【サマービーチバケーション!】浜辺と旅館の温泉で!
「皆様! 夏は浜辺で旅館の温泉で、バケーションですわーーーっ!!」
なんだか、いつになく響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が、驚くほどハイテンションだ。
「リズさん、落ち着いて……いったい何があったのかよくわからないけど……」
なんとかキサラが宥めるが、興奮冷めやらぬ様子なのを、傍にいたアスが冷静にこう答えた。
「先の水着コンテストで上位を得られたのがよほど嬉しかったらしい……まあ、そのうち落ち着くと思うので、そっとしておいてくれ」
「けど、浜辺で旅館の温泉でバケーションって……?」
首を傾げながら、海斗が眼鏡を直しつつ、指摘する。
「よくぞ言ってくださいました! 実は先日、桜塚特務部隊の皆様へとこの招待状が届いたのですよ」
そういって、リズが広げた招待状には、日々、ゾンビ退治等で活動している桜塚特務部隊と事件解決に協力している者達へと慰安を兼ねた招待状のようだ。出したのは、帝名義ではあるが、恐らくこの旅館の人達が善意で協力してくれたのだろうと推測される。
「この招待状によると、旅館は浜辺に近い場所にあり、夏の海を楽しめるそうです。甘味処出張所として、晴美さん達が海の家も出してくれるみたいです。それだけではありませんよ……海の幸ふんだんな旅館のご馳走に、海を眺めながらの露天風呂も完備しているとか!! もう、これ、行くしかありませんわ!!」
なるほど、内容的にも興奮してしまいそうな嬉しい招待状なようだ。
「まあ、たまにはこういう場所に行って、羽を伸ばすってのもいいかもしれないわね。最近、忙しかったし」
招待状に目を通しながら、キヨが言う。
「海か……女の子の水着とか見られると……いや、なんでもない」
キサラやキヨ達に睨まれて、涼介が慌てて言葉をひっこめた。
どちらにせよ、嬉しい招待状に変わりはない。
夏の暑さを吹き飛ばすためにも、たまにはこのような旅館に出かけるのもいいのかもしれない。
そう、この場にいた一行は考え始めたのだった。
柚葵チハヤ
こんにちは、柚葵チハヤです。
今回は、浜辺で旅館でバケーションな内容になります♪ 今回のシナリオは、どんな方々でも参加可能ですので、バケーションを楽しみたい方は、ぜひ、ご参加くださいませ。
今回は下記の選択肢から選んでください。
(1)浜辺で海を楽しむ!
水着を着て、海の浜辺で楽しみます! 海を泳いだり、ビーチバレーしたり、バーベキューしたりすることができます。甘味処主催(晴美がいます)の海の家もありますので、こちらも楽しんでいただけたら嬉しいです。
(2)旅館でゆったり楽しむ!
旅館でゆっくり過ごす選択肢となります。露天風呂は、男女別となりますが、隣り合っているので声を掛け合うことは可能です。覗きしたら、キヨらの制裁が待っているので、ご注意を。ご馳走を楽しんだり、夜中の部屋内でのガールズトーク、枕投げ等もこちらになります。
(3)夜の散歩や肝試し!
静かで涼しい夜の浜辺を歩きます。旅館から少し離れた所にはお寺があり、肝試しもできそうですが……あまり大きな声を出しすぎると怒られそうです。事前に寺の人に了承を得ておくと、より肝試しを楽しくできそうです。
なお、魅力的な選択肢が多いので、複数参加したい方は、お手数ですが、「オーバーロード」の使用を推奨とさせていただきます。オーバーロードではないプレイングでも考慮しますが、短め描写となりますので、ご了承ください。
また、各NPCを名指ししていただければ、彼らも一緒に参加します。よければ、こちらもご利用ください。
複数で参加する際は、お相手の名前やID、グループ名もお忘れなく。
まだ、ウェルカムサマーキャンペーンも行っていますので、そちらもぜひどうぞ。
アナリフの楽しい海のバケーションなプレイング、多数、お待ちしています!!
第1章 日常
『プレイング』
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POW : 肉体や気合で挑戦できる行動
SPD : 速さや技量で挑戦できる行動
WIZ : 魔力や賢さで挑戦できる行動
👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ベスティア・ジェヴォーダン
(1)クレセント・ブライトさんと海で遊ぶ
「すごい! とっても広い水たまりだ!」
ベスは海を見たことがないのでとても驚いてテンションが上がり
その勢いで海に入っていくが、足が届かなくなると波にのまれ、泳げないのでおぼれてしまう。
「海は危ない……浅いところで遊ぼう(ぜえぜえ)」
「錆びる……?」(ベスに難しいことは分からない)
その後は浅瀬で水を掛け合ったり、ボールで遊んだり、砂を掘ったりして楽しむ。
「そうだクレスと呼んでいいか? ベスのことはベスでいいぞ」
一緒に遊ぶことでクレスとの距離が縮まり、友情を誓い
今日の記念に浜で拾った巻貝の貝殻をプレゼントする。
他参加PCやNPCとの絡みやアドリブは大歓迎です。
クレセント・ブライト
(1)他PCやNPCとの絡み、アドリブ大歓迎
ベスティア・ジェヴォーダン(f39599)さんと一緒
海で遊ぼうと思い誘ったが、ベスティアさんは海を知らなかった
よし、海の事、分かる範囲で教えよう!
「お水はしょっぱいから気を付けて」
あとどんどん深くなってっ……待ってー!!(慌てて助けてくれる人を探す)
おいら、泳ぐの下手なんだ
その後、水を掛け合ったり、砂の山を作ったり、色々遊ぶよ
海の家で一緒にご飯もいいな
ベスティアさんからの提案には笑顔で
「ありがとう。じゃあ、ベスって呼ばせてもらうよ!」
仲良くなれて嬉しいな
(貝殻には驚き、満面の笑みでお礼を言う。代わりにと言っては何だが、自分の麦わら帽をプレゼント)
◆ベスとクレスのサマーバケーション
「すごい! とっても広い水たまりだ!」
青い空、白い雲。少し熱い日差しに思わず瞳を細めてしまう。ベスティア・ジェヴォーダン(動物使いの調査員・f39599)の目の前に限りなく広がる海に、彼女はそれを水たまりと称した。違う、それが海なのだ。
だが、ベスティアのテンションはとても高い。それもそのはず。これが初めての海なのだ。
黒色のワンピース型水着にピンク色の浮き輪。それを持って楽しそうに波間を眺めている。
「水たまりではないよ、これが『海』なんだ」
ハイテンションなベスティアの隣で優しく教えるのは、クレセント・ブライト(たぶん魔剣・f06868)だ。
麦わら帽子にバミューダパンツ型の水着を着ている。
「このお水は、しょっぱいから気を付けて」
「おう、わかったぞっ!!」
ぽいっと浮き輪を放り出して、ベスティアは……そのまま海に飛び込んでいった。
「あと、どんどん深くなってっ……えっ……?」
「おお、この水、ホントにしょっぱ……」
「えっ……?」
「がばごぼぼぼ……」
「えええええっ!? 待ってー!!」
溺れて沖の方に流れていくベスティアを、クレセントは助けようとするのだが。
「おいら、泳ぐの下手なんだ」
涙目になるクレセントの所に偶然、海斗と涼介がやってきた。
「あれ、クレセントさん?」
「うわ、海斗あれ!! ベスがおぼれてる!!」
「涼介、助けるぞ!!」
涼介がベスティアを引き上げ、海斗が心臓マッサージをしていると。
「けほけほ……」
意識を取り戻したようだ。危ない危ない。
「……海は危ない……浅いところで遊ぼう」
「うんそうだね。おいらも錆びちゃうかもしれないし」
「錆びる……?」
ベスティアは首を傾げるものの、今は楽しむのが先だ。
「大丈夫そうだね」
「無事でよかったよ」
海斗と涼介は、ホッとしたようにベスティアとクレセントが見える場所で日向ぼっこしているようだ。何かあったらすぐに来てくれるという。
安心しながら、ベスティアとクレセントは、浅い所で遊び始めた。
「うりゃうりゃっ!!」
「つ、冷たいよぅ!」
超浅い所で二人は楽しそうに海の水を掛け合う。
「よし、今度はこのボールで遊ぶぞ!」
「うん、いいよ」
声を掛け合って、ベスティアの持ってきたビーチボールで互いに打ち合ってみたり。
「砂の山を作るのはどうかな?」
クレセントが硬めに砂の山を作っていく。
「おおおお!! これが砂の山か! ベスが登っても……」
「さ、流石にそれは無理だけど……穴を掘って、トンネルを作るのはどうかな?」
「トンネル? 穴掘りなら得意だぞ!」
ざくざくとクレセントが持ってきた小さなスコップを借りて、穴を掘っていく。
「おお、向こうに繋がった!!」
「トンネル開通だね!」
ベスティアが砂のトンネルに片腕を通して、グーパーして感動している。
そうやって、楽しく遊んだ後は。
ぐうっとベスティアのお腹が鳴って……。
ここは、甘味処が主催している海の家。
「焼きそば大盛りと並盛、お待たせしました!」
晴美がニコニコ笑顔で、ベスティアの前に大盛りをどんと置く。そして、クレセントの前に並盛を置いていった。
「そんなんで足りるのか? もぐもぐ」
「それはこっちのセリフだよ。それ、ちゃんと全部食べれる? 後で持ち帰り用の入れ物借りようか?」
「もぐもぐ、これくらい、大丈夫……もぐもぐ」
どんどん減っていくベスティアの焼きそばに驚きながら、クレセントはほどよく美味しい焼きそばを食べていく。
ベスティアは、近くにあった水を飲んで、改めてクレセントと向き直る。空がゆっくりと茜色に染まっていく。
「そうだ、クレスと呼んでいいか? ベスのことはベスでいいぞ」
その言葉にクレセントは笑顔で答える。
「ありがとう。じゃあ、ベスって呼ばせてもらうよ!」
今日、二人で遊んだことで、クレセントとベスティアの距離は狭まり、友情を育むことが出来た。
それだけではない。
「そうだ、これ! 浜辺で拾った! 今日の記念にやる!!」
ベスティアがそう言って手渡したのは、白い巻貝の貝殻だ。いつの間に拾ってきたのかびっくりなのだが……。
「え? これをおいらに? いいのかい?」
思いがけないそのプレゼントに、クレセントは目をぱちくり。
「うん、クレスとの記念だ!!」
にっこり笑顔でベスティアがそういうと。
「じゃあ、おいらからも」
今まで被っていた麦わら帽子をぽんとベスティアの頭に乗せる。
「ベスとの記念だよ」
「記念だな!!」
互いに素敵なプレゼントを渡し合って……二人は今日のこの素敵な思い出を、しっかりと胸にしまったのだった。
この沈みゆく綺麗な夕日と共に……。
※ベスさん:アイテム「クレスの麦わら帽子」を獲得しました。後ほど、ご確認ください。
※クレスさん:アイテム「ベスの拾った貝殻」を獲得しました。後ほど、ご確認ください。
大成功
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セラピア・ヒューレー
(1)
リズさん、アスさんお誘い
ミントカラーのビキニ&サマードレス風シースルーパレオ
……んんっ
(咳払いひとつ、標準語モードへ)
エト、……こんにちは
ドウリョウ(※同僚)の、皆が、リズさんと、アスさんに
よくお世話になってるから、って
なぜか、代表して、ワタシが
(※海なら男が行くより女子のが映えるだろ、との某グリモア猟兵談)
いつも、ありがとう、ございます
(他のNPCの皆さんにも軽く挨拶し)
それで、ええと……
楽しめばいい、と聞いて
海のことは、よく解らないから……
海の家? で甘いもの、食べませんか
リズさんのお勧め、あれば、いただきたいです
……アスさんは、迷惑では、なかったですか
迷惑でないなら、よかったです
◆こんにちは、そして、浜辺の海の家でバケーション!
「……んんっ、こほん」
ちょっぴり緊張した面持ちで、リズとアスのいる屋敷にやってきたのは、セラピア・ヒューレー(枯れた森の最期・f38058)だ。
「エト、……こんにちは」
「はい、こんにちは」
セラピアの言葉にリズがにこやかに笑顔を返す。
「ドウリョウの、皆が、リズさんと、アスさんに……よくお世話になってるから、って、なぜか、代表して、ワタシが」
目をぐるぐるさせながらもセラピアは説明する。ちなみにセラピアを送り出したグリモア猟兵曰く『海なら男が行くより、女子のが映えるだろ!』とのこと。それは一理ある。
「いつも、ありがとう、ございます」
というわけで、セラピアはリズとアスを件の海へと誘い出したのだった。
で、今……三人はこの晴天な旅館のある海辺にやってきている。
リズは、黒のビキニにパレオを付けて、白い帽子をかぶっており、アスは競泳用の水着に身を包んでいる。
そしてセラピアは、ミントカラーのビキニにサマードレス風シースルーパレオを纏っている。
「それで、ええと……楽しめばいい、と聞いて。海のことは、よく解らないから……海の家? で甘いもの、食べませんか? リズさんのお勧め、あれば、いただきたいです」
と、そこに海の家の給仕をしていた晴美がメニューを持ってやってきた。
「それは……」
リズが答えようとしたとき、セラピアの目に静かに席に座っているアスが映り込む。
何も言わず、ただ波間を眺めているような、そんな彼を。
「……アスさんは、迷惑では、なかったですか?」
思わず、セラピアはそう彼に尋ねていた。もしかしたらと思ったのだ。
「どうして?」
「だ、だって、その……こっちを、見て、くれないですから……」
「特定の女性をじっと見つめるのは良くないからな。しかも水着も着ている……目のやり場に困ってただけだ。それと」
アスは思い出したかのようにサングラスを掛けて続けた。
「迷惑なんて思っていない。むしろ、感謝している」
「よかったです! ……その、迷惑でないなら、よかったです」
アスの言葉を受けて、セラピアはホッとしているようだ。
「お二人の誤解が解けたところで……私の誤解も解いてよろしいですか?」
二人のやり取りを見ていたリズが、そう話に入ってきた。
「え、えっと……?」
「セラピア様、実は私、ここに来るのは初めてですので、お勧めできませんわ。ですから……晴美様、お勧めの甘いものはなにかございますか?」
そのリズの言葉に晴美は大笑い。
「ははは、そ、そうだったね。リズリズ、ここは初めてだもんね!」
「……リズリズ?」
きょとんとするセラピアにアスが静かに指摘する。
「晴美は気に入った相手には、妙なあだ名をつけるんだ。気をつけろ」
「ちょ、アスっち! そんな言い方はないんじゃないかな? ねー? せっぴーもそう思うよね?」
「え……あ……その、せっぴーって、ワタシのこと……?」
「そうそう! 可愛いでしょ?」
知らぬ間に晴美にあだ名をつけられてしまったようだ。セラピアの向かいでは、ため息交じりに頭を抑えるアスの姿が見える。
「まあまあ、それよりも、甘味なおススメ、教えていただけませんか?」
「あっと、そうだった!! メロン4分の1の上にイチゴミルクのかき氷に、プリンを乗せて、甘いクリームとアイスを乗せた!」
「はい」
「ミラクル夏の思い出甘味スペシャルがおススメだよ♪」
「……ミラクル」
「夏の思い出」
「甘味スペシャル! 素敵ですわね! 皆様、それでかまいませんか? それを3人分お願いします」
「はい、かしこまりました! 少々お待ちくださいませー!!」
晴美はそれを書きとると、ニコニコ笑顔で用意しに戻っていった。
「……セラピア、いけるか? 無理そうなら少しくらいなら何とかするぞ」
アスがため息交じりにセラピアに尋ねる。
「だ、大丈夫です、その、たぶん……」
数十分後、やってきた甘味スペシャルに、ちょっと驚きながらもセラピアは三分の二を食べきり、残りをアスが請け負った(アスは自分のを完食した後で)。ちなみにリズはにこにこと、嬉しそうにちゃんと完食したようだ。
「美味しかったですわね。他の皆様にもお勧めしませんと」
「相手を見てお勧めしとけ」
アスが思わず注意をした。
「そういえば……晴美様。ミーヤ様はもうこの甘味スペシャルをお食べに?」
「うん、3杯ぺろっと食べたところで、店長からストップがかかったよ! それ以上食べる場合は10倍払ってもらうって」
ちなみにミーヤは大食いだ。それくらいのペナルティがないと、用意したもの全て食べきってしまうと判断したのだろう。店長グッジョブ。
「その、皆さん……凄いんですね」
「甘いものは別腹なだけですわ。それに……お昼を抜いてきたのです」
「まあ、これくらいならば、な。ミーヤには劣るが」
どうやら、噂を聞いていたのか対策はしていた様子。
「あ、せっぴーにお土産あげるよ! ここでスペシャルを食べてくれたお礼にね!」
そういえば、かなり高かったように感じる。晴美から渡されたのは貝殻のついたキーホルダー。しかも……帝都の甘味処の名前と住所が書かれている。
「それを見せてくれたら、少しサービスもしてるから、今度は帝都にも来てね!」
「あ、ありがとう、ございます」
その後、三人は浜辺で海遊びをした後、夕焼けを背にしながらゆっくりと帰路へ着く。
こうして、三人は素敵な(?)夏の甘味な思い出を作ったのであった。
※あだ名「せっぴー」、アイテム「貝殻のキーホルダー(甘味処アドレス付き)」を獲得しました。後ほど、獲得リストをご確認ください。
次回、使用する(使って欲しい)際は、記載されたナンバーを書いて、プレイングしてみてください。
また、リズとアスとの好感度も上がっていますので、お伝えいたします。
大成功
🔵🔵🔵
ミッドナイト・フェアリーズ
ミッドナイトの救援プレです。
日常か戦闘向け。
【日常系】
「種族」か「ジョブ」を活かした行動描写をお願いします。
フェアリー(種族)が活きる場面は、妖精ネタで対応です。
ジョブは、アートな遊園地商人(冒険商人×スクラップビルダー)です。
ジョブが活きる場面は、遊園地ネタ、商売ネタ、アートネタで対応です。
『コイネガウ』の希島では島の受付でマスコット役です。
【戦闘系】
戦闘の立ち位置は後衛の支援役です。
フェアリーランドの壺の秘技で戦います。
金貨やスクラップの投擲攻撃もします。
メインで戦う人がいたら役割は補助的です。
逆にメインで戦う場合かソロの場合は後衛攻撃に特化です。
UCお任せ。
アドリブ・連携歓迎。
NG無し。
◆ミッドナイトの夏の視察?
夏に向けて何かを打ち出すにも、少々出遅れた感があるミッドナイト・フェアリーズ(フェアリーの遊園地商人なお姉さん・f36847)。
ならば、それを逆手にとって、視察(という名の休日?)を楽しもうではないかと、この浜辺にやってきた。
「水着を着て、泳がないのも勿体ないわよね?」
軽く体慣らしと言わんばかりに浅瀬でちゃぷちゃぷ。万が一のため(いや、楽をするため?)可愛い色の浮き輪に乗って海を堪能する。
「……誰かを呼んでおけばよかったかしら?」
と、そのときだった。
「あ、妖精さん」
「ちょっと、エンディカ! 急に声を掛けたら驚かれるわよ?」
そこに現れたのは、彼らも夏を満喫するために来ていたのだろう、エンディカとキサラだった。
「初めまして? 別に驚かないし。あっと、自己紹介がまだだったわね。私はミッドナイト・フェアリーズ。これでも猟兵よ……それと、これも何かの縁。一緒に遊ばない?」
そうミッドナイトが声をかければ。
「うん、遊ぶ」
「こら、勝手に決めないの! でも……いいのかしら?」
「ちょっと寂しいなって思ってたところだったから。それに、海の家の甘味も気にならない?」
「さんせー!!」
「うんもう……じゃあ、少しの間よろしくお願いします」
キサラの許可も得て、三人はそのまま、晴美のいる海の家へ。
「いらっしゃいませー!! わあ、ちいさいさんもいる!! どうぞどうぞー!!」
嬉しそうに晴美が席へと案内していくが。
「ちいさいさんって、私のこと?」
思わず、ミッドナイトはそうつぶやくのだった。
晴美にお勧めされたミラクル夏の思い出甘味スペシャルは、流石に重かった。
なので、普通にクリィームソヲダと、各自好きな甘味でということになった。キサラはイチゴのかき氷を、エンディカはトロピカルパフェミニを、そして、ミッドナイトは、甘味スペシャルミニを頼んだ。
「どれも美味しいわね」
折角なので、シェアして食べてみたり。
「うん、甘味スペシャル美味しい」
「あら、トロピカルなやつも案外いけるわよ?」
どうやら、ここの甘味はしっかりと良い仕事をしているようだ。
「スカウトしたいわね……」
難しいだろうけど……。
「そういえば……ミッドナイトさんはこの後、どうするんですか?」
キサラが思い出したように声をかけてきた。
「せっかくだから、近くの旅館にも止まる予定なの。お二人は?」
「え? もしかして、あの旅館?」
「ミッドナイトも旅館いっしょ。一緒なの嬉しい」
小さなミッドナイトの手を握り、エンディカは嬉しそうだ。
その後も三人で旅館へ。
「この旅館も侮れない……」
なかなかのクオリティな旅館にミッドナイトは思わず、そうつぶやく。
店構え、旅館内部の設備、そして、おいしい料理に女将さんや中居さんの接客もなかなかのもの。
「買収したらダメかしら?」
「さ、さすがにそれは難しいかと」
「旅館のお夕飯、おいしい♪」
こうして、帝都のサービスが猟兵達の世界と変わらず、なかなかの高水準なことに、ミッドナイトは思わず、手帳にメモしたのだった。
※メモ「旅館と海の家はすごかった!!」を獲得しました。後ほど、獲得リストをご確認ください。
大成功
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