【サポート優先】洞穴の奥に潜むモノ!
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●獣人戦線
中国の戦場跡に出現したのは、『封神武侠界に遍在する、人界と仙界を繋ぐ洞穴』に酷似した洞穴だった。
その洞穴の中には海乱鬼達がおり、今にも集団で外に飛び出しそうな勢いで、殺気立っているようである。
そのため、まずは洞穴に乗り込んでもらい、海乱鬼達と戦ってほしいと言う事だった。
ちなみに、海乱鬼達は海を荒らしまわっていた海賊で、このまま放っておくと、近隣の村々を襲撃する可能性が高いため、ひとり残らず倒してほしいと言う事だった。
ただし、海乱鬼達を撃破したとしても、洞穴の奥には、宝貝や機械化義体を身に着けたガスマスク兵達がいるため、油断は出来ないようである。
ガスマスク兵達は、様々な化学兵器を操る事が出来るだけでなく、戦いに勝つためであれば、その身を犠牲にする覚悟があるため、色々な意味で注意が必要のようだ。
最悪の場合は、捨て身の覚悟で特攻を仕掛けてくるため、くれぐれも気を付けてほしいと言う事だった。
また洞穴の奥には、人民租界のオブリビオン軍団を指揮するサロメサージェントがおり、海乱鬼達を召喚する力を持ち合わせているようである。
その上、サロメサージェントは、超大国を渡り歩くオブリビオン傭兵部隊の女性下士官で、海乱鬼達を手足の如く巧みに指揮するため、仲間達と連携を取って戦ってほしいと言う事だった。
そう言って事も踏まえた上で、サロメサージェント達を倒す事が、今回の目的であった。
第1章 集団戦
『海乱鬼』
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POW : 宝貝「霧露乾坤網」
自身が装備する【霧露乾坤網】から【巨大な網状に変化させた水】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【溺水】【窒息】【ずぶ濡れ】【体温低下】の状態異常を与える。
SPD : メガリス『百川学海』
【コンキスタドールとの交易で手に入れた火器】で武装した【屈強な海賊】の幽霊をレベル×5体乗せた【水を自由に生み出す楼船型メガリス】を召喚する。
WIZ : 奴隷船団
戦場に、自分や仲間が取得した🔴と同数の【奴隷仙人】【奴隷寵姫】【奴隷武侠】を召喚し、その【仙術】【篭絡術】【武術】【連携攻撃】によって敵全員の戦闘力を減らす。
イラスト:ひよこ三郎
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
スピネル・クローバルド(サポート)
『お姉ちゃんに任せておいてね♪』
妖狐のクレリック×アーチャーの女の子です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、兄弟姉妹には「優しい(私、~君、ね、よ、なの、なの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は温厚で人に対して友好的な態度をとります。
滅多に怒る事はなく、穏やかです。
怖そうな敵にも、勇気を持って果敢に挑む一面もあります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。
その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
赤嶺・愛(サポート)
『世界が平和になりますように』
人間のパラディン×シーフの女の子です。
普段の口調は「平和を愛する(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、怒った時は「憤怒(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は明るく、人と話す事が好きで
平和的な解決を望む優しい性格の女の子ですが
戦う事でしか依頼を成功出来ない時は戦う事も厭わないです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなくちゃならない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!
☆
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんけどぉ、だからと言って乱発すればいいってものでもないですよねぇ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談すればいいでしょうかぁ~?
けどぉ、非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
大丈夫ですよぉ~、手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。
荒事以外の御用ならめいっぱい楽しんじゃいますよぉ~。
特に読み物なんかは好きですねぇ~。
※アドリブ・連携歓迎
星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
鳩麦・灰色(サポート)
「さ、ウチも行かせてもらおかな」
「〇〇さん、そこちょーっと手伝うで」
「アンタ(敵)はそこで黙ってて」
◆特徴
普段は関西混ざり気味の標準語、相手問わず脱力した口調
独り言と敵に対しては関西弁
動き出せば早いが動くまでが遅い性格
◆行動
【ダッシュ】【クライミング】【地形の利用】で状況を問わず素早く動く
それを活かし一撃離脱や素早く突破する戦法を好む
武器の音で【存在感】を出し狙われ、速さで避ける"回避盾"戦法も選択
攻撃は主に【衝撃波】を込めた鉄パイプで叩いたり投げたり
◆UC
索敵、回避ではUC『三番』
対集団は『四番』
敵単体へは『一番』か『二番』を使用する
◆
協力絡みセリフ自由
他おまかせ。よろしくおねがいします!
谷保・まどか(サポート)
怪奇人間の魔獣解体士×バーバリアンです
普段の口調は 人として生まれたもの(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)
興奮したり気を抜くと 蛮族育ちの改造体(オレ、お前、だ、だな、だろう、なのか?)
普段は大人しく丁寧かつやや弱気な優等生少女ですが、興奮が強まってくると荒々しく狂暴な性格が出てしまいます
戦闘スタイルは蛮族式肉弾戦と自身の肉体を変容させて異形化しての戦い方を併用します
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません
あとはお任せ。よろしくおねがいします!
アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません
非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも
姫神・咲夜(サポート)
桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。
あとはおまかせです。よろしくおねがいします!
杉崎・まなみ(サポート)
まなみは正当派後衛職のヒロインタイプです
聖職者教育を受講中の学生ですが、特に依頼に縛りは無く、どのような依頼も受けられます
但し人並みに気持ち悪いモノ、怖いもの等は苦手で遭遇した際は多少なりとも嫌がる仕草が欲しいです
甘いモノ、可愛いモノが好きで少し天然な所があります
初対面の人でもあまり物怖じせず、状況を理解して連携を取る動きが出来ます
シリアス2~3:ギャグ7~8割くらいのノリが好みです
ただシリアスもやれますよー
UCは状況に応じて、MS様が好きなのを使ってください
その他、細かい部分はMS様にお任せします
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
ティエン・ファン(サポート)
シルバーレイン出身の除霊建築士です。
明るく善良な性格で、できることがあるならば、できる限りを全うしようとします。
除霊建築士というジョブに拘りがあるため、その知識や技術が活かせそうな場面では、積極的にそれらを使って問題解決に取り組みます。
戦闘時は主武器のT定規と副武器の浄銭貫を用いて、近距離戦も遠距離戦も行います。
キャバリアが有効な場面では、『蚩尤』を使用します。
『蚩尤』は普段イグニッションカードに収納しています。
ユーベルコードは『蚩尤』搭乗時は”蚩尤”とついたものを、そうでないときはその他のものを状況に応じて使用します。
以上を基本として、シナリオに合わせて思うままに動かして頂ければと思います。
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
蒼月・暦(サポート)
デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。
普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
夕闇霧・空音(サポート)
『私の可愛い妹のため…ここはさっさと終わらせるわよ』
サイボーグの咎人殺し×竜騎士。
普段の口調は「クール(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」、覚醒時は「残虐(俺、お前、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。
UDCアース出身で改造された少女。
基本クールだが、妹のことになると色々見境がなくなる。妹ラブ。戦闘時にも強気で戦います。
冷気属性で戦う。
苦戦バトルもOK
真の姿に発動可能であれば使用可。
真の姿発動時は口調が荒くなり、一人称が「俺」になる。
妹の天音はある意味弱点になる。
真の姿発動はお好きに判断してください。
●
「駄目だ、気持ちが昂って、しょうがねぇ!」
「そろそろ、イイんじゃねえか? 外の奴等を皆殺しにしちまおうぜ!」
「よしっ! んじゃ、まず手始めに、近くの村を襲うぞ! 一人残らず、ブチ殺して伝説を作ろうじゃねえか!」
海乱鬼達が洞穴の入口で、興奮した様子で、鼻息を荒くさせた。
どうやら、サロメサージェントに待機を命じられているらしく、みんなストレスが溜まっているようである。
だが、既に我慢の限界。
イライラとムカムカがピークに達しているため、今にも洞穴から飛び出しそうになっていた。
「……そこまでです! ここから先には行かせません!」
すぐさま、スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)が、海乱鬼達の前に陣取った。
「おいおい、まさか、俺達にケンカを売る気か?」
「だったら、買ってやるぜ! ただし、格安だけどなァ!」
「さあて、どうするか。すぐ殺すか、いたぶるか、想像するだけでも、タマらねぇな!」
その途端、海乱鬼達が品定めしながら、ゲスな笑みを浮かべた。
「そんな事を言っている暇はないと思うけど……}
それと同時に、赤嶺・愛(愛を広める騎士・f08508)がオーバー・ハートブレイク(バスタードソード)を握り締め、海乱鬼達に斬りかかった。
「イイ度胸をしているじゃねえか!」
「だったら、教育してやらねぇとなァ!」
海乱鬼達がニヤニヤと笑いながら、指の関節を鳴らし始めた。
「とりあえず、皆さん、この本を読んで、落ち着きましょう。イライラもムカムカも、消し飛んでしまいますよ?」
そんな中、高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)がニコッと笑って、一冊の本を手渡した。
「おいおい、こんな本で俺達の心を動かせると思ったら……ううっ!」
「おいおい、マジか? そんなモノで……うわわあああああああああ!」
海乱鬼達が本を手に取り、大号泣。
どうやら、自分達と同じ境遇の子供が主人公だったらしく、みんな涙が止まらなくなっているようだった。
「何やらお手伝いが必要だと思って来たのですが……あら、あららら?」
それを目の当たりにした向・存(葭萌の幽鬼・f34837)が、呆気に取られた様子で、海乱鬼達に視線を送った。
「これが泣かずにいられるかっ!」
「いいから、これを読め! 涙が止まらねぇぞ!」
「……って、そんな事をしている場合じゃねぇえぇええ!」
その途端、海乱鬼達が我に返って、鋭いツッコミを入れた。
危うく戦いを忘れて、物語の世界から帰ってこれなくなりそうになっていたものの、ギリギリのところで何とか踏み止まる事が出来たようである。
「それじゃ、始めようか。みんな覚悟が出来ているようだし……」
その流れに乗るようにして、エジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)が、護身の炎刃(短剣)で斬りかかった。
「……たくっ! イイところだったのによォ!」
「まあ、仕方がねぇ。速攻で片付けて、続きを読むぞ!」
「「「「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおう!」」」」
海乱鬼達が気合の入った声を響かせ、次々と猟兵達に殴り掛かってきた。
「それじゃ、一緒に頑張りましょうね」
即座に、メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)が、竜槍【シリウス】を構え、海乱鬼達に攻撃を仕掛けていった。
「こんな狭い場所で、調子に……」
「……って、マトモに戦っていやがる!」
「な、何故だ! ありえ……ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
海乱鬼達が信じられない様子で、目を丸くさせた。
「……えいっ!」
その間に、茉莉が【サイコキネシス】を発動させ、岩の塊を掴んで、海乱鬼達を殴り飛ばした。
「テ、テメエ!」
「やりやがったな!」
「……って、さっきからポンポン岩を投げやがって! おい、こらっ! 話を聞けぇ!」
その攻撃をモロに食らった海乱鬼達が、涙目になってブチ切れた。
「それじゃ、ガンガンいくよっ!」
続いて、エジィルビーナが【星霊グランスティード】で星霊グランスティードを召喚し、人馬一体状態になって電光を走らせながら、海乱鬼達に体当たりを仕掛けていった。
「う、嘘だろ!?」
「「「ぎゃあああああああああああああ!」」」
その一撃を喰らった海乱鬼達が、次々と悲鳴を上げて、軽々と宙を舞った。
「……竜の力よ、私に宿りなさい!」
それに合わせて、メイリンが【飛竜の顎(ドラゴニック・ファング)】で、利き腕を鋭利な牙を持つ飛竜の頭部に変形させ、噛みつき攻撃で海乱鬼達の生命力を吸収した。
「テ、テメエ……」
「よ、よくも、やりやがったなァ!」
「だ、駄目だっ! ち、力が出ねぇ……」
その途端、海乱鬼達が恨めしそうな表情を浮かべ、ガクッと崩れ落ちた。
「もう逃げられませんよぉ~。観念してください~」
それに合わせて、存が【「死がふたりを分かつまで」】を使って、海乱鬼の身体を赤い糸で繋いだ。
「な、なんだ、こりゃ!? は、外れねぇぞ、オイ! イテテテ」
その事に気づいた海乱鬼が、赤い糸を引っ張ったものの、どんなに頑張っても、引き千切る事が出来なかった。
「舞い散る森の木の葉よ、私に纏いその叡智と魔力を分け与えよ」
それと同時に、スピネルが【森の賢者(モリノケンジャ)】を発動させ、俊敏な機動力と膨大な魔力を持つ森の賢者に変身し、甲羅割りのハンマーで、近くにいた海乱鬼の頭に叩き割った。
「テ、テメエ!」
「よくも、やりやがったな!」
その事に苛立ちを覚えた海乱鬼達が、奴隷仙人、奴隷寵姫、奴隷武侠を召喚し、連携を取るようにして攻撃を仕掛けていった。
「それ以上、近づいたら、タダでは済まないわよ」
次の瞬間、愛が【シャイニング・カクタス(シャイニング・カクタス)】を発動させ、オーバー・ハートブレイクを無数のサボテンの花びらに変え、海乱鬼達の身体を斬りつけた。
「無駄な警告ゴクローサンじゃ!」
「でも、私達は止まらない! 突き進むのみ!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
それでも怯む事無く、奴隷仙人、奴隷寵姫、奴隷武侠が特攻を仕掛けものの、時に作戦があった訳でもなかったため、為す術もなく肉の塊と化していった。
●
「なんだ、アイツ等、化け物か!」
「ヤ、ヤベエぞ、本当に、ヤベエ!」
「だからと言って、逃げる訳には行かねぇだろ!」
「だったら、どうする!? 戦うのか? こんな奴等を相手に……」
海乱鬼達が猟兵達を見つめて、ゴクンと唾を飲み込んだ。
だが、他に選択肢がない。
逃げる訳にもいかないため、戦わなければならなかった。
「おいおい、まさか、逃げるのか?」
アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)が、乱鬼達の前に陣取った。
「に、に、逃げる訳がねぇだろ! テメエ等なんて怖くねぇよ!」
「そ、そうだ! お、お前達なんて、怖くねぇからなっ! 全然、怖くねぇから!」
海乱鬼達が涙目になって、逆ギレし始めた。
しかし、逆ギレしたところで、状況は変わらない。
むしろ、悪化しているため、死亡フラグがマイムマイムを踊っていた。
「出来る事なら、平和的に解決したいと思うのですが……。このまま洞穴の奥で大人しくしている……と言う事は出来ませんか?」
姫神・咲夜(静桜・f24808)が、海乱鬼達に対して問いかけた。
「それは……出来ねぇ!」
「それこそ、俺達に死んでくれ、と言っているようなモンだ」
「むしろ、それは死刑宣告だ! だから、俺達も退く気はねぇ!」
海乱鬼達が覚悟を決めた様子で、拳をギュッと握り締めた。
だが、その気持ちを揺るがすほど、両足がガタブルと震えていた。
「それなら……仕方が……ありませんね」
谷保・まどか(バルバロス委員長・f34934)が覚悟を決めた様子で、大きな胸をたゆんと揺らした。
「そ、そんなモンで、動揺すると思ったら、大間違いだからな!」
「そ、そうだ! そもそも、そんなモン、興味もねーし! 全然、興味ねーから!」
そう言いつつも、海乱鬼達の視線は、まどかの胸に、釘づけだった。
「それで、どうするの? 戦うの? 戦わないの?」
星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が流星の聖剣を握り締め、海乱鬼達にジリジリと迫っていった。
「も、も、もちろん、戦う! 戦うに決まっているだろうが!」
「そ、そうだ! それ以外に、選択肢など、存在しない! 当たり前の事を聞くなっ!」
海乱鬼達がムッとした様子で、杏梨に対して文句を言った。
しかし、未だにノープラン。
いつ白旗を上げてもおかしくないような状況でキレているため、生きた心地がしていないようである。
「それじゃ、ウチも行かせてもらおかな」
鳩麦・灰色(音振おおかみ・f04170)が気合を入れて、海乱鬼達をジロリと睨みつけた。
「こうなりゃ、ヤケだ!」
「やってやるぜぇぇぇぇぇぇ!」
海乱鬼達が覚悟を決めた様子で、屈強な海賊の幽霊達が乗った楼船型メガリスを召喚した。
だが、召喚した場所が、洞穴の中であったため、屈強な海賊の幽霊達が、色々と察した様子で、楼船型メガリスから飛び乗り、コンキスタドールとの交易で手に入れた火器で、攻撃を仕掛けてきた。
「いや、そこはきちんと考えんと……」
灰色が呆れた様子でツッコミを入れ、地形を利用しながら、ダッシュで間合いを詰め、お手製の音波振動鉄パイプで衝撃波を繰り出し、屈強な海賊の幽霊達を蹴散らしていった。
「ゲェェェ、マジか!?」
「ここが洞穴の中じゃなかったら、俺達は無敵だったのに!」
その事に苛立ちを覚えた海乱鬼達が、半ばヤケになりつつ、灰色に殴り掛かっていった。
「……遅い!」
即座に、灰色が【避音 "三番"(ヒオンサンバン)】を発動させ、お手製の音波振動鉄パイプから出す音の波で、海乱鬼達の動きを把握し、次々と回避していった。
「う、嘘だろ!?」
「なんで、俺達の攻撃が当たらねぇんだ!」
「あ、あり得ねぇ。こんな事……、あって言い訳がねぇ!」
その現実を受け入れる事が出来ず、海乱鬼達が悲鳴にも似た叫び声を上げた。
「我が呼び声に応えよ! 無垢なる願いの結晶たる守り、我が身を滅ぼしてでも証明せよ!」
そこに追い打ちをかけるようにして、アトシュが【幻想召喚・城壁式(サモン・シュロス)】を発動させ、無敵の城壁を想像から創造した。
「なんだ、こりゃ!?」
「構うもんか! 壊せ、壊せ、すべて壊せ!」
「言われなくても分かっている! これをブチ壊せばいいんだろ!」
海乱鬼達が興奮した様子で、無敵の城壁に突っ込んでいった。
しかし、どんなに殴っても、壁に傷ひとつつける事が出来なかった。
「まさか……、これで終わりですか?」
杏梨が【スーパー・ジャスティス】で全身をオーラで覆い、意志の力で戦闘力を増強させ、飛翔しながら流星の聖剣で海乱鬼達を斬りつけた。
「お、お、終わりな訳がねぇだろ!」
「むしろ……始まりだ! 覚悟しやがれ、こん畜生ッ!」
「俺達は、何も恐れねぇ! だから、みんな纏めて返り討ちにしてやるぜェ!」
「「「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!」」」
その挑発に乗った海乱鬼達が、イキリ倒しながら次々と返り討ちに遭って、肉の塊と化していった。
「こいつはマズイぞ! とにかく、退くぞ!」
その事に危機感を覚えた海乱鬼達が、慌てた様子で背を向けた。
「この状況で逃がしませんよぉ~!」
次の瞬間、まどかが【まどか大爆肉キャノン(カイゾウバンゾクシキホショクニクヘンキャノン)】で自身の肉を膨張破裂させ、周囲に肉の欠片を放った。
それと同時に、海乱鬼達の身体に当たった肉片が捕食を始め、まどかにエネルギーを送っていった。
「な、なんだ、こりゃ!」
「き、気持ちが悪ィ! 離れろ! 離れてくれ!」
「痛い、痛い、痛いって! 本当に何なんだよ、もう!」
その途端、海乱鬼達が涙目になって、肉片を払い除けようとした。
だが、肉片がベッタリと張りついているため、どんなに叩いても無駄だった。
「それなら、なるべく苦しまず、終わらせましょう」
次の瞬間、咲夜が【悪魔召喚「アスモデウス」】を発動させ、ダイモンデバイスから悪魔【アスモデウス】を召喚した。
「……」
それと同時に、アスモデウスが呪文を唱え、一瞬にして海乱鬼達の身体を獄炎に包んだ。
「ぎゃああああああああああああ!」
そして、海乱鬼達が断末魔を響かせ、消し炭と化して崩れ落ちた。
●
「ち、畜生っ! どうして、こんな事に!」
「だが、進むも、地獄! 退くも、地獄っ! この状況で、どうするんだ!」
「……戦うしかねえだろ! やるしかねぇんだ、俺達には……! 死ぬ気で戦う。それしかねぇ!」
海乱鬼達が半ばヤケになりつつ、ケモノの如く吠えた。
既に、退路は断たれているものの、それでも奇跡が起こる事を信じているような感じであった。
「それなら問題ありませんね。それでは、始めましょうか」
杉崎・まなみ(村娘・f00136)が、海乱鬼達の前に陣取った。
「いや、ちょっと待ってくれ!」
「まだ、心の準備が……! とりあえず、深呼吸させてくれ!」
「お前達には分からないだろうな、このプレッシャーが! 心臓に悪いんだぞ、ガチで!」
海乱鬼達が涙目になって、ブツブツと愚痴をこぼした。
ある意味、断崖絶壁から飛び降りる覚悟が必要になるため、ビビッてしまっているようである。
「だったら、逃げる? ただし、洞穴から出るのはダメだけど……」
ティエン・ファン(除霊建築学フィールドワーカー・f36098)が、海乱鬼達にチャンスをやった。
それに、ここで海乱鬼達を逃がしたところで、サロメサージェントが黙っている訳がない。
こちらで肉の塊にする手間が省ける分、逃がしたところで問題はなかった。
「いや……、それは……」
その事に気づいた海乱鬼達が、ゴクンと唾を飲み込んだ。
この様子では、逃げたくて仕方がないのだろう。
だが、何処に逃げても、最悪の結末を迎える事になるため、半ばフリーズ状態になっていた。
「あなた達が悪人でなければ、逃がす事も出来たのですが……」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が、複雑な気持ちになった。
「なら、問題ねぇ。俺達はイイ奴だ!」
「そうそう、素直に従った奴は、殺してねぇし……」
「ま、まあ……、奴隷にして売り飛ばしたけどな……」
「い、いや、なんでもねぇぞ! 今のはジョークだ! 海賊ジョーク!」
その途端、海乱鬼達がぎこちない笑みを浮かべて、乾いた笑いを響かせた。
この様子では、言葉に出来ないほど、酷い事をしてきたのだろう。
「……と言うか、もう答えが出ているだろ! 戦うか……戦うだ!」
その間に、数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)がサイキックナックルを装着し、近くにいた海乱鬼をブン殴った。
「やっぱり、そうなるかァァァァァァ!」
その一撃を喰らった海乱鬼が宙を舞い、ドカっと壁にめり込んだ。
「まだまだ、いくよっ! ……大丈夫、まったく痛くありませんから! 蚊が刺した程度の痛みなので、大人しくしていたくださいね」
蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)が、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を振り回し、海乱鬼達を次々と斬り捨てた。
「痛ぇ!」
「我慢できるって、レベルじゃねぇぞ!」
「これの、何処が、痛くねぇんだよォォォォ!」
その攻撃を喰らった海乱鬼達が、次々と悲鳴を上げて息絶えた。
「それじゃ、さっさと終わらせるわよ」
続いて、夕闇霧・空音(凶風・f00424)が捨て身の一撃を放ち、近くにいた海乱鬼を串刺しにした。
「お、終わるのは、そっちだ!」
「今日が、お前達の命日っ! それだけは忘れるなっ!」
「だから、俺達は負けねぇ。絶対無敵ダァァァァァァァァァァァ!」
海乱鬼達が半ばヤケになりながら、捨て身の特攻を仕掛けてきた。
しかし、みんな纏めて返り討ち。
ノープランで勝てるほど、猟兵達は弱くなかった。
「やはり、悪人を見逃す訳には行きませんね」
続いて、リズが【戦神のご加護を(ゴッド・ブレス・ユー)】を発動させ、仲間達を光のオーラに包んで、戦闘力をアップさせた。
「お、俺達は悪くねぇ!」
「わ、悪いのは、世の中だ!」
「それなのに……それなのに……うわあああ!」
海乱鬼達が逆切れ気味に吠えながら、自分達の行いが間違っていない事を強調した。
だが、言えば言うほど、泥沼にハマっており、救いようがなくなっていた。
「……地の神よ、私達をお救いください……!」
それに合わせて、まなみが【大地の奇跡(ダイチノキセキ)】を発動させ、氷の津波で海乱鬼達を飲み込んだ。
「な、なんで、津波が……ぎゃああ!」
「う、嘘だろ!? おい、おい、おいぃぃぃぃ!」
その事に気づいた海乱鬼達が慌てた様子で、一斉に踵を返したものの、逃げる事が出来ずに次々と凍り付いていった。
「ちょっと改造が必要なようね。……大丈夫、痛くない……って言ったら、嘘になるかな。ほんの少しだけ痛いかも」
暦が愛想笑いを浮かべながら、【ギタギタ血まみれ外科手術】を発動させ、医療ノコギリで多喜の肉体を改造して、一時的に戦闘力を増強させた。
「シャレ抜きで痛いぞ、コレ! でも、まあ、気合が入った! いくぜ、相棒! アタシ達は、一心同体さ!」
その痛みに耐えながら、多喜が【人機一体(チャージアップバディ・ジャンクションドライブ)】を発動させ、宇宙カブが変形したパワードアーマーを纏った後、高速移動しながら、高出力のメーザーを放射した。
「おい、出番だぞ!」
その事に危機感を覚えた海乱鬼達が楼船型メガリスに乗った屈強な海賊の幽霊達を呼び、大量の水を生み出して逃げ出す時間を稼ごうとした。
「ぎゃああああ!」
だが、高出力のメーザーからは逃れる事が出来ず、屈強な海賊の幽霊達が悲鳴を上げて宙を舞った。
「チャンスは、あげたからね。もう逃げられないよ」
それと同時に、ティエンが【除霊建築学・陰陽八卦】を発動させ、洞穴内に見えない陰陽の気の流れを作り出し、海乱鬼達を八卦炉結界に閉じ込めた。
「……ちょっ!」
「なんだ、こりゃ!?」
「ま、まさか、閉じ込められちまったのか、俺達!」
その事に気づいた海乱鬼達が、青ざめた表情を浮かべた。
「私の爪は獲物を逃さないわ。……どうやってもね!」
続いて、空音が【アブソリュートゼロ・アイスエイジスラッシュ】を発動させ、マッハ5.0以上の速度で超低温の斬撃を放ち、海乱鬼達を容赦なく斬り捨てた。
それと同時に、仲間達が一斉に攻撃を仕掛け、海乱鬼達を一掃するのであった。
成功
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第2章 集団戦
『ガスマスク兵』
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POW : アシッドシャワー
【背中のタンクに接続されたノズル】から【強酸性液体】を放ち、レベルm半径内の敵全員を攻撃する。発動前の【薬品チャージ】時間に応じて威力アップ。
SPD : ポリューションバレット
自身の【ライフル弾】を【重汚染薬】化して攻撃し、ダメージと【肉体変異】の状態異常を与える。
WIZ : オブリビオンガス
【骸の海ガス】を噴出し、吸引した全員を【オブリビオン化】化し、レベル秒間操る。使用者が製作した【ガスマスク】を装備した者は無効。
イラスト:らぬき
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
クリム・フラム(サポート)
火炎と爆発とレーザーがメインのブックメイカーの女の子です。
口調はですます調ですが、概ね声が大きい感じです。
行動方針は主に2つで最低限の安全策を取ってから飛び込んで炎と爆破で解決しようとするスタイルと、
情報を集めて分析しながら探索や戦闘を進めていく方向です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
御梅乃・藍斗(サポート)
一人称:僕
二人称:君、あなた
他人にはさん付け
基本的に敬語(ですます調)、動揺した時など男子っぽい口調になるのも可
まじめで負けず嫌い
積極的に他人と親しくする方ではないが任務に必要であれば協力は惜しまない
必要時サバイバル、捕縛、居合、受け流しなど活用
敵からの攻撃には激痛耐性や狂気耐性で耐える
名家の出であり、力あるものはそうでないものを守る義務があると考えている
サキュバスだが種族ゆえに性的な要素を警戒あるいは期待されることを厭っており、下世話な話題には嫌悪感を示す潔癖な性格
UCは活性化した物をどれでも使用
迷惑行為や公序良俗に反する行動はしない
サイモン・マーチバンク(サポート)
「あ、どうも。兎の悪魔です」
デビキン出身アポヘル育ちの兎の悪魔
悪魔ですが倫理基準はアポヘル寄り
ワルにはそんなに憧れないけど必要なら悪どいこともやります
「ゾンビハンターとして過去を殺す」
「魔界盗賊として必要なものを取り返す」
この二つをモットーに依頼に挑みます
同情すべき相手でもしっかり向き合った上で戦うことを選択します
サバイバル生活の影響で使えるものは何でも使う感じに
ハンマーでどかどか殴ったり銃火器でばんばん暴れるのも得意です
賑やかな場所はちょっと苦手
引っ込み思案でコミュニケーションも苦手なので、情報収集はひっそり行うタイプ
多少の怪我は厭いませんが公序良俗に反することはしません
よろしくお願いします
高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●
「まさか、俺達の出番が来るとは、な」
「まあ、いいさ。所詮アイツ等は時間稼ぎ」
「ある意味、こうなる事は、運命だったしな」
そんな中、ガスマスク兵達は、ズカズカと足音を響かせ、猟兵達の前に現れた。
ガスマスク兵達は、今まで様々な準備をしていたらしく、重装備で荒々しく息を吐き捨てた。
この様子では、肉体を強化する薬でも飲んでいるのだろう。
全身の筋肉が隆起し、軍服がパンパンになっていた。
「それじゃ、あなた達が倒されるのも、運命ですね」
クリム・フラム(図書室のパイロマニア・f36977)が、ガスマスク兵達の前に陣取った。
「ウヒャヒャヒャヒャ、コイツはイイ!」
「まったく、何も分かってねぇな! 俺達は無敵っ! 無敵なんだよォ!」
「つまり、最強っ! 負け知らず! 俺達の辞書に『敗北』のに文字は、ねぇ!」
ガスマスク兵達が、狂ったように笑い声を響かせた。
だが、小物感が満載のため、逆に可愛そうに見えてきた。
「敗北の二文字は、ない……ですか。ならば、これから書き加えておく必要がありそうですね。むしろ、魂に刻んでおきますか?」
御梅乃・藍斗(虚ノ扉・f39274)が、警告混じりに呟いた。
「ふ、ふざけやがって!」
「ここまで馬鹿にされたら、楽に死なせてやるわけにはいかねぇな!」
「だから、苦しみながら、死にやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
ガスマスク兵達が一斉に、骸の海ガスを噴出させた。
「どうやら、このガスを吸うとオブリビオンになってしまうようですね……」
サイモン・マーチバンク(三月ウサギは月を打つ・f36286)が、警戒した様子で後退した。
事前に得た情報から考えて、吸い込んだら最後。
ガスマスク兵達の操り人形と化してしまうため、近づかない方がいいようである。
「……たくっ! 勘のイイ奴め」
「このまま吸い込んでいれば、楽しいショーが見れたのになぁ」
まあ、いいや。ドサクサに紛れて、また噴出してやるからよォ!」
ガスマスク兵達が、ゲスイ笑い声を響かせた。
「皆さん、落ち着いてください。とりあえず、これでも読んで、心を落ち着かせる事から始めましょう」
そんな中、高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)が、一冊の本を手渡した。
「こ、これは毒ガス大辞典!」
「ま、まさか、まだ現存していたなんて……」
「……って、こんなモノを読んでいる場合じゃねぇだろ! 戦闘中だ!」
その事に苛立ちを覚えたガスマスク兵達が、ライフル弾を重汚染薬化して、猟兵達に撃ち込んだ。
「……仕方がありませんね。気分転換になると思ったんですが……」
すぐさま、茉莉が【空間演舞(クウカンエンブ)】を発動させ、空中を蹴ってジャンプし、ガスマスク兵達が放ったライフル弾を回避した。
「う、嘘だろ!?」
「お、落ち着け、とりあえずこの本を読んで!」
「いや、だから、そう言う場合じゃないだろ! お前も敵か!」
ガスマスク兵達が動揺した様子で、あたふたとし始めた。
「無駄な抵抗は辞めて下さいね。お互いにデメリットしかないので……」
その混乱に乗じてサイモンが、【あぶない兎悪魔の軍団(キラーラビットフェスティバル)】を発動させ、鋭利な刃物や鋭い歯で武装した兎の幽霊を650体乗せた不思議な空飛ぶ籠を召喚した。
召喚された兎の幽霊達は次々と竜から飛び降り、洞穴の中に入っていった。
「それは、こっちの台詞だ!」
「みんな纏めて、返り討ちにしてやるぜ!」
「おらおらおらおらァァァァァァァァァァァ!」
それを迎え撃つようにして、ガスマスク兵達が再び骸の海ガスに噴出させた。
「……」
その影響を受けた兎の幽霊達が、オブリビオンと化して、同士討ちをし始めた。
「どうせ、向けるなら、僕達に向けた方が良かったのに……」
その間に、藍斗が【Zelophobia(ゼロフォビア)】を発動させ、指先でガスマスク兵に触れ、一瞬にして生命力を奪い取った。
「し、しまった!」
「一体、なにをしやがった! お、おい、起きろ!」
「コ、コイツ、何かしやがった! あの一瞬で、何か恐ろしい事を!」
その事に危機感を覚えたガスマスク兵達が、一斉にサッと後退していった。
「このまま燃え尽きるがよいのです!」
そこに追い打ちをかけるようにして、クリムが【弾幕地獄顕現(バラージュインフェルノ)】で、無数の火炎弾幕とレーザーの嵐を召喚し、高速で旋回させる事で、極めて強大な焼却攻撃を繰り出した。
「うぎゃあああああ、熱いィ!」
「う、嘘だろ!? こんなの、避けられる訳が……」
「ぎゃああああああああああああああああああああああ!」
その攻撃を喰らったガスマスク兵達が断末魔を響かせ、踊り狂いながら消し炭と化した。
「だ、大丈夫か!」
その騒ぎを聞きつけたのは、奥の部屋でくつろいでいた別のガスマスク兵達だった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人に見られるように見た目的にも精神的にも背伸びしている
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
戦闘
【呪詛(腐敗)】と「棘」を組み合わせ、万物を強引に腐敗させる方法をついに編み出した
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可
光や聖属性は使えません
非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも
スピネル・クローバルド(サポート)
『お姉ちゃんに任せておいてね♪』
妖狐のクレリック×アーチャーの女の子です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、兄弟姉妹には「優しい(私、~君、ね、よ、なの、なの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は温厚で人に対して友好的な態度をとります。
滅多に怒る事はなく、穏やかです。
怖そうな敵にも、勇気を持って果敢に挑む一面もあります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。
口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。
食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆
※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。
鬼灯原・孤檻(サポート)
「この一刀は神罰。その首をもって贖うがいい」
罪を刀で斬る神。その特性上、無数の刀を生み出すことが出来ます。生み出した刀は基本消えません。
立ち回りは刀で斬ること。補助では黒い鎖と、フワフワと浮く謎の黒い布状の影のアイテムを使用します。
多少の状態異常は、毒を払う小刀を刺した鉄製の仮面と、肩に羽織った災厄を寄せ付けない着物で防ぎます。
本能的に罪を斬ろうと動くため、敵への心情の描写は薄くて構いません。
一人称は「俺」、クールというよりは朴訥で不器用です。
戦闘シナリオに出して頂けると嬉しいです。エログロは苦手です。
書いていない部分は全ておまかせします。
ご縁がありましたらよろしくお願いします。
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』
どんなシリアスでも一度はネタをやりたい。一応敵を倒す意思はあるので状況が悪化する行為はさすがにやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。
超どシリアスのためギャグ絶対不可ならシリアスオンリーも一応できなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)
大軍に無策で挑むのは無謀といろいろ策を考えるが結論は「正面から突っ込んで全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」
ユーベルコードが
近接系:何も考えずに突っ込んでって無双狙い
集団系:なるべく多数引き付けて一網打尽狙い
ギャグ系:お手数かけますがなんとかお願いします!
それ以外:まー適当に
ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ
知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね
防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー
そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです
鳶沢・成美(サポート)
『え、これが魔導書? まあどうしよう?』
『まあどうでもいいや、オブリビオンなら倒すだけですよ』
故郷UDCアースの下町の古書店でたまたま見つけた魔導書を読んで覚醒した自称なんちゃって陰陽師
昨今でいう陽キャラ? みたいな行動は正直よくわからないのでマイペースに行動
でも集団での行動も嫌いじゃないですよ
元ボランティア同好会でつい気合い入れて掃除しちゃったりしなかったり
一応木工好きでゲートボール好きキャラのはず……たぶん
例え好みの容姿だろうと、事情があろうと敵ならスパッと倒すだけですよ
実はシルバーレイン世界の同位体である自分と融合していたことが判明
三角定規型詠唱定規の二刀流で戦う様に
アドリブ・絡み・可
春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。
基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。
シリアス以外ならいたずら好きの面も。
仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!
お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ
口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ
お気に入り技はシーブズ・ギャンビット
よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね
アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!
御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推っ参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!
バトルや行動は常に生中継+後で編集しての動画配信(視聴者が直視しては危ない系は除く!)
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先よ
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNGだぞ?
戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!
水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか
太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ
正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな
それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ
四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
杉崎・まなみ(サポート)
まなみは正当派後衛職のヒロインタイプです
聖職者教育を受講中の学生ですが、特に依頼に縛りは無く、どのような依頼も受けられます
但し人並みに気持ち悪いモノ、怖いもの等は苦手で遭遇した際は多少なりとも嫌がる仕草が欲しいです
甘いモノ、可愛いモノが好きで少し天然な所があります
初対面の人でもあまり物怖じせず、状況を理解して連携を取る動きが出来ます
シリアス2~3:ギャグ7~8割くらいのノリが好みです
ただシリアスもやれますよー
UCは状況に応じて、MS様が好きなのを使ってください
その他、細かい部分はMS様にお任せします
虚偽・うつろぎ(サポート)
世界問わず大歓迎
世界を超えて自爆活動さ
アドリブ連携等ご自由に
登場即自爆
自爆できれば台詞も活躍もいらぬ!
速攻で自爆することが最優先
1歩も動かず即自爆
そう、自爆だ
僕に自爆をさせるんだ!
僕もろとも鏖殺だ
これぞ鏖殺領域なり
ただ自爆するためだけに現れる存在
何かいきなり自爆する怪奇現象
もはや災害である
技能:捨て身の一撃を用いての
メッサツモードによる高威力な広範囲無差別自爆
射程範囲内に敵が1体でもいれば速攻で自爆
自爆することが最重要
なので敵がいなくても自爆するよ
大事なのは自爆までのスピード
有無言わせぬスピードで自爆する
これ最重要だね
捨て身の一撃なので自爆は1回のみ
1回限りの大爆発
自爆後は爆発四散して戦闘不能
姫神・咲夜(サポート)
桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。
あとはおまかせです。よろしくおねがいします!
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』
乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる
走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める
シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!
明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる
過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲
●
「随分と暴れまわっているようだが、もう手遅れだ! 俺達の仲間が洞穴内に散らばっているからな! ……この意味、分かるか? お前達が終わった……という事なんだよォ!」
ガスマスク兵が勝ち誇った様子で、高笑いを響かせた。
どうやら、既に勝ったつもりでいるらしく、猟兵達を見下しているようだった。
「……で?」
アトシュ・スカーレット(神擬の人擬・f00811)が、ガスマスク兵達にジロリと睨んだ。
「……えっ? いや、『ヤバイ! ……死ぬかも!? 詰んだ!』……って思わないのか? 思うよな? まさか、本当に……思わないのか?」
ガスマスク兵が、驚いた様子で声を上げた。
当初の予定では猟兵達が『ゲゲェ、マジか! シャレにならねぇ!』と喚き散らしながら、地面に頭を擦りつけ、命乞いをすると思っていたため、アトシュの反応が信じられないようである。
「思い……ませんね。申し訳ありませんが……」
スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)が、気まずい様子で汗を流した。
「いやいや、ヤバイぞ、お前達。死亡フラグが立ちまくっているんだぞ、状況的に!」
ガスマスク兵が慌てた様子で、スピネル達の置かれている状況を説明し始めた。
どうやら、洞穴内は迷路のように入り組んでおり、ガスマスク兵達でなければ何処にいるのか分からないほど危険な場所のようである。
「そもそも、ご飯をくれない時点で、そっちだって死亡フラグが立っているにゃ!」
ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が、キッパリと言い放った。
「ご飯をくれない……だと!? いや、この状況でメシを食うのか、お前は……」
ガスマスク兵が呆れた様子で、ミーヤをマジマジと見つめた。
「もちろん、ガッツリ喰うにゃ!」
ミーヤに迷いはなかった。
むしろ、丼三倍は軽くイケる。
そんな自信に満ち溢れているようだった。
「そういう訳だから、早くメシを寄こすのだ!」
大豪傑・麗刃(25歳児・f01156)が、ガスマスク兵に丼を突きつけた。
「痛い、痛い、シャレにならん! ……と言うか、なんでメシを食わせなきゃならんのだ!」
ガスマスク兵がイラついた様子で、ブツブツと文句を言った。
「早く、ご飯を寄こすのにゃ」
ミーヤも麗刃と一緒に、丼を突きつけた。
「だから、どうして、俺がそんな事をしなくちゃならんのだ!」
ガスマスク兵がムッとした様子で、麗刃達の丼を払い除けた。
だが、麗刃達の丼攻撃は終わらない。
ガスマスク兵がトラウマになる勢いで、ガンガンと丼を突きつけた。
「これでわかりましたか。空腹はヒトをケモノに変える事を……」
ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が、ガスマスク兵の前に陣取った。
「いや、分からん。まったく理解できん。……というか、ここに来たのは、戦うためだろ? まさかメシを食うためじゃ……ないよな」
ガスマスク兵が動揺した様子で激しく声を震わせた。
「……」
だが、ミスティ達は、何も答えない。
それが……答えであった。
「もちろん……、斬るためだ」
鬼灯原・孤檻(刀振るう神・f18243)が一気に間合いを詰め、ガスマスク兵を霊刀・凍檻で斬りつけた。
「う、嘘だろ。……いきなりかよっ!」
その一撃を喰らったガスマスク兵が、血反吐を吐いて崩れ落ちた。
「お、お前っ!」
「こっちだって心の準備があるのに……!」
ガスマスク兵達が慌てた様子で、散り散りになった。
「どんどん、いくのだあああああ!」
それに合わせて。麗刃が【燃える男(シューゾーインストール)】で、【燃える闘魂】【全身を包み込む炎】【暑苦しさ】を宿し、流血しながらガスマスク兵達に襲い掛かった。
「アイツ、ヤバイぞ!」
「とにかく、攻撃だ! 近づけるな!」
その事に危機感を覚えたガスマスク兵達が、ライフル弾を重汚染薬化して、麗刃にズドンと撃ち込んだ。
だが、麗刃は負けず嫌い。
気合と根性と変態力で、何とか最悪の事態を免れた。
「お腹、減ったにゃああああああああああ!」
続いて、ミーヤが【人狼咆哮】を発動させ、ガスマスク兵達を攻撃した。
その巻き添えを仲間達も喰らったものの、その事を気にする余裕がないほど、腹が減りまくっていた。
「と、とりあえず、メシを食え!」
「何かないのか、胃袋が満たせるようなモノを!」
「そんなモノ、ある訳がないだろ! と、とにかく、どうすりゃいいんだ、この状況っ!」
ガスマスク兵達が困った様子で、あたふたとし始めた。
しかし、何もない。
何処のポケットを探っても、ゴミしか出て来なかった。
「い、いまのうちに……。みんな、こっちに来て」
その間に、ミスティが仲間達を呼び集め、【雪の雫の望む場所(スノードロップサンクチュアリ)】で、自らの花と翼から溢れた生命力から光を発生させ、あっという間に傷を癒していった。
「ええい、余計な真似を! すべてオブリビオンに変えてやる!」
ガスマスク兵が殺気立った様子で、骸の海ガスを噴出しようとした。
「そんな事はさせませんよっ!」
即座に、スピネルが【ステルス・ハンティング】で、オーラを放って見えづらい姿になった後、フォレストスナイパーでガスマスク兵を狙撃した。
「一体、何処から! 何処にいる! 隠れてないで出てこい! 秘境だぞ!」
その事に動揺したガスマスク兵が、あたふたとした様子で大声を上げた。
だが、呼ばれて姿を現すほど、スピネルは愚かではなかった。
「是より審理を執り行う。嘘偽りは無始暗界に至るものと知れ!」
孤檻が【権能・強制告解(ケンノウ・キョウセイコッカイ)】を発動させ、【第一夜・結界】【第二夜・呪縛】【第三夜・黒縄】を放ち、ガスマスク兵達のユーベルコードを封じ込めた。
「な、なんだ、何が起こった!」
「まさか、俺達の力を……封じ込めたって言うのか!」
「ち、畜生! 火炎放射器が使えねぇ! 一体、どうすりゃ、うう……」
ガスマスク兵達が火炎放射器を持ったまま、ガタガタと身体を震わせた。
だが、すべてが手遅れ。
「……剣よ、この一撃を手向けとすべく、その力を奮え!」
すぐさま、アトシュが【転移術・剣撃式(テレポート・シュヴェーアト)】を発動させ、魔力で作られた剣を投げ、即座に瞬間移動をした後、ガスマスク兵を斬り捨てた。
「う、嘘だろ……」
その一撃を喰らったガスマスク兵が、受け身を取る事さえ出来ず、地面にドカッと突っ伏した。
それに合わせて、仲間達が次々と攻撃を仕掛け、ガスマスク兵達を一掃した。
●
「ハッハッハッ、よくぞ、ここまで来た! だが、ここまで! お前達は終わりだ!」
一方、その頃。
別の場所でも猟兵達が、ガスマスク兵達に対峙していた。
ガスマスク兵達は、調子に乗って乗りまくっており、まるで世界の支配者になったようなノリで、猟兵達を見下していた。
「これは……手遅れですね」
春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が、気まずい様子で汗を流した。
「……って、どういう意味だ!」
「もっと、ここは動揺すべきだろ!」
「そうだ、そうだ! 俺達が格好良く登場した意味がないだろ!」
ガスマスク兵達が拍子抜けした様子で、遙達にダメ出しをし始めた。
「確かに……、こういう時はノリを大切にすべきだな。それに、見て見ろ、あの装備。どれも最新かつ最高のモノ。知っている者が、これらを見たら、それだけでも腰を抜かして驚くレベルだぞ?」
御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)が、ガスマスク兵達を褒めた。
「……だろ?」
「その言葉を待っていた!」
「お前みたいな奴がいると心強い」
それに気を良くしたガスマスク兵達が、ゴキゲンな様子で装備の説明をし始めた。
「えーっと……、その話、長いかな?」
四王天・焔(妖の薔薇・f04438)が、乾いた笑いを響かせた。
「まあ、ざっと1時間くらいだな」
「その程度なら、あっという間だろ?」
「そもそも、これを選んだ理由から話べきだったな……」
ガスマスク兵達が、再び装備の説明をし始めた。
今度は、細かく、丁寧に。
だが、専門用語が多いため、猟兵達にはチンプンカンプン。
沢山のハテナマークが浮かぶ中、ガスマスク兵達が説明を続けていた。
「まあ、どうでもいいや。オブリビオンなら倒すだけですよ」
鳶沢・成美(三角定規の除霊建築士・f03142)がサクッと気持ちを切り替え、ガスマスク兵達をジロリと睨みつけた。
「いやいやいや、ちょっと待て! こっちからしたら、結構、大事な事なんだぞ、オイ! それを『どうでもいい』って! そんなの、死刑宣告と同等だからなっ!」
ガスマスク兵が今にも泣きそうな勢いで、成美に対して文句を言った。
しかし、成美はスルー。
何が問題なのか、まったく分かっていないようだった。
「そこまで言うのであれば、自分達が正しい事を示しなさい! 本当に強いんだったら、簡単な事でしょう」
仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)の女性人格であるネイルが、キッパリと言い放った。
「確かに、それは一理ある」
「ならば、見せてやろう。俺達の強さを!」
「そして、絶望するがイイ! 我等を敵に回した事を!」
ガスマスク兵達が、一気にテンションを上げ、一斉に銃器を構えた。
「それじゃ、真剣勝負といこうか」
水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)が、ガスマスク兵達の前に陣取った。
「ああ、そうだな」
「だいぶ予定と違ってしまったが、俺達の強さは十分に理解する事が出来たはずだ」
「さあ、覚悟してもらおうか。今日は、お前達の命日。つまり最後の日。念仏でも唱えて、あの世に逝く準備を整えておくんだな!」
ガスマスク兵達が気持ちを切り替え、ハイテンションで吠えた。
「確かに、お主等は強い。誰よりも強い。その事は認めるが、妾達はもっと強い。今から、それを証明してやろう」
菘が【楽土裁断(ジャッジメント・テイル)】を発動させ、単純で重い蛇尻尾の一撃を繰り出した。
「……ぐはっ!」
「や、やるじゃないか。確かに、強い。だが、この程度で終わらん。終わる訳には行かないんだ」
その一撃を喰らったガスマスクが、ギチギチと歯を鳴らした。
しかし、予想以上にダメージを喰らったらしく、身体が思うように動かなかった。
「そこから一歩でも動いたら、痛い目を見るわよ!」
衣吹がガスマスク兵達を警告しながら、【手裏剣投げ】を発動させ、影縫いで動きを封じ込めた。
「そもそも、身体が動かねぇ!」
「こ、これがニンポーって奴か!?」
「そんな事を言っている場合じゃねぇぞ、手裏剣が、こっちに……ぎゃああ!」
ガスマスク兵達が、あたふたとした様子で暴れた後、手裏剣の一撃を喰らって悲鳴を上げた。
「……符よ、妖の郷への扉を開け。おいでませ、白の御狐様」
続いて、焔が【白狐召還符(サモン・フォックス)】で召喚した白狐に騎乗し、ガスマスク兵達に攻撃を仕掛けていった。
それにあわせて、白虎が蒼い狐火を吐き、ガスマスク兵達を燃やしていった。
「ぎゃあああ!」
「身体が熱いィィ!」
「た、助けてくれぇぇぇぇ」
それと同時に、ガスマスク兵達が悲鳴を上げ、背中のタンクが耳触りな音を立て、次々と爆散していった。
「……相手が悪かったな」
そこに追い打ちをかけるようにして、真峰が【錬成カミヤドリ】で自分の本体(水心子真峰:太刀)を138個複製し、念力でバラバラに操ってガスマスク兵達に斬りかかった。
「く、来るなっ!」
「む、む、無理ぃぃ」
「ぎゃあああああああ!」
ガスマスク兵達がパニックになり、必死になって逃げだした。
「いますぐ治療するので、ジッとしていてくださいね」
その間に、遙が【生まれながらの光】を発動させ、聖なる光で傷ついた仲間を、高速で治療していった。
「させるかっ!」
ガスマスク兵が殺気立った様子で、骸の海ガスを発生させた。
それが洞穴内に広がっていき、その場所を根城にしていたネズミ達をオブリビオン化させた。
「キィーキィー!」
オブリビオン化したネズミ達は不気味な鳴き声を響かせ、群れを成して一斉に襲い掛かってきた。
「それじゃ、道真さんよろしくー」
次の瞬間、成美が【火雷神道真(ライジーン)】を発動させ、雷属性の礫を665本解き放った。
「くっ!」
「こんなの避けられる訳が……」
「ぐわあああああああああああああああ!」
その攻撃をモロに食らったガスマスク兵達が、次々と悲鳴を上げ、重なり合うようにして地面に突っ伏した。
オブリビオン化したネズミ達も、後先考えずに突っ込んできたため、為す術もなく肉の塊と化していった。
●
「……他の奴等と連絡が途絶えた!」
「まあ、そう慌てるな。我等なら楽勝! 目を閉じていても勝てる相手だ!」
「……確かに、俺達は無敵ッ! 今まで負け知らずだもんな! カッカッカッ!」
ガスマスク兵達は、最悪な状況下にあっても、調子に乗って、乗りまくっていた。
おそらく、負けない。
いや、絶対に負けない。
……負ける訳がない、絶対に!
そう思い込んでいるためだろう。
「……負け知らずか。だったら、今日が初の敗北になりそうだな」
櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)が、ガスマスク兵達の前に現れた。
「噂をすれば、何とやら……だな」
「わざわざ、死にに来るとは、律儀なヤツ」
「それなのに、まったく状況が分かっていない。これは傑作! カッカッカッ!」
ガスマスク兵達が、死亡フラグと一緒に爆笑した。
どうやら、自分達の勝利を確信しているらしく、自分達と一緒にいるのが、死亡フラグだと思っていないようである。
「あの……、死相が見えてますよ?」
杉崎・まなみ(村娘・f00136)が、ガスマスク兵達に視線を送った。
「そ、そんな訳がないだろ!」
「俺達を騙そうとしても、無駄だ!」
「何も怖くない、何もな! だから脅しても無駄だ!」
ガスマスク兵達が動揺した様子で、まなみの言葉を全力で否定した。
死亡フラグも焦った様子で、必死に顔を拭いていた。
「別に脅すつもりはありません。例え、相手が誰であろうと、全力で戦うだけですから……」
姫神・咲夜(静桜・f24808)が躊躇う事なく、ガスマスク兵達に答えを返した。
「カッカッカッ、これは勇ましい!」
「だが、そんな事をしても、死を早めるだけ」
「考え直すなら……いや、止めておくか。どうせ生きては帰れないのだから……」
ガスマスク兵達が、不気味な笑い声を響かせた。
「必ず生きて帰ります。あなた達がどんなに強かったとしても……!」
シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、『聖剣』パッシモン(Persimmon)_甲WPをギュッと握り締めた。
「……無駄だ」
「お前達の顔に死相が出ている」
「つまり、どんなに足搔いても、勝ち目がないと言う事だ!」
ガスマスク兵達が勝ち誇った様子で、力強く胸を張った。
「本当に面白い事を言うのね。そこまで言うなら……楽しみね」
バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、含みのある笑みを浮かべた。
「……何が言いたい」
ガスマスク兵が、嫌悪感をあらわにした。
「いえ、別に……」
バジルが何も答える事なく、口を噤んだ。
「き、気になる!」
「ええい、イラつく!」
「こうなったら、力づくで聞くだけだ!」
ガスマスク兵達がイラついた様子で、一斉に襲い掛かってきた。
「……無駄ですよ、そんな事をしても。それでも、許します。あなた達が、どんな事をしても……」
シオが【贖罪】償いの時間(ラクニハシネナイノロイ)を発動させ、慈愛に満ちた穏やかな微笑みを浮かべ、出血と痛みがほぼ無く、寝たら傷跡は消える体に変化させた。
「寝言は寝てから言ってもらおうか!」
ガスマスク兵が背中のタンクに接続されたノズルから強酸性液体を放って、シホの身体をドロドロに溶かそうとした。
だが、シホにはまったく効果がなく、傷ひとつつける事が出来なかった。
「う、嘘だろ。……信じられん」
それを目の当たりにしたガスマスク兵が、信じられない様子で動きを止めた。
「……地神よ。我が祈りに応え光を放て……ホーリーフラッシュ!」
続いて、まなみが【聖なる光(ホーリーフラッシュ)】を発動させ、杖の先端の宝石から眩い光を放ち、ガスマスク兵達の動きを一時的に封じ込めた。
「か、身体が……」
「ううう、動け……俺の……身体ァ!」
「ふ、ふざけた真似をしやがって! うぐぐ!」
ガスマスク兵達がギチギチと歯を鳴らし、強引に身体を動かそうとした。
しかし、身体はまったく動かず、無駄にストレスばかり溜まっていった。
「私の守護霊よ、お出でなさい」
その間に、咲夜が【桜護の霊英(サクラモリノレイエイ)】を発動させ、ガスマスク兵達の注意を引いた。
「ふざけやがって!」
「馬鹿にするんじゃねぇ!」
「そんな事で我等が動揺すると思ったら、大間違いだ!」
「さあ、覚悟をしてもらおうか。このまま素直に物言わぬ肉の塊になれ!」
ガスマスク兵達が怒り狂った様子で叫びながら、強引に身体を動かした。
「俺は操縦に集中する。……あとは任せた!」
すぐさま、陽里が【タンデムレーサーズ】を発動させ、咲夜をライ(ハイテクバイク)に乗せた。
それに合わせて、咲夜が全力魔法を放ち、ガスマスク兵達を弾き飛ばした。
「ぐおっ!」
「ひ、怯むなっ!」
「まだ俺達にも勝機はあるっ!」
ガスマスク兵達がライフル弾を重汚染薬化した後、陽里を狙って次々と発射した。
「……当たるかよっ!」
だが、陽里には一発も当たらず、ガスマスク兵達が苛立ちを覚えて、ケモノの如く吠えた。
「蛇が出るのは藪だけじゃなし、下手につつくと噛みつくわよ」
続いて、バジルが【シーサーペントキシン】を発動させ、海の生物「ウミヘビ」が持つ毒の能力を戦闘用に強化し、ガスマスク兵達に注入していった。
「し、しまった!」
「か、身体に毒が……」
その途端、ガスマスク兵達の身体に毒が回って、次々と崩れ落ちた。
「さあ、覚悟はいいかい? 死亡フラグも、ノリノリなようだから、派手に行くよ」
そんな中、虚偽・うつろぎ(名状しやすきもの・f01139)が、ガスマスク兵達の背後に陣取った。
「ちょ、ちょっと待て!」
「い、いつの間に、俺達の背後に……」
「これじゃ、何処にも……逃げられない!」
ガスマスク兵達が動揺した様子で、激しく目を泳がせた。
だが、既に手遅れ。
完全に退路が断たれているため、御手上げであった。
「ま、まさか……本当に自爆するつもりじゃないよな? だって、そんな事をしたら、お前も死ぬぞ? そんな事をしたって意味がないだろ? ハッキリ言って無駄だ。命を捨てるだけだ。考えを改めるなら、今しかないぞ? だから、考え直せ!」
その事に危機感を覚えたガスマスク兵が、うつろぎの説得を試みた。
「だから、何? 最初から自爆するつもりで、ここに来たんだから、何も怖くないよ?」
うつろぎが何の躊躇いもなく、【ウツロギ(メッサツモード)】を発動させ、ガスマスク兵達を巻き込むようにして爆散した。
「「「「ぎゃあああああああああああああ!」」」」
その巻き添えを喰らったガスマスク兵達が、断末魔を上げて肉の塊と化した。
成功
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第3章 ボス戦
『サロメサージェント』
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POW : サージェントグレネード
【軍服】から【手榴弾】を放ち、敵及び周辺地形を爆発炎上させる。寿命を削ると、威力と範囲を増加可能。
SPD : ツインガン
レベル分の1秒で【2丁拳銃】を発射できる。
WIZ : デス・レイ
自身の【拳銃】から、戦場の仲間が受けた【負傷】に比例した威力と攻撃範囲の【殺人レーザー】を放つ。
イラスト:sawada2
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
四条・眠斗(サポート)
ぅゅ……くぅ……あらぁ?
いつの間にか始まってましたかぁ?
さっさと事件を解決しないとぉ、安心してもうひと眠りできませんからねぇ。
ユーベルコードは出し惜しみしても仕方ありませんからぁ、
一気に片づけるつもりでやっちゃいましょう。
こう見えてもぉ、腕には少し自信があるのですよぉ。
それにぃ、様子を見てる間にまた眠くなっちゃっても困っちゃいますしぃ。
荒事じゃなくてぇ、楽しいことならめいっぱい楽しんじゃいましょう。
のんびりできるところとかぁ、動物さんがたくさんいるところなんか素敵ですよねぇ。
でもぉ、身体を動かすのも好きですよぉ。
お互いに納得の上で全力が出せると一番良いですよねぇ。
※アドリブ・絡み歓迎
リウメルヒェン・アナセン(サポート)
人間の魔女×翔剣士で、強い義侠心を持つ少年です。
普段の口調は品行方正で物静か(僕、あなた、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や
戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ
攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!
●
「……なんだい! まったく騒がしい! こっちは昼寝をしていたんだ! 邪魔をしないでくれるかい!
のに……。それよりも、アタシの部下は、一体、何をしているんだい! まさかサボっている訳じゃないよねぇ……」
そんな中、サロメサージェントがイラついた様子で、洞穴の奥から姿を現した。
サロメサージェントは、海乱鬼達を従えており、寝起きで機嫌を悪そうにしていた。
「てか、まさか、やられたのか!?」
「う、嘘だろ。結構いたぞ、俺達の仲間、それを一掃かよ」
「……だが、アイツ等はザコ中のザコ。大した問題じゃねぇ!」
海乱鬼達が小馬鹿にした様子で、フンと鼻を鳴らした。
「……ん? んん? あれ? あれれれ? これは一体、どういう事ですか? 途中までは覚えているのですが、どうしてこんなところで眠っていたのでしょうか?」
その途端、四条・眠斗(白雪の眠り姫・f37257)がハッと飛び起き、頭の上に大きなハテナマークを浮かべた。
そもそも、いつ眠ってしまったのかさえ、覚えていない。
ただひとつ言える事は、目の前に敵がいると言う事だった。
「……呆れた。まさか、この状況で眠っている奴がいたとはねぇ」
サロメサージェントが呆れた様子で、深い溜息を洩らした。
「何の問題もないよ。もうすぐ、仲間達が、ここに来るからね」
リウメルヒェン・アナセン(冰心のコルヌコピア・f40412)が、サロメエージェント達の前に陣取った。
「ハハッ! コイツはイイ! それまで立っていられる自信があるとはねぇ。アタシ達は強いよ? それでも、勝つ自信があるのかい?」
サロメサージェントが勝ち誇った様子で、自信満々に胸を張った。
「当たり前やろ。ここに来るまで、山ほどの敵を倒してきたんやで? ここに来るのも一瞬や」
ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)が躊躇う事なく、キッパリと言い放った。
「ハッハッハッハッ! 本当に面白い奴等だねぇ。その話が本当なら、もう既に現れているはずだろ? でも、何処にもいない。それが答えさ! アハハハハッ!」
サロメサージェントが猟兵達を見下し、高笑いを響かせた。
「申し訳ありませんが、もう少しだけ眠らせて下さい。ふわあ~……」
そんな中、眠斗がアクビをした後、【氷雪地獄】を発動させ、猛烈な吹雪を発生させた。
「……って、寝るんじゃねぇ!」
それを目の当たりにしたサロメエージョントが、イラついた様子でツッコミを入れた。
だが、猛烈な吹雪が襲っているせいで、眠斗に近づく事が出来なかった。
「ひょっとして、焦っているのかい?」
その間に、リウメルヒェンが【薔薇の剣戟】を発動させ、空中ステップで間合いに踏み込み、薔薇の花弁を放ちながら連続攻撃を繰り出した。
「させるかっ!」
「ぐわあああああ!」
すぐさま、海乱鬼達が地面を蹴って飛び上がり、身代わりになって次々と攻撃を喰らった。
「うぐぐ、やるじゃないか。だが、アタシだって、ここで倒されるつもりはないんでね」
その後ろでサロメサージェントがギチギチと歯を鳴らしながら、2丁拳銃を連射し、岩陰に素早く身を隠した。
「そんな攻撃、当たる訳がないやろ!」
即座に、ウルスラが【スカイステッパー】を発動させ、空中を蹴って飛び上がり、次々と銃弾を回避した。
「……チッ! 増援が来やがった!」
そんな中、サロメサージェントが増援にやってきた猟兵達に気づき、チィッと舌打ちをするのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング
多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。
使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。
アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例としてアイテムの最後尾から装備としております。
あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。
メル・メドレイサ(サポート)
時計ウサギのマジックナイト×パーラーメイド、15歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、演技時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
戦闘スタイルは多種の属性を扱う魔法使い
武器に魔法をかけ戦うこともできます
依頼にちなんだ品を給仕することを好み、味方には有効なもの、敵には嫌がらせ用のものを渡します
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ティエン・ファン(サポート)
シルバーレイン出身の除霊建築士です。
明るく善良な性格で、できることがあるならば、できる限りを全うしようとします。
除霊建築士というジョブに拘りがあるため、その知識や技術が活かせそうな場面では、積極的にそれらを使って問題解決に取り組みます。
戦闘時は主武器のT定規と副武器の浄銭貫を用いて、近距離戦も遠距離戦も行います。
キャバリアが有効な場面では、『蚩尤』を使用します。
『蚩尤』は普段イグニッションカードに収納しています。
ユーベルコードは『蚩尤』搭乗時は”蚩尤”とついたものを、そうでないときはその他のものを状況に応じて使用します。
以上を基本として、シナリオに合わせて思うままに動かして頂ければと思います。
スピレイル・ナトゥア(サポート)
精霊を信仰する部族の巫女姫です
好奇心旺盛な性格で、世界をオブリビオンのいない平和な状態に戻して、楽しく旅をするために戦っています
自分の生命を危険に晒してでも、被害者の方々の生命を救おうとします
技能は【第六感】と【援護射撃】と【オーラ防御】を主に使用します
精霊印の突撃銃を武器に、弾幕を張ったり、味方を援護したりする専用スタイルです(前衛はみなさんに任せました!)
情報収集や交渉のときには、自前の猫耳をふりふり揺らして【誘惑】を
接近戦の場合は精霊の護身用ナイフで【捨て身の一撃】を繰り出します
マスター様ごとの描写の違いを楽しみにしている改造巫女服娘なので、ぜひサポート参加させてくださると嬉しいです!
ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。
ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。
高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
因みにトランプを使った手品が得意で、必要に応じて皆を楽しませます。
あとはお任せします。宜しくお願いします。
ニノン・トラゲット(サポート)
『容赦なんてしませんから!』
『アレ、試してみちゃいますね!』
未知とロマンとお祭りごとを愛してやまない、アルダワ魔法学園のいち学生です。
学生かつ魔法使いではありますが、どちらかと言えば猪突猛進でちょっと脳筋っぽいタイプ、「まとめてぶっ飛ばせばなんとかなります!」の心で広範囲への攻撃魔法を好んでぶっ放します。
一人称はひらがな表記の「わたし」、口調は誰に対しても「です、ます、ですよね?」といった感じのあまり堅苦しくない丁寧語です。
基本的にはいつも前向きで、ネガティブなことやセンチメンタルっぽいことはあまり口にしません。
その他の部分はマスターさんにお任せします!
数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」
基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。
探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。
情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。
戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです
赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可
合わせ等も自由にどうぞ
メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。
その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。
行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
(他に仕留めたい人がいればその手助け)
台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎
ティエル・ティエリエル(サポート)
◆キャラ特徴
ボクっ娘で天真爛漫、お転婆なフェアリーのお姫様です。
王家に伝わる細身のレイピアを使った空中からのヒット&アウェイで戦うのが得意な女の子です。
・冒険大好きお姫様
・珍しいものにも興味津々
・ノブレス・オブリージュの精神で弱者を放っておけないよ
・ドヤ顔がよく似合う
・困ったら動物さんに協力を!
◆戦闘方法
・背中の翅で羽ばたいて「空中戦」や「空中浮遊」で空から攻撃するよ
・レイピアに風を纏わせて「属性攻撃」でチクチクするよ
・対空攻撃が激しそうなら【ライオンライド】
・レイピアでの攻撃が効かない敵には【お姫様ビーム】でどかーんと攻撃
水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか
太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ
正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな
それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ
エダ・サルファー(サポート)
アックス&ウィザーズ出身の聖職者で冒険者です。
義侠心が強く直情的な傾向があります。
一方で、冒険者としての経験から割り切るのも切り替えるのも早いです。
自分の思想や信条、信仰を押し付けることはしません。
他人のそれも基本的に否定はしません。
聖職者っぽいことはたまにします。
難しいことを考えるのが苦手で、大抵のことは力と祈りで解決できると言って憚りません。
とはいえ、必要とあらば多少は頭を使う努力をします。
戦闘スタイルは格闘で、ユーベルコードは状況とノリで指定のものをどれでも使います。
ただ、ここぞでは必殺聖拳突きを使うことが多いです。
以上を基本の傾向として、状況に応じて適当に動かしていただければ幸いです。
タカシ・セイヒ(サポート)
元アルダワの生徒異端児セイヒです
感心は魔術探求にありますが猟兵としての仕事を疎かには致しません
場を乱さず他の猟兵の皆さまと協力して事件の解決に従事して参ります
魔術師なのであまり前に出ての近接戦は得意ではありませんが魔術の撃ち合いや後方支援や援護等で皆さまのお役に立ちたいと思います
珍しい魔術や遺跡等には好奇心が先走りたまに暴走することもありますが出来るだけ自制して参ります
腕が四本も有りますので素早い作業等もお役に立てると思います
本業は魔術研究者なのでその知識をいかして対魔術や対魔獣でもお役に立つと思いますのでどうぞよろしくお願い致します。
音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。
自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
プロデューサーより
櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』
乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる
走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める
シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!
明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる
過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲
シホ・エーデルワイス(サポート)
助太刀します!
人柄
普段は物静かで儚げな雰囲気ですが
戦闘時は仲間が活躍しやすい様
積極的に支援します
心情
仲間と力を合わせる事で
どんな困難にも乗り越えられると信じています
基本行動
味方や救助対象が危険に晒されたら身の危険を顧みず庇い
疲労を気にせず治療します
一見自殺行為に見える事もあるかもしれませんが
誰も悲しませたくないと思っており
UCや技能を駆使して生き残ろうとします
またUC【贖罪】により楽には死ねません
ですが
心配させない様
苦しくても明るく振る舞います
戦闘
味方がいれば回復と支援に専念します
攻撃は主に聖銃二丁を使用
戦後
オブリビオンに憎悪等は感じず
悪逆非道な敵でも倒したら
命を頂いた事に弔いの祈りを捧げます
レイン・ファリエル(サポート)
『さぁ、貴方の本気を見せて下さい』
人間のサイキッカー×ダークヒーローの女の子です。
普段の口調は「クールで丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、機嫌が悪いと「無口(私、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は落ち着いてクールな感じのミステリアスな少女です。
人と話すのも好きなので、様々なアドリブ会話描写も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……間違えました、猟兵の鈴乃宮です
基本は公開中のユーベルコードや友人から教わった剣術で対応
学生時代に大概の状況は経験したのでまず動じません
状況次第ではキャバリアの制御AIである『E.N.M.A』のサポートを受けて
『轟蘭華』に接続した重火器をブッ放したり、キャバリア等乗り物を使ったりします
(※公開アイテムを自由に組み合わせて下さい)
なお、コメディ色が強い等のネタ依頼では空気を読んで
姉の『鈴乃宮・光華』の演技で語尾を「にゃ」にする等全体的にきゃる~ん☆とした言動に変わります
えっち系は断固NG
それ以外の詳細はお任せします
ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。
口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。
食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆
※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。
政木・朱鞠(サポート)
ふーん、やっと、ボスのお出ましか…。
もし、貴方が恨みを晴らすためでなく悦に入るために人達を手にかけているのなら、不安撒き散らした貴方の咎はキッチリと清算してから骸の海に帰って貰うよ。
SPDで戦闘
代償のリスクは有るけど『降魔化身法』を使用してちょっと強化状態で攻撃を受けて、自分の一手の足掛かりにしようかな。
ボス側の弐の太刀までの隙が生まれればラッキーだけど…それに頼らずにこちらも全力で削り切るつもりで相対する覚悟で行かないとね。
得物は拷問具『荊野鎖』をチョイスして【鎧砕き】や【鎧無視攻撃】の技能を使いつつ【傷口をえぐる】【生命力吸収】の合わせで間を置かないダメージを与えたいね。
アドリブ連帯歓迎
エジィルビーナ・ライアドノルト(サポート)
私はエジィルビーナ、エジィでもルビーでも好きに呼んでくれていいよ。
困ってる人がいるなら助けたいし、倒さなきゃいけない強い敵がいるなら全力で立ち向かわなきゃ。全力で頑張るからね!
実は近接戦闘以外はあんまり得意じゃないんだけど……あっ、畑仕事ならチェリから教えてもらったから、少しはわかるよ!
力仕事はそんなに得意じゃないけど、足りない分は気合と根性でカバーするから任せといて!
☆
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
鳶沢・成美(サポート)
『え、これが魔導書? まあどうしよう?』
『まあどうでもいいや、オブリビオンなら倒すだけですよ』
故郷UDCアースの下町の古書店でたまたま見つけた魔導書を読んで覚醒した自称なんちゃって陰陽師
昨今でいう陽キャラ? みたいな行動は正直よくわからないのでマイペースに行動
でも集団での行動も嫌いじゃないですよ
元ボランティア同好会でつい気合い入れて掃除しちゃったりしなかったり
一応木工好きでゲートボール好きキャラのはず……たぶん
例え好みの容姿だろうと、事情があろうと敵ならスパッと倒すだけですよ
実はシルバーレイン世界の同位体である自分と融合していたことが判明
三角定規型詠唱定規の二刀流で戦う様に
アドリブ・絡み・可
ウルスラ・ロザーノ(サポート)
いつもテンション高いとは言われるなー、確かに誰に対してもフレンドリーな対応しようと心掛けとる
といっても銀誓館の学生時代から能力者をしてきたんでな
救えるもんはできるだけ救う、でも倒すべき敵は必ず討伐すべしっちゅー方針や
戦法はヒット&アウェイ型、戦場全体を広く利用して戦うで
基本は中距離
レーザービット射撃やナイフの蹴り込みで牽制しつつ、
エアシューズで、地上は高速で駆け回り、空中も地形とか足掛かりに利用して軽業のように跳ね回るよ
敵からの攻撃は、すべて見切って受け流したりの回避で凌ぐよ
攻め込む機会を見つけたら奇襲を仕掛けるで
一気に接近して、蹴撃やその斬撃波を叩き込む!
サッカーボールのシュートは必殺技や!
●
「どうやら、間に合ったようだね」
ティエン・ファン(除霊建築学フィールドワーカー・f36098)が、ホッとした様子で溜息を洩らした。
洞穴内は迷路のように入り組んでいたため、何度も道に迷ってしまったものの、それでも最悪の事態にはならなかったようである。
「間に合うも何も……招待した覚えがないんだが……」
サロメサージェントが、嫌悪感をあらわにした。
「そうだ、そうだ!」
「今すぐ、帰れ! 帰りやがれ!」
「ここはお前達の来る場所じゃねーぞ!」
海乱鬼達も地面に唾を吐き、怒りをあらわにしていた。
「ならば、これは精霊のお導き……。それなら、問題ありませんね」
スピレイル・ナトゥア(蒼色の螺旋の巫女姫・f06014)が、サロメサージェントを見つめてニコッと笑った。
「いや、問題大アリだろ? そもそも、アタシに精霊の知り合いは、いないからねっ!」
サロメサージェントが不機嫌な様子で、吐き捨てるようにして答えを返した。
「……たくっ! これだから……」
「わかったら、帰れ! 帰りやがれ!」
「こっちだって、暇じゃねえんだ。帰ってくれ!」
海乱鬼達もイラついた様子で、ブツブツと愚痴をこぼした。
「そう言われて、素直に帰ると思いましたか?」
メル・メドレイサ(蕩けるウサメイド・f25476)が、サロメサージェントの前に陣取った。
「アハハハハッ、コイツはイイねぇ。まあ、確かに。そんな事を言われて、帰る訳がないか。だったら、死にたいって事だよね? そんなに死にたいんだったら、殺してやるよ!」
サロメサージェントが興奮した様子で、舌なめずりをし始めた。
まわりにいた海乱鬼達もゲスな笑いを浮かべ、何やら悪巧みをしているようだった。
「その台詞……、負けフラグですよ?」
四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)が、ツッコミを入れた。
「……負けフラグ? それは今まで戦った奴が、マヌケだっただけだろ! でも、アタシは違うよ。絶対に……負けない。運命の女神に愛されているからねぇ」
サロメサージェントが自信満々に、ニヤリと笑った。
一体、何を根拠にしているのか分からないが、自信だけなら誰よりも勝っていた。
「それでは試してみましょうか。その言葉が本当か、どうか」
月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)が、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「ああ、もちろん! 何処からでも掛かってきな! ただし、アタシは強いよ! アンタ達が思っている以上にね!」
サロメサージェントが、全身の筋肉を隆起させた。
それにつられて海乱鬼達も、同じように筋肉を隆起させた。
「それでは、遠慮なく。そこまで言うのですから、すぐに倒れたりしないでくださいね」
ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)が夕の憩い(ロングソード)を握り締め、サロメサージェントに斬りかかった。
「それは、こっちの台詞だよっ! 行くよ、お前達! コイツ等を血祭りに上げな!」
サロメサージェントが殺気立った様子で、海乱鬼達に指示を出した。
「おう! 任せておけ!」
「……こんな奴等、一瞬だ!」
「見ていてくださいよ、姐御! 俺達が、すぐに片づけちまうんで!」
その指示に従って海乱鬼達が、一斉に攻撃を仕掛けてきた。
「グラビティコントローラー起動! これで逃さないよ!」
すぐさま、ティエンが【蚩尤異重撃(シユウイジュウゲキ)】を発動させ、グラビティコントローラーを用いた『蚩尤』による近接攻撃で、軌跡上に重力異常を発生させ、サロメサージェント達を引き寄せた。
「のわっ! なんだい、これは……」
その途端、サロメサージェントがバランスを崩し、海乱鬼達を巻き込むようにして倒れ込んだ。
「お聞きなさい、私の奏でる旋律を!」
それに合わせて、ローズが【薔薇園狂詩曲(ローズガーデン・ラプソディ)】でヴァイオリンを披露し、この演奏を聴き続けていたいという感情を与えた。
「わ、悪いけど、アタシは音楽に全く興味が無くってね。そんな事をしても、意味がないよっ!」
即座にサロメサージェントが立ち上がり、ローズに殴りかかろうとした。
「……月よ、私を導いて下さい。そしてその力を私に貸して下さい」
その事に気づいた莉愛が【月下天舞(ゲッカテンブ)】を発動させ、清楚で純粋な歌姫に変身し、輝く月の光の魔力によって飛翔しながら、威力を増強させた月光の聖銃でサロメサージェントの足元を撃ち抜いた。
「……って、本当に容赦がないねぇ。まあ、勝つつもりでいるんだから、当然か。でも、ねぇ……、もうちょっと空気を読んでもイイんじゃないのかい!」
その事に腹を立てたサロメサージェントが、今度は莉愛に殴り掛かろうとした。
「!」
それと同時に莉愛が飛び上がり、月光の聖銃でサロメサージェントの左肩を撃ち抜いた。
「ドレインワース!」
そんな中、スピレイルが【ドレインワース】を発動させ、仲間達の傷を全身に転移させ、戦闘力を上昇させた後、生命力吸収能力を得た。
「ふざけた真似を……。せめて配下達の見せ場くらい作ってほしいモンだけどねぇ。コイツ等だって、遊びに来た訳じゃないんだから」
サロメサージェントが、警戒した様子で間合いを取った。
「こんなモノで終わりませんよ。そーれ! 魔技、メルセイバー!」
そこに追い打ちをかけるようにして、メルが【メルセイバー】を発動させ、体の末端から伸びる1メートル程の魔力の刃で、近くにいた海乱鬼を真っ二つに両断した。
「……って、本当に容赦がないねぇ。まったく見せ場もなく、やられたんじゃ、浮かばれないよ、コイツ等も……」
サロメサージェントが、ゲンナリとした様子で、深い溜息を漏らした。
「無駄話をするつもりはありません。それでは、そろそろ終わりにしましょうか。これが私のユーベルコード、『スリー寧々アタック』です!」
次の瞬間、寧々が【スリー寧々アタック(テーテテテテー)】を発動させ、悲しみの寧々と怒りの寧々を召喚し、三人全員でサロメサージェントに攻撃を仕掛けた。
「だから、アタシが作ってやるよ。コイツ等の見せ場を、ね!」
サロメサージェントが不気味に笑い、近くにいた海乱鬼達を身代わりにした。
「……ちょっ!」
「う、うわあああああああああ!」
海乱鬼達の中には、心の準備が出来ていない者もいたが、文句を言う前に攻撃を喰らい、物言わぬ肉の盾になった。
●
「はあはあ、思ったよりもやるじゃないか。まさか、ここまでやるとはねぇ……。でも、ここまでだ。アタシには沢山の配下がいる。アンタ達が倒した奴等よりも強い選りすぐりの奴等がね」
サロメサージェントが含みのある笑みを浮かべ、指をパチンと鳴らした。
それに応えるようにして、海乱鬼達がワラワラと姿を現した。
「ヘヘッ! 残念だったなァ!」
「俺達は強いぜ! 誰よりもなァ!」
「そもそも、そいつ等は単なる肉の壁! そうなる事が運命だったのさ!」
海乱鬼達は調子に乗って乗りまくっており、怖いモノ知らずのようだった。
そのため、頭の中で勝利の方程式を組み立て終えているらしく、負ける可能性がゼロだと思い込んでいた。
「……何だか、小者臭がプンプンするにゃ」
ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、ジト目で海乱鬼達を睨みつけた。
「い、いや、俺達は強いぞ!」
「そ、そうだ、シャレ抜きで、強い!」
「そんな事を言って、後で絶対に後悔するからなっ!」
海乱鬼達が殺気立った様子で、自分達が強い事を強調した。
だが、言葉を吐けば吐くほど、小者感がマシマシになっていくため、まわりの目も次第に冷ややかになった。
「そこまで言うのであれば、最初から全力で仕掛けても、問題ないわね」
シフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)が、とてもイイ笑顔を浮かべた。
「ああ、もちろん!」
「何処からでも、掛かってきやがれ!」
「……みんな纏めてブチ殺してやるぜ!」
海乱鬼達が興奮した様子で、前のめりになって言い放った。
「だったら、容赦なんてしませんからね!」
ニノン・トラゲット(ケットシーの精霊術士・f02473)が、エレメンタルロッドをギュッと握り締めた。
「アハハハハッ! それはこっちの台詞だよ。まあ、コイツ等がやる気になっているようだから、アタシが出る幕はないようだけどね。それじゃ、命尽きるまで、せいぜい楽しみな!」
サロメサージェントが高笑いを響かせながら、洞穴の奥に姿を消そうとした。
「……って、まさか、コイツ等だけで、何とかなるって思っていないだろうね」
数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、サロメサージェントに冷たい視線を送った。
「ああ、そうさ。……当たり前だろ。アタシは、コイツ等を信じているからね。それに、アンタ等、本当は弱いだろ? さっきからザコのニオイがプンプンしているからねぇ。いくら誤魔化したって、アタシの目と鼻は、誤魔化せないよっ!」
サロメサージェントが、皮肉混じりに呟いた。
「皆さん、落ち着いてください。こういう時は……読書です!」
そんな中、高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)が、一冊の本を手渡した。
「なんだい、この状況で……。そもそも、本なんて読んでいる場合じゃないだろ。……って、これは『寝ながらダイエット法!』じゃないか。マジで寝ながら、ダイエットできるのか。だとしたら……画期的!」
サロメサージェントが、ハッとした表情を浮かべた。
まわりにいた海乱鬼達が一斉に『だ、騙されている!』と心の中でツッコミを入れたものの、みんな口には出さなかった。
「まあ、それを読む暇はないと思うけど……」
バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、サロメサージェントの逃げ道を塞いだ。
「……たくっ! 本を読む暇ぐらいくれたってバチは当たらないと思うけどね。でも、ひとつ大事な事を忘れていないかい? アタシには配下達がいる。つまり、この本を読むくらいの時間は稼げると言う事さ!」
サロメサージェントが、指をパチンと鳴らした。
「まあ、そう言う事だ!」
「今のうちに、念仏でも唱えておけ」
「いや、神に祈っておけと言うのが相応しいのか? まあ、いいか」
その指示に従って海乱鬼達が、サロメサージェントを守るようにして陣取った。
「アンタの鍵穴……、見つけたよ!」
それと同時に、多喜が【理塞ぐ鍵(ソリューション・ロック)】を発動させ、海乱鬼達の弱点を指摘し、実体化させた檻に閉じ込めた。
「んあ、いきなりかよっ!」
「でも、こんな事をしたって、無駄だ!」
「こんなモノ……ん、んん、なんだ、こりゃ。ち、ち、力が……本気を出す事が出来ねぇ……!」
その事に危機感を覚えた海乱鬼達が、ギチギチと歯を鳴らした。
「大丈夫だ!」
「お前達の仇は、俺達が討ってやる!」
それに合わせて、まわりにいた海乱鬼達が、一斉に殴りかかってきた。
「無駄よ、そんな事をしても」
その間に、シフォンが【アリスナイト・イマジネイション】を発動させ、無敵の戦闘鎧を想像から創造し、海乱鬼達の攻撃を防いだ。
「な、なんで、傷ひとつつかねぇんだ!」
「とにかく、殴れ! 殴って、殴って、殴りまくれ!」
「いや、殴っているだろ! 何度も、何度も、力の限り!」
海乱鬼達が焦った様子で、シフォンを何度も何度もブン殴った。
だが、シフォンはまったく傷ついておらず、痛みすら感じていないようだった。
「さあ、何処からでも、掛かってきなさい!」
それに合わせて、ニノンが【猫の毛づくろい】で自分のペロペロ舐め、摩擦抵抗を極限まで減らしつつ、海乱鬼達の注意を引いた。
「イイ度胸をしているじゃねえか」
「だったら、お前から血祭りに上げてやらぁ!」
「喰らえ、死ね、死ね、死ねえええええええええ!」
海乱鬼達が殺気立った様子で、何度もニノンに殴り掛かった。
「そんな攻撃、当たりませんよ……!」
ニノンが素早い身のこなしで、海乱鬼達の攻撃を避けていった。
「な、なんでだよ!」
「絶対に当たっているだろ!」
「ありえねーって、こんな事! 何かカラクリが……」
海乱鬼達が動揺した様子で、ニノンの動きを追った。
だが、分からない。
いくら考えても、答えは出ない。
ただひとつ言えることは、海乱鬼達の想像を上回るほど、ニノンが素早く動いていると言う事だった。
「いい加減……覚悟をするにゃ!」
次の瞬間、ミルディアが【プログラムド・ジェノサイド】を発動させ、予め脳にプログラムしていた連続攻撃を繰り出し、海乱鬼達を斬りつけた。
「コ、コイツ、強ぇ!」
「でも、俺達の方が……ぎゃああ!」
「う、嘘だろ? なんで、こんな事に……」
その攻撃を喰らった海乱鬼達が、危機感を覚えて後ずさった。
「一体、これは……。ここまでしくじるなんて、稀だろ? おいおい、ガチか? お前等、本気で戦って、これなのか。……あり得ないだろ、そんな事……」
それを目の当たりにしたサロメサージェントが、ポカンとした。
「こんなはずじゃなかった。そう思っているでしょ? その理由……どうしてなのか分かる?」
バジルが含みのある笑みを浮かべ、【謎を喰らう触手の群れ】を発動させ、サロメサージェントに疑問の感情を与えた。
「そ、それは……」
サロメサージェントが、グッと唇を噛み締めた。
本来であれば、こんなはずではなかった。
予定していた結果と違う現実に戸惑っている、というのが本音であった。
「!」
そこに追い打ちをかけるようにして、紫の触手のかたまりが絡みつき、謎を喰らう触手が飛んできた。
「……たくっ! なんで、こんな事になっちまったかねぇ」
即座に、サロメサージェントが自分の身を護ったものの、紫色の触手が絡みつき、身動きを取る事が出来なくなった。
「それじゃ、覚悟してくださいね」
それに合わせて、茉莉が【ウィザード・ミサイル】を発動させ、魔法の矢(炎属性)を695本解き放った。
「……させるか!」
「俺達が絶対に守るっ!」
「やっぱり、無理だあああああああ!」
その攻撃をモロに食らった海乱鬼達が悲鳴を上げ、次々と消し炭と化していくのであった。
●
「まさか、アタシの配下が、こうも呆気なく倒されてしまうとはねぇ。ハッキリ言って予想外。アタシじゃなければ、白旗を上げている事だね。でも、まあ……ある意味、想定内。まあ、予想外の事も、いくつかあったけど……。まあ、いいさ。アタシの配下は、まだいるからねっ!」
サロメサージェントが動揺した気持ちを誤魔化すようにして、大袈裟にフンと鼻を鳴らした。
「確かに、そのようね。洞穴の奥から、ドカドカと足音が聞こえてきたし……」
ラムダ・ツァオ(影・f00001)が、洞穴の奥に視線を送った。
「ヒャッハー! その通りさ!」
「俺達が来たからには、もう安心だ!」
「今までの奴等と一緒にするなよ。……俺達は強ぇからな!」
海乱鬼達がハイテンションで、ケモノの如く吠えまくった。
だが、ノープラン。
ノリと勢いで何とかなると思っているため、頭の中がカラッポだった。
「それでは、お手柔らかにお願いしますね」
響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が、落ち着いた様子で答えを返した。
「……ああ、任せておけ!」
「ジックリと、いたぶってから殺してやるからさ」
「……恨むんだったら、自分の運命を恨むんだなァ!」
海乱鬼達が指の関節を鳴らしながら、不気味な笑みを浮かべた。
「そんな事を言っていいの? これから、私達に倒されるのに……」
赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)が、海乱鬼達に生暖かい視線を送った。
「そんな訳ねぇだろ!」
「……馬鹿にしやがって!」
「やっぱり、痛い目に遭わねぇと、分からねぇようだなァ!」
海乱鬼達が殺気立った様子で、頭を何度も上下させた。
「え、えっと……痛い目って」
メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)が、気まずい様子で汗を流した。
「そんなの決まっているだろ!」
「痛い目って言ったら、アレしかねぇ」
「ぐへへへへへへへへへへへへへへへへ!」
海乱鬼達が危険な妄想を膨らませ、ゲスな笑みを浮かべた。
「やれるものなら、やってみな」
ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)が、海乱鬼達のまわりを飛び回り、風鳴りのレイピアでチクチクと突き刺した。
「こ、こら、やめろ!」
「痛い、痛い、シャレにならん!」
「まだ心の準備が出来ていないだろうが!」
海乱鬼達が涙目になって、ティエルから逃げ惑った。
「……なら、覚悟をしておけ。……容赦はしない」
水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)が、海乱鬼達に視線を送った。
「いや、話だけでも!」
「ちょっと待て! いや、本当に……」
「これは……、どうしやしょうか、姐さん!」
その気迫に圧倒された海乱鬼達が、動揺した様子でサロメサージェントに擦り寄った。
「どうも、こうも、やるしかないだろ! 本当に次から次に、使えない奴等だねぇ。もう少しアタシを安心させてくれたってイイと思うんだけどねぇ。みんな、悪夢を見せたいのかい? そうでないなら、もう少し誠意を見せなっ! アタシが安心して、身を任せるだけの誠意を、ね」
サロメサージェントが、海乱鬼達を突き放した。
「それでは、始めましょうか」
その間に、リズが【戦神のご加護を(ゴッド・ブレス・ユー)】を発動させ、仲間達に光のオーラを与え、戦闘力を増加させた。
「そんな事をしても、無駄だよ!」
サロメサージェントがイラついた様子で、手榴弾を放り投げて、爆発炎上させた。
「一体、どこを狙っているの? ボクは、ここだよ? ほらほら、どうしたの? 早くボクを捕まえてみなよ」
そんな中、ティエルがサロメサージェントを挑発しながら、海乱鬼達の間を擦り抜けていった。
「ふざけやがって!」
「だったら大人しく死にやがれぇぇぇぇぇ」
「オラオラオラオラオラオラオラァァァァ!」
その事に腹を立てた海乱鬼達が、何かに取りつかれた様子で、ティエル達の後を追った。
「……今日はこれにしようかな」
そんな中、ラムダが【三千世界千変万化(パ・リ・コレ)】を発動させ、全身全霊の力を籠めるのに適した装い、神速の技を十二分に活かせる装い、冴えわたる叡智を発揮できる装いを組み合わせ、海乱鬼達に攻撃を仕掛けていった。
「……面白れぇ!」
「そんな攻撃で俺達を……」
「ぐぼらげはあああああああああ!」
その攻撃をモロに食らった海乱鬼達が、次々と宙を舞った。
「……竜の力よ、私に宿りなさい!」
続いて、メイリンが【飛竜の顎(ドラゴニック・ファング)】で、自らの拳を鋭利な牙を持つ飛竜の頭部に変形させ、海乱鬼達をブン殴って噛みついた。
「嘘だろ!」
「こんなの俺達の筋肉で……」
「ぎゃああああああああああああ!」
海乱鬼達が一斉に筋肉を隆起させ、次々と返り討ちに遭った。
「ひゃっはー!」
それに合わせて、緋色が【何か乗って移動できる便利なヤツ(ノリモノ)】でガジェットを変形させ、それに騎乗して海乱鬼達を次々と轢いていった。
「ちょっ!」
「待て待て待て!」
「ぎゃああああああああああ!」
海乱鬼達が成す術もなく、悲鳴を上げて宙を舞った。
「そろそろ、覚悟を決めたら、どうだ?」
その流れに乗るようにして、真峰が【錬成カミヤドリ】を発動させ、自らの本体である水心子真峰(太刀)を138個複製し、それをバラバラに操って海乱鬼達に攻撃を仕掛けていった。
「覚悟も何も……」
「ちょ、待て! ぎゃあああ!」
「畜生、こうなったら、拳で……むりぃ!」
その攻撃を喰らった海乱鬼達が、為す術もなく肉の塊と化して崩れ落ちた。
●
「う、嘘だろ。アタシの配下……弱すぎ!」
サロメサージェントがドン引きした様子で、ダラダラと汗を流した。
「何の問題もねぇぜ、姐さん!」
「アイツ等は、俺達の中でもザコ中のザコ!」
「むしろ、これからが本番ってヤツですから!」
そんな中、筋骨隆々の海乱鬼達が、自信満々に答えを返した。
「それ……、完全な負けフラグなんだけど……。ひょっとして、台本があるの? こちらとしては、番組を盛り上げる事が出来れば、それに越した事はないんだけど……。ヤラセは、ちょっと……」
音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)が、気まずい様子で汗を流した。
「いや、台本とかねえから!」
「そもそも、やられるつもりもねぇし!」
「……というか、わざわざ命を落とすために、来るわけねえだろ!」
海乱鬼達が思いっきり、不満そうに答えを返した。
「……本当に? 今まで戦った相手は、拍子抜けだったから……」
エダ・サルファー(格闘聖職者・f05398)が、不信感をあらわにした。
「……本当に奈良も分かってねぇな」
「俺達はエリートっ! 今までの奴等と一緒にされたら……困る!」
「まあ、逃げるんだったら、今のうちだぜ。土下座をしたら、許してやる!」
海乱鬼達が、お決まりのセリフを、次々と口にしていった。
「……それは楽しみですね。僕等も退くつもりはありませんから、力尽きるまで、戦うだけです」
タカシ・セイヒ(探究者の成れの果て・f37132)が、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「おいおい、マジか!」
「俺達はチャンスをやったんだぜ!」
「それなのに、戦う事を選ぶなんて……。本当に分かってねぇな!」
海乱鬼達が小馬鹿にした様子で、ゲラゲラと笑った。
「分かっていないのは、そっちだぜ!」
櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)がライ(ハイテクバイク)に飛び乗り、海乱鬼達に突っ込んでいった。
「……ちょ!」
「とにかく、サロメサージェント様を守るんだ!」
「……と言うか、既に逃げているぞ! おいおい、マジか!」
その事に気づいた海乱鬼達が、蜘蛛の子を散らすようにして、散り散りになって逃げていった。
「何やらお困りのようですね。……助太刀します!」
そんな中、シホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)が、海乱鬼達の行く手を阻んだ。
「ウゲェ、いつの間にィ!」
「うぐぐ、やるしかねぇって事か」
「こ、こうなったら、やってやらぁ!」
海乱鬼達が半ばヤケになりつつ、気合の入った声を響かせた。
「それでは、貴方達の本気を見せて下さいね」
レイン・ファリエル(クールビューティー・f17014)が、海乱鬼達の逃げ道を塞いだ。
「……たくっ! 仕方がねぇな!」
「本気の本気……見せてやるぜ!」
「うらららららららららららァ!」
海乱鬼達が捨て身の覚悟で、次々と殴り掛かってきた。
「手加減とか必要ないから……、本気でね」
鬱詐偽が【グッドナイス・ブレイヴァー】で動画撮影ドローンを召喚し、海乱鬼達に攻撃を仕掛けていった。
「だったら、望みを叶えてやるよっ!」
「その綺麗な顔をグチャグチャにしてやるぜ!」
「死ぬ覚悟は出来ているか? 返事はいらねぇ!」
海乱鬼達が殺気立った様子で、次々と殴り掛かってきた。
「それなら、問題ありませんね。僕も手を抜くつもりはありませんので」
タカシが【漆黒の暗夜の剣(ミッドナイトソード)】を発動させ、漆黒の剣(闇属性)を665本飛ばした。
「こんなモノ……拳で壊す!」
「喰らえ、必殺……ぎゃああああ!」
「な、何故だ! 俺達の拳は、鉄も砕くはずなのに……」
海乱鬼達が漆黒の剣に切り裂かれ、次々と悲鳴を上げた。
「これは……、とっておきです!」
シホが【樹浄】邪を清め祓いし聖霊樹の庭(ジュジョウ・セイクリッドピュリファイガーデン)を発動させ、邪気等の穢れを吸収浄化する種が入った聖弾を海乱鬼に撃ち込んだ。
「な、何をしやがった!」
「か、身体が……妙だ……」
「心が洗われる……うう……うっ!」
その聖弾を撃ち込まれた海乱鬼達が、違和感を覚えて動きを止めた。
「少しビリッとしますよ」
レインが【サイキックブラスト】を発動させ、両掌から高圧電流を放ち、感電させる事で、海乱鬼達の動きを一時的に封じ込めた。
「か、身体が……動かねぇ!」
「う、嘘だろ、この状況で……!」
「動け、動け、動けぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
その事に危機感を覚えた海乱鬼達が、必死になって身体を動かそうとした。
だが、身体は、まったく動かなかった。
「掴んだ! 決める!」
エダが【聖職者式脳天逆落とし(セイショクシャシキバックドロップ)】を発動させ、祈りを込めた跳躍式バックドロップを仕掛け、超高速かつ大威力の一撃を叩き込んだ。
「う、嘘だろ!?」
「俺達を纏めて……」
「ぎゃああああああああ!」
その一撃を喰らった海乱鬼達が、一斉に宙を舞って壁にめり込んだ。
「それじゃ、火花散るレース、楽しもうぜ!」
陽里が【Side by side(サイド・バイ・サイド)】を発動させ、コーナリングで火花を散らし、燃え上がる炎で海乱鬼達を焼いた。
「……ちょ! 嘘だろ!」
「く、来るなっ! あ、熱い!」
「身体が焼ける! だ、誰かあああ!」
海乱鬼達が次々と悲鳴を上げ、消し炭と化して崩れ落ちた。
●
「……たくっ! なんで、アタシが、こんな目に!」
サロメサージェントがブツブツと愚痴をこぼしながら、洞穴の入口を目指して全速力で走っていた。
海乱鬼達を失ってしまったのは、かなりの痛手であるものの、此処で倒される事がなければ、また集めればイイだけの話であった。
「まさか、逃げる気なの? この状況で?」
政木・朱鞠(狐龍の姫忍・f00521)が、サロメサージェントの前に陣取った。
「逃げる訳がないだろ! これはアレ! 戦略的、撤退ってやつさ」
サロメサージェントが、小さくコホンと咳をした。
「だから、逃げるんって事やろ?」
ウルスラ・ロザーノ(鈴振り燕・f35438)がジト目で、サロメサージェントにツッコミを入れた。
「い、いや、だから、まあ……そう言ったら、そうなんだが……いやいや、違う! 断じて、違う! アタシは腰抜けじゃないからねっ!」
サロメサージェントが慌てた様子で、ウルスラの言葉を否定した。
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました。タイミング的には、バッチリのようですね」
そんな中、鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)が、サロメサージェントの前に現れた。
「たくっ! ツイてないねぇ、本当に……。少しくらいイイ事があっても、バチは当たらないと思うんだけどねぇ」
サロメサージェントが、ブツブツと愚痴をこぼした。
「ご飯さえくれれば、こんな事にはならなかったにゃ」
ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が、エッヘンと胸を張った。
「いや、メシが喰いたいなら、洞穴の奥に……」
サロメサージェントがキョトンとした様子で、洞穴の奥を指差した。
「!」
その途端、ミーヤの両目が、綺羅星の如く、キュピィーンと輝いた。
「いや、絶対に罠だから!」
エジィルビーナ・ライアドノルト(シールドスピアの天誓騎士・f39095)が、思わずツッコミを入れた。
「アタシだって、別に騙すつもりはないんだが……。でも、まあ……、もう食べられてしまっているけどね」
サロメサージェントが、含みのある笑みを浮かべた。
「まあ、どうでもいいや。オブリビオンなら倒すだけですよ」
鳶沢・成美(三角定規の除霊建築士・f03142)が、サクッと気持ちを切り替えた。
「うぐぐ……、やっぱり、そうなるのかい。腹立たしいね」
サロメサージェントがイラついた様子で、ギチギチと歯を鳴らした。
「それじゃ、いきますよ」
すぐさま、影華が【黒燐幻想劇弾・飛空銀蝶(イマジンファース・ガーネットアイ)】で『赤眼の銀蝶』を模した飛空艇に変身し、黒燐蟲の塊を放った。
次の瞬間、あらゆる物を喰らい尽くす黒燐蟲の群れが、サロメサージェントに襲い掛かった。
「……たくっ! 本当にツイていない」
サロメサージェントが舌打ちしながら、手榴弾を投げて飛び退いた。
「命を削るスリルを楽しむ訳じゃないけど……ここが使い時だからしょうがないよね……」
その事に気づいた朱鞠が、【忍法・禍神合身(ニンポウ・マガカミガッシン)】を発動させ、異空間に封じた危険な存在と合体し、あらゆる攻撃に対し、ほぼ無敵になった。
「……チャージ完了、今にゃ! いっけえにゃー!!」
それと同時に、ミーヤが10秒間の集中を終え、ガジェットから弾丸とビームを発射した。
「クッ! しまった!」
その一撃を喰らったサロメサージェントが、恨めしそうにミーヤを睨みつけた。
「天高く、月までブッ飛んでまえ!」
ウルスラが【グラインドサマーソルト】を発動させ、一気に間合いを詰めて、スライディングを繰り出し、低い姿勢からバックフリップをサロメサージェントに炸裂させた。
「吹っ飛ぶ訳が……無いだろうが!」
その攻撃を受け止めながら、サロメサージェントが2丁拳銃で反撃した後、転がるようにして物陰に隠れて逃げようとした。
「ジャックフロスト大隊行動開始」
その邪魔をするようにして、成美が【霜男大隊(ジャックフロストバタリオン)】を発動させ、675体の霜の妖精(小型の戦闘用)を召喚し、サロメサージェントを指差した。
それに合わせて、霜の妖精達がブンブンと腕を振り回し、サロメサージェントに殴り掛かった。
「ええい、鬱陶しい!」
その事に苛立ちを覚えたサロメサージェントが、霜の妖精達を次々と殴り飛ばしていった。
「……絶対に逃がさないよっ!」
エジィルビーナが【ステイシス】を発動させ、アイスレイピアのひとつを永遠物質に変え、サロメサージェントの身体を貫いた。
「ぐはっ! う、嘘だろ! こんなところで……ぐはっ!」
その一撃を喰らったサロメサージェントが、血反吐を吐いて崩れ落ちた。
成功
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紬・真白
ゆうきつかさマスターにおまかせします。かっこいい紬・真白をお願いします!
トライブの武芸者×降魔拳伝承者、15歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、家族には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●
「はあはあ……、ようやく外か。これで、ようやく……楽になれる」
サロメサージェントにとって、幸運だったのは、猟兵達に死んだだと思われていた事だった。
ある意味、奇跡。
運命の女神に愛されているからこそ、幸運が舞い降りた事は間違いなかった。
それ以上に、日頃から死んだフリの練習を欠かさなかった結果である。
これこそ、運命。
何という幸運ッ!
洞穴の外に出た途端、太陽の光が降り注ぎ、まるで自分の事を祝福しているようだった。
もう猟兵達が追ってくる事はない。
何処を見ても、猟兵の姿は……。
「……あっ!」
そこでサロメサージェントが、目を丸くした。
「何をそんなに驚いているんですか?」
その視線に気づいて、紬・真白(気功拳伝承者・f40922)が、キョトンとした。
ここに来たのは、偶然。
ある意味、運命の導き。
「うぐ……ぐぐぐっ! そうそう、そうかい。そう言う事かい! どうやら、運命の女神は、アタシを見捨てちまったようだね!」
その事に気づいたサロメサージェントが、軍服から手榴弾を放ち、辺り一面を爆発炎上させた。
「これは、また随分と乱暴な挨拶ですね」
それと同時に、真白が一気に間合いを詰め、【降魔点穴】を仕掛け、サロメサージェントの身体に闘気を流し込み、躊躇う事無く爆発させた。
「う、嘘だろ。せっかく、ここまで来たのに……」
サロメサージェントが血の泡を吐き、血だまりの中に倒れ込んだ。
しかし、立ち上がるだけの気力はない。
既に、体力の限界。
薄れゆく意識の中、サロメサージェントは、思った。
今日は厄日、だ……と。
そして、サロメサージェントの意識が、深い闇の中に飲まれていった。
大成功
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