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バッドエンドif~エターナル・メイド・プリズン

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深重・巴栄




 ヒーローズアースの命運をかけた、アースクライシス2019。その中で有り得たかもしれない、物語の一つ――。

 知られざる文明、アトランティス。当時、多くの猟兵達が初めて足を踏み入れたその海洋文明は、ジェネシス・エイトの1人『ドクター・アトランティス』の侵略に晒されていた。
 彼はクローン装置によってオブリビオン・クローンの『超大群』を生み出し、都市の占拠を図ったのである。
「「「「業務を開始します」」」」
「っ……これほどの数が……!」
 そしてその侵略を阻止すべく出撃した深重・巴栄(煌めく鋭槍の誓い・f35034)の前に立ちはだかるのは、『万能派遣ヴィラン隊』(https://tw6.jp/gallery/?id=66150)。
 美しい銀髪メイド達が、1人、2人……10人、20人。次々と数を増やして、襲いかかって来たのである。
「でも、あくまでクローン……1体1体の能力は低いはず!」
 その威容に気圧されまいと、アリスランスを構えて立ち向かう。アリスナイトの最大の武器は想像力、すなわち精神の力だ。
 勝利を信じなければ、勝てる戦いも勝てない。毅然とした態度で槍を振るい、クローンメイド達を打ち破ろうとする。
「業務は必ず遂行します」
「僕だって、猟兵の使命を果たして見せる……!」
 数の力に任せ、こちらに攻めかかってくるメイド達……流石にこの全てを倒すのは難しい。だがグリモア猟兵の話では、数多くのクローンを引き付けて限界を越えた生成を促せば、装置が自爆して敵を弱体化させると言う。その情報の通りに、多くの敵を引き付ける事に集中する巴栄。
 ……だが結論から言えば、その戦術は誤りであった。確実に一体ずつ倒して行けば、あんな事には――。
「むっ……」
「っ……!?」
 砲撃形態に変形したランスから放ったプラズマ光弾。牽制のために狙いを付けず放ったそれは、直撃せずにメイドを掠める。
 その熱量によって相手のメイド服が焼け落ちると、ぷるんっ、と乳房がこぼれ出た。黒いメイド服から溢れる純白に思わず目を奪われ、巴栄の動きが止まってしまった。
「業務の邪魔をする者は、排除します」
「はっ……!?」
 もちろん、その隙を逃すメイドではない。肌を露出した事を恥じもせず、一気に間合いを詰めて来た。
 その鋭い連続打撃を必死に防御し、回避して凌いでいく。苛烈ではあるが、防御に徹すれば決して防げぬ物ではない……のだが。
「く、ぅぅ……」
「……? おや?」
 当然、そのパンチやキックが放たれる度に、ぷるんぷるんと露出した膨らみが揺れる。それに目を奪われてしまい、反撃どころではない。
 アリスナイトである彼の武器は、想像力――ではあるが、同時にその最大の弱点も、想像力。その揺れる胸から、目が離せない。
「……戦いの最中に、大きくしているのですね」
「なっ……いや、ち、ちがっ……!?」
 そしてその状態を、気づかれないはずもない。ズボンの股をじっと見つめられると、恥ずかしさに顔を真っ赤に染める。
 誤魔化すように慌てて攻撃するが、狙いがまるで定まっていない。あっさりとそれを回避したメイドは、こちらに手を伸ばし――。
「では、無力化を図ります」
「むぎゅううううっ!?」
 柔らかな感触が、巴栄の顔を覆い尽くす。色仕掛けが効果的と見たメイドは、巴栄の頭を抱え込み、その膨らみを押し付けて来たのだ。
 感触だけではない。女性の肌の匂いが、巴栄の鼻腔から脳へと駆け上ってくる。女性経験などあろうはずもない彼にとっては、あまりに刺激が強い。
「むぎゅっ、ぐっ、は、離してくださ――あっ!?」
「反撃は許しませんよ」
 慌てて引き剥がそうとするが、ランスを持つ腕を別のメイドに握られる。そう、相手は超大群なのだから、目の前の一人だけではない。
 掴まれた腕は谷間に招き入れられ、柔らかな感触で挟み込まれる。そうなれば力は抜けて、あっさりとランスを奪われてしまった。
「くっ、か、返してくださ……やっ、ちょ、ちょっとっ……!?」
「やはりこの攻撃が効果的なようですね」
 さらに別のメイドによって、ジーンズが下着ごと引きずり下ろされる。メイド達の視線に晒されたソコは、すでにギンギンに反り立ってしまっていた。
 そこをしなやかな指先で握られ、丁寧に、繊細に扱かれる。根本から先端に、何かを導くような手つき。『万能』派遣ヴィラン隊の看板に偽りはなく、彼女達はこうした技巧にも長けている。
 未経験の巴栄が耐えられるものでは、到底ない。
「う、あっ……!!」
「……早いですね」
 あっという間に一発目の快楽を迸らせ、強い解放感と虚脱感を覚える巴栄。こうして搾り取られるのは初めてで、脳が焼けるように熱く感じられる。
 そんな様を、感情を感じさせないメイドに見つめられると、恥ずかしさにも身体が熱くなる。だがその熱は身体の一点に集中し、萎えずに硬さを保ったまま……メイドの手の中で、ドクンドクンと脈動を続けてしまう。
「欲しがりですね。恥ずかしいのが良いんですか?」
「違っ……むっ、うっ……!?」
 その言葉を否定しようとした口が、今度は別のメイドの唇で塞がれた。ねじ込まれる舌を拒めずに、口内を艶めかしく掻き回されていく。唾液のぴちゃぴちゃと言う水音までもが、興奮を煽って来る。隙間から熱い吐息を漏らしながら、目を閉じてしまって。
「また出しますか? 構いませんよ」
「んむっ……むっ、ふぅっ……ぅぅぅぅっっ!」
 顔に胸を押し付けていたメイドは、今度はソレを挟み込んで来る。上下に大胆に躍動するその膨らみに、ひとたまりもなく二発目を迸らせてしまった。
 全身から力が抜け、海底に倒れ込もうとする身体を、後ろからまた別のメイドに支えられる。背中にもむにゅり、と柔らかな感触が伝わって。
「初めて、ですか? 随分と溜め込んでいるようですね」
「ん、んっ……ん~~~~!」
 耳元で囁かれ、ちろりと舌が這い回る。耳の穴をくちゅくちゅと舌先で刺激されて、さながらその音が、直接脳内に反響するかのよう。
「ふぅぅぅっっ……」
「~~~~~っ!?」
 反対側の耳にはまた別のメイドが、こちらは生暖かい吐息を浴びせて来る。両側からの刺激によって、耳だけでも果てさせられてしまった。
「……ふぅ。どうですか? 気持ちいいでしょう?」
「ぷはっ……はひっ、はひっ……!」
 キスが離れて顔を覗き込まれるが、何も言い返せない。口を開けば掠れた吐息が漏れるばかりで、呼吸が全く整わない。
 心臓の鼓動も高鳴る一方で、このまま破裂してしまうのではないかと不安になる程だ。もちろんそれは錯覚なのだが、初めての巴栄にとっては、それほどに刺激が強すぎる。
「そろそろ脱がせてしまいましょうか」
「あ……や、めっ、あっ……んぐっ……!」
 抵抗出来ないまま、パーカーやシャツにも手をかけられる。万歳させられ、子どものように服を脱がされるのは屈辱的だが、それを気にしている余裕もない。
 露わになった身体は汗に濡れて、そこにメイド達の舌が押し付けられた。生暖かい感触に生き物のように這い回られると、その部分だけ、感覚が鮮明になるのを感じる。
「ひっ……ひゅっ……おっ……おぉっ……!!」
「今は、直接触ってはいませんよ?」
 唾液が塗られた所が鋭敏になり、そこにキスマークを刻まれる。それだけでソコがビンビンに反応し、腰がひとりでに動いてしまう。
 メイド達の指摘通り触れられてはいないが、もうそんな事は関係がない。腋の下に唇が吸い付き、ちゅうっ、と音を立てられれば、それだけで勢いよく果ててしまった。
「は、はひっ……ひゅっ……ひゅぐっ……!?」
「辛そうですね。寝かせてあげましょう」
 短時間に何度も頂点に追いやられ、頭の中が真っ白になりそうだ。そんな巴栄の疲弊を感じ取ったメイド達は、一旦離れて、身体を海底へ寝かせていく。
 だが当然それは解放を意味せず……メイド達は寝そべった巴栄を、むぎゅりと踏みつけにして来た。複数人の女性に見下され、足蹴にされる屈辱。
 ……それなのに、ソコは元気に反り立つ一方。何しろ彼女達はブーツを脱ぎ捨てて、ストッキングの素足で身体を刺激してくるのだから。
「何をしても気持ちいいのですね……?」
「ひゅっ、ひっ……ひっ……ひゅぅっ……!」
 反論しようにも、言葉にならない。素手とはまた違うきめ細やかな感触が、身体のあちこちに刻まれる。
 すりすりと擦り付けられる度に、摩擦で身体がさらに熱く火照るように錯覚する。このまま、溶けてしまいそうだ。
 もちろんその中でも、特に一部分がドロドロに熱く……それを見たメイドの一人が、自らのストッキングを脱ぎ捨てた。
「……そろそろ、こうしてあげます」
「~~~~~~~っ!?」
 そのまま彼女はこちらに跨がり、そして熱い部分を体内に咥え込み始める。こちらに負けじと熱い部分に、根本まで一気に呑み込まれた。
 相手の腰がしっかりと落ちると同時に、巴栄のソコから噴き上がる一番の迸り。相手は体内でそれを受け止め、気持ちよさそうに飲み干して。
「本当に、早いですね」
「はひゅっ……ひゅううっ……ひゅひぃぃっ!?」
 もちろん、一発で終わるはずもない。メイドはさらに腰を振り、激しく肉を打ち付けて来る。
 今までの責めとはまるで比較にならない、極限の快楽。相手の一振りごとに果ててしまうような、そんな感覚は、もはや錯覚ではない。
「ひっ、あっ……あひっ、ああっ……!!」
「んっ……たくさん、出しますね……んっ……」
 メイドは無表情なままに頬を紅潮させながら、溢れるその快楽を搾り取ってくる。それほどに搾られても尽きないのは、アリスナイトの想像力ゆえか。
 相手の下腹を軽く膨らませるほどに迸らせ、まだ止まる事なく溢れ続ける快楽。流石のメイドもこれ以上はと、腰を持ち上げ離れていく。
「さあ、次は私です」
「~~~~っ!!?」
 ――が、何しろ相手は超大群だ。一人を満たした所で、次はいくらでもいる。交代で跨がられて搾り取られてしまい、そしてそれに応えるように、際限なく吐き出して。
 それでも尽きるどころか、むしろ出すほどに溜め込まれていくようにすら感じられる。実際こうして行為に耽り、快感を実感するほどに、アリスナイトの想像力が励起されていくのだろう。
 さらなる快楽を求める思春期の想像力が、彼の身体を際限ない快楽へと誘っていく。
「かひゅっ……ひゅっ……ひゅひっ……」
 だが当然、身体の方が持ったとしても、心の方が持たない。頭の中は真っ白に染まり、呼吸の仕方すら忘れたように掠れた息が漏れる。
 そんな状況でなお、身体は快楽を求めてしまう。気づけば彼の方からも、メイドに向けて腰を突き上げていく。
「あ、んっ……♪ そんなに、気持ちいいのですね……んっ……♪」
「っ、ひゅっ……ひっ……あっ……」
 見ようによっては、下から突き上げて責め返しているようにも見える。だがメイドの表情は余裕に満ちており、逆に巴栄には全く余裕がない。
 切羽詰まった腰振りは、優しく受け止められ、そして激しい腰振りで返される。万事に精通したメイドの技量を前に、初心者の巴栄が張り合えるはずもない。
「私達も、もっと気持ちよくしてあげましょう」
「~~~~~~っ!!」
 そんな快楽が続く中、見ているだけだった他のメイド達も責めを再開する。巴栄の顔が柔らかな感触で覆い尽くされ、舌で、ストッキングで、胸板やその先端を刺激される。
 ただでさえソコへの強烈な快感で脳が灼かれそうなのに、その上から追加される快楽。これまで彼女達が見守っていたのは、慣れる前にここまですると、一瞬で意識が飛んでしまうから、だろう。
「どうですか、とても気持ちいいでしょう? ……答えられないでしょうけれど」
「~~~っ、~っ、~~~~~!?」
 いや、慣れた所で、と言う話だが。激しく腰を打ち付けられながら、その他の場所も刺激される。そんな限界を越えた快楽が、耐えられるはずもない。
 全身に電流が駆け抜けるような、身体の中からマグマが迸るような、そんな感覚。彼が感じる快楽の度合いを示すように、メイドの中に、特別濃いのを迸らせていく。
「んっ、はっ……♪ いっぱい、出ています……ね……♪」
「~~、~~~!」
 表情に乏しいメイドすら、少し蕩けた顔を浮かべるほどの濃さ。だがそれを放った巴栄の方は、もちろんそれ以上の快楽に貫かれていく。
 頭の中は真っ白を通り越して、意識が明滅を繰り返すほどだ。もはや意識を保つ事も、失い続ける事も出来ない。その口からは声にならない悲鳴と、空気の塊ばかりが溢れていく。
「さあ、次ですよ」
「~~~~~っ!!」
 そしてもちろんこれもまた、メイド達が代わる代わる。無限に生み出される超大群を前にして、その快楽に終わりはない――。

「……おや?」
 ――果たしてどれだけの時間、搾られ続けていたか。遠くに爆音を聞きつけたメイド達は、ふと首を傾げた。
 彼女達の身体から、力が抜けていく。どうやらクローン装置が限界を越え、事前の情報通りに自爆してしまったようだ。
「さて、困りましたね、どうしましょうか」
 装置から与えられていた戦闘力を失い、大幅に弱体化してしまったメイド達。今の彼女達はもう、一般人とさして変わりがない。
 どれほどの超大群であろうと、もはや猟兵の敵とは成り得ない。ただし――。
「ひゅ……ひ……ひゅ……ぅ……」
 それは巴栄に戦う意志が残っていれば、の話だが。その想像力すら使い果たす程に迸らせ続けた彼に、もはや正常な意志など残っているはずもない。
 快楽に澱んで光を失った瞳は、どこにも焦点を結んではいない。そんな巴栄を見下ろしたメイド達は、顔を見合わせて。
「あなたの家に、連れていってもらえますね?」
「ひゅ……ひ……」
 そう言って両腕を抱き起こされた彼に、もはやメイドの要求を拒む気力など、残されてはいない。力なくこくんと頷くと、案内させられ、ズルズルと引きずられていく……。

 ――そして、1ヶ月後、巴栄の家。
「はっ……はっ、はっ、はっ……!」
「どうしました、またしたいんですか?」
 家主であるのに服を着る事も許されず、一糸まとわぬ姿を曝け出している巴栄。ソコをしっかりと反り立たせ、呼吸を荒げている。
 そんな彼を取り囲むメイド達もまた、メイドのプリムとニーソックス以外は一切の服を着ていない。彼女達の場合は自主的な物であり……その目的は、明らかだろう。
「今日はもう3回目ですが。本当に淫らな人ですね」
「っ~~~!」
 淡々と事実を告げられると、羞恥に顔を赤くする。だが巴栄はこの家から出る事も、部屋に籠もる事も許されていない。
 寝ている時と失神している時以外は、このメイド達の裸身に常に囲まれているのだ。我慢など、出来るはずがない。
「ほら、欲しいですか?」
「っ、っ……ほ、ほしいっ……」
 正面のメイドがその指で、自らのアソコを押し広げる。ぬらりと艶めかしく輝くそこを見せつけられるだけで、呼吸がさらに熱く乱れてしまう。だが、許可なくメイドに触れる事は許されていない。
 それが、この1ヶ月の『教育』の成果だ。
「だったらほら、お願いしてください。いつものように」
「い、入れさせてくださいっ……お願いしますっ……!」
 メイドの命令に従い、そうやっておねだりさせられるのも、毎度の事だ。先にメイドが告げた通り、これで今日3度目。
 羞恥心も抵抗感も、とうに消えてなくなっなっている。
「仕方有りませんね、ほら、どうぞ……んっ」
「ふーっ、ふーっ……!!」
 そうして許しを得られれば、すぐさまメイドの身体に飛びつき、押し倒す。すぐに押し込んで腰を振り始めるその様は、まさに盛りのついた犬のようだ。
「んっ、気持ちいいですか? まあ聞くまでもありませんよね」
「ぉっ、おおっ……んん~~~っ……!!」
 そうして腰を振っていると、巴栄が襲っているように見えるが……実際は襲わされている方なのは、言うまでもない。そのヘコヘコとした腰使いに余裕はなく、逆にメイドの方は余裕に満ちている。
 ギンギンに反り立つソコが、メイドのアソコできゅうきゅうに締め付けられて。絡みつくような感触と暖かさに、耐える事など出来るはずもない。
「~~~~~~っ!!」
「もう、出しましたね……本当に早い」
 あっと言う間に搾り取られ、身体を仰け反り、声にならない悲鳴を挙げる巴栄。元々早い方ではあったが、この一ヶ月で特に我慢が効かなくなった。
 もちろんこれも、メイド達の教育によるものだ。彼に耐える事は許されておらず、出来るのはメイドの中に出す事だけ。
「ほら、もっと出るのでしょう。もっと腰を振りなさい」
「あっ……はっ、はっ……ああっ……!!」
 舌を出して喘ぎ悶えながら、言われるがままにまた腰を振る。搾られるがままに迸らせて、メイドの中を満たしていく。
 その行為は当然、他のメイド達に見られている。だからといって、止める事など出来ない。
「もうあなたは、私達抜きでは生きていけませんね」
「っ、っ~~~!」
 いくらメイド達の力が一般人並に落ちていても、今の巴栄を殺す事など容易いだろう。それでもそうしないのは、彼を完全に虜にするためだ。
 実際、メイド1人に耳元でそんな事を囁かれても、それを一切否定出来ない。この快楽のためならば、なんだってしてしまうかもしれない。
 それがダメな事だと思えるだけの正気は、もう残っていない。
「ほら、もっと出しなさい」
「ぁ、ああ~~~っ……!」
 こちらが腰を振っていたはずが、いつの間にか逆転され、跨がられている。それもまたいつもの事で、容赦ない腰使いによって搾り取られてしまう。
「ふぅっ……さあ、交代です」
「~~~~~っ!!」
 もちろん、複数人がかりでだ。一人を満たせばもう一人、また一人……それは、以前と何も変わらない。
 変わっている事があるとすれば、巴栄の精力が増した事だろうか。行為によって具体化した想像力が、どれほど搾られても出し続けられるほどの精力を生み出して。
「次、です」
「おっ、ひっ……ひぁっ、あああ~っ!?」
 もっとも巴栄がどれほど出せた所で、メイド達の数の暴力に勝てはしないのだが。一人対超大群の不公平なハンデ戦に、勝ち目などあるはずもない。
「かひゅー……かひゅー……」
「ん……もう終わりですか」
 今もまた、10人以上のメイドの相手をした後、白目を剥いて意識を飛ばす。それを見たメイド達は巴栄から離れ、各々の家事を再開し始めた。
 流石に巴栄から搾り取ったメイド達は休憩に入るが、まだまだメイド達は、他にいくらでもいる。
 そして彼女達は巴栄が目を覚ました時、また彼から搾り取る役目を果たすのだ。
「ひぁ……は……はひ……」
 今の巴栄は、全て出し切って意識がない。だが、再び目覚めた時どうなるかを、巴栄はその心身で良く理解させられてしまっている。。
 ゆえに、睡眠さえも安息にはならない。寝ながらですら、腰がカクカクと上下に動いてしまう。きっと、夢の中でメイドに跨がられてしまっているのだろう。
「っ……っ、っ……!!」
 だが、メイド達はそんな巴栄を一瞥もしない。彼女達は、寝ている巴栄には用がないからだ。
 快楽のためではなくただ職務として、彼を骨抜きにする……それが彼女達の役目。ゆえに起きれば搾り取り、寝れば放置する、それを機械的に繰り返すのみ
 それは人間の男と言うより、家畜の雄に対する仕打ちだ。
「おや、目が覚めましたか? では4回目といきましょうか」
「……は、ひ……♪ んひぃぃっ♪」
 だがそんな仕打ちを、巴栄は喜んで受け入れる。今の彼はもう、気持ちよくなる事しか考えられない。
 猟兵の使命も、人としての尊厳すらもどうでも良い。このまま快楽に溺れられ続けるならば、他には何も要らない――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2025年02月20日


挿絵イラスト