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【サポート優先】夢見る猟兵じゃいられない

#サイバーザナドゥ #サイバースペース #ヤマラージャ・アイビー #ルナティクス・コーポレーション

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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。


「本日は貴重なお時間を割いていただき、誠にありがとうございます。私、ルナティクス・コーポレーションの社長秘書、ヘイスティングズと申します。よろしくお願いいたします」
 そう言って猟兵たちに名刺を配り始めたのは、小学生かあって中学生にしか見えない少年――カショウ・ヘイスティングズ(ターニングムーンチャイルド・f40491)だった。
「……と、まあ。堅苦しい企業式挨拶はこんなもんでよいだろ。我ってばこういうの苦手でなあ」
 言うこと言ったら速攻で砕けた。あまりにもはやい。
「一応ざっと説明しておくとだな。我らがルナティクス・コーポレーションは医療系のメガコーポでな、特に精神治療としての『夢見』を投薬によってコントロールしたり、睡眠外来と提携して『安眠』を与える製薬や商品開発を行っている。……真っ当にだぞ」
 少なくとも社長に対しては道を踏み外すことがないよう、色々と『助言』をしているとのこと。CEOは現場に来ない上、特に何か口出しをしてくることもないため何を考えているのか、そもそもどういった人物なのか不明であるとも言うが。
「と言っても、御多分に漏れずグレーな部分もないとは言わん。社名が現す通り、我が社は『狂気』に関する商売も行っていてな。それが|電脳空間《サイバースペース》『エルピス・アストロフェギャ』の提供なのだ」
 エルピス・アストロフェギャはルナティクスと提携する医療機関で、狂気を発症していると見做された患者だけが無料で登録、アクセス可能な電脳空間だ。
 そこでは己の狂気を解放、発散させることで症状を緩和していくという名目の元、己の精神のみをアクセスし、戦闘用プログラムの組み込まれたアバターを操り対人戦を行う電脳闘技場を運営していると言う。
「勿論、肉体は損傷しないが精神を繋いでいるため、負傷すればそっちにダメージが行く。昔はその辺のケアはしておらんかったが、そこで我のテコ入れよ」
 無表情気味だが纏う空気で解った。この少年(?)ドヤっていやがる。
「ちゃんと治療用バーチャルNPCを配置することによって、最終的にノーダメージですっきり起床可能となったわけだ。勿論、どちらかが重傷を負いそうな状況にもなればストップもかけられるしな」
 というわけで昔は兎も角、今は重症化のリスクを限りなくゼロに近づけた上での健全な運営が行われている。
 尤も、今のところ問題は起きていないものの、ゼロとは言い切れないのもまた事実であるため、その辺りは今後も色々と試してみるとカショウは言うが、それはさておき。
「我も予兆を受けて知ったのだが、これを悪用している|社員《こ》がおるらしくてなあ」
 最近公開された電脳空間『エレウテリア・アストロフェギャ』。
 社の名義でエルピス・アストロフェギャを再現し、一部機能を制限する代わりに広く一般公開された電脳空間だと言う。
 アバターは型ごと(戦士型、超能力型などいわゆるジョブのような概念が存在するとのことだ)に決められた、男女それぞれ一種類のものしかない。カスタマイズしたいのであれば月額課金コースに加入する必要がある。しかし、それ以外はほぼエルピス・アストロフェギャ同様の戦いが楽しめると言う。
「問題はこれ、初期のエルピス同様に回復NPCがおらんのよ。しかも意図的にそうしておるようでな」
 どうやら遅効性の思考破壊プログラム『ヤマラージャ・アイビー』を用いて、私的に部下を増やそうとしている社員の仕業らしいと判明したのだ。
「その目的は娯楽の提供でも、ましてや狂気の治癒でも何でもない。限界まで戦わせ精神を擦り減らせ、発狂寸前になったところでヤマラージャ・アイビーがトドメを刺す。これで対象の人格は完全に破壊され、下手人の忠実な部下へと早変わり☆ ……という寸法よ」
 勿論、犯人は社員として潜り込んだオブリビオンだ。最近入社し、働き者で愛想もよく、上司の覚えもめでたい人物であったらしい。
 因みにこの件、社長やカショウは勿論、現場の部長や課長なども把握していなかったようだ。
 今後は一層社内の人間とエルピスの管理システムに目を光らせる必要があるなと、何やら赤い月のような双眸に剣呑な光を宿したカショウであったが。
「とは言えよ。お察しの通り、我の予知に引っかかってしまった。この時点で我にはもう干渉が出来ん。アバターをお前たちに寄せるための月額課金費用は社の方で手配するよう社長には提言しておくから、下手人を懲らしめてくれんか。勿論、プログラムはそちらで回収して構わん。社長にも言い含めておく」
 この人どれだけ社長に対して強いんだろう。
 少年に対する末恐ろしさを感じながらも、猟兵たちはエレウテリア・アストロフェギャへと飛び込むことになるのだった。


絵琥れあ
 お世話になっております、絵琥れあと申します。
 ひっそりとサポート優先シナリオを運営させていただきます。
 (勿論、通常参加も望外の喜びですので歓迎いたします)

 流れと詳細は以下の通りになります。

 第1章:日常『夢、売ります』
 第2章:集団戦『武装医師団』
 第3章:ボス戦『破滅を宿す者『ジェマ・ステラ』』

 第1章では、電脳空間エレウテリア・アストロフェギャ(以外エレウテリア)に潜入し、ヤマラージャ・アイビーを捜索していただきます。
 道中、アバターの確認や持ち込んだ武器の再現度合いを確認しておくと良いでしょう。
 なお、猟兵の超常の力によってプログラムにないユーベルコードもきちんと発動しますが、その場合は敵に察知されるようなので、ここでは武器の素振りに留めておきましょう。

 第2章では、ヤマラージャ・アイビーの設置地点を防衛する武装医師団との戦いとなります。
 医療NPCおるやん、と見せかけて侵入者撃退人員です。そもそもこいつらも生身のオブリビオンの精神体です。
 撃破出来れば本体も消滅するようなので、依頼終了後に本体は逃走……といった心配はございません。

 第3章では新入社員としてルナティクスに潜入、周囲の信頼を勝ち取りエルピスのデータを複製し悪用するジェマ・ステラとの戦いになります。
 とは言え一応犯行の動機は彼女なりにルナティクスを思ってのことらしいです。但し根本的に思考が狂ってしまっているようなので、遠慮なく撃破をお願いいたします。
 なお、カショウも社長も今後の再発防止に努めてくれるようです。また、貸し借りなしにするという形でヤマラージャ・アイビーのプログラムは譲ってくれるようです。

 サポート優先シナリオのため、調子や現行シナリオの進捗と相談しながら自分のペースで執筆していくことになるかと思います。
 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
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第1章 日常 『夢、売ります』

POW   :    戦士系のMODを選ぶ

SPD   :    諜報員系のMODを選ぶ

WIZ   :    超能力者系のMODを選ぶ

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ティエル・ティエリエル(サポート)
◆キャラ特徴
ボクっ娘で天真爛漫、お転婆なフェアリーのお姫様です。
王家に伝わる細身のレイピアを使った空中からのヒット&アウェイで戦うのが得意な女の子です。
・冒険大好きお姫様
・珍しいものにも興味津々
・ノブレス・オブリージュの精神で弱者を放っておけないよ
・ドヤ顔がよく似合う
・困ったら動物さんに協力を!

◆戦闘方法
・背中の翅で羽ばたいて「空中戦」や「空中浮遊」で空から攻撃するよ
・レイピアに風を纏わせて「属性攻撃」でチクチクするよ
・対空攻撃が激しそうなら【ライオンライド】
・レイピアでの攻撃が効かない敵には【お姫様ビーム】でどかーんと攻撃




「電脳空間を冒険だー!」
 小さく可憐な翅で、サイバー世界を飛び回る。
 フェアリーであるティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)の姿も、この電脳空間で完全に再現されていた。
 アバターのサイズ調整により元のサイズもばっちり再現出来、しかも線や色味が縮小により潰れるといった事態も発生していない。アンチエイリアシングも万全だ。
 加えて月額課金オプションで購入出来る翅にはしっかり飛翔機能もついており、進入禁止エリア以外は足場を経由せずとも問題なく飛んでいくことが出来た。
 サイバーザナドゥでの依頼自体は初めてではないから、目に映る全てが新鮮……とまでは行かないものの、矢張り普段は馴染みのない世界、しかもヤマラージャ・アイビーに辿り着くまでは自由に探索していていい――その方が単なる興味本位で入ってきた新規会員だと思われやすいからだ――と言うから。
「ボクのレイピアもしっかり再現出来たし、いざって時も大丈夫! 全エリア制覇しちゃうぞー☆」
 暫しの間、ティエルは一般の会員に紛れて電脳世界の散策を楽しむのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。




「………………」
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)は再現されたフォースセイバーを虚空へ向けて振るう。
 彼自身の姿もまた、月額課金により解放されたアバターと微調整機能で生身での姿を完全再現出来ていた。
(「問題はないな」)
 武器の質量や感触もさることながら、自身の身体も生身と同じように動く。
 矢張り普段の身体を再現出来た方が、実際の戦いと同様のコンディションを発揮しやすそうだ。一般の会員にとってはその未知の感覚も楽しめるのだろうが、アスたちは目的があってここに来ている猟兵だ。
(「プログラムは……幾つかある闘技エリアの何処かにありそうだな」)
 電子案内図を見れば、闘技エリアは複数箇所あり、それぞれ外観も異なるものとなっている。格闘ゲームのステージのようなものだと、あのグリモア猟兵は言っていた。
 その中でも頭脳戦車の格納庫をモチーフにした闘技エリア。ここだけやや地味な印象を与えるが、一番頑丈な造りになっている様子。
(「プログラムを隠し護るにはうってつけ、か」)
 一先ずそこを目指してみようと、アスは歩き始めたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。




(「医療NPCがいないということなら」)
 戦闘外でも役に立てることがあるかも知れないと、春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)もまた、このエレウテリアに足を踏み入れていた。
 アバターも装備も生身と遜色なく細部まで再現され、遙自身も違和感を覚えることはない。
 遙は猟兵であり、医師である。猟兵たちは一般の会員に紛れて潜入しているわけだから、今まさにこの瞬間にも戦闘によって傷ついたり、再起出来なくなっている一般人もいるだろう。
 味方の猟兵たちのサポートは勿論のこと、遙はそういった一般人のことも、救えるなら救いたいと思っていた。
(「今はまだ余り事を大きくしない方がいいでしょうが……応急処置くらいなら」)
 目的のプログラムがありそうだと連絡の入った闘技エリアは最後に回すとして、遙は他の闘技エリアを回り始めた。
 そこでユーベルコードに頼らずに出来る範囲の応急処置を、傷ついた一般会員たちに施していく。これで今夜、精神を崩壊させる者が一人でも減ればいいのだが。
 そう願いながら、遙は最後の闘技エリアへと向かうのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『武装医師団』

POW   :    患者を発見、治療を開始する
【蛇型手術用ロボットビースト】と合体し、攻撃力を増加する【大型殲滅用レーザーメス】と、レベルm以内の敵を自動追尾する【注射器ミサイル】を射出する【ランチャー】が使用可能になる。
SPD   :    汚染を確認、該当区域を閉鎖する
【致死濃度の超高水圧消毒液ブレード】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を行動の自由を奪う閉鎖区域にし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
WIZ   :    市民よ、健康であれ
戦場内に「ルール:【健康でない者は治療する】」を宣言し、違反者を【完治が認められるまで出られない隔離病棟】に閉じ込める。敵味方に公平なルールなら威力強化。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。




「患者を発見、治療を開始する」
 無機質なまでに淡々と、武装医師団は宣告する。
 闘技エリアを護る番人らは蛇型のロボットビーストをその腕に纏い、装着型のランチャーを形成する。
「己の意に従わぬ者が奴らの言う『患者』か」
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)はその傲慢な振る舞いに、僅かながらその柳眉を顰めた。
「馬鹿げている。その思い上がった理念ごと……打ち砕く!」
 アスの脚部に内蔵されたレッグエンジンウェポンが開き、ずらりと並ぶ重厚に宿る仄青い光が煌めいた。
 その瞬間、先手必勝と言わんばかりに、機先を制そうと武装医師団らのランチャーから注射器ミサイルが放たれる。確実に着弾させる魂胆か。
 だが、その程度に臆するアスではない!
「逃れられると思うな!」
 光が強さを増してゆく。
 ミサイルが、弾丸が、超常の力で数を増し、雨霰の如く撃ち出され。
 迫り来る注射器ミサイルは、同じくミサイルが撃墜し、その間を縫うようにして弾丸が敵の身体を撃ち抜き、貫き穿ち。
 どさり、どさりと仰のいて倒れ、白衣ごとその姿が掻き消える。
(「如何に知識と技術があっても、正しく行使されなければ意味はない……」)
 己は決して、道を踏み外しはしない。この超常の力も、正しく使っていこうと。
 アスは胸中静かに、その思いを強めるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生

正義感が強く困っている人は見過ごせない

UCは業火の一撃や灼熱の束縛を中心に使用
攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる

逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター

みんな大丈夫?助けにきたよ!

そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!

技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態

アドリブ絡み歓迎

サクラミラージュの影朧などの場合は説得もしたい




「……う、うぅ……」
 現場の闘技エリアには、重傷を負っているにも拘らず放置された一般の会員たちが転がっていた。
 幸いにして、まだヤマラージャ・アイビーにやられてはいないようだが……それでも、春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)は一人の医師として、憤りを覚えずにはいられなかった。
(「医師として活動しながら、傷ついた人たちには手も差し伸べず、逆に人を傷つけようとするだなんて……」)
 このエリアの番人と思しき武装医師団が、この世界の正規の医師免許ないしそれに該当するものを所有しているのかは定かではない。しかし、仮にも医師を名乗る以上、この惨状を放置していることが遙には信じられなかった。
 そしてもう一人、この状況を見過ごせず、許すことが出来ない人物がいた。
「みんな、助けに来たよ! もう大丈夫!」
 正義感が強く、困っている人、弱い立場の者の味方でありたいと願う、それが百地・モユル(ももも・f03218)という少年だった。
 それに、自身も嘗ては難病に冒され、ほぼ全身を機械化して永らえるまでは闘病生活を続けていたモユルにはもうひとつ、今回の件を放っておけない理由があった。
(「心の病気の人が、少しでもよくなるようにって用意された|電脳空間《せかい》を、健康な人たちの心を壊すために悪用するなんて……」)
 モユルの患っていた病とは違うけれど、エレウテリアの元となったエルピスは、病に苦しんでいる人々のための場所。それを歪めて人々を苦しめる奴らなら。
「絶対に許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!」
 機械の身体が炎の如く赤熱する。
 悪を焼き尽くすのだと、燃え上がる!
「該当区域を閉鎖。患者二名、隔離病棟へと収容する」
「!」
 エレウテリアに害をなす者は、健全な思考の持ち主ではなく。
 ゆえに、隔離し、殺菌――否、滅菌する。
 出口のない病棟に似た空間に閉じ込められた二人に、致死濃度の超高水圧消毒液ブレードが襲いかかる!
(「渾身の業火の一撃をお見舞いしてやりたいところだけど……数が多いね」)
 拳を握りしめながらも、モユルは周囲を観察した。
 狭い空間に閉じ込められたことで、攻撃が避け難くなったのはお互い様だが、真っ向から一人一人やり合っては数の暴力に圧倒されてしまうだろう。
「任せて。……紙の鳥、紙の花、命持たないゆえに散らないその身で、くるりくるりと舞い踊れ……」
「ぬっ」
 折り紙の鶴が、花が、遙の手を離れて虚空を舞った。
 鶴が敵の攻撃を阻害するよう飛び回り、花が敵の目を眩ませるように紙の花弁を散らす。
 敵の足並みが乱れた。今が好機!
「今回は特別! 纏めてやってやる、逃してたまるか!」
 もう、誰も苦しめさせないと強く願えば。
 モユルのその想いに応えるようにして、千を超える燃えさかる剣が敵だけに狙い定めて飛来する!
「ぐぁあああっ」
 身を貫く痛みと熱さに敵は次々と倒れてゆき。
 全て力尽きたその時、遙とモユルは隔離病棟から逃れ、闘技エリアへ戻ることが出来たのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

陽環・柳火(サポート)
東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。

悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
戦闘では炎系の属性攻撃を交えた武器や護符による攻撃が多い。
正面からのぶつかり合いを好みますが、護符を化け術で変化させて操作したりなどの小技も使えます。
全力魔法使用後の魔力枯渇はにゃんジュール等の補給で補います
名刀『マタタビ丸』は量産品なので、もしも壊れても予備があります。

 ユーベルコードは指定した物を使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生

正義感が強く困っている人は見過ごせない

UCは業火の一撃や灼熱の束縛を中心に使用
攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる

逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター

みんな大丈夫?助けにきたよ!

そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!

技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態

アドリブ絡み歓迎

サクラミラージュの影朧などの場合は説得もしたい




「よしっ、脱出成功!」
「おおっ、何だ何だ!?」
 隔離病棟からの脱出に成功した百地・モユル(ももも・f03218)たちが、突如闘技エリアの虚空に現れたのに目を丸くしたのは陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)だ。
 だが、想定していたより敵の姿が少ない、いや、|少なくなっている《・・・・・・・・》ことから、柳火は何となく何があったのかを理解した。
「成程ね、もう戦いは始まってたってワケか。水臭いぜ、俺も混ぜてくれよ!」
「うん! ここからは一緒に戦おう!」
 敵の数が減りつつある。
 と言うことは、モユルの本領も発揮しやすくなったと言うわけだ。
 また、柳火もどちらかと言えば一対一での戦いで輝く戦闘スタイルが多い。
 ゆえに、ここは。
「患者を発見、治療を開始する」
「はっ、何小難しいこと言ってんだ? 悪い奴らはぶっ潰す。俺にとってはそれだけだぜ!」
「どんな理由があっても、病気の人を苦しめる医者なんて、医者じゃない! そんなのボクと、ボクの炎が認めない!!」
 敵もエレウテリアと、その核であるヤマラージャ・アイビー防衛のために奮戦する様子を見せるが。
 柳火とモユルの闘志は今、最高潮に達している!
「燃ゆる命の炎、今こそ見せてやる! 喰らえっ、|業火の一撃《フレイムインパクト》!!」
「炎の共演といこうじゃあねぇか! 但しこっちは足技だ、その足掬ってやるよ!!」
 モユルの拳が赤熱する。柳火の脚が焔に揺らめく。
 紅蓮に輝く高熱の炎が顔面へ突き刺さり、蹴撃の軌道に描かれた炎の波動が脚を灼く!
「がは……っ」
「ぐううぅぅっ……」
 確実に、一体ずつ仕留める。
 物量でそれを跳ね返す戦い方が、敵も出来なくなってきているのだ。それが出来る数の人数では、もうなかった。
「さあ、次にこの蹴りの餌食になりてえのはどいつだ!?」
「ボクの炎は、エレウテリアの皆を助けるまで消えないぞ!!」
 二人の気魄に、じりじりと武装医師団が気圧され、我知らず後退する。
 奴らの壊滅は、近い。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

仰木・弥鶴
敵が強化を得ているかユーベルコード以外の攻撃方法や増援がある場合は
【封印術】が施されたカラーボールを当てやすそうな部位に【投擲】して
可能な限りの弱体化を図りながらUC
付与した贄の紋印をめがけ体内に寄生する白燐蟲をありったけ解き放つ

後はできるだけUCの効果を長引かせるため『グラビティ・スターライト』を敵に照射
かかる重力を増加させてレベルm半径外への退避を阻む
防御は盾状に広げたディバインデバイスの機械羽で受け止められるよう善処
精神への侵食系は【狂気耐性】で最低限の正気は維持するように
その他記載の無い特技やアイテムは状況に応じて使用をお任せします

しないこと:照れる、怒鳴る、泣くなどの情緒的な感情表現




「くっ、かくなる上は……!」
「おっと」
 追い込まれた武装医師団は、仰木・弥鶴(人間の白燐蟲使い・f35356)を巻き込んで隔離病棟へと転移した。
 とは言え弥鶴は驚くでも狼狽えるでもなく、少し自我が見えてきたなとか、残る武装医師団全員でこちらに立て籠もった日にはヤマラージャ・アイビーの防衛どころではなくなるけれどそれはどうなんだろうとか、淡々とそんなことを考えていたが。
(「何にしても、ここの敵が最後ならやるしかないね」)
 どうやらこの空間そのものに攻撃能力はないようだ。ならば、ユーベルコードに依らない攻撃手段があると思われる。
 例えば、単純な話。奴らの『武装』そのもの、であるとか。
 ならばと弥鶴は敵が仕掛けてくる前に、敵の武器や肩を狙ってカラーボールを投擲。何だ何だと言わんばかりに武装医師団らが着弾箇所を見遣るが、それ自体にダメージはない。
 これで倒せるなど、弥鶴も考えていない。いや、そもそもそこに弥鶴の意図はないのだ。これは、武器や能力に『封印』を施すもの。
 謂わばここは敵地。地の利は敵にある。だからこそ、自身に有利な状況を、別の方向から作り出すのだ。
 そしてこの敵地も、弥鶴にとってはそれほど不利な戦場ではない。
 弥鶴の身体が、白く淡く光る。
「さあ、めしあがれ」
 否、それは。
 彼の内より這い出た、白燐蟲の群れだ。
 照明の落ちた病棟を照らすように、敵へと殺到する。
「なっ」
 武装医師団らは気づいていなかった。カラーボールが着弾したその箇所に滲んだ塗料が、まるで描いたように紋様となって浮かび上がっていたことに。
 それは蟲が好む贄の紋印。燐光はそれを獲物と定めて目印に、喰らいつく。
「が、ぁああっ」
 切るのでも刺すのでもなく、喰い千切られる痛みに漏れる苦悶の声が病棟内に響く。
「く……っ!」
 堪らず逃げ出す者もいる。
 だが、それを見逃す弥鶴ではなかった。
 更なる光が敵を照らせば、がくんとその脚が鉛をはめたように重くなり、崩れ落ちる。グラビティ・スターライトの光はその名の通りに重力を齎し、敵の足を止めていった。
 元より、ここは病棟の『廊下』。ただでさえ互いに攻撃を避け難い。ゆえに、弥鶴にとっては逃走を阻止するのも容易なこと。
「戦場を変えたのは間違いだったね」
 その戦場――隔離病棟ももう、主を失い弥鶴を留めておくことは、叶わない。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『破滅を宿す者『ジェマ・ステラ』』

POW   :    仕事の邪魔です。必殺、教育的指導!
【電気信号異常を引き起こす強力な電流】を籠めた【鋭い蹴り技】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【脳や精神】のみを攻撃する。
SPD   :    任務ヲ完遂しなイと
【宿主ジェマの姿】を脱ぎ、【ウイルス本体が具現化した人型の闇】に変身する。武器「【触れたもの全てを破壊し飲み込む動く影】」と戦闘力増加を得るが、解除するまで毎秒理性を喪失する。
WIZ   :    何かおかしいですカ?
攻撃が命中した対象に【自身に寄生するウイルスの一部】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【対象の自壊を促すプログラム】による追加攻撃を与え続ける。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は穂藤・野々です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

シン・クレスケンス(サポート)
「大抵のことはこなせますので、何でもお申し付けください」

◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける

◆戦闘
詠唱銃(【破魔】の魔力を込めた銀の銃弾)、魔術による攻撃が主
トレーニングを欠かさない為運動も出来る

◆以前の経歴から、情報収集・操作や追跡、索敵が得意。料理好き

◆UDC『ツキ』
シンに取り憑いているUDC。闇色の狼の姿をしている
同じく追跡が得意(魂や魔力を嗅ぎ分けている)で、戦闘は鋭い牙や爪を用いて行う

◆口調
・シン
僕/相手はさん付け(使役は呼び捨て)
です、ます、ですか?等丁寧で穏やかな話し方
・ツキ
俺/お前、呼び捨て
だぜ、だろ、じゃないか?等男性的な話し方


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。




「あラ、侵入者でスか?」
 ヤマラージャ・アイビーを守る最後の砦にして、この事件全ての元凶たるオブリビオン、ジェマ・ステラ。しかしその様子は明らかにおかしかった。
「困りまシタね、手荒ナ真似はしたクないんでスケど。でモ、こレモ仕事でスカラ。排除させテイタダキマス。排除サセテイタダキマ排除サセテ排除排除排除」
「にゃにゃっ!?」
 これにはいつも明るく元気で前向きなミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)も思わず気圧されてしまった。
「ふむ……グリモア猟兵の話では、ここまで理性を失っているような口ぶりではありませんでしたね。彼女の内に在った狂気が、我々が到着するまでの間に進行してしまったのでしょうか」
 冷静に分析するシン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)だが、影のように傍らに控える闇色の|狼《ツキ》が『言ってる場合か』と苦言を呈する。
 何故ならその間にも、ジェマの姿はまるで皮が剥けるように脱ぎ捨てられ、黒い靄が人間の型を取ったような、異形としか言いようのない何かが現れたからだ。
「とっ、兎に角、こんなことは止めさせるのにゃ。心の元気がなくなったら、美味しいご飯も食べられないのにゃ」
 それは、今まで健全に生きてきた人々には辛かろうとミーヤは思うから。
「その通りですね。お手伝いしますよ」
「助かるのにゃ! じゃあ、ちょっとだけ時間を稼いでほしいのにゃ」
「解りました。どの程度必要ですか?」
「10秒もあれば大丈夫なのにゃ!」
「問題ありませんね。お任せください」
 丁度そこまで話し終えた頃、ジェマであった何かが、獲物を求めて動き出す。
「排除排除排除侵入者ハハハハハハ排除イタシマアアアアアアスススススス」
 まさに、狂気。
 だが、UDCと関わり続け、UDCを従えるまでのエージェントであるシンにとっては、この手の敵など慣れたもの!
『心臓を狙え!』
 ツキが告げる。
 最早人ならざる彼女のそこに心臓はないが、代わりに今の彼女を突き動かす、魔力に似た核のようなものがあるようだと。
 白銀の銃口が左胸を捉え、破魔の弾丸が放たれれば、敵は正気を失いつつも防衛本能でそこを庇うような動きを見せ。
 そこに、隙が生じる!
「ありがとなのにゃ♪ ……チャージ完了、行っけぇなのにゃー!!」
 光を放つはミーヤの大砲型ガジェット。
 人型の闇は反応の遅れたその一瞬に、青く輝く光線に呑まれゆく!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

鳳凰院・ひりょ(サポート)
アドリブ・連携〇

同伴者がいる場合は同伴者を支援するよう行動
戦い方は遠近両用
接近戦→【破魔】を付与した破魔刀
遠距離→精霊の護符の【乱れ撃ち】
同伴者が苦手な方を受け持ちます

単独で戦う場合は敵の苦手とする方での戦い方を主軸に
護衛対象がいる場合は自分の身を挺して【かばう】
仲間達に危害を加えるような行動はまず取らず
誰かを傷付けるくらいならば自分が傷付く方を選びます
任務に関わる人達の笑顔を取り戻す為に全力を尽くします

指定したUC以外への変更及び演出的なUC複数発動も可
采配はMS様にお任せします

闘気刀や精霊光照射を使用時は体への負荷が甚大
(真の姿で安定して使えるレベル)

圧勝・苦戦からの勝利等、どんな演出も可


レイン・ファリエル(サポート)
『さぁ、貴方の本気を見せて下さい』
 人間のサイキッカー×ダークヒーローの女の子です。
 普段の口調は「クールで丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、機嫌が悪いと「無口(私、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は落ち着いてクールな感じのミステリアスな少女です。
人と話すのも好きなので、様々なアドリブ会話描写も歓迎です。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「教育的指導!」
 繰り出される蹴撃にもレイン・ファリエル(クールビューティー・f17014)は動じることなく、纏うブラッククロスで往なした。多少電流による神経へのダメージは感じるが、軽い麻痺により動きが多少鈍っただけだ。然程問題には感じない。
 距離を取るだけなら支障はない。レインは一度、ジェマから距離を取った。
 流石にこれ以上の理性の喪失はまずいとジェマ――を侵食している何か――は感じ取ったのか、新たなジェマの皮を瞬時に生やし、『ジェマ・ステラ』の姿に戻っていた。
 そんな二人の様子を窺い、どう動くべきか考えていた鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は。
(「彼女は何かを準備しようとしているようだ。なら、俺は……彼女に敵を近づけさせないように動こう」)
 そう決めれば、ひりょの行動は速かった。
「お前の相手はこっちだ!」
「!」
 敢えて大振りに破魔刀を振るい、己へと敵の行動を誘発する。加えて足元に注意を払っていないように見せかける動きを取ることで、先程の蹴りを繰り出しやすいように思わせることが狙いだ。
 果たして、その思惑にジェマは乗った。
「仕事の邪魔をしナいでください!」
 薙ぐようなその脚捌きを、破魔刀の鞘で受け切る。そこから伝う電流が腕を蝕むが、動かなくなる前に両手で柄を握り直し。
「全力で行くぞっ!」
「!!」
 破魔刀に、全身全霊の力を込めて。
 一撃必殺の一閃が、ジェマの身体を断たんと風を切る!
「くう……っ!」
 ジェマは咄嗟に反応し、致命傷は逃れた。だが、かなりの痛手を食らったのは事実のようで。ふらつきながら体勢を立て直そうと――、
「逃しませんよ」
 する、ところにレインの宣告。
 ほぼ同時、闇を孕んだ漆黒のエネルギー弾が、ジェマの肉体を呑み込まんと迫る!
「うあ……っ」
 身を捻るが倒れ込んだジェマ。
 その身体には既に、左脚がなかった。闇へと取り込まれたようだ。これで蹴り技を放つどころか、立つことすら最早儘ならないだろう。
 だが、ジェマはまだ上体だけでも起こそうとし、己の『仕事』とやらを果たそうとしている――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです


北条・優希斗(サポート)
『敵か』
『アンタの言う事は理解できる。だから俺は、殺してでも、アンタを止めるよ』
『遅いな』
左手に『蒼月』、右手に『月下美人』と言う二刀流を好んで戦う剣士です。
自らの過去を夢に見ることがあり、それを自身の罪の証と考えているため、過去に拘りと敬意を持っております。その為オブリビオンに思想や理想があればそれを聞き、自分なりの回答をしてから斬ります。
又、『夕顔』と呼ばれる糸で敵の同士討ちを誘ったり『月桂樹』による騙し討ちを行なったりと絡め手も使います。
一人称は『俺』、口調は年上には『敬語』、それ以外は『男性口調』です。
見切り、残像、ダッシュ等の機動性重視の回避型の戦い方をします。




「そうまでして、アンタが戦う理由は何なんだ。敵同士だが、聞いておきたい」
 北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)は静かに問う。
 過去に拘りと敬意を持つ彼だからこそ、彼女を突き動かす理念を、そこに至った過去を、知るべきだと思ったのだ。
「……仕事を、失っタ私を……ルナティクスは、受ケ入れテ……だかラ……繁栄ヲ……社員を集めテ、もっト、もット大キナ会社ニ……!!」
「………………」
「ダカラ、ワタシハァアアッ!!」
「……そうか」
「ルナティクスに恩返しがしたいという気持ちは本物で、それだけは……変わらなかったのですね」
 話を聞いていた響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が痛ましげに目を伏せる。
 追い込まれたジェマは答えながらも、再び己を脱ぎ捨て、失ってでも邪魔者を排除せねばと、社のために働かなければと、強迫観念染みた理念で闇へと変貌していく。
 職務に忠実で、恩義にも報いようとした彼女が、狂気に侵され道を踏み外した――それを思えば余りにも悲しい。
「ですが、こうなってしまった以上は。ジェマ様自身のためにも、止めさせていただきます」
「ああ、そうだな。その思いが、本物だからこそ……だ。悪いな」
 見境のなくなったジェマは、闇もウイルスも関係なく、猟兵たちへと差し向ける。
 そのウイルスの一部を手の甲に受けたリズは、僅かながら頭の中を掻き回される錯覚に、短く呻く。
(「これが、ジェマ様が今まさに味わっている苦しみ……ならば」)
 自らも苦痛を受けながらも、リズはそれを止めたいと願って。
 己を奮い立たせて、世界に花を咲かせた。
 ガラスのフルートが奏でる、清く透き通った音色に白薔薇は舞う。浄化するように、ジェマの闇へと触れれば苦悶の絶叫が木霊した。
 優希斗もまた、影にその身を裂かれながらも歩みを止めず、踏み込んでゆく。
 左手に『蒼月』、右手に『月下美人』。
 蒼と銀の一対が、その狂気ごと断ち切らんと、音さえも取り残す一閃、二閃!
「許せとも、恨むなとも言わないさ。だが……」
 蒼穹の彩を映した、十文字の軌跡が物語る。
 ここに、確かに闇は切り裂かれ、霧散してゆく。
「ええ、せめて安らかに……」
 リズは祈り、優希斗は看取る。
 骸の海ではきっと、狂気に眠りを妨げられることの、ないように。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2023年05月28日


挿絵イラスト