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帝都櫻大戰⑳〜全てに意味があるから輝く

#サクラミラージュ #帝都櫻大戰 #第三戦線 #幻朧帝イティハーサ #ソウマコジロウ #プレイング受付中 #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #プレイング受付締切09/25(水)15:00まで

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「――理解した……幻朧帝め……このようなものを見せるとは……何処まで、貴様は浅ましい」
 輝く黄金色の世界を、沈痛な表情で男……『ソウマコジロウ』は見つめていた。
 ――サクラミラージュの悲劇における『諸悪の根源』である『幻朧帝イティハーサ』討伐の立役者。
 其れがこの世界……侵略新世界『輝けるサクラミラージュ』における『ソウマコジロウ』の立ち位置だ。
「我が本来この立場にいない事……其れが悲劇なのではない……この輝く世界に生きる人々の笑顔を消し去らねば……本当の意味でこの『輝けるサクラミラージュ』は『輝けるサクラミラージュ』になり得ないのだ」
 この世界を消し去らねば、真の意味で『幻朧帝イティハーサ』を消し去る事が出来ない。
 全てに決着を着けるなら、この『輝けるサクラミラージュ』を消し去らなければならない。
「……ああ、本当に……理不尽に抗う者にとって無間地獄は苦痛を感じながらも『認められない』の一念で耐えられる。だが……」
 黄金色の世界を消し去るのは、紛れもなく『抗う者』の『エゴ』で――自らの意志と行動の結果、消し去らなければならない。
 それこそが『幻朧帝イティハーサ』が導き出した『最悪最高の侵略新世界』――それこそ『輝けるサクラミラージュ』なのだ。
「失礼します」
「入れ」
 ノックの音を聞き、表情を引き締めて『ソウマコジロウ』は部下からの連絡を耳にする。
「何やら『六番目の猟兵』を名乗る妙な連中と影朧が同時に現れた様で……」
「……そうか、我が担おう……お前は離れた場所で待機していると良い」
「ええ、お願いします……では、私は娘を迎えに行きます……今日はカフェーで娘の好きな抹茶パフェ―を食べさせる予定でしたが、代わりに軍の宿舎ですき焼きを食べさせる事にしますよ」
 そう言ってにこやかに『ソウマコジロウ』に信頼の笑顔を見せ、娘の元に向かう部下。
「……すまない……すまない……」
 部下の胸に抱かれている幸いを重い、胸を激しく掴みながら『ソウマコジロウ』は顔を歪めながらも、しかし。
「我は、この世界の消滅を願う……だからこそ」
 毅然と、グリモア猟兵が見ている予知越しに『ソウマコジロウ』は告げる。
「――我らが現在は、存在するという正義を叫ぶ」
 だからこそ、超えて行け――そしてこの『|現在《輝けるサクラミラージュ》』を超える『|未来《サクラミラージュ》』を見せてくれと、男は願うのであった。


黒代朝希
 この『輝き』に意味があるならば。
 其れを示してくれ、六番目の猟兵――『第六猟兵』よ。

 プレイングボーナス:英霊達の影朧と協力し、ソウマコジロウの記憶を揺さぶる/ソウマコジロウと共にいる幻朧帝の力だけを攻撃する。
 に加えて、
 プレイングボーナス:ソウマコジロウに『輝けるサクラミラージュ』以上の『サクラミラージュの未来の可能性』を示す。
 が存在します。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『ソウマコジロウ幻朧態』

POW   :    透明逆転剣
【舞い散る幻朧桜】が命中した敵を一定確率で即死させる。即死率は、負傷や射程等で自身が不利な状況にある程上昇する。
SPD   :    透明魂魄刀
【鷹の如く飛翔する、無数の透明な日本刀】で攻撃する。命中すると【世界創造の力】を纏い、レベル分間[鷹の如く飛翔する、無数の透明な日本刀]の威力と切断力が上昇する。
WIZ   :    透徹たる眼光
戦場内に、見えない【幻朧桜の花弁】の流れを作り出す。下流にいる者は【オブリビオンと化す運命】に囚われ、回避率が激減する。

イラスト:炭水化物

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

フィーナ・シェフィールド
アドリブ歓迎!

夢に見た、美しく、哀しい世界。
本当のサクラミラージュの国民的スタアとして、生きる者の一人として。
この世界を、貴方の中の幻朧帝を討ちます!

「魔を祓い、浄化する…散りゆく者への子守唄!」
散布したシュッツエンゲルを基点にモーントシャインのオーラ防御の結界を展開。見えない幻朧桜の流れを逸らしつつ、近くに感じる英霊たちの想いをも歌に乗せ、ソウマコジロウさんに届けます。

「自分たちの力で帝の呪縛を解き、災厄を乗り越え、前に進む。それがわたしたちのサクラミラージュです!」
それが、貴方の愛した世界でしょう…?

大切な人々、愛する世界への想いを込めた聖なる歌声で、幻朧帝の悪しき力を浄化、消滅させます!



「夢に見た、美しく、哀しい世界……『本当のサクラミラージュ』の国民的スタアとして、生きる者の一人として――この世界を、貴方の中の幻朧帝を討ちます!」
「……ああ、頼む――ならばこそ、我はこの道を進もう!」
 散布した自在に宙を舞う数十枚のマルチドローンプレート『シュッツエンゲル』を基点として月明りのように見るものを優しく包み込むオーラ『モーントシャイン』のオーラ防御の結界を展開するフィーナ・シェフィールド(天上の演奏家・f22932)は、この『輝けるサクラミラージュ』を想い敢えて『幻朧帝イティハーサを討ち取る』為に戦う『ソウマコジロウ』と戦っていく。
 見えない幻朧桜の流れを逸らしつつ、近くに感じる英霊たちの想いをもフィーナは歌に乗せて『ソウマコジロウ』に届けていく――
「自分たちの力で帝の呪縛を解き、災厄を乗り越え、前に進む。それがわたしたちのサクラミラージュです!」
「その通りだ……だからこそ、この『輝けるサクラミラージュ』を超えて――我を魅せよ!」
 ユーベルコード『透徹たる眼光』とユーベルコード『|散りゆく者への子守唄《キミガタメ》』のぶつかり合い……『見えない『幻朧桜の花弁』の流れを作り出し、その下流にいる者は『オブリビオンと化す運命』に囚われる』因果律操作ユーベルコードと『自身の所持する音楽機器から破魔と浄化の力を込めた聖なる歌声を放ち、半径158メートルにいる存在に自身の邪な行為を悔い改める慚愧の状態異常を与える』歌唱系ユーベルコードのぶつかり合いは――聖なる歌声を放つユーベルコードが勝利する。
 確かに『輝けるサクラミラージュ』となり得る『今あるサクラミラージュ』を思う音楽家は、透明軍神に語り掛ける。
「それが、貴方の愛した世界でしょう……?」
「その通りだ……!」
 大切な人々、愛する世界への想いを込めた聖なる歌声……それを以てフィーナは幻朧帝の悪しき力を浄化、消滅させていく――

大成功 🔵​🔵​🔵​

雪華・風月
確かに…輝けるサクラミラージュ…
テロルや猟奇事件がなく理想世界…素晴らしき世界なのでしょうね…
幻朧帝の力で造られた偽物の世界でなければ…

そう、所詮これは作られた世界…であればいくら理想とはいえ
幻朧帝は本当に完全滅殺されたのでないならいつでも奴の手の上…この世界も壊すことの出来る……


透明な刀を風圧などから『気配感知』し『見切り』躱します…
そして幻朧帝の力を『居合』にて一気に『ダッシュ』で近づき断つ!

お約束します、ソウマコジロウさんわたし達はこの世界を知った…
この世界が将来のサクラミラージュであるのであればわたし達は本当にこの世界…いえ他の世界も見てそれ以上の未来へ歩むことが出来る…と



「確かに…輝けるサクラミラージュ……テロルや猟奇事件がなく理想世界……素晴らしき世界なのでしょうね――幻朧帝の力で造られた偽物の世界でなければ……」
 雪華・風月(若輩侍少女・f22820)は寂しそうに透明軍神『ソウマコジロウ』へと語り掛ける。
「そう、所詮これは作られた世界……であればいくら理想とはいえ、幻朧帝は本当に完全滅殺されたのでないならいつでも奴の手の上……この世界も壊すことの出来る……」
「ああ、この『|世界《輝けるサクラミラージュ》』の可能性を証明するならば、この世界を消滅させ……『幻朧帝イティハーサ』を完全滅殺させるしか方法はない」
 幻朧帝の力を取りこんだ『ソウマコジロウ』はあえて『鷹の如く飛翔する、無数の透明な日本刀』を振るうユーベルコードを振るい、風月に命中させようとする。
「お約束します、ソウマコジロウさん……わたし達『六番目の猟兵』はこの世界を知った」
 しかし剣圧によって生じた風を感じ取り、気配を感知して剣戟を見切る風月。
「この世界が将来のサクラミラージュであるのであればわたし達は本当にこの世界……いえ他の世界も見て――それ以上の未来へ歩むことが出来る……と」
「ならば……せめてこう言おう」
 透明化のユーベルコードを解除し、寂しそうな笑顔を見せて『ソウマコジロウ』は『輝けるサクラミラージュ』の遠い街並み……『ソウマコジロウ』の勝利を信じ、繁栄と幸福を謳歌している民を想う彼は告げる。
「忘れないでくれ。偽物の世界であっても……この世界には、この世界を愛して幸福を感じ取っていた民草がいたという事を」
「決して、忘れません」
 言葉と共に、風月は居合のユーベルコード『瞬華終刀』を『ソウマコジロウ』に繰り出すのであった――

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミュー・ティフィア
もうわかってるんですね。

でもきっとその願いは本心じゃない。でなければあんなに苦しそうな顔はしない。だから示さないと。

マナ、行きますよ。
『勝手にすればいい……』
精霊転身・光と風の歌姫。

無数の分身達と同時に展開した結界術で舞い散る幻朧桜を防ぎます。
オブリガードに破魔の魔力を込めて神聖属性全力魔法を分身達と共に放ち、コジロウと共にいる幻朧帝の力だけを集中的に浄化。
3分が経過しかけたらコジロウを味方に、幻朧帝の力を敵に識別して魔力嵐の放出で打ち砕きます。

私達なら幻朧帝を倒せます。そしてその先の未来できっと全ての問題を解決する。
誰からも存在を否定されない、本物の輝けるサクラミラージュに必ず辿り着きます。



「もうわかってるんですね……でもきっとその願いは本心じゃない。でなければあんなに苦しそうな顔はしない――だから示さないと」
 ミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)は『マナ』と共に『ソウマコジロウ』と相対。
 ユーベルコード『|精霊転身・光と風の歌姫《リンクエレメント・オーロラディーヴァ》』を発動……『自身の能力全てを再現した無数の分身』を生み出し、同時に展開した結界術で舞い散る幻朧桜を防いでいく。
「――『時空・オブリガード』」
 結んだ絆を浄化の光や魔法弾に変換し放つ神聖な十字架を模した巨大な媒介道具を掲げ、破魔の魔力を込めての神聖属性全力魔法を無数の分身と共に発動。
 幻朧帝……『ソウマコジロウ』の中に宿る『諸悪の根源』の存在と力のみをミューは攻撃していく――
「この状況を打開したいの。マナ、力を貸して」
『勝手にすればいい……』
 気だるげな声を出して『マナ』はミューに協力。
 ユーベルコードの制限時間である3分間が過ぎようとしている中で、ミューは最後に『ソウマコジロウ』を味方に、幻朧帝の力を敵に識別する高威力の魔力嵐の放出で打ち砕いていく――
「私達なら幻朧帝を倒せます。そしてその先の未来できっと全ての問題を解決する」
「……約束、出来るのか?」
「誰からも存在を否定されない、本物の『輝けるサクラミラージュ』に……必ず辿り着きます」
 ミューの無垢で、しかし力強い約束の言葉を聞いて……『ソウマコジロウ』は慚愧が晴れたかのような笑みを浮かべるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

蒼月山・翡翠
『輝けるサクラミラージュ』――テロルも怪奇事件もない世界は確かに理想的ですが、幻朧帝が創り出した世界など、確かに理想郷とは呼べる筈がありません。

白馬で英霊の元に駆け寄り、【鼓舞】しながら戦います。

【破魔】の力を身に纏い、『透明魂魄刀』を跳ね返しながら幻朧帝の力のみを斬り倒します!

コジロウ様が幻朧帝を殺す為に動いた様に、私達生きとし生ける国民も共に行動し、必ず本当のサクラミラージュを|『輝けるサクラミラージュ』《この世界》の様な理想郷に…いや、それ以上の世界にしてみせます!



「ええ……『輝けるサクラミラージュ』――テロルも怪奇事件もない世界は確かに理想的ですが、幻朧帝が創り出した世界など、確かに理想郷とは呼べる筈がありません」
「その通り、結局は『幻朧帝イティハーサ』が存亡を、生命線を、生殺与奪権を握っている」
 ――鷹の如く飛翔する、無数の透明な日本刀……『幻朧帝イティハーサ』の影響を受けた透明化のユーベルコードをあえて使いながら透明軍神『ソウマコジロウ』は蒼月山・翡翠(恋焦がれし翡翠桜の娘・f25306)の言葉に応えを返す。
 いつこの『輝けるサクラミラージュ』が『帝都櫻大戰』の後に『幻朧帝イティハーサ』の爆弾として変質するか分からない以上、この理想郷の様な『偽物の世界』を破壊しなければならない。
「それ以上に……これが『幻朧帝イティハーサ』を完全に滅する最大のチャンスなのだ!」
「コジロウ様が幻朧帝を殺す為に動いた様に……私達生きとし生ける国民も共に行動し、結実させて見せましょう」
 ――『諸悪の根源』たる『幻朧帝イティハーサ』の『完全滅殺』を……
 そして、この『輝けるサクラミラージュ』を『偽物の世界』でなく『本物の世界』にて……実現させるべく。
「必ず本当のサクラミラージュを……|『輝けるサクラミラージュ』《この世界》の様な理想郷に――いや、それ以上の世界にしてみせます!」
「……頼んだぞ」
 寂しくも、優し気な微笑と共に透明軍神『ソウマコジロウ』は翡翠が振るう『幻朧帝の力』のみを斬り倒す破魔の斬閃を喰らうのであった――

大成功 🔵​🔵​🔵​

陽環・柳火
「引導を渡してやんよ」
まず超高密度のゆっくりとした【属性攻撃】【弾幕】を放ち、弾幕の打ち消され具合や【気配察知】で相手の動きや攻撃を読み、防御
「前に戦った時にテメェの匂いは知ってんだよ。それと、その時と違う悪意の匂いも分かるんだよ!」
ソウマコジロウを【嗅覚】で察知。炎の弾幕も発汗を促す布石。更には【悪を嗅ぎつける】でイティハーサの存在も嗅ぎつける
「そこのクソジジイをぶった斬るのに丁度いい技を教えてもらったんだよ。サクラミラージュの奴等からよ」
イティハーサの邪心を【強制改心刀】を込めた|退魔刀《マタタビ丸》でぶった斬る
「あんたの正義は未来の奴らへ繋がったんだ。誇っていいんだぜ」



「引導を渡してやんよ」
 初撃は超高密度の……ゆっくりとした炎の弾幕を放ち、陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)は弾幕の打ち消され具合――即ち、透明軍神『ソウマコジロウ』の居場所を探っていく。
「前に戦った時にテメェの匂いは知ってんだよ……それと、その時と違う『|悪意《イティハーサ》』の匂いも分かるんだよ!」
「成程、嗅覚の鋭い存在ならば……納得だ」
 ――悪を嗅ぎつける事において、柳火は達人の域にある。
 第一戦線で『ソウマコジロウ』の居場所を探す為に使った『炎の弾幕を放って発汗を促す』事で汗の臭いを嗅ぎ分けていく柳火。
 更にイティハーサ……『ソウマコジロウ』が帝都制圧を行った元凶である『諸悪の根源』は間違いなく――
「そこのクソジジイをぶった斬るのに丁度いい技を教えてもらったんだよ――サクラミラージュの奴等からよ」
「……『強制改心刀』――確かに、『幻朧帝イティハーサ』に憑依された存在ならば有効的なユーベルコードであろう」
 その事に透明軍神『ソウマコジロウ』は、柳火の『幻朧帝イティハーサ』の有する邪心をユーベルコード『強制改心刀』を込めた退魔刀……名刀『マタタビ丸』を振るって放たれるその一撃を喰らい、膝をつく。
「あんたの正義は未来の奴らへ繋がったんだ――誇っていいんだぜ」
「……そうか、無駄ではなかった、か……過去も……この『輝けるサクラミラージュ』も……」
 柳火の言葉に、透明軍神『ソウマコジロウ』は晴れやかに笑みを返すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

森宮・陽太
【WIZ】
アドリブ連携大歓迎

確かに理想世界ではあるが
絵に描いたような理想はいらねえんだよ

この状況なら、俺は記憶を揺さぶりつつ幻朧帝の力への攻撃も狙おう
影朧の英霊を庇いながらソウマコジロウに声かけ

ソウマコジロウ
この世界は確かにお前が望んだ世界かもしれないが
一方で影朧の英霊たちは決して報われることのない世界だ
このままだと、てめぇの仲間の英霊たちは調伏され転生の輪に乗り…てめぇのことを忘れてしまう
てめぇを慕う同志をてめぇ自身が裏切ることになるが、本当にそれでいいのか?

ソウマコジロウの記憶を揺さぶったら指定UCでアスモデウス召喚
幻朧帝に向けて破魔浄化特化の白炎を浴びせつつ
二槍を伸長させぶち抜いてやる!


天玲寺・夢彩
ここはたしかに素晴らしいかもしれないけど…でも最低な力が宿る以上は本当の平和も輝きも無い贋の物…だってさんざん、骨爺は未来も命も可能性もくだらないって言ってたもん!

夢彩自身をオーラ防御と結界で守りつつ、UC(+浄化・破魔)。
春の大嵐が狙うのは穢れ罪深い業‥つまり幻朧帝の力だけを全力で!

夢彩は幻朧帝が復活しないように帝都櫻大戦の完全勝利を勝ち取って、無限の|未来《あした》も|可能性《希望》もある、今生きる命も新しい命も転生した命も全部が輝く世界になる希望のある大好きなサクラミラージュを護るの!
ソウマコジロウさん。
現在が過去になるなら、きっと現在の命が『未来の命』になる事だってあるよ。

・アドリブ◎


伊澄・響華
アドリブOKよ♪

Verweigerungを全開にし、オーラ防御によって見えない幻朧桜が身体に触れないようにしつつ、ソウマコジロウに呼びかけます。

「英霊達の心の声、あなたにも聴こえるでしょう?」
シャドウハンターの夢の中に入る力で、英霊達の心を読み取り、ソウマコジロウに直接届けます。

わたしの大好きな人たちのことを思い浮かべながら。
「あなたが守りたかった世界は、自分たちの力で帝の呪縛を打ち破り、前へ進もうとしている」

「だからもうこれ以上、幻朧帝に負けないで!」
【存在抹消】の力で再び非物質と化した殺気、Presence of Exterminationを放ち、ソウマコジロウの中の幻朧帝を切り裂きます。



「確かに『理想世界』ではあるが……絵に描いたような理想はいらねえんだよ」
 森宮・陽太(未来を見据える元暗殺者・f23693)は透明軍神『ソウマコジロウ』に持論を告げる。
「ここはたしかに素晴らしいかもしれないけど……でも最低な力が宿る以上は本当の平和も輝きも無い贋の物――だってさんざん、|骨爺《イティハーサ》は未来も命も可能性もくだらないって言ってたもん!」
 天玲寺・夢彩(春の大嵐少女・f22531)は|骨爺《イティハーサ》への嫌悪感を隠さずに、透明軍神『ソウマコジロウ』に言葉をぶつける。
「英霊達の心の声、あなたにも聴こえるでしょう?」
 殺人鬼にしてシャドウハンターである灼滅者の伊澄・響華(幻惑の胡蝶・f44099)は、夢の中に入る力を用いて英霊達の心を読み取り『ソウマコジロウ』に直接声を届けていく。
 らに向けられる敵対行為を否定し、拒絶し、無効化する気『Verweigerung』を全開にして防御――『見えない幻朧桜』が身体に触れないようにしながら、他の二名と連携しながら灼滅者の一人は『輝けるサクラミラージュ』に関する最終決戦の一つに挑む。
 ――この状況なら、俺は記憶を揺さぶりつつ幻朧帝の力への攻撃も狙える……そんな風に思いながら陽太は影朧の英霊を庇いながらソウマコジロウに声をかけていく。
「ソウマコジロウ……この世界は確かにお前が望んだ世界かもしれないが、一方で影朧の英霊たちは決して報われることのない世界だ」
 この世界は、彼らの意思と過去を無下にして生み出されたもの……そう言って陽太は『ソウマコジロウ』を揺さぶっていく。
「このままだと、てめぇの仲間の英霊たちは調伏され転生の輪に乗り……てめぇのことを忘れてしまう――てめぇを慕う同志をてめぇ自身が裏切ることになるが、本当にそれでいいのか?」
「良いわけがない……そうだ、だからこそ――」
「夢彩は『幻朧帝』が復活しないように『帝都櫻大戦』の完全勝利を勝ち取って、無限の|未来《あした》も|可能性《希望》もある、今生きる命も……新しい命も、転生した命も全部が輝く世界になる希望のある――」
 透明軍神『ソウマコジロウ』へと語り掛ける夢彩。
「間違いを犯す事もあるけど、時折退屈で何か他人任せに何か変わらないかな……ってふと思ったり……そんな事すら『そんな事があったね』って笑える日々を無条件に過ごせる様な――」
 かつて帝都制圧を行い……『諸悪の根源』である『幻朧帝イティハーサ』を討つ事で『輝けるサクラミラージュ』を守ろうとした男に、『輝けるサクラミラージュ』を愛し夢見る少女は宣誓する。
「大好きなサクラミラージュを護るの!」
「……それは、嬉しいな」
 笑みを浮かべ、一人の男は報われたような表情を浮かべる。
 そこに響華がユーベルコード『|存在抹消《イレイザー》』――自らの装備した武器を非物質化させ、肉体を傷つけずに対象の『魂』や『存在理由』のみを攻撃する一撃を『ソウマコジロウ』に仕掛け、彼の魂を蝕む『幻朧帝イティハーサ』の存在のみを攻撃。
 ――響華自身の、大切な人達の事を想いながら……彼女は語る。
「あなたが守りたかった世界は、自分たちの力で帝の呪縛を打ち破り……前へ進もうとしている」
「ならば……大罪人として名が残ろうと構わない……ただ、悪しき『幻朧帝イティハーサ』を打ち破れたというなら……」
「そして、貴方の汚名が晴れた事で……貴方を慕った人達の想いと名誉も報われるのよ」
「――」
 虚を突かれた様な表情で『ソウマコジロウ』は響華を見る。
 しかし、次の瞬間には納得の表情を見せる。
「彼らも、悪逆の大罪人という汚名は晴らせるか……」
「貴方と共にね――だからもうこれ以上、幻朧帝に負けないで!」
 その言葉を聞き届けた『ソウマコジロウ』は、最後に陽太へと向き直る。
「二槍を伸長させぶち抜いてやるぜ……いざ、尋常に」
「――勝負!」
 怪奇人間と悪魔召喚士との戦い……交差は一瞬。
 しかし、それだけで決着がついた。
「……良い、夢であった」
「夢は、明日に、いつかになるもんだ」
「だから、胸を張って良いよ」
「貴方は、紛れもなく『勝った』のだから」
「――ありがとう……『六番目の猟兵』達よ」
 その言葉と同時に――『ソウマコジロウ』は目を閉じるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年09月25日


挿絵イラスト