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ケルベロス・ウォー⑦〜星の光が君達を照らす様に

#ケルベロスディバイド #ケルベロス・ウォー #黄道神ゾディアック #オーバーロード歓迎 #団体歓迎

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「ケルベロス・ウォーも、残り一週間とわずかになりましたわね……そろそろ『黄道神ゾディアック』を撃破する段階ですわ」
 そう言ってアンジェリカ・ディマンシュ(ケルベロスブレイド命名者・f40793)は『ゆりかごの子供達』に関する依頼をDIVIDE本部で待機していたケルベロスと六番目の猟兵に紹介する。
 今回『ゆりかご』が潜伏している決戦都市は……光が優しく満ちている。
「デウスエクス種族『ライトメーカー』……光を紡ぎ、光に関する科学と魔術に長けた種族ですわ」
 その影響によって『環境変異兵器』は周囲を光で満たしている。
 とはいえ、地球とは異なる環境に改変しているのだ……『環境変異兵器』を破壊するに越したことは無いだろう。
「そして、皆様には『ゆりかごの子供達』……『ライトメーカー』の子供達の処遇を決めて貰いますわ」
 それは保護であったり、隔離であったり、或いは処理であったり……いずれにせよ、重い結果が残る。
 ならばこそ、君達はせめて『後悔の無い選択』を選ぶべきだろう。
「わたくしとしては、生まれた子供達に罪は無い……処理は選ばないでほしいのですけど、それは皆様の総意であったならば、受け入れましょう」
 静かに瞑目した後、アンジェリカは自身のグリモアである音響魔法陣を展開する――。

『ライトメーカー……不思議と、この子達は特に目をかけているな……』
 開戦直後、彼女は呟く。
『星の光で、デウスエクス種族を照らす様に……或いは』
 そう言って期待を乗せた後、彼女は『ゆりかごの子供達』を見送るのであった。


黒代朝希
 ヘリオライト。
 或いは月の光で。

 プレイングボーナス:変異した環境を乗り越える/『ゆりかご』に対する処遇を決める。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『『ゆりかご』を確保せよ』

POW   :    環境変異兵器の破壊を試みる

SPD   :    決戦都市の地形を利用し、迅速に移動する

WIZ   :    何らかの手段で環境変異に耐える

イラスト:yakiNAShU

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ハル・エーヴィヒカイト
ではいこう。まずは環境変異兵器を停止しなくては

ここは光か
ならば目隠しをして、[気配感知]でゆりかごの位置を察知
[心眼]で周囲の地形や環境、ゴールまでの経路を[見切り]確実に進行していく
ゆりかごに辿り着いたなら環境変異兵器を停止させる
これを残しておくわけには行かない

さて、その状況で生き延びることが出来るのか
必要としているグラビティチェインが我らを脅かさないか
調べることは山積みだが、それでもここで終わらせることはしない
ゆりかごの子供を保護しよう
諦めるのは取れる手を全て取ったあとだ
それも私のエゴでしかないかもしれないが



「ではいこう――まずは『環境変異兵器』を停止しなくては」
 光に満ち溢れる決戦都市の中を進むのはハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣聖・f40781)。
 彼は目隠しをして気配感知する事でゆりかごの位置を察知し、心眼を用いる事で周囲の地形や環境、ゴールまでの経路を見切っていく。
「ゆりかごに辿り着いたならば『環境変異兵器』を停止させる。これを残しておくわけには行かない」
 一閃――破壊されたのは『環境変異兵器』のみ。
 問題は――『ライトメーカー』の子供達がその状況で生き延びることが出来るのか、である。
「必要としているグラビティチェインが我らを脅かさないか――調べることは山積みだが、それでもここで終わらせることはしない」
 そう言ってハルは『ゆりかごの子供達』を保護していく。
 生まれてくる事に罪は無い――デウスエクス種族であるというだけで殺される道理は無いのだ。
 彼らが滅される理由を上げるならば、あくまで『地球侵攻に加担したデウスエクス』にのみに適用されるであろう。
 ――少なくとも……『ゆりかごの子供達』は、あくまでデウスエクスというだけで地球侵攻には関わっていない。
「諦めるのは取れる手を全て取ったあとだ――それも、私のエゴでしかないかもしれないが」
 だとしても、そのエゴで誰かを救う未来が開けるならば……十分に意味があるだろう。
 ハルはそれを自覚しているか否か――其れを問わずに『ライトメーカー』の子供達を保護していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ベルベナ・ラウンドディー
●偵察・破魔・索敵・読心術
ユーベルコードの生命波動による反響定位から対象位置を測定
目標は最初から対象保護と決めてます
見た目は…行けば解るか

動機?
憐憫の念ではなくDIVIDEへの反感です
殺すのは楽、人類側にも都合がいい
だが猟兵とオブリビオンの因縁に巻き込まれた現地種族の一つに過ぎぬその子を
人類側だけに何度も都合よく対処する戦力と思われても面白くない
オブリビオンでない以上、安易な殺処分は原義性を損ねてますしね
…グリ兵から危険性の言及が無いならむしろ現地ケルベロスの方が厄介か?
調子乗んなと殺さぬ程度の殴る準備しときます
平和共存の論調は誰かにお任せ


問題は保護手段か
【封印術・結界術】で何とかなりません?



「目標は最初から対象保護と決めてます。見た目は……行けば解るか」
 ユーベルコードの生命波動による反響定位からゆりかごの対象位置を測定し、ベルベナ・ラウンドディー(berbenah・|∂《ラウンドディー》・f07708)は『ゆりかごの子供達』を保護しに行く。
「動機?――憐憫の念ではなく、ある種のDIVIDEへの反感です」
 殺すのは楽、人類側にも都合がいい。
 ……だが、六番目の猟兵とオブリビオンの因縁に巻き込まれた|現地種族《デウスエクス》。
 その一つに過ぎぬその子供達を、人類側だけに何度も都合よく対処する戦力と思われても面白くない――ベルベナはそう思っていた。
「オブリビオンでない以上、安易な殺処分は六番目の猟兵の原義性を損ねてますしね」
 あくまで六番目の猟兵は『オブリビオンを狩る事で世界を救っている者』であるべき。
 それぞれの主義信条は遵守されるべきとした上で、ベルベナはこの選択を以て――『ゆりかごの子供達』の手を掴む。
「問題は、保護手段か……封印術や結界術で何とかなりませんかね?」
 一瞬で超能力由来の索敵および念話用の念波を放てるベルベナであるが、封印術や結界術もユーベルコードの域に到達している凄腕でもある。
 その辣腕ならば、きっと『ライトメーカー』の子供達を保護できるであろう――

大成功 🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

光が満ちているだけなら|感応能力《多重詠唱結界術、第六感、心眼、気配察知》で対処できるわね。環境変異兵器はさくっと破壊。

空亡にはまだまだ余裕があるので当然お持ち帰りよ☆魂の契約もUCで刻めば万が一にも備えられるでしょう。抑止力として長官を始めとしたDIVIDE組織のお偉方にもこの子達と契約してもらえるといいわね。
生存を望まれて産まれたのだから、きっと赤の女王仮説に基づいて地球と共存する方向へ適応していくことでしょう。



「光が満ちているだけなら、感応能力で何とかなるわね」
 そのままサクッと『環境変異兵器』を破壊しながら、アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の|混沌魔術師《ケイオト》艶魔少女・f05202)は空亡に『ゆりかごの子供達』を避難させていく。
「まだまだ余裕があるので、当然お持ち帰りよ☆」
 抑止力として、長官を始めとしたDIVIDE組織のお偉方にもこの子達と契約してもらえるといいのだけど――
 そんな風に呟くアリスだが、流石に『定命派』と呼ばれる地球に帰化したデウスエクスとの交流を深めたDIVIDEの幹部派閥が今は関の山だ。
 しかし、政治的交渉においてならば今はこれで良い。
 まずは『ライトメーカー』の子供達を保護する所からだ――アリスはそうして思考を切り替えながら、ゆりかごを空亡に収納していく。
「生存を望まれて産まれたのだから、きっと赤の女王仮説に基づいて……地球と地球生命、両者と共存する方向へ適応していくことでしょう」
 そんな風に祈りながら、アリスは『ゆりかごの子供達』を保護するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
竜眼号搭乗
……メルシー…あれを使う事を許す
だから…突破しろ
僕らは盗賊だ…それなら…ゆりかごってお宝…奪い尽すぞ

【情報収集・視力・戦闘知識】
決戦都市の状況を把握
その上で突破方法を解析

UC発動
【属性攻撃・オーラ防御】
全幼女軍団に光属性を付与
更にオーラを付与して光耐性をつける
「今回はぴかぴかだぞ☆」
という訳で幼女軍団を突撃させゆりかごを捕捉
その子供達を…可能な限り強奪
竜眼号に収集

……生まれた事を…存在を否定される…なんでか分からねーが僕には許せねーんだよ
そして僕は気に入らねー事は容赦なく潰す
だから…此奴らは僕が貰っていく
後は…此奴らが生きる為に必要なもんだな

別件で確保できる星やA&Wの土地も確保



「……メルシー…あれを使う事を許す――だから……突破しろ」
 静かで、深い情念を込めたカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)の言葉にメルシーは静かに頷く。
「僕らは盗賊だ……それなら……ゆりかごってお宝……奪い尽すぞ」
 カシム・ディーンは『誕生罪』と呼ばれる概念を許容できない。
 それは、彼の出自による物なのか。
「――『|対軍撃滅機構『戦争と死の神』《メルシーハルノヨウジョマツリ》』……お前達の全ては、何者にも僕以外から奪わせない」
 幼女メルシーを1640個師団の数も出現させ、圧倒的な数の暴力で敵対者を蹂躙するユーベルコード。
 メルシーもこのユーベルコードを使う時はふざけて戯れるのであるが……今回は、一切のお遊びは無しだ。
「今回はぴかぴかだぞ☆――メルシーも、生まれてきた事自体を罪に問う事は不可能だと思うよ、メルシー自身も含めてね」
「ああ――行け」
 全幼女軍団に光属性を付与させ、更にオーラを付与して光耐性を獲得させるカシム。
 更に彼女らが圧倒的な数を以て決戦都市を埋め尽くす中で、カシムは『ゆりかごの子供達』を|強奪《保護》していく。
「……生まれた事を……存在を否定される……なんでか分からねーが、僕には許せねーんだよ」
 そして、カシム・ディーンは気に入ら無い事は容赦なく潰す六番目の猟兵。
 竜眼号に蒐集されて保護された『ゆりかごの子供達』を見つめ、静かに宣誓する。
「だから……此奴らは僕が貰っていく――後は……此奴らが生きる為に必要なもんだな」
 別件で確保できる星やA&Wの土地を確保する手筈を整えながら、カシムとメルシーは戦場から離脱するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エリー・マイヤー
光に満ちた世界に、光を紡ぐ種族ですか。
ゾディアックとの何かしらの因縁を感じますね。
目立つ上に、人を止める程の脅威もない。
そこから類推できる彼女の心境は…

まぁ、何にせよやることはかわらないのですが。
目を閉じて【念動ソナー】。
念動波により周囲の状況を把握し、ゆりかごに向けて進みます。
例え光で目が眩もうと、私の行動は止められません。
…まぁ、そんな攻撃的な光でもなさそうに見えますが。
ゆりかごを見つけたら、環境変異兵器を破壊。
子供達を保護します。
私の敵は、オブリビオンです。
デウスエクスは適用外ですね。
まぁ、なんにせよ、仲良くできるならその方がいいに決まってます。
仲良くできない生態なら、処理を考えますが。


上野・イオナ
UC【模倣侵略蔵書「『KKKK』会誌(創刊号)」】使用
ブレブレブレ、頭を垂れよ下郎共!
という訳でキングブレインの力をお借りします。
というか猟書家全般だね。現実改変ユーベルコード使いたいし。殲滅ではなく保護するためにこの世界を侵略します。
模倣で世界を書き換えてもすぐに『環境変異兵器』で元に戻りそうだけど、一瞬でもゆりかごを取り込んで大まかな方向がわかれば進んでいける。

辿り着いたら『環境変異兵器』だけ外してから保護だね。
グリモア猟兵からの情報だけだと危険な面は少なそうだけど実際はどうかな。地球人に迷惑かけすぎてもいけないし。
まぁ、様子を見ながら考えよう。こんにちは〜。


空桐・清導
POW
アドリブ・連携歓迎

「ライトメーカー。光を操る種族か。確かに戦場中が眩しいな。
まずは場所を探すところからだ。」
UCを発動して[封印を解く]
限定的な予知を発生させて光の中から環境変異兵器を見つける
発見次第、そこまで飛翔していく
環境変異兵器を見つけたら、ブレイズリッターで破壊する
そして、その中からライトメイカーのゆりかごをすくい上げる

「お前達がどのように成長していくか。
これからどうなるのか、オレには分からない。
それでも、オレはお前を助けてみせる。
それが、オレの決断だ!」
そう言ってゆりかごを抱えて戦場から去る



「光に満ちた世界に、光を紡ぐ種族ですか――ゾディアックとの何かしらの因縁を感じますね」
「ああ、ライトメーカー……光を操る種族か、確かに戦場中が眩しいな」
 最後に決戦都市に到着したのは、エリー・マイヤー(被造物・f29376)と空桐・清導(ブレイザイン・f28542)。
「ブレブレブレ、頭を垂れよ下郎共!――という訳でキングブレインの力をお借りします」
 そしてユーベルコード『|模倣侵略蔵書「『KKKK』会誌(創刊号)」《デッドコピービブリオマニア・ナンバーゼロ》』を用いて疑似的に猟書家の用いる『侵略蔵書』を再現した上野・イオナ(レインボードリーム・f03734)の三名だ。
「というか猟書家全般だね。現実改変ユーベルコード使いたいし――殲滅ではなく保護するために……この世界を侵略します」
「ああ、殲滅よりも保護の方が良い!」
 イオナの決意に対し、清導もユーベルコード『|機能解放:励起する操刻の真紅剣《ブレイズリッター・フルドライブ》』を発動。
 性能を超極大強化したヴァイスリッターによって限定的な予知を発生させ、その中から『環境変異兵器』を見つけ出す。
「まぁ、何にせよやることはかわらないのですが――例え光で目が眩もうと、私の行動は止められません」
 エリーの方はユーベルコード『|念動《サイ》ソナー』を用いて1884メートル圏内の物を探知する念動力の波を用い、目を閉じながら周囲の状況を把握し、ゆりかごに向けて進んでいく。
「……まぁ、そんな攻撃的な光でもなさそうに見えますが」
「……そうだな、一応念には念を押しておくが……」
「模倣で世界を書き換えても、すぐに『環境変異兵器』で元に戻りそうだけど……一瞬でもゆりかごを取り込んで大まかな方向がわかれば、進んでいける」
 三人はそれぞれの『生命体の埒外』を用い、光で満たされる決戦都市の中を進んでいく――

 やがて、最後のゆりかごが見え……三人はすぐさま『環境変異兵器』のみを破壊する。
「グリモア猟兵からの情報だけだと危険な面は少なそうだけど、実際はどうかな……地球人に迷惑かけすぎてもいけないし」
「まぁ、なんにせよ、仲良くできるならその方がいいに決まってます――仲良くできない生態なら、処理を考えますが」
「その心配は、杞憂の様だぜ――見な、二人とも」
 そう言って清導が指さす先は、光を灯して祈る『ゆりかごの子供達』……『ライトメーカー』の子供達だ。
 彼らが祈っている姿には、一切の邪気は存在しない。
「――初めまして、だな」
「こんにちは〜」
「こんにちは」
 その祈りが終わった頃合いを見て、三人は『ライトメーカー』と接触。
 子供達の方も、警戒はあるが悪意は見せずに三人を見据える。
「お前達がどのように成長していくか――これからどうなるのか、オレには分からない……いきなり言われても、意味は分からないよな」
 清導は苦笑しながら、子供達に話しかける。
「それでも、オレはお前達を助けてみせる――それが、オレの決断だ!」
「そうですね……私の敵は、オブリビオンです。デウスエクスは適用外ですね」
「うん……これを逸脱したら、地球人とデウスエクスとの生存競争に、茶々を入れる事に成っちゃう」
 そんな風に三人は『ライトメーカー』の子供達と交流し、それぞれのツテを頼りに彼らを保護していく。
 やがて光で満たされていた決戦都市から光は消えるが……潰えたゆりかごも、潰えた子供達の命も無い。
 彼らは、生きている事を祝福されているのだから――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年05月25日


挿絵イラスト