ハロウィンコスプレ大作戦!! ~露出を添えて!?~
●
「皆さん! ハロウィンが襲ってきます!」
グリモアベースに集う猟兵達を前に、彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)は、開口一番そう言った。
何のことかといえばもちろん、全世界に向けて発信された『大祭祀ハロウィン』の告知のことだ。
「というわけで、今回皆さんに行ってもらうのは、日本のとある地方の決戦都市です。ここにはすでに、大祭祀ハロウィンの活動に呼応して便乗したビルシャナが大量に暴れまわっています。
その名も……『エロいコスこそ至高明王』!!」
……なんて?
「『エロいコスこそ至高明王』……です」
勢いで押し切れないかと思い口にしていたいちごも、さすがにそこが限界だった模様。沈黙に耐えられずに頬を赤く染めてしまっていた。
ともあれ、事態は冗談では済まされない。
ケルベロスディバイド世界の人々が危惧していた通り、ハロウィンのお祭りによって極大まで高められる『季節の魔力』……即ち『ハロウィンの魔力』を狙い、十二剣神『大祭祀ハロウィン』が行動を開始したことには変わりはないからだ。
大祭祀ハロウィンが世界中を『ハロウィン化』……すなわち『万物が存在する状態』に世界を作り替えようと企んでいることに違いはないからだ!
「それで、それに対抗するためには、私達も仮装によって『あらゆる世界の概念が同時に存在する状況』を作り出すというのが重要になるわけですが……」
そこまで説明して、いちごは口ごもる。
それはそうだろう。仮装していけという話の中で、大祭祀ハロウィンの配下として暴れているのが、『エロいコスこそ至高明王』なんて輩なのだから。
いちごは、非常に言いづらそうにしながらも、それでも言葉を絞り出した。
「このビルシャナには明確な弱点があります。それが、エロいコス……つまり、露出度の高いコスプレです」
ですよねー?
「しかも、ただ肌が露出しているだけではダメで、大事なのは羞恥心、……だそうです。裸見られてもなんとも思わないような人だと興味はなく、高い露出で恥ずかしがる人が好物で、そういったコスプレイヤーを見かけると早口で感想を述べるだけの隙だらけな状態になって簡単に倒せるようです」
説明をしたいちごも疲れたような表情で溜息を吐いていた。
なお、言うまでもないが、あえてエロいコスではなくとも、場所が決戦都市なので『|決戦配備《ポジション》』の効果を受けて戦ってもいいので念のため。
もっともその場合でも、仮装自体は必要になるわけだけれども。
「ともあれ、ハロウィン当日までに大祭祀ハロウィンを打倒しなければいけません。よろしくお願いします!」
そういっていちごは転送の準備をしたのだった。
雅瑠璃
このシナリオは10/31までに成功を目指す、二部構成の短期決戦です。
早期完結を目指しますので、そのつもりでお願いします。
というわけでこんにちは、またはこんばんは。雅です。
今回は1章はお色気コメディ調な集団戦、2章は割と真面目なボス戦、という構成になっています。
そのあたり御留意の上ご参加くださいませ。
●仮装について
今回のシナリオでは、ハロウィン化に対抗するための仮装が必須になります。
なのでどんな|仮装《コスプレ》をしているのかはプレイングに明記ください。
……あ、版権ネタはご遠慮くださいませね?
なお、第1章に限り、オープニングで語ったような|エロいコス《露出度の高い恰好》で恥ずかしがるような仕草があれば、大幅なプレイングボーナスを得られる代わりに、描写がほぼコスや身体に対するビルシャナのキモ語りになる可能性があります。ご了承ください。
また、基本的に1章2章と継続参加の場合は、コスを着替える時間はないものとします。
●|決戦配備《ポジション》について
1章2章ともこちらは通常通り使えます。詳細は世界説明を参照してください。
●プレイングについて
オープニングが承認されたらすぐに受付を開始します。
10/31までの完結を目指すため、早めに書けるだけ書いて完結という形をとります。
なのでオーバーロードは非推奨。
また、全採用は約束できないことはご了承ください。
というわけで、プレイングお待ちしています。
第1章 集団戦
『エロい事こそ至高明王』
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POW : 除シコう
【浄化の力】を籠めた【掌打】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【常識や自制心等のエロい事の邪魔になる要素】のみを攻撃する。
SPD : シコうの魔弾
【口や錫杖から放つピンク色の光弾】が命中した敵に、「【エロい事がシたい】」という激しい衝動を付与する。
WIZ : 雨シコう
【上方に展開したエロい曼荼羅】から【ピンク色の光弾の雨】を放ち、自身からレベルm半径内の敵の【常識や自制心等のエロい事の邪魔になる要素】だけを攻撃する。
イラスト:8mix
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・♥◎
■行動
また酷いお話ですねぇ。
とは言え、何とかしませんと。
着用することになったのは、一応「修道服」の筈なのですが。
布地がシースルー状で胸の谷間やお腹が殆ど露出状態、下もミニスカート&スリットという露出過多の恥ずかしい服装ですねぇ。
胸の方も、結局先日の『果実』での増量分は結構な量が残ってしまいましたし、非常に恥ずかしいですぅ。
その姿で『FAS』により飛行、相手が動きを止めている間に【乳霹宙】を発動、『雷球』に包んでそのまま行動を抑え込み、攻撃用の『祭器』各種で[追撃]、手を出される前に叩きますねぇ。
『反動』による『胸の増量』を許容した結果、更に露出度が上がり大変な状態になりそうですが。
オリヴィア・ローゼンタール
露出の高い衣装が至高……異教の神?の教えは理解しがたいですね……
ならばと身に纏うのはバニーガールの衣装
決戦配備のキャスターでステージ建設があれば注目を集められますかね(存在感・おびき寄せ)
これだけ肌を出しておいて恥ずかしがるのもどうかと思いますが……胸元を無遠慮にじろじろと見られれば、流石に思うところはありますよ?
この衣装が【誘惑】になるかどうかは相手の感性次第ですが……情欲を察知すれば【狂乱の蠱惑兎】で跳躍力が3倍化
空中さえも足場にした三次元走法(空中機動)で光弾を回避
【怪力】を以って告死の大鎌を振るい、まとめて首を【なぎ払い】【切断】
天羽々斬・布都乃
◎♥
「悪の侵略者は陰陽師として祓ってあげます!」
『そこまで決意が固いなら、もはや止めまい。
さあ、これを使うのじゃ』
式神のいなりが手渡してきたのは……
普段のものより丈が短くて露出が多い巫女装束!?
な、なんですか、これーっ!?
『今回の任務、この衣装で向かうことが最善なのじゃ』
「そ、そんなわけが……」
いなりの言葉を疑って未来視の力で未来を視ますが……
ほ、本当にこの衣装を着ないと勝てないという結論に。
仕方ありません、露出が多い巫女装束に着替えます。
「うう、は、恥ずかしいです……」
『あ、下着はなしじゃぞ。上下ともじゃ』
「そ、そんなぁー」
二本の神剣を構えつつも、袴の裾がめくれないように抑えながら戦います。
クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【WIZ判定】
欲望に素直な子達だなぁ~♪
クローネちゃん、あの子達とちょっと仲良くできそうな気がしてるよ♪(してるだけである)
…ところで、『羞恥心』ってなぁに???(クローネにそんな感情は無い!)
露出度の高いチャイナ服を着たキョンシーの仮装をするよ♪
UCは「クローネちゃんの美少女化光線★」を使用★
【召喚術】で呼び出したビルシャナちゃんの力で、敵のビルシャナちゃん達をエロいコスをしたナイスバディな美少女にしてあげるよ♪
これでエロいコスがし放題だね!(尚見た目だけ)
ポジションはクラッシャーを要請♪
クローネちゃんのUCだけだと火力が足りないから、その分を埋めてもらうね★
薬袋・あすか
シンプルに
死んでくれたら
いいのにな
あすか、殺意の俳句
決戦配備
クラッシャー
ボンテージ女王様コス
|くっころ……《くっ、殺す……!》……一万歩譲ってえげつない角度のハイレグだったりビスチェのカッティングがギリギリだったり尻丸出しのTバックなのは良いよ?
でも、ない胸を強調するコルセット、これはいただけない。コンプレックス刺激されてこれが一番恥ずかしくなる……!
って、見んなよエロ鳥!(真っ赤な顔で中指立てる)
は?今すぐ揉みしだきたい最高の尻?男勝りなコが恥ずかしがりながら露出度高い服着てるのシコい?キモ。
どうせお前ら……エロけりゃなんでも良いんだろ!!
(UC発動、全力魔法の凍結攻撃)
NG
R指定展開
イリスフィーナ・シェフィールド
……またビルシャナですのねっ、今度こそ今度こそ勝ってみせますわ。
え、露出高いほど有利ですの……仕方ありません勝利のためですわっ。
オーバー・ドライブでサキュバスっぽい真の姿に変身(真の姿イラスト参照)
うう、この格好オブビリオンにアレコレされた結果できるようになったユーベル・コードで
自分で創造した格好でなく恥ずかしいのですけれど。
……ええいヒロインは度胸が肝心、かかってきなさいませっ。
(言いたい放題言われたあと隙だらけのビルシャナをふっ飛ばします)
ヴィクトリカ・ブランロワ
破廉恥な鳥は羽をむしるのじゃ!
それより問題はコスプレじゃな。え…ろ、露出の高いコスプレをせねばならぬとは…!
(露出は必須では無いことを聞き漏らしたようです)
ええい!仕方ない!
近場にあったコスプレショップ店員に勧められた水着メイドコスを装備じゃ!
…カフスやブリムやメイド服のパーツが散りばめられておるからメイド…とな。いやしかし普通の水着より逆に恥ずかしいのう…水着なのじゃが下着の上に小さなエプロン着けてるだけのようで心許ないのじゃ…。
トレーで胸元を、申し訳程度のエプロンで鼠蹊部付近を隠そうとしてモジモジします。
※UCで現れた幻影体も本体と同じ格好です。
待たせ…ぎゃー!なんと言う破廉恥な格好じゃ!
ルナ・ステラ
決戦配備の効果を受けて戦うにも、仮装しないとなのですね…
仮装について詳しくないので、学園の友達からおススメと言われたのを着てきたものの―ミニスカメイド服です!?
ギリ見えないはずだから大丈夫ってメモがあるけど…
きゃあっ!(すごい勢いでこっち来ました!?)
(ご奉仕されたいとか、エロいとか、見えそうで見えないとか…恥ずかしくて詠唱に集中できないよ…)
ひゃあっ!ピンク色の光弾で、もっと丈が短く!
丈の長さは、エロい事の邪魔になる要素って!?
見ないで!
(下着について語り始めました!?恥ずかしすぎます…)
このままじゃ…
そうです!興奮している隙に魔法で視界を奪って、その間にUCを!
記憶ごと消し飛んでください!
●
大祭祀ハロウィン配下のビルシャナの占拠された決戦都市に、8人のコスプレ美女・美少女が降り立った。
そのいずれも……やたらと肌色の目立つコスチュームで……。
「シンプルに
死んでくれたら
いいのにな
……あすか、殺意の俳句」
薬袋・あすか(地球人の鹵獲術士・f40910)が一同を代表して心の俳句を詠んだ。
気持ちは他の人も同じようなものだろう。
「ろ、露出の高いコスプレをせねばならぬとは……!」
「うう、は、恥ずかしいです……」
「ギリ見えないはずだから大丈夫とは言われましたけど……」
例えば、ヴィクトリカ・ブランロワ(碧緑の竜姫・f05122)と天羽々斬・布都乃(未来視の力を持つ陰陽師・f40613)とルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)の3人は、顔を羞恥で真っ赤に染めながら、それぞれのコスの超短いスカートやエプロンなどを押さえて少しでも肌を隠そうとしている。
「うう、この格好恥ずかしいのですけれど……」
同じくらい顔を赤く染めているイリスフィーナ・シェフィールド(女神様の巫女兼|スーパーヒロイン《承認欲求の塊》・f39772)だが、こちらは隠す布ももなく、何とか両手で身体を隠そうとあがいていた。
「また酷いお話ですねぇ……」
「異教の神?の教えは理解しがたいですね……」
そしてこちら、多少は恥ずかしそうな素振りはあるものの、それ以上に苦笑というか諦観の様子を見せているのが、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)とオリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)の2人だ。
最後にもう1人。
「欲望に素直な子達だなぁ~♪ クローネちゃん、あの子達とちょっと仲良くできそうな気がしてるよ♪」
などと、コスプレ美女美少女の集団を見かけてものすごい鼻息で駆け寄ってくるビルシャナの集団を楽しそうに見ているクローネ・マックローネ(快楽至上主義な死霊術士・f05148)もいる。
これで、8人。以上が今回の決戦都市に降り立った猟兵達だ。
では、彼女たちがどんなコスプレをしているのか。
ビルシャナ『エロいコスこそ至高明王』に語ってもらおうではないか!
●エントリー№1『ボンテージの女王様』
「うひょおぉぉぉぉ! 素晴らしい! マーベラス!」
早速鼻の下を伸ばした(鼻っていうか嘴?)エロいコスこそ至高明王に身体をじろじろと舐め回すように見られているあすかである。
「見んなよエロ鳥!」
「見ないわけにはいきませんなぁ! まさに女王様といったツヤツヤの黒レザーボンテージスタイルがマーベラス! 食い込んでお尻が丸出しになるほどえげつない角度の超ハイレグ、いやこれはもうハイレグというよりはTバックにIフロントというべきでは! そこに生足とくればこれはもう鼠径部を嘗めるように見るしかありませんぞ! しかもこれだけ大胆な女王様スタイルでありながら、顔を赤く染めて|くっころ《くっ、殺す》とでも言いたげにぷるぷると震えているのがまたマーベラス! いやいや実に素晴らしい! 男勝りな子が恥ずかしがりながら露出度高い服を着ているのは本当にシコいですなぁ! ああ、この尻を心ゆくまで揉みしだきたい!」
「黙れよ!?」
早口で恥ずかしい感想を聞かされるあすかは、ますます顔を赤くしながら睨みつけるように中指を立てる。
だが、それがなおのことビルシャナの口を滑らかに回していくのだ。
「さらにさらに素晴らしい所は! 控えめな乳房を強調するようなコルセット! そして胸の北半球がほぼ丸出しになるほどのビスチェのカッティング! 普通女王様ボンテージといえば巨乳!スタイル抜群!ボンキュッボン!な所をあえて、この慎ましくも控えめな貧乳……否!この場合は品のある乳という事で品乳と呼ばせてもらいましょう!その品乳でこのコスをあえて選ぶ蛮勇! これこそがまさに至高というもので!」
「うるせぇ! キモイ! お前らエロけりゃなんでも良いんだろ!?」
悲鳴のようなあすかの声が響いていく……。
●エントリー№2『水着メイド』
「破廉恥な鳥は羽をむしるのじゃ!」
と、顔を真っ赤にして喚くヴィクトリカではあるが、エロいコスこそ至高明王にとっては、その喚きさえもいいスパイスのようで、全く気にせずにヴィクトリカのコスについて早口でまくし立てていく。
「頭のホワイトブリム! 袖のカフス! そして身体の前面を覆う小さな白いエプロン! 散りばめられたパーツはまごう事なきメイドのアイコン! しかして正面から見えるのはそれだけ。それ以外は布地の小さなビキニの水着! いやいや素晴らしい。まごう事なき水着でありながら、まるで下着の上にエプロンを付けているだけのメイドさんに見えるのが実に実に素晴らしい! いやむしろ、これは裸エプロンメイドさんに見えてますます素晴らしいですぞおおお!!」
「やめよやめよ!? そんな言い方をされると、普通の水着よりも逆に恥ずかしいのじゃ!?」
銀の丸トレイで胸元を隠すようにし、申し訳程度の小さなエプロンでビキニの下を隠そうとするヴィクトリカだが、当然そんな仕草もまたエロいコスこそ至高明王の大好物なのであった。
「いやいや実に素晴らしい。黒いビキニはフリルトレースであしらわれ、こうしてみると黒い下着のように見えて実によい、それをモジモジと隠そうとしている仕草もまたたまりませんなぁ! さらにさらに隠そうとしても小さなエプロンの布地では隠しきれずにチラ見えする鼠径部がまたたまらなくキュート! このメイドさんをお持ち帰りして家でもご奉仕してもらいたいものですなぁ。いや、恥ずかしがりながらもこんな大胆なコスを選ぶ、実に素晴らしいですとも!」
「黙るのじゃ!? こ、これは、近場にあったコスプレショップの店員に勧められたものを持ってきただけで、我の趣味ではないのじゃ!?」
恥ずかしさのあまり、ヴィクトリカはユーベルコード【|待たせたの!ヴィクトリカ20歳なのじゃ!キラッ☆《タドリツクコト・ノ・ナイ・アコガレ・ノ・スガタ》】で自分が成長した姿の幻影体を呼び出してエロいコスこそ至高明王を攻撃させようとしたのだが……その幻影体も本人と同じ格好で、しかも身体が成長した分水着のサイズが合わなくて露出が大きくなったり食い込んだりという姿で、それを目の当たりにしたものだから……。
「ぎゃー! なんと言う破廉恥な格好じゃ!?」
ヴィクトリカのこの日一番の悲鳴がとどろいたのだった……。
●エントリー№3『セクシー巫女服』
「悪の侵略者は祓ってあげます!」
と勇ましく言う布津乃ではあるが、赤面したままスカートが捲れないように片手で必死に抑えている状態では、全く戦うことなどできていない。
そんな布津乃の格好は巫女装束である。
では普段と一緒なのか? そんなわきゃない。
「丈が短く、おへそどころか下乳すら見えそうなノースリーブの白い小袖、しかも背中の部分は大胆にほぼ丸見え状態! ここまでくるともはや小袖を模したブラジャーといっても過言ではあるまい! しかしながらあくまでも小袖。一見して巫女水着のブラにも見えるそれは、どこまで行っても小袖なのだ。しかも薄い白衣、下にある淡い膨らみが透けて見えるほどの清らかさ! むしろ、このデザインでは下着はつけられない、つけていないから、うっすらとその下の神秘の桜色の突起が見えてくるやもしれぬ! なんという素晴らしさ!」
「い、言わないで下さいー!?」
そう、布津乃が着ている巫女装束は、まるで巫女水着かのような布地の少なさなのだ。
式神の|子狐《いなり》にこれを使えと渡された装束、布津乃は当然嫌がったが、しかし未来視の瞳が映す結果は、それを着ていなければ負けるという無慈悲な未来。
さらに|子狐《いなり》には、下着はつけるなとさえ言われてしまっていた。
上下とも、だ。
「そして超ミニスカート状の緋袴! 巫女といえば緋袴だが、ここまで短ければもはやミニスカートというしかあるまい。それも、激しく動けばすぐにパンチラしてしまうレベルの超ミニスカート! これはローアングルで見るしかあるまいて! 下が見える事を気にして片手でスカートを押さえながら戦う姿がまた実にそそる……いや待て? 決してめくらせまいと強く抑えるその様子、そして上がノーブラであったという事実。これはもしや下も履いていない説があるのでは! ああ、和服はパンツをはかない、なんと素晴らしい文化であろうか……!」
言いながら、布津乃の背後に回ろうとするエロいコスこそ至高明王。
当然短いミニスカートを前が捲れないように押さえて引き延ばしていると、後ろの布は持ちあがり、履いていないお尻が見えそうになってしまうわけで……布津乃はエロいコスこそ至高明王に背後を見せないように、ぐるぐると必死に回り込んでいくのだった。
●エントリー№4『ミニスカメイド服』
「すごい勢いでこっち来ました!?」
ルナの足元を這いつくばるように、超高速の匍匐前進でやってきたエロいコスこそ至高明王。そろそろ面倒くさくなってきたので、以後、エロコス明王と記述する事にするが、とにかくエロコス明王は、必死にスカートを押さえ見えないようにしているルナの周りと、ローアングルで見上げながらぐるぐると回っていた。
「一見してただのメイド服。上半身はきっちりと胸元までしっかりガード。袖は可愛らしいパフスリーブ。所謂フレンチメイド服でありながら、あまり露出が激しくならないようにまとめた素晴らしいデザインでとてもよい。だがしかしそれではエロコスとはとても呼べない。ではこのメイド服をエロコスとしているのは何か? それはただ1点、スカート丈の短さによるものだ! ミニスカートというのもおこがましいマイクロミニスカート! ほんの少し動くだけでパンツが見えてしまう丈の短さ! 赤面する少女がこれを選んだという事実だけでもとてもシコリティが高いですなぁ! ご奉仕されてみたいですとも!」
「う、うぅ……学園の友達からおススメと言われたのを着てきただけなんですぅ……」
ギリ見えないはずといわれてはいたものの、少しでも動けばパンチラどころかパンモロ必至なので、ルナは動くに動けない状態だった。
そしてそんなルナをさらに舐め回すようにローアングルからのぞき込むエロコス明王。
「見えそうで見えないのがまたいい! いやしかし見てみたいという気持ちも抑えきれない! ああ、この清楚可憐な少女はいったいどんなパンツを履いているのか? やはりキャラクターに合った純白無地のパンティか。それとも少女らしく可憐なピンク色? はたまた白水色のストライプが麗しい縞パンという説も。いや、あるいはまさか、この可憐な見た目とは真逆で、黒レースのショーツとか、ましてや真っ赤なTバックとかのギャップ萌えなパンツが出てくるなら、それはそれで高得点! いや、むしろそこまで徹底してのエロコスというもの。ああ、見てみたい、きっととてもエロいそのパンツ!」
「見ないで!?」
パンツ講釈を垂れながらローアングルでぐるぐるルナに纏わりつくエロコス明王。実にうざいことこの上ない。
しかし、そんなものを聞かされてしまっているルナは。恥ずかしくて魔法の詠唱にまったく集中できないでいるのだった。
●エントリー№5『サキュバス』
「うぅ……ヒロインは度胸が肝心、なのですけれども……」
イリスフィーナは、纏わりついてくるエロコス明王の視線と言葉にひたすら耐えていた。
「エロと言えば|淫魔《サキュバス》! |淫魔《サキュバス》といえばエロ! まさにエロコスの王ともいうべきサキュバスのコスプレをどうするかはまさに永遠の命題と言えよう。その解決法のひとつが、まさにこれ! ほぼ裸という清々しいまでの直球! 乳輪の周りと股間に黒い前張りを張っただけで、あとはまるっきりの裸! これは己の身体に自信がないとできない究極の美! 均整の取れたおっぱいとお尻の大きさのバランスはまさにエロの黄金比! それを惜しげもなく晒す姿は、まさにエロい夢の中でお相手してもらいたいサキュバスの姿そのもの! 実に見事としか言いようがありませんなぁ!」
「こ、この格好は、オブビリオンにアレコレされた結果できるようになったものなので、自分で創造した姿ではないのですけれど……」
実はこれはコスプレというよりは、ユーベルコード【オーバー・ドライブ】で変身した姿なのではあるが、イリスフィーナが自分で意図した姿ではないので何とも恥ずかしいのだ。
そして恥ずかしがるイリスフィーナに、さらにエロコス明王の言葉が襲い掛かる。
「ああ、それにしても素晴らしいプロポーション。支えるものがないのに形を保つお椀型の大きな乳房も。サキュバスのしっぽを生やしたほとんど丸出しの白いお尻も。そしてスジが浮いて見えそうなくらい薄い前張りでのみ隠されている股間も。これを白日の下に全て晒しているというのが、まさにエロコスの極み! とてもシコれる! というかむしろ今まさにシコりたい! 見抜きさせてもらってもいいですかな?」
「ダメに決まってますわっ!?」
……今度こそビルシャナに勝ってみせると意気込んできた結果がこれでは、イリスフィーナも報われない。
●エントリー№6『スケスケシスター』
「デカアアアアアアアアアイ!! 説明不要!!」
「……先日の果実でまた増量してしまいましたしねぇ……」
いきなり目の前でエロコス明王に叫ばれたるこるは、ただただ遠い目をしてしまうのだった。
お馴染みのるこるの巨大なバストは、どうやらまだ大きくなる模様。
そんなるこるの巨大バストに視線が釘付けだったエロコス明王だが、やがて気を取り直したかのように早口でまくしたて始めるのだった。
「おおっと。思わず超特大特盛なおっぱいに目が行ってしまったが、説明不要なデカイ胸を包んでいるのがシスター服となれば、さらにこう言わざるを得まい。そのおっぱいで聖女は無理でしょ!と。本来|修道女《シスター》とは煩悩とはかけ離れた神聖な存在であるはずが、しかし、ただその修道服を盛り上げる巨大なおっぱいというだけでただただエロい! しかもこの修道服、一見してただの修道服に見せかけてその実、黒いシースルー地でできているとくれば、巨大なおっぱいの谷間も、それとは対照的に可愛らしいおへその窪みも、透けてほぼ露出しているも同然! もう一度言おう、このエロさで聖女は無理でしょ!」
るこるは、自らの身体を抱くようにして隠しながら、どうして自分はこんな格好をしてしまったのだろうと、ますます遠い目をしていた。
そしてその一方で、エロコス明王はようやくるこるの巨大バストから視線を外し、下に視線を向ける。
「シースルー地でうっすらと見えているショーツも素晴らしいものではあるけれども、下半身の素晴らしさはシースルーにとどまらない! 修道服というにはあまりにも短いスカート、しかも深いスリット付きとなれば、わざわざシースルーにしなくとも、健康的な太い太腿がくっきりバッチリ拝めるのが素晴らしい! 太腿は太いから太腿なのだ。この柔らかさを感じさせる重量感ある太さ、挟まれたいと思わせる素晴らしい肉付きの太腿を、深いスリットのおかげで直に拝めるこの素晴らしさ。これこそがエロコスよ!」
「もう、非常に恥ずかしいので、いい加減にしてくれませんかねぇ……」
顔を赤くしたるこるは、逃げるようにオーラの翼『|FAS《フローティングエアロフォイルシステム》』を広げて飛び上がるのだった。
●エントリー№7『バニーガール』
オリヴィアは、まるでお立ち台のようなステージの上にいた。
エロコス明王に囲まれるままに移動させられたそこは……決戦都市のキャスターによって建設されたステージだったりするのだが、現状ではエロコス明王がオリヴィアをかぶりつきで見るためのものという感じだった。
「まさに基本! まさに王道! それがバニーガール! むっちりとして肉付きのいい太腿を包む網タイツの思考の美を、こうして下からかぶりつきで見上げることができるとは、なんという至福の時か! 網が太腿の柔肉を締め上げるその様は、まさに伝統美といって差し支えあるまい! そしてさらに上を見上げれば、網に包まれた鼠径部が実に見事。鼠径部を潤沢に見せてくれるえぐい角度のハイレグがまたも素晴らしい。背後に回ってみると、ほぼTバックなのもまたいい。網タイツに包まれた白い大きなお尻の肉は、かぶりつきたいほどに柔らかそうでこれもまた素晴らしい!」
エロコス明王の物言いに恥ずかしくなったオリヴィアは、お尻を隠すようにして身をよじり、下にいるエロコス明王を睨みつける。
だが、ステージの上から下を向くという事は、前かがみになって、その豊かな胸を強調する格好になり……エロコス明王の視線と言葉も、下半身から胸へと移るのだった。
「バニースーツといえば、そのスーツを押し上げて盛り上げる巨乳抜きにしては語れまい。スーツの形状を整えるための骨の入ったカップの固い部分、それを下から押し上げる巨乳がスーツの固い部分と干渉して肉がむにっとつぶれるさま、これこそが巨乳バニーガールの至高のポイント! そしてカップの形状ゆえにきっちりと分かたれる胸の谷間! これもまた至高! 巨乳バニーガールの胸は何時間でも見ていられますなぁ……!」
「……これだけ肌を出しておいて恥ずかしがるのもどうかと思いますが……胸元を無遠慮にじろじろと見られれば、流石に思うところはありますよ?」
今度は胸をさっと隠すオリヴィア。
そうなると今度はお尻を見ようとエロコス明王は背後に回り、いたちごっこになってしまうのだった。
●エントリー№8『チャイナ服』
「チャイナ服というだけでエロい。それは自然の摂理である」
「……?」
クローネは、自身に間と会割り突くエロコス明王の視線にも言葉にもきょとんと首をかしげていた。
「身体のラインがきっちりと出るピッチリとしたチャイナ服。それだけでも十分なエロだというのに、さらに胸元が大胆にカットされ谷間が露出、スカート丈も短くしかも深いスリットが入って太腿も露出、抜群のプロポーションを彩る黒い肌が随所に覗く素晴らしいデザイン! ああ、だのに、こんなにもエロいコスチュームなのに、画竜点睛を欠くとはこのことか! 物足りないのはやはり、これだけ短いスカートを履き、胸の谷間もモロ見えな露出をしているにもかかわらず、全く恥じらいが見られない、それは遺憾! 羞恥心こそエロの最大のスパイスなのだ!」
「……羞恥心ってなぁに?」
そう、エロコス明王が嘆くように、クローネには全く恥ずかしがる様子は見られない。
エロコス明王は力説する。エロいコスをするだけではダメだ、エロいコスをして恥ずかしがるさまが重要なのだ、と。しかしそんなエロい心の機微は、クローネには伝わらない。
それどころか。
「そんなにエロいコスがしたいなら~?」
クローネは嘆くエロコス明王に対し【|クローネちゃんの美少女化光線★《ブラック・ビルシャナ・ホーリーレイ》】をぶっ放した。召喚した黒羽のビルシャナの力で、エロコス明王の見た目を、自分同様のチャイナ服を着たナイスバディな美少女に変化させてしまうのだった。見た目だけだが。
「これでエロいコスがし放題だね!」
「我々はエロいコスをしたいわけではない! 見たいのだ!!!!」
●と、いうわけで。
クローネによって変化させられたエロコス明王の嘆きの叫びが響いたのを皮切りに、事態は動いた。
決戦都市のクラッシャーによる一斉砲撃がエロコス明王たちを追い立て、あすかの放った【|雪風巻《ユキシマキ》】の吹雪がエロコス明王たちを凍り付かせ、ヴィクトリカと幻影大人ヴィクトリカがエロコス明王をぶん殴り、布津乃がスカートを押さえながらも必死にエロコス明王を切ろうと神剣を振りまわし、ルナが記憶ごと消し飛べとばかりに【シューティングスター】の魔法をエロコス明王にぶっ放し、イリスフィーナが真の力のパワーでエロコス明王をぶっ飛ばし、るこるが上空から【|豊乳女神の加護《チチガミサマノカゴ》・|乳霹宙《シロキイカヅチノソラ》】の乳白色の雷を降らせ雷球でエロコス明王を抑え込み(ついでに反動でまた巨大バストがさらに増量し?)、オリヴィアが【|狂乱の蠱惑兎《ルナティック・チャームバニー》】の力で跳びまわって告死の大鎌を振るってエロコス明王の首を刎ね……。
かくして、決戦都市に巣食ったエロいコスこそ至高明王は、残さず掃除されたのだった。
大成功
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第2章 ボス戦
『十二剣神『大祭祀ハロウィン』』
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POW : そして世界はハロウィンと化す
【ハロウィン化した世界】を見せた対象全員に「【オマエのハロウィンを見せてみろ!】」と命令する。見せている間、命令を破った対象は【ハロウィンによる肉体変化に抗う力】が半減する。
SPD : トリック・オア・ハロウィン
【食べた者をハロウィン化する毒菓子】を給仕している間、戦場にいる食べた者をハロウィン化する毒菓子を楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。
WIZ : 真理を識る大祭祀ハロウィンの視線
視界内の対象1体の精神を【真実の部屋ハロウィン】に追放する。精神が帰還するまで、対象の肉体は動けないが無敵になる。
イラスト:key-chang
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●
「ヒャッハァァァァ!!!! やるじゃねぇか六番目の猟兵ども!!!!!」
ビルシャナ掃除を完了した猟兵達の前に、巨大なジャック・オー・ランタンのような異形が現れる。
大祭祀ハロウィンだ。
「いいだろうさ、やってやるぜ!
オレサマと『ハロウィン化』を止められるものなら止めてみやがれェェェェ!!!!」
ハロウィンの雄叫びとともに、決戦の火蓋は切って落とされた!
……猟兵たちのエロいコスには突っ込まない、割りと紳士なハロウィンである。
イリスフィーナ・シェフィールド
……穴が空くほど見つめられるのは嫌ですけどスルーされるのもそれはそれで虚しいですわね(どうしろと)
まぁ取り敢えず後は吹っ飛ばすのみですわね。
……今更着替えてる時間などないのでオーバードライブ続行するしかないのですが。
くっ、さっさと倒して解除するしかありませんわっ。
ハロウィンを見せてみろと言うならわたくしが、わたくし達がっ、ハロウィンそのものですわっ。
(厳密には違いましてコスプレ=ハロウィンではないですけれど……ここは勢いですわ、細かいことはスルーです)
殴り回した上でブレイズ・スラッシャーでカボチャ割にして差し上げますわっ。
全て終わった後周りの視線に速攻解除して趣味じゃありませんのよっと否定。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・◎
■行動
明王さん達は勝手に呼応していた様ですし、大祭祀さんも想定外ですかねぇ?
何方にせよ対処しますが。
私のハロウィン、です?
私を含む『猟兵にとってのハロウィン』は『様々な衣装を着て敵方に対処する行事』だと思っておりますが。
大体毎年そうなりますし。
『FAS』を使用し飛行、『FLS』の空間歪曲障壁で通常攻撃に、『FXS』の結界で精神干渉に備えまして。
【噇醒】を発動し『捕食弾』を発射、多少でもダメージが入れば「敵方と同等の巨体(『祭礼の女神紋』に肉体扱いとした全『祭器』含む)」と「弱点に対応した『祭器』」が得られますので、そのまま攻撃能力を持つ各『祭器』による攻撃を集中、一気に叩きますねぇ。
ヴィクトリカ・ブランロワ
POW
「キャスター」を要請じゃ!
ハロウィンじゃし、お祭りイベント会場ぽくするのじゃ!(人前でこの格好、シラフでは耐えられんからお祭りぽくして羞恥心を誤魔化しじゃ!)
ふむ、万物が存在する状態…ちょっと興味深いが、無秩序をもたらしそうじゃし、やっぱりダメダメじゃ!
我のハロウィンを見せろじゃと!?
よいじゃろう!我の究極の仮装…いや、変身を見せてやろう!
(息巻いたものの、300秒程で倒せるかの?いや、着替えも必要じゃし、人目がない所への移動を含むと180…長引いても240くらいでけりをつけねばな。…60秒で移動と着替え…間に合うかの?お祭りっぽい場じゃろうが、人前ですぽぽんは恥ずかしすぎなのじゃ〜!)
天羽々斬・布都乃
「こ、こんな格好で戦ったら、袴がめくれてしまいますっ……」
『布都乃よ、敵は十二剣神が一体。手を抜いて勝てる相手ではないぞ』
そうでした、いなりの言うとおりです。
世界の命運がかかった一戦、決して負けるわけにはいきませ――
「って、きゃあああっ!?」
風でめくれかけたミニ丈袴を必死に抑えます。
こんな格好で戦うの、無理ですーっ!
「とにかく、速攻で決めます!」
敵の攻撃は、お菓子を食べないとこちらの動きが遅くなる程度。
それならお菓子は無視して一気に攻撃です!
両手の剣を振りかぶって【瞬間集中の構え】で斬りかかりますが……
体感含め730倍に引き伸ばされた時間の中、袴がゆっくりとめくれあがっていき。
「きゃあああっ」
クローネ・マックローネ
NGなし、絡みOK、アドリブ歓迎
【POW判定】
引き続き露出度の高いチャイナ服を着たキョンシーの仮装をするよ♪
クローネちゃんのハロウィン…それは、可愛いキョンシーちゃん達の大行進だよ★
という訳で、UCを発動♪
召喚した皆と【団体行動】して、ピョンピョン跳ねながらハロウィンちゃんめがけて前進だ~★
UCは「クローネちゃんのキラキラなお友達★」を使用★
同じく露出度の高いチャイナ服を着たキョンシーに仮装したヴァルキュリアちゃん達を呼んで、【集団戦術】で攻め立てるよ♪
敵の攻撃の影響については【呪詛耐性】【狂気耐性】で耐えるよ♪
ポジションはスナイパーを要請♪
こっちが前衛をやるから、遠距離支援をよろしくね★
オリヴィア・ローゼンタール
カボチャなのかタマネギなのかよく分からない怪物ですね……
カボチャの仮装をしたタマネギ、それとも逆の……?
見せてみろと言うのならお見せしましょう、このバニーガールの衣装こそが私のハロウィンの衣装です
(南瓜行列SDイラスト2020からイェーガーカード化したという経緯)
命令は守られている、故にデメリットなし
魔力で強化された脚力で跳ね、空を駆ける(空中機動・ジャンプ・ダッシュ)
大鎌に死の呪力(属性攻撃・呪詛)を纏い、【死天冥葬斬】で斬りかかる
肉体的には傷は付かない、その生命力の流れを断絶する(切断)
動かしてバランスを取ることのできないデッドウェイトの強制、空を飛ぶ生態には効くでしょう
薬袋・あすか
|あんなの《エロ鳥》の後じゃ大祭祀ハロウィンがまともに見えてくらァね
とはいえハロウィン化はちと困る、止めさせて貰うよ
氷晶の気を応用した霧のオーラ防御で危ないところはジャストガード
様子見て同行者にもかけて上げる
寒い? すまんねそういう仕様だ
カイロ持ってるからそれ使ってくれ
早業のアートで様々な仮装をした自分を描きUC
分身は相手を囲い攻撃する
あんま強くない?いいんだよこれで
本命は分身を囮にした冰魔晶刃でのなぎ払い、最後に残して本物だと思わせといた分身ごと切断しての部位破壊だからな
アドリブ絡み歓迎
ルナ・ステラ
うぅ…嫌な敵でした…
このままの仮装で戦わないといけないのは恥ずかしいですが、ハロウィン化に対抗するために我慢しましょう。
UCで、ティンクルスターダストショット(星屑)の数を増やしたり威力を強化したりして戦います。
ただ、攻撃するよりも【属性攻撃】と星屑を組み合わせたり、色々な発射方法を織り交ぜたりしながら、ハロウィンっぽいキラキラした感じで攻撃しましょう!その時に、決戦配備キャスターで術式支援を受けて、星屑や属性魔法などの強化をします!
これがわたしなりのハロウィンをイメージした戦い方です!
●
「ヒャッハァァァァ!!!! オマエらのハロウィンを見せてみろやァ!!!!」
大祭祀ハロウィンが吠える。
その姿は不気味なジャック・オー・ランタン。恐るべきカボチャの姿……。
「こうして見ると、カボチャなのかタマネギなのかよく分からない怪物ですね……カボチャの仮装をしたタマネギ、それとも逆の……?」
いや、オリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)がつい口走ったように、微妙にカボチャには見えにくいかもしれないが、それはそれ、あくまでもカボチャのバケモノなのだ。ハロウィンなのだし。
そんなオリヴィアは、先程までと変わらずバニーガール姿のまま、広いステージに立っていた。
オリヴィアだけではない。ここに集った猟兵達は皆ステージ上にいた。決戦都市のキャスターが作ったアイドルグループが歌って踊れるようなきらびやかな広いステージ上に、総勢8人のコスプレ美女美少女たちが立っているのだ!
……大祭祀ハロウィンがお前たちのハロウィンを見せてみろとか言いだしたのは、もしかしたら猟兵達の格好が原因なのかもしれない。それでも露出度には突っ込まない当たり、先の明王たちとは真逆の紳士と言えよう。
「穴が空くほど見つめられるのは嫌ですけど、スルーされるのもそれはそれで虚しいですわね」
とはいえ乙女心は複雑な模様。
メンバー中一番の露出度になるサキュバス姿のイリスフィーナ・シェフィールド(女神様の巫女兼|スーパーヒロイン《承認欲求の塊》・f39772)は、そんなことを呟いて苦笑する。
もっともイリスフィーナのこの格好は、服を着る時間がなかったために【オーバードライブ】で|真の姿《サキュバス》を続行するしかなかったためではあるのだけども。
(「くっ……さっさと倒して解除するしかありませんわっ」)
「確かに、せっかく会場をお祭りイベントぽくしたのに、反応がつまらんのう」
イリスフィーナは口にした言葉とは裏腹に内心恥じらっていたのだが、そのイリスフィーナの表面上の言葉に同調するように水着メイド姿のヴィクトリカ・ブランロワ(碧緑の竜姫・f05122)も頷いた。もっともヴィクトリカの方も、実を言うと人前でこの格好をするのは素面では耐えられないから、お祭りっぽくして羞恥心を誤魔化しているわけではあるのだけども。
ちなみにヴィクトリカと違って、ステージ上にあげられたことによってさらに羞恥心が大きくなっている者もいる。誰かというと言うまでもなく、天羽々斬・布都乃(未来視の力を持つ陰陽師・f40613)だ。
「こ、こんな格好で戦ったら、袴がめくれてしまいますっ……」
なぜなら、式神の|子狐《いなり》に|勧められた《唆された》セクシー巫女服の下は下着を履いていないからだ。ステージ上に立つという事は、ローアングルからノーパンの中身が見られる可能性が高くなるからだ。
そして布津乃ほどでもないが、ミニスカメイド服姿のルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)もやはり羞恥に頬を朱に染めていた。
「うぅ……このままの仮装で戦わないといけないのは恥ずかしいですが……でも我慢です!」
それでもルナは、気丈にも大祭祀ハロウィンをキッと睨みつける。先程の明王のような嫌な敵よりはよほどマシだし、ハロウィン化に対抗するためだと思えばまだ我慢もできるからだ。
『そうじゃぞ、布津乃。彼奴は手を抜いて勝てる相手ではないぞ』
「……っ、そうでした! 世界の命運がかかった一戦、決して負けるわけには……!」
|子狐《いなり》に諭され、布津乃も気合を入れ直す。赤面したままスカートを手で押さえたままだけど。
「ああ。ハロウィン化はちと困る、止めないとな」
布津乃の言葉に、ボンテージの女王様スタイルの薬袋・あすか(地球人の鹵獲術士・f40910)も頷いた。
世界のハロウィン化を止める。その気持ちに偽りはない。ないのだが……それでもついあすかは、こんなことも思って苦笑してしまう。
「……とはいえだ、|あんなの《エロ鳥》の後じゃ大祭祀ハロウィンがまともに見えてくらァね」
「まぁ、明王さん達は勝手に呼応していた様ですし、大祭祀さんも想定外ですかねぇ?」
あすかの苦笑には、スケスケシスター姿の夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)も頷かざるを得ない。
ともあれ明王のことはもう終わったことだ。多少まともに見えようがやることは変わらない。
「何方にせよ対処しますけども」
「そうだねー。よっし、|狙撃部隊《スナイパー》のみんな、援護お願いね。いっくよー!」
チャイナキョンシーなクローネ・マックローネ(快楽至上主義な死霊術士・f05148)が、決戦都市のスナイパーに援護の依頼をしつつ戦闘態勢に移る。
そしてクローネの要請に応えた|狙撃部隊《スナイパー》からの一斉砲撃が、ステージ上に上がろうとした大祭祀ハロウィンに向けて降り注ぎ、戦闘の火蓋が切って落とされた。
●
「どうしたァ! それがオマエラのハロウィンかァ!? オマエラのハロウィンを見せてみろォ!!!」
砲撃を潜り抜けステージに上った大祭祀ハロウィンが襲い掛かってきた。
その突進を避けながら猟兵達は散開する。
「見せてみろと言うのならお見せしましょう、このバニーガールの衣装こそが私のハロウィンの衣装です!」
「私を含む猟兵にとってのハロウィンは、様々な衣装を着て敵方に対処する行事だと思っておりますよ。大体毎年そうなりますし」
「そうですわ! ハロウィンを見せてみろと言うなら! わたくしが! わたくし達がっ! ハロウィンそのものですわっ!」
|オリヴィア《バニーガール》と|るこる《スケスケシスター》と|イリスフィーナ《サキュバス》は、自らのコスをアピールするかのように大祭祀ハロウィンに向かっていく。|オリヴィア《バニーガール》は魔力で強化されたウサギのような脚力で跳躍しながら大鎌で斬りつけていき、|るこる《スケスケシスター》はオーラの翼『|FAS《フローティングエアロフォイルシステム》』で宙に舞いながら祭器による砲撃を浴びせかけて、|イリスフィーナ《サキュバス》もまた|両手剣《ブレイズ・スラッシャー》を振りかぶって迎え撃ちに行く。
厳密には、コスプレ=ハロウィンというわけではないのだが、ここは勢いのままに。細かいことはスルーして放たれた連携攻撃にたまらず、大祭祀ハロウィンは後ずさる。
「チッ! やるじゃねェか! ならこれでも喰らいやがれェ!」
3人がかりの攻撃を避けて後ずさりながら、代わりとばかりに大祭祀ハロウィンは、トリック・オア・ハロウィンの毒菓子をばらまいていった。
「クローネちゃんのハロウィン……それは、可愛いキョンシーちゃん達の大行進だよ★」
しかし、|クローネ《チャイナキョンシー》の【|クローネちゃんのキラキラなお友達★《ブラック・ヴァルキュリア・レギオン》】で召喚されたヴァルキュリアたち(|クローネ《チャイナキョンシー》と同じセクシーなチャイナ服のキョンシー姿に仮装している)が、大祭祀ハロウィンがばらまいた毒菓子を|処分して《食べて》いく。
さらにキョンシーの|軍団《レギオン》の隙間を抜けるように|布津乃《セクシー巫女》が飛び出してきた。
「とにかく、速攻で決めます!」
毒菓子を無視していく事で多少動きは鈍るものの……というか、スカートが捲れないように片手で押さえながらのせいで動きが鈍っている気がしないでもないが、ともあれそれを意に介せず|布津乃《セクシー巫女》は大祭祀ハロウィンに斬りつけにいって……。
「って、きゃあああっ!?」
突然吹いてきた風でスカートが捲れそうになり、慌てて押さえた。
「こんな格好で戦うの、無理ですーっ!」
「へッ! そんなんで戦うつもりかよォ!!」
大祭祀ハロウィンの目の前でそんな隙だらけの姿を晒してしまった|布津乃《セクシー巫女》は、当然攻撃を受けることになるわけだが……そこに|あすか《ボンテージ女王様》が割って入る。
「危ないっ!」
氷の霧のオーラが|布津乃《セクシー巫女》を包み、殴りかかってきた大祭祀ハロウィンの攻撃を防いだ。
「ありがとうございます……けど、寒いですっ!?」
「すまんね、そういう仕様だ。カイロ持ってるからそれ使ってくれ」
ただでさえ氷のオーラなのだ、ノーパンの|布津乃《セクシー巫女》には特にキツイだろう。とはいえカイロを渡されても服装的にどうしろというのか。
それはさておき。
|布津乃《セクシー巫女》への攻撃を防がれた大祭祀ハロウィンに向けて、|ルナ《ミニスカメイド》は|星屑の魔法《ティンクルスターダストショット》を解き放つ。
「これがわたしなりのハロウィンをイメージした戦い方です!」
アイドルのライブ会場のように|ステージ《キャスター》が煌めく中、|ルナ《ミニスカメイド》の|星屑の魔法《ティンクルスターダストショット》もまたステージの演出のようにキラキラと瞬きながら大祭祀ハロウィンに降り注いでいった。
そこに、更に横から鋭い叫び声も重なってくる。
「我のハロウィンを見せろと言うたな!? よいじゃろう! 我の究極の仮装……いや、変身を見せてやろう!」
叫び声とともにヴィクトリカの身体に纏われていた水着メイドの僅かな布地が光となって消し飛んでいく。
光が収まった後、現れたのはすっぽんぽんのヴィクトリカ……ではなくクリスタルドラゴンの巨体だった。ヴィクトリカが【|水晶竜の逆鱗《ラス・オブ・ザ・クリスタルドラゴン》】によって変身した姿だ。
「なにぃぃぃッ!?」
|ヴィクトリカ《クリスタルドラゴン》が放ったブレスによって、大祭祀ハロウィンは、舌打ちしながらステージの下へと叩き落とされていった。
とはいえ、ステージの上からそれを見下ろしている|ヴィクトリカ《クリスタルドラゴン》の内心も穏やかではなかったりするが。なにせ変身の際に衣装を消し飛ばしているので。
(「息巻いたものの、時間切れまでに倒せるかの? ……いや、着替えも必要じゃし、人目がない所への移動を含むと本当に時間が足りぬ。急ぎけりをつけねば……お祭りっぽい場じゃろうが、人前ですぽぽんは恥ずかしすぎなのじゃ〜!」)
●
「クソがァ! オレサマのハロウィンを邪魔するんじゃねェ、猟兵どもォォ!!」
ステージの下に叩き落とされ毒づく大祭祀ハロウィンに、さらにステージ上から|ヴィクトリカ《クリスタルドラゴン》のブレスが降り注いでいく。
「今のうちじゃ! 彼奴に急ぎトドメを刺すのじゃ!」
|変身可能時間が終わり《そろそろすっぽんぽんを晒し》そうな|ヴィクトリカ《クリスタルドラゴン》に急かされるように、他の猟兵達も次々とステージ下の大祭祀ハロウィンへと追撃を加えていった。|ヴィクトリカ《クリスタルドラゴン》の都合もあるが、好機には違いないのだし。
「わかりました! さらに本気でいきますよ!」
|ヴィクトリカ《クリスタルドラゴン》の声に応え、|ルナ《ミニスカメイド》は【|限界突破《リミットブレイク》】によりさらに星屑の魔法の威力をあげていく。|星屑の魔法《ティンクルスターダストショット》は更にキラキラとした演出を増しながら大祭祀ハロウィンに降り注いで、大祭祀ハロウィンをその場に釘づけにしていった。
そこにさらに上空から【|豊乳女神の加護《チチガミサマノカゴ》・|噇醒《ムサボリシメザメ》】を発動させた|るこる《スケスケシスター》による捕食弾も合わせて降り注ぐ。
「このまま集中して、一気に叩きますねぇ!」
降り注ぐ捕食弾は、大祭祀ハロウィンのカボチャの身体を喰い破り傷つけていった。
「ぐっ、オレサマの身体が……!」
「まだまだ、攻めたてるよー!」
2人の攻撃に晒され身動きが取れないまま身体が傷ついていく大祭祀ハロウィンに向かって、さらに|クローネ《チャイナキョンシー》が放った|ヴァルキュリア《チャイナキョンシーのレギオン》と、|あすか《ボンテージ女王様》がコスプレをした自分達をモチーフに描いた【|愉快な落書き達《ファニー・ファニー・ドゥードゥル》】の分身たちが襲い掛かり、集団で取り囲んでいった。それらは決して強くなく、大祭祀ハロウィンが腕を振りまわせば、それだけで薙ぎ払われていくのだが、時間稼ぎと足止め、そして目くらましには十分で。
その|分身《コスプレ》たちの中に紛れる形で接近していった猟兵達の波状攻撃が大祭祀ハロウィンを削っていった。
「空を飛ぶ生態には、これは効くでしょう?」
|オリヴィア《バニーガール》が大鎌で放った【|死天冥葬斬《サリエル・スラッシャー》】の死の呪詛が大祭祀ハロウィンの肉体ではなく力の流れを断ち切って、その身体を地に落とす。
「弱い分身どもで気が緩んだか? 本命はこっちだからな!」
|あすか《ボンテージ女王様》が『|冰魔晶刃《スティーリア》』で斬りつけ大祭祀ハロウィンのカボチャの皮を砕き破壊していく。
「カボチャ割にして差し上げますわっ!」
|イリスフィーナ《サキュバス》が大祭祀ハロウィンの砕かれた皮の奥に|両手剣《ブレイズ・スラッシャー》での強烈な一撃を叩き込む。
「今、この瞬間のすべてを見通して……! これで決めます!」
そして崩れゆく大祭祀ハロウィンを、|布津乃《セクシー巫女》が【|天羽々斬流剣術・瞬間集中の構え《タイム・ディレイ・スタンス》】から放たれた両手の剣による一撃が斬り裂いていった。
「クソがァァァァ!! おのれ猟兵どもォォォォォ!!!」
猟兵達の一斉攻撃を受けた大祭祀ハロウィンは、そんな断末魔と一陣の風を残して消滅していったのだった。
なお、消滅の際に吹いた風により|布津乃《セクシー巫女》のミニスカ袴が捲れあがってしまい、|布津乃《セクシー巫女》はノーパンの中身が外気に晒され丸見えになる瞬間を【瞬間集中の構え】で引き伸ばされた体感時間の中で長時間(周りかららすれば一瞬だが)恥ずかしい想いをして「きゃあああ」と悲鳴を上げていたり、
|イリスフィーナ《サキュバス》が戦闘終了と同時に|オーバードライブ《真の姿》を解除して真っ赤な顔で「この格好は趣味じゃありませんのよ」と否定していたり、
クリスタルドラゴンへの変身が解けた|ヴィクトリカ《すっぽんぽん》が慌てて人目のない所へと駆けこんでいっていそいそと着替えをしたり……。
などなど、色々とセクシーコスプレの後始末があったりもしたのだが、それはまた別の話である。
大成功
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