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ジャッジメントガール&ジェノサイドボール

#サイバーザナドゥ #デビルキングワールド #ジャッジメントガール #エーレファ・インダストリー #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #途中参加歓迎

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「ガチデビル並み……いや、アイツとは足元にも及ばない奴らばっかなんすけどね……」
 ――メガコーポの特殊部隊を軒並み不殺で蹴散らし、デビルキングワールドの魔界裁判長であるジャッジメントガールは溜息をつく。
「そろそろ、ウチも人助けは切り上げて帰るべきっスけど……」
 彼女が取り出したのは――悪魔契約書。
 この前のサクラミラージュでの『帝都櫻大戰』に関して加勢に赴いた魔界裁判長であるが、困ったことに……キャンピーくんは今はどこかへ姿を消してしまった為、世界移動能力を頼ることもできない。
 だが、デビルキングワールドの悪魔であるジャッジメントガールは『悪魔契約書』で帰還する事が出来る――
「ただ、内容に抜けがあると召喚対象の悪魔が契約書のパワーに耐え切れずに死ぬっスからね……ある程度インクを確保しないと不味いっスね」
 続いて、デスブリンガー部隊が人質を取ってジャッジメントガールを脅す。
 その様子に魔界裁判長は溜息を吐き――
「練度はまぁまぁっスけど――」
 カツン、とハンマーを鳴らすと同時……人質を傷つけることなくデスブリンガー部隊を蹴散らすジャッジメントガールであった。

「ジャッジメントガールが悪魔契約書を書く場合、「|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》がクリアされた時に発散されるパワー」がインクの素材となるそうよ」
 レヴィア・イエローローズ(亡国の黄薔薇姫・f39891)はそう言ってジャッジメントガールの帰還作戦をグリモアベースで紹介していく。
 現在、彼女は『エーレファ・インダストリー』が所有する『サイバースペース』の一つを制圧し、そこを『|電脳悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』の会場を作り上げているので、まずはこれに挑戦する必要があるとの事だ。
 ジャッジメントガールが『ジェノサイドボール』に興味を示し、これを『|電脳悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』の競技とした様だ。
「そこでジェノサイドボールを制圧した後は、ほかならぬ『ジャッジメントガール』との対決よ」
 |悪魔王遊戯《デビルアトラクション》の仕上げは、勿論巨大な競技場の頂上で待ち受けるジャッジメントガールとの一騎打ち!――そういう物らしい。
 ともあれ、最強クラスの悪魔である彼女はそう簡単にはやられないので、こちらも全力でかかって行く必要がある。
「戦場には|悪魔王遊戯《デビルアトラクション》のスリリングな仕掛けが満載されているので、これを避けたり逆に利用するべきでしょうね」
 そうしてジャッジメントガールを制圧した後は、ジャッジメントガールは幾許かの『契約書を書く為のインク』を手に入れたが……そこに『エーレファ・インダストリー』はサイバーセキュリティを発動させてジャッジメントガールの確保と六番目の猟兵の殲滅を試みる。
 しかし、六番目の猟兵がいる上で今回ジャッジメントガールがいるのだ……盛大に蹴散らしてほしい。
「後、十分な数のインクを確保しないで『悪魔契約書』による界渡りを実行した場合、死亡する可能性は存在するから、裁定でも10以上はインクを確保しないといけないわ」
 そう言ってレヴィアは自身のグリモアである黄薔薇を展開させていくのであった。


黒代朝希
 お疲れ様です。
 ジャッジメントガール、サイバーザナドゥに赴く。

 第一章。
 メガコーポのサイバースペースを制圧したジャッジメントガールは、ジェノサイドボールを模した『|電脳悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』の会場を作り上げました。
 これをクリアして、彼女の元へと赴いて下さい。

 第二章。
 『|電脳悪魔王遊戯《デビルアトラクション》』をクリアして、遂に大詰めであるジャッジメントガールとの戦いです。
 相変わらずのデビルキングワールドの中でも最強格の悪魔なので、全力で当たって下さい。
 また、戦場にはスリリングな仕掛けが満載されているので、これを避けたり逆に利用した猟兵にはプレイングボーナスが発生します。

 プレイングボーナス:スリリングな仕掛けを回避する/逆に利用する。

 第三章。
 ジャッジメントガールに勝ち、遂に必要なインクの10分の1を確保しました。
 そこにメガコーポがセキュリティを発動させて襲撃を仕掛けてきます。
 骸の雨降るサイバーザナドゥに、タノシイ暮らしを求めるデビルキングワールドの流儀を教えてやってくださいい!

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『烈風ザナドゥリーガー』

POW   :    自慢のパワーで客を沸かせるぞ

SPD   :    華麗なテクニックで魅せる

WIZ   :    緻密な戦略・戦術こそ玄人受けするのさ

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ――サイバースペース。
 そこではデビルキングワールド風に味付けをしたジェノサイドボールの会場が設置されている。
「うちの地元でやる分には、中々スリリングで楽しそうっスからね」
 満足気に頷くジャッジメントガール。
 もうすぐ来るであろう『協力者』に思いを馳せながら、一旦頂上へと帰還する。

 そして……六番目の猟兵の到着と共に、NPCが出現。
 試合開始のホイッスルが鳴り響くのであった。
飯綱・杏子(サポート)
ジビエ|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の|食材《オブリビオン》を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある|肉《ジビエ》でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす



「観客席で一杯ホットドッグなどを食べて、っと……」
 飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)は食道楽の悪魔の「エクストリーム調理」アスリートとしてしっかりと栄養補給を済ませてからジェノサイドボールに参加。
 彼女は食関係のユーベルコードを使う悪魔……そしてフードファイターだ。
「さあ、どんどん料理が出来上がるっすよ」
 ユーベルコード『エクストリーム|調理《クッキング》』を用いて一瞬の間に大量の料理を出現させ、それを平らげていく杏子。
 更にフードファイターとして食べれば食べる程、自身の肉体は強化されていく――
「ヒト型の|食材《オブリビオン》を料理するときは、こちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす」
 やがて悪魔としての特性を発揮し、人型を杏子は超えていく。
 迫り来るジェノサイドボールの選手らを弾き飛ばし、次々と特典を重ねていく――
「さて、次はジャッジメントガールさんの手番っすか」

成功 🔵​🔵​🔴​

リカルド・マスケラス(サポート)
『さーて、どう調べるっすかね~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
得意なのはサポートで、非戦闘時はコミュ力や宇宙バイクの機動力で情報収集をしたりなどが可能。ある程度のその世界の知識や常識なども世界知識でわきまえていたりもする
色々な世界を渡って学んだことで魔術や機械の操縦など何でもござれ
また、仮面単体の時のサイズを利用すれば、念動力と組み合わせて、狭い場所を通ったり潜入調査を行うこともできる

基本的には真面目に仕事はしますが、きれいなお姉さんと一緒に行動できる選択肢があれば、迷わずそちらを選ぶチャラいキツネさんです



「さーて、どう動くっすかね~」
 リカルド・マスケラス(希望の|仮面《マスカレイド》・f12160)の現在の装着者は、オレンジの瞳に藍色の髪をした者。
 今回はユーベルコード『|まほろばの舞踏会《イマージュ・マスカレイド》』を発動……半径158メートルの無機物を『自然現象や人の妄想の具現化体』に変換。
 そうしてジェノサイドボールの試合をリカルドは有利に進めていく。
「さあ、|幻《まほろば》のひとときを」
 ぶつかり合うジェノサイドボールのNPC。
 対してリカルドはヒーローズマスク……マスカレイドとしての特性をフルに活用し、現在の装着者からNPCに憑依。
 そのまま敵チームを攪乱して場をリセットした後、ユーベルコードの『自然現象や人の妄想の具現化体』を用いて得点を稼いでいく。
「ここからが、本番っすよ」
 リカルドは再びオレンジの瞳に藍色の髪をした者に自身を装着させた後、今度は遊撃手として動いていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

河崎・統治(サポート)
絡み、アドリブ歓迎

戦闘前にイグニッションカードから装備を展開し装着。
味方と連携しつつ周囲を警戒、【地形の利用】をしつつ【索敵】【偵察】して進む。暗所では暗視ゴーグルを使用する。
敵と遭遇したらアサルトウェポン、アームガトリングと21式複合兵装ユニット2型の【誘導弾】と【砲撃】【レーザー射撃】による【弾幕】【制圧射撃】で攻撃しつつ接近し、白兵戦の間合いまで接近した所で水月を抜刀し【切り込み】【切断】で攻撃する。
可能なら装甲の隙間や関節を狙い【鎧無視攻撃】【鎧砕き】を仕掛ける。
敵の攻撃は【推力移動】【見切り】で回避するか【武器受け】【オーラ防御】で防御する。
使用UCは状況に合わせて変更。



「――|起動《イグニッション》!」
 懐からイグニッションカード……シルバーレインの銀誓館学園独自の技術を用いて、河崎・統治(帰って来た能力者・f03854)……かつての『死と隣り合わせの青春』を駆け抜けた銀誓館学園のOBの一人は、詠唱兵器を展開しながらジェノサイドボールに挑む。
 現在、統治が練り上げていくユーベルコード『烈火業炎撃』は『装備した武器から燃え盛る炎を放つ』という非常にシンプルな異能。
 しかし、何事もシンプルな方が強力というのは事実である。
「悪いな、そこは俺の間合いだ」
 振るわれる『水月』……河崎家に代々伝わる日本刀の切っ先から放射される炎を用いて、ジェノサイドボールの相手選手を押しのけていく統治。
 ジェノサイドボールにおいては炎を使う等珍しくは無いが、歴戦の能力者の一人である統治が扱えば……制圧力は並みの選手の比ではない。
「獲得、だな」
 そう言ってプレイを決めて点を得る統治。
 いよいよジェノサイドボールの支配は終盤に入る――

成功 🔵​🔵​🔴​

国栖ヶ谷・鈴鹿(サポート)


ハイカラさんの天才発明家&パテシエイルの多才なパーラーメイド。
お手製の二挺銃の扱いと、小回りの利くフロヲトバイの紅路夢、空鯨型航空巡航艇ヨナ、ワンオフのスーパーキャバリア阿穹羅と、守護稲荷きこやんの護法術、ハイカラさんの後光のパワーを駆使した、発明と天性の才能を武器に明るくも自信に溢れた心持ちで挑みます。



「さてさて、あの大戦の事後処理というなら出ない訳にはいかないね――」
 国栖ヶ谷・鈴鹿(命短し恋せよ|乙女《ハイカラさん》・f23254)……故郷であるサクラミラージュにて行われた『帝都櫻大戰』においてエンシェント・レヰスと対抗するべく招来された異世界の協力者達。
 その帰還を果たすべくハイカラさんはユーベルコードを発動する。
「紅路夢コア、召喚を承認、シャーマニクスボディ阿穹羅、接続、来たれ!超合一機神!――『|超合一機神《デウスエクスマキナ》・トリムールティ』!」
 自身の発明した超機械をコアにした機械神……其れに騎乗し、世界を救う為に最適化されたハイカラ超機械を用いてジェノサイドボールの試合を進める鈴鹿。
 やがてハイカラ超機械は、大量の得点を稼いでいき……六番目の猟兵チームの勝利を成していく。
「この後は……ジャッジメントガールとの戦いだね!」
 狐耳をピコピコさせながら、鈴鹿は機械神の調整に移るのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『魔界裁判長『ジャッジメントガール』』

POW   :    証拠品押収!
【ジャッジメントハンマー】が命中した物品ひとつを、自身の装備する【証拠品入れ】の中に転移させる(入らないものは転移できない)。
SPD   :    全会一致裁判官
X体の【絶対冤罪裁判官】を召喚する。[絶対冤罪裁判官]は自身と同じ能力を持つが、生命力を共有し、X倍多くダメージを受ける。
WIZ   :    ジャッジメントエコー
戦場内に【ハンマーで台座を叩いた音】を放ち、命中した対象全員の行動を自在に操れる。ただし、13秒ごとに自身の寿命を削る。

イラスト:ちゃろ

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「流石皆さんっす! ですけどここからは難易度上昇っすよ!」
 法廷の槌……巨大なガベルを握り締め、魔界裁判長であるジャッジメントガールは六番目の猟兵達と相対。
 今回、戦場にはデビルキングワールド基準のスリリングなトラップが仕掛けられている。
 これを回避するもよし、或いは逆に利用するもよし。
 何せ相手は百戦錬磨の『|魔界裁判長《ジャッジメントガール》』なのだから――
シモーヌ・イルネージュ(サポート)
「苦戦してるようだな。手伝うよ」

クルースニクのデスブリンガー×宿星武侠
口調:「ざっくばらん(アタシ、アンタ、か、だろ、かよ、~か?)」
一人称:アタシ
特徴 さばさばした性格 快楽主義者 大食い 自信に溢れた表情

黒槍『新月極光』で戦おう。
基本は【怪力】を生かした力任せの攻撃。
相手を勢いで【吹き飛ばし】て、壁や地面に叩きつける。

数が多ければ【なぎ払い】をして対応する。

防御は槍で【武器受け】。またはサイバーアイによる【見切り】で対応。
甲冑でも受ける。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用可。

ぶっ飛ばしていこう。



「母なる大地よ。我に力を授け給え――『|山紫水明《ラ・テール》』」
 ユーベルコードを発動し、クルースニクの六番目の猟兵シモーヌ・イルネージュ(月影の戦士・f38176)は自身の愛用する黒槍『新月極光』に土の魔力、水の魔力、風の魔力を宿して強化していく。
 闇夜を照らすオーロラの如く――ゆらゆらと穂先の光がきらめく黒檀の槍を振るい、シモーヌはジャッジメントガールと渡り合っていく。
「良い槍っす……だけど」
「そっちのジャッジメントハンマーとやらも、悪くない!」
 打ち鳴らされるジャッジメントハンマーと黒槍『新月極光』との戟突音。
 互いに身体能力は高い……故、白兵戦は大一番としてこの戦いを盛り上げていく。
「と、そこだ!」
 だが、シモーヌは周囲に存在する『デビルキングワールド基準のスリリングなトラップ』を活用する事を忘れない。
 一閃――其れでワイヤーが切れ、スリリングなトラップはジャッジメントガールに向かって殺到……!
「危な……!――あ」
「隙あり、だな」
 瞬間、黒檀の槍にある石突がジャッジメントガールの鳩尾に吸い込まれるのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

サエ・キルフィバオム(サポート)
アドリブ歓迎

基本的には情報収集が得意かな
相手が何かの組織だったら、その組織の一員になり切って潜入して、内側から根こそぎ情報を頂いちゃうよ
そうじゃなければ、無害で魅力的な少女を演じて、上手く油断させて情報を引き出したいね
効きそうな相手なら煽てて誘惑するのも手段かな♪

戦いになったら、直接力比べの類は苦手だから、口先で丸め込んだりして相手を妨害したり、糸を利用した罠を張ったり、誘惑してだまし討ちしちゃうかな
上手く相手の技を逆に利用して、手痛いしっぺ返しが出来ると最高♪
敢えて相手の術中に陥ったふりをして、大逆転とかも良く狙うよ



「絶対冤罪の正義、かぁ……興味深いね」
 サエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)にとってジャッジメントガールの掲げる信条は興味深いものであった。
 故、通常の妖狐とは真逆の"人から物を貰う"ことに特化した成長を遂げた妖狐の六番目の猟兵であるサエは魔界盗賊として、予告状をジャッジメントガールに届ける。
「白手袋代わり……って事っすね!」
「ええ――『|終焉の凶音《アポカリプティック・カタストロフィ》』!」
 瞬間、戦場一帯に響き渡るは……防犯ブザーの音。
 しかしてそれは只の防犯ブザーではなく、防犯ブザー型スピーカー……そこから発せられる爆音を攻撃型音響系ユーベルコードとして用いたのだ。
「音響弾、って訳っすか!」
 耳を抑えながら、ジャッジメントガールは自身のジャッジメントハンマーを振るって防犯ブザー型スピーカーを破壊しようとする。
 ――それをサエは見逃さない。
「――『メルク・フィクター』!」
 瞬間、ジャッジメントガールの背後に液体金属の装甲を持つオブリビオンマシンが出現。
 装甲形状を変化させての偽装能力により、直ぐ近くで待機していたのだ。
 そして、『メルク・フィクター』はその液体金属の装甲でジャッジメントガールを吹き飛ばすのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。



「ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!」
「これが終わったら、一杯奢るっすよ!」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)のキラキラしたお目目にジャッジメントガールはそう応じる。
 ガジェッティアとしての『生命体の埒外』を有するミーヤはユーベルコード『ガジェット・クラスター』の発動準備に至る。
 このユーベルコードは『10秒間の集中』が必要なのだが……その時間は、ジャッジメントガール自身が仕掛けたトラップを作動させる事で稼いでいく。
「ちょっとだけ、時間をかせいで欲しいのにゃ……チャージ完了、今にゃ! いっけえにゃー!!」
 ガジェット……ガジェッティアの発明した、様々な形状をした魔導蒸気機械から発射された弾丸とビームはジャッジメントガールの元へと殺到。
 魔界裁判長自身はユーベルコード『全会一致裁判官』で召喚した『絶対冤罪裁判官』と共に迎撃するが……
「そのユーベルコードは、生命力を共有し……呼び出した人数分多くダメージを受けるのにゃ!」
 故、ミーヤはビームや弾丸を拡散させて多くの『絶対冤罪裁判官』に直撃させていくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!



「はっはっは、妾、推っ参!」
 次に現れたのはキマイラフューチャーのライブストリーマーである御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)。
 彼女はアゲアゲな調子でジャッジメントガールと己の左腕と魔界裁判長のジャッジメントハンマーで殴り合いを敢行。
 強烈な、ユーベルコードの域に到達した覇気を纏った一撃を以て菘は笑顔でジャッジメントガールに語り掛けていく。
「今回は、早めに帰る方が事が済むだろう?」
「まぁそうっすね……地元で大暴れしている悪魔が下手を打たない様にしないと」
「故、ある程度盛り上げたら早めに切り上げるのが吉、か……仕方あるまい」
 だからこそ今回蛇神が選択したユーベルコードの名は『|お触り禁止スピンテイル《タッチエヌジー》』……尾の横薙ぎで、近接範囲内の全員を攻撃するシンプルなユーベルコードだ。
 因みに、このユーベルコードには『近接攻撃を仕掛けてきた敵には先制攻撃可能』という特性が存在する。
「相性が良くて、早く済むであろう?」
「そうっすね!」
 そんな風に、菘の左腕の一撃をハンマーで受け止めながらジャッジメントガールは獰猛に笑みを浮かべるのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

レオンハルト・シャルラッハロート
同行者:ヴァルター(f40571)<執事

有名な貴女と戦う事になるとは…。
苦手な世界とは言え、執事の頼みであれば無下にはできないし-いざ尋常に勝負!

まずはヴァルターの後に続く形でトラップに対応。
(シュヴァルツェヴィントに跨って移動)
ヴァルターが作る機会を待つ。

合図が来たらグリフォンから飛び降りつつUC発動。
「コレがボク達の技、受けてみよ、『主従のコンビネーション』!」<執事との合体UCの名前

後は足場がなくなるまでは、ジャッジメントガールとの接近戦。
足場が崩れたら再びグリフォンに跨って、遠距離攻撃(羽ばたきやフェニックスのブレス等)で執事の援護。
撤退時に
「ジャッジメントガール!貴女が元の世界に無事戻れるよう、影ながら祈ります!」
と呼びかけます。


ヴァルター・シュヴァルツェ
同行者:レオンハルト(f38951)<私めの主

-正直、サイバーザナドゥは嫌いなのですが…、
貴女が帰れないとなったらそうも言ってられませんね、ジャッジメントガール!

まずは車中から貴女のトラップをハッキングで解除、又はこちらに向かないように誘導。
(運転はダークネスクローク(以下黒衣)に一任)
貴女への足場が出来たら、主へ合図しつつ黒衣と共に貴女の元へ。

「まさかコレを披露する事になるとは-」<UC発動の台詞
(主と共にUC発動。合体UC名は主の方のプレイングで)
「卑怯とは言わせませんよ。貴女が相手なのですから!」

UC発動後は撤退するまで他猟兵達の為に、車へ戻って引き続きハッキング&トラップ解除。
「伊達に長い間、ここで裏稼業していたのですよ、私めは」<サイバーグラスを直しつつVキーボードを操作しながら



「――正直、サイバーザナドゥは嫌いなのですが……貴女が帰れないとなったらそうも言ってられませんね、ジャッジメントガール!」
 ヴァルター・シュヴァルツェ(シャルラッハロート家の執事・f40571)……デビルキングワールド出身の闇執事であり、仕えていた|主《華の魔王》を亡くして出奔――その時に六番目の猟兵として覚醒し、世界間移動能力でサイバーザナドゥを拠点としていた事がある者は、現在の主であるエンドブレイカー、レオンハルト・シャルラッハロート(不死鳥の天誓騎士・f38951)と共にジャッジメントガールと相対している。
「有名な貴女と戦う事になるとは……苦手な世界とは言え、執事の頼みであれば無下にはできないしな……」
 エンドブレイカーにとって、サイバーザナドゥは『|悲劇の終焉《エンディング》』の溢れる世界。
 好きな者は少ないか、存在しないのどちらかであろう――だが、ジャッジメントガールを帰還させる為には――
「では、いざ尋常に……勝負!」
「私めが仕掛けます」
 ヴァルターが先陣を切り、次にレオンハルトは『シュヴァルツェヴィント』……黒い体表のグリフォンに跨り、騎乗戦をジャッジメントガールへと仕掛けていく。
 闇執事の方はというと、ジャッジメントガールが仕掛けたデビルキングワールド基準でも『スリリング』なトラップをハッキングで解除、又はこちらに向かないように誘導している。
 このトラップ解除を以て、レオンハルトがジャッジメントガールとの戦いで好機を掴めるようにサポートしているのだ。
「ナイスな主従のコンビネーションっす……だからこそ、本気で行かせてもらうっすよ!」
 二人の戦いっぷりに笑顔を見せ、次に好戦的な表情と共にジャッジメントガールはユーベルコード『証拠品押収!』を起動。
 振るわれるガベル――裁判官が持つ槌を巨大化させた彼女の武器『ジャッジメントハンマー』で殴られた存在を、自身の装備する『証拠品入れの中』に転移させるユーベルコード。
 しかし、それこそヴァルターの狙い通りであった。
「――貴女への足場が、出来ました」
「今だな……」
 創り出された|足場《好機》を合図と認識し、レオンハルトはグリフォンから飛び降りていく――着地点に、ヴァルターが加わる様に。
 今からヴァルターとレオンハルトが行うのは、それぞれのユーベルコードを同時に発動する事で合一化した新たなユーベルコードと化す作戦だ。
「まさかコレを披露する事になるとは――お見せいたしましょう…代々受け継いだ我が家の奥義!」
「コレがボク達の技、受けてみよ――『主従のコンビネーション』!」
 まず、レオンハルトがユーベルコード『ゴーレムマテリアライズ』で全身をオリハルコン装甲で覆っていく。
 やがてオリハルコン装甲は『|守護巨神《ゴーレム》』……身長・武器サイズ・攻撃力・防御力3倍の巨躯へとレオンハルトを昇華させていく。
「卑怯とは言わせませんよ。貴女が相手なのですから!」
 次にヴァルターが正拳、膝蹴り、回し蹴りの三つを組み合わせて連続攻撃。
 一つでもジャッジメントガールに命中したら再び連続攻撃が発動するという驚異の連撃型武術系ユーベルコードだ。
「行きましょう!」
「ああ、ここで……押し通る!」
 創り出された足場が崩れ落ちるまでに、ジャッジメントガールに挟撃を叩き込む。
 シンプルであるが……故に穴の少ない攻撃だ。
「やるっすね……!――流石はエンドブレイカーの皆さん! 純粋な戦闘力で言えば|第六猟兵《7th KING》の中でも屈指っすね!」
 ヴァルターの武術を受け、レオンハルトの『|守護巨神《ゴーレム》』による重い一撃を喰らい吹き飛ばされていくジャッジメントガール。
 その笑みは、久々に魔界裁判長である己を此処まで追いつめた強者に対してのものか……
 ――或いは、目的達成の笑みか。
「――『契約書を書く為のインク』、製造完了っす。これで悪魔契約書を書く事が出来る様になりました」
 瞬間、レオンハルトはジャッジメントガールの瞳に移っていた『悪魔契約書の不備によってジャッジメントガールが死亡する』という『|悲劇の終焉《エンディング》』が一層薄れた事を確認。
「ヴァルター」
「分かっております……二人とも、お疲れ様でした」
 レオンハルトの言葉に対し、ヴァルターは恭しく深く一礼を。
 これで『契約書を書く為のインク』を巡るジャッジメントガールとの戦いは終了。

 ――残るは、ジャッジメントガールとの戦いは終了。
 しかし……まだ、やるべき事は残っている。
「もうすぐメガコーポの兵士達が雪崩れ込むっす……準備は良いっすか?」
 改めてジャッジメントハンマーを構えるジャッジメントガール。
 魔界裁判長の言葉に、レオンハルトとヴァルターはそれぞれの流儀を以て返答をするのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『巨大ロボを破壊しろ』

POW   :    とにかく叩く

SPD   :    ハッキングとかして壊す

WIZ   :    やっぱ魔法とかかなー?

👑5
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ――サイバースペースに現れたのは、巨大な戦闘ロボ。
 このサイバースペースの持ち主である『エーレファ・インダストリー』が投入した兵器だ。
 しかし、ここには六番目の猟兵とジャッジメントガールがいる……

 この骸の雨が降る世界に、デビルキングワールドの|流儀《ノリ》を教える事にしよう。
ヴァルター・シュヴァルツェ
同行者:レオンハルト(f38951)<私めの主

まずジャッジメントガールに一言。
「-聞いてくれますか?私めが何故この世界を嫌っているかを」
「この世界の子供達は…私めの毒スイーツでも美味しいと言ってくださいました。
しかし、そんな子供達を暗黒メガコーポ群が踏みにじったのです。
その時に誓ったのですよ。『奴らに一発喰らわせる』と」
「他愛ない昔話に付き合って下さり感謝します」と一礼。

改めて主からの命令を受けUC発動。
車中からハッキングで皆様の援護を致しましょう。
どんなマシンだろうとOSがなければただの箱。
無力化できなくとも、妨害にはなるでしょう。

ーこれだけやっても奴等は何とも思わないでしょう。
ですが。
その傲慢さのツケは必ず払ってもらいますよ。
もちろん、大量の利息を付けて、ね。


レオンハルト・シャルラッハロート
同行者:ヴァルター(f40571)<執事

まずはジャッジメントガールに執事の話を聞いてくれるように促します。
一通り話をさせた後に、執事に命令。
「アレを壊すぞ。徹底的に!」

その後でUC発動。
巨大ロボの周辺を駆け回りつつ、ヒット&アウェイ戦法でダメージを与える。
(主に熾炎とシュトルムで)
シュヴァルツェヴィントの羽ばたきとフェニックスのブレスでサポート。
「この程度の木偶人形如きで、我等を止められるものか!」

退却時にヴァルターに話しかけます。
「ヴァルター…君の気持ちは痛い程理解できる」
「だけど…そんな顔をされたら、子供達が怖がるしボクも辛くなる」
「-約束する。その時が来たらボクは助力を惜しまない」
「だから、その感情は一旦胸にしまってくれ。
帰って一緒にハロウィンを楽しもう」



「ジャッジメントガール……ヴァルターの話を聞いてくれないだろうか?」
 レオンハルト・シャルラッハロート(不死鳥の天誓騎士・f38951)はそう語り掛ける。
「良いっすけど……あんまり愉快そうな話では無さそうっすね」
 このサイバーザナドゥ……それはデビルキングワールドの住人にとって『タノシイ』世界ではないからだろう。
「聞いてくれますか?――私めが何故この|世界《サイバーザナドゥ》を嫌っているかを」
 ヴァルター・シュヴァルツェ(シャルラッハロート家の執事・f40571)の言葉に対し、無言で続きを促すジャッジメントガール。
 彼女の仕草を見たヴァルターは、言葉を紡いでいく。
「この世界の子供達は……私めの毒スイーツでも美味しいと言ってくださいました」
 この闇執事はデビルキングワールドで仕えていた|主《華の魔王》を亡くして出奔し、それと時同じくして六番目の猟兵に覚醒してサイバーザナドゥに辿り着いた界渡りの経験者。
 辿り着いた場所での幸福……しかし、この世界を支配するメガコーポはそれを意に介さない。
「しかし、そんな子供達を暗黒メガコーポ群が踏みにじったのです――その時に誓ったのですよ……『奴らに一発喰らわせる』と」
「……」
 過去は過去、エンドブレイカーでも確定した過去は『悲劇の終焉』であっても覆しようが無い。
 しかし、未来にて正義の裁きを下して弔いとする事は可能だ。
「他愛ない昔話に付き合って下さり、感謝します」
「いや……大事な事っす」
 ジャッジメントガールは頭を下げるヴァルターを手で制し、そのまま隣に立って――
「――アレを壊すぞ。徹底的に!」
「仰せの通りに!」
「ぶっ壊すっすよ!」
 後は、デビルキングワールドの流儀を、この骸の雨が降る無情なるサイバーザナドゥに刻み込むだけだ。

「共に征くぞ星霊!――疾風迅雷、ライトニングキャバリア!」
 一番槍を担うのは、ユーベルコード『|星霊グランスティード《ライトニングキャバリア》』を発動したレオンハルト。
 星霊の一柱であるグランスティードを召喚し、騎乗する事で人馬一体状態となり、電光属性と飛翔能力を獲得していくユーベルコードを用い、シャルラッハロート家の13代目当主は巨大ロボの周辺を駆け回りつつ、ヒット&アウェイ戦法で既製のフレイムソードを改良した業物『熾炎』とランスブルグの紋章が刻まれている槍斧・シュトルムを振るって巨大ロボと戦っていく。
「この程度の木偶人形如きで、我等を止められるものか!」
「その通りでございます――ハッキング開始」
 サイバースペースというなら、この場に出現した巨大ロボットもプログラムとアルゴリズムで存在を構築されている。
 故にヴァルターは全ての技能を強化するユーベルコード『バトラーズ・ブラック』でハッキング技能を強化。
 そこから巨大ロボの存在を維持しているOSに干渉していく――
「どんなマシンだろうとOSがなければただの箱……無力化できなくとも、妨害にはなるでしょう」
「そうっすね!」
 そこにジャッジメントガールが加勢。
 レオンハルトが巨大ロボを抑えている間に、ヴァルターのハッキングのサポートに回る。
「しかし、こういったものに明るいとは意外でした」
「魔界もデジタル化が進んでいるんっすよ!」
 二人のハッキングはやがて、『エーレファ・インダストリー』のサーバーに断片的に干渉可能に。
 やがて現在サイバースペースで猛威を振るっている巨大ロボのデータを発見すると、即座にアルゴリズムを改竄……
「おお……一気に動きが鈍くなったな……!」
「魂に支障が出た……って言えば分かりやすいっすかね?」
「ともあれ、これで――」
 ハッキングで十分な成果を上げたヴァルターとジャッジメントガールの二人はレオンハルトの元へと急行。
 そこから、三人で連携を仕掛けて動きの鈍った巨大ロボを撃破するのであった――

「……」
 やがてすべてが終わり、後は退却するのみ。
 しかし、ヴァルターは瞑目している。
「――これだけやっても奴等は何とも思わないでしょう……ですが、その傲慢さのツケは必ず払ってもらいますよ」
 其は|怨嗟《いのり》、奪われた者が抱く何よりも譲れない、清算の感情。
「ヴァルター……君の気持ちは痛い程理解できる」
 レオンハルトも子供を持つ身だ、子供が害された気持ちは……理解できる、出来てしまう。
「だけど……そんな顔をされたら、子供達が怖がるし、ボクも辛くなる」
「そうっすよ、もう悪魔達は『ワルイ』事じゃなくて『タノシイ』事で満たされるべきなんすから」
 だからこそ、二人は諭す……『その時』が来るまでは、笑顔でいてほしいと。
「――約束する、その時が来たらボクは助力を惜しまない」
「……では、その時は……」
 そうして目を伏せた後、
「もちろん、大量の利息を付けて、ね」
 其れだけは言いたかったと、後で二人に詫びながら。
「だからこそ――その感情は一旦胸にしまってくれ。帰って一緒にハロウィンを楽しもう」
「ええ、タノシイハロウィンにしましょう!」
「……仰せの通りに」
 その二人の言葉に、ようやくヴァルターは微笑を取り戻すのであった――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年10月31日


挿絵イラスト