『ゴッドゲームオンライン』の魅力の一つといえば、臨場感溢れる広大なマップだろう。その広さに加え、新たなマップが追加されることもあり、全てのエリアに足を運んだことがあるプレイヤーはまず存在しないと言われている。
そのマップを駆けるレースは対人戦、所謂『PvP』要素を持ちながらも戦闘要素が少ないこともあり、カジュアルに楽しめると評判のコンテンツである。その中でも『ゴッドレース』は数あるレースの中でも最高峰とされ、優勝者には多額のトリリオンとここでしか入手できない激レアアイテム、そして称号『神速の冒険者』が贈られる。
レースごとにレギュレーションは変化するが、『ゴッドレース』においては『地を駆ける』ことが唯一のレギュレーションとされる。それ故、騎獣や魔導バイクはもちろん、自分の足で走る参加者も珍しくない。
一部の猟兵から『またお前か』という表情を向けられるエウレカ・ムーンサイド(月光竜はダンジョンをバズらせたい・f42610)。エウレカはそんな状況に若干申し訳なさを抱えつつ説明を始めた。
「今回開催される『ゴッドレース』が即死バグに汚染されてしまいまして、このまま開催してしまいますと多くの一般ゲームプレイヤーが|遺伝子番号《ジーンアカウント》焼却の呻きにあってしまうのです:;(∩´﹏`∩);:」
「スタート地点は東端の街『ラパン』。ここに大会運営担当の|組合員《ギルドスタッフ》がいるので、彼らに話しかけてエントリーしてください。スタートするとすぐにバグプロトコルの群れが出現するのですが、こいつら『抵抗不能の即死攻撃』を放ってきます。どれだけ抵抗不能かというと、『キャラクターとバグプロトコルが接触した時点でアウト』というレベルです(;´Д`)」
「猟兵ですら『一撃喰らえば即死扱いでクエストから退場』になるという理不尽さです。ですが、数々の理不尽をねじ伏せてきた皆さんなら何とかしてくれると信じています٩( ''ω'' )و」
「バグプロトコルを倒した後は暫く平原が続くのですが、即死バグ汚染の影響で本来存在しないオブジェクトが出現しますので、これらを回避しつつゴールである西端の街『ペルン』へ向かってください。」
「『ペルン』の手前で、今回『ゴッドレース』を乗っ取った首謀者が現れるのですが、その、『首謀者』というのが、非常に申し訳ない事に|私の同僚《ドラゴンプロトコル》でして……(~_~;)」
「彼女、『リンドヴルム』は元々いい子だったんですけど、何年か前の夏イベでクエストボスをした時に簡単攻略テクが広まりすぎたせいで狩られまくって結果グレちゃったんです(/_;)」
「『リンドヴルム』の攻撃もまた『一撃喰らえば即死扱い』となっています。ただ、彼女本人への接触はセーフ判定ですのでそこを有効活用すれば何とかなると思います。ある程度ダメージが溜まったら、『リンドヴルム』は撤退してくれます。これで反省してくれるといいのですが……。」
武炎鉄
こんにちわ、武炎鉄です。2025年最後(多分)は節目の40作目でGGOです。
12月中には完結させたいので、サポート入れつつ早め進行(当社比)でやっていく予定です。
●第1章は『とおせんぼのアオクマくん』との戦闘です。詳細は断章にて。
●第2章は平原を駆け抜けるレースです。バグプロトコルの影響で、触れたら即死のオブジェクトが出現します。
●オブジェクトの内容はプレイングで指定可能です。
●第3章は『リンドヴルム』との戦闘です。詳細は断章にて。
●その他連絡事項はタグでお知らせします。
第1章 集団戦
『とおせんぼのアオクマくん』
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POW : くまっ!!
【抱き着き】で近接攻撃し、命中した部位ひとつをレベル秒間使用不能にする。
SPD : くまくま!!
【エモーショナルバルーン】に宿る【『×』の移動制限】を解き放ち、レベルm半径内の敵には[『×』の移動制限]で足止めを、味方には【くまくまエリアの癒し】で癒しを与える。
WIZ : がおー!!
全身に【愛くるしさ】を帯び、戦場内全ての敵の行動を【「がおー!!」と叫ぶこと】で妨害可能になる。成功するとダメージと移動阻止。
イラスト:橡こりす
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●スタート地点にて
『ゴッドレース』のスタート地点である『ペルン』の街へと転送された猟兵たち。早速運営担当の|組合員《ギルドスタッフ》を探し出すと、エントリーの手続きを行った。
「では、こちらからルールの説明をさせてもらいます。」
出場者――その殆どが猟兵――を前にメガホンを手にした運営担当の|組合員《ギルドスタッフ》が説明を始める。
「今回は『地面に足及びそれに類するもの』が常に接地していることが条件となります。5秒以上地面への接地が無い場合、飛行と見做し失格となります。ジャンプなどをされる際はこの点ご注意ください。それから、他の参加者への攻撃は禁止です。なお、補助魔法やアイテムによる走力強化は可能です。」
それ以外にも細かいルール説明はあったが、それらはおいおい紹介することにしよう。
「それでは『ゴッドレース』開始です!」
スタート位置に付いた参加者たちは、号砲と共に駆けだした。
しばらく走ると、前方に蠢く青い群れが出現した。あれが今回グリモア猟兵の説明にあった『即死バグ保有のバグプロトコル』だろうか。猟兵たちは各々の手段でバグプロトコルを排除することにしたのだった。
アラタマ・ミコト(サポート)
|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》助太刀に馳せ参じてございます。
かの軍勢が障害なのでございますね。
では、極楽浄土で身に付けし武芸でお相手いたしましょう。
●即身仏の青熊退治
「|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》、助太刀に馳せ参じてございます。」
青いクマの群れに立ちはだかるのはアラタマ・ミコト(極楽浄土にて俗世に塗れし即身仏・f42935)。今回、鞭剣の『|宇露菩櫓須無礼怒《ウロボロスブレイド》』を手に持っている。
「くまっ!」
「くまっ!!」
「くまくまっ!」
ミコトに気付いた青いクマたちが一斉に向かってきた。が、本来彼らは障害物として設定されていたモンスターである。それ故、悲しいことに移動速度が異様に遅いのであった。
「要するに、あれらに触れることなく倒せばよいのですね。」
『|宇露菩櫓須無礼怒《ウロボロスブレイド》』を振るうと、刀身が折れたカッターの刃のようにいくつにも分割され、ミコトの念動力を以てふわふわと宙に浮かんでいる。
「では、極楽浄土で身に付けし武芸でお相手いたしましょう。」
分割された『|宇露菩櫓須無礼怒《ウロボロスブレイド》』にユーベルコードの光が宿る。
「|荒魂鎮神命《あらたましずむるのかみのみこと》の法力に従い、宝剣よ妖を穿つのです!」
宙に浮かぶ『|宇露菩櫓須無礼怒《ウロボロスブレイド》』の刃が弾丸の如く青いクマたちを貫く。
「くまー……」
青いクマたちの断末魔を聞きながら、ミコトは周囲を見渡した。
「こちらでどろっぷしたのは『毛皮』で、あちらは『獣の肉』……。むむっ!これはレア食材の『熊の手』に『熊の胆』!」
行きがけの駄賃とばかりに、素材集めも怠らないミコトなのであった。
成功
🔵🔵🔴
佐藤・和鏡子
愛車の救急車でエントリーします。
現実世界の車を持ち込めてよかったです。
レースゲームから各種レーシングカーは用意できそうですが自分の愛車が一番ですから。
萌え萌え☆ビィィィム!を撃ちこんで魅了状態にして道を空けてもらいます。
攻撃を受けたら即死なら、初めから攻撃させなければ無害ですから。
幸い、アオクマくんは動きが遅いようなので運転しながら萌え萌え☆ビィィィム!を撃っても当てられそうですから。
●進め!救急車
それは紛れもなく救急車であった。
救急車が走ること自体はよくあることかもしれない。だが、今回は走っている場所が問題なのだ。ここはGGO、その世界観ベースは中世風ファンタジーなのだから。
「現実世界の車を持ち込めてよかったです。」
ハンドルを握る佐藤・和鏡子(リトルナース・f12005)の表情は明るい。最初はレースゲームのデータを流用してフォーミュラーカーを持ち込むことも考えていたが、この場合やはり慣れた愛車が最も適していると判断したのだった。
患者の搬送を行う訳ではないので、敢えてサイレンを切った状態でアクセルを踏み込み加速する。『ゴッドレース』の舞台である『エスト平原』は舗装こそされていないが、自動車が走ること自体に支障をきたすことはない。タイヤ越しに伝わる感覚はアスファルトで舗装された道と何ら変わることなく、快適な走行を約束していた。
遠くに蠢く青い群れが見えた。あれが今回話にあった『抵抗不能の即死攻撃』を放つバグプロトコル『とおせんぼのアオクマくん』だ。
「がおー!」
「がおー!!」
「がおがおー!」
手足をバタバタさせ、愛くるしい雄叫びを上げて救急車の前に立ち塞がるアオクマくんの群れ。
「そうだ『攻撃を受けたら即死』なら、初めから攻撃させなければいいんです!」
和鏡子は群れの手前で救急車を一時停止させ、少しばかり考えた。そして閃いた。彼らに道を開けてもらえばよいのでは?早速窓を開けると、その身を乗り出して胸の前に手でハートマークを作った。その手に桃色のユーベルコードの光が宿ると、手を前に突き出しビームをアオクマくんの群れに放つ。
「萌え萌え☆ビィィィム!」
ビームの直撃を受けたアオクマくんたちの目がハートマークに変化した。どうやら魅了状態になったようだ。
「すみませーん!道を開けてもらえますかー?」
和鏡子の呼びかけに答えるように、アオクマくんたちがゆっくりと横へと移動を始めた。そして数分後、群れの真ん中に救急車が通れるほどの道幅が現れた。
「ご協力ありがとうございましたー!」
通りすがる救急車に手を振り、見送るアオクマくんたち。その背後では|槍を持ったドラゴンプロトコル《リンドヴルム》が説教する気満々で立っていた。
その後、アオクマくんたちは|上司《リンドヴルム》にこってり絞られたそうな。
成功
🔵🔵🔴
累巣・薫
アリス適合者の魔書魔術士×ファイアブラッド、61歳の男です。
普段の口調は「おじさん(私、~君、~さん、だねぇ、だよ、だよねぇ、なのかい?)」、
真剣な時には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。
よろしければ、UC「火炎弾」をオートバイに乗って、撃ちまくりたいです
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせで、よろしくおねがいいたします。
●激走!燃える包帯男
遠くからオートバイが走ってきた。『魔導バイク』なるアイテムが存在するGGOにおいて、それは割と当たり前の光景なのだが、何せ全身を包帯に巻かれた乗り手が燃えている。目撃者がいたら不安になること間違いなしだが、乗り手である累巣・薫(包帯男・f45752)本人は気にも留めない。
己の血を灼熱の炎に変換して戦う超能力者、ファイアブラッド。累巣が燃えているのはその能力の一端であり、本人はさほど熱を感じていない。最も、猟兵に覚醒する前はそれで重度の火傷を負っているのだが。
「あ、見えたねぇ。」
青い群れを視認した累巣が呟いた。彼には一つの策があった。
「接触するだけでアウトな相手なら、接触する前に倒せばいいよねぇ」。
包帯の一部がほどけ、風になびく。酷く焼け爛れた火傷跡が外気に晒される。
「アポロンよ!美しい神よ、太陽と預言者よ、あなたに祈ります!」
火傷跡から炎の弾丸が生成され、青い群れに向かい飛んでいく。
「くまっ!?」
「くまー!?」
視覚外から飛んでくる火炎弾に為すすべなく倒されていくアオクマくんたち。わたわたと逃げようとするも、悲しいかな元々の移動速度が遅いせいで、回避できるわけがない。
「うん、作戦成功だねぇ。」
焼け焦げた跡が生々しく残る地面を見ながら、累巣はオートバイのアクセルを捻り、加速する。地面には真新しいタイヤの轍が追加されていた。
成功
🔵🔵🔴
ヨグ・ダーロス
思考:げーむというのは面白いですね、このような荒唐無稽な事件が起きるとは、あの都市で獣の脳を喰らっているだけではできなかった経験です。それにしてもこのルールは我々(ナノナノ)には不利ではないですかね全く・・・
行動:【動物変身】で体内の生体情報を使用して馬に変身して走行します。アオクマにはUC「超念動力」を使用して、周囲の物質をぶつけるか、衝撃で吹き飛ばします。
●冒涜的なのは猟兵なりや?
漆黒の毛並みを持つ一頭の馬が平原を疾走する。ヨグ・ダーロス(冒涜的脳喰らい・f45745)は風を全身で味わいながら、初めてのGGOを楽しんでいた。
「『げーむ』というのは面白いですね、このような荒唐無稽な事件が起きるとは。」
長い間滅びた都市に囚われていた彼にとって、技術の進化の果てにあるようなGGOは完全に未知の世界であった。現実ではない筈なのに、踏みしめる地面も体に感じる風も、全て現実感を伴っている。それがまたたまらなく不思議であった。
少しして、遠くに青く蠢く群れが見えた。あれがグリモア猟兵の話に出てきた『バグプロトコル』とかいうものだろう。立ち止まり、相手の出方を見る。
「がおー!」
「がおー!!」
「がおがおー!」
両手を振り上げ、愛らしくヨグに迫るアオクマくんの群れ。だが、ヨグは慌てることなく1体のアオクマくんに狙いを定めると、見えざるサイキックエナジーを発射した。
「私が何かを思うのなら、それは必ず実現するのですよ。」
サイキックエナジーは狙い通りアオクマくんを捕獲すると、そのままの勢いで回転させ、群れの中に投げつけた。衝突した他のアオクマくんたちが消滅していく。
「ふむ。即死バグはバグプロトコル同士でも有効と。」
コツをつかんだヨグはその後もサイキックエナジーで掴んでは投げを繰り返し、アオクマくんを粗方消滅させた。
「ふう、即死バグがなければ1体ぐらい味見しても良かったのですが。」
ヨグが光を放ちながら元の姿に戻る。それは一般ゲームプレイヤーが見たら『新種のモンスターでは?』と疑いたくなるような、冒涜的な外見をしていた。
オオスズメバチのような形の目と腹部の目玉を持ち、頭には無数の触手を生やしたナノナノ……いや本当にナノナノなのかお前。
「それにしてもこのルールは|我々《ナノナノ》には不利ではないですかね全く……。」
小型かつ浮遊がデフォルトのナノナノにとって『地面に足が付いていること』をルールとするゴッドレースのレギュレーションは不利に等しい。だからこそハンデを補うように『乗り物の利用可能』『アイテムや魔法による強化可能』というルールが存在するのだが。
「まぁ文句を言っても仕方ありません。先に進みましょう。」
ヨグは再び馬の姿に変化すると、更に西へと走り出した。
大成功
🔵🔵🔵
諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、34歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●旅烏は平原を行く
小気味良いエンジン音を立て、1台の大型バイクが風を切って走っていた。
「このまま行けば、他の連中が言ってた『即死攻撃のバグプロトコル』とやらにぶち当たりそうだな。」
諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)がヘルメットに内蔵された電脳ゴーグルで場所を確認しつつ、臨戦態勢に入る。
「要するに、俺がそいつらに直接触らなけりゃいいってことだ。」
前方に腕を構え、ユーベルコードを発動する。
「行ってこい!エレクトロレギオン!」
光の中から835体の戦闘用機械兵器が出現し、道を切り開くようにバグプロトコルへと向かっていった。
「くまー!?」
戦闘用機械兵器の奇襲を受け、パニックに陥るアオクマくんたち。機械兵器は爪の一撃で倒せる程度ではあったが、恐れを知らぬ機械兵器は相打ち上等でアオクマくんたちに攻撃を繰り出していく。その猛攻を前に、アオクマくんたちは1体、また1体と倒されていく。
啓太郎が到着した時には、アオクマくんたちは随分を数を減らしていた。
「ここまで減ってりゃ十分だろ。」
追いすがるアオクマくんたちを無視するように、啓太郎の宇宙バイクは加速する。
「がおー!」
叫びを上げ、襲い掛かろうとしたアオクマくん。だが背後から機械兵器が無慈悲に打ち倒す。
エリア一帯に配置されていた『とおせんぼのアオクマくん』は猟兵たちによりすべて倒された。
「ま、まだまだこれからよ!」
『リンドヴルム』はその様子を上空から見ていたが、どうやら彼女にはまだ策が残っているらしい。果たして猟兵たちはそれらを乗り越えられるのだろうか。
成功
🔵🔵🔴
第2章 冒険
『開催! ゴッドレース!!』
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POW : 機敏な騎獣で駆ける!
SPD : 俺が最速だ! 自力走行!
WIZ : 魔導バイク、アクセル全開!
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●更なる罠
『即死バグを放つバグプロトコル』を倒した猟兵たちは、しばらく『エスト平原』を高速で直進していた。しかし、行く手を阻むようにいきなりオブジェクトが大量に出現し、一時停止を余儀なくされた。
「ふっふっふっ、この大量のトラップを超えられるかしら?」
上空でほくそ笑む『リンドヴルム』。だが、猟兵たちは本質的に諦めが悪い。あの手この手で罠を乗り越えようとしていたのであった。
印旛院・ラビニア(サポート)
・境遇的なものもあり、思考や嗜好は成人男性のものです(恥ずかしい境遇なので自分からは喋らない)
・基本的にはヘタレで気弱、慎重な面がありますが、物事がうまくいったり周りに煽てられるとイキって墓穴を掘ることもあります
・なんだかんだで人がいい
・やり込みゲーマーで現状を学ぶ【学習力】と自分のプレイに【チューニング】できる応用力が武器
・キャバリア・劫禍との関係はUCの秘密設定あたりで察してください
・何か役立つ素材があれば【何でも工房】でアイテムや建造物の合成を短時間で行えます
UCは活性化した物をどれでも使用し、例え依頼のためでも、公序良俗に反する行動はしません。えっちな展開はコメディ目であれば許容
●巨大迷路を突破せよ
黒いキャバリアが地面を疾走する。クロムキャバリアならよくあることだが、ここはGGO。故に違和感が無い訳ではない。しかし、「地面に足もしくはそれに類するものが常に接地している限り、騎獣や乗り物の使用は自由」という『ゴッドレース』のレギュレーションにおいて、「キャバリアが自分の足で走る」のであれば参加を認めざるを得ないのだ。
「何故我が走らねばならぬ?」
「そういうルールなんだから仕方ないじゃない。」
文句をぶつくさ呟きながらも走る『劫禍』と、操縦席で進行方向を確認している印旛院・ラビニア(エタらない人(仮)・f42058)。着実にゴールの『ペルン』へと近づいていることを確認しながら、足を進める。
しばらく走ると、目の前に大量のブロックで構築された迷路が出現した。
「あからさまに罠だな。」
速攻で迷路に向けミサイルを放つ『劫禍』だったが、迷路の壁は土煙を上げるだけで、ミサイルの直撃を受けても無事であった。
「ぐぬぬ……どうしてもここを通れということか。」
「そうみたいだね。それにこのブロック自体が即死トラップになってる。触れたら一発アウトだよ。」
ラビニアが解析結果を共有した。
その頃、上空には地上の様子を眺めてほくそ笑む『リンドヴルム』の姿があった。
「ふっふっふっ、大量に素材を集めて作った巨大迷路、楽しんでくれるかしら?」
『リンドヴルム』はこの迷路を出現させるにあたり、本当に律義に素材を集めてブロックをクラフトし、せっせと自らブロックを積み上げていた。ドラゴンプロトコルの権限はどこいった。
迷路を進むラビニアと『劫禍』だったが、ふとラビニアが何かに気付いた。
「そういえば、地面にはブロックがないね。」
「言われてみればそうだな。しかしそれがどうした?」
「ちょっと地面を掘ってみよう。」
ラビニアがパネルを操作すると、『劫禍』の腕に以前鹵獲したドリル型アタッチメントが装着された。土煙を巻き上げ、地面を掘り進める。
「やっぱりだ。地下にはブロックがない!」
「なるほど、ならば一気に迷路の終わりまで掘り進めるぞ!」
「ちょ、ちょっと何ショートカットしてんのよ!?確かに素材不足で地下までブロック配置できなかったけど、頑張って迷路作ったこっちの苦労も考えてよ!」
上空で頭を抱える『リンドヴルム』。実は彼女、迷路なら正攻法でクリアするだろうと踏んで準備をしていたのだが、その苦労は全部無駄になってしまったのだった。
「レーダーによると、ここで迷路は終わりみたいだね。」
「よし、地上に出るぞ。」
進行方向を変え、地上へと戻ってきた1人と1機。振り返ると迷路の出口が見えた。どうやらオブジェクトはクリアのようだ。
再び走り出した『劫禍』。その背中を『リンドヴルム』は歯噛みしながら見送るしかなかった。
成功
🔵🔵🔴
佐藤・和鏡子
ジャンプで落とし穴を越えたり、片輪走行で細い通路を抜けるなど、私自身の運転技術と今まで様々な修羅場を共に潜り抜けてきた愛車の救急車の性能を駆使してトラップをクリアします。
バグ利用のグリッチやチート使用が当たり前のゲーム世界だからこそ、純粋な運転技術でイベントをクリアすることに価値があると思いますから。
ここのボスもその手のインチキプレイは嫌というほどは体で味わっているでしょうし。
現実世界の道で鍛えられたプロドライバーの本物の運転技術を見せてあげますね。
●救急車ラリーレース
ここまで快調に救急車を走らせてきた和鏡子であったが、突然出現した障害物にブレーキを踏まざるを得なかった。
「なるほど、これが『オブジェクト』ですか。」
行く手にはシーソーやジャンプ台、異常に細い道や大型のスラロームなどが仕掛けられてる。そして、コースの下には落下すれば一発アウトの即死ブロックが敷き詰められており、明らかにドライバーの腕を試そうという意図が感じられた。その様子は『レベル99の自動車教習所実技コース』と評するのが最も適切であったように思われた。
「『ローグライク・サーキット』を思い出しますね。」
アスリートアースの最新技術で作られた最高峰のサーキット、それが『ローグライク・サーキット』だ。こちらはコース自体が変形し、障害を作り出す。テクニカルな運転技術が要求されるが、それ故に思いもよらないショートカットを見つけ出すこともできる。だが、こちらのコースにはそのようなものは見当たらなかった。
「さて、行きましょう!」
和鏡子は改めてハンドルを握り直すと、アクセルを踏み込んだ。
救急車を狙うように、地面からいきなり巨大な棘が大量に生えてきた。和鏡子は絶妙なハンドリングで棘を回避し、棘の隙間を縫うように、かつスピードを落とさぬよう走行する。
棘を抜けた先にはジャンプ台があり、コースの間には巨大なプールが触れたら即死判定付きの水を湛えて待ち構える。救急車はは限界まで加速すると、ジャンプ台から向こう岸へと飛び立った。着地の衝撃で車体は大きく揺れたものの、巨大なプールを飛び越えることに成功した。
和鏡子はその後も巨大シーソーや回転ノコギリなどの仕掛けを順調にクリアしていく。
上空から様子を見ていた『リンドヴルム』は和鏡子の運転技術に感心したようだった。
「ふーん、なかなかやるじゃない。」
デジタルゲーム世界のGGOにおいて、攻略にバグ利用のグリッチやチートの利用は珍しくない。廃人の集まりことRTA勢もゲームの一つの楽しみ方として確立されている。だが『リンドヴルム』にとってそれはあまり好ましいものではなかった。
ゲームプレイヤーには仕様の範囲内で、正攻法を用いてクリアしてほしい。元々運営側の存在である彼女は極端な無理ゲーをプレイヤーに強いることはなかった。だが、あの夏。彼女の心遣いは広まりすぎたお手軽攻略テクニックによってものの見事に打ち砕かれた。
「もう作業ゲーじゃね?これ。」
ボスレイド戦闘に参加していたとある一般ゲームプレイヤーの心無い一言により、彼女はキレた。ドラゴンプロトコルとしてのあらゆる業務を放棄し、プレイヤーたちに理不尽な難易度のクエストを吹っ掛けては|遺伝子番号《ジーンアカウント》を焼却する日々が始まったのだ。
救急車が最後の大玉追跡から逃れ、全ての仕掛けを突破した。和鏡子も思わずふう、と息をつく。ここを抜けたら、ゴールがある『ペルン』までは一直線だ。
己の技量のみを駆使し、正攻法で全ての仕掛けをクリアした和鏡子を称えるように、『リンドヴルム』は拍手で救急車を見送った。その顔には、若干の笑みが浮かんでいた。
大成功
🔵🔵🔵
仇死原・アンナ(サポート)
普段はぼんやりですが敵前では獄炎操る処刑人と化します
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います
UCは指定した物をどれでも使用
普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)
捜索・探索時はぼんやりですが真面目に仕事をします
敵の出現や危険が迫ると処刑人になります
同行者とは出来る限り協力をします
一般人や病人子供には優しく接しますが悪党には容赦なし
機械の操作は苦手ですがキャバリアの操縦はそこそこ(本職に比べたら劣る)
●大地駆けよ処刑人
高らかに蹄の音を立て、一頭の馬が平原を疾走する。全身から青白い炎を噴き出したそれは、おぞましい亡霊のように思われた。その背中に跨る女は、馬の身体から噴き出す炎など意に介さぬように手綱を握っている。
馬の名は『コシュタバァ』、そして主人たる騎手は仇死原・アンナ(処刑人、炎の花嫁、魔女、屠る騎士、そしてあいどる☆・f09978)といった。
1人と1頭の目の前に、突如として障害物が出現した。それは障害馬術で使用されるようなハードルであったり、総合馬術の竹柵や生垣、水濠などを組み上げたブロックで再現したコースだった。
「これがグリモア猟兵の話にあった『オブジェクト』ね?」
『オブジェクト』の手前で一度『コシュタバァ』の走りを止め、様子をうかがう。どうやらこのコースを抜けないとゴールへは辿り着けないようだった。
「よし、行くよ。」
気を引き締め直し、再び手綱を取るアンナ。そこに迷いはないようだった。
「見たことのないライドモンスターね。」
上空から様子を眺めていた『リンドヴルム』であるが、彼女の興味は『コシュタバァ』にあったようだ。ペガサスやユニコーンといった馬型のライドモンスターは珍しくないが、肉体が燃え盛る馬型のモンスターなど彼女は出会ったことがない。もしかしたら、自分が知らない間に新しく実装されたのだろうか?疑問は尽きない。
「はっ!」
鮮やかな手綱さばきで障害物を次々と飛び越えていくアンナと『コシュタバァ』。その姿はまさに人馬一体と呼ぶにふさわしかった。
「ジャンプはまぁまぁのようだけど、これはどうかしら?」
『リンドヴルム』の呟きと同時に、コース上に投石の雨が降り注ぐ。だがアンナは慌てることなく馬上で『鎖の鞭』を構えると、地獄の炎を纏わせ頭上で振り回した。それはまるで傘のように投石から1人と1頭の身を護り、一つのかすり傷すら負うことなくトラップを突破した。
「やってくれるじゃないの。」
態度とは裏腹に言葉に笑みが隠せない『リンドヴルム』。純粋な騎乗技術と人馬一体の絆でコースをクリアしたアンナと『コシュタバァ』を見送りながら、彼女もまたゴールへと先回りするのだった。
成功
🔵🔵🔴
バグプロトコルや障害物などの妨害こそあったものの、おおむね順調にゴール地点である『ペルン』の街へと近づきつつあった猟兵たち。しかし、その手前で立ち塞がるように上空から影が舞い降りた。