スーパーカオスドラゴンと羽子板勝負!
百海・胡麦
イージー殿(f24563)と
アレンジ歓迎。文章量等、御負担になりすぎない範囲で描写戴けましたら嬉しく存じます。
●目的1
御相手様とドラゴン殿を招いた
羽子板バトル(と称した真剣勝負)を楽しみたい
●目的2
帝都桜大戰にて邂逅した
カオスドラゴン殿と相見えたく
助けられた礼も兼ね
クリスマスの贈り物もしたく参上した次第です
【重要】
但しスーパーカオスドラゴン殿の登場について
扱いに困った時は、MS様の裁量でアレンジ、書きやすい形に変えて戴けますよう御願い致します。此処の御判断は特に全任致します。
例.現地の不思議な環境に置き換える
例.ふたりの対戦に変える等
●心情
ブルーアルカディアは現地の方々とも触れ合うた想い寄せる場所。
イージー殿の故郷がある
アックス&ウィザーズの遥か上空に見つかった世界でもあります。
彼とは夫婦を誓い合った仲であり
信頼寄せる愛しいひと。
彼の家族の話も多く聞き、共に大切に思っております。
また羽子板勝負で一度やり合うておりますが見事に負けました!
実力も含めて敬う強い剣士、
身軽さは勿論、球技も得意に感じています。
●行動
『蜜霰』の弾を高らかに広く空へ放ちつつ
魔女の箒『天人』に乗って旋回しながら現れる
イージー殿の挨拶に続いて
そうHAGOITA…
我が第二の故郷・東の島国に伝わる!
年の始まりその祝いに、老若男女が矜持を賭ける、まっこと相応しき究極の儀式でござる!
たのもーーっ
カオスドラゴン殿!お久しゅう
桜の国の戦ではお世話になり申した。助けてくれたでしょ?
百海、覚えてるかしら
今日はクリスマス祝いに来たの
でもすっごく面白い空間みたい
遊びから始めない?
猟兵式よ。カオス…好いわね
真剣勝負にうってつけ
飛ばすもんは“なんでも”――やり合いましょ?
合図のように
大太刀――無尽心炎『赫麗』を抜き
武具と自身、イージー殿に
『風誘い』と『小雪』にて魔力の護りを纏わせ
新たに空中に纏め放った蜜弾を
跳ねながら叩き撃つ!
UC『文武縒り』展開
ちからを遍く溜める焔刃を赫麗の刀身が
羽子板の持ち手に見える程に
長く広く成す
これがアタシの羽子板
…て隕石!!?
慌てて天人と共に捻り飛んで避けても
灼熱が肌を炙る。息をとめて擦り抜け
イージー殿!! 叫んで目を向ければ
避け…きってる!?
すごい身の熟し
飛ぶのに慣れたアタシらがだらしないところは見せられないね
長く伸ばした焔刃を隕石に向けて
ラケットに当てるように力を喰らう
質量、熱、そのままに受ければひとたまりもないが
魔力に紐づけた己の焔の刃なら
それでも熱風に吹き飛ばされる、が
刃に籠った力の渦に笑みが溢れる
打つ度に此方は強くなるよ!
と強気に更に拾いに行った瞬間、隕石が星や図形のファンシーなふわふわに変化
(※ブルーアルカディアを傷つけくない為の案です)
…カオス!
これじゃ碌にちからを…
悔しげに歯を食いしばると視界の端に動く影
イージー殿!!
アタシも…続きますぞ
彼の足場になるようなら『静墨』を助けに
向こうも黙っちゃいないだろう
攻撃あれば、焔刃を変化させ断ち切りながら
蜜の弾には己の魔力が込めてある
新たに霰を放って大きな塊に熱で成し
イージー殿、ちから貸して!
イージー殿とラリーで打ち合いながら力を溜める
如何に増えようと
如何に強かろうと
源たるはただひとつ
あなた
頼もしき強き竜、故にどんな事が起ころうと
強い空間が生まれようと
あなたがいなけりゃ、楽しめない
渾身の魔力にまじないを乗せる
UC『唸化生』
あたりは撒いた飴だらけ
轟轟とちから溢れさせた焔を
ドラゴン殿に向かって放つ
だから支度整えて。無事に故郷に着きますよう
決着後は手当てして
贈り物を
羽子板の羽
本当はこゆうのを打ち合うの
いつか向こうでも出来たら好いね
イージー・ブロークンハート
百海・胡麦(f31137)さんとのノベルをお願いします。
ブルーアルカディアで、カオスドラゴンとわいわい盛り上がるノベルです。
【心情】
同行する胡麦さんとは縁あって夫婦の契りを交わし、共に暮らしています。
羽子板勝負やったー!とはしゃいでいます。胡麦、こむたん、たまに胡麦殿と呼んでいます
カオスドラゴンに対してはかつてのボスであり敵対関係もあると理解してはいますが、
胡麦さんがお礼に伺いたいのと、遊んでる間は敵味方ナシ!の気持ちで明るく接するつもりです。
お好きにアドリブ盛っていただければ幸いです。
【プレイング】
たのもーう!胡麦がお世話になりましてその節は本当にありがとうな!
ブルーアルカディアからあんたを返すためにインクが必要と聞いたので必殺のアイテムを持ってきたでござる。
これなるはかの武蔵の使いし|究極魔術《テニス》に縁ありき(※たぶんないです)|サムライエンパイア式《和製》究極魔術(※違うと思います)――羽子板!!
オレ羽子板のスキルないけど|二天一流《剣》の道が|究極魔術《テニス》ならば羽子板もまた剣の道とみた!!
これにてカオスドラゴンの空間をなんかいい感じにどうにかしにきたでござる!
早い話が、あそぼうぜ!
それにな!羽子板は負けた方に墨で印をつけるのだ!
ここまで喋れば賢きドラゴンもわかるだろ。
そう――墨とはインク!
これを持って和製究極魔術術式簡易版でーい!!
というわけで。
まいりますぞ、まずカオスドラゴンから――
あああまってえ!羽子板っていうのはあ!隕石を打つんじゃなくてえ!っていうか隕石打てるんだ!?すごいな!?ちょこげるこげるアアーー!!待って!ブルーアルカディアの下には故郷のアックスアンドウィザーズがあるのお!
羽子板も大体一人一枚なんだけどお!え?手と尻尾があるからいっぱい持ってもいい?
そう言われるとそんな気がしてくるな……!
あああちょっと待ってそんなぶんぶんしたらブルーアルカディアに被害が出ちゃう!ボスだから当然の行い?それもそう!
カオスドラゴンの影響の解除に回った胡麦はオレが庇おうか。やらせないかんな!
力を貸してと言われれてみれば――ははあ、なるほど。
胡麦は最初の挨拶の時に撃ってた飴弾を利用して、結界兼相手に有効な攻撃の発生する結界をつくってる!
ならばオレもここに乗ろっと。
了承してカオスドラゴンへの一撃に向けて胡麦と羽子板ラリーでござる!
…ワァ…すんごい炎……!
そだぞドラゴン、ここで世界征服しようとしないで元の世界でがんばんな。
ほら、どこにいたって、故郷って忘れられないもんだろ?
刮目せよ!これぞ|テニス《羽子板》!
必殺のぉーーー|剣刃一閃《スーパーエターナルスマッシュ》ーーー!!!
戦いのあとはすっかりバテ切って仰向けに倒れままカオスドラゴンへ笑う。
いやあ、あんたほんっと強いわ!さすがスーパーカオスドラゴンって感じ!
●
とある事情で|悪魔の世界《デビルキングワールド》から|天空の世界《ブルーアルカディア》に転移している大悪魔。
東のラスボスこと混沌魔法の具現体、|スーパーカオスドラゴン《混沌竜》。
異世界の皆さんの迷惑にならない様に長らく潜伏していたのだが、最近彼の周りは賑やかである。
猟兵達が彼が魔界へと帰還する為の方法を知り、それを実行する為に頻繁に訪れているからだ。
「|猟兵《デビルキング》様様だナァ」
等と感謝しているが猟兵からすれば『アルカディア争奪戦』『帝都櫻大戰』と言った大戦で助力して貰っている。
混沌竜の許に訪れる猟兵の多くはそのお返しという感覚だ。
その日訪れた猟兵二人も片方はその理由であり、もう片方はその付き添いであった。
●
「たのもーう! 胡麦がお世話になりましてその節は本当にありがとうな!」
無人の浮遊島で微睡んでいた混沌竜に快活な声が掛かる。
声の主はイージー・ブロークンハート(硝子剣士・f24563)。革鎧を纏った冒険者風の青年。
自分を知っている様なので猟兵だろうと判断する。
混沌竜が返答する前に青年は話を続ける。
「ブルーアルカディアからあんたを返すためにインクが必要と聞いたので必殺のアイテムを持ってきたでござる。
これなるはかの武蔵の使いし|究極魔術《テニス》に縁ありき|サムライエンパイア式《和製》究極魔術――羽子板!!」
デデーンと取り出したるは羽子板である。ちなみに|究極魔術《テニス》との関係は多分ない。
「オレ羽子板のスキルないけど|二天一流《剣》の道が|究極魔術《テニス》ならば羽子板もまた剣の道とみた!!
これにてカオスドラゴンの空間をなんかいい感じにどうにかしにきたでござる!
早い話が、あそぼうぜ!
それにな!羽子板は負けた方に墨で印をつけるのだ!
ここまで喋れば賢きドラゴンもわかるだろ。
そう――墨とはインク! これを持って和製究極魔術術式簡易版でーい!!」
やや早口で言い切るイージー。ちょっと緊張しているのかもしれない。
そんなイージーの言葉に混沌竜は「武蔵って誰だァ?」と思いつつも意図はしっかりと伝わっている。
要は自分の魔界への帰還の手助けの為に来てくれたのだろう。ありがたいことだ。
『悪魔インク』に関して少し誤解があるようだが……。
「ゲヒャヒャ、遊びか。面白そうだナァ」
そう返した時にヒュンヒュンヒュンと射撃音と共に第二の存在が現れる。『|蜜霰《魔法の銃》』の魔弾を天空に広く放ちつつ、『|天人《魔女の箒》』に乗った女性が旋回しながら混沌竜とイージーのいる場所に降り立つ。
「そうHAGOITA……我が第二の故郷・東の島国に伝わる!
年の始まりその祝いに、老若男女が矜持を賭ける、まっこと相応しき究極の儀式でござる!」
本気か冗談か判然としない様子でそう言い切ったのは百海・胡麦(遺失物取扱・f31137)。
胡麦はこちらを見ているイージーに微笑んだ後に混沌竜を真っすぐに見て口を開く。
「たのもーーっ! カオスドラゴン殿! お久しゅう。
桜の国の戦ではお世話になり申した。助けてくれたでしょ? 百海、覚えてるかしら」
「ギャハハハ、覚えてるゼぇ。ドラゴン使いの荒いオジョウサマ」
そう今回、イージーと胡麦が混沌竜の許に訪れたのは以前の大戦で混沌竜と共闘しており、そのお礼が言いたいという胡麦にイージーが付き合った形である。ちなみに彼等は夫婦であり、自己紹介の中でそれを知った混沌竜から「おめでとうございますって祝ってヤるゼぇ」と祝福されている。そんな一幕を挟みつつも『羽子板勝負』の説明がされる。
さて、混沌竜の帰還の為に必要なアイテム『悪魔インク』は『極大のカオスを引き起こす』事でしか作れない。
ただし、極大のカオスを引き起こせば全てを崩壊させ続ける混沌領域が生じてしまう。世界滅亡の危機だ。
この混沌領域により|世界に悪影響が出る《迷惑をかける》事を嫌った混沌竜が自粛していた為にその気になれば何時でも帰れる彼は未だにこの世界に居るのだ。
イージー的には『羽子板勝負』で極大カオスを引き起こし、生じた混沌領域を究極魔術で良い感じに処理できないかな、というふわっとした感じの提案だ。
混沌竜的に「ちょっと無理じゃないかァ?」と思うが楽しそうではある。それに胡麦の方は純粋にお礼と自分と遊びに来たように見える。
「飛ばすもんは“なんでも”――やり合いましょ?」
「|なんでも《・・・・》かァ――ゲヒャ~ッヒャッヒャ! 分かったゼぇ」
瞳を輝かせる胡麦に大笑して承諾する。こうしてカオスに満ちた『羽子板勝負』が始まった。
●
「あああまってえ! 羽子板っていうのはあ! 隕石を打つんじゃなくてえ!」
イージーの絶叫が浮遊島の空に響く。天空を舞う無数の混沌竜。
何と隕石を召喚して雨の様に降らせて来ている。
しかも、手に持った羽子板や器用に尻尾に巻き付けた羽子板で落下する隕石を打ち加速させるという無法振り。
「ギャハハハ、なんでもアリなんだロォ!?」
「確かに(胡麦が)言ったけどお!! っていうか隕石打てるんだ!? すごいな!?」
等と言いつつ必死に回避する。何だかんだで避けきってるのは流石と言えるが。
「ちょこげるこげるアアーー!!」
という声も聞こえるので紙一重らしい。
「イージー殿!!」
そこに『蜜霰』により形成した蜜弾を飛び回りながら混沌竜に撃っていた胡麦が参戦。
ユーベルコード【|文武縒り《アヤタケヨリ》】を発動させて創り出した焔刃を羽子板の形に変えて迫る隕石を打つ!
通常であれば如何な魔力で形成された|羽子板《焔の刃》とて隕石を打ち返すのは不可能。
しかし、【文武縒り】の権能は焔刃に凡ゆる力を魔力として溜め続けると言うモノ。
それでも熱風に吹き飛ばされるが、焔刃には確実に『力』が宿る。手応えを感じて笑みが溢れる。
「ギャハハ、やるじゃねェカ! オラ、イージーも男を見せろォ!」
打ち返された隕石をさらに打ち返しながら混沌竜がイージーを煽る。
なお、当然の様に二対一で羽子板勝負は行われている。
まあ|一《混沌竜》の方は|混沌魔法《カオスヘッダー》で増殖しているので実質、二対多勢だが。
「うおおお! よしっ、来い!!」
それにやる気十分な答えを返すイージーに「その意気ヨシ!」と更なる隕石の雨を降らせる。
「あああちょっと待ってそんなぶんぶんしたらブルーアルカディアに被害が出ちゃう!
待って! ブルーアルカディアの下には故郷のアックスアンドウィザーズがあるのお!」
「ギャハハ、面白ェヤツだナァ!」
慌てた様な絶叫を放ちながらも雨と降る隕石、その全てを紙一重で避けてみせるイージー。
通り過ぎた際の熱気や爆風をも計算に入れているかのような動きに混沌竜は感心する。
なお、雨と降る隕石を打つことで更なる力を得ようとしている胡麦への対策、そして何より無用な被害を出さない為に大地に衝突したり、雲海に消える際に隕石は何かファンシーなふわふわに変化させている。
「……カオス!」
|焔の刃《羽子板》に隕石の力を溜めるだけ溜めて、それを以て混沌竜を討とうと思っていた胡麦にとっては計算外だ。
悔しげに歯を食いしばる。そんな胡麦の表情に反応したのは勿論イージー。
惚れた女にそんな顔はさせないと避けるだけではなく果敢に前に出る。
「ギャハハハ! いいゼぇ! その調子だ!」
「イージー殿!! ――イージー殿、ちから貸して!」
「胡麦? ――ははあ、なるほど!」
そんなイージーの姿に勇気付けらたのか胡麦は打開策を思いつく。
隕石は混沌竜の支配下にある。しかし、『蜜霰』由来の蜜弾は違う。|自分《胡麦》の支配下だ。
以心伝心。胡麦の考えは誤解なくイージーに伝わる。
そして、始まる胡麦とイージーによる蜜弾のラリー。
一回、二回、三回――ラリーが続く毎に確実に増大していく『力』。
「如何に増えようと。
如何に強かろうと。
源たるはただひとつ。
あなた。
頼もしき強き竜、故にどんな事が起ころうと。
強い空間が生まれようと。
あなたがいなけりゃ、楽しめない」
胡麦が謡うように言葉を紡ぎながら続けられるラリー。どんどん空間に『力』が溜まる。
勿論、相変わらず隕石が降り注いでいるが息をぴったりと合わせたイージーと胡麦のラリーは止まらない。
「ゲヒャヒャ、これはスゲェ!!」
混沌竜の呆れた様な感心する様な声が聞こえる中、『力』が溜まりきる。
蜜弾のラリーを繰り返している間に周囲の空間には胡麦の『飴』が充満されている。
これは全て胡麦の力となり、時が来る。
「――『唸化生』」
「……ワァ……すんごい炎……!」
「オオオ!??」
戦場空間の大気がうねり猛る炎が吹き荒れる。充満した魔力が渦となり刃となり――混沌竜に牙を剥く。
それだけではない。ラリーで極限まで増大した『力』を秘めた蜜弾。それも混沌竜に放たれる。
さらにだ。
「刮目せよ! これぞ|テニス《羽子板》!
必殺のぉーーー|剣刃一閃《スーパーエターナルスマッシュ》ーーー!!!」
イージーの必殺技が完全にタイミングを合わせて炸裂する。
大・爆・発!!
ここに羽子板勝負は決着した。
●
先程まで|激戦《羽子板勝負》が繰り広げられた無人の浮遊島。
その草原にすっかりバテ切って仰向けに倒れたイージーがいる。その傍らには寄り添うように胡麦が。
さらに少し離れた場所には先程大爆発して四散したスーパーカオスドラゴンが無傷で立っている。
「いやあ、あんたほんっと強いわ! さすがスーパーカオスドラゴンって感じ!」
「テメエ等もナァ。流石は|第六猟兵《デビルキング》様だ」
お互いの健闘を称え合う。勝負が終れば遺恨はない。混沌竜は猟兵をデビルキングと認めているし、彼はオブリビオンでもない。大戦での共闘を経て戦友とも言えるだろう。まあ、彼の巻き起こすカオスが今後問題にならないとは言い切れないが、少なくとも今この時は違う。
「カオスドラゴン殿、これを」
胡麦からクリスマスプレゼントが贈られる。それは羽子板の羽根。
「羽子板の羽。本当はこゆうのを打ち合うの。いつか向こうでも出来たら好いね」
「ギャハハハ、そうだナァ」
穏やかな時間が天空の世界を流れていく。
成功
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