3
【サポート優先】翳りゆく昭和の遺物

#シルバーレイン #ファイナルナイトメア #決戦

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#シルバーレイン
🔒
#ファイナルナイトメア
🔒
#決戦


0




 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●シルバーレイン
 ナイトメアビースト配下のオブリビオンが鎌倉に集結し、銀誓館学園からメガリス『ティンカーベル』を奪取しようとしている事が予知された。
 ティンカーベルは、夢の世界と現実世界を繋ぐ力を持ったメガリスで、これをナイトメアビーストが手に入れるような事があれば、彼らは『全盛期の力を永遠に維持できる幻想の軍勢』と化し、いずれ世界中を蹂躙し始める可能性があるようだ。
 その上、軍勢を率いているナイトメアビースト『百目鬼・面影』が、ティンカーベルを手に入れ、『永続する全盛期の力』を得れば、それを手土産に『書架の王』に合流してしまう可能性が高いようだ。
 鎌倉市内は既にナイトメアビースト配下のオブリビオン(『揺籠下忍』)が集結しており、銀誓館学園のキャンパスを包囲しようとしており、広範囲に多数集結した敵の軍勢を手分けして漏れなく叩かなければ、猟兵の手が薄い箇所から敵が銀誓館に侵攻してしまうようである。
 例え、揺籠下忍達を一掃する事が出来たとしても、『錠前屋』の能力を移植されたオブリビオン(『螺旋の怪・『黒籠手』のムサシ』)が襲い掛かってくるため、油断は出来ない。
 またオブリビオンとして蘇った強大なナイトメアビーストの一人である百目鬼・面影は、昭和の品々から『昭和ゴースト』を生み出す能力を持っており、苦戦を強いられる可能性が高いので、注意をして戦ってほしい。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
194




第1章 集団戦 『揺籠下忍』

POW   :    影分身の術
【5体の同じ揺籠下忍達】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
SPD   :    淫堕の一撃
レベル分の1秒で【様々な淫毒付与された苦無】を発射できる。
WIZ   :    色欲の術
【自身の愛らしさと庇護欲をそそる動作や言葉】を披露した指定の全対象に【この者を自身のモノにして滅茶苦茶にしたい】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。

イラスト:sio

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


政木・朱鞠(サポート)
確かに集団相手の対応は厄介だけど悩む時間が勿体ないし、困っている人をほったらかしにしてたら、あっと言う間に未来が過去に喰い潰され無いように、今は目の前のターゲットを倒すことに集中しないとね…。
死ぬこと以外はかすり傷とまでは言わないけど、ここで退くわけには行かないよね。

戦闘
相手は多勢…手数で押し負けないようにしないとね。
武器は拷問具『荊野鎖』をチョイスして、『咎力封じ』を使用して動きを封じて、【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使い【傷口をえぐる】でダメージを与える戦法を取ろうかな。

アドリブ連帯歓迎


隣・人(サポート)
『目が回るほど殺してやるわ』
バーチャルキャラクターの殺人鬼 × シャドウハンター
年齢 25歳 女
外見 158.4cm 赤い瞳 茶色の髪 色白の肌
特徴 囚われていた 奴隷だった 改造制服 アンニュイ 不健康な顔立ち
口調 ビハインド(私、アンタ、ね、よ、なの、かしら?)
嘘をつく時は 幽閉中(自分の名前+ちゃん、てめぇ、ね、よ、なの、かしら?)

人型のオブリビオンを相手にする事を好みます
好きな殺し方は撲殺、得意な殺し方は斬殺
相手の平衡感覚を奪って一方的に殺したい

ギャグっぽいユーベルコードの際は口調・幽閉中
🌈シャワーも好いぞ

あとはおまかせ、宜しくお願い致します


テラー・レギオン(サポート)
ユーベルコードは【量子干渉・不確定性原理】(ランダムなユーベルコード(執筆マスターが選択)をひとつ使用する。種類は選べないが必ず有効利用できる)、を設定しています。
UCはテレポート、超長距離爆破(粒子レベルで威力調整可能)、気配消し、UC打消し、禅問答などがあります、気配を消しながら極力的にならないよう動きます。
誰かが注目を集めないといけないときは、対抗UCや移動を使いながら視線誘導も可能です。
もし意図せず狙われても立体機動と銃撃、格闘術で相手を翻弄するように動きます。
動きはお任せします、有効に使ってやってください。


諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、33歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


日下・彼方(サポート)
人間のUDCエージェント × 月のエアライダーの女です

戦闘での役割はレガリアスシューズを使っての空中戦、
影の狼を使役して斥候・偵察ができます
武器は通常大型ナイフを使用しますが
強敵には太刀・槍を持ち出す事もあります

普段は(私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
機嫌が悪いと (私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)

性格は受けた仕事はキッチリこなす仕事人のような感じです
仕事から抜けると一転惚けた風になります

ユーベルコードは必要に応じて、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


飯綱・杏子(サポート)
ジビエ|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の|食材《オブリビオン》を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある|肉《ジビエ》でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。



◆性格・人柄

敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。

・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・拘束(光の鎖)
・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等


国栖ヶ谷・鈴鹿(サポート)


ハイカラさんの天才発明家&パテシエイルの多才なパーラーメイド。
お手製の二挺銃の扱いと、小回りの利くフロヲトバイの紅路夢、空鯨型航空巡航艇ヨナ、ワンオフのスーパーキャバリア阿穹羅と、守護稲荷きこやんの護法術、ハイカラさんの後光のパワーを駆使した、発明と天性の才能を武器に明るくも自信に溢れた心持ちで挑みます。


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


キメリア・モルテスティア(サポート)
キメリアよ。 
魔鋼の悪魔で危険地帯の旅人をやってるよ。

武器はこの拳で格闘技や魔法拳での戦いを主にしているよ。

 戦闘時は仲間のみんなを守りながら戦うつもりよ。
多少は傷くような行動をしてでも、味方を守って反撃したり、隙あらば攻めていくつもりね。
体がすごく頑丈なのは私の強みだと思っているから、むしろそれを活かせるよう攻撃を食らってからの反撃する展開もほしいかしら。
後、なるべく乗り物には乗らず生身で戦いたいね。

必要に応じてユーベルコードは何でも使って行くよ。
でも、充分に徒手空拳での戦いを行ってからUCを使用する傾向に有るかしら。

 あとはおまかせ。よろしくね。


草柳・華穂(サポート)
草柳・華穂(くさやなぎ・かほ)、ウサギ等動物の能力を移植された強化改造人間。
悪の秘密結社から脳改造寸前で脱出し復讐のため戦っていたわ。
悪い奴らに容赦は要らない、特に邪神とか邪教団とか手加減をする理由がないわね
まあ、容赦しなさ過ぎてダークヒーロー扱いになったんだけどね、後悔は無いわ

戦闘では蹴り技を主体とした戦い方をすることが多いわ
色々な動物が入っているけど、メインはウサギだからね脚力はちょっとした自慢よ


鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……もとい、猟兵の鈴乃宮です

かつての様にイグニッションカードを掲げ
「――|起動《イグニッション》!」で各種装備を展開
友人から教わった剣術や
体内に棲む黒燐蟲を使役するユーベルコードを主に使用

TPO次第では
キャバリアの制御AIである『E.N.M.A』が主体となるユーベルコードを使用したり
『轟蘭華』や乗り物に搭載した重火器をブッ放したり
「|神機召喚《アクセス》――|起動《イグニッション》!」からのキャバリア召喚で暴れます

例え依頼の成功の為でも、他の猟兵に迷惑をかけるような行為はしません
不明な点はお任せします


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的

戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも



●銀誓館学園正面入り口
 『百目鬼・面影』の指示を受け、『揺籠下忍』達が銀誓館学園を襲撃した。
 揺籠下忍達は、わざと大きな音を立て、猟兵達の注意を引いているようだった。
(どうやら、囮のようですね。だからと言って、このまま放っておくわけにはいきませんが……)
 春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が、複雑な気持ちになった。
「……敵か」
 揺籠下忍のひとりが、苦無を構えた。
「あなた達は、囮ですね。本隊は別……、おそらく裏口でしょうか」
 遙が色々と察した様子で、揺籠下忍のひとりに問いかけた。
「勘がいいな。だが、お前は、ここから動けない。いや、お前等……か」
 揺籠下忍達が自身の愛らしさと庇護欲をそそる動作を披露し、この者を自身のモノにして滅茶苦茶にしたい感情を遙に与えた。
「残念ですが、その攻撃は効きません」
 遙が自分自身に催眠術を掛ける事で、揺籠下忍達の精神攻撃を無効化した後、【竜巻導眠符(タツマキドウミンフ)】を発動させ、決められた印を思い描く事で、無地の符の束から竜巻の如き風に乗せて大量の導眠符を放ち、強力な眠りの力により、一時的に動きを封じ込めた。
「か、身体が……」
「みんな、落ち着いて!」
「こんなの、一時的よっ!」
 揺籠下忍達が動揺した様子で、仲間達に声を掛けた。
 だが、動けない。
 何とか喋る事は出来るようだが、ただ……それだけだった。
「……残念ね。マトモな状態で戦いたい気もするけど、そこまで私達も暇じゃないから……!」
 政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)がリミッターを解除し、ダンスを踊るようにして、刑場槍『葬栴檀』で揺籠下忍達を串刺しにした後、傷口をえぐって吸血する事で、生命力を吸収した。
「クッ……」
「まだ身体が動かないのに……」
「でも、首から下が動かないだけで……」
 揺籠下忍達が倒れていく仲間達を目の当たりにしながら、悔しそうに声を震わせた。
「そんな事を言って、本当は動けるんじゃないの?」
 朱鞠が念のため、【柳風歩(リュウフウホ)】を発動させ、わずかに起こる衣擦れの風から揺籠下忍達の攻撃を予想し、回避する準備を整えながら、刑場槍『葬栴檀』で鎧無視貫通攻撃を仕掛けた。
「な、何故、気づいた!」
「もう少しで、不意打ちが上手くいったのに……」
「殺気か……気配か……それとも、うぐぐ……っ!」
 揺籠下忍達がイラついた様子で、次々と苦無を投げつけた。
 しかし、猟兵達には当たらず、虚しく空を切っていった。
「その両方よ。そもそも、不意打ちが上手く行くと思っていたなんて驚きね」
 隣・人(22章39節・f13161)が、呆れた様子で溜息を洩らした。
「ならば、二度とそんな言葉が吐けないように……」
「このユーベルコードを使って、我等の下僕にしてやるゥ!」
「……喰らえ! そして、後悔しろ。これで傀儡になるがイイッ!」
 揺籠下忍達が雄叫びを響かせ、様々な淫毒付与された苦無を投げた。
「何だか好き勝手な事を言っているけど、その前に倒してしまえば問題ないわね」
 人が、まったく気にしていない様子で、【六六六番外隣人致暗流殺人派生二度三度四度以下略称(ロクロクロク・バンガイ)】を発動させ、高速で回転する椅子や、コーヒーカップで攻撃した。
「うぐ……!」
「あ、頭が……」
「ク、クラクラする……」
 それと同時に、揺籠下忍達が激しい眩暈を覚え、見当違いの方向に苦無を投げた。
「一体、何処を狙っている」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、テラー・レギオン(何者でもない戦場傭兵・f39434)が霊的防護と認識阻害を駆使して、目立たないように移動しながら、YUM社製ムーンナイト(自動小銃)で連続貫通気絶攻撃を仕掛けた。
「ぐ、ぐわああ!」
「オーラを展開しろ!」
「そ、そんな事を……言われても……!」
 揺籠下忍達がフラつきながら、オーラ防御を展開したものの、テラーの攻撃を防ぐ事が出来ず、次々と意識を失っていった。
「……残ったのは半数か」
 テラーが【近坐奥義・梵我一如(タット・トヴァム・アシ・ウパニシャッド)】で、揺籠下忍達の内面に応じた因果を戦場全体に発生させた。
 その影響で攻撃性が高い者は、自壊と自身への攻撃を促され、自分の意志に反して、次々と息絶えていった。
「さぁて、最後の仕上げといきますか」
 そんな中、諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)が、自分自身に気合を入れた。
「ふざ……けるなっ!」
「我等に敗北の二文字はない」
「故に……戦う! 全力で……!」
 揺籠下忍達が周囲に潜んでいた仲間達を呼び寄せ、連携を取りながら一斉に攻撃を仕掛けてきた。
「……って、おいおい! そんなに隠れていたのかよっ!」
 啓太郎が思わずツッコミを入れながら、リミッターを解除し、宇宙バイクに乗って揺籠下忍達に空中戦を仕掛けた。
「ええい、小賢しい!」
「何故、素直に命を差し出さない」
「そうすれば、楽に殺してやるのに……!」
 揺籠下忍達がイラついた様子で舌打ちしながら、次々と苦無を投げつけた。
「それじゃ、最後の仕上げといきますか」
 次の瞬間、啓太郎が【スーパーフィニッシュ】で全武装の鎧無視一斉連続発射を仕掛け、揺籠下忍達を蹴散らした。

●銀誓館学園裏口
「やはり、こちらは手薄のようだ」
「クククッ……、どうやら、ここにいるのは、愚か者ばかりのようだ」
「……無駄口を叩くな。我等の目的は、まだ果たされていない。黙って役目を果たせ」
 一方、裏口から銀誓館学園の敷地内に足を踏み入れた揺籠下忍達は、息を殺して奥に進んでいった。
「はっはっはっ、随分と甘く見られたようだのう? だが、お主等は、ここまで、だ。妾も見て見ぬフリは出来ぬからのう」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が高笑いを響かせ、存在感を示しながら、揺籠下忍達の前に陣取った。
「まさか、気づかれていたのか!?」
「ええい、たったひとりで何が出来るっ!」
「我らが力を合わせれば、お前など速攻だっ!」
 揺籠下忍達が魅力的なポーズで、菘の注意を引きながら、内に秘めた感情を目覚めさせようとした。
「……ん? ひょっとして、妾を誘惑しようとしているのか? 確かに気持ちは高ぶってきたが、おそらくお主等が求めているモノとは違う気がするのう。それに、妾ひとりではないぞ?」
 それと同時に、菘が【極寒から灼熱まで(テンション・モチベーション・アジテーション)】で拡散した闘気やオーラ類を視界内に展開し、揺籠下忍達のヤル気や行動意欲を奪い取った。
「ひとりではない……だと!?」
「一体、何処にいる! そんな奴らいないだろう!」
「我らにハッタリなど、無意味だ! どんなに強がっても、通用しない!」
 その影響を受けた揺籠下忍達が、弱気になって後退した。
「ひょっとして、私達に気づいていなかったのか?」
 日下・彼方(舞う灰の追跡者・f14654)が、物陰からサッと顔を出した。
 一応、目立たないようにするため、物陰に隠れていたものの、殺気までは消す事が出来なかったため、気づかれているかも、と思っていたようである。
「気づいて……いなかった」
「いや……、気づいていたぞ!」
「そ、そうだ。もちろん、気づいていた」
 揺籠下忍達が動揺した様子で、激しく声を震わせた。
 だが、実際には気づいておらず、焦りまくっていた。
「……そうか。それなら、問題ないな」
 彼方が【影狼群影(カゲロウグンエイ)】を発動させ、影で形作られた狼の群れを召喚し、残像を繰り出しながら、揺籠下忍達に空中戦を仕掛け、試製封刃『Tyr』で斬りかかってきた。
 それに合わせて、影で形作られた狼の群れが飛びかかり、揺籠下忍達を仕留めていった。
「うぐぐ……、このままでは……」
「ええい、怯むなっ! 数では我等の方が上だ」
「そんな事を言われましても、もう半分以上……」
 揺籠下忍達が動揺した様子で、苦無を構えて警戒心をあらわにした。
「じゃあ、残りの半分は、色々な意味で、いただく事にするっすかね」
 飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が、ニヤリと笑って悪巧みをし始めた。
「本来なら理想の展開なのに……」
「なぜか、鳥肌が止まらない……!」
「まさか、色々な意味……と言うのは、本当に食べる……と言う意味では!」
 揺籠下忍達が何やら察した様子で、苦無を構えて後退した。
「もちろん、その両方……っす!」
 杏子が【エクストリーム調理道具(エクストリーム・クックウェア)】を発動させ、対揺籠下忍用のエクストリーム調理道具を召喚し、モザイクが掛かりそうな勢いで、テキパキと調理し始めた。
「……ここは退くぞ!」
「で、でも、何処に……!」
「そんなの、決まっている、裏口から……ん?」
 即座に、揺籠下忍達が踵を返して、裏口から逃げ出そうとした。
「残念ですが、ここから先には行かせません」
 その行く手を阻むようにして、小宮・あき(人間の聖者・f03848)が揺籠下忍達の前に陣取った。
「……ここまでか」
「諦めるな、希望はある……!」
「とにかく、倒せって事ね。なら、簡単……」
 揺籠下忍達が苦無を構え、猟兵達に向かって乱れ撃った。
「そう簡単には、倒せませんよ」
 次の瞬間、あきが【助けてウサギさん(ヘルプ)】を発動させ、小型の戦闘用狂暴ウサギ(780羽)を召喚し、苦無の攻撃を防ぎつつ、破魔の力を宿した矢弾の雨で、揺籠下忍達を蹴散らしていった。
「な、なんだ、このウサギは……!」
「く、く、来るなァァァァァァァァア!」
「ぎゃあああああああああああああああああ!」
 そんな中、揺籠下忍達が小型の戦闘用狂暴ウサギの群れに襲われ、あちこちで悲鳴を上げた。
「はあはあ……、何故だ! なぜ我等の邪魔をする!」
 揺籠下忍達にとって、それだけが納得いかないようだった。
「この場所が銀誓館学園だったから……。それだけでは不満ですか?」
 国栖ヶ谷・鈴鹿(命短し恋せよ乙女・f23254)が、躊躇う事なく答えを返した。
「それでは不満だ」
「我等の邪魔をするのであれば……」
「その命……差し出してもらわねば、気が済まん!」
 揺籠下忍達が捨て身の覚悟で、一斉に苦無を投げつけた。
「拒否権はない……と言う事でございましょうか」
 鈴鹿が結界術と霊的防護を展開し、揺籠下忍達が投げた苦無を防ぎつつ、【ウォー・アイ・満漢全席!】で手持ちの食材を用いて、10秒で159品の料理を作った。
「ああ、その通りだ」
「そして、好き勝手な事はさせない」
「その料理を振舞うのも禁止するっ!」
 揺籠下忍達が連携を取りながら、再び苦無を投げてきた。
「……仕方がありませんね。この料理を振る前ためにも、速攻で片付けてしまいましょうか」
 鈴鹿が深い溜息を漏らしながら、瞬間強化して通常攻撃を無効化した後、浄化破魔属性を付与した誘導弾を乱れ撃ち、揺籠下忍達を蹴散らしていった。

●逃亡中
「はあはあ……、残ったのは、これだけか」
 揺籠下忍の頭が手下達を引き連れ、荒々しく息を吐き捨てた。
 本来であれば、最後の一人になるまで、戦い続ける事になっていたが、圧倒的な力の差を見せつけられたせいで、戦意を喪失してしまったようである。
「一体、何処に行くつもりにゃ。まだ戦いは終わってないにゃ」
ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が、揺籠下忍達の逃げ道を塞いだ。
「それは……ちょっと、野暮用だ!」
 揺籠下忍の頭が、小さくコホンと咳をした。
 まわりにした揺籠下忍達も、小さくコホン。
 気まずい様子で、逃げ道を探してしていた。
「それって、戦う事より、大事な事かにゃ……?」
 ミーヤがジト目で、揺籠下忍の頭に問いかけた。
「あ、ああ、もちろん」
 揺籠下忍の頭が動揺した様子で、ミーヤから視線を逸らした。
「嘘は、良くないにゃ!」
 次の瞬間、ミーヤが【ガジェットショータイム】を発動させ、変な形のガジェットを召喚し、レーザー射撃を仕掛けて、揺籠下忍の頭に恐怖を与えた。
「う、嘘ではない。必ず帰ってくる。ただし……仲間を連れて、だが……」
 揺籠下忍の頭が、激しく声を震わせた。
 おそらく、逃げる気なのだろう。
 まわりにいる手下達も、ダッシュで逃げる準備を整えているようだ。
「それって、仕返しに来るって事かしら? だったら、ここで倒しておく必要があるわね」
 そんな空気を察したキメリア・モルテスティア(危険地帯のシルバートラベラー・f44531)が瞬間強化してエネルギー弾を放ち、頭突きと足払いを仕掛けて、連続コンボを繰り出した。
「し、仕返しなどしない。する訳がないだろ!」
 そう言いつつも、揺籠下忍の頭は動揺していた。
 まわりにいる手下も苦無を構え、隙あらばと言った感じであった。
「全部……、嘘ね。そうでなければ、そんなに動揺しないもの……」
 すべてを悟ったキメリアが【ファイヤー・スープレックス】を仕掛け、近くにいた揺籠下忍を掴み、ファイヤー属性のバックドロップで投げ飛ばした。
「ぐぬぬ、嘘ではない。ただ、仲間を呼んで、総攻撃を仕掛けるだけだ」
 揺籠下忍の頭が、思わず本音を口にした。
 そのため、まわりにいた手下達が、二度見。
 『何で本音を言っちゃうの!』とばかりにドン引きだった。
「うっかり本音が出たようね。まあ、そうだろうと思っていたけど……」
 草柳・華穂(クラッシュ・バニー・f18430)が、呆れた様子で溜息を洩らした。
「うるさい、黙れ! みんな纏めて始末してしまえばイイだけだ! ……覚悟しろ!」
 その事に苛立ちを覚えた揺籠下忍の頭が、八つ当たり気味に苦無を乱れ撃った。
「それは、こっちのセリフよ。あたし達を敵に回したのが、運の尽きね。……覚悟しなさい。モードチェンジ!」
 華穂が瞬間強化して限界突破し、傷つく事も恐れず、【H・M・M(ハイ・モビリティ・ムーブ)】で戦闘スーツを高機動仕様に変身した後、スピードと反応速度が爆発的に増大させ、揺籠下忍達に急所突きを仕掛けた。
「な、何故だ! 確かに、当たっているはずなのに……」
 揺籠下忍の頭が信じられない様子で、激しく声を震わせた。
「この程度の傷で怯む事はない……と言う訳です。そもそも、潜り抜けてきた修羅場の数が違いますからね」
 鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が覚悟を決めた様子で、リミッターを解除して限界突破した後、肉体改造をしてオーラ防御を展開しながら、残像を繰り出しながら、揺籠下忍達に連続コンボを繰り出した。
「ならば、お前達に地獄を見せてやろう」
 揺籠下忍の頭が手下達を引き連れ、色々な方向から苦無を投げてきた。
「これが、あなた達の地獄ですか。……随分と拍子抜けですね」
 すぐさま、影華が残像を身代わりにして、揺籠下忍達の背後にまわり込み、【新生・暴走黒燐弾(バーストカンパニー)】で黒燐蟲の塊を放って爆破した。
 それに引き寄せられるようにして、あらゆる物を喰らい尽くす黒燐蟲の群れが現れ、揺籠下忍達に襲い掛かった。
「ま、まさか、我が精鋭が、こんなにも呆気なく……」
 揺籠下忍の頭が舌打ちしながら、その場から飛び退いた。
 そのおかげで、黒燐蟲の群れから逃れる事が出来たものの、手下は全滅。
 逃げる間もなく、黒燐蟲の群れに襲われ、力尽きていた。
「どうやら、地獄を見たのは、お前達だったようだな」
 アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)がRauch(片手用蒸気ライフル)を構え、回復阻害を付与した呪殺弾を放って、揺籠下忍の頭が反撃する機会を奪った。
「この程度の呪詛なら……うぐ……ぐ……」
 揺籠下忍の頭がフラつきながら、苦無をギュッと握り締めた。
 だが、手に力が入らず、立っているのが、やっとのようである。
「ひょっとして、威力が弱すぎたか? だったら、もう少し強めなヤツを喰らわせておくか」
 次の瞬間、アトシュが【浄化術・月光式(バプティスマ・フェガロフォト)】を発動させ、腐敗の呪詛を籠めたRauchの一撃で、肉体を傷つけず呪いや毒、病などで攻撃した。
「うぐ……、ぐぐぐ……、ここまで、か」
 その一撃を食らった揺籠下忍の頭が血反吐を吐き、グッタリと倒れて息絶えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『螺旋の怪・『黒籠手』のムサシ』

POW   :    懺悔の鉄拳
【憤怒の念を込めた剛腕の正拳突き】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD   :    羅漢の殺陣
自身に【怒りと激情に満ちた仁王の覇気】をまとい、高速移動と【剛拳から放つ圧縮された空圧弾】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    怨恨の呪念経
【対象の罪を白日に晒す、禁断の読経】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【生誕から今に至るまでの罪】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。

イラスト:かげよし

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠高坂・茜です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系・状態変化系もばっちこいだよ♪
絡みOK、NG無しだよ★

UCは少人数を召喚する系か単体攻撃系を優先して使うよ♪
状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★

後はMS様におまかせするね♪


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。
窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける。

◆戦闘
射撃(愛用は詠唱銃だが、様々な銃器を使い分けている)と魔術による広範囲攻撃が主。
魔力の操作に長け、射撃の腕も確か。
作戦次第では、闇色の武器を召喚(UC【異界の剣の召喚】)して前衛を務めることもある。

◆特技
・情報収集
・機械の扱いにも魔術知識にも精通している

◆UDC『ツキ』
闇色の狼の姿をしており、魂や魔力の匂いを嗅ぎ分けての追跡や索敵が得意。
戦闘は鋭い牙や爪で敵を引き裂き、喰らう。

◆口調
・シン→ステータス参照
(※使役は呼び捨て)
・ツキ→俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


焼肉奉行・特上丸(サポート)
アドリブ、改変、連携問題無し、NG無しッ!!

様々な世界で焼き方や食べ方を拘るうちに、焼肉を食べる際の焼き加減や食べ頃など全てを確認、指示することを許される『焼肉奉行』を襲名したッッ!!それが我輩であるぞッ!!!

戦闘では対象の肉を食用に捌くことに関しては右に出る者はいない!!スープや野菜といったサイドメニューも充実!!!
肉に関することなら全て、我輩に任せるがよいッ!!!

日常面でも焼肉に関しては任せるのだ!!



●錠前屋
「揺籠下忍達は一掃されたか。……何とむごい事を……。彼女達は何も悪い事をしていないのに……。ただ目的のため……自分達が信じる正義のために戦っていただけなのに……」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが熱い涙を流しながら、揺籠下忍達の冥福を祈り始めた。
「でも、その正義って、クローネ達が思い浮かべる正義とは違うよね?」
 そんな中、クローネ・マックローネ(闇と神を従える者・f05148)が、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに問いかけた。
「ああ、その通りだ。正義とは見る角度によって、異なるモノだからな。故に、お前達の事を否定するつもりはない。正義とは勝った者達が叫ぶ事の出来る権利だしな。ただし、仲間達の仇は討つ。それと、これとは別の話だ」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、くわっと表情を険しくさせ、憤怒の念を込めた剛腕の正拳突きを繰り出した。
「やっぱり、そうなるよね、状況的に★ だったら、クローネちゃんも戦うよ★ ここで倒されるつもりはないからね♪」
 クローネが激痛耐性で耐えながら、オーラ防御を展開し、【クローネちゃんの協力関係★(ブラック・イェーガー・ワーク・トゥゲザー)】で、猟兵と猟兵に対して協力的な人物を集め、ドスソード改で回復阻害鎧無視攻撃を仕掛けた。
「そう簡単に倒されてくれる訳がないか」
 即座に、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが禍々しいオーラを展開し、残像を身代わりにして後退した。
「当たり前です。わざわざ命を差し出すため、敵の前に現れるものなどいないのですから……」
 シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が、キッパリと答えを返した。
「だったら、残念だな。例え、お前達が望まなかったとしても、俺に命を奪われる事になるのだから……」
 次の瞬間、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが怒りと激情に満ちた仁王の覇気を纏い、高速移動をしながら、圧縮された空圧弾を剛拳から放った。
「―――」
 すぐさま、シンが【反射結界(リフレクト・スフィア)】を発動させ、球状の結界で空圧弾を受け止め、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシめがけて発射した。
「ぐ、ぐ、ぐ……、まさか、俺の空圧弾コピーするとは……」
 その一撃を食らった螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、ゲフッと血反吐を吐いた。
「さっきまでの威勢は、どうした! 我輩は逃げも隠れもしない! 仲間達の仇が討ちたいのであれば、正々堂々と来るがいい!」
 焼肉奉行・特上丸(巨大焼肉将軍・f42907)が仁王立ちで、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの前に陣取った。
「いいだろう。ただし、卑怯な真似をするんじゃないぞ」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが鬼のような形相を浮かべながら、全身の筋肉を隆起させた。
「無論……、そのつもりだ」
 次の瞬間、特上丸が【黒毛和馬『雷亜丸』(レアマル)】を発動させ、自身のホーンドラゴンの尻尾を代償に、巨大な黒い馬を戦わせた。
「なるほど、馬か。まあ、予想の範囲内だな。ある意味、挨拶代わりか」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが巨大な黒い馬を受け止め、力任せに放り投げて、荒々しく息を吐き捨てた。
「これで終わったと思ったら、大間違いだ」
 それに合わせて、特上丸が一気に間合いを詰め、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシと互いの拳をぶつけ合った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

朧百合・祈來璃(サポート)
幽世に住まう東方の白蛇妖怪。
元は東洋の白蛇の怪談や逸話等の集りから生まれ、後に蝶化身などが融合している。 

外見年齢20代前半/実年齢100歳以上

通常口調『静かにゆったりと(わたくし、~様、ございます、ございましょう、ございますか?)』
真剣な時は『信念のある(我、あなた、呼び捨て、まし、ませ、ましょう、ますわね?)』

よく番傘をさしてるどこか憂いを帯びた物静な女性。
落ち着いていて戦闘も苦戦しても余り動じない。

必要ならば多少の怪我は致し方ないと思っている。
他の猟兵に迷惑をかける行為や公序良俗に反する行動はしない。

連携:お好きにどうぞ


シィエー・スミス(サポート)
 ブギーモンスターの魔女×四天王、70歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、嘘をつく時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
 鹿(エルク)の魔女。全身を白い布で隠しており、ブギー・ブギーフェイス時以外は極端に脱ぎたがらない。とある神の信者もしくは化身、そのもの。真実は不明

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね

…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース

こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ


ティエン・ファン(サポート)
シルバーレイン出身の除霊建築士です。
明るく善良な性格で、できることがあるならば、できる限りを全うしようとします。
除霊建築士というジョブに拘りがあるため、その知識や技術が活かせそうな場面では、積極的にそれらを使って問題解決に取り組みます。
戦闘時は主武器のT定規と副武器の浄銭貫を用いて、近距離戦も遠距離戦も行います。
キャバリアが有効な場面では、『蚩尤』を使用します。
『蚩尤』は普段イグニッションカードに収納しています。
ユーベルコードは『蚩尤』搭乗時は”蚩尤”とついたものを、そうでないときはその他のものを状況に応じて使用します。

以上を基本として、シナリオに合わせて思うままに動かして頂ければと思います。


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


クリスティナ・バイエンス(サポート)
火の神の名を持つキャバリアに選ばれたサイキックキャバリア乗り
水着みたいな格好なのは、コックピットが蒸し風呂みたいに熱いから仕方なくだからね

正直キャバリアを降りての戦闘はあまり得意じゃないのよ
でもキャバリアを使っての戦いは任せてね、みんな炎で薙ぎ払ってやるわ
とはいえ、必要ないところで炎を使うつもりはないの危ないもんね
使わなくても私の〔炎神機カグツチ〕は十分強いもの

よろしくね!


テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア(サポート)
『テケリャア!!!』
バイオモンスターのラヴクラフト神拳伝承者 × 四天王
年齢 105歳 女
外見 243cm 黒い瞳 赤茶の髪 白い肌
特徴 特徴的な声 声が大きい 実は美形 虐殺を生き延びた 奴隷だった
口調 テケリャア(私、呼び捨て、言い捨て)
お腹が減ると ケテルャア(私、呼び捨て、言い捨て)
常に飢餓感に苦しんでいます
てけりゃあ叫んで捕食したり怪力任せに潰すのが得意です
不定形の化け物として描写してください
連携歓迎です


諏訪野・啓太郎(サポート)
『唯のろくでなしの旅烏ですよ。』
 スペースノイドのスターライダー×電脳魔術士、33歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、負傷した仲間には「元気に(俺、~くん、~さん、だね、だよ、~かい?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


谷保・まどか(サポート)
怪奇人間の魔獣解体士×バーバリアンです
普段の口調は 人として生まれたもの(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)
興奮したり気を抜くと 蛮族育ちの改造体(オレ、お前、だ、だな、だろう、なのか?)

普段は大人しく丁寧かつやや弱気な優等生少女ですが、興奮が強まってくると荒々しく狂暴な性格が出てしまいます

戦闘スタイルは蛮族式肉弾戦と自身の肉体を変容させて異形化しての戦い方を併用します

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはお任せ。よろしくおねがいします!


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的

戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも


冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。

あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。

戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。


夜城・さくら(サポート)
キャバリアでの戦闘をメインに。
『オーバーフレーム換装』では、装甲を犠牲に攻撃力か射程を上げて仲間を援護するように攻撃します。【スナイパー】技能使用。
手数が必要な時は『無限射撃地獄』です。敵がビット攻撃してきた際には相殺するように展開することも。

キャバリア以外では、『ギタギタ血まみれの外科手術』で仲間の治癒と戦闘力増強に励みます。
「ちょっと痛いですよ? でも大丈夫。すぐに元気すぎるくらいになりますからね」
笑顔でノコギリを振るいます。大丈夫怖くない怖くない。


ギュスターヴ・ベルトラン(サポート)
よう、お出ましだな?
…ソレが怨嗟による存在であっても、殺す事に歓びを得る存在であっても
人の間に悲しみと苦しみが広がる以上は…神敵必滅、躯の海に叩き返す

■行動
柄が悪くとも信心深いため、戦う前に【祈り】を捧げる事は忘れない
敵の主義主張は聞き、それを受けて行動する。行動原理を理解しないままの行動はしない
連携相手がいるならば相手のフォローに、居ないなら全力で敵をシバきに行く
戦場によっては屋内でも空が飛べるタイプの魔導バイクを乗り回す
「公序良俗に反することはしてねえぞ」と言うし実際にそうするタイプ

■攻撃
主武器:リングスラッシャーと影業
近距離攻撃が不得意なので敵とは距離を取って戦う

アドリブ連帯歓迎


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


飯綱・杏子(サポート)
ジビエ|食材《オブリビオン》がヒト型でなければ料理して喰らうっす
ヒト型の|食材《オブリビオン》を料理するときはこちらがヒト型を辞めるのが|マナー《マイルール》っす

リビングアーマーや宇宙船の類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるし、食器としても活用するっす
どんなに癖のある|肉《ジビエ》でも濃い味付けにすれば食えない肉はないっす

悪魔だから|毒は利かない《【毒耐性】持ち》っす。酔うけど。腐敗も発酵もわたしには一緒っす
あと|八つ裂きにされても死なない《【切断部位の接続】持ち》っす

シナリオの傾向によっては、ヒト型を性的な意味で食い散らかしてもいいっすよ
白子もミルクも大好きっす


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


ベルト・ラムバルド(サポート)
ハイカラさんのクロムキャバリア ×今は 宇宙騎士!

普段の口調は私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?

騎士道精神を胸にキャバリア《パロメデス》に乗って戦うぞ
弱きを助け強きを挫く誇り高き光明の暗黒騎士だ!
でも実はお調子者でおっちょこちょいな奴だ!いわゆる残念なイケメンだ!
生身でも戦えるけどあんまし強くないかも…?でもタフな奴!

基本はキャバリアの乗って戦うぞ!
キャバリアに乗れない時は…なんとか生身で頑張って戦うぞ!
時々コミュ力で知り合った異世界の人やモノ?を召喚したりするんだ!

仲の良い想い人がいるけどぞんざいな扱い方をされてるけどめげないぞ!頑張れ!


諏訪野・みすず(サポート)
とにかく突撃して、ボスをぶっ飛ばします。「みすずちゃんにはパパ以外は、勝てないよー!」「このままじゃマズいよね」アドリブ、共闘歓迎です。


子豚・オーロラ(サポート)
人間の妖剣士×寵姫、22歳の女です。
普段の口調は「豚房流の女(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」、リラックス中は「子豚家の女(わたし、あなた、呼び捨て、ねぇ、ねぇん、でしょお、なのぉ?)」です。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません

五刀流と一刀流を使い分け、相手のや依頼のタイプに合わせお色気行動と剣士としての真剣な動きを使い分けます

武人タイプには敵でも敬意を払いますが、騙し討ち等の戦術を嫌っているわけではありません

あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。



●憤り
「実に悲しい……実に虚しい……。無駄な抵抗さえしなければ、苦しむ事もないと言うのに……」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、心の底から残念そうに溜息を洩らした。
「まるで既に決着がついている……とでも言いたいようでございますね?
 朧百合・祈來璃(ある古神の神使・f28847)が、警戒した様子で結界術を展開した。
「ああ、その通りだ。俺には分かる。……未来が見えるからな」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、ブツブツと念仏を唱え始めた。
 それに、どんな意味があるのか分からなかったが、どうやら呪詛が込められているようである。
「そうやって、落ち着いていられるのも、今のうちですよ」
 その事に危機感を覚えた祈來璃が【弱り目に祟り目(カラミツクタタリ)】を発動させ、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに拭い切れない恐怖や不安を付与し、次々と発生する正気を喪失する出来事による追加攻撃を与え続けた。
「ふざ……けた真似を! こんな事をしても、無意味だと言うのに……」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、ギチギチと歯を鳴らしつつ、それでも必死に冷静でいようとした。
「無意味かどうか判断するのは、あなたではなく、私達です」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、シィエー・スミス(エルクの魔女・f31366)がリミッターを解除して肉体改造を施し、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに神罰を与えた。
「おお、なんと愚かな。こんな真似をしても、自分の首を絞めるだけなのに……。それをどうして理解しようとしない。俺が、どんなに訴えたとしても、お前達の心には響かないと言う事か。まったくもって、嘆かわしい!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、猟兵達に失望した様子で、吐き捨てるようにして言い放った。
「まったく響きませんね。そんな薄っぺらい言葉では……」
 それと同時に、シィエーが【ライオンライド】で身長の2倍の黄金のライオンを召喚して騎乗し、再び螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに神罰を与えた。
「薄っぺらいものか! お前達さえ邪魔をしなければ、目的を果たす事が出来たはずなのに……」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが激痛耐性で耐えながら、ケモノの如く吠えた。
「だからと言って、分厚い言葉とも言えまセンが、その言葉が重かったとしても、軽かったとしても、やるべき事は……変わりません!」
 すぐさま、試作機・庚(盾いらず・f30104)がリミッターを解除し、自らの肉体を改造して変異させ、窮地の閃きで2回攻撃を仕掛け、生命力と魔力を吸収した。
「ぐ、ぐぬぅ……! ならば、倒す……! 俺の正しさを示すために……!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシがグッと唇を噛み締め、激しく拳を震わせ、禍々しいオーラで身を包んだ。
「これは凄まじいオーラデスね。私達でなければ、足が竦んで動けなくなっていたかも知れまセンネ」
 その事に気づいた庚が、警戒心をあらわにした。
「……お前の罪を告白しろ」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが罪を白日に晒す禁断の読経を唱え、生誕から今に至るまでの罪を覚える事で、命中力と威力を増強した。
「何やら妙な事をしたようデスが、私には通じませんよ」
 次の瞬間、庚が【到達点(グランド・フィナーレ)】を発動させ、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが増強した能力を初期化した。
「ええい、忌々しい真似を! この世に彷徨う悪霊め! この俺が成敗してやる!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが鬼のような形相を浮かべ、筋肉を鎧の如く隆起させた。
 それと同時に、禍々しいオーラが解き放たれ、猟兵達が無意識のまま足を竦ませた。
「さすが、『錠前屋』って呼ばれるだけはあるようね。でも、私達も負けないから……!」
 その間に、ティエン・ファン(除霊建築学フィールドワーカー・f36098)がリミッターを解除し、オーラ防御を展開しながら、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに空中戦を仕掛けて、体勢を崩した。
「……なんの!」
 それと同時に、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが気合と根性で踏み止まり、ティエンめがけて連続コンボを繰り出した。
「やるじゃない。……だったら、これは、どう?」
 その流れに乗るようにして、ティエンが【除霊建築学・陰陽八卦】で見えない陰陽の気の流れを作り、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシを八卦炉結界に閉じ込め、回避力を激減させた。
「また妙な真似を……! こんな事で、私が動揺すると思っているのか? だとしたら、随分と馬鹿にされたモノだな」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが大きく息を吸い込み、乱れそうになっていた気持ちを落ち着かせた。
「ひょっとして、お腹が空いて機嫌が悪いのかにゃ? だったら、一緒に美味しい御飯を食べるにゃ」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が満面の笑みを浮かべ、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシらに出来立ての御飯を振舞った。
「毒は……入っていないようだな? だが、断る……!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、くわっと表情を険しくさせ、力任せに御飯を叩き落とした。
「にゃにゃにゃー! し、信じられないにゃ! そう言う悪い人はお仕置にゃ!」
 ミーヤが信じられない様子で、【ガジェットショータイム】を発動させ、変な形のガジェットを召喚し、レーザーを放って、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに恐怖を与えた。
「ぐ、ぐぐぐっ! よくも、よくも、よくもぉ! よくも……やったなァ! 許さん、許さ……ぐぬぬ、ダメだ。こんな状態では……。怒りに身を委ねたところで、ろくな事などないのに……」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシがハッとした表情を浮かべ、再び深呼吸をして気持ちを落ち着かせた。
「休む暇なんてないわよ?」
 それに合わせて、クリスティナ・バイエンス(炎のキャバリア乗り・f30044)が炎神機カグツチに搭乗し、地形を利用しながら、範囲攻撃で衝撃波を放って、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシを焼却した。
「ぐ、ぐ、ぐおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 次の瞬間、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが悲鳴を響かせ、全身炎に包まれながら、地面をゴロゴロと転がった。
「その程度の熱さで悲鳴を上げていたら、この炎には耐えられないかも」
 それに合わせて、クリスティナが【炎熱機雷(フレイム・マイン)】を発動させ、高熱を放つ火球を召喚し、その高熱波によって螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの戦闘力を減らした。
「ぐ、ぐ、ぐっ! この程度の熱さで、弱音など……吐くものかァァァ!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが雄叫びを響かせ、気合と根性と火炎耐性で何とか耐えた。
「テケリャア」
 そこに追い打ちをかけるようにして、テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア(王冠・f16871)が力任せに貫通攻撃を仕掛け、その部分を浄化する事で、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの生命力を吸収した。
「小賢しい真似を……。そんな事をしても、無駄だと言う事を、そろそろ理解した方がいい。それが分からないのであれば、奪った以上のモノを返してもらうっ!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが憤怒の念を込めた剛腕の正拳突きで、テケリリケテルリリを殴り飛ばした。
「Tekeli-li, Tekeli-li」
 だが、テケリリケテルリリはまったく怯んでおらず、【百飢夜乞・沼肉啜り(ワイルドハント・スワンプ・ワンプ)】で自身の声帯から、精神汚染に比例した威力と攻撃範囲のテケリリケテルリリ・テケリリテケリャアを放ち、再び螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの生命力を吸収した。
「またもや、姑息な手を……! そこまでして死にたいか! そこまでして、無残な死を迎える事が望みなのか!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシがフラつきながら、ギチギチと歯を鳴らした。
 それでも、猟兵達に対して敵意を向けているものの、予想以上にダメージを受けてしまったため、思うように動けないようである。
「こういう時は、やれるものなら、やってみろ……って言うべきか? だいぶ落ち着きが無くなっているようだが、そんなんじゃ俺達には勝てないぜ!」
 諏訪野・啓太郎(さすらいのライダー・f20403)が警告混じりに呟きながら、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに空中戦を仕掛け、捨て身の2回攻撃を仕掛け、大量の返り血を浴びた。
「果たして、そうかな? これだけ、近づけば、俺なら問題なく……やれる!」
 すぐさま、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシがカウンターを突か家、鎧無視攻撃を仕掛けて、生命力と魔力を吸収した。
「まさか、その程度で満足か? てっきり干からびるまで、吸い取られてしまうと思っていたが……」
 啓太郎がオーラ防御とフェイントでダメージを軽減しつつ、【バトル・インテリジェンス】でAI搭載型戦術ドローンを召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上させ、リミッターを解除して、零距離一斉発射を仕掛けた。
「こうなる事が分かっていたからなっ!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが禍々しいオーラを展開し、全身の筋肉を極限まで隆起させた。
「それじゃ、この展開も、予想する事が出来ていましたか?」
 そんな中、谷保・まどか(バルバロス委員長・f34934)が肉体改造を施し、捨て身の一撃を放って、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの左肩を破壊した。
「ああ、もちろん。故に、代償は払ってもらう!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、くわっと表情を険しくさせ、まどかの首を掴んで、生命力と魔力を吸収した。
 そうする事によって、傷ついた左肩を修復し、改造を施す事によって、再び動くようにした。
「それは、ちょっと奪い過ぎではありませんか? いまさら返してくれとは言いませんが、それでもお仕置は必要ですね」
 次の瞬間、まどかが【怪奇ヘビ人間】を発動させ、自らの姿を毒蛇に変異すると、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの首元にガブッと噛みついた。
「うぐ……、があああ! ど、毒か」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが悲鳴を上げ、首元を押さえながら毒耐性で必死に耐えた。
 それでも、身体が痺れて動き事が出来ないのか、とても悔しそうにしていた。
「調子に乗っているから、そんな事になるんだろ。もうちょっと、自分の実力を理解した上で戦えば、ここまで苦戦する事はなかったと思うけどな」
 アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)が、呆れた様子で深い溜息を洩らした。
「馬鹿にしてもらっては困るな。……俺は強い!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが雄叫びを響かせ、憤怒の念を込めた剛腕の正拳突きでアトシュを殴り飛ばそうとした。
「だから、それだって。冷静に戦っていれば、これが幻影だって気づいたはずなのに……」
 アトシュが幻影を身代わりにして、【幻想召喚・城壁式(サモン・シュロス)】で無敵の城壁を想像から創造し、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの正拳突きを防いだ後、幻影を身代わりにして背後にまわり込み、呪詛を纏ったTyrfing(魔剣)で斬りつけた。
「毒に続いて、呪詛までも……ギ、ギギ、ギ……」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが毒と呪詛で精神を蝕まれ、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
 一応、耐性があるようだが、その痛みと苦しみが怒りに変換され、抑えが利かなくなっていた。
「うう、何だか気まずい時に目があってしまった気がぁ~。あ、わたしぃの事は気にしないでくださいねぇ。ちょっと、この辺りの掃除をしているだけなのでぇ~」
 冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)が愛想笑いを浮かべながら、その場から立ち去ろうとした。
「……待て! お前も敵だァァァァァァァ!」
 その事に気づいた螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、怒りと激情に満ちた仁王の覇気を纏い、高速移動しながら剛拳から圧縮された空圧弾を放って、卯月を弾き飛ばした。
「……って、どうして、そんな酷い事をするんですかぁ~。頭に大きなタンコブが出来てしまいましたよぉ~」
 卯月が涙目になりながら、リミッターを解除し、【百獣の悪戯友達(ヒャクジュウノトモ)】を発動させた。
 それと同時に使役した兎の力を纏って高速で飛び回り、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの装備品を破壊した。
「ぐ、ぐぬ……、本当に腹立たしい奴らだ! こんな事をしても結果は変わらない。……変わる訳がないんだ!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが激しく拳を震わせながら、ブクブクと血の泡を吐いた。
「自分でも理解しているようね。どんなに頑張っても、私達には勝てない事を……」
 その間に、夜城・さくら(不思議ちゃんの量産型キャバリア・f30006)が量産型キャバリアAZに搭乗し、悪路走行をして一気に距離を縮め、レーザーを一斉発射した。
「効かぬ、効かぬ、効かぬっ!」
 すぐさま、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが禍々しいオーラを展開し、自分の身を守りながら、正拳突きでカウンターを仕掛けて、連続コンボを繰り出した。
「……そこよ」
 それと同時に、さくらが【オーバーフレーム換装】でキャバリアをキャノンフレームに変形させ、攻撃力を5倍にして、移動力を半分にした後、レーザー貫通攻撃を仕掛け、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの脇腹を撃ち抜いた。
「ぐ、ぐぬぬっ! はあ……はあ……。まだ、だっ!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが鉄壁の守りで身を固めながら、恨めしそうに言葉を吐き捨てた。
「その割には虫の息じゃないか。本当は、もう白旗を上げたくて仕方がないんじゃないのか? なんなら、ここで降参しても、いいんだぞ? さすがに、見逃す訳にはいかないが、苦しまずに逝かせてやろう」
 ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)が戦う前に祈りを捧げた後、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに語り掛けた。
「いや、慈悲は無用だ。そんな事は、言葉にしなくても、分かっているはずだ。それでも、情けを掛けたいと言うのであれば、ここに命を差し出せ!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシがイラついた様子で、禁断の読経で生誕から今に至るまでの罪を覚え、ギュスターヴを殴って、殴って、殴りまくった。
「さすがに、それは無理だな。……となると、これしかないか」
 ギュスターヴが第六感と霊的防護を駆使して、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの攻撃を防ぎ、ロザリオを掲げて眩い光を放ち、神聖攻撃を仕掛けて、魔力を吸収しながら浄化した。
「ぐ、ぐぬぬ、俺が邪悪だと言いたいのか。この俺を! だが、甘いな。俺は邪悪ではない。身も心も清い存在だ。故に、浄化をされる事は……ない!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが殺気だった様子で、猟兵達に衝撃波を乱れ撃った。
「そうですか。だからと言って、何をしても許される訳ではありませんよ」
 即座に、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)がオーラ防御と結界術を展開し、第六感を駆使して衝撃波を見切り、誘導弾でカウンターを仕掛けて、捨て身の一撃を繰り出した。
「……油断したな。それは残像だ。お前達と戦って学習したからな」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが残像を繰り出し、誘導弾の狙いを外した後、禍々しいオーラと結界術を展開して誤爆させた。
「ならば、燦の力を借ります」
 それに合わせて、シホが【巡環】華狐相愛・巡る月(ジュンカン・カコソウアイ・ルナチェイン)で燦の幻影を召喚し、雷を落として螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの行動速度を5分の1にした後、『聖銃』ピア(Pea)_βPSで捨て身の貫通攻撃を仕掛けた。
「……効かぬと言ったはずだ。例え、どんな攻撃だったとしても、な」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが荒々しく息を吐きながら、全身の筋肉を隆起させて、気合と根性で傷口を塞いだ。
「無理をしてノーダメージを気取っているところが、食欲を誘うっすね。これは、色々な意味で美味しくいただけそうっす」
 飯綱・杏子(悪食の飯テロリスト・f32261)が、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシを品定めしながら、じゅるりと涎を垂らした。
「まさか、俺を喰うつもりか? まあ、どちらの意味であっても、お断りだ。俺にも選ぶ権利があるからなっ!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、くわっと表情を険しくさせ、毒のオーラを纏った正拳突きで、杏子を殴り飛ばした。
「ちょっと、乱暴すぎるっすね。そういうの、良くないっすよ。まあ、これから、もっと痛い目に遭わせるので、お互い様っすが……」
 杏子が【フードファイト・食道楽モード(フードファイト・グルメモード)】で、かつて喰らったオブリビオンの魂を纏い、2倍ダメージ・2回攻撃・自動反撃を有した食道楽オーラを装備した後、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの急所を突き、傷口をえぐって広げ、早食いで捕食した。
「ほ、本当に喰いやがった! しょ、正気か!」
 その事に動揺した螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、フラフラと後退した。
「うわ……、随分ガッツリといかれたね。それは確かに、痛そうだ」
 それを目の当たりにした数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、ドン引きした様子で乾いた笑いを響かせた。
「ああ、さすがに、予想外だ。まさか、ここまで、やられるとは……。故に、やるべき事は……分かっているだろ。お前を……喰らう!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシがダッシュで、一気に間合いを詰め、剛拳から圧縮された空圧弾を連射した。
「まさか、アタシを美味しく戴くつもりかい? まったく悪趣味な奴だね」
 多喜がリミッターを解除して、【多層重砲展開(マルチプル・オーバーロード)】を発動させ、BS-A(JD)マルチプルブラスターの効果・威力・射程を3倍に増幅した後、範囲制圧射撃を仕掛けて、空圧弾ごと螺旋の怪・『黒籠手』のムサシにダメージを与えた。
「ぐぬぬ、この状況では、近づく事さえ不可能か」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、悔しそうに歯を鳴らした。
「……って、まさか、その流れで俺を喰らうって展開にはならないだろうな? いや、だから、そんな目で見るなって!」
 ベルト・ラムバルド(自称、光明の暗黒騎士・f36452)が、全身に鳥肌を立たせた。
「……勘がいいな。その通りだ!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが鬼のような形相を浮かべ、地面を蹴って飛びかかり、吸血してベルトの生命力と魔力を吸収した。
「うわあああ、マジか。いま、ヌルッていたぞ! おいおい、間違っても、それ以上、近づくなよ」
 ベルトが瞬間思考力でリミッターを解除し、色々な意味で衝撃を吸収した後、オーラ防御を展開しながら、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに対して警告した。
 それだけでは、理想的な未来に到達できそうになかったため、【出撃!SDキャバリア・ぱろめです!!(スーパーディフォルメパロメデス)】を発動させ、精神世界に3頭身サイズのキャバリア『パロメデス』を召喚し、必要以上に距離を取った。
「この程度では、足りん、足りん、足りん!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが物足りない様子で、ケモノの如く叫びながら、ダラダラとヨダレを垂らした。
「そうやって、脅しても無駄だよ。みすずちゃんは、全然怖くないからね」
 諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)が、まったく怯えていない様子で、えっへんと胸を張った。
「そうか。ならば、俺も都合がいい」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが禍々しいオーラを纏って、ダッシュで一気に距離を縮め、みすずに空中戦を仕掛けると、生命力と魅力を吸収するため、みすずに飛びかかった。
「わざわざ、真正面から飛びかかってくるなんて、殴ってくれと言っているようなものだよ」
 それを迎え撃つようにして、みすずが【スチームエンジン】を発動させ、バールのようなものに蒸気エンジンを搭載し、破壊力を増加した後、力を溜めて2回攻撃を仕掛けて、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの傷口をえぐった。
「はあはあ……、もう少しだったのに……。だが、まだ諦める訳には……」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが荒々しく息を吐きながら、リミッターを解除して限界突破し、肉体改造を施して、禍々しいオーラと殺気を解き放った。
「……もう後がないって感じね」
 子豚・オーロラ(豚房流剣士・f02440)が衝撃を吸収しながら、自らの欲望を解放し、呪殺弾を撃ち込んで、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシの影を縛ると、衝撃波を乱れ撃って足止めした。
「無駄だっ! この俺は……負けない!」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが雄叫びを響かせ、全身の筋肉を隆起させて、オーロラに近づいていった。
「それは、どうかしら」
 オーロラが【景斬乳刀(ケイキニュウトウ)】で第六感、斬撃波、地形破壊の技能レベルを1490に変更して使用し、残像を繰り出しながら急所突きを仕掛けた。
「ば、馬鹿なっ! これだけの事をして、まだ届かないだと!?」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、信じられない様子で、恨めしそうに吐き捨てた。
「もう無理にゃ。……限界にゃ。どう見ても、身体が悲鳴を上げているにゃ! それでも、無理をして戦ったら、身体の方が持たないにゃ」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに対して警告した。
「そんな事はない。俺は不死身だ。故に、どんなに危機的状況であっても、俺の肉体が崩れ落ちる事はない」
 螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが荒々しく息を吐きながら、憤怒の念を込めた剛腕の正拳突きでミルディアを殴り飛ばした。
「にゃあああああああああ! 助けて、ご主人さまー!」
 次の瞬間、ミルディアが瀕死の重傷を負って、【ご主人さまの加護(ゴシュジンサマノカゴ)】で護衛の騎士を召喚し、自分の代わりに戦わせた。
 護衛の騎士は傷つく事も恐れず、螺旋の怪・『黒籠手』のムサシに突っ込んでいき、槍の形状をしたクランケヴァッフェで、心臓を貫いた。
「うぐ……、ぐぐぐ、俺は……不死……身だ……」
 そう言って螺旋の怪・『黒籠手』のムサシが、血溜まりの中に崩れ落ちた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『百目鬼・面影』

POW   :    黄金昭和時代
【昭和時代の物品】から1体の強力な【黄金の昭和ゴースト】を召喚する。[黄金の昭和ゴースト]はレベル秒間戦場に留まり、【元の物品にちなんだ手段】で攻撃し続ける。
SPD   :    リメンバー昭和
【昭和時代の物品】から【半透明の昭和ゴースト】を放つ。ダメージは与えないが、命中した対象の感情から【未来への意志】を奪う。
WIZ   :    遥か遠き昭和
【昭和時代の物品】からレベル×6体の【朧げな昭和ゴースト】を召喚する。[朧げな昭和ゴースト]は弱いが、破壊されるまで敵を自動追尾・自動攻撃する。

イラスト:秋田なお

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア(サポート)
『テケリャア!!!』
バイオモンスターのラヴクラフト神拳伝承者 × 四天王
年齢 105歳 女
外見 243cm 黒い瞳 赤茶の髪 白い肌
特徴 特徴的な声 声が大きい 実は美形 虐殺を生き延びた 奴隷だった
口調 テケリャア(私、呼び捨て、言い捨て)
お腹が減ると ケテルャア(私、呼び捨て、言い捨て)
常に飢餓感に苦しんでいます
てけりゃあ叫んで捕食したり怪力任せに潰すのが得意です
不定形の化け物として描写してください
連携歓迎です


傀儡遠・累(サポート)
傀儡遠累だよ!痛いことするのも、されるのも大好きなキョンシーだよ~☆

オブリビオンとの戦いはすっごくゾクゾクしちゃうから積極的に倒していくよ。存在すら食べて自分のものにも出来る(だから色んなこと出来る)、そんな事も出来る私の力で好きにやっちゃいまーす。

○ユーベルコードは何を使っても構いません。彼女の個性(設定)を活かしてくれると大歓迎です。よろしくお願いします。(尚、相当なダメージ負っても悦ぶという特殊な子です)



●百目鬼・面影
「……はぁ、少しは頑張ってくれると思っていたんだけどねぇ。彼が弱すぎたのか、それとも弱すぎたのか。まあ、いい、どちらでも。負けた時点で、その価値すらないのだから……」
 そんな中、百目鬼・面影が現れ、猟兵達を見つめて、フンと鼻を鳴らした。
「テケリャア!!!」
 そのドサクサに紛れて、テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア(王冠・f16871)が肉体改造を施し、精神貫通範囲攻撃を仕掛け、百目鬼・面影の生命力を吸収した。
「まだ話の途中なのに、ふざけた真似を……!」
 百目鬼・面影がイラついた様子で、昭和時代の物品(黒電話)から黄金の昭和ゴーストを召喚し、テケリリケテルリリの動きを封じ込めるため、音波攻撃を仕掛けた。
「――りゅ?」
 それでも、テケリリケテルリリは怯む事なく、【ラヴクラフト神拳(ラヴ・クラフト・タッチ)】を発動させ、百目鬼・面影の脇腹に触れてUDC】を流し込み、その部位を爆破した。
「どうやら、話が通じんようだな。……とは言え、音波攻撃を喰らっても怯まないのは問題か」
 百目鬼・面影が落ち着いた様子で、冷静に猟兵達を分析し始めた。
「随分と、くつろいでいるようだけど、そんなに無防備だと痛い目を見るよ。それとも、そう言うのが、お望みかな?」
 傀儡遠・累(被虐と加虐の怪物・f44533)が、百目鬼・面影を見つめてニコッと笑った。
「ならば、第三の選択肢を選ぶとしよう」
 百目鬼・面影が黒電話(黄金の昭和ゴースト)に指示を出し、累に音波攻撃を仕掛けた。
「そんな攻撃、効かないよ」
 すぐさま、累が【屍身超越】で封魂符を捨て、半オブリビオンモードに変身し、防御力を10倍にして、欠損部位再生力を得た後、黒電話の放った音波攻撃を防いだ。
「なるほど、やるじゃないか。だが、ゴーストは他にもいる。同じように攻撃を防ぐ事が出来るのか、どうか、見物だな」
 そう言って百目鬼・面影が、不気味な笑みを浮かべるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

待宵・露香(サポート)
 灼滅者のエクソシスト×魔法使い、16歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、戦闘中は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



中山・紗奈(サポート)
事件っスか?
……あんまし自宅の外まで出張る気無いんスけどね。
まあ、手が足りないっていうなら、助けてあげるのも吝かでは無いッス。
(参加世界がサイキックハーツの場合は自宅なので張り切って働きます)

とりま、状況を教えて欲しいっス。ふむふむ……多分何とかなるっス。

・動きの概要(以下PL視点)
中山流自宅警備術「多分こんな事もあろうと思って」で行動します。状況に合わせた動き方で自由に扱って下さい。
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



●踊る花
「そんな事を言いつつ、随分と焦っているようね? ひょっとして、さっきのが、とっておきのゴーストだったりしない?」
 そんな中、待宵・露香(野分の過ぎて・f43826)が、百目鬼・面影に対して問いかけた。
「半分正解で、半分ハズレだ。さっきのゴーストは一番使いやすいだけだからな。そういった意味で、最強と言えるが、最高ではない。……この意味、分かるか?」
 百目鬼・面影が露香を見つめて、含みのある笑みを浮かべた。
「正直、何が言いたいのか、よく分からないけど、このまま放っておくと、マズイって事だけはわかるわ」
 次の瞬間、露香が【サバト・オブ・フリージングデス】を発動させ、周囲を死の悪魔の遊戯場に変えた。
 その影響で百目鬼・面影は活力(体温・燃料等)を激しく消耗し、苦しそうに呻き声を上げて膝をついた。
「……なるほど。やられる前に、やれって事か」
 百目鬼・面影が踊る花人形から半透明の昭和ゴーストを放ち、露香の感情から未来への意志を奪った。
「な、なんすか、今の……。触らぬ何とかに祟りなしって感じだったようっすが……」
 中山・紗奈(エスパーの自宅警備員・f44218)が警戒心をあらわにしながら、自分自身に気合を入れて通常攻撃を無効化した。
「無駄だ、そんな事をしても」
 百目鬼・面影が黒電話から朧げな昭和ゴーストの群れを召喚し、逃げ道を塞ぐようにして自動攻撃させた。
 だが、通常攻撃が無効化されていたため、朧げな昭和ゴーストの群れがいくら攻撃をしても、傷ひとつつける事が出来なかった。
「どうやら、予想外の事が起こっているようっすね。それじゃあ、今度は……こっちの番っすよ」
 紗奈が【中山流自宅警備術「多分こんな事もあろうと思って」(コンナコトモアロウカト)】で眩い光を放ち、一瞬にして朧げな昭和ゴーストの群れを消し飛ばした。
「ば、馬鹿なっ! ゴーストの群れを一瞬で! これは、さすがに……」
 そう言って百目鬼・面影が、悔しそうに歯軋りした。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

日留部・由穏(サポート)
由穏と申します。
これでも太陽神の生まれです。
いかなる世界であれ、オブリビオンの影に未来を曇らされる人々がいるのならば、私が手を出さない道理はありませんね。
太陽は、照らすべき者のために存在するのですから。
好き:芸術全般、各世界の学習、人々の観察
使命:人々の明るい未来を守る
【発言】ご隠居太陽神、敬語、優しい、いつも穏やかな笑み、怒りや恨みや後悔の感情が乏しく時に人を理解しきれないこともある、自らの負傷を気にしない
【戦闘パターン】視力+暗視+マヒ攻撃+光線銃で銃撃戦、アート+式神使い+アイテム折り紙で撹乱、催眠術も併用し折り紙式神を猟兵やターゲットに思わせ誘導などなど
その他何でもさせてどうぞ


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的

戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも


不破・静武(サポート)
年齢イコール彼女イナイ歴なので基本的な行動原理は「リア充爆発しろ」「リア充は死ね」です。オブリビオンは彼の中では全員リア充です。リア充に見えそうにないオブリビオンに対しては最初はやる気なさそうにしますが、状況を前進させる意思は一応あるので無理やり理屈をつけてリア充と決めつけます。一度敵とみなせば以降はもう容赦はしません。
オブリビオンに対しては基本的には『リア充ころし(焼却)』と『ガソリン』を併用して消毒という名の焼却を図ります。状況に応じて『リア充ころし(爆破)』や『リア充爆破スイッチ』等を併用して物理的にリア充爆発しろを実現させようとします。
見た目がやられ役なので逆襲くらう展開も可能です。


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


ギュスターヴ・ベルトラン(サポート)
よう、お出ましだな?
…ソレが怨嗟による存在であっても、殺す事に歓びを得る存在であっても
人の間に悲しみと苦しみが広がる以上は…神敵必滅、躯の海に叩き返す

■行動
柄が悪くとも信心深いため、戦う前に【祈り】を捧げる事は忘れない
敵の主義主張は聞き、それを受けて行動する。行動原理を理解しないままの行動はしない
連携相手がいるならば相手のフォローに、居ないなら全力で敵をシバきに行く
戦場によっては屋内でも空が飛べるタイプの魔導バイクを乗り回す
「公序良俗に反することはしてねえぞ」と言うし実際にそうするタイプ

■攻撃
主武器:リングスラッシャーと影業
近距離攻撃が不得意なので敵とは距離を取って戦う

アドリブ連帯歓迎


ティティス・ティファーナ(サポート)
 召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


試作機・庚(サポート)
はーい呼ばれてなくても参上する庚さんデスよ
サポート参加ってやつデスね

…サポート参加って何書けばいいんデスかね?
とりあえず口調はこれでわかると思うんデスけど…
まぁ私はその時々で色々変わるデスから気にしない気にしない
私が出来ることなら大体の事はするデス
あーけど、基本私はハピエン厨デスからあまりにも酷いことはしないデス
私がされる分には基本何されても別に問題ないデスけど…
私以外の奴…例え敵でもあまりにも可愛そうだと感じたら手を差し伸べる場合があるデス
まぁ必要があればやることやるんデスけどね
仕事デスし
なんでそこの判断は任せるデース

こんなもんでいいデスかね…?
あっ忘れてた『UCの詠唱は自由にどうぞ』デスよ


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』

どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)

一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。

ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に


シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!


人柄

普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します


心情

仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています


基本行動

味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します

一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします

またUC【贖罪】により楽には死ねません

ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います


戦闘

味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用


戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます


カグヤ・モンデンキント(サポート)
モンデンキント級植民艦3番艦カグヤに宿ったヤドリガミですわ。
女性に年齢を聞くものではなくてよ。

まずは地球型惑星を破壊できる規模の主砲であるユーベルコード「ジャッジメント・クルセイド」を放ちますわ。
あるいは周囲から慌てて止められ、仕方なしに別のユーベルコードを使いますわね。

多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は致しませんわ。

あとはおまかせ。よろしくおねがいします。


クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
強調したい時は「★」を、それ以外の時は「♪」を語尾につけるよ♪

基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系・状態変化系もばっちこいだよ♪
絡みOK、NG無しだよ★

UCは少人数を召喚する系か単体攻撃系を優先して使うよ♪
状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★

後はMS様におまかせするね♪


ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
 (他に仕留めたい人がいればその手助け)

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎


ティエン・ファン(サポート)
シルバーレイン出身の除霊建築士です。
明るく善良な性格で、できることがあるならば、できる限りを全うしようとします。
除霊建築士というジョブに拘りがあるため、その知識や技術が活かせそうな場面では、積極的にそれらを使って問題解決に取り組みます。
戦闘時は主武器のT定規と副武器の浄銭貫を用いて、近距離戦も遠距離戦も行います。
キャバリアが有効な場面では、『蚩尤』を使用します。
『蚩尤』は普段イグニッションカードに収納しています。
ユーベルコードは『蚩尤』搭乗時は”蚩尤”とついたものを、そうでないときはその他のものを状況に応じて使用します。

以上を基本として、シナリオに合わせて思うままに動かして頂ければと思います。


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。



◆性格・人柄

敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。

・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・拘束(光の鎖)
・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等


御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!


赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ



●怒り
「どうやら、本気を出す必要がありそうだな。なぁに、怖がることはない。これから悪夢が始まるだけだ」
 即座に、百目鬼・面影が気持ちを切り替え、猟兵達の前に陣取った。
「確かに、今までとは気配が違いますね。先程までは、準備運動だった……という訳ですか」
 日留部・由穏(暁天緋転・f16866)が、警戒した様子で間合いを取った。
「ああ、その通りだ。ここからは恐怖と絶望の時間だ」
 百目鬼・面影が招き猫から半透明の招き猫ゴーストを放ち、由穏から未来への意志を奪った。
「……これで戦意を削いだつもりですか? 本当に、そう思っているのなら、そこから動かないでもらえますか……?」
 それに合わせて、由穏が【私の光(カミノヒカリ)】を発動させ、百目鬼・面影に対して要求した。
「お前に指図される筋合いはない。例え、止まれと言われても、絶対に……動……ん、んん、なんだ、これは……。目が……見えない!」
 その事に動揺した百目鬼・面影が、身の危険を感じて飛び退いた。
「やるなら、今にゃ……! 今しかないにゃ!」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)がスパナの形をしたクランケヴァッフェを振り上げ、百目鬼・面影に殴り掛かった。
「うぐ……ぐぐぐ……、これは一時的なモノだ。ずっと見えない訳ではない。故に、ここで立ち止まるつもりはない!」
 百目鬼・面影が再び招き猫から半透明の招き猫ゴーストを放ち、猟兵達から未来への意志を奪っていった。
「にゃ、にゃ、にゃ! あたしは絶対に負けない。負ける訳には……いかないにゃああああああああああああ」
 ミルディアが今にも折れそうな心を奮い立たせ、【プログラムド・ジェノサイド】を発動させ、予め脳にプログラムしていた連続攻撃を繰り出した。
「ば、馬鹿なっ! この状況で動けるとは……」
 その攻撃をモロに食らった百目鬼・面影がグッと唇を噛み締め、禍々しいオーラを展開した。
 幸い、致命傷を避ける事は出来たようだが、ミルディアが怒涛の勢いで攻めてきたため、百目鬼・面影の怒りが爆発して、殺気が解き放たれた。
「……凄まじい殺気だな? 普通だったら、死んでいるぞ」
 アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)が気配感知で殺気を見切って、結界術で身を守った。
「お前達が調子に乗っているからだっ! そろそろ地獄を見せてやろう。それを望んでいるようだしな」
 百目鬼・面影が残像を繰り出しながら、再び招き猫を使って、半透明の招き猫ゴーストを嗾けた。
「さっきから黙って聞いてりゃ、オレの事を好き勝手に言いやがって」
 アトシュが【加速術・雷光式(クロックアップ・トネール)】を発動させ、全身に雷の魔力を纏う事で、爆発的なスピードで戦闘状態に変身し、スピードと反応速度を爆発的に増大させた後、残像を身代わりにして、半透明の招き猫ゴーストの攻撃を受け流し、通常攻撃を無効化すると、貫通回復阻害攻撃を仕掛けて、百目鬼・面影の傷口をえぐった。
「調子に乗るな、と言ったはずだァァァァァァァァア!」
 百目鬼・面影が雄叫びを響かせ、アトシュの肩を掴み、生命力を吸収した。
「随分とイキがっているようだが、お前……」
 そんな中、不破・静武(人間の非モテの味方・f37639)が、激しい敵意をあらわにした。
「なんだ、お前……非モテか? 非モテに存在する価値など、ない。非モテは滅びるべきだ」
 百目鬼・面影が死刑宣告の如く、キッパリと言い放った。
「どうやら、お前とは分かり合えないようだな。まあ、そもそも、分かり合うつもりもないが……」
 静武が攻撃を仕掛けるタイミングを窺いながら、吐き捨てるようにして呟いた。
「それはこっちの台詞だ。非モテがうつる。……近づくなっ!」
 百目鬼・面影が静武に対して毒づきながら、禍々しいオーラを展開した。
「そんなモノで、オレの攻撃が防げると思ったら、大間違いだっ!」
 次の瞬間、静武が【汚物は消毒だ(リアジュウハショウドクダ)】を発動させ、リア充に対する怒りから炎を生み出し、百目鬼・面影を焼却しようとした。
「ぐ、ぐおおおお! 熱いィィィィィ! 身体が焼けるゥゥゥゥゥゥ!」
 その熱さから逃れるようにして、百目鬼・面影が地面をゴロゴロと転がった。
「……てか、自殺行為だろ、それ。わざわざ、挑発したんだし。それなのに、被害者ぶるのは、どうかと思うぞ?」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、百目鬼・面影に生暖かい視線を送った。
「非モテに非モテと言って、何が悪い。問題視すべきなのは、非モテ……って、熱いっ! なんだ、これは、だんだん勢いが増しているぞ!」
 百目鬼・面影が涙目になりつつ、再び地面をゴロゴロと転がった。
「だから言っただろうが! ……たくっ!」
 多喜が呆れた様子で溜息を洩らしながら、【算乱す声(バベル)】を発動させ、自身の身体と装備全体から物理・魔力両方へ干渉する複数位相のノイズを放出し、戦場内全ての思念波以外の意思疎通手段を一時的に無力化した。
「……」
 その事に違和感を覚えた百目鬼・面影が、必要以上に距離を取った。
 だが、意思疎通の手段が制限されている事が分かり、何処かホッとした様子で呪殺誘導弾を乱れ撃った。
(……思念波以外の意志疎通は不可能か。まあ、しばらくの辛抱だな)
 ギュスターヴ・ベルトラン(我が信仰、依然揺るぎなく・f44004)が、第六感を駆使して、霊的防護で呪殺誘導弾のダメージを軽減し、百目鬼・面影に空中戦を仕掛けた。
「!」
 それと同時に、百目鬼・面影が禍々しいオーラを展開しながら、招き猫から朧げな昭和ゴーストの群れを召喚し、百目鬼・面影の逃げ道を塞ぐようにして襲わせた。
 朧げな昭和ゴーストの群れはギュスターヴに纏わりつくと、鋭い牙を突き立てた。
(……クッ!)
 ギュスターヴが呪いの影響でフラつき、霊的防護で身を守りつつ、【人類進化:到達(サイキックハーツ)】を発動させ、すべての状態異常を無効化した。
「とりあえず、感謝しておこう。これで、貴様等と会話をする事が出来るようになったからな」
 百目鬼・面影が不気味な笑みを浮かべて、フンと鼻を鳴らした。
「そのために、わざわざ呪詛を流し込んだんだろ。頭の中にガンガン響いていたぞ。お前の忌々しい声が……」
 ギュスターヴが軽く皮肉を言いながら、頭を左右に振った。
「気に入ってもらえて光栄だ。ならば、もっと聞かせてやろう!」
 百目鬼・面影が不気味な笑みを浮かべ、再び呪殺誘導弾を乱れ撃った。
 それがクルクルと回転しながら、雨の如く猟兵達に降り注いだ。
「……それは遠慮しておくわ。何だか、夢に出そうだもの」
 ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)が百目鬼・面影に空中戦を仕掛け、自動一斉零距離射撃で呪殺誘導弾を破壊した。
「それは光栄だ! それなら、いつでも会えるじゃないか。例え、ここで倒れたとしても……」
 百目鬼・面影が早業で再び誘導弾を放ち、残像を繰り出しながら牽制した。
「……何も理解していないようね」
 ティティスがオーラ防御を展開しながら、【アルテミス・レーザー】を発動させ、一瞬の狙撃集中により、レーザービームを発射した。
「それは、こっちのセリフだ! ……愚かモノめ。それで防げると思ったら、大間違いだ!」
 百目鬼・面影が死角に回り込み、再び呪殺誘導弾を放とうとした。
「そうは、させませんよ」
 試作機・庚(盾いらず・f30104)がリミッターを解除し、自らの肉体を改造する事で変異させ、高性能を駆使して拳銃格闘術を繰り出し、窮地の閃きで生命力と魔力を吸収した。
「小賢しい真似を……。これだから、猟兵と戦うのは、嫌なんだ!」
 百目鬼・面影がイラついた様子で、招き猫から朧げな昭和ゴーストの群れを召喚し、自分の身がわりにして距離を取った。
 それに合わせて、朧げな昭和ゴーストの群れがユラユラと頭を揺らしながら、次々と庚に飛びかかった。
「何だか、先程と言っている事が違う気もしますが、まあ……些細な事なんでしょうね、きっと……」
 庚が途中で考える事を止め、鉄壁の防御で身を守りながら、【到達点(グランド・フィナーレ)】で光の雨を降らし、朧げな昭和ゴーストの群れを蹴散らしていった。
 それでも、朧げな昭和ゴーストの群れがワラワラと迫ってきたものの、鉄壁の防御を突破して、傷をつける事は不可能だった。
「何故だ! 何故、裏目に出る! 納得できん。……あり得ない!」
 それを目の当たりにした百目鬼・面影が、信じられない様子で毒づいた。
「相手が悪かった……としか言えませんね。その点には同情しますが、手加減はしませんよ……?」
 シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)がオーラ防御と結界術を展開しながら、百目鬼・面影に空中戦を仕掛け、『聖銃』ピア(Pea)_甲WSを構えて、零距離範囲射撃を行った。
「同情など必要ない。そんなモノは、求めていない。ここで退くつもりなど、微塵もないのだから……」
 百目鬼・面影が禍々しいオーラを展開し、激痛耐性で耐えながら、鎧無視貫通連続コンボを繰り出した。
「それなら、問題ありませんね。お互い、悔いのないように頑張りましょう」
 シホが【星奏】聖銃二丁で奏で紡ぐ芸術的弾幕結界(セイソウ・セイジュウガオリナスホシノセカイ)を発動させ、幾何学模様を描き複雑に飛翔しながら、火の様に色鮮やかで心奪われる旋律の魔弾(1590発)を発射した。
「ああ、そうだな」
 すぐさま、百目鬼・面影が招き猫から朧げな昭和ゴーストの群れを召喚し、壁のように配置させて自分の身を守った。
「ぬわははははは! 背後がガラ空きなのだ!」
 大豪傑・麗刃(26歳児・f01156)が高笑いを響かせながら、百目鬼・面影の背後に迫り、ズブッとネギを突き刺した。
「ぎゃああああああああああああああああああああああちふ」
 その一撃を食らった百目鬼・面影が、この世の終わりとばかりに悲鳴を上げ、グッタリと倒れ込んだ。
「安心しろ、加減はしたのだ、多分……」
 麗刃はサムライの如くクールな表情を浮かべた後、自らの失敗を誤魔化すようにして口笛を吹いた。
「貴様、わざと……だな」
 百目鬼・面影が激しくこめかみをピクつかせ、ネギを尻尾のように生やしながら、ジリジリと距離を縮めてきた。
「ひぃぃぃぃぃ、逃げるのだ~」
 麗刃が【もっと愉快に追いかけっこ(アノオオバカモンハドコダ)】で、怒り心頭の部長に同僚や後輩、その他の面々(152人)を召喚し、脱兎の如く逃げ出した。
「こら、待て! 待ちやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
 百目鬼・面影が殺気だった様子で、土煙を上げて追いかけた。
「いい加減にしなさい。それ以上、暴れたところで、時間の無駄よ」
 カグヤ・モンデンキント(天体娘・f31348)が、百目鬼・面影の行く手を阻んだ。
「そこを退け! ……邪魔だっ!」
 百目鬼・面影が招き猫から朧げな昭和ゴーストの群れを呼び寄せ、躊躇う事なく一斉に特攻させた。
「そんな事をしても、無駄ですわ」
 カグヤがリミッターを解除して限界突破し、オーラ防御と拠点防御と霊的防護で身を守りながら、衝撃波で範囲攻撃を仕掛け、朧げな昭和ゴーストの群れを吹き飛ばした。
「ぐぬぬ、よくも!」
 それを目の当たりにした百目鬼・面影が、ギチギチと歯を鳴らした。
「怒るのは、まだ早いですわ」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、【ジャッジメント・クルセイド】を発動させ、百目鬼・面影に指先を向け、天から光を落として、ダメージを与えた。
「やはり、招き猫ではダメか」
 百目鬼・面影が毒づきながら、招き猫をポイッと捨てて、今度はクマの置物を取り出した。
「そう言う問題じゃないと思うけど……。それに、この招き猫……、可愛いし♪」
 クローネ・マックローネ(闇と神を従える者・f05148)が招き猫を拾い上げ、百目鬼・面影を見つめてニコッと笑った。
「調子に乗るのも、そこまでにしてもらおうか」
 百目鬼・面影がクマの置物から半透明の昭和ゴーストを放ち、クローネから未来への意志を奪おうとした。
「えいっ★」
 即座に、クローネが招き猫を前に出し、オーラを展開して、攻撃を防いだ。
「ば、馬鹿なっ! あの、招き猫に、そんな力など……!」
 百目鬼・面影が信じられない様子で激しく声を震わせ、再びクマの置物から半透明の昭和ゴーストを放った。
「だから、そういうの、いいから……!」
 そんな中、クローネが【ワタシの反撃型殺人技芸(ブラック・カウンター・キリングアーツ)】が発動し、ネクロオーブから半透明の昭和ゴーストを解き放った。
「し、しまった。まさか、攻撃を反射してくるとは……」
 その一撃を喰らった百目鬼・面影が、胸を押さえて跪いた。
「どうやらモノではなく、使い手に問題があったようね」
 ラムダ・ツァオ(影・f00001)が、百目鬼・面影に生暖かい視線を送った。
「うるさい、黙れ! それは不良品だ! その証拠に、これは使いこなせているからな!」
 百目鬼・面影がイラついた様子で、クマの置物から半透明の昭和ゴーストを放った。
「不良品……ねぇ」
 ラムダがリミッターを解除して、半透明の昭和ゴーストを見切り、残像を身代わりにしながら、【剣刃一閃】で黒刃(黒い短剣)を振り下ろし、傷口をえぐって吸血した。
「ああ、不良品だ。貴様等も含めて、な……!」
 百目鬼・面影が残像を繰り出しながら、ダッシュで咄嗟の一撃を放ち、ラムダを追い詰めていった。
 ラムダも残像を身代わりにして、百目鬼・面影の攻撃を見切り、絶命なタイミングで吸血を繰り返した。
「それ以上、近づくなァァァァァァァァァァ!」
 百目鬼・面影が両目を血走らせながら、クマの置物から半透明の昭和ゴーストを解き放った。
「おそらく、それも不良品なんじゃないのかな? そっちの考えが間違っていなければ……」
 それに合わせて、ティエン・ファン(除霊建築学フィールドワーカー・f36098)がリミッターを解除し、半透明の昭和ゴーストを除霊すると、百目鬼・面影の体勢を崩して、浄化を試みた。
「……不良品なものか!」
 百目鬼・面影が禍々しいオーラを身に纏い、勢いをつけて飛び退いた。
「逃げても無駄よ」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、ティエンが【除霊建築学・陰陽八卦】を発動させ、目には見えない陰陽の気の流れを作り出し、百目鬼・面影を八卦炉結界に閉じ込め、回避率が激減させた。
「ふざけた……真似を! ふざけやがって! 馬鹿にしやがって!」
 百目鬼・面影が恨めしそうな表情を浮かべ、ティエンに激しく毒づいた。
「別に、そんなつもりはないのですが……」
 小宮・あき(人間の聖者・f03848)が残像を身代わりにしながら、回復阻害誘導弾を撃ち込んだ。
「……ならば、反抗的な態度は止めろ……!」
 百目鬼・面影が鬼のような形相を浮かべ、鉄壁の守りで回復阻害誘導弾の攻撃に耐えた。
「そして、命を奪うのですか? 正攻法では上手く行かないので」
 あきが残像を繰り出しながら、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「当たり前だ! すべて貴様らの責任なのだから……!」
 百目鬼・面影が逆ギレ気味に、クマの置物から半透明の昭和ゴーストを解き放った。
 それが地面を蹴りながら、勢いをつけて、あきに飛びかかった。
「本物どーれだ♪」
 次の瞬間、あきが【戦場のハレム(ダミー)】を発動させ、掌に1と刻印された戦闘用の服を着た術者ソックリの人物達(157体)を召喚した。
 あきソックリの人物達は、いかにも本物っぽい振る舞いをしながら、半透明の昭和ゴーストの注意を引いた。
「……逃げるなっ!」
 百目鬼・面影が不機嫌な様子で、半透明の昭和ゴーストを操った。
「はっはっはっ、だいぶイラついているようだな? だが、イラついてばかりでは、悪いモノばかりを引き寄せてしまうぞ?」
 御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が高笑いを響かせながら、百目鬼・面影の前に陣取った。
「確かに、それは一理ある。だが、そのすべての元凶は、貴様等だろ!」
 百目鬼・面影がゾウの置物から朧げな昭和ゴーストの群れを召喚し、猟兵達の逃げ道を塞ぐようにして一斉に襲わせた。
「なるほど、袋叩きという訳か。それも方法としては……悪くない。しかし、妾を倒すのであれば、もう一工夫必要だな」
 菘が存在感を示しながら、オーラ防御で攻撃を防ぎ、殺気を放って朧げな昭和ゴーストの群れに恐怖を与えた。
 その影響で朧げな昭和ゴーストの群れは、まったく身動きが取れなくなった。
「例えば、こんな風に、な」
 それと同時に、菘が【邪神からは逃れられない(アンヴォイダブル・カラミティ)】を発動させ、百目鬼・面影を壁で出来た迷路に強制転移させた。
「こ、ここは……何処だァァァァ!」
 その事に気づいた百目鬼・面影が、力任せに壁を殴った。
 だが、どんなに殴っても、壁には傷ひとつつかず、何やら意味の分からない言葉を叫びながら、迷路の中を走り始めた。
 それでも、事態が悪化していくばかりであったため、クマの置物から召喚した半透明の昭和ゴーストに道案内をさせた。
 そのおかげもあったのか、百目鬼・面影が荒々しく息を吐きながら、迷路の中から飛び出した。
「おつかれさまって言いたいところだけど、休む暇は与えないよっ!」
 赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)が【登場シーン(トウジョウシーン)【でカラフルな爆発と共に百目鬼・面影に空中戦を仕掛け、ダンスを踊るようにして鎧砕きを繰り出した。
「ま、まだだっ! まだ倒れるわ……ぐはっ!」
 次の瞬間、百目鬼・面影の足元でトラップが発動し、身体にいくつもの針が突き刺さった。
「いくら足掻いても無駄だよ。運命を変える事は出来ないから……」
 そこに追い打ちをかけるようにして、緋色が誘導弾を撃ち込み、百目鬼・面影を爆殺した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2024年10月28日


挿絵イラスト