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【サポート優先】時は星の瞬きのように

#アリスラビリンス #戦後

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#アリスラビリンス
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#戦後


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。


「皆に向かって欲しいところがあるんだ」
 カレル・レグロリエン(緑の夢に星を灯す・f36720)は幾許か焦燥した様子で、集まった猟兵たちに告げた。
「アリスラビリンスに幾つかある、花の国。親指姫が最後に辿り着いた花の国のイメージかな。ただ残念だけど、その景色を堪能している時間はあんまりないんだ」
 この国に辿り着いたアリスたちを狙う、オウガの存在が予知に引っかかったらしい。
 オウガの一体一体の力は、猟兵たちであれば適切な対処を取れれば討伐は難しくない。だが、戦いに不慣れなアリスたちには充分脅威であり、何せ数が多い。
 そこで、猟兵たちの出番というわけだ。まさに襲われる直前のアリスたちを救出し、護りながら戦って欲しいとカレルは言う。
「敵は星屑の魔女。遠距離の相手や戦場全体に攻撃する手段にも長けているから、逃がすよりも傍で庇えるようにしてあげるのがいいと思うな」
 既に国の全体が戦場と化した中、その被害が及ばぬほど遠くへ逃がすのは難しい。ゆえに、そういった戦い方が必要になってくるのだと。
「アリスたちはヒーリングフェザー相当のユーベルコードを使えるみたいだから、支援をお願いしてもいいかもね。勿論、無理はさせられないけれど」
 いざとなれば、彼女たちに回復を頼むのもいいだろう。
 彼女たちを護り、時にはその力を借り、美しくも悪しき魔女を返り討ちにするのだ。
「それじゃあ、よろしくお願いします」
 カレルはひとつ頭を下げると、その掌の上で、輝ける|台本《グリモア》がはらりはらりと捲れ上がった。


絵琥れあ
 お世話になっております、絵琥れあと申します。
 ひっそりとサポート優先シナリオを運営させていただきます。
 (勿論、通常参加も望外の喜びですので歓迎いたします)

 流れと詳細は以下の通りになります。

 第1章:冒険『至急の救出』
 第2章:集団戦『星屑の魔女』

 第1章では、到着時点でまさに敵の攻撃を受けようとしているアリスたちを庇い、安全を確保していただきます。
 傍について護ることに重きを置いていただくことになるかと思われます。

 第2章では、アリスを屠りその力を我が物としようとする星屑の魔女たちと対峙していただきます!
 アリスたちは猟兵たちをある程度自動で回復してくれるので、気兼ねなく攻勢に転じてしまってよいでしょう。
 勿論、アリスたちと協力して他の猟兵の支援に回る、支援するアリスたちの護衛に徹する、なども可能です。

 サポート優先シナリオのため、調子や現行シナリオの進捗と相談しながら自分のペースで執筆していくことになるかと思います。
 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。
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第1章 冒険 『至急の救出』

POW   :    剛力で敵や障害物を跳ね除けて救出する

SPD   :    超速で敵や障害物を掻い潜って救出する

WIZ   :    魔力で敵や障害物を翻弄して救出する

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

バルタン・ノーヴェ(サポート)
「ハーイ! ワタシがサポートに来た、バルタンデース!」
支援しマース! アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
得意な技能:【奉仕・料理・掃除・裁縫・救助活動】と【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】デスネ!

荒事であれば武装を使用してクリアしマース!
移動中や探し物など、その他冒険なら適切な技能でくぐり抜けマース!
単独で進んでもOK、他の猟兵の方の補佐に回ってもOKデスヨー!

公開しているアイテムはどれを使っても大丈夫デース!
バルタンズのお小遣いも支払いマスので、心置きなくどうぞデース!
よろしくお願いしマース!




「絶望しながら死ねばいいの。あなたも、あの日の私みたいに……」
「ヒ……ッ」
 もう限界だ。
 アリスたちは時に空をも飛びながら逃げ回っていたが、数多の流星に阻まれ消耗してしまっていた。
 そして一人がついに追い詰められ、恐怖に顔を引き攣らせる。
 その頭上を目掛けて、星が――隕石が落ちてくる。もう駄目だ、とぎゅっと固く目を瞑った、その瞬間だった。
「カクリヨメモリ、ロゴスイグニッション!」
「えっ」
 朗々と響いたのは猟兵――バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)の声だ。
 西洋親分『しあわせな王子さま』のメモリを読み込んだバルタンの身体が、黄金で覆われていく。
 そして、全身が黄金で覆われた瞬間、彼女は躊躇わずにアリスと魔女の間に飛び込み、割って入る!
「危ない!」
 当然、そのまま隕石はバルタンへと直撃する――!
 だが、隕石と正面衝突した筈のバルタンは、粉塵の中で立っていた。
「流石は西洋親分の防御力デース。まさにテッペキ!」
 圧倒的な硬さを誇る西洋親分の防御力を以てすれば、アリスたちの盾になることは容易い。
「この国からはまだ出られマセンが、ワタシの傍にいれば安全デース! 危ないと思ったら後ろに隠れてくださいネー!」
「くっ……」
 バルタンが一度に庇える人数は多くないが、庇った相手は確実に守ることが出来る。
 思わぬ邪魔が入ったと、星屑の魔女たちは揃ってその眉を顰めるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

日下・彼方(サポート)
人間のUDCエージェント × 月のエアライダーの女です

戦闘での役割はレガリアスシューズを使っての空中戦、
影の狼を使役して斥候・偵察ができます
武器は通常大型ナイフを使用しますが
強敵には太刀・槍を持ち出す事もあります

普段は(私、君、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)
機嫌が悪いと (私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)

性格は受けた仕事はキッチリこなす仕事人のような感じです
仕事から抜けると一転惚けた風になります

ユーベルコードは必要に応じて、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




 一方、上空。
「わ、わっ!」
 未だ飛び回るアリスたちが、襲い来る流星群から必死で逃れていた。
 だが、敵とその降らせる星の数が多すぎる。いつ撃ち落とされるか解らない恐怖に、アリスたちは心身共に疲弊しつつあった。
 それを打ち破ったのは、ひとつの黒い影。
「――行くぞ」
 月追う狼の名を冠したレガリアスシューズで日下・彼方(舞う灰の追跡者・f14654)は空を翔り、まるで足場を得たかのように立体的に動く。
 そしてアリスたちを狙う星々を幾つも蹴り落とし、ぎゃくに魔女らの動きを阻害するように地上へ降らせる!
「また邪魔が……!」
 魔女らは標的を彼方へと変え、星々を彼女へと差し向けるも、やはり彼女は涼し気な顔崩すことなく、軽々と舞うようにその脚捌きで粉砕する!
「ここは私が押し留める。私から離れすぎないように、少しでも身体を休めるといい」
「はっ、はい! ありがとうございます!」
 彼方によって護られたアリスたちが、感謝を告げて地上へと降りる。
 その間、降り注ぐ敵意の星は彼方が撃ち落とす!

成功 🔵​🔵​🔴​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「……大丈夫?」
「えっ……」
 アリスたちの前に、ゴスロリ服に身を包んだ少女――禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)が現れた。
 戦場と化した地にはそぐわず、黒いクマのぬいぐるみと緩く手を繋ぎ、ただアリスたちの前に佇んでいる。魔女らには、背を向ける形だ。
「危ないから、このままここにいて」
「でっでも、それじゃああなたが」
 魔女らは先に割り込んでくれた猟兵たちも、邪魔だと判断すればアリスたちより優先して攻撃している。
 このままでは彼女も狙われてしまう――このアリスはそれを懸念しているのだが。
「クロエ」
「えっ?」
 黒絵は、全く意に介した様子もなく。
「クロエって、呼んで?」
「く、クロエちゃん……?」
 名を呼ばれると、にこり幽かに微笑む。
 ――その背中に、無数の星が突き刺さった。
「クロエちゃん!!」
 アリスたちが悲鳴を上げる。
 だが――黒絵は僅かにたたらを踏んだだけで、痛みに苦しむ素振りすら見せない。
「この子」
 掲げたのは、黒いクマ。
 彼女の傍らの、ぬいぐるみ。
「クロームが、護ってくれるの」
 その言葉を肯定するかのように。
 クロームの両の掌から、紫の星屑がきらきら、零れ落ちた。

成功 🔵​🔵​🔴​

氷咲・雪菜(サポート)
 人間のサイキッカー×文豪、16歳の女です。
 普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にブリザード・キャノンを使って戦う。
 あとはお任せ。宜しくお願いします!




「おっと、もう始まってるわね」
 氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)はひとり、ぽつり呟く。
 既に多くのアリスたちは先行した猟兵たちの護りを得ているが、まだ星に狙われたままのアリスたちもいる。彼女たちは今まさに隕石によって押し潰されようとしていた。
「ちょっとまずいですねー。では!」
 雪菜はすかさずブリザード・キャノンを構えると、砲口を隕石へと向けて。
「絶対零度の氷柱よ、星をも落とし砕きなさい!」
 射出されるは氷柱の砲弾。
 それは驚くべき速度を以て隕石へと到達し、圧倒的な硬度で宣言通り隕石を粉砕する!
「な……っ」
 星屑の魔女らが絶句する間にも、氷柱は次々と隕石を叩き落としていく。
 やがて花の国に降る流星群はその姿を消して、束の間の静けさが訪れる。
 この場は今や、猟兵たちが掌握した!
「さぁ、ここから反撃開始ですよ!」
「……いいわ、こうなったらあなたたちから先に片付けてあげる……!」
 魔女らの意識が、完全に猟兵たちへと向けられる。
 今こそアリスと花の国を守るため、この戦いに決着をつけるのだ!

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『星屑の魔女』

POW   :    イマトイウホウキボシ
【彗星】に変身し、レベル×100km/hで飛翔しながら、戦場の敵全てに弱い【流星】を放ち続ける。
SPD   :    メテオインパクト
【望遠鏡を通した視線】を向けた対象に、【宇宙からの隕石】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ   :    ホシクズノステージ
戦場全体に、【星空】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。

イラスト:慧那

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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

コノカ・ハギリガワ(サポート)
『やるわ。私に任せなさい!』
 サイボーグの鎧装騎兵×戦巫女、18歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
出身世界:スペースシップワールド

性格:勇敢
戦場では積極的に前線に切り込み、敵の注意や攻撃を引き受けます

・戦闘
勇翠の薙刀を主に使って戦います
また、エメラルドアームから発生させた障壁で仲間を庇います

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「こうなったら……!」
 敵意を猟兵たちへと向けた魔女らが、地上に星空を描き始める。夜の迷宮に、猟兵たちを閉じ込めるために。
 その気配をいち早く察知したコノカ・ハギリガワ(勇を示す翠・f06389)は、即座に動いた。
「皆、私の傍を離れないで!」
 近くのアリスたちをはぐれないよう呼び寄せて、コノカ自身は完全に迷宮が形成される前に、高らかに喚ぶ!
「さぁ皆、出番よ!」
 迷宮の壁に阻まれる前に、一隻の宇宙船が花畑に降り立つ。
 翠の船体から飛び降りるようにして現れたのは、光の剣や機関銃で武装した、500人を優に超える宇宙戦隊の軍勢だ!
「迷宮で奇襲を繰り返して疲弊させ、野垂れ死にか出てきたところを討ち取る作戦だったのかも知れないけれど……」
 コノカは凛として星空の中に立ち、その後ろ姿はアリスたちへと希望を与えた。
「その手には乗らないわ」
 ついてきて、とアリスたちを先導するコノカ自身、左腕の長手袋から発生させた翠の障壁でアリスたちを護り。
 死角から襲い来る敵を宇宙戦隊と共に勇翠の薙刀で薙ぎ倒しながら、悠々とアリスたちを出口へと導くのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「アリスのみんなも、この花の国も、絶対に守らなきゃ」
 ふんすと意気込むのは四王天・焔(妖の薔薇・f04438)だ。
 焔の足元に広がるのは、可憐な花々。そう、ここは花の国であり、焔は花を愛する少女なのだ。
 戦いともなれば、花が荒らされてしまう。被害者側であるアリスに罪はない。そう、敵さえ撃退すればよい話なのだ。
「あなたも始末してあげるわ!」
 焔の存在を察知した魔女らが、アリスたちごと焔を星空の迷宮へと取り込むも。
「迷路だって関係ないよ。これならアリスのみんなも花も傷つけなくて済むからね!」
 符よ、とひとつ呼びかけ取り出したのは『紫薔薇の庭園』の妖符。
「星空に妖の薔薇を咲かせろー!」
 途端。
 妖符より、一斉に飛び出したのは茨の蔦だ。
 飛翔する蔦は花を傷つけることもなく、更にアリスたちは避けて通り、迷宮内に潜む全ての魔女を締め上げ、その血を啜って薔薇の花を咲かせていく。
 それはさながら、星明かりに照らされた紫の薔薇園。
「散らした花は、これでも帰ってこないんだよ。ちゃんと反省してね」

成功 🔵​🔵​🔴​

シフィル・エルドラド(サポート)
『皆に元気を分け与えにやって来たよ!』 

ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子。
 普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
 嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「もう大丈夫だからね、私に任せてっ!」
 シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)が、アリスたちを庇うように前に出る。
 その溌溂とした輝きに、星屑の魔女らは一瞬気圧されかけるが。
「……邪魔が入ったけど、数は私たちの方が上手だわ。それなら……!」
 魔女らは次々に彗星へと姿を変え、流星群を降らせる。その数は肉眼で視認が追いつかないほどだ!
 ひとつひとつはそう大きくなく、威力も然程なさそうではあるが、喰らい続けてしまえばシフィルは兎も角、アリスたちがじきにやられてしまう。
「素早く、敵だけを倒していかないとね。なら、この聖剣エデンで!」
 シフィルが抜き放ったのは、刀身が眩く輝く勇者の剣。
 輝ける剣で狙いを定めて、仲間の受けた痛みを力に変えて。
 悠々と空翔る彗星へと、光纏う斬撃を放つ!
「これが勇者シフィルの……光と剣の力! 絶対に逃さないよ!」
「――ッ!」
 剣ならば空に届くまいと高を括っていた、彗星は飛来する刃に両断され、魔女の姿に還って地に墜ちる。
 勇者シフィルは、悪しき企みなどには決して屈しない!

成功 🔵​🔵​🔴​

城田・紗希(サポート)
基本的には考えるより行動するタイプ。
でもウィザードミサイルや斬撃の軌跡ぐらいは考える。…脳筋じゃナイデスヨ?
暗器は隠しすぎたので、UC発動時にどこから何が出てくるか、術者も把握していない。

戦闘は確実性やオーバーキルより迎撃数を優先するので、全力魔法と範囲攻撃で少し広めに撃ってから時間差で仕留める。
もしくは単体攻撃にカウンターや鎧破壊攻撃を乗せつつ、連続して使って、一撃必殺を繰り返す。
「ここから先は行かせないよ、キリッ」
…ところで、なんでオブリビオン居るの?(前後の説明忘れた)

……防御?なんかこう、勘で!(第六感)
耐性……は、なんか色々!(覚えてない)




「ちょっとここに来る途中で私のおやつなくなったんだけど!?」
 えっ。……ご愁傷様です。
 城田・紗希(人間の探索者・f01927)は一心不乱に足元の花の中を探っていた。
 だが、見つからない。どこをどう探しても見つからない。呼ばれたはいいが小腹が空いていたから、現地に持ち込んで食べようと思っていたのに。
「……ハッ」
 そこで紗希は気づく。敵の存在に。
 確か、あの魔女らが今回アリスたちを襲う敵だと聞いていた筈だ。つまり悪い奴らである。つまり。
「おやつ泥棒はきさまかー!!」
「ええええええっ!?」
 八つ当た――げふんげふん悪への義憤で紗希は巨大化。ぐんぐんと大きくなっていく。
 これには魔女らも思わず面食らい、慌てて自らの身体を彗星へと変え、空に逃れようとするも。
「逃がすかー!!」
「きゃああああああ」
 紗希はお構いなしに彗星をちぎっては投げちぎっては投げ、流星群が身体に当たるのも意に介さず敵を倒し続けた。
 その凄惨な光景にアリスたちはぽかーんとしながらも、流星の直撃部分を回復してくれていた。尤も、紗希は気づいていなかったが。

 ――余談だが、おやつは転移時にグリモアベースに落としてきていた模様。
 後でグリモア猟兵が回収してお返ししました。

成功 🔵​🔵​🔴​

筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?




(「敵の数は減ってきたけど……まだ気は抜けないな」)
 何せ筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)は今、自分より二、三歳年下と思しきアリスたちの一団と共に、星屑の迷宮の中に閉じ込められている。
 仄暗い迷い路にきらきらと光る星明かりの光景は幻想的だが、その光の当たらぬ闇に敵は潜んで隙を狙っているのだろう。だから、油断せずに周囲を警戒し。
「傍を離れないようにね」
 短く、淡々と告げる。人付き合いは得意ではないが、だからと言って放っておけない。戦いだって好きではないが、見殺しにするのは嫌だ。
 護ってみせる。
(「僕らが無策で歩き回るのを待ってるんだろうけど」)
 だが、その狙いは見当外れ。
「――無駄だ」
 トオルの纏う空気が、変わった。
 眼鏡を外したから? その瞳が金に変わっていたから?
 アリスたちには、その理由は解らない。
 ただひとつだけ確かなのは、迷宮の中から星屑の魔女らの苦悶の呻き声が聞こえることだけ。
「視認出来ていようがいまいが関係ない。金の|瞳《め》の光、その身を以て味わうといい」
 やがて、魔女らの呻き声が全て消えた時、星明かりは消え失せた。
 そして太陽の下、花園が戻る。

成功 🔵​🔵​🔴​

鈴乃宮・影華(サポート)
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました」
銀誓館学園所属の能力者……間違えました、猟兵の鈴乃宮です

大概の事は指定したユーベルコードや友人から教わった剣術でなんとでもしますが
状況次第ではキャバリアの制御AIである『E.N.M.A』のサポートを受けて
『轟蘭華』に接続した重火器をブッ放したり、キャバリアに乗ってドッカーン!したりします
ただし例え依頼の成功の為でも、公序良俗に反する行動はしません
あとえっちなのは絶対にNG

なお、コメディ色が強い等のネタ依頼では空気を読んで
姉の『鈴乃宮・光華』の演技で語尾を「にゃ」にする等全体的にきゃる~ん☆とした言動に変わります

詳細はお任せします




「くっ……なんてこと。『私』の元に力を還元しないといけないのに――」
「へぇ。本体が別のどこかにいるんですね」
「!」
 音もなく、壊滅寸前の魔女らの前に影ひとつ。
 鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)だ。
「どうも、銀誓館の方から助っ人に来ました。能力者……いえ、猟兵の鈴乃宮です」
 銀誓館学園の能力者にして、猟兵。
 その実力は折り紙つきだ!
「……ここでやられるわけにはっ」
 咄嗟に、残った魔女らは彗星へと姿を変えて天に逃れ、そして流星群を影華へと降り注がせるが。
「ふむ。攻撃は目眩ましですね」
「!」
 読まれている。
 魔女らがそれを悟った時には既に、影華は動いていた。
「ならば――『|起動《イグニッション》』」
 イグニッションカードから、力が溢れ出る。
 そして影華自身の中から、黒い靄が噴出する。
 ――否、それは影華の|黒燐蟲《とも》!
「彼の力を以て世界を壊す――皆、天の星すらも消し飛ばして!」
 真昼の彗星を。一面に煌めく流星ごと。
 遥か上空で弾けた黒燐蟲たちは、|影華《とも》の望むままに全てを喰らい尽くす。偽りの星を。
 やがて風が揺らしたのは、花とアリスと、猟兵たちの髪と服のみ――。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2023年03月06日


挿絵イラスト