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獣人世界大戦③〜レジスタンスは機械兵士を討つ

#獣人戦線 #獣人世界大戦 #第一戦線 #ゾルダートグラード #プレイング受付中 #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #完結数を満たし次第、完結に移行します

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「そろそろ第一戦線も終わり……第二戦線の有力敵をも全滅させられる様、残った期間で戦いの準備を完璧に整えていくわよ!」
 ベルリン近郊に構えた『六番目の猟兵』の基地で、シカの獣人であるグリモア猟兵のレヴィア・イエローローズ(亡国の黄薔薇姫・f39891)は金色に輝く縦ロールを靡かせて今回の戦場……ワルシャワ条約機構に存在するモスクワでの戦場に関する依頼のブリーフィングを行っていく。
「この戦場では、ワルシャワ条約機構に攻め込んできたゾルダートグラードの兵士とモスクワのワルシャワ条約機構の兵士が殺し合いをしているわ。ここに介入して両勢力の戦力を削って頂戴」
 今回、猟兵達が殲滅するのはゾルダートグラードの勢力。
 主に猟兵の介入で激化しているワルシャワ条約機構戦線に投入する追加戦力を輸送しに来た部隊が相手となる。
「その輸送部隊の背後から奇襲し、そのまま強襲の勢いで部隊を壊滅させるのが今回の依頼の目標となるわ」
 更に今回、ワルシャワ条約機構に抗うレジスタンス組織の一つが猟兵に加勢し、輸送部隊強襲作戦において支援を行ってくれるそうだ。
 超大国の将兵ではない一般獣人に取って超大国とは種別を問わず自分達を苦しめる元凶。
 自分達を脅かしているワルシャワ条約機構と争うゾルダートグラードであっても憎むべき対象だ。
「それにわたくし達『六番目の猟兵』が、その超大国を滅ぼせるという希望を持たれているなら……現実のものにするのがわたくし達でしょう?」
 そう言って上機嫌にウィンクをしながらレヴィアは自身のグリモアである黄薔薇を展開していくのであった――


黒代朝希
 いよいよ第一戦線も終わりを迎えますね。
 仕上げと行きましょう。

 プレイングボーナス……敵の背後を突いて強襲を仕掛ける。
 に加えて、
 プレイングボーナス……レジスタンスと協力する。
 が存在します。

 今回の『獣人世界大戦』の戦線ルールにより、迅速なシナリオ完結が望まれるため完結数が揃って執筆が可能な次第、迅速に完結させて貰う体制となります。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『キャンサー・ワゴン』

POW   :    シザ―ハンド・アタック
単純で重い【障害撤去用アーム】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    キャンサー・ストンプ
【装甲付き多脚による踏みつけ】で近接攻撃する。低威力だが、対象が近接範囲から離脱するまで何度でも連続攻撃できる。
WIZ   :    緊急射撃戦闘
【収容している兵員】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【主砲塔、固定機銃、兵員の装備する小銃】で攻撃する。

イラスト:Yukihie

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

レプリカ・レグナント
傾国参戦

希望の灯はいつしか巨大なうねりを以て巨悪を打ち倒すのだ、ならばその序章を刻んでやろう!
滅びの果てより来たれ我が亡国の軍勢よ
火竜の炎を背後よりくらわせて敵の意表を突く
ルイナは使い魔の超音波で混乱する敵に更なる追い討ちをかけよ
朱鳥は盾を召喚してレジスタンスを守れ
レジスタンスの諸君は盾の隙間より敵の歩兵を狙うのだ
火竜が空から炎を吹きかけている以上ワゴンに乗っての攻撃は出来まい
鉄でできたワゴンは灼熱で炙られて中に乗り込んでいた者は蒸し焼きよ
この状況でワゴンは使い物にはならん
向こうは空からの炎に怯えながらの攻撃、こちらは盾ごしの防御が整った攻撃有利は火を見るより明らかよ
策とはこうやって用いる物だ


山岡・朱鳥
傾国参戦

敵ばかり作るものね大国って、こちらはレジスタンスと協力できるから良いけど
聞きなさい、鬼の童謡、我等の紡ぎ唄
火竜ね、初めて見るわ、あんな炎を浴びせられたら乗っているヤツはたまったもんじゃないわね
必然的に歩兵戦になる、だけど永久氷壁の大楯がレジスタンスを守っている以上ヤツ等の小銃ではレジスタンスに傷つけられない
灼熱の鉄塊に変わったワゴンは戦力にならない
そして永久氷壁の大楯はこの戦場中にある無機物を変化させて尽きることはない
ダメ押しに真紅の火炎剣も大量に生成して撃ち込んでレジスタンスの支援としましょうか
無機物尽きる事無き戦場では紅蓮と零度の紡唄は鳴り止む事はない
我等の為の我等による我等の紡唄


ルイナ・ラヴ
傾国参戦

正にどんな大国も民を蔑ろにしては滅ぶ
民在っての国、どれだけ強大でも一人の独裁では国は存続できないのです
しかし恐るべし火竜、ドラゴンの炎は壮絶ですね
これでワゴン車は文字通り火の車、後は難を逃れた歩兵のみ
当代の主にして王、ルイナ・ラヴの名の下に
我が使い魔たるコウモリ達よ、超音波で敵を撹乱するのです
朱鳥さんの氷壁に隠れながらのレジスタンスの攻撃は十分に有効ですね
私は使い魔を操っての撹乱と支援に従事致しましょう
王は民在っての存在、民無くして国も王も有り得ない、王族としてこの戦争は良い経験になりました
傾国も良い・・・国?うん、良い国にしたい・・・んですけど・・・



「希望の灯はいつしか巨大なうねりを以て巨悪を打ち倒すのだ――ならばその序章を刻んでやろう!」
 レプリカ・レグナント(傾国参謀・f32620)はそう言ってユーベルコード『|忘却の軍勢《イビルズレグナント》』を発動。
 黒紫の軍馬、亡国の軍勢、灼熱を吐く火竜を召喚……そのまま火竜の炎をゾルダートグラード軍の背後より食らわせて敵の意表を突く。
「敵ばかり作るものね、超大国って……こちらはレジスタンスと協力できるから良いけど」
 その業の深さに山岡・朱鳥(呪われた鬼の血・f41465)は嘆息しながら、ユーベルコード『|紅蓮と零度の紡唄《オニノコモリウタ》』を発動。
 自身の半径135mの無機物を『真紅の火炎剣』と『永久氷壁の大楯』に変換し、その内大盾をレジスタンスに渡して防御を固めていく。
「正にどんな大国も民を蔑ろにしては滅ぶ……民在っての国、どれだけ強大でも一人の独裁では国は存続できないのです」
 其れが超大国の弱点なのだと、ルイナ・ラヴ(戦う魔術研究者・f38750)は凛然と宣する。
 ユーベルコード『|主にして王成り《ヴァンパイアロード》』を発動し、超音波を発する使い魔のコウモリ達を召喚。
 そのままレジスタンス達の耳となって遣わしていく。
「当代の主にして王、ルイナ・ラヴの名の下に――我が使い魔たるコウモリ達よ、超音波で敵を撹乱するのです」
 更にオブリビオン兵部隊に対して超音波攻撃を実行。
 そのままレプリカの召喚した火竜との攻撃と合わせていく。
「しかし……火竜なんて初めて見るわね。猟兵は前にA&Wで帝竜と決戦を迎えた事があるらしいけど」
「ドラゴンのオブリビオン・フォーミュラとかもいたらしいですね……」
 そんな風に言いながら、朱鳥とルイナはレジスタンス達と輸送部隊に肉薄していく。
「必然的に歩兵戦になる――だけど、『永久氷壁の大楯』がレジスタンスを守っている以上は、ヤツ等の小銃ではレジスタンスに傷つけられない」
「現在、火竜が現れて不意を突かれている所だ――そこに直接マンパワーで攻め落として『二つの脅威が同時に襲っている』と錯誤させるのだ」
 レプリカの指示に従い、朱鳥は『真紅の火炎剣』を振るってまず一人目のオブリビオン兵を両断。
 そのままルイナも使い魔を操り撹乱と支援に従事していく。
「良いわね。良い感じに狂乱状態になっているわ」
「統率の取れない軍の末路は……」
「それは良く知っているとも」
 どこか含むように笑い、レプリカは更に傾国の面々とレジスタンス達に指示を出していく。
「朱鳥、ルイナはそれぞれ攪乱による支援、武装生成を行っての遊撃を継続。レジスタンス達は渡された大盾を用いて安全を確保しながら、オブリビオン兵を撃破せよ!」
 自らも火竜を操って敵の『キャンサー・ワゴン』に炎属性の一斉ブレス掃射を行い、その鉄の躯体を熱していくレプリカ。
 するともんどりうって雪に自らの肉体を押し当てながら地べたを這いずり回って『キャンサー・ワゴン』から飛び出し、無力化も同然な状態にあるオブリビオン兵が現れていく。
「鉄でできたワゴンは灼熱で炙られ、中に乗り込んでいた者は蒸し焼きよ――この状況でワゴンは使い物にはならん」
 操縦される事を前提とした『キャンサー・ワゴン』のユーベルコードは発動しない。
 その状態に持ち込んだレプリカは、トドメを刺す様に指示を出していく。
「向こうは空からの炎に怯えながらの攻撃。こちらは盾ごしの防御が整った攻撃……有利は火を見るより明らかよ」
「灼熱の鉄塊に変わったワゴンは戦力にならない上で、こちらの『永久氷壁の大楯』はこの戦場中にある無機物を変化させ生み出す以上……尽きることはない」
 ならば後は手順を間違えることなく押し切って相手の戦力を削り切るだけだ。
「ゾルダートグラードよ……策とはこうやって用いる物だ」
「王は民在っての存在、民無くして国も王も有り得ない……王族としてこの戦争は良い経験になりました」
 そんな風にルイナはこの戦域での総括を纏めるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

笹竹・暁子
※アドリブ連携歓迎
この戦争でこちらの方面のレジスタンスはとても貴重じゃないかしら
是が非でも縁を結ぶ為にも、この一戦を乗り越えなきゃ

方針:地の利を得た上で、敵の輸送能力を奪う

別の作戦で高高度からの強襲は警戒されているかもしれない
ここはレジスタンスに接触し【情報収集・道案内・地形の利用】で周辺地域をマッピング
【戦闘演算・集団戦術・情報伝達】で作戦を説明

襲撃ポイントで敵を確認したら、あらかじめ展開し物陰に伏せておいた〔霊刃羽〕を起動
【不意打ち・早業】の【指定UC】で敵輸送車を一気に【捕縛】!
同時に〔サウス〕で飛び出し【陽動・推力移動・怪力・踏みつけ・ぶん回し】で転がしにかかる!

敵輸送車を絡めとった霊力の狩猟縄は、そのエネルギーを流出させる
走行はもちろん、砲塔を動かす事も、鋼鉄のアームも動かせないはず!
いまよ皆さん!
残った霊刃羽でレジスタンスを【護衛・かばう・弾幕】で援護しながら、私は次を転がすわね!

戦闘が一区切りついたら、改めてレジスタンスの方にご挨拶
互助組織連合計画の親書を渡して別れるわ



「この戦争でこちらの方面のレジスタンスはとても貴重じゃないかしら……是が非でも縁を結ぶ為にも、この一戦を乗り越えなきゃ」
 地の利を得た上で、敵の輸送能力を奪うべく笹竹・暁子(暁を臨む一夜の為に ~雀のお宿の外仲居~・f39919)はレジスタンスに接触し、情報収集で集めた周辺地域のマッピング情報を提供する。
 レジスタンスはそれぞれマッピング情報に応じた部隊配置を整え、ゾルダートグラード軍の輸送部隊が来るのを待つ。
「……来ましたよ」
 やがて『キャンサー・ワゴン』……輸送部隊のトラックが奇襲ポイントに到着する。
 まず暁子はあらかじめ展開し物陰に伏せておいた|霊刃羽《クイル・ピット》……主動力を霊力に変更した搭乗型飛行|甲冑《メイガス》サウス【大鳥型機動甲冑】の羽を起動。
 霊刃羽を一対単位で繋いだ霊力の狩猟縄を飛ばし、保有エネルギーを流出させて『キャンサー・ワゴン』を捕縛していく。
「『|霊縄漏力【メイガス】《ピアサ・アレスター》』、|狩猟縄《ボーラ》の恐ろしさ――身をもって知りなさい!」
 乗り込んだサウスを用いて飛び出し、輸送車両であるオブリビオンを転がしていく暁子。
 敵輸送車を絡めとった霊力の狩猟縄は、そのエネルギーを流出させていく――
「走行はもちろん、砲塔を動かす事も、鋼鉄のアームも動かせないはず!――いまよ皆さん!」
 瞬間、レジスタンスのメンバーが一斉に武器を構えてありったけの銃弾を叩き込んでいく。
 暁子は残った|霊刃羽《クイル・ピット》でレジスタンスを庇う様に展開し、ゾルダートグラード軍の攻撃がレジスタンスの面々に届かない様に計らっていく。
「皆さん、次です!」
 更にユーベルコード『|霊縄漏力【メイガス】《ピアサ・アレスター》』を再び発動。
 |狩猟縄《ボーラ》を振るって次の『キャンサー・ワゴン』の躯体を転がしていく。
 そして、転がした『キャンサー・ワゴン』から飛び出したゾルダートグラード軍のオブリビオン兵をレジスタンスが各個撃破していくのであった――

「さて、この戦場も制圧……モスクワは『六番目の猟兵』の制圧下に置かれたと言って良いでしょうね」
 其れはワルシャワ条約機構に抗うべく戦ってきたレジスタンスの面々に取って、最大級の朗報と報いだ。
 モスクワ制圧によって、ワルシャワ条約機構もゾルダートグラード軍も大きく痛手を被っている事は間違いない。
「さて、改めてご挨拶をしましょうか……わたしは互助組織「雀のお宿」所属の仲居、笹竹・暁子です」
 そうしてこの戦闘を共に戦ったレジスタンスの面々に互助組織連合計画の親書を渡す暁子。
 この獣人世界大戦という獣人戦線市場最大級かつ未曾有の危機において、各獣人組織の連携が大事だと彼女はレジスタンスの面々に説くのであった――

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年05月10日


挿絵イラスト