【エースの祭典】戦車がある屋台風景
●注意
当依頼は、PBWアライアンス『コイネガウ』からのシナリオです。
PBWアライアンス『コイネガウ』の詳細を以下でご確認お願いします。
公式サイト:(https://koinegau.net/)
公式総合旅団:(https://tw6.jp/club?club_id=4737)
●OP本文
「さて、この季節でも文化祭を始める学校もいるようだな――という訳で、今日は貴様たちに文化祭へと出てもらう」
そう言ってアドナ・セファルワイド(セファルワイド初代にして最後の皇帝・f33942)は白のセーラー服を着てタコ焼きを食べている。
彼女が言う通り、この希島の学園にて文化祭が開かれる事となった。
初年度である今回の文化祭におけるテーマは『キャバリア』――【エースの祭典】というキャバリアをテーマにした文化祭だ。
「今回の文化祭にて余が請け負うのは『屋台』……AIを搭載した自我を持ち自律活動が可能な小型戦車、『頭脳戦車』と呼ばれる種族が運営する屋台祭りだ」
そこでは様々な『頭脳戦車』が、それぞれに搭載されたAIを以て屋台を運営しているとの事だ。
曰く、安全性は確認した上でAIの稼働実験も兼ねているとの事。
「文化祭で屋台が色々と出る訳だが……それらの屋台では『キャバリア饅頭』、『キャバリア煎餅』、『キャバリア弁当』……等色々あるようだ」
他にも探してみればキャバリアに由来する屋台の出店があるかもしれない。
更に『頭脳戦車』が有する精密な機器操作によって創り出された商品や、高性能なAIによって算出されるお化け屋敷や射的などのアトラクションも出ているようだ。
「まぁ、今回はお祭り……文字通り学校での『文化』を象徴する祭りだ」
気楽にお祭りを楽しむ学生や教師、学校関係者等の客として楽しむもよし。
或いは自身も出店を出して『頭脳戦車』達の協力の元商売やコンテンツを売り出すのもありかもしれない。
いずれにせよ、今回の屋台祭りではのんびりと過ごす事が出来るだろう。
黒代朝希
どうも、文化祭の時期です。
夏の文化祭というのも良いですね。
さて、今回はキャバリアを舞台とした文化祭となりますが、今回私が担当するシナリオでは『頭脳戦車達が運営する屋台市場』でのシナリオとなります。
今回は頭脳戦車に使われるAIと学生との交流目的もあり、AIによる屋台での接客などの実験でもあります。
そう言った背景も踏まえてプレイングを練ると面白いリプレイになりやすいかと思われます。
・POW
キャバリアを使った運搬による大量の粉もの!
お好み焼きやタコ焼き、焼きそば等を食べよう!
・SPD
頭脳戦車の精密な機器操作によるチョコや飴で出来た細工!
君の思い通りのチョコ細工等を作れるよ!
・WIZ
AIによって実現した高演算による射的やお化け屋敷!
叡智の果ての文化を、楽しもう!
注:このシナリオは、【エースの祭典】の共通題名で括られる連動シリーズです。
文化祭依頼ではシナリオをクリアすると新しい「種族とジョブ」の報酬が出ます。このシナリオでは『頭脳戦車』が貰えます。
なお、各MSによるシナリオはどれも内容が独立している為、重複参加に制限はありません。
注2:依頼と報酬の一覧表は以下です。
高天原御雷MS:「戦闘」依頼担当。「クロムキャバリア」が報酬。
黒代朝希MS:「日常」依頼担当。「頭脳戦車」が報酬。
ナイン高橋MS:「お色気」依頼担当。「アームドヒーロー」が報酬。
第1章 日常
『プレイング』
|
POW : 肉体や気合で挑戦できる行動
SPD : 速さや技量で挑戦できる行動
WIZ : 魔力や賢さで挑戦できる行動
イラスト:YoNa
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
西行寺・銀治郎
【銀沙組】
「さて、本日は待ちに待った文化祭を巡る日だ。
一沙ちゃんと遊びに行くの楽しみだな!」
総合旅団の友人付き合いで一沙ちゃんと同行。
「ははは、こんなのちっとも怖く無いぜ! よし、行こうか?」
俺達はお化け屋敷(スゴく怖いコース)へ入る事に。
実は俺の発言はハッタリなので、内心ヒヤヒヤ。
「一沙ちゃん、任せてくれ? 俺がリードするから?
……うっ、うぉおおお!? マジで、こぇえええ!?」
男らしく頑張る俺だが、秒で残念展開。
高演算AIの超リアルお化けで俺は叫び、転び、飛ぶ。
「はぁ、はぁ……。色々あったが、楽しかったぜ。ありがとう」
最後は一沙ちゃんに手を引かれて無事にお化け屋敷をクリア。
小野寺・一沙
WIZ
【銀沙組】
旅団の友人の銀治郎さんとお化け屋敷に行くことに…えっと、なったんですけど
わたし普段こういう場所でわざと男性に抱き着いたりして、いい感じに雰囲気を作ってホテルへ…
なんて流ればっかりなんですけど…今回は普通に友人との健全なお付き合いで…
こういうのってどうしたらいいんでしょうね…う~ん?
お化け屋敷は難易度あるみたいですけど、どうしましょう…
あ、男のひとってデートとかで大抵一番怖いの選びますよね?(悪意のない笑顔)
AIお化けの皆さんお疲れ様です…素の反応でスミマセン
やっぱり怖がったほうがいいのかな…銀治郎さん、すごい顔色悪いけど大丈夫です?
先導してあげますから、落ち着いてくださいね~?
「さて、本日は待ちに待った文化祭を巡る日だ。一沙ちゃんと遊びに行くの楽しみだな!」
楽しそうに西行寺・銀治郎(国立希島学園の一般的な残念男子学生・f38167)はハミングしながら、小野寺・一沙(剣客撫子・f26434)が待つ場所へと向かっていた。
清楚で真面目な優等生で、黒髪ロングの正統派美少女が相手となればその浮かれようも理解できる、というものだ。
「……わたし普段こういう場所でわざと男性に抱き着いたりして、いい感じに雰囲気を作ってホテルへ……なんて流ればっかりなんですけど……今回は普通に友人との健全なお付き合いで……こういうのってどうしたらいいんでしょうね……う~ん?」
尚、一沙は本当は色々と……その、『経験豊富』であるが。
ともあれ、一沙の方も銀治郎に応じるべく待合場所であれこれと悩んでいた。
そこに銀治郎が向かってくるのを遠目で確認した一沙は、思考を打ち切って彼を清楚な笑顔で迎える――
「お化け屋敷、ですか?」
「お、ちょっと面白そうだな。和風にゴシック、宇宙人等色んなタイプのホラーが楽しめるんだな」
二人が向かったのは、ARを活かしたお化け屋敷。
シナリオのタイプも豊富に揃えられており、特に人気なのが『館に潜む鬼』というシナリオタイプの様だ。
「お化け屋敷は難易度あるみたいですけど、どうしましょう……あ、男のひとってデートとかで大抵一番怖いの選びますよね?」
「ははは、こんなのちっとも怖く無いぜ! よし、行こうか?」
そう言って銀治郎と一沙は電脳戦車が運営するお化け屋敷へと入っていく。
……なお、このお化け屋敷、電脳戦車が『どうやったら人間などの知性体は『純粋な恐怖』を感じるか』を高度な知性と演算力でその解を弾きだし、適切に反映された最強にして最恐のお化け屋敷なのだ。
強がったがハッタリなので、内心ヒヤヒヤな銀治郎とウキウキした感じで相方の肩に寄り掛かる一沙……
「一沙ちゃん、任せてくれ? 俺がリードするから?……うっ、うぉおおお!? マジで、こぇえええ!?」
一沙に良い所を見せようとした銀治郎。
超高度AIが算出したシナリオ、ホラーの相手である鬼の姿がちらっと見えただけでもそれはそれは怖い。
叫び、転び、飛ぶ……等の反応をしても仕方ない。
何なら『今日』までこの最高難易度に挑戦した者の内、平然としていられた客はいなかったほどだ……
「あ、AIお化けの皆さんお疲れ様です……素の反応でスミマセン。やっぱり怖がったほうがいいのかな」
色々と経験豊富な一沙……それは『怪奇現象』という経験でも豊富である様だ。
何せ危険な探索行や魔導書の解読によって、UDCと戦う呪具や呪文を手に入れた者達の|異能系統《ジョブ》である『探索者』でもある故、そう言った耐性は非常に強い様だ。
「銀治郎さん、すごい顔色悪いけど大丈夫です?先導してあげますから、落ち着いてくださいね~?」
「はぁ、はぁ……色々あったが、楽しかったぜ。ありがとう」
「いえいえ、こちらも楽しかったですよ。シナリオ面白かったですし」
そう言って一沙は銀治郎の手を引きながら、お化け屋敷の出口を目指していくのであった――
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アレクサンドラ・ヒュンディン
人狼の力持ち×魔獣戦士です
普段の口調は「私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?」、気にいったら「私、あなた、~さん、ね、よ、なの、なの?」
性格は内気で人と目を合わせるのが苦手ですが、人嫌いなわけではなく事件解決には積極的です
見た目に反しとても力が強く、基本はパワーとライフ頼みの解決法を好みます
他には人狼(イヌ科)らしく鼻がきいたり野性的な能力を用いたりもします
必要があれば狡い手、権力やコネを利用する手も厭いません
お色気関係も歓迎です
若干むっつり気質ですが、結構な好きものかつイケメン好き、軽度の腐女子趣味もあります(同性相手も平気です)
肉体変化能力があり巨乳化などもしますが、本来の体型はお尻ばかり大きい痩身貧乳で、それに対しコンプレックスを持っています
装備やホープコードは所持している物をどれでも使用し、目的のため積極的に行動します。危険な行動が必要でも、自分に関しては多少のことは厭いません。また他の参加者に迷惑をかける行為はしません
後はお任せ、よろしくお願いします!
「ヨーヨー釣りですか……しかし釣るのは紐じゃなくて頭脳戦車達、と」
スクール水着の上に浴衣を羽織った姿へと着替えたアレクサンドラ・ヒュンディン(狗孤鈍狼・f25572)は、頭脳戦車が運営しているヨーヨー釣りの屋台で手伝いをしている。
アレクサンドラもこの頭脳戦車の屋台で休憩中はヨーヨーを釣りながら、他の屋台も楽しんでいる。
「ケバブや串焼き肉……に加えて、シュラスコなんてあるんですね」
屋台の食事は雰囲気を楽しむ物だ。
しかし、この頭脳戦車の屋台群では提供されている肉等の食材も最高級ではないが、良い食材を適切に処理して調理されている。
頭脳戦車の人工知能が、食材のポテンシャルを最大まで引き出しているのだろう。
「たこ焼きのタコもプリップリですし……美味しいですね」
そう言って休憩中の間、アレクサンドラは屋台の食事を堪能する。
お好み焼きにイカ焼き、トルコアイス等様々な屋台の食事は、アレクサンドラを満足させるに足りる者であった。
「さて、休憩もも終われば……ヨーヨー釣りのお手伝いですか」
そう言ってアレクサンドラはヨーヨー釣りの屋台に戻り、浴衣を脱いでスクール水着のみとなる。
浴衣の下をスクール水着に着替えたのは濡れない為だ。
彼女は防水機能を完全に整えた頭脳戦車の手伝いをしながら、ヨーヨー釣りの屋台を運営補助していく。
「ヨーヨー釣り、というよりはヨーヨーのUFOキャッチャーならぬドローンキャッチャーですね」
そう言いながらアレクサンドラは客が払った挑戦料を防水性のレジに仕舞いながら、ヨーヨー釣りの舞台……広大なプールにヨーヨーが大量に浮かんでおり、それを客は支給されたドローンを使ってヨーヨーを吊り上げていく。
上手く掴めない事もあるが、元々500円で6回挑戦の屋台だ。
要領が悪くても数回失敗しても1,2回は成功する様に難易度を調整してあるのだ。
「しかし、熱帯ですから後でプールに入りたいですね」
そう言いながら、ヨーヨーをドローンが釣る様を見ながらアレクサンドラは冷たいドリンクを飲み干していくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
イリスフィーナ・シェフィールド
ほうほう、AIが屋台営業ですか、面白そうですわ。
回りながら来たかったけど来れなかった方達向けに配信してはどうでしょう。
とりあえず許可を聞いてみて、それから回ります。
簡単なのは簡単すぎ、難しいのは精密作業で作られた凄いけど細かすぎてクリアできない型抜き。
撃つ前にターゲットを絶対倒せるよう細かいポジション指示が入る射的。
など両極端だったりサービス過多だったり人との付き合いはこれからですわねと
思いながら最後に来たのは拡張現実でリアルに表現された対戦型カードゲーム。
キャラ付けなのか尊大口調のAIと真剣勝負、楽しかったですわと終了。
(デュエル結果と内容はお任せであっさり目で流しても細かく書かれても)
「ほうほう、AIが屋台営業ですか、面白そうですわ。回りながら来たかったけど来れなかった方達向けに配信してはどうでしょう」
配信の為に頭脳戦車達へと撮影許可を取るのはイリスフィーナ・シェフィールド(相互扶助のスーパーヒロイン・f39772)。
彼らはある程度の規約をイリスフィーナと決めた後、撮影の許可を出す。
「さてさて……屋台にはどのようなものがあるのでしょうか?」
イリスフィーナは屋台を見渡すと、実に多種多様な出店がある事に気が付く。
――簡単なのは簡単すぎ、難しいのは精密作業で作られた凄いけど細かすぎてクリアできない型抜き。
――撃つ前にターゲットを絶対倒せるよう細かいポジション指示が入る射的。
他にも様々な人工知能を活かした屋台が並んでいる。
「両極端だったりサービス過多だったりしますわね……まぁ、人との付き合いはこれからですわ」
人工知能との付き合い方を考えながら、イリスフィーナはとある出店に赴く。
それは『拡張現実でリアルに表現された対戦型カードゲーム』をプレイできる出店だ。
『フハハハハハ! 来るが良い下郎共!』
「キャラ付けでしょうか……まぁ、ここは一つデュエルをしましょうか」
イリスフィーナもデッキを取り出し、人工知能のキャラと対戦を始める。
相手はガードとコントロールに長けた青白のデッキを使い、イリスフィーナを翻弄。
しかしイリスフィーナも巧みにカードのコストなどを調整して食らいついていく。
「てっきり黒か赤のデッキかと……キャラ的に」
そう言いながらもカードを切っていくイリスフィーナ。
接戦の末、イリスフィーナは紙一重で勝利をもぎ取る。
「ふう……楽しかったですわ」
『こちらもだ』
人工知能との戦いは、双方笑みで終わる事が出来たのであった――
大成功
🔵🔵🔵