これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●ダークセイヴァー
オブリビオン・フォーミュラが倒された後も、ダークセイヴァーを完全に支配していたオブリビオンが、すぐに消えてなくなる訳ではなかった。
オブリビオンは未だ厳然たる支配者であり、寂れた村で息を殺すように暮らす人々を、まるで娯楽や余興のように襲い、殺し続けていた。
「さあ、殺しなさい、暴れなさい。そうすれば、あなた達を人間に戻してあげましょう。ただし、ここに住む村人達を一人残らず殺す事が条件です。例え、相手が子供であっても、容赦をしたらダメですよ? むしろ、大人になって復讐される事がないように、必ず殺していきなさい!」
『人狼博士』ルー・ガルーが人狼病戦士の群れに声をかけた。
「グギ、ギギキ……」
「この村の連中を皆殺しにすればいいんだな」
「そ、そ、そ、それで、俺達を人間に戻してくれるんだな?」
人狼病戦士の群れが、興奮した様子で、ヨダレを垂らした。
だが、彼らを治療する術はない。
その事実を伏せたまま、『人狼博士』ルー・ガルーが、ニンマリと笑った。
「ええ、もちろん。私の命に懸けて約束しましょう。……ですから、あなた達も、きちんと約束を守ってくださいね、ヒッヒッヒッ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが不気味な笑い声を響かせ、趣向を凝らした「虐殺道具」を人狼病戦士の群れに渡していった。
「ヒーハーッ!」
「これさえあれば、百人力だぜぇ!」
「よぉし、一人残らず、殺してやるぜ!」
そう言って人狼病戦士の群れが、寂れた村を襲撃するのであった。
ゆうきつかさ
この依頼はサポート優先です。
期間限定ルール:戦後シナリオと並行して、闇の救済者戦争の⑱『ケルベロス・フェノメノン』で入手した小剣の研究が進められています。この研究の進行度は、ダークセイヴァー戦後シナリオの成功本数に比例します。
第1章 集団戦
『人狼病戦士』
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POW : 末期の一撃
【牙と爪】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD : 病の果て
自身の身体部位ひとつを【狼】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
WIZ : 悔恨の声
【激しい咆哮】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
イラスト:凪野鴇
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。
基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。
シリアス以外ならいたずら好きの面も。
徳川・家光(サポート)
『将軍なんだから、戦わなきゃね』
『この家光、悪は決して許せぬ!』
『一か八か……嫌いな言葉じゃありません!』
サムライエンパイアの将軍ですが、普通の猟兵として描写戴けると嬉しいです。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使いますが、全般的に「悪事を許せない」直情的な傾向と、「負傷を厭わない」捨て身の戦法を得意とします。
嫁が何百人もいるので色仕掛けには反応しません。
よく使う武器は「大天狗正宗・千子村正権現・鎚曇斬剣」です。
普段の一人称は「僕」、真剣な時は「余」です。
あとはおまかせです!
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ
知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね
防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー
そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです
諏訪野・みすず(サポート)
リーダー役が必ずいると思うので、ソイツを先に倒すようにします。「リーダーが倒れたら、あとは烏合の集だよ」アドリブ、共闘歓迎です。
水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか
太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ
正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像で目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな
それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ
筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?
樂文・スイ(サポート)
一人称:俺
二人称:君、お前
女性、子供にはくん、ちゃん付け、男性には呼び捨て
口調は~だね、~だよ系で飄々としている
人助けは完全にヒトへの好意から。
ヒトの死を見るのも好きだが、あくまで自分の手で殺してこそと思っているので敵の殺戮を許すようなことはない。立場上殺人衝動は敵を倒すことで紛らわせている(我慢してる)
表向きは人好きのする明るいお兄さんで楽しいこと大好き!なノリ
残酷な面は敵対した相手にしか見せないようにしている
攻撃としては傷口をえぐる、誘惑、威圧など
防御としては毒耐性、医術など使用
物騒なキャラだがシナリオ内で一般人や仲間に危害を加えるなど迷惑行為はしない
UCは活性化されたものどれでも使用可
夜鳥・藍(サポート)
生まれも育ちもサクラミラージュ。誰かの願いで転生した元影朧。そのため影朧には同情しがち。
それなりの良家の出で言葉遣いは丁寧。だが両親とは違う種族で生まれたのを悩み高等部(高校短大相当)卒業を機に家を出ている。現在は帝都で占い師。
もふもふ大好き。
実家ではいろいろ我慢してたのもあって、飼えなくとも一人暮らし&猟兵となったことで爆発しがち。
猟兵になっていろいろ経験し悩みを乗り越えた。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭いません。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は絶対にしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
アスハ・ゾート(サポート)
…ラスボスの魔女×UDCエージェント、28歳の女だよ。
…普段の口調は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」。
…時々「神のような(私、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」だね。
…普段の口調の時は全ての台詞をひらがな表記にしてね。
…基本的に眠たげ。
…敵が攻撃してきたとしてもどうでも良さげに振舞うよ。
…他者には見えないナニカが認識できていて、会話する時もあるね。
…ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するね。他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
…絡みOK、NGなし。
…後はおまかせするよ。よろしくおねがいするね。
四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング
多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。
使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。
アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例としてアイテムの最後尾から装備としております。
あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。
久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンorレヴィアラクスに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ
変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】【範囲攻撃】を叩き込む戦術になる
仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います
UCは指定した物をどれでも使用
普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)
処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣等大剣で敵を攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにし敵を攻撃
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵群を倒す
守護対象がいれば武器受けでかばい、敵をおびき寄せ注意を惹いたりします
キャバリアを操縦したり生身でも戦います
レイ・エインシェント(サポート)
仕事? あんまする気しねぇなぁ……。オレ、ニートだし。でもあんまプラプラしてる訳にも……あ、それなんか楽しそうだな。オレも混ぜてくれよ。美味いもんは食わせろ。ゲテモノも……気にはなるな。
ア?! 偉い人?! えっ、あぁ、申し訳ございません。少々立て込んでおりまして。ええ、畏まりました。お任せください。……どっか行った? はぁ……オレ、偉い人とかって苦手なんだよな。
(ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動する。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。あとはおまかせ。よろしくおねがいします!)
仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!
お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ
口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ
お気に入り技はシーブズ・ギャンビット
よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね
アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!
太目・乃子(サポート)
サキュバスの戦場傭兵×戦闘猟兵、10歳の女です。
普段の口調は「無口(私、あなた、呼び捨て、言い捨て)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
クローネ・マックローネ(サポート)
普段の口調は「クローネちゃん(自分の名前+ちゃん、相手の名前+ちゃん、だね♪、だよ!、だよね★、なのかな?)」
真剣な時は「クローネ(ワタシ、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」
普段の口調の時は頻繁に★や♪を語尾に付けるよ♪
基本は一般人の安全を優先で♪
多少の怪我は厭わず積極的に動くね♪
他の猟兵に迷惑はかけないよ♪
シリアスな場面では状況の解決を優先するよ
コメディ色が強い場合はその場のノリを楽しむ方向で動くね♪
えっち系はばっちこい★状態変化もばっちこい♪
絡みOK、NG無しだよ★
UCは状況に応じてMS様が好きなのを使ってね★
後はMS様におまかせするね♪
よろしくおねがいします★
ヴィリヤ・カヤラ(サポート)
敵の動きはよく見て動くよ。
敵の数が多いならUCで一気に減らすようにして、
数が少なければ確実に倒していこうかな。
できる限り全部倒しておきたいしね。
連携する場合も状況はよく見るようにして、
可能ならフォローに入ったりするね。
人が操られてたりしたら、動きをUCで止めたりして
怪我させないように気を付けるね。
ティティス・ティファーナ(サポート)
召喚獣「幽魔月精(アストラル・エレメント)」の鎧装騎兵➡サイバーニンジャ(機幽忍)にしてアーチャー➡ブラスト(レーザー)ガンナー、9歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、年下には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可
合わせ等も自由にどうぞ
●
「はあはあ……、こっちは時間がねぇんだ」
「悪いが死んでもらうぜ! つまり、お前達は……生贄だァ!」
「ヒィ、ヒヒ……、ヒィヤッハァァァァァァァァァァァァァァア!」
『人狼病戦士』達は『人狼博士』ルー・ガルーに言われるがまま、寂れた村で息を殺して物陰に隠れていた村人達に襲い掛かった。
「ひ、ひぃ!」
「だ、誰かァ!」
村人達が悲鳴を上げ、必死に抵抗したものの、人狼病戦士達には勝てなかった。
そのため、村人の大半は生きる事を諦め、愛する子供達を守るため、犠牲になった。
「そこまでにしてもらいましょうか。僕らが、ここに来たからには……これ以上、好きにさせないよ!」
そんな中、徳川・家光(江戸幕府将軍・f04430)が、人狼病戦士達の前に陣取った。
「はあはあ……、そこを退けぇ!」
「このままだと、もう人間に戻れなくなっちまうんだ」
「だから、邪魔をするんじゃねぇ! これは必要な犠牲だァ!」
人狼病戦士達が両目を血走らせ、次々と殴り掛かってきた。
「自分達さえ助かればいいという訳ですが……」
春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)がオーラ防御を展開しながら、人狼病戦士達を吹き飛ばした。
「……ぐわっ!」
「し、仕方ねぇだろうが!」
「人狼になっちまったら最後……。自我だって失っちまうかも知れねぇんだから……」
その一撃を食らった人狼病戦士達が尻餅をつき、荒々しく息を吐き捨てた。
「どうやら、倒すしかないようですね」
それに合わせて、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、人狼病戦士達に誘導弾を撃ち込んだ。
「ああ、それでイイ!」
「生きるか、死ぬか、それだけ、だ」
「だから、容赦はしねぇ。皆殺しだァァァ!」
人狼病戦士達がオーラ防御で身を守りつつ、誘導弾を防いだ後、鋭い爪で引っ掻いてきた。
「そんなの、嫌ですよー」
ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が、覚悟を決めた様子で空中戦を仕掛け、人狼病戦士達に全力魔法をブチ当てた。
「つーか、テメエ等に拒否権は、ねぇ!」
「そうだ、そうだ! こっちだって、命が掛かっているんだ!」
「……って言うか、痛いって! まだ話の途中だろうがっ! 痛い、痛いって!」
人狼病戦士達が頭を抱えながら、必死になって逃げていった。
「それじゃ、真剣勝負といこうか」
水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)が残像を繰り出しながら、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「……そうこなくっちゃなァ!」
「ちょうど、身体が温まってきたところだ!」
「邪魔をする奴は殺すっ! ただ……、それだけだ!」
人狼病戦士達が覚悟を決めた様子で、半ばヤケになりながら衝撃波を放った。
しかし、命中したのは、残像。
当たった瞬間、跡形もなく消え去り、人狼病戦士達を唖然とさせた。
「相手が悪かったね。それじゃ、誰にも勝てないよっ!」
諏訪野・みすず(不思議系ダンサー・f00636)が、ダンスを踊るようにして空中戦を仕掛け、捨て身の連続攻撃を繰り出した。
「そ、そんな訳ねぇだろ」
「いいから、そこを退けぇ!」
「俺達は、この村の奴等を全滅させる必要があるんだ!」
人狼病戦士達がイラついた様子で、激しい咆哮を響かせた。
「おいで、ひつじさん」
次の瞬間、ミスティが【サモン・シープ】を発動させ、デフォルメ調の白羊の姿の霊を召喚し、電気や体当たりで攻撃を仕掛けていった。
「うぐ、何故だ!」
「あの咆哮を食らって、平気な奴がいるなんて……」
「ま、まだだっ! ……吠えて、吠えて、吠えまくれ!」
人狼病戦士達がギチギチと歯を鳴らし、再び激しい咆哮を響かせた。
それが衝撃波となって、猟兵達に襲い掛かった。
「僕等は負ける訳にはいかないんです!」
それと同時に、家光が【大奥の叫び(ラブ・コール)】で大奥への映像デバイスを召喚し、妻たちの応援によって武器や防具がパワーアップさせ、オーラ防御で衝撃波を防いだ。
「ば、馬鹿なっ!」
「結構、頑張って吠えたぞ?」
「もっと頑張って吠えろ! 気合が足らんのだァ!」
人狼病戦士達が両目を血走らせ、イラついた様子で歯を剥き出しにした。
「それでは、一曲捧げましょう」
次の瞬間、シホが【弾葬】聖銃二丁で奏でる葬送曲(ダンソウ・セイジュウニチョウデカナデルレクイエム)を発動させ、聖銃二丁のマシンピストル機能を起動し、人狼病戦士達の銃口を向け、楽器を奏でる様な連射を繰り出した。
「き、気合だっ!」
「こ、こんなの、かすり傷だ!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおお!」
人狼病戦士達が全身血まみれになりながら、半ばヤケになりつつ咆哮を響かせた。
「確かに、さっきよりも、威力が増したな。だが、それだけだ」
真峰が【錬成カミヤドリ】を発動させ、自らの本体を147個複製し、それを念力ですべてバラバラに操って、人狼病戦士達を斬り裂いた。
「な、何故だ……」
「確かに効いているはずなのに……」
「それなのに、何故……動けるんだっ!」
人狼病戦士達が信じられない様子で、口の中に溜まった血を吐き捨てた。
「こんなはずでは……と思っていますね」
そんな中、遙が【謎を喰らう触手の群れ】を発動させ、人狼病戦士達に疑問の感情を与え、紫の触手のかたまりを絡みつかせ、謎を喰らう触手をブチ当てた。
「ぎゃああああ!」
「しょ、しょ、触手が……うわあああ!」
「こ、これじゃ、動けねぇ! だ、誰か! 助け……!」
それと同時に、人狼病戦士達が悲鳴を上げ、謎を喰らう触手に襲われて息絶えた。
「喰らえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
その間に、みすずが【スチームエンジン】で、バールのようなものに蒸気エンジンを搭載し、人狼病戦士達を殴り飛ばしていった。
●
「うぐぐ……、こんなはずでは!」
「し、仕方ねぇ……、仲間を呼ぶぞ!」
「村人達をブチ殺すのは、その後だっ!」
それを目の当たりにした人狼病戦士達が、どんなに頑張っても素手では勝ち目がない事を悟ったのか、剣や斧を持って猟兵達のところに集まってきた。
一方、村人達は物陰に隠れながら、コソコソと移動し、少しずつ人狼病戦士達から遠ざかっていった。
「これ以上、余計な事をしないでくれるかな」
筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)が、人狼病戦士達に対して警告した。
「余計な事……だと!?」
「それは、こっちのセリフだ。余計な事をしやがって!」
「お前達さえ邪魔をしなければ、何もかも上手くいったんだ!」
人狼病戦士達がイラついた様子で、猟兵達に対して吠えた。
「本当にそうか? 例え、俺達が来なかったとしても、結果は同じだったと思うけど……」
樂文・スイ(欺瞞と忘却・f39286)が、落ち着いた様子で答えを返した。
「いや、違う! 絶対に、違う!」
「結果は、まったく別になっていた……はず」
「そ、そうだ! オ、オレ達に敗北は……ない!」
人狼病戦士達が涙目になりながら、声を震わせ言い放った。
みんな不安な気持ちを押し殺しているのか、ソワソワしているようだった。
「その割には、両足が震えているようですが……」
夜鳥・藍(宙の瞳・f32891)が、視線を落とした。
「こ、これは武者震いだ! ブルっている訳ないだろ!」
「そ、そうだ、その通り! お前達が怖くて、震えている訳がねぇだろ!」
「その証拠に、俺達はお前達に勝つ! 絶対に、な。いまから、その証拠を見せてやるぜ!」
人狼病戦士達が血に飢えたケモノの如く勢いで、猟兵達に襲い掛かった。
「そして、みちびきだしたこたえが、これなの?」
アスハ・ゾート(万物知らぬ有害なる魔女・f34478)が、動揺する事なく呪殺弾を撃ち込み、人狼病戦士達の部位を破壊していった。
「ぐえっ!」
「……ぐおっ!」
「ぎゃあああああああ!」
その攻撃を食らった人狼病戦士達が、猟兵達に触れる事さえ出来ず、次々と崩れ落ちていった。
しかし、ここで屈するわけにはいかないと思っているのか、気合と根性でプルつきながら立っていた。
「終わりにしましょう。これ以上、苦しませるつもりはありませんので……」
それに合わせて、四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)がリミッターを解除し、人狼病戦士達に咄嗟の一撃を繰り出した。
「……終わってなるものかっ!」
「こんなところで、終わる訳にはいかないんだ!」
「ここで、お前達を倒して、俺は人間に戻るんだァァァァァァ!」
人狼病戦士達が半ばヤケになりつつ、剣や斧を振り回し、猟兵達に斬りかかった。
「悪いが、お前たちと遊んでいる暇は……ない!」
その間に、久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)がイグニシオン(クロムキャバリア)に搭乗し、地形を利用してダッシュすると、人狼病戦士達を弾き飛ばしていった。
「やっぱり、俺達の武器は似合わねぇ!」
「そ、そうだな! どんな手を使っても、コイツを倒す……!」
「喰らえ、これが俺達の全力っ! うららららららァァァァァァァ!」
人狼病戦士達が色々な意味で危機感を覚え、鋭い牙や爪による超高速かつ大威力の一撃で、イグニシオンを引っ掻いた。
「SYSTEM-IGNIS起動!」
即座に、遥翔が【SYSTEM-IGNIS(システム・イグニス)】で、イグニシオンをイグニスモードに変形させ、第六感と視力を駆使した心眼で人狼病戦士達の攻撃を見切り、残像を繰り出しながら、生命力を吸収する黒焔で人狼病戦士達に連続範囲攻撃を仕掛けて焼却した。
「ば、馬鹿なっ!」
「やっぱり、武器を使った方が……」
「どっちでもいいから、とにかく倒すぞ。……やっちまえ!」
人狼病戦士達が荒々しく息を吐き、再び牙を剥き出し、襲い掛かってきた。
「……ちゅっ!」
そんな中、寧々が【アンディファインド・フューチャー・キッス】で、人狼病戦士達に敵意の感情を与え、成人した自分のようなサキュバス型UDCを召喚し、絶対服従を誓う投げキッスを飛ばして魅了した。
「ラァァァァァァブ!」
「俺たちぁ、彼女の味方だァ」
「例え、誰であろうと、指一本、触れさせねぇぜ!」
魅了された人狼病戦士達が、瞳にハートマークを浮かべ、仲間割れをし始めた。
「……って、バカッ! 俺達は味方だァ!」
その攻撃を食らった人狼病戦士達が、イラついた様子で混乱した人狼病戦士達を払い除けた。
「……せいしんってね、たいていのばあい、からだよりももろいものなんだよ?」
その隙をつくようにして、アスハが【わたしはせいしんをおかすもの(インサニティ)】を発動させ、呪詛と精神攻撃で恐怖を与えつつ、精神汚染と催眠術を組み合わせた独自の技能【邪神の狂気】を繰り出した。
「うぐ……! あ、頭がァァ……」
「こりゃ、仲間割れをしている場合じゃねえぞ!」
「とにかく、戦わねぇと、俺達に未来は……ねえぞ!」
人狼病戦士達が頭を抱えながら、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
だが、思うように身体が動かず、今にも吐きそうになっていた。
「そんな状況で戦えるのか?」
トオルが【オルタナティブ・ダブル】を発動させ、もうひとりの自分と連携を取って、人狼病戦士達が不意打ちを仕掛け、生命力を吸収していった。
「ぐ、ぐ、ぐわああ……」
「よ、余計な真似をしやがって」
「こうなったら、アレをやるぞ! ……やるしかねぇ!」
人狼病戦士達が両目を血走らせ、利き腕を狼の頭部に変形させた。
だが、それは自らの命を削る危険な行為。
最悪、身も心も人狼と化して、理性を失ってしまうため、彼らにとっても最終手段と言えた。
「だいぶ後がないようだな? それじゃ、楽しもうか!」
スイが【九死殺戮刃(アサシノフィリア)】で左眼を輝かせ、すべての暗器の攻撃回数が9倍にした後、人狼病戦士達の脳天めがけて狙い撃った。
「ぐわっ!」
「ぐえっ……!」
「うぐぐ、まだだっ!」
人狼病戦士達が全身血まみれになりながら、狼化した利き腕で殴り掛かった。
しかし、心の中に生まれたケモノが徐々に大きくなりつつあるため、理性で抑える事が出来なくなった。
そのため、人狼病戦士達の中には、傷つく事も恐れず突っ込み、自滅する者もいた。
「響けぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえ!」
次の瞬間、藍が【雷鳴(ブロンテス)】で自らの神器を149個複製し、念力でバラバラに操って人狼病戦士達の身体を斬り裂いた。
●
「はあはあ……、どうして、こうなった! ……畜生! なんで、こんな事に……。あれだけいた仲間が、ここまで減ってしまうとは……。やはり、時間がないと言う事か。こんな時に、邪魔さえ入らなければ……ぐぬぬ!」
人狼病戦士のリーダーが、悔しそうに歯を鳴らした。
病状が悪化している状況で、苦戦を強いられているため、ストレスが溜まっているようである。
「……実力の差よ」
仇死原・アンナ(処刑人、地獄の炎の花嫁、焔の騎士・f09978)が、アサエモン・サーベル(妖刀)で、人狼病戦士達を斬り捨てた。
「実力の差……だと!? ふざけるなっ! 俺達が弱いって言いたいのか! そんなわけがないだろうが! みんな全力で戦っているんだぞ! 誰ひとりとして、手を抜いていない!」
人狼病戦士のリーダーがイラついた様子で仲間達を引き連れ、猟兵達に斬りかかっていった。
「まあ、そういう事だな。だからと言って、別に落ち込む必要はねぇ。それだけオレ達の方が、戦いなれているって事だからな」
それに合わせて、レイ・エインシェント(ドラゴンプロトコルの重戦士(ヘビーウェイト)・f42605)がエンジンブレイドを振るい、人狼病戦士達が持っていた剣を弾いた。
「ば、馬鹿にしやがって! 俺達を雑魚扱いして、タダで済むと思うなよっ!」
人狼病戦士のリーダーが、こめかみを激しくピクつかせ、足元に落ちていた剣を拾い上げた。
「それは、こっちのセリフよ。何の罪もない村の人達を殺そうとしていたんだから……。そんな事、許される訳がないのに……」
仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)が、人狼病戦士のリーダーに対して言い放った。
「……仕方がねぇだろうが! そうしなきゃ、元に戻れなくなっちまうんだから! そのための尊い犠牲になってもらうだけだ!」
人狼病戦士のリーダーがムッとした様子で、舌舐めずりをした。
「それじゃ、あなた達が村人達のため、犠牲になってもらおうか」
太目・乃子(サキュバスの欠食児童・f40815)が限界突破した後、人狼病戦士達に連続攻撃を繰り出した。
「……断る! なんで、こんなムシケラ共のために、命を捨てなきゃならんのだァ!」
人狼病戦士のリーダーが両目をカッと見開き、剣を振り上げて襲い掛かってきた。
「でも、拒否権はないよ♪ 村の人達にも、同じ事をしようとしていたんだから、覚悟してね★」
クローネ・マックローネ(快楽至上主義な死霊術士・f05148)が、人狼病戦士のリーダーを見つめてニコッと笑い、オーラ防御を展開しながら、カウンターで連続攻撃を仕掛け、生命力だけでなく魔力も吸い取った。
「ぐぬっ! 生命力だけでなく、魔力まで……。よくも、よくも、よくも! 俺は元に戻りたいだけなのに……!」
人狼病戦士のリーダーが牙を剥き出し、再び襲い掛かってきた。
「だからと言って、村人達を殺していい理由にはならないよ。例え、脅されていたとしても、ね」
ヴィリヤ・カヤラ(甘味日和・f02681)が、高速詠唱で全力魔法を発動させ、人狼病戦士達にブチ当てた。
「うぐ……、ぐぐぐ……確かに、な。だが、謝罪はしない。する必要もない。する価値もない!」
人狼病戦士のリーダーが傷ついた身体を庇いながら、吐き捨てるようにして言い放った。
「だったら、私も謝らないよ?」
ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)が、オーラ防御を展開しながら、人狼病戦士達に空中戦を仕掛け、属性攻撃を繰り出した。
「ぐ、ぐぐ、ぐぬぅ……、それで、構わん! 俺も容赦をする気はないからなっ! お前達を殺して、村人達に絶望を与えてやるゥ!」
人狼病戦士のリーダーが牙を剥き出し、猟兵達に襲い掛かってきた。
「……本当に何も分かっていないようだね」
赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)が第六感を駆使して、噛みつき攻撃を見切り、近くにいた人狼病戦士を盾代わりにしながら、誘導弾を撃ち込んだ。
「ぐ、ぐぐ、ぐぐぐ……、分かっていないのは、お前達の方だ! こんな事をして……余計な真似を!」
人狼病戦士のリーダーが両目を血走らせ、怒り狂った様子で咆哮を響かせ、猟兵達に無差別攻撃を仕掛けた。
「炎よ熱き刃となって射抜け」
その邪魔をするようにして、ヴィリヤが【燐火(リンカ)】を発動させ、青い炎の刃を685本放って、人狼病戦士の身体を炎に包んだ。
それが結果的に盾代わりとなって、人狼病戦士のリーダーが放った衝撃波を防いだ。
「ぐ、ぐぐぐ、馬鹿な!」
人狼病戦士のリーダーが血反吐を吐きながら、虚ろな表情を浮かべて、もう片方の腕も狼の頭に変化させた。
「それで、どうするつもり?」
乃子が人狼病戦士のリーダーに問いかけながら、【ウェポンクラフト】を発動させ、実物を模したライフルと弾薬、コンバットナイフの偽物を作り、狼と化した腕を撃ち抜いた。
「う、う、腕がああああああああああ!」
その痛みで悲鳴を上げながら、人狼病戦士のリーダーが激しく声を震わせた。
「腕だけでは済まないけどね」
緋色が人狼病戦士のリーダーに狙いを定め、【スカイステッパー】で空中を蹴って飛び上がり、勢いをつけて頭を踏みつけた。
「ふ、ふざけやがって!」
人狼病戦士のリーダーがイラついた様子で、狼の頭と化した利き腕を振り回した。
「そんな事を無駄だから……」
ティティスが【アフロディーテ・フューチャーサイト】を発動させ、まるで1分先の未来を見てきたかのように、人狼病戦士のリーダーの攻撃を避けていった。
「な、何故だっ! 未来でも見えるのか、ふざけやがって!」
人狼病戦士のリーダーが地面を蹴りつけ、猟兵達に食らいつこうとした。
それに合わせて、人狼病戦士達が鋭い爪と牙で、猟兵達に襲い掛かった。
「そういう割に、攻撃が単純なんだよね」
レイが【タンク・オブ・スティール】で装備の重量ペナルティを無視した後、全装備の威力と防御力が強化し、人狼病戦士達の攻撃を防いだ。
「ぐぬぬ、馬鹿なっ! 俺達の全力を防ぐとは……。みんな揃って化け物か!?」
人狼病戦士のリーダーが、信じられない様子で、激しく目を泳がせた。
「し、失礼ね! 化け物なのは、そっちでしょ!」
衣吹が【黒影剣】を発動させ、自分自身を闇のオーラで覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にしつつ、人狼病戦士達の生命力を奪っていった。
「ふふ、『蝋固めこそ至高』? ビルシャナちゃん……イイ事言うね♪ よぅし、クローネちゃんも蝋固めを楽しんじゃおっと★」
そんな中、クローネが【クローネちゃんの蝋の雨★(ブラック・ビルシャナ・ワックス・レイン)】を発動させ、黒羽のビルシャナを召喚して蝋の雨を放ち、人狼病戦士達を硬化した蝋に包み込んだ。
「うぐ、このままでは……!」
人狼病戦士のリーダーが、まったく身動きが取れない状態のまま、ギチギチと歯を鳴らした。
「これで終わりにしましょう。すべて消し炭にしてあげるから……」
次の瞬間、アンナが【ゲヘナ・フレイム】で、全身を切り裂いて、地獄の炎を噴出させて、敵を絶対に仕留めるという覚悟と殺意で戦闘力を飛躍的に増強させ、飛翔しながらアサエモン・サーベルで、人狼病戦士のリーダーの首を刎ねた。
「あが……ごごご……」
そのため、人狼病戦士のリーダーは悲鳴を上げる事さえ出来ず、血溜まりの中に突っ伏すのであった。
成功
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第2章 ボス戦
『『人狼博士』ルー・ガルー』
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POW : ムーン・ハウリング
【一時的に人狼病を発症させる、不気味な咆哮】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD : モンスター・ウルフ
【ミスリル銀製の実験用メスや鋏】が命中した敵から剥ぎ取った部位を喰らう事で、敵の弱点に対応した形状の【強化型巨大狼形態】に変身する。
WIZ : ワーウルフ・エクスペリメント
レベル×1体の【正気と理性を喪った実験用人狼】を召喚する。[正気と理性を喪った実験用人狼]は【ユーベルコード】を弾く毛皮で覆われ、【狼】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
イラスト:ぽにカス
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「灯火・紅咲」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ヴィリヤ・カヤラ(サポート)
次に繋げる場合にできる限り有利になるように頑張るね!
武器は月輪や他の武器も状況次第で使っていくね。
攻撃を受けたらカウンターで月輪を使ったりしてみるよ。
連携時はタイミングを合わせて、
危ない時にはフォローに入れるように気をつけておくね。
赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可
合わせ等も自由にどうぞ
藤堂・こずゑ(サポート)
あまり見た目妖狐っぽくないけど、妖狐なの
右目を何とか見せない、見ない様に生きてるわ
妖狐な部分は出したくないから…
依頼に拘りは無いわ
誰とでも連携し、どんなのでも遂行してみせるわよ
日常パートはアンニュイな感じでクールに過ごすわ
一応喜怒哀楽はあるつもり
戦闘パートは古流剣術で挑むけど…
流派は忘れちゃった
マイナーだから廃れちゃったみたい
振るう刀は宵桜(ヨイザクラ)ね
可愛いでしょ
大気の流れを読んで攻撃したり避けたり、後の先を得意とするわ
UCはどれでも使用し、攻撃するUCばかりだけど…
他の猟兵との連携などで避けて敵を引き付ける必要がある時は『流水の動き』を使ってね
後はマスター様にお任せするわ
宜しくね
●
「やれやれ、どいつもこいつも使えねぇな、オイ。せめて、もう少し時間を稼いでくれると助かったんだが……。まあ、いいか。元から使えねえ奴等だったんだから、この程度が限界か」
『人狼博士』ルー・ガルーが、イラついた様子で愚痴をこぼした。
人狼病戦士達は猟兵達に致命的なダメージすら与える事が出来ずに全滅。
そんな状況で、猟兵達と戦う事になったため、すべての怒りをぶつけるつもりでいるようだ。
「随分と腹を立てているようだけど、それって八つ当たりだよね?」
ヴィリヤ・カヤラ(甘味日和・f02681)が、嫌悪感をあらわにした。
そもそも、『人狼博士』ルー・ガルーとは、初対面。
それなのに、怒りの矛先を向けられているのだから、たまったモノではなかった。
「八つ当たり? ……違うな、お前達が悪い! 絶対に、悪い。そもそも、こうなったのも、お前達のせいだ! それが原因で、あいつらがやられた。お前達が邪魔をせず、見て見ぬフリをしていれば、何事もなく無事に済んだものを……。それを邪魔したのは誰だ? ……お前達じゃないか! だったら、その責任を取るべきだと思わないか?」
『人狼博士』ルー・ガルーが、殺気だった様子で吠えた。
そう理由づける事で、自分を納得させているのか、考えを改めるつもりもないようである。
「うん、思わない。……と言うか、そもそも、この場所を襲わなければ、良かっただけだよね?」
赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)が、躊躇う事なく答えを返した。
「いや、まあ……それは、それ! これは、これだ! とにかく、お前らが悪い! お前達こそ、絶対的な……悪だ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが鼻息を荒くさせ、激しく目を泳がせた。
危うく、納得してしまいそうになったのか、必死に猟兵達を悪者にしようとしているようだ。
「絶対的な悪って……」
藤堂・こずゑ(一閃・f23510)が、呆れた様子で溜息を洩らした。
「……その通りだ! お前達こそ、絶対悪! この世に存在してはならない存在だ! そろそろ、自覚したら、どうだ?」
『人狼博士』ルー・ガルーがミスリル銀製の実験用メスや鋏で、猟兵達に肉を剥ぎ取った。
それを喰らう事で強化型巨大狼形態に変身し、グルルッと唸り声を響かせて飛びかかった。
「……何を言っても無駄のようね」
それに合わせて、こずゑが【流水の動き(リュウスイノウゴキ)】で、物体が動く時の大気の流れを読み取り、『人狼博士』ルー・ガルーの攻撃を回避した。
「な、な、なんだと!? あ、あの攻撃を避けられる訳が……。う、嘘だ! こんな事……ありえない!」
『人狼博士』ルー・ガルーが信じられない様子で、激しく声を震わせた。
だが、いくら現実を否定しても、何かが変わる事はない。
自分の中で、そうだと思い込んでいても、変えようのない現実であった。
「一体……、どこを見ているの。私は、ここだよ?」
そこに追い打ちをかけるようにして、ヴィリヤが装備品を指で弾く事で高速戦闘モードに変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大させ、宵闇(黒剣)で連続攻撃を繰り出した。
「うぐ、ぐぐぐっ! ここで負ける訳には……いかんのだあああああああああああああああああああああああ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが牙を剥き出し、半ばヤケになって突っ込んできた。
「ひっさーつ!」
それを迎え撃つようにして、緋色が【フルオートバースト】を発動させ、連射を重視したガトリングから属性弾を放ち、『人狼博士』ルー・ガルーを牽制するのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎
アレクサンドラ・ヒュンディン(サポート)
人狼の力持ち×ミュータントヒーローです
普段の口調は「私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」、気にいったら「私、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?」
性格は内気で人と目を合わせるのが苦手ですが、人嫌いなわけではなく事件解決には積極的です
戦闘スタイルは力任せで、ダメージはライフで受けるタイプです
日常や冒険の場合、食べ物があるとやる気が増します
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
紫洲川・珠璃(サポート)
キャラの雰囲気は落ち着いたお姉さんの感じです
口数はどちらかというと少なく物静か
戦闘は果敢に攻め入り、
足は止めず常に動き回り、奇策より正攻法を好みます
武器は主に一振りの刀(虚鐵)を両手持ちで使い、たまに脇差として所持している二本目を抜きます
ボスのような大物相手ではまず相手の機動力を削いでから有効打を狙いにかかるので特に序盤は機動部位(主に足)を手数を多くして攻撃し、
中~終盤は基幹部位(頭や胴体など)を高威力の一撃で狙います
ユーベルコードは以下の順で制御しやすい(と彼女が思っている)ので利用しますが、
状況に応じて適切なものを利用します
【使いやすい】⇔【使いづらい】
炎狐=妖剣解放<黒狐召喚<神狐召喚
佐藤・和鏡子(サポート)
佐藤和鏡子、15歳。
看護用モデルのミレナリィドールです。
服装はスクール水着の上にセーラー服の上着を着て看護帽を被っています。
銀色の髪と紫色の瞳に白い肌が特徴です。
看護用モデルらしく温和な心優しい性格で困っている人に積極的に手助けします。
(看護兵×ハイウェイスターなので医療技術と運転技術に特に強いです)
戦闘では回復や援護など防御的な立ち回りをします。
ユーベルコードは状況に応じて使用します。
描写におけるタブーは一切ありませんので、NPC・フリー素材感覚で自由に使い倒して頂いて大丈夫です。
エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなきゃいけない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!
☆
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
佐々・星乃華(サポート)
人間の星のエアライダー×除霊建築士、12歳のボーイッシュな女の子です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
冷泉院・卯月(サポート)
勿論お仕事は大事ですけどぉ、折角なら珍しい物や新しい物も見つけたいですよねぇ~。
あ、ご一緒される方がいらっしゃればぁ、一緒に頑張りましょうねぇ~。
あまり戦闘は得意ではないですけどぉ、ぶちくんとたれちゃんの力も借りてぇ、頑張っちゃいますよぉ~。
遠距離なら二人に短杖になってもらって魔法弾を撃ったりぃ、
接近戦なら二人で力を合わせて杵になってもらって頑張っちゃいますぅ~。
パラドクスは状況に応じて臨機応変に使いましょうかぁ~。
戦闘以外なら運転なんかも得意なのでぇ、何処へでもお届けしちゃいますよぉ~。
道中も楽しいことが見つかるといいですよねぇ~。
小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。
◆性格・人柄
敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい女性。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み、愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。
また敬虔な聖職者故、邪教徒や魔女に寛容さが無く、苛烈な面も持ちます。
既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。
◆戦闘
ユーベルコードは指定したもので臨機応変に。
基本は後衛の魔法職。
・範囲魔法(神罰)
・回復(コルセオ)
・拘束(光の鎖)
・人手が必要な作業(戦場のハレム) 等
ハル・エーヴィヒカイト(サポート)
▼心情
手の届く範囲であれば助けになろう
悪逆には刃を振り下ろそう
▼戦闘
殺界を起点とした[結界術]により戦場に自身の領域を作り出し
内包された無数の刀剣を[念動力]で操り[乱れ撃ち]斬り刻む戦闘スタイル
敵からの攻撃は[気配感知]と[心眼]により[見切り]
[霊的防護]を備えた刀剣で[受け流し]、[カウンター]を叩き込む
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称『わたし』『麗ちゃん』
どんなシリアスでも一度はネタをやりたいのだ!ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ等何でもよい。状況が悪化する行為はやらない(変態的衝動時等必要な場合を除く)
超シリアスのためギャグ絶対ダメというならシリアスオンリーもできなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)
一応根は武人なので強敵相手の戦いには心昂る一面もある。ユーベルコードによってはそうならない場合もあるが。
ユーベルコードが
近接系:何も考えず正面から真っ向勝負挑む
遠距離系:射程距離ギリギリから一方的に攻撃狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に
ネッド・アロナックス(サポート)
めずらしい そざいはある?
なければ じょうほうを しいれて かえろうかな!
(※セリフはひらがな+カタカナ+空白で話します)
探し物や調べ物は楽しくて得意だよ
"くらげほうき"や"ゆきソリ"で空を飛んだり泳いだりしてヒトや物も運ぶよ
戦闘はサポートに回ることが多いかな
手強い敵は基本隠れながら隙を作って逃げる!
"クリーピングコイン"で物をひっかけて飛ばしたり
"しろくじら"の歌で余所見をさせたりね
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
よろしくおねがいします!
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
杉崎・まなみ(サポート)
まなみは正当派後衛職のヒロインタイプです
聖職者教育を受講中の学生ですが、特に依頼に縛りは無く、どのような依頼も受けられます
但し人並みに気持ち悪いモノ、怖いもの等は苦手で遭遇した際は多少なりとも嫌がる仕草が欲しいです
甘いモノ、可愛いモノが好きで少し天然な所があります
初対面の人でもあまり物怖じせず、状況を理解して連携を取る動きが出来ます
シリアス2~3:ギャグ7~8割くらいのノリが好みです
ただシリアスもやれますよー
UCは状況に応じて、MS様が好きなのを使ってください
その他、細かい部分はMS様にお任せします
アスハ・ゾート(サポート)
…ラスボスの魔女×UDCエージェント、28歳の女だよ。
…普段の口調は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」。
…時々「神のような(私、あなた、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」だね。
…普段の口調の時は全ての台詞をひらがな表記にしてね。
…基本的に眠たげ。
…敵が攻撃してきたとしてもどうでも良さげに振舞うよ。
…他者には見えないナニカが認識できていて、会話する時もあるね。
…ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するね。他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
…絡みOK、NGなし。
…後はおまかせするよ。よろしくおねがいするね。
ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。
口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。
食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆
※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。
納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから10年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!
あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ
商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします
●
「はあはあ……、まさか、この程度の奴らで、苦戦を強いられてしまうとは……。だが、まだ負けた訳ではない。お前達を倒す策など、いくらでもあるからなっ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが苛立ちを隠せない様子で、怪しげなドリンクを一気に飲み干した。
それと同時に全身の筋肉が隆起し、濃厚なケモノのニオイが辺りに漂った。
「ちょっと臭いが……」
佐々・星乃華(願われ流れ星・f40952)が、ドン引きした様子で後退した。
例えるなら、生ゴミと、汚物を混ぜて、濃厚な部分だけを抽出した感じのニオイ。
「何が言いたい。これほど芳醇なニオイは、滅多に嗅げないというのに……。やはり、お前達とは分かり合えないようだな」
『人狼博士』ルー・ガルーが、やれやれと言わんばかりに、深い溜息を洩らした。
だが、その臭いと混ざって、『人狼博士』ルー・ガルーの身体からスパイシーな香辛料のニオイが漂ってきたため、心に見えない壁が出来た。
「ま、まあ……、敵同士ですからね」
アレクサンドラ・ヒュンディン(狗孤鈍狼・f25572)が、乾いた笑いを響かせた。
「敵同士であっても、分かり合えるはずだ。まあ、お前達は、その可能性すらないようだが……。このニオイを好む者であれば、こんな事にはならなかったものを……!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、ブツブツと愚痴をこぼした。
どうやら、『人狼博士』ルー・ガルー的には、フェロモンと同じらしく、信じられない様子である。
「それは違うと思うよ? キミが手下を使って罪のない人達を襲った時点で、倒すべき対象になっていたから……」
エジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)が、攻撃を仕掛ける間合いを取った。
「ハハハハハッ、確かに、その通りだ。まさか、そんな事で、怒り狂うとは夢にも思わなかったけどな。だって、そうだろ? 放っておいても、死ぬような奴らだ。だったら、いま殺したところで、同じだろ? それなのに、お前等は余計な事ばかりしやがって!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、恨めしそうに吐き捨てた。
「余計な事……ですか」
紫洲川・珠璃(夜を追う者・f00262)が信じられない様子で、『人狼博士』ルー・ガルーに視線を送った。
おそらく、それが本心。
この様子では、罪悪感のカケラすら、ないのだろう。
『人狼博士』ルー・ガルーを見る限り、人の命は虫より軽いといった感じであった。
「……その通りだ! これは、いわば大掃除! 世の中にとって、不要なモノを消し去っているのだから、感謝される事があっても、恨まれる事はない!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、キッパリと言い放った。
まるで自分こそが正義であると思い込んでいるのか、その言葉に微塵も迷いはない。
「うゆ……あら、あららら……、ひょっとして、また眠っていたのでしょうか? 先程まで起きていたはずなのですが……」
そんな中、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)が、ぴょこっと飛び起きた。
だが、眠い。
シャレにならないほど、眠い。
瞬きしただけでも、激しい睡魔が襲ってくる。
それでも、寝る訳にはいかない。
少なくとも、戦いが終わるまでは……。
「ま、まさか、今まで寝ていたのか? ……呆れた奴め。ならば、まずはお前から命を奪ってやる!」
『人狼博士』ルー・ガルーが両目をカッと見開き、八つ当たり気味に誘導弾を撃ち込んだ。
「そんな事はさせません!」
それと同時に、佐藤・和鏡子(リトルナース・f12005)が覚悟を決め、捨て身の一撃を繰り出し、誘導弾を木っ端微塵に破壊した。
「力技で……破壊しただとぉ!?」
『人狼博士』ルー・ガルーが唖然とした様子で、アングリと口を開けた。
一瞬、何が起こったのか分からなかったらしく、頭の中で必死に状況を整理しているようだった。
その結果、猟兵……ヤバイと言う結論に至った。
「まだまだ、こんなもんじゃありませんよぉ~」
それに合わせて、冷泉院・卯月(壱七八あーる・f40880)が先制攻撃を仕掛け、玄亀童(大太刀)を振り下ろした。
「のわっ! 油断も隙もないな、本当に……。だが、こちらも、やられてばかりという訳にもいかないんでなっ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが牙を剥き出し、連続範囲攻撃を繰り出した。
それが衝撃波となって、猟兵達に襲い掛かった。
「どうやら、お困りのようですね。……助けに来ましたよ」
すぐさま、小宮・あき(人間の聖者・f03848)が弾幕を張り、次々と飛んできた衝撃波を防いだ。
「よ、余計な真似を……! やはり、お前達だけは放っておくわけにはいかない。一人残らず滅ぼしてやる!」
『人狼博士』ルー・ガルーがミスリル銀製の実験用メスや鋏で、再び猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
「仕方がありませんねぇ~。こちらも容赦はしませんよぉ~」
それと同時に、卯月が【ライオンライド】で黄金のライオンを召喚して騎乗する事で、互いの戦闘力を強化し、生命力を共有しつつ、『人狼博士』ルー・ガルーに体当たりを繰り出した。
「ぬおっ!」
その一撃を食らった『人狼博士』ルー・ガルーがバランスを崩し、ドシンと尻餅をついた。
咄嗟に立ち上がろうとしたものの、身体が言う事を聞かず、再びドシンと尻餅をついた。
「行こう、ピーちゃん!」
そこに追い打ちをかけるようにして、あきが【空の散歩(テイク・オフ)】で青い鳥を召喚し、勢いよく飛び乗って、『人狼博士』ルー・ガルーに体当たりを仕掛けた。
「のわああああああああああああああ!」
その拍子に、『人狼博士』ルー・ガルーの身体が宙を舞い、為す術もなく地面にドスッと落下した。
幸か不幸か、命に別状はなかったものの、一歩間違えば、お陀仏手前。
そのため、全身から滝のような汗が流れており、全身の毛が逆立っていた。
「さっきまでの威勢は、何処に行ったんですかっ!」
それに合わせて、アレクサンドラが【ビーストクラッシュ】で腕を獣爪化して引っ掻き、『人狼博士』ルー・ガルーにダメージと止血不能の状態異常を与えた。
「ひ、ひいっ! 血、血が止まらんっ! これは一体、どういう事だ。一体、何が起こってやがる!」
その途端、『人狼博士』ルー・ガルーが傷口を押さえ、涙目になりながら後退した。
それでも、まったく血が止まらなかったため、ギチギチと歯を鳴らしながら、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
「タイヤが暖まるまで少し待ってくださいね」
その間に、和鏡子が【予熱(バーンナウト)】を発動させ、煙が出るまでタイヤを空転させて暖め、戦闘力を増強した後、捨て身の重量攻撃を仕掛けた。
「うごっ!」
続けざまに攻撃を食らった事で、『人狼博士』ルー・ガルーは受け身を取る事さえ出来ず、地面にドカッとめり込んだ。
「ふ、ふ、ふざけやがってぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが両目を血走らせながら、一時的に人狼病を発症させ、不気味な咆哮を響かせた。
それが衝撃波となって、猟兵達に襲い掛かり、容赦なく身体を傷つけた。
「我、此処に喚び現したるは、神威の一片!今一時なれど、其の力、我が身に宿さん!!」
そんな中、珠璃が【神狐召喚(シンコショウカン)】で白銀に輝く狐に変身し、爪牙と銀の狐火で『人狼博士』ルー・ガルーを攻撃した。
「うぐ、ぐぐぐっ! まさか、恐怖心をどこかに置いてきたのか? 何故、恐れない。普通なら、恐怖で動く事が出来ないはずなのに……!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、信じられない様子で悪態をついた。
先程の攻撃で、確実にダメージを与えたはずだが、猟兵達はまったく怯んでいなかった。
「そりゃ、仲間を信じているからねっ!」
その間に、星乃華が【スターライト・エアリアル】を発動させ、極めて柔らかくジャンプ台に使用できるティンクルスターを10個召喚した。
「そんな事をして、何の意味があるっ! 無意味、無意味、無駄、無駄、無駄ァ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、吐き捨てるようにして、猟兵達に悪態をついた。
「それは、どうかなっ!」
即座に、エジィルビーナが【ステイシス】を発動させ、アイスレイピアのひとつを永遠物質に変え、『人狼博士』ルー・ガルーの身体を貫いた。
「うが……ががが……、こ、こんな事で……この程度で……やられる訳……には……」
『人狼博士』ルー・ガルーが血の泡を吐きながら、激しく目を泳がせた。
危うく、あの世に旅立ちそうになったものの、気合と根性で何とか踏み止まった。
それでも、ダメージまでは無効化できなかったため、今にも倒れそうな勢いでフラついた。
「んゅ……皆さんもぉ~、ゆっくりしましょう~……」
そんな中、眠斗が【安らぎの雪だるまさん(ネテルマニユキダルマサンガヤッテクレマシタ)】で、自身の健やかな安眠によって、安らぎのひと時を与える雪だるまの妖精さんを発生させ、仲間達の傷を回復するのであった。
●
「ば、ば、馬鹿にしやがって! 許さねぇぞ、絶対に。さっきから調子に乗りやがって! だが、まだだっ! まだ終わらん! 終わらせるわけにはいかんのだ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが荒々しく息を吐きながら、両目を血走らせてリミッターを解除した。
その影響で、先程よりも殺気が膨らんでおり、狂暴性が増しているようだった。
「それで、本気か? まさか、まだ力を残しているとか、言わないよな?」
ハル・エーヴィヒカイト(閃花の剣聖・f40781)が境界剣"久クオン遠"を握り締め、『人狼博士』ルー・ガルーをジロリと睨みつけた。
「クク、フハハハハッ! さて、どうだろうなっ! もう一度くらい変身を残しているから知れねぇぞ、ヒィッ、ヒィッ、ヒィッ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、不気味な笑い声を響かせた。
実際に、もう一度変身を残しているのか分からないが、とにかく自信に満ち溢れているようだ。
「フッフッフッフッ……実は、わたしも、まだ変顔を残しているのだ!」
大豪傑・麗刃(25歳児・f01156)がドヤ顔で、不気味な笑い声を響かせた。
「この状況で、そんなフザけた事を言うとは……。随分と馬鹿にされたモノだな。だが、そうやっていられるのも、いまのうち……。必ず、後悔するぞ、必ず、な!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、こめかみを激しくピクつかせ、拳をブルブルと震わせた。
しかし、麗刃は変顔を繰り出しながら、『人狼博士』ルー・ガルーの感情を逆撫でした。
「とりあえず そざいを もらっておくね? べつに いいよね? いっぱいあるし」
そんな中、ネッド・アロナックス(ガムゴム人の冒険商人・f41694)が、『人狼博士』ルー・ガルーから薬瓶を奪っていった。
「こ、こら、それは大切なドーピング薬だ! それを奪われたら、へ、変身できなくなってしまう! た、頼むから、返してくれ!」
その事に気づいた『人狼博士』ルー・ガルーが、慌てた様子でネッドの後を追いかけた。
だが、ネッドの逃げ後は速く、追いつく事が出来なかった。
「つまり、その薬さえなければ、これ以上強くなる事もないんですね」
シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、『人狼博士』ルー・ガルーの行く手を阻んだ。
「そ、それは……その……違うと言えば違うし、合っていると言えば、合っている……って、何を言わせるんだ、この野郎! とにかく、それは大切なモノなんだ! だから、返せ! ……理由は聞くな!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、イラついた様子で何度も地面を踏みつけた。
「それって、答えているのと同じですよ?」
杉崎・まなみ(村娘・f00136)が、気まずい様子で汗を流した。
「し、しまった! ついウッカリ余計な事を言ってしまった。ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ! どうする? どうすればいい! このままじゃ、薬を取り返す事が出来ず、破壊されてしまう! ああ、あああああ……」
『人狼博士』ルー・ガルーが、頭を抱えて悲鳴を上げた。
しかし、いまさら否定は出来ない。
その言葉を発してしまった以上、なかった事には出来なかった。
「……まさか、おじけづいたの? まあ……、どうでも、いいことなんだけど……。それよりも、はやくおわらせましょう?」
アスハ・ゾート(万物知らぬ有害なる魔女・f34478)が眠そうにしながら、ふわあ……とアクビをした。
本音を言えば、このまま眠ってしまいたいところだが、戦いの途中であるため我慢しているようである。
「あ、ああ、そうだな。いますぐ終わらせよう。面倒な事になる前に……!」
『人狼博士』ルー・ガルーが牙を剥き出しにしながら、ネッドが持っている薬瓶に狙いを定めた。
だが、届かない。
ここからでは、届かない。
それでも、頭の中で考える。
どうすれば、薬瓶を取り返す事が出来るか、と。
「う……、なんだか、これ……美味しくないにゃ」
そのドサクサに紛れて、ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が、怪しげな薬をグイッと飲み干した。
途端に広がったのは、下水のニオイ。
美味しい、美味しくないではない。
ハッキリ言って、論外。
飲み物として認める事が出来ないほど、マズかった。
「き、貴様、勝手に飲んだな? とっておきの飛躍を、何の躊躇いもなくゴックンと……! これを作るのに、どれだけの犠牲を払ったのか分かるか? ……分からんだろうな、その様子では……! また同じものを作るのに、半年……いや、一年以上、掛かってしまう!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、困った様子で頭を抱えた。
一応、レシピは覚えている。
完璧とは言えないが……。
「それなら、新しい薬を作る前に、ズンバラリンと斬り刻んで差し上げますわ」
そんな中、納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が、勇者の剣で『人狼博士』ルー・ガルーに斬りかかった。
「う、ぐぐぐ、またレシピを思い出している途中なのに! ウッカリ忘れてしまったら、どうするつもりだ!」
即座に、『人狼博士』ルー・ガルーが、オーラ防御を展開した。
こんな事なら、レシピをメモっておけばよかったと思ったものの、まったくの偶然。
ある意味、奇跡に等しかった。
そのため、レシピを書く暇さえなかった。
「……ZZZZ……ZZ……」
そんな中、アスハが【わたしはだみんをむさぼるもの(スリープ)】を発動させ、全身を安眠用絶対無敵形態に変えた。
「……って、勝手に寝るんじゃねええええええええええええ!」
その事に気づいた『人狼博士』ルー・ガルーが、一時的に人狼病を発症させる、不気味な咆哮を放った。
「こ、これは、まさか……アタシを人狼にするつもりですの!? だったら、甘いですわね。これで終わらせますわ!」
それと同時に、ピンチンが【ブレイブソード】を発動させ、勇者の剣から光の斬撃を放って、『人狼博士』ルー・ガルーの身体を斬り裂いた。
「うが……、がががァァァァ! こんな時、薬さえあれば……」
『人狼博士』ルー・ガルーがフラつきながら、今にも倒れそうになった。
「……地の神よ、かの物を慈愛で導いてください……」
それに合わせて、まなみが【神の悪戯(カミノイタズラ)】を発動させ、『人狼博士』ルー・ガルーが倒れた場所の土をブーブークッションに変えた。
途端に、ブーッと豪快な音が響き、『人狼博士』ルー・ガルーが、恥ずかしさのあまり声を震わせた。
「何の真似だ、これは! こんな、ふざけた真似をしやがって! 馬鹿にしたいのか! だったら、二度と笑えなくしてやる!」
『人狼博士』ルー・ガルーが怒り狂った様子で、八つ当たり気味に衝撃波を飛ばしてきた。
「きらきらシホシホ・エーデルワイス☆ かわいい妖狐さんになぁーれ……」
それに合わせて、シホが【狐心】妖狐転身符(フォックステイル・エヴォリュート)で妖狐に変身し、ファックスファイアを放って衝撃波を破壊していった。
「まだだっ! これからが本番だ! フヒ、ヒヒ、フヒハッ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが不気味な笑い声を響かせ、正気と理性を喪った実験用人狼の群れを召喚した。
実験用人狼の群れは激しく唸り声を響かせ、連携を取りながら次々と猟兵達に襲い掛かった。
「そんな悪いコトするなら、こっちはこのお菓子で守っちゃうのにゃ!!」
すぐさま、ミーヤが【お菓子でガードなのにゃ!(オカシデガードナノニャ)】を発動させ、ガジェットから大量の美味しいお菓子を放出し、実験用人狼の攻撃を防いだ。
「ハハハハハッ! 無駄だ、無駄! やれ、やれ、やっちまえ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが高笑いを響かせ、実験用人狼の群れを嗾けた。
「いまのうちに これを のんで」
その間に、ネッドが【こだわりのお水(オーポターブル・スペシャリテ)】を発動させ、おいしいみずを仲間達に飲ませ、優しい爽気で包んで24時間の自動回復能力と狼耐性を付与した。
「また余計な真似を! だが、実験用人狼達は、まだいるぞ!」
『人狼博士』ルー・ガルーが勝ち誇った様子で、再び実験用人狼の群れを嗾けた。
実験用人狼の群れは殺気立った様子で、躊躇う事なく猟兵達に襲い掛かってきた。
「きみに是非とも会いたいという人がいるのだ」
そんな中、麗刃が【誰にでも苦手なものはある(ダレニデモニガテナモノハアル)】を発動させ、超絶セクシーな人狼のメスの複製を召喚した。
「!」
次の瞬間、実験用人狼の群れが瞳にハートマークを浮かべ、超絶セクシーな人狼のメスの複製を追いかけた。
「な、な、なんだと!? 信じられん! まさか、そんな手を使うとは……!」
『人狼博士』ルー・ガルーが、アングリと口を開けた。
「これで……終わりだ」
それと同時に、ハルが【境界・白翼千華(キョウカイ・ハクヨクセンカ)】を発動させ、内なる世界より広げた結界領域から、姉より受け継いだ燕の翼のような無数の白刃を放ち、『人狼博士』ルー・ガルー達の武装、乗機、戦うための力と意思だけを攻撃して無力化するのであった。
成功
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