8
おっぱいVSおっぱい! 巨乳怪人のバインバイン大作戦!

#キマイラフューチャー

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#キマイラフューチャー


0




●ザ・OPPAIショー!
 グリモアーベース。
 猟兵達の拠点にして、数多の世界へと繋がる空間。そこに現れた神楽・鈴音(歩く賽銭箱ハンマー・f11259)は、何やら手にしたチラシを持って、なんとも大きな溜息を吐いて。
「キマイラフューチャーで、事件発生よ。とりあえず、このチラシを見てちょうだい」
 そう言って鈴音が見せたのは、デパートの屋上で開催される、ヒーローショーと思しき催し物の広告だった。が、そこに書かれていたタイトルを見た瞬間、猟兵達の間には、何とも微妙な空気が漂い始めた。
「え~と、どれどれ……『超乳決戦! おっぱいVSおっぱい!』……って、なにこれ……」
「どうもこうも、そのままの意味よ。ムキムキマッスルな『雄っぱい』を率いる『悪い巨乳』が、『正義の巨乳』に成敗されるっていう、しょーもない話の催し物」
 誰ともなしに尋ねられた問いに、鈴音は少しばかり語気を荒げて返す。どうにも不機嫌な様子だが、今はそれよりも事件詳細を知るのが先である。
「事件が起こるのは、キマイラフューチャーにあるデパートの屋上ね。怪人達が、そこのチラシに書いてあるヒーローショーを計画しているわ」
 単にショーを開催するだけなら問題ないが、主催者が怪人である以上、それで終わるはずもない。
 怪人達は、ショーで観客を集めた上で、ドサクサに紛れて最後の最後に襲ってやろうという、なんともセコい作戦を企てている。これを阻止するには、こちらからショーに乱入し、潰してしまうのが一番だ。
「そういうわけで、あなた達は、このくっだらないショーをブチ壊しにしてちょうだい。観客のキマイラ達は、こっちで避難勧告を出せば、素直に撤収してくれるでしょうし」
 ちなみに、このヒーローショー、最初はお約束の如く、雑魚敵が戦闘員役としてワラワラと湧いて出てくる。彼らを倒し、敵の親玉役である怪人をおびき出して倒し、そして最後にヒーロー役の怪人を成敗すれば、これにて一件落着だ。
「だいたい、なにが『おっぱいVSおっぱい!』よ……。巨乳で釣ろうなんて、安直もいいところね。どうして、男って生き物は、こういうのに簡単に引っ掛かって……ハッ! べ、別に、羨ましいとかじゃないんだから! ただ、私は悪事を働く怪人が許せなくて……」
 どうやら、鈴音は自分の貧相な身体つきを気にしていたようだが、それはそれ。
 折角、ヒーローショーに出るのであれば、格好良く戦って怪人よりも人気者になってしまおう。そして、胸の大きさだけが全てを決める価値ではないと、世の中に知らしめてやってくれ。
 なにやら、微妙な私怨も織り交ぜつつ、鈴音は猟兵達を、キマイラフューチャーへと転送した。


雷紋寺音弥
 こんにちは、マスターの雷紋寺音弥です。

 キマイラフューチャーにて、怪人達がおっぱい祭り……もとい、ヒーローショーを装って、一般人を襲撃する計画を立てています。
 彼らの計画を阻止するため、会場に乱入してヒーローっぽく戦い、キマイラ達の人気者になりましょう。

 第一章では、雑魚要員として集められた『アルパカマッスルブラザーズ』と戦っていただきます。
 続く第二章で、彼らを率いる怪人(巨乳)とのボス戦。
 第三章で、ヒーロー役として現れる予定だった、怪人(巨乳)とのボス戦となります。
191




第1章 集団戦 『量産怪人アルパカマッスルブラザーズ』

POW   :    ポージング
自身の【逞しい肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
SPD   :    ポージング
自身の【躍動する肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
WIZ   :    ポージング
自身の【洗練された肉体の誇示】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。

イラスト:ヤマトイヌル

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アルファ・ユニ
は?(心からの拒絶)

ドールのユニに成長の余地がないことを知っての狼藉か

気に食わないんだけど。こんなイベント、滅ぶべき

客席からステージに飛び乗りセンターから怪人達を見据える。
周囲に流れるヒーローショーのBGMを音銃クラハライツに喰わせその音で雄っぱいを射撃

突如現れた正義のヒーローっぽくない?…いや、ユニはわりと裏切りとかしそうなダークヒーローっぽくみえるか
どっちでもいいけど

他の猟兵が近接戦闘とかしていない時、敵の群れに向かってUCを放つ。観客が巻き添えにならないように、客席には背を向けて。

打たれて強くなるドMらしいね?なら筋肉も何も関係ないこの音で、何もかも奪われてみなよ、ほら!!


佑・盾
まさかビッグオッパイ団の仕業か!(※この時点では完全に言いがかり)

あれぇ、なんだかボクの宿命の敵が居るような気配がしたけど……姿が見えないなぁ?

しかし、それはそれとして大きな胸をひけらかす悪党共め。
おっぱいっていうのはそう簡単なものじゃあないんだよ!
お前らが大きさを称える時、その陰で泣く者が居る事を忘れるなぁ!
うっうっ……(涙拭い)
まずはアルパカ達、その自慢の大胸筋を消し炭にしてやるぞぉぅ……!


どう見ても遠距離攻撃に弱そうなので【BurstBinder】の胸部に【BurstBlasterUnit】を換装!
近接戦闘する他の猟兵に合わせ、【援護射撃】を行い【スナイパー】として狙い撃つよー!



●哀しみの戦士達
 デパートの屋上に設けられた野外ステージにて、繰り広げられるおっぱい祭り。だが、己の胸に悩みを抱える者達にとって、それは怒りの炎に油を注ぐだけの挑発行為。
「は? ドールのユニに成長の余地がないことを知っての狼藉か」
 氷のように冷たい瞳に心からの拒絶を湛え、アルファ・ユニ(愛染のレコーディングエンジニア・f07535)は胸の奥に静かな怒りを燃やし。
「巨乳をひけらかす、破廉恥な祭り……。ハッ!? まさか、ビッグオッパイ団の仕業か!」
 その隣では、佑・盾(BurstBinder/JUNE・f11075)が、早くも敵の組織に目星をつけていたが、今現在ではどう考えても単なる言い掛かりにしか見えなかった。
「あれぇ、なんだかボクの宿命の敵が居るような気配がしたけど……姿が見えないなぁ?」
 それでも、懸命に自分の宿敵を探す盾だったが、しかし目の前にいるのは全身ムキムキな『雄っぱい』のみ。まあ、彼らを操っている者の存在や、このショーのコンセプトを考えた場合、これで怒りが収まるはずもなく。
「……気に食わないんだけど。こんなイベント、滅ぶべき」
 そう、呟くが早いか、ユニが自らの愛用する音銃にヒーローショーのBGMを吸収させると、情け容赦なくブッ放した。
「ぐぁっ! な、なんじゃ、この毒音波はぁぁぁっ!?」
「うぅ……平衡感覚が……脳が揺さぶられて……うぉぇぇぇ……」
 突然、死角から狙撃された量産型のアルパカマッスル達が、耳を塞いで悶絶する。いかに鍛え上げた筋肉とはいえど、音波兵器の前には何の障壁にもなりはしない。
「な、何者だぁっ! 姿を見せろぉっ!!」
 辛うじてリバースするのだけは耐えたアルパカマッスル達が次々に叫ぶと、その視線の先には冷ややかな表情を向けるユニの姿が。正義の味方というよりも、奇襲と殲滅を得意とするダークヒーローにしか見えないが、それはそれ。
「なるほど……こいつら、どう見ても遠距離攻撃に弱そうだね。だったら……」
 ステージの上でなにやら吠えまくっている筋肉どもを眺めつつ、盾は自分の胸部に二門の巨大ビーム砲を換装した。そのまま照準器で狙いを定め、アルパカマッスルどもに一斉発射!
「よ~し、行くぞ~! 今! 必殺の! おっぱいびーむ!」
「なっ……ウッホォォォッ!?」
 凄まじいエネルギーの奔流を受け、盛大な爆発と共に吹っ飛んで行く筋肉野郎ども。それぞれの想い、怒り、そして意地を賭けた、おっぱい大戦の始まりだ!

●激突! ちっぱいVS雄っぱい!?
 爆炎と煙の立ち込める中、ステージに降り立ったユニと盾。しかし、先の一撃で大幅に数を減らされたとはいえ、それでもアルパカマッスル軍団は未だ健在だった。
「貴様達! よくもやってくれたな!」
「やはり、おっぱいのない女は凶暴だ! 我等の筋肉を以て、成敗してくれるわ!」
 己の大胸筋を見せつけるようにして、量産型のアルパカマッスル達が二人に迫る。もっとも、彼らの言葉は今のユニと盾にとって、怒りの起爆剤にしかなっていない。
「こ、こいつら……さっきから、好き勝手に言って!」
「ふーん……本気で殺して欲しいのかな?」
 迫り来るムキムキのアルパカ達に対し、盾もユニも、怒りに身体を震わせていた。が、そんな彼女達の気持ちなどいざ知らず、アルパカマッスル達は自らの大胸筋を、更に誇示するようポージングを決めて。
「フンッ! 見よ、この肉体美! そして、この鍛え上げられた『雄っぱい』を!」
「フハハハハッ! 平らなだけの胸など、恐れるに足らず! 胸囲のサイズなら、我等の方が断然に上だ!」
 男の胸にさえ負ける女の胸になど、敗北するはずがない。そんなアルパカマッスル達の言葉は、二人の心を大きく抉り、そこに塩を塗り込むのには十分過ぎた。
「くっ……大きな胸をひけらかす悪党共め! おっぱいっていうのは、そう簡単なものじゃあないんだよ!」
 胸のサイズが、とにかく大きければいいなど間違っている。そもそも、誰かが大きさを讃える時、その陰では必ず泣いている者がいるはずだ。そう言って、自らもまた涙を拭いつつ、盾は胸のキャノン砲をアルパカマッスル達へと向けて。
「まずはアルパカ達、その自慢の大胸筋を消し炭にしてやるぞぉぅ……!」
 ポージングして動けないアルパカマッスル達に、殆どゼロ距離からの一斉発射!
 先程よりも盛大な爆発が起きる中、ユニが追い討ちをかけるように、愛銃で毒音波を叩き込む。
「打たれて強くなるドMらしいね? なら、筋肉も何も関係ないこの音で、何もかも奪われてみなよ、ほら!!」
「うぉぉぉっ! ま、またかぁぁぁっ!?」
「耳がぁぁぁっ! あ、頭がぁぁぁぁ! うぅ……エレエレエレ……」
 熱光線で焼かれながら、五感の全てを破壊され、次々に倒れて行くアルパカマッスル達。だが、獅子奮迅の働きに反し、盾やユニが心に追った傷もまた、決して浅いものではなかったようだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

十六夜・月
おっぱいもいいけど・・・筋肉、最高じゃないか!筋肉、迸るほどの筋肉ぅ!!

そんなこと言いつつやることはちゃんとやらねばなるまい・・・筋肉鑑賞しながら(

筋肉が相手というなら飛び道具なぞ不要。近接戦でできる限りやる・・・!
攻撃は[早業]での近接攻撃。[怪力]で筋肉という名の鎧を[鎧無視攻撃]で攻撃で真っ向勝負・・・女子だろうがパワーには自信があるこれにお前は耐えられるか!?
攻撃されようがそんなもの[見切り]からの[盾受け]そこからの[カウンター]で撃ち返す・・・!
さぁ、筋肉の叫びを私に聞かせてくれ・・・!
[アドリブOK]


テルプ・ステップアップ
いいよいいよ♪僕は両方いける方だから大歓迎♪男性の雄々しい筋肉を、いや!雄っぱいを揉もう!
僕の名はバレエーレンジャー!謎の助っ人戦士さー!
(顔隠してないけど)
覚悟するがいい。アルマッブラ!(変な略)
あ、その前に君たちのご自慢の体を触れせて♪
わぁ流石に言うだけあって素晴らしい筋肉だねー惚れ惚れするよ
(ぺたぺた)
うん満足したの♪ありがとうございます♪そして一気に不意打ちの
グラン・フェッテ・ピケ!
作戦
油断させるために筋肉を褒めつつ至近距離まで近づいて触りまくるの。
決して欲望を抑えられないからではないの。
そして至近距離からの一撃ね。
できれば死ぬ前にハグしてほしいなー。

アドリブ・他の方とのからみ歓迎



●ザ・マッスルラバーズ!
 ステージを埋め尽くさんばかりに現れた、アルパカマッスルブラザーズ。だが、そんな異様な光景を前にしても、狂喜乱舞する者がいるというのだから、世界は広い。
「おっぱいもいいけど……筋肉、最高じゃないか! 筋肉、迸るほどの筋肉ぅ!!」
 人の趣味は、十人十色。鍛え上げられた、逞しい肉体こそが最高だと、十六夜・月(自由気ままなダンピール・f12574)は黄色い声を上げている。
「いいよいいよ♪ 僕は両方いける方だから大歓迎♪ 男性の雄々しい筋肉を、いや! 雄っぱいを揉もう!」
 同じく、テルプ・ステップアップ(超速天然プリマ・f01948)もまた、目の前に並ぶ『雄っぱい』相手に、やる気満々。彼女にとっては、極限まで鍛え上げられた大胸筋も、全てを包み込むマックスサイズの爆乳も、同じようなものということか。
「ぬぅ! 新手か!?」
「貴様達、何者だ!?」
 月やテルプに気付いたアルパカマッスル達が、ご丁寧にも尋ねて来た。ならば、それに合わせて答えてやるのが、戦いの様式美というものだろう。
「僕の名はバレエーレンジャー! 謎の助っ人戦士さー! 覚悟するがいい。アルマッブラ!」
 なにやら変な略称と、突っ込みどころ満載の名乗りを上げて、テルプはアルパカマッスル達へと向かって行き。
「筋肉が相手というなら、飛び道具なぞ不要。近接戦で相手をしてやろう」
 己の鍛え上げられた拳だけを武器に、月もまた筋肉軍団の中へと飛び込んで行った。

●その筋肉、最高だ!
 全身ムキムキなアルパカマッスルブラザーズ達へ、真っ向から接近戦を挑んだ月とテルプ。だが、月はともかく、テルプはどうにも様子がおかしい。ともすれば、敵に愛想笑いをしつつ、自慢の肉体を触りまくり!
「わぁ、流石に言うだけあって、素晴らしい筋肉だねー! 惚れ惚れするよ♪」
「おぉ、お前にも分かるか! この肉体美! そして、『雄っぱい』の素晴らしさが!」
 肉体を誉められて気を良くしたのか、一部のアルパカどもは明らかに緩み切った表情になっていた。
 だが、それこそがテルプの狙い! 念のため言っておくが、決して欲望を満たすために、彼らの筋肉を触りに行ったわけではない。
「うん満足したの♪ ありがとうございます♪ それじゃ……いっくよー! 見惚れて死なないでね!」
「なっ……ぐはぁっ!?」
 堪能するだけさせてもらったところで、不意打ちの必殺技を炸裂させる。横殴りに炸裂するテルプの蹴り。しかも、一発だけではない。幾度となく繰り出される高速回転蹴りのラッシュに、瞬く間にアルパカどもは沈んで行く。
 いかに鍛え上げた筋肉とはいえ、弛緩した状態を狙われては一溜まりもないのだ。ならば、今度は正面から勝負してやろうと迫るアルパカマッスル達だったが、しかしそこは月がさせはしない。
「女子だろうが、パワーには自信がある。これにお前は耐えられるか!?」
「なにを! 貴様の拳など、我等の筋肉の前には綿飴どうぜ……うぼぁぁぁっ!!」
 果たして、綿飴だったのはどちらなのか。月の拳が脇腹にめり込み、攻撃を食らったアルパカは、両目をひん剥いて痙攣している。
 この感触、今の一発だけで、肋骨の数本は砕いただろう。鍛え上げた筋肉は、確かに鎧の代わりにもなるが……しかし、それでも限界は存在するのだ。
「おのれ! こうなれば、我等のマッスルホールドで、貴様達をぺちゃんこにしてくれるわ!」
 仲間をやられて怒り狂ったアルパカどもが、一斉に月とテルプに向かって来た。もっとも、それは彼女達としても望むところ。最高の筋肉に抱かれながら戦えるなど、願ってもないことなのだから。
「え? もしかして、ハグしてくれるの?」
「ハーッハッハァッ! お望みとあれば、それで昇天させてやろう!」
 胸元と股間を無駄に強調しながら、四方八方から抱き付いて来るアルパカマッスルども。女子相手に、完全なセクハラである。もっとも、食らっている本人達がどう思っているかは、また別の問題であるのだが。
「フンヌゥゥゥ! 潰れろぉぉぉっ!!」
 フルパワーで抱き付いてきただけあって、さすがにこれは、このまま受け続けると色々な意味で危険な技だ。が、所詮は量産型怪人の繰り出す通常技。ユーベルコードでも何でもない攻撃なんぞ、攻略法はいくらでもある。
「やるな……。だが、脳天がガラ空きだぞ?」
「ふぅ……十分に堪能したし、そろそろいいかな?」
 互いに顔を見合わせて、月とテルプは大きく腕を振り上げる。そのまま、敵の脳天に狙いを定めると、曲げた肘を凄まじい勢いで振り下ろした。
「この距離だったら、避けられないよねー!」
「さぁ、筋肉の叫びを私に聞かせてくれ……!」
 炸裂する強烈な肘鉄。なにやら鈍い音がして、攻撃を食らったアルパカマッスル達は、そのまま白目を剥いて卒倒する。
 頭の真上は、どれだけ鍛えても鍛えることのできない部位。生物の急所とも言える場所に直撃を食らえば、筋肉鎧なんぞ意味は無い。
 お前達が真の筋肉戦士なら、こんなものではないだろう? そう、視線で訴えつつ、月とテルプは次なる標的を見定めると、それぞれに拳と脚を繰り出した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

竹城・落葉
 【POWで判定】
 全く、おっぱいおっぱいと、安直過ぎるだろう?それに、巨乳と言うが、貧乳も良いではないか。断っておくが、我はおっぱいが嫌いな訳じゃない。バイセクシャル(唐突なカミングアウト)でウブな我としては、おっぱいおっぱいと連呼されると、顔を赤らめてしまう。節度やTPOは守るがな。
 さて、そろそろ真面目にやるか。我は名物竹城を手に、『支柱一閃』で相手を切り伏せよう。また、【早業】や【2回攻撃】で素早く的確に仕留めて行こう。
 戦闘中は冷酷な雰囲気を醸し出し、無表情で攻撃を仕掛けるぞ。
*アドリブ・共闘歓迎です


パティ・チャン
おっぱい祭り、というよりも、これじゃ「雄っぱい祭り」っですね、これは。
(依頼を中途半端にしか聞かずに参戦した模様)

まぁ、体型が木の枝の如き私には、筋肉が付きすぎているのも正直苦手ですが、ここは量産型怪人と言うことですし、キッチリと倒しましょう

(体躯が体躯ですし、一ひねりされたら終わりですし、基本身を隠しながらの攻撃で)
数には数で対抗させましょう!
(魔弾の射手発動・2回攻撃載せ)

この炎から逃げられると思って?
残りの数が少なくなったら、炎を束ねてより強力に攻撃します

※仲間との連携は歓迎します


ティエル・ティエリエル
「鈴音の代わりにおっぱい退治に参上だよ☆」
年齢相応の薄い胸を張り、ヒーローショーの舞台セットの上から怪人達を見下ろすようにして登場だよ!

アルパカたちに誰何されれば、【存在感】抜群にノリノリでヒーローのモノマネをしたりするよ!
「ボクは魔法の妖精天使(読み:マジカル・フェアリエル)ティエルだよ!これでも食らえーー!」
舞台の上から飛び降りながらの【捨て身の一撃】での【妖精の一刺し】で先制攻撃だー!

その後は背中の翅で飛びまわる【空中戦】でアルパカ達を翻弄するよ!

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です


ドアクローザ・バックチェック
おっぱい、か。
私は大きいと言われる方だが…………あれには負けるかもしれないな。
まあ、雄っぱいに胸囲で負けたところで、特に何とも思わないが。
だがしかし、ここはヒーローショーのステージ。題目はおっぱいVSおっぱい。
ならば、ヒーローとして胸囲で負けるわけにはいかない。

怪人たちよ。お前たちの胸は筋肉だ。
筋肉とは力だ。
つまり、胸とは力なのだ。
数値上の胸囲でいくら勝とうが、戦いに勝てなければただの見せ筋。
決闘に勝った方が真の胸(強)者だ。

いざ尋常に勝負。
剣刃一閃にて、叩き斬る。


ロウガ・イスルギ
アドリブ・連携歓迎

見た目だけなら俺も悪役なんだろうが……あいつらと一緒に
されるのは絶対断る、絶対にだ!!

名乗りが必要なら、ええい、目立つのは柄じゃないってのに……
「朧に浮かぶは荒ぶる牙!ミラージュファング推して参る!」

数が多いなら一匹ずつよりは【不空羂索】でグレイプニルを
複製、纏めて拘束させてもらうとするか
その上で攻撃……アサルトウェポン等の重火器じゃ周囲の被害が
やばいなら「グラップル」「残像」「フェイント」「カウンター」
でお相手しよう
うん、ヒーローっぽいな、敵は拘束したままだけどな!



●参上、雄っぱいバスターズ!?
 ステージの上で、所狭しと暴れ回る猟兵達と雄っぱい軍団。爆風と怪音波が炸裂し、強烈な打撃技が次々とアルパカマッスル達を沈めて行く様を見て、パティ・チャン(月下の妖精騎士・f12424)は色々な意味で呆れていた。
「おっぱい祭り、というよりも……これじゃ『雄っぱい祭り』ですね」
 まあ、その言い方は、遠からずも当たっていると言えるだろう。肝心のメインである巨乳は未だ姿を現さず、ステージの上では筋骨隆々の『雄っぱい』どもが、次々と猟兵達によって狩られているのだから。
「おっぱい、か。私は大きいと言われる方だが……あれには負けるかもしれないな」
 ドアクローザ・バックチェック(ケーキナイフ・f11864)もまた、なんとも微妙な表情になって、ステージの上で繰り広げられる戦いを見つめて言った。
 確かに、胸囲だけであれば、あの筋肉マッチョなアルパカどもは、100㎝は下らないだろう。もっとも、その大胸筋に柔らかさ等は欠片もなく、どちらかと言えば、鋼のような鉄壁の固さしかないような気がするが。
(「見た目だけなら俺も悪役なんだろうが……あいつらと一緒にされるのは絶対断る、絶対にだ!!」)
 ロウガ・イスルギ(白朧牙虎・f00846)に至っては、もはや完全にアルパカマッスルに近づくことを精神が拒否していた。
 万が一、ステージの上で戦って、あれと一緒の扱いをされたら堪らない。というか、共通点は獣人という点だけであり、あんな見せたがりの筋肉野郎と一緒にされるなど、死んでも御免だ。
「……全く、おっぱいおっぱいと、安直過ぎるだろう? それに、巨乳と言うが、貧乳も良いではないか」
 そんな中、漂うカオスな空気など意に介さず、竹城・落葉(一般的な剣客……の筈だった・f00809)はバッサリと斬り捨てるようにして言ってのける。
「断っておくが、我はおっぱいが嫌いな訳じゃない。バイセクシャルでウブな我としては、こうも、おっぱいおっぱいと連呼されると……」
 そこまで言って、何やら顔を赤らめつつも、音場を濁す落葉。ドサクサに紛れ、なにやら唐突なカミングアウトをしていたような気もするが、細かいことは気にしたら負けだ。
「鈴音の代わりに、おっぱい退治に参上だよ☆」
 舞台セットの上から堂々と姿を現し、怪人達を見下ろすティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)。それぞれの思惑を胸に秘め、筋肉マッチョな『雄っぱい』どもとの、最後の戦いが始まった。

●参上、正義の味方?
 一進一退の攻防を繰り広げるステージ上の大乱闘。そこへ乱入するや否や、ティエルは真正面から堂々と名乗りを上げた。
「ボクは魔法の妖精天使(読み:マジカル・フェアリエル)ティエルだよ! これでも食らえーー!」
「ちょっ……な、なんだ貴様は……って、痛ぇぇぇっ!!」
 相手が反応するよりも早く、捨て身の突貫によって繰り出された、ティエルのレイピアがアルパカマッスルの鼻先に突き刺さる。全身を筋肉で覆っているアルパカマッスルではあるが、それでも鍛えられない部分は存在するのだ。
「さっきから、いったい何者だ、貴様達! 名を名乗れぇっ!!」
 腫れた鼻を押さえながらも、アルパカマッスルが涙交じりに叫んだ。その視線の先にいたのは、なぜかロウガ! あまり目立ちたくはなかったが、敵に目を付けられた以上、名乗らないわけにもいくまい。
「ええい、目立つのは柄じゃないってのに……」
 歯噛みしつつも、ロウガはフックワイヤー、グレイプニルを取り出し叫ぶ。こうなったら、後は野となれ山となれ。ノリと勢いに任せて解決だ。
「朧に浮かぶは荒ぶる牙! ミラージュファング推して参る!」
「フンヌゥゥゥッ! どこからでも来ぉぉぉぃっ!!」
 己の肉体を見せつけるようにして、アルパカマッスルは正面からロウガの攻撃を受け止めようとポージング。が、残念ながら、彼の繰り出した技は、打撃でもなければ銃撃でもない。
「こいつが『救いの手』になるか『裁きの縄』になるか、総ては貴様等次第だ」
 そう、彼が繰り出したのは、グレイプニルによる拘束攻撃。哀れ、ポージングに夢中だったアルパカマッスル達は、纏めて縄に縛られ行動不能に。
「オラァッ! まだまだ、この程度じゃ終わらないぜ!」
「んぐぐぅぅ……な、なんという頑強なロープだ! 抜け出せ……ぶべらっ!?」
 相手が動けないのをいいことに、ロウガは好き放題にフルボッコして行く。その攻撃から逃れようと、アルパカ達は筋肉を膨らませて脱出を試みるが、そんなことをしても縄が肉に食い込むばかり。脱出どころか、更に拘束が強まってしまい、見た目が気持ち悪くなっただけである。
「いっくぞーーー!! これがボクの全力全開だよ☆」
「アヒィィィッ! 膝裏がぁっ! 足の裏がぁぁぁっ!」
 その一方、ティエルはティエルで、足裏や膝の裏といった『鍛え難い場所』を徹底して狙い、アルパカマッスル達を追い詰めて行く。
「まぁ、体型が木の枝の如き私には、筋肉が付きすぎているのも正直苦手ですが……」
 積極的に接近戦を仕掛けて行くティエルを横目に、パティが呟いた。
 同じフェアリーではあるが、彼女の場合、魔法の方が得意だったりする。少なくとも、あの体格差と数の差を埋め合わせるには、一匹ずつ剣で始末するのも非効率。
「この炎から逃げられると思って? Freikugel!!」
 数には数で対抗すべく、パティは無数の炎を繰り出し、それを使ってアルパカマッスル達を燃やして行く。一撃の威力は大したことなくとも、燃え盛る炎が敵の顔面に引火したら、どうだろうか。
「ひぃっ! 熱っ! 熱ぅぅぅっ!!」
「毛が! 我々の、モフモフな毛が燃えてしまぅぅぅっ!!」
 哀れ、顔面の毛に炎が燃え移り、途端に狼狽するアルパカマッスル達。しかし、それでもパティは攻めの手を緩めない。燃える炎を一ヶ所に集め、今度は特大の火球として、目の前にいるアルパカマッスルへと叩き付け。
「ここは量産型怪人と言うことですし、キッチリと倒しましょう」
「なっ……うぎゃぁぁぁっ!!」
 一瞬にして、黒焦げになる筋肉怪人。ふと、気が付けば、ロウガに捕まったアルパカどももまた、完全に抵抗する気を失っているようだ。
「悪の筋肉怪人を成敗する……。うん、ヒーローっぽいな」
 もはや、元の顔さえ分からない程にまでボコボコにしたアルパカマッスル達の横で、ロウガがドヤ顔を決めていた。敵を拘束したまま殴るのは、ヒーローとして如何なものかと思うのだが……まあ、余裕で勝利できたので、ここは結果オーライだろう。

●その筋肉は武器に非ず
 巨乳怪人の尖兵として現れた、戦闘員役のアルパカマッスル達。だが、本家本元ならまだしも、量産型の彼らでは、猟兵達の足元にも及ばない。
「くっ……な、何故だ! 何故、鍛え上げた我々の『雄っぱい』が、こんな連中に……」
「っていうか、こんなの台本にあったか、オイ! 聞いてねぇぞ!」
 もはや完全にパニック状態になっているアルパカマッスル達。そんな彼らを横目に、ドアクローザは独り思う。
(「まあ、雄っぱいに胸囲で負けたところで、特に何とも思わないが……」)
 しかし、それでもこれはヒーローショー。そして、題目は『おっぱいVSおっぱい』だ。ならば、ヒーローとして舞台に立つ以上、胸囲で負けることは許されない。
「怪人たちよ。お前たちの胸は筋肉だ。筋肉とは力だ。つまり、胸とは力なのだ」
 数値上の胸囲で勝ったところで、戦いに勝てなければ意味はない。そう言って、ドアクローザは残るアルパカマッスル達に、自らの胸を突き出しながら挑発し。
「戦いに勝てぬ胸など、ただの見せ筋。決闘に勝った方が、真の胸者……いや、強者だ!」
 そういうわけで、ここから先は真面目にやろう。いざ、尋常に勝負あるのみと、機械太刀を片手に斬り掛かって行く。
「なんの! そんなナマクラ、我々の筋肉で跳ね返してくれる!」
「フンヌゥゥゥッ! 我らの肉体美を、思い知れぇぇぇっ!」
 迫り来るドアクローザの刃に対し、アルパカマッスル達は一斉にポージングを決めて、敢えて攻撃を受ける構えに出た。
 それは、ある意味では男らしい姿と言えたかもしれない。だが、こちらとて遊びでやっているわけではない以上、敢えて敵の筋肉に真正面から挑むつもりもない。
「剣刃一閃……叩き斬る!」
 横薙ぎに払われた刃の一閃が、アルパカマッスル達の腱や関節を斬り裂いて行く。いくら肉体を鍛えようとも、そこだけは鍛えることが難しい場所であり。
「うぎゃぁぁぁっ! 足がぁぁぁぁっ」
「ひぃっ! やめてくれぇっ! 俺達の完璧な肉体を、これ以上は損なわないでくれぇっ!!」
 下手をすれば、ボディビルダーとしても再起不能になるような怪我を負わされて、途端に狼狽するアルパカマッスル達。なんだか哀れな気もするが、彼らは悪の怪人なのだから、仕方がない。
「さて、我もそろそろ、真面目にやるか」
 所持銘の入ったバールのような物体を握り締め、動けない筋肉野郎どもに落葉が迫る。刃もないのに、何故か刀の如く用いることが可能な不思議武器だが、そんなことは、今のアルパカマッスル達にとっては些細なことだ。
「うごっ! か、関節がぁぁぁっ!!」
 膝の裏や肘の付け根など、鍛え難い場所を狙っての集中攻撃。それでも倒れない者には、脳天へバールの一撃を食らわせて昏倒させる。
「ひぃっ! く、来るな! 来るな……あがぁっ!?」
 一切の情けも容赦もない落葉の猛攻に、アルパカマッスル達は、もはや逃げ惑う他にない。いくら筋肉の鎧で身を固めようと、それだけで彼女達の攻撃を防げるものでもない。
 ボディビルダーの筋肉は、あくまで誰かに見せるための筋肉。戦闘するための筋肉とは違うのだ。美しい『雄っぱい』は芸術品ではあっても、それを持っているからといって、戦いでも優位に立てるとは限らない。
「ふむ……粗方、片付いたようだな」
「他愛もない。所詮は見た目だけの筋肉。戦士の筋肉ではなかったか……」
 それぞれの武器を納め、倒れているアルパカマッスル達に、冷ややかな視線を向ける落葉とドアクローザ。だが、そんな彼女達の言葉に対し、その辺に倒れているアルパカマッスル達には、既に返事をするだけの力も残されていなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『レッドバイン』

POW   :    びっぐおっぱいブレイク
【揺れる巨乳 】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD   :    びっぐおっぱいカウンター
対象のユーベルコードを防御すると、それを【胸の弾力で跳ね返して 】、1度だけ借用できる。戦闘終了後解除される。
WIZ   :    びっぐおっぱいコール
戦闘力のない【ビッグオッパイ団の信者 】を召喚する。自身が活躍や苦戦をする度、【おっぱい!を連呼する声】によって武器や防具がパワーアップする。

イラスト:すねいる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は佑・盾です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●紅き巨乳の女王
 ステージ上の『雄っぱい』達は全て始末され、いよいよショーは第二部へ。BGMと同時に、煙の奥から現れる敵の大幹部。だが……目の前に広がる光景に、現れた怪人は思わず唖然とした様子で呟いた。
「な、なんだ、これは……。なぜ、私の『雄っぱい戦士』どもが、全員倒されてしまっているのだ……」
 ヒーローの登場には、まだ早かったはず。そう呟いて周囲を見回すのは、赤いセクシーな衣装に身を包んだ女の怪人だ。
「おのれ……さては、お前達の仕業だな! 許さんぞ!」
 ステージ上の猟兵達を発見し、巨乳怪人、レッドバインが高らかに叫ぶ。その名の通り、天を貫くような豊満バストを、バインバインと揺らしながら。
「こうなれば、私が直々に、お前達の相手をしてやろう。巨乳の素晴らしさを理解できぬ、愚かなる者達よ……我が巨乳の力を以て、お前達を圧殺してくれる!」
 巨乳は最高、貧乳は死すべし。なんとも身勝手な理屈を叫びながら、レッドバインの巨乳が猟兵達へと迫る。
 彼女を倒し、ヒーロー役の怪人を引っ張り出すためにも、こんな巨乳に負けられない。様々な想いを胸に秘め、おっぱいバトルの第二ラウンドが始まった。
ティエル・ティエリエル
「お前がこいつらの親玉だなー!これでも食らえー!わっー!?」

先制攻撃でレイピアを構えて突撃するけど、おっぱいでぼいーんって弾かれちゃうよ!
それなら!と【スカイステッパー】と背中の翅を使って縦横無尽に飛び回る【空中戦】で挑みかかるね☆
【フェイント】も交えておっぱいでガードできない場所を風を纏わせたレイピアによる【属性攻撃】【鎧無視攻撃】で切り裂くよ!

「ふふーん、そんな大きなものつけてるからボクのスピードについてこれないんだね!」って
空気抵抗を受けそうにないぺったんボディでドヤドヤするね♪

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です


テルプ・ステップアップ
しょっぱいもの(雄っぱい)を食べたら次は甘いもの(おっぱい)だねー♪ふっふっふー手加減しないよーなぜなら僕は正義の味方だから悪には容赦ないよー♪巨乳のオネーサンなら特にね。
巨乳の素晴らしさは僕も認めるよ。でもねチッパイにも夢は詰まってるんだよ。オネーサンだって生まれた瞬間から巨乳じゃないでしょ?他のものを蔑むのは良くないの!僕がわからせてやる!・・・・・・
とか言いつつオネーサンの胸に飛び込みます。そして堪能します!

グッドナイス・ブレイヴァーで間近に置いて接写配信だね。視聴者パワーで後ろに回ってジャーマンスープレックス!


パティ・チャン
身勝手にも程が……
(自分で自分の胸元ぺたぺた>貧乳どころのレベルじゃない)

これはあまり近寄って戦ってはいけなさそうですね
(体躯が体躯だけに。おっぱいの柔らかさに埋もれる、とか谷間挟まれるとかいうのでは、まるで漫画みたいなシチュエーションになってしまいますし、それは全力で避けなくては)

サイコキネシス発動!
それこそ、巨乳を引きちぎらん勢いで(サイコキネシスで)わしづかみ!

これだけ離れれば、圧殺されることはないです!
……惜しむらくは、感触までは正しくは私には伝わりませんけどね(自嘲)

貧乳は死すべし、等という台詞は穏やかじゃありませんね!
(やや目の色変えて)



●恐怖! おっぱいサンドイッチ!?
 ヒーローショーの悪役として、猟兵達の前に登場した巨乳怪人。人呼んで、ビッグオッパイ団幹部ことレッドバインは、その手に握った鞭を唸らせながら、巨乳ではない全ての者に、蔑むような視線を向けて来る。
「フン……やはり、筋肉だけの『雄っぱい』どもでは役に立たなかったか。巨乳以外のバストなど、所詮はその程度。ましてや、貧乳に生きる価値など存在せん!」
 そう叫びながら、倒れているアルパカマッスルの尻をハイヒールで踏み付けるレッドバイン。その、あまりに酷過ぎる暴論に、パティ・チャン(月下の妖精騎士・f12424)は思わず言葉を失った。
「なんて酷い理屈なの? 身勝手にも程が……」
 なお、試しに自分の胸元を触ってみたところ、貧乳どころのレベルではない程にぺったんこ! しかし、ここで何か反論を述べれば、自分の負けを認めたような気がしてしまい、どうにも言葉が出て来ない。
「フッ……どうした、貧乳ども? 私の崇高なる巨乳の前に、頭を垂れて許しを乞う気にでもなったのか?」
 こちらが何も言ってこないことで、調子に乗ったレッドバインが、その巨乳を揺らしながらドヤ顔を決めている。その、あまりに傲慢な態度に耐え兼ねたのか、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)がレイピア片手に突っ込んで行くが。
「お前がこいつらの親玉だなー! これでも食らえ……って、わぁっ!?」
 巨大な胸に阻まれて、彼女の攻撃はレッドバインに跳ね返される。それだけでなく、お返しとばかりに巨大な胸を揺らしながら、レッドバインがティエルに向かって突っ込んで来た。
「ほぅ……その程度の胸で、私に歯向かうとは片腹痛い。これは少々、お仕置きが必要なようだな」
 そう言うが早いか、レッドバインはティエルの顔面を胸の谷間に挟み込むと、そのまま両手で押し潰すように圧を加え始めた。フェチからすれば堪らない光景だが、しかしティエルは小柄なフェアリー。当然、レッドバインの胸によるサンドイッチ攻撃は、彼女の頭を粉砕する程に凄まじい圧迫感を与えてくるわけで。
(「むぐぐ……く、苦しい……」)
 呼吸ができず、両足をバタつかせるティエルだったが、その程度でレッドバインの拘束は外れない。それどころか、今度はティエルの頭を挟んだまま上下に胸を揺らすことで、脳みそ諸共に彼女の頭をシェイクし始めた。
「フハハハッ! どうだ、私の胸の感触は! 存分に堪能するがよい!」
(「うぅ……な、なにこれ……き、気持ち悪いよぉ……」)
 顔面を挟まれたまま脳天を上下左右にシェイクされて、ティエルはもはや失神寸前。その、あまりに凄まじい光景に、パティは思わず息を飲み。
「こ、これは……あまり近寄って戦ってはいけなさそうですね」
 ひと時の感情に任せて突っ込まなかったことに安堵しつつも、しかしこのままではティエルが危ない。おっぱいホールドから彼女を救出すべく、パティは念を飛ばしてレッドバインの胸を引っ張り上げた。
「なっ……なんだ、これは!? 痛っ! こ、こら、引っ張るな! 形が崩れるだろうが!!」
 巨乳を引き千切らん程の勢いで、念力による鷲掴み。さすがにこれは効いたのか、レッドバインは両手で胸を覆うようにして隠すと、谷間に挟まっていたティエルを放り出した。

●おっぱいプロレス! ポロリもあるよ!?
 パティの活躍もあり、地獄のおっぱいホールドから、ティエルは辛うじて脱出した。
 だが、彼女の受けたダメージは予想に反してかなり重い。呼吸は乱れ、視界もぐるぐると回っており、下手に飛ぼうものなら頭から地面に落下してしまいそうだ。
「うげぇ……まだ、頭がふらふらするよぉ……」
「大丈夫ですか? とりあえず、今は休んで体力を回復してください」
 見兼ねたパティが介抱しているが、このままでは再び襲われるのは時間の問題。だが、そうはさせまいと、新たなおっぱい戦士が、颯爽とステージに登場する!
「しょっぱいものを食べたら、次は甘いものだねー♪ ふっふっふー、手加減しないよー」
 なぜなら、自分は正義の味方だから。そう言って、レッドバインの前に立ちはだかるのはテルプ・ステップアップ(超速天然プリマ・f01948)。
 ちなみに、彼女にとってのしょっぱいものとは『雄っぱい』であり、甘いものというのは『おっぱい』である。なんだか、解りそうで解らない理屈だが、イメージ的にはどことなく共感できる気もする……なんとなくだが。
「ほぅ……お前は、なかなか立派な胸をしているな? そんなお前が、何故に貧乳どもの味方をするのだ?」
 テルプの抜群のスタイルを見て、レッドバインも少しは敬意を示したのだろうか。もっとも、対するテルプは、その程度で気を許すようなことはしない。彼女にとって、おっぱいに貴賤は存在しない。大きい胸も、小さい胸も、等しく愛すべき対象なのだから。
「巨乳の素晴らしさは僕も認めるよ。でもね……チッパイにも夢は詰まってるんだよ。オネーサンだって生まれた瞬間から巨乳じゃないでしょ?」
 どんなものでも、最初は小さな存在から始まるのだ。それを理解せず、他人を蔑むというのであれば、それが誤りだということを解らせてやる。そう言うが早いか、テルプは動画撮影ドローンを展開すると、迷うことなくレッドバインの胸に飛び込んだ。
「フッ……自ら私の胸の餌食になろうとは、愚かな。その顔面、私の胸で粉砕してくれる!」
 巨乳をハンマーのように振り回し、レッドバインがテルプに迫る! 左右から襲い掛かる、凄まじい破壊力を持った乳ビンタ! 岩をも砕かん強烈な攻撃で幾度となく顔面を打ち据えられてしまうテルプだったが、それでも彼女は諦めない。
「ま、まだまだ……こんなものじゃ、僕は止められないよ!」
 顔を真っ赤に腫らしながら、それでもテルプは退かなかった。敵の揺れる胸の動きを冷静に見極め、ついに、その巨乳を両手で捕獲する。そして、そのまま顔面を谷間に埋めると、柔らかい胸の感触を思う存分に堪能し始めた。
「くっ……な、なんという執念だ! だが、私とて、こんなところで負けられぬ! その頭、私の胸で圧壊させてくれ……っ!?」
 先程のティエル同様に、胸の谷間で顔面を圧迫しようとするレッドバイン。しかし、そんな彼女の攻撃が決まるよりも早く、テルプは流れるような動作でレッドバインの後ろに回ると、巨乳を掴んだまま身体を持ち上げて脳天から地面に叩き付けたのだ。
「……ぐはっ!?」
 炸裂するジャーマンスープレックス。なんとか意識を保って立ち上がるレッドバインだったが、既に足元はふらふらだ。
「貧乳は死すべし、等という台詞は穏やかじゃありませんね!」
 敵が怯んだ隙を逃さず、パティが再び念力で拘束を試みる。続けて、ようやく立ち直ったティエルが飛び上がると、そのまま自慢のスピードを生かして一撃離脱を繰り返し始めた。
「くっ……この、姑息な貧乳め! 正々堂々、正面から勝負せぬか!」
 足元や尻をレイピアで突かれ、顔を顰めるレッドバイン。確かに、巨乳による防御は脅威だが、それならば胸が届かない場所を攻撃すれば良いだけの話だ。
「ふふーん、そんな大きなものつけてるから、ボクのスピードについてこれないんだね!」
 先程のお返しとばかりに、ティエルは空中でドヤ顔を決めた。その上で、オマケとばかりに急降下し、擦れ違い様にレイピアで斬り付けて。
「これだけ離れれば、圧殺されることはないです!」
 パティによる追い打ちのサイコキネシスが発動し、レッドバインの全身に衝撃を走らせた時だった。
「……え? ……ひ、ひやぁぁぁっ!!」
 首下で結ばれていた衣服の一部が破れ、悲鳴を上げながら両手で胸元を隠すレッドバイン。
 豪快なポロリ、溢れる巨乳! いかにビッグおっぱい団幹部といえど、生乳を晒すことには耐えられなかったようだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

十六夜・月
おっぱいブルンブルン! いいよおっぱい・・・!おっぱいは宇宙だ。
しかし、おっぱいはデカさじゃない。・・・そう、形と奇麗さにその心理があるんだぁ!!(両手をわきわきしながら)

相手はとりあえず近接戦が得意らしい・・・それならばなるべく遠距離でけん制しつつ味方の援護役に回ったほうが有利に立ち回れるだろう。
[見切り][第六感]で行動を予測、心もとないが[野生の勘][学習力]等も使い
敵を[スナイパー]にて狙撃、味方への[援護射撃]を行うことがメインだ

もし、距離を詰められたとしても、ちゃんと[武器受け]で防御。可能ならば[カウンター]での[零距離射撃]を叩き込む・・・!

[アドリブ、絡みOK]


竹城・落葉
 【POWで判定】
 巨乳で色々されるのはご褒美とも言えよう。しかし貴様はこの世に仇成す敵。故に貴様を我が得物で葬ってやろう。それに、おっぱいばかり連呼されると調子が狂うからな、早くこの事件を解決したいものだ。戦闘中は冷酷な雰囲気を醸し出し、無表情になるぞ。
 我は先程と同じく名物竹城を手に『支柱一閃』で切り伏せよう。しかし、相手のPOWのユーベルコードは、30cm以内の相手を攻撃するものか。我は物理的な近接攻撃だから、少しばかり不利だ。なので、相手の攻撃の直前に【残像】で避けられるか試してみよう。そして攻撃時は【早業】と【2回攻撃】を駆使し、猛攻を仕掛ける事としよう。
*アドリブ・連携。歓迎です



●秘儀、巨乳しらはどり!
 猟兵達の連携により、思わぬ反撃を食らったレッドバイン。さすがに、上半身全裸で戦うわけにも行かず、彼女は両胸を自分の手で隠すことで、なんとか放送コードをギリギリ限界に保っていた。
 もっとも、隠すべき場所を隠しているとはいえ、これはこれでエロ過ぎる。というか、両手が塞がっている状態で、いったい彼女はどうやって戦うというのだろう。
「おっぱいブルンブルン! いいよおっぱい……! おっぱいは宇宙だ」
 そんな艶っぽい光景を前に、十六夜・月(自由気ままなダンピール・f12574)は歓喜の声を上げていた。
「しかし、おっぱいはデカさじゃない。……そう、形と奇麗さにその心理があるんだぁ!!」
 ここぞとばかりに、両手をわきわきさせながら、レッドバインの胸に狙いを定めて叫ぶ月。もっとも、彼女のように喜んでいる者ばかりではない。
「巨乳で色々されるのはご褒美とも言えよう。しかし、貴様はこの世に仇成す敵。故に、貴様を我が得物で葬ってやろう」
 先程から幾度となく『おっぱい』という単語が飛び交う戦場に身を置いたことで、竹城・落葉(一般的な剣客……の筈だった・f00809)は既に精神の限界だった。
 冷静を装っているが、実際は物凄く恥ずかしい。というか、目の前の女の恰好など、見ているだけで自分まで赤面ものである。
 これは、早々になんとかしないと、完全に調子が狂ってしまいそうだ。ならば、ここは速攻で決めるべきだと判断し、刃を上段に構えて振り下ろした。
「……なにっ!?」
 だが、そんな落葉の攻撃を、レッドバインは胸の谷間で挟み込むことで受け止めた。まさに、巨乳白刃取り。慌てて二太刀目を食らわそうとするも、胸と胸が刀をガッチリ捕まえており、刃を抜くことさえ叶わない。
「ふふふ……私の巨乳を甘く見るなよ? さあ、今度は私の番だ! このまま押し潰してくれる!」
 両手が塞がっていても、攻撃はできる。そう言わんばかりの勢いで、レッドバインは落葉を壁際へ追い詰めて行く。
「さすがは、ビッグオッパイ……などと、感心している場合ではないな。今、援護するぞ!」
 見兼ねた月が遠方から銃撃で応戦するも、レッドバインはその銃弾でさえも、胸の弾力で跳ね返して行く。そのまま、なんら止まることなしに落葉を壁際へ押し付けると、全体重を胸に乗せて、彼女を刀諸共に押し潰した。
「……くぅっ!!」
 温かく、重たい感触に顔面を潰され、落葉が力なく崩れ落ちた。続けて、レッドバインは月に狙いを定め、その胸を前面に押し出しつつ突進し。
「ハーッハッハァッ! そんなもので、この私の胸を貫けると思ったか!」
 応戦する月の銃弾を跳ね返しながら、今度は彼女のことを押し潰さんと迫る。が、月はそれも読んでいた。左手に握る銃を敵の胸の谷間に突っ込むことで攻撃を相殺し、お返しとばかりにパイルバンカーの痛烈な一撃を炸裂させたのだ。
「……ぐぅっ! な、なんだ……と……」
 脇腹を押さえ、苦悶の表情を浮かべながら後退するレッドバイン。ちなみに、今は片方の手だけで胸の真ん中を隠しているため、絵面的にも更にヤバい状態である。
「残念だが、そこまでのようだな。今度こそ……貴様を斬らせてもらう!」
 胸と傷を押さえて動けないレッドバインに、体勢を立て直した落葉が背後から迫る。それに気づいたレッドバインは、振り向き様に落葉へ巨乳ハンマーを食わせようとするが、しかし早々何度も攻撃を食らうはずもない。
「……甘いな。それは我の残像だ」
 繰り出された破壊力抜群の一撃を、落葉は易々と回避した。元より、両手で胸を押さえているような状態では、縦には振れても横には振れない。真上から叩き付けることしかできない巨乳ハンマーなど、軌道を読むのは実に容易いわけであり。
「今度は外さん。防げるものなら、防いでみろ」
 横薙ぎの一閃で、落葉はレッドバインを斬り捨てる。間一髪、後ろに飛ぶことで致命傷を避けたレッドバインだったが……しかし、それでも落葉の切っ先はしっかりと身体を掠めており。
「……え? ……あぁぁぁっ!!」
 前にも増してあられもない恰好にさせられたことで、再び悲鳴を上げるレッドバイン。もはや、彼女の巨乳を隠すための布は完全に失われ、両手で胸を隠しながら、悲鳴を上げて逃げ回ることしかできなくなってしまったようだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

相馬・雷光
(筋肉達磨に恨みはないから少し離れたところで隠れていたわ)
雷霆の降魔忍、参上!
私とあんたには何の因果もないわ
でもね、不倶戴天の怨敵ってのはいると思うの……
巨乳自慢とか巨乳信仰するやつとかね!

雷撃弾(【属性攻撃】)で弾幕を張るわ!(【クイックドロウ】【2回攻撃】)
【ダッシュ】で距離を取って、必殺圏内に入らないように!
跳ね返されたら弾道を【見切って】撃ち落して迎撃するわ!
くっ、このっ……受けたり避けたりするたびに揺らすんじゃないわよ!
牽制弾の衝撃だけで揺れるとかっ……!

信者がコールし始めたら、雷撃の威力をビリビリ痺れる程度に落として黙らせるわ!
こンの邪教徒どもめええ!
そんなにデカいのがいいのかー!


アルファ・ユニ
は??
ただの肥満がイキがらないでよ、削ぎ落としてあげようかそれ、邪魔でしょ?

…そうだな、1度ステージから離れてPAブースへ。スタッフ一発トンファーでスタンガン代わりに殴って音響卓をジャック。UC音波をステージセット全てに作用するように大音量のスピーカーから流す。攻撃力は落とすから味方があびても害は無いよ?狙うのは予備効果。
支配下に置いたオブジェクトを自在に動かしそれによる攻撃を。脂肪が攻撃弾くから、できるだけぶつけるのは鋭利なものがいいかな?

…ユニ貧乳じゃなくて微乳だから。無じゃ、ないから


ドアクローザ・バックチェック
ビッグオッパイ団の信者…………ビッグオッパイ団って何だ!?
深く考えてはいけないことのような気がする。
とにかく、召喚された信者たちが何がしかのパワーを送っているようだな。おっぱいコールによって。
何でおっぱいコールで強くなるんだ!?

ええと、だからアレだ。信者を先に倒しておいた方が良いな。たぶん。
よし、私は高速移動で巨乳怪人から逃れて信者どもへ近づき、我流剣術で彼らをノックダウンさせるぞ。
信者たちは、オブリビオンか人間か判別がつかんな。一応みねうちにしておこう。
気絶して口がきけなくなれば、問題ないだろうし。



●参上、おっぱい応援団!
 度重なる猟兵達の猛攻に、もはやポロリは不可避となったレッドバイン。
 ビッグオッパイ団幹部、形無しである。しかし、それでも彼女は未だ諦めていない。ここで諦めてしまったら、幹部怪人の名が泣くと言わんばかりに。
「くっ……さすがだな。だが、私にはまだ、奥の手がある。さあ、出でよ、我らがビッグオッパイ団の信者達よ!」
 そう、レッドバインが叫ぶと同時に、どこからともなく現れる戦闘員達。彼らこそ、レッドバインが率いるビッグオッパイ団の信者達。彼らは登場早々におっぱいコールを連呼して、自らのおっぱいパワーをレッドバインに分け与える。
「うぉぉぉっ! 巨乳最高! 貧乳は死ねぇ!!」
「レッドバイン様~! ( ゚∀゚)o彡゚おっぱい! おっぱい!  ( ゚∀゚)o彡゜でっかい! でっかい!」
 公衆の面前で、恥ずかしげもなく『おっぱい』を連呼する信者達。はっきり言って、存在そのものが害悪である。あまりに酷過ぎる光景に、ドアクローザ・バックチェック(Machine Blade・f11864)は、思わず顔を逸らしてしまった。
 なんというか、これは見ているだけでも恥ずかしい。だが、このまま放っておけば、それだけレッドバインのパワーアップを許してしまう。
 否、どうやら、もう既に許してしまっていたようだ。両手は未だ胸の上に置かれたままだったが、それでもレッドバインは尊大な態度を取り戻し、信者達の中央でドヤ顔を決めていたのだから。
「な、なんでおっぱいコールで強くなるんだ!? いや、ええと……だからアレだ。信者を先に倒しておいた方が良いな、たぶん」
 とりあえず、力の源から断つべきだと判断し、ドアクローザは信者達を我流剣術の当身によって倒して行く。が、どれだけボコボコにされても、信者達は怯まない。それこそ、死ぬまでおっぱいを連呼するのが自分の使命であるとばかりに、悶絶しながらもレッドバインを湛えることを止めようとしない。
「うぅ……お、おっぱい……おっぱぃぃ……」
「じ、じーく、おっぱい……。。ぱいる……レッドバイン……」
 口から血を流し、白目を剥きながらも譫言のように繰り返す様は、もはやギャグを通り越してホラーである。
「フッ……さすがは私の誇るオッパイ団員達だ。これ程の忠誠心を持った信者は、貧乳どもには集められまい!」
 己の命に代えても巨乳を讃えようとするオッパイ団員達に鼓舞されて、レッドバインは完全に調子を取り戻していた。このままでは、今まで与えたダメージまで回復されてしまうのではないか。思わず、そんな不安が猟兵達の頭を過ったが、しかしそうは問屋が卸さなかった。
「……っ! 誰だ!?」
 突然、足元に撃ち込まれた雷撃弾に、レッドバインが思わず顔を上げる。そこにいたのは、相馬・雷光(雷霆の降魔忍・f14459)。先の雄っぱいどもとの戦いには、姿を見せていなかったようだが。
「雷霆の降魔忍、参上! 私とあんたには何の因果もないわ。でもね……」
 そこまで言って、雷光はしばし言葉を切る。確かに、そちらとは今日が初対面。だが、それでも許せぬ敵、許してはならない存在が、この世には存在すると告げ。
「不倶戴天の怨敵ってのはいると思うの……巨乳自慢とか巨乳信仰するやつとかね!」
 そういうわけで、問答無用の処刑タイムだ。レッドバインの揺れる巨乳目掛け、雷光は雷撃弾を連射した。
「くっ、このっ……受けたり避けたりするたびに揺らすんじゃないわよ!」
「フッ……威勢よく現れた割には、その程度か? お前のような貧乳に、私の胸を撃ち抜くなど不可能と知るがいい!」
 もっとも、おっぱいコールによって調子を取り戻したレッドバインは、雷光の放った雷撃弾を、巨乳で次々に跳ね返して行く。
 偶発的なポロリによって、なんとかイニシアチブを握れたと思えた猟兵達。だが、その戦況はオッパイ団員達の出現によって、早くも元に戻ろうとしていた。

●逆襲のデッド・サウンド!
 オッパイ団員達を召喚し、無限のパワーを得たレッドバイン。その猛攻の前には、猟兵達の攻撃も、空しく胸で跳ね返されるだけだ。
「フッ……軽い! 軽いぞ! 所詮、貧乳どもの攻撃など、その程度! 攻撃の重さは、胸の重さと知るがいい!」
 未だ両手で胸を隠したままの状態とはいえ、おっぱいコールによって強化されたレッドバインは止まらない。
 やはり、全ては胸なのか。胸のサイズこそが、あらゆる意味で正義なのか。思わず、そんな錯覚に陥りそうになる光景だったが、それでも動揺しない者はいるもので。
「……は? ただの肥満がイキがらないでよ。削ぎ落としてあげようかそれ、邪魔でしょ?」
 先程から巨乳を見せつけ、ともすれば巨乳以外の全てを否定するレッドバインに、アルファ・ユニ(愛染のレコーディングエンジニア・f07535)が静かな怒りを燃やしながら呟いた。
 とはいえ、今のレッドバインはおっぱいコールによりパワー全開!
 いくら両手が使えないとはいえ、凶器にもなる豊満バストを持った相手に、接近戦を挑むのは分が悪い。
 ここはひとつ、ステージの設備を利用して、信者諸共に攻撃してやろう。他の猟兵達がレッドバインと戦っている最中、ユニはこっそりステージから離れ、舞台裏へと潜入した。途中、音響スタッフらしいビッグオッパイ団の信者と遭遇したが、すかさずトンファーで頭を殴り、失神昏倒させておいた。 
「ここはユニ達の舞台。勝手に動くことは許さない」
 そう言うが早いか、ジャックした音響設備を利用し、ユニは自身のユーベルコードで放った特殊音波を大音量のスピーカーでステージに放出!
 出力は調整しているため、味方の耳まで破壊はしないが……それでも、恐ろしいのはこれからだ。
「ユニの音は、離れたものも操れるんだよ。脂肪が攻撃弾くから、できるだけぶつけるのは鋭利なものがいいかな?」
 今までの戦いで破損した舞台装置の欠片を浮遊させ、ユニはそれをレッドバインに差し向けた。対するレッドバインも、バストで跳ね返そうとするものの、しかしあまりに数が多過ぎる。
「なっ……こ、こら! やめないか! そんなに尖ったもので攻撃したら……」
 案の定、巨乳以外の部分を攻撃されたことで、逃げ回るしかなくなるレッドバイン。気のせいか、先程にも増して、衣装がボロボロになっているような……。
「ひゃっ! や、やめろ! それ以上やられたら、私が裸に……ひゃぁぁぁっ!!」
 哀れ、とうとうレッドバインは、限界ギリギリの姿までひん剥かれてしまった。途端に湧き起こる、ビッグオッパイ団からの歓声の嵐。いくらレッドバインの配下とはいえ、やはり彼らも生の巨乳を拝めた方が良かったらしい。
「うぉぉぉぉっ! 生きててよかったぁぁぁっ!!」
「( ゚∀゚)o彡゚おっぱい! おっぱい! やはり巨乳は最高だぁぁぁっ!」
 思わぬポロリの連続に、ビッグオッパイ団の熱気は最高潮。しかし、そんな声を聞けば聞くほど、雷光やユニにとっては火に油を注ぐようなもの。
「こンの邪教徒どもめええ! そんなにデカいのがいいのかー!」
「うぎゃぁぁぁっ!!」
 とうとう、ブチ切れた雷光が信者達に雷撃弾を炸裂させ、問答無用で蹴散らした。少しだけ痺れさせるどころか、中には丸焦げになっているような者もいたが……まあ、なんやかんやで、命までは失っていないだろう、たぶん。
「だ、大丈夫なのか、あれ? いや……まあ、生きてるなら、とりあえず問題ないんだろうが……」
 巨乳への怒り、恐るべし。信者達を気絶させていたドアクローザも、これには唖然として立ち尽くすしかなく。
「くっ……おのれ、小賢しい貧乳どもめ! よくも、私のオッパイ団員達を……」
 再びボロボロにされ、胸元を抱えて蹲るレッドバイン。そんな彼女に、ユニはモニター越しに冷たい視線を浴びせながら、スピーカーマイクにて小さく呟いた。
「……ユニ貧乳じゃなくて微乳だから。無じゃ、ないから」

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

ロウガ・イスルギ
アドリブ・連携歓迎

巨乳が好きかと訊かれたら「超好きです」と答えるであろうオレだが
物理攻撃力持ちの乳はいらん!!よって揉み……じゃない!倒す!!

はいはい【魔狼縛縄】っと
「ロープワーク」を活かした緊縛ショーのような見事な
亀甲縛り……はやらずに敢えて肉が歪みはみ出る様に雑に拘束
肉体以上に精神へのダメージを与えるのが目的
できそこないの焼豚の如く醜い姿を晒すがいい!
思うところある♀陣に罵倒援護を貰うのもいいかもしれん

エロい展開を期待した君達には悪いと思っている……って俺は
一体何を言って……?

「傭兵が戦場で負けるわけにはいかない……まあベッドの上なら
負けてやっても良かったんだが、な。さよならだ焼豚女!!」



●秘儀、美女焼き豚?
 レッドバインが切り札のオッパイ団員達を失ったことで、戦いの流れは再び猟兵達に向いて来た。
「うぅ……な、なんたることだ。この私が、こうまで辱めを受けるとは……」
 もはや半裸に等しい状態にされ、レッドバインは動くこともままならない。それこそ、下手に暴れようものなら、本当にお子様には見せられない姿になってしまう。
 だが、それでも、ここで攻撃の手を休めるわけにはいかない。待っていたとばかりにフックロープを取り出して、ロウガ・イスルギ(白朧牙虎・f00846)はレッドバインの前に立つ。
「巨乳が好きかと訊かれたら『超好きです』と答えるであろうオレだが……物理攻撃力持ちの乳はいらん!! よって揉み……じゃない! 倒す!!」
 いくら魅力的な巨乳でも、それで押し潰されたり、挟み潰されたりしては堪らない。確かに、大きな胸は女性の武器だが、しかしそれは物理的な力を持った武器ではないと、真っ向否定!
「くっ……舐めるなよ、虎男! 巨乳が好きというのなら、そんなお前に、私を傷つけることができるのか?」
 それでも、ともすればロウガを巨乳で魅了せんとするレッドバインだが、しかし肝心のロウガは聞いちゃいない。
「はいはい【魔狼縛縄】っと。できそこないの、焼豚の如く醜い姿を晒すがいい!」
「なっ……んぐぅぅぅっ!!」
 ロウガの投げたフックロープが、情け容赦なくレッドバインを縛り上げる。しかもその縛り方がえげつない。敢えてエロスを引き立てるような縛り方はせず、まるで焼き豚にされる豚肉ブロックの如く、全身の肉がはみ出るように縛り上げただけだ。
「エロい展開を期待した君達には悪いと思っている……って、俺は一体何を言って……?」
 思わず、そんなことを呟いてしまうロウガだったが、敵に対する精神的ダメージは絶大だ。魅力的な巨乳が、単なる豚肉と化した様。そんな姿を晒すことは、自らの巨乳に絶対的な自信を持つレッドバインにとって、屈辱以外の何物でもなく。
「傭兵が戦場で負けるわけにはいかない……。まあベッドの上なら、負けてやっても良かったんだが、な。さよならだ焼豚女!!」
「お、おのれぇぇぇっ! お前、このままで済むと……ハッ!?」
 縛られたままロウガを睨み付けるレッドバインだったが、そこまで言って、何やら不穏な気配を感じ言葉を切った。
 両手を塞がれ、更には全身を縛り上げられた動けない彼女に、背後からそっと忍びよる影。ビッグオッパイ団幹部にとっての、本当の地獄はこれからだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
おっぱいバトルと聞いて!(たゆん)
私も巨乳派だけど、貧乳死すべしは言いすぎよ!
そも、おっぱいとは母性の象徴!
安心感を与える為の尊いおっぱいで暴力なんて許さないわ!

そういう事は私にしなさい!(ぁ

ソロ希望
【呪詛】を唱え、その苦しみで動きを鈍らせて接近。
動きが鈍れば おっぱい攻撃の勢いも弱まる。
【激痛耐性】で耐えて、谷間に顔を埋めるように抱きつくわ

窒息死させられる? 大丈夫!
私の狙いは、おっぱい堪能しながらの【生命力吸収】
気づいて離れようとしたら【催眠術】で抵抗する力を奪い
【吸血】でダメ押しよ!

おっぱい信者に応援を求めても
既に『愛の想起・妖狐桃源郷』でお楽しみ中。
見るだけより、触りたいのが人情よね♪



●やっぱり、タッチが一番だよね♪
 ロウガの華麗なロープワークによって拘束され、今やレッドバインは完全な袋の鼠。そんな彼女に背後から迫るのは、総勢20名以上の妖狐を引き連れたドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)だった。
「私も巨乳派だけど、貧乳死すべしは言いすぎよ! そも、おっぱいとは母性の象徴! 安心感を与える為の尊いおっぱいで暴力なんて許さないわ!」
 そういうわけで、巨乳で物理攻撃したければ、自分にしろ。ただし、自分も当然ながら攻撃するし、この状況で反撃できるものならば。
 呪いの言葉を唱えつつ、ドゥルールは動けないレッドバインに迫る。そのまま顔面を胸の谷間に埋め、その感触を堪能しながら生命力を吸収し始めた。
「くっ……な、なんだ、これは……。この私が……この程度の攻撃に……」
「うふふ……もう、逃げられないわよ。あなたのおっぱいの力は、私が全部吸い取ってあげるわ♪」
 相手が拘束されて動けないのを良いことに、ドゥルールは好き放題、し放題。堪らず、新たな信者達を呼び出してパワーの回復を図ろうとするレッドバインだったが、それはドゥルールの取り巻きである妖狐達がさせなかった。
「残念ね。あなたの信者は、私の妖狐達が相手をするわ」
 おっぱいコールをされるよりも先に、ドゥルールは妖狐の集団を信者達へと向かわせて、惜しげもなく巨乳に触れさせたのだ。
「あぁ……なんて暖かい感触なんだ……」
「俺、もうどうでもいいや……。巨乳が触れるなら、今、ここで死んでも……」
 やはり人間、見るだけではなく、触りたいというのが人情だったのか。完全に骨抜きにされてしまったビッグオッパイ団の信者達は、もはやレッドバインにおっぱいコールでパワーを送るどころではない。
「さて……そういうわけで、もうしばらく楽しみましょう?」
「くぅ……ば、馬鹿な……。こ、この私が、巨乳を揉まれた程度で……こんな……ふぁぁぁぁっ!!」
 頼みの綱も切られ、もはや搾取されるだけとなったレッドバイン。さすがに、これ以上は見せられない展開になりそうだったので、黒子のような格好をした妖狐達が、主の戯れる姿を黒い布でシャットアウトしていたが。
「んっ……ぅぅっ……ま、負けるものか……。この私が……ビッグオッパイ団の幹部である、このレッドバインが……ぁぁんっ!」
 黒布の向こう側では、なんともピンク色な展開が繰り広げられている模様。辛うじて耐えているレッドバインだったが、その精神が堕ちるのは、もはや時間の問題だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

佑・盾
ボクがここに呼ばれたような気がした理由、それが多分この女だ!
分かっている事は一つ……こいつはボクが【勇気】と【覚悟】を持って倒すべき宿敵なのだ!

ばすとばいーんだー(【BurstBinder】)に【BurstDrillUnit】を換装!
ボクの胸に装着された一対の巨大ドリルで攻撃だよ!

おっぱいを自慢にする奴ならこの【挑発】に対抗してくるはずだよ!

互いの額をぶつけるぐらいの勢いで乳比べだ!

だがボクの狙いはそこじゃない。ドリルの回転で無理矢理二つの乳房をこじ開けて狙うは一点!
その忌まわしき贅肉で防げない胸と胸の……隙間ぁ!
【零距離射撃】【P.A.I.スラッシュ】で袈裟切りにしちゃうよ!



●超乳決戦! ロケットおっぱいVSドリルおっぱい!?
「うぅ……はぁ……はぁ……ひ、酷い目に遭った……」
 ステージを覆う黒布が解かれたとき、そこにあったのは、満身創痍になっているレッドバインの姿だった。
 信者達は骨抜きにされ、もはや彼女に力を与えてくれない。辛うじて拘束と催眠術を振り切ったものの、それで力の大半を使い果たしてしまい、もはや彼女の命は風前の灯だ。
 しかし、ここで彼女を見逃してしまえば再び信者を集めた上で、下らない騒ぎを起こさないとも限らない。多少、勿体ない気もするが、この巨乳はここで成敗しなければならないのだ。
「ボクがここに呼ばれたような気がした理由、それが多分この女だ! 分かっている事は一つ……こいつはボクが【勇気】と【覚悟】を持って倒すべき宿敵なのだ!」
 ステージの高台から、満を持して登場する佑・盾(BurstBinder/JUNE・f11075)。何故、この女が自分の宿敵なのか。それは、彼女を含めた、胸に悩みを抱える全ての者だけが知っている。おっぱいという単語に踊らされ、自尊心を傷つけられて来た者達の、怒りと哀しみが、そうさせるのだ。
「そこのお前! このボクと、真っ向から乳比べだ!」
 高台の上から指差して、盾はレッドバインに宣戦布告。しかし、既に満身創痍でありながらも、レッドバインは不敵な笑みを浮かべながら立ち上がった。
「ふ……ふふ……愚かな。いくら力を失っているとはいえ、お前のようなド貧乳に、この私が乳比べて負けるとでも?」
 こいつの胸なら、今の自分でも十分に勝てる。そう、踏んでのことだろう。だが、その程度は盾も承知の上だ。
「BurstDrillUnit、換装! ボクの胸を、ただの胸だと思うなよ!」
 両胸に巨大な1対のドリルを装着し、盾はレッドバインの巨乳目掛けて突撃して行く。これには、さすがのレッドバインも面喰らったが、バスト勝負を挑まれた以上、ビッグオッパイ団の幹部としては退くに退けず。
「くっ……来い、ド貧乳! その胸、私の巨乳で受け止めてやろう!」
 もはや、両手を使う必要もないと、ステージに転がっていた黒布で両胸を隠してレッドバインも受けて立つ。
 激突する巨乳と巨大ドリル。その対決は、さながら新世紀超乳大決戦!
「フハハハ! どうした、貧乳娘! 貴様の胸とは、その程度か?」
 ドリルの衝撃を巨乳で受け止め、レッドバインが盾に迫る。が、それを待っていたとばかりに、盾は胸のドリルを高速で回転させ始め。
「まだまだぁっ!! BurstDrillUnit、フル稼働!!」
「はぅっ! よ、よせ! そこは胸の先端……っ! あぁぁぁぁっ!!」
 先程のドゥルールとの戯れで敏感になっていた胸を刺激され、レッドバインは思わず悶えてしまった。その隙を、ドリルの回転で無理矢理こじ開けられた、二つの乳房の隙間を、盾は決して見逃さない。
「狙うは一点! その忌まわしき贅肉で防げない胸と胸の……隙間ぁ!」
「うぅ……く、屈辱だ……。この私が……こんな貧乳娘などに……」
 丸見えの急所に一撃を加えようとする盾だったが、それでもレッドバインは、未だ巨乳以外の胸を貶めることしかしなかった。そして、その不用意な一言は、盾の怒りを爆発させるには十分過ぎた。
「……ッ! 誰が貧乳だこらぁぁぁぁぁ!」
 瞬間、盾の胸の谷間……というより、ドリルとドリルの狭間から放たれる、どす黒い物体。それは鋭利な刃物と化し、レッドバインを胸の谷間から縦一文字に切断した。
「ぐはっ……そ、そんな……この私が……レッドバインが……こんな貧乳娘に敗北するというのか……」
 攻撃で吹き飛んだ黒布の代わりに、再び手と腕で胸を隠しながら、ステージの上で静かに倒れるレッドバイン。その途端、彼女を中心に凄まじい爆発が巻き起こり。
「やったね! ……悪、成敗!」
 爆風を背に、盾がドヤ顔を決めている。やがて、炎と煙が退いたとき、ステージの上に残されていたのは、赤い布切れの残骸だけだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『近所の可愛い天然お姉さん『千葉・牛美』』

POW   :    うふふ、お姉さんハグが好きなの!
【豊満な胸】から【温かく柔らかい感触】を放ち、【妄想や誘惑】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD   :    あらあら、うふふ。
【お姉さんの意図せぬ天然行動】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【や空間をお姉さんの天然色に染め上げる】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
WIZ   :    ほらぁお姉さんの搾りたて生牛乳よ!(言い間違い)
【牛乳瓶】を向けた対象に、【牛乳瓶から放出した牛乳】でダメージを与える。命中率が高い。

イラスト:MAKI

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はピオニー・アルムガルトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●天然ヒーロー、見参?
 ムキムキマッスルな『雄っぱい』達を扇動し、自らの野望を果たさんと暗躍していたビッグオッパイ団幹部は倒された。
 だが、戦いはこれで終わらない。これは、怪人達の企画したヒーローショー。故に、敵のボスは倒しても、まだヒーロー役の怪人が残っている。
「あらあら~? そろそろ出番だと思ってたのに、もう戦いは終わっちゃったのかしら~?」
 突然、スモークの向こう側から聞こえて来る謎の声。煙が晴れ、その向こう側から姿を表した者の姿に、猟兵達は思わず絶句する。
「あ、さては、あなた達が悪のおっぱい星人なのね! もぅ、本当にエッチなんだから!」
 現れたのは、牛のコスプレをしているとしか思えない、やたら胸の大きなお姉さん。
 えっと……これは、何の間違いですか? もしかして、彼女はヒーロー役ではなく、司会のお姉さんか何かですか?
 途端に流れる、微妙な空気。しかし、巨乳のお姉さんは周囲の雰囲気などお構いなしに、あくまでマイペースに話を進めており。
「女の人のおっぱいは、赤ちゃんが飲むためにあるのよ! それを、エッチなことに使おうなんて……牧場の牛さんが許しても、この『千葉・牛美』が許しません! おっぱいの女神様に代わって、お仕置きよ☆」
 巨乳をゆさゆさと揺らしながら、肩目を瞑って決めポーズ!
 いや、何をどう勘違いすれば、この状況でそんな結論になるんだよ! というか、誰だ、こんなのヒーロー役に抜擢したのは! 責任者出て来いってレベルじゃないぞ!
 思わず、そんな諸々の突っ込みが、猟兵達から聞こえて来そうな雰囲気である。だが、ここで彼女のペースに飲まれてはいけない。一見、人畜無害そうな顔をしているが、しかし彼女もまた紛うことなきオブリビオン。その豊満なバストで相手を虜にし、妄想の世界へと堕落させてしまう危険な存在なのだから。
 こいつを倒せば、この下らないヒーローショーに、真の意味で終止符を打つことができる。様々な想いを胸に秘め、猟兵達と巨乳怪人との、最後の戦いが始まった。
テルプ・ステップアップ
ほうほうおねーさんがヒーロー?うぬぬ癒し系だね。戦えるかって言われるとちょっと気がひけるよ。あ、申し遅れました。僕は「悪」ではないですがおっぱい星人です💫
ちなみにアルパカとレッドさんがいたらどういう事したの?教えて!
痴女アジテーターな貴方ならお子様には見せられないシーンになる。
きっと!
おっと脱線しちゃった。
戦闘開始!
といってもさっきの戦いのダメージ残ってるから遠距離攻撃だね。
エレクトロレギオンで物量戦法・・・・でもやっぱり触りたい!
ある程度ダメージを加えたら「うふふ、お姉さんハグが好きなの!」お願いします!あううう、ぼ、僕はもうだめなの。みんなー僕に構わすやっつけてぇ~(幸せ顔)



●甘々おっぱいの誘惑
 煙の中から満を持して登場した、ヒーロー役のおっぱい怪人。だが、その姿はヒーローとは似ても似つかない、天然な乳牛お姉さんだった。
「ほうほう、おねーさんがヒーロー? うぬぬ……癒し系だね」
 これと戦えるかと言われると、正直なところ気が引ける。とりあえず、まずは挨拶して懐柔しようと、テルプ・ステップアップ(超速天然プリマ・f01948)は牛美に頭を下げ。
「あ、申し遅れました。僕は『悪』ではないですがおっぱい星人です」
 自分の趣味を、余すところなく堂々と告げる。が、それを聞いた牛美は少しばかり眉根に皺を寄せると、拳を握ってテルプの頭を軽く叩いた。
「こらっ! 女の子が、おっぱい星人なんて言ったらダメでしょ! そういう悪い子は、お姉さんがお仕置きしちゃうわよ!」
 そう言うが早いか、牛美は胸元から牛乳瓶を取り出して、中身をブチ撒けようとテルプに向ける。さすがに、このタイミングで攻撃されては堪らないので、テルプは慌てて話を逸らした。
「あっ! ちなみに、アルパカとレッドさんがいたらどういう事したの? 教えて!」
 本人の意図せぬところで人々をエッチな妄想に先導する牛美なら、きっと凄まじいことになったに違いない。興味本位半分で尋ねてみたテルプだったが、それでも牛美がペースを変えることはなく。
「うふふ、そんなに知りたい? それじゃ、お姉さんが、今からあなたを使って教えてあげるわね♪」
 ドサクサに紛れ、とんでもないことをサラッと言って来るから恐ろしい。計算してやっているわけではない辺り、これは本物のド天然だ。
「おっと! これ以上は、無駄話してる場合じゃないね。戦闘開始!」
 このまま、やられてなるものか。総計、100体以上の小型戦闘機械を召喚し、テルプは一斉に牛美へと突撃された。が、数的には圧倒的不利にも関わらず、牛美は全く慌てていない。
「あらら~、たくさん出て来たわね~。これはちょっと、拙いかも~」
 そんなことを言いながらも、片手て戦闘機械を軽々と叩き落として行く。それだけでなく、機械を操るテルプへ目敏く狙いを定め、戦闘機械を押し退けて抱き着いて来た。
「うふふ、お姉さんハグが好きなの!」
 途端に溢れ出す、温かく柔らかな感触。巨乳を通して伝わるそれは、瞬く間にテルプの脳を侵食し、恐ろしい速度で戦う意思を奪ってゆく。
「あううう、ぼ、僕はもうだめなの。みんなー、僕に構わすやっつけてぇ~」
 目の前に広がるおっぱい桃源郷の妄想に支配され、テルプは力なく崩れ落ちた。成す術もなく倒されてしまった彼女だったが、しかしその顔は何かをやり遂げたという達成感と、豊満な牛美の巨乳を堪能できたことによる充実感に溢れていた。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

ドアクローザ・バックチェック
私は、おっぱいの魅力をどんな風に使おうとも、良いと思うぞ。
大小、老若男女問わず、それぞれに魅力があるだろうしな。
まあ、貴様と話し合うつもりはないさ。
重要なことはひとつ。
おっぱいに関しては、我々が正義だと言うことだ。
覚悟!!

まずは機械太刀を振りかぶり、接近。
やつに太刀での攻撃が来ると思わせる。
やつが防御、迎撃態勢をとったら、太刀を捨てて、【スライディング】しよう。
やつも先の悪役と同じく、胸による攻撃を持つようだから、スライディングで姿勢を低くして、攻撃を避ける作戦だ。
うまく相手の懐に入り込めたら、闘気を足に集中させて、渾身の蹴りを食らわせてやろう。

正義は勝つ!



●因果を操る天然!?
 登場するや否や、瞬く間に猟兵を1人ダウンさせた千葉・牛美。
 ふざけた外見と言動に反し、その実力は確かなものだ。しかし、ここで退いては全てが水の泡。臆していては始まらないと、ドアクローザ・バックチェック(Machine Blade・f11864)は敢えて牛美に物申す。
「私は、おっぱいの魅力をどんな風に使おうとも、良いと思うぞ。大小、老若男女問わず、それぞれに魅力があるだろうしな」
 おっぱいの種類や大きさに貴賤がないように、その使い方にも、また貴賤なし。女の武器として使うも良し、子供を育てるために使うも良し、はたまた鍛えに鍛え上げて、最強の『雄っぱい』を作るもよしであると。
「あらあら、そんなこと言って、あなたもおっぱいをエッチなことに使いたいのね。もぅ、そんなことばっかり言ってると、お姉さんが、『めっ!』てしちゃうわよ☆」
 もっとも、対する牛美は全く意に介しておらず、あくまで自分のペースで話を進めていたが、それはそれ。
「まあ、貴様と話し合うつもりはないさ。重要なことはひとつ……おっぱいに関しては、我々が正義だと言うことだ。覚悟!!」
 勝てば官軍負ければ賊軍。それは、この世界でも同じこと。
 機械太刀を振りかぶり、あたかもそれで斬り掛かるように見せかけて、ドアクローザは牛美との間合いを詰めて行く。
 だが、それはあくまで見せ技だ。案の定、牛美が警戒して防御の構えを取ったところで、ドアクローザは太刀を捨てると、そのまま姿勢を低くして敵の懐に滑り込んだ。
「これで終わりだ。ご退場願おう!」
 スライディングから、流れるようにして繰り出される鋭い蹴り。この体勢なら、敵の胸によるカウンターもない。まさに理想の戦い方だと、ドアクローザは自負していたが。
「きゃっ! もぅ、痛いじゃない! いきなりなにする……あら? あらあら?」
 蹴られた脚を庇う様にして手を伸ばしたところで、牛美が胸の重さからバランスを崩した。しかも、そのまま体勢を崩し、ドアクローザの上に圧し掛かって来たのだから、堪らない。
「くっ! し、しまった……!!」
 哀れ、ドアクローザはそのまま巨乳の下敷きに。敵の下半身を狙うまでは良かったが、ドアクローザはひとつ、大事なことを失念していた。
(「そ、そういえば……こいつ、自分でも意図しない天然行動を、攻撃に変えてくるんだった!!」)
 胸ばかりに気を取られていたことで生じた、最大の不覚。千葉・牛美の本当の恐ろしさは、その巨乳による攻撃ではなく、彼女の生まれ持って身に着けた天然行動。
 それはいわば、自分でもコントロール不能な因果律兵器! あらゆる事象を天然オーラで塗り替えて、自分に都合の良い展開に持って行く反則技だ。
(「こ、ここままでは息が……それに、さっきよりも力が増しているような気が……」)
 溢れるお姉さんオーラが、周囲の空間を牛美にとって都合の良いものへと変えて行く。警戒すべきは巨乳ではなく、牛美の一挙一動、全てだったのだ。
「……ふぅ、酷い目に遭っちゃったわ」
 やがて、何事もなかったかのように牛美が立ち上がるが、ドアクローザは主に呼吸困難によって満身創痍。辛うじて立ち上がり、慌てて機械太刀を拾うものの、回復にはしばしの時間が必要だった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

相馬・雷光
ふ、ふふふ……おっぱいの女神?
そんなのがいるのなら、私は神殺しになることだって厭わないわ……!
ちょっとくらいは巨乳になる加護を寄越しなさいよぉぉおお!!

距離を取って雷撃弾(属性攻撃・2回攻撃)で撃ちまくって弾幕を張るわ!
あのハグ……いえ、ベアハッグは危険よ!
せめてあの半分でも……くっ、当たってないのに妄想に囚われそうになる……!
私だって……私だってねえ!
ゼロじゃあないのよ!
ほら! あるでしょ!? ねえってば!(むなしい誘惑値4)
搾りたて……って言い方ァ!
飛び散る牛乳をダッシュやジャンプで躱して雷撃弾の電熱で蒸発させる!

これ以上あんたのペースに乗る気はないわ!
全力で【帝釈天降魔砲】をぶっ放す!


十六夜・月
いろいろとぼけて突っ込みたいところだけど、最後くらいはちゃんとやらないとね~ まあ、どこまで行けるかわからないけど。

とりあえず、相手の攻撃に当たるといろいろと厄介だ・・・ネタ的には当たって癒されたいところだけど。
コードStirrings of [Vanquish]で能力を底上げし挑戦することにする
[第六感][見切り]を駆使し攻撃は回避、回避が叶わぬとも[武器受け]で防御しないと。
攻撃は[怪力]にて重い一撃を[早業]で素早く、[2回攻撃]でより多く叩き込む。
[鎧無視攻撃]ならあの胸厚にもダメージが通るはずだ・・・多分。


アルファ・ユニ
………(呆れ顔)
巨乳って、阿呆しかいないの?

その胸、心から削ぎ落としてあげる(悪役思考)
皆の攻撃の裏、目立たないように接近。隙を見つけてできれば零距離射撃、音銃から放った轟音追憶波で敵の思考を嫌な記憶で埋め尽くす。恥じたこと怖かったこと辛かったこと
キャパオーバーまで追い込んで鬱状態に。
どう?周りの歓声も、応援の声も。こちらの罵倒だって深く心に突き刺さる。

自信を無くしたヒーローって中々滑稽だね

巨乳に魅了された仲間がいたらその人達にも轟音追憶波。貧乳に嘆いてる人なら巨乳への怒りの気持ちを駆り立てて、巨乳なら…うん、適当に苛々させとけば、いいか


パティ・チャン
終始胸のストーリーでしたか
このシナリオ書いたの、いったいどこをどうすれば、ここまで酷いのを書けたものなのか……

いやいやいや!
今は目の前のおっぱい、もとい、牛のお姉さんを倒さねば!
【Congelatio!】
はたして凍らせることは出来るか?

【2回攻撃、なぎ払い】を載せて命中率かいくぐって攻撃!

正直、女性としての魅力に乏しい体型で有ることは、自覚はしてはいますので、半ば八つ当たりの感情も追加で


ロウガ・イスルギ
アドリブ・連携歓迎

悪のおっぱい星人とは失敬な!目に物見せてくれるわ!

ハイ今回も【魔狼縛縄】入りまーす
レッドバインの時とは違い胸を強調するように美しく亀甲結び
(グレイプニルのワイヤーは硬軟も自在です。ご安心下さい)

そして説教
おっぱいは赤ちゃんのためにある……それは事実、紛う事なき真理だ。
だがしかあし!!おっぱいというものは赤ちゃんを作る行為にも
必須なのだよ!(あくまでも個人的見解です)
「エッチなこと」で済ますなあッ!隠すな!濁すな!片付けるなッ!
人類滅ぶぞ!それが目的か!?流石オブリビオン隙が無い計画!!

等言葉攻め(?)による精神攻撃にてお相手致そう
物理攻撃(主に揉み)も可能ならお見舞いする



●ここからが勝負だ!
 度を越えた巨乳と天然行動を武器に、猟兵達の攻撃をいなす、千葉・牛美。その斜め上な言動と行動も相俟って、彼女の攻撃を読むのは至難の業。
 だが、ここで負けを認めてしまえば、それは巨乳に対する敗北宣言を受け入れるに等しい。そして、当然のことながら、そんな宣言を決して認めぬ者達もいるわけで。
「ふ、ふふふ……おっぱいの女神? そんなのがいるのなら、私は神殺しになることだって厭わないわ……! ちょっとくらいは、巨乳になる加護を寄越しなさいよぉぉおお!!」
 相次ぐ巨乳の出現に、相馬・雷光(雷霆の降魔忍・f14459)は、もはや完全に理性を失い銃を乱射する寸前だった。
「……巨乳って、阿呆しかいないの?」
「終始胸のストーリーでしたか。このシナリオ書いたの、いったいどこをどうすれば、ここまで酷いのを書けたものなのか……」
 アルファ・ユニ(愛染のレコーディングエンジニア・f07535)とパティ・チャン(月下の妖精騎士・f12424)に至っては、もはや怒りを通り越して呆れている。
 ああ、きっとあの牛は、胸に栄養を行き渡らせ過ぎて、脳みそに栄養が行かなかったのだろう。思わず、そんな考えが二人の頭を過ったが、それはそれ。
「あら、今度は、あなた達が相手なのね? でも、負けないわ! 悪のおっぱい星人は、この千葉・牛美が、全部やっつけてあげるわよ☆」
 いつの間にか猟兵達に周りを取り囲まれていたにも関わらず、牛美は相変わらずのマイペース。しかし、さすがに悪者扱いは頭に来たのか、ロウガ・イスルギ(白朧牙虎・f00846)も憤慨した様子でフックロープを手に構えた。
「悪のおっぱい星人とは失敬な! 目に物見せてくれるわ!」
 男はみんな、おっぱいが好きだ。確かに、それは認めよう。しかし、それを悪と断じるならば、世の男の大半は悪人ということになってしまうではないかと。
「いろいろとぼけて突っ込みたいところだけど、最後くらいはちゃんとやらないとね~。まあ、どこまで行けるかわからないけど」
 苦笑しつつ、拳を構える十六夜・月(自由気ままなダンピール・f12574)。そんな彼女の言葉を皮切りに、猟兵達は一斉に、牛美へ攻撃を開始した。

●ちっぱい、怒りの反撃!
 あらゆるものを自分のペースに巻き込んで、予期せぬ流れで先の読めぬ行動をして来る千葉・牛美。だが、そんな彼女のお姉さんオーラなど物ともしない程に、猟兵達の反撃は凄まじかった。
「とりあえず、相手の攻撃に当たるといろいろと厄介だ……」
 龍脈からの力を纏い、月は敢えて牛美に接近戦を挑んで行った。
 正直、あの巨乳に正面から無策で殴り掛かるのは無謀だ。しかし、鎧をも破壊する一撃ならば、巨乳を貫通して本体にもダメージを与えられるはず。
「きゃぁっ! な、なにするの!?」
 予想通り、貫通力の高い一撃を食らわせれば、牛美に攻撃を通すこそは可能だった。もっとも、攻撃を食らう度に巨乳が揺れまくっていたため、明らかに不機嫌になる者が続出していたが。
「くぅ……ふざけんじゃないわよ! 逃げるな! 揺らすな! 見せつけるなぁっ!!」
 怒りに任せて雷弾を討ちまくる雷光だったが、さすがに乱射するだけでは当てることは難しい。悲鳴を上げながら逃げ回りつつも、牛美はお返しとばかりに、誰彼構わず近くにいる者に抱きつこうとしてきた。
「うふふ……そんなに慌てなくても、お姉さんは、皆に優しくしてあげるわよ☆」
 そう言って、両手で胸を挟みながら、周囲に誘惑的なオーラを放つ。さすがに、あれに捕まるのは拙いと思ったのか、雷光も牽制弾を撃ちながら後退する。
「あのハグ……いえ、ベアハッグは危険よ! せめてあの半分でも……くっ、当たってないのに妄想に囚われそうになる……!」
 もし、自分にあれだけの胸があったら、果たしてどんな未来が待っているか。同じとは言わない。せめて半分だけでもと思ってしまう辺り、なんとも悲しい気持ちにさせられるわけで。
「私だって……私だってねえ! ゼロじゃあないのよ! ほら! あるでしょ!? ねえってば!」
 虚勢と共に胸を張る雷光だったが、しかし牛美の胸と比べれば、彼女のサイズは雲泥の差! 牛美が紛うことなき巨乳だとすれば、雷光のそれは、虚ろな乳と書いて『キョニュウ』と読んだ方が良さそうだ。
「うふふ……あなたも、おっぱいを大きくしたいのね。そういう時は、牛乳よ! お姉さんの、搾りたてミルクをプレゼントしてあげるわね☆」
 雷光の神経を逆撫ですることも厭わずに、牛美は牛乳をブチ撒けてくる。慌てて避ける雷光だったが、色々な意味で突っ込みどころ満載だ。
「搾りたて……って言い方ァ!」
 色々と、人を誤解させるような言い方は止めて欲しい。というか、牛乳飲むだけで胸が大きくなるのであれば、今頃、こんなことで悩んではいない。
 これ以上は、張り合うだけ虚しくなってくる。もう、さっさと始末してしまおうと、誰もが意を決した時だった。
「……その胸、心から削ぎ落としてあげる」
 戦いの混乱に乗じて牛美の背後に回ったユニが、一気に間合いを詰めて零距離から攻撃を食らわせたのだ。
「あら? いつの間に怪我が……って、えぇっ! な、なに!? なんなの、これ!?」
 突然、困惑した表情になり、牛美がその場に崩れ落ちた。いったい、何が起きたのか、他の者達には直ぐに理解することができなかった。
 ユニが牛美に至近距離から放った超音波。それは、対象を高速で治療する代わりに、心の奥底に眠る嫌な記憶だけを掘り起こすというえげつない技。
「そ、そんな……お姉さんのおっぱいは、オモチャじゃないのよ! ……あ、ダメ……人前で、そんなことしちゃいけないわ!」
 どうやら、牛美はその胸の大きさから、過去に色々とセクハラに遭っていたようだ。無意識の内に周囲を誘惑する天然お姉さんとはいえ、さすがに欲望丸出しでセクハラ行為に走るキモい男連中に好き勝手されるのは、耐えがたい苦痛だった模様。
「自信を無くしたヒーローって、中々滑稽だね」
 もはや、反撃の術さえ失った牛美に、ユニは冷ややかな視線を送りつつ呟いた。それだけでなく、今度は味方にまで超音波を送り、心の内に潜む巨乳への怒りを扇動し始めた。
「これ以上あんたのペースに乗る気はないわ!」
「凍ってしまいなさい!」
 完全にブチ切れた雷光が、八つ当たり気味に叫ぶパティが、それぞれに雷弾と凍気を叩き付ける。さすがに、これは牛美も堪らなかったのか、痺れた身体を小さく丸めて震えだした。
「あぁ……さ、寒いわ……。誰か、お姉さんを温めてくれないかしら?」
 まあ、そんな状況でも、ともすれば天然によるカウンター発動を狙っているので油断はできない。
「ハイ、今回も『魔狼縛縄』入りまーす!」
 ここぞとばかりに、ロウガが牛美をフックロープで縛り上げる。レッドバインの時とは違い、今度は胸元を強調するような亀甲結び! その上で、完全に動けなくなった牛美に向かい、堂々と正面から説教を始めた。
「おっぱいは赤ちゃんのためにある……それは事実、紛う事なき真理だ。だがしかあし!! おっぱいというものは、赤ちゃんを作る行為にも必須なのだよ!」
 無論、それはロウガの個人的な意見なのだが、この際、細かいことはどうでもよいだろう。
 この世には、清純100%の女もいなければ、淫乱100%の女もいない。それなのに、一面的な極論を持ち出して、全てをエッチなことで済まそうとは何事か。
「隠すな! 濁すな! 片付けるなッ! 人類滅ぶぞ! ……ハッ、さては、それが目的か!? 流石オブリビオン、隙が無い計画!!」
 最後の方は殆ど被害妄想に等しい話になっていたが、ここまで来れば、もはや関係ないだろう。
 今から、自分が本当のおっぱいの使い方を教えてやる。動けなくなった牛美に突撃し、ロウガはその豊満な胸元を、両手で鷲掴みにして揉みまくった。
「きゃっ! もぅ、なんてエッチな人なの! 赤ちゃんがいない人のおっぱいを揉んでも、ミルクは出ないのよ!」
 胸を揉まれ、顔を赤らめながらも牛美が何か言っていたが、気にしてはいけない。ここで彼女のペースに飲まれたが最後、謎のお姉さんオーラと天然行動によって、全てが彼女にとって都合の良い展開に持って行かれてしまう。
「いい加減、この辺で倒しておかないと、ちょっと色々拙いかもね~」
 折角、こちらが優位に立てたのに、それを台無しにされて堪るものか。ユーベルコードなど発動させまいと、月はロウガに割り込む形で、強化された自身の拳を牛美の胸に叩き込んだ。
「きゃぁぁぁっ!!」
 ぼよん、という擬音と共に、ステージの端まで吹っ飛んで行く乳牛お姉さん。全てを天然色に染め上げる誘惑攻撃も、おっぱいへの怒りや執念を持つ者達を前にしては、大した効果も発揮できなかったようだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
【ソロ希望】
おっぱいをエッチな事に使うのを許さないですって?
乳牛お姉さんな貴女の存在自体がエロいじゃない!!
そも、赤ちゃんがおっぱいを飲む為には 赤ちゃんが生まれるという
大きな過程があって、その為に お父さんとお母さんが毎晩……!

ぶっ!? な、何これ?
乳牛お姉さんの、搾りたて生牛乳!?

(顔にかかった牛乳を指ですくって舐める)

うふふ……うふふふ……❤
あぁん、もう我慢できない!!

『狂愛』で 24体に分身。
夜魔の衣を翼に変えて、お姉さんに飛びかかるわ!【空中戦】
的が小さい上に【見切り】や【オーラ防御】もあるから
全員を撃ち落とすのは至難。

服の中に入り込んだりしつつ
【生命力吸収】で秘密のお搾りタイムよ❤



●魅惑の搾乳タイム
 ちっぱい軍団とおっぱい星人の連携プレイによって、一気に窮地に立たされた千葉・牛美。
 得意の天然行動による偶然は悉く封殺され、巨乳による攻撃も相手の神経を逆撫でするだけ。それでも、なんとか捕縛から逃れると、よろめきながらステージの上へと戻ってきた。
「はぁ……はぁ……ま、負けないわ。お姉さん、こんなエッチな人達には、絶対に……」
 さすがに天然をかます余裕はなく、肩で息をしている牛美。それでも未だ考えを改めない彼女に呆れたのか、ドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)は怒り心頭な様子で牛美の前に立ちはだかった。
「おっぱいをエッチなことに使うのを許さないですって? 乳牛お姉さんな貴女の存在自体がエロいじゃない!!」
 そもそも、赤ん坊に母乳を与えるためには、肝心の赤子が産まれなければならない。その為には、父親と母親が必死になって、毎晩毎夜、大人の時間を共に過ごさねばならないのだと。
「エッチなことが悪いことなら、私達はどうやって子どもを作ればいいわけ? さあ、答えてみなさいよ!」
 この女、どうせカマトトぶっているだけだろう。ここで言葉に詰まるようなら、一気に襲い掛かって自分が色々と教えてやるのも悪くない。そんなことを考えるドゥルールだったが、しかし対する牛美の返答は、ドゥルールの予想を斜め上に裏切るものだった。
「うふふ……あなた、何を言っているかしら? 赤ちゃんは、コウノトリさんが運んできてくれた種を畑に植えておくと、その種からできたキャベツの中から産まれてくるのよ」
 だから、子どもを作るのにエッチなことは必要ない。そう、エッチなのはいけないことなのだ。ヒーローとして、それだけは許してはならないと、牛美は胸元から徐に牛乳瓶を引っ張り出し。
「ほ~ら、あなたもお姉さんの生搾り牛乳を飲んで、気持ちを落ち着けなさい♪」
 ここに来て、まさかの不意打ちである。完全に意表を突かれ、ドゥルールは避ける暇もなく、顔面に牛乳の直撃を食らってしまった。
「ぶっ!? な、何これ? 乳牛お姉さんの、搾りたて生牛乳!?」
 ああ、なんというエロい響きだろう。口では「エッチなのはいけません!」と言いながら、その言動と行動が悉く一致していない。
 そうか、きっとこれは、お誘いというやつに違いない。そう考えてしまうと、もう駄目だった。
「うふふ……うふふふ……❤ あぁん、もう我慢できない!!」
 完全に理性が決壊し、ドゥルールは二頭身の小さな分身体へと変身すると、一斉に牛身へ飛び掛かった。
「あらあら、可愛いわね。お姉さんが、撫で撫でしてあげ……きゃぁっ! ちょ、ちょっと、噛むのはダメよ!」
 最初は余裕の表情を浮かべていた牛美だったが、小さくなった無数のドゥルールに群がられ、直ぐにその余裕も消えさった。
 胸だけでなく、二の腕、太股、あらゆる場所に噛み付いて、ドゥルールは生命力を吸収して行く。ドサクサに紛れ、胸の谷間や服の中にまで入り込み、好き放題にし放題!
「ぁん! そんなに動いちゃ、お姉さん、変な気分になっちゃうわ❤」
 これぞまさしく、秘密のお搾りタイムである。その身に宿した巨乳パワーの大半を吸い出されるまで、ドゥルール放送コードギリギリの攻撃は続いたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

竹城・落葉
 【POWで判定】
 もう、我慢の限界だ。「おっぱい」を連呼し見せつけるから、我はエッチな気分になってきたぞ。そこまで強調するという事は、つまり、そういう事なのだろう?ならば、我は貴様をセクシャルな意味で食してやろうではないか。まぁ、我の「初めて」は、将来できるかもしれない恋人の為にとっておくから、貴様にはやらん。あくまで我が、貴様を一方的に貪り食うのみだ。
 我は『オブリビオンを食す』にて、相手をセクシャルな意味で食すぞ。そして満喫して身体能力を上げた後、名物竹城で攻撃しよう。その間、冷酷な雰囲気になるぞ。
 ……このプレイング、大丈夫だろうか。心配になってきたな。
*アドリブ・共闘、歓迎です



●美味しくいただきました❤
 ステージの上で繰り広げられる、色々と危ない展開な巨乳バトル。それらを散々に見せつけられ、竹城・落葉(一般的な剣客……の筈だった・f00809)は、もはや精神の限界に達していた。
「もう、我慢の限界だ。『おっぱい』を連呼し見せつけるから、我はエッチな気分になってきたぞ」
 巨乳のポロリに始まり、巨乳サンドイッチからのドリル攻めカウンター。果ては、亀甲縛りに搾乳……もとい、集団吸血プレイなど、マニアックなものを見せられ過ぎた。
「そこまで強調するという事は、つまり、そういう事なのだろう?ならば、我は貴様をセクシャルな意味で食してやろうではないか」
 もっとも、自分の初めては大切な人のためにとっておきたいので、あくまで一方的に蹂躙し、搾取するだけだ。それだけ言って、落葉は満身創痍な牛美に、本能の命じるままに襲い掛かった。
『うぉぉぉっ! キタァァァッ!!』
『マジで? マジでそこまでやっちゃうの、これ!?』
 先程から、猟兵達の戦いを動画で観戦していたキマイラ達が、途端に色めき立ってコメントを投稿し始めた。
 まさか、公衆の面前で、あの巨乳をセクシャルな意味で食すというのか? ならば、これは絶対に録画して永久保存版にしなければ! そう思い、固唾を飲んで見守るキマイラ達だったが……残念ながら、動画の画面はそこで大きくブラックアウト!
『あれ……なんだ、これ?』
 暗転した画面に現れる、『見せられないよ!』と書かれた立て札のイラスト。だって、この動画サービスは全年齢対象なのだから、致し方ないことですよね♪
「ぁん、もぅ、なにするの! おっぱいに、そんな乱暴しちゃ……」
 もっとも、画像は隠せても声は隠し切れず、なにやら色々とヤバい台詞が流れて来る。下手に画面が見えない分、これはこれで、妄想の予知があってエロい気が……。
『いいぞ! もっとやれ!』
『あの闇の中では、今頃きっと……ぁあ! 俺も混ざりてぇっ!!』
 キマイラ達のコメントも、だんだんと過激なものになって来た。もう、これ以上は色々な意味で限界だったので、落葉は早々に終わらせることにした。
「……さあ、戯れはここまでだ。一気に決めさせてもらうぞ」
「えっ……? あぁ、ダメよ! そんな固そうなので……きゃぁぁぁっ!」
 響き渡る、牛美の悲鳴。その途端、動画の画面が元に戻り、いきなりステージ上で巻き起こる大爆発!
「……終わったか」
 片手にバールを持ち、何故か艶やかな顔になっている落葉が、爆風を背に呟いた。
 いったい、画面が暗転していた裏で、何が起こっていたのだろう。恐らくは、あのバールで牛美に止めを刺したのだろうが……何も見えなかっただけに、動画を見ていたキマイラ達は、あれこれと勝手な憶測を飛ばしてコメントしていた。
『牛美さん……まさか、お肉として解体されてしまったのか!?』
『いや、そんなんじゃねぇ。あれはきっと……おっと! これ以上は、規制に引っ掛かってコメントができないようだな』
 かくして、色々と突っ込みどころ満載な、巨乳VS巨乳のヒーローショーは幕を降ろした。
 はっきり言って、怪人達が当初予定していた以上にカオスな内容になってしまった感もあるが、気にした方が負けだろう。
 巨乳を餌に客を集め、巨乳を使って襲い掛かろうという恐るべき計画。それを阻止することができたのだから、結果オーライ、一件落着である……たぶん。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年03月23日
宿敵 『レッドバイン』 を撃破!


挿絵イラスト