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獣人世界大戦⑭~血溜まりの湖

#獣人戦線 #獣人世界大戦 #第二戦線 #ワルシャワ条約機構

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●獣人戦線
「ハッハッハッ、この地に私が降り立った以上、勝利は決まったようなモノ。故に、何も恐れる事はない。私の前では、猟兵達など、ザコ同然! 例え、纏めて掛かってきたとしても、私にとっては脅威でないからなっ!」
 クロスファイア・コマンダーがバイカル湖に降り立ち、勝ち誇った様子で高笑いを響かせた。
 バイカル湖はワルシャワ条約機構で虐殺されていった獣人達の血液で溢れ返っており、五卿六眼たる始祖人狼に絶えず力を捧げる儀式魔術場となっていた。
「さあ、我等で猟兵達を迎え撃とうではないか。なあに、何も恐れる事はない。お前達は何度倒れても、復活する事が出来る。この私が存在している限り。お前達が消滅する事はない! さあ、目覚めよ! 不死の魔狼達よっ!」
 クロスファイア・コマンダーが、バイカル湖に眠る血の魔狼に呼び掛けた。
「ウォォォォォォォォォォォォォン!」
 その気持ちに応えるようにして、湖に満ちる鮮血が次々に「血液でできた魔狼の群れ」となって飛び出し、激しく唸り声を響かせた。
「ハハハハハッ、いいぞ、いいぞ、その調子だ! 猟兵達を蹴散らした後は、ワルシャワ条約機構領内に攻め込むぞ。まあ、お前達なら、楽勝だろう。庭掃除をする感覚で、虐殺していけばいいのだから……。いわば、猟兵達との戦いは、準備体操のようなモノ。不死である御前達であれば、庭掃除用も簡単だ!」
 クロスファイア・コマンダーが、魔狼達の頭を撫で、不気味に笑うのだった。


ゆうきつかさ
 これは戦争依頼です。
 血液で出来た魔狼の群れは、素材が素材である為、倒しても無尽蔵に現れます。
 ただし、湖畔で「魔狼の創造儀式」を行っているクロスファイア・コマンダーを撃破すれば、ただの血液に戻ります。

 プレイングボーナス:無限に溢れる「血の魔狼」を1匹残らず倒す/速攻でオブリビオンを撃破する。
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第1章 ボス戦 『クロスファイア・コマンダー』

POW   :    進軍命令
攻撃力に優れた【砲戦型パンツァーキャバリア部隊】、レベル×2体出現する【砲撃型機械兵士部隊】、治癒力を持つ【機械衛生兵部隊】のいずれかを召喚し、使役する。
SPD   :    焼却命令
【背中に装着された巨大ガトリング砲】から【無数の焼夷弾】を放ち、敵及び周辺地形を爆発炎上させる。寿命を削ると、威力と範囲を増加可能。
WIZ   :    殲滅命令
自身の【背中に装着された巨大ガトリング砲】を【殲滅砲火形態】に変形する。変形中は攻撃力・射程が3倍、移動力は0になる。

イラスト:bit.

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は煙草・火花です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

馬県・義透
戦争サポートとなります。
四人で一人の複合型悪霊。生前は戦友

第一『疾き者』唯一忍者
一人称:私 のほほん
武器:漆黒風

戦闘では忍者らしく素早く駆け抜け、UCつき漆黒風を早業で投げるのが主ですねー。
この武器、頼れる相棒なんですよー。
それに、投げるだけではなく、握り込んで爪代わりに出来たりしますからね。便利なんですー。

また、探索でも私の出番となりますー。
ええ、慎重に地形を把握し、一気に駆け抜ける時は駆け抜けましてー。
あ、地面に罠がある時は、悪霊らしく空中浮遊して移動しますー。
風属性も担当してますので、それを利用して敵を探知したりもします。


ベルト・ラムバルド
アドリブ上等

クロムキャバリア出身のスゴ腕パイロットのハイカラさんです。
騎士道物語に憧れ騎士道を目指しています。腕は確かですがお調子者です。俗にいう残念なイケメンです。

キャバリアに乗って闘ったりします。キャバリアに乗らなくても戦いますが生身ではそんなに強くないですがそこは知恵を振り絞って頑張ります。

口調 (私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)


仇死原・アンナ
アドリブ歓迎

ダークセイヴァー出身の処刑人です。
普段はぼんやりですが敵には冷酷な処刑人と化します。
鉄塊剣振るい怪力で攻撃したり妖刀で斬り付け串刺したりします。
鎖の鞭や拷問具で敵の行動を阻害し、肉体より生じる地獄の炎を操り範囲攻撃で敵を燃したりします。

口調(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
敵には(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)


鳳凰院・ひりょ
MS様におまかせします。かっこいい鳳凰院・ひりょをお願いします!

アドリブ・連携〇

同伴者がいる場合は同伴者を支援するよう行動
戦い方は遠近両用
接近戦→【破魔】を付与した破魔刀
遠距離→精霊の護符の【乱れ撃ち】
同伴者が苦手な方を受け持ちます

単独で戦う場合は敵の苦手とする方での戦い方を主軸に
護衛対象がいる場合は自分の身を挺して【かばう】
仲間達に危害を加えるような行動はまず取らず
誰かを傷付けるくらいならば自分が傷付く方を選びます
任務に関わる人達の笑顔を取り戻す為に全力を尽くします

指定したUC以外への変更及び演出的なUC複数発動も可
采配はMS様にお任せします

圧勝・苦戦からの勝利等、どんな演出も可


フェリチェ・リーリエ
戦争シナリオで人手が足りないところに使っていただければと思います。

普段の口調は田舎っぺ『おら、お前さん、だ、だべ、だべさ、だべ?』名前は呼び捨て。
割と脳筋なので頭を使った戦いはやや苦手、勢いでどうにかするタイプ。
ヴァルキリーの翼で飛び回る身軽さを活かした戦いが得意。

リア充爆破に意欲を燃やす嫉妬戦士ゆえリア充爆破スイッチでの【爆破】攻撃はよくやります。敵がリア充ならより殺る気がでる(今回の戦争では難しいかもですが)

ソードハープの音色から放つ【音響弾】による遠距離攻撃はもちろん、【武器巨大化】で巨大化させた中華鍋で殴ったり盾代わりに使ったり、大包丁で【切断】する近接物理攻撃も得意です。


ロビ・シートン
これは由々しき存在。
この血の池をどうにかしないとな。
その前に、儀式を行っている輩をどうにかすればな。
ダークセイヴァーもまだ完全開放されてない訳だしな。
五卿六眼にも繋がる重要な場所のようだしな。
血の池からあふれ出す血の狼に対しては、UC使って眷属を呼び出して戦わせよう。
「お前ら、4頭で相手1頭相手にしろ。あと1頭は我と共に来い」
儀式を行い輩までの空間が開いたなら一気に向かって奴らがUC使う前に片付ける。
やれやれだ。



●鮮血の魔狼
「待っていたぞ、猟兵達よ! だが、お前達の戦いは、ここで終わりだ!」
 クロスファイア・コマンダーがバイカル湖に身体を浮かせ、猟兵達を見つめて邪悪な笑みを浮かべた。
 それと同時に、湖に満ちる鮮血が次々に「血液でできた魔狼の群れ」となって飛び出し、猟兵達の逃げ道を塞ぐようにして、まわりを囲んだ。
(これは由々しき存在。この血の池をどうにかしないとな」
 そんな中、ロビ・シートン(狼王・f18227)が、警戒した様子で辺りを見回した。
 魔狼の群れは唸り声を響かせ、今にも飛びかかってきそうな感じであった。
 どうやら、いくら倒しても復活するらしく、クロスファイア・コマンダーの顔が自信に満ちていた。
 その状況で魔狼の群れを倒したとしても、疲れるだけではあるものの、クロスファイア・コマンダーに近づくためには、それが分かっていても戦うしかなかった。
「これは……やるしかないようですねー」
 そんな空気を察した馬県・義透(死天山彷徨う四悪霊・f28057)が、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「グルルルルッ!」
 次の瞬間、魔狼の群れが唸り声を響かせ、義透に飛びかかった。
「そう来ると思ってましたよー」
 それに合わせて、義透が破魔の力を込めた斬撃波で範囲攻撃を仕掛け、魔狼の群れを蹴散らしていった。
「無駄だ。私が存在している限り、こいつらが滅びる事は……ない!」
 クロスファイア・コマンダーが、フンと鼻を鳴らした。
 その言葉通り、魔狼の群れは、いくら倒しても復活し、猟兵達に襲い掛かってきた。
「……」
 それでも、義透はまったく怯んでおらず、【四更・風(シコウ・フウ)】で漆黒風(棒手裏剣)を発射し、先頭にいた魔狼の頭を貫いた。
「無駄だと言ったはずだが……聞こえなかったか?」
 クロスファイア・コマンダーが指をパチンと鳴らし、再び湖の中から魔狼の群れを出現させた。
「いや、まあ……、それは分かっているつもりだが、こいつらって君の力で動いているんだろう? その証拠に、ほら……小さいヤツもいるからさ」
 ベルト・ラムバルド(自称、光明の暗黒騎士・f36452)が、ワンサイズ小さめの魔狼に視線を送った。
 よく見れば、マトリョーシカの如く、横に行けば行くほど魔狼が小さくなっていた。
「な、なんだと!?」
 クロスファイア・コマンダーがハッとした表情を浮かべ、魔狼の群れにサッと視線を送った。
 だが、魔狼の群れは、ションボリ顔。
「まあ、弱っているのなら、こちらにとって好都合だ」
 その間に、ベルトが【黄金聖騎士見参(ゴールドセイントナイトフォーム)】で、光輝く黄金聖騎士風のキャバリアに変身し、BXビームセイバーで魔狼の群れを斬り捨てた。
「ええい、何をやっている! こいつらを殺せ!」
 クロスファイア・コマンダーが動揺した様子で、大声を上げて魔狼の群れを嗾けた。
 その指示に従って、魔狼の群れが湖から飛び出し、猟兵達に牙を剥いた。
「……遅い」
 それを迎え撃つようにして、仇死原・アンナ(処刑人、地獄の炎の花嫁、焔の騎士・f09978)が錆色の乙女(鉄塊の如き巨大剣)を振り回し、魔狼の群れを消し飛ばした。
「ならば、アイツ等の力を借りるだけだ!」
 クロスファイア・コマンダーが無線で連絡を取り、砲戦型パンツァーキャバリア部隊を召喚した。
 砲戦型パンツァーキャバリア部隊は連携を取りながら、猟兵達に対して砲撃を開始した。
「無駄な事を……」
 アンナが【暗黒不死鳥炎獄破(ブレイズフレイム・ダークフェニックス)】で不死鳥の姿を模った暗褐色の地獄の炎を放ち、砲戦型パンツァーキャバリア部隊を燃やした。
 即座に、砲戦型パンツァーキャバリア部隊が湖に飛び込んだものの、地獄の炎が何処までも広がり、魔狼の群れも巻き添えを食らった。
「く、来るなっ! こっちに来るなァァァァ!」
 クロスファイア・コマンダーが、背中に装着された巨大ガトリング砲を殲滅砲火形態に変形させ、猟兵達を威嚇するようにして砲撃した。
「……近づかなければいいんだよね?」
 鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)が残像を身代わりにしながら、全力魔法を乱れ撃った。
「そ、そういう意味じゃない」
 クロスファイア・コマンダーが、禍々しいオーラを展開し、何とか致命傷を避けた。
「だったら、遠慮はいらないな。俺のありったけの精霊力を捧げる! 力を貸してくれ、偉大なる竜よ!」
 ひりょが【精霊竜召喚(コール、クリスタルドラゴン)】で精霊の護符から精霊の王の一柱であるクリスタルドラゴンを召喚し、無属性のドラゴンブレスで、魔狼の群れを蹴散らした。
「こ、このままでは……!」
 クロスファイア・コマンダーが、背中に装着された巨大ガトリング砲で、猟兵達を攻撃した。
「そんな事をしても無駄だべ」
 フェリチェ・リーリエ(嫉妬戦士さんじゅうきゅうさい・f39205)が範囲攻撃で薙ぎ払い、クロスファイア・コマンダーを爆破した。
「ぐはっ! な、何故だ。爆弾を仕掛ける暇などなかったのに……」
 クロスファイア・コマンダーが、信じられない様子で後退した。
「それは、お前さんがリア充だからだべ! どんなに隠しても、おらには分かるべ!」
 フェリチェが躊躇う事なく、ビシィと指差した。
「……それのどこが問題だ!」
 すまさま、クロスファイア・コマンダーが、機械衛生兵部隊を呼び出し、傷ついた身体を治療させた。
「問題があるから、おらがここにいるんだべ。リア充は、つべこべ言わず滅ぶのが運命だべ!」
 フェリチェが【ダイナミック頭突き(スカイヘッドバット)】を発動させ、ヴァルキリーの翼で飛翔しながら、クロスファイア・コマンダーに激突した。
「は、早く……私を守れ!」
 その拍子に、クロスファイア・コマンダーが尻餅をつき、魔狼の群れを身代わりにして、逃げる時間を稼ごうとした。
「お前ら、4頭で1頭を相手にしろ。あと1頭は我と共に来い」
 ロビが【コーリング・ウルフパック】で、自らの眷属である灰色狼28頭を呼び寄せ、クロスファイア・コマンダー達に攻撃を仕掛けていった。
 それを邪魔するようにして、魔狼の群れが襲い掛かってきたものの、灰色狼達の敵ではなかった。
「うぐぐ、こうなったら……!」
 クロスファイア・コマンダーが、背中に装着された巨大ガトリング砲から、無数の焼夷弾を放とうとした。
「残念だったな。既に手遅れだ」
 その間に、ロビが一気に間合いを詰め、クロスファイア・コマンダーの首元に噛みついた。
「う、ぐ、ぐはっ!」
 そのため、クロスファイア・コマンダーは自分の身を守る事が出来ず、為す術もなく湖の底に沈んでいった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年05月20日


挿絵イラスト