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【サポート優先】亡翼の戦場

#獣人戦線 #UDCアース #戦後 #クロックワーク・ヴィクトリア #ファントム・バタリオン

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#ファントム・バタリオン


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。



 グリモア猟兵のアーティが戦況図を写しながら口を開く。
「皆さん、お集まりいただきありがとうございます……次なる戦場は、UDCアースで言うブルガリア付近に位置する高原。高い標高に位置するそこには平坦な台地が広がり、所々に古戦場の名残を留める破損した要塞跡が点在しています」

 彼女は図を示しながら、戦闘の段取りを語り始めた。
「ここにクロックワーク・ヴィクトリアの歩兵大隊『ファントム・バタリオン』が潜伏していることがグリモアで予知されました。皆さんにはこの部隊に打撃を与えていただきます」

 アーティは戦況図に鳥人間型のUDCの画像を追加する。
「まず、台地の東側に潜むのがUDC『嘲笑う翼怪』で構成されたファントム・バタリオンの前衛部隊です。『嘲笑う翼怪』は古要塞の石垣に身を潜め、獲物を探して彷徨っています」
 そして、『嘲笑う翼怪』のそばに猟兵を表すマークを配置した。
「『嘲笑う翼怪』は私達の進路正面に立ち塞がることになります。天候は曇り。時間帯は夕刻。日没直前の薄暗い時間帯を狙うことで敵の視界を遮りながら進む計画です。石壁の隙間には朽ちた武器や投石機の残骸が散乱しています。遮蔽物や即興工作の素材としては十分でしょう」

 彼女は地図の奥を示しながら話を続ける。
「前衛を制し次第、古戦場の中心にそびえる塔へと移動します。ここで待ち受けるのが大隊長の『レオニダス長官』です」
 塔の図に獅子の獣人の画像を配置する。
 塔の前には円形の広場が広がっており、広場そのものが魔法陣として働くような構成をしていた。
「『レオニダス長官』はここで『嘲笑う翼怪』を召喚しています。そこを強襲する形です。UDC召喚の元となる広場を破壊しながら戦闘を行えば有利に立ち回ることができるでしょう」

 アーティの視線は集まった面々をゆっくりと巡った。
「総括すると、石垣で『嘲笑う翼怪』を排除しながら前進。召喚源である広場に乗り込み、広場を破壊しながら敵大隊長を討伐、という流れとなります」
 言葉を終えたアーティは深く頷き、拳を軽く握った。
「みなさんなら問題なく達成できる作戦と信じています。どうか、勝利を」


岡崎三号
 本シナリオはサポート優先シナリオとなります。
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第1章 集団戦 『嘲笑う翼怪』

POW   :    組みつく怪腕
【羽毛に覆われた手足】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    邪神の加護
【邪神の呪い】【喰らった子供の怨念】【夜の闇】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
WIZ   :    断末魔模倣
【不気味に笑う口】から【最後に喰らった子供の悲鳴】を放ち、【恐怖と狂気】により対象の動きを一時的に封じる。

イラスト:yuga

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

バルタン・ノーヴェ(サポート)
「バトルの時間デース!」
雇われメイド、バルタン! 参上デース!
アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)

戦闘スタイルは物理系!
遠距離ならば、銃火器類の一斉発射が有効デース!
近距離ならば、武器を展開して白兵戦を挑みマース!
敵の数が多いor護衛対象がいるならば、バルタンズの使用もお勧めしマース!

状況に応じて行動して、他の猟兵のサポートに回っても大丈夫デス!
迎撃、防衛、襲撃、撤退戦。どのような戦場でも参戦OKデース!

指定ユーベルコードが使いづらいなら、公開している他のものを使用しても問題はありマセーン!
勝利のために頑張りマース!



 日の沈みかけた時間。
 わずかに残る太陽光が古要塞の石垣をぼんやりと照らす。
 薄暗い環境に紛れ、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)は鋭い緑の瞳で敵の気配を探っていた。
 古びた投石機の残骸を背に、彼女のメイド服がわずかに擦れる音が風景に混ざる。

 目の前には嘲笑う翼怪。
 忌々しい鳥人間型の怪物が数羽、まるで高笑いするかのように羽ばたきながら襲いかかろうとしている。
 彼らの狙いはバルタンである。
 動きは連続的で、その羽毛に覆われた手足はまるで暴風雨のように振るわれ、素早く、執拗に組みつく。

 しかしバルタン殿は臆さない。
 投石機の残骸や石垣の影を巧みに利用し、敵の射線を切ると、俊敏な滑走靴で滑るように身をひるがえして回避。
 そのたびに煙幕で敵を振り切っていく。

 そしてそれでも食いついてくる敵には―――
「六式武装展開、煙の番!」
 ユーベルコード、『|粉塵纏・破城槌《ヴァニッシング・バトリングラム》』を発動。
 激しく煙が噴出し視界を完全に遮ったその刹那、バルタンは煙に隠されたパイルバンカーを至近距離から敵の胸部へ叩き込む。

成功 🔵​🔵​🔴​

音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより



 夕刻の薄暮に包まれた古要塞の東側、石垣のあちこちには朽ちた投石機の残骸や鎧の破片が散乱している。
 濃い雲が空を覆い、不気味な影を落とすその場所で、音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)は身を潜めていた。

「うう、やっぱりやめにしない?あんなきしょすぎる奴無理よ……」
 小声で呟きながらも、彼女は慎重に足を動かす。
 遮蔽物として転がる壊れた武器の背後から、石垣を伝って敵の姿を探った。
 鬱詐偽が敵を観察していると、突然、不気味な口笛のような声が闇からこだました。
 ……嘲笑う翼怪の断末魔模倣だ。

「ひっ! ……うるさい……!」
 ――鬱詐偽の耳に甲高い音が響く。
 その狂気じみた切迫した叫びは脳の芯までつき刺さった。
 しかし同時に、彼女の肩に装着されたドローンがほのかな光を放ちながら飛び出す。
 ──ユーベルコード『グッドナイス・ブレイヴァー』だ。
 鬱詐偽が敵の声にビクつくたび、ドローンは撮れ高を得る。
 そうして装備を強化し、高められた隠密能力で敵地を進む。
 彼女の歩みはとても順調だ。
 ……本人はそう思えないだろうが。

成功 🔵​🔵​🔴​

納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから11年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします



 夕刻の薄暗い古要塞。
 その石垣の影に身を潜め、納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が息を整える。
 朽ちた投石機の残骸が散乱する足元を踏みしめながら、彼女の白く透ける肌と知恵の布に包まれた姿は、薄暗さに溶け込みつつも確かな存在感を放っている。

「嘲笑う翼怪……こない連中がガヤをやっても、あまり盛り上がりそうにありませんわ」 敵は石垣から羽毛に覆われた腕をちらっと覗かせている。
 嘲笑う翼怪が今にもこちらに飛びかかろうとしている状況であった。

 敵の一体が不意にこちらの前方に現れて組み付きにくる。
 納花・ピンチンは華麗にジャンプしつつ軽やかなステップで回避。
 おぼつかない足場を飛び移り、石垣の高所まで登った。
「それなら、前座には早めに退場していただきましょーかっ!!」
 勇者の剣から広がる光の斬撃が、戦場の空気を切り裂いて石垣周辺に拡がる。
 敵の数体に斬撃が直撃すると、嘲笑う翼怪の何体かが翅を必死に羽ばたかせてよろめき、倒れていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)

探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ

戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!



 夕刻の薄暗い古要塞の石垣付近。
 荒涼とした戦場に、ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)は身を潜めていた。

「おれ、じょうほうを あつめるよ…」
 ネッド・アロナックスは一体の嘲笑う翼怪に狙いを定めると『ステータスオープン!』で相手を探り始める。
「じゃしん、|かご《加護》……くろいしみ?」
 ステータスウィンドウ越しに見る嘲笑う翼怪には黒い痣が浮かび、その身体は禍々しい紫の輝きを帯びている。

「なにか きている……あっち?」
 ネッド・アロナックスは持っていた「クリーピングコイン」を指に滑らせる。
 銀貨はかすかに光り、影の中へと弾かれた。
 石畳にぶつかった銀貨は鋭利な音を立てて跳ねていく。
 次の瞬間、響き渡るのは大量の羽音。
「これだけ ひきよせられたなら にげだせそうだね」
 ネッド・アロナックスが見抜いたのは呪詛の共鳴。
 敵を物音で引き離ししながら、ネッド・アロナックスは戦場奥へと進んでいく。

成功 🔵​🔵​🔴​

赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ



 台地の東側、古びた要塞の石垣沿い。
 夕暮れの曇天が薄暗く空を覆い、朽ち果てた投石機や錆びついた武器の残骸が散乱している。
 その影に身を潜める赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)は、冷静に視界を探ると、低く身を屈めながら石垣の凹凸に身体を寄せていた。

「さてと……敵さんたち、見えてるかな?」

 やがて向かいの石垣の影から、嘲笑う翼怪が数羽、死角を狙うようにじわりと迫ってきた。
 禍々しい黒い痣を全身にまとい、邪悪な光を放つ彼らは、まるで喰らった子供を真似るかのように不気味な声を響かせ、群れをなしている。

 赤星・緋色は投石機の残骸の陰に身を隠しつつ敵の動きを正確に見極めると、装備したガジェットを軽く叩いた。
 するとエフェクトパーツが紅く煌めき始めた。

「勝負はここだね……薔薇の剣戟!」
 赤星・緋色の足が強く地を蹴り、瞬時に大地を離れる。
 まるで旋律のように宙を駆け抜け、石垣の縁を巧みに使い、敵の間合いにジャンプで滑り込んだ。
 翼怪たちは反応できず、紅蓮の花弁状の光刃が宙に淡く舞う。

成功 🔵​🔵​🔴​

アラタマ・ミコト(サポート)
|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》助太刀に馳せ参じてございます。
かの軍勢が障害なのでございますね。
では、極楽浄土で身に付けし武芸でお相手いたしましょう。



 夕暮れ時、古びた要塞の石垣に沈みゆく陽の光が淡く差し込み、朽ち果てた投石機の残骸が夕日に照らされていた。
 薄暗い空の下、アラタマ・ミコト(極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935)は焦茶色の髪を揺らし、袈裟を翻しながら石の隙間からひっそりと前方をうかがう。

「yあはり、ここにも敵がいますね……」
 小さな声でつぶやく彼女の瞳は、冷静に石垣の影を見据えていた。
 視界の端、羽ばたく不気味な影が揺らめく。
 嘲笑う翼怪の群れが遺構の影から蠢いている。
 言ってしまえば集団敵に過ぎないが、その異様な鳴き声は心を蝕む呪音のごとく、戦場に恐怖を撒き散らしていた。

 突然大口が裂けるように開き、敵の叫びが響き渡る。
「――ぎゃああああ!!」
 寒気すら伴うその声はアラタマちゃんの鼓膜を震わせた。
 しかし彼女は一切ひるまない。

「荒魂鎮神命、アラタマちゃん――ここに顕現いたします!」
 彼女は手にした陀威迦汰那(ダイカタナ)を抜き放った。
 朽ちた投石機の残骸を盾としながら石垣の影から身を潜め、隙をうかがい急接近する。
 理性を蝕む叫び声が渦巻く中、彼女の持つ邪心耐性が精神の崩壊を防いだ。
 至近距離に迫るや否や、右手の天叢雲剣を抜刀。
 鋭く振るい、羽根の生えた腕を斬り裂く。
 続けて左手に持ち替えた邪辻免斗聖刃亜で連続攻撃を叩き込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

アリス・セカンドカラー(サポート)
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい♥

それはまるでチートのような、とんでもない才能であると便利な|舞台装置《デウス・エクス・マーキナー》役な|狂言回し《サポート》。

瞬間的に|主観の世界観を切り替える魔術的パラダイムシフト《高速詠唱早業先制攻撃多重詠唱拠点構築化術結界術》で妄想を魔力具現化する|混沌魔術《欲望開放》で|戦闘、諜報、輜重《多重詠唱×各種技能》とマルチに活動可能。
|大概のことは高水準でこなせるわ《高性能を駆使する、応用力》

依頼の成功を大前提に、あわよくば己の欲望を満たそうとするかも?
大食い×魔力供給×料理で|えっちなのうみそおいしいです♥《感情エネルギーをエナジードレイン》



 夕暮れが古びた石垣の影を長く伸ばす中、アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の|混沌魔術師《ケイオト》艶魔少女)は朽ち果てた投石機の残骸に小柄な身をひそめていた。

「鳥もどきがいっぱいね……」

 眼前の敵、嘲笑う翼怪の開けた口から、耳をつんざくような悲鳴が放たれる。その叫びはあまりにも生々しく、凍りつくほどの悲痛に満ちていた。

「聞いてはいけない音……だけど♥」
 敵が断末魔模倣で繰り出す恐怖の絶叫は猛毒のように精神を蝕む。
 ……はずなのだが、アリスは眉ひとつ動かさず、むしろ微笑みを深めた。

 彼女は瞬時にユーベルコード『|虚影の混沌魔術《ケイオスマジック》』を発動する。
 虚影の化身が彼女の周囲に立ち昇り、霧のように揺らめきながら敵の視界と聴覚をゆがめていく。
「世界観なんて切り替えちゃえば、ただの演出よ♥」
 たちまち嘲笑う翼怪の精神は混乱の泥沼へと引きずり込まれ、金切り声はかき消されていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

アメリア・イアハッター(サポート)
【サポート】
他の猟兵の行動が成功するようにサポートに徹し、下記のような行動をとります。
・機動力が必要であれば宇宙バイク「エアハート」に仲間を乗せる。
・仲間の攻撃が当たるように、敵の行動をUC「風の友」で読んだり、氷系のUCを使って敵の機動力を封じる。
・仲間の攻撃を強化するために支援系UCを使ったり、鼓舞をする。
・敵の注意を逸らすため、宇宙バイク騎乗や空中にて囮となる。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 夕暮れに染まる薄暗い空の下、朽ちた投石機と石垣の残骸を盾に、アメリア・イアハッター(夢想空流・f01896)は軽やかなハンドルさばきで古要塞の荒れた台地を駆け抜けていた。
 待機中の彼女のバイク「エアハート」がエンジンを震わせる。
 その走行音に紛れ、石垣の陰から黒い影の群れがひそかにこちらを窺う気配をアメリア・イアハッターは感じ取った。

「そろそろ、かな。私が、空を作る!」

 深く息を吸い込み、緑の瞳が燃え上がる。
 ユーベルコード「|いつかどこかの記憶の空《イツカドコカノワタシノソラ》」が発動すると、彼女の動きに合わせて遠い記憶の中の空が現れ出す。
 薄暗い実際の空に重なるように、鮮やかな青空と白い雲の精巧な幻影が広がり、目の前がまるで別世界のように変化した。

 嘲笑う翼怪の一体が不気味な悲鳴を上げる。
 作り出された太陽光が、暗がりに慣れた嘲笑う翼怪の目を焼き、その横をエアハートが高速で突破して行く。

成功 🔵​🔵​🔴​

リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能

接近戦で戦う場合は鎖鎌の【薙ぎ払い】と鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメイン
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装で【薙ぎ払い】や【一斉発射】。キャバリアもあります
その他状況によって魔術的な【属性攻撃】や【破魔】等使用

猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる
また、無力なNPCが大人数いる場所での戦闘も彼らを【仮面憑きの舞闘会】で強化して戦わせつつ身を守らせることも可能。



 夕刻、曇天に覆われた古びた要塞の石垣の陰。
 リカルド・マスケラス(希望の|仮面《マスカレイド》・f12160)は鋭く光るオレンジ色の瞳で周囲に視線を向けた。
「ウェーイ、こんちわ~っす! ヒーロー参上っすよ!」

 彼の前に立ちはだかるのは、嘲笑う翼怪。
 無数の黒い羽毛が風を切る音が不気味に響き、低く不揃いな咆哮が戦場の闇を引き裂く。

 リカルド・マスケラスは素早く鎖鎌を引き抜き、跳びかかる敵の群れへと突進を始める。
 敵が羽ばたきながら組みつこうと襲いかかるが、リカルドは鎖分銅を自在に操り、鎖を伸ばして敵の腕を捕らえた。
 勢いよく振り回され、敵は遠くの瓦礫に叩きつけられる。
 
 だが、別の嘲笑う翼怪がリカルド・マスケラスに迫る。
 その瞬間、リカルドは必殺忍法「|微塵隠れの術《ミジンガクレノジュツ》」を発動した。
 派手な爆煙が彼の周囲に立ち込め、爆発音と敵の断末魔が響く。
 だが、煙が晴れると、彼の本体は無傷でひょっこりと姿を現した。

「いやー、ちょっとやばかったかもっすねぇ!」
 なんて軽口を叩きながら、引き続き敵を殲滅していく。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『レオニダス長官』

POW   :    獅子親衛隊
【獅子の獣人の配下たち】を召喚し、武器憑依・範囲治癒・魅了の踊り・眠り粉散布・針剣攻撃・話し相手のいずれかを行わせる。
SPD   :    非正規部隊
200G(万円)相当の【金銭】をx個消費し、ランダムな強さ・外見を持つ【獣人】族の【傭兵】をx体召喚する。
WIZ   :    ヘッドハンティング
指定した対象を【自身の配下】にする。対象が[自身の配下]でないならば、死角から【首切り兎の獣人】を召喚して対象に粘着させる。

イラスト:もりさわともひろ

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠李・玉明です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

マロン・ビネガー(サポート)
◎連携・アドリブ歓迎
知的好奇心旺盛で少し不思議+ひんやり系な性質の僕っ子。思考は理系寄り
戦場ルールと他者の意志は尊重する方
現地住民や先輩には「礼儀作法」で丁寧な対応を心掛ける

◆戦闘傾向
エキセントリック+トリックスター
属性魔法や精神攻撃/誘惑、地形の利用等で撹乱するタイプ

主な得物は蓬莱の玉枝orレイピア、弩

技能は主に「天候操作」、
特に雨・雪系を好む

攻撃系UCに合わせて「電撃」+「貫通攻撃」、
回復系UCに「浄化」を載せる等

勝利の為なら代償・取引系UCも躊躇いませんが
保護対象や共闘する方々を攻撃に巻き込む事は極力避けます
必要なら「結界術」等で防御、場所感知等
臨機応変に支援行動も可

後は基本お任せです



 夕暮れの薄暗い空気が、古戦場の広場を包み込む。
 塔の前に悠然と現れたのは、獅子の獣人――レオニダス長官だった。
 彼のたくましい体躯は威圧感に満ち、まるで野生そのものが具現化したかのように、周囲を睨みつけていた。
 足元には不穏に輝く金貨が散り乱れ、その煌めきが「非正規部隊」の暗躍を予兆する。 彼女の緑の瞳は敵を真っ直ぐに見据え、静寂を切り裂くように低く告げる。

「シルフィード・クローク、展開」
 瞬間、マロンの身体が巨大な竜巻に包まれる。
 渦巻く風は視覚だけでなく、聴覚や嗅覚といった感覚すべてを遮断した。
 長官の目が一瞬揺らぐが、獣としての勘が警鐘を鳴らす。
 彼は即座に散りばめられた金貨を周囲に撒き散らした。
 金貨の煌めきから次々と獣人傭兵が異形の姿で召喚される。
 大小さまざまな群れが広場に渦巻き、一斉に突進を開始した。

 竜巻の中で鋭い黒刃のレイピアが閃き敵を盲点から正確に貫く。
 呻き声を上げて傭兵が数体地面に伏す。

成功 🔵​🔵​🔴​

ティティス・ティファーナ(サポート)
 召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女性です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたくし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 夕陽が西空を赤く染め、古戦場の広場を薄闇が覆う中、塔の前にレオニダス長官が悠然と姿を現した。
 獅子獣人らしい豪胆な風格と冷徹な眼光が、静かにティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)を見据える。

 唸るような低吠えが広場に響いた瞬間、彼の姿が忽然と消えた。
 赤い夕陽を背に伸びる影の死角から、まるで闇が裂けるかのように数匹の首切り兎獣人が飛び出し、一斉にティティスへ襲いかかる。

 レオニダスのユーベルコード『ヘッドハンティング』。
 首切り兎たちが影のように薄暗い広場を駆けてゆく。
 ティティスは瞬く間にサイコミュ・ファンネルビットを展開。
 幽魔月精の力を宿した無数のビットが高速で舞い、周囲を索敵し、首切り兎たちの動きを封じ込めていく。

 レーザービームが薄闇の中で鋭く閃き、引き絞られた弦音が広場に響く。
 光の一撃は首切り兎たちの不意を突き、数体が爆散。
 敵の奇襲する動きを断ち切った。

成功 🔵​🔵​🔴​

印旛院・ラビニア(サポート)
・境遇的なものもあり、思考や嗜好は成人男性のものです(恥ずかしいので自分からは喋らない)
・基本的にはヘタレで気弱、強者にビビるし弱者に慎重な面もありますが、物事がうまくいったり周りに煽てられるとイキって墓穴を掘ることもあります
・なんだかんだで人がいい
・やり込みゲーマーで現状を学ぶ【学習力】と自分のプレイに【チューニング】できる応用力が武器
・キャバリア・劫禍との関係はUCの秘密設定あたりで察してください

 UCは活性化した物をどれでも使用し、例え依頼のためでも、公序良俗に反する行動はしません。えっちな展開はコメディ目であれば許容
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 夕暮れの古戦場、その朧げな薄闇が広場を包み込む中、印旛院・ラビニア(エタらない人(仮)・f42058)は静かに立っていた。
 沈みゆく太陽の残光が彼女のバトルスーツを淡く照らし、その瞳には揺るぎない決意が宿る。
 一歩、また一歩と前に踏み出すと、その先には獅子の獣人、レオニダス長官が堂々と構えていた。
 長官が掌を夕日にかざすと、風に乗り札束や金貨が舞い散り、やがて無数の傭兵たちが召喚されていく。

「……うう、数、多すぎる……!」
 呟きつつも、ラビニアは深く息を吸い込む。
 臆病な自分を奮い立たせるように。

 ラビニアはドリル付きワイヤーを発射し、先手を取って一部の敵を拘束。
 狭い一瞬の隙を突き、剣を滑らせた。
 サーベルを握りしめ、彼女は傭兵たちの群れに斬りかかる。
 斬撃は鋭く、敵を確実に屠るが、増え続ける敵兵の波は終わりを知らない。
 しかし、多くの敵を相手するラビニアも依然余裕はありそうな状況であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

飯綱・杏子(サポート)
狩った獲物は持ち帰ってもいいっすか?

|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の食材を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす。|熟成肉《リビングデッド》うまうま

|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

同行者の都合で、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす



 夕日の残光が塔前広場を柔らかな薄紅色に染め上げる。
 ひび割れた石畳には、遠い昔の戦いの爪痕が刻まれ、静寂の中に重厚な時の流れを感じさせていた。
 そこに、鋭い緑の瞳を光らせながら飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が歩みを進める。
 その向かいからたてがみを揺らし、筋骨隆々の獅子獣人、レオニダス長官が悠然と姿を現した。

 彼の指先が煌めく札束を宙にばら撒くと、金貨と契約の紋様が輝きを増し、一瞬で無数の獣人傭兵が闇から召喚された。
 彼らの獰猛な眼光が広場を瞬時に満たす。
 杏子は即座に万能猟理器具を抜き放った。
 猟理鋏クッキングシザースが宙を舞い、敵の四肢を的確に捕らえ、切り裂いていく。

 宙に飛んだ四肢に食らいつくと杏子はユーベルコード『フードファイト・最終モード』を発動。
 瞬時に身体が加速し、三連撃が鋭く閃く。
 素早く間合いを変えながら、訪れた隙を逃さず斬撃を連続で刻み込む。
 重厚な巨体の獅子獣人に深い傷が走り、彼の威厳に亀裂が入り始めた。

成功 🔵​🔵​🔴​

響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです



 古戦場の中心、夕陽が沈みかける薄暗い広場に響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)は静かに立っていた。
 重厚な塔を背に、彼女は獅子の獣人・レオニダス長官の鋭い視線を正面から受け止める。
 冷静沈着なその指揮官は、狡猾な作戦を巡らせ、闘志を燃やしていた。

 闇の中から無数の首切り兎が音もなく現れる。
 まるで影そのものが絡みつくかのようにリズにまとわりつく。
 冷たく粘着する感触が彼女の身を包み込んだ。
 だが、リズはすぐにその心を鎮めた。
 口元にほのかな微笑みを浮かべ、まるで風を纏うかのように優雅に立ち上がる。
「|白薔薇の誘い、《シロバラノイザナイ》―――」

 彼女の呟きに応じて、白い薔薇の花びらがふわりと舞い始め、やがて竜巻のように渦巻きながら広場全体を覆った。
 その凛とした香り高い風が首切り兎の群れを呑み込み、t駅の動きを乱した。
 首切り兎に薔薇の棘の風が鋭く襲いかかり、痛撃を与える。
 レオニダスの狙った強襲は見事に封じられた。

成功 🔵​🔵​🔴​

鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
不明な点はお任せします



 夕暮れ時、古戦場の中心にそびえる黒ずんだ塔の前の広場に、鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)は静かに立っていた。
 黄昏色に染まる空が大地を包み込み、長く伸びた影が冷気を伴って張り詰めた空気を作り出す。
 彼女の蒼い瞳は揺らぐことなく、遠くに立つ敵――獅子の獣人、レオニダス長官を捉えていた。

 長官の鋭い金色の眼光が闇夜に煌めき、筋骨隆々とした獰猛な体が震える。
 長官が手をかざすと、札束の束が空中に舞い上がる。
 光を帯びた札束は獣人傭兵たちを次々に召喚し、戦力を底なしに増殖させていた。

「―――|起動《イグニッション》!」
 その瞬間、彼女の手中で『黒の葬華』が閃光を放つ。
 剣は瞬時に高速回転を始め、ユーベルコード『|神斬蟲・旋剣の構え《ディバインブレイド・スレイヤースタイル》』が発動。

 召喚された獣人傭兵が乱れ飛ぶように襲いかかってくる。
 影華は剣を横に払い構え、飛び込んでくる敵をその回転する刃で受け流し、そのままレオニダス長官に切りかかった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2025年10月02日


挿絵イラスト