憑依させた天体諸共、ダイウルゴスの軍勢を撃墜していく流れ星。
その最中にプラネットブレイカーも目視できるようなら、そちらにも流れ星は落ちる――そうして本来のユーベルコードではないとはいえ、宇宙を操作する己が流れ星で絶命する因果に『プラネットブレイカー』は驚きを隠せない。
「何故、だ……何故だ、何故だ!?」
「教えてあげましょう」
死が迫る『プラネットブレイカー』に対し、毅然とデリシャス☆アイドルの少女は、驕り高ぶる竜へと敗因を告げた。
「――アイドルを、人の想いを舐めないでください!」
「ば――」
恐らく、何度も聞いて発言者諸共粉砕した言葉なのだろう。
しかし、その因果は……輝く流れ星によって『プラネットブレイカー』と『プラネット・ダイウルゴス』がまた一つ果てる結末へと辿り着かせるのであった。
大成功
🔵🔵🔵