「ブルーアルカディアの世界の話なんだけど」
そう前置きして話し始めたルカ・トラモント(スーパーよいこの猟理師・f38575)によると、帝都櫻大戰の際、アスリートアースのキャンプ・フォーミュラ『キャンピーくん』が自身の世界移動能力を用い送り込んでくれた多数の共闘者が未だ参戦した世界に留まっているままなのだとか。
「……困ったことに、キャンピーくん自身も今はどこかへ姿を消してしまった為、世界移動能力を頼ることもできなくて」
流れからして、今回はそんな共闘者のうち一人に関した話と言うことなのだろう。
「けど、共闘者の一人……ブルーアルカディアに留まっているウィリアム・ローグさんは語ったんだ。『私の速度であれば、或いは骸の海を振り切り、強引にアスリートアースへマシンを走らせることができるかも知れない』って」
ただ、この為には彼のマシン「ローグ・インターセプター」に特殊な燃料を大量に補給しなければならないらしい。
「その燃料って言うのが、ブルーアルカディアの魔獣が持つ『天使核』なんだって。ローグ・インターセプターがアルカディア・エフェクトの雲海を噴出できることと関係あるのかはわからないけど」
ブルーアルカディア出身のスーパーよいこであるルカにとって魔獣狩りはなじみ深い。
「もちろんウィリアム・ローグさんもフォーミュラの戦闘力を持っているから、独自に魔獣狩りを行って天使核を集め始めてはいるんだ」
ただ、何分骸の海を振り切れるだけのスピードを出す為にローグ・インターセプターが要求する燃料の量は途方もなく膨大なのだとか。
「だからみんなにもウィリアムさんと一緒に巨大な『魔獣の巣』と化している浮島を探して攻略してマシンの燃料を集めて欲しいんだよ」
その浮島へ行くにはウィリアム・ローグと共にブルーアルカディアの大空を渡っていく必要があるのだが。
「距離と時間の関係で陽の沈む雲海の空を飛ぶことになるよ」
なお、ウィリアムはおおよそエンジンのついた乗り物であれば何でも乗りこなせるようなので、ブルーアルカディアの飛空艇も当たり前のように操縦できるのだそう。
「空の移動手段がないならウィリアムさんの操縦する飛空艇に乗せて貰っても良いかもね」
そうしてたどり着いた先に居るのは、蜃気楼の島インスラ・ポモルム。
「ウィリアムさんが狩場に選ぶ場所は既に誰も住まない遺跡島が多いらしいんだけど」
インスラ・ポモルムは屍人帝国の一部が切り離されて動くかの如き巨大な島型魔獣。他の魔獣達を乗せて空を征くこともある侵略城砦らしい。つまりは島自体が狩猟対象という訳だ。
「それでこのインスラ・ポモルムには浮遊大陸を襲い取り込む事で際限無く成長する超大型オブビリオンが生えているんだ」
島喰い樹とよばれるそれは今回のケースではインスラ・ポモルムと共生関係にあり、島喰い樹が主であるのだとか。
「まずみんなは自身の天使核と島喰い樹の元にたどり着くのを妨害するインスラ・ポモルムと戦って貰うことになるよ」
これを撃破するといよいよ島喰い樹の狩猟となる訳だが。
「凄くおっきいのに島喰い樹は 『超音速の飛翔能力』を持っているんだ」
インスラ・ポモルムに生えている状況では完全に死に能力と化していたモノだがインスラ・ポモルムが狩猟されたことでインスラ・ポモルムから根を引き抜いた島喰い樹はこの力も駆使して迎撃してくることだろう。
「空中戦になるからね。ウィリアムさんの操るマシンや小型飛空艇に同乗させてもらうか何らかの手段で空を飛びつつ戦うことになるんじゃないかな?」
高速の空中戦を制せるかどうかは君たち次第と言うことか。
「ウィリアムさんにアスリートアースへ帰って貰う為にも協力をお願いしても良いかな」
ルカは善良なスーパーよいこの一人、助っ人としてともに戦ってくれたウィリアム・ローグが今も帰還できないでいることが見過ごせないのだろう。あの時の恩を返すという意味でもお願いするよと頭を下げるのだった。
聖山 葵
帰還作戦がまだまだ足りてない風味だったので。
という訳で今回はウィリアム・ローグさんと燃料となる天使核を集める為、魔獣と言うか島とか木をハンティングしていただくお話となっております。
尚、ウィリアム・ローグさんが骸の海をマシンでかっ飛ばしてアスリートアースに帰るためには同様にウィリアム・ローグさんの帰還に関連したシナリオで獲得した🔵の総数が「299個」を超える必要があるっぽいです。
ではご参加お待ちしておりますね。
第1章 冒険
『夕景の空に舞う』
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POW : 知識とセンスで頑張る
SPD : 上手く気流をつかむ
WIZ : 風の軌跡を辿る
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
確かに、きちんとお帰り頂きたいところですねぇ。
やってみますぅ。
この時間帯に移動ですと、夜間戦闘になりますかねぇ?
念の為、準備しておいても良さそうですぅ。
『FCS』から「夜間補助兵装」の『ナイトビジョンゴーグル』を取出し、準備しておきましょう。
更に【坿劄】を発動、敵方の出方に合わせて対応出来る様、各【UC】のカードを各一枚ずつ形成しておきますねぇ。
この戦場であれば、他の【UC】と同時に【高速飛行系UC】の何れかを使用出来れば、大分違うでしょう。
それにしても、キャンピーくんはどこへ行かれたのでしょう?
出来れば、|同僚《FO9》の方々だけでも連れ帰って頂けると有難いのですが。
「確かに、きちんとお帰り頂きたいところですねぇ」
呟く夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)の顔は周囲同様のオレンジに染められていた。
「この時間帯に移動ですと、夜間戦闘になりますかねぇ?」
首を傾げると|各種の換装用装備と補助兵装を多数収納した小箱《FCS》へ意識を向行け。
「念の為、準備しておいても良さそうですぅ」
取り出すのは、夜間補助兵装のナイトビジョンゴーグルだ。
「大いなる豊饒の女神、あなたの使徒に『御神札の加護』をお与え下さいませ」
更に祈りを捧げると戦いの為にきれる手札を文字通り増やしてゆく。
「後は出発してからですねぇ」
るこる自身も|3対のオーラの翼《FAS》を備えているし、ウィリアム・ローグの操縦する飛空艇に乗ることも出来る。夕景の中、飛び立つ飛空艇は目的地である浮島へ。
「それにしても、キャンピーくんはどこへ行かれたのでしょう?
向かうさ中、るこるは一つの疑問を口にする。
「出来れば、|同僚《FO9》の方々だけでも連れ帰って頂けると有難いのですが」
吹き付ける風に髪を弄ばれながらも向ける視線の先。オレンジに染まる雲がまだあるだけで、蜃気楼の島インスラ・ポモルムの姿はまだまだ視認できないようでもあった。
大成功
🔵🔵🔵
真宮・奏
夫の瞬さん(f06558)と参加
キャンピー君のフリーダムさは世界を振り回しますねえ。余計な混乱をもたらと大変ですので、キチンと元の世界に帰っていただきましょう。
暗い夜に移動ですか・・・。シールドに【属性魔法】で精霊を纏わせて灯りにしましょう。更にスーパージャスティスを発動。身体能力をあげながら空を飛んで浮島へ!!飛空艇にも乗れるし、浮島にもいけるでしょう。
瞬さんもちゃんとついてきてくれてるようで助かります。風とか気流は私には慣れてますので、飛行戦闘の経験を総動員して島を探しますね。
神城・瞬
妻の奏(f03210)と参加
まあ、我が家がある世界が救われたのはキャンピー君が援軍を連れてきてくれたからですが・・・帰還のフォローをせずいなくなるのはフリーダム極まると思うのですね。ウィリアム・ローグも災難ですね。帰還、手伝いましょう。
夜間ですか。【属性魔法】で光の精霊呼び出しますか。更に月読の騎士発動。鴉の朔と月影の紋白蝶を【式神使い】で飛ばして風の軌跡を飛ばして奏の姿を見失わないように飛翔します。
浮島はみつけられるでしょうか。相変わらず広大な空ですね・・・・
「まあ、我が家がある世界が救われたのはキャンピー君が援軍を連れてきてくれたからですが」
そう前置きしてから神城・瞬(清光の月・f06558)はどこか遠くを見た。
「……帰還のフォローをせずいなくなるのはフリーダム極まると思うのですよね」
「キャンピー君のフリーダムさは世界を振り回しますねえ」
これには妻の真宮・奏(絢爛の星・f03210)も何とも言えない表情で、ウィリアム・ローグも災難ですねと瞬は今回協力する相手に同情して見せた。
「余計な混乱をもたらすと大変ですので、キチンと元の世界に帰っていただきましょう」
「そうですね。ここは帰還を手伝いましょう」
奏は別の観点からも帰還の協力について賛成の様で、これに瞬が頷いて出発の準備を始めたのはそれなりに前のこととなる。
「暗い夜に移動ですか……」
「夜間ですか」
出発時既に夕暮れであったことから、移動のさなかに夜が訪れることを察し呟いた二人が備えを始めたのは当然かもしれない。
「シールドに精霊を纏わせて灯りにしましょう」
「でしたら光の精霊呼び出しますか」
奏の言に視線を向け瞬が口を開くと妻が手に持つったエレメンタル・シールドは光を帯び。
「では空へ。ちゃんとついてきてくださいね」
全身を黄金のオーラで覆い浮かび上がった奏はウィリアム・ローグの操縦する飛空艇を追いかけるように飛び立ち。
「……我が身は大切な者を護る為にある!!」
頷いた瞬も月読の紋が入った銀の鎧を着た騎士へと姿を変えるや背に生えた純白の翼を羽ばたかせると空へ舞い上がる。
「あれなら大丈夫だとは思いますが」
幸いにも妻の背中はそう遠くなく、それでも念のためにと鴉の朔と月影の紋白蝶を飛ばす。
(「瞬さんもちゃんとついてきてくれてるようで助かります」)
振り返り密かに安堵しつつも奏は飛び続け。
「風とか気流は私には慣れてますので、飛行戦闘の経験を総動員して島を探しますね」
「お願いしますよ。それはそれとして、浮島はみつけられるでしょうか。相変わらず広大な空ですね……」
無事再合流を果たしたところで請け負う妻に一声かけて瞬は視線を前方に戻す。時間の経過で夕暮れは夜へと移り変わりつつあったが、それでも空は果てなく。目を凝らし瞬自身もまた目的の浮島を探すのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「ウィリアム・ローグを“骸の海”へ帰還させれば終始完了か…」
『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』を起動して1分先の未来を見ながらファンネルビットを創造して展開して状況と戦況を注視して必要な計器などの情報を把握しながら次の気流や雲流の「データを計算してディスプレイ型ファンネルを通して情報を共有して、疾走して爆進と急加速でのSPDを中心に全身全霊を傾けての可能な範囲での行動を行ないます。
他の猟兵なども存在するなら連携を取りつつ情報の共有から最善策を計算して模索しながら「計算上からの情報を進言する」と伝えながら情報と状態を更新して行きます。
「ウィリアム・ローグを『アスリートアース』へ帰還させれば終始完了か……」
その為に足を運んだ猟兵がティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)を含めて現時点で数名。視界の左右を景色が飛ぶように流れているのは、そのウィリアム・ローグが操縦する飛空艇へティティスが乗っているからに他ならない。
「幽魔月精は機械身体、幽魔月精の機械魂魄」
呟くと体の一部をアストラル・エレメント・エネルギーへと変異させ、ファンネルビットを創造し展開しつつ周囲の情報を集めてゆく。
「島に近づけば戦いが始まる」
島自体が魔獣と聞くが故に移動の最後に戦いが混じることも加味し、状況が戦況となっても対応できるようティティスは創造して浮かべるディスプレイ型ファンネルの画面を見つめた。得た情報は仲間とも共有するつもりであり。
「計算上からの情報を進言する」
一定の情報が集まったところで導き出した最善策を直接伝える相手は、飛空艇を操縦中のウィリアム・ローグだ。
「そうか。情報提供感謝する。なら、私は君達の協力に私なりに応えなくてはな……」
相手は意志を持ち敵対的な浮島だというのに、インスラ・ポモルムが視認できるようになってからのウィリアムの操縦技術は他の追随を許さぬモノだった。同乗者や同行者に被害を出すことなく島の抵抗を捌きあっさり上陸して見せたのだから。
「上陸がなっても、油断はできない」
もちろん、蜃気楼の島インスラ・ポモルムとの戦いは上陸すれば終わりという訳ではない。自身に生えた樹木型の超大型オブビリオンへと到達するのをインスラ・ポモルムは何としても防ごうと抵抗を続けるであろうから。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『蜃気楼の島インスラ・ポモルム』
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POW : 悪魔猫を撃退せよ
【冒険心】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【猫型の魔獣が襲い掛かる。その魔獣は爪】から、高命中力の【斬撃】を飛ばす。
SPD : 魔鳥の群を退治せよ
召喚したレベル×1体の【巨大なカラスのような姿の魔獣】に【さらなる頭や翼、人間の腕など】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。
WIZ : 迷いの森を踏破せよ
戦場全体に、【蜃気楼で包まれ、一部魔獣と化した木々】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
イラスト:カス
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
一先ず、島には到着しましたねぇ。
必要に応じ『ナイトビジョン』を装着、『FPS』と、|先程《前章》作成した【征境(https://tw6.jp/garage/gravity/show?gravity_id=149933 )】の札で周囲を探査し地形の把握と不意打ちに備えまして。
『FMS』のバリアと『FLS』の空間歪曲でガードを固めて進みますねぇ。
後は『刀』を抜き【剴畺】を発動、『斬撃結界』を形成すれば『猫型魔獣』は結界内に入った時点で[切断]可能ですし、斬撃波等で離れた位置から仕掛けてくるなら『FRS』の[砲撃]で叩きますぅ。
魔獣の素材も『FTS』で回収しつつ進みますねぇ。
「一先ず、島には到着しましたねぇ」
ポツリ漏らした夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はすぐさまナイトビジョンゴーグルを再装着した。すっかり暗くなった空の下島の木々は不気味に騒めく。魔獣化した木々の立てるものかは定かでない。ただ、油断することなくここへ至るまでに用意したモノを取り出し。
「では参りましょうかぁ」
猟兵らとウィリアム・ローグは蜃気楼の島インスラ・ポモルムにとって招かれざる客であり上陸者。撃退の為にいつ魔獣が差し向けられても可笑しくはなく。
「私がそうでなくても同行される方が冒険心を覚えてしまうかもしれませんし」
周辺に召喚された魔獣が強襲してくることも鑑み、|浮遊する12枚の円盤《FMS》でバリアを張りつつ|浮遊する16枚の札《FLS》で何時でも空間を湾曲し急な攻撃を逸らせるように備えると万全の態勢で進み始める。
「もっと手荒い歓迎があるかと思いましたが、そんなこともありませんねぇ」
いつでも刀を抜けるようにしながらなおもるこるが進んでいると、緊張感が途切れるのを待っていたのか、しびれを切らしたのか。
「「フシャアアアッ!」」
猫型の魔獣たちが現れ一部はるこるに襲い掛かろうとするも。
「大いなる豊饒の女神、あなたの使徒に『剣王の加護』をお与え下さいませ」
るこるが祈りをささげた直後だった。
「「ギニャアアアッ!」」
万象を斬る『斬撃結界』が侵入してきた魔獣たちを斬り刻み。
「とりあえず素材はいくらあっても困りませんよねぇ。頂いておきますぅ」
|浮遊する20台の球体と対になる一対の腕輪《FRS》を砲台に変形させて遠距離からの攻撃にも応戦できるようにしつつ、るこるは魔獣の死骸から回数した素材を|浮遊する6基の宝玉《FTS》へと納めてゆくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
真宮・奏
夫の瞬さん(f06558)と参加
まんま国ひとつのような島ですね。しかも不気味すぎる蜃気楼と物騒で凶暴な住人付きと。これはウィリアム・ローグさんお一人では荷が思いでしょうね。多少の攻撃は引き受けましょう。
冒険心ですか?与えられなくてもいっぱい持ってますが?スーパージャスティス発動!!瞬さんが戻ってくるまで戦場を保たせますよ!!
猫の斬撃が痛い!!【オーラ防御】【盾受け】【武器受け】【ジャストガード】【受け流し】【鉄壁】【硬化】で踏みとどまります。猫ひっかきなんか【回復力】で耐えてやります!!
兄さん、おかえりなさい!!とりあえずこの空の世界にこんな物騒な島はいりませんので【限界突破】の【衝撃波】!!
神城・瞬
妻の奏(f03210)と参加
島そのものが迎撃してくるんですね。まあ本能的に大物を守ろうとしてるんでしょう。僕が術を展開しようとしたらいきなりすごい樹の迷路にほうりこまれましたからねえ。これ以上進ませない、という意思を感じます。
でも一刻も早く奏と合流せねばなりませんので。朧月夜の狩人発動。狩人に【魔力供給】【魔力増強】し、朔も【式神使い】で呼び出して出口をみつけだします。
奏、やっと合流しました。盾ボロボロですよ。はい、痛手を与えましょう!!朧月夜の狩人と【全力魔法】の【電撃】をはなちます!!
「まんま国ひとつのような島ですね。しかも不気味すぎる蜃気楼と物騒で凶暴な住人付きと」
島に上陸する前、外観を眺めてそんなことを口にしていた真宮・奏(絢爛の星・f03210)であったが、上陸すると他の猟兵の元にもされた様に物騒で凶暴な住人は熱烈にお出迎えをしてくる。
「島そのものが迎撃してくるんですね。まあ本能的に大物を守ろうとしてるんでしょう」
「これはウィリアム・ローグさんお一人では荷が思いでしょうね」
|神城・瞬(清光の月・f06558)《夫》の声を聞きつつもう視認できるまでに迫って来ている魔獣を前に奏は|愛用の剣《バスタードソード》を構えた。
「あ」
瞬の姿が奏の視界から消えたのはその直後。いや、先ほどまで見えていた島の光景そのものが変化していた。突如間近に出現したのは、蜃気楼にぼやけた木々。それらが並んで行く手を遮る。
「これは間をすり抜けるわけにもいきませんね」
木々の迷路に分断されてしまった形だが、蜃気楼の島インスラ・ポモルムの「おもてなし」はそれで終わらない。
「ニャアアアッ」
聞こえてきたのは猫型の魔獣の鳴き声。インスラ・ポモルムは冒険心の感情を与える事に成功した対象を猫型の魔獣に襲わせるというが。
「冒険心ですか? 与えられなくてもいっぱい持ってますが?」
つまるところこれは奏へ向けた島の歓迎なのであろう。
(多少の攻撃は引き受けましょう)
覚悟を胸に踏み出すと黄金のオーラで体を覆う。
「そのまま迷路を飛び越えてしまいたいところですが、蜃気楼がありますからね。瞬さんが戻ってくるまで戦場を保たせますよ!!」
惑わされることを懸念してか、移動による合流は敢えて取らず、その場にとどまり魔獣の爪を剣で弾く。
「これはなんとも……すごい樹の迷路にほうりこまれましたねえ。これ以上進ませない、という意思を感じます」
その頃樹木の壁を数枚隔てた向こう側。冷静沈着な様子は崩さず、瞬は周囲を見回していた。ただ、それでわかることと言えば一筋縄ではいかなそうなことぐらいであり。
「でも一刻も早く奏と合流せねばなりませんので――」
困難を承知でそれを為すべく、瞬が召喚した狩猟鷹は鋼鉄の羽根を生やして上空へ舞い上がる。
「蜃気楼は上空からでも目を騙すかもしれませんが」
あらゆる環境での飛翔能力を備えた狩猟鷹には蜃気楼も通用しない。同時に放った鴉の朔と共に瞬を誘導するように飛び始め。
「なるほど、そちらですね」
上空からのナビゲートがあれば迷路踏破の難易度は大きく減少する。
「痛い!! ですがこの程度、耐えてやります!!」
この間も奏と猫型の魔獣との戦いは続いていたが、戦う奏からも狩猟鷹や朔の姿は見えていた。合流を果たすべく近づいてきていることが間接的にでも分かる今、何時合流できるのかもわからぬ孤独な戦いと比べれば精神的な負担は遥かに軽い。
「やあっ!」
「ニギャアアアッ」
振るう剣は襲い掛かって来た魔獣を逆に斬り伏せ。
「っ」
横手から物音がして奏が振り返ったのはそこから二体ほど魔獣を屠った後のこと。
「奏、やっと合流しました。盾ボロボロですよ」
「兄さん、おかえりなさい!!」
自身の傷ついた装備に言及してどことなく心配そうな瞬を笑顔で出迎え。
「合流できた以上、こっちのものです。とりあえずこの空の世界にこんな物騒な島はいりませんので」
「はい、痛手を与えましょう!!」
妻の言葉に頷いた瞬は魔獣の生き残りを蹴散らし島へ突き刺さる奏の衝撃波を視認すると前方に向き直り。
「さて、この子らの攻撃に耐えれますか?」
行く手を塞ぐ魔獣へ狩猟鷹を嗾けながら島そのものを巻き込むことを厭わず、むしろ島にすらダメージが行くように全力で魔法の電撃を放ち、この島に生えているという樹木型の超大型オブビリオンの元へ突き進んでゆくのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
迅瀬・ナクタ(サポート)
「ちっ、見て見ぬふりも、ばつが悪い。オレも参加してやるか」
人間の「トイロボバトル」アスリート×オブリビオンマシン
トイロボと言う小型ロボットを特殊なデバイスで操作するホビースポーツのアスリートです。
基本的には愛機である『OM-NATAKU』を使ってスポーツや戦闘をします。しかし、本人もアスリートなので身体を鍛えており、場合によってはトイロボを使わずスポーツ・戦闘を行います。
(攻撃力や命中率・UCの相性はナクタより『OM-NATAKU』の方が上です。)
仲間や一般人にはぶっきらぼうな態度で接しますが、相手がピンチの時はなんだかんだと助けてしまうタイプです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「キシャアアアッ!」
自身へ生えた島喰い樹の到達を阻まんと追い込まれていることもあり、インスラ・ポモルムの上を進む猟兵らへの|歓迎《迎撃》は数を増してゆく。物陰からはかなりの頻度で猫型魔獣が飛び出してくるようになり。
「カアアアッ!」
空には巨大なカラスのような姿の魔獣が鳴き声をあげつつ降下して襲い掛かる隙を窺う。
「ちっ、見て見ぬふりも、ばつが悪い。オレも参加してやるか。行くぞ、『NATAKU』!」
舌打ちを一つそれと引き換えに味方を援護することに決めた迅瀬・ナクタ(闇を抱くトイロボバトラー・f37811)はタクトデバイスを起動するともう一方の掌にのせていた|超小型オブリビオンマシン《OM-NATAKU》を突っ込ませる。
「ニ゛……ギニャアアアッ?!」
大きさと外観だけ見れば掌に乗るサイズの玩具。乱入者を一瞥だけして脅威ではないと見なした魔獣は次の瞬間、OM-NATAKUによって倒されていた。
「君は……」
「奇縁、とでも言うべきか?」
ナクタが援護した形となった相手はバトル・オブ・オリンピアで戦った相手であるウィリアム・ローグ。互いにアスリートアース出身で同郷でもある訳だが、のんびり会話しているような余裕も時間も二人に存在しないことは事実。
「ここを抜ければいいのだろう?」
応援に駆け付けた猟兵らしく味方の道を切り開かんとナクタはOM-NATAKUを行く手を塞ぐ魔獣の群れの中へと飛び込ませる。
「行くぞ、これで決まりだ!」
「「ギニャアアアッ」」
「「カアアアッ」」
「ありがとう」
合体させて一振りの剣へと変形させたRX-LツインソードGの一太刀が魔獣たちを両断すると例の言葉を残しウィリアムは二つに分かれた魔獣の群れの間を突破してゆく。
「一撃で全滅させられなかった数を見るにここがインスラ・ポモルムの最終防衛ラインと言ったところか。『NATAKU』、このまま残った奴らも倒すぞ!」
味方を追わせるのを防ぐべくナクタは生き残った魔獣たちと戦い始めるが、それは短い間のことだった。
「ん?」
先に行った猟兵たちかあるいはウィリアム・ローグがインスラ・ポモルムの最奥、島喰い樹の元に至ったのか、急に魔獣の出現が途絶えたのだ。
「そうか、やった訳か――」
ただし、それは新たな戦いの始まりも意味していた。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『島喰い樹』
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POW : 緑の巨龍
自身の【枝や種子】を代償に、1〜12体の【島を打ち砕き、飲み込むほど巨大な植物の龍】を召喚する。戦闘力は高いが、召喚数に応じた量の代償が必要。
SPD : 強蝕樹
非戦闘行為に没頭している間、自身の【無限にあらゆるエネルギーを吸い上げる根】が【際限無く浮遊大陸を浸蝕成長していき】、外部からの攻撃を遮断し、生命維持も不要になる。
WIZ : 悠久の時、失われし緑の大地
戦場全体に、【外界より百万倍時間が早く進む果て無き樹海】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
イラスト:すずや
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ロニ・グィー」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
中々の大物ですが、何とかしてみますぅ。
『FAS』で飛行、遠距離攻撃に備え『FLS』の空間歪曲障壁を形成しまして。
『FPS』による探査で敵方の動きと特性を探ると共に、『植物』属性を指定し【暜噄】を発動しますねぇ。
本体は当然、召喚された『竜』達も『植物』ですから、そのエネルギーは全て吸収&強化への転換が可能ですぅ。
実体での物理攻撃は『FIS』の転移で躱しつつ、|先程《1章》の『札』から【獦矃(https://tw6.jp/garage/gravity/show?gravity_id=199117 )】を発動、把握した弱点部位を中心に『万象吸収の波動』で纏めて吸収しますねぇ。
「これは……」
撃退も出来ず侵入者を自身の元へ至らせたことで見捨てたのか、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が見上げれば根についたインスラ・ポモルムの残骸を零しつつ島喰い樹が浮き上がってゆく姿がそこにあった。
「中々の大物ですが、何とかしてみますぅ」
空を飛べるのはインスラ・ポモルムや島喰い樹だけではない。|3対のオーラの翼《FAS》で舞い上がり樹木型の超大型オブビリオンを追いかけるように上昇しつつるこるは|浮遊する16枚の札《FLS》を用い空間歪曲障壁を形成してゆく。
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その収穫の理をここに」
島喰い樹とて追いかけてくる者が存在すれば大きさに差があれど全く無警戒と言うことはなかっただろう。だが、|浮遊する涙滴型の水晶《FPS》による探査で相手の出方や特性を探りつつもるこるはこの時既に祈りをささげ終えていた。
「「フシャアアアッ! シュゴオオッ?!」」
枝やそこに生る種子を失いながら巨大な植物の龍が複数、インスラ・ポモルムの残骸から現れ出でるが、次の瞬間にはもうるこるへ何かを吸収され枯れ木の様に萎れ、るこるが視界内全てに向けて放った『万象吸収の波動』で残った力さえも奪い尽くされて粉砕される。もちろんこの一撃には島喰い樹も巻き込まれており、枝の先端などの細く弱い部分が枯れ折られ、細々した枯れ枝や枯れ葉が空にばら撒かれた。
「これだけ巨体ですとそうもなるでしょうねぇ」
島喰い樹の結末を予感させる光景ではあったが、その巨体故に末端はともかく本体は健在で。
「大いなる豊饒の女神の使徒の名に於いて、冷厳なる狩人の瞳を此処に」
島喰い樹が被害を受けている間に一枚の札を取り出すとるこるは再び祈りを捧げてから祭器を最大駆動、『聖豊域』を展開するとるこるは狙いすまして再び『万象吸収の波動』を放ち。
「タフですねぇ」
直撃を受けた島喰い樹の幹が大きく揺れ、枯死した枝葉がざあざあと降り注ぐもまだ島喰い樹本体が枯れる様子はなかった。
大成功
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真宮・奏
夫の瞬さん(f06558)と参加
うわ、こんなの生えてたんですね。はい、島ごと伐採しちゃいましょう!!
樹木ってものすごくタフなんですよ。しかも無限に生命を生み出す力があります。今回は頑丈さと生命力を考慮して攻撃力を重視しましょう。
でも龍が厄介すぎるんですが!!トリニティ・エンハンスで攻撃力を上げる分、【オーラ防御】【盾受け】【武器受け】【拠点防御】【ジャストガード】【受け流し】【硬化】【鉄壁】【衝撃吸収】で受け切りますよ!!
お、重い上に痛い!!【回復力】で保たせながら【限界突破】の【衝撃波】!!瞬さん、追撃お任せします!!
神城・瞬
妻の奏(f03210)と参加
これは、防衛機能も凄かったですが、大元がこれでは納得ですね。でもこの世界には存在してはならないものなので伐採しましょうか。
奏のいう通り、樹木は頑丈で生命を生み出す力を持ちます。龍は2人がかりで対処しないと危険ですね。覚悟をきめましょう。
攻撃を【オーラ防御】【第六感】【心眼】【回復力】で凌ぎつつ、【鎧無視攻撃】【マヒ攻撃】【部位破壊】【捕縛】を合わせた【凍結攻撃】で奏の援護。少しでも奏の負担の軽減になれば。
奏の渾身の【衝撃波】が炸裂したら【追撃】で【全力魔法】の月白の闘気で攻撃!!本当に厄介ですね!!どいてもらいましょうか!!
「うわ、こんなの生えてたんですね」
枯れ葉枯れ枝の雨が降る中、真宮・奏(絢爛の星・f03210)は思わず声をあげる。
「これは、防衛機能も凄かったですが、大元がこれでは納得ですね」
同じモノを見上げながら神城・瞬(清光の月・f06558)も口を開いて。
「でもこの世界には存在してはならないものなので伐採しましょうか」
「はい、島ごと伐採しちゃいましょう!!」
夫の言葉に賛同したところで奏は動き出す、とはいうものの。
「樹木ってものすごくタフなんですよね。しかも無限に生命を生み出す力があります」
二人が対峙することとなった島喰い樹の厄介さは言及しただけではない。次の瞬間、巨体に見合わぬという言葉では済まないほどの速さで島喰い樹が動き出す。
「そう言えば、超音速の飛翔能力も有しているんでした」
「あの速さであの巨体にぶつかられたら、ただでは済みませんよ」
目に見えたダメージを受けたことによって全力で敵対者を排除しようとし始めたのか。樹木型の超大型オブビリオンは二人を跳ね飛ばさんと突っ込んで来る。
「危ない! 避けますよ」
「はい。あっ」
もっとも巨体過ぎるが故に小回りが利かず、急停止も出来ない。瞬たちが島喰い樹の進路上から離れようとすると止まれない島喰い樹はインスラ・ポモルムの残骸と激突し。
「これは攻撃のチャンスですね」
「いえ、あれを」
空中で姿勢を乱す島喰い樹に炎の魔力、水の魔力、風の魔力とで自身を強化し仕掛けようとするへ奏は頭を振って瞬はある場所を示す。島喰い樹の根にくっついていた島の残骸を打ち砕き、巨大な植物の龍が現れたのはその直後だった。
「小回りが利かない分はあの龍でカバーするつもりの様ですよ」
「「フシュアアアアアッ」」
解説する間も龍らは二人に襲い掛かって来て。
「こ、この龍が厄介すぎるんですが!!」
「2人がかりで対処しないと危険ですね。覚悟をきめましょう」
早急に龍を何とか出来ねば龍諸共跳ね飛ばそうと大きく旋回した島喰い樹が突っ込んでくることもありうる。
「そ、そうで」
「シャアアアッ」
「させませんよ!」
夫の言葉に応じつつ盾を構えた奏へ龍のアギトが襲うも|氷の結晶のように透き通った杖《六花の杖》から瞬の放つ氷の魔法がその頭部を凍てつかせ。
「フシュオオオッ!」
「うぐ」
無力化された仲間の後ろから出てきた別の龍の振るう腕の一撃を奏は盾で防ぐが苦し気に呻く。
「お、重い上に痛い!! ですが」
顔を顰め盾を構えていた腕をだらり下げるも、もう一方の腕は剣を振りかぶっていた。
「フシュオオオオッ?!」
奏の放った衝撃波は確かに龍を直撃し、魔力によって強化されていた奏の衝撃波は自身を殴りつけた植物龍の前肢を片方打ち砕いていた。
「瞬さん、追撃お任せします!!」
「ええ。本当に厄介ですね!! どいてもらいましょうか!!」
瞬の放つ秘めた闘気が頭部の凍った龍と片前肢を失った龍を纏めて破壊すると龍たちの向こうで旋回していた島喰い樹の幹にも亀裂を走らせたのだった。
大成功
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ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「戦闘を続けなければエネルギーを吸収されて、外部攻撃を遮断か…」
『マルチスタイル・サイコミュ・ファンネルビット』を起動して1分先の未来を見ながら状況と戦況を把握しながらビーム攻撃などを仕掛けるも効果が無い事を確認すると、取り付いたり接触のタイミングを計って自爆を試みて効果があれば継続して効果が無ければ吸収されるタイミングでリライズを使用して効果の反転やダメージの機会を模索し観察して製造と状況を他の猟兵にも情報提供をしながら友好うな手立てを構築して貰います。
ティティスん分体を吸収される瞬間にも自爆を試みて何らかのダメージを与えられるかを挑戦していきます。
迅瀬・ナクタ
「オレもこのまま参加する。なかなかデカイな……だが、|NATAKU《オマエ》ならいけるだろう。燃やし尽くすぞ!」
UC【RXS-Lファイアーランス】を使用
自分や味方に来る、島喰い樹の攻撃は火炎の壁で燃やしつつ、RXS-Lファイアーランスで攻撃を仕掛けます。
アドリブ・連携は歓迎です。
「戦闘を続けなければエネルギーを吸収されて、外部攻撃を遮断か……」
隠しようもない損傷を受けた島喰い樹の根が蠢き出す。グリモア猟兵からの情報と照らし合わせ、島喰い樹が何をせんとしているのかを察したティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)はすぐさま行動へと移った。
「適切対応可変型サイコミュ・ファンネルビット」
召喚される可変型ファンネルビットが島喰い樹目掛け飛翔、ビームを撃ちながら突き進むとビームで島喰い樹へ穿った穴へ飛び込んでゆく。
「間に合った」
島喰い樹が外部からの攻撃を遮断できるようになるまでの間に何とか島喰い樹の身体に幾つもの穴を穿つことに成功したティティスは残るファンネルでも攻撃を仕掛けてゆくがそちらは一切効果がなく。
「外部からの干渉が不可能になってしまった」
とはいえは諦めることなくアプローチを続ける。先ほど攻撃を試みたファンネルを島喰い樹へ接近させ密着させ。
「接触に成功。自爆、実行」
そのままファンネルを自爆せせるも島喰い樹はびくともせず。
「膠着状態のようだな。オレもこのまま参加する」
攻めあぐねる様子のを視界に入れながら迅瀬・ナクタ(闇を抱くトイロボバトラー・f37811)は宣言すると空へ浮かぶ島喰い樹の方へと目をやった。
「なかなかデカイな……だが、|NATAKU《オマエ》ならいけるだろう。燃やし尽くすぞ!」
ナクタの声に応えるように|超小型オブリビオンマシン《OM-NATAKU》が島喰い樹へ向かい。
「私も協力しよう」
挟み込むように島喰い樹へ飛んで行くのは飛空艇を駆るウィリアム・ローグ。とは言え外部からの攻撃を遮断する現状では手の打ちようがないようにも思えた。
「なるほど、その手が」
ティティスが味方へ情報を提供すると共に打開策を探していなければ。次の瞬間、島喰い樹の内部で爆発が起こり樹木型の超大型オブビリオンは空中で大きく姿勢を崩した。
「外部からの攻撃を遮断するなら、内側からの攻撃は通用するだろう」
そんな味方の言葉にティティスが島喰い樹の内に潜り込んだファンネルビットに攻撃させた結果が、今三人の視界の中にあった。どうやら体の内側からの攻撃までは遮断できなかったらしい。
「蹴散らすぞ!」
島喰い樹が怯んだところでRXS-Lファイアーランスから放たれた火炎と斬撃が直撃、枝を切り飛ばされた島喰い樹は燃え始め。
「君達の協力に感謝する……」
身をよじる島喰い樹の亀裂にウィリアム・ローグが飛空艇で突っ込んだかと思えば凄まじい大きさの天使核を引っかけて亀裂から飛び出し。
「島喰い樹が!」
天使核を失った島喰い樹は浮力も巨体を維持する力も失って折れながら雲海へと沈んでゆき、こうしてウィリアム・ローグの燃料集めは大成功で幕を閉じたのだった。
大成功
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