淫靡なる山奥でのキャンプと、初夜
――シルバーレイン世界、甲信越地方山間部。
普通の登山客はおろか、プロの登山家でも酔狂の域に達するほどの山奥にて……陰陽師による人払いの結界が展開されていた。
「よし……中々良い出来ね」
確かな手ごたえと共に村崎・ゆかり(“|紫蘭《パープリッシュ・オーキッド》”/黒鴉遣い・f01658)……東洋呪術を専門とし、京都等畿内一円にて修行を行った陰陽師の『六番目の猟兵』にとって、この位の人払いの結界を広域展開するのは訳がない事であった。
更に言えば、現在彼女『達』がいる場所は修験者が修行に使うような山奥で、人払いの結界を張らなくても一般人が入り込む可能性は非常に低いため、結界展開はいわば『保険』であった。
「ふう……麓にキャンピングカーを置いてここまでテント等の器材を運んできたのは、結構な苦行だったな……」
スポーツドリンクを口にし、カラー・モーティマー(|BigWed《水曜日の風光と大波》に奔るサラさん・f17248)……サーフィンを専門としたアスリートの『六番目の猟兵』の少女は、流石にへばりながら休憩している。
だが、しばらく休憩して体力を回復させたカラーはテントを組み立てていく。
「手伝います」
「昼食の管理は任せてよ」
そこにゆかりの式神……エルフの元オブリビオンクノイチであるアヤメと、謎の神霊羅睺がカラーを手伝う。
「はい、というわけで夏らしく野外キャンプですよ……名目上は」
まあ、本当は開放感あふれた場所でエッチしたくなったとかですよね――そんな風に心中で呟くニコル・ピアース(蛮鬼・f06009)は、川辺の状態を確かめる。
山奥の秘境とも言える場所であるにも関わらず、キャンプ地の近くに存在する河の流れは緩やか……ここが麓であったら、大人気のキャンプ地となる具合に山奥でなければ最高のロケーションであった。
最も、山奥か麓であるか否か等は『六番目の猟兵』とその眷属である彼女達にとっては『誤差』に過ぎない。
故にゆかり達はこの場所をキャンプ地として選んだのだ。
「さぁ、てんとをせつえいしおわったなら……かわであそびましょう」
そう言って既に視認した者の肉欲を煽ると同時に女神像を見た敬虔さをも同時に与える端正の取れた美しい裸身を晒しているのはゆりゆり……
シルバーレイン世界の金沢市にて、世界の命運をかけた戦い『第二次聖杯戦争』を勃発させたシルバーレイン世界のオブリビオン・フォーミュラ『聖杯剣揺籠の君』を、骸の海から召喚しゆかりの式神となったリリスの女王は、|キャンプ地《人払いの結界》内にいる少女達をその権能で『開放的な気分』にしていく。
「ん……体が、あつい」
「服脱いじゃお―」
アヤメと羅睺は、既にキャンプの準備に必要な工程を全て完了している事を確認しており、素直にゆりゆりの力を受ける。
すると身内以外に一目が無い事を良い事に、アヤメはスカートとショートを下ろし、羅睺は上着とブラジャーを開いて裸身を晒していく。
その他、カラーとニコル、ゆかりも服を脱ぎ去って全裸に――全員、肌を見ればわかる通り火照っている。
「さぁ、一緒になりましょう……!」
夏の日差しは、山奥でもカンカンに大地にいる者を照らしていく。
淫靡な川遊びに浸っている少女達も、例外ではない。
「では明るいうちに水遊びですよ――みんなで色々し合って液体垂れ流してぬるぬるになり合うという」
ニコルの言葉が皮切りとなり、山奥の川辺にて情事は開始されていく――
「アヤメ……良い声を聞かせてよ」
「お、奥に……」
――羅睺がアヤメの秘裂に中指と人差し指を入れて、抜き差ししていく。
アヤメのGスポットを二つの指の腹でグリグリと指圧し、アヤメの嬌声を上げさせたいと責め立てていく神霊。
その光景を見ながら、ゆかりはカラーとゆりゆりを片手ずつで二人の秘芯を抓り硬くしていく。
「んんっ……」
「かたくなっています」
川に入っての水遊びという名の淫らな行為――乱交を、山奥に集った少女達は行う。
更にゆかりは雰囲気を高めるために川辺の草地でしっぽりと、草に紛れる様に少女達の相手をしていく。
「雰囲気出るわね……ん、ニコル?」
「せっかくなので、屋外でしかできない変わったプレイを」
一頻り川辺の草地で体液を撒き散らした後、ニコルは川辺を散策していく。
「ここですかね……良い土です」
ある場所の地面を精査したニコルは川の水を汲み、土と混ぜていく。
やがて出来上がったのは、エステで使われるような泥であった。
「川の水を汲んできて泥んこプレイをしてみましょう。満足したら川で洗い流せるし」
「面白そうだな」
ニコルの提案にカラーは笑顔で頷く。
カラーの裸身は、通年のサーフィンとトライアスロンに加えて毎日のトレーニングを重ねた事で健康的に相当焼けている。
しかし、際どい所はキッチリと色白だ。
加えて鍛えたスタイルは胸は控えめながらも、筋肉と皮下脂肪のバランスが良好。
そんな美しい裸身を、カラーは泥で塗りたくっていく。
「面白いプレイね。二人は一緒に泥を塗る?」
ゆかりの言葉に対し、アヤメは恥ずかしそうに、羅睺は意気揚々として頷く。
二人の柔肌に泥を塗りたくり、そのまま泥に体液を交わらせていく。
「えっちなたいえき、おいしいです」
そこにゆりゆりが三人に絡みつき、肌を伝う体液を舌で掬う。
リリスの女王として、この状況には興奮している様だ。
「(荒淫に溺れるほどにまた誰かの身体が欲しくなるのは、ゆりゆりの仕業だけでなく、皆の本能からの思いだから……)」
燦々と輝く真夏の太陽の下、ゆかりはそんな風に思いながら淫靡な川遊びを続けていく。
やがて正午になり、皆が空腹になると一旦休憩を取り昼食をとる事に。
用意していたのはサンドイッチや唐揚げ……ゆかりの陰陽術によって保冷を維持した状態で食品衛生上の問題が発生しない様にランチボックスに入れてある。
これによって、夏の熱気と湿気で痛む事は無い。
「さて、皆で食べましょうか」
「美味しそうだな」
「食べるとしますか」
そうして、川で身体に着いた泥を落とした後、キャンプ地に戻ってランチボックスを開けて皆は昼食を取っていく――口移しをしながら。
それぞれ咀嚼した後、キスをして舌も絡ませながら互いの『味』を確かめ合うゆかり達。
昼食すら淫靡に飾りながら、少女達は食事を済ませた後午後も川で淫靡に遊んでいくのであった――
「流石に、日も暮れて来たとなると冷えるわね……」
ただでさえ、川の水で冷やされた全裸なのだ。
夕暮れ時になって気温が低下した山奥では、普通は夏であっても自殺行為だろう。
「じゃあ、そろそろテントの中に入るか……」
カラーはサーフィンのアスリートである以上、冷えには耐性がある。
しかし他の皆も同じではない。寧ろ冷え――低体温症の危険性を理解しているカラーは、ゆかり達を気遣いテントへ誘っていく。
そのカラーの言葉に従って川遊びを切り上げ、ゆかり達はテントの中に入っていく。
「それじゃみんなでテントで寝ることにしますか」
ニコルは、その『寝る』というのが『そういう意味』であると理解していた。
テントに入り、上に吊したカンテラの明かりが影を揺らめかせる中で……限られたスペースに六人。
そこにゆりゆりの濃厚な淫気の影響が更に強まり、指先が触れるのが誰かも構わず、皆が一つになりたがっているように、欲情の続きを行っていく。
ゆりゆりの股間に顔をうずめ、舐めつくしていくゆかり。
その胸をアヤメと羅睺は弄び、彼女らの後ろにカラーとニコルは位置取り、持ってきた玩具を挿入して振動機能を起動させる。
「あっ、震えて……」
「んっ……」
自分の膣の中に挿入された玩具が震える感覚に、アヤメと羅睺は一瞬忘我する。
しかし負けじと主の乳首を弄り硬くしていく。
全員、かろうじてテントを倒さないくらいの理性を残して、他の皆を貪り貪られて、何度も何度も絶頂しながら、本当の愛を確かめ合っていく――
「ユカリ……貰ってほしいんだ……」
と、そこにカラーがゆかりに懇願を始める――処女を捧げる事を。
既に今日まで処女のまま徹底的に蕩かされてきたが、愛する人に身も心も自分の全てを捧げる日をカラーは夢見ていた。
「どうか……純潔をもらってほしい……!」
「良いわよ、サラ」
その言葉に、ゆかりはカラーへの愛称……『『サ』ーファー&トライアスリートのカ『ラ』ー』では長いからと、略して『サラ』と皆には呼ばれている。
故に『サラ』の名を呟きながら、ゆかりは喜びにぎゅっと『サラ』を抱きしめて応じる。
「これを、どうぞ」
「助かるわ、ゆりゆり」
と、そこにゆりゆりはとある物を差し出す――それは、|双頭具《ディルドー》。
カラーの告白に準備して、ゆりゆりはこれを取り出して自分の秘所に挿入し自慰を行っていた。
既に男性器を模した切っ先は、ゆりゆり――リリスの女王の本気汁が塗されている。
それをまず、ゆかりは自分の秘所に挿入。
「ンッ……アッ、んんん……!」
ゆりゆりの体液の媚薬効果でイキかけるが、何とか踏みとどまるゆかり。
やがて法悦が興奮と絶頂共に収まった後、カラーに両手で恋人握りをしつつ体勢を整える。
既に『サラ』の純潔を奪う準備は、済まされていた。
「さぁ、覚悟は良い?」
「……出来てるよ」
覚悟を改めて確かめ――『サラ』から了承を得られたゆかりは、未通の洞へ模造の張型を差し込んでいく。
――『サラ』の未通の孔から、鮮血が迸る。
「(ああ……皆に見守られながらユカリのディルドーで散華している……!)」
その状況に興奮を覚えながら、カラーはゆかりと舌を絡めて接吻を。
両足でゆかりの腰に絡みつき、がっちりとホールドしてゆかりの体温を感じていく。
「気持ちいい?」
「気持ち、良い……!」
運動三昧でカラーの処女膜は本人が気づかない内に熟れていた上、ゆりゆりの本気汁等を交えた体液の催淫作用もあって痛みより愛情と快楽を『サラ』は断然強く感じ取っていた。
「……!? ユカリッ……!?」
「激しく、するわよ」
急速に激しくなるゆかりのストローク。
嬌声も甲高くなり、カラー自身もダイナミックに腰を振っていく。
「凄いですね……」
その様子を見物しながら、ニコルはアヤメ達と共に4Pを同時並行しながら進めていた。
少女達の柔肌を感じながら、ニコルは腰と手を動かし法悦を求めていく。
「皆、このまま見届けましょうか」
そう言って、ニコルは感涙・感激と同時にユカリの名前と恋慕を何度も叫ぶ『サラ』とその言葉に応じるゆかりの姿を見据える――
「ユカリィ……!」
「サラ……せっかくの初めて。それでイかせてあげるから……!」
腰を打ち付けると同時、ゆかりと『サラ』は嬌声を上げて絶頂に浸る。
崩れ落ちた二人を繋ぐ|双頭具《ディルドー》……それを伝うのは、二人の様々な体液を混じらせた汁であった。
「もう、ダメ……」
――二人の初夜が終わった後、少女達は6Pにしけこむ事に。
性経験が豊富な5人は、性の恍惚を味わった『サラ』に己のやり方で様々な快感を刻み浸透させていく。
しかし何事にも体力の限界はあるもので、まず肉刀――『出すもの』を出せる器官を生やした羅睺が、他の皆にひたすら搾り取られ続けてダウンする。
アヤメの蜜壺に包まれながら、剛直を空撃ちしながら失神する神霊。
そこにゆりゆりは自身の『蛇』を気絶した羅睺の秘所へと潜り込ませ、快楽を貪っていく。
「も、限界……」
次に皆から何かと弄られ続けていたアヤメがダウン。
股座から注ぎ込まれた精を始めとした複数種類の体液を、弛緩した三孔から垂れ流して倒れ伏す。
しかし、そんな意識を失った二人をも残った面子は犯していく。
「す、すごい……」
そんな皆の様子に、『サラ』は感嘆の声を上げる。
全員を愛するが故にユリユリの蛇や羅睺の肉刀等も受け入れ、純潔を失ったその日の内に、熟練の褥として『サラ』の秘所は開発されていた。
先に注ぎ込まれた羅睺の精をローション代わりとし、ゆりゆりの蛇を自分の蜜壺で洗ってマッサージしていく『サラ』……その顔は、既に恍惚を知る者も表情を浮かべていた。
「見込みがありますね……」
ゆりゆりの蛇が噛みつき、強制的に勃起状態にした羅睺の剛直を騎乗位で自身に埋め込みながら、ニコルは『サラ』の素質に思いを馳せる。
自信を貫く槍の感覚を感じながらも、ニコルは『サラ』の乱れっぷりを然りと記憶と網膜に焼き付ける。
「これからが、楽しみね」
ゆかりが|双頭具《ディルドー》……自身と『サラ』を繋いでいた玩具を、今度は気絶したアヤメに挿入。
お互いの蜜壺を最大強度の振動で震わせながら、その感覚と行為への興奮で脳内麻薬を分泌させていくゆかり。
――既に『サラ』は、交わりの中で攻め手のテクニックも教われば貪欲に学習している。
その事に幸福を覚えながら、次はニコルとゆりゆりと共に三人で『サラ』を犯しぬいていくのであった――
「ん……朝……」
やがて、気が付くと『サラ』はテントの中で伏せていた。
昨夜の乱交で体力と気力の限界を迎え、気絶していたのだろう。
「おはよう……寝顔は非常に愛らしかったから、何度もキスしちゃった」
「ユカリ……」
愛しい人の言葉に、『サラ』は顔を綻ばせる。
既に他の面子は外で『川遊び』をしている様だ――
「さ、行きましょ……乱交キャンプ、二日目突入よ」
「やろう!」
そうして、ユカリと手を繋いでテントの外へと飛び出す『サラ』――
今日もまた、シルバーレイン世界の山奥にて……少女達の淫靡なキャンプが始まるのであった。
成功
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