全世界決戦体制『原罪蛇おそれ祓』
呼呼呼 しもべ達が呼んでいる
爻爻爻 ならばそろそろ収穫にゆこう
歓歓歓 知恵を与えて愛したのは 全て いずれ私が喰らうため
無無無 いらない 私に|小剣《グラディウス》はいらない
咒咒咒 愛し子、地球の知的生命体が「おそれ」を抱くなら 私はそこに現れる
就就就 しもべ達よ「見えざる殺人」を成就させよ
拡拡拡 抱いた「おそれ」が広まるごとに私は強化される
臨臨臨 その果て 私は地球で愛し子を喰らう
禍禍禍 誰にも 誰にもやらぬ 愛し子達は皆私の飯なのだから
禍禍禍 禍禍禍 禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍禍!
「昨年のハロウィンにおける『大祭祀ハロウィン』との決戦以来……新たなる『|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》』が地球に光臨する事が予知されました」
朗々とグリモア猟兵、アンジェリカ・ディマンシュ(ケルベロスブレイド命名者・f40793)……ケルベロスブレイドと呼ばれる異世界から来訪してきた『異世界のケルベロス』は予知の内容――『|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》』の光臨事件を猟兵とケルベロスに語る。
「今回出現するのは『原罪蛇メデューサ』――『|小剣《グラディウス》を使わずとも人間の「おそれ」を触媒として配下を地球上に召喚できる』という能力を持つ『|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》』ですわ」
今回、原罪蛇は度な擬態能力を持ち、普段は市井に紛れて潜伏しながら、夜ごとに人間を少しずつ殺戮しているデウスエクスの存在を介して「おそれ」を獲得し、自ら地球に光臨しようとしている。
「これは市井に紛れたデウスエクスによる「姿の見えない殺人」――それを早期解決する事が重要ですわ」
もしもこの市井に紛れたデウスエクスの犯行阻止に時間を取られれば……万全の状態の『原罪蛇メデューサ』との対決となる。
そうなった場合、大いに苦戦するだろう。
「故に早期解決を提案しますわ」
迅速にそのデウスエクスの「姿の見えない殺人」を阻止した後、この計画の現地指導者であるデウスエクスの居場所が特定される。
これを撃破すれば「姿の見えない殺人」については解決するが――
「それでも、地球に『原罪蛇メデューサ』は光臨しますわ……ですが、これはチャンスですわ」
もしもここで少しでも『原罪蛇メデューサ』にダメージを加算させられるなら……それは来たるべきデウスエクスとの一大決戦の際、大きなイニシアチブとなるだろう。
――「姿の見えない殺人」を早期解決し、人々の「おそれ」の高まりと拡散を食い止めることができていたなら、それに応じただけ弱体化した状態でしかメデューサは出現できない。
この事を肝に銘じて戦うべきだろう。
「それでは、良い知らせを待っていますわ」
カーテシーを披露すると同時、音響魔法陣を展開してアンジェリカはグリモアの転移を起動させるのであった――
黒代朝希
次は原罪蛇メデューサとの戦いです。
早期解決が求められる戦いとなりますので、スピード解決をお願いします。
第一章。
とある町の地下に潜伏したデウスエクスの集合場所に奇襲を仕掛け、そこから迅速に殲滅する事が求められます。
この章の完結速度に応じ、第三章でのメデューサの強化に上下補正が付与されます。
第二章。
メデューサの計画の現地指導者に値するデウスエクスとの戦いとなります。
第三章。
今回相対する『|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》』が一柱『原罪蛇メデューサ』との戦いです。
第一章の完結までにかかった時間で強化に補正が乗ります。
迅速に解決できていたなら、有利に戦えるでしょう。
全章プレイングボーナス:迅速な解決を意識した行動を取る。
が存在します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
第1章 集団戦
『ユミルの子』
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POW : 感染拳撃
自身の【拳】を【病魔】化して攻撃し、ダメージと【侵食】の状態異常を与える。
SPD : 苦痛の叫び
【病毒に爛れた喉】から大音量を放ち、聞こえる範囲の敵全員を【恐怖】状態にする。敵や反響物が多い程、威力が上昇する。
WIZ : 肉片融合
全身を【自身の肉体から千切れた肉片】で覆い、自身が敵から受けた【負傷】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
イラスト:dys
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
空桐・清導
SPD
アドリブや連携も大歓迎だ
「集合場所が割れているとはね。コイツはありがたい。
言われたとおり、速攻でケリをつけてやる!」
転移と同時にUCを発動して白銀の鎧を纏う
ユミルの子が行動を起こす前に白銀の焔を無数に叩き込む
「超必殺!シルバリオ・ブレイズ・パニッシャー!!」
放たれる銀焔は不要な破壊を一切見せず、
静謐にユミルの子のみを焼き尽くす
苦痛の叫びを[オーラ防御]で防ぎ、恐怖状態を[勇気]でねじ伏せる
恐怖を感じないわけではない
だが、それを胸に雄々しく胸を張り、
無辜の民を護るのがブレイザインであるが故に
「来いよ、デウスエクス!トコトン相手になってやる!」
殺人がこれ以上起こらぬよう、一人残さず倒すのみ!
「集合場所が割れているとはね。コイツはありがたい――言われたとおり、速攻でケリをつけてやる!」
空桐・清導(ブレイザイン・f28542)は真紅の機械鎧『ブレイザイン』を身に纏い、更にユーベルコード『|銀翼の白鎧《インビンシブル・シルバリオン》』を発動して『ブレイザイン』を真紅から白銀へと変貌させる。
そのユーベルコードはただ『ブレイザイン』の色を変えるだけではない……戦闘力を増強した上で、飛翔能力を付与。
更に敵味方を識別する白銀の光焔――『ダメージ及びエネルギーを吸収して自身のものにする光焔』を展開する事が可能となる。
「レイ!無敵機械のデータをロードしてくれ!よっしゃ、再構築完了!行くぜ、ブレイザイン・インビンシブルモード!!」
デウスエクス『ユミルの子』の群れを前に、相手が行動を起こす前に白銀の焔を無数に叩き込んでいく清導。
放たれる銀焔は不要な破壊を一切見せず、静謐に『ユミルの子』のみを焼き尽くしていく。
「超必殺!シルバリオ・ブレイズ・パニッシャー!!」
握り締めた拳に白銀の炎を付与し、敵デウスエクスのユーベルコード『苦痛の叫び』による『病毒に爛れた喉からの大音量』を『炎が燃え上がる音』でキャンセリング。
そのまま『大音量が内包しているエネルギー』を吸収し、清導自身のエネルギー源としていく。
「来いよ、デウスエクス!トコトン相手になってやる!」
デウスエクスの咆哮ユーベルコードに対し、ヒーローは恐怖を感じないわけではない。
だが、それを胸に雄々しく胸を張る事で無辜の民を護るのが『ブレイザイン』であるが故に……
「殺人がこれ以上起こらぬよう、一人残さず倒すのみ!」
振るった拳は白銀の炎を周囲に拡散させ、白銀の『ブレイザイン』はデウスエクス『ユミルの子』のみを焼き尽くしていく――
大成功
🔵🔵🔵
火土金水・明
「出現する『原罪蛇メデューサ』を倒すためにも、今回の敵を確実に潰していきましょう。」「私は範囲攻撃をしつつ、味方の猟兵のみなさんの回復を受け持ちますね。」「稲妻の音が相手の大音量に対しての邪魔になればいいのですが。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【巷に金色の雨が降るごとく】を【範囲攻撃】にして、『ユミルの子』達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【第六感】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の猟兵の方に繋げる事です。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
「さて……出現する『原罪蛇メデューサ』を倒すためにも、今回の敵を確実に潰していきましょう」
そう言って火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)はユーベルコード『|巷に金色の雨の降るごとく《ゴールドレイン》』を起動。
紡ぐは『金色の雨』……心に降り注ぐように、明は気象操作ユーベルコードを地下空間内にて展開。
そのまま敵デウスエクス『ユミルの子』の群れには『虹色の稲妻』による莫大なエネルギー攻撃を。
味方となる猟兵の為には『優しい雨』による回復を与えていく。
「私は範囲攻撃をしつつ、味方の猟兵のみなさんの回復を受け持ちますね」
七色に輝く雷に対して相手の防御を貫通する様な魔術術式を付与する事で、デウスエクスの装甲を粉砕。
そのまま剝き出しになった肉体を焦がしていく――
「稲妻の音が相手の大音量に対しての邪魔になればいいのですが」
瞬間、瞬く閃光と共に『虹色の稲妻』が『ユミルの子』に着弾した際の爆音が生じる。
其れと共に、ノイズキャンセリングの原理で敵デウスエクスの絶叫を媒介とした感情操作系ユーベルコードが掻き消されていく――
「上手くいったようですね……おっと」
と、そこに背後から忍び寄ってきた『ユミルの子』の一体が明の後ろから強襲を仕掛ける……も、すぐさま明は残像が出る速度で回避。
更に実像が如き鮮明さを持つ残像に、敵デウスエクスが振るった拳が接触する際に明はそのまま背後に忍び寄り――
「……残念、それは残像です」
複数回攻撃を可能とする明の技能により、瞬いた『虹色の稲妻』が複数回漆黒のウィザードローブを纏った猟兵を仕留めようとした『ユミルの子』を焦がしていく。
「私の成すべき事、やるべき事は……これから来る後続の猟兵の為に敵の数を減らす事」
この戦いは初動の戦いが迅速に解決する必要性、重要性が非常に高い。
その事を理解していた明は速やかに掃討戦に移行……残った敵デウスエクス『ユミルの子』を『虹色の稲妻』で焼き尽くしていくのであった――
大成功
🔵🔵🔵
キノ・コバルトリュフ
エリンギ!今日は楽しくハイキング!!
シメジ、なんだか周りが騒がしいね。
でも、キノたちは気にしなーい。
キノ?スピちゃんどこに行ったのかな?
シイタケ、おいしいお菓子とか用意したのに。
帰ってきた、どこに行ってたの?
軽く運動でもしてきたのかな?
マイタケ、それじゃあ、いただきます。
「キノキノ、デウスエクスに……エンドブレイカー世界の『星』を見せてあげるキノ」
キノ・コバルトリュフ(|キノコつむり《🍄🍄🍄🍄🍄》の星霊術士・f39074)……ピュアリィ「キノコつむり」の星霊術士たるエンドブレイカーは、ユーベルコード『星霊スピカ』を発動。
星霊スピカを召喚し、スピカダンスによる陽動や負傷した際に『ペロペロなめ』による治癒能力をフルに活用する事でデウスエクス『ユミルの子』の群れに立ち向かっていく。
「キノコはいかが?」
そんな風におどけながらも、しっかりと招来した星霊とともに『ユミルの子』の殲滅を遂行していくキノ。
元よりキノはエリクシルからの誘惑を「『願い』は自分の手で叶えるもの」として一蹴し、そのまま星霊建築への高い適性を以て星霊術師となったエンドブレイカー。
そんな『キノコつむり』の夢は、都市国家『キノコヘイム』。
それを叶えるためにも、今日もキノは『六番目の猟兵』としての依頼を完遂していく。
「マツタケやトリュフも食べ放題。其れがキノコヘイム」
理想郷を実現するべく、彼女はスピカとの連携を上手く取りながら戦場を駆ける。
やがてキノとスピカが一段落ついた頃には、殆ど『ユミルの子』は殲滅されていた――
大成功
🔵🔵🔵
ニコリネ・ユーリカ(サポート)
あらあら、盛り上がってるわねぇ
お忙しい所、お邪魔しまーす!
新しい販路を求めてやってきた花屋です
宜しくお願いしまーす(ぺこりんこ)
~なの、~なのねぇ、~かしら? そっかぁ
時々語尾がユルくなる柔かい口調
商魂たくましく、がめつい
参考科白
んンッ、あなたって手強いのねぇ
えっあっヤダヤダ圧し潰……ギャー!
私も気合入れて働くわよー!
悪い子にはお仕置きしないとねぇ
さぁお尻出しなさい!
乗り物を召喚して切り抜けるサポート派
技能は「運転、操縦、運搬」を駆使します
広域では営業車『Floral Fallal』に乗ってドリフト系UCを使用
狭域では歌唱と魔法、シャッター棒をブンブンして戦います
NG無し、自由に動かして下さい
「あらあら、盛り上がってるわねぇ――お忙しい所、お邪魔しまーす!」
最後に『Floral Fallal』……香りを運ぶ花車に乗り込んでやってきたのはニコリネ・ユーリカ(花屋・f02123)。
彼女は即座にユーベルコード『強制共生弾』を発動……デウスエクス『ユミルの子』の生き残りにキノコを生やしていく。
其れは先程のエンドブレイカーの影響もあるのだろうか?
「で、このユーベルコードにはもう一つ能力があるのよねぇ……」
ニコリネがキノコが映えたデウスエクスに視線を向けると、その動きは『麻痺』したかのように緩慢と……いや、マヒしていた。
「そのまま、マヒしている所に――この『Floral Fallal』があるのよ」
瞬間、動きを封じられていた『ユミルの子』が跳ね飛ばされていく。
車体が肉体に激突した衝撃と、宙を跳ねてそのまま地面に叩き付けられた時の衝撃。
その二つが、残っていた『ユミルの子』にトドメを刺したのであった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『竜墜症候群』
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POW : 極めて緩やかな打撃
【拳】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD : 優しく撫でるような蹴り
【緩やかな歩み】で敵の間合いに踏み込み、【恐るべき「死の気配」】を放ちながら4回攻撃する。全て命中すると敵は死ぬ。
WIZ : ゆっくりと歩み寄る
【ただ歩いてくるだけの姿】を披露した指定の全対象に【根源的な「死への恐怖」の】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
イラスト:爪尾
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
空桐・清導
POW
アドリブや連携も大歓迎だ
「得体の知れないデウスエクスだな。
下手をうつよりもシンプルな方法で攻略するぜ!」
UCを発動して黄金の[オーラ防御]を展開
[勇気]を高ぶらせてUCの出力を天井知らずに上げていく
オーラ防御で万が一の時も対策済み
緩やかに振るわれる打撃を拳に触れず、
二の腕あたりを殴り飛ばして弾く
そして、がら空きになった胴体にこちらの拳を叩き込む
戦い方は既に出来ている
後は倒れるまで繰り返すだけだ
「コイツで終わりだ!
超必殺!ブレイジング・パァァンチ!!」
光焔を集束させた焔の拳を全力で叩き込み、
竜墜症候群を撃破する!
「得体の知れないデウスエクスだな……下手をうつよりもシンプルな方法で攻略するぜ!」
ヒーローとしての直観か、搦め手よりも正攻法で攻略した方が効果的であると判断した空桐・清導(ブレイザイン・f28542)は全身に黄金色のオーラを付与し高速飛翔を可能とするユーベルコード『スーパー・ジャスティス』を発動。
彼はこのユーベルコードをシンプルに運用――勇気を高ぶらせ、ユーベルコードの出力を天井知らずに上げていく事で更に加速するのだ。
「オーラ防御で万が一の時も対策済みだぜ!」
迫る拳――デウスエクス『竜墜症候群』のユーベルコード『極めて緩やかな打撃』に対し、黄金のオーラを極めて厚く展開して受け止められるようにしながら、拳から離れた場所にスマッシュを決める清導。
そのまますぐさま後退し、ヒット&ウェイの要領で黄金色に輝く拳戟を繰り返していく。
「二の腕辺りに拳を叩き込み、そのまま……がら空きになった胴体へ繰り出すぜ!」
戦い方は既に『ブレイザイン』の中に出来ている――後は倒れるまで繰り返すだけ。
黄金色のオーラによる攻防一体の戦術は、真紅の機械鎧を身に纏ったヒーローの大立ち回りを成す――
「コイツで終わりだ!――超必殺! ブレイジング・パァァンチ!!」
やがて一度に『竜墜症候群』の両腕を大きく弾き飛ばし、小さくない隙を生み出した清導。
そのまま彼はデウスエクスに光焔を集束させた焔の拳を全力で叩き込む!
「まだだ!」
其れだけではない……叩き込んだ拳とデウスエクスとの接触面から、彼を強化していた黄金色のオーラを注ぎ込む事で、敵を内部から焼き尽くしていくではないか。
「これが俺の……『スーパー・ジャスティス』だぁぁぁっ!!」
瞬間、清導の拳が光り輝き……戦場を照らし出すのであった。
大成功
🔵🔵🔵
レラ・フロート
病魔のデウスエクス……
臆してはいられない、私はケルベロスだよっ!
地球を守るため、貴方をきっちりばっちり倒してみせるからね!
DIVIDEへポジション効果はディフェンダーを要請
この後戦うことになるのは原罪蛇さま
消耗は抑える
後の先を取るよ
障壁を展開してもらい、打撃に備えて反撃を入れる形
相手の打撃は強烈で呻くかもだけど、
エネルギー充填、功夫を生かして近接戦を耐え抜いていくよ
大丈夫、どんなに強くても倒れないっ
私の背後にあるは人々の営み
常に応援されているありがたさ!そこから来る気概っ
だからケルベロスは負けないと知っている、証明してみせる
剣に乗せるは必殺の一撃
気合十分に飛び込み、
《雷穿》で貫いてみせるよっ!
「病魔のデウスエクス……臆してはいられない、私はケルベロスだよっ!」
次に『竜墜症候群』の前に躍り出たのはレラ・フロート(守護者見習い・f40937)……ダモクレスからレプリカントへと変わったケルベロスディバイド世界のケルベロスだ。
彼女は『一房違う色の赤毛』が特徴的なサイドテールを靡かせ、『自慢の剣』を構えて戦闘態勢に入る。
「地球を守るため、貴方をきっちりばっちり倒してみせるからね!――ひっさーつ、『雷穿』ッ。貫けぇえーっ!」
ダモクレス時代に隊長機である姉から授かった剣に光の刃が宿ると同時、ユーベルコード『雷穿』が発動――レラの想いに呼応し放出される光刃によって加速する『自慢の剣』は、しかし後の先を取る。
「この後戦うことになるのは原罪蛇さま……消耗は抑えるべきだね」
DIVIDEへディフェンダーの|決戦配備《ポジション》を要請し、障壁を展開。
病魔の振るう拳に対して反撃を入れる形で備えていく。
「……! なんて衝撃……!」
しかし振るわれた一撃はディフェンダーによる防御障壁を一撃で罅を入れる。
その事に息を呑みながらも……しかしレラは既にエネルギーの充填を済ませていた。
「大丈夫、どんなに強くても倒れないっ!」
功夫を生かして病魔『竜墜症候群』が繰り出す拳を受け止める近接戦を耐え抜いていくレラ。
彼女の背後にあるのは、ケルベロスディバイド世界の無辜の民――
「私の背後にあるは人々の営み……常に応援されているありがたさを知っているから!」
そこから来る気概こそが……レラの『最重要本質』を以て『自慢の剣』を駆動させる。
剣に乗せるは必殺の一撃――気合十分に飛び込み、レラはユーベルコード『雷穿』で光り輝かせた『自慢の剣』をデウスエクスに叩き込む!
「応援している人がいる限り……ケルベロスは負けないと知っている、証明してみせる!」
輝く『剣』を、そのままレラは振るい続けるのであった――
大成功
🔵🔵🔵
皇・絶華
UC常時発動
…おお…メデューサがまた出現したのか…ならば…!
今こそ収穫の時!
「ぴゃぁぁぁぁぁ!?メデューサ逃げてぇぇぇぇ!?」
こらさっちゃん
デウスエクスをグラビティチェインの宿業から救うチャンスなんだぞ?そういうことをいっちゃだめだぞ(チョコ捻じ込み
「ふぐげがぁぁぁ!?ハ、ハイ…オレ、メドゥーサヲチョコニマゼル」
【戦闘知識】
敵の動きと性質と周辺状況を冷徹に把握
【念動力・空中機動・弾幕・乱れ打ち】
高速で飛び回りながら念動光弾を乱射と共に次元転移を繰り返し敵のケリを回避
【二回攻撃・切断・爆破】
TCで次元切断による斬撃から
お前に圧倒的な生のパワーを与えてやる!(真・ぜっちゃんチョコ捻じ込み!…爆破!
――『六番目の猟兵』の中には、オブリビオン等の『猟兵の敵』を『救うべき対象』とする猟兵もいる。
その上で、ケルベロスブレイド世界から来訪してきたケルベロスは『デウスエクスとはグラビティ・チェインの枯渇から救うべき対象』とする者もいる。
「……おお……メデューサがまた出現したのか……ならば……!――今こそ収穫の時!」
「ぴゃぁぁぁぁぁ!?メデューサ逃げてぇぇぇぇ!?」
皇・絶華(影月・f40792)はその一人だ。
彼は『原罪蛇メデューサ』を『救う』べく、そのユーベルコードを駆動させる。
尚、彼はチョコ作りに凝っているが栄養価のみに重きを置いており異常に濃度が高く漢方や虫を交えた狂気の産物を作り出す……という欠点がある。
「こらさっちゃん……デウスエクスをグラビティチェインの宿業から救うチャンスなんだぞ? そういうことをいっちゃだめだぞ」
そんなチョコを、彼の機神である連環神機『サートゥルヌス』の口へとねじ込む絶華。
メデューサの末路を思い絶叫した『サートゥルヌス』だが、口に『チョコ』をねじ込まれ――
「ふぐげがぁぁぁ!?ハ、ハイ……オレ、メドゥーサヲチョコニマゼル」
そのまま虚ろな状態へと陥り、ユーベルコード『|対人戦術機構『刻の神』《サッチャンマホウショウジョモード》』を更に駆動。
さっちゃんは高速で飛び回りながら念動光弾を乱射と共に次元転移を繰り返す事で、敵である病魔のユーベルコード『優しく撫でるような蹴り』を回避。
三つの限界を超えると呼ばれるジャマハダル状の短剣『TC』を振るい、次元切断による斬撃を発動――
「お前に圧倒的な生のパワーを与えてやる!」
そのまま病魔の口に『真・ぜっちゃんチョコ』――超絶濃度カカオと漢方や十二剣神が配合された狂気のチョコが病魔の口にねじ込まれると同時……『竜墜症候群』は何故か爆発。
……そんなにも『そんな味』だったのだろうか?
大成功
🔵🔵🔵
エリザベス・ナイツ
アドリブ〇、連携〇
原罪蛇メデューサ…。時間の経過と共に脅威を増していく厄介な相手…。一刻も早く敵を――(やや戸惑いながらも、手にした指揮棒を握りしめて)倒すわ。
◆ポジション
ジャマーを要請します。バイオガスなどにより、上手く周囲に煙幕を張って頂き、相手の拳を上手く掻い潜ります
◆立ち込める煙幕の中、息を殺しながらグラビティ・フェノメノンの詠唱を開始します。ぎりぎりまで相手の攻撃を見極めつつ、距離をとりながら一撃一撃を回避する様に努めます。
視界が開けたところで、相手の隙をつき、大量のグラビティ・チェインを乗せた全力の一撃を放ちます。
「原罪蛇メデューサ……時間の経過と共に脅威を増していく厄介な相手……一刻も早く敵を――」
と、そこでエリザベス・ナイツ(もう一つの月・f40801)はやや戸惑いながらも、手にした指揮棒を握りしめる。
やがて心中にて渦巻く感情を抑制し、一息を着いて言葉を紡ぐ。
「倒すわ」
瞬間、要請されていたジャマーの|決戦配備《ポジション》によるバイオガス散布が開始されていく。
上手く周囲に煙幕を張り、視界を奪う形で病魔『竜墜症候群』の拳を用いたユーベルコードの直撃をエリザベスは上手く掻い潜る事で回避。
「――『グラビティ・フェノメノン』……」
やがて充満する|煙幕《バイオガス》の中で息を殺しながら詠唱を開始するエリザベス。
ぎりぎりまで『竜墜症候群』の拳を見極めつつ、距離をとりながら一撃一撃を回避する様に詠唱が完了するまで立ち回り――
「そこよ――グラビティ・チェイン!」
やがて煙幕が晴れた場所に『竜墜症候群』とほぼ同時に出る瞬間を見計らい、ありったけのグラビティ・チェインによる攻撃を病魔の胸に叩き込む。
まるで心臓を狙うかのように――
「この行為に意味があるかは分かりませんが――やってみて損はないと思うのよ!」
……ケルベロスブレイドという『異世界のケルベロス』の故郷たる世界では『エリザベス・ナイツ』という同姓同名のケルベロスがいたという。
このケルベロスディバイドの『エリザベス・ナイツ』とは別人であるはずだが……
「何となく、ね」
そんな風に呟きながら、エリザベスは『竜墜症候群』の胸――心臓部に『グラビティ・フェノメノン』による一撃を食らわすのであった。
大成功
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第3章 ボス戦
『十二剣神『原罪蛇メデューサ』』
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POW : 蛇蛇獄魔獄狡兎殺
【全身から染み出す「超次元の蛇」】で近接攻撃し、与えたダメージに比例して対象の防御力と状態異常耐性も削減する。
SPD : 朧朧蛇蝎奇霊夜行
自身が対象にとって未知の存在である限り、通常の行動に追加して「【広域感染型の金縛り】」「【鎮火できず永遠に追尾する鬼火】」の心霊現象を与える。
WIZ : 歓歓禍禍大虞呪咒
【底知れぬ恐怖をもたらす笑い声】を放ちダメージを与える。命中すると【「おそれ」】を獲得し、自身が触れた対象の治癒or洗脳に使用できる。
イラスト:カス
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
空桐・清導
POW
アドリブ・連携歓迎
「ハロウィン以来の十二剣神との戦いだ。
時間をかけられる戦いでもない!速攻でケリをつける!
行くぜ―シン・超変身!!」
全てを守り抜く者が顕現する
無窮、無敵、無敗――
それらの言葉ですら到底表現できないヒーローが
原罪蛇の蛮行を阻止せんと轟き叫ぶ
そう、彼こそは――
「シン・ブレイザイン見参!!アンタの悪は此処で止める!」
異次元の蛇の牙がまるで通らない
ただただ圧倒的な[存在感]が質量となって清導を護る
燃え上がる[勇気]、[気合い]、[根性]によって
ブレイザインはシン化の階段を瞬く間に駆け上がる
「超必殺!ブレイジング・キィィィック!!」
純粋に力の込められた一蹴りでメデューサを消滅させる
「ハロウィン以来の|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》との戦いだ――時間をかけられる戦いでもない!速攻でケリをつける!」
呵呵大笑する『原罪蛇メドゥーサ』を前に、空桐・清導(ブレイザイン・f28542)は真紅の機械鎧『ブレイザイン』を駆動させて宣戦布告。
ユーベルコードを練り上げ、対決していく――
「行くぜ……シン・超変身!!」
――全てを守り抜く者が顕現する。
それは無敵……否、無窮、無敗……それらの言葉ですら形容は不可能。
ただ一つ言えて、形容できる言葉があるとするなら――『ヒーロー』、その単語のみ。
「『|超鋼真紅《おまえ》』とオレで無敵のブレイザインだ!!さあ、見せてやろうぜ相棒!!コレが!!シン・ブレイザインだ!!!」
そう、彼こそは――
「シン・ブレイザイン見参!!アンタの悪は此処で止める!」
原罪蛇の蛮行を阻止せんと轟き叫ぶ声が、それだけで『全身から染み出す「超次元の蛇」』――『原罪蛇メドゥーサ』のユーベルコード『蛇蛇獄魔獄狡兎殺』を粉砕。
生き残った超次元の蛇が清導に食らいつこうと、その牙が通る事は決してない。
――ただただ圧倒的な存在感そのものが、質量となって清導を護るのだ。
「こいつを喰らいな……」
燃え上がる勇気、気合い、根性が、文字通りの意味となって熱エネルギーへと変換。
莫大な熱量が、ブレイザインを『シン化』の階段における昇華を瞬く間に遂行させていく。
「超必殺!ブレイジング・キィィィック!!」
瞬間、炎を纏った蹴りが『原罪蛇メドゥーサ』の顔面に叩き付けられるのであった――
大成功
🔵🔵🔵
エリザベス・ナイツ
アドリブ〇、連携〇
●信条/
弱体化している今なら、メデューサとも互角の立ち回りが出来るはず…。
一気に押し切る――!
●決戦配備/Snを要請します。近接攻撃で戦うのなら、まずはSn部隊によって蛇たちを一体、また一体と撃ち抜いて貰い、敵の攻撃の手数の減少に努めて貰います。
●Snの攻撃に合わせて、私は敵に近接戦闘を仕掛けます。相手の懐まで一気に飛び込み、UCを敵の心窩部、両の肺臓、咽頭部へと向けて立て続けに打ち込んでいきます。多少の被弾は覚悟の上で!千載一遇のこの好機を決して逃さないように
「弱体化している今なら、メデューサとも互角の立ち回りが出来るはず……だからこそ、ここで一気に押し切る――!」
エリザベス・ナイツ(もう一つの月・f40801)は|決戦配備《ポジション》のスナイパーを要請してまずは『原罪蛇メデューサ』の周囲に蔓延る蛇達を狙撃によって各個撃破するよう指示。
敵の攻撃の手数の減少を確認したエリザベスは、そのままユーベルコード『グラビティ・フェノメノン』を発動――
具現化された『グラビティ・チェイン』を十二剣神《グラディウス・トウェルブ》が一柱に叩き付ける!
「癪癪癪 小癪にも支援部隊の狙撃と合わせる事で気を逸らすか」
「そうです――デウスエクスの方は個体の力を重んじる反動か、こういった個の力に依存しない戦術を軽んじる傾向にあると『異世界のケルベロス』から聞きましたが……」
少なくとも『原罪蛇メデューサ』はそのタイプだろう。
地球人を『愛し子』として大上段から見下ろして愛し喰らうその姿勢……それは自身の強大な『個』の力への自負の裏返しだろう。
「だからこそ、貴方は地球の生命に負ける!」
「噴噴噴 笑わせるな」
嘲笑の笑みを漏らす『原罪蛇メデューサ』であったが……直ぐに顔面に攻撃を叩き込まれ、二重の意味で顔を歪める羽目になる。
「足元を、救われるんですよ」
心窩部、両の肺臓、咽頭部――敵の急所へと流れる様にグラビティ・チェインを叩き込んでいくエリザベス。
反撃しようとする『原罪蛇メデューサ』だったが、そこにスナイパー部隊の狙撃によって初動を僅かに阻害される事で、エリザベスに反撃は届かない。
「とは言え、多少の被弾は覚悟の上で!――千載一遇のこの好機を決して逃さないように!」
敵の全身から染み出す「超次元の蛇」に絡みつかれながらも、裂帛の勢いでエリザベスは十二剣神《グラディウス・トウェルブ》が一柱に連撃を叩き込み続けるのであった――
大成功
🔵🔵🔵
皇・絶華
UC準備開始
ああ…判っているぞメドゥーサよ!
お前の真の目的を!
そう!お前はその溢れるパワーを皆に齎す為に…我がチョコになる為に来たのだな!(とても恐ろしい解釈をしてる人
「あわわわわわ…!」(怯える機神
さぁ…今こそ収穫の時!
神機の主も同時発動
ころちゃんもさっちゃんも頑張るんだぞ!
「…主様の魔力で朕が力を取り戻せるならば…何よりメデューサだと!ネプトゥム(ポセイドン)の愛人風情が随分とイキっておるではないか!」
「デウスエクスには俺達と同じ神話体系の連中が多いみたいだな?」
【二回攻撃・念動力・弾幕・見切り・貫通攻撃】
コロニスがボクシングの拳で殴り
さっちゃんが念動光弾を叩き込み粉砕
更に絶華がTCで切り刻み食材として採集
【爆破】
UC準備完了!
判っている!お前の不安は!お前自身がチョコになったらチョコのパワーを感じられない事が不満なのだろう!
だが安心するがいい!今この時を以てお前にも我がチョコを味合わせてやる!
さぁ!存分に我がチョコを食し!宇宙を感じ!喜びの叫びをあげるがいい!
この世の地獄が発生!!
「ああ……判っているぞメドゥーサよ!――お前の真の目的を!」
「拒拒拒 兎に角こちらに近寄るな」
爛爛とした笑顔で皇・絶華(影月・f40792)は『原罪蛇メデューサ』へとにじり寄って来る。
「そう!お前はその溢れるパワーを皆に齎す為に……我がチョコになる為に来たのだな!」
「奇奇奇 お前は何を言っているのだ」
「あわわわわわ……!」
怯える機神を尻目に、絶華はユーベルコードを発動。
――出現するのは151体の『カカオ濃度1万%の漢方チョコ邪神植物』だ。
「貴様に足りないのは圧倒的パワーだ!――だが安心しろ……我がチョコを食する事で圧倒的なパワーを得る事が出来る!遠慮なく食すがいい!!」
「ひえええええ……!」
「否否否 其れはチョコレートではない」
口内に迫り来る『カカオ濃度1万%の漢方チョコ邪神植物』の群れを前に、流石に冷や汗を流しながら『|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》』が一柱はユーベルコードを発動。
全身から染み出す「超次元の蛇」で漢方チョコの邪神植物を駆逐しながら、絶華を喰らおうと立ち回っていくが……
「さぁ……今こそ|収穫《ハーヴェスト》の時!――ころちゃんもさっちゃんも頑張るんだぞ!」
「……主様の魔力で朕が力を取り戻せるならば……何よりメデューサだと!――ネプトゥム、つまりポセイドンの愛人風情が随分とイキっておるではないか!」
「デウスエクスには俺達と同じ神話体系……ローマ・ギリシャの神々の名を冠した連中が多いみたいだな?」
「もしやしたら、この世界……『ケルベロスディバイド』における『本人』なのかもしれぬな」
さっちゃんところちゃん……連環神機『サートゥルヌス』と輝光神機『ロクシアス・コロニス』。
神機シリーズの一機であり、時間の流れに影響する力と自我を持ち黒髪少女に変身できる『サートゥルヌス』もといさっちゃんと金髪幼女に変身でき主の魔力でのみ限定で力が戻る『ロクシアス・コロニス』もといころちゃん。
彼らはそんな風に言葉を交わしながら、二柱の機械を従えるケルベロスは漢方チョコのユーベルコードを用いて共に戦っていく。
コロニスがボクシングの拳で殴り、さっちゃんが念動光弾を叩き込み粉砕。
そこに絶華は三つの限界を超えると呼ばれるジャマハダル状の短剣『TC』で『原罪蛇メデューサ』の肉体を切り刻む――
「判っている!お前の不安は!お前自身がチョコになったらチョコのパワーを感じられない事が不満なのだろう!」
「違違違 そもそもチョコになるとは何だ」
「だが安心するがいい!今この時を以てお前にも我がチョコを味合わせてやる!」
「聞聞聞 神の話を聞け」
絶妙に食い違う話を交わす絶華と『原罪蛇メデューサ』……『六番目の猟兵』に到達したケルベロスと『|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》』。
立場も違い過ぎる者同士の相対――その結末とは。
「さぁ!存分に我がチョコを食し!宇宙を感じ!喜びの叫びをあげるがいい!」
「不不不 ――不味ッッッ!!!」
この世の地獄が発生した……心的外傷後ストレス障害を負った目で、さっちゃんは後に特務機関DIVIDEの人員にそう語ったという――
大成功
🔵🔵🔵
黒風・白雨
茶色い欠片を一つ拾い上げて口に放り――
眉をしかめ、憐みの目をメデューサに向ける。
残念ながらおぬしが受けられるもてなしはこれで終わりのようじゃ。
望まれぬ客は長居せぬが身のためじゃぞ。
まずは煙管を天に向け、雷雲を招来。
その身に|雷《神鳴》を落としてやろう。
敵が蛇を放ってくるなら、《力》を込めた手で掴み取り、潰し、引き千切る。
滴るその血を舐め――ほう、これはこれは。
おぬしはこの地に人を喰らいに来たという話じゃが、
たまには喰われる感覚を味わってみてはどうじゃ?
中途半端な力で顕現したその身など、さほど惜しいものでもあるまい。
《竜身体》の本性を顕現。
おぬしの血と肉でもって、口直しをさせてもらうとしよう。
漢方チョコは未だに戦場一帯に残り、それを一人の女が拾って口にした。
余程の味だったのだろうか、顔を顰めながらも憐みの目を――黒風・白雨(竜神・f31313)メデューサに向ける。
「残念ながらおぬしが受けられるもてなしはこれで終わりのようじゃ……望まれぬ客は長居せぬが身のためじゃぞ」
煙管を天に向けながら、暴風雨への畏敬から生まれた竜神はユーベルコードを駆動していく。
暴風雨への畏敬から生まれた白雨は、天候を操作する権能と仙術の力を技巧として所有している。
一瞬にして雷雨が発生し、莫大な電流と電圧を宿した雷が『|十二剣神《グラディウス・トウェルブ》』の肉体に落ち焦がしていく。
……しかし、其れすらも彼女の最重要本質――『生命体の埒外』の核ではない。
「染染染 『蛇蛇獄魔獄狡兎殺』――」
「小賢しい技じゃな」
戦場一帯を埋め尽くす勢いで『原罪蛇メデューサ』の肉体から染み出した『超次元の蛇』は、しかし一瞬で弾かれた上で――捻り、裂き、砕き、喰らわれた。
白雨のユーベルコード『暴威』による『ユーベルコードをも弾き、捻り、裂き、砕き、喰らう力』だ。
森羅万象を引き裂く《力》を持ち、巨大な《竜神武者》を従える……圧倒的かつ純粋な『暴力の極致』こそが彼女の『生命体の埒外』なのだ。
「――ほう、これはこれは……提案なのじゃが、おぬしはこの地に人を喰らいに来たという話じゃが……たまには喰われる感覚を味わってみてはどうじゃ?」
滴るその血を舐めると同時、白い髭と鬣を蓄え、漆黒の鱗に覆われた巨大な竜神としての身体を開放する白雨。
荘厳な視線に睨まれた『蛇』はしかし、ただ嗤うのみ――
「中途半端な力で顕現したその身など、さほど惜しいものでもあるまい――おぬしの血と肉でもって、口直しをさせてもらうとしよう」
そう言って返答を待たず、白雨は『原罪蛇メデューサ』の肉体を喰らい尽くしていくのであった。
大成功
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