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闇の救済者戦争⑱〜SOULFUL SHOUT NOW~

#ダークセイヴァー #ダークセイヴァー上層 #闇の救済者戦争 #禁獣『ケルベロス・フェノメノン』

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#禁獣『ケルベロス・フェノメノン』


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「――ところで皆さん。
 ロボ系アニメをご覧になったり、ロボットモノのゲームをプレイされたりはしますか?」

 戦争の予知だというのに終夜・日明(終わりの夜明けの先導者・f28722)が素っ頓狂な質問を投げかける。
 よりによって何でロボットモノなのか。
 この少年兵士のことなので、予知の際に戦争と関係ない話はしないとは思うが……と首を傾げる猟兵たち。

「まあ、ご存知の方は知っているかと思いますけどロボットモノ、特にスーパーロボット系ですかね。
 結構必殺技ですとか決め台詞ですとか、力の限り叫ぶシーンが多いんですよね。
 その一瞬に全てを込めるかのような、魂の篭った叫びだと強く感じられます」

 で、何でそのような話をしたのかというと。
 猟兵たちの奮闘により、禁獣『ケルベロス・フェノメノン』への道が開かれた。
 しかしどうやら奴には『殺戮の呪詛』なるものが内包されており、それを解き放つことで呼吸するだけで死の呪いが体も心も蝕む魔境へと戦場を変えるのだという。
 その呪詛を弾く唯一の方法が、猟兵諸君らの胸に秘めた想いや決意、それらを余すこと無く込めた「魂の叫び」だという。
 とはいえ叫ぶと言っても……?となる者もいるだろうので例え話として挙げた、らしい。
 わかんないなと思ったら手頃なモノを漁って目を通してみたらどうでしょう、ということだそうで。
 なる程、確かにそういう意味ではスーパーロボットとかその辺りは良いサンプルになるかもしれない。
 ……いやホンマか?????

「別に叫ぶという行為に声量が必ずしも必要なワケではないですが……感情が高ぶると自然と声は大きくなるものですし、声を大きくすると自然と感情がこみ上げてきやすくなるかと思います。
 自身の想い、願い、決意、喜び、悲しみ、憎悪――何でもいい、それを奴の耳が張り裂けんばかりに叫んでやってください。
 死の呪いなどに決して屈することなどないと、皆さんの魂の輝きを奴に刻みつけてやるんです」

 少し首を傾げたくなるような部分もあったが、日明は至極真面目に話をしている。
 陰鬱な話や空気が続くとどうしても気が滅入るもの故に、彼なりに諸君を気遣おうとしたのかもしれない。
 緊張の糸が程よく解れてくれたと信じて、猟兵諸君の健闘を祈る。


御巫咲絢
 言い訳させてください。
 プレイングボーナスを見た瞬間J●M Pr●ectの歌を受信したんでこんなOP内容になったんです。本当だよ!!
 というワケでどうもMSの|御巫咲絢《みかなぎさーや》です。シナリオ閲覧ありがとうございます!
 御巫のシナリオが初めての方はお手数ですがMSページもお目通し頂けますと幸いです。

 闇の救済者戦争、シナリオ3本目をお届けします。
 ちょっと本業が忙しくなってきているのでさらにゆっくり進行になると思いますが、それでもよければお付き合い頂けますと幸いです。

●当シナリオについて
 当シナリオは「戦争シナリオ」です。
 1章で完結する特殊なシナリオとなり、以下のプレイングボーナスが存在します。

●プレイングボーナス
 「魂の叫び」を放ち、死の呪いを跳ね除ける。
 魂の叫びを「力の限り叫ぶ」とこのシナリオではプレイングボーナスにさらに加算されます()。
 思い切り叫んじゃってください。光になれとか究極ゥ~~!!とかそんな勢いで。

●その他
 滅ぼすか否かに関わらず、この戦場を制圧すると大量の光り輝く|小剣《グラディウス》が残ります。
 小剣はどこかの世界に繋がる力を秘めており、獲得すると戦後に調査任務が発動します。
 ただし、先に⑰禁獣『デスギガス』が制圧されるとケルベロス・フェノメノンは姿を消し、小剣を獲得することはできなくなりますのでご注意ください。

●プレイング受付について
 デスギガスと二者択一となっております為、状況を見つつ土日主体で執筆予定です。
 その為プレイング受付も遅めに「5/18(木)8:31~」から開始とし、期間前の投函は一度失効にてお返し致しますので再度ご投函お願い致します。
 オーバーロードは期間前からの投函OKですが、性質上執筆は後ろに回りますのでご了承ご投函をお願い致します。

 それでは長くなってしまいましたが、皆様の熱き|魂の叫び《プレイング》をお待ち致しております!!
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第1章 ボス戦 『禁獣『ケルベロス・フェノメノン』』

POW   :    グラビティブレイク・フェノメノン
【自身の肉体または武装】に触れた対象の【肉体を地表にとどめている重力】を奪ったり、逆に与えたりできる。
SPD   :    インフェルノファクター・フェノメノン
命中した【機械兵器】の【弾丸や爆風】が【炎の如く燃え盛る『地獄』】に変形し、対象に突き刺さって抜けなくなる。
WIZ   :    サイコフォース・フェノメノン
着弾点からレベルm半径内を爆破する【呪詛と魔力の塊】を放つ。着弾後、範囲内に【消えざる『地獄』の炎】が現れ継続ダメージを与える。

イラスト:カツハシ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎

唸れ、叫べ、轟け、えーとあとは……とにかくハイテンション!
銅鑼を鳴らしてソウルをシャウト!
さあ、エブリワン! 派手なバトルを楽しみマショー!

ケルベロスの呪詛を戦いへの興奮で弾き、ワタシの力を披露しマース!
ロボットものの展開であるならば、キャバリア? HAHAHA! 他にもロボはありマスヨー!
「カモン、ビッグ・バルタン!」『BARUー!』
腕を組み、仁王立ちのまま競り上がるシチュエーション展開!
ここが我らの桶狭間! あるいは関ヶ原!

ビッグサイズの滑走靴で飛翔させ、重力攻撃を回避して射撃攻撃を叩き込みマース!
どれほど強力なUCも触れなければ影響ナッシング!
ガンガン行きマース!


空桐・清導
POW
アドリブや連携も大歓迎だ

ケルベロスは不運だ
なぜならば!今ここに立つのはあらん限り
魂の叫びを吼える男であるからだ!!
「禁獣ケルベロス!お前の蛮行は此処で止める!
オレはブレイザイン!お前の天敵だ!!」
叫びと共にUCを発動!
ケルベロスをも上回るその機神に清導は乗り込む
「やるぜ相棒!オレ達で奴を倒すんだ!」
機神は心得たと巨大なハンマーを携えて天高く跳躍
ケルベロスの重力攻撃は振り切る
「重力なんかでオレ達を縛れるか!!」

機神に相応しい鉄槌は燃え上がり、
太陽さえも超えるように煌めく
「機神必殺ゥ!ソルハンマー・パニッシャー!!
こいつで!決着だー!!!」
焔によって超々弩級に巨大化したハンマーを振り下ろす!




「オオオオオオオオ―――――――!!!!」

 ケルベロス・フェノメノンの咆哮が戦場に木霊する。
 死の呪いが戦場を満たし、蝕む魔境へと変えていく。
 それは目には決して見えないが、その場に立った者は驚く程空気が重く、息苦しくなり嫌でも察知せざるを得ない。
 ここはそういう場所になったのだ、と。

「我らが|惑星《ほし》には何人たりとも近づかせぬ……例え其の者に悪心無くとも、熱き血潮の勇者であっても!」

 例え悪、邪なるものとされようと構わない。惑星を護る為ならばどんな血塗られた宿命を背負い、血塗られた屍の山を築き上げん。

「六番目の猟兵たちよ、無論貴様らとて例外ではない。いずれ|『重力の鎖』《グラビティ・チェイン》が貴様らを導く前に、疾く殲滅してくれる!!」

 ケルベロス・フェノメノンがその殺意に満ちた瞳孔を向ける先――

 ジャーン!ジャーン!ジャ―――――――ン!!

 ……何でか銅鑼の音が鳴る。
 バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)がテンション高く銅鑼をめちゃくちゃ鳴らしているのである。何で??

「|銅鑼《GONG》鳴らせ!今こそ立ち上がりソウルをシャウト!!唸れ!叫べ!轟け!えーとあとは……とにかくハイテンション!
 さあエブリワン!派手なバトルを楽しみマショー!!」

 何でもいいから叫べとは言いましたがちょっと意外な咆哮からのソウルシャウトがきましたね……
 しかしその戦いへの興奮は確かに魂を震わせ、死の呪詛をいとも簡単に弾き切る!
 ケルベロス・フェノメノンは不運であろう。
 何故ならば!そんな簡単に呪詛をこんなハイテンションでブチ飛ばすバトルサイボーグメイド、しかも最前線の練度を誇る猟兵に遭遇した――だけではない!!

「禁獣ケルベロス!お前の蛮行はここで俺たちが止めてみせる!!」

 もう一人、バルタンと共に戦場に馳せ参じた空桐・清導(ブレイザイン・f28542)はあらん限り魂の叫びを吼える男であるからだッ!!
 
「俺はブレイザイン――お前の天敵だッ!!」
「おのれ、魂で我が殺戮の呪詛を跳ね除けるか!小癪な!」
「"炎を纏い、勇気は鋼となる"!こい!!ブレイザイン・ギガ―――――――――スッ!!!」

 清導の叫びが空を切り裂き、閃光と共に鋼の機神を呼び寄せる!!
 それは何だ!?キャバリアか!?否!!清導の熱き魂と正義の想いが生み出した|『光焔勇機』《ブレイザイン・ギガース》だ!!
 それに乗り込んだ清導、そして無敵の機神は巨大なハンマーを握りバリったポーズでケルベロス・フェノメノンを牽制するッ!!

「WOW、これはスーパーでロボットな戦いの予感デスネー!ワタシも力を披露しマース!キャバリア以外にもロボはありマスヨー!
 "カモン、ビッグ・バルタン"!!」
『B A R U ー!』

 野太い声と共に地面が競り上がるッ!一体何だ!?新手か!?否!!
 バルタンの秘蔵ロボ、ビッグ・バルタンだッ!!
 主の動きをトレースするダイレクトリニアモーションシステムを搭載したビッグ・バルタン、主と共に仁王立ちにて禁獣と相対す!

「ここが我らの桶狭間!あるいは関ケ原!!」
「やるぜ相棒!俺たちで奴を倒すんだ!!」
『心得た!!』
「くるがいい六番目の猟兵共!!我が重力の下に圧し潰してくれるわッ!!」

 先手を取るはケルベロス・フェノメノン、獰猛な爪が二人を引き裂かんと飛び出す!
 清導駆るブレイザイン・ギガースは天高く跳躍!バルタンとビッグ・バルタンも滑走靴のスイッチを入れ、華麗なスケートモーションで回避!
 爪が大地を抉り、巨大な爪痕を築き上げると同時にそこにあった"重力を奪い"、岩石を空高く浮遊させる!
 これこそケルベロス・フェノメノンのユーベルコードによる重力操作!
 浮きに浮き上がった後、跳躍したブレイザイン・ギガースを地に落とさんと、そして地上を滑るバルタン&ビッグ・バルタンを地面深くに埋めんと重力を取り戻して急降下するッ!!

「HAHAHA!これぐらいの掃除は朝飯前デース!FIRE!!!」

 しかしビッグ・バルタンに内蔵されたグレネードランチャーがその尽くを撃ち貫きしめやかに爆発四散!

「重力なんかで、俺たちを縛れるかよッ!!」
 
 そしてブレイザイン・ギガースがその隙にケルベロス・フェノメノンにまず一撃!
 跳躍から重力加速補正をかけた巨大ハンマーによる無敵ロボットの攻撃は流石の禁獣とて表情一つ変えずに耐えられないだろう、大きく呻きながらも反撃の一撃を見舞わんとその牙で喰らいつかんとするが――

『B A R U ―――――!!!!』

 バルタンの身長の2倍を誇るビッグ・バルタン専用のファルシオン風サムライソードが投げられたーッ!!
 綺麗に牙と牙の間にはさがり噛みつくのを阻止!

「HEY!大きく開いたその口に鉛弾のキャビアをプレゼントデース!!LET'S PARTY!!!!!」

 ハイテンションに放たれる内蔵式ガトリングガン×2、片方はサイズも2倍!
 ケルベロス・フェノメノンの3対の頭の一つが蜂の巣と化し機能不全に陥った!!

「ぐおおおおお!!お、のれ六番目の猟兵ッ!!」
「まだまだァ!こんなんじゃ済まさないぜッ!!」

 そこに無傷のブレイザイン・ギガース、ケルベロス・フェノメノンの土手っ腹にハンマー一発!思い切り打ち上げるッ!!
 そしてそれを超える勢いで天高く跳躍!
 高く、高く、高く空を越え、ダークセイヴァーにあるかわからん大気圏を突破せんかの勢いで飛んだブレイザイン・ギガースのその機神の姿に相応しき鉄槌が熱く、激しく燃え上がる!!
 その煌めきはまさしく、太陽の如く!!

「機神必殺ゥ!!ソルハンマー……パニッシャァァァァァァァ―――――――ッ!!!!!」

 流星が流れ墜ちるが如く、陽焔の一撃が宙に舞う禁獣を捉え、急速降下!

「こいつで!決着、だぁあああああああああああああああああッ!!!!」
 
 地面を抉り底の、底の、そのまた底まで、第四層にすら突き抜けん勢いで抉れ、炎の柱が立ち上る!
 ブレイザイン・ギガースは何事もないかのようにそれから飛び出し、炎の柱を背景にハンマーを下ろし、ビッグ・バルタンもそれに続くようにキメポーズを取ったのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

夜刀神・鏡介
神刀を引き抜きながら、自らを鼓舞するように声を張り上げて叫ぶ
お前に恨みはない……というか、恨める程お前の事は知らないという方が正しいが
だが、お前を放置すればその呪いが世界を蝕むだろう。それは看過できない。だからお前を倒す――!

創の型【幻煌】を発動、神器一体の境地に至る事で各種装備を強化してケルベロスの元に踏み込む
飛来する機械兵器を次々と斬撃波や刀で切り落とし駆け抜け、時には神脚による跳躍で回避
神気を強く引き出している今なら、地獄の影響もかなり抑え込める

近付いたならば、奴の身体を足掛かりに、例によって跳躍も織り交ぜながら奴の頭部まで駆け上がり。力を溜めた、渾身の一撃を頭に叩き込んでやる




 「(――なる程、確かにこれは意思が弱ければ"呑まれる”な……)」

 次いで戦場に馳せ参じた夜刀神・鏡介(道を探す者・f28122)に殺戮の呪詛が降りかかる。
 それはまるで生命の本能的な恐怖を揺さぶるかのような呪い。呼吸すらも毒と化しその生命を削り、内側から喰らい尽くす"悪意"。
 逆に言えば、惑星に近づかせぬ為ならば手段を選ばぬというケルベロス・フェノメノンの意思の表れとも言えるか。

「(この呪い、世界中に広げるワケにはいかないな……!)」

 鏡介は神刀に手をかける。
 目を閉じ、精神を研ぎ澄ませ、その鞘の中に流るる神気の奔流に身を委ね――

「はぁああああああ……ッ!!」

 自らを奮い立たせるように叫び、神刀を鞘から抜く。

「"神器解放、無明を祓う光明を"――!」

 創の型【幻煌】――引き抜かれた神刀から溢れる神気に鏡介自身が共鳴し、一体化する。
 神器一体の境地に至った彼は殺戮の呪詛如きで止められるものではない。
 先程から感じていた息苦しさが嘘のように消え失せ、神刀を構えてケルベロス・フェノメノンを真っ直ぐに見据え、相対する――。 
 
「神気で我が呪詛を弾くか、六番目の猟兵よ――やはり貴様らは脅威だ」
「ああ、お前も十分にな」

 生命の埒外と呼ばれる存在が脅威たり得ないことは極めて稀だ。
 ましてや神刀使い――その体すらもそれと同一になりつつあるのなら尚の事。
 しかしケルベロス・フェノメノンがこちらを脅威と感じるように鏡介たち猟兵もまた、この禁獣は恐るべき脅威だと感じていた。
 とはいえ、鏡介自身は奴に対し恨みはない――正確には、悩める程奴のことを知らないと言うべきだろう――が。

「お前を放置すれば、その呪いが世界を蝕むだろう」
「然り。我が惑星に近づこうとする者を滅する為にな」
「それは到底看過できない。するワケにはいかない。だからお前を倒す――!」
「ほざくか。ならばやってみせるがいい!!」

 ケルベロス・フェノメノンの背にある機械兵器が一斉にその銃口を鏡介に向け、一斉に放つ。
 迫りくる無数の凶弾。着弾すれば文字通りの焦熱地獄が形成され得るそれらを、鏡介は神刀で一薙ぎを以て斬り捨てる。
 神刀【無仭】の持ちうる権能、森羅万象の悉く、因果と法則を越え"真に斬ると決めたもの"のみを断つそれは飛来する機械兵器に付与された"ユーベルコードの効果そのもの"を斬ることで地獄の門を硬く閉ざすのだ。

「貴様……ユーベルコードすらを斬り捨てるとは……!」

 その業には流石のケルベロス・フェノメノンも驚愕を隠せない。
 当然だ、ユーベルコードでできることは数多くこそあれ、必ずしも無限ではないのだから。
 しかし、鏡介が今行使しているユーベルコードは神器一体化――自らが神器そのものになると言っても過言ではない代物だ。
 故に神刀が持ち得る権能を最大効率、いやそれ以上で発揮することができるのだ。
 次々に飛来する機械兵器を切り落とし、爆風飛び交う戦場を駆け抜けていく鏡介。
 地獄の呪詛も神気が抑え込み、現人神に近しい存在と化した彼を止めるには、ケルベロス・フェノメノンの一手はあまりにも足りず。
 肉薄を許した時点で、ケルベロス・フェノメノンは負けるしかなかった。

「ぐ、オオオオ―――!!ッ!!」

 やらせるものかとその獰猛で巨大な爪を振り下ろす――が、神脚による跳躍はそれが迫りくるよりも速く、そして高く。
 ――振り上げた爪の上に鏡介が降り立つ。
 しまった、と腕を下ろすも当然遅く。

「はぁあああああ―――――ッ!!!」

 神刀を強く握り直し、溜めに溜めた力を解き放つが如く。
 裂帛の気合と共に、ケルベロス・フェノメノンの2つ目の頭へと神刀が振り下ろされ――断末魔のような雄叫びが戦場中に木霊した。

成功 🔵​🔵​🔴​

バーン・マーディ
機神搭乗

ふむ…どうもキャバリアが有用と言ってた気がしたのでな

何より相手も巨大…マーズよ…貴様の力を見せるが良い

【戦闘知識】
ケルベロスの動きや攻撃の癖を冷徹に分析

魂の叫び
貴様もまた正義なのだろう
その正義によって我らを殺すというのであろう
善い…それもまた正義である

だが…我は|悪《ヴィラン》である…その滅びに抗わん

即ち!

叛逆である!!

UC発動
【オーラ防御・属性攻撃】
炎のオーラを展開し破壊の力も重ね敵の機械兵器や弾丸や爆風も分解!

【空中戦・武器受け・カウンター・二回攻撃・怪力・鎧破壊・鎧無視攻撃】
そのまま突撃して尚来る攻撃を軍神の剣で受け流してからの反撃の連続斬撃からその兵器や肉体を破壊する!!




「ふむ……」

 バーン・マーディ(ヴィランのリバースクルセイダー・f16517)が連れるは己に付き従う破城神機『マーズ』。

「猟兵が次々と……こうも我が呪詛に抗う者が多いとはな」

 ケルベロス・フェノメノンはそれなりの手傷を負いながらも決してその威勢を崩そうとはせず、新たにやってきた猟兵を睨みつける。

「……どうも、キャバリアが有用と言っていた気がしたのでな」

 有用かそうでないかと言われるとグリモア猟兵が言わなくても有用ではある。うん。
 そういう捉え方は想定内です、はい。

「何より相手も巨大……相手を務めるにはふさわしかろう。――マーズよ」
『御意』
「貴様の力を見せるが良い」

 マーズが司るは純然たる破壊の力。
 例えオブリビオンであろうと何であろうと、神器の破壊の力に抗う術はない。
 ――この目の前にいるケルベロス・フェノメノンのような禁獣クラスのオブリビオンであれば、話は別になってくるが。

「笑止!鋼の人形如きが我の邪魔をできると思うてくれるな!!」

 ケルベロス・フェノメノンの雄叫びに呼応するかのように機械兵器たちが一斉に煙を上げ、マーズに向かって襲いかかる。
 しかしマーズに被弾するよりも前に、破壊の力がその機械兵器たちを粉々に破壊し溶融せしめた。
 ならばとケルベロス・フェノメノンはそのマーズの巨躯を破壊せんと牙を向く。
 その光景をバーンは静かに見据え、敵の行動を伺う。
 冷徹に、一切揺らぎのない明鏡止水の境地にて奴の癖を見抜こうと。

「グオオオオオ――――!!!」

 ケルベロス・フェノメノンの咆哮が木霊する。
 勇ましくも血塗られた咆哮。
 根源は全て故郷の不穏分子となり得る存在を排除すること。
 禁獣であり、オブリビオンであるが故に何かしら手段が歪んでいるのは確かだが、その根底にあるものは……

「これが貴様の魂の叫びか――うむ。貴様も、また正義なのであろうな」
「我が惑星に迫る凶兆足り得る者は何であろうと全て排除する!『重力の鎖』にて貴様らが導かれる前に――!」
「うむ――その正義によって我らを殺すというのであろう。善い……実に、善い。それもまた正義である」

 正義とは普遍であるが不変のものにあらず。
 立場、言動、行動――あらゆる要素によって、あらゆる視点によって勝手に形を変えぶつかり合うものだ。
 いわばエゴとエゴの殴り合い。
 どちらのエゴが相手を飲み込まん程に大きいか否か――その違いでしかないのだ。
 世界を護り通す為に禁獣と戦うというエゴ、惑星に猟兵たちがくる前に排除しようとするエゴ。
 譲れぬ正義がある戦いとは、得てしてエゴのぶつかり合いであり、どちらのエゴがより強いかを示すだけのものに過ぎない。

「――だが、我は|悪《ヴィラン》である。……その滅びに抗わん。

 即ち!叛逆であるッ!!」

 か、とバーンの瞳が見開き、周囲から炎が吹き上がる。
 同時にその熱い熱はマーズの破壊の力をより強く促進させ、放たれた重火器を悉く焼き捨てる。
 バーンの強力な炎の障壁に、マーズの持つ破壊の力が合わさることで相手の弱体化と攻撃があっという間に分解されていくのだ。
 それにあっけを取られてる暇など当然なく、バーンはマーズと共に懐めがけて一気に肉薄する――!!

「マーズよ!破壊の神としての力を見せるが良い!"今ここに!叛逆の刃を突き立てんッ!!"」
『オオオオオ―――――ッ!!!!』

 マーズの躯体から破壊の力が迸る。
 万物あらゆるものの構成物質を跡形もなく分解する破壊の機神の権能が広がった瞬間、それは戦場に満ちる殺戮の呪詛をも一時的に消し去っていく!

「バカな……ッ、何だその力は!!おのれ……ッ!!」

 あちらが肉薄したならこちらのものだと言わんばかりにケルベロス・フェノメノンが再びその爪を振り上げるが――

「甘いッ!!」

 マーズの破壊の力を纏ったバーンの魔剣『Durandal MordyLord』がケルベロス・フェノメノンの脚部を切断する!!
 けたたましい咆哮が戦場に響く。
 しかしバーンとマーズの猛攻は終わらない。
 破城機神による破壊が、この程度で終わると誰が言えようか。
 文字通り蹂躙、その2文字を体現し切るまで止まることはないだろう。
 機械は砕かれ、四肢は斬られ、それでもバーンたちの猛攻撃は止まらない。
 禁獣であるが故に、欠落が見えども強い力を持っているが故に。
 奴の正義に叛逆する|悪《ヴィラン》は、今まで以上に慈悲を見せぬ一撃を、下僕たる神機と共に叩き続けたのだ――。

成功 🔵​🔵​🔴​

ヘルガ・リープフラウ
※アドリブ、連携歓迎

わたくしの始まりは「歌」
幼き頃は傷ついた人を癒し慰めることが「救い」だと思っていた

だけどいくら救っても救っても、無辜の犠牲は後を絶たない
巨悪は我が物顔で命を踏み潰し
欺瞞と悪徳は人の心を弄んでは嘲笑う

怒りや憎しみや悲しみを甘い慰めで塗り潰すことだけが「救い」ではない
その悲哀に寄り添い、共に背負ってそれでも前に進む覚悟を
今こそ声の限りに叫ぶ
「もう運命の奴隷にはならない!」

声の限りに歌う勇気の歌
放たれる呪詛の直撃を第六感で見切りかわし
地獄の炎のダメージを回復しながら激痛耐性で耐え抜いて
たとえ地に倒れようとも、何度でも立ち上がる
浄罪の懐剣に破魔と浄化の力を込め、神罰の一撃を




 ――幼き頃。
 傷ついた人を癒し、慰めることが「救い」だとヘルガ・リープフラウ(雪割草の聖歌姫・f03378)は思っていた。
 そう信じて、たくさんの人を救おうと手を差し伸べ続けてきた。

 けれど。
 いくら救って、救って、救い続けても無辜の犠牲そのものがなくなることは決してなかった。

 巨悪は我が物顔で生命を踏み潰しては踏み躙り続ける。まるで壊したおもちゃをゴミ箱に放るが如くの諸行をさも当たり前のように。
 欺瞞と悪徳は人の心を弄んでは嘲笑う。人をどん底に突き落とすことを自らの欲求を満たす為だけに平気でやってのける。
 しかしそうした悪意ですっかり荒みきった心が慰めるだけで救われるなら、きっとこの世界はとっくの昔に今よりもっと良い世界になっているし、
 こんな戦争だって起きはしない。
 ヘルガの考えは"甘かった"のだと、犠牲の連鎖を目の当たりにして思い知らされざるを得なかったのだ。
 今、彼女は確固たる決意を抱いて戦場に立つ。
 眼の前の禁獣は今戦場に呪詛と魔力の塊をばら撒き、消えざる獄炎でこちらを蝕もうとしている。
 じりじりと激しく焼き焦がさんとする炎はヘルガの体を著しく蝕まんとするが、決してそれを表に出さず真っ直ぐに前を、斃すべき敵を見据える――!

「我が獄炎に耐えうるか……!」
「……これぐらい耐えられずして、誰かを「救う」ことなどできるワケがない」

 ヘルガの固い決意が呪詛を跳ね除け、痛みを耐えうるだけの意志と化す。
 怒りや憎しみ、悲しみを甘い慰めで塗り潰すことだけが「救い」ではない。
 彼らのその悲哀に寄り添い、共に背負い、その上で前に進む覚悟こそが、必要だったのだ。
 それを知ったからこそ、決してヘルガは退くことはしない。

「もう、運命の奴隷にはならない……!!」

 声の限りに歌を歌う。
 ヘルガの始まりは「歌」――これこそ彼女の決意を表す何よりもの魂の叫びだ。
 
 ――明けぬ夜はない。
 ――止まぬ雨はない。
 ――以下な試練が我らを阻むとも、大地に根差し光を望む大樹の意志は、決して折れること成し。

 その魂の叫びは殺戮の呪詛を跳ね除け、地獄の炎に焼かれた身を癒し、彼女に攻撃をさせるだけの力を齎す。
 ケルベロス・フェノメノンがいくら殺意を以てその呪詛と魔力をぶつけようとも、|【不屈の歌】《ヒュムネ・クラージュ》の旋律は彼女を突き動かし続ける。
 最早四肢ももがれた禁獣に躙り寄る彼女から遠ざかる術はなく、少しでも近づかれまいとする為に攻撃を撃ち続けるしかない。
 だが、それらは全て旋律が齎す癒しと再動の魔力によって水泡に帰す。
 ヘルガの浄罪の懐剣が炎に照らされ煌めいた時にはケルベロス・フェノメノンの身、その内側を浄化の力が貫いていた――。

成功 🔵​🔵​🔴​

イクシア・レイブラント
【流れ星】
※アドリブ大歓迎
重力制御が得意なようだけど、外の世界には無重力空間や高重力の惑星も存在している。想定済よ。
[空中浮遊、環境適応、高重力適応、低重力適応]で重力の変化に対応、【最大稼働】[推力移動]で速度を上げて、大型フォースブレイドで[空中戦、鎧防御無視、なぎ払い]。
ミオと2人、流れ星のように戦場を煌めく。感情が高ぶる。私たちならどんな敵にも負けない。さあ、行こう!
※ミオと一緒に
「「剣創せよ、我らが鋼魂。鋼の意志で我らは剣の極致の星に至る!行くぞ、2人の想いに不可能はない!アウェークニング・スフィア・セイバー!」」
※戦闘後
…思い出したら、恥ずかしくなってきた。(少し頬を染める)


ミヤビクロン・シフウミヤ
【流れ星】
※アドリブ大歓迎
詠唱も書いてくれると嬉しいです。また【】も重視してほしいです。

駄犬如きが、あまり調子に乗るなよ?…いいだろう、私の叫びと共に法則ごと滅殺してくれるわ。
金煌眼で全ての事象が遅い中で最適解を選びつつ、ESPバイオニューロン改で反応速度をあげて、攻撃は見切りと残像とUCの最大速度で躱しつつ、隙を探る。当てれるものなら当ててみろ!

・台詞
死の呪い?いいか、駄犬?そんなのはな、【人の想いで覆せるんだよ!私はイクシアを護る、故に勝つのは私だ!】
【限界突破した覚醒せし剣の星に至る者で世界の法則すら纏めて斬り裂く斬撃波】で攻撃。
【詠唱はこの時に盛大に魂の叫びをイクシアと共に言います。】




「おのれ、おのれ!!六番目の猟兵共め……!」

 ケルベロス・フェノメノンは怒りと苦痛に呻きながらも未だ殺戮の呪詛で戦場を満たし、未だ健在している機械兵器の凶弾をあちこちにばらまいた。
 吹き荒れる爆風と共に大地のあらゆる構成物質が重力という概念を奪われ宙を舞い、奴の武器として次にきたる猟兵たちを迎え撃たんとする。
 
「情報通り、重力制御が得意なようね……けれど」
 
 イクシア・レイブラント(翡翠色の機械天使・f37891)はそれを冷静に分析、挙動を予測して回避。

「外の世界には無重力空間や高重力の惑星も存在している……このぐらい想定済よ」

 この程度の重力操作、スペースシップワールド、オペラワールドでの戦いを思えばまだかわいいものだ。
 『エクスターミネイター』を起動、回避が困難そうな規模の攻撃の相殺も兼ねて牽制の弾幕を展開し、ケルベロス・フェノメノンを翻弄する!

「駄犬如きが……あまり調子に乗るなよ?」

 ミヤビクロン・シフウミヤ(|星煌冥奏《スターグリッター・オルフェウス》・f04458)の右目が黄金に煌めく。
 どれだけ重力補正を操り加速させても、彼女の|金煌眼《ミオ・ペンタグラム》にはのろのろとした攻撃にしか見えない。
 その身に宿した神経細胞が場に適応せんと活性化し、彼女の反応速度を爆発的に上昇させると同時に、大切な人を護る為の道標となる。

「イクシア!」
「助かるわ、ミオ」
 
 襲いくる重力の凶弾と化した岩々を見切り、躱し、相殺し、共鳴するかのようにイクシアとミオは加速していく。
 シンメトリーのように交差する2つの流星は、ケルベロス・フェノメノンの攻撃を躱しつつ期を伺う。
 全ては最高の一撃を見舞う為に。

「おのれ、何が貴様らをそこまでさせる……!?我が死の呪いを跳ね除けてまで何を成す!!」

 ケルベロス・フェノメノンは既に瀕死の状態だ。
 機械兵器は破壊され、四肢はもがれ、既に3つある頭のうち2体が潰れた。
 そのような状態で、焦りを隠しきれるワケがない。
 だが同時により殺戮の呪詛はより濃厚なものとなって戦場を満たし、二人を蝕むーーハズだった。

「死の呪い?」

 はっ、とミオはそれを鼻で笑ってやる。
 そんなものに負けない尊く強いものを彼女は知っている。
 そしてイクシアも。

「いいか、駄犬?

 そんなのはな――人の想いで覆せるんだよ!!」

 ミオの剣の極致たる|恒星《スフィア》が強く輝く。

「私はイクシアを護る――故に!勝つのは私だッ!!」
「ええ……私たちならどんな敵にも負けはしない。行こう!」

 2つの流星が一つに溶け合う。
 イクシアの持つ大型フォースセイバー、それを二人でしっかりと握りしめ、さらに加速。

「「”剣創せよ、我らが鋼魂"!」」

 自然と声が重なり飛び出す詠唱句。
 ミオの|恒星《スフィア》の輝きがイクシアのフォースセイバーを包み込む。
 二人の高ぶる想いが、まさしく世界の法則すらをも切り裂く開闢の剣を創造せしめる。
 それは正しく覚醒せし剣の星、その極致。

「「"鋼の意志で我らは剣の極致の星に至る!行くぞ、二人の想いに不可能はない"!!」」
「バカな、死の呪いを弾きこのような剣を形成するなど……っ!!」

 ケルベロス・フェノメノンがそれを避けようとするも当然叶わず。
 既に満身創痍に近い身であり、欠落も失った。
 そんな状態で極致に至った二人の攻撃を躱すことなど叶うワケがなく。

「「アウェークニング……スフィア!セイバ―――――――――――ッ!!!!!」」

 高ぶる二つの想い、それを体現するかのような叫びと共に、魔境を文字通り二つに引き裂かん開闢の一撃が放たれる。
 あらゆる世界の法則すら斬り裂く刃――それは欠落を失った禁獣を跡形もなく消し去った。
 同時にその場に満ちる呪詛さえも一刀の下に両断し、先程まで漂っていた重く苦しい、人には到底耐えきれない空気も綺麗さっぱりと消えていく。
 開闢の剣の輝きが静まった頃には、その場には大量の|小剣《グラディウス》が残るのみであった。
 重力の鎖の導きを阻止せんとした禁獣は、こうして終わりを迎えたのである。
 これで終わったことを理解した二人は、武装をしまって静かに踵を返そうとするが――

「……イクシア?」
 
 イクシアが少しぼうっとしているので、ミオが顔を覗き込む。

「……イクシア?どうしたの?」
「……きた」
「?」
「これで終わったと思ったら、何か……さっきの思い出したら恥ずかしくなってきた……」

 ぼそぼそと呟くイクシアの頬は若干赤い。
 くすくすとミオは笑う。
 恥ずかしそうにするその姿の何と可愛らしいことか。

「そんな笑わなくても」
「ああ、ごめん。可愛くてつい自然に笑みが」
「――もう」

 少しだけ赤かった頬をさらに少し紅く染めながらも、先に行くことはせず二人隣り合ってグリモアベースに帰投するのであった。

 こうして禁獣による脅威は去り、残された小剣の一部はグリモアベースでグリモア猟兵たちに託された。
 この小剣は、猟兵たちを一体何処へ誘うのだろうか――?
 それはまだ誰も知らない。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2023年05月27日


挿絵イラスト