ここは、ブルーアルカディア。
とある酒場にウィリアム・ローグの姿があった。
「知ってるか? あの浮島に厄介な魔獣がいるらしい」
「魔獣だと? ぜひ、私にも聞かせてくれないか?」
エールを片手に、ウィリアムがその話に加わる。
「話によると、夜になると魔獣達がこの浮島にやってくるらしいんだ。だが、警戒心が強いらしく、物音や怪しい気配がすると、すぐに逃げてしまうらしい。確実に倒すんなら、気配も物音も立てないよう接近しないと……なんだけどさ、かなりの冒険者達が失敗してるらしい」
地図を広げながら、魔獣の話をする男はそう説明してくれた。
数も多いし、実入りも良さそうなのだが、なにせ、相手は些細な音でも逃げてしまうので、それが大変らしいとのこと。
「それなら、私の『ローグ・インターセプター』に使う燃料に良いかもしれない」
だが、相手に気づかれずに近づくのは、ウィリアムとしても、少々難しい話だ。
「誰か協力者がいてくれると助かるのだが……」
ふうっとため息を零しながら、ウィリアムは共に現地へと向かってくれる仲間を、その酒場で待つことにしたのである。
「というわけで、ブルーアルカディアに残っているウィリアム・ローグと協力して欲しい」
アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は、そういって、猟兵達へと呼びかけた。
「帝都櫻大戰の際、キャンピーくんの力により、強力な共闘者を、ウィリアムを送ってくれたことは覚えているな。だが、そのキャンピーくんがいないため、すぐに戻ることが出来なくなっている。ウィリアムの話によると、ローグ・インターセプターに特殊な燃料、ブルーアルカディアでいう、『天使核』がそれに当たるらしい。今、ウィリアムはそれを求めて、大量の魔獣退治を請け負っているそうだ。だが……今回は少々彼でも手こずっているようでな」
なにより、ちょっとした物音を出しただけで、魔獣達は逃げてしまうらしい。
しかも浮島に滞在するのは、夜中。そこを寝床にしているそうだ。
「浮島までは借りた飛空艇を使って、ウィリアムが案内してくれるそうだ。もちろん、自分達で足を用意してもいい。相手は空を飛ぶ連中だからな」
アスは告げる。
「現地に大量にいるのは、嵐狂鳥フレズヴェルグだ。かなり神経質な奴らしいな。そして、そのフレズヴェルグを率いるのは、十字皇シュラウディア。どうやら、フレズヴェルグを自分の軍隊に配属させるべく、調教中のようだ。その前に、ここで一気に仕留めて、ウィリアムの燃料に貢献してくれ」
そういって、アスは告げる。
「ウィリアムを元の世界に戻すためにも、彼と協力して、魔獣退治を果たしてやって欲しい。よろしく頼む」
そう頭を下げると、アスは現地へと向かう扉を開いたのだった。
柚葵チハヤ
こんにちは、柚葵です。
今回も全3章の帰還シナリオとなります。今回のメンバーはウィリアム・ローグ!
浮島へは判定なしで、さくっと到着できるので、ご安心ください。
今回のシナリオの流れとしては。
1章で、抜き足差し足して、こっそり近づいて下さい。これが失敗すると面倒なことになりますので、よろしくお願いします!! 夜なので、それも有効活用してくださいね!
2章では、嵐狂鳥フレズヴェルグとの戦いとなります。空を飛びますので、皆さんも飛べる方法があると良いかもしれません。
3章では、いよいよ、フレズヴェルグを飼育していた十字皇シュラウディアとの戦いとなります。折角の部隊を倒されて、かなり頭に来ているので、戦う際はご注意を。それと、シュラウディアも空を飛ぶので、飛べるようになっておくと、攻撃を当てやすいと思います。
また、複数で参加する際は、お相手の名前やID、グループ名もお忘れなく。
それでは、熱いウィリアムとの共闘プレイング、お待ちしています!!
第1章 冒険
『暗闇の隠密行』
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POW : 先頭を進み、急な襲撃に備える
SPD : 足音や気配を消し、慎重に進む
WIZ : 眠りや幻影の魔法を使い、より安全を確保する
イラスト:真夜中二時過ぎ
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』を起動して1分先の未来を見ながらファンネルビット/シール ドビット/リフレクタービットを創造して展開し周辺を警戒しながら透明化と視聴嗅覚を阻害をいつつ映像と音声を記録して記憶し次の表兵への手助けになる様に準備はしておきます。
空気の振動や芳香が漂う可能性があるのなら完全アストラル化(精神体)して対処と対応を試行錯誤をします。
ティティス本体自体が金色系なのでシールドビットなどで囲んで姿を隠す工夫は用意して対策を試みます。可能であればティティス自体もファンネルビット化をして移動のコストや対応へ対策としています。
ちょっとした物音を出しただけで、敵は逃げてしまう。
そう聞いて、ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)は、この手しかないと一つの案を採用した。
「幽魔月精は機械身体、幽魔月精の機械魂魄……」
出かける前ならば、敵に気づかれることもなく、詠唱できる。ティティスが発動させたのは、アストラル・エレメント・トランスフォーメーションだ。自身の身体部位ひとつをアストラル・エレメント・エネルギーに変異させ、その特性を活かした様々な行動が可能となる力だ。
その力を使って、ティティスは、完全アストラル化を施す。だがティティスの本体は金色に輝いてしまっている。
「……これだと見つかってしまいますね……」
出かける前に気づいて、本当によかったとティティスは思う。
「あ、シールドビットで覆えば……!!」
覆ってしまえば、大丈夫そうだ。ただ、行く手にある障害物を利用して、見つからないよう進めばより気づかれないだろう。
更に透明化と視聴嗅覚を阻害を行いつつ、映像と音声を記録して記憶し、次の猟兵への手助けになる様に準備していく。
(「絶対に見つからないようにしないと……」)
慎重に慎重を重ねながら、ティティスは現場へと近づいていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
ウィリアムさんも苦労してんなぁ……
アタシも一肌脱ぎたいところだけど、なかなかに厳しいね。
完全に気配を消すのまではアタシも無理だよ、それでもやれるだけやってみますかねっと。
宇宙カブの迷彩機能をフル活用さ、『闇に紛れる』ように【陽炎迷彩】も発動し、あまりエンジンの回転数を上げずにそろそろと進むよ。
そう、どうしてもエンジン音だけは消しきれないのが痛い所なんだよねぇ……ぐぬう。
後生だからギリギリまで気付かれませんように……!
「ウィリアムさんも苦労してんなぁ……」
そういって、数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)もまた、この地にたどり着いていた。
今すぐにでも手を貸したいところなのだが……。
「アタシも一肌脱ぎたいところだけど、なかなかに厳しいね。完全に気配を消すのまではアタシも無理だよ。それでも、やれるだけやってみますかねっと」
宇宙カブの迷彩機能をフル活用させ、闇に紛れるように、陽炎迷彩も発動している。
更にエンジンの回転数を上げずに、そろそろと進めば、今回のバトルスタイル(?)の完成だ。
「そう、どうしても! エンジン音だけは消しきれないのが痛い所なんだよねぇ……ぐぬう」
なので多喜は今、バイクに乗らずに押している。
「後生だから、ギリギリまで気付かれませんように……!」
そろりそろりと、敵達のいる浮島へと近づいていく。エンジンをふかしたい思いを抑えながら、ゆっくりゆっくりと進んでいく。心地よいエンジン音を響かせるのは、戦いが始まってからにしようと、多喜は心に決めるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!
バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?
戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!
「はっはっは、妾、推っ参……なのだがな」
ひときわ、声を小さくしているのは、今が隠密行動中だからである。小さな声でも収録できるよう、口元近くにマイクが来るようにインカムをつけている。
御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)は、あまり取り高がないから、今回は動画撮影をせずに行こうかと思ったのだが……。
「考えてもみれば、こういう行動中というのも、それはそれで、需要があるかもしれんからのう」
情報によると、既に何人かの仲間が現地入りしているというのは、聞いている。
ならば、後れを取るわけにはいかない。
「では、参るとしよう……」
軽く飛び上がり、静かに着地。あるいは、木から木へと飛び移っても見せる。それも極力、小さな音で気づかれないよう、アクロバティックに。
(「うむ、これも悪くはない」)
向いていないかと思っていたが、ライブ配信の流れるコメントを見ると、意外と好評のようである。
「ならば……このまま、静かに突き進もうぞ……!!」
小さくそう告げて、菘もまた、敵の潜んでいる浮島へと無事、たどり着いたのであった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『嵐狂鳥フレズヴェルグ』
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POW : 暴風疾翔
【荒れ狂う暴風の渦を翼から放つこと】によりレベル×100km/hで飛翔し、【飛翔する同種族の数】×【飢餓感の大きさ】×【飛翔速度】に比例した激突ダメージを与える。
SPD : 狂風疾翔
全身を【触れたモノを切断する狂風の渦】で覆い、自身の【飢餓感】に比例した戦闘力増強と、最大でレベル×100km/hに達する飛翔能力を得る。
WIZ : 血風疾翔
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【血に染まった羽根】から【獲物を追尾する血風の刃】を放つ。
イラスト:炭水化物
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
現地にたどり着いた猟兵達は、敵の様子を窺う。
まだ、敵は猟兵達のことに気づいてはいない。
今からなら、皆のファーストアタックは、不意を狙えるはずだ。
さあ、敵が逃走する前に、一気に仕留めよう!
●マスターより
皆さんの活躍により、皆さんのファーストアタックは、不意打ちが可能となりました。
最初の一撃は、かなりのダメージが期待できますので、ぜひご利用ください。
皆さんのイケイケなバトルプレイング、お待ちしています!!
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「この瞬間こそ好機!駆逐し撃滅する!」
『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』を起動して1分先の未来を見ながらファンネルビット/シールドビット/リフレクタービットを創造して展開し乱反射を利用したオールレンジ攻撃のリニアロングボウとアルテミス・レーザービームで攻撃を仕掛けます。
残った敵の存在を確認したら透明化と視聴嗅覚を阻害を駆使し“三女神の加護と粛清を”で敵UCを封印/弱体化させ機会を見逃さずにフルバーストとヘラ・エウピションでの全力総攻撃を仕掛けます。
他の猟兵が居るならば連絡と通信を使用して連携を計ります。
「巨鳥、撃滅し殲滅する。猟兵を底力を知るが良い」
一番先に奇襲を行ったのは、ティティスだった。
「この瞬間こそ好機! 駆逐し、撃滅する!」
すぐさま起動させるのは、アストラル・エレメント・トランスフォーメーションだ。
「幽魔月精は機械身体、幽魔月精の機械魂魄」
慣れた詠唱を唱え、自身の身体部位をアストラル・エレメント・エネルギーに変異させ、その特性を活かした行動が可能となる。
まずはファンネル、シールド、リフレクターの三種のビットを一気に展開すると、乱反射を利用したオールレンジ攻撃のリニアロングボウとアルテミス・レーザービームで攻撃を仕掛けていく。
その猛威を振るう先制攻撃に、嵐狂鳥フレズヴェルグは逃げる暇もない。
「ギャアアアアア!!」
フレズヴェルグは、断末魔を上げながら、次々と墜ちていく。お陰で先制にしては、かなりの数を倒せたと思う。
「巨鳥、撃滅し殲滅する。猟兵を底力を知るが良い」
続いて攻撃を重ねてくれる仲間を信じ、ティティスは何度もビームを放っていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
●マスターより
まだ奇襲の効果は残っています。
もしよろしければ、この間にたくさんの敵を滅ぼしてください。
たくさんの参加、お待ちしています!!
真宮・響
夫の律(f38364)と参加
まあ、ブルーアルカディアは律にとって思い入れの深い土地だ。ウィリアム・ローグはご苦労様だ。故郷に帰れるよう尽力させてもらうよ。
数が多くて手数が多いか。空を飛ぶなら私も飛ぶか。律も飛ぶようだし。赫灼の騎士発動!!奇襲できるなら速度の差もなんとかなるか。攻撃を【迷彩】【心眼】【見切り】【残像】で凌ぎながら激突ダメージを回避した律とタイミングをあわせて攻撃する。武器は届かないだろうから【気合い】を込めた【衝撃波】を【範囲攻撃】化して攻撃!!
悪いがこの空に横暴な鳥はいらないんでね。道をあけな!!
真宮・律
妻の響(f00434)と参加
ブルーアルカディアは俺にとって思い入れの深い世界だからな。俺たちの家のある世界の関わった戦争で救援にきてくれたウィリアム・ローグは早く故郷に帰還してもらわないとな。まあ、アスリートアース以来だが共闘できてなんとなく嬉しい。
敵は高速で飛ぶ鳥の群れか。じゃあ俺も飛ぶか。風がきついが火雷の意志の強化と【限界突破】の効果で耐えながら飛んでくる鳥を【残像】【瞬間思考力】【勝負勘】【気配察知】で回避!!響大丈夫か!!反撃するぞ!!
武器は届かないだろうから、【電撃】を【範囲攻撃】化で攻撃するぞ!!
いつまでも好き放題とべると思うなよ!!どけ!!
真宮・律(黄昏の雷鳴・f38364)は、感慨深そうにこの世界を眺めていた。
「律、何をみているのかい?」
「あ、いや……思い入れ深い世界だから……ね」
律は真宮・響(赫灼の炎・f00434)に声を掛けられ、苦笑を浮かべていた。
「今回はウィリアムを帰還させるためのものだからね」
「ああ、そのためにも……」
――目の前の敵を倒さねばならない、のだ。
「敵は高速で飛ぶ鳥の群れか」
目の前の飛び上がろうとする嵐狂鳥フレズヴェルグの群れを見て、律は飛ぶことを選択した。
「ああ、俺は俺の意志で、この剣を振るうさ!!」
発動させたのは、|火雷の意志《ホノイカヅチノイシ》だ。全身を燃え上がる雷の炎のオーラで覆い、自身の屈せぬ意志に比例した戦闘力増強と飛翔能力を得てみせる。
「くっ……風が強いな」
何とか強い風を跳ね退けながら、律はその剣を振るって見せる。
隣にいた響も同じく飛び上がる。
「護るべきものは必ず護る!! それがアタシの信念だ!!」
|赫灼の騎士《カクシャクノキシ》を発動させ、赤を基調にした銃士服を纏った銃士に変身し、ブレイズランスとブレイズフレイムの威力そ増強し、更に真紅のマントによって飛翔能力を得たのだ。
そのまま、群れの中へと突っ込み、飛び上がるフレズヴェルグを次々と地上へと叩き落していく。だが、そんな最中、死角から飛び出してきたフレズヴェルグに、響は気づくのが遅れた。
「しまっ……」
それをフォローしたのが。
「響、大丈夫か!!」
「あ、ああ。ありがとう律。お陰で助かった!!」
律だ。律が衝撃波を放って、仕留めたのだ。お陰で響は無傷で済んだ。
響は近くにいた敵を仕留めて、振り返る。そこには響の無事を見て、安心する律の姿があった。
思わず、二人は顔を見合わせ、笑みを見せた。
「なら、反撃するぞ!!」
「ああ、こっちも問題ないよ」
声を掛け合い、飛び出していく。二人の攻撃の手は更に勢いづいていく。
「悪いがこの空に横暴な鳥はいらないんでね。道をあけな!!」
ブレイズランスを振るう響と。
「いつまでも好き放題、飛べると思うなよ!! そこを……どけぇえええ!!」
赤銅の両手剣、クレプスキュルを振るう律が一気に、フレズヴェルグを殲滅していくのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
●マスターより
まだ強襲の効果は続いています。
引き続きの参加、お待ちしています!!
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
どうやらまだ気付かれてはいないようだねぇ、少しホッとしたよ。
それならこっからは荒事の時間さ、一気に吹き散らしてやる!
隠密状態でギリギリまで近付き、心の裡へサイキックエナジーを極限まで溜め込むよ。
そして一気に開放、『電撃』を交えた【闇払う旋風】の大嵐を巻き起こす!
てめぇら、この嵐の中でも満足に飛べるものか試してみやがれ!
そしてこのサイキックの嵐はアタシらをエアポケットの如く包めるはずさ。
さあウィリアムさんよ、フルスロットルで行こうじゃないか。
この先に居る親玉目指して駆け抜けるよ!
「どうやらまだ気付かれてはいないようだねぇ、少しホッとしたよ」
ニヤリと笑みを浮かべ、タイミングを図るのは多喜だ。
「それならこっからは荒事の時間さ、一気に吹き散らしてやる!」
そう口にしながら、多喜はとても慎重に歩を進めていた。
隠密状態を維持しながら、ギリギリまで敵に近付き、自身は心の裡へサイキックエナジーを極限まで溜め込んでいく。
「今だっ!!」
そして、放つは|闇払う旋風《サイキネティック・ストーム》。戦場全体に極限まで増幅したサイキックエナジーの嵐を発生させ、敵にはダメージを、味方にはサイキックオーラの付与による攻撃力と防御力の強化を与えていく。
「てめぇら! この嵐の中でも満足に飛べるものか、試してみやがれ!!」
「キェエエエエエエエ!!!」
激しい嵐をその身に受けて、嵐狂鳥フレズヴェルグらは悶え、苦しんでいる。
そして、このサイキックの嵐は、多喜達をエアポケットの如く包んでいく。
「さあウィリアムさんよ、フルスロットルで行こうじゃないか。この先に居る親玉目指して駆け抜けるよ!」
「ああ、任せてくれ!!」
多喜の言葉に、後方で控えていたウィリアムが飛び出してきたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『十字皇シュラウディア』
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POW : 緋燕十字斬
【魔槍クングニル】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【防御と回避の癖、習性】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
SPD : 逆十字の光矢
【残像すら残さぬ高速飛行】で敵の間合いに踏み込み、【レベル×半径mに凡ゆる防御を無視する雷霆】を放ちながら4回攻撃する。全て命中すると敵は死ぬ。
WIZ : 双刃一閃
【天空】から、戦場全体に「敵味方を識別する【聖槍ロンギヌス】」を放ち、ダメージと【五感の喪失】の状態異常を与える。
イラスト:モメ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠白石・明日香」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「お、おのれっ!! まさか、猟兵達にここまでやられるとは……!!」
十字皇シュラウディアは、自らの策略を阻止され、かなりご立腹な様子。
「覚悟せよ、猟兵!! お前達は誰一人、帰さぬ!!」
シュラウディアはそう言って、魔槍クングニルを構える。
「後はこいつだけだ。いくぞ、野郎ども!!」
そして、ウィリアムもまた、意気揚々と戦いに参戦するのであった。
●マスターより
これより、ウィリアムも参戦します。ウィリアムと組んで戦うと、ボーナスが入りますので、良ければご利用ください。
いよいよ、最後の決戦。皆さんの熱いプレイング、お待ちしています!!
真宮・響
夫の律(f38364)で参加
十字皇、ね。良く聞く称号だけどね。知り合いが追ってたっけ。
まあ、考えるのは後だ。あの槍は強力だ。同じ槍使いとしてよくわかる。
ウィリアム、はっきりいって私と律はあの槍の攻撃の対処にかかりきりになる。援護してもらえるとありがたい。
【迷彩】【残像】で槍の攻撃を回避したいが、当たった場合は【心眼】【窮地の閃き】【心眼】【気配察知】で敵の動きを読むしかないか。【オーラ防御】【回復力】【自動防御】も活用する。
切り札をきるよ。聖杯幻影兵団!!律と、ウィリアムと、幻影兵団と共に【連携攻撃】で【衝撃波】!!
この空にはアンタのような物騒な武将はいらないんでね。消えな!!
真宮・律
妻の響(f00434)と参加
十字皇は響は所々で聞いた事あるらしいな。まあ、強くでやっかいな大将の称号であることは間違いない。あの槍、威力や範囲は超一品だな。ウィリアム、悪いが、俺と響はあの槍の対処にかかりきりになる。援護をお願いできるか?
槍は【残像】【迷彩】で回避したいが、食らった時は【瞬間思考力】【心眼】【第六感】【気配察知】で敵の位置を確定して黒雷の意志で攻撃。その間の攻撃は【オーラ防御】【回復力】で耐えるか。
残念だな十字皇。配下がいればもっとアンタの攻撃は強力になった。畳み掛ける!!響、ウィリアム、いくぞ!!この世界から脅威を排除する!!
「十字皇、ね。良く聞く称号だけど……知り合いが追ってたっけ」
どうやら響は、十字皇シュラウディアの称号を聞いたことがあるようだ。
「ほう……まあ、強くでやっかいな大将の称号であることは間違いない。あの槍、威力や範囲は超一品だな」
十字皇シュラウディアが放ってくる双刃一閃を避けながら、律もまた、敵の攻撃力を正しく評価していた。それほどまでに、彼女の力は侮ることはできないほど、威力がある。
「まあ、考えるのは後だ。あの槍は強力だ。同じ槍使いとしてよくわかる」
響もまた、同じ槍使いとして、敵の評価をしていた。
「ウィリアム、はっきりいって、私と律はあの槍の攻撃の対処にかかりきりになる。援護してもらえるとありがたい」
「俺からも頼む」
響と律、二人に頼まれたウィリアムは。
「ああ、任せてくれ。その間に頼むぞ」
ウィリアムの援護を受けながら、二人は動き出す。
「ふっ……そこまで認めるとは思っていなかったが、だからといって見逃すつもりはないぞ!!」
十字皇シュラウディアは手加減なく、双刃一閃を一気に放っていく。
「くっ……かなり激しいね。けどっ!!」
響はそれでも立ち向かう。
「切り札をきるよ。聖杯幻影兵団!!」
響は聖杯幻影兵団を、大量の聖杯幻影兵団を呼び出し、響の指示に従い、攻撃を重ねていく。
「ふ、一撃ですぐに消えるではないか!」
十字皇シュラウディアの言葉に、今度は律が前に躍り出る。
「残念だな、十字皇。配下がいれば、もっとアンタの攻撃は強力になっただろう。だが、今はもういない!!」
そういって、律もまた|黒雷の意志《クロイカヅチノイシ》を発動させる。両手剣クレプスキュルを手に、降り注ぐ黒い雷を放っていく。
「畳み掛ける!! 響、ウィリアム、いくぞ!! この世界から脅威を排除する!!」
「この空には、アンタのような物騒な武将はいらないんでね。消えな!!」
「ああ、行くぞっ!!」
律、響、そして、後方から援護するウィリアムの攻撃が、十字皇シュラウディアを撃ち貫いていく。
「……くっ!! ま、まだ……まだ倒れぬっ!!」
戦いはまだ、始まったばかり。激しい戦いの幕開けを告げたのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】
はっ、ようやくボスのお出ましか。
雷霆を使うなんて、『電撃』使いのアタシへの当てつけかい?
その上で槍も使いこなすってんならアタシの分が悪いように見えるだろうけどねぇ……今回はウィリアムさんも居るからな!
レーサー二人の連携、レース以外でも有効なんだってのを見せてやらぁ!
行くぜ、ウィリアムさんよ!
電撃での張り合いに拘らず、【超感覚網】でウィリアムさんをはじめとした味方との連携を密に取りつつ、SMGの『弾幕』による『援護射撃』や『衝撃波』を魔槍での攻撃へ『カウンター』するように繰り出すよ。
そうすれば奴も攻めきれず、圧し負けるだろうさ!
さあ、蜂の巣になりやがれ!
「はっ、ようやくボスのお出ましか」
近くにあった岩に片足を乗せながら、多喜は十字皇シュラウディアへと視線を移す。
「雷霆を使うなんて、『電撃』使いのアタシへの当てつけかい? その上で槍も使いこなすってんなら、アタシの分が悪いように見えるだろうけどねぇ……今回はウィリアムさんも居るからな!」
ちらりと横目で、近くにいるウィリアムの方に視線をやりつつ、多喜は笑みを浮かべながらも。
「レーサー二人の連携、レース以外でも有効なんだってのを見せてやらぁ! 行くぜ、ウィリアムさんよ!」
「おうっ!!」
そう告げて、多喜はそのまま、|超感覚網《テレパシー・ブロードリンク》を使って、自分を媒介にしたテレパスのネットワークを構築、身に纏う事で更なる強化を施す。そして、手にした魔導SMGのSMG-MP5udcをぶっぱなしながら、弾幕を張り、カウンターしていく。
「おのれっ!!」
それでも槍を振るうシュラウディアに、ウィリアムの渾身の一撃が入った。
「かはっ!!」
「さあ、蜂の巣になりやがれ!」
そこに畳みかけるように多喜がSMG-MP5udcで更に攻撃を重ねていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
神城・麗奈
響と律の帰りが遅いので加勢しにきたよ。平穏な空なら箒で飛びたいが、今飛ぶと槍に撃墜されそうなので素直に飛ばないで戦うよ。
ウィリアム、私は術師タイプなので耐久力や回避に自信なくてね。一緒に戦ってくれるかい?攻撃は五感が無くなるのを考慮して【第六感】【心眼】【オーラ防御】【結界術】で防御をして【回復力】で耐える。
五感が使えなくなるので狙ってUCは撃てないね。【高速詠唱】【全力魔法】で氷界の女王!!ウィリアムと私には氷の加護を、十字皇には凍結の地獄を送るよ!!
「二人の帰りが遅いと思ったら……なるほどね。あの女と戦ってたのかい」
そう告げながら、この地に加勢しに来たのは、二人の神城・麗奈(天籟の氷華・f44908)だ。
空で睨みつける十字皇シュラウディアを見据えながら、麗奈は少し思案する。
「できるのなら、平穏な空なら箒で飛びたいが……今飛ぶと槍に撃墜されそうだね」
代わりに麗奈が手にしたのは、氷のような水晶が輝く、氷華の杖。
「ウィリアム、私は見ての通り、術師だ。耐久力や回避に自信なくてね。一緒に戦ってくれるかい?」
「ああ、もちろんだ、任せろ」
そう言ってウィリアムは、麗奈の代わりに前衛に立ち、果敢に攻めていく。
「そんな攻撃で、私を倒せると思っているのか!!」
シュラウディアもまた、双刃一閃で相手の五感の喪失を狙った聖槍ロンギヌスを何度も放っていく。
「おっとっ!!」
何とか、シュラウディアの聖槍を避けながら、麗奈は高速詠唱を終える。
「ウィリアムと私には氷の加護を……そして、十字皇には凍結の地獄を送るよ!!」
|氷界の女王《ヒョウカイノジョオウ》。戦場全体に猛烈な吹雪を発生させ、シュラウディアに凍てつく吹雪を浴びせていく。そして、自分を含む味方には、氷のような水晶の鎧による攻撃力と防御力の強化を施していく。
「くっ……こんなはずでは……」
堪らぬといった表情で、シュラウディアは傷ついた体を支えながら、猛スピードで逃げ出したのだった。
大成功
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ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「高速移動か…、私の光速移動との性能や相違を鑑みるとしよう」
『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』を起動してファンネルビット/シールドビット/リフレクタービットを創造して展開し1分先の未来を見ながら最初の雷撃で防御を無視する事を理解して次は“リライズ”で反射を試みます。
先を見ながら雷撃の落下地点を避けながらリニアロングボウとアルテミスレーザービームで攻撃を仕掛けます。
有効かも確かめる為に透明化と視聴嗅覚を阻害を実施して“三女神を”利用しながら封印/弱体化を駆使して攻撃と対処を記録し記憶して修正を加えながら攻め立てて行きます。
「召喚主を守護し、敵対する」
「高速移動か……私の光速移動との性能や相違を鑑みるとしよう」
そう呟き、十字皇シュラウディアの前に躍り出たのは、ティティスであった。
「くっ……まだいたとは……」
逆十字の光矢を使い、シュラウディアは凡ゆる防御を無視する雷霆を放ちながら4回連続で攻撃してきた。
「幽魔月精は機械身体、幽魔月精の機械魂魄」
その前にティティスは、アストラル・エレメント・トランスフォーメーションを発動させ、更にポイントビームシルドガードで、敵の攻撃を全て防御して見せた。もちろん、それでも全てを守り切るには至らなかったが。
「ふふふ、それでは私は倒せ……」
「それはこれを受けてからにするのだな」
がちゃりと手にしていたリニアロングボウと、背にあるアームドフォートレスダブルキャノンを展開して、一気にそれを放った。
「まさか……うわあああああああっ!!!」
そのティティスの渾身の力を込めたレーザー射撃でもって、傷だらけのシュラウディアは、とうとう駆け回る空から墜落していったのである。
こうして、猟兵達の活躍により、全ての敵を倒すことが出来た。
「これでまた、帰還できる日も遠くはないはずだ。礼を言う」
猟兵達から渡された核を天使核を手に、ウィリアムは、帰るその時まで、また旅を続けるのであった。
成功
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