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【サポート優先】百獣族の咆哮

#バハムートキャバリア

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#バハムートキャバリア


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●バハムートキャバリア
 この世界には、オブリビオンとして復活した百獣族が存在する。
 今回の敵である『獣騎オウガ』は、非道な人間によって凄惨な最期を遂げたため、オブリビオンと化した事で、己を滅ぼした人間への怒りと憎しみに染まり切っていた。
 ただし、彼の怒りは、正当なモノ。
 その責任は人間達にあるため、『己を滅ぼした張本人である人間の子孫』を見つけ、憎しみのまま呪いをかけてしまったようである。
 それが原因で村人達や土地が汚染されて蝕まれており、放置する事が出来ない状況にあるようだ。
 この呪いは、獣騎オウガを撃破すれば解く事が出来るため、その場所に赴いて、正々堂々と戦い、勝利してほしいと言う事だった。
 幸い、予知によって獣騎オウガの住処は分かっているが、何か弱みを握られているのか、その場所を知っている村人達は硬く口を閉ざしているようだ。
 ただし、呪いによって土地が汚染され、村人達も弱っているため、説得の仕方によっては、考えを改めるかも知れない。
 説得に応じて、村人達が協力してくれたとしても、『獣騎ゴブリン』が行く手を阻み、一斉に襲い掛かってくるようだ。
 そこで獣騎ゴブリンを一掃する事が出来れば、呪いの主である獣騎オウガと戦う事が出来る。
 獣騎オウガは、かつて自分が受けた苦痛と屈辱、そして正当な人類への憎しみを語りながら怒りのままに襲い掛かってくるものの、もしも猟兵が『騎士道に則り、正々堂々と高潔に戦う姿』を示し続けることができれば、心を動かす事が出来るかも知れないと言う事だった。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
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第1章 冒険 『村・街を調査せよ』

POW   :    手当たり次第にあちこち回り、調査する

SPD   :    何か怪しい所はないか、足を使って調査する

WIZ   :    聞き込みなどから情報を整理・推測した上で独自に調査する

👑7
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎

戦闘前にイグニッションカードから装備を展開し装着。
味方と連携しつつ周囲を警戒、【地形の利用】をしつつ【索敵】【偵察】して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポン、アームガトリングと21式複合兵装ユニット2型の【誘導弾】と【砲撃】【レーザー射撃】による【弾幕】【制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で水月を抜刀し【切り込み】【切断】で攻撃する。
可能なら装甲の隙間や関節を狙い【鎧無視攻撃】【鎧砕き】を仕掛ける。
敵の攻撃は【推力移動】【見切り】で回避するか【武器受け】【オーラ防御】で防御する。
使用UCは状況に合わせて変更。


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。

◆行動
探究心や知識欲が旺盛(どの分野でも)。
魔術の研究者でもあり、魔術とそれに通じる学問や技術に特に目がなく、それらの品や事象の情報を仕入れてはUDC『ツキ』と精霊『ノクス』を伴い、各世界を飛び回っている。
ツキ曰く、ワーカホリック。

意外とアクティブで運動能力も高く、スポーツや野外活動をしている姿も。

コンピュータを使っての情報収集の他、柔和な雰囲気と人当たりの良さで対人の情報収集や説得に回ることも。

◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


高嶋・瑞希(サポート)
絡み・アドリブ歓迎
戦闘開始と同時に「イグニッション!」の掛け声で武装を装着し戦闘状態へ移行します。
遠距離では結晶輪と氷霊手の「エネルギー弾」「誘導弾」で攻撃、近距離ではなぎなた、七支刀、アイスガントレットを使い分けて攻撃します。
敵の攻撃は「気配感知」「第六感」「霊的防護」「オーラ防御」「武器受け」で回避又は防御します。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


徳川・家光(サポート)
 冒険においては、基本的に「羅刹大伽藍」による力仕事か、名馬「火産霊丸」を召喚し、騎乗技能を駆使した早駆けを利用したスピード勝負を得意としています。
 また、冒険では「鎚曇斬剣」をよく使います。頑丈で折れにくいので、鉈や斧、岩盤に打ち込むくさびの代わりに重宝しています。
 他には「念動力」技能で離れた場所の物体を動かして驚かせたり、ロープを浮遊させて対岸にくくりつけたりできます。

 嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。また、エンパイアの偉い人には会いません(話がややこしくなるので)。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせ。よろしくです!


シホ・エーデルワイス(サポート)
私でお役に立てるなら喜んで


人柄

物静かで儚げな雰囲気

余り自己主張せず
仲間が活躍しやすい様に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

手伝いや救助が必要な人がいれば
身の危険を顧みず身代わりになったり庇ったり
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませないよう
UCや技能を駆使して生き残る事を諦めません

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


探索
得意な技能を優先して使います
またUCも使える物があれば出し惜しみしません

戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


出水宮・カガリ(サポート)
ひとが戦ってはいけない。戦うことは、痛いことだ。そういうものを退けて隔てるのが、門の役目だ。

<得意>
守りは得意だ。カガリのある場所が、境界だとも。
盾として、存分に使うといい。

<苦手>
名前は覚えにくくてなぁ。特徴(○○の)で呼ぶぞ。
細かいのと、素早いのもあまり。

<行動>
盾を足場にしたり、籠絡の(籠絡の鉄柵)を大きくして乗ったり。
小さいまま飛ばすこともできるぞ。
隠れて情報収集とか、できるかもだ。
カガリ自身は、大きいので。隠れることは苦手だが。
じっと見て、誘惑とか。できるようだ。

そんな感じだろうか。
あとはまるっと、おまかせだ。
よろしく、よろしく。


ギュスターヴ・ベルトラン(サポート)
|C’est du soutien, ok.《サポートだな、了解》

一人称:オレ
二人称:相手の名前+さん呼び、敵相手の時のみ呼び捨て
口調:粗野で柄が悪い

■行動
信心深いため、戦う前に【祈り】を捧げる事は忘れない
敵の主義主張は聞き、それを受けて行動する。行動原理を理解しないままの行動はしない
連携相手がいるならば相手のフォローへ、居ないなら全力で敵をシバきに行く
戦場によっては屋内でも空が飛べるタイプの魔導バイクを乗り回す
「公序良俗に反することはしてねえぞ」と言うし実際にそうするタイプ

■攻撃
主武器:リングスラッシャーと影業
近距離攻撃が不得意なので敵とは距離を取って戦う

アドリブ連帯歓迎


ティティス・ティファーナ(サポート)
 召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならなくてもいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

基本は底抜けに明るいというよりおばか入っている。
「……ちょっと裏に来るに゛ゃ。」

基本はとにかく騒ぐ。そりゃもうハイテンションで。
でも存外気が短いので割とキレやすいとか。
自分ではツッコミだと思っているボケ体質かもしれない。

なわけなので事件の際にはとにかく突撃する。
あんまり考えるのは得意ではないらしい。
「何に゛ゃって?失礼に゛ゃ。」

『せーとーはなれでぃー』を気取っているのでスマートかつエレガントを目指す……つもりではいる。


ティエン・ファン(サポート)
シルバーレイン出身の除霊建築士です。
明るく善良な性格で、できることがあるならば、できる限りを全うしようとします。
除霊建築士というジョブに拘りがあるため、その知識や技術が活かせそうな場面では、積極的にそれらを使って問題解決に取り組みます。
戦闘時は主武器のT定規と副武器の浄銭貫を用いて、近距離戦も遠距離戦も行います。
キャバリアが有効な場面では、『蚩尤』を使用します。
『蚩尤』は普段イグニッションカードに収納しています。
ユーベルコードは『蚩尤』搭乗時は”蚩尤”とついたものを、そうでないときはその他のものを状況に応じて使用します。

以上を基本として、シナリオに合わせて思うままに動かして頂ければと思います。


エドゥアルト・ルーデル(サポート)
『ヒャッハー!頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!』

口調:拙者、名字+氏、~でござる、~ですぞ
属性:混沌・悪

弱きを困惑させ強きを嫌がらせの果に弄り倒す正義なんてどこ吹く風なゴーイング・マイ・ヒャッハー系

シリアスな空気だと破壊するか自分が爆発する
可愛い女の子を見れば興奮する変態
エンジョイ&エキサイティングをモットーに好きなように生きて好きなように死ぬギャグキャラ
オタクらしく戦闘中でも状況に有ったセリフやパロ技を適当にぶっ込みながら戦う様はイカレポンチすぎて敵味方問わず困惑と驚愕させることに定評がある
公言しないが空軍のパイロット



●死に逝く村
 ……村は酷い有様だった。
 獣騎オウガの呪いによって大地は腐り、村人達は弱り切っていた。
「まさか、ここまで酷い事になっているとはな。お前達だって、こんな状態が続くのは嫌だろ? オウガが何処に隠れているのか、教えてくれないか?」
 そんな中、河崎・統治(帰って来た能力者・f03854)が、近くにいた村人に駆け寄った。
「……」
 村人は虚ろな表情を浮かべ、焦点の合わない目で、何も言わず空を眺めていた。
「さすがに、喋るのは無理か。……となると」
 統治が、ゆっくりと辺りを見回し、深刻な被害が出ている方向を絞り込んだ。
 どうやら、村全体が呪われていると言うよりも、何かを中心にして呪いが広がっているような印象を行けた。
(つまり、その場所にオウガがいる可能性が高いって事か。それとも……、罠か?」
 統治が険しい表情を浮かべ、様々な考えを巡らせた。
 やはり、もう少し情報収集をした方が、色々な意味で無難そうである。
「まあ、怪しさ爆発だからね。おそらく、呪いの中心部って、森の中だろ。いかにも敵が待ち伏せしていそうだからね。……警戒するのも、仕方がないと思うけど……」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が複雑な気持ちになりつつ、医術を用いて救助活動を行った。
 村人達の身体は呪いによって蝕まれているものの、その中には汚染された野菜や水を取り込んだ事によって、病気になっているケースも少なくはなかった。
 そのため、催眠術を用いて、痛みを和らげたり、祈りによる浄化で、呪いを消したりしていった。
 だが、呪いの根源が絶たれていない事が原因で、すぐに村人達の身体に異変が確認された。
 幸い、猟兵達には呪いが効きにくいのか、身体に異常をきたす事はなかった。
 それでも、空気が澱んで重々しいため、長居をするのは自殺行為であった。
「お前達……、森に行くのか?」
 そんな中、村長と思しき老人が、ゆっくりと立ち上がった。
「ええ、そこにオウガがいるのなら、行く事になりますね」
 シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が、村長と思しき老人に肩を貸した。
「だったら、止めておけ。……死ぬだけだ」
 村長と思しき老人の話では、獣騎オウガのやり方に腹を立てた村人達が、武器を持って森の中に入っていったようである。
 しかし、誰ひとりとして、戻ってくる者は、いなかったようだ。
「安心してください。僕達は必ず帰ってきます」
 シンが村長と思しき老人を見つめ、優しくニコリと笑った。
「ワシの息子も、そう言っておった。……ならば、気をつけておけ。この村にも奴らの仲間がいる」
 村長と思しき老人が、ゲホゲホと激しく咳き込んだ。
「ええ……、そうでしょうね。何人か呪いの影響を受けていない村人もいるようですし……」
 シンが物陰から様子を窺う村人達の視線に気づき、村長と思しき老人の耳元でボソリと囁いた。
「だったら、余計に行くべきではない。お前達が来た事は、奴らに伝わっていると言う事なのだから……」
 村長と思しき老人が、猟兵達に対して警告した。
「それでも退けないのよ、私達は……。でも、忠告ありがとう。なるべく、迂闊な行動は控えておくわ」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が村長と思しき老人を簡易テントに連れていき、再び医術で治療し、呪いによる影響を確認した。
 呪いは身体の弱った部分に出ているものの、呪いの影響が及んだ場所から遠ざかれば、それほど悪化しないようである。
(でも、野菜は駄目そうね。井戸の復旧も難しそう。土壌の汚染も進んでいるようだし……これは……)
 バジルが困った様子で、深い溜息を洩らした。
 おそらく、獣騎オウガを倒しただけでは、解決しない。
 呪いが消えた後も、色々と問題が山積みになってしまう可能性が高いものの、だからと言って何もしない訳にもいかなかった。
(水に至っては、ほとんど毒ね。呪いが解けた後、早めに水質が改善されるように、解毒座主を作っておかないと……)
 バジルが村の傍を流れている川を近づき、バケツに水を汲んで調査を行う事にした。
「お、お前等っ! オウガ様に逆らう気か!」
 そんな中、木の棒を持った村人達が、ワラワラと集まってきた。
 村人達は何処かに隠れていたのか、呪いの影響をあまり受けていないようだ。
「ええ、こんな状況を放っておく事なんて出来ませんからね。だとしたら、どうしますか?」
 高嶋・瑞希(雪女のストームブリンガー・f36313)が、オーラ防御と霊的防護で身を守った。
「邪魔さえしなければ、俺達を助けてくれると言ったんだ。殺したいのは、自分の事を酷い目に遭わせた子孫だけだからって!」
 村人のひとりが震える声で、瑞希の問いに答えを返した。
「子孫だけ……ですか。その人は、どうなったんですか?」
 瑞希が落ち着いた様子で、村人達に問いかけた。
「そいつは、死んだ」
「死んだ……はずだ」
 村人達が、気まずい様子で視線を逸らした。
「それなのに、呪いが広がっているのは、何故ですか?」
 瑞希には、その意味が分からなかった。
 いや、分かりたくなかった。
「そ、それは……」
「その……なんだ……」
「なんというか、その……」
 村人達が、言葉を詰まらせた。
「他にも子孫が存在している。もしくは、死んだはずの子孫が、実は生きていた……と言う事ですか?」
 徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)が、村人達の言葉を代弁した。
「おそらく、そうだ。根拠はないが……」
「だ、だから、きっと、まだ何処かに……」
「そうだ! そうでなきゃ、俺達が、こんな目に遭う訳が……」
 村人達が、しどろもどろになりながら、今にも消え去りそうな声で答えを返した。
「それでも、呪いの影響を受けていないんですよね? 仲間達を売って得た報酬のようですが……」
 家光が何やら察した様子で、村人達に視線を送った。
「……だから、どうした!」
「一体、それの何が悪いって言うんだ!」
「そうしなれれば、死んでいたのは、俺達だ!」
 村人達が逆切れ気味に、叫び声を響かせた。
 何か後ろめたい事があるのか、みんな声が震えていた。
「本当は分かっていますよね……?」
 シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、村人達を見つめて、小さくボソリと呟いた。
「うく……くっ!」
「だったら、どうする!」
「ここまで来たら、引き返す事も出来ねぇんだよォ!」
 村人達が半ばヤケになりつつ、木の棒を振り上げて、一斉に襲い掛かってきた。
「私を倒すつもりですか……? だったら、止めた方がいいと思いますが……」
 すぐさま、シホがオーラ防御と結界術を展開し、残像を繰り出しながら、カウンターを仕掛け、村人達をマヒさせた。
「お、俺達を、どうするつもりだ。裏切り者として、村人達に突き出すのか?」
 村人が木の棒をギュッと握り締め、声を震わせながら問いかけた。
「何もしないでください。私達は、この呪いを断ちに来ただけなので……」
 シホが村人達を見下ろし、冷たく言い放った。
「ゆ、許してくれるのか?」
「だ、だよな。俺達も、ある意味、被害者だし」
「そ、そうだ。全部、仕方なくやった事なんだから……!」
 村人達が悪びれた様子もなく、乾いた笑いを響かせた。
「それ以上、何も言うな。助ける気が無くなる」
 出水宮・カガリ(死都の城門・f04556)が、村人達に対して警告した。
「お、俺達は……」
「………………くっ!」
 村人達が何か言いたげな様子で、悔しそうな表情を浮かべた。
「……っ」
 マヒ状態に陥った村人達も、わずかに口を震わせ、不満そうな表情を浮かべた。
「納得がいかないのなら、ここから去れ。例え、残っていたとしても、酷い目に遭うだけだろうから……」
 カガリが何の感情も込めず、村人達に対して言い放った。
「わ、分かった」
「礼なんて言わ……んぐぐ」
「じゃあなっ! もう会う事もないだろう」
 村人達が捨て台詞を吐き捨て、そそくそと村から逃げ出した。
 だが、彼らの身体には、シミのような痣があり、その事に本人達は気づいていないようだった。
(遅かれ早かれ、か)
 カガリが何やら察した様子で、深い溜息を洩らした。
 村人達の身体にある痣は、少しずつではあるものの、次第に広がっているようだ。
「裏切り者は生かす価値がないって事だろ。初めから信用されていなかったようだしな。この様子じゃ、利用するだけ利用して……まあ、そう言う事だ」
 ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)が、村人達の背中を眺めた。
 村人達は、まったく気づいていないようだが、みんな禍々しい気に包まれていた。
「まさか、奴らが裏切っていたとは……」
 村長と思しき老人が簡易テントから顔を出した後、複雑な気持ちになりつつ言葉を吐いた。
「信じられないと言ったところか。おそらく、家族か恋人を人質に取られていたんだろ。それなのに、連れて行かなかったと言う事は……」
 ギュスターヴが、口を噤んだ。
 色々と分からない事があるものの、逃げ場のない状況下にあった事は、間違いないだろう。
「まあ……、いまさら奴等を責めたところで、死んだ者は帰ってこない。だからと言って、許したわけではないが……。それも、仕方のない事じゃ」
 村長と思しき老人が、拳をギュッと握り締めた。
「とにかく、すべての元凶を倒すわ。他に何か知っている事はある?」
 ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)が、村長と思しき老人に声を掛けた。
「ワシ等も、すべてを知っている訳ではないが……。とりあえず、他の村人達も聞いてこよう」
 村長と思しき老人が簡易テントに戻り、そこにいる村人達から話を聞いた。
 村人達の話では、獣騎オウガは獣騎ゴブリン達を従えており、森の中に様々な罠を仕掛けているようだ。
 残念ながら獣騎ゴブリン達に戦いを挑んだ村人達は全滅してしまったため、ハッキリとした事は分からなかったが、呪いの影響が強いので、近づく事は困難だろう、と言う事だった。
「森に行くのは、自殺行為だ。それでも、行くのか?」
 村長と思しき老人が、心配した様子で呟いた。
「ええ、もちろん。例え、何を言われても、考えを改めるつもりはないから……。それが、どんなに危険な事であったとしても、ね」
 ティティスが躊躇う事なく、答えを返した。
「それじゃ、みんなで森に行くにゃ」
 そんな中、アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)が装備を整え、仲間達と一緒に森の中に入っていった。
 森の中は異様な空気に包まれており、息苦しさを感じるほど、呪いと汚染が広がっていた。
「……何だか気持ちが悪くなってきたにゃ」
 アイクルが青ざめた表情を浮かべ、フラつきながら口元を押さえた。
 森の中に広がっている呪いは、ネットリと纏わりつき、身体をジワリジワリと蝕んできた。
 どうやら、傷口から体内に入り込んでくるらしく、その部分が痣になったり、腐ったりしていた。
「と、とにかく、奥に……にゃ、にゃ、にゃ!」
 アイクルがビクッと震わせ、恐る恐る足元を見た。
 次の瞬間、目の前を鋭い矢が通り過ぎ、その先にあった木に突き刺さった。
「し、死ぬかと思ったにゃ!」
 アイクルが薄っすらと涙を浮かべ、ホッと胸を撫で下ろした。
 危うく命を落としそうになったものの、ギリギリのところで何とか助かったようである。
「そう言えば、森には罠が仕掛けられているんだっけ」
 ティエン・ファン(除霊建築学フィールドワーカー・f36098)が、リミッターを解除し、オーラ防御を展開しながら、周囲を浄化していった。
 それでも、呪いの根源が絶たれていないため、少しずつ周囲が蝕まれているようだった。
「とにかく、罠を解除しておきましょうか。敵が現れてからだと、戦闘に支障が出てしまうと思うから……」
 ティエンが警戒した様子で、森に仕掛けられている罠を探した。
 森の中には様々な罠が仕掛けられていたが、その中でも落とし穴が悪質で、一度落ちると這い上がる事が困難で、穴の底には無数の竹槍が刺さっていた。
「さすがに、この穴を塞ぐ事は難しそうね。……とは言え、このまま放っておく訳にもいかないし……」
 ティエンが複雑な気持ちになりつつ、困った様子で溜息を漏らした。
 落とし穴は、他には幾つも存在しており、罠に掛かった村人の死体が、そのままになっていた。
「うう……、何だか面倒になってきたでござる。どうせ、戦う事になるのだから、この辺でド派手に行くでござるよ、ヒャッハァァァァァァァァァァァァァァ!」
 次の瞬間、エドゥアルト・ルーデル(黒髭・f10354)がハイテンションで奇声を響かせ、周囲を爆撃して、まわりにあった罠を焼却すると、残った罠を解除しつつ、呪いを浄化した。
「これで、いつ敵が来ても、安心でござるっ!」
 エドゥアルトがドヤ顔で、えっへんと胸を張った。
 実際に、エドゥアルトが大暴れしたおかげで、まわりのトラップは一掃されており、戦う事に適している状態になっていた。
「そこにいたのか!」
「見つけたぞ。絶対に、逃がさねぇ!」
「さあ……、覚悟しろ。みんな、ここに来た事を後悔させてやるっ!」
 その騒ぎを聞きつけた獣騎ゴブリンが、殺気だった様子でワラワラと集まってきた。
 獣騎ゴブリンは誰かから報告を受けたのか、万全の装備で待機していたようである。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『獣騎ゴブリン』

POW   :    ゴブリンアックス
【ゴブリンに伝わる呪文】を唱えて投擲した【斧】がレベル×100m半径内で最も【知力】の強い対象を自動追尾・自動攻撃する。
SPD   :    ゴブリントラップ
【獣騎の装甲】を一定量消費し、触れた対象を切断する【超振動ワイヤー】か、触れた攻撃を無効化する【ゴブリン網】を、足元に設置する。
WIZ   :    フライングゴブリン
【ゴブリン族の血】に宿る【先祖の魂】を自身に憑依させ、レベル×5km/hの飛翔能力と【爆発】を放つ能力を得る。

イラスト:kamiya jun

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

飯綱・杏子(サポート)
ジビエ|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の|食材《オブリビオン》を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある|肉《ジビエ》でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす


キメリア・モルテスティア(サポート)
キメリアよ。 
魔鋼の悪魔で危険地帯の旅人をやってるよ。

武器はこの拳で格闘技や魔法拳での戦いを主にしているよ。

 戦闘時は仲間のみんなを守りながら戦うつもりよ。
多少は傷くような行動をしてでも、味方を守って反撃したり、隙あらば攻めていくつもりね。
体がすごく頑丈なのは私の強みだと思っているから、むしろそれを活かせるよう攻撃を食らってからの反撃する展開もほしいかしら。
後、なるべく乗り物には乗らず生身で戦いたいね。

必要に応じてユーベルコードは何でも使って行くよ。
でも、充分に徒手空拳での戦いを行ってからUCを使用する傾向に有るかしら。

 あとはおまかせ。よろしくね。


ハル・エーヴィヒカイト(サポート)
▼心情
手の届く範囲であれば助けになろう
悪逆には刃を振り下ろそう

▼戦闘
殺界を起点とした[結界術]により戦場に自身の領域を作り出し
内包された無数の刀剣を[念動力]で操り[乱れ撃ち]斬り刻む戦闘スタイル
敵からの攻撃は[気配感知]と[心眼]により[見切り]
[霊的防護]を備えた刀剣で[受け流し]、[カウンター]を叩き込む


鳶沢・成美(サポート)
『え、これが魔導書? まあどうしよう?』
『まあどうでもいいや、オブリビオンなら倒すだけですよ』

故郷UDCアースの下町の古書店でたまたま見つけた魔導書を読んで覚醒した自称なんちゃって陰陽師

昨今でいう陽キャラ? みたいな行動は正直よくわからないのでマイペースに行動
でも集団での行動も嫌いじゃないですよ
元ボランティア同好会でつい気合い入れて掃除しちゃったりしなかったり
一応木工好きでゲートボール好きキャラのはず……たぶん

例え好みの容姿だろうと、事情があろうと敵ならスパッと倒すだけですよ

実はシルバーレイン世界の同位体である自分と融合していたことが判明
三角定規型詠唱定規の二刀流で戦う様に

アドリブ・絡み・可


東・御星(サポート)
御星「さあ、美結行こうか!遅れないでついてきて!」
「今日を明日に変える事さえ欲望だよ?」
美結「はい、御星さん!ふふ、大好きです。」
「空間把握と電脳であれば私の分野です」
御星と美結、2人で1人の猟兵です。婚約しています。
元々美結は統制機構の一般人でしたが御星によって猟兵となりました。
欲望は生きるエネルギーと概ね肯定する姿勢を持ち、強敵に対し窮鼠即ち猫を噛むという戦闘スタンスです.
基本は全射撃装備による三次元一斉射撃が主戦術で、近接戦もこなせます。電装と名のついた等身大でも使用できる装備にデータ化して2人で乗り込みます。
UCは選択したものを使用します。
あとはおまかせです。


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写戴けると嬉しいです。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的に「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。
よく使う武器は「大天狗正宗・千子村正権現・鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせです!


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。

◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。

◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している

◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。

◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。

あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。

戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。


向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
得意なのは近接戦闘とか、【情報収集】も兼ねた見回りとかお話を伺うのも好きですよぉ~。
非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
大丈夫ですよぉ~。手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。

ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんよぉ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談するのも良いですねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
堅実にきちんと片づけたら、皆で美味しいものでも食べて帰りましょう~。
※アドリブ・連携歓迎


高嶋・瑞希(サポート)
絡み・アドリブ歓迎
戦闘開始と同時に「イグニッション!」の掛け声で武装を装着し戦闘状態へ移行します。
遠距離では結晶輪と氷霊手の「エネルギー弾」「誘導弾」で攻撃、近距離ではなぎなた、七支刀、アイスガントレットを使い分けて攻撃します。
敵の攻撃は「気配感知」「第六感」「霊的防護」「オーラ防御」「武器受け」で回避又は防御します。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。一度敵とみなせば以降はもう容赦はしません。
オブリビオンに対しては基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。


河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎

戦闘前にイグニッションカードから装備を展開し装着。
味方と連携しつつ周囲を警戒、【地形の利用】をしつつ【索敵】【偵察】して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポン、アームガトリングと21式複合兵装ユニット2型の【誘導弾】と【砲撃】【レーザー射撃】による【弾幕】【制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で水月を抜刀し【切り込み】【切断】で攻撃する。
可能なら装甲の隙間や関節を狙い【鎧無視攻撃】【鎧砕き】を仕掛ける。
敵の攻撃は【推力移動】【見切り】で回避するか【武器受け】【オーラ防御】で防御する。
使用UCは状況に合わせて変更。


諏訪野・みすず(サポート)
リーダー役が必ずいると思うので、ソイツを先に倒すようにします。「リーダーが倒れたら、あとは烏合の集だよ」アドリブ、共闘歓迎です。


柄倉・清春(サポート)
喫茶店で働く傍らに暗殺業を営む男
今は特務機関DIVIDEに所属しており二足ならぬ三足の草鞋を履く
強面だが粗暴なわけではなく日常生活では気さく
殺しの関わる仕事の時は途端冷徹になる

暗器を交えた肉弾戦と中距離からの牽制・奇襲を好む
戦いに流儀を持ち込まないのが流儀
搦め手、揺さぶり、闇討ち、あらゆる手段を用いる
生物の急所を熟知しており、異形と戦う際も経験則に基づき攻撃箇所を決める
身に宿した悪魔の力は奥の手

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用
多少の怪我は厭わず行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
依頼の成功のためなら汚れ役を担う事も
自身が性的な行為を行うのはNG


ギュスターヴ・ベルトラン(サポート)
|C’est du soutien, ok.《サポートだな、了解》

一人称:オレ
二人称:相手の名前+さん呼び、敵相手の時のみ呼び捨て
口調:粗野で柄が悪い

■行動
信心深いため、戦う前に【祈り】を捧げる事は忘れない
敵の主義主張は聞き、それを受けて行動する。行動原理を理解しないままの行動はしない
連携相手がいるならば相手のフォローへ、居ないなら全力で敵をシバきに行く
戦場によっては屋内でも空が飛べるタイプの魔導バイクを乗り回す
「公序良俗に反することはしてねえぞ」と言うし実際にそうするタイプ

■攻撃
主武器:リングスラッシャーと影業
近距離攻撃が不得意なので敵とは距離を取って戦う

アドリブ連帯歓迎


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!



●獣騎ゴブリン
「……どうやら騒ぎ過ぎてしまったようね」
 キメリア・モルテスティア(白銀の旅行者・f44531)が、警戒した様子で間合いを取った。
「ああ……、その通りだ」
「ここは俺達のナワバリだからな」
「……悪いが、ここで死んでもらう」
 獣騎ゴブリン達は物陰からワラワラと現れ、あっという間にまわりを囲んだ。
「こういう場合、命乞いをするのが正解なのかしら? もしくは、こっち……?」
 それと同時に、キメリアが瞬間強化して、【シルバリアン・フロストワールド】を発動させ、ダメージと共に凍らせる絶対零度の波動で連続コンボを仕掛けた。
「や、やるじゃないか!」
「だが、俺達は負けねぇ……!」
「そもそも、ここに来たのは、勝つためだしなっ!」
 獣騎ゴブリン達がゴブリンに伝わる呪文を唱え、斧を投擲して猟兵達を自動追尾し攻撃した。
「……!」
 それに合わせて、キメリアが自らの肉体を硬化し、通常攻撃を無効化すると。激痛耐性で耐えた。
「勝つため……か。だったら、正々堂々戦おうじゃないか。やろうと思えば、騙し討ちも出来たわけだしな」
 ハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣聖・f40781)が、獣騎ゴブリン達に語り掛けた。
「ああ、そうだな」
「……分かっているじゃないか」
「その言葉……後悔する事になるぞ?」
「何故なら……、俺達は強い! シャレにならないほどな!」
 獣騎ゴブリン達が邪悪な笑みを浮かべ、獣騎の装甲を一定量消費し、触れた対象を切断する超振動ワイヤーで攻撃を仕掛けてきた。
「確かに、そうだろうね。私じゃなければ、倒されていたと思うから……」
 ハルが限界突破して、霊的防護と結界術を展開した後、超振動ワイヤーを心眼で見切って受け流し、カウンターで斬撃波を乱れ撃ち、鎧無視凍結攻撃を仕掛けた。
「ぐはっ!」
「畜生っ! 足が……」
「このままだと死ぬぞ!」
 獣騎ゴブリン達が動揺した様子で、ハル達をジロリと睨みつけた。
「もう手遅れだよ」
 それと同時に、ハルが【境界・剣濫舞踏(キョウカイ・ケンランブトウ)】を発動させ、獣騎ゴブリン達を結界術の領域内に閉じ込め、内なる世界に宿した無数の刀剣群で攻撃した。
「うぐ、ぐ……」
「よ、よくも……!」
「絶対に許さん! 絶対に、な!」
 獣騎ゴブリン達が全身血まみれになりながら、激しく拳を震わせた。
「まあ、戦う以上、傷つくのは当然だと思うけど……。それとも、まさか一方的に攻撃する事が出来ると思っていたりしないよね?」
 鳶沢・成美(三角定規の除霊建築士・f03142)が、気まずい様子で汗を流した。
「もちろん、そう思っていた」
「そもそも、抵抗すること自体、あり得ない」
「こういう場合は、あえて喰らうモノだろう!」
 獣騎ゴブリン達が殺気立った様子で、あれこれ駄目出しをし始めた。
「そ、そんな事を言われても、僕等だって死にたい訳じゃないからね。文句ばかり言って、戦う気がないのなら、こっちから行くよ」
 成美が【三角定規二刀流・竜巻(サンカクジョウギニトウリュウ・タツマキ)】を発動させ、両手に持った詠唱三角定規を高速回転し続ける事で、威力を増加させ、回転武器受けを得た後・785km/hでの飛翔しながら、誘導弾で2回攻撃を仕掛けた。
「ぐぬう、ナマイキな!」
「戦う気なら……、あるっ!」
「やってやる! やってやるぞおお!」
 その事に苛立ちを覚えた獣騎ゴブリン達が、再びゴブリンに伝わる呪文を唱え、斧を投擲して猟兵達に襲い掛かった。
「なかなか面白い事をするんだね。でも、私達を倒す事は不可能だよ。さあ、行こうか、美結!」
 そんな中、東・美結(破断創炎の閃鋼・f41665)がリミッターを解除して限界突破をする事で、肉体を変異させて改造し、オーラ防御と結界術で斧を防ぎ、美結との連携攻撃でエネルギー弾を放って、獣騎ゴブリン達の生命力を吸収した。
「……」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、美結が【マテリアル・イニシャライザ】を発動させ、獣騎ゴブリン達を無数にロックオンするマーカーで拘束し、対象に蓄積された性経験による変化総てを初期化する連続攻撃を繰り出した。
「ぐはっ!」
「ぐぬぬ、こんなはずでは……」
「だが、まだ負けた訳ではない!」
 獣騎ゴブリン達が警戒した様子で、ジリジリと後退した。
「態度が強気な割に、逃げ腰のようだねぇ。まあ、逃げてくれた方が、こっちとしては助かるけど……。騎士道精神が、それを許さないって感じだろ」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、色々と察した様子でツッコミを入れた。
「その通りだ!」
「俺達は逃げない。逃げる訳がない」
「……それが誇り高きゴブリン魂だっ!」
 獣騎ゴブリン達が殺気立った様子で、ゴブリン族の血に宿る先祖の魂を自身に憑依させ、一斉に特攻を仕掛けて自爆した。
「……って、ただの自爆じゃないか!」
 多喜が呆れた様子でツッコミを入れながら、リミッターを解除して、オーラ防御を展開し、窮地の閃きで自爆を見切って、フェイントすると、電撃を範囲攻撃で乱れ撃ち、【炎と狐の絆(コード・フォックス)】を発動させた。
 それと同時に、むせ返るような炎のにおいが噴出し、獣騎ゴブリン達を可愛い狐に変えた。
「……きゅ?」
「きゅきゅきゅ?」
「きゅーきゅーきゅー!」
 その影響を受けた獣騎ゴブリン達が、円らな瞳で混乱した。
「ところで、狐って、そんな鳴き方でしたっけ?」
 徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)が、気まずい様子で汗を流した。
「こん、こんこん」
「キツネ……、キツネ……」
「……って、いつまでも、狐でいられるかっ!」
 獣騎ゴブリン達が呪詛耐性で何となく元に戻り、心の中に芽生えた可愛らしさを捨てた。
 そうする事で非情な鬼となり、心の中の迷いを捨てた。
「ひょっとして、僕……余計な事を言っちゃいましたか?」
 その事に気づいた家光が、胸をドキッとさせた。
「分かっているんだったら……」
「黙って命を差し出せぇぇぇぇ!」
 獣騎ゴブリン達が再びゴブリン族の血に宿る先祖の魂を憑依させ、捨て身の特攻を仕掛けてきた。
「だったら、自爆する前に倒してしまわないとね」
 家光がオーラ防御を展開しながら、【神州因幡白兎殺(シンシュウイナバノシロウサギゴロシ)】を発動させ、皮剥ぎ刃を生やしたサメの群れを召喚し、獣騎ゴブリン達にぶつけて自爆させた。
「……素直じゃないな」
「せっかく、華々しい最期を茂る事が出来たのに……!」
「それなのに、わざわざ地味な死を選択するなんて……あり得ねぇ」
 獣騎ゴブリン達が信じられない様子で、激しく拳を震わせた。
「まだ、そんな事を言っているのですか? そろそろ考えを改めないと、勝てる戦いも勝てませんよ?」
 シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が、獣騎ゴブリン達に語り掛けながらオーラ防御を展開し、窮地の閃きで破魔の力で精神を汚染しつつ、生命力と魔力を吸収した後、焼却して精神を汚染した。
「そ、そうだな」
「もう余計な事を考えるつもりはなかったのに……」
「だが、俺達は戦える……! 戦いは、まだ始まったばかりだ!」
 獣騎ゴブリン達が打ち切り漫画のようなノリで、ゴブリンに伝わる呪文を唱えて斧を投擲した。
「……クッ! これも貴重な研究材料だったのですが……、仕方ありませんか」
 その一撃をモロに食らったシンが、【魔法薬生成(ウィッチズ・コルドロン)】で研究室に所蔵していた材料を代償にして、回復や状態異常解除の効果を持つ魔法薬を創造し、傷ついた身体を癒した。
「まだだっ!」
「死ね、死ね、死ねぇ」
「キエエエエエエエエエエエ!」
 獣騎ゴブリン達が奇声を響かせながら、再び斧を投擲した。
「……って、まだ何もしてないんですがぁ~。ちょ、ちょ、待ってくださいよぉ~」
 その巻き添えを食らった冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)が、慌てた様子でリミッターを解除し、ギリギリのところで斧がかすって、ゴロゴロと転がった。
「チッ! 外したか」
「だが、次は外さん……!」
「いまこそ、見せてやるっ! ゴブリン魂ってヤツを、な!」
 次の瞬間、獣騎ゴブリン達が雄叫びを響かせ、凄まじいスピードで飛翔しながら、次々と爆発していった。
「……と言うか、それって、ただの自爆じゃないですかぁ~!」
 卯月が涙目になりながら、【フルムーンブレイク】で偽物の満月を創造し、戦場上空に浮かべる事で、狂月化した獣の手足による連続攻撃能力と超再生能力を得て、獣騎ゴブリン達を弾き飛ばして爆散させた。
「自爆ではない」
「……名誉の戦死だ」
「それが分からないのであれば、お前達に生きる資格はない!」
 獣騎ゴブリン達が、くわっと表情を険しくさせ、キッパリと言い放った。
「……って、それこそ意味不明ですよぉ~。まあ、腕の一本や二本で、怒りが鎮まるのであれば、もいでしまっても構わないのですがぁ~」
 向・存(葭萌の幽鬼・f34837)が表情ひとつ変えず、獣騎ゴブリン達に近づいていった。
「それ以上、近づくな!」
「それでも、近づくと言うなら、爆発するぞ!」
「ああ……、その通りだ。俺達は死を恐れない!」
 その事に危機感を覚えた存が、獣騎ゴブリン達に対して警告した。
「でしたら、これなら問題ありませんねぇ~」
 次の瞬間、存が【連鎖する呪い】で獣騎ゴブリン達に癒えない傷跡を付与し、次々と発生する「不慮の事故」による追加攻撃を与えた。
「うわ、空から槍が!」
「急に黒猫の大群がっ!」
「なんで、こんなところに落とし穴が!」
 それが原因で獣騎ゴブリン達が次々と事故に遭い、為す術もなく倒れていった。
「このまま一気に蹴散らしてしまいましょう」
 続いて、高嶋・瑞希(雪女のストームブリンガー・f36313)が結晶輪と氷霊手(巨大な腕型の祭壇兼武器)でエネルギー誘導弾を放ち、獣騎ゴブリン達を牽制した。
「ぐぐ、ナマイキな!」
「我等がタダ自爆するだけだと思うなよっ!」
「そ、そうだ、その通りだ。ゴブリン魂をナメるんじゃない!」
 獣騎ゴブリン達が再び先祖の魂を宿し、お雄叫びを上げて、特攻を仕掛けてきた。
「……って、殺気と何も変わりませんよね!?」
 瑞希が思わずツッコミを入れながら、リミッターを解除して限界突破し、オーラ防御を展開しながら、瞬間強化で爆発に耐え、【乱舞結晶輪(ランブケッショウリン)】を発動させ、幾何学模様を描き複雑に飛翔しつつ、14600本の結晶輪で、獣騎ゴブリン達に包囲攻撃を仕掛けた。
「し、しまった!」
「だ、ダメだっ! 自爆してしまう!」
「ぎゃあああああああああああああああ!」
 それと同時に、獣騎ゴブリン達が悲鳴を上げ、仲間達を巻き込んで爆散した。
「……たくっ! 何がゴブリン魂だ。爆発の仕方からして、美しくない。これだから、リア充は上辺だけだと言われるのだ」
 不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が、呆れた様子で溜息をついた。
「ふざ……けるなっ!」
「リア充で、何が悪い!」
「そ、そうだ、この世はリア充で、回っている!」
 獣騎ゴブリン達が、まったく悪びれた様子もなく、キッパリと断言をした。
「なん……だと!?」
 その事が引き金となって、静武がリア充に対する怒りを爆発させ、【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】で炎を放ち、獣騎ゴブリン達を焼却した。
「な、なんだ、この炎は……」
「こ、これが非モテの力……!?」
「まさか、ゴブリン魂を上回るほどのパワーを……ぎゃあああ!」
 そのため、獣騎ゴブリン達は逃げる事が出来ず、怒りを具現化した炎に包まれながら息絶えた。
「これで終わりかと思ったら、増援か。この様子じゃ、全軍、出撃させたって事か」
 河崎・統治(帰って来た能力者・f03854)が、ゲンナリとした表情を浮かべた。
「何も落ち込む事はない」
「……俺達が本隊だしな!」
「それじゃ、地獄をみせてやる。本物の、な!」
 獣騎ゴブリン達が殺気立った様子で、力任せに斧をブン投げた。
「そんな事を言っている奴ほど、自分が地獄を見るんだけどな」
 次の瞬間、統治が地形を利用しながら、アームガトリングを構えて、21式複合兵装ユニット2型の誘導弾を砲撃する事で弾幕を張り、レーザー射撃による制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、【天地無双剣】を発動させ、神速の突きを繰り出し、返し刀で追撃した。
「……ぐわっ!」
「あ、圧倒的じゃないか!」
「だが、負けん! 真の地獄を見せるまでは……!」
 獣騎ゴブリン達が荒々しく息を吐きながら、斧をギュッと握り締めた。
 しかし、先程の攻撃で身体に負荷が掛かっているのか、立っている事さえ出来なくなった。
「ひょっとして、驚いた? どうやら、予想外だったようだね? でも、みすずちゃんは、もっと強いよ。だから、地獄を見ちゃうのは、あなた達かもね」
 諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)が、獣騎ゴブリン達の前に陣取った。
「そんな訳がないだろ!」
「俺達は、まだ本気を出していない!」
「いまから、俺の本気を見せてやる! うおおおおおおおおおおお!」
 すぐさま、獣騎ゴブリン達が先祖の魂を宿し、今にも爆発しそうな勢いで、雄叫びを響かせた。
「だったら、その前にみすずちゃんが本気を見せてあげるねっ!」
 それと同時に、みすずがリミッターを解除し、限界を突破した後、【スチームエンジン】でバールのようなものに蒸気エンジンを搭載する事で、破壊力を増大させ、獣騎ゴブリン達に殴り掛かった。
「まだ爆発していないだろうが!」
「せめて、自爆するまで待ってくれ!」
「そうでなければ、無駄……う、うわあああ!」
 その一撃を食らった獣騎ゴブリン達が、仲間達を巻き込んで爆散した。
「いや、爆発まで待っている訳がないだろ? ……と言うか、本隊も難ありなのか。だんだん不安になってきたんだが……」
 柄倉・清春(悪食子爵・f33749)が、複雑な気持ちになった。
「……難ありではない」
「ただ本物のゴブリン魂を味わってほしかっただけだ」
「だが……、それを拒むのであれば、こうするだけだっ!」
 獣騎ゴブリン達が獣騎の装甲を一定量消費し、超振動ワイヤーを構えて、清春に襲い掛かった。
「つまり、八つ当たりって訳か」
 清春が超振動ワイヤーの攻撃を喰らって、服をボロボロにさせ、【咎力封じ】で手枷、猿轡、拘束ロープを放って、獣騎ゴブリン達の傷口をえぐり、攻撃力を減少させた。
「八つ当たりではない!」
「ただ本気の俺達を見てほしいだけだ」
「それなのに、まったく理解されないとは……」
 獣騎ゴブリン達は、とても不満そうだった。
 その不満を怒りに変えて、自爆しているようだが、思い通りにいっていないようである。
「まあ、理解はしたさ。お前達が、どうしようもなく……いや、何でもない」
 ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)が、気まずい様子で小さくコホンと咳をした。
 さすがに、言うべきではないと思ったのか、そこから先の言葉が胃袋の中に消えた。
「途中で止めるな!」
「……気になるじゃないか」
「さあ、言え! そこから先の言葉を!」
 獣騎ゴブリン達が興味津々な様子で、ギュスターヴに迫っていった。
「……まったく、空気が読めない奴だな。そこから先は野暮ってモノだろ。それに、そんな事をしている暇はないと思うぜ」
 その間に、ギュスターヴ・ベルトランが祈りを捧げ、【人類進化:到達(サイキックハーツ)】で戦闘力を高めて、浄化の力を宿した閃光を放ち、獣騎ゴブリン達の魔力を吸い取った。
「か、身体が……」
「と、と、溶けるゥ!」
「このままでは最悪の事態に……。やめろ、やめてくれぇ!」
 その影響を受けた獣騎ゴブリン達が、悲鳴を上げて逃げ惑った。
「この状況で逃げられると思っているの? いま、あなた達の身体に毒を注入したわ。助かりたいのなら、私達を倒す事ね」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、毒使いと催眠術を駆使して、獣騎ゴブリン達に不安の種を植えつけた。
「そんな言葉……、信じるモノか!」
「そ、そうだ、ハッタリなどで、惑わされる我等ではない!」
「それでも、お前達は倒す! 別に、お前の言葉を信じている訳ではないがな!」
 獣騎ゴブリン達が異常なほどブルつきながら、勢いをつけて斧をブン投げた。
「……無駄よ、そんな事をしても……。まあ、少しは効いたけど、致命傷ではないから……」
 バジルが斧で傷ついた腕を治療しながら、催眠術を使って獣騎ゴブリン達の不安を増幅させた。
「やっぱり、さっきの言葉……本当なのか?」
「そういえば……、さっきから胸のあたりが……」
「……騙されるな! 信じたら、俺達の負けだぞ!」
 そう言いつつも、獣騎ゴブリン達は虫の息だった。
「そろそろ年貢の納め時のようね。……いい加減に覚悟しなさい。どんなに足掻いても、あなた達に勝ち目はないわ」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が、炎神機カグツチ(サイキックキャバリア)に乗って、獣騎ゴブリン達の前に現れた。
「そんな事はあり得ない」
「俺達は負けない。絶対に、な!」
「そう何度も言ったはずだ。俺達は、まだ本気を出していない、と! キェェェェ!」
 獣騎ゴブリン達が一斉に奇声を響かせ、力任せに斧をブン投げた。
 それがクルクルと回りながら、次々とクリスティナが乗る炎神機カグツチに襲い掛かった。
「みんな、往生際が悪いわよ。まったく、もう!」
 クリスティナが地形を利用して、次々と斧を見切って薙ぎ払い、【秘剣炎熱夢幻斬り(ヒケンエンネツムゲンギリ)】を発動させて、RX焔ノ剣の範囲攻撃で獣騎ゴブリン達の身体を真っ二つに切り裂いた。
「うご……ごっ!」
 そのため、獣騎ゴブリン達は受け身すら取れず、断末魔を上げて爆散した。
「ち、畜生……、こんなはずでは……。と、とりあえず、オウガ様に報告せねば……。オウガ様なら、何とかしてくれる。オウガ様なら……」
 そんな中、獣騎ゴブリン達が地面を這うようにして、ズルズルと逃げていった。
 とにかく報告せねば……。
 頭の中にあるのは、ただそれだけ。
「おやおや、一体、何処に行くつもりっすか?」
 飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が物凄くイイ笑顔を浮かべ、獣騎ゴブリンの前に陣取った。
「い、いや、ちょっと、野暮用が……。とにかく、見送りは結構。一人で帰れるから、放っておいてくれ!」
 獣騎ゴブリンが動揺した様子で声を震わせ、フラフラと逃げていった。
「まあ、野暮用なら仕方ないっすね。ここで引き留めるのは、野暮ってモン……な訳ないっすよおおおおおおおおおおおおお!」
 次の瞬間、杏子が鋭いツッコミと共に、【フードファイト・最終モード(フードファイト・ファイナルモード)】で自身の暴食衝動を解放し、物質透過能力と3回攻撃を得て、獣騎ゴブリンに襲い掛かった。
「ちょ……待……ぎゃああああああああ!」
 そして、獣騎ゴブリンは志半ばで息絶え、地面に突っ伏すのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『獣騎オウガ』

POW   :    鬼神変
自身の【片腕】を【異形巨大】化して攻撃し、ダメージと【強化無効】の状態異常を与える。
SPD   :    超速金棒打ち
【獣騎用大金棒】による超音速の【振り回し・振り下ろし・突き】で攻撃し、与えたダメージに応じて対象の装甲を破壊する。
WIZ   :    鬼腕砲
【掌に空いた砲口】を向けた対象に、【魔力光弾】でダメージを与える。命中率が高い。

イラスト:ひろん

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はクローネ・マックローネです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

火土金水・明
ゆうきつかさマスターにおまかせします。かっこいい火土金水・明をお願いします!

 人間のウィザード×マジックナイト、17歳の女姓です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。特に、R18に抵触する行動等は、絶対にしません。
 使い魔の黒猫「クロ」も依頼では一緒に行動していますが、戦闘でダメージを受けそうな依頼の時はお留守番をしています。
 
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●鬼の咆哮
「……誰だっ! 俺の邪魔をする奴はっ! 余計な事をしやがって! お前達が邪魔さえしなければ、すべてが丸く収まっていたのに! もう、あの村は終わりだ! いまさら俺を倒したところで、手遅れだ!」
 そんな中、『獣騎オウガ』が殺気立った様子で、獣騎用大金棒を振り回した。
「そんなにイライラしても、あなたを倒す考えが変わる事はないわよ? 確かに、状況的には最悪だけど、それでも希望が潰えた訳ではないのだから……」
 すぐさま、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が残像を繰り出し、獣騎オウガを挑発しながら、破魔と浄化を付与した銀の剣を握り締め、属性2回攻撃を繰り出した。
「いいや、それは単なる思い込みだ! すべて手遅れ。何をやっても、無駄、無駄、無駄っ! いい加減に諦めろ! それでも、俺を倒すと言うのであれば、ここで死ねぇええええええええええええ!」
 次の瞬間、獣騎オウガが傷つく事も恐れず咆哮を響かせ、掌に空いた砲口を明に向け、魔力光弾を解き放った。
 それが地面をガリガリと削りながら、明を飲み込む勢いで迫ってきた。
「それは、お断りよ。そもそも、従う必要なんてないでしょ?」
 明が第六感を駆使して、残像を繰り出し、魔力光弾を回避した。
「いいや、あるっ! 絶対に……ある! お前達が、この森に立ち入った時点で、選ぶ事が出来るのは……死だ!」
 獣騎オウガが獣騎用大金棒を振り上げ、ダッシュで明に襲い掛かった。
「お断りって言ったはずよ」
 それと同時に、明が限界突破して、カウンターを仕掛け、【それはまるでチートのような、とんでもない才能】を発動させ、動きを封じ込めて、破魔と浄化を付与した誘導弾を発射した。
「うぐ……ぐぐぐっ! なんだ、これは! 身体が熱いっ!」
 その攻撃を食らった獣騎オウガが悲鳴を上げ、狂ったように身体を掻き毟った。
「ようやく、痛み始めてきたようね。さっきはまったく効かなかったから、一時はどうなるかと思ったけど……」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、明が再び破魔と浄化を付与した誘導弾を解き放った。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミルケン・ピーチ(サポート)
『ミルケンピーチ、参上!』

常識的だけどやられ属性の17歳の桃姫、無邪気で元気な6歳のぺしぇ、体育会系褐色ギャルのアカリの三人のボディの内依頼に合わせた誰かで出撃
口調は
『桃姫:私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?』
『ぺしぇ:自分の名前、くん、ちゃん、だよ』
『アカリ:あたし、相手の名前+ちゃん、~っす、~っすよ、~っすね、~っすか?』
マスクのミルケンはほぼ喋りません

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません

公序良俗に反する行動はそういう依頼でない限りしません
後はお任せ、よろしくお願いします!


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。

ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎

戦闘前にイグニッションカードから装備を展開し装着。
味方と連携しつつ周囲を警戒、【地形の利用】をしつつ【索敵】【偵察】して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポン、アームガトリングと21式複合兵装ユニット2型の【誘導弾】と【砲撃】【レーザー射撃】による【弾幕】【制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で水月を抜刀し【切り込み】【切断】で攻撃する。
可能なら装甲の隙間や関節を狙い【鎧無視攻撃】【鎧砕き】を仕掛ける。
敵の攻撃は【推力移動】【見切り】で回避するか【武器受け】【オーラ防御】で防御する。
使用UCは状況に合わせて変更。


ハル・エーヴィヒカイト(サポート)
▼心情
手の届く範囲であれば助けになろう
悪逆には刃を振り下ろそう

▼戦闘
殺界を起点とした[結界術]により戦場に自身の領域を作り出し
内包された無数の刀剣を[念動力]で操り[乱れ撃ち]斬り刻む戦闘スタイル
敵からの攻撃は[気配感知]と[心眼]により[見切り]
[霊的防護]を備えた刀剣で[受け流し]、[カウンター]を叩き込む


久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンorレヴィアラクスに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ

変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】を叩き込む戦術になる


東・御星(サポート)
御星「さあ、美結行こうか!遅れないでついてきて!」
「今日を明日に変える事さえ欲望だよ?」
美結「はい、御星さん!ふふ、大好きです。」
「空間把握と電脳であれば私の分野です」
御星と美結、2人で1人の猟兵です。婚約しています。
元々美結は統制機構の一般人でしたが御星によって猟兵となりました。
欲望は生きるエネルギーと概ね肯定する姿勢を持ち、強敵に対し窮鼠即ち猫を噛むという戦闘スタンスです.
基本は全射撃装備による三次元一斉射撃が主戦術で、近接戦もこなせます。現実でも等身大や巨大戦に使える電子戦闘体にデータ化して2人で乗り込みます。
UCは選択したものを使用します。
あとはおまかせです。


ギュスターヴ・ベルトラン(サポート)
よう、お出ましだな?
…ソレが怨嗟による存在であっても、殺す事に歓びを得る存在であっても
人の間に悲しみと苦しみが広がる以上は…神敵必滅、躯の海に叩き返す

■行動
ガラが悪くとも信心深いため戦う前に【祈り】を捧げる事を忘れない
敵の主義主張は聞き、それを受けて行動する。行動原理を理解しないまま行動はしない
連携相手がいるならば相手のフォローへ、居ないなら全力で敵をシバきに行く
戦場によっては屋内でも空が飛べるタイプの魔導バイクを乗り回す
「公序良俗に反することはしてねえぞ」と言うし実際にそうするタイプ

■攻撃
主武器:リングスラッシャーと影業、魔導書
近距離攻撃が不得意なので敵とは距離を取って戦う

アドリブ連帯歓迎


ティティス・ティファーナ(サポート)
 召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


出水宮・カガリ(サポート)
ひとが戦ってはいけない。戦うことは、痛いことだ。そういうものを退けて隔てるのが、門の役目だ。

<得意>
守りは得意だ。カガリのある場所が、境界だとも。
盾として、存分に使うといい。

<苦手>
名前は覚えにくくてなぁ。特徴(○○の)で呼ぶぞ。
細かいのと、素早いのもあまり。

<戦闘>
カガリは不動の門だからな、回避はしないぞ。
技能は結界術、オーラ防御、拠点防御、封印術、霊的防護あたりで、守り優先に。
ユーベルコードで攻められない時は、【命の篝火】とか、【鉄血の明星】とか、使うぞ。
カガリより後ろに、あらゆる脅威は存在させない。

そんな感じだろうか。
あとはまるっと、おまかせだ。
よろしく、よろしく。


レイ・ベアバーン(サポート)
「戦闘モードに移行……さてと……私も暴れさせて貰うか!」

PBWアライアンス世界の出身です。ユーベルコードをUBELコードと言う事以外、通常の猟兵と同じような扱いで大丈夫です。

ベアズクローを使った接近戦と小型銃を使用した援護で戦います。

完全に後方で支援する時やUBELコード「演算モード」を使用する際はバーンヘルムを脱ぎ、冷静沈着な性格になります。


UBELコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アイクル・エフジェイコペン(サポート)
猫っぽい舌足らず口調にゃ。こんにゃ感じで、可能なら末尾だけじゃにゃくて途中にも入れてほしいにゃ。めんどいならいいけど。
ちなみに機嫌悪い時は「に゛ゃ」って濁点入る感じにゃ。

正直状況とかよくわかってにゃいけどなんとなく気に入らない顔してるからぶっ殺すに゛ゃ。
パワーイズジャスティス。真正面から行っておもいっきり攻撃するのみにゃ。ユーベルコードは何使ってもいいにゃ。

基本はむちゃくちゃ猫かぶってかわいい子演じてるものだから、なるべくスマートに『せーとーはなれでぃー』的な感じで戦おうとするけど、むちゃくちゃ怒ったら地が出てむちゃくちゃ口が悪くなる。
「ぶっ殺おおおおおおす!●ぁぁぁぁぁぁっく!!」


風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可

約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
ヴァンパイアを狩るため、あるいは次に狩るべきヴァンパイアの手掛かりを得るためにここにいる。
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。

戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。


諏訪野・みすず(サポート)
とにかく突撃して、ボスをぶっ飛ばします。「みすずちゃんにはパパ以外は、勝てないよー!」「このままじゃマズいよね」アドリブ、共闘歓迎です。


政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。

SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。

アドリブ連帯歓迎



●荒ぶる鬼
「ぐ、ぐ、ぐおおおおおおおおおおお! ば、馬鹿にしやがって! お前等、全員……呪ってやる!」
 獣騎オウガが怒り狂った様子で、辺りに咆哮を響かせた。
 先程の攻撃で、肉体的にも、精神的にもダメージを受けたのか、怒りのぶつけどころを探しているようだった。
「そんなに腹が立っているのなら、俺が相手をしてやるよ。相手は誰だっていいんだろ? 特に猟兵なら……」
 河崎・統治(帰って来た能力者・f03854)が、獣騎オウガの前に陣取った。
「……分かっているじゃないか! ならば、死ねぇぇぇぇえ!」
 次の瞬間、獣騎オウガが咆哮を響かせ、掌に空いた砲口を統治に向け、魔力光弾を発射した。
「そんな事を言われて、命を捨てる奴なんて、いないと思うが……」
 すぐさま、統治がリミッターを解除し、オーラ防御を展開しながら、【烈火弾幕陣(レッカダンマクジン)】で幾何学模様を描き、複雑に飛翔しながら、1510本の消えない火炎弾でカウンターを仕掛け、獣騎オウガに包囲攻撃を仕掛けた。
「ぐ、ぐ、ぐはっ! や、やるじゃねえか。まさか、あのタイミングで、カウンターを仕掛けてくるとはな」
 獣騎オウガが火炎耐性で耐えながら、荒々しく息を吐き捨てた。
「強がっても、無駄だ。本当は立っている事さえ、辛いんだろ?」
 そんな空気を察したハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣聖・f40781)が、結界術と霊的防護で身を守りながら、自らの限界を突破した。
「ク、ククク……、馬鹿にしてもらっちゃ、困るな。こんなの、準備体操をしているようなモンだ!」
 獣騎オウガが獣騎用大金棒を振り回し、超音速の攻撃を繰り出した。
「それじゃ、準備体操と言うより、盆踊りの練習だな」
 ハルが軽く皮肉を言いながら、気配感知と心眼で獣騎オウガの攻撃を見切り、【閃花の境界(センカノキョウカイ)】で、戦場内に己が内なる世界の波動を放った。
「何とでも言うがいい。お前など怖くない!」
 獣騎オウガが堂々と胸を張りながら、キッパリと言い放った。
「まあ、強がっていられるのも、今のうちだと思うけどな!」
 その間に、久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に搭乗し、獣騎オウガの言葉を軽く流した。
「本当に、そう思っているのか? だったら、大きな誤解をしているな。ハッキリと、ここで断言してやろう。お前達の事など、怖くない」
 獣騎オウガが躊躇う事なく、キッパリと言い放った。
「……そうか。じゃあ、もう少し燃えてもらおうか!」
 すぐさま、遥翔が【獄焔砲(ケイオスフレア)】を発動させ、【獄焔砲(ケイオスフレア)】で焔黒剣が内包する『異界の焔』を放ち、漆黒の魔炎に包んで焼いた。
「こんなモノ、効くものかァァァァ!」
 それと同時に、獣騎オウガが悲鳴混じりの雄叫びを上げ、火炎耐性で必死に耐えた。
 だが、続けざまに攻撃を食らった事で、少なからずダメージを受けており、強気な態度に反して身体の方はボロボロだった。
「そんなに煙を上げて、効かないって言われても、まったく説得力がないけどね」
 東・御星(破断創炎の閃鋼・f41665)が生暖かい視線を送りながら、深い溜息を洩らした。
「なんだと、貴様っ! まさか、俺を腰抜けだと言いたいのか!」
 獣騎オウガがイラついた様子で、獣騎用大金棒を振り下ろし、超音速の衝撃波を飛ばして、まわりの木々を薙ぎ倒した。
「そこまで言うつもりはないけど……、私達より強くないと思うよ?」
 御星がリミッターを解除して、結界術を展開した後、超音速の衝撃波を見切り、美結と連携を取りつつ、【氷炎龍睦ノ型・「玲」(サラマンドラロクノカタ・レイ)】で、喜多嶋玲の変異した氷炎龍を召喚し、それが用いる自身の無数の炎の幻の分身と、あらゆるものを自在に映し、偽物を作る氷の鏡を組み合わせた連続攻撃を繰り出した。
「フハ、ハハハハハッ、何を言うかと思ったら、そんな事か。お前達が……強い? 笑わせるなっ!」
 獣騎オウガがフンと鼻を鳴らしながら、禍々しいオーラを纏って、自分自身の身を守った。
「だったら、遠慮はいらないな? まあ、最初から手加減をする気はないんだが……」
 ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)が祈りを捧げた後、浄化の神聖攻撃で獣騎オウガのオーラを消し飛ばした。
「ば、馬鹿なっ! オーラを消した……だと!? そんな事、あり得ない。みょ、妙な真似をしやがって! ……許さねぇ!」
 獣騎オウガが激しく動揺した様子で、掌に空いた砲口をギュスターヴに向け、呪詛を付与した魔力光弾を放った。
「別に許してもらうつもりはないからなっ! 好きなだけ、恨んでくれ」
 ギュスターヴが霊的防護を展開し、呪詛を浄化しながら、【人類進化:到達(サイキックハーツ)】を発動させた。
 次の瞬間、浄化の光が解き放たれ、魔力光弾を消し飛ばして、獣騎オウガにダメージを与えた。
「馬鹿なっ! 馬鹿なっ! 馬鹿なっ! なぜ、こんな事に!」
 獣騎オウガが拳をギュッと握り締め、激しく声を震わせた。
「随分と、お決まりの台詞を言うのね。命乞いをするのなら、いまのうちよ」
 ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)が獣騎オウガに対して警告しながら、獣騎オウガに空中戦で先制攻撃を仕掛け、オーラ防御を展開しながら、零距離一斉砲撃を放った。
「命乞いなど……するものか! まさか、俺がビビッていると思っているのか? この俺様がっ! そんな訳がないだろ! ビビってなどいない!」
 獣騎オウガが再び禍々しいオーラを展開し、激痛耐性で何とか耐えた。
 だが、致命傷を防ぐ事が出来ただけで、完全にダメージを無効化する事は出来なかった。
「そう言えば、遠慮はいらないんだものね」
 それと同時に、ティティスが空を舞うようにして飛び回り、光属性のレーザーを一斉発射して禍々しいオーラを発射した。
「ぐ、ぐぬぅ……、屈してなるものか。屈する事など……あり得ない!」
 獣騎オウガが掌に空いた砲口から、魔力光弾を発射しようとした。
 しかし、エネルギーの充填が十分ではなかったため、先程よりも小さく弱弱しい魔力光弾が解き放たれた。
「だいぶ焦っているようですね。それでは、当たる攻撃も、当たりませんよ」
 すぐさま、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)がオーラ防御を展開し、魔力光弾を見切ってフェイントした後、覚悟を決めて誘導弾で範囲攻撃を仕掛け、獣騎オウガを焼却しようとした。
「ぐ、ぎ、ぎぃぃぃ! ふざ……けるのも、いい加減にしろ!」
 獣騎オウガが火炎激痛耐性で耐えながら、ケモノの如く叫び声を響かせた。
 しかし、身体が動かない。
 怒りを原動力にして、猟兵達に襲い掛かろうとしているものの、その気持ちに反して、身体がまったく動かなかった。
「動け……動け……動きやがれぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
 獣騎オウガが雄叫びを響かせながら、片腕を異形巨大化させ、勢いをつけてシホに殴り掛かった。
「……残念でしたね。その攻撃は効きませんよ」
 それと同時に、シホが【贖罪】償いの時間(ラクニハシネナイノロイ)を発動させ、出血と痛みがほぼ無く、寝たら傷跡は消える体に変え、獣騎オウガの攻撃を防いだ。
「な、何故だっ! 俺は悪い夢を見ているのか!?」
 獣騎オウガが信じられない様子で、自分自身に問いかけた。
 だが、答えは出ない。
 頭の中に浮かんでくるのは、目の前の現実を肯定する言葉のみ。
「夢なら良かったけどね。残念ながら、これは現実よ?」
 それに合わせて、バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、毒の属性攻撃を獣騎オウガに放った。
「うぐ、ぐぐ……ぐわあああ! こんなモノが現実な訳……ある……かっ! 絶対に……夢だっ! 悪夢……だ!」
 獣騎オウガが毒耐性で耐えつつ、激しく頭をフラつかせた。
 おそらく、毒の影響なのだろう。
 意識が朦朧として、言葉が吐き出される前に、消えていった。
「別に、どっちでもいいんだけど……。ここで終わりである事は間違いないから……」
 次の瞬間、バジルが【ウィザード・ミサイル】を発動させ、魔法の矢(炎属性)を775本解き放った。
 それが雨のように降り注ぎ、獣騎オウガの身体に、容赦なく突き刺さった。
「終わるものかっ! 絶対に……な! だが、この痛み……夢ではないのか」
 獣騎オウガが荒々しく息を吐きながら、今までの出来事が、すべて現実である事を理解した。
「ああ、夢じゃない。……分かったら、前を見ろ。現実を受け入れて、戦え」
 出水宮・カガリ(死都の城門・f04556)が限界突破して、存在感を示しながら、獣騎オウガに視線を送った。
「あ、ああ……、そうだな。これ以上、馬鹿にされて、たまるか! 俺は強いんだァァァァァァァァ!」
 それと同時に、獣騎オウガがリミッターを解除し、限界を突破すると、自らの肉体を改造して、異形巨大化した片腕でカガリを殴り飛ばした。
「確かに、強いな。先程と比べて、だが……」
 カガリが激痛耐性、結界術、拠点防御、オーラ防御を展開し、【駕砲城壁(ロアードウォール)】で獣騎オウガの攻撃を反射した。
「うぐ……ぐぐぐ……、やるな。だが、まだ終わらん」
 その一撃を食らった獣騎オウガが、身体をヨロめかせた。
「戦闘モードに移行……さてと……私も暴れさせて貰うか!」
 そんな中、レイ・ベアバーン(アーマードコラージュのレプリカント・f38733)が肉体改造を施し、ベアズクローで獣騎オウガに引っ掻いた。
「さっきは油断したが、ここからは違うぞ。さあ、命を捨てる覚悟をしろ……!」
 獣騎オウガが禍々しいオーラを展開しながら、異形巨大化した片腕を振り回した。
「命を捨てる覚悟……だあ? さっきから油断しまくりの相手に、命を奪われる訳がねぇだろ! ……オラ、動くなっ!」
 レイが【威嚇射撃(イカクシャゲキ)】で小型銃による威嚇射撃を見せ、獣騎オウガの回避能力を半減させて一斉発射した。
「そんな命令聞く訳が……ん、んん? 何故だ! 身体が思うように、動かない」
 獣騎オウガが違和感を覚えつつ、何度も攻撃を喰らって、再び身体をヨロめかせた。
「どうした? 避けるつもりじゃなかったのか?」
 レイが獣騎オウガを挑発しながら、小型銃の引き金を引いた。
「妙な真似ばかりしやがって! うおおおおおおおおおお!」
 獣騎オウガが雄叫びを響かせ、捨て身の覚悟で特攻を仕掛け、レイの頭を掴んで生命力と魔力を吸収した。
「それは、こっちのセリフにゃあああああああ!」
 その邪魔をするようにして、アイクル・エフジェイコペン(クロスオーバー三代目・f36327)が捨て身の不意打ちを仕掛け、獣騎オウガに目潰しを食らわせた。
「め、め、目がああああああああああ! 何処だっ! 何処にいる! 絶対に許さん! こんな事をして、タダで済むと思うなよっ!」
 獣騎オウガが片手で自分の目を押さえながら、もう片方の手で獣騎用大金棒をブンブンと振り回した。
 だが、何も見えないため、アイクルを殴る事が出来ず、虚しく空を切っていた。
 それでも、何とかしてアイクルの居場所を特定しようとしているものの、勘を頼りに攻撃しているせいで、なかなか攻撃を命中させる事が出来なかった。
「さっきから何処を狙っているにゃ? あたしは、ここにいるにゃ!」
 それと同時に、アイクルが【超びったんびったん(チョウビッタンビッタン)】を発動させ、グラップル+ぶん回し+怪力の技能レベルを1560に変更した後、再び不意打ちを仕掛けて、獣騎オウガをブン投げた。
「うおおおおおおおおおおおおお!」
 その拍子に、獣騎オウガの身体が宙を舞い、まわりの木々を薙ぎ倒して、地面に背中を打ちつけた。
「……もう終わりか? 強がっていた割には、呆気ないな?」
 風雷堂・顕吉(吸血鬼狩人・f03119)が、冷たい視線を獣騎オウガに送った。
「何度も同じ事を言わせるな。この程度で、終わる訳がない。まだ何も終わっていないぞおおおおおおおおおおお!」
 獣騎オウガが獣騎用大金棒を握り締め、捨て身の特攻で顕吉に襲い掛かった。
「まだ薄っすらと見える程度のようだな。しかし、それでは俺を倒せない」
 顕吉が獣騎用大金棒を見切って、受け流すようにしてフェイントした後、【吸血鬼封じ(キュウケツキフウジ)】で魔除けの香草、地獄の炎、白木の杭を放ち、獣騎オウガの攻撃力を減らした。
「確かに……な。だが、だんだん目が見えてきた。これなら、お前達を……やれる!」
 顕吉が獣騎用大金棒を握り直し、再び猟兵達に襲い掛かった。
「まさか、それでみすずちゃんに勝てると思っているの?」
 諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)がダンスを踊るようにしてフェイントしつつ、カウンターで鎧無視2回攻撃を仕掛け、獣騎オウガが持っていた獣騎用大金棒を弾き落とした。
「ぐぬぬっ! ならば、これだァァァァァァァァァァ!」
 即座に、獣騎オウガが掌に空いた砲口をみすずに向け、ホーミング魔力光弾を乱れ撃った。
「本当に何も分かっていないみたいだね。どんなに頑張っても、みすずちゃんには勝てないよ」
 みすずがオーラ防御を展開しながら、第六感でフェイントしつつ、獣騎オウガに空中戦を仕掛けると、【スチームエンジン】でバールのようなものに蒸気エンジンを搭載し、破壊力を増加させて力任せにブン殴った。
「クク、クククク、殴ってくれた事に感謝しなけれれば、な。これで再び獣騎用大金棒が使える」
 その一撃を食らった獣騎オウガが獣騎用大金棒を掴み取り、不気味な笑い声を響かせた。
「ふーん、まさか……それで勝てる訳? 私には、まったく意味がないように思えるんだけど……」
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)がリミッターを解除し、荊野鎖(拷問具)で貫通2回攻撃を仕掛け、傷口をえぐって吸血し、生命力を吸収した。
「意味は……ある! 絶対に、な。そもそも、無意味だと言う根拠は、なんだ? そんなモノは、何もないだろ」
 獣騎オウガがフラつきながら、獣騎用大金棒を握り締め、朱鞠に飛びかかった。
「根拠も何も、さっきから手も足も出ないじゃない」
 朱鞠が獣騎オウガの攻撃をフェイントしながら、忍法・鋳薔薇姫(ニンポウ・イバラヒメ)】で足元の影から金属鎖状の触手を放出し、戦場内全ての攻撃的行動を一時的に無力化した。
「また妙な真似を……! だが、俺は……諦めない!」
 獣騎オウガが金属鎖状の触手を払い除け、獣騎用大金棒を何度も振り下ろした。
 だが、朱鞠には、まったく利かず、無駄に時間ばかりが過ぎていった。
「その考えは評価しますが、この状況で逆転するのは、難しいと思いますよ?」
 ミルケン・ピーチ(魔法少女ミルケンピーチ・f15261)が、一気に間合いを詰め、獣騎オウガに殴りかかった。
「いや、あるね、十分な勝機がっ! 俺は、それを確信しているっ! 絶対に勝てると信じている!」
 獣騎オウガが異形巨大化した片腕で、ミルケン(桜姫)を殴り飛ばした。
「きゃあ!」
 その一撃を食らったミルケン(桜姫)が、地面をゴロゴロと転がった。
「ハハハハハッ! 見たか! これが俺の本気だ!」
 獣騎オウガが勝ち誇った様子で、再びミルケン(桜姫)に殴り掛かった。
「私だって、負けませんよ~」
 それに合わせて、ミルケン(桜姫)がリミッターを解除し、限界を突破すると、【スーパー・ジャスティス】で全身に黄金のオーラを纏い、戦闘力を増強させて、飛翔しながら捨て身の連続コンボを繰り出した。
「ば、馬鹿なっ! さっきは、あんなに容易だったのに……!」
 獣騎オウガが信じられない様子で、身体を仰け反らせた。
「ぬわはははははっ! そろそろ年貢の納め時なのだ!」
 大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が悪代官の格好をしながら、無駄に高い木の上から獣騎オウガを見下ろし、ドヤ顔で高笑いを響かせた。
「ぐぬぬっ! そこから降りて来い!」
 その言葉にイラッとした獣騎オウガが、麗刃をジロリと見上げた。
「い、いや、登る事は出来たのだが、下りる事が出来ないのだ」
 麗刃が気まずい様子で汗を流しながら、乾いた笑いを響かせた。
「ならば、このまま死ねぇぇぇぇぇぇ!」
 獣騎オウガが殺気立った様子で、異形巨大化した片腕で、麗刃がいる木を殴り飛ばした。
「ぬわああああああああああああああ! こ、こ、殺す気かああああああああ!」
 その拍子に麗刃が地面に落下し、涙目になって獣騎オウガに駆け寄った。
「ああ、その通りだ!」
 それを迎え撃つようにして、獣騎オウガが異形巨大化した片腕で、再び殴り飛ばそうとした。
「もう怒ったのだあああああああああ!」
 麗刃が【スーパー変態人(スーパーレイクン)】で予め気合を入れて髪を逆立て、全身を金色に光らせる事で戦闘力を増強させ、獣騎オウガを殴って殴って殴りまくった。
「ち、畜生……、こんなところで……ぐおおおお!」
 そう言った後、獣騎オウガが爆散した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年12月05日


挿絵イラスト