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ケルベロス・ウォー⑫〜無限の鍛錬を求める者達

#ケルベロスディバイド #ケルベロス・ウォー #神経樹グラビティピラー #プレイング受付中 #オーバーロード歓迎 #団体歓迎

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 ――オウガ。
 それは全員が生まれながらに、グラビティの域にまで到達した凄まじい「腕力」を有する存在。
 殆どのオウガは強さよりも鍛錬そのものを好む者達であり、故に――。
『弱き生命よ、受容せよ。進化とは選ばれし者だけの特権である』
 無限に等しい『グラビティピラー軍団』が、彼らの視界中に映る。
 其れはグラビティ・チェインの獲得による『進化』を受け入れたオウガ達……地球どころか太陽系まで埋め尽くす神経樹の群れが、オウガの強化された知覚力にて捉えられ――そして『グラビティピラー軍団』も、総てがオウガに干渉できる。
「弱き生命、ですか……」
「然り、我らは所詮腕力しかない者達」
「だからこそ――強くなれる」
 しかし、オウガ達は全員笑みを浮かべたままだ。
 星が地球に落ちる絶望すら、笑みを向けて己の存在証明を世界に刻む悪童、或いは正道では解決できぬ厄災に挑む問題児が如く。
「ああ、エンドブレイカーという者達はこういうのだったな――『それを決めたのは、誰なのだ?』と」
『受容せよ。其れは『宇宙の神経』にして『諸悪の根源』である吾が決めた事である』
「好きに抜かせ――今、彼らが来る」
 瞬間、グリモアの転移――ランスロット・グレイブロア(姫騎士は悪役に思いを馳せる・f44775)が特務機関DIVIDE本部から転移させたケルベロスと六番目の猟兵が到着する。
「千切れそうな空の隙間があるというならば、彼らが――『|未来《にじ》』と『|可能性《ひかり》』を架けてくれるのだから」


黒代朝希
 これは、分かたれた『人の魂が紡ぐ物語』。
 故にどれだけ強大であろうとも『諸悪の根源』は排出されて終わりなのです。

 プレイングボーナス:「進化」を受容するか、拒絶する。
 に加えて、
 プレイングボーナス:進化を受けたオウガ達と共闘する。
 が存在します。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『十二剣神『神経樹グラビティピラー』』

POW   :    受容せよ。グラビティ・チェインは吾が力でもある
【濃密なグラビティ・チェインの霧】を最大でレベルmまで伸ばして対象1体を捕縛し、【重グラビティ起因型神性不全症(寿命削減)】による汚染を与え続ける。
SPD   :    受容せよ。神経樹は宇宙を覆い尽くしている
【天空から降り注ぐ神経樹の槍】【建造物から生える神経樹の槍】【大地から生える神経樹の槍】を組み合わせた、レベル回の連続攻撃を放つ。一撃は軽いが手数が多い。
WIZ   :    受容せよ。デウスエクスこそが到達点である
視界内の任意の全対象を完全治療する。ただし対象は【神経侵食】に汚染され、レベル分間、理性無き【暴走デウスエクス】と化す。

イラスト:hina

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

幸・鳳琴
「進化」を受容する

知覚できなくてもいずれグラビティピラー軍団は
いずれ倒さなければいけない相手でしょう
なら遅いか早いかの違い、倒し切りましょう!

「ブレイド」での暴走の姿、10歳ほどの幼子、燃える赤髪姿
鍛錬の高みのすばらしさ、私も良く知っています

オウガの皆さんと一緒に
相手は強い軍団ですがけして勝てない相手ではない
オウガの皆さんには撹乱をお願いし
注意が逸れたところに、ダッシュで踏み込み
力溜めたUCの一撃を叩き込みますっ!

初撃が極まれば、必殺の炎翼の竜を見舞い仕留めます
まず1つ!その後もオウガの皆さんを必要に応じ庇いつつ、
必殺の一撃を見舞い続けますね
《幸家・鳳龍》の絆の翼、とくと味わって下さいっ



「知覚できなくてもいずれグラビティピラー軍団は、いずれ倒さなければいけない相手でしょう――なら遅いか早いかの違い、倒し切りましょう!」
 幸・鳳琴(精霊翼の龍拳士・f44998)は『|異世界《ケルベロスブレイド》』における自身の『暴走』の姿、10歳ほどの幼子、燃える赤髪姿となって『グラビティピラー軍団』に挑む。
「鍛錬の高みのすばらしさ、私も良く知っています!」
 オウガ達と共に神経樹の群れを蹴り抜いていく鳳琴。
 自身が攻撃を担い、オウガ達には撹乱を要請して打撃を与えていく。
「今こそ見せましょう。これが、絆の翼です――!!」
 ユーベルコード『幸家・鳳龍』、発動。
 輝くオーラを纏う掌打を『グラビティピラー軍団』に叩き込み、その後に必中の『鳳凰の如き炎翼を広げた闘気の龍』を放つ鳳琴。
 神経樹の群れの注意が逸れたところに、ダッシュで踏み込んでその連撃を叩き込む。
「《幸家・鳳龍》の絆の翼、とくと味わって下さいっ」
 その後もオウガ達を必要に応じ庇いつつ、必殺の一撃を見舞い続けていく鳳琴。
 輝くオーラを纏う掌打と鳳凰の如き炎翼を広げた闘気の龍を繰り出すその姿、正に鳳凰と龍の如き姿――
「まず1つ!」
 また一柱、闘気の龍に付与されている鳳凰の如き炎翼で神経樹の群れの一柱を鳳琴は焼き尽くす。
 そこにオウガ達が支援する事で、より効率的に『グラビティピラー軍団』は伐採されていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

久遠寺・遥翔
「そう、その通り」
オウガ達の言葉に心から同調する
俺達は弱いからこそ……いや、個の強さなんて相対的なものだ
そんなものとは関係なく俺達は不完全だからこそさらなる進化を遂げることが出来る
時には寄り添い合うことで何倍にもだ
「どれだけ強かろうとお前には未来がない。進化の頭打ち。終着点。つまり俺達はお前を踏み超えて先へ行く!」

真の姿となったキャバリア、イグニシオン・ソーリスに[騎乗]して参戦
そして即座にUCを発動
この惑星を取り囲む神経樹の軍団全てを[焼却]し、同時に味方オウガを癒してその戦いを後押しする原初の焔に包まれた世界
神経樹の槍も発生の瞬間を[見切り]全て灰に
俺達はただその中心に君臨するのみ



「そう、その通り」
 オウガ達の言葉に、久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)は心から同調する。
「俺達は弱いからこそ……いや、個の強さなんて相対的なものだ――そんなものとは関係なく俺達は不完全だからこそ、さらなる進化を遂げることが出来る」
『詭弁だな』
 遥翔の言葉を切って捨て、神経樹の群れは四方八方から神経樹の槍を飛来させる。
 しかし、オウガ達はその槍を叩き折りながら遥翔を支援。
「時には寄り添い合うことで何倍にもだ……どれだけ強かろうとお前には未来がない。進化の頭打ち。終着点。つまり俺達はお前を踏み超えて先へ行く!」
 ――『真の姿』となったキャバリア『イグニシオン・ソーリス』に騎乗し、遥翔は参戦。
 ユーベルコード『|真焔なる世界《プリミティブ・イグニッション》』を発動……戦場全体に『原初の真焔結界』を発生させ、164分後まで、敵は『終焉の黒焔』の攻撃を、味方は『再誕の白焔』の回復を受け続ける領域を展開する。
 それはこの惑星を取り囲む『グラビティピラー軍団』全てを焼却し、同時に味方オウガを癒す事でその戦いを後押しする――『原初の焔に包まれた世界』だ。
「俺達はただ――その中心に君臨するのみ!」
『無粋な……!』
 神経樹の槍の殺到も、発生の瞬間を見切ってオウガの支援を受けながら『終焉の黒焔』で包み込んで焼却処分する遥翔。
 そこから、反撃として多くの『グラビティピラー軍団』を『終焉の黒焔』を拡散。
 神経樹の群れを延焼させる形で焼き尽くしながら、遥翔はオウガ達と共にグラビティピラーを張り倒していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

皇・絶華
神機の主発動中
おお…オウガだな!
彼らもまたパワー溢れる勇者達!ならば!彼らと共にピラー採取だ!
「わぁ…」

【戦闘知識】
オウガ達の能力把握
【薬品調合・バーサーク】
UC発動
さぁ!我がぜっちゃんチョコドリンクで皆圧倒的なパワーを宿すのだ!
オウガ達に振舞い自分達も飲んで!
「あ、いや俺はへ…ぐげがぁ!?」
「ち、朕も今回は遠慮した…ぴょげ」

という訳で圧倒的なパワーと回復力を備えたオウガ達と共に襲い掛かるぞ!
ピラーよ!お前の想いは判っている!
宇宙全てをぜっちゃんチョコをお届けして全てを強者にしたいのだろう!
喜べ!その願いは今叶う!
お前を我がぜっちゃんチョコの材料とする事でなぁ!!
「「WOOOO!!!」」



「おお……オウガだな!――彼らもまたパワー溢れる勇者達! ならば! 彼らと共にピラー採取だ!」
「わぁ……」
 もはや声に成らない声で皇・絶華(影月・f40792)の|機神《キャバリア》である連環神機『サートゥルヌス』は動き出す。
 オウガ達の能力を把握しながら、ユーベルコード『|心が籠るバレンタインチョコドリンク《キョウキトアクムノジゴクドリンク》』を発動。
 ――漢方と虫配合の狂気の超高濃度カカオ汁で苦しむオウガ達であるが、しかしその後にやって来る圧倒的なパワーとオーラが『あらゆる攻撃・即死・強化解除・ユーベルコード解除への耐性』を齎すではないか。
「さぁ!――我がぜっちゃんチョコドリンクで皆圧倒的なパワーを宿すのだ!」
「あ、いや俺はへ…ぐげがぁ!?」
「ち、朕も今回は遠慮した…ぴょげ」
 味と臭いは最悪を超えた最悪のぜっちゃんチョコドリンクを嚥下する羽目になり、えづく|機神《キャバリア》達。
 しかし彼女らも圧倒的なパワーとオーラを獲得し……『グラビティピラー軍団』を殲滅していく。
「ピラーよ! お前の想いは判っている!――宇宙全てをぜっちゃんチョコをお届けして全てを強者にしたいのだろう!」
『そのような悍ましい未来、断じて許すものか……!』
 とても『諸悪の根源』とは思えない義憤に満ちた声で、絶華の語る未来図を拒絶する神経樹。
 ――その間にも、強化されたオウガ達と|機神《キャバリア》達は神経樹の群れを伐採していく。
「喜べ!……その願いは今叶う!――お前を我がぜっちゃんチョコの材料とする事でなぁ!!」
「「WOOOO!!!」」
 食べ物として最悪でこそあるが、栄養価と効能は確かに強力な絶華のチョコ……何せあらゆる攻撃等に耐性が付くのだ。
 獲得した耐性を以て、絶華達は神経樹の群れを『収穫』するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

氷霄・かぐら
あはは、流石オウガさん達。全然ブレてないわね。これは、たくさん相手もいるし、絶好の鍛錬場所ってところかしら?
さて…、わたしも手伝うなら、あれの言う進化ってのを受け入れなきゃね。

真の姿:全身色が抜けたような白さの中、瞳だけが空色に輝いている。見た目に分かる兵装は無く、髪が変形して代わりを担っている。

オウガさん達の動きを邪魔しないように、連携重視でいきましょう。
髪をブレードに変化させて戦うよ。
普段だと刀を一振りしか持ってないけど、今なら一度にたくさん作って全部操るなんて事も出来ちゃうわね。



「あはは、流石オウガさん達――全然ブレてないわね。これは、たくさん相手もいるし、絶好の鍛錬場所ってところかしら?」
 笑みを覗かせて氷霄・かぐら(地球人の鎧装騎兵・f41059)はグラビティピラーによる『進化』を受け入れる。
 瞬間、迸るは凄まじき力――『真の姿』、かぐらのそれは『全身色が抜けたような白さの中、瞳だけが空色に輝いており、見た目に分かる兵装は無く、髪が変形して代わりを担っている』というものだ。
「さて…、わたしも手伝うなら、あれの言う進化ってのを受け入れなきゃね――オウガさん達の動きを邪魔しないように、連携重視でいきましょう」
 ユーベルコード『絶空斬』――刀剣士としての斬閃を、髪をブレードに変化させることでかぐらは戦っていく。
「普段だと刀を一振りしか持ってないけど……今なら一度にたくさん作って全部操る、なんて事も出来ちゃうわね」
 変形させたかぐらの『真の姿』による髪が変形した武装は、地球の周囲を取り囲む『グラビティピラー軍団』をも切り刻んでいく。
『馬鹿な……この吾が――『宇宙の神経』を、滅す、だと……?』
「あんたみたいな言い分の奴は、前の世界でも見てきたわ――死神とかを主体にね」
 疑問の言葉を残す|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》『神経樹グラビティピラー』に対し、かぐらは整然とした声色でトドメの『絶空斬』を飛ばす。
 丁度頚部に値する部位を切断され、神経樹は倒壊。
 そのまま滅びるのを見届けたかぐらは『真の姿』を解除……東京タワー地下へと帰還するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年05月15日


挿絵イラスト