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帝竜戦役外典・銀の雨、月よりの使者

#シルバーレイン #月よりの使者 #決戦 #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #途中参加歓迎

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「何故、抗う。生命よ――偉大なるヴァルギリオスの『再孵化』によりて、我は全てを理解し更なる高みへと至ったというのに……」
 隠し切れぬ嫌悪の感情と共に、その帝竜は現れた。
 ――『帝竜女禍』、かつて帝竜戦役で六番目の猟兵と矛を交えて破れたオブリビオンであり……かつてのシルバーレインで銀誓館学園と交戦した九大災厄の一柱。
「我らオブリビオンこそが、この世界の真なる主――過去と死は、既に確定したものであるが故に、絶対の概念である……未来や生命のように、世界をおぞましき不確定要素で汚す事など無い」
 そう、”かつて”の様に語る女禍は確かに変わっていない――勿論、悪い意味でだ。
「生命よ、消えよ!――汝に力あらば、そのおぞましき肉や意思を捨て、オブリビオンとなることもできよう……『我ら』に勝つことなど出来ぬ。下らぬ児戯を辞め、潔く死を受け入れよ!」
 その生命に滅ぼされた、という『確定し変えられない過去』を知らずか知ってか、どちらにせよ醜態をされし戯言を吐き続ける九大災厄はしかし、強大である。
 全長10kmにも及ぶ巨体を持つ金色の金属竜は”かつて”の様に、地図にない孤島「蓬莱島」へと出現した――。

「いよいよ、過去猟兵以外のオブリビオン勢力も”復活”を遂げてきている様ね……ともあれ、まずはシルバーレインでの戦いよ」
 シャルロット・シフファート(異界展開式現実改変猟兵『アリス・オリジン』・f23708)はそう言って銀誓館学園に集った能力者や六番目の猟兵へと、シルバーレインに蘇った『帝竜女禍』について説明していく。
「戦場となる蓬莱島の住民は皆、|月帝姫《ルナエンプレス》の伝承と彼女らを守り支える使命を受け継ぐ『月光の魔女』……なのだけど、オブリビオンの中でも強力な『帝竜』となった女禍相手には文字通りの総力戦であっても、戦力で上回られているわ」
 更に現在進行形で蓬莱島には女禍に従う多数のオブリビオンゴーストが跋扈している。
 ただ極めて数が多いだけでも脅威であるのに、各員が抗体兵器も装備している為、短期間での殲滅はまず六番目のであっても不可能。
 よって迅速に進路を切り開くことに集中し、島へと上陸して『月光の魔女』達と合流する事が最初の難関となる。
「あのサクラミラージュでの戦いの後の帰還作戦が効いているわね。現在の『妖狐七星将』はこの上陸作戦に支援参加をしてくれるわ」
 島内に上陸した後は彼らとは別れるが、それでも抗体兵器を持つ大量のオブリビオンゴースト相手には心強いと言えるだろう。
「次に『生存し和睦を結んだ元銀誓館学園の敵対者』の複製オブリビオンゴースト……今回相対するのは『妖狐七星将『巨門』』の複製体よ」
 かつては暴虐の限りを尽くし、しかし現在では行ってきた非道を「償いがたい過去の罪」と巨門は認識している。
 だが、複製オブリビオンゴーストの例に漏れず今回対決する『巨門』の複製体は無邪気に殺戮と蹂躙を楽しむサイコキラーの本性を隠さず解放する。
 その有様こそ、最大の武器であろう。
「複製体の『巨門』を撃破したら、最後は女禍との戦いよ」
 かつてA&Wで戦った時と同様に、絶対先制攻撃権を用いて先制攻撃を女禍は仕掛けてくる。
 その対策を取れば、逆に痛烈なカウンターを叩き込んで優位を確保できるだろう。
「それと、蓬莱島に住まう月光の魔女達と無事に合流できていた場合、彼女達の支援を受ける事が出来るわ」
 総じて、総ての戦力を加算すれば……帝竜となった女禍相手でも有利に戦える見込みだ。
「まだまだ、この世界には分からない所があるわ……だけど、一歩ずつ『敵』を打倒していきましょう」
 最後に〆の言葉としてその言葉を結び、シャルロットは六番目の猟兵と能力者達を送っていくのであった。


黒代朝希
 いよいよ世界の真相に迫りつつありますね。
 シルバーレインでの戦いとなります。

 第一章。
 蓬莱島への上陸作戦であり、女禍に従う大量のオブリビオンゴーストとの戦いです。
 非常に数が多いだけでなく、抗体兵器を所持して襲ってくるため六番目の猟兵でも殲滅は難しい状況。
 その為、上陸作戦に支援参加してくれる『妖狐七星将』のサポートを受けながら上陸に専念して下さい。

 第一章のプレイングボーナス:『妖狐七星将』の支援を受ける。

 第二章。
 複製体オブリビオンゴーストの『巨門』との戦いです。
 現在の『巨門』はかつての暴虐について真摯に罪悪感と反省の意を示しています。
 しかし、複製体の方はそんな感情を一切持たずにサイコキラーとしての己を解放し、六番目の猟兵達に襲い掛かります。

 第三章。
 シルバーレインで復活した帝竜、女禍との戦いです。
 かつての『帝竜戦役』と同様に、絶対に先制攻撃を仕掛けてきます。
 逆を言えば『先制攻撃を仕掛けてくる事が予め分かっている』為、十分なカウンター等の準備をすればチャンスとなるでしょう。
 また、無事に蓬莱島で月光の魔女達と合流できたなら、彼女達の支援を受けて戦う事が出来るでしょう。

 第三章プレイングボーナス:先制攻撃の対策を整える/(無事ならば)月光の魔女達の支援を受ける。

 第一章は断章無しでプレイング受付開始。
 第二章以降は断章を設けてからプレイング受付開始となります。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『狂える能力者たち』

POW   :    黒影剣
自身と武装を【闇のオーラ】で覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にする。また、[闇のオーラ]に触れた敵からは【生命力】を奪う。
SPD   :    除霊建築学・陰陽八卦
戦場内に、見えない【陰陽の気】の流れを作り出す。下流にいる者は【八卦炉結界】に囚われ、回避率が激減する。
WIZ   :    狂気の開放
自身の【正気】を代償に【様々な属性の攻撃エネルギー】を創造する。[様々な属性の攻撃エネルギー]の効果や威力は、代償により自身が負うリスクに比例する。

イラスト:小日向 マキナ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

花葉・黄蘗
僕は、この戦いより前に神隠しに遭ったから、仔細は知らへんねんけど…。
だからなんやって話。かつての民の血をひく子孫らの島、守ったろやないか。
それが、|月帝姫《ルナエンプレス》たる僕の役割や!

まずは上陸せなあかんか…。『妖狐七星将』の皆々様方、よろしゅうに。
力強いのは、よう知っとる。
だから…一時的にでも減らさんとな!UC使用…消えて、なくなれ!

回避率が下がる?それくらい、何やって話や!
こちとら幻影使って撹乱しつつ、聖者の鉢に乗って、少しでも早く突っ切ったるわ!
龍頚珠での冷凍光線もプレゼントしたる。凍っとれ。



「僕は、この戦いより前に神隠しに遭ったから、仔細は知らへんねんけど……だからなんやって話」
 花葉・黄蘗(卜者/夢の防人・f44417)にとって『月光の魔女』はかつての民の血をひく子孫。
 その子孫たちが住む島……其れがオブリビオンゴーストや帝竜によって荒らされるというなら、是非も無し。
「守ったろやないか……それが、|月帝姫《ルナエンプレス》たる僕の役割や!」
 上陸作戦、開始――黄蘗は上陸に協力する『妖狐七星将』のメンバーに挨拶をした後、突撃の準備を完了させる。
 何せ相手は大量のオブリビオンゴースト、それも『抗体兵器』を一人一人が所持しているのだ。
「力強いのは、よう知っとる――だから……一時的にでも減らさんとな!」
 指を鳴らし、蓬莱島周辺の海上に月の力が満ちる――ユーベルコード『|再現:白燐蟲大拡散砲・月《ツキニテサイゲンセシビャクリンノワザ》』。
「消えて、なくなれっ!」
 叫びにも似た裂帛の気合を発することで、平方20キロメートルの範囲内で視認しているオブリビオンゴーストを『月魔力で模造した再現白燐蟲の群れ』で攻撃。
 狙うはオブリビオンゴーストそのものではなく、所持している『抗体兵器』。
 不可視の気の流れを創り出して『八卦炉結界』を展開するその武器を、黄蘗は再現白燐蟲の群れで粉砕或いはオブリビオンゴーストの手から弾き飛ばしていく。
「回避率が下がる?……それくらい、何やって話や!」
 幻影を投影し、自身の姿を複数創り出す事で混乱を一時的に招き、その隙に黄蘗は『聖者の鉢』……一人乗り用のUFOにもなる、ボウル型の鉢へと乗り込む。
「少しでも早く突っ切ったるわ!――ついでや、龍頚珠での冷凍光線もプレゼントしたる……凍っとれ」
 次の瞬間、運の悪いオブリビオンゴーストの一体は、『抗体兵器』を握り締めたまま凍結し、そのまま生じた衝撃によって粉砕されるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

暗都・魎夜
【心情】
この時期の戦いは大小色々あったからどうなるかと思ったが、順番通りにこいつで良いらしい
蓬莱島の魔女たちには世話になったこともある身の上だ

【戦闘】
『廉貞』に協力してもらっての戦闘
UCを用いて優しい雨で百鬼夜行の軍勢を回復して「鼓舞」を行う

「(『廉貞』に)アヤカシエンパイア以来だな。こっちはちょうど季節は桜が見ごろだ。終わったら、花見と行こうぜ」

とは言え、能力者のオブリビオンゴースト
抗体兵器を使うって言うのなら、相性は悪くないし、この数ともなればさすがに脅威だぜ

自身も「天候操作」「電撃」でオブリビオンを攻撃
月光の魔女が巻き込まれていたら、優しい雨で治療しつつ戦いから「かばう」



「この時期の戦いは大小色々あったからどうなるかと思ったが、順番通りにこいつで良いらしい……蓬莱島の魔女たちには世話になったこともある身の上だ」
「然り――ここでは、激戦である事を考え翻訳した口調で話しましょう。この痴れ者を食い止めるだけなら私達だけで十分です」
 暗都・魎夜(全てを壊し全てを繋ぐ・f35256)はそう言って『廉貞』と背中を合わせ、振るわれる『抗体兵器』による攻撃を撃墜しながら上陸へと向かっていく。
「アヤカシエンパイア以来だな。こっちはちょうど季節は桜が見ごろだ。終わったら、花見と行こうぜ」
「良いですね……今年は、上野方面の桜も悪くないでしょう」
 戦場全体に広がる『|銀色の雨《シルバーレイン》』……その恩恵を受ける魎夜と『廉貞』は、優しい雨で負った傷を癒す百鬼夜行の軍勢を率いてオブリビオンゴーストの群れと渡り合う。
 しかし、依然として殺傷性の観点で見れば相手の方は上回っている。
「流石は『異形』の置き土産――とでも、言うべきでしょうか」
「相手は能力者のオブリビオンゴースト……『抗体兵器』を使うって言うのなら、相性は悪くないし、この数ともなればさすがに脅威だぜ」
 だからこそ、魎夜と『廉貞』は決して油断しない。
 軍を成す百鬼夜行の群れがオブリビオンゴーストの集団を食い止め、海上を包み込む優しい『|銀色の雨《シルバーレイン》』が変性。
 かつて多くの銀誓館学園の能力者を苦しめた『万色の稲妻』を、今度は魎夜が放って島の沿岸に出てきた『月光の魔女』……彼女らに襲い掛かろうとしたオブリビオンゴーストを焼き尽くす。
「安心しろ――『|銀誓館学園《俺達》』が来たぜ!」
「なら、敢えてこう言いましょうか――いいえ、『|妖狐七星将《私達》』が来ました」
 そんな風に笑みを交わしながら、魎夜は『廉貞』の支援を受けて『蓬莱島』に上陸するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

儀水・芽亜
貪狼様はご無沙汰しております。その昔、闘神の独鈷杵を巡って相対した時以来でしょうか?
尾の方は万全に使えますか? ともあれ、頼りにさせていただきます。

船の上では「足場習熟」。揺れる甲板でも問題ありません。
さて、岸には敵の防衛線が張られていますね。早めに無力化しましょう。
竪琴を構え、「全力魔法」眠りの「属性攻撃」「範囲攻撃」「精神攻撃」「歌魔法」「歌唱」「楽器演奏」でヒュプノヴォイス。
迎撃に出てきた端から眠りに落とします。とどめは貪狼様の尾に任せて構いませんか?

さびの途切れる間に、「軽業」で船から蓬莱島へ上陸。改めてヒュプノヴォイスを歌います。
眠りは死の兄弟。須く眠りの淵へ落ちてください。



「貪狼様はご無沙汰しております。その昔、闘神の独鈷杵を巡って相対した時以来でしょうか?」
「ああ――久しいわね」
「尾の方は万全に使えますか? ともあれ、頼りにさせていただきます。」
「ええ、任せなさい」
 次に上陸作戦へと加わるのは、儀水・芽亜(共に見る希望の夢/『|夢可有郷《ザナドゥ》』・f35644)。
 船の上における足場の状態を然りと確認し、揺れる甲板でも問題なく武器を構える。
「この『貪狼』、敢えて言いましょう……ユーベルコードを持たない事が、私にとってはユーベルコードの代わりとなっているのだと!」
 何せ彼女――『妖狐七星将』が一人『貪狼』は『エンシェント・レヰス』が一柱である『護国鉄神零號』の攻撃を『ユーベルコード無し』で受け切ってアルダワを防衛した実力者。
 ならば幾ら『抗体兵器』を抱えていようとも、一介のオブリビオンゴーストでは群れを成しても攻略不可能であろう。
「さて、岸には敵の防衛線が張られていますね。早めに無力化しましょう」
「そうね。防御はこちらに一任するのだから、矛の担い手となるなら……」
「では、期待に応えてみせましょう――『ヒュプノヴォイス』……さあ、眠りの幕に包まれ、意識を手放しましょう。甘美な微睡みの縁ほど魅惑的なものはこの世にありません」
 瞬間、アリアデバイス『ムジカ・マキナ』……持ち主の歌声や伴奏を世界に響かせる、首掛け式の蒸気機関式スピーカーから大音量を放ち、聞こえる範囲の『敵全員』を『深い睡眠状態』にする催眠系ユーベルコードが響き渡る。
 それにより周囲のオブリビオンゴーストは瞬時に昏倒。
「迎撃に出てきた端から眠りに落とします。とどめは貪狼様の尾に任せて構いませんか?」
「良いでしょう。とくとご覧なさい」
 生じた隙により、『貪狼』の近くにいたオブリビオンゴーストは彼女の『尾』によって撃滅される。
 その撃滅の残響が、サビを掻き消す刹那に芽亜は『蓬莱島』へと上陸する。
「眠りは死の兄弟。須く眠りの淵へ落ちてください」
「頼んだわよ――時間はいくらでもかけて良いわ、丁寧に懸念事項を潰してきなさい」
 守りの卓越者の声に、芽亜は笑みを以て返すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

賤木・下臈
生命を滅ぼすとな。この下臈も|生物《なまもの》の端くれ、見過ごすわけには参りません。

交戦は不利なので島への上陸に専念します。ゴーストは島の周辺に多数展開していますが、海中はどうでしょうか?希望的観測ですが、警戒は海上に比べて薄いでしょう。それに賭けます。海中を潜航し島に接近、UCで奇襲、攪乱しつつ上陸する作戦です。
私は各種移動手段を持たないので、七星将のご支援を賜りたいです。もし無理ならばがんばって自分で飛びます。
抗体兵器への対抗策として、アイテム「げろちゃんシール」を10枚自分に貼り下臈さを高めます。なお11枚以上貼ると下臈さが暴走して自爆します。七星将の方々もいかがですか?いりませんか。



「生命を滅ぼすとな。この下臈も|生物《なまもの》の端くれ、見過ごすわけには参りません」
 賤木・下臈(おいしいクッキーです・f45205)はオブリビオンゴーストとの交戦よりも、蓬莱島への上陸に主眼を置いて行動する。
 彼は船から降り――そのまま、海中へと潜る。
「(海中はどうでしょうか?――希望的観測ですが、警戒は海上に比べて薄いでしょう)」
 賭けではあったが、彼はそれに勝った。
 確かにオブリビオンゴーストは海上には数多く存在するが、海中にはそこまで多くない。
 この時期だ、未だに海水は冷たく体力を奪う代物と化している。
「(オブリビオンゴーストと言えど、体力の概念はありますからね。能力者として具現化しているなら尚の事)」
 ただ、彼は各種移動手段を持たない六番目の猟兵……故、それを担うのは。
「七星将のご支援を賜りたいですね」
 彼の言葉に応じ、『妖狐七星将』は海中で泳ぐにあたって加護を受けられる護符を彼に譲渡。
 其れを『げろちゃんシール』と共に貼り付け、オブリビオンゴーストが振るう『抗体兵器』への対策を取りながら下臈は上陸に移る――
「――『G. E. R. O. U. ACT1』」
 自身の半径145メートル圏内を『不条理でナンセンスな夢』で包み込み、オブリビオンゴーストを攪乱していく下臈。
 遮蔽や攻撃効果を与え、術者より知恵の低い者には破壊されない――其れがこのユーベルコードで展開される『不条理でナンセンスな夢』なのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

天宮・紫苑
アドリブ・連携:可

九大災厄としても、帝竜としても敗北したのですから……。
「いい加減、大人しくしていて欲しいものですね」

妖狐七星将は巨門さんの支援をいただきたいです。
最初の戦闘では巨門さんと私とで完封も狙えますからね。
複製体と女禍を打ち倒す為にも……。
「巨門さん、よろしくお願いします」

戦闘は、
姿を消していようと関係ありません。
UCを使って範囲内にいる全ての敵の生命力を全力で奪いましょう。
あとは黄龍拳士である巨門さんが黄龍の風で敵の動きを減速していただければ、
こちらに近づく前に生命力が尽きるか、たどり着けても生命力は枯渇しかけ、トドメは簡単でしょう。
「さっさと島に上陸しましょう」


クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【WIZ判定】
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

『妖狐七星将』の支援を受けながら、『月光の魔女』達との合流を目指すよ★
殲滅は狙わず、上陸の邪魔になるヤツだけを倒すね♪
『妖狐七星将』との【連携攻撃】で進路を切り開こう!

UCは『ワタシの屍王ちゃん』
水晶の嵐による【範囲攻撃】でダメージを与えつつ、クローネちゃんと『妖狐七星将』を【体表の外骨格化と肉体の水晶化】で強化するよ♪
攻撃はガンナイフによる【弾幕】と【怪力】を活かした体術で行うね♪
敵の攻撃は【第六感/見切り/身かわし/空中機動】で可能な限り避けるよ♪



「九大災厄としても、帝竜としても敗北したのですから……いい加減、大人しくしていて欲しいものですね」
「そーそー! ま、僕が言ってもどの口がってなるかもだけど!」
「殲滅は狙わず、上陸の邪魔になるヤツだけを倒すね♪」
 最後に『巨門』と共に天宮・紫苑(人間の魔剣士・f35977)とクローネ・マックローネ(|闇《ダークネス》と|神《デウスエクス》を従える者・f05148)はオブリビオンゴーストを蹴散らしながら、蓬莱島への上陸を目指す。
 かつて『第二次聖杯戦争』で『戦争みたいな集団戦ではかなり役に立つ』と述べていた通り、数の多いオブリビオンゴースト相手に『巨門』は相性が良く、奮闘している。
「巨門さん、よろしくお願いします。妖狐七星将は巨門さんの支援をいただきたいです――最初の戦闘では、巨門さんと私とで完封も狙えますからね」
「お、何か策があるかな♪」
 紫苑の言葉に対し、クローネは反応。
 対して魔剣士は自身のユーベルコードを起動させる事で返答の代わりにしていく――
「『黒影の領域』」
 其れはシンプルなユーベルコードだ。
 155メートル半径圏内を闇のオーラで覆い、そのオーラに触れた敵から生命力を吸収する異能。
 射程範囲内に存在する全てのオブリビオンゴーストが有する生命力を全力で奪い、黄龍拳士である『巨門』が黄龍の風で敵の動きを減速させていく。
「こちらに近づく前に生命力が尽きるか、たどり着けても生命力は枯渇しかけ、トドメは簡単でしょう」
「うーん、これは見事なコンボでハメ技って奴だね」
「お見事!……それじゃあこちらも――『|ワタシの屍王ちゃん《ブラック・ノーライフキング・クリスタル・ストーム》』!」
 クローネの方も、召喚した|屍王《ノーライフキング》が戦場全体に『水晶の嵐』を発生させ、生命力が枯渇していたオブリビオンゴーストを殲滅。
 更に現在海上にて奮戦している銀誓館学園勢力のメンバーへと『体表の外骨格化と肉体の水晶化』による加護を、クローネは分譲していく。
「さて、進路を切り開こう!」
「わ、これ便利!――いっぱいオブリビオンゴーストをぶっ飛ばせそう!」
「ありがとうございます……さて、さっさと島に上陸しましょう」
 そこからは、一方的な殲滅劇であった。
 魔剣士が闇を纏った長大な大太刀で敵を両断し、黄龍拳士が思いっきり殴り飛ばし、『闇の簒奪者にして、神の蒐集者』が自身の魂から|屍王《ノーライフキング》を召喚してオブリビオンゴーストを蹴散らす。
「さて、ここからなら……」
「上陸できそうだね!」
「おっけー……複製体の事、よろしく頼んだよ」
 やがて紫苑とクローネが上陸したのを確認し、珍しく真摯な表情で『巨門』は二人の『六番目の猟兵』にそんな風な言葉を託すのであった――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『妖狐七星将『巨門』』

POW   :    黄龍の風
レベルm半径内を【吹きすさぶ風】で覆い、範囲内のあらゆる物質を【突風】で加速、もしくは【逆風】で減速できる。
SPD   :    黒腕伸撃
【伸縮する黒き手甲】で攻撃する。命中すると【敵の返り血】を纏い、レベル分間[伸縮する黒き手甲]の威力と切断力が上昇する。
WIZ   :    震脚大破壊
【震脚で起こした衝撃波】が命中した敵をレベル×10m吹き飛ばす。

イラスト:みずの瑚秋

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ――狂気に満ちた哄笑が、戦場に満ちる。
 その源は『巨門』――その複製体のオブリビオンゴーストだ。
 かつてのサイコキラーとしての本性を惜しみも無く曝け出し、その格闘術を以て殺戮に興じようとする姿。
 正に『かつての過去であり、あり得たかもしれない現在』であるのだ。

 だからこそ、君達は贖いの意思を見せる『今この世界で生きている巨門』の為にも、この複製体を撃破しなければならないのだ――
儀水・芽亜
最初からナイトメアに「騎乗」して、複製体の元へ。
ご機嫌よう、紛い物。巨門様への風評被害が出る前に、ここで討滅させていただきます。

手甲といえば、思い浮かぶのは赤手ですね。その使い手とも学生時代はプールの下で幾度となく戦ったものです。伸縮自在なところが違いますが、その経験を元に「見切り」、「軽業」でナイトメアごとトリッキーな動きをして回避しましょう。
そう何度も攻撃させはしません。手甲が延びきった状態では、攻撃には使えないでしょう?
手甲が元に戻る隙を突いて、アリスランスで「騎乗突撃」「ランスチャージ」「貫通攻撃」。更にナイトメアの蹄で「蹂躙」しましょう。
一気に駆け抜けたら、馬首を巡らせ再びの突撃を。



 最初にナイトメアへ騎乗して複製体の元へとやってきたのは、儀水・芽亜(共に見る希望の夢/『|夢可有郷《ザナドゥ》』・f35644)。
 凛然とした雰囲気で『巨門』の複製体へと裁断鋏『Gemeinde』の切っ先を突きつける。
「ご機嫌よう、紛い物――巨門様への風評被害が出る前に、ここで討滅させていただきます」
 瞬間、複製体の『巨門』が『伸縮する黒き手甲』で攻撃し、敵に命中した際に『敵の返り血』を以て攻撃の火力と切断力を強化するユーベルコード『黒腕伸撃』を芽亜へと向けて放つ。
 迫り来る『伸縮する黒き手甲』――芽亜は純白の白馬型来訪者『ナイトメア』に指示を出し、その変幻自在な攻撃を回避していく。
「手甲といえば、思い浮かぶのは赤手ですね……その使い手とも学生時代はプールの下で幾度となく戦ったものです」
 かつての日々を思い返す芽亜。
 違う所と言えば、黒い複製体の振るう其れは伸縮自在なところ――しかし、プールの下で培った経験は確かに『黒腕伸撃』を回避し反撃を繰り出す事に役立った。
「そう何度も攻撃させはしません……手甲が延びきった状態では、攻撃には使えないでしょう?」
 アリスランス『ディヴァイン・ユニコーン』をもう片方の手で握り締め、ナイトメアによる騎乗攻撃を繰り出す芽亜。
 一気に駆け抜け、更に馬首を巡らせ再びの突撃を準備する際にナイトメアは複製体を蹄で蹂躙。
 そのままナイトメアに蹴り上げられ……『巨門』の姿をしたオブリビオンゴーストは、血反吐を吐きながら戦闘体勢を整えていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【SPD判定】
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

本人に頼まれちゃったからね♪
全力で相手させてもらうよ★

UCによる高速飛行で敵の攻撃を回避しながら攻め立てるね♪

UCは『ワタシの飛翔型上級悪魔兵変形』
回避力5倍の【飛翔・回避能力特化型デモノイドロード】形態になるよ★
攻撃はガンナイフによる【弾幕】と【切断】で行うね♪
味方猟兵と組む場合は状況に応じて【連携攻撃】や【援護射撃】、【制圧射撃】による足止めを行うよ♪
敵の攻撃は【第六感/見切り/身かわし/空中機動】で避けるよ♪


天宮・紫苑
アドリブ・連携:可

巨門さんからも頼まれましたし……。
「ここで確実に倒します」

複製体がどれほどオリジナルに近いのかは知りませんが、
武術の達人であるのは間違いないでしょう。
となれば、下手に姿を隠して近づくよりも、
UCを使いながらの持久戦ですね。
相手に合わせず、自分の得意な戦い方をさせて頂きましょう。

戦闘では、
まずUCを発動します。
あとは無理に攻めず、防御を固め、【カウンター】を狙いつつ、隙をついて攻撃します。
UCの範囲に相手がいれば、それだけで生命力を奪えます。
【覚悟】を決めたら、慌てず【落ち着き】払って、確実に仕留めましょう。
「私では、達人相手に正々堂々は無理がありますので……」



「本人に頼まれちゃったからね♪ 全力で相手させてもらうよ★」
「巨門さんからも頼まれましたし……ここで確実に倒します」
 続いてクローネ・マックローネ(|闇《ダークネス》と|神《デウスエクス》を従える者・f05148)と天宮・紫苑(人間の魔剣士・f35977)は連携を取りながら『巨門』の複製体に同時攻撃を仕掛けていく。
 紫苑は取り出した大太刀『闇纏』を振るい、油断なく複製体へと肉薄。
「複製体がどれほどオリジナルに近いのかは知りませんが、武術の達人であるのは間違いないでしょう」
「迫撃戦や肉弾戦、白兵戦は相手に理と利があるね♪」
「――ならばこそ、下手に姿を隠して近づくよりも、ユーベルコードを使いながらの持久戦……相手に合わせず、自分の得意な戦い方をさせて頂きましょう」
 展開される闇のオーラの領域こそ、紫苑のユーベルコード『黒影の領域』。
 触れた存在の生命力を略奪し、己に還元する領域系ユーベルコードを以て『巨門』の複製体を相手に吹きすさぶ風――相手のユーベルコード『黄龍の風』を相殺しながら、紫苑は刃を振るう。
「飛翔・回避能力特化型デモノイドロード……変身、ってね」
 そこにクローネがユーベルコード『|ワタシの飛翔型上級悪魔兵変形《ブラック・デモノイドロード・スカイフォーム》』を以て、デモノイドロードへと変身。
 回避に特化しながらガンナイフによる弾幕を仕掛け、距離を近づけた時にはナイフの一閃をクローネは放つ。
「それじゃあ、行っくよー!」
「回避と陽動は、任せましたよ」
 ――クローネが高速飛翔するデモノイドロードとしての肉体を活用し、複製体の攻撃を圧倒的な速度と機動力で振り切って回避し、
 ――紫苑が闇のオーラを展開した上で、生命力を奪い続けている複製体相手に大太刀『闇纏』による剣戟で切り込んでいく。
 その連携は、幾らオリジナルの『巨門』と実力的には遜色ない上で、かつての『巨門』の凶暴性や残忍さをフルで解放していたとしても、圧倒に近い程にオブリビオンゴーストを二名の六番目の猟兵は追い詰めていく。
「私では、達人相手に正々堂々は無理がありますので……」
「なら、クローネちゃんが真っ向からぶつかり合っていくよ★」
 クローネと紫苑、魔剣士の基礎を極めた者と『闇の簒奪者にして、神の蒐集者』……『ケルベロスとデウスエクス、灼滅者とダークネス』の魂を内包した存在二名は、『巨門』のかつて……IF、とも言えるだろうか。
 ともあれ、彼女らは複製体オブリビオンゴーストをそれぞれ高速飛翔と隠密剣戟を用い、その命脈と命数を削り切っていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

花葉・黄蘗
僕がよう知っとる性格の『巨門』って、こっちなんやけど。あないな性格しとっても、月全体を監視できる実力者やってんなぁ。
だから、油断はせんよ。

その衝撃波に当たるわけにはいかんしな。
【月煌絶零】を早々にやったろやないか。かつて|月帝姫《ルナエンプレス》のアビリティとしてあったのを、僕なりにユーベルコードへと昇華させたもんや。
ここで、お前さんによる殺戮はさせんよ。

今の『巨門』からも頼まれとるしな?
そうでなくとも…悔いを、贖いを見せた彼のためにも…お前さんはここで凍って落ちていけ。



「僕がよう知っとる性格の『巨門』って、こっちなんやけど。あないな性格しとっても、月全体を監視できる実力者やってんなぁ――だから、油断はせんよ」
 そんな実力者のユーベルコードによる衝撃波……其れに直撃したら只では済まないとして花葉・黄蘗(卜者/夢の防人・f44417)は早々に自身のユーベルコードを切る。
「『|月煌絶零《アブソリュートルナ》』……凍れ」
 効果は至極単純、自身が敵意を向けた対象に『魔氷とマヒのデバフを齎し、青白い月光による攻撃を放つ』という異能。
 それはかつて、|月帝姫《ルナエンプレス》のアビリティとしてあった技……黄蘗はそのアビリティを自分なりのユーベルコードとして昇華させたのだ。
「ここで、お前さんによる殺戮はさせんよ……今の『巨門』からも頼まれとるしな?――そうでなくとも」
 その言葉に対し、絶叫を轟かせながら『巨門』の複製体はユーベルコード『震脚大破壊』を再び放つ。
 地面を砕く震脚は、そのまま衝撃波を生成して拡散……戦場一帯を吹き飛ばす格闘術のユーベルコードは然し、本来の力を発揮しない。
 震脚が”起こり”を見せる直前、黄蘗は『|月煌絶零《アブソリュートルナ》』で『巨門』の複製体の足を冷却し凍結。
「そないな状態の足を地面に叩き付ければ、凍結粉砕や……最も、途中で止められてもそれはそれで威力を殺せたことやからな」
 睨みつける複製体のオブリビオンゴーストを相手に、|月帝姫《ルナエンプレス》の青年は凛然と宣告する。
「……悔いを、贖いを見せた彼のためにも……お前さんはここで凍って落ちていけ」

大成功 🔵​🔵​🔵​

暗都・魎夜
【心情】
これが月で復活した直後、能力も完全だし、性格も残虐で容赦もねえと来た
月帝姫たちは圧倒的な数でぶっ潰したが、この場じゃ少数精鋭しかねえな

「てめぇに覚えはねえんだろうが……『あの時、巨門と銀誓館が戦ってたらどうなってたか』はっきりさせようぜ?」

【戦闘】
「本気で行くぜ、イグニッション!」
「リミッター解除」「限界突破」で全力を出していく
※真の姿で限界突破すると、10代後半の姿に

七星将、巨門
こうして向き合ってみると、改めてバケモノだぜ
黄龍拳士として見ても、恐ろしい腕前だ
『尾』は別カウントみたいだし、その辺を一旦相手にせず済むってのは正直ありがたいところだぜ

手甲の攻撃を「心眼」「見切り」で回避しつつ「カウンター」
「足払い」を「フェイント」に「グラップル」

こっちが怪我すると、その分手甲の攻撃力は上がる理屈だしな
そう簡単にもらってやるわけにはいかねえ

インパクトで足を止め、ライジングヘッドバットで怯ませ、グラインドスピンを決める

てめえが相手してるのは、俺一人じゃねえ
銀誓館の歴史、受けてみやがれ!



「これが月で復活した直後……能力も完全だし、性格も残虐で容赦もねえと来た――|月帝姫《ルナエンプレス》たちは圧倒的な数でぶっ潰したが、この場じゃ少数精鋭しかねえな」
 しかし、この場に集っている『少数精鋭』は只の精鋭ではない……『生命体の埒外』を抱えた超越者『六番目の猟兵』である。
 かつて銀誓館学園に所属し『死と隣り合わせの青春』を駆け抜けた暗都・魎夜(全てを壊し全てを繋ぐ・f35256)も、『六番目の猟兵』となってこの場にいるのだ。
「てめぇに覚えはねえんだろうが……『あの時、巨門と銀誓館が戦ってたらどうなってたか』はっきりさせようぜ?」
 瞬間、魎夜はリミッター解除と限界突破を組み合わせた本気の『|起動《イグニッション》』――カードを掲げて『真の姿』へと変身。
 全盛期と言える10代後半の姿となった彼は、狂気と狂喜を撒き散らしながら迫る『巨門』の複製体を見据える。
「七星将、巨門――こうして向き合ってみると、改めてバケモノだぜ」
 黄龍拳士が本格的に銀誓館学園と合流したからこそ、改めて分かる――『巨門』の戦闘能力が、いかに凄まじいものである事が。
「黄龍拳士として見ても、恐ろしい腕前な上……『尾』は別カウントみたいだし、その辺を一旦相手にせず済むってのは正直ありがたいところだぜ」
 そんなIFに思いを馳せ、背筋を震わせながら迫り来る『伸縮する黒き手甲』――ユーベルコード『黒腕伸撃』を回避しながら、相手に『敵の返り血』を与えずこれ以上の強化をさせないように魎夜は立ち回っていく。
「こっちが怪我すると、その分手甲の攻撃力は上がる理屈だしな……そう簡単にもらってやるわけにはいかねえ」
 故に回避に専念――心眼で黒き手甲の軌道を見切り、隙を見出す……否、ねじ込んで見せた『少年』はそのままカウンターを披露。
 足払いをして……それをフェイントとして機能させ、複製体の顔面に拳をぶちかます!
「大人しくしてな。すぐ終わるからよ!」
 ユーベルコード『アビリティコンボ』、発動――『グラインドスピン』、『ライジングヘッドバット』、『インパクト』……高速回転キック、強烈な頭突き、敵の内部を破壊するパンチを組み合わせた連続攻撃を繋げていき、オブリビオンゴースト……『巨門』の複製体の肉体が粉砕されるまで、連鎖を途絶えさせない様に縦横無尽に体術を叩き込む魎夜。
「てめえが相手してるのは、俺一人じゃねえ……銀誓館の歴史、受けてみやがれ!」
 やがて能力者の『少年』はトドメとして『グラインドスピン』を放ち、『巨門』の複製体の首を狩る。
 かつての過去を贖う存在の複製体として出現したオブリビオンゴーストを葬り去り、魎夜は月光の魔女達との合流に移るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『帝竜女禍』

POW   :    抗体霊波光線
【宝珠から、知性ある生命体全てを殺す光】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    金毛九尾の尾
敵1体を指定する。レベル秒後にレベル×1体の【抗体ゴースト】が出現し、指定の敵だけを【抗体兵器『惨殺剣』】と【抗体兵器『鏖殺剣』】で攻撃する。
WIZ   :    災厄の嵐
「属性」と「自然現象」を合成した現象を発動する。氷の津波、炎の竜巻など。制御が難しく暴走しやすい。

イラスト:佐々木なの

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「忌々しい……六番目の猟兵、そして銀誓館学園! 貴様らこそ、意志あるものを生命と未来という不確定な棺に閉じ込める看守と知れ!」
 轟音が鳴り響く……それは巨大な黄金の竜。
 かつてこのシルバーレインで死亡し、そしてオブリビオン・フォーミュラにして帝竜の王『ヴァルギリオス』によって『再孵化』されて帝竜となった存在……
 その名は『女禍』。
 その存在は、帝竜としての力……絶対先制攻撃権等を得ながらシルバーレインに帰還。

 然し、強化されたのは『女禍』だけではない。
 今度は能力者だけでなく、月光の魔女達……そして六番目の猟兵もいるのだから。

 第三章プレイングボーナス:先制攻撃の対策を整える/月光の魔女達の支援を受ける。
賤木・下臈
「神は『光あれ』と言った。すると光とあやしき下臈があった」
う~ん、|下臈《げろ》い。私の追求する下臈さは、不条理とナンセンスとあほを足して3で割らず、そこに少しの哲学を加えた感じのものです。その心は生と不確定の肯定。貴方とは決して相容れませんね。

敵は強力な光線を放つようです。跳ね返してみましょう。魔女の方々、一つあほな作戦にご協力いただけますか?
私と鏡写しの分身を1体用意してもらいます。そして私と分身が、さも鏡に映っているかのような顔で立ち向かいます。すると光線は「あ、ここに鏡があるゾ」と勘違いし、敵の方に跳ね返ります。一見無茶ですが、UCで反射の法則を従えたので可能です(諸説あり)。



「神は『光あれ』と言った。すると光とあやしき下臈があった」
 瞬間、絶対先制攻撃権を用いて『帝竜女禍』は賤木・下臈(おいしいクッキーです・f45205)へとユーベルコード『災厄の嵐』を放つ。
 使う属性は『死』であり、用いる自然現象は『光』……女禍が持つ宝珠から『死の属性を強制的に刻み付ける光』が放たれ、下臈を狙う――
「う~ん、|下臈《げろ》い。私の追求する下臈さは、不条理とナンセンスとあほを足して3で割らず、そこに少しの哲学を加えた感じのものです」
「何を言っているかは理解できんが、死ね」
「まぁ、要するに……その心は生と不確定の肯定。貴方とは決して相容れませんね」
 故に策を練る――彼は月光の魔女達に声を掛ける――一つあほな作戦にご協力いただけますか?、と。
「私と鏡写しの分身を1体用意してもらいましてね、そして私と分身が――『さも鏡に映っているかのような顔』で立ち向かいます」
 するとどうだろう――光線は「あ、ここに鏡があるゾ」と勘違いし、敵の方に跳ね返る……いや、それは道理が通らないとして結果は『死の属性を強制的に刻み付ける光』を受け止め、拮抗状態に。
 しかし……これによって絶対先制攻撃権の効果が切れたのを確認し、平安歌人は歌を謡い己のユーベルコードを構築する――
「Gerotic Entropic Rebellion Of Underlings 【賤しき者たちの|下臈《げろ》い混沌反逆】――『G. E. R. O. U. ACT5』……」
 世界に具象化するは、正に混沌反逆……『物理法則に反抗する意思を込めた攻撃』を以て不浄なまでの、不条理なまでの反射を実現。
 不条理な理屈を実現させ、今度こそ女禍のユーベルコードを反射する――
「なっ……ば、馬鹿な!」
「一見無茶ですが、ユーベルコードで反射の法則を従えたので可能です……諸説ありますが」
 大事なのは結果――『賤木・下臈は『帝竜女禍』の攻撃を跳ね返しカウンターを成功させた』という結果は、残っているのだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

儀水・芽亜
金毛九尾の九大災厄まで写し取りますか、『夢魔随筆・下巻』。
とにかく竹林に身体を伏せて、「オーラ防御」「環境耐性」「霊的防護」「魔力防御」で災厄の嵐を「受け流し」ましょう。

嵐の流れを「見切り」、隙を見つけて「全力魔法」悪夢の「属性攻撃」「精神攻撃」「催眠術」で幻夢クラスターを叩き込みます。
どうです、帝竜女禍? 永遠の微睡みに堕ちる感覚を味わっているのではないですか?

あなたの|術式《ユーベルコード》は『制御が難しく暴走しやすい』ものですよね。眠気に襲われた状態で制御出来ますか?
ほうら、あなたの災厄があなた自身を呑み込もうとしていますよ。

「軽業」で竹を足場に跳び、その単眼に「部位破壊」の鋏の刃を!



「金毛九尾の九大災厄まで写し取りますか、『夢魔随筆・下巻』――兎に角、竹林に身体を伏せて……」
 霊的防護機能にオーラ防御を重ね掛けした魔力防御を自身に施し、儀水・芽亜(共に見る希望の夢/『|夢可有郷《ザナドゥ》』・f35644)は『帝竜女禍』が放つユーベルコード『災厄の嵐』を耐え凌いでいく。
 嵐の流れを見切り、絶対先制攻撃権を放ち終えた後の隙を見つけ……芽亜はユーベルコードを発動。
 ナイトメア適合者としての『|悪夢《ナイトメア》』を用いた精神攻撃……それを陽動として芽亜は『深睡眠属性』の『目標を眠りに落とす虹色の炸裂弾』を『帝竜女禍』に撃ち放つ。
「どうです、帝竜女禍? 永遠の微睡みに堕ちる感覚を味わっているのではないですか?」
「ぐ、ぁ……!?」
 既に帝竜の意識は眠気で侵食され、思考回路が緩やか鈍っている所だ。
 勿論、激戦の中で眠りにつけば『睡眠状態でも使えるユーベルコード』か『睡眠状態こそ真価を発揮できるユーベルコード使い』でもなければトドメを刺されるのがオチ。
 しかし芽亜の狙いはそこではないのだ。
「あなたの|術式《ユーベルコード》は『制御が難しく暴走しやすい』ものですよね――眠気に襲われた状態で制御出来ますか?」
「貴、様……!」
「ほうら、あなたの災厄があなた自身を呑み込もうとしていますよ――」
 怒りの悪態を叫ぼうとした所で、帝竜は自身が紡いだ災厄の自然現象に飲み込まれる。
 その災厄の波濤を、芽亜は竹を足場に跳躍する事で回避。
 空中へと躍り出たナイトメア適合者は、女禍の単眼に裁断鋏『Gemeinde』の刃を突き刺すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

天宮・紫苑
アドリブ・連携:可

これが最後の決戦です。
「不確定だからこそ、今より良い未来を望めるんです」

先制が来るとわかっていれば恐るに足らず。
慌てず騒がず【落ち着き】丁寧に狙って、
相手の攻撃に合わせてUCを発動、相手の先制攻撃を切り払います。
「斬り裂いてみせましょう」

相手の先制をしのいだら、後は確実に倒すだけです。
防御や【受け流し】、回避に重点を置き、敵のUCは確実に相殺します。
そのうえで、【落ち着き】慌てず丁寧に、決して無理せず攻撃を重ねて行きます。
「このまま確実に仕留めます」



「――不確定だからこそ、今より良い未来を望めるんです」
 凛然と、言葉が少なくとも銀誓館学園が導き出した答えを『再度』――否、『何度でも』紡いで天宮・紫苑(人間の魔剣士・f35977)は『帝竜女禍』との最後の決戦に挑む。
 女禍は絶対先制攻撃権を用いてユーベルコード『災厄の嵐』を発動。
 正しく『暴虐の嵐』と言える死の猛威に対し、紫苑は冷静に対応。
「先制が来るとわかっていれば恐るに足らず――慌てず騒がず落ち着き……丁寧に狙って」
 振るわれる大太刀『闇纏』は、覚悟と共に闇に紛れ……気流を切断。
 生じた真空波は『災厄の嵐』の軌道と範囲を僅かに逸らして減らし……その隙間を突いて紫苑は絶対先制攻撃権による先制ユーベルコードを回避。
 反撃として自身のユーベルコード『虚影の破断』を発動――残留している『災厄の嵐』を、ユーベルコードという特性を逆手に取って闇のオーラを纏った斬撃を放ち斬滅していく。
「闇よ……斬り裂いてみせましょう」
「おのれ、銀誓館め……!」
「これでそちらの有利は帳消し――後は確実に倒すだけです」
 防御に回避、受け流しなど『帝竜女禍』の攻撃を確実に凌いでいく戦術を紫苑は選択。
 相手のユーベルコードは確実に『虚影の破断』を用いて相殺し、そのまま帝竜の懐へと魔剣士は切り込んでいく。
「このまま確実に仕留めます」
 その上で――圧倒的有利な状況を確保しても落ち着き慌てず丁寧に、増長せず決して無理せず攻撃を重ねて行く紫苑。
 少しずつ……確実に女禍の体力と命数を削り取りながら、魔剣士は大太刀を振るうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

花葉・黄蘗
棺に納めようとしとんのは、そっちやろがい。
生命が続くってのは、醜くも美しいものやでなぁ。

さて、数多の抗体ゴーストの攻撃、避けやなあかんか。
さっきの対話で対象が僕になるように誘導して、蓬莱の玉枝についとる実から魔力放出、それをもって龍頚珠からの冷凍光線を強化して放ち、少しでも抗体ゴーストを凍らせていく。

(ここから口調が統治者)
そして…我が臣下であった者らの子孫、月光の魔女たちよ。ここに月はあり、常に出ている。
そう、メガリス『天満月の影』にて。
ゆえに、我のUCに時間制限はあらず。月光の魔女たちも、大いに力を振るえよう。月勢力の底力、見せようではないか!
あの女禍を、一斉攻撃よな。



「棺に納めようとしとんのは、そっちやろがい。生命が続くってのは、醜くも美しいものやでなぁ」
「醜いだけだ……!」
 花葉・黄蘗(卜者/夢の防人・f44417)は数多の抗体ゴーストの攻撃……『帝竜女禍』のユーベルコード『金毛九尾の尾』で召喚された、かの帝竜の配下に対応。
 抗体兵器『惨殺剣』と抗体兵器『鏖殺剣』を振るって|月帝姫《ルナエンプレス》に襲い掛かる抗体ゴーストの群れを、黄蘗は月光の魔女達が対象とならない様に挑発して自身に引き寄せていく。
「そのユーベルコード、特性上個人にしか攻撃できへんやろ。なら、引き寄せるで」
 蓬莱の玉枝についとる実から魔力を放出し、それをもって龍頚珠からの冷凍光線を強化して放って抗体ゴーストを一体でも凍結させて氷像へと変えていく|月帝姫《ルナエンプレス》。
 やがてある程度、抗体ゴーストの数を減らした後……黄蘗は口調を変える。
「――我が臣下であった者らの子孫、月光の魔女達よ。ここに月はあり、常に出ている」
「何――これは!?」
 其れは統治者としての口調――月光の魔女達にその口調で語り掛ける黄蘗は、とあるものを取り出す……否、展開していく。
「そう、メガリス『天満月の影』にて」
 それは満月の相を示すメガリス――白く輝き、宙に浮かぶそのさまは、第二の月。
 ただ、月を浮かび上がらせるだけのメガリスではない……『月が発動条件などに関わるユーベルコードを最適化する』権能を持つメガリスなのだ。
「――『ルナティック・マグネタイト』……ゆえに、我のユーベルコードに時間制限はあらず。月光の魔女たちも、大いに力を振るえよう」
 月光の魔力を放出して全能力を倍増し、空飛ぶ月光の刃で攻撃するユーベルコードは最早時間に限りはない。
 月光の魔女達も、全霊を尽くして戦える――
「月勢力の底力、見せようではないか!」
 瞬間、波濤の如く月光を力に変える能力者達によって『帝竜女禍』は大打撃を受けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

暗都・魎夜
【心情】
女禍、改めてとんでもない存在だな
ただ、こいつを放置して、思い出もある蓬莱も、この世界も傷付けさせるわけにいかねえ

「(月光の魔女達に)ここを凌げば終わりだ。あと少しだけ、頼んだぜ!」

【戦闘】
災厄の嵐に対して、「リミッター解除」した「天候操作」で相殺させる
津波には津波を、竜巻には竜巻を
持久戦になれば、こっちの方に勝機の目もあらあ
「嵐の王を舐めんじゃねえ!」

月光の魔女達を「勝者のカリスマ」で「鼓舞」
魔術で女禍をけん制してもらう

先制攻撃が終わったら、UCを発動
「限界突破」して、「斬撃波」で攻撃

なんて言われようが、俺らが生きてることを否定はさせねえ
受けてみやがれ、生命の刃をな!



「女禍、改めてとんでもない存在だな――ただ、こいつを放置して、思い出もある蓬莱も、この世界も傷付けさせるわけにいかねえ」
 十数年前に猛威を振るった存在……其れがオブリビオン化し、更に『帝竜』となって強化されてシルバーレインに再臨したのだ。
「だけども、ここを凌げば終わりだ。あと少しだけ、頼んだぜ!」
 月光の魔女達を激励し、暗都・魎夜(全てを壊し全てを繋ぐ・f35256)はユーベルコード『災厄の嵐』に対し、リミッターを解除した天候操作能力で対抗。
 ストームブリンガーとして津波には津波を、竜巻には竜巻をぶつけて相殺していく。
「持久戦になれば、こっちの方に勝機の目もあらあ――嵐の王を舐めんじゃねえ!」
「ぬううううぅぅッ……!!?」
 魎夜による怒涛の瀑布を受け、思わず仰け反る『帝竜女禍』。
 その隙を突いて『|嵐の王《ストームブリンガー》』は月光の魔女達を勝者のカリスマを以て鼓舞。
 魔術で女禍を牽制して貰いながら、絶対先制攻撃権による先制ユーベルコードを耐え凌いでいく。
「なんて言われようが、俺らが生きてることを否定はさせねえ――受けてみやがれ、生命の刃をな!」
 やがて『災厄の嵐』が収まった直後……魎夜は『帝竜女禍』へとユーベルコードを叩き込む。
 その異能の名は『|嵐呼ぶ銀色の戦士《ソウル・オブ・シルバーレイン》』……『限界以上の力を出す、詠唱銀で構成された体』に変身し、自身の所有する愛する者を守りたいという気持ちが失われない限り大幅に強化される変身系ユーベルコードによる攻撃だ。
「起動せよ、詠唱兵器! 降り注げ、銀色の雨!」
 この世界の名たる『|銀色の雨《シルバーレイン》』を己の力に変え、魎夜は『滅びの業火』を手にしてその引き出された力を注ぎ込む。
 更に月光の魔女達の魔力も付与し、強大な抗体ゴーストでもある『帝竜女禍』を焼却し斬滅していく――
「これが、俺達の!」
「馬、鹿な……またしても、生命等に……」
 呆然とした表情で、両断された己の肉体を見据え……再び『女禍』は地面に伏すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2025年04月27日


挿絵イラスト