3
闇の救済者戦争㉑〜Burn My Blade

#ダークセイヴァー #ダークセイヴァー上層 #闇の救済者戦争 #五卿六眼『腐敗の王』 #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #プレイング受付締切05/24(水)17:00まで

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#ダークセイヴァー
🔒
#ダークセイヴァー上層
🔒
#闇の救済者戦争
🔒
#五卿六眼『腐敗の王』
#オーバーロード歓迎
#団体歓迎
#プレイング受付締切05/24(水)17:00まで


0




「いよいよ『闇の救済者戦争』もクライマックスね!このまま『|悲劇の終焉《エンディング》』を全て破壊しましょう!」
 そう言ってオラクルのエンドブレイカーにしてグリモア猟兵であるシビュラ・ヴェルムリープ(光桜天樹スプリールの聖女・f39562)は戦線基地である『影の城』で猟兵達に依頼の内容を告げていく。
「今回対峙するのは『腐敗の王』――五卿六眼の一柱にしてダークセイヴァーにおける『世界の腐敗』……すなわち「生と死の循環」を操る絶対者よ」
 そもそもダークセイヴァーの人が死んでも魂人として転生してしまうのは、腐敗の王が循環を停止しているから。
 また、「欠落」が健在な為か今回『腐敗の王』は滅ぼせない……が、倒す毎に「生と死の循環」が解放されていく。
「30の個体『腐敗の王』を倒せば、ほぼ魂人は生まれなくなるわ。頑張って倒しましょう」
 そう言ってシビュラは『腐敗の王』のユーベルコードをプロジェクターに打ち上げる。
 まず『生と死の循環』を操作する事による『概念域での『腐敗』と『燃焼』の掌握』と、それらを活用した戦闘用ユーベルコード。
 全身を熱き魂の焔と化す。
 腐敗による「消滅と忘却の宿命」を込め、対象が何かしらの強化を得ていた場合『ユーベルコード知識を忘却させる』バフ能力。
 この世界を司る「世界法則」そのものから『敵味方識別可能な死の循環を放ち、肉体を腐敗させる』――
 どれも凶悪極まりない、理不尽なまでのユーベルコードだ。
「だけど、勝利の道筋はあるのだわ――今回『腐敗の王』は「生の循環」を加速させ、己が半身を激しく燃え上がらせ、どこまでも無尽蔵にパワーアップしていくのだけど……これは猟兵にも適応されるわ」
 つまりこの戦場では、「自らの魂を最も熱く燃え上がらせた者」が最強――
 精神を昂らせ、其れが『腐敗の王』を凌駕すれば――勝利し得る。
「多少のダメージなどものともせず、魂を燃やす事で圧倒的なパワーを手に入れる……それがこの戦場での勝算なのだわ」
 そこに、シビュラは|小剣《グラディウス》――討伐された『ケルベロス・フェノメノン』から回収された物品を持ち出す。
「魂を燃やすならば、今度は『最重要本質』を謳い上げる事も大事そうじゃない?」
 あの三つ首の獣がいた世界……そこでは『最重要本質』が重要視されるとの事。
 それはつまり、近い将来猟兵はそのルールを自らに適用できるという事だ。
「上手く魂と『最重要本質』を燃やす事。其れが重要なのだわ」
 そう言ってシビュラは自身のグリモアである星の輪を輝かせていく――


黒代朝希
 熱くなれ、と。
 ならば魂だけでなく『最重要本質』も燃え上がらせれば――

 プレイングボーナス:己の魂を熱く燃やし、「生の循環」で超パワーアップする。
 に加えて、
 プレイングボーナス:己の『最重要本質』を謳い上げ、『燃える|剣《ブレイド》』を手にする。
 が存在します。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。
99




第1章 ボス戦 『五卿六眼『腐敗の王』』

POW   :    フレイムビースト
自身の【全身】を【熱き魂の炎】化して攻撃し、ダメージと【装備焼却】の状態異常を与える。
SPD   :    オブリビオンソード
【腐敗による「消滅と忘却の宿命」】を込めた武器で対象を貫く。対象が何らかの強化を得ていた場合、追加で【ユーベルコード知識忘却】の状態異常を与える。
WIZ   :    死の循環
【この世界を司る「世界法則」そのもの】から、戦場全体に「敵味方を識別する【死の循環】」を放ち、ダメージと【肉体腐敗】の状態異常を与える。

イラスト:佐渡芽せつこ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

スピネル・クローバルド
アドリブ・連携歓迎

■心情
魂を熱く燃やす、ですか。任せて下さい。
私のポジティブな姿勢で、どんな困難にも立ち向かって見せます!

■行動
【元気】を発揮して、魂を熱く燃やしますね。
「私は猟兵、全ての世界を平和にする為に戦います。仲間の為、家族の為、此処で負ける訳には行きません!」
私の『最重要本質』は「仲間を大切に想う事」です
私が倒れてしまうと悲しむ人が居る……
ですから、私はこんな所で倒れず勝ちに行きます!
そして燃える剣を手にして戦いますね。

ハイドスナイプを使用し【闇に紛れる】で周囲の暗がりに身を潜め
【目立たない】事で戦闘能力を上げ、燃える剣で【鎧無視攻撃】をしますね。
「この一撃で、仕留めてあげます!」



「魂を熱く燃やす、ですか。任せて下さい!――私のポジティブな姿勢で、どんな困難にも立ち向かって見せます!」
「よくぞ言った!」
 そう言って『元気』の『最重要本質』を有する『|剣《ブレイド》』を具現化させ、それを熱き魂で燃え上がらせていくスピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)。
「私は猟兵、全ての世界を平和にする為に戦います。仲間の為、家族の為、此処で負ける訳には行きません!そして――」
 ダークセイヴァー世界を司る「世界法則」そのもの――そこから『死の循環』を放ち、肉体腐敗の状態異常を付与する『腐敗の王』。
 それに対して体が焦げ付いていく感覚を意に介さず立ち向かっていくスピネルは、叫ぶ。
「私の『最重要本質』は「仲間を大切に想う事」です――私が倒れてしまうと悲しむ人が居る……ですから、私はこんな所で倒れず勝ちに行きます!」
「お前の『最重要本質』とは『元気』ではなかったのか?」
「思うんですけど、人の心って一つの定義で定まらないと思うんですよ――『最重要本質』も同じだとも」
「……確かに、でなければ|別側面《アルターエゴ》という言葉は生まれていないか」
 腐り落ちていく肉体を『|剣《ブレイド》』を燃え上がらせて食い止め、回復していくスピネルの言葉。
 対して『腐敗の王』は鷹揚に頷き、右手の剣を振るっていく。
「密やかに射貫いてあげますよ――ここからは、迷彩技術でお相手してあげます」
「何――?これほどとは」
 スピネルは世界最強を軽く超える迷彩技術を有している。
 故に五卿六眼である『腐敗の王』を以てしても、識別と捕捉が途切れる結果を齎す――
「密やかに射貫いてあげますよ――この一撃で、仕留めてあげます!」
 そこから不意打ちを仕掛け、燃え上がる『|剣《ブレイド》』でスピネルは『腐敗の王』を焼き断ち切っていく――

大成功 🔵​🔵​🔵​

シノギ・リンダリンダリンダ
私の最重要本質。それは略奪に他なりません
数多の世界の、数多のお宝が、私の略奪を待っています
こんな所で留まって、こんな所で新たな門を閉ざされている場合ではないんです
あぁ、我が歩みを止める王。この怒りを以て、お前を切り裂きます

強い強欲による怒りを、己の略奪の魂を燃やし、燃える剣を手に取る
さらにそこに【死霊の海賊】を解放
生の循環と、今まで屠ってきたオブリビオン共の呪詛、そして燃える剣
後は全てを燃やし、切り裂き、少しでもいいから傷をつけていく

ここで殺せないのはものすごく癪ですが
この怒りをため込む時間が生まれたとも思えます
次に会った時が楽しみですね?腐敗の王?



「私の『最重要本質』――それは『略奪』に他なりません」
「グリードオーシャンを異名に関するだけはある」
 シノギ・リンダリンダリンダ(|強欲の溟海《グリードオーシャン》・f03214)が具現化した『|剣《ブレイド》』と鍔迫り合いを仕掛けながら『腐敗の王』は満足そうに言葉を返す。
「数多の世界の、数多のお宝が、私の略奪を待っています。こんな所で留まって、こんな所で新たな門を閉ざされている場合ではないんです」
「世界の全ての物は自分の所有物。故に第三者が勝手な理由でそれを破壊するのは許されないと?」
「当たり前です――あぁ、我が歩みを止める王。この怒りを以て、お前を切り裂きます」
 強い強欲による怒りを、己の略奪の魂を燃やし、燃える『|剣《ブレイド》』の出力を上げていくシノギ。
 そこにユーベルコード『|死霊の海賊《ゴウヨクノジョウオウ》』を発動し『|剣《ブレイド》』に上乗せしていく――
「憎らしければ憎みなさい。そうなったお前を倒す事で、私はまた一つ強くなります」
「呪詛系統のユーベルコードか!」
 ならば自分も負けじと『死の循環』を駆動させていく『腐敗の王』。
 シノギは『呪詛纏う死霊海賊の王』へと変身し、身に宿す『今まで殺し取り込んできた敵からの呪詛』でその肉体腐敗の状態異常に対抗していく。
「ここで殺せないのはものすごく癪ですが――この怒りをため込む時間が生まれたとも思えます」
「ああ、既に15%の確率でダークセイヴァーで死した者は魂人にならずに安息の時を迎える様になっている――この戦いは、お前達の勝ちで良い」
「それはどうも……次に会った時が楽しみですね?『腐敗の王』?」
 剣を弾いた後、呪詛を纏った拳を『腐敗の王』の顔面へと叩き込みながらシノギは『落ち着いた』様子でそう告げるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

空桐・清導
POW
アドリブや連携も大歓迎だ

「生死の輪廻を操作することは誰にも許されない!
魂人達の輪廻を止めるために!お前を倒すぞ腐敗の王!!」
正の循環によって清導の熱き魂は燃え上がる
手にした小剣を起点にUCを発動させる
「オレの本質は“炎”!!
庇護するものを温かく護り、遍く悪を燃やし尽くす!!」
超圧縮された炎の剣を小剣に重ねるように創造
更に全身に炎の鎧を纏う
「後は!魂を燃やすのみ!!」

攻撃に炎剣を叩き付けて反撃
装備は既に燃えているが故に逆にパワーアップしていく
「まだだ!オレは熱血に関しちゃ、オレは最強なんだよ!
超必殺!バーニングブラッド・スラッシュ!!」
[限界突破]した超絶威力の一刀で腐敗の王をぶった斬る!



「生死の輪廻を操作することは誰にも許されない!――魂人達の輪廻を止めるために!お前を倒すぞ腐敗の王!!」
 駆動する生の循環によって空桐・清導(ブレイザイン・f28542)は熱き魂を燃え上がらせていく。
 手にした|小剣《グラディウス》――燃える『|剣《ブレイド》』を振るって『腐敗の王』を切り裂いていく。
「オレの本質は“炎”!!庇護するものを温かく護り、遍く悪を燃やし尽くす!!」
 そもそも彼はヒーローズアース出身のヒーロー。
 |悪《ヴィラン》と戦い、勝利する事が義務の猟兵である。
「後は!魂を燃やすのみ!!」
 超圧縮された炎の『|剣《ブレイド》』を|小剣《グラディウス》に重ねるように創造。
 更に全身に炎の鎧を纏いながら空桐は『腐敗の王』のユーベルコード『フレイムビースト』による炎熱に対して同じく炎熱で対抗する。
「中々の熱だ!!」
「――いいや、まだだ!熱血に関しちゃ、オレは最強なんだよ!」
 次々と繰り出される『腐敗の王』の肉体を燃え上がらせての攻撃に対し、炎剣を叩き付けて反撃する空桐。
 装備は既に『フレイムビースト』の効果で燃えている……が、故に逆にパワーアップしていくではないか。
「心を燃やす事の真意をその歳で分かっているのか……!」
「当たり前だ!――超必殺!バーニングブラッド・スラッシュ!!」
 繰り出されたのはシンプルな技。
 限界まで臨界した炎熱を『|剣《ブレイド》』に付与し集束させ、そのまま焼き切るという一撃。
 其れだけだが――空桐の場合は、最早『生と死の循環』に対して大きな影響を与える域にまで昇華されていた――

大成功 🔵​🔵​🔵​

ユーフェミア・マクスウェル
腐敗の王…。強大な上に欠落も健在な上たとえ倒せたとしても欠落があるので滅ぼすことは不可能…。
ですが、わたくしは諦めるわけにはいきませんわ。
安寧の死すら与えられない魂人の方々にやすらぎを与えるためにも…たとえ絶望的な状況でも高貴なる者の義務を全うするために貴方を倒させていただきますわ。
そのノブレス・オブリージュこそわたくしの『最重要本質』であり、わたくしの戦う理由です!
その宣言とともに『燃える剣』を抜き、己の高貴なる魂を燃やして剣から巨大な炎のハンマーを具現化させてパワーアップした【高貴なる一撃】を相手にぶつけます。
これが人々の願いの力…そして高貴なる者とは無数の力なき人々の願いの器なのですわ。


アリス・フェアリィハート
アドリブ歓迎

【SPD】

腐敗の王さん…
生と死を弄ぶ様な
貴方のご所業
見逃す訳には
いきません…!

『この世界の命の巡り…必ず元に戻してみせます…!』

翼で飛翔
【空中機動】等
【空中戦】で行動

腐敗の王さんに
真っ向勝負

『貴方のオブリビオンソードと、私のヴォーパルソード…勝負です…!』

ヴォーパルソードを手にし

敵の攻撃等を
【第六感】【心眼】【残像】
【結界術】【オーラ防御】
で防御・回避行動はするも
少々の負傷は厭わずに
突き進み

射程距離に入ったら
【勇気】と【覚悟】
『最重要本質』を込め
UC発動

光焔の奔流を伴う斬擊を
叩き込み

『今だって…まだ、自分の本質が何なのか…けれど、猟兵として世界を…人々を護る…それは変わりません!』



「――『腐敗の王』、強大な上に欠落も健在。故に倒せたとしても、滅ぼすことは不可能」
 その不条理なまでの卑怯さがダークセイヴァーのオブリビオンの最大の強み。
「ですが、わたくしは諦めるわけにはいきませんわ。安寧の死すら与えられない魂人の方々にやすらぎを与えるためにも――たとえ絶望的な状況でも、高貴なる者の義務を全うするために……貴方を倒させていただきますわ」
 だからこそ、不敵に笑いながらエンドブレイカーとしてユーフェミア・マクスウェル(高貴なハンマーの自由農夫・f40328)は『腐敗の王』へと宣戦布告を告げる。
「腐敗の王さん……生と死を弄ぶ様な貴方のご所業……見逃す訳にはいきません…!」
 そこにアリス・フェアリィハート(不思議の国の天司姫アリス・f01939)も加勢し、それぞれ燃える『|剣《ブレイド》』を具現化させていく。
 その様子に『腐敗の王』は機嫌よく『生の循環』を駆動させ、戦場全体を燃え上がらせていく――

「さあ、ブチかまして差し上げますわよ!!」
「――是は……不思議の国の不思議な戦い――受けて下さい、ヴォーパルの剣閃……!」
 それぞれ炎を発する『|剣《ブレイド》』を振るいながら二人の猟兵は『腐敗の王』に立ち向かっていく。
 ヴォーパルソードを手にし『腐敗の王』の『オブリビオンソード』と鍔迫り合いを繰り広げるアリスと、己の高貴なる魂を燃やして剣から巨大な炎のハンマーを具現化させてユーベルコードを強化していくユーフェミア。
「ノブレス・オブリージュこそわたくしの『最重要本質』であり、わたくしの戦う理由です!」
「立場ある者には相応の責任と義務がある、か。さぞかし俺達の在り方は歪に見えている事だろうな」
 五卿六眼の在り方は、生命体としてのノブレス・オブリージュとは決して相容れない代物。
 だからこそ、この猟兵――エンドブレイカーはこの戦場に引き寄せられたのかと『腐敗の王』は脳の片隅でそんな思考を巡らせる。
「今だって……まだ、自分の本質が何なのか……けれど、猟兵として世界を……人々を護る……それは変わりません!」
 しかしそこへ横からアリスの『神をも滅ぼす光焔の奔流と共にあらゆる全てを斬裂く斬撃』が『腐敗の王』の肉体へと叩きつけられる。
「変わらないものがあるなら……それを忘れなければ……!」
「そういう事ですわ――これが人々の願いの力……そして真に高貴なる者とは無数の力なき人々の願いの器なのですわ」
「成程、よく理解した」
 ヴォーパルソードの刀身で右腕の付け根を深く切り裂かれ、頭部に燃え上がるハンマーを叩きつけられた『腐敗の王』は……どこか納得したようにたたらを踏む――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ロー・シルバーマン
最重要本質か。それは『戦い生存する事』じゃ。
第一の故郷の社、第二の故郷の村…皆滅ぼされ、混乱で全ては把握しきれんかったが少なくとも大半は儂が弔った。
遺された儂が生き延びねば、誰があの者達が居た事を覚えている?
儂は死なぬ、死ねぬ。戦い乗り越え…皆がいた意味はあったと、証明し続ける!

燃える剣が出現したらそれを手に取り腐敗の王へ挑む。
野生の勘と瞬間思考力で腐敗の王の武器を見切り回避、或いは山刀に持ち替え叩きつけ全力で逸らし受け流す。
可能ならアサルトライフル弾丸を足元にばら撒き牽制し足を止めてくれよう。
隙を見出したらUC起動、破壊衝動のまま腐敗の王に燃える剣を喰らわせてくれよう!

※アドリブ絡み等お任せ


リリスフィア・スターライト
アドリブOK、NG行動はなし
他の猟兵達との連携も可

強気で接近戦が得意な人格のリリスで挑むわ
最重要本質ね…
戦えない者達に代わって許せない者達と戦い
そして打ち倒すだけよ!
全翼天開で飛翔して一気に相手に懐に飛び込んで
燃える|剣《ブレイド》で斬りつけるわ
一撃で倒せなくても反撃を受ける前に
高速で飛び回って、再度攻撃の隙を伺うわ
あと一息で倒せそうなら、そのまま張り付いて
撃破するまで剣を振るい続けるわ

多少のダメージを受けても怯まずに近くに
仲間がいるなら鼓舞しながら強気な態度は崩さないわよ

「腐ったり忘れてたりしている場合じゃないわよね!」
「やるじゃない!でもこれぐらいで負けたりなんかしないわ!」



「もっと……もっと俺に見せてくれ、その熱き魂を……お前達の『最重要本質』を!」
「最重要本質か。それは『戦い生存する事』じゃ――第一の故郷の社、第二の故郷の村……皆滅ぼされ、混乱で全ては把握しきれんかったが、少なくとも大半は儂が弔った」
 ロー・シルバーマン(狛犬は一人月に吼え・f26164)はそう吠える。
 守るために戦うのもそうだろう。だけど、更にその先を彼は征く。
「遺された儂が生き延びねば、誰があの者達が居た事を覚えている?――故に儂は死なぬ、死ねぬ。戦い乗り越え……皆がいた意味はあったと、証明し続ける!」
「ええ、そうね――戦い続ける事は私の『最重要本質』でもあるから」
 リリスフィア・スターライト(プリズムジョーカー・f02074)の一人格である『リリス』はローの言葉に乗っ取り、己の『最重要本質』――『|剣《ブレイド》』を燃やしながら振るっていく。
「戦えない者達に代わって許せない者達と戦い、そして打ち倒す――それだけよ!」
「強いのは言葉だけではないようだな!」
 ローも『|剣《ブレイド》』を構え、傷ついた『腐敗の王』を『リリス』と共に挟撃していく。
 振るわれる『オブリビオンソード』を野生の勘でローは見切り、山刀に持ち替え叩きつけ全力で逸らし受け流しながらユーベルコード知識の忘却を回避。
 『リリス』の方も『魔力で生み出された光り輝く翼』を広げ飛翔。一気に相手に懐に飛び込んで燃える『|剣《ブレイド》』で斬りつけていく。
「一撃で倒せなくても反撃を受ける前に、引く!」
「そうじゃの。牽制は儂がする」
「見事な連携だな」
 アサルトライフルを取り出し、連射して『腐敗の王』を後退させていくロー。
 そこに、彼らは隙を見出した。
「そう、生き延びるには単純。全て避けて花を咲かせ続ければいい――感じたままに動くだけじゃ――『|修羅開放《カイブツノトキ》』!!」
「ここからは私の全てをぶつける!――『|全翼天開《スフィア・ドライブ》』!」
 二人はユーベルコードを駆動。
 燃え上がり強化していく『生の循環』の加護を受けながら、『魔力で生み出された光り輝く翼』で飛翔する『リリス』と『表層意識から乖離した生存する為の破壊衝動』を呼び寄せ破壊衝動の赴くまま『腐敗の王』の燃え上がる『|剣《ブレイド》』をぶつけていくロー。
 しかし『腐敗の王』もさるもの。
 燃え上がる『オブリビオンソード』を振るい、適確に捌いていく――
「――どうだ」
「やるじゃない!でもこれぐらいで負けたりなんかしないわ!――腐ったり忘れてたりしている場合じゃないわよね!」
 だが、僅かに……猟兵の方が上回った。
 ローが右腕を燃え上がる『|剣《ブレイド》』で切り落とす寸前まで切り裂き、そこに『リリス』が『緋色に輝く刃』を振るって『腐敗の王』の首を狙う――
「――見事。この『闇の救済者戦争』、お前達の勝ちでいいだろうな」
 そんな言葉を苦笑と共に残し……『腐敗の王』の首は灰となって消えていった。

 ――もうすぐ、このダークセイヴァーの運命をかけた戦いも決着は着くだろう。
 もうすぐ、完全でないとはいえ――正しき『生と死の循環』がこの世界に戻って来るだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年05月25日


挿絵イラスト