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ケルベロス・ウォー⑧〜蘇るは、稀代の『邪悪ナる者』

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「成程、これがケルベロスディバイド――オブリビオンではなくデウスエクスが存在する世界」
 獣人戦線のイガルカ方面にて戦死したクロックワーク・ヴィクトリアの最高司令官……『プロフェッサー・モリアーティ』はその巨躯――自身を再現召喚した『聖賢者トリスメギストス』を見上げる。
「さて、こうなったら全霊は尽くさせて貰うよ」
「クロックワーク・ヴィクトリア最高司令官『プロフェッサー・モリアーティ』よお前の役目はポーシュボスの統率だ我はベルセルクとして抑え込んでいるが本来『邪悪ナル者』でない限り発症するポーシュボス|現象《フェノメノン》それは六番目の猟兵であっても対応は困難を極める」
「これがベルセルク言語とやらか。難解だが到達点の一つなのだろうな」
 肩を竦め、モリアーティは彼方を見据える。
「私という時点で干渉しに来る猟兵には心当たりがある。待ち構えるとするか」
 指を鳴らし、稀代の『邪悪ナる者』はポーシュボスを展開していくのであった――。

「縊り殺して、蘇った『プロフェッサー・モリアーティ』を」
 殺意と殺気を込めた目付きでシカの獣人であるグリモア猟兵、レヴィア・イエローローズ(亡国の黄薔薇姫・f39891)はブリーフィングを始める。
「知っての通り、|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》『聖賢者トリスメギストス』は過去にわたくし達が撃破した強大なオブリビオンの一部を『再現召喚』するわ――その中で、コイツがいたのよ」
 凍るようなまなざしで『プロフェッサー・モリアーティ』……クロックワーク・ヴィクトリア最高司令官の画像を見据えるレヴィア。
 シカとはクロックワーク・ヴィクトリアに領土を追いやられた存在が多く、彼女もその一人だ。
「奴はトリスメギストスの協力の元、ポーシュボス|現象《フェノメノン》を再現した上で同時攻撃を仕掛けてくるわ。だから、そこらの対策を然りと取ってから挑んで頂戴ね」


黒代朝希
 本当の意味で『尽きる』のでしょうか。
 其れはまだ、分からない。

 クロックワーク・ヴィクトリア最高司令官『プロフェッサー・モリアーティ』。
 POW『狂気砲弾』:【ポーシュボス・フェノメノン】を宿した【艦隊の砲弾や機銃弾】を射出する。[艦隊の砲弾や機銃弾]は合計レベル回まで、加速・減速・軌道変更する。
 SPD『プロフェッサーズ・クエスチョン』:対象への質問と共に、【自身の肉体】から【ポーシュボス・フェノメノン】を召喚する。満足な答えを得るまで、ポーシュボス・フェノメノンは対象を【ポーシュボス化】で攻撃する。
 WIZ『小惑星の力学』:戦場全体に【流星の如く降るポーシュボス・フェノメノン】を発生させる。レベル分後まで、敵は【ポーシュボス化】の攻撃を、味方は【ポーシュボス化している部位】の回復を受け続ける。

 プレイングボーナス:再現体オブリビオンとトリスメギストスの同時攻撃に対処する。
 に加えて、
 プレイングボーナス:善の心を全く持たない『邪悪ナる者』になる/ポーシュボス化してでも正気を手放さず戦う。
 が存在します。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『十二剣神『聖賢者トリスメギストス』』

POW   :    |決戦配備聖賢者《ポジショントリスメギストス》
全身を【奪った|決戦配備《ポジション》】装甲で覆い、身長・武器サイズ・攻撃力・防御力3倍の【決戦配備聖賢者】に変身する。腕や脚の増加も可能。
SPD   :    |決戦配備投擲法《ポジションスナイプ》
【侵略機動で奪った|決戦配備《ポジション》】を手または足で射出する。任意の箇所でレベル×1個に分裂でき、そこからレベルm半径内に降り注ぐ。
WIZ   :    |決戦配備戦場《ポジションバトルグラウンド》
全身に【侵略機動で奪った|決戦配備《ポジション》】を帯び、戦場内全ての敵の行動を【|決戦配備《ポジション》についた武装】で妨害可能になる。成功するとダメージと移動阻止。

イラスト:del

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ヒカル・チャランコフ
アレンジ共闘何でもオッケー!

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「しつけぇなー先生方ァ」
今日オレぼっちなんスよ
うるせーやついねぇしぜひぜひご教授くだしゃんせ?
邪悪ってなーにー?ボシュボシュ!ポーシュボス化受け入れるぜ?

「善意で、正義で止めなさいっていうヤツが殴ってくれるうちに死んどきゃ悪で格好もついたモンをよぉこんなことしてテメェの策に溺れるマヌケで終えたいならお好きにドーゾ」

(いってぇこれマジ汁漏れて腹減ってくるし最悪なキブンだわ)
「あー……|暴食《・・》も|悪《・》いんだっけ?」
へぇ、オレの悪ってこれかぁ
満ち足りるなんて知らなくて
身の丈以上を喰おうとして死ぬまであるのが深海捕食者だもんな

「喰わせて?」



「しつけぇなー先生方ァ」
 嘆息しながらヒカル・チャランコフ(巡ル光リ・f41938)は『聖賢者トリスメギストス』と『クロックワーク・ヴィクトリア最高司令官『プロフェッサー・モリアーティ』』へと語り掛ける。
「今日オレぼっちなんスよ。うるせーやついねぇしぜひぜひご教授くだしゃんせ?」
「とても教えを乞う態度では、無いな」
「邪悪ってなーにー? ボシュボシュ! ポーシュボス化受け入れるぜ?」
「面白い躊躇なくポーシュボス化を受け入れるか確かな『帰還』に対するマージンを確保しているとはいえ異形に変化するのを受け入れられるとは六番目の猟兵は精神性も興味深い」
 ユーベルコード『|決戦配備聖賢者《ポジショントリスメギストス》』を用いて『決戦配備聖賢者』に変身する『聖賢者トリスメギストス』と、ポーシュボス・フェノメノンを宿した艦隊の砲弾や機銃弾を掃射するユーベルコード『狂気砲弾』をトリスメギストスの動きに合わせて『プロフェッサー・モリアーティ』はヒカルに解き放つ。
「善意で、正義で止めなさいっていうヤツが殴ってくれるうちに死んどきゃ……悪で格好もついたモンをよぉ――こんなことしてテメェの策に溺れるマヌケで終えたいなら、お好きにドーゾ」
 対してヒカルはユーベルコード『Stygiomedusa gigantea』を起動。
 深海捕食者の遺伝子に覚醒し、四肢を垂れ、中天に亡霊の如くゆらめく巨体にヒカルは変身。
「(いってぇ……これマジ汁漏れて腹減ってくるし、最悪なキブンだわ)」
 ユーベルコードの反動に内心顔を顰めながらも、ヒカルは己の『悪』を自覚する。
「あー……|暴食《・・》も|悪《・》いんだっけ?――へぇ、オレの悪ってこれかぁ」
 満ち足りるという感情や感慨を知らず、身の丈以上を喰おうとして死ぬ――そんな可能性まであるのが深海捕食者。
「喰わせて?」
 その『悪』を以て、ヒカルは二つの超存在に食らいついていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
機神搭乗
邪悪なる者
…ポーシュポスだぁ…?(びきびき
https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=37753
「生意気な名前な奴もいるぞ☆」

おらぁっ!さっさと僕をポシュ化しろやぁ!
「メルシーだって善なる神だぞ☆」(何故かしない

「「ふざけんなぁぁぁ!!」」(激おこ

【情報収集・視力・戦闘知識】
周辺状況と敵の動きと決戦配備の性質を把握
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を機体に付与
光学迷彩で存在を隠し水の障壁で熱源や音を隠蔽
【念動力・空中戦・弾幕】
UC発動
超絶速度で飛び回りながら聖賢者へ念動光弾を叩き込み
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み・電撃】
鎌剣で切り刻み電撃を流し部位強奪!



「……ポーシュポスだぁ……?」
「生意気な名前な奴もいるぞ☆」
 カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)と彼の|機神《キャバリア》であるメルシーこと界導神機『メルクリウス』は思い返す。
 かつての『ポーシュボス・フェノメノン』との相対で『一切ポーシュボス化が進行しなかった事』を。
 其れは逆説的に、二人が素で『邪悪ナル者』という証ではあり――
「おらぁっ! さっさと僕をポシュ化しろやぁ!」
「メルシーだって善なる神だぞ☆」
「凄まじいこれが『邪悪ナル者』の極致かモリアーティよ同列視されるのも不快かもしれないがしかし同じ地平に立っているのは事実だ受け入れよ」
『いや、彼らは黙示録の獣か何かだと踏んでいるからある意味では光栄なのだがね』
「「ふざけんなぁぁぁ!!」」
 激情し逆上しながらカシムとメルシーは『聖賢者トリスメギストス』と『プロフェッサー・モリアーティ』に殴りかかっていく。
「――『|神速戦闘機構『速足で駆ける者』《ブーツオブヘルメース》』……!」
 マッハ41で飛翔し連続攻撃を仕掛けるユーベルコードを用いて『|決戦配備投擲法《ポジションスナイプ》』を撃墜。
 聖賢者の後方でモリアーティは後方支援を行っていく。
『ポーシュボス化が通用すればよかったのだがね』
「ポーシュボス化そのもののユーベルコードである以上彼らには通用しない故に仕方のない事だそのまま我を支援せよ」
 ビジネスライクに連携を取る『聖賢者トリスメギストス』と『プロフェッサー・モリアーティ』。
 激情のまま襲い掛かるカシムとメルシー。
 そのタッグマッチは、出力の差でカシムとメルシーに軍配が上がろうとしていた――

大成功 🔵​🔵​🔵​

メリーナ・バクラヴァ
ベルセルク言語はちょっぴり斬新な早口言葉だと受け取っております。とうきょうとっきょきょかきょく!(対抗)

ともあれ、
ポーシュボス化ですか……いいでしょう、やっちゃってください。
大丈夫ですよ。私の心は正気を失おうとも、元役者として染み付いた【演技】が『私』のフリをしてくれます。
いっそ不気味なくらい見た目は変わりません。
ねえ?内心はどうあれ、見た目が正気なら、それは実質的に『変わらない』に等しいのではアりまセんか?――そういう形で『正気のようなもの』を保ちましょう♪

挟撃に対しては、引き付けて二体とも近接範囲に引き込んでから【世界変転】で対抗します!



「ベルセルク言語はちょっぴり斬新な早口言葉だと受け取っております――とうきょうとっきょきょかきょく!」
「相も変わらず我をおちょくる事に命をかけるものだしかし旅役者だというなら我もお前に一定の理解を得る事が出来る貫き通してみせよ」
『さて、お嬢さん……君にはポーシュボス化が通用するかな?』
 次に戦場へとやってきたのはメリーナ・バクラヴァ(リスタートマイロード・f41008)。
 うねる黒い触手――知的生命体の善の心に寄生し、その者をポーシュボスに作り替えるというシンプルながら最強に等しいユーベルコードを使う邪神に対し、屈託のない笑顔でメリーナは宣する。
「ともあれ、ポーシュボス化ですか……いいでしょう、やっちゃってください!」
 瞬間、メリーナの振るう二振りの刃が『聖賢者トリスメギストス』と『プロフェッサー・モリアーティ』を切り裂く。
 その姿は、不気味なほどに変化していない。
『大丈夫ですよ。私の心は正気を失おうとも、元役者として染み付いた演技が『私』のフリをしてくれます』
 現在のメリーナの言葉は、反響してトリスメギストスとモリアーティの耳朶に響く。
『ねえ?……内心はどうあれ、見た目が正気なら、それは実質的に『変わらない』に等しいのではアりまセんか?――そういう形で『正気のようなもの』を保ちましょう♪』
 ユーベルコード『|世界変転《マワルマワル》』を発動――己の影から生成と崩壊を繰り返す『人々の影絵』を生成し、二体とも近接範囲に引き込んでから巻き込むメリーナ。
 その『正気のようなもの』を保ったまま、メリーナは強大なデウスエクスとオブリビオンを撃滅していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リリエッタ・スノウ
むぅ、モリアーティ。巨大幼女のギガンティックを追いかけまわしていた変態さんだね。
触手がいっぱいなトリスなんとかと一緒に攻めてくるとか最悪だね。

んっ、リリはポーシュボス化なんかしても任務はやめないよ。
【殺界形成・滅】を利用した自動反撃モードへ移行。
増大したスピードと反応速度でトリスメギストスとモリアーティの攻撃を避けながら二丁拳銃で穴だらけにしていっちゃうよ。
善とか悪とか知らない。リリは任務を遂行するだけ。

※アドリブ連携大歓迎


ソニア・コーンフィールド
色々召喚できるんだねー。案外顔広かったり?
あくまで再現召喚だから本人ではないけど強さも特殊能力も据え置き、奪われた決戦配備も厄介だけど倒さないとね!

それじゃUC起動して此間記録した【|地を睨む水瓶座の神瞳《ヘリックス・ネビュラ》】を呪文詠唱!
上空に浮かべたヘリックス星雲に更に電撃重ねて滅びの銀河光で降ってくるポーシュボス・フェノメノンに対抗するね!
ポーシュボス化には正気を手放さぬよう希望の力を強く意識して抵抗、耐えながら雷撃の銀河光でモリアーティとトリスメギストスを纏めて攻撃しちゃうよ!
向こうの決戦配備による妨害はガジェットの弾丸で撃ち落しつつビルとかの地形利用して防御!

※アドリブ絡み等お任せ



「むぅ、モリアーティ。巨大幼女のギガンティックを追いかけまわしていた変態さんだね――触手がいっぱいなトリスなんとかと一緒に攻めてくるとか、最悪だね」
『人の事を性犯罪者の様にいうのはやめてほしい……しかし、絵面と字面で言えば否定できないのも事実か』
「色々召喚できるんだねー。案外顔広かったり?」
「その答えは六番目の猟兵カタストロフの目論見を完膚なきまでに叩き潰したお前達の旅路の果てに掴み取れるだろう我がここで明かしても甘えさせるだけだお前達の結末を見せてくれ」
「あくまで再現召喚だから本人ではないけど強さも特殊能力も据え置き、奪われた|決戦配備《ポジション》も厄介だけど――倒さないとね!」
 最後にリリエッタ・スノウ(ちっちゃい暗殺者・f40953)とソニア・コーンフィールド(西へ東へ・f40904)。
 二人のケルベロスは『聖賢者トリスメギストス』と『プロフェッサー・モリアーティ』と相対。
 リリエッタはポーシュボス化を受け入れ、ソニアはポーシュボス化に抗う。
「んっ、リリはポーシュボス化なんかしても任務はやめないよ……『殺界形成・滅』……」
 それは状態異常や行動制限を――ポーシュボス化を受ける事で『漆黒の殺気を纏った自動反撃モード』に変身するユーベルコード。
 増大したスピードと反応速度でトリスメギストスとモリアーティの攻撃を避けながら、リリエッタは二丁拳銃でオブリビオンとデウスエクスの極致を穴だらけにしていく。
「それじゃユーベルコードを起動して――此間記録した『|地を睨む水瓶座の神瞳《ヘリックス・ネビュラ》』を呪文詠唱!」
 かの『黄道神ゾディアック』からコピーしたユーベルコードを用い、ソニアはポーシュボス化に対抗。
 上空に浮かべたヘリックス星雲へち更に電撃を重ね、滅びの銀河光で降ってくるポーシュボス・フェノメノンとポーシュボス化に対策を打つ。
「耐えながら……雷撃の銀河光で、モリアーティとトリスメギストスを纏めて攻撃しちゃうよ!」
 正気を手放さぬよう希望の力を強く意識し、侵略機動で掌握された|決戦配備《ポジション》に対してはガジェットの弾丸で撃ち落しつつビル等の地形を利用し、ソニアは防御する。
「善とか悪とか知らない。リリは任務を遂行するだけ」
「そうだね――既に『宣託者グリモワール』の戦場は制圧した――デウスエクス、そっちの負けだよ……こっちも、ギリギリだったけどね」
「然りこの戦いは決定的なまでに|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》及びデウスエクスの敗北だ何故なら『神経樹グラビティピラー』の完全なる喪失によってグラビティ・チェイン枯渇の一路を辿るのみだからだ」
 然し、聖賢者はその末路に対しても悠然と宣する。
「だが我は|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》『聖賢者トリスメギストス』インフラ破壊作戦や人類社会のデータ収集等によって「地球上に広がる人類社会の破壊」を狙う作戦を主に指揮する存在」
 まるで、笑みを浮かべているかのように――賢者ではなく、悪童の様な。
「強靭な肉体と高い戦略眼熱き意思と異常な学習能力を持つ我こそ宇宙最賢その生存は『可能性』を生み出す事だろう」
 そう言って、トリスメギストスは塵となって消えていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年06月01日


挿絵イラスト