獣人世界大戦⑪〜獣人迷宮ようちえん・たからさがし!
●みんな幼児になーれ!
「獣人世界大戦も第二戦線へと突入しているが、今回赴いて貰うのはウラル山脈だ」
筧・清史郎(桜の君・f00502)はそう告げた後、依頼の詳細を語り始める。
「ウラル山脈の山岳地帯で、「ワルシャワ条約機構の隠し財宝」が複数存在することが予知で確認された。これらの財宝や鉱脈をワルシャワ条約機構から奪い取ることができれば、条約機構軍の財力を大きく削り取れるだろう」
ウラル山脈はそもそも、金や鉄、石炭、宝石などなど、多くの鉱物資源の産出地としても知られているが。
「ワルシャワ条約機構軍の隠し財宝庫のうちひとつの正確な所在を、予知で暴くことができた。なので、敵に先んじてこの財宝庫に乗り込み、隠されたお宝をぶんどって速やかに撤収して欲しい」
とはいえ勿論、ただその場所に行けば容易に金銀財宝が手に入るわけではない。
「山脈内部に隠されたそこは「危険な仕掛け」によって厳重に守られている」
財宝を入手ためには、その「危険な仕掛け」を突破しなければならないというのだ。
そして今回予知された場所にある隠し財宝を守る仕掛けとは。
「財宝までの道のりは、迷路のような迷宮となっているというが。その迷路ダンジョン一面を満たし、漂っているのだという――幼児化してしまう錯覚に陥る効力のある瘴気が」
迷路のような道に満ちる瘴気は、吸い込んだ者を幼児にしてしまうという。
といっても、本当に幼児になるというわけではなく。
自分を含め、迷路迷宮にいる全ての存在が幼児化している幻覚を視る瘴気で。
身体や心が幼児化したような感覚に陥ってしまう影響が齎されることもあるという。
その瘴気の効果には個人差があり、外見も中身も幼児化してしまう人もいれば。
中身は普段のまま、外見だけ幼児化していて幻覚に陥るだけの者もいる。
いくらどうやってもこの瘴気を吸い込むことは避けられないというが。
幼児化以外は、瘴気の影響はなく、外に出て暫くすれば元に戻るというし。
まだ作戦に気づかれておらず、敵の姿は迷宮内にはほぼないというが。
万が一遭遇してしまった見張りなどの敵も勿論、幼児である。
幼児化する幻覚なので、身体能力に変化はなくユーベルコードの使用は当然可能だ。
「赴いた皆は、その場では幼児であるので。とことこと少し迷子になってしまったり、不安になって泣いてしまったり、はしゃいで遊んでしまったりするかもしれないが。途中でお弁当やおやつタイムをはさんだりしながらも、たからさがしを頑張って欲しい」
清史郎はそう皆に、予知を元に作成した自作の「たからのちず」を配りながらも。
「俺は甘いものがとても好きだが。バナナはおやつに入るのだろうか」
満開桜を掌に咲かせ、皆を導く。お宝が隠された、ウラル山脈の幼児化迷路へと。
志稲愛海
みんなまた、ようじになーあれ!
志稲愛海です、よろしくお願いいたします。
こちらは、1フラグメントで完結する『獣人世界大戦』のシナリオです。
確実に受付している期間は、5/13(月)朝8:30~5/16(木)朝8:29迄の予定です。
受付状況は、シナリオタグやMSページでも連絡いたします。
●プレイングボーナス
財宝庫の仕掛けを突破し、敵より先にお宝を回収する。
●シナリオ概要等
幼児化の幻覚を齎す瘴気が満ちる迷路ダンジョンを突破してください!
POW/SPD/WIZは気にせずOKです。
自分を含め、迷路内の存在が全員、3~5才程度の幼児になる幻覚に陥ります。
見た目だけ幼児になってしまう幻覚だけで済む人もいれば。
見た目も心も幼児になってしまう人もおり、瘴気の影響には個人差があります。
どの程度、どんな幼児になったか等は、プレイングにてお願いします!
身体能力やユーベルコードなどは、普通に通常通りなのですが。
瘴気の影響で、歩幅や背丈が小さくなった感覚をおぼえたり。
足がもつれてころんじゃったり、言葉が舌ったらずになったりするかもです。
不安になって泣いちゃったり、逆にはしゃいでヤンチャになったりとか。
性格も、いつもとは違ったちびっこになったりするかもです。
敵はまだ気が付いていないので、ほぼいませんが。
もしも見張りの敵などに遭遇しても、敵も幼児です。
万が一遭遇しても、ぽかぽかやっつけちゃってください。
おやつやお弁当を食べながらひとやすみ、などもできますし。
ドキドキ迷路たんけんから、ちょっと飽きて別の遊びをしたり等々。
自由にたのしく、たからさがししてください!
●お願い
同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)と、fからはじまるID】又は【グループ名】のご記入をお願いします。
グループ参加の人数制限はありません、お一人様~何人ででもどうぞ!
ですが、同行者が参加していない場合は返金となる可能性もあります。
公序良俗に反する事、他人への迷惑行為、未成年の飲酒喫煙は厳禁です。
あとは皆様らしく、どうぞご自由に!
ご参加お待ちしております!
第1章 冒険
『瘴気地帯を突破せよ!』
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POW : 気合いや体力で強引に突破する!
SPD : 毒が回る前に迅速に突破する!
WIZ : 瘴気の発生源に対処する!
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
向坂・要
幼児サイズになった自分の手をぐーぱーしつつ興味深げ
試しに、と歩いてみればぽてぽてと音がしそうな歩みの遅さも面白く
いや、面白いのだがこれでは探索に時間がかかりすぎると気がついたのは暫くしてから
ふむ、と思案しユーベルコードを発動させこれまたちんまい子狼の姿に
ついでに風の精霊の力も借りてふわふわと浮くことで移動時の負担を軽減しつつ速度アップをはかってみましょうか
【範囲魔法】の応用や【第六感】を活かして敵さんより早くお宝の確保を目指しますぜ
勿論途中で遭遇した場合は【空中戦】【属性攻撃】でぽかぽかと
いつも以上に好奇心旺盛なのは子供なんだから仕方ないよね!
アドリブ絡み歓迎
此処は、ワルシャワ条約機構軍が作り上げたという迷路迷宮。
そして瘴気漂う迷路内にいるのは、そう――ひとりの幼児??
ちっちゃな自分の手をじいと見つめながら、ぐーぱーしているのは、向坂・要(黄昏通り雨・f08973)であった。
その様子は、なんだかとっても興味深げ。
それもそのはず……だって今は幼児な要くんは、じつはれっきとしたおとな。
いや、もっと長い時間、様々な人の手を渡り歩いてきた獣の像を本体とするヤドリガミなのだから。
でも今はちびっこ幼児サイズ。
おててもちっちゃくなっているけれど、視界だってぐんと下がって。
試しに、と迷路の中を歩いてみれば、とてとて、ぽてぽてー。
そんな音がしそうなほど、思ったよりも全然前に進めなくて、歩みも遅くて。
けれどにこにこしちゃうのは、それも面白いって、そう思うから。
だからぽてぽてとごきげんに迷路を行きながら、あっちにこっちにと歩いてみるけれど。
要が気付いたのは、暫くしてから。
(「いや、面白いのだがこれでは」)
――探索に時間がかかりすぎる、と。
何せ此処に赴いた目的は、たからさがし。猟兵のおしごとである。
だから、こてりと首を傾げて、ふむ、と思案してから。
「いだいなるしぇいれい……せいれいよ。いまひととき、ちからをかしてね!」
思考は大人のままであるが、舌ったらずさや言葉使いはちょっぴりだけ引っ張られた幼児風になっていて、それもまた面白いし。
さらに、これまた――ぽふりっと。
大精霊の加護に覚醒して白銀の毛並みの大狼……いえ、白銀の毛並みのちんまい子狼の姿にへんしん!
ついでに風の精霊の力も借りて、ふわふわ~。
ちんまい子狼さんが宙に浮けば、もふもふかわいい……もとい、移動時の負担を軽減しつつ速度アップ!
範囲魔法の応用を駆使し研ぎ澄ました第六感を活かして、ふわほわ迷宮を順調に進んでいれば。
「!? しろいちっちゃなけだまが空を……ぎゃあ!」
途中で遭遇した敵だって、空中戦をしかけて属性攻撃でぽかぽかとやっつけちゃいます!
そしてまた、あっちへこっちへと迷路の中をふわふわ、ぽてぽて。
つい、わくわくきょろりと色々なことにしちゃうけれど。
(「いつも以上に好奇心旺盛なのは子供なんだから仕方ないよね!」)
ええ、何てったって今の要は元気いっぱいの幼児ですから!
大成功
🔵🔵🔵
朱酉・逢真
【逢魔ヶ刻】
心情)ひひ、面白そォだな旦那? マ・俺ァ効かンのだが。瘴気も《毒》のうちだからサ。そォなンだよ、イヤだろう? そこでこいつの出番ッてワケさ。(相手の手の上にタブレット型の毒を発生させ) コイツを飲めば肉体がガチで幼児化する。もちろん衣装ごとさ、ご安心。うんうん、俺の信徒は思い切りがいいねェ。俺も合わせるか。んっンン…(声帯を作り変え) はいよぅ。そぉそ、僕は繋げないからねぇ。猫は触れるから、後で乗せてあげようね。腹ごなしはした? うんうん、頑張ろうねぇ。
行動)ちびの姿になり、《獣》から喚んだ大猫に乗って移動。敵には病毒を弾にしてぶつける。最後の質問には満面の笑みで頷く。
深山・鴇
【逢魔ヶ刻】
幼児化…?そういう幻覚を見るっていう事かな
それならさして困りは…え?逢真君は瘴気が効かないから
大人姿で幼児っぽくなる俺が見える?それはちょっと…
そこでこいつの出番、じゃないんだよ
あ、ちょ、あー(飲んだ、ガチで幼児化した)
…あのね、うん、僕を思ってのこととは思うんだけどね
(僕、平仮名多め、大人の記憶有だが幼児化に引っ張られている)
ま、いいか。財宝、さがしにいこ?
手つなぐ?あ、つなげないんだっけ
猫かわいいね、おっきなねこ
お腹…ちょっと空いたかも
うん、お弁当あるよ
(おにぎり、鮭にツナにおかかと多彩)
これ食べたら、もうちょっと頑張ろうね
(宝を見つけた頃に丁度毒が切れる)
…楽しかったかい?
今回揃って赴いたのは、ウラル山脈の山岳地帯。
この先はワルシャワ条約機構軍の隠し財宝庫であるというが。
勿論、財宝まで辿り着くのはそう容易くはない。
山脈内部に隠されたそこは「危険な仕掛け」によって厳重に守られているのだから。
そして今回予知された財宝庫に至るまでの迷宮に張り巡らされている「危険な仕掛け」とは。
「幼児化……? そういう幻覚を見るっていう事かな」
深山・鴇(黒花鳥・f22925)の言うように、幼児化の幻覚を視る瘴気で満たされているという。
確かにちびっこになったような感覚に陥れば、心身ともに何かと不便なことが生じるだろうけれど。
「ひひ、面白そォだな旦那?」
そうわらう朱酉・逢真(朱ノ鳥・f16930)は楽しそうであるし。
ふたりで幼児化の幻覚を視るのならば、それはそれで――。
「それならさして困りは……」
「マ・俺ァ効かンのだが」
……瘴気も《毒》のうちだからサ、なんて。
そんな声を聞けば思わず、え? と瞬きと共に声が漏れるも。
そう、かみさまに瘴気は効かない。
ということはつまり。
「大人姿で幼児っぽくなる俺が見える?」
その事実に気付けば、それはちょっと……なんて思わず苦笑する鴇だけれど。
「そォなンだよ、イヤだろう?」
――そこでこいつの出番ッてワケさ、って。
促された手に、ころりと。
かみさまが発生させたのは、タブレット型の毒。
まやかしなんて生半可なものじゃあない。
「コイツを飲めば肉体がガチで幼児化する」
「そこでこいつの出番、じゃないんだよ」
「もちろん衣装ごとさ、ご安心」
そういう問題でもない、のだけれど。
かみさまは、お見通し。
「あ、ちょ、あー」
「うんうん、俺の信徒は思い切りがいいねェ」
少しだけ抵抗があるような風の言葉は吐くけれど、でも迷いなくはむりと――鴇が自分の毒を食むことなんて。
ということで、ガチで幼児化した鴇の姿を細めた赤の瞳に映せば。
「俺も合わせるか。んっンン……はいよぅ」
白い肌に黒い髪に赤い瞳、そんなゾッとするような綺麗ないろはかわらないけれど。
かみさまも声帯を作り変え、みるみるちびの姿に。
そして一瞬見上げた視線がまた同じくらいになれば、小さく首をこてり。
「……あのね、うん、僕を思ってのこととは思うんだけどね」
大人なのだけれど幼児な鴇は、ちょっぴりだけそう言いつつも。
「ま、いいか。財宝、さがしにいこ?」
たからさがしと思えばわくわくそわり、心も幼児にやや傾き気味で。
迷路迷宮は広くて、迷子になりそうだから。
「手つなぐ? あ、つなげないんだっけ」
そう一瞬手を差し出しかけるも、そっとその手を引っ込める。
ちっちゃくなっても、鴇はきちんと覚えているから。
服も体も触れるなキケン――って。
逢真がそんな|身《 宿 》だということを。
そしてその様子に、ひひ、とまたわらってから。
「そぉそ、僕は繋げないからねぇ」
でも、ちゃあんと迷子にならないようにって。
「猫は触れるから、後で乗せてあげようね」
運べや運べ――其れは毒を媒介する|獣《 大猫 》。
かみさまが喚んだおおきな猫さんを見上げれば、見つめるおめめもキラキラ。
「猫かわいいね、おっきなねこ」
そろりと今度こそ手を伸ばせば、ちいさなてのひらに感じるのはもっふりもふもふ感触。
そんなおおきな猫さんを見つめる姿に、逢真はこう声を掛けて。
「腹ごなしはした?」
「お腹……ちょっと空いたかも。うん、お弁当あるよ」
んしょ、と鴇が取り出したのは、用意してきたお弁当。
ちっちゃくなった今の鴇にはちょっぴり大きめサイズな、鮭にツナにおかか……多彩な具のおにぎり。
そして猫さんとかみさまの傍に、ちょこんと座って。
「これ食べたら、もうちょっと頑張ろうね」
「うんうん、頑張ろうねぇ」
いただきますして、はむはむ小さなおくちでおにぎりを食べる鴇の姿をみれば、逢真も満足気。
大きくとも小さくとも眼前の『いのち』を眺め愛でることが、何よりのかみさまのご馳走なのだから。
そして触れないように、大猫によじよじ載せて貰ってから。
もふりと迷宮内を進んで、ちびっこな敵だってかみさまが病毒を弾をべしべしってぶつけてやっつけて。
「あっ、たからの部屋、あった!」
どれくらい大猫に乗っていたか、辿り着いたのは隠し財宝の部屋!
おおきな猫さんからぴょこりと下りて、とててーっとおたからに近づこうとした鴇だけれど。
「……!」
ぽふんっと、宝を見つけたと同時に丁度毒が切れて。
「……楽しかったかい?」
向けられた最後の質問に逢真は満面の笑みで頷く。
だって、かみさまにとって何よりも慈しむべき|おたから《 いのち 》が、見上げるすぐ目の前に|在る《 居る 》のだから。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
リィンティア・アシャンティ
「おのれ、危険な仕掛け!」
外見のみ5才児しているように見えるけど何となくテンションが?
中身にも何らかの影響を受けている感じのリィンティアを見て
ルノとどんぐりりすさんは自分たちがしっかりしないと!
と、思いました
とにかく迷路を進んで目的の財宝を見つけよう
「きっと、宝物は迷路の一番奥にあるのです。……宝物を守る怪物とかに食べられちゃったり? やーだぁー」
想像だけで大泣きです
それでもルノと沢山のりすさんに応援されながら進みます
がんばって
手にはりすさんからもらった『いい感じの枝』
「これがあればどんな怪物もやっつけられるって、りすさんが言ってました! 勇者なのです、がおー!」
枝をぺちぺち
勇ましく進みます!
そのままでもある意味、魔王様をえいと倒さんと謎に戦いを挑もうとすることもあるのだけれど。
進むその足取りは、とてとて勇ましく。
「おのれ、危険な仕掛け!」
そう高らかにびしっと声を上げるのは、5才児のゆうかんなえんどぶれいかー!
いや、そんなリィンティア・アシャンティ(眠る光の歌声・f39564)は今、足を踏み入れた迷路迷宮に満ちる瘴気の影響を受けて。
外見のみちいさくなっている……ように見えるのだけれど。
何となく、テンションが??
だから、リィンティアを見つめるエルフヘイムの妖精・ルノも、銀色の愛らしいどんぐりりすさんも、きりりとこう思うのだった。
――自分たちがしっかりしないと! って。
そして今回この場所へとやって来たのは、猟兵のお仕事のため。
「きっと、宝物は迷路の一番奥にあるのです」
そう、目的は迷宮に隠されたお宝!
とにかく迷路を進んで目的の財宝を見つけよう、と。
てててーっと駆け出すリィンティアちゃんだけれど。
ふとその足を止めたかと思えば、そうっときょろきょろ。
「……宝物を守る怪物とかに食べられちゃったり? やーだぁー」
そうつい考えちゃったら、想像だけでわぁんっと大泣きしちゃう。
それでも、ルノと沢山のりすさんにいっぱい応援され元気をもらいながらも、がんばってとことこ進むリィンティア。
だってその手には、りすさんからひょこりともらった、とっておきの武器があるのだから!
「これがあればどんな怪物もやっつけられるって、りすさんが言ってました! 勇者なのです、がおー!」
ふりふりするそれは、|幼児《 勇者 》にとっての聖剣――『いい感じの枝』!
ということで、枝をぺちぺち、ごきげんに。
ルノと沢山のりすさんに見守られ……いえ、皆を先導しながらも。
勇者リィンティアはとててっと、勇ましく迷宮を進んでいきながら、たからさがしなのです!
大成功
🔵🔵🔵
ディアナ・ランディール
クリスティアーネ(f04288)と参加
※アドリブ可
「地図もあれば迷子にはならないでしょうしね。なぜおかしが用意されているのかわからないですけど。遊ぶのもいいですね。競争でもないですしね」
そう言葉を返し、遊ぶためというより、ピクニック気分でシートを一緒に広げる。
用意されているお菓子を一緒にもぐもぐと食べ、おしゃべりも楽しんで。
少しお腹も満たされ、遊びたくなる。
「宝探しに行こう?地図は、破れかけているけど」
座っているクリスティアーネに手を差し伸べて、とことこと幼児特有の足取りで進んでいって。
地図とにらめっこしながら、たまに考えながら目的の財宝庫へ。
そして、敵より宝物を見つけることができたようだ。
クリスティアーネ・アステローペ
ディアナ(f41918)と
※アドリブ歓迎
「地図はあるわけですし?大人の私も何を思ったかおかしの用意をしてくれて?
急ぎすぎないとダメでもないのですからええ、ちょっと遊んでしまいましょうよ」
「ごちそうさま。あんまりピクニックに向いた場所じゃあなかったけど
それでもええ、結構楽しかったわね、ディアナ?」
差し出された手を取り立ち上がり、自分の地図に穴をあけてディアナに渡し
「それじゃあ今度は宝探しね?地図は穴あき、虫食いだらけ。無事に財宝、見つかるかしら?」
歌う様に笑って難易度あげて、ディアナの隣で踊るような足取りで
悩む様子にクスクス笑って、或いは一緒に首傾げ
どうにかこうにか、目当てのものは見つかったわね
退屈以外の大概のことは面白い、そう認識できる物好きであって。
同時に、興味を基準に溢れる案件を選り好みする性質であるのだけれど。
そんなクリスティアーネ・アステローペ(朧月の魔・f04288)が、少なからずとも興味を示した証拠であるだろう。
ちいさくなったその身で携えている荷物の中身は。
まずはそう、迷路迷宮を迷わず突破するための宝の在り処を地図と。
「地図はあるわけですし? 大人の私も何を思ったかおかしの用意をしてくれて?」
幼児と化す前、大人の身でおやつまでちゃっかり用意しているのだから。
そして迷宮に満ちる瘴気の影響でちいさくなっているクリスティアーネの隣を、とことこ一緒に歩きながらも。
「地図もあれば迷子にはならないでしょうしね。なぜおかしが用意されているのかわからないですけど。遊ぶのもいいですね。競争でもないですしね」
そう返すのは、同じくちっちゃくなっているディアナ・ランディール(鋼糸使いのドール/ビーストマスター・f41918)。
これは猟兵のおしごとで、戦争。そして目的は、隠された財宝!
それはもちろん、ちゃんと分かってはいるのだけれど。
大人のクリスティアーネが用意したおやつの存在は、そわりと気になってちらちら見ちゃうし。
「急ぎすぎないとダメでもないのですからええ、ちょっと遊んでしまいましょうよ」
ディアナの言葉に、こくりとクリスティアーネも頷いちゃう。
ちょっぴり心も幼児になっているみたいに、せっかくだから色々遊びたくてわくわくするから。
ということで、ちいさなおててで、んしょんしょとばさり。
迷路の途中で広げるのは、レジャーシート。
ふたり並んでちょこんと座れば、うきうきピクニック気分で。
ディアナは瞳をキラキラ、クリスティアーネと一緒に、おやつをいただきます!
小さなお口ではむはむもぐもぐ食べながら、たからさがしの作戦会議とか、迷路の中で目についたものとか、他にもいっぱいお喋りして。
「おやつ美味しかったですし、おしゃべりしながらのピクニックも楽しいですね」
「ごちそうさま。あんまりピクニックに向いた場所じゃあなかったけど。それでもええ、結構楽しかったわね、ディアナ?」
少しお腹も満たされれば、ディアナは再びそわり。
やっぱりふたりでまだまだ、遊びたくなって。
だから、ひょこりと立ち上がれば、座っているクリスティアーネに手を差し伸べて。
「宝探しに行こう?」
声を掛ければ、差し出した手を取って立ち上がって。
「それじゃあ今度は宝探しね? 地図は穴あき、虫食いだらけ。無事に財宝、見つかるかしら?」
そう歌う様に笑う彼女から渡されたそれを見つめるディアナ。
「地図は、破れかけているけど」
ところどころ穴があいて難易度が上がったクリスティアーネの地図を、じいと真剣に。
けれど、とことこ元気のいい小さな足取りで迷宮を進んでいけば。
クリスティアーネも隣で踊るような足取りで一緒に、迷路迷宮をてくてく。
「こっちかな……それともそっち?」
ディアナはきょろりと周囲を見回しては、地図とにらめっこ。
そんな悩む様子に、クリスティアーネもクスクス笑っちゃうけれど。
「うーん、あっちかな?」
「ええ、今地図のここだから、きっとあっちね」
たまに一緒に、こてんと首傾げて考えながらも、目的の財宝庫へ。
そしてがんばって辿り着いた迷宮の最奥で、よいしょとふたりで大きな扉を開ければ――。
「あっ、宝物!」
「どうにかこうにか、目当てのものは見つかったわね」
ふたりのたからさがしのぼうけん、花丸大成功です!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
シノギ・リンダリンダリンダ
全ての世界の財宝を略奪するために作られた
徐々に徐々に、機能をアップデートしながら作られた
幼児になると言う事は
自分が「製造初期の段階の、ただお宝を略奪するために生存している存在」であるという認識のもと動くようになる、ということ
明らかに機械的な喋り方と動きにかわり、その行動に血肉は通らない
ただ、お宝を略奪するために財宝の匂いを嗅ぎ取り
邪魔するモノはその拳でブチ飛ばす
そういう存在
以前も同じような現象に遭遇しているので、多少お宝に対してストイックになるだけ、と認識しているので特に対策などはしない
むしろその嗅覚で何よりも早くお宝を探し出せればいいなあ、と思っている
他のちびっこたちは、大人のときよりもはしゃいでいるし。
海賊団の船長として在るシノギ・リンダリンダリンダ(強欲の溟海グリードオーシャン・f03214)にとっては、「ワルシャワ条約機構の隠し財宝」を奪うという今回の依頼はうってつけ。
他の隠し財宝の在り処にだって辿り着いて、すでに沢山の財宝を、誰よりも多く略奪しているけれど。
なにせシノギは、全ての世界の財宝を略奪するために作られた“強欲”のシノギ。
全世界の全てのお宝は最終的には自分の物だと微塵も疑っていないから。
また隠し財宝があると聞けば、嬉々として予知された現場に赴いたわけなのだけれど。
今回の隠し財宝があるという迷路迷宮に満ちているのは瘴気。
それは、幼児になった幻覚を視て、幼児化した感覚を覚える効力があるものだという。
正確な製造年月日は不明だが、海賊船シャニムニーの奥底で目覚めたあの頃――幼児になると言う事は、シノギにとってはその時の状態に戻るということで。
徐々に徐々に、機能をアップデートしながら作られてきたものが、初期化された状態になるということ。
つまり――このような認識のもと動くようになる、ということなのだ。
自分が「製造初期の段階の、ただお宝を略奪するために生存している存在」であると。
周囲の童心に返っている子たちの中、冷静に機械的な動きで周囲を見回して。
「これから地図に従って、お宝を略奪します」
明らかに血肉の通っていない声でそう事務的に告げれば。
迷路の中を、とことこと歩き出す――ただ、お宝を略奪するために財宝の匂いを嗅ぎ取りながら。
「む、しんにゅうしゃめ! おたからはわたさん……うぎゃっ!」
いくらちびっこい敵でも邪魔をするモノは容赦なく、拳でブチ飛ばしていく。
そう……まさに今のシノギは、ただの“強欲”のシノギ――そういう存在。
いや、わかっているのだ。以前も同じような現象に遭遇しているから、そんな存在になるだろうことは。
そして特に対策などもしないのは、アップデートされている今のシノギがこう認識しているから――多少お宝に対してストイックになるだけ、と。
だから財宝にたどり着くまで、敵も障害物もひたすら、力いっぱい殴るだけ。
魔力の篭った拳のラッシュを躊躇なく振るいながらも、シノギはひたすら迷路迷宮を進んでいく。
いや、むしろ、こう思ってさえいるだった。
迷宮をゆく今のシノギは認識通り、ただ財宝を略奪するためだけに動くドール。
だから……その嗅覚で何よりも早くお宝を探し出せればいいなあ、なんて。財宝の在り処を確りと嗅ぎ取りながら。
大成功
🔵🔵🔵
栗花落・澪
外見幼児化、中身は現在の澪のまま幼く
飛べばきっと早いのに
何故か飛ぶという選択肢も頭に無くて
とてとてと歩いて移動
んー……たからもの、ここ?
ボクが……どこ?
地図の見方がわからない
こっちかな、と動いてみるけれど
辿り着けずに気づけば迷子
無意識に隣の誰かを掴もうとするけど
誰もいないから宙で空ぶって
寂しくてだんだん涙目に
……ボクつよいもん
だいじょぶ、だもん
泣かないようにおやつタイム
ぐすぐすと涙を拭っていたけれど
ふとある思い付きにぱぁっと笑顔に
そうだ!
セイレイさん出てきてー!
ハレン発動
ずっと一緒にいた、頼りになるおともだち
ねぇセイレイさん
ボクここ行きたいの
どっちかわかる?
※敵さんは杖でぽこぽこします
足を踏み入れた迷路迷宮は、大人でさえも広いというのに。
それが幼児の歩みだったら、もっと大変。
そんな幼児化の幻覚によって生じる進み辛さは他にもあって、それが仕掛けの狙いでもあるのだ。
現に、とてとて迷路の中を歩いている栗花落・澪(泡沫の花・f03165)だってそう。
外見もちっちゃく、内面も基本は変わらないとはいえぐっと幼くなっている、今の澪の頭には無いのである。
背中の翼でぱたぱたと飛べばきっと早いのに……何故か飛ぶという選択肢もすっぽりと抜けていて。
ふと取り出してじいと見つめるのは、貰った宝の地図。
「んー……たからもの、ここ?」
ちゃあんと今回の目的、宝物こと財宝の在り処は地図上では認識できる。宝箱のマークが分かりやすくついているから。
……でも。
くるくると地図を廻したりして見ながらも、こてりと首を傾ける澪。
「ボクが……どこ?」
そう、幼児になった澪にはわからないのである。地図上のどこに自分がいるのかが。
つまりは、地図の見方がわからない。
けれどきょろりと周囲を見回してから、こっちかな、なんて。
とりあえず、とてとてと動いてみるけれど。
「ここ……どこ?」
財宝の隠し倉庫にはやはり辿り着けず、気づけば迷子に。
そしてちょっぴり不安になって、ちいさいお手てでぎゅっと。
無意識に隣の誰かを掴……もうと、するけど。
「……っ」
隣には誰もいないから、その手も宙でひらりと空ぶって。
ひとりだということを改めて感じれば寂しくなって、だんだん涙目に。
けれど、ぴえんっと泣いてしまいそうになるのをぐっと必死に堪えて。
「……ボクつよいもん」
自分に言い聞かせるように紡ぐ――だいじょぶ、だもん、って。
だから泣かないようにって、おやつタイムにして。
ちょこんと座っておやつ片手に、ぐすぐすと涙を拭っていた澪けれど。
ふいにぱあっと浮かべるのは、にこにこの笑顔。
「そうだ! セイレイさん出てきてー!」
だって、思いついたのだから。ずっと一緒にいた、頼りになるおともだちと一緒なら、きっとさみしくないって。
刹那、ハレン発動が発動すれば、ふわりと現われた金蓮花の精霊に澪は宝の地図をみせてみて。
「ねぇセイレイさん。ボクここ行きたいの」
……どっちかわかる? と首をこてりと傾げれば。
こっちだと、ふわふわ進み始めた精霊さんに道案内はお任せ。
だから途中で出逢ったお邪魔な敵は、澪が杖でぽこぽこやっつけて。
もうひとりじゃないし、おやつも食べたから、元気もいっぱい。
おたからまで、あともうひとがんばりです!
大成功
🔵🔵🔵
観那月・唯希
迷路での宝探しですか、これも戦争を有利に進めるためですし頑張りましょう!……でもちょっとワクワクしてます
……何だか普段より視線が低い気がしますね。(見た目だけが幼児化)上の方に何か見える気がするけどよく見えないです。(頑張って背伸びして見ようとする)
迷路ですし持ってきた紙にマッピングしながら進むとしましょうか。……鉛筆がうまく握れなくて書くのが大変ですね。変なところで力も入りそうですし。(必死にマッピングに取り組んだ後)何だか疲れた気がします。お弁当やおやつを食べて休憩しましょう
敵に会ったら【天舞鷲爪撃】も使って攻撃。……ヴィントがぼくの姿を見てびっくりしたりしないでしょうか?
転送されたウラル山脈の内部、迷路迷宮へと足を踏み入れて。
「迷路での宝探しですか、これも戦争を有利に進めるためですし頑張りましょう!」
そう猟兵としての依頼を受けてやってきたことは確りと、勿論忘れてはいないけれど。
……でもちょっとワクワクしてます、なんて。
観那月・唯希(陽光に煌めく琥珀・f01448)は、きょろりと周囲を見回してみて。
こてりと首を傾けつつも、こう口にする。
「……何だか普段より視線が低い気がしますね」
そう……この迷路迷宮に満ちる瘴気の仕掛けの影響で。
思考は幸い変わらないけれど、見た目は唯希も漏れなくちっちゃな幼児になっちゃっているのだから。
それから、うんと首を伸ばすように視線を向けて。
(「上の方に何か見える気がするけどよく見えないです」)
んしょんしょと頑張って背伸びしてみるけれど……幼児になってちびっこくなっている唯希には見えなくて。
だから、しゃきんと取り出すのは鉛筆と紙。
(「迷路ですし持ってきた紙にマッピングしながら進むとしましょうか」)
いつもより随分と低く感じる目線ながらも、見える範囲のものを書き書きとマッピング……しようとしたのだけれど。
「……鉛筆がうまく握れなくて書くのが大変ですね。変なところで力も入りそうですし」
小さなおててでは、鉛筆を持つ感覚も要領をイマイチ得なくて。
それでも、必死にマッピングに取り組めば。
「……何だか疲れた気がします」
がんばって書き書きしたら疲れちゃったから、ちょこりと座って。
(「お弁当やおやつを食べて休憩しましょう」)
ひとやすみのおやつタイムに。
それからおやつをもぐもぐ食べ終われば、たからさがし再開!
順調に引き続きマッピングしつつ進んでいれば……同じように幼児になっている敵を発見したから。
「! なんだおまえは……!? ふぎゃっ!」
――そう簡単には逃げられないですよ!
唯希はすかさず天舞鷲爪擊を発動して、敵をげしげしやっつけるのだけれど。
風のように迷路を自由に飛び回る大きな鷲を見上げながらも、ふと思うのだった。
(「……ヴィントがぼくの姿を見てびっくりしたりしないでしょうか?」)
だって、こんなにちっちゃい幼児になっているのだから……きっと戻ってきたヴィントもびっくりしちゃうのではないか、なんて。
大成功
🔵🔵🔵
アテナ・アイリス
さて、宝探しのようね。それなら得意だから任せておいてよ。何があるか楽しみだわね。
あら、見た目も幼児化してしまったわね。でも、わたしはちいさいころからたんれんをつんできたから、どんなこんなんでものりきれる、はずよね?
ないている子とかなにしていいかわからない子がいたら、こえをかけたり手をつないだりして、いっしょにたからさがしをするわよ。
とくに、かっこいいこがいたら、ゆうせんてきにてつだうわよ。
さあ、わたしについてきなさい。どんなこんなんでも、のりきってみせるから!
アドリブ・連携、大好きです。
転送されたその場所は、戦争真っ只中の獣人戦線、ウラル山脈の山岳地帯。
今回、此処で猟兵としてやるべきこと、それは。
「さて、宝探しのようね」
そう、やって来たアテナ・アイリス(才色兼備な勇者見届け人・f16989)の言うように、「ワルシャワ条約機構の隠し財宝」を見つけて奪うこと。
とはいえ、隠し財宝に至るまでには侵入者に影響を与える仕掛けが施されているとは聞いているが。
「それなら得意だから任せておいてよ。何があるか楽しみだわね」
臆することなく、迷路迷宮へと足を踏み入れるアテナ。
だって、この迷宮の仕掛けの事は予め聞いているから。
(「あら、見た目も幼児化してしまったわね」)
幼児化してしまうという瘴気が満ちる迷宮を行きながらも、いつの間にかちっちゃくなっていることに気付いてもへっちゃら。
だって、幼児になったって、えっへんと胸を張って言えるのだから。
「でも、わたしはちいさいころからたんれんをつんできたから、どんなこんなんでものりきれる、はずよね?」
だから恐れることなく、迷宮をとててっと進んでいれば。
ふえぇんっと泣いている子を発見して。
「どうしたの、だいじょうぶ?」
「ひっく……どっちにいっていいか、わかんなくて」
「それなら、こっちよ。よかったら、いっしょにいかない? ふあんだったら、手もつないであげるわ」
声をかけて、ちいさなおててを差し出せば。
重ねられた柔らかな手をぎゅうとしっかり握ってあげて、いっしょにたからさがし!
そしてさらに進んでいけば、ちびっこな敵とえいえいっと勇敢に戦っている子を見つけて。
アテナはすかさず、すたたっと助太刀に――わたしといっしょにたたかってくれるわよね、って。
「わぁ、ゆうしゃのいしょうだ!」
「たからもののばしょまでもうすこしよ、てつだうわ」
一緒に戦うと頷いたかっこいい子も、アレンジ・コスチュームで早変わりした勇者の格好にはしゃいで。
泣いていた子も勇気を出して魔法使いにへんしん、みんなでえいっ! って敵をやっつければ。
「さあ、わたしについてきなさい」
アテナは仲間達を鼓舞するようにびしっと言い放つ。
……どんなこんなんでも、のりきってみせるから! って。
だって、幼児になったって、アテナやっぱり面倒見のいいおねえさんで。
ちっちゃくたって、みんなの力を最大限発揮できるように指揮をとりながら戦う戦士なのだから。
大成功
🔵🔵🔵
バルタン・ノーヴェ
【わんだれい】アドリブ歓迎
HAHAHA! ご安心くだサーイ!
幼少期の存在しない我輩に幼児化する瘴気など、アーッ!
※見た目も心も幼児になるタイプ。すん、とした無表情の幼児と化す。
……?
(記憶領域にある知識が、違和感になる。思考回路も幼児化したため、状況をすぐに把握できず静止して、しばらく仲間を観察する)
おがみ・やの。ほーおーいん・ひりょ。確認。
りーぜろって。確か家名は嫌だって言ってた気がします。呼称はりりーに再定義。
くらんど。53960? 認識エラー。
(サイボーグ的電脳と幼児化頭脳が噛み合い出す)
把握。えんそくミッションを遂行します。
大丈夫です、私がしっかり引率します。きりっ。
泣いている子は機嫌を取ってなだめるべきという記録を参照。
実行。りりーと一緒にやのとひりょをよしよしします。
おなかが空いてきたら格納庫からお弁当を用意します。
迷路に突入する前に私が作ってた料理です。出来栄えは自信があります。むふー。
事後は全部記録しているので配信を楽しく眺めマース!
HAHAHA! エンジョイできマシタ!
鳳凰院・ひりょ
【わんだれい】
アドリブ大歓迎
見た目も心も2,3歳児になる
猟兵としての生き方を決めるよりずっと前の年齢の為
凄く弱気で泣き虫(でも動物大好き)な男の子となる
UCでわんこを召喚してハグしてご満悦
もふもふわんわん…だいすき!
同行者メンバーの事は皆「〇〇お兄ちゃん、〇〇お姉ちゃん」という形で呼ぶ
戦うのは怖いから、お兄ちゃん達にお任せしちゃうよ
それでも戦いとか喧嘩みたいなのを近くで見てると怖くて泣き出しちゃうかも…
ずっと出られないんじゃないか…って不安になって泣いちゃったりもあるけれど
皆に励まされてながら頑張ってこの迷路を抜けるよ!
配信見て、顔真っ赤にして悶絶
恥ずかしすぎて、もう穴があったら入りたいっ!
リーゼロッテ・ローデンヴァルト
【わんだれい】
※アドリブ大歓迎
(自我を生体電脳で保護してっと…)
…はぁい、じゅんびできましたぁ♪
◆りーぜろって(5さい)
『わるわる入園テスト!』準拠
銀髪ツインテ、スモック等に加え遠足グッズ完備
ぽんやり令嬢ムーブは猫被り、本性&生体電脳は維持
但し今回はモフり癖が出ている
舌足らず&ですます口調、(名前)さん呼び
バルタンさんは『バルたん』と呼称
◆遠足?
みんなでえんそく、いいですねぇ♪(カメラにぐっ☆)
はぁい♪りりーおねえちゃんですよぉ、バルたんっ♪
やのさんちのわんちゃんも、かわいいですぅ♪
えへへ、おべんとうおいしかったですぅ♪
んと、つぎはこっちでしょうかぁ…?
おねえちゃんについてきてくださいねぇ♪
(実は【ゾディアック・プラス】で目をAR化
迷子等に備えて電脳魔術で地形解析してるのさ)
いじめっこに『ぱーん☆』ってしちゃいましょう♪
(生体電脳でクラッカー音合成&威嚇
蔵人さんの配信は後で存分に笑わせてもらうよ♪)
ひりょさんよしよし、ないちゃだめですよぉ♪
んと、じゃあみんなでおやつにしましょうかぁ?
尾守・夜野
■わんだれい
鳳凰院、リーゼロッテ、巨海、バルタンと
にぃにねぇね呼び
漢字不使用
「危険とはいえ、人数いれば何とかなるだろ
ガキになっても今より悪い事ならねぇだろうし」
(※宿敵と相打ちし死に縮んだ系慢心元成人男性
ワルワルようちえん卒)
「…ここどこぉ?みぃあないない?
ねんね?…あぅ?!みぇうした!
?にぃにねぇね?
◯✕△たんどぉいうかしってう?
えんおう?たのち!しってう!おべんと!たべゆ!
…くまたん?わんわ!」
縮んでるのに更に縮み(3歳)記憶かっ飛んだ
犬と視界共有してて酔うから目隠ししてた為周り見えてない
コケて目隠し外れるがその後もコケる
コケた拍子に落とした触媒でUC発動
わんこもパピー化&数減少
UCの犬と首の所の犬は別物
多分謎のお手々の方にそれとなく介護されてる
本名とか覚えてねぇので言葉にならねぇし泣かれたら連動して泣く
コケても痛みは死鬼とかで踏み倒してるので泣きはしないけどフリーズする
終わった後に配信を見て(死んでるけど)殺せぇ!となる
そしてフィルタを入れてくれた事に感謝
巨海・蔵人
【わんだれい】
アドリブ歓迎
■くろうどくんごさい!
状態
通常時、本体体内サーバー→蔵人生体脳や各種機器となっている所。
今回は生体脳が分断されて体の主権を持った形。
本体サーバーは映像でも幼児に見えるフィルターをかけ、はじめてのおつかいのスタッフのように奮闘
持ち物:中におやつを仕舞い込み疲れた子を乗せてくれる浮遊座布団『まるのみごっ君』
本体サーバーの手足となって働きつつカメラ役も果たす『テレビウムドローン(武器変形で各人の好みに合わせてカスタマイズ)』
画面では丸わかりだが子供にはフォローしてるのを気付かれないようにフォロー(忙しい)
■UC企画『はじめてのこどもえんそく、巨大迷宮できるかな?』
「ゆかいなバイオもんすた、くろうどくんごさい!
えと、みんなのいいねがあると、いいです?」
本体の補助なしなのと頭子供なので、フリとかかなり適当(頑張ってる)
泣いてる子にはお兄さんとして助け起こしたり(共倒れの可能性)
おうたうたったり、ドローンにおやつもらって誘導されたり、皆でおやつしたり。
最後に皆での配信視聴会
降り立ったのは激しい戦火の中にある獣人戦線の世界、そして足を運んだのはウラル山脈の山岳地帯。
此処には「ワルシャワ条約機構の隠し財宝」があることが予知されたため、それを奪うことが目的であるが。
ただ、そこまで辿り着く為の迷路迷宮内は瘴気に満ちているのだという。
足を踏み入れた者に、幼児化の幻覚をみせるという危険な仕掛けが。
けれど躊躇なくそんな迷宮内に向かうのは、尾守・夜野(自称バブ悪霊な犬神と金蚕蠱モドキ混合物・f05352)。
「危険とはいえ、人数いれば何とかなるだろ。ガキになっても今より悪い事ならねぇだろうし」
そう、今の夜野はまだ瘴気の影響を受けているわけではないけれど。
そもそも、色々とあって形を維持できず、傍から見たらちびっこ……概ね10才程の姿をしているし。
「HAHAHA! ご安心くだサーイ!」
同じく余裕綽々なバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)だって、幼児化など恐れるにたらず――?
「幼少期の存在しない我輩に幼児化する瘴気など、アーッ!」
迷路迷宮に入った途端、ちっちゃくなっちゃいました!
先程までは景気良くHAHAHA! と笑っていたバルタンだけれど……見た目も心もちびっこと化したその顔は、すん、とした無表情で。
「……?」
記憶領域にある知識が、違和感になれば。
じいとしばらく仲間を観察する。思考回路も幼児化したため、状況をすぐに把握できず静止して。
そして、すんとして動きを止めているバルタンとは逆に。
「……ここどこぉ? みぃあないない?」
……ねんね? なんて、きょろきょろと周囲を見回しながらもあわあわする夜野。
ただでさえ10歳程であったのに、さらに幼児化が進んで……縮んでるのに更に縮んだ今の夜野は3歳児。
同時に、記憶もかっ飛んだから。
犬と視界共有しているため、酔うからと目隠ししていたことで周りが見えてないということさえも飛んじゃっているのだ。
けれど夜野は宿敵と相打ちし死に縮んだ系慢心元成人男性、それにワルワルようちえん卒。
ある意味、ちびっ子になることは他の人よりは慣れている……かもしれない。
そして、3歳児の夜野くんもきょろきょろしているけれど。
同じくそうっと周囲を見回しているのは、夜野くんよりもさらに小さくなっている、鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)くん。
見た目も心も2,3歳児になっている今の彼は、小さくなったのは見た目だけではなくて。
何度踏まれても最後に立ち上がる雑草根性の持ち主である大人の時とは違い、今にも泣きそうな弱気な男の子に。
何せ、猟兵としての生き方を決めるよりずっと前の年齢になってしまったから。
でも、ひりょくんは動物さんが大好きだから。
刹那、小獣の理を発動させて、わんこを喚びだせば――ぎゅうっ。
「もふもふわんわん……だいすき!」
ふわもふわんこにハグしてはご満悦に。
「……くまたん? わんわ!」
「やのお兄ちゃんも、わんわんすき?」
「わんわ! すき!」
何だかめっちゃほわほわした幼児空間が出来上がっている。
そんなきゃっきゃしているふたりを見て、バルタンは認識する。
「おがみ・やの。ほーおーいん・ひりょ。確認」
それから次に、すんとしたまま視線を向けるのは。
(「自我を生体電脳で保護してっと……」)
「……はぁい、じゅんびできましたぁ♪」
そうにぱっと幼児スマイルを作ってみせるリーゼロッテ・ローデンヴァルト(KKSかわいくかしこくセクシーなリリー先生・f30386)。
勿論彼女も、りーぜろってちゃん5さいであるが。
ゆらゆら銀髪ツインテを揺らしながら、スモック等に加えて遠足グッズも完備!
ぽんやり令嬢ちゃんに見えるも、実はばっちり本性や生体電脳は維持した、猫被り……いえ、みんなよりちょっぴりおねえさんなのです。
とはいえ、今回は。
「わんこ、もふもふですぅ♪」
どうやらモフり癖が出ている……らしい?
そんな彼女をバルタンは見つめながら。
「りーぜろって。確か家名は嫌だって言ってた気がします」
「はぁい♪ りりーおねえちゃんですよぉ、バルたんっ♪」
そう笑むリーゼロッテを見つめ、修正を……呼称はりりーに再定義、と。
それから一緒にいるのは、あともうひとり。
「ゆかいなバイオもんすた、くろうどくんごさい!」
「くらんど。53960? 認識エラー」
バルタンの中ではエラーが出てしまっている、巨海・蔵人(おおきなおおきなうたうたい・f25425)である。
そんなくろうどくんも、やっぱりそう――ごさい!
蔵人くんにとっての幼児化は、通常時は本体体内サーバーが蔵人生体脳や各種機器となっている所を、今回は生体脳が分断されて体の主権を持った形になっていて。
5さいでちっちゃくなっている中、とてとてと頑張って奮闘する。
本体サーバーで、映像でも幼児に見えるフィルターをかけて。
――ユーベルコード企画『はじめてのこどもえんそく、巨大迷宮できるかな?』!
まるで、はじめておつかいにいくちびっこを見守るスタッフかのように。
そんな蔵人くんは、とっても大忙し。
持ち物の中におやつを仕舞い込み、疲れた子を乗せてくれる浮遊座布団『まるのみごっ君』を用意。
さらに、本体サーバーの手足となって働きつつカメラ役も果たす『テレビウムドローン』も駆使して。
がんばっているちっちゃいみんなには、フォローしてるのを気付かれないようにフォロー!
画面では丸わかりだとしても……めっちゃ忙しい状況だ。
けれど、がんばる幼児たちの企画を成功させ、実現するために。
「えと、みんなのいいねがあると、いいです?」
本体の補助なしなのと頭幼児状態ゆえに、フリとかかなり適当。
でも、一生懸命な蔵人の頑張りに、バルタンちゃんもこくりと頷いて。
ようやく、サイボーグ的電脳と幼児化頭脳が噛み合い出してきたから。
「把握。えんそくミッションを遂行します」
……大丈夫です、私がしっかり引率しますと、きりっ。
「え、えん……?」
「えんおう? たのち! しってう!」
こてりと弱気ながらも首をこてりと傾ければ、夜野はそう続けてはしゃいで。
「みんなでえんそく、いいですねぇ♪」
リーゼロッテちゃんはしっかりばっちり、カメラにぐっ☆
でも、このたからさがしえんそくにやって来た迷路内は、敵が用意した迷宮なのだから。
『!? あっ、なんだおまえたちはっ』
「……!」
ひりょは、思わずお兄ちゃんお姉ちゃん達の背に隠れちゃう。
戦うのは怖いから、みんなにお任せしちゃうきもちで。
でも敵だって小さくなっているのだから。
「いじめっこには『ぱーん☆』ってしちゃいましょう♪」
『ッ!!?』
リーゼロッテがすかさず生体電脳でクラッカーを音合成して、逆に威嚇してみれば。
「……あぅ?!」
こてんと一緒にびっくりしてコケて、目隠しが外れちゃった夜野くん。
「みぇうした!」
そして目隠しが外れて色々見えるようになったけれど、その後もぽてっとコケちゃって。
「う……」
痛みは死鬼とかで踏み倒しているので泣きはしないけど、フリーズしちゃって。
蔵人はお兄さんとして、とててっと助け起こさんと駆けつけるも。
「……わぁ!?」
「!!」
一緒にころんでしまって、共倒れに??
でも、コケた拍子に――夜野が落とした触媒で、黒妖犬召喚が発動しちゃえば。
「やのさんちのわんちゃんも、かわいいですぅ♪」
いつもより数はちょっぴり少ない感じだけれど、首の所の子とはまた別物のパピー化したわんこが出てきて。
多分謎のお手々の方にそれとなく介護されている夜野くん。
そして敵はえいえいってやっつけられたのだけれど。
「ひっく……ふぇぇんっ」
ずっと出られないんじゃないか……って不安になって、泣いちゃったひりょくん。
それにつられて、本名とか覚えてなくて言葉にならなくて、夜野くんも連動して泣きはじめたけれど。
「ひりょさんよしよし、ないちゃだめですよぉ♪」
「実行。りりーと一緒にやのとひりょをよしよしします」
リーゼロッテとバルタンによしよし励まされつつ。
蔵人もたのしいおうたをうたったり、ドローンにおやつをもらって誘導されたりとか、色々頑張れば。
「んと、じゃあみんなでおやつにしましょうかぁ?」
このあたりで、皆でひとやすみのおやつタイム!
そんなおやつもだけれど、やっぱりおなかがすいては力もでないから。
頑張ってこの迷路を抜けるためにも、バルタンが格納庫から取り出したのは、お弁当。
「迷路に突入する前に私が作ってた料理です。出来栄えは自信があります。むふー」
「おべんと! たべゆ!」
みんなでちょこんと並んで座ってから、ごはんもおやつも、いただきます!
はむはむもぐもぐ美味しく、まずは腹ごしらえ。
そして、おなかもいっぱいになったら。
「えへへ、おべんとうおいしかったですぅ♪」
「? にぃにねぇね? どぉいうかしってう?」
「んと、つぎはこっちでしょうかぁ……? おねえちゃんについてきてくださいねぇ♪」
「えんそくミッションを引き続き遂行。私がしっかり引率します」
実はゾディアック・プラスで目をAR化し、ちゃっかり迷子等に備えて電脳魔術で地形解析しているリーゼロッテと、バルタンの声に他の皆も頷いてから。
とてとて、どきどき、わいわい、迷路迷宮をゆけば。
ついにたどりついたのは、お宝が眠る財宝の宝物庫!
そして財宝を手に入れて依頼を完遂し、元に戻った後。
蔵人の手によって撮影された一部始終を、最後に皆で配信視聴会すればきっと。
「HAHAHA! エンジョイできマシタ!」
存分に楽しそうに笑うバルタンとリーゼロッテと。
「――殺せぇ!」
「もう穴があったら入りたいっ!」
配信見て、死んでるけれど死にたくなるだろう夜野と、恥ずかしすぎて顔真っ赤にして悶絶するだろうひりょ。
いえ、蔵人の本体サーバーが映像でも幼児に見えるフィルターをかけてくれたことに改めてふたりは感謝することになりながらも。
はじめてのおつかい――もとい『はじめてのこどもえんそく、巨大迷宮できるかな?』企画はきっと、花丸の大成功なのです!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
加藤・光廣
【GOATia】の皆と
(見た目も思考も幼児化、口調はお任せします)
幼児化なんてするわけねーじゃん……ってマジでなったー!?
ねーねー、みんなこんなんなっちゃったよー
みんなもなんだ、すごいねー!
お洋服、ぶっかぶかー
どうしよう、母様に怒られちゃう!
あ、リダンおねーさん着替えさせて!
シロちゃんおっきいねー、乗っていい?(耳や尻尾を引っ張る)
怜ちゃん、剣術のお稽古?
僕自信あるよ!(ふんす)
なんたって母様に毎日付けてもらってるからね!
チルちゃんすごーい、僕にも貸してー
あれ、やっぱり僕じゃダメみたい(ブンブン振り回す)
迷路はね、右手か左手で触った壁伝いに行けば出られるんだよー
念のため、交差点には×付けとくね
チル・スケイル
【GOATia】の一同で攻略します
幼児化ってよくわからないんですけども、このメンバーなら攻略できるでしょう
幼児化しても冷静で物静か、でも天然というか実はぼんやりしている
衣服はもらった園児服、武装はいつも通り
ではみなさん、よろしくおねがいします。シロさんも
涼しくていいところですね
ええと、目的はなんでしたっけ。…そう、きんぎんざいほうを探すんでした
あんまり魔力のないざいほうらしく、どっちにあるのかわかりません。ごめんね。
敵がいたら魔法の杖(ライフル型)でぱんぱんぱん(魔法弾攻撃)(じひはない)
あーっ、剣じゃないですよー
リダンさん、はぐれます、追いかけなきゃ…(割と体力はある)
シロさんもふもふ…
リダン・ムグルエギ
【GOATia】の皆と遊びに来たわ
時蜘蛛の峡谷で幼児化には慣れてるの
必要物は事前に準備し
本番は頭幼児で目をキラキラさせて楽しむわ
心が大人な敵が居ても大丈夫
ガチ幼児になーれ(UC使用
準備は防具強化し断熱性に優れる園児服(大人サイズ
犬のリードにも電車ごっこにもアリアドネにも使える長~い紐複数
帽子に録画装置取付け
じゃ、みんな、遠足ごー
着替えも持ってきたよ!
すごいね、めーろだ!
どっちいく?棒たおす?
おててつないでよこにならぼー
道せまいね?
シロちゃん走るの?
きょーそーだー!
シロちゃんの耳ひっぱるの?
じゃ、アタシもするー!(桜の枝とか引っ張り出す
この幻覚、録画には効くかしら?…後で皆で地獄鑑賞会ね
水澤・怜
【GOATia】
幼児怜の台詞はひらがな化
シロも巻き添え
怜:見た目も中身も5歳
兄ちゃん(現在は故人)大好き
軍帽ぶかぶか
シロ:見た目は仔犬、中身変わらず
目の前のカオスに危機感を覚えたシロはさらに縮んだ仮の姿を皆に引っ張られチルに全力でモフられリダンに追いかけ回されていた
武器の代わりにと木の枝を拾って
剣は兄ちゃんに教えてもらったから強いよ!かとー、勝負だ!
(いつの間にか敵も殴ってた)
迷路は…
犬は人間のいち、じゅう……何だっけ?
とにかく鼻がいいらしいからシロについてけばいいと思う!
(疲労困憊顔の)シロがその辺掘ったらなんかキラキラ(お宝)が出てきた
やったー!
(後に更なる地獄が待つ事を今はまだ知らない)
今回の依頼は、獣人戦線の世界で繰り広げられている戦争で生じた案件。
すなわち、向かうは戦場である。
けれど、リダン・ムグルエギ(宇宙山羊のデザイナー・f03694)はそんな現場に赴く前に、ばっちりと。
「時蜘蛛の峡谷で幼児化には慣れてるの」
幼児化してしまう幻覚に陥るのだという瘴気が満ちる迷路迷宮の話を聞いて、必要物を事前に確りと準備して。
「幼児化ってよくわからないんですけども、このメンバーなら攻略できるでしょう」
チル・スケイル(氷鱗・f27327)もいざ皆と共に、ワルシャワ条約機構の隠し財宝があるというダンジョンへと足を踏み入れれば。
最初は瘴気の効力に半信半疑だった、加藤・光廣(燃え盛る激情はなれど冷酷に・f06416)だけれど。
「幼児化なんてするわけねーじゃん……ってマジでなったー!?」
迷宮に入れば、マジでちいさくなっちゃいました!!
いや、しかもそれは、見た目だけではなくて。
「ねーねー、みんなこんなんなっちゃったよー。みんなもなんだ、すごいねー!」
みんないっしょに、身も心も幼児になっちゃいました!?
いえ、唯一中身が普段と変わらなかったのは。
「ぐんぷくがぶかぶか、しろもちっちゃくなってる!」
水澤・怜(春宵花影・f27330)――の隣にいる、見た目だけ仔犬になっているシロのみであった。
そんな目の前のカオスに危機感を覚えるシロだけれど。
「シロちゃんおっきいねー、乗っていい?」
早速、光廣くんに耳や尻尾をびよんっと引っ張られて。
だがまだこれははじまりにすぎず……予感通り、さらに縮んだ仮の姿をこれから4にんの幼児に好き放題されては、目一杯振り回されるのである。
そして、何だかもうちょっと遠い目をしている気がする、ちっちゃいもふもふわんこを後目に。
「じゃ、みんな、遠足ごー」
リダンはおめめをキラキラ、わくわくとたからさがし遠足にしゅっぱーつ!
……の、その前に。
「お洋服、ぶっかぶかー。どうしよう、母様に怒られちゃう!」
「着替えも持ってきたよ!」
「あ、リダンおねーさん着替えさせて!」
まずはお着替えタイム!
まだ大人のうちにリダンが準備してきたのは、防具強化し断熱性に優れる大人用園児服!
そして、犬のリードにも電車ごっこにもアリアドネにも使える、いかにも幼児が大好きそうな長~い紐を複数。
すちゃっと園児帽に録画装置取付けて……ぼうけんのじゅんびは万全!
幼児になっているチルも、もらった園児服を着て、武装はいつも通りしつつも。
「ではみなさん、よろしくおねがいします。シロさんも」
そうぺこんと頭をさげてごあいさつする姿を見れば、冷静で物静かなのはかわらない……気がするけれど。
「涼しくていいところですね。ええと、目的はなんでしたっけ」
きょろりと視線を巡らせてから、こてんと首を傾げるチルちゃん。
ちっちゃい彼女は、天然というか実はぼんやりさん……?
それから、はしゃぐみんなを見ながら、マイペースに考えた結果。
「……そう、きんぎんざいほうを探すんでした」
ええ、たからさがしです!
それを思い出したリダンは、すかさず手をのばして。
「すごいね、めーろだ! どっちいく? 棒たおす?」
しゃきんと手にしたのは、幼児大好き、落ちていた棒!
いえ、その金銀財宝に魔力があれば、チルちゃんがすぐに見つけられるのだけれど。
もう一回ぐるりと迷路を見回してから、再び首をこてり。
「あんまり魔力のないざいほうらしく、どっちにあるのかわかりません。ごめんね」
でも大丈夫、ちっちゃくなっても怜はしっているから!
「迷路は……犬は人間のいち、じゅう……何だっけ? とにかく鼻がいいらしいからシロについてけばいいと思う!」
そうシロに丸投げすれば、言われた通りくんくんと。
早くこのカオスから解放されるため……いや、財宝を見つけるためにシロは頑張って周囲の匂いを嗅いで。
とことこ歩き出せば、ちびっこたちも続くけれど。
迷子になったらたいへんだから、リダンちゃんはこう提案を。
「おててつないでよこにならぼー。道せまいね?」
そしておててつないで、とてとてシロについていっていたのだけれど。
『! しんにゅうしゃだ!!』
別の道から現れたのは、敵!
敵も見た目はちっちゃくなっているけれど、もしも頭の中が大人だったら苦戦必至……!?
いいえ、心が大人な敵が居ても大丈夫!
「ガチ幼児になーれ」
『わぁ! ようふくがようじのになっちゃった』
すかさずリダンが着替えさせ、幼児属性を付与すれば、敵も中身までガチ幼児に!
そしてドキドキのせんとう! なのだけれど。
幼児という存在は特に、やはりそこにそれが落ちていたらもれなく拾うのです。
「怜ちゃん、剣術のお稽古?」
「けんはにーちゃんにおしえてもらったからつよいよ! かとー、しょうぶだ!」
「僕も自信あるよ! なんたって母様に毎日付けてもらってるからね!」
武器の代わりに、やっぱり木の枝を!
そしてさらに男児となれば、えいえいっとちゃんばらごっこする生き物で。
『えっ、ちょっ……いたい、いたいよぅ!』
まわりなんて見てないから、いつの間にか敵もえいえいって殴っていました!
そんな涙目になる敵へと、ちっちゃくなっても冷静なチルが。
――ぱんぱんぱんっ。
『ふぎゃっ!!』
ライフル型の魔法の杖で魔法弾攻撃!
でもいくらクールでも幼児なのだから、じひはないです。
さらに、ようやく敵の存在に気付いた光廣が。
「チルちゃんすごーい、僕にも貸してー」
『ぎゃっ、あぶな……ぎゃあっ』
「あーっ、剣じゃないですよー」
「あれ、やっぱり僕じゃダメみたい」
ブンブンライフル型の魔法の杖を振り回せば、弾は出なかったけれど、物理的にガツンガツンッ!
いつの間にか、敵をぼこぼこにやっつけちゃえば。
「迷路はね、右手か左手で触った壁伝いに行けば出られるんだよー」
そうちょっぴりえっへん得意気に、念のため、交差点には×付けながら光廣は進みつつ。
思わずまたシロの耳や尻尾を、再びぐいぐい。
「シロちゃんの耳ひっぱるの? じゃ、アタシもするー!」
リダンも耳や桜の枝とかを引っ張り出せば。
堪らずスタタッとシロは駆け出して。
「シロちゃん走るの? きょーそーだー!」
「リダンさん、はぐれます、追いかけなきゃ……」
ぽやっとしている風で、割と体力はあるチルちゃんもダッシュ!
そんなみんなでおいかけっこすれば――ぽふんっと。
「シロさんもふもふ……」
チルちゃんはつかまえたシロを、何気に全力で存分にもふもふ、ふるもっふして。
皆に引っ張られ、全力でモフられ、追いかけ回されまくったシロは疲労困憊顔のまま。
ストレス解消……いえ、ここ掘れわんわんといわんばかりに、なんとなくゲシゲシとその辺を掘ってみれば。
「なんかきらきらがでてきた! やったー!」
怜のきゃっきゃはしゃぐ声に駆けつけた、皆もお宝を見つけて大喜び!
いえ、出発前に――この幻覚、録画には効くかしら? なんて。
リダンはふとこんなことを思っていたのであるが。
(「……後で皆で地獄鑑賞会ね」)
そんな彼女の予言通り、後に更なる地獄が待つ事を今はまだみんな知らないのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
早門瀬・リカ
【剣と分かつもの】
アンジェと一緒に迷宮に挑戦だね。
幼児化してしまう幻覚もあるようだけれど
それ以外の危険は少ないみたいだし
迷わないようにだけ注意かな。
「たからのちず」もしっかりと持っていくね。
アンジェの子供の頃の姿は実は気になっていたかな。
僕も幼児化して、言葉遣いも子供っぽくなっちゃうけれど
守りたいという気持ちだけは忘れないよ。
怖いものが来ても僕のUCでやっつけちゃうかな。
頑張って進むけれど幼児化したままだと
お腹もすくしフルーツサンドを持って行って
アンジェと一緒に食べたいかな。
不安になりそうな気持もあるけれど
女の子の前だし泣いたりなんかしないよ、
幼児化しながらも心を強く持ちたいかな。
アンジェリカ・ディマンシュ
【剣と分かつもの】
幼児化ですか…ディマンシュ家は小さい頃から己を律する様に礼儀作法をしっかりしていますけど…それ以上に今のわたくしは機械化と時間操作に長けた猟兵
精神面は成熟したままでリカと共に
リカ、地図は無くさないように気を付けて
そう言ってリカの手を取り、鉱山の中を進んでいく
鉱山の粉塵を吸い込んでも危険ですし、UCを使って…
周囲を金属細胞で有機生命体の様にした柔らかく発光する花の洞窟に変えていく
これでゆっくりピクニックが出来ますわね
取り出すのはチョコフレーバーのドーナツ
リカの為にショコラティエに作って貰ったのです
そう言ってバゲットの中からドーナツを取り出して差し出しますわ
財宝が隠されているという、ウラル山脈の迷路迷宮へと共に足を踏み入れれば。
瘴気が立ち込める中、やはり早門瀬・リカ(星影のイリュージョニスト・f40842)とアンジェリカ・ディマンシュ(ケルベロスブレイド命名者・f40793)も、予知で聞いた通り幼い見目に変わってしまうけれど。
「幼児化ですか……ディマンシュ家は小さい頃から己を律する様に礼儀作法をしっかりしていますけど……」
もしも幻覚ではなく、たとえ幼児化してしまったとしても、アンジェリカは冷静でいられるという自負を持っているし。
それ以上に今の自分は機械化と時間操作に長けた猟兵、そう確固たる自覚もあるから。
幼児化は見た目だけ、精神面は成熟したままで、リカと共に迷路迷宮に挑戦を。
そして強い気持ちを秘めているのは、リカも一緒。
(「幼児化してしまう幻覚もあるようだけれど、それ以外の危険は少ないみたいだし。迷わないようにだけ注意かな」)
そう思っていれば、耳に届くアンジェリカの声。
「リカ、地図は無くさないように気を付けて」
「「たからのちず」もしっかりと持っていくね、アンジェ」
そうリカは頷いて返しながらも、隣を歩く彼女の姿を見つめる。
アンジェリカの子供の頃の姿は実は気になっていたから。
そんな彼女の幼い頃の姿は今のように凛としているけれど、でも小さな姿はやっぱり可愛らしくて。
自分も幼児化していて、つい言葉遣いも子供っぽくなっちゃうけれど――でも。
小さくなったって、この想いはいつだって同じだから。
(「守りたいという気持ちだけは忘れないよ」)
怖い敵と遭遇したって、幻影雷獣撃の雷の牙で、みんなやっつけちゃうつもり。
それから、同じ様に幼児化している敵を見つければ、その気持ち通りにえいえいっと倒していって。
頑張って迷宮を進んでいれば――小さなからだということもあって、おなかがぺこぺこに。
でもその前に、念のためにと。
(「鉱山の粉塵を吸い込んでも危険ですし、ユーベルコードを使って……」)
ふわり、ひらり――展開したアンジェリカのクロックワーク・メルカバーが、周囲を金属細胞で有機生命体の様にした、柔らかく発光する花の洞窟に変えていけば。
「これでゆっくりピクニックが出来ますわね」
安心してふたりならんで、ちょこんと座って少しだけひと休み。
きちんと楽しく美味しく腹拵えできるように、フルーツサンドを用意してきたリカだけれど。
「リカの為にショコラティエに作って貰ったのです」
アンジェリカがそうバゲットの中から取り出すのは、チョコフレーバーのドーナツ。
そんな彼女の気遣いと甘く美味しいドーナツを嬉しく思いながらも。
リカはやはり、その心に確りと思うのだった。
(「不安になりそうな気持もあるけれど、女の子の前だし泣いたりなんかしないよ」)
幼児化しながらも――心を強く持ちたいかな、って。
花の彩りに囲まれつつ、フルーツサンドとドーナツを並んで一緒に、もぐもぐ美味しくいただきながら。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
エアン・エルフォード
【蜜檸檬】
呼称:もも
こ、これは…
小さくなってしまったのか(呆然と両手を眺め
見た目は子供、頭脳は大人なアレだね
思考まで幼児化していたら大変だった
ももの様子に若干焦り
「え、おれも口が上手く回ってない?
だいじょうぶ?
ゆっくり話せばなんとか…うん
って、少し目を離したら
「まって、もも!
…猪突猛進ももは幼児になっても変わらないのか
見つけた彼女はぽつんと蹲っていて、ホッとしつつも思わず笑ってしまう
「もう離れたらダメだよ
ポケットからクッキーを取り出し
あ、割れてる…
だからそこで泣きそうにならないで
「ほら、分け合えばちょうどいいよ
ね?
(もぐもぐ)
気を取り直して先へ進もう
しっかり宝を回収してクリア
貴重な体験をしたな
モモカ・エルフォード
【蜜檸檬】
呼称:えあんたん
簡単そうな迷路ね
なんて呑気に思っていたら
…えっ…迷路がおっきくなってる?!
焦って隣の旦那さまを見上げ…たはずが
ち…ちっさい!!!
「えあんたん、ちーしゃいの」
えーん;口が回らない
…もももちっさくなってる
恐るべし幼児化瘴気…でも
「えあんたんといっちょなら、こわくないもん!」
手を繋いで迷路を進む
「…うさたん!」
もふもふを見つけたら、身体が勝手に
追いかけ回って気がつけば
うさぎも見失って独りぼっち
「…えあん、たん……ふぇ…」
泣き出しそうになったその時
近くの茂みがガサガサ…
王子さまの登場で引っ込んだ涙が
「割れてる…ぐすっ」
「はんぶんこ…うんっ(もぐもぐ
クッキーパワーでお宝げっと!
受け取った宝の地図を見てみても、そう複雑ではなさそうな感じで。
入り口から宝の在り処が記された場所まで、指でススーッと地図上を簡単に辿れるから。
モモカ・エルフォード(お昼ね羽根まくら・f34544)はこう思っていた時もありました――簡単そうな迷路ね、なんて呑気に。
でも、いざ意気揚々と迷路迷宮内に足を踏み入れたら。
「……えっ……迷路がおっきくなってる!?」
そのことに気付いて、あわあわ焦って隣の旦那さまを見上げ……たはずが。
「こ、これは……小さくなってしまったのか」
呆然とふにふにちいさい両手を眺めているエアン・エルフォード(Windermere・f34543)の姿を見れば、思わずモモカは瞳を見開いてしまう。
――ち……ちっさい!!! って。
「見た目は子供、頭脳は大人なアレだね。思考まで幼児化していたら大変だった」
そう確認しながらも言う彼と、目線が同じになっているのだから。
そしてモモカは、こうまじまじと口にしてみるけれど。
「えあんたん、ちーしゃいの」
舌ったらずで上手く口が回らなくて、えーんっ。
それからようやく気づくのだった……もももちっさくなってる、って。
そんな彼女の様子を見聞きすれば、エアンは若干焦ってしまうも。
「え、おれも口が上手く回ってない? だいじょうぶ?」
やはりちょっぴり幼くなってはいるのだけれど。
「ゆっくり話せばなんとか……うん」
気を取り直せば、モモカとおててをつないで。
迷子にならないように、ちいさなおてて同士をきゅっとにぎりつつも。
恐るべし幼児化瘴気……そう思うけれど、でも。
「えあんたんといっちょなら、こわくないもん!」
こうやっておててをつないで進めば、逸れることなんてない……そう思っている時が、モモカにもありました。
いや、それが素なのか、幼児化の影響を受けているからなのかはともかく。
急にモモカは一度ぴたりと足を止めてから。
「……うさたん!」
じいっと見つめる先にキュートなもふもふを見つければ、身体が勝手に――。
そして、少し目を離した隙に。
「まって、もも!」
とてとててーっともふもふを追いかけ駆け出したモモカに、エアンも気付いたのだけれど。
……猪突猛進ももは幼児になっても変わらないのか、なんて。
もう姿が見えなくなっているその様に、仕方ないように柔く瞳を細める。
それから、ぴょこんとうさぎさんを見失えば、はっとモモカはようやく気が付く。
追いかけ回って気がつけば今、うさぎも見失って独りぼっちだということに。
そう思えば、さみしくて不安になって。
「……えあん、たん……ふぇ……」
泣き出しそうになったその時、近くの茂みがガサガサ……。
そして茂みから姿をみせたエアンは、ホッとしつつも思わず笑ってしまう。
見つけた彼女が、ぽつんと蹲っていたのだから。
それから、ちゃあんと約束を。
「もう離れたらダメだよ」
そう言いながら、ポケットからクッキーを取り出した、ものの。
「あ、割れてる……」
「割れてる……ぐすっ」
王子さまの登場で引っ込んだ涙が、またじわり。
それを見たエアンは、だからそこで泣きそうにならないで、って優しく告げた後。
ちょっぴりしょんぼりしているモモカへと差し出す。
「ほら、分け合えばちょうどいいよ」
……ね? って。
仲良く半分こになったクッキーを。
それを受け取れば、瞳もキラキラと。
「はんぶんこ……うんっ」
改めて一緒にちょこんと並んで座れば、もぐもぐと美味しく嬉しくいただいて。
「気を取り直して先へ進もう」
「あっ、えあんたん、あっちのとびら……!」
迷宮の最奥まで頑張って辿り着けば、ふたり顔を見合わせて頷いてから。
(「貴重な体験をしたな」)
そうエアンは、幼児の身になっていると実感しながらも。
いざ、ふたりで一緒に。
「クッキーパワーでお宝げっと!」
わくわくドキドキ扉を開けて、金銀財宝とご対面です……!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
不知火・藍
【琥珀様(f06806)】と
幼児化…
私は元からこの姿故、想像もつかぬが
嗚呼、琥珀様の幼い頃はそれはもう大変に愛らしく―
(語る内に3~4歳児の姿へ。今がそのまま縮んだような見た目)
む?目線が低…
って体がちいさくなっている⁉
こはく様は…5歳4ヶ月頃ですかね
わたしはおもしろいより少しふあんですが…
いえ
いまは主より小さくともわたしは従者
先導はおまかせくださ…
…みちがわからぬ(うろうろ)
うう、みじゅくな従者ですみませぬ
繋がれた手に安堵
…わが主はやはりやさしくつよいお方だ
はい、まいりましょう!
って、まもるのはわたしですからね!
ま、まってくださいー
迷って守り守られて
目印をつけたり2人で道を覚えながら頑張ろう
不知火・琥珀
【らん(f06808)と】
幼児……つまり琥珀がもっと子供になるという事か?
うーん、よくわからないな
まあいい、とりあえずいくぞ、らん!
ふむ
なんだか手が小さくなった気がするな?
それに背も低くなった、ような
なあ、ら、ん……?
なんと、らんがちびに!
こはくよりちっちゃい!ちびらんだ!
なんだかおもしろいな!なぁ、らん!
小さくなったらんを前に
子供心ながらも兄貴分ぶって
らん、はぐれたらたいへんだ
てを、つなぐぞ
はなすなよ
ぎゅっ
おれがちびらんをまもってやるからな
さあいくぞ、らん!
意気揚々とらんの手を引いて
さあいざ宝探しへ
……うーん
どっちにいけばいいんだろうな?
きょろきょろ周囲を探索しながら宝探し
頑張って見つけるぞ
いくら当主だからと言っても、元々の年齢はまだ11才なのだから。
この先……迷路迷宮に満ちているという、幼児化してしまう瘴気の影響をどう受けるのか。
少しだけそれを、不知火・琥珀(不知火家当主・f06806)は考えてみるけれど。
「幼児……つまり琥珀がもっと子供になるという事か?」
……うーん、よくわからないな、なんて。
そうひとつ首を捻れば、いつものようにすぐ傍にいる従者を見上げて。
「まあいい、とりあえずいくぞ、らん!」
実際に迷宮に入ってみれば、わかること。
不知火・藍(|藍澄鏡《 あるじいのち 》・f06808)を伴い、琥珀はそう躊躇することなく歩みを進めて。
そんな主と共にゆきながらも、藍は紡ぐ。
「幼児化……私は元からこの姿故、想像もつかぬが」
何せ自分はヤドリガミ、ひとの身を得た時からこの姿で、幼児期などなかったのだけれど。
幼き頃と言えば、そう!
「嗚呼、琥珀様の幼い頃はそれはもう大変に愛らしく。私のことを覗き込むその澄んだ円らな瞳は、幼い頃から当主たりうるべく実に凛としており、同時になんとも無垢なそのお顔の愛らしさといったら――」
「ふむ、なんだか手が小さくなった気がするな? それに背も低くなった、ような」
主語りをしている従者を余所に、自分の変化を琥珀は自覚しつつも。
「なあ、ら、ん……?」
まだ熱く語っている藍のことをようやく見れば、瞳をぱちくり。
「なんと、らんがちびに!」
「む? 目線が低……って体がちいさくなっている」
「こはくよりちっちゃい! ちびらんだ!」
夢中で主のことを語っていたから今気づいたが、藍もいつのまにか3~4歳ほどの幼児に!
そして、そのまま縮んだような見た目になりつつも、藍は自分より大きな主へと目を向けて。
「こはく様は……5歳4ヶ月頃ですかね」
めちゃ細かいところまでわかるのはさすが、主いのちな強火従者です。
そんなちびらんを見れば、琥珀はわくわく。
「なんだかおもしろいな! なぁ、らん!」
「わたしはおもしろいより少しふあんですが……」
主が楽しそうなのは非常に良いことではあるのだが、慣れぬ小さな身は少々藍にとっては落ち着かなくて。
そわりとしつつきょろきょろしてしまうけれど。
でも主の姿を見上げれば、気を取り直してきりり。
「いえ、いまは主より小さくともわたしは従者」
いくらちっちゃくなったとしても、強火な主への想いが変わることなどあるわけないから。
「先導はおまかせくださ……」
とててっと迷路迷宮の中を先立って、意気揚々と駆け出すちびらんであったが。
「……みちがわからぬ」
迷子になりかけながら、うろうろ、おろおろ。
そして主の元に、しゅんと戻って来れば。
「うう、みじゅくな従者ですみませぬ」
「らん、はぐれたらたいへんだ」
琥珀は小さくなった従者を前に、子供心ながらも兄貴分ぶって。
「てを、つなぐぞ」
伸ばしたその手で、従者のちいさくてふにふにしたちいさなおててを取る。
ぎゅっと――はなすなよ、って。
そんな繋がれた手の感触に、ホッと安堵しながらも。
「……わが主はやはりやさしくつよいお方だ」
改めて、そう主の尊さで胸いっぱいになりつつ、情緒しながらも。
「おれがちびらんをまもってやるからな。さあいくぞ、らん!」
「はい、まいりましょう! って、まもるのはわたしですからね!」
ちっちゃくなっても、守る役目は譲れません!
「……うーん。どっちにいけばいいんだろうな?」
「ま、まってくださいー」
たとえ置いて行かれそうになったとしても。
そして目印をつけてみたり、ふたりで道を覚えたりしながら。
おててを繋いで、あっちにこっちにお、とてとてきょろきょろ周囲を探索して。
今日は目線が少しだけ高い主と一緒に、頑張って宝探しをしながらも、藍はそっと思うのだった。
まもるのは自分の方だけれど――でもたまにはこうやって。
迷って守って守られて……ということも良いかもしれない、なんて。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
宵鍔・千鶴
【鶴星】
アドリブ歓迎
ダンジョンや宝探しは幾つになっても
わくわくさせてくれるものだよね
……いや、今は本当に小さくなっているわけだけど
前に幼児になったときと同じくらいかな
こ、こら!ノルン…!上に乗ったら今は
潰れてしま……っ(ずべしゃ)
痛い…な、泣いてないんだから
迷子の子を見つけたの?
ぶかぶかの帽子を被る魔女の子の姿
…大丈夫?
俺も迷子みたいなものかな
スィーニュ、俺は千鶴だよ
うん、一緒に行こう
ふふ、頼もしい魔女さんだ。俺もだんぴーるなんだ
それに男だからね、格好つけさせて。君を守る
たくさんの薔薇の鋏で悪い奴らはチョキンだ
一緒に箒で飛べるの?それは素敵なお誘い!
じゃあ、次に会うときは大人の姿で、……約束ね
スィーニュ・ノクトスピカ
【鶴星】
アドリブ歓迎
宝探しわくわくだ!
意気揚々と迷宮へ足を踏み入れ
ここはどこだ?
ん?
手が小さく帽子がぶかぶか?
!!
ち、ちいさくなってる!!?
わ、わ!どうしよう!小さい、5歳位?こんなんじゃ禁呪の魔法に耐えられない!しかも迷子!
知識はそのままなのに力が追いつかない
わたわたしてた時キミに出会った
キミも迷子?
なら一緒にいこう
ぼくはスィーニュ
よろしく千鶴
大丈夫、敵が来たらぼくの魔法でやっつけてやる
ぼくは誰かを守れる魔女なんだ…
魔女ってキミは嫌い?
千鶴はだんぴーるか
たのもしいね
ぼくを守るだなんて、はじめていわれた
天秤座の宴!
どうだー!と胸を張る
元に戻ったらお礼をさせて
ぼくの箒に乗せてあげる!
勿論、約束!
片手には魔法の地図、もう片方には星廻りの魔法。
そんな意気揚々と足を踏み入れたスィーニュ・ノクトスピカ(ラシェリールの告解・f41460)の今回の目的は。
「宝探しわくわくだ!」
浪漫いっぱいな、迷宮にある隠し財宝!
そしてくるりと迷路になっている迷宮内を見回せば。
「ここはどこだ?」
自分のいる場所が、よくわからなくなった上に。
ふいに視界が帽子ですぽっと遮られて、あたふたしちゃうも。
「ん? 手が小さく帽子がぶかぶか?」
予知では一応聞いてはいたけれど、スィーニュは自分の身に起こっていることをようやく把握する。
「!! ち、ちいさくなってる!!?」
ちびっこな幼児になっていることに。
そして同じ頃、宵鍔・千鶴(赫雨徨花・f00683)もノルンと一緒にこの迷宮へとやって来たのだけれど。
「ダンジョンや宝探しは幾つになっても、わくわくさせてくれるものだよね」
とてとてと迷路迷宮を行きながら、そうこくりと宝探しという浪漫に頷いて。
それから、一応こう付け加えておく。
「……いや、今は本当に小さくなっているわけだけど」
今の千鶴はまさに、ちびっこなのですけれど、ええ。
でも幼児になったことは、これがはじめてではなくて。
「前に幼児になったときと同じくらいかな」
そう以前のことを思い返していれば。
「こ、こら! ノルン……! 上に乗ったら今は潰れてしま……っ」
――ずべしゃ。
「痛い……な、泣いてないんだから」
潰れちゃっても泣かない、泣いてなんかありません。
そして、んしょっと頑張って立ち上がれば、ふと。
「迷子の子を見つけたの?」
ノルンが示す方向へと視線を向けていれば。
「わ、わ! どうしよう! 小さい、5歳位? こんなんじゃ禁呪の魔法に耐えられない! しかも迷子!」
ぶかぶかの帽子を被った魔女の子の姿。
知識はそのままなのに力が追いつかない現状と完全なる迷子な状況に、わたわたしているスィーニュであった。
そして、そう――これが。
「……大丈夫?」
「キミも迷子?」
「俺も迷子みたいなものかな」
「なら一緒にいこう。ぼくはスィーニュ」
「スィーニュ、俺は千鶴だよ。うん、一緒に行こう」
「よろしく千鶴」
キミに出会った、瞬間。
そしてちいさくなっても、えっへん得意気にスィーニュは告げる。
「大丈夫、敵が来たらぼくの魔法でやっつけてやる。ぼくは誰かを守れる魔女なんだ……魔女ってキミは嫌い?」
「ふふ、頼もしい魔女さんだ。俺もだんぴーるなんだ」
「千鶴はだんぴーるか。たのもしいね」
でも、千鶴だって負けていられないから。
「それに男だからね、格好つけさせて。君を守る」
そう返せば、すたたっと駆けて――迷路の角から出てきた悪い奴らを、たくさんの薔薇の鋏でチョキン!
「ぼくを守るだなんて、はじめていわれた」
そしてスィーニュだって、守れる魔女なのだから。
――廻り堕ちて、降り注げ。
『しんにゅうしゃめ……ふぎゃっ!』
天秤座の宴――くるりと宙に星図をお絵描きすれば、禁呪と共に降り注ぐ流星群が降り注いで。
どうだー! と胸を張りながらも、守ってくれた彼に小さな魔女は告げる。
「元に戻ったらお礼をさせて」
――ぼくの箒に乗せてあげる! って。
そんな素敵なお誘いに、千鶴は円らな瞳をキラキラさせて。
「一緒に箒で飛べるの? じゃあ、次に会うときは大人の姿で、……約束ね」
「勿論、約束!」
ちいさなおててでふたり、指切りを。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
フリル・インレアン
ふええーん、ヒヨコちゃんどこー?
フリルを一人にしないでよー。
ふええーん。
お宝探しなんてもうやめて、おうちに帰ろうよー。
ふえ?!フリル来た道がわからなくなっちゃったよ。
どうしよう、ヒヨコちゃんも見つからないし、おうちもわからなくなっちゃったし、それにこんなに暗いと……お、お、お化けが出てきたら、どうしよう。
ふえ!!今、何か動いた?
ふ、ふ、ふええええーん!!
お化け、こっち来ないでー、フリル食べてもおいしくないってばー!!
ふええーん!!
普段から、かぶっているその帽子は十分に大きいのだけれど。
「ふええーん、ヒヨコちゃんどこー?」
気を抜けば、すぐ顔まで落ちてきそうな帽子のつばを一生懸命あげながらも。
迷路迷宮をうろうろと彷徨っているのは、フリル・インレアン(大きな|帽子の物語《 👒 🦆 》はまだ終わらない・f19557)。
でも今のフリルは、いつもの彼女とはちょっぴり違っていて。
「フリルを一人にしないでよー。ふええーん」
ひとりなのが不安でしょうがなくて泣いちゃっている、幼児のフリルちゃんであった。
そして逸れてしまった、同じようにちっちゃくなったアヒルさん……いや、今はちっちゃなヒヨコちゃんを必死に探しながらも。
「お宝探しなんてもうやめて、おうちに帰ろうよー」
ここに来た目的である宝探しももうやめて、今すぐおうちに返りたくてたまらなくなっているのだけれど。
きょろりと周囲を見回してみたフリルちゃんは、ハッと気づくのだった。
「ふえ!? フリル来た道がわからなくなっちゃったよ」
帰りたくても、帰る道さえもわからなくなっていることに。
そう、完全なる迷子である。
そしてもう一度そろりと迷路迷宮を見回してみれば、ふるりと震えてしまう。
「どうしよう、ヒヨコちゃんも見つからないし、おうちもわからなくなっちゃったし、それにこんなに暗いと……お、お、お化けが出てきたら、どうしよう」
だが――瞬間。
「ふえ!! 今、何か動いた?」
がさっと動く音と何かの影が迫ってくるような感じがして。
「ふ、ふ、ふええええーん!! お化け、こっち来ないでー、フリル食べてもおいしくないってばー!!」
ふええーん!! と大泣きしながら、ヒヨコちゃんに出会うまで、迷路をひたすらぐるぐると彷徨うフリルちゃんであった。
大成功
🔵🔵🔵
ヘルガ・リープフラウ
※アドリブ、連携歓迎
一歩足を踏み入れた途端に身も心も幼児化するなんて……
なんておそろしいわななのでしょう!!(←早速かかった)
それはそうとおしごとです!
ひみつのたからもの……きっとキラキラのすてきなものがいっぱいなのです!
魔法少女プリティーなんたらとかいうアニメに出てくるような
魔法のステッキとか魔法のペンダントとか魔法のコンパクトとか!
そんなたからものが悪者にうばわれないように
わたくしたちでおたすけしないとです!
暗い道でも怖がらずに前向きに
きゅあっきゅあな感じのにっこりスマイルでお願い
土や石の精霊さん、どうか道案内してね
(UC効果で重い扉が開いたり障害物がひとりでに避けたりします。ふしぎ!)
そう……話には聞いていたから、わかってはいるのだ。
けれど、ヘルガ・リープフラウ(雪割草の聖歌姫・f03378)は改めてふるりと身を震わせ紡ぐ。
「一歩足を踏み入れた途端に身も心も幼児化するなんて……」
だがしかし、これは猟兵として成すべきこと。
意を決してヘルガは、そんな可愛い……いや、危険な仕掛けが施されているという迷宮に足を踏み入れて。
改めて、この迷路内に満ちる瘴気の幼児化という効果を思い、ふるふると首を振りながらも。
「なんておそろしいわななのでしょう!!」
早速、幼児になりました!
でもヘルガちゃんはちっちゃくなっても、猟兵さんなのだから。
「それはそうとおしごとです!」
きりりと気を引き締め、とてとていさましく迷路の中を歩きだして。
ここにきた目的……ワルシャワ条約機構の隠し財宝をさがしながらも、想いを馳せる。
「ひみつのたからもの……きっとキラキラのすてきなものがいっぱいなのです!」
そう――たとえば!
「魔法少女プリティーなんたらとかいうアニメに出てくるような、魔法のステッキとか魔法のペンダントとか魔法のコンパクトとか!」
確かに、幼女にとってそれらはキラキラしたあこがれの宝物!
だからヘルガちゃんは、さらにつよい決意をその胸にいだく。
「そんなたからものが悪者にうばわれないように、わたくしたちでおたすけしないとです!」
悪い敵を、魔法少女になんてさせてはならないのだから!
そんな使命感のもと、暗い道でも怖がらずに、前向きにとことこ進んでいれば。
道がいっぱいわかれていて、地図を見てもどっちにいけばいいか、よくわからなくなっちゃったけれど。
でも、ヘルガちゃんは慌てずに、にっこりと。
「土や石の精霊さん、どうか道案内してね」
歌うように、精霊さんたちにお願いすれば。
刹那、重い扉が勝手に開いたり、障害物がひとりでに避けたりする――ふしぎ!
いや、きっとそれは、魔法少女プリティーなんたらに負けないくらいの。
ヘルガちゃんのきゅあっきゅあな、キラキラスマイルの魔法なのです!
大成功
🔵🔵🔵
禹・黄風
まさかワルシャワ条約機構も財宝隠していたとは…
これは速やかに入手しないといけませんね。
瘴気は厄介ですがまあ、何とかなるでしょう。
瘴気の影響を受けて活発ちびっこに。
ほら、あっちの方面白そうだよ!
このたからのちず?にもちゃんと道書いてるし行ってみようぜ!
なんか危なそうな場所ほど興味を惹かれるし…この際階梯0に変身して一気にいっちゃおうぜ!
ひゃっはーと駆け回って、もうちょっとスリル欲しい…UCの突風で加速して洞窟駆け抜けるのnも面白いかも。
敵が居たらトラの爪とかでべちーんと仕留めちゃおう!
※アドリブ絡み等お任せ。
幼児化度合いは身も心も。
ヤンチャで活発だった時代もあったとかなんとか。
階梯0の姿も仔虎
予知によって明るみになった、ウラル山脈の山岳地帯の秘密。
「まさかワルシャワ条約機構も財宝隠していたとは……」
禹・黄風(武の頂を・f40009)はそう思考を巡らせながらも、現場へとやって来て。
「これは速やかに入手しないといけませんね」
いざ足を踏み入れるのは、財宝が隠されているという迷路迷宮。
だが勿論、財宝を手に入れるまでは一筋縄ではいかないのだという。
隠し財宝まで辿り着くためのその道は、入り組んだ迷路になっているようであるし。
それに……それだけではなく。
各隠し財宝のダンジョンには危険な仕掛けが施されているのだ。
そして、今回の迷宮に満ちているのは瘴気。
だが黄風は怯まず、その足を止めずに。
「瘴気は厄介ですがまあ、何とかなるでしょう」
瘴気満ちる中へと果敢に身を投じれば。
「ほら、あっちの方面白そうだよ!」
瘴気の影響を受けて――活発ちびっこに!!
そしてしゃきんと取り出すのは、浪漫いっぱいのたからのちず!
まわりのちびっこたちも積極的に誘って。
「このたからのちず?にもちゃんと道書いてるし行ってみようぜ!」
あっちにこっちに、たからさがしのだいぼうけん!
でも正直、地図を見ながら進んでいたのは、ほんのちょっぴりだけで。
黄風くんがどうしてもそわりとしちゃうのは、なんか危なそうな場所。
そんな場所ほど興味を惹かれるし……と思えば、やっぱりうずうずしちゃうから。
こくりと大きくひとつ頷いて、黄風くんは選択する。
――この際階梯0に変身して一気にいっちゃおうぜ!
ということで……ひゃっはーと駆け回って。
身も心も男児らしく、本能と興味の赴くままにあっちにこっちにと探検しまくるも。
「もうちょっとスリル欲しい……」
まだまだ元気いっぱい、刺激的なことしたい!
敵をみつけたら、それはしっかりトラの爪とかでべちーんと仕留めちゃいながらも。
そうちょっぴり考えてみれば、いいことを思いついて――たいき、しょーあくッ!
より面白う刺激を求めて……さっそく、やっぱり仔虎姿のまま、びゅーん!
金風の黄金の龍の闘気を帯びた暴風領域の突風で加速して、一気に洞窟駆け抜けます!
ええ、普段は理知的な武人である黄風にも――そんな、ヤンチャで活発だった時代もあったとかなんとか。
大成功
🔵🔵🔵
ルーシー・ブルーベル
【月光】
宝さがし…!
すごいわ、とてもたのしそう
う?あらら?まわりが急に大きく?
いえ、るーしーが小さくなったの?
はあい、だいじょうぶよ
って、るーしーの前にいるのは、…ゆぇぱぱ?
わわ、ちいさい!今のるーしーより少し上くらいかしら
ぱぱとってもかわいい!!かーわーいーいですよぅ
うれしくなってぴょんぴょん跳ねちゃう
周りを走り回ったりもしちゃう!
えへへー、ねんれい、近くなってうれしい
きゅっと手を繋いでニッコニコ
宝探し、れっつごー!
ふう、みつからないねえ
おなかが空いてきてしょんもり
!食べる!おかかオニギリあるかしら
タマゴはだいすき!パパはたべる?
あ!イチゴはパパがたくさん食べてね
…おなかいっぱいでねむい
おひるねしちゃだめ?はーい…
目をこすりながらふらふら、何とか歩くわ
黒ヒナさん、どうしたの
道をおしえてくれるの?ありがとう!
ええ、とっても心強いわ!
今は黒ヒナさんがいちばん年上なのかも
もし何かでてきたらふわふわのお友だちでふわふわにするわ
…あ!たからものって、あれ?
うん、もう少しぼうけんしても良かったかも
朧・ユェー
【月光】
宝探しですか
それは…楽しそう……
おや?視線が低い??
自分の手を見る、とても小さい
おやおや、これは僕は幼児化してる様ですねぇ
見た目だけで、知能はそのままの様です
るーしーちゃんはだいじょうぶですかぁ?
ふむ、言葉足らずになってしまいますねぇ
彼女も幼くなっている
ぼくかわいぃですかぁ?るーちーちゃんのほうがかわいいです
小さくなった天使がそこに!
迷子にならない様にルーシーちゃんを手を繋ぎ
とてとて歩き宝探しへ
おなかすきましたか?
おべんとうをつくったでたべましょう
シートを引いてお弁当を広げる
おかかおにぎりとたまごですね
ゆっくりたべてください
いちごありがとう
さて、宝をさがしましょう
眠たそうにしている彼女を抱っこできないのが悔やまれます!
もうすこしがんばりましょう
頭に乗っかってる黒雛
黒雛はそのままなので大きく感じますね
びぃ!ぴぃ!!とどうやら道案内してる様子
僕達を護ろうとしている?
親鳥の気分?
ふふっ、たのもしいですねぇ
嘘喰
喰べそうにするが嘘の道、違う道へ
ふふっ、たのしいぼうけんでしたね
これは戦争で、これから足を踏み入れる場所は戦場。
けれども戦争で勝つためにやるべきことは、戦うだけではない。
時に、積み重ねた非戦闘行動が重要な勝利の鍵となることなんて珍しくない。
だから、ルーシー・ブルーベル(ミオソティス・f11656)の今回の猟兵のお仕事は。
「宝さがし……! すごいわ、とてもたのしそう」
お仕事だけれど、浪漫いっぱいでわくわくしちゃう、たからさがし!
だが、足を踏み入れた迷路迷宮は、ただの迷宮ではなくて。
「宝探しですか。それは……楽しそう……」
ルーシーと共にやって来た朧・ユェー(零月ノ鬼・f06712)はそうこくりと頷くも、己に生じている変化に気が付く。
「おや? 視線が低い??」
つい数秒前とは、明らかにぐぐっと低くなった視線。
そしてきょろりと周囲を見回した後、自分の手をみれば。
「とてもちいさい……」
ふにふにとした、ちっちゃなおててになっている。
そう、この迷宮に満ちている瘴気は。
(「おやおや、これは僕は幼児化してる様ですねぇ」)
どうやら変化しているという幻覚は見た目だけで、知能や思考はそのまま大人の様だと確認しながらも。
「う? あらら? まわりが急に大きく?」
……いえ、るーしーが小さくなったの?
そうきょとりとしている彼女だって、瘴気の影響を受けるだろうから。
「るーしーちゃんはだいじょうぶですかぁ?」
そう声をかけれみれば、改めて思う。
(「ふむ、言葉足らずになってしまいますねぇ」)
そして、ふと視線を移せば。
「はあい、だいじょうぶよ」
そう返る声とその姿に、彼女も幼くなっている、と。
ルーシーも幼児になっていてとてもちびっこいけれど、元々まだ年齢的には子供で。
……でも。
「って、るーしーの前にいるのは、……ゆぇぱぱ?」
元が大人なユェーのその姿は、目をみはるほど変化していて。
思わず見つめる瞳を瞬かせて、ルーシーは同じくらいの高さの目線で、じい。
「わわ、ちいさい! 今のるーしーより少し上くらいかしら」
彼を見つめれば、わぁってはしゃいじゃう。
「ぱぱとってもかわいい!! かーわーいーいですよぅ」
「ぼくかわいぃですかぁ?」
ちょこりと首を傾ける幼児パパは、とってもかわいくて。
何より、おそろいのちびっこで、うれしくなってぴょんぴょんっ。
それでもまだまだ、いっぱいうれしくてたまらなくて。
「えへへー、ねんれい、近くなってうれしい」
ちびパパの周りをくるくるーって走り回ったりもしちゃう!
そんなルーシーの様子に、ユェーくんもほわわ。
――小さくなった天使がそこに!
そう思いながらも、やっぱりちっちゃくなっても、いつも通りに。
迷子にならないようにって、差し出してきゅっと繋ぐのは、お互いちっちゃくなった柔らかなおてて。
そしてニッコニコのルーシーちゃんは、ユェーくんと仲良くとてとてと、いざ!
「宝探し、れっつごー!」
たからさがしに、ちょうせんです!
でもわくわくしながらも、あっちにこっちととことこと、たんさくしてみるも。
「ふう、みつからないねえ」
幼児の歩みが遅いこともあって、なかなかたからもののところまでたどりつけなくて。
さらには、きゅぅ、と。
ルーシーちゃんはおなかが空いてきちゃって、しょんもり。
そんなかすか鳴いたかわいいおなかのむしの音を聞いて。
「おなかすきましたか? おべんとうをつくったのでたべましょう」
んしょっとばさり、シートを広げて敷いた後、広げるのはそう――お弁当!
そしてその声をきけば、ぱあっと表情を変えた顔を上げて。
「! 食べる! おかかオニギリあるかしら」
シートの上に、ふたりちょこんと並んで座ってから。
きょろきょろとキラキラの視線を巡らせるルーシーちゃん。
「タマゴはだいすき! パパはたべる?」
「おかかおにぎりとたまごですね。ゆっくりたべてください」
ユェーはそうおかかおにぎりとたまごを取ってあげて、差し出せば。
「あ! イチゴはパパがたくさん食べてね」
「いちごありがとう」
自分の好きなものをちっちゃくなってもちゃあんと覚えてくれている彼女から、いちごのおかえしを貰いながらも。つぶらになっている金の瞳を、いつもと同じように柔く細める。
そしてもぐもぐはむはむ、ちっちゃなお口でもぺろりと完食して、ごちそうさますれば。
(「さて、宝をさがしましょう」)
宝の地図と現在位置を確認しつつ、低い視線をくるりと巡らせれば。
ちいさいのはたのしいし、おそろいはうれしいのだけれど……ふと瞳にとびこんできたその姿に、ユェーはこう思っちゃう。
「……おなかいっぱいでねむい。おひるねしちゃだめ?」
「もうすこしがんばりましょう」
――眠たそうにしている彼女を抱っこできないのが悔やまれます! って。
けれど彼女はちっちゃくなったって、やっぱりがんばりやさんだから。
「はーい……」
とろんとなっている目をこすりながらもふらふら、何とか歩きだす。
でも、そんなルーシーがうつらうつらと寝ないで済んでいるのは。
――びぃ! ぴぃ!!
「黒ヒナさん、どうしたの」
耳に聞こえる、ユェーの頭にぽてっと乗っかっている黒雛の声。
「くろひなはそのままなので、おっきくかんじますね」
ユェーはそれから、こてりと首を傾けて続ける――どうやらみちあんないしてるようす、と。
「道をおしえてくれるの? ありがとう!」
そうルーシーが礼を告げれば、びぃ! と鳴いて、えっへん得意気。
(「僕達を護ろうとしている? 親鳥の気分?」)
その声を聞いたユェーは思わず笑っちゃう。
「ふふっ、たのもしいですねぇ」
「ええ、とっても心強いわ! 今は黒ヒナさんがいちばん年上なのかも」
そんな黒雛の道案内で迷路をとててっと進んでいけば。
とってもたのしいけれど、ここはやはり戦場。
同じようにちっちゃくなっている敵の子をみつければ。
ふわふわのお友だちでルーシーがふわふわにして。
嘘喰……喰べたそうにするが嘘の道、違う道へ。
そんな、幼児だからこそようしゃなく、えいえいって敵をぜんぶやっつけちゃえば。
迷宮の一番奥――宝物庫にとうちゃく!
大きな扉を一緒に、うんしょって開ければ。
「……あ! たからものって、あれ?」
キラキラ、財宝がいっぱい!
そしてまさに宝物庫は、りょうへいようちえん!
他のおともだちとも、見つけたたからを運ぶ作戦をわいわいお話しながらも。
「ふふっ、たのしいぼうけんでしたね」
「うん、もう少しぼうけんしても良かったかも」
たからさがしのぼうけんはとってもたのしくて、まだちょっぴり遊びたくないくらい。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
天風・光華
いつき兄様(f37164)と参加なの!
第二陣も参加なのー!
今度は兄様とお宝さがしなの!
不思議なわなはがんばってとっぱなの!
「兄様!どうくつ探検しゅっぱーつなの!」
わくわくどきどきではいったら
なんだかすぐにぽわぽわーってするの
「にいさま、わなー?」
なんだかうまくはなせないの!
にいさまだいじょうぶーってなったら
ちっちゃくってかわいいにいさま!
ちっちゃいころのにいさましらないの
でもぜったい、にいさまなの!
「にいさまなのー!」
ふわふわーってしても
にいさまがいっしょなの!
なんだかとってもうれしくって
くらくてふあんでふえってなっても
にいさまがあかりつけてくれるの
「だいじょうぶ、なのー」
にいさまがきしさんっていうからためすの!
そしたらわーーってたくさんでてくるの!
でもみつかうまくいえなくって
にいさまがなんとかしてくれたの!
やっぱりにいさまはとってもすごいの
きしさんたちがこっちこっちーって
とってもきらきらぴかぴか
にいさまがきしさんたちにいって
ぜんぶはこびだしちゃうの!
「んとんと、これぼうけんなの!」
深山・樹
妹の光華(f37163)と
呼び方はみつか
洞窟探検にみつかが熱心に誘ってきて
危なくないって思ったし良いよって言って
入ったら…あ
み、みつかちっちゃくなった!
えと、えっと…ぼく、も
ぼくもみつかも、じぶんのちいさなころって
しらない、おぼえてなくて
みるのはじめて、で
でもすぐいえるよ
みつかは、ほんとうにかわいい!
あっ、みつかないちゃった
「だいじょうぶ、みつか、ぼくがいっしょだよ」
ちいさいからかっこよくないけど
みつかはまもるよ!
ちいさいかいちゅうでんとうつけたらなきやんでくれた
「くらいのこわかったんだね」
ちゃんとおぼえてるよぼくはりょうへい
「みつか、きしさんよべる?」
きしさんはおとなできてよかった
みつかがたどたどしすぎてきしさんこまってたから
たからさがしてつだってってぼくがいったら
きいてくれてびっくり
みつかがにいさますごいっていってくれた
きしさんおいでおいでするから
みつかとてをつないでいったらきらきらおたから!
「これとりにきたんだよ」
きしさんにはこんでもらっておそとでるまで
みつかのてははなさないからね
第一陣に続いて、猟兵としてやって来たのは勿論戦場!
転送された先、天風・光華(木漏れ日の子・f37163)はぐぐっと気合を入れて。
「第二陣も参加なのー! 今度は兄様とお宝さがしなの!」
今回のお仕事も、大好きな兄様、深山・樹(処刑人・f37164)と一緒に頑張る気満々。
当然、きちんと予知のお話だってしっかりと聞いているから。
……不思議なわなはがんばってとっぱなの! って。
隠し財宝があるという迷路迷宮へときりり、真剣に。
それ以上に兄様と挑戦する宝さがしにわくわく。
「兄様! どうくつ探検しゅっぱーつなの!」
いざ、宝さがしの大冒険に出発です!
そんな光華に熱心に誘われたし、戦争とはいえ、今回の依頼は前線で激しく戦ったりするような内容ではなかったから。
危なくないって思ったし良いよって言って、一緒に迷宮へと入った……樹であったが。
……あ、と思わず漏れる声。
いや、大怪我したりするような内容ではないのだけれど、迷宮には敵の罠が仕掛けられていて。
わくわくどきどきで入った光華は、そんな罠――満ちる瘴気に、なんだかすぐにぽわぽわーってなっちゃって。
「にいさま、わなー?」
そう口にしてみれば、瞳をぱちり。
……なんだかうまくはなせないの! って。
でもそれもそのはず、だって今の光華は――。
「み、みつかちっちゃくなった!」
敵の仕掛けた瘴気の影響で、ちっちゃな幼児になっちゃったのだから……!
でも、そんなちび光華の姿を見つめながら、にいさまだいじょうぶーってなった光華もおめめをぱちくりとさせて。
「えと、えっと……ぼく、も」
「ちっちゃくってかわいいにいさま!」
おそろいでちびっこになった兄様の姿に、そう声を上げる。
いや、実際には知らないのだ。
(「ちっちゃいころのにいさましらないの」)
(「ぼくもみつかも、じぶんのちいさなころってしらない、おぼえてなくて。みるのはじめて、で」)
でも――ふたりとも、すぐにいえる。
「にいさまなのー!」
「みつかは、ほんとうにかわいい!」
……でもぜったい、にいさまなの! って光華は、にぱーってまんめんのえがおを宿せるし。
樹もちっちゃくなっても、妹の絶対的なかわいさをおおきな声でいえるし、こくこくと何度だって頷ける。
そして洞窟の迷路はとっても広くて、瘴気でふわふわーって時々なってしまうような感覚がするけれど。
でも今、同じ目線で一緒にとてとて歩く隣のかわいい兄様を見れば、光華はなんだかとってもうれしくって。
時折、まっくらな道とかもあって、くらくてふあんでふえってなっても。
あっ、みつかないちゃった、って。ちっちゃくなっても、すぐに兄様は気づいてくれて。
「だいじょうぶ、みつか、ぼくがいっしょだよ」
……ちいさいからかっこよくないけど、みつかはまもるよ!
そう、ちっちゃくてかわいいけれどやっぱりかっこよく、はげましてくれて。
ぱちんとつけてくれたのは、ちいさな懐中電灯。
その光が、迷路の道や兄様の姿を照らせば、ほっとして光華もなきやんで。
「くらいのこわかったんだね」
「だいじょうぶ、なのー」
また、にぱっ! とえがおになれば……がんばって、たからさがし!
でも幼児ふたりだけだと、ちょっぴり洞窟たんけんも大変だから。
(「ちゃんとおぼえてるよぼくはりょうへい」)
樹はにこにこ笑顔がもどった妹に、こう声を。
「みつか、きしさんよべる?」
その言葉を聞けば、にいさまがきしさんっていうからためすの! って。
――きしさんたちなの!
そうがんばって、聖杯幻影兵さんたちを喚んでみれば……わーーって、たくさんでてきて。
「きしさんはおとなできてよかった」
樹もがんばってきしさんたちを上手によべた妹をほめてあげつつ、大人な聖杯幻影兵さんの姿にほっとするも。
「えと、えと……あの、その……おたからなの」
何をすればいいのか、じいと指示を待っているきしさんたちと、でもうまくいえない光華の様子にちゃんと気付いて。
光華がたどたどしすぎて、きしさんたちがこまっていたから。
「きしさん、たからさがしてつだって」
かわりにそう教えてあげれば、こくりと頷いて返してくれて。
きいてくれてびっくりしちゃうのだけれど。
「にいさまがなんとかしてくれたの! やっぱりにいさまはとってもすごいの」
そう隣でうれしそうな妹の声をきけば、ほわほわ樹もうれしくなっちゃう。
……みつかがにいさますごいっていってくれた、って。
だから、げんきもゆうきも100ばい……いや、むげんだい!
きしさんたちがこっちこっちーって、きしさんおいでおいでするから。
ふたりでおててをぎゅうとつないで、元気いっぱい、とてとててーっ。
きしさんたちがおしえてくれたおおきな扉だって、んしょんしょって、ふたりであければ。
「きらきらおたから!」
「とってもきらきらぴかぴかなの!」
わぁって、たどりついた宝物庫でふたり、おめめもきらきらに。
他の猟兵の子たちもいて、たのしいようちえんみたいで。
みんながわいわいお話している作戦は、このおたからをどうやって全部外に運ぶかっていうことみたいだから。
それならおまかせ! って、ふたりできしさんにおねがいを。
「これとりにきたんだよ」
「ぜんぶはこびだしちゃうの!」
そしたら、きしさんたちもまたうなずいてくれて。
自分たちでも無理なく持てるだけ、見つけたおたからを持ってから。
残りはきしさんにはこんでもらいつつ、他の子たちとも一緒に――おそとへ、てったい!
そうみんなと一緒にもうひとがんばり、とてててーって迷宮の外へと向かう樹だけれど。
「んとんと、これぼうけんなの!」
たからさがしのぼうけんは、だいせいこう!
でも、かえるまでが、えんそく……いや、たんけんだから。
(「みつかのてははなさないからね」)
にぎるちいさなおててはもちろん、お宝みたいに、だいじにだいじに。
やさしくしっかり――ぎゅうって、つないだままで。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵