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ケルベロス・ウォー⑨〜竜の『剣』を統べる者

#ケルベロスディバイド #ケルベロス・ウォー #ドラゴンテイマー #オーバーロード歓迎 #団体歓迎

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 ――禍禍禍 どうだ 私の愛し子達は強いだろう?
『お前の不死性さえも破られかねない状況で随分と余裕だな、メデューサ――確かに『|永遠回廊《グラビティ・ゲート》』によって『第二次聖杯戦争』や『エンドブレイカーの戦い』の様な虐殺……もとい、彼らの快進撃は抑止できているが、其れすら突破したなら後はお終いの可能性が確実にある――現に、彼らは『神経樹グラビティピラー』を決して逃がさないだろうからな』
 ――愉愉愉 たしかにグラビティピラーは彼らの怒りを買う存在だろう。
 ――異異異 然しグラビティピラーと私には決定的な違いが存在する。
 ――明明明 私か子供達 どちらかが残れば全滅にはならない。
『成程。お前もまた確かに、種の存続を第一とするデウスエクスだったという訳か――いずれを『|持ち帰る《アーカイブする》』べきか、実に悩ましい所だ』
 ――咒咒咒 さあ主よ お前にも「おそれ」を貸してやろう。
 ――臨臨臨 ダイウルゴスを構えよ ケルベロスが来るぞ。
 ――禍禍禍 禍禍禍 禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍!
『確かにな――もしかしたら、ここが生死の境目かもしれない』
 ――然然然 六番目の猟兵は決して戦術的優位だけの猟兵ではない。
 ――説説説 恐らくは、理論上はあの『幻朧帝イティハーサ』すら殺せるかもしれない。
『歴史そのものを殺せるとでも?……今は、奴らの攻撃を凌ぐのみか』
 ――肯肯肯 さぁ、行くぞ主よ。
 ――生生生 互いに、ここで死ぬわけにはいかないのだから。

「やはり、共犯者というべきですか……『ドラゴンテイマー』が『原罪蛇メデューサ』と同じ戦場に存在しますわ」
 アンジェリカ・ディマンシュ(ケルベロスブレイド命名者・f40793)はそう言ってとある決戦都市……大量の『ドラゴン』に上空を覆われたその場所の映像を虚空に投影している。
「――メデューサの「おそれ」を用いた召喚能力により、この決戦都市の空は……刹那の間に、無数のダイウルゴスに覆い尽くされましたわ」
 鉄のドラゴンである『ダイウルゴス』の大軍勢が頭上に羽ばたき、無数の『ダイウルゴス』がケルベロスや六番目の猟兵に攻撃を仕掛けてくる中で『ドラゴンテイマー』に挑む者達は戦わなければならない。
「今回の戦場では、空を覆い尽くす無数のダイウルゴスに対処しながら飛び交うダイウルゴスを足場にして『ドラゴンテイマー』と戦う事への対応策が大事になりますわ。是非とも、策を練ってから挑んで下さいな」


黒代朝希
 ここでグリモアエフェクトにより、その暗躍を終わらせられるか。
 やってみる価値はあるでしょう。

 プレイングボーナス:空を覆い尽くす無数のダイウルゴスに対処する/飛び交うダイウルゴスを足場にして戦う。
 が存在します。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『ドラゴンテイマー』

POW   :    クリムゾンキャリバー
【赤き剣の右腕】が命中した対象に対し、高威力高命中の【黒竜ダイウルゴスの群れ】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    ギガンティックダイウルゴス
レベル×1体の、【大型ダイウルゴス】に1と刻印された戦闘用【ゲームキャラクター】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ   :    |文明侵略《フロンティア・ライン》
自身からレベルm半径内の無機物を【黒竜ダイウルゴスの群れ】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。

イラスト:ハルヨリ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

空桐・清導
POW
アドリブ・連携歓迎

無数の敵
まったくもって絶体絶命
しかし、男は雄々しく笑う
なぜって?それは―
「面白え!勝負といこうじゃねえかドラゴンテイマー!
このブレイザインがトコトン相手になってやる!」
彼は最高のヒーローなのだから!

UC発動と同時にダイウルゴス達を浄滅
合議制で助けを求める方に舵を切っても清導が強くなる
どちらにせよダイウルゴスの対処はこれで十分だ

その勢いでドラゴンテイマーめがけて接敵
「そんな攻撃しか出来ない手も困りものだな!
飯とかどうすんだよ?」
軽口を叩きながらクリムゾンキャリバーの攻撃を回避し、攻撃を叩き込む

「さあ!幕引きだ!超必殺!ブレイジング・パンチ!」
光焔燃え盛るパンチを叩き込む!



 無数の|敵《ダイウルゴス》――まったくもって絶体絶命というべきだろう。
 ――しかし、男は雄々しく笑う。
「なぜって? それは――面白れぇからだ!」
 満面の笑みをこぼし、空桐・清導(ブレイザイン・f28542)はユーベルコード『|救う者の根源に光は問う《ヒーロー・フォーミュラ・ザ・ブレイザイン》』を発動。
 共有可能な因果律や摂理をも超える胸の輝きを宿し戦場全体に『助けを求める者の声に、思うがまま応じよ』と命じ、因果律・世界構成要素超越式熱エネルギーを世界に灯してダイウルゴスの群れを浄滅。
「勝負といこうじゃねえかドラゴンテイマー!――このブレイザインがトコトン相手になってやる!」
 彼は最高のヒーローなのだから――だからこそ、ヒーローは輝く。
「やはり、貴様がヒーローズアースにおけるヒーローのフォーミュラ、と言っても過言ではないのだろうな」
 ユーベルコード『クリムゾンキャリバー』……赤き剣の右腕を振るい、浄滅されたダイウルゴスの群れを追撃と共に増やそうとする『ドラゴンテイマー』。
「そんな攻撃しか出来ない手も困りものだな! 飯とかどうすんだよ?」
「生憎と、食事をするよりは今後の展望を試算する方が得意なものでね」
 赤き剣の右腕を振るう『ドラゴンテイマー』に対し、清導は軽口を叩きながら『クリムゾンキャリバー』による攻撃を回避し、攻撃を叩き込む。
「さあ! 幕引きだ!――超必殺! ブレイジング・パンチ!」
「シンプルだからこそ、強力なユーベルコードだ……」
 精神力に応じて出力と熱量、エネルギー量を無限に上昇させる光焔を放つ……それが清導のユーベルコード。
 それはダイウルゴスの群れを蹴散らしながら『ドラゴンテイマー』を吹き飛ばしていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メリーナ・バクラヴァ
大道芸とかにも通じている私は持ち前の【軽業】を用いて、飛び交うダイウルゴスの背中を次々飛び渡っていきます!
召喚(ギガンティックダイウルゴス)の度に足場が増える、ありがたいことでーすね♪

ある程度近づいたら、遠距離から【終幕】の影絵を伸ばしてドラゴンテイマーさんを狙っていきます。
……ふうん、叩き落とそうとします?そうしたらぶらさがっちゃうだけです!
伸ばして縮めて即席バンジー、何度でもしつこくしつこく取り付いていきます。

結構私、執念深いんです。逃がしませんよ♪



「大道芸とかにも通じている私は持ち前の軽業――身軽な身体能力を用いて、飛び交うダイウルゴスの背中を次々飛び渡っていきますね!」
 空を睨む『ドラゴンテイマー』の視線の先には、ユーベルコード『ギガンティックダイウルゴス』で呼び出した大型ダイウルゴスの背中を飛び移るメリーナ・バクラヴァ(リスタートマイロード・f41008)の姿があった。
「召喚――『ギガンティックダイウルゴス』の度に足場が増える、ありがたいことでーすね♪」
「……相性が悪い、のは事実だな」
 メリーナが放つ挑発の様なセリフに対しても、眉一つ動かさずに『ドラゴンテイマー』は通常攻撃を開始。
 ある程度近づいてきたメリーナに対し、右腕の剣を振るう。
「――『|終幕《オシマイ》』、緞帳が降りて、「魔法」が解けて――」
 だが、勿論メリーナもカウンターのユーベルコードを準備している。
 魔術で生まれた、崩壊しかけの人型『影絵』――射的距離164メートルのそれを伸ばし、捕まえた『ドラゴンテイマー』の右腕へと崩れながらも侵す影が齎す『神殺しの重力』を注ぎ込んで汚染していく。
「……ふうん、叩き落とそうとします? そうしたらぶらさがっちゃうだけです!」
「曲芸師の様だな――」
「ええ、旅役者ですので!」
 伸ばして縮めて即席バンジー、何度でもしつこくしつこく取り付いていく事でメリーナは『神殺しの重力』を『ドラゴンテイマー』に注ぎ込み続ける。
 流石に『ドラゴンテイマー』の方も無傷ではなく、動く度に血反吐を吐いていく。
「結構私、執念深いんです。逃がしませんよ♪」
「こちらも……執念深さには自信がある――」
 二人は『影絵』を介して繋がり合い、睨み合い続けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

幸・鳳琴
戦いの「元凶」…
かつてのイグニスを思い出す禍々しい気配です
「グリモアエフェクト」の力が
メデューサと共に貴方まで届くかは不明ですが、
少なくとも動きは制しておかねばですね

仙術を使っての空中浮遊
空中機動とジャンプを駆使して空中を駆け回り
空を覆い尽くす無数のダイウルゴスに
立ち向かいましょう

見える巨竜は目標ではありません
ダイウルゴスの攻撃を見切りいなし
飛び交う彼らの背中に飛び乗りながら移動し
狙う目標ドラゴンテイマーまで動いていきます

翼がなくとも空中戦は出来ますとも
相手の赤き剣の右腕には最大限の警戒をし寄り
気功法を練り上げてのレーザーを牽制に間合いを詰め
狙いは最大火力
《幸家・六芒精霊龍》で――貫きますッ!



「戦いの『元凶』……かつてのイグニスを思い出す禍々しい気配です」
「――そのイグニスとやら、何故だろうな……ウマが合いそうだ」
 幸・鳳琴(精霊翼の龍拳士・f44998)は『ドラゴンテイマー』の言葉と声を聴いて、やはり『|異世界《ケルベロスブレイド》』における全ての元凶である死神『イグニス』……デスバレスを構成する三要素の内の一つに、意思が宿った存在を想起する。
 かつての戦いにおいてイグニスは『全敗請負人』等と揶揄された事もあるが、其れは結果論。
 実際は相当な執念深さと実力を以て、ケルベロスに『|詰み《ゲームオーバー》』を何度も与えかけた恐るべき強敵であった。
「――『グリモアエフェクト』の力がメデューサと共に貴方まで届くかは不明ですが、少なくとも動きは制しておかねばですね」
「抜かりないな。やはり『ケルベロス』も『彼奴等』と同様の存在か、銀誓館にエンドブレイカー、灼滅者と同様に――」
 紡がれる『ドラゴンテイマー』の言葉を、鳳琴は遮る。
 仙術で空中浮遊を実現し、そのまま卓越した身体能力で空を覆い尽くす無数のダイウルゴスに立ち向かいながら『ドラゴンテイマー』を目指す鳳琴。
「見える巨竜は目標ではありません――狙う目標は、あくまで『ドラゴンテイマー』!」
 ダイウルゴスの攻撃を見切りいなし、飛び交う彼らの背中に飛び乗りながら移動。
 そのまま『ドラゴンテイマー』に肉薄し、鳳琴はユーベルコードを放つ。
「翼がなくとも、空中戦は出来ますとも!」
「然り――『クリムゾンキャリバー』……!」
 振るわれる赤き右腕の剣による一閃。
 それを力に満ちた拳によって『柄とも言える二の腕を弾いて”剣が命中した”という判定を出さない』様にして対処。
「狙いは最大火力――『|幸家《シン》|・《・》|六芒精霊龍《ヘキサドライブ》』で――貫きます!」
 二の打として『増幅魔法で強化された龍状の輝く闘気』を纏った一撃が、ダイウルゴスごと『ドラゴンテイマー』を蹂躙する――!

大成功 🔵​🔵​🔵​

天野・陽輝
ドラゴンテイマー確認して響と孫夫婦が溜息をついていたよ。因縁は2019年の他の世界での戦争。その後も出現して悪さをしているようだね?

はっきりいって引き際をわきまえない強大さは見苦しい。舞台の役者としても失格だよ。そろそろ退場の時ではないかね?

ああ、私も奥の手を切らせてもらう。スーパージャスティス!!悪いがダイウルゴスは足場にさせてもらう。無数にあるんだから舞台装置にしても問題ないだろう。

攻撃を【残像】【第六感】で回避して【制圧射撃】【一斉発射】【弾幕】【スナイパー】発動。【クィックドロウ】も交えて仕留めていく。

目立つ存在は一瞬輝くこそきらめく。ドラゴンテイマー、貴方は「存在し過ぎた」



「……因縁は2019年のキマイラフューチャーでの戦争――その後も出現し、悪さをしているようだね?」
「他ならぬグリモアを獲得するために、な」
 赤き剣の右腕を振りかぶる『ドラゴンテイマー』の存在を見据え、天野・陽輝(眩耀の曙光・f44868)はユーベルコード『スーパー・ジャスティス』による黄金のオーラを纏って対抗。
 かの存在が確認された際、愛娘と孫夫婦が溜息をついていたのを陽輝は覚えている。
「はっきり言うが……引き際をわきまえない強大さは見苦しい」
「こちらも、稚児の使いではないのでな……せめて『|持ち帰り《アーカイブ》』はさせて貰う」
「いいや、君が抱くのは……『再起不能の滅び』だけだ」
 奥の手を切り、纏った黄金のオーラをダイウルゴスの群れに伸ばしていく陽輝。
 無数に存在する鉄の黒竜を、自身の舞台装置として支配下に置いていく。
「舞台の役者としても失格だよ――そろそろ退場の時ではないかね?」
「まだだ、いずれ来る――」
「悪いが、ダイウルゴスは足場にさせてもらう。無数にあるんだから舞台装置にしても問題ないだろう」
 銃撃音で『ドラゴンテイマー』の言葉を遮り、陽輝は跳躍しながら弾丸を『ドラゴンテイマー』に放つ。
 彼は魔曲使いであると同時にガンスリンガー……銃撃の腕前をユーベルコードの域に到達させる存在なのだ。
「目立つ存在は一瞬輝くこそきらめく――『ドラゴンテイマー』……貴方は『存在し過ぎ』なのだ」
 トドメに『ドラゴンテイマー』の右肩の関節部分へと銃弾をめり込ませ、ユーベルコード『クリムゾンキャリバー』の稼働率を陽輝は著しく低下させるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

有坂・紗良
アドリブ絡み諸々歓迎

ヒュー、なかなか気合の入った数集めてきてるみたいっスね
でもあの中に居る親玉をブチ抜けばいいんスよね?じゃあ話は早いっス

数には数って事でダイウルゴスの群れにはこっちも|ドローンの群れ《スウォーム》を差し向け大爆発!
全部叩き落すまでとは言えなくてもボクが進めるだけの道が出来ればそれで十分っスよ

道が出来れば『サメボード』に乗って奴の所まで突入!
残った連中も飛んで躱すなり手持ちの『ショットガン』なりで叩き落して進むっスよ

視認できる場所まで来たら『アサルトライフル』を思う存分叩き込む!
相手がどんな奴だろうと弾丸ブチ込めば黙るんスよ、だったらボクは気が済むまでやるだけっス



「ヒュー、なかなか気合の入った数集めてきてるみたいっスね――でもあの中に居る親玉をブチ抜けばいいんスよね? じゃあ話は早いっス」
 瞬間、銃撃が鳴り響くと同時に有坂・紗良(天性のトリガーハッピー人間・f42661)は周囲にいた十数体のダイウルゴスの頭蓋を銃弾でブチ抜く。
 生命活動を停止させたダイウルゴスの遺骸を足場としながら紗良はユーベルコード『|特攻小隊出撃《スウォームチームロールアウト》』を展開。
 残ったダイウルゴスの群れに対し、自立ドローン部隊であるスウォームを差し向けて時間を稼いでいく。
「全部叩き落すまでとは言えなくても、ボクが進めるだけの道が出来ればそれで十分っスよ」
 道――『ドラゴンテイマー』がいる場所までに至る経路が出来たならば、紗良は『サメボード』に乗って突入。
「残った|連中《ダイウルゴス》も飛んで躱すなり、手持ちの『ショットガン』なりで叩き落して進むっスよ!」
 迫り来るダイウルゴスの群れへの対処を行いながら、やがてガンスリンガーは『ドラゴンテイマー』の姿を視認。
 即座に『TAQ-H(アサルトライフル)』――某国特殊部隊でも採用されている、信頼性の高い7.62mm口径自動小銃を取り出して銃撃を決行する。
「相手がどんな奴だろうと弾丸ブチ込めば黙るんスよ――だったらボクは気が済むまでやるだけっス」
「これが、銃の腕前を昇華したガンスリンガー……それの『六番目の猟兵』、か……」
 胴体に風穴を開けられ、吐血する『ドラゴンテイマー』……彼は近くにいたダイウルゴスに飛び乗り、『TAQ-H(アサルトライフル)』の射程範囲から離脱していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

幸・鳳琴
流石に一撃では決めきることはできませんか
ならば倒すまで叩き込むのみです!

しかしウマが合いそうとか、
冥王と八空覇王のコラボとか冗談ではないので
ここで沈んでいただきますからっ

引き続きダイウルゴスを足場に戦います
ドラゴンテイマーとの闘いを邪魔されないよう
閃光の残像を周囲に送りダイウルゴスの注意を散らし

そしてドラゴンテイマーと格闘戦です!
引き続き功夫を生かし、二の腕を弾くなどして
赤き右腕の剣を封殺しますが
こちらが既に接敵しているように、
ドラゴンテイマーも同じ手は通じないでしょう

であれば、あえて被弾を恐れず懐に飛び込み、
ダメージを受けても限界突破し尚立ち
《幸家・鳳龍》の零距離射撃
過去に世界は渡しません!



「流石に一撃では決めきることはできませんか――ならば倒すまで叩き込むのみです!」
 再びこの戦場に幸・鳳琴(精霊翼の龍拳士・f44998)は出撃。
 今度こそ『ドラゴンテイマー』を撃破するべく、練り上げた気を纏った拳を振るっていく。
「しかしウマが合いそうとか……冥王と八空覇王のコラボとか冗談ではないので、ここで沈んでいただきますからっ」
 其れは流石のケルベロス、灼滅者、エンドブレイカー、銀誓館学園、そして六番目の猟兵でも苦戦どころではないだろう。
 そんな可能性を回避するべく、鳳琴は引き続きダイウルゴスを足場に戦いを繰り広げていく。
「とは言え……こちらが既に接敵しているように、ドラゴンテイマーも同じ手は通じないでしょう」
「無論だ、学習こそこちらが生き残る唯一の手段だからな」
 振るわれる『クリムゾンキャリバー』……稼働率こそ著しく低下したが、それでも最大級の威力を誇る。
 だからこそ鳳琴は閃光の残像を周囲に送ってダイウルゴスの注意を散らし、振るわれる赤き剣の右腕への対応に集中していく。
「であれば、あえて被弾を恐れず懐に飛び込みましょう!」
 功夫を生かし、二の腕を弾くなどして赤き右腕の剣を封殺――するだけでは足りない。
 狙うは一撃を喰らった後の限界突破――赤き右腕の剣を、利き腕とは反対の腕を使ってテコの原理を活かして威力を殺して受け止めた――右腕の稼働率が低下していたのも成功の一因だろう。
 そしてその後……ユーベルコード『幸家・鳳龍』を、至近距離で放つ。
「今こそ見せましょう。これが、絆の翼です――!!」
 輝くオーラを纏う掌打が『ドラゴンテイマー』の下顎を捉えると同時、鳳凰の如き炎翼を広げた闘気の龍が『竜』の使役者を蹂躙していく――!

大成功 🔵​🔵​🔵​

暗都・魎夜
【心情】
ドラゴンテイマー、今一つ思惑の読めねえ奴だが、一つだけ言えることがある
アレはろくでもねえこと考えている奴の面だ
少なくとも、ここでは何だって奴の目論見通りにさせてはやらねえよ

「本気で行くぜ、イグニッション!」

【決戦配備】
キャスター
行う「天候操作」の強化を行ってもらう

結構無茶するんで、よろしく頼むぜ

【戦闘】
「勝負だ、ヒゲ野郎。てめえが何者だろうが、これ以上好きにさせねえよ」
ダイウルゴスの上を「ジャンプ」「空中機動」で移動して、飛んでくる攻撃を「見切り」で回避

「師匠が言ってたぜ、"仲間の絆は最強の武器"ってな!」

決戦配備の準備が出来上がったら、「魔力溜め」「高速詠唱」から「天候操作」でUCを発動
「リミッター解除」「限界突破」を使用して、この戦場全てを銀色の雨で埋め尽くしてやるぜ

「起動せよ(イグニッション)、詠唱兵器!降り注げ、銀色の雨(シルバーレイン)!」

同時に強化した「天候操作」で戦場上空の空に嵐を引き起こし、ダイウルゴスを破壊する

「嵐の王の本気、受けてみやがれ!」



「ドラゴンテイマー、今一つ思惑の読めねえ奴だが……一つだけ言えることがある――アレはろくでもねえこと考えている奴の面だ」
 思い返すは、かつて銀誓館学園の怨嗟を集めた異形『無血宰相トビアス』。
 多くの謀略と悪意で銀誓館学園を翻弄したその悪辣さは、当時を知る暗都・魎夜(全てを壊し全てを繋ぐ・f35256)にとって――『ドラゴンテイマー』とトビアスを結びつけるのは容易かった。
「少なくとも、ここでは何だって奴の目論見通りにさせてはやらねえよ――本気で行くぜ、イグニッション!」
 |決戦配備《ポジション》のキャスターを発動し、天候操作の強化を受ける魎夜。
 元よりユーベルコードの域に到達していた魎夜の天候操作が、更に昇華されたのだ。
「結構無茶するんで、よろしく頼むぜ――勝負だ、ヒゲ野郎。てめえが何者だろうが、これ以上好きにさせねえよ」
 ダイウルゴスの上をジャンプし、足場にしながら『ドラゴンテイマー』と魎夜はぶつかり合う。
 飛んでくる攻撃――ユーベルコード『ギガンティックダイウルゴス』によって召喚される大型ダイウルゴスの襲撃を見切っていなし、そのままカウンターを決行。
「師匠が言ってたぜ、"仲間の絆は最強の武器"ってな!――そろそろ、そっちも本格的に動き出すか!」
 瞬間、キャスターの|決戦配備《ポジション》が更に魎夜を強化していく。
 ストームブリンガー……|銀色の雨《シルバーレイン》という現象を掌握する権能の持ち主が保有するユーベルコード『ヘヴンリィ・シルバー・ストーム』が、ここに最大限以上にまで強化されて展開される。
「|起動せよ《イグニッション》、詠唱兵器!――降り注げ、|銀色の雨《シルバーレイン》!」
 戦場全てが|銀色の雨《シルバーレイン》……降り注がれる詠唱銀で埋め尽くされる。
 其れは詠唱銀を触媒として『万色の稲妻』がダイウルゴスの群れを掃討しながら、ストームブリンガー自身を『優しい雨』が癒していく。
「嵐の王の本気、受けてみやがれ!」
 同時に、強化された天候操作の技能……それが|銀色の雨《シルバーレイン》によって降り注ぐ詠唱銀の強化を受けて、一つの莫大な雷を創り上げる。
「――『ギガンティックダイウルゴス』――」
「遅え……てめぇはトビアスと同じ目を……まぁ、アイツはマトモな顔なんてないが、雰囲気的に分かるんだよ」
 指を鳴らすと同時、一瞬で雷は『ドラゴンテイマー』を飲み込み……圧倒的なエネルギーによってその肉体を消し炭に変えていく。
「そんな奴を野放しにするほど、俺は鈍っていないんでね……勿論、六番目の猟兵もだ」
 然りと『ドラゴンテイマー』の撃破を確認した後、魎夜はダイウルゴスの群れに占拠された決戦都市の解放をDIVIDE本部に通達するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年05月21日


挿絵イラスト