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獣人世界大戦⑱〜ついに解禁! 先制攻撃!

#獣人戦線 #獣人世界大戦 #第三戦線 #人民租界 #有頂天道人

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●ついに解禁! 先制攻撃!
「みんな、獣人世界大戦への参加ありがとう」
 そう言って、猟兵に感謝を告げるのはグリモア猟兵の風吹・香織(怠惰な「双胴の悪魔」乗り・f39889)だ。
 知らない人のために、概要を軽くだけまとめておくよ、と香織が概要を話し始める。
「かつて自分達に痛手を与えた『はじまりの猟兵』の拠点を探していた超大国『ワルシャワ条約機構』、その支配者である『始祖人狼』が、遂にその手がかりを掴んだらしい」
 それに呼応し、他の超大国もそれぞれに「始祖人狼の阻止」や「はじまりの猟兵の奪取」を目的として、ワルシャワ条約機構への大規模な軍事侵略を開始している。
「戦争が発生すれば、犠牲となるのは罪もない獣人達だ。そのうえ、超大国のオブリビオン達は「|世界の滅亡《カタストロフ》」さえも意に介していない。決して、超大国の好きにはさせないためにも、みんなの力を貸しておくれ」
 そう言って、香織は猟兵達を見た。

「今回相手してもらうのは、三度目となる『有頂天道人』だ。けど、奴はついに師父とコンタクトをとったようでね、その全身を渾沌で覆う事で自身をこれまで以上に強化している」
 機械化義体はもはや使わず、理解不能な拳術のみで戦闘するらしい。
「あまりに理解ができず、あたしにも予知が難しい。その上、今度は先制攻撃もしてくると来てる」
 それも、いつものように習得している三種のユーベルコードからではなく、文字通り予測不能な先制攻撃を仕掛けてくる、と言う。
「予知を持ってしても、どんな先制攻撃を仕掛けてくるのか予測不能だ。何が来ても対処できるくらいの構えをとっておくべきだろうね」
 いずれにせよ、これまで『有頂天道人』に通用したような、こちらが先手を取って圧倒するような戦術は通用しなくなっているはずだ。
「戦争の勝利には関係ないから無視できれば良かったんだが、なんとこいつ、『はじまりの猟兵』を狙っているようなんだ」
 もし『有頂天道人』を撃破しきれないまま戦闘が終われば、『有頂天道人』は『はじまりの猟兵』を攫ってしまうかもしれない、と香織は言う。
「だから、絶対に負けるわけにはいかない。必ず勝ってくれ」
 そう言って、香織は話を締め括った。


メリーさんのアモル
 まさか三回とも出てくるとはね。こんにちは、アモルです。

 敵は『渾沌氏「有頂天道人」undefined』。
 理解不能予測不能の先制攻撃を行ってきますので、対処が必要です。
 「有頂天道人の『詳細不明な先制攻撃』に対処する」事でプレイングボーナスを得られます。

 『はじまりの猟兵』を守るためにも、頑張りましょう!
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第1章 ボス戦 『渾沌氏「有頂天道人」undefined』

POW   :    渾沌孤拳 undefined nackle
全身に【undefined】を帯び、戦場内全ての敵の行動を【undefined】で妨害可能になる。成功するとダメージと移動阻止。
SPD   :    渾沌奇脚 undefined asault
【undefined】姿勢のまま、レベルkm/hで移動できる。移動中は、攻擊が命中した敵に【undefined】の状態異常を与える。
WIZ   :    渾沌妖血 undefined blood
術者の血液に触れたあらゆる対象は、血液が除去されるまで、全ての知覚が【undefined】で埋め尽くされる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

葉月・静夏

まだまだ倒しきれていないなんて、有頂天道人もしぶといね。とはいえ、今までの戦争でやってきたように、撃破できるまで何度でも倒すだけだね。

予測不能な先制攻撃に対しては、回避は捨て、すぐに反撃に移ることもできない、ダメージに耐えることだけを考えた【鉄壁】の防御姿勢で受け切るよ。
今までも色々な攻撃を受けてきた私なら、できないことはないはず!
受け続けていれば、どこかで割り込めるのか、【ジャストガード】を狙って隙を作れるのか、ゴリ押しが必要なのか、などのガードを軽くして反撃をするタイミングが見えてくるのではないかな?
見えてきたところをついて【緩夏静拳】をしっかり決めたいね。



「まだまだ倒しきれていないなんて、有頂天道人もしぶといね」
 都合三度目ともなる『有頂天道人』の登場にそう呟くのは異世界のケルベロス、葉月・静夏(せい夏・f40839)だ。
「とはいえ、今までの戦争でやってきたように、撃破できるまで何度でも倒すだけだね」
 そう、これまでだって、有力敵は蘇ってこなくなるまで何度となく撃破し続けることで事態を解決してきた。
 今回はこれまで以上にしつこいだけで、やること事態はいつもと同じである。
「カカッ。これまでと同じように行くか、試してみるが良い」
 現地にテレポートしてくると同時、『渾沌氏「有頂天道人」undefined』は、静夏に向けて、その先制攻撃を放つ。
 繰り出されるのは鋭い貫手。
 渾沌化した右腕から恐ろしい勢いで静夏に迫る。
(回避と反撃は捨てる)
 鋭い貫手を、しかし、静夏は避けずにその鉄壁の防御姿勢で受け止める。
(今までも色々な攻撃を受けてきた私なら、できないことはないはず!)
 初期ユーベルコードを超えるレベルに鍛えられた鉄壁が、『有頂天道人』の抜き手を受け止めて見せた。
 単なる腕と腕の接触がまるで火花を散らすかのように軋み合う。
「ほう、これを受け止めるか」
 ならその防御、崩して見せよう。と、『有頂天道人』は次なる見慣れぬ構えを取る。
 発動するはユーベルコード『渾沌孤拳 undefined nackle』。
 全身にundefinedを帯び、静夏の防御行動をundefinedを帯びた拳で妨害しようと攻撃する。
 攻撃に次ぐ攻撃。恐ろしい連続攻撃を、静夏はなんとか受け止め続け、的に攻撃を割り込む隙を狙う。
「どうした! 守ってばかりでは勝てんぞ!」
 苛烈なる攻めは続く。
 だが、静夏はついにその隙を見つけた。
 undefinedを纏った渾身の拳を静夏は正面からしっかりと受け止め、相手のそのまま一気にユーベルコードを放つ。
 ゆっくりと静かに、しかし確実に、その線香花火のような炎を纏った左拳は、『有頂天道人』に食い込んだ。
 同時、『有頂天道人』は線香花火のような炎に包まれ、継続ダメージを受ける。
「くっ、隙をずっと狙っておったのか」
 既に継続ダメージとして成立させられてしまえば、もはや行動妨害も意味がない。
 静夏は続く『有頂天道人』の攻撃を再び受け止め続けながら、ダメージを負い続ける『有頂天道人』を見ていた。
 もちろん、迂闊な隙を晒すようならもう一撃喰らわせる準備もした上で。

成功 🔵​🔵​🔴​

西恩寺・久恩
…いよいよ本気で来ましたね
と敵を見る

分からないなら勘で何とかするしか無いですね…
敵の先制攻撃に対しては第六感と心眼と気配感知と瞬間思考力で敵の攻撃を推力移動で回避するか駄目ならお祓い棒でシャドウパリィしながら回避する
フラウディやカモカモの式神達の結界術も念の為展開しておきます

ならば出しましょう、鬼の手を!無限天理陰陽術式…仙才鬼才!
指定UCの効果でUC無限天理陰陽術式仙才鬼才を発動して自分の手を鬼の手に変形させる

これなら渾沌化を無視出来ますね…ふん!
鬼の手による次元干渉で敵の渾沌化を無視して殴り飛ばす

これが必殺のデコピンです
指定UCを発動して次元干渉の力で渾沌化を無視しながら敵にデコピンを放つ



「……いよいよ本気で来ましたね」
「あぁ、これこそ俺の本気だ」
 敵を見て呟いたアヤカシエンパイアの出身であり妖力が全くない狐妖怪の少女、西恩寺・久恩(妖怪陰陽師(物理)ここに見参!・f42881)に向けて、『渾沌氏「有頂天道人」undefined』が一気に肉薄、その先制攻撃を放つ。
(分からないなら勘で何とかするしか無いですね……)
 『有頂天道人』の予測不能の一撃が迫る。
 だが、その予測不能の一撃に対し、久恩の第六感が危険を告げる。たかが、第六感と侮ることは許されない。久恩のそれはなりたての猟兵が使うユーベルコードに匹敵するほどに練り上げられているのだから。
 燕の形をした思業式神の力を借りて推力を発する事で、一気に跳躍、久恩は間一髪のところで、『有頂天道人』の先制攻撃を回避した。
「ほう、予測できたというのか? あるいは、ただの勘か? まさか俺の先制攻撃を回避するとはな」
 先制攻撃さえ凌げば、あとはこちらの手番……とはいかないのが、『有頂天道人』の恐ろしいところ。
「行くぜ」
 発動するはユーベルコード『渾沌奇脚 undefined asault』。
 理解不能な姿勢のまま恐ろしい時速で加速し、そのまま久恩へと攻撃を敢行する。
 だが、久恩の策もこれで終わりではない。
「無限天理陰陽術式……仙才鬼才!」
 ユーベルコードを発動し、自分の手を鬼の手へと変える。
 合わせて得られる効果の一つに、デバフ無効がある。
「これなら渾沌化を無視出来ますね……ふん!」
 故に、『有頂天道人』の攻撃は、久恩にダメージこそ与えるものの、最も恐ろしい効果であるundefinedの状態異常になる事なく済む。
「なぬ!? 俺の全力渾沌が通じないというのか」
 驚愕する『有頂天道人』。だが、久恩の攻撃はこれからだ。
「無限天理陰陽術式……鬼面嚇人!」
 放たれるのは超神速の鬼の手によるデコピン。
 それは『有頂天道人』が自己を守るために展開した渾沌を無視してヒットし、派手に『有頂天道人』を吹き飛ばした。

成功 🔵​🔵​🔴​

皐・芽衣

そろそろお主も拳術や功夫とはかけ離れてきた気がするのぅ。

理解不能な拳術での先制。
わしの[功夫]の構えが本来想定していない場所に攻撃されるんじゃろな。
方法の予測はつかぬとも、自分の[功夫]は弱点まで知っておる。
狙われる箇所を[見切り・受け流し・オーラ防御]で捌いてみせよう!

して……その渾沌は、お主の本当の姿、本当の力と言えるのかの?
言えんじゃろ。「本当」じゃなければ、それは「嘘」じゃなぁ。
【断獄】。お主はここで裁く!

嘘の姿、嘘の動き。嘘の知覚。全て禁止して、後は純粋な殴り合いじゃ!
[功夫]を活かした[見切り・部位破壊・体勢を崩す・鎧無視攻撃]。
裁く側と裁かれる側、果たしてどちらが強いかのぅ!?



(理解不能な拳術での先制。わしの功夫の構えが本来想定していない場所に攻撃されるんじゃろな)
 戦場に降り立つなり、先制攻撃に備えるのは、|獬豸《カイチ》の瑞獣、皐・芽衣(金色一角のメイメイ・f35724)だ。
(方法の予測はつかぬとも、自分の功夫は弱点まで知っておる。狙われる箇所を見抜いて捌いてみせよう!)
 果たして、『渾沌氏「有頂天道人」undefined』の攻撃は予測不可能な軌道を描きつつ、しかし、最終的には芽衣が予測した場所へと飛んできた。
 芽衣はこれをオーラで軽減しつつ、ギリギリで回避できる地点を見切り、そのまま受け流して見せる。
「カカッ、ユーベルコードなしで俺の先手をうけとめよったか」
「そろそろお主も拳術や功夫とはかけ離れてきた気がするのぅ」
 笑う『有頂天道人』に、芽衣は思わずそんな言葉を漏らす。
「そうとも、サイバーカンフーマスターは仮の姿、師父の許しを得て使うこの渾沌拳こそが、俺の力よ」
「本当の、か。して……その渾沌は、お主の本当の姿、本当の力と言えるのかの?」
「なんだと? これは俺が俺自身で渾沌氏の領域に至った力、本当の力に決まっている」
「違う。渾沌は他者の力。お主の力とはいえん」
「なん、だと」
「『本当』じゃなければ、それは『嘘』じゃなぁ」
「裁きの時間じゃ! お主はここで裁く!」
 発動するユーベルコードは『断獄』。
 周囲を裁きの場とし、嘘を禁止した上で、断罪行為を強化し、被断罪者を弱化させるという、正義・公正・法治を司り、人の紛争が起きると、角を使って理が通っていない一方を突き倒すと言われる獬豸らしいユーベルコードだ。
「ば、馬鹿な。俺の渾沌の力が嘘、だと……」
 渾沌の力が封じられた以上、後は純粋な殴り合いとなる。
 なりたて猟兵のユーベルコードに匹敵するほどに鍛えあげた芽衣の功夫が炸裂する。
 一方の『有頂天道人』は渾沌を封じられ、攻撃に全く冴えがない。
 『有頂天道人』の攻撃を見切り、体勢を崩せば、そこに容赦なく、鎧無視の貫通攻撃が突き刺さる。
「くそ、こんな馬鹿なことがあるか!」
 『有頂天道人』は吠えて、ユーベルコードを発動しようとするが、これまた渾沌の力であるため、やはり十分な力を発揮してくれない。
「おのれ! おのれ、猟兵め!」
 『有頂天道人』は一切の抵抗ができないまま、芽衣にうちのめされたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳴上・冬季
「邪仙の弟子と判明した以上、最優先で倒すべき敵となっただけです。今度こそ骸の海深く沈むが良い。…合一・真黄巾力士」
追加UC
仙術・万病回春

敵と同身長の黄巾力士に融合
鋼の身体に仙術とオーラ防御
骸の海の悪影響更に遮断
返り血含めた|混沌の諸相《undefined》による知覚と行動への制限はUCで即解除
敵の攻撃は仙術+功夫で縮地(短距離転移)し回避

最初は飛行し敵の先制攻撃見極め
金磚で雷属性乗せた誘導弾連射し制圧射撃
行動阻害与えつつ砲頭から徹甲炸裂焼夷弾連射
鎧無視・無差別攻撃で蹂躙し敵が混沌の諸相に使用する総量を削る
攻撃パターンをある程度見極めたら縮地で接敵し貫手
最大の雷属性攻撃叩き込み体内から焼き尽くす



「邪仙の弟子と判明した以上、最優先で倒すべき敵となっただけです。今度こそ骸の海深く沈むが良い。……合一・真黄巾力士」
 戦場に降り立つなり、『宝貝・黄巾力士』と合体するのは転生を繰り返した大妖怪『迅雷公』を自称する雷使いの妖仙、鳴上・冬季(野狐上がりの妖仙・f32734)だ。
 『宝貝・黄巾力士』と合一した冬季はそのまま上空へ飛び上がる。
 そこへ鋭く放たれる『渾沌氏「有頂天道人」undefined』の先制攻撃。
「空へ逃げれば安全と思うたか?」
 予測不可能回避不能のその一撃は空に飛翔した冬季に向けて突き刺さる。
 突き刺さったその一撃には『有頂天道人』の血液が付着しており、全ての視界を渾沌で多い尽くす。
 ……はずだった。
 ユーベルコード『仙術・万病回春』。それは万病回春の仙術により、状態異常を反射するユーベルコード。
「ぬぅ、貴様も渾沌を無効化か」
 冬季は答えず、『宝貝・金磚』から雷属性を載せた誘導弾を連射し、地上を制圧する。
「ぐっ、くっ」
 『有頂天道人』がその対処に渾沌を用いている間に、今度は砲塔から徹甲炸裂焼夷弾を連射し、地上を焼いていく。
 無差別攻撃で渾沌の総量を削っていく冬季。
 その間も『有頂天道人』は隙あらば、冬季への攻撃を狙ってくる。
 だが、先制攻撃でなければ対処の余地はあり、冬季はそれを縮地で回避。
 冬季はやがて少しずつ、『有頂天道人』の攻撃パターンを見極めていく。
 予測不能とはいっても、扱う 『有頂天道人』も知的生命体。ある程度の癖はあるし、パターンもどうしたって有限にはなる。
 一番最初の先制攻撃はそれがわからない状態からのスタート故、回避するのは難しいが、パターンが蓄積されていけば、どんどんそれらは普通の攻撃と何ら変わらなくなっていく。
 故に。
(次ですね)
 『有頂天道人』の次なる攻撃は大ぶりな一撃。
 当たれば重いが、良ければ隙が大きい。
 冬季は『有頂天道人』のその一撃を縮地で回避し、今度は距離を取るのではなく、一気に接近する。
「なに!?」
 予想外の接近に『有頂天道人』が驚愕するがもう遅い。
 鋭く放たれる貫手の前に、『有頂天道人』は渾沌で防御することも叶わず貫かれる。
 そして、体内から雷属性の攻撃を放たれ、内部から焼かれることとなったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ステラ・リデル

『はじまりの猟兵』を狙っているそうですね。
阻ませて貰います。

先制攻撃は直感(第六感×心眼)で察知して『オーラセイバー』による切り払いで対応。その後、しばらくは回避、受け流しに専念して有頂天道人の動きを見切ります。(見切り×学習力×瞬間思考力)
しかる後に攻勢へ。
【蒼と青の奔流】の青により【渾沌妖血】による状態異常を無効化。
同時に蒼により道人を削ります。
【蒼と青の奔流】を展開したまま近接戦闘へ。
動きを見切った後は『オーラセイバー』による斬撃と『蒼』の消滅で的確に追い詰めて最後は唐竹割りで決めましょう。



「『はじまりの猟兵』を狙っているそうですね。阻ませて貰います」
 ステラの魔力で生成された光の剣『オーラセイバー』を構え、そう問いかけるのは、スペースシップワールド出身の戦闘、内政なんでもござれの怜悧な才女、ステラ・リデル(ウルブス・ノウムの管理者・f13273)だ。
「カカッ。俺と師父のやり取りを見たか。だが、勝つのは俺だ」
 やり取りというにはあまりに短いそのやり取りの直後、『渾沌氏「有頂天道人」undefined』の先制攻撃が放たれる。
 予測不能理解不能の一撃がステラを襲う。
 が、しかし。
 ステラの優れた直感がその一撃の狙い所をギリギリのところで看破。
 すんでのところで『オーラセイバー』で以て切り払う。
「ほう、なかなかな技量。だがこれはそうかな」
 『有頂天道人』から続け様に放たれる予測不能理解不能の一撃達。
 しかし、ステラはその全てを防戦に専念することで受け流し、回避していく。
「なかなかやる、だが、これはどうかな」
 『有頂天道人』は一気に鋭い貫手を放つ。
 ステラはそれを咄嗟に『オーラセイバー』で受け止めるが、それにより、『有頂天道人』の腕が切断され、血飛沫が飛ぶ。
 飛んだ血飛沫がステラに命中し、直後、ステラの全ての知覚が、理解不能の何かによって埋め尽くされる。
 『有頂天道人』によるユーベルコードである。
 そう、『有頂天道人』は自分の腕を切られることを代償にステラの視界を奪い、一気にその防勢を崩したのだ。そうして、『有頂天道人』は一気に攻勢に出る。
 なお、『有頂天道人』の腕は渾沌によって補充され再生する。
 ステラに迫る絶体絶命のピンチ。
 だが。
「破壊と再生。本質は変わりません」
 ユーベルコードにはユーベルコードを、ステラもまた、ユーベルコードを発動した。
 青い光がステラを覆い、あらゆる状態異常を回復していく。当然それは、『有頂天道人』の血液とそれによる妨害効果も同様である。
 それと同時、蒼い光が『有頂天道人』に襲いかかり、その体を消滅させる。
「ぬぅ」
 その消滅された部位はすぐに渾沌で補充され再生するが、とはいえ、無尽蔵とはいかない。
 結果、攻勢に出たのは『有頂天道人』ではなく、ステラの方だった。
 『オーラセイバー』の斬撃と、蒼い光による消滅攻撃、その二つを巧みに組み合わせ、『有頂天道人』はみるみるうちに追い込まれていく。
「カカッ、防戦一方に見えたのは、こちらの動きを見切るためであったか」
 そして、致命的な隙を見つける。
 ステラは真っ向から唐竹割りを放ち、『有頂天道人』を両断したのであった。
「見事」
 その言葉の後、『有頂天道人』が消滅していった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年05月22日


挿絵イラスト