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ケルベロスパーティー潜伏者抹殺作戦

#ケルベロスディバイド #聖賢者トリスメギストス #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #途中参加歓迎

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「ご機嫌様、ケルベロスディバイドで十二剣神《グラディウス・トウェルブ》が一柱『聖賢者トリスメギストス』が動きましたわ」
 ケルベロスディバイド……の平行世界とされる異世界『ケルベロスブレイド』より来訪したケルベロスが一人、グリモア猟兵のアンジェリカ・ディマンシュ(ケルベロスブレイド命名者・f40793)はグリモアベースでケルベロスと六番目の猟兵に依頼を紹介していく。
「デウスエクスの中には「人型機体へのボディパーツ換装」や「人体への侵略寄生」などなどの手段で比較的人類に近い外見を獲得可能な者や、そもそも元から人類そっくりの外見を持つ者が存在します……まぁ、これらはオブリビオンも同じでしょうが」
 だが、この特性を『聖賢者トリスメギストス』は有効活用した戦略作戦を開始した。
 巧妙に人間になりすまし、多数の人間が集団生活を送る場所……学校や社員寮、シェアハウスにリゾート施設等に潜伏。
 そこから人類社会についての何らかのデータ収集を行い、それが完了次第『用済み』になった人間達からグラビティ・チェインを奪う……つまりは虐殺を行ってから撤収するよう命令を受けているのだ。
「勿論虐殺の阻止も重要……ですがそれ以上に、ベルセルク言語を使用できる知能の持ち主である聖賢者相手に人類社会にまつわるデータが大量に献上されれば――近い将来、そのデータを利用した更に大規模な侵略作戦が展開されることも想像に難くないでしょう」
 その為にも、施設の人間に被害が出る事が無い様にした上でデータを献上される前にそのデウスエクスを始末する。
 其れが今回の依頼だ。
「ですが人間に擬態したデウスエクスを見破ったとしても、表立って衆目のある場所で指摘すれば……デウスエクスはデータ収集を切り上げて周囲の人間を虐殺するでしょう。施設の人間を避難させた所で同じです」
 故に、施設にいるデウスエクスを泳がせた上で……周囲に人間がいないロケーションにデウスエクスを誘い込み、人がいる場所に戻らせないようにして強襲を仕掛けて始末する。
 其れが今回の作戦だ。
「まだ、デウスエクスが潜伏している施設の詳細を説明していませんでしたわね……ケルベロスとケルベロスディバイドの上流層とのコミュニケーションを取る為の、慰安目的のパーティー会場ですわ」
 恐らく、地球人類の上級階級やケルベロスのデータを集める為であろう。
 集めたデータが聖賢者に献上された場合、非常に不利になる事は想像に難くない。
「既に会場の運営には秘かに通達されていますわ。上手く擬態デウスエクスを泳がし、周囲の人間から引き離した上で処理して下さい」
 ブリーフィングを切り上げ、アンジェリカはグリモアである音響魔法陣を駆動させ……ケルベロスディバイドにケルベロスと六番目の猟兵を送り込むのであった。


黒代朝希
 久しぶりのケルベロスディバイドのシナリオとなります。
 パーティー会場に潜伏したデウスエクスを秘かに処理するシナリオとなります。

 第一章。
 パーティー会場へと人間に擬態して潜伏したデウスエクスをマークする章となります。
 潜伏者はかなり巧妙に人類に擬態しながら会場に溶け込み、データの収集を行っていますが……ケルベロスや六番目の猟兵には見抜かれます。
 とはいえ人々が近くにいる状況でそれを通達すれば取り返しのつかない事になりかねないので、第二章まで泳がせてください。

 第二章。
 会場側に敢えてデウスエクスに伝わる様に『サプライズゲストとしてケルベロスが来る』という情報を流す事で、まだ潜伏がバレていないと思っているデウスエクスは一旦体制を整えるべく会場を離脱します。
 その隙を突いてデウスエクスを人々から引き剥がしながら肉薄する為の章となります。

 第三章。
 人気のない場所での、潜伏デウスエクスとの戦いとなります。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 日常 『セレブパーティ』

POW   :    有力者と乾杯し、積極的に歓談する

SPD   :    目立たないように振る舞いつつ、パーティの様子を観察する

WIZ   :    優雅な音楽やダンスを楽しむ

イラスト:del

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

フォーカス・フォード
連携・アドリブOK
パーティー会場とは……。
コトが起きてしまえば多くの犠牲者を出す事は免れないでしょう。役に立てればいいのですが。
さて、ここまで大きなパーティーであれば運びこまれる食料や飾り付け、設備なども多いと予想します。運び屋としてパーティーに必要な運搬業務を行い、パーティースタッフ側に混ざりましょうか。
敵がどんな擬態をしているかは分かりませんが、参加者ではなくスタッフとして紛れ込むこともあるかもしれません。
華やかなパーティーを支える裏方の方々、彼らも何とか守れれば良いのですが。
しかし情報を取ったら虐殺などと…一人一人の仕事が世界を形作っていることをデウスエクスにもわかって欲しいものです。



「パーティー会場とは……コトが起きてしまえば多くの犠牲者を出す事は免れないでしょう。役に立てればいいのですが」
 最悪の懸念に対して思わず苦々しい言葉を呟きながらフォーカス・フォード(思考する運び屋・f44694)……『運び屋』の六番目の猟兵はパーティー会場という『大量の物資が必要である』という所に着目。
 ここまで大きなパーティーであれば運びこまれる食料や飾り付け、設備なども多い筈――その予想は見事に的中した。
「この運送ルートなら……この服装を用いれば」
 フォーカスはパーティーに必要な運搬業務の従業員……つまり『運び屋』としてパーティースタッフ側へと潜入、そのままパーティー会場内の擬態したデウスエクスを探していく。
「敵がどんな擬態をしているかは分かりませんが、参加者ではなくスタッフとして紛れ込むこともあるかもしれませんからね……」
 パーティースタッフに偽装したフォーカスは違和感を持たれる事の無い様に運搬の仕事を行い、スタッフの中にデウスエクスがいないかを探していく。
「華やかなパーティーを支える裏方の方々、彼らも何とか守れれば良いのですが……」
 その想いはケルベロスも、六番目の猟兵……そして銀誓館学園の能力者、エンドブレイカー、灼滅者にエスパー、共存を選んだダークネスも同じだ。
 故に……フォーカスは思う。
「情報を取ったら虐殺などと……一人一人の仕事が世界を形作っていることをデウスエクスにもわかって欲しいものです」
 とある異世界のケルベロスは自分の世界のデウスエクスをこう語る。
 ――戦っても死なぬが故に、多くの種族は戦いで全てを決めがちであり……戦闘力が全ての基準となる。
 個人の力で劣る者をデウスエクスは評価する思考がほとんど無い、と。
 その真理がケルベロスディバイドのデウスエクスとも共通しているか定かではないが、傾向としては似ているだろうと――

大成功 🔵​🔵​🔵​

クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【POW判定】
真剣口調で話すよ

取り込んだ|異世界《ケルベロスブレイド》の|死者《ケルベロス/デウスエクス》の記憶を自分の事の様に思い出す事ができるので、デウスエクスについてはそれなりに詳しいよ

…データ収集後、『用済み』になった人間達からグラビティ・チェインを回収、か
できれば手早く始末したいんだけど…厳しいね
なんとか人気の無い場所へ誘い込まないと…

【変装/演技/コミュ力】でパーティー参加者に紛れ込み、参加者達と会話をしながら【情報収集/気配感知/索敵】でデウスエクスを探すよ

UCは『クローネちゃんの愛用品★』
【変装】技能を100レベルにするよ



「データ収集後、『用済み』になった人間達からグラビティ・チェインを回収、か――できれば手早く始末したいんだけど……厳しいね」
 クローネ・マックローネ(|闇《ダークネス》と|神《デウスエクス》を従える者・f05148)……『闇の簒奪者にして、神の蒐集者』たる六番目の猟兵としての『生命体の埒外』を保有する彼女は、内包する魂の中に異世界――ケルベロスブレイドの『死者』……ケルベロスとデウスエクスの魂に宿る『記憶』を自分の事の様に思い出す事ができる。
 だからこそ、早く事を済ませないといけないとクローネは理解していた。
「なんとか人気の無い場所へ誘い込まないと……一先ずは、距離を取ってパーティー参加者とコミュニケーションを取っておくべきだね」
 ユーベルコード『|クローネちゃんの愛用品★《ブラック・アイテム・クリエイト》』によって創り出されたブラックドレス……『ブラックスライム製のアイテムを作り出し、特定の技能一つをレベル100まで強化する』という異能を用い、変装の技能をユーベルコードの域にまで昇華させるクローネ。
 更に自身の卓越したコミュニケーション能力を用い、参加者から引き出した世間話から情報を分析。
 そこから、不審な点のあるパーティー会場にいる人員を特定していく――
「……デウスエクスの事については、良く知っているよ」
 宿るケルベロスとデウスエクスの『記憶』が呼び覚ます。
 地球を愛さない……愛す切欠が得られなかったデウスエクスが、どれだけ残酷な事が出来るか、という光景を。
「何とかしないとね」
 やがて世間話からある程度の情報を得たクローネは、そのままある所へと向かうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メリーナ・バクラヴァ
今宵の出会いに乾杯、でーすよ♪

真っ赤なドレスで正装、参加者の皆さんと楽しく歓談します。
…えぇ、経営者なんです。演劇ワークショップの事業なんですけどね――という具合で「事業拡大の為とにかく多く上流層と交流したい若社長」を装いましょう!
これなら手当たり次第に話しかけまくっても不自然はないでしょう?

ちなみに浮いてもいけないので、それなりに事業は成功してるっぽい雰囲気出しますよ!
なぁに私も元役者、品のある立ち居振る舞いで泰然とグラスを傾け、ちゃぁんと只者ではない感あふれる演技をいたしますとも。

話しながら相手を観察。
年齢性別職業経歴その他諸々背景情報、擬態者なら必ず整合とれない部分が見えてくるでしょう!



「今宵の出会いに乾杯、でーすよ♪」
 グラスを響かせ、真っ赤なドレスを正装として纏ったメリーナ・バクラヴァ(リスタートマイロード・f41008)は参加者達と歓談を進めていく。
「えぇ、経営者なんです。演劇ワークショップの事業なんですけどね」
 メリーナは「事業拡大の為とにかく多く上流層と交流したい若社長」を装っていく。
 彼女はケルベロスブレイド世界にて、かつて『理想的な《一》の算出』を願い……それを物柔らかに手放した旅役者のケルベロス。
 故に『演劇関係者』というのは嘘ではない為、演劇に関する知識と経験は豊富だ。
「それに、事業拡大をしたいなら……手当たり次第に話しかけまくっても、不自然はないでしょう?」
 勿論、浮いてもいけないので『それなりに事業は成功してるっぽい雰囲気』を醸し出していく。
 そこは流石に元役者、品のある立ち居振る舞いで泰然とグラスを傾ける事で只者ではない雰囲気も調和させる。
「見え方とか、在り方とか、実は結構「算出」できるものなのです♪……練習しないとすぐ鈍るんですけどね?」
 ユーベルコード『|影像と数理《ドラマトゥルギー》』……一日に8時間以上『数理的な探求活動』を行っていると、次の日の『数理的な探求活動』の成功率・効率・芸術性が3倍になる異能。
 かつてのケルベロスブレイドにいた『理想的な《一》の算出』を願ったケルベロスが紡いだユーベルコードは、話しながら相手を観察する事で『答え』を算出していく。
「年齢性別職業経歴その他諸々背景情報、擬態者なら必ず整合とれない部分が見えてくるでしょう……見えた!」
 そうして、メリーナは挨拶をしてその場を去り……擬態デウスエクスの包囲へと向かうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

天野・陽輝
ふむ、初めてくる世界だがこういう社交の場は私が一番慣れている。仕立てた黒い燕尾服をきて会場に赴こう。

私は元々音楽家でプロデュースもしてた。不審者が邪魔しないように手配もしてたしね。違和感はすぐ気づくさ。でも上手く立ち回るには態度に出さないことも大切だ。ワインを飲みながら音楽のプロデュースとかの話をしようか。

今は家を解体した身だが音楽と経営に詳しい家族がいるからね。もう一度音楽の事業をやってみてもいいかと思ってる。まあ、世界が落ち着かないとね。

私は立場的に浮く人物はわかるんでね。目を離さないようにしながら有力者と交流するよ。



「ふむ、初めてくる世界だがこういう社交の場は私が一番慣れている……仕立てた黒い燕尾服をきて会場に赴こう」
 天野・陽輝(眩耀の曙光・f44868)はダークセイヴァーの音楽家の家の当主だった六番目の猟兵。
 かつての戦争でヴァンパイアの庇護にてプロパガンダとして働かされていたことを知り、全ての財産を虐げられた民に投じた後人知れず世界行脚の旅へを赴き……サクラミラージュへと到着。
 そこで運命的に家出した娘と再会した彼は、こういった社交界にはなれている。
「元々音楽会の開催においては、不審者が邪魔しないように手配もしてたしね。違和感はすぐ気づくさ」
 例えヴァンパイアのプロパガンダによる物であっても、その経験は無駄ではない。
 上手く立ち回るには態度に出さないことも大切、と心得ている陽輝はワインを嗜みながら音楽のプロデュースについての話題を参加者に振っていく。
「今は家を解体した身だが、音楽と経営に詳しい家族がいるからね……」
 もう一度音楽の事業をやってみてもいいかと思っている陽輝。
 ダークセイヴァーはまだまだ安寧とは程遠いが……いつかの明日に掲げる夢としては、悪くない。
「私は立場的に浮く人物はわかるんでね……」
 目を離さないようにしながら有力者と交流することくらい、訳はない。
 だからこそ、ワインを飲み干した後に『お代わりを取りに行く』としてその場を去り……グリモア猟兵の案内に従って、音楽家の当主は作戦の次の段階へと進んでいく。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『番犬突入』

POW   :    精鋭部隊と共に一斉突入。敵の前衛を徹底的に蹴散らして奥へ進もう。

SPD   :    味方の陽動を利用して一斉突入。敵に見つからない様速やかに奥へ進もう。

WIZ   :    展開した砲兵の直接支援と共に一斉突入。施設を破壊しながら奥へ進もう。

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ――ケルベロスと六番目の猟兵の潜入の結果、パーティーの案内係の一人が擬態デウスエクスだと判明。
 そこからグリモア猟兵のアンジェリカは会場側に敢えてデウスエクスに伝わる様に『サプライズゲストとしてケルベロスが来る』という情報を流した。
 この情報により、擬態デウスエクスは人知れず会場から離れて根拠地としてる場所へと向かう事だろう。
 その隙を突き、デウスエクスを人々から引き剥がしながら肉薄する為の策を――ケルベロスと六番目の猟兵よ、練り上げるのだ。
フォーカス・フォード
案内役に化けていたとは…確かにひたすら参加者を見る事になるのはまさに役得というわけですね。
さて追跡ですがポジション要請でジャマーを要請し追跡用ヘリに相乗りさせて頂きたいです。そして逃走者の位置を確認しながらUCを発動します。
演算する移動したい位置は、自分が今回の犯人だとして向かう位置です。
相手の移動ルートが分かる程度に演算を行い、終わると同時にそのルートをヘリの運転している方に伝えて事故などを装った通行規制などをしていただきとにかく人を周辺から減らしていきたいです。
こちらの目論見が成功すればせっかくのパーティを密かに抜けた寂しい方にダンスの相手でもお届けに参りましょう。



「案内役に化けていたとは……確かにひたすら参加者を見る事になる――まさに役得というわけですね」
 フォーカス・フォード(思考する運び屋・f44694)は半分感心しながらパーティー会場から離脱していく擬態デウスエクスを追跡していく。
「|決戦配備《ポジション》要請――ジャマー、追跡用ヘリに相乗りを希望します」
 DIVIDEはその要請を承認――ヘリが来るまでの間、逃走者の位置を確認しながらフォーカスはユーベルコード『|巡回配達員問題《トレーサビリティ》』を発動。
「最速、最短、最良のルートを」
 それは『移動したい地点へどう向かうかを演算した時間』に応じて次の行動の成功率を上げるユーベルコード。
 フォーカスはその異能を『自分が今回の犯人だとして向かう位置』を算出する形で使用。
 相手の移動ルートが分かる程度に演算を行いながら、同時にそのルートをヘリのパイロットに伝えて事故等に偽装した通行規制の工作作戦を提言する。
「とにかく、人を周辺から減らしていきたいです」
「了解しました。其れならば私の裁量で即座に実行できます」
「よろしくお願いいたします」
 ヘリのパイロットとの通信を切った後、フォーカスはデウスエクスとの交戦に向けて準備を整えていく。
「さて……せっかくのパーティを密かに抜けた寂しい方に、ダンスの相手でもお届けに参りましょうか」
 全てはフォーカスの狙い通りに行けばの話だが……そう遠くない間に、ヘリから再度通信が送られてくる事だろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メリーナ・バクラヴァ
会場の出入口、せいぜい2~3箇所程度ですよね♪
そうしたら出入口の|一箇所を除いて《・・・・・・・》、「強風のため封鎖中」「故障のため開けないで下さい」と張り紙を貼らせて頂きましょう!
あとは残った一箇所の側で歓談しながらさり気なく横目で観察、先程アタリを付けた擬態者さんが出ていくまで待っているだけ。

…はい、いま出て行きましたね??
そうしたら他の同業者の皆さんにも声かけしつつ、静かに尾行を開始しましょう!

私はパーティコーデから、尾行用のストリートコーデにチェンジ。
元役者は物陰入って数秒足らずの早着替えです!

時折上着も所作もガラリと変え、万一見つかっても同一人物がずっと後ろに居るとは思わせません。



「……はい、いま出て行きましたね??」
 あっけにとられた様子で、メリーナ・バクラヴァ(リスタートマイロード・f41008)は擬態デウスエクスが出ていったパーティー会場の出入り口の方を遠くから見据えている。

 十数分前。

「会場の出入口、せいぜい2~3箇所程度ですよね♪」
 メリーナは出入口の一箇所を除いて「強風のため封鎖中」「故障のため開けないで下さい」という張り紙を貼る許可を得る事で、パーティー会場の出入り口を一つに絞った。
 これにより、擬態デウスエクスがパーティー会場から離脱するルートは一つに絞られた。
「あとは残った一箇所の側で歓談しながらさり気なく横目で観察しながら、先程アタリを付けた擬態者さんが出ていくまで待っているだけですが……」
 其れでも一悶着はあるかもしれないと身構えていたメリーナからすれば、良い事なのだが気が抜けそうになる。
 しかし良い結果は良い結果、そのままメリーナはDIVIDEに連絡を取りながら擬態デウスエクスを尾行していく。

「元役者は物陰入ってから……数秒足らずの早着替えです!」
 パーティコーデから、尾行用のストリートコーデに服装を一瞬でチェンジしていくメリーナ。
 追跡する際は時折上着も所作もガラリと変え、様々なパターンを用意して適宜『尾行姿』を切り替えていきながら彼女は擬態デウスエクスを追跡していく。
「万一見つかっても同一人物がずっと後ろに居るとは思わせません……その位は」
 歴戦のケルベロスとして、当然。
 そう言いたげに旅役者のケルベロスは気取られる事無く擬態デウスエクスの後ろへと距離を取りながら取り付くのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

天野・陽輝
案内係ね。出入りもしやすいし、人とも接触しやすい。上手く考えたね。でもここにきてる猟兵たちはプロばかりだ。悪意ある人物はすぐわかるんだよ。

私は覚醒したばかりだからね。たいした事はできないが、できる限りのことをさせてもらうよ。黎明の音楽隊発動。90体を人の護衛と避難に、52体をデウスエクスの追跡に回すよ。陽動は任せてくれ。さあ、奏でよう導きの音楽を。

さあ、こそこそ隠れて何企んでいたかな?ここはお前のようなデウスエクスがいていい所ではないんだよ。退場の時間だ。



「案内係ね。出入りもしやすいし、人とも接触しやすい。上手く考えたね……でもここにきてる猟兵たちはプロばかりだ。悪意ある人物はすぐわかるんだよ」
 天野・陽輝(眩耀の曙光・f44868)はそう言って擬態デウスエクスを尾行していく。
「私は覚醒したばかりだからね。たいした事はできないが、できる限りのことをさせてもらうよ」
 かの音楽家はユーベルコード『黎明の音楽隊』を発動。
 攻撃力に優れた黄金のツノを持つシャモアの神獣ズラトロク、284体出現する小妖精ピクシー、治癒力を持つお手伝い妖精シルキーの内、小妖精ピクシーを召喚。
 90体を人の護衛と避難に、残りをデウスエクスの追跡に音楽家は回していく。
「陽動は任せてくれ……さあ、奏でよう導きの音楽を」
 そうして、先程算出された擬態デウスエクスが通る人々のいない地点へと彼は先回りする。

 ――人気のない開けた路地裏。
 その中で、陽輝は演奏を行っている。
「さあ、こそこそ隠れて何企んでいたかな?」
 微笑を浮かべ……直ぐに、厳めしい顔立ちに表情を変える。
「ここはお前のような、人々を慮らないデウスエクスがいていい所ではないんだよ――退場の時間だ」
 その言葉を聞いた後、周囲を見渡し……擬態デウスエクスは溜息を付き、ユーベルコードの起動準備に移るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『『クリスマスの魔草少女』常盤・樅』

POW   :    ジングルベルは鳴り続ける
【ジングルベルでの殴打】【鳴り響く反響音】【飛び出す音符】で攻撃し、ひとつでもダメージを与えれば再攻撃できる(何度でも可/対象変更も可)。
SPD   :    クリスマスの奇跡
【てっぺんに輝く星】に宿る【クリスマスの魔力を帯びた輝き】を解き放ち、レベルm半径内の敵には[クリスマスの魔力を帯びた輝き]で足止めを、味方には【靴下から飛び出すプレゼントボックス】で癒しを与える。
WIZ   :    プレゼントはあ・な・た♥
選択した【敵】ひとつを、【プレゼントボックス封入状態】に変える。あらゆる物質より硬く、決して破壊されない。24時間持続する。

イラスト:ゆりちかお

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠幻武・極です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

リアン・ブリズヴェール
【アドリブ歓迎】【ソロ希望】
まずは転移すると同時に【ドレスアップ・プリンセス】で花嫁風のプリンセス衣装を身に纏って目立つことで敵の気を引きます
あとはそのまま、攻撃しますけど……隙を突かれて【プレゼントはあ・な・た♥】を受けて閉じ込められて中から脱出しようとしますけど……できなくてそのまま意識を失ってしまいそうです



「――『ドレスアップ・プリンセス』……!」
 リアン・ブリズヴェール(微風の双姫・f24485)は戦場となる路地裏へと転移した後、ユーベルコードを発動。
 花嫁風のプリンセス衣装を身に纏って目立つことで敵であるデウスエクス『『クリスマスの魔草少女』常盤・樅』の気を引いていく。
「これで……相手のユーベルコードで無力化されるまで陽動して足止めします……!」
 威力が増強された『プリンセスハート』を振るい、舞い散る花びらを用いて飛翔しながらリアンは魔草少女を相手取る。
 ゴッドハンドでもある彼女は、心のドキドキに合わせて鼓動する空飛ぶ謎のハートを用いて足場とし、デウスエクスに拳を叩き込みながら相手のユーベルコード『プレゼントはあ・な・た♥』による封印攻撃を避けていく。
「……! ここまで、ですか……!」
 やがて、プレゼントボックスがリアンを包み込むと同時にグリモア猟兵による転移が行われる。
 これによってリアンは危機を脱し、また他の六番目の猟兵が行動する余地を更に広げるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【WIZ判定】
真剣口調で話すよ

魔草少女…攻性植物か
それも恐らく、『クリスマスの魔力』の収集に向いた個体…
この場で確実に始末させてもらうよ

UCは『クローネちゃんの螺旋忍軍団★』
螺旋忍軍の霊を大量に乗せた円盤を召喚するね

敵ひとつを箱に閉じ込める、ねぇ
それで、この人数の内誰を閉じ込めるの?
仮に円盤側を閉じ込めたとしても、霊体である螺旋忍軍達なら出てこれるかもしれないし、出てこれないとしてもワタシの方はフリーとなるね
ワタシはドスソードによる【切断】で、螺旋忍軍達は螺旋手裏剣や苦無等の【武器を投げつける】や忍者刀による【切断】で戦うよ
敵の攻撃は【身かわし】で避けるね



「魔草少女……攻性植物か。それも恐らく、『クリスマスの魔力』の収集に向いた個体……この場で確実に始末させてもらうよ」
 かつての『ケルベロスブレイド』での記憶を、内包する|死者《ケルベロス・デウスエクス》の魂から読み取って参照するクローネ・マックローネ(|闇《ダークネス》と|神《デウスエクス》を従える者・f05148)。
 彼女の生命体の埒外は『闇の簒奪者にして、神の蒐集者』――内包した『死者』の魂……灼滅者、ダークネス、ケルベロス、デウスエクスの性質を再現するユーベルコードを振るうクローネは、此度は『|クローネちゃんの螺旋忍軍団★《ブラック・ニンジャ・レギオン》』を振るう。
「敵ひとつを箱に閉じ込める、ねぇ……それで、この人数の内誰を閉じ込めるの?」
 螺旋手裏剣や苦無、忍者刀で武装した『漆黒の肌を持つ色っぽい女螺旋忍軍』の幽霊をレベル×5体乗せた『回転する十字手裏剣型の円盤』を召喚する。
 其れが今回『彼女』が発動したユーベルコード……『『クリスマスの魔草少女』常盤・樅』のユーベルコード『プレゼントはあ・な・た♥』にとってやり辛い異能だ。
「仮に円盤側を閉じ込めたとしても、霊体である螺旋忍軍達なら出てこれるかもしれないし……出てこれないとしてもワタシの方はフリーとなるね」
 しかし、魔草少女が選んだのはクローネ……召喚者である彼女を封印してしまえば、連鎖的に螺旋忍軍も消えるという理屈だろうか。
 だが、クローネは決して油断しない。
「――そもそも、有力なオブリビオン……ジェネラル級とでもいうべきかな。そんな敵なら兎も角、先制攻撃をこちらからして――」
 相手のユーベルコードを発動させる暇を与えない。
 螺旋忍軍達と共に斬撃攻撃を繰り出しながら、クローネはそう宣言するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フォーカス・フォード
(前回のプレイングでヘリに乗っていたので可能ならカッコよく飛び降りたいです)なるほど、物騒なクリスマスツリーもあったものですね。偉大な運び屋の先達であるサンタクロースと同じ生業をするワタシとしては遺憾の意でも示しておきましょう。
戦闘に入り次第UC発動。路地裏という事は街中ではありそうなので脚部をバッタのように逆関節状に変形させ、フックショットと併用してビルを足場にしながら「軽業」で撹乱。脚で輝きを避けつつ、「悪路走破」で相手に接近を目指します。
接近出来れば跳躍の勢いのままテッペンの星に近接攻撃を仕掛けます。
ツリーの星は子供達の希望であり攻撃手段でない事をデウスエクスに理解していただきましょう



「なるほど、物騒なクリスマスツリーもあったものですね……偉大な運び屋の先達であるサンタクロースと同じ生業をするワタシとしては遺憾の意でも示しておきましょう」
 デウスエクスの魔草少女と交戦すると同時、フォーカス・フォード(思考する運び屋・f44694)はユーベルコードを発動。
 ――『|R.R.R《リアジャスメント・リビルド・リディファイン》』。
 自身の身体部位ひとつを『好きな形状』に変異させ、その特性を活かした様々な行動が可能とするユーベルコードを用い、脚部をバッタのように逆関節状に変形させ、フックショットと併用してフォーカスはビルを足場にしていく。
「再調整、再構築、再定義――路地裏という事は街中ではありそうなのでね」
 脚で相手のユーベルコードである『クリスマスの奇跡』の輝きを避けつつ、悪路を走破する様に魔草少女へと攪乱も入れて接近を目指しながらフォーカスは迫る。
「ツリーの星は子供達の希望であり、攻撃手段でない事……」
 跳躍の勢いのままテッペンの星に近接攻撃を仕掛け、魔草少女の『てっぺんに輝く星』を破壊するフォーカス。
 そのまま威力を減衰させられた『クリスマスの魔力を帯びた輝き』を回避しながら、魔草少女本体にも逆間接状にした脚部の蹴りをお見舞いする。
「デウスエクスに理解していただきましょう――魔草少女のレディ」
 そう言って再び脚部と路地裏の環境を用いた三次元的な活動が可能な機動戦を魔草少女に仕掛け、フォーカスは徐々にデウスエクスの体力を削っていくのであった――

大成功 🔵​🔵​🔵​

天野・陽輝
家族で信頼している麗奈(f44908)と参加

クリスマスのことは家族から聞いているが、いささか要素を盛りすぎだね。狂気を感じる。こういう突き抜けたタイプは対処に困る。どうしようか。

おや、ここで氷華の魔女の登場か。貴方がくるとは意外だが。世界の勉強、なるほど。こういう類の敵は麗奈さん、貴方の方が慣れてるだろう。私はサポートに徹するよ。私は顔を見られているので、私の方が敵の目を惹きつけやすい。

輝きは私一人で受ける。ダメージは【オーラ防御】【回復力】でなんとかするよ。足止めされるので身動きできなくなるが、残照のサポートショットで援護はできるからね。

さて、私ばかりに目を向けてていいのかな?地獄がくるぞ?


神城・麗奈
家族で尊敬している陽輝さん(f44868)と参加

家族からこの世界のことは聞いていてね。こういう世界は実際に見てみた方が早いと思って。なるほど。クリスマスを突き詰めすぎるとこうなると。祝うどころか呪う気満々だね。魔女としても微妙。

陽輝さん、足止めをあえて受けると。大丈夫ですか?ああ、私から目をそらしていただける・・・ありがたい。翠嵐の箒で【箒飛行】【滑空】【空中機動】!!流れ弾は【残像】で回避し、【高速詠唱】でニヴルヘイム・ストーム!!華やかなパーティに血生臭いことを持ち込むような悪い子は氷の地獄にご招待!!上からの魔術は流石に予想外のはず!!



「クリスマスのことは家族から聞いているが、いささか要素を盛りすぎだね……狂気を感じる」
 デウスエクスは『季節の魔力』で強化される。
 その中で『クリスマスの季節の魔力』に特化したのが目の前の魔草少女なのだろう。
「家族からこの世界のことは聞いていてね。こういう世界は実際に見てみた方が早いと思っていたけど……成程」
 天野・陽輝(眩耀の曙光・f44868)の加勢にやってきた神城・麗奈(天籟の氷華・f44908)は、過剰なまでにクリスマスの属性を盛り込んだ魔草少女を見つめる。
「なるほど、クリスマスを突き詰めすぎるとこうなると……祝うどころか呪う気満々だね。魔女としても微妙」
「こういう突き抜けたタイプは対処に困る、どうしようか……しかし」
 ここで陽輝は麗奈に話を振る。
「貴方がくるとは意外だが……世界の勉強、なるほど。こういう類の敵は麗奈さん、貴方の方が慣れてるだろう」
「ああ、私から目をそらしていただけるなら……ありがたい」
「私はサポートに徹するよ。私は顔を見られているので、私の方が敵の目を惹きつけやすい」
 そうして二人は戦術を即座に練り上げると、魔草少女のユーベルコード『クリスマスの奇跡』に対応していく。
 陽輝がその攻撃を引き受け、その間に麗奈が自身のユーベルコードを練り上げる。
「足止めされるので身動きできなくなるが……私のユーベルコード『残照のサポートショット』で援護はできるからね」
 それは『残照の銃』か『曙のナイフ』……元は音楽家であった彼が戦う意思を固めた際に獲得した武装で攻撃し、射程範囲内の味方全員の行動成功率を若干増やし、敵全員の成功率を若干減らすユーベルコード。
 魔草少女はその間にも、音楽家に『クリスマスの魔力を帯びた輝き』を叩き込まんとするが……
「さて、私ばかりに目を向けてていいのかな?――地獄がくるぞ?」
 瞬間、戦場となる路地裏を『氷と華の嵐』が包み込む。
 麗奈のユーベルコード『ニヴルヘイム・ストーム』……氷雪系魔術を得意とする六番目の猟兵である麗奈特有のユーベルコードだ。
 更にこのユーベルコードには、敵は『氷の槍』の攻撃を、味方は『氷華の花吹雪』の回復を受け続ける効果が戦場内に展開されるのだ。
「私から目をそらしていただけるとは……ありがたい」
 意地悪だが痛快な笑みを浮かべ、麗奈は更に『ニヴルヘイム・ストーム』の出力を上げていく。
「華やかなパーティに血生臭いことを持ち込むような悪い子は……氷の地獄にご招待!!」
 魔草少女の全身を凍結させるべく『天籟の氷華』を名乗るドルイドは氷雪系ユーベルコードを操作して『氷の槍』を相手に降り注がせ、音楽家を『氷華の花吹雪』で快復させていくのであった――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

メリーナ・バクラヴァ
季節の奇跡は、人々を笑顔にしていく大切な希望。
あなたみたいにエネルギー体みたいに扱うコは――めっ、でーすよ♪

両手に短剣、踊るような誘うような足取りで最接近してからの【見斬り】です。
挑発的な足運びに相手が思わず攻撃していただけましたら私の反撃がばっちり発動しますし、あと敵さんが輝いてくれればくれるほどこちらの身体側の『影』は深くなって私はやりやすいのです!

…なんです? ああ、その光を単なる光エネルギーとして扱っているのは今は私も一緒だと、そう思いますか?

……
そうですねえ。

そういう奴だから、私はどこまでも影の側なのかもしれません。

※ポジションはディフェンダーです。反撃は物陰が多い方が楽ですので!



「季節の奇跡は、人々を笑顔にしていく大切な希望。あなたみたいにエネルギー体みたいに扱うコは――めっ、でーすよ♪」
 最後に現れたのは、メリーナ・バクラヴァ(リスタートマイロード・f41008)。
 両手に短剣、踊るような誘うような足取りで最接近してから――ユーベルコード『|見斬り《フルアドリブ》』を発動。
 自身の持つ『両の短剣』を自身の『身体の影となる位置』に納めている間、0秒攻撃もしくは自動反撃が可能となる影を操作する系統のユーベルコードである。
「見えません? 私からは大筋、見えているのですが♪」
 踊る様にメリーナは魔草少女を攪乱し、挑発的な足運びに相手が思わず攻撃させる事に成功。
 ユーベルコードの効果で反撃がばっちり発動――『両の短剣』が深々と魔草少女の肉体を切り裂いていく。
 更に現在、メリーナはディフェンダーの|決戦配備《ポジション》を発動。
 ――反撃は物陰が多い方が楽ですので!、という言葉通り、せり上がる障壁が彼女の反撃をサポートする。
「あと敵さんが輝いてくれればくれるほどこちらの身体側の『影』は深くなって私はやりやすいのです!」
 そんな風に、謡うように、クルリと一回転して片方の手に握られている短剣をデウスエクスに突き付けるメリーナ。
 ……魔草少女は、恨めし気にケルベロスを睨みつける。
「……なんです? ああ、その光を単なる光エネルギーとして扱っているのは今は私も一緒だと、そう思いますか?」
 ふと、真顔になるメリーナ。
 何か、その事に対して想いを馳せた様子で――
「ああ――」
 瞑目し、
「……そうですねえ」
 ――短剣による斬撃が、いつの間にか振るわれている。
 何が起こったか理解する間も無く、魔草少女は斬首された。
「そういう奴だから、私はどこまでも影の側なのかもしれません」
 独り言ちるメリーナ。
 すぐさま踵を返し、DIVIDEやグリモア猟兵に報告するべく路地裏を去るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年12月15日


挿絵イラスト