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獣人世界大戦⑨〜地雷原を突破せよ

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「地雷原を攻略しましょう」
 朝倉・くしな(鬼道羅刹僧・f06448)が君達を迎える。
 既に敵を退けた拠点に、黯党の召喚魔術の儀式が発動しているのが発覚した。
 儀式の完遂には時間がかかるようだが、放っておけば異世界より『悪魔の王』と称される超強大な悪魔を呼び寄せられてしまう。
「この悪魔は召喚に時間がかかっているだけあって非常に強力な存在です。呼び出されてしまえば黯党への勝ち目はなくなりかねません。必ず阻止してください」
 阻止する方法は簡単だ。
 悪魔召喚の儀式を行う魔法陣を消せばいい。
 消し方も魔法陣の中央に猟兵本人が辿り着いて、破壊する意思を持てばいいだけだ。
 ただし、悪魔召喚の魔法陣の周囲は地雷原で埋め尽くされている。
 不用意に近づこうとすれば地雷の餌食になってしまうのだ。
 この魔法陣には空間転移や空中移動を阻害する能力があり、スズメやカラスの獣人の兵士が飛行して突破しようとすると強制的に落とされてしまう。
 地雷の対物能力も高いらしく、身体の大きいパンツァーキャバリアも装甲で守っていても多大なダメージを受けざるを得ない。
 地形ごと魔法陣を破壊するのも不可能。あくまでも猟兵が魔法陣の中央にいく必要がある。
 そのため獣人レジスタンスたちでは地雷原を攻略するには被害が必ず出てしまうのだ。
「そこで、猟兵がなんとかしようと言う感じです」
 レジスタンスが用意できるその場にあるようなパンツァーキャバリアよりも頑丈な装甲を使って強引に突破してみる。
 どうにか進路上の地雷を巧みに除去して進む。
 撤去できなくとも魔術や技術などを駆使し、地雷を探知して避けて進む。
 どのような方法でもいいので地雷原を突破し、魔法陣を消して欲しい。
 猟兵本人が魔法陣の中央に行って破壊する意志を示せばそれだけで魔法陣は効力を失う。
 また魔法陣が消えればグリモア猟兵が回収できるのであとの事は気にしなくてもいい。
「地雷を突破し、魔法陣を除去できるのは猟兵だけ。皆さん、よろしくお願いします」
 そしてくしなは獣人戦線へと背景を変えるのであった。


ナイン高橋
============================
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し『獣人世界大戦』の戦況に影響を及ぼす特殊なシナリオです。
=============================

ナイン高橋です。
《地雷原を貴方のキャラで突破してみせて!》です。

魔法陣は変な攻撃方法では消せずに儀式の阻害ができません。地雷原を突破しましょう。
飛行や転移はしようとすると地面に落とされてしまいます。

魔法陣は幾つかあり、そのどこも地雷原が作られてしまってます。
1プレイングで1か所ずつ担当する予定です。

それでは素敵なプレイングをお待ちしております。

プレイングボーナス:街中に設置された儀式魔術の仕掛けを見つけ出し、破壊する。
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第1章 冒険 『地雷原を越えて』

POW   :    頑丈な装甲で強引に突破する

SPD   :    進路上の地雷を巧みに除去する

WIZ   :    魔術や技術で地雷を探知して避ける

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

御桜・八重
ええと。
飛んだらダメ。踏んでもダメ。
地雷がどこにあるかはわからない、と。
これでどうしろって言うんだよー
(と、風が木の葉を舞い上げるのを見て)
……そっか。風は、吹くよね。(ふっふっふ)

「ひらひら変われ、花吹雪!」
身を桜の花弁に変えて、風に舞うように飛ばされて行く。
これなら地雷も反応しまい!
……しない、よね?

無事に突破したら元の巫女姿に戻って拠点に突入。
魔法陣に走り込んで、思いっきり踏みつける。
「よいしょーっ」
う…… 爆発、しないよね?




「ええと。飛んだらダメ。踏んでもダメ。地雷がどこにあるかはわからない、と」
 御桜・八重(桜巫女・f23090)は指折り依頼の情報を確認する。
 今回の依頼は地雷原を突破し、敵の召喚魔法陣まで辿り着く事。
 しかし魔法陣の影響で飛行しては地に落とされ、地雷を踏んでしまえば爆発する。
「これでどうしろって言うんだよー」
 八重は空に向かって嘆く。
「ん?」
 すると、その視界の中に風が木の葉を舞い上げるのが入ってきた。
「……そっか。風は、吹くよね」
 八重はそう言うと、(ふっふっふ)と実に怪しげな笑い声をしながら地雷原の場所にいく。
「ひらひら変われ、花吹雪!」
 思いついた秘策はユーベルコード:桜吹雪化身ノ舞(サクラフブキケシンノマイ)。
 己の身を【舞い散る桜の花弁】に変異させ、風に舞うように飛ばされて行く。
「これなら地雷も反応しまい!……しない、よね?」
 例え地面に当たったところで、地雷が反応する程の圧力がかかったりはしない。
 舞い散る桜の花弁の持つ特性も得た八重はそのまま華麗に地雷原を突破する。
「よいしょーっ」
 魔法陣の中心に辿り着いた八重は思いっきり踏みつけると、足元が大きく輝き……。
「う……まさか爆発っ!?」
 魔法陣の効力が失われ、かき消えていくのであった。
「ふぅーよかった」

大成功 🔵​🔵​🔵​

シグルド・ヴォルフガング
●POW

空間転移の類は封じられて空を飛べば強制落下、地を歩めばキャバリアでさえも被害は免れない地雷原ですか
恐らくですが既にスズメやカラスの獣人が地面スレスレに飛んでおり、これも強制落下してしまうと見てよろしいかと

しかし、この広大な地雷原を啓開するにもひとつひとつ探していては、中心部に辿り着く頃には黯党の召喚魔術儀式は成功しているのは明白
ここは多少強引にでも突破するほうが上策かもしれません

具体的に申し上げますと、私の大盾を構えて足幅分の間隔に大盾を落とし一歩ずつ進んでいく方法です
その際に【無敵城塞】を発動させて地雷による衝撃に耐え、後続する猟兵への地雷除去済みの目印を置きつつ啓開していきましょう




「空間転移の類は封じられて空を飛べば強制落下、地を歩めばキャバリアでさえも被害は免れない地雷原ですか」
 シグルド・ヴォルフガング(人狼の聖騎士・f06428)は依頼の情報を確認していた。
 今回の依頼は地雷原を突破する事。
 その先にある召喚魔法陣を踏み、解除するのが目的だ。
 しかし魔法陣の影響でその上を飛翔しようとすると落とされてしまい、しかも魔法陣の周囲には地雷が山のように埋まっていると言うのだ。
「恐らくですがスズメやカラスの獣人が地面スレスレに飛んで、これを強制落下させるものと見てよろしいかと」
 シグルドは獣人レジスタンスの戦力とこの状況から分析する。
 召喚魔法陣を残した黯党は獣人たちでは儀式完了までには突破できないからこそ、魔法陣と地雷原のみでこの場を放置しているのだろう。
「だからこそ、猟兵たる私達と言う訳です」
 シグルドは決意を新たに地雷原の突破を試みる。
「しかし、この広大な地雷原を啓開するにもひとつひとつ探していては、中心部に辿り着く頃には黯党の召喚魔術儀式は成功しているのは明白……ここは多少強引にでも突破するほうが上策かもしれません」
 今この時も刻一刻と召喚の儀式は進んでいる。
 出来るならば地雷を避けたり解除したりしながら進めればいいのかもしれないが、あいにくとジグルドにはそれで素早く突破する方法はすぐにはでなかった。
 代わりにやるのは……力づく!
「無敵城塞っ!はぁっ!」
 大盾を構えたジグルドは己のユーベルコードを発動。
 全身を【超防御モード】に変えて、敢えて地面を大盾で叩き、地雷を爆発させる!
「ぬぅ!」
 無敵城塞を使うと発動者は全く動けなくなってしまうが、一歩進もうとして身体のバランスを敢えて崩した状態で発動する事で、自然落下で地面を、地雷を叩く事が出来るのだ。
「はぁっ!!!」
 ドカーン!と数歩歩くたびに爆発が起こるが、ジグルドはその衝撃を耐え、地雷撤去をその身で行っていく。
「このまま強引に突破します!」
 爆発の痕を残しながらシグルドは魔法陣まで到着。
 しっかりと踏みしめ、その効力を失わせるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
そういうことでしたら、やってみましょうかぁ。

【燦華】を発動、全身を『光』に変換しますねぇ。
この状態なら重量は殆ど無い為、『加圧式』の地雷は無視出来ますし「太陽光に反応していない」ことから『赤外線式』も同様ですぅ。
超大国の技術で『反応出来る技術』を組んでいる可能性も有りますが、『光』として光速移動が可能な今の状態であれば、反応から爆破までのわずかなタイムラグの間に、問題なく駆け抜けることが出来るでしょう。
魔法人の中央に到着したら解除、陣を破壊しますねぇ。

ただ、これだけ優秀な地雷なら、後日役立ちそうですねぇ。
後程『FPS』と『FTS』を持ってきて、探査&回収したい処ですが。




 既に敵を退けた拠点に、黯党の召喚魔術の儀式が発動しているのが発覚した。
 儀式を止めるためには、猟兵自身が儀式に使用している魔法陣の中央に到達する必要がある。
 しかし、魔法陣の周りは地雷原となっており、侵入は困難。
 しかも魔法陣の力で飛翔して地雷原の上を飛んでいこうとすれば落とされてしまうのだ。
 獣人レジスタンスがこれを突破しようとすればどうしても大きな被害が出てしまう。
 そこで白羽の矢が立ったのは猟兵である。
「そういうことでしたら、やってみましょうかぁ」
 夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は状況を確認すると、ユーベルコードを発動。
「大いなる豊饒の女神、その象徴せし欠片の一つを我が身へ。燦華(チチガミサマノカゴ・キラメキノハナ)」
 己の肉体を『光』に変換して見せる。
「この状態なら重量は殆ど無い為、『加圧式』の地雷は無視出来ますし「太陽光に反応していない」ことから『赤外線式』も同様ですぅ」
 通常の地雷しかないのであれば、反応するような要素はない。
 なお魔法陣の方の飛翔したら落とされる効果は有効なようなので光の身体でも空は飛べなさそうだったが、それはそれ。
「例え爆発しようとも、光速移動が可能な今の状態ならば反応から爆破までのわずかなタイムラグの間に問題なく駆け抜けられますぅ」
 そして言葉通りにるこるは光の速度でダッシュ。
 超大国の技術で『反応出来る技術』を組んでいる可能性も考えていたのだが、どうやらそういった事はないようでするっと魔法陣の奥まで到達する。
「陣を破壊しますねぇ」
 じゃりっと中央を踏みつければそれだけで魔法陣は霞のように消えていき、儀式の力が弱まったのが確かに感じ取れたのであった。
「ただ、これだけ優秀な地雷なら、後日役立ちそうですねぇ」
 既に設置して起動してある地雷の回収は難しいと気がするがるこるはその後、探査をしていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

鳶沢・成美
なるほど魔法陣の周りに地雷原ね、じゃあ対処法は……
そうですね【火雷神道真】を地雷原スレスレに飛ばす、でいきましょうか
雷属性の礫をスレスレで飛ばせば、礫の電流に地雷の信管が反応して爆破除去できるはず
これだけ礫の数があれば、除去しもらすって事はないでしょうけど
まあ別に全部吹き飛ばす必要もないし、僕が通る通路分あければ充分ですよね
さて除去ができたら早いとこ魔法陣を破壊しないとね
ちょっと爆発で地形がボコボコになって通りにくいけど仕方ない




「なるほど魔法陣の周りに地雷原ね、じゃあ対処法は……」
 鳶沢・成美(三角定規の除霊建築士・f03142)は依頼の説明を聞き、地雷原の前までやってきた。
 今回の依頼は敵の召喚儀式の妨害。
 そのためには地雷原の奥にある魔法陣の中央にまで到達する必要があるのだ。
 しかし地雷の数が多く、そして魔法陣によって空を飛ぼうとすると強制的に落とされてしまう。
 獣人レジスタンスが対応しようとすると大きな被害が必ず出てしまうため、猟兵である成美が派遣されたのだ。
「そうですね【火雷神道真】を地雷原スレスレに飛ばす、でいきましょうか」
 地雷原の様子を見ていた成美はあっさりと対応方法を決めると、ユーベルコードを発動する。
「道真さんよろしくー。火雷神道真(ライジーン)」
 軽い感じで雷属性の礫を大量に地雷原の地面スレスレに射出。
 すると、半瞬遅れてその軌道上の地雷が爆発し始める。
「礫の電流に地雷の信管が反応して爆破除去できるはず……」
 ドドドドーン!と連鎖的に爆発していく様子を耳を塞ぎながら確認する成美。
 どうやら一気に地雷の撤去が出来たようだ。
「これだけ礫の数があれば、除去しもらすって事はないでしょうけど……まあ別に全部吹き飛ばす必要もないし、僕が通る通路分あければ充分ですよね」
 一応は地雷が爆発して確実にその場に地雷がなくなったと思えるルートを目視でも確認しながら成美は歩き始める。
「さて除去ができたら早いとこ魔法陣を破壊しないとね。ちょっと爆発で地形がボコボコになって通りにくいけど仕方ない」
 激しい地雷撤去に獣人レジスタンスの獣人たちがポカンとしている間に成美は魔法陣を消す事に成功するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ユニ・バンディッド
アドリブ歓迎
地雷原かー|物《地雷》を隠すならどこかな?ボクは悪魔的視力に足場習熟度、審美眼。僅かな違い、真贋を見極めて。
ボクは【フェイクアップ!】【スキルマスター「スティール」】を同時発動。大量の偽物砂金「詐銀」が模るのは、地雷除去のための金銀砂贋の「七つ道具」。
そして範囲攻撃する様に大量の「七つ道具」達にスキルマスター「スティール」の力をのせた盗み攻撃!
地雷原の地雷はみんな鍵開けする様に|バラ《解体》して収納の魔術カードの中へと詰め込み盗っちゃえ。
ボクはあくまで盗賊だもん。これぐらいはね。(地雷除去しつつ魔法陣破壊)




「地雷原かー|物《地雷》を隠すならどこかな?」
 ユニ・バンディッド(贋作の悪魔・f31473)は悪魔のシーフらしく、地雷原突破については地雷を《盗む》事にした。
「フェイクアップ!でもって、スキルマスター「スティール」!」
 大量の偽物砂金「詐銀」を放って模倣品を作り出すユニ。
 今回彼女が作った贋作は、地雷除去のための金銀砂贋の「七つ道具」。
「あはは。地雷設置は急いでたのかな!?悪魔的視力でよーく見れば、地面を似せようとしたのがなんとなくわかっちゃうよ!」
 そしてユニは己のユーベルコードの効果範囲を広げ、地面の中に埋まっている地雷たちを補足する。
「地雷原の地雷はみんな鍵開けする様に|バラ《解体》して収納の魔術カードの中へと詰め込み盗っちゃえ」
 ユニが手を振ればガチャンと一斉に地面の中から分解された地雷のパーツが飛び出し、回収される。
「ボクはあくまで盗賊だもん。これぐらいはね」
 ふふんと自慢げにしながら、ユニは悠々と魔法陣を破壊するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アオイ・ダブルナイン
【SPD】
ライトニング・モード、アクティブ
カウントダウン、スタート
蒼攻超騎ダブルナイン、出撃します

雷光の速度で地雷を踏み抜き、爆発する前に離脱を繰り返して地雷原を突破
即座に魔法陣にとりつき、解除します
カウント・シャットダウン…正義の刃を受けなさい

…このモードは代償が大きく…大量のダークスレイヴ・エナジーを消費するため、その後の活動に多大な支障が出てしまいます
ですが、悪しきものが溢れ出せば、これ以上の犠牲が生まれてしまう…それを思えばこの程度の代償、大したことではありません
正義のために、戦う…それが私のやりたいこと、ですから
…後のことはお任せします。はやくエナジーを補充しなければ…




 黯党の召喚魔術の儀式。
 もし召喚儀式が成功してしまえば、非常に強力な悪魔が呼び出されてしまう。
 それだけは絶対に阻止しなくてはならない。
 儀式を中断させる方法は1つ。儀式で使っている魔法陣に辿り着く事である。
 しかしそれは敵も承知の上。
 撤退した敵は魔法陣の周囲を地雷原で埋め尽くしていったのだ。
 通常の方法は多大な犠牲が出てしまう。
 これをどうにか突破するのだ。
「ライトニング・モード、アクティブ。カウントダウン、スタート……蒼攻超騎ダブルナイン、出撃します」
 アオイ・ダブルナイン(蒼攻超騎ダブルナイン・f34915)は現場の状況を確認すると即座に決断。
 己のユーベルコードを発動する。
「……このモードは代償が大きく……大量のダークスレイヴ・エナジーを消費するため、その後の活動に多大な支障が出てしまいます」
 邪精炉心を活性化させたアオイは超騎装具の一部をパージ。
 その身に雷光を迸らせる。
「ですが、悪しきものが溢れ出せば、これ以上の犠牲が生まれてしまう……それを思えばこの程度の代償、大したことではありません」
 超騎動:瞬雷蒼光態(モードチェンジ・ライトニング)。
 ダッと一歩目から超加速を行うアオイ。
 超高速戦闘モードとなった彼女の脚は地雷を踏み抜こうが、爆発する前に既に走り抜けて離脱。
 雷光の速度で地雷原を突破していく!
「正義のために、戦う……それが私のやりたいこと、ですから」
 解除するまで代償を払うも、スピードと反応速度が爆発的に増大させ、アオイは魔法陣の上まで辿り着く。
「カウント・シャットダウン……正義の刃を受けなさい」
 魔法陣の効力が失われるのを確認したところで、アオイはライトニングモードを解除。
 同時に恐ろしいまでの飢餓の感覚を味わう。
「……後のことはお任せします。はやくエナジーを補充しなければ……」
 仕事を終えたアオイは虚ろな目をしながらふらふらとその場を後にするのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

印旛院・ラビニア
「えーと、地面に【ハッキング】を仕掛けて地雷の位置情報を検索……」
『何をまだるっこしいことを』
地雷を踏み抜いた時に備え『劫禍』に搭乗し、お世話になった猟兵から教わった電脳魔術で地雷の位置を割り出そうとするが、劫禍に急かされる
『位置は割り出したのだな。ならば行くぞ』
「んっ、勝手に動かないでよ」
『今の言葉、なかなか興奮するぞ!』
「何で!?」
割り出した地雷の位置に砲撃し、爆発させつつ突破しようとする劫禍
「全部は割り出せていないのに! ああもう!」
地雷捜索しつつもUC発動で劫禍の速度と耐久力を上げる
『フハハ、ラビ子の愛を感じるぞ! さあ、豪華に行こうか!』
「うわぁ! 死ぬ死ぬ死ぬ!」
なんやかんやで到達




「えーと、地面に【ハッキング】を仕掛けて地雷の位置情報を検索……」
 印旛院・ラビニア(エタらない人(仮)・f42058)はお世話になった猟兵から教わった電脳魔術で地雷の位置を割り出そうとしていた。
 その際、性格的に安全策をとって行動するラビニアは下手に地雷を踏み抜いた時に備えてオブリビオンマシン『劫禍』に乗り込んでいた。
 それがいけなかった。
『何をまだるっこしいことを』
「いやいやいや!これ大事だって!下手な装甲だと爆破でダメージでドカンだよ!?」
 意志を持つ劫禍は搭乗したラビニアの安全なんて全然考慮してくれないのだ!
 何やってるかよくわからん検索なんてされて待たされてしまっては早く早くとせかしてくる。
「お、出た」
『位置は割り出したのだな。ならば行くぞ』
「んっ、勝手に動かないでよ」
『今の言葉、なかなか興奮するぞ!』
「何で!?」
 電脳魔術で検索結果が出た音に劫禍は走り出してしまう。
 そして割り出した地雷の位置に砲撃し、爆発させつつ突破しようとする。
「全部は割り出せていないのに! ああもう!」
 ラビニアが悲鳴を上げるも劫禍は意に介す様子もなく全力疾走し始めてしまう。
 仕方ないのでラビニアもユーベルコードを発動してサポートする事にする。
「刻令を以て命ずる! 世を守りしその力で勝利をもたらせ!魔将刻令(ジェネラルオーダー)」
 劫禍に超回復、強化する刻印魔法を付与し、速度と耐久力を上げる
『フハハ、ラビ子の愛を感じるぞ! さあ、豪華に行こうか!』
「うわぁ! 死ぬ死ぬ死ぬ!」
 その瞬間、サーチしきれていない範囲まで到達してどんどん爆発させながら劫禍は地雷原を突き進む。
 なんやかんやあってラビニアは爆発の衝撃にびくびくしまくりながらも魔法陣には辿り着いたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

葛城・時人
相棒の陸井(f35296)と

どうにか突破しないと
必勝を期し送り出され来たからには
逃げ帰るなんて許されない

「でも厄介だね…」
俺が持つ全ての技を封じてくる地雷原に
ちょっと途方に暮れる感すらあるよ

けど
同じく難しい顔で見ていた陸井は
勝機も答えもはっきりと見出したようだ

説明受けた俺は思わず手を打つ
「うん!それなら行ける!」

俺が用意するのはUC護光織衣
「身護りと破片除けは衣で、治癒は光玉で!」
双方にかけて説明して
陸井の分身を前にただ踏破を目指そう

多重詠唱で重ね掛け、薄まったら再詠唱もして
助け合い庇いあい絶対二人で破壊する!
「あと少し…よし!」

俺の武器が魔法陣に届いた!
「お疲れ様!」
ズタボロでも笑顔で帰ろう


凶月・陸井
相棒の時人(f35294)と

地雷原の突破か…
転移も空中も阻害されているし
今すぐに使える手段が思いつかない
「俺達の場合、これの方が困るな」

ああでもないこうでもないって悩んだが
細かく考えないでもうこうバーンと
目の前の地雷は全部爆破させていこう
「思いっきり脳筋だけど…頼むな、相棒」

他の人やレジスタンスを巻き込まない事を確認し
【水遁「無尽霧影分身撃」】を使用
防御でも巧みな除去でも回避でもなく
分身による特攻で起爆させて無理やり通る
「吹っ飛ばせ!」

勿論分身主の俺自身が無事で済むとは思わないから
そこは相棒の回復に任せていくよ
分身が減ってきたら高速詠唱で追加して
時人を魔法陣まで連れて行く
「破壊は頼んだ。時人」




「どうにか突破しないと」
 葛城・時人(光望護花・f35294)と凶月・陸井(我護る故に我在り・f35296)の二人は獣人戦線へと転移してきた。
「必勝を期し送り出され来たからには逃げ帰るなんて許されない」
「地雷原の突破か……」
 今回の依頼は悪魔召喚儀式の阻止。
 その方法は召喚魔法陣へ踏み入れる事。
 しかし、悪魔召喚の魔法陣の周囲は地雷原で埋め尽くされているのだ。
「厄介だね……」
「転移も空中も阻害されているし今すぐに使える手段が思いつかない」
 しかもこの魔法陣は飛翔して通ろうとするとそれらを全て地面へ落としてしまう効果があるのだ。
 恐らくはスズメやカラスの獣人対策に施されているのだろう。
「俺が持つ全ての技を封じてくる地雷原にちょっと途方に暮れる感すらあるよ」
「俺達の場合、これの方が困るな」
 恐らくは白燐蟲も地に落とされるようで、時人もその影響を大きく受けてしまっていた。
 ただそれで諦めるような二人ではなかった。
「……時人」
「何か、勝機も答えもはっきりと見出したんだな相棒」
「ああ。思いっきり脳筋だけど……頼むな、相棒」
 ああでもないこうでもないと難しい顔で悩んでいた陸井がもはやこれしかないと決意を表す。
 そして告げられた内容はこうである。
「細かく考えないで、もうこうバーンと、目の前の地雷は全部爆破させていこう」
「え、……いや。うん。うん!それなら行ける!」
 あまりの脳筋っぷり過ぎる回答に思わずたじろぎそうになった時人だったが詳細を聞けば思わず手を打ち賛同する。
「よし。水遁「無尽霧影分身撃」!」
 他の人やレジスタンスを巻き込まない事を確認すると、陸井はユーベルコードを発動。
 霧の術式を核とした分身を大量に作り出すと、防御でも巧みな除去でも回避でもなく分身による特攻で起爆させて無理やり通る
「吹っ飛ばせ!」
 走り出した分身たちの足元で地雷が爆発し、侵入者を吹き飛ばしていく。
「やはり爆発の余波が俺達にも来るよな……けど、相棒!」
「ああ!根源の光よ!守護の衣を此処に!護光織衣(ゴコウオリエ)」
 ダメージを軽減する衣に、例えダメージを受けても回復する光玉を。
 時人と陸井にそれぞれ付与する事で二人は爆発を気にせず分身たちを先導させて一緒に進む!
 魔法陣が妖しい輝きを放っており、時間がなくなってきているかもしれないのだ。
「破壊は頼んだ。時人」
「あと少し……」
 更なる分身の呼び出しや衣の重ね掛けを行い密度を高めて助け合いながら二人は遂に踏破する。
「よし!お疲れ様!」
 そして地雷原を突破した時人が魔法陣の中央を力強く踏みしめれば、遂に召喚魔法陣は効力を全て失い消えて失せていく。
「やったな」
 攻撃を防いだといっても地雷の爆発の中を駆けまわった二人はズタボロになっていたが、それでも笑顔で笑い合うのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2024年05月09日


挿絵イラスト