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獣人世界大戦⑧〜サイバーと渾沌

#獣人戦線 #獣人世界大戦 #第一戦線 #人民租界 #シャングリラ・シュミセン #有頂天道人

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●サイバーと渾沌と
「みんな、獣人世界大戦への参加ありがとう」
 そう言って、猟兵に感謝を告げるのはグリモア猟兵の風吹・香織(怠惰な「双胴の悪魔」乗り・f39889)だ。
 知らない人のために、概要を軽くだけまとめておくよ、と香織が概要を話し始める。
「かつて自分達に痛手を与えた『はじまりの猟兵』の拠点を探していた超大国『ワルシャワ条約機構』、その支配者である『始祖人狼』が、遂にその手がかりを掴んだらしい」
 それに呼応し、他の超大国もそれぞれに「始祖人狼の阻止」や「はじまりの猟兵の奪取」を目的として、ワルシャワ条約機構への大規模な軍事侵略を開始している。
「戦争が発生すれば、犠牲となるのは罪もない獣人達だ。そのうえ、超大国のオブリビオン達は「|世界の滅亡《カタストロフ》」さえも意に介していない。決して、超大国の好きにはさせないためにも、みんなの力を貸しておくれ」
 そう言って、香織は猟兵達を見た。

「今回、行ってもらうのは|須弥山型都市《シャングリラ・シュミセン》の一つだ。ここは今、『有頂天道人』に乗っ取られている」
 私たちの仕事はこの『有頂天道人』を倒すことだ、と香織が端的に説明する。
「『有頂天道人』は人民租界のマフィアを率いるサイバーカンフーマスターで、人民租界の獣人らしく体をサイバー化してるんだが、それだけじゃない。『師父』なる存在によって取得したと思われる渾沌化、なる変異もしている」
 都合2つの変異をしている、ということだ。
「機械化義体の膂力と反応速度で繰り出す渾沌化攻撃は厄介だ。うまく対処することが求められるだろうね」
 幸い、というべきか、多くの強敵の持つ先制攻撃を彼はしてこないようだ。反応速度の都合上、結果的に先手を取られる可能性は高いだろうか、隙があるとすれば、そこだろう。
「私は詳しくないんだが、『有頂天道人』の裏には猟兵と因縁のある奴がいる可能性もあるんだろ? 頑張って倒したいところだね」
 そう言って、香織は話を締めくくり、猟兵を送り出した。


メリーさんのアモル
 まだまだ獣人戦線で戦争だ! こんにちは、メリーさんのアモルでございます。

 敵は『有頂天道人』。戦場は開けた場所で障害物などはございません。
 「敵の『サイバー化』と『渾沌化』を利用した功夫殺法に対処する」とプレイングボーナスが得られます。

 それでは、頑張っていきましょう!
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第1章 ボス戦 『有頂天道人』

POW   :    サイバネ殺法 undefined cyberne
【機械化義体でカンフー技】を放ち、命中した敵を【undefined】に包み継続ダメージを与える。自身が【中国拳法の構えを】していると威力アップ。
SPD   :    サイバー渾沌拳 undefined kungfu
【サイバー化した肉体】と【渾沌化した肉体】を組み合わせた独自の技能「【サイバー渾沌拳】」を使用する。技能レベルは「自分のレベル×10」。
WIZ   :    渾沌波動弾 undefined aura
レベル秒間、毎秒1回づつ、着弾地点から半径1m以内の全てを消滅させる【undefined】を放つ。発動後は中止不能。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

バルタン・ノーヴェ


突然デスガ先制攻撃のアンブッシュを放ちマース!
「六式武装展開、闇の番!」
何が出るかはお楽しみ! ぐるぐる回転させた弾倉から放たれるランダムの特殊弾頭で有頂天道人の動きを止めて、継続ダメージを狙いマース!
正体不明の渾沌化には、無作為抽出の闇鍋弾がベストマッチデース!

ドーモ、サイバーカンフーマスター!
サイバー化による膂力や反応速度はなるほど厄介!
なのでアンブッシュで妨害させてもらいマシタ!
ベストパフォーマンスを発揮させないようにして戦うのもバトルの作法!
卑怯とは言うマイナー!

いろいろと尋ねたいことはありマスガ、今は撃破を優先するタイミング!
ガトリングガンや火炎放射器を構えて、遠くから追撃デース!



「六式武装展開、闇の番!」
 そう元気よく叫び、内蔵された回転弾倉式グレネードランチャーを構えてアンブッシュしてくるのは 人生を戦場に費やした兵士であり、家事代行サービスを趣味とするメイドでもあるバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)だ。
 自分で回転弾倉をぐるぐると回転させ、中身を分からなくしてから、放つ。
「正体不明の渾沌化には、無作為抽出の闇鍋弾がベストマッチデース!」
 勿論、ただの酔狂でそんなことをしたわけではなく、ユーベルコード『|闇雲爆撃《アトランダム・ボミング》』の威力を上げる条件なのである。
 果たして、射出されたのは催涙弾。
 放たれたグレネードを『有頂天道人』は素早く反応し、その機械化義体でカンフー技を放ち、迎撃するが、それによって催涙剤がばら撒かれる。
「これは……ゴホゴホ、くそ、催涙弾か……」
 ばら撒かれた催涙剤は『有頂天道人』の露出した生身の部分、皮膚や粘膜に付着し、大きく負傷を与える。
「ドーモ、サイバーカンフーマスター! サイバー化による膂力や反応速度はなるほど厄介! なのでアンブッシュで妨害させてもらいマシタ!」
 元気よく告げるバルタン。
「ベストパフォーマンスを発揮させないようにして戦うのもバトルの作法! 卑怯とは言うマイナー!」
「カカッ。言わんとも。いかにして先手を取るかも戦いの基本。まず一手取られたな、猟兵」
 だがここからは譲らん、と『有頂天道人』が中国拳法の構えを取る。
 咳をしながらなのでやや締まらない印象を受けるが、その構えは以前脅威。
「いろいろと尋ねたいことはありマスガ、今は撃破を優先するタイミング!」
 バルタンはそれに対し、一気に後方に跳躍し、『内蔵式大型ガトリングガン』と『内蔵式火炎放射器』を構え、遠くから追撃を駆ける。
「なるほど、初手で本命のユーベルコードをぶつけ、その後はこちらの攻撃の通らぬ遠距離から削るか」
 『有頂天道人』は中国拳法の構えのまま——そして咳をしながら——、バルタンに向けて一気に肉薄するが、バルタンの方も素早く後方に移動し続け、所謂「引き撃ち」を実践し、『有頂天道人』を近づかせない。
「ううむ、催涙弾の負傷が効いて無理が効かぬな。カカッ。どうやら最初のぶつかり合いはお前達の勝ちのようだ、猟兵よ。卑怯とは言わぬ。ただ、まずは見事、と言わせてもらおう」
 だが、このままでは終わらぬぞ、と『有頂天道人』は戦いを続けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

神酒坂・恭二郎
強敵だね
上手い事やらねぇとな

風桜子を込めた刀を天蓋に刺して電脳を龍脈と見立てて刺激し、混沌化を阻害する簡易結界を構築する【龍脈使い、結界術】
封印する程に大した効果はないが、その動きが鈍れば機械化義体に集中できる

「しぃっ!」
構えで来る攻撃を見極め、風桜子を込めた切っ先で受け止めに行く【見切り、ジャストガード、オーラ防御】
当然に勢いで負けるが、こっちにも切り札がある
全身のバネと螺旋状に練り上げた風桜子で切っ先を加速し……【カウンター、鎧無視攻撃、衝撃波】

「ぶち抜く!!」



「強敵だね。上手い事やらねぇとな」
 そう考えながら、『有頂天道人』と睨み合うのは、神酒坂風桜子一刀流なる創作流派の使い手、神酒坂・恭二郎(スペース剣豪・f09970)だ。
 構えるは『銀河一文字』。彼の扱う力、|風桜子《ふぉーす》の伝導性が極めて高い、名匠・|銀河《しろかわ》・|流星《ながせ》作の大業物だ。
 その『銀河一文字』を、恭二郎は唐突に天蓋へと突き刺す。
 敵を前に奇妙な行動、『有頂天道人』も一瞬、虚をつかれる。
 だが、それを隙とは捕えず、何かしらのユーベルコードの発現を警戒し、まだ攻撃には移らない様子だ。
 その間に、恭二郎はこの|須弥山型都市《シャングリラ・シュミセン》を構成する電脳ネットワークを龍脈と見たて、龍脈を操るかのように、結界を展開する。
 それは、『有頂天道人』の厄介な能力の片方、渾沌化を阻害する簡易結界。
「!」
 『有頂天道人』は結界が展開され始めると同時に、自身を構成する渾沌が阻害されつつある状況に気付き、目の前の猟兵の意図に気付く。
「カカッ、面白い。我が渾沌化を阻害するか、猟兵よ」
 改めて中国拳法の構えを取り直す『有頂天道人』。
「だが、その程度で俺を倒す事は出来んぞ」
「だろうな」
 実際、展開した結界は渾沌化を封印する程のものではないし、何よりもう一つの脅威である機械化義体については残ったままだ。
 だが、それでも。
(その動きが鈍れば機械化義体に集中できる)
 直後、『有頂天道人』が動く。
 素早い機械化義体の反応速度を生かした高速のカンフー技が飛ぶ。
 天蓋に刀を刺し、無防備なうちに仕留めようと言う魂胆だ。
 恭二郎は刀を天蓋から抜き、地面に効果しつつ、敵の構えから飛んでくる動きを見極め、風桜子を込めた『銀河一文字』で受け止めにいく。
「しぃっ!」
 だが、恭二郎は天蓋から離れて地面に着地したばかりで隙がまだ大きい上に、機械化義体による圧倒的な膂力は恭二郎のそれを上回っている。
 『有頂天道人』は最小限の動きで『銀河一文字』の切っ先を回避しながら、恭二郎にその一撃を放たんとより肉薄する。
(当然に勢いで負けるが、こっちにも切り札がある)
 刀の切っ先は今、『有頂天道人』が最小限の動きで避けた事で、極めて至近距離に突きつけられた状態にある。
 ユーベルコードの発動条件は整った。
「ぶち抜く!!」
 『有頂天道人』の攻撃が恭二郎に届く、その刹那、全身のバネと螺旋状に練り上げた風桜子の力で、恭二郎と恭二郎の向けた切っ先は一気に加速。
 衝撃波を伴いながら強烈なカウンターとなって、『有頂天道人』を貫いた。
「神酒坂風桜子一刀流陰太刀……石動…………ってなもんかね」
「カカッ……見事」
 恭二郎の鋭いカウンターは見事に『有頂天道人』に大きな負傷を与えたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳴上・冬季
「手を変え品を変え、違う方法で5回貴方を倒しましたが…そろそろ種も尽きましたので、今回は身も蓋もない方法を取らせて頂きます。響け混沌八音盒」
空中で黄巾力士がオーラ防御で庇うオルゴール眺め
「一刻(2時間)の間鳴り続ける八音盒の宝貝です。この地に存在する混沌を糧にサイバー義体を封じる性質を持たせました。黄巾力士も宝貝なので、この地にあるサイバー義体は貴方だけですし、勝手に奪われる混沌も貴方の分だけ。分かりやすいでしょう?」
嗤う

「さあ宝貝が鳴り終わる前に貴方にも消えていただきましょう」
雷公鞭振り回し雷撃後
仙術+功夫で縮地(短距離転移)し接敵
寸勁前蹴り回し蹴りと功夫で連撃
動きの悪い敵の攻撃は縮地で回避



「手を変え品を変え、違う方法で5回貴方を倒しましたが……」
 そう言って、『有頂天道人』の前の姿を表す猟兵は転生を繰り返した大妖怪『迅雷公』を自称する雷使いの妖仙、鳴上・冬季(野狐上がりの妖仙・f32734)だ。
「ほう、流石は猟兵。この身を既に五度も滅ぼしていたか。カカッ、面白い。この身も同じく滅ぼせるか、試してみるといい」
 その言葉を面白い、と豪快に笑う『有頂天道人』。
「そろそろ種も尽きましたので、今回は身も蓋もない方法を取らせて頂きます。響け混沌八音盒」
 空中から、人間サイズの戦闘用人型自律思考戦車の見た目をした自作宝貝、『宝貝・黄巾力士』がオーラ防御を纏つつ守るのオルゴールを眺めつつ、そう呟く。
 オルゴールの音が響き始めると同時、『有頂天道人』が目に見えて表情を曇らせる。
「|2時間《一刻》の間鳴り続ける八音盒の宝貝です。この地に存在する渾沌を糧にサイバー義体を封じる性質を持たせました。黄巾力士も宝貝なので、この地にあるサイバー義体は貴方だけですし、勝手に奪われる混沌も貴方の分だけ。分かりやすいでしょう?」
 冬季が嗤う。
 ユーベルコード『簡易宝貝の創造』。素材がなくとも想像力と仙術で一時凌ぎの宝貝を作りあげるものだ。
 強力なユーベルコードだが、冬季曰く、「存在と消費がとんでもなく非効率なのであまりやりたくない」らしい。
「さあ宝貝が鳴り終わる前に貴方にも消えていただきましょう」
 冬季が雷撃を放つことのできる、鋼鉄製の多節鞭『雷公鞭』を振り回し雷撃を放った後、縮地を用いて、一気に、『有頂天道人』に接近する。
「カカッ、近づいてくるか、面白い」
 『有頂天道人』はそう言って笑い、中国拳法の構えを取るが、機械化義体が封じられている以上、その反応速度は目に見えて遅い。
 故に、冬季は容易くそのカンフー技をさらなる縮地で回避する。
「くっ」
 そのまま後ろに回り込み、寸勁、前蹴り、回し蹴りと功夫による連撃をお見舞いする。
 『有頂天道人』は諦め悪く何度も中国拳法の構えをとってカンフー技を披露しようと動くが、もはやその技にいつものキレがないのは先に触れた通り。
 その技が冬季に通用する事はなく。
 『有頂天道人』は一方的に冬季の攻撃によりダメージを蓄積させていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

イコル・アダマンティウム
「先手必勝。」

分かりやすい
一撃で……一撃で倒れなくても何回も殴って倒せばいい、ね

僕は愛機、キャバリアで出撃する、よ

【先手必勝:真正面から不意打ち】
キャバリアを動かしてカメラアイでぎりぎり見えるくらいで
とっても距離を取って状態で出撃、真正面から近づいていく、ね
ユーベルコードの射程範囲に入ったら、攻撃

【攻撃:UC:零距離格闘】
<アンブッシュ>
「えい。」
一気に縮地で距離を詰めて……背後に回って殴る、よ
一度取った有利は、手放さない
そのまま可能な限り殴り続ける、ね
「せい」「やー」「とー」
<乱れうち><連続コンボ><アクセルコンボ>

「ん、油断大敵。」
相手が耐えきっても、耐えきらなくてもそのまま殴り合う、ね



「先手必勝」
 そう言いながら、クロムキャバリア『Tactical Armor-001:Last ONE』に乗って、カメラアイでギリギリ『有頂天道人』を捉えられるほどの遠距離から出撃するのは「アダマンティウム鋼業」がプラントにて偶然生成したレプリカント、イコル・アダマンティウム(ノーバレッツ・f30109)だ。
「分かりやすい。一撃で……一撃で倒れなくても何回も殴って倒せばいい、ね」 
 彼我の距離は実に距離は22kmというところ。
 車で30分というほど距離が離れており、流石の『有頂天道人』もそこから攻撃がすぐに届くとは思わないだろう。
 故に、真正面出会ったにも関わらず、それは文字通り不意打ちだった。
「遅い」
 直後、イコルによる神速の体術——キャバリアに乗っているのでキャバリア捌き?——、所謂ところの「縮地」により、22kmもの距離を一気に詰め、その格闘攻撃で『有頂天道人』を攻撃する。
「なっ!?」
 流石に22kmもの距離を一気に詰めてくるとは思わなかった『有頂天道人』。その攻撃に驚愕し、自慢の反応速度を活かせぬまま、ダメージを負う。
「えい」
 そのままさらに縮地で背後に移動し、その有利を手放すまいと、ひたすら連続攻撃をぶつけていく。
「せい」
 イコルの乗る『Tactical Armor-001:Last ONE』はフレーム換装をオミットした超格闘戦特化クロムキャバリアだ。
「やー」
 故に、『有頂天道人』の機械化義体による反応速度にも対抗でき、決して得た有利を手放さない。
「とー」
 後は敵の攻撃さえ当たってしまわなければ、渾沌化には対処の必要すらないのだから。
「カカッ。仙術まがいの接近術をキャバリアでするとはな。その上、キャバリアでここまで俺の動きについてくるとは見事」
 『有頂天道人』が笑う。
「ん。油断大敵」
 『有頂天道人』の態度にこちらの攻撃の癖を感知された可能性に思い至ったイコルはそう言って、回避を念頭に入れた攻撃に切り替える。 
 『有頂天道人』はサイバー化した肉体と渾沌化した肉体を組み合わせたサイバー渾沌拳で、イコルの乗る『Tactical Armor-001:Last ONE』に対し、攻撃を仕掛ける。
 初手の不意打ちの有利が消え、二人の戦いは互角の戦いへと変わっていく。
 けれど。
「くっ、ここまでか……。見事だった、六番目の猟兵よ」
 最後の最後に、勝敗を分けたのは、まさに最初の不意打ちとその有利のうちに稼いだダメージだった。
 今ここに、猟兵は『有頂天道人』を倒したのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年05月07日


挿絵イラスト