6
第二次聖杯戦争㉑〜過去より来りて未来を視し王達

#シルバーレイン #第二次聖杯戦争 #キリング・フィールド #生と死を分かつもの #閻魔王 #カルロス・グリード #四の王笏島 #未来予測 #先制攻撃 #オロチヒメ案件

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#シルバーレイン
🔒
#第二次聖杯戦争
🔒
#キリング・フィールド
🔒
#生と死を分かつもの
🔒
#閻魔王
#カルロス・グリード
#四の王笏島
#未来予測
#先制攻撃
#オロチヒメ案件


0




 ――グリモアベース。

「最悪な事態が発生した」

 開口一番に言い放ったグリモア猟兵の蛇塚・レモン(白き蛇神憑きのシャーマンクイーン・f05152)の裏人格にして、彼女に憑依している白亜の蛇神オロチヒメの表情は険しい。

「今や制圧が進み、かつて金沢大学の工学部があったという小立野まで戦線を押し上げた。しかし、そこは恐るべき『闇の大穴(キリング・フィールド)』と化しておるのだ。漆黒の闇の中は、まるで『人類の過去から未来の全てが混ざったような町並み』になっており、その中央に、閻魔王を名乗る謎めいたオブリビオン『生と死を分かつもの』が佇んでいることが判明した」

 オロチヒメは自らのグリモアで金沢大学工学部があった場所の予知を映像として投影する。
 そこには、深淵の闇の中に無秩序に立ち並ぶ街並みと無数の触手を蠢かす怪物が映し出されていた。

「これが閻魔王『生と死を分かつもの』である。銀誓館時代に活躍した諸兄ならば、彼奴の厄介さを存じているはずであろう? それがオブリビオンとして戻ってきたという事実だけでも戦々恐々なのだが……本題はここからである」

 オロチヒメは予知の映像を早送りにすると、猟兵の中では見慣れた過去の有力敵が出現してきたのだ。

「閻魔王は、その懐から『1体の強大なオブリビオン』を召喚し、2体で猟兵に戦いを挑んでくるのだ。閻魔王は猟兵の戦いを見ながら何やら『学ぶ』かのような仕草を見せるが……それに気を払う余裕は無いと断言しよう。それだけ召喚されたオブリビオンは強敵であるし、閻魔王も共に強敵だ。しかも、どちらもユーベルコードの先制攻撃を放ってくるぞ!」

 2体同時の絶対先制攻撃……だと!?
 しかも、閻魔王が出現させたオブリビオンは、なんと……!

「よりにもよって、七大海嘯『四の王笏』カルロス・グリード……未来視めいた精密予測行動を行う難敵を再び相手取るとはな……」

 かつての戦争で、あらゆる『未来の可能性』を読み解き、猟兵達の攻撃を凌いだ恐怖の存在だ。
 それが閻魔王と共に攻撃を仕掛けてくる……!

「かなり危険な任務になる事は間違いないであろう。しかも閻魔王はキリング・フィールドに入った者だけを自動的に攻撃し、制圧するまで倒してもトドメを刺せるかすら不明である。更に予知では、『アルティメットゆりゆり』こと『聖杯剣揺籠の君』の制圧までに此処を制圧できなかった場合、閻魔王とキリング・フィールドは忽然と消え去るが、町並みは元に戻らぬときた。故に、危険を顧みずにどうにか此処は早急に制圧しなくてはならない」

 オロチヒメの表情は今まで以上に逼迫したものとなっている。
 それだけ危険な状況なのだ。
 だが君たちは幾度と死線を潜り抜けてきた猟兵だ。
 たとえつい先日に覚醒したばかりの新参者も、過去の先輩の活躍ぶりから何かを学べるはずだ。
 決して勝てない相手ではない!

「覚悟が決まった者から転送をしてやろう。貴様らの武運、この白亜の蛇神オロチヒメが祈っておるぞ」

 序盤の山場というべき大一番!
 果たして猟兵達は、過去から招かれた未来を操る強敵相手に勝てるのか?
 ユーベルコードの高まりを感じる……っ!


七転 十五起
 なぎてんが手掛けた過去のシナリオの中で恐らく最強のオブリビオンです。
 覚悟完了して挑んでください。
 なぎてんはねおきです。

●概要
 一章構成の戦争シナリオです。
 ボスを倒せばシナリオ成功です。

 今回、閻魔王『生と死を分かつもの』が呼び出すのは、七大海嘯『四の王笏』カルロス・グリードです!
『 https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=31914 』
 精確な未来予測で、猟兵達の反撃の先をゆく行動を仕掛けてきます。
 具体的には、カウンターを『前もって見てきたかのように』回避したり、必中攻撃を仕掛けます。
 これは閻魔王にも効果が及び、まともに戦えば何も出来ずに敗走するでしょう。

●プレイングボーナス
 閻魔王と召喚オブリビオンの「先制ユーベルコード」に、両方とも対処する。

 また、このシナリオに限り、以下のプレイングボーナスが追加されます。

『先制攻撃に対処しないと、必ず🔵🔴🔴苦戦か🔴🔴🔴失敗になる。(←超重要)』

●その他
 コンビやチームなど複数名様でのご参加を検討される場合は、必ずプレイング冒頭部分に【お相手の呼称とID】若しくは【チーム名】を明記していただきますよう、お願い致します。
(大人数での場合は、チームの総勢が何名様かをプレイング内に添えていただければ、全員のプレイングが出揃うまで待つことも可能ですが、その際は全員オーバーロード投稿を強く推奨します)
 なお、本シナリオは全てのプレイングを採用できない可能性があります。
 予めご了承くださいませ。

 それでは、皆様の創意工夫を凝らしたプレイング、お待ちしております。
211




第1章 ボス戦 『生と死を分かつもの』

POW   :    テンタクル・ボーダー
戦場全体に【無数の触手】を発生させる。レベル分後まで、敵は【死の境界たる触手】の攻撃を、味方は【生の境界たる触手】の回復を受け続ける。
SPD   :    キリングホール
レベルm半径内に【『死』の渦】を放ち、命中した敵から【生命力】を奪う。範囲内が暗闇なら威力3倍。
WIZ   :    閻魔浄玻璃鏡
対象への質問と共に、【無数の触手の中】から【浄玻璃鏡】を召喚する。満足な答えを得るまで、浄玻璃鏡は対象を【裁きの光】で攻撃する。

イラスト:佐渡芽せつこ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

空桐・清導
POW
アドリブや連携も大歓迎だ

まず、カルロスの攻撃を[オーラ防御]を展開して
貫通レーザーを受け止めて弾き飛ばす
回避が出来ないならば、万全な体勢を整えて受け止める!
そして、閻魔王の触手の攻撃が迫った瞬間、
根元を[切断]して[なぎ払う]
どれだけ未来視で避けられるとしても
刃が伸びるレザーの性能と根元の動きの鈍さから対処可能だ!
だが、ダメージは蓄積されるだろう
しかし![気合い]と[覚悟]で耐える

攻撃を捌ききった先でUCを発動
傷を全快させて[エネルギーを充填]して[力を溜める]
溜めた力を解放して戦場全体に光焔を放つ
どれだけ未来が予測しようとも、全面攻撃は避けられない
そして掌から[誘導弾]を放って追撃だ!



 ――『闇の大穴(キリング・フィールド)』。
 その内部は渾沌と表現するに相応しい光景だった。
 古代、中世、近代、現代に至るまでの建築物が無秩序に乱立しており、鉄筋コンクリート造りのビルの隣に竪穴式住居があるようなちぐはぐさである。
 そんな異様な空間に猟兵達は次々と転送されてくる。
 閻魔王『生と死を分かつもの』は、懐から七大海嘯『四の王笏』カルロス・グリードを呼び出して猟兵達を迎え撃たんと接近してきた……!

「未来を予測する相手が2体も……! だがヒーローは屈しないぜ!!」
 真紅の機械鎧を全身に纏った空桐・清導(ブレイザイン・f28542)が身構える。
 この空間ではオブリビオン側が必ず先制ユーベルコード攻撃を仕掛けてくる。
 更にカルロスの未来予測で必中攻撃と化す。
 つまり、どこへ逃げようが必ず攻撃が届くのだ!
 この効果に『生と死を分かつもの』も思わず唸る。
「これが未来予測か……よもや|吾人《われわれ》が未来を見据えることになるとは思いもよらなかったか」
「汝が戯れに復活させてもらったことは感謝している。猟兵を片付けたら、我は妻を探しに行く……いいな?」
「……好きにするがいい」
 短い会話が合図となり、『生と死を分かつもの』が戦場全体に無数の触手を発生させた。
 更にカルロスが貫通レーザーを放ち、空桐を切断しようと襲い掛かる。
 絶対必中の2つのユーベルコード相手に、空桐は……なんと微動だにしない!
「フレア・リアクター全開! アンリミテッド ウィル、限界突破!」
 真紅の機械鎧に内蔵されたエネルギー増幅炉が更に赤く輝き、全身から空桐の意思の力が具現化したオーラ障壁が発生!
「回避が出来ないならば、万全な体勢を整えて受け止める!」
 すると飛んできた貫通レーザーが、なんと障壁に沿って屈折したではないか!
 光の屈折を利用した、完璧な頭脳プレー!
 更に迫る無数の死の触手群を、腕部に取り付けられた凄まじい切れ味を誇る伸縮自在なブレード型超兵器こと『ブレイジング・レザー』で斬り払い続ける!
「どれだけ未来視で避けられるとしても、刃が伸びるレザーの性能と根元の動きの鈍さから対処可能だ!」
 ブレードが徐々に伸びてゆくと、空桐はその場で大回転を開始!
 これで半径5m内の触手は、あっという間に刈り尽くされてしまった。
 しかし、その間に触手のダメージを空桐は多少喰らってしまっている。
 かつ、オブリビオン側は生の触手群で体力が回復し続けている。
 決めるなら、一撃必殺を放つしかない!
「この状況にうってつけのユーベルコードだ! オレの魂からあふれ出る光をオーラに変えて!! いくぜ! |究極!!《ウルティメイト》・|変身《セイドー》!!」
 次の瞬間、空桐の全身が黄金のオーラに包まれて輝くと、ぐんぐんと身長が伸びて巨大化する!
 ほぼ2倍の3.6mの巨人になった空桐は、傷も癒えてパワーアップ!
「今度はこっちの番だ! どれだけ未来が予測しようとも、戦場全域に及ぶ攻撃は避けられないだろ!?」
 空桐がオーラを溜め込み力を充填し始める。
 その隙に触手が襲い掛かり、光線で斬り捨てようと追撃するオブリビオン側だが、そのたびに空桐は眩い輝きを纏ってどんどん巨大化してゆく!
 結果、元の身長の8倍まで巨大化した空桐は、まるで御来光めいた黄金の光焔を『闇の大穴(キリング・フィールド)』全域に解き放った!
 すべての触手が焼き払われる!
「ぐおおおぉぉ……っ!」
「まずい、防御を……がふっ!?」
 『生と死を分かつもの』とカルロスは光の中に掻き消されて吹き飛んでいった!
 そこへ飛び込んでくる灼熱の焔弾が身を焦がす!
「そいつはオマケだ。ついでにこれもな!」
 巨大化した空桐の赤き鉄拳が隕石めいて天空から降り注ぐと、オブリビオン2体を軽々と圧壊してみせた……!

大成功 🔵​🔵​🔵​

鈴乃宮・影華
あの、前は生命讃歌あっての奇跡だったのですが
……無い物ねだりしてる場合じゃないか

今回来る先制攻撃――そのどちらも効果範囲の全対象を即死させる物ではありませんよね?
なので、E.N.M.Aが操作する『ミーレス』の背中に隠され庇われる事で最初の一瞬を凌げるかと
その後指定UC起動
「フフフ、今よりここは生と死を分かつ異形の王でも未来を視る王でもなく……この光華お姉ちゃんのオンステージにゃー!」
風の癒しを受けつつ『伍光』の光を浴びて閻魔王に突☆貫
射程内に入れ次第、浄玻璃鏡や触手やドローンやグリードを風でブッ壊すにゃ
気まぐれで重力ベクトルを変更すれば未来位置予測も難易度マシマシにゃ?



 鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)は戸惑いを隠せない。
 彼女はかつて銀誓館学生で、当時の戦争にも参加していたので今の状況がどれだけ異様かを知っている。
「あの、前は生命讃歌あっての奇跡だったのですが……猟兵ってそのまま有力敵へ挑む感じですか? 冗談じゃなくてですか? ええぇ……?」
 この困惑ぶりは、自分が大学入試で失敗した時と同じぐらいのショック度である。
 猟兵はそれだけ異次元の存在であるのだけれども、当時の戦いを知っている能力者達からすると無謀にも思えてくるのも無理はないだろう。
 しかし、既に転送されてしまったのだから仕方がない。
「……無い物ねだりしてる場合じゃないか」
 腹をくくった影華が、現役当初から愛用しているイグニッションカードを掲げて叫んだ。
「……|起動《イグニッション》!」
 途端、一瞬で武装を完了させる影華。
 暗赤色の首巻をなびかせ、左腕の燐創鋼鎧『赫左』が赤黒く輝く。その掌には彼女専用の赤黒の魔剣こと『黒の葬華』が握られている。
 更に、影華の周囲を重力変動光照射刀『伍光』が空中浮遊して守護。
 更に更に、影華の傍らには廃材と視肉と黒燐蟲を魔法とダクトテープで組み合わせて作った、マッチョな黒服さんこと『ミーレス』が待機していた。
 一瞬でここまでの武装を展開できるイグニッションカードはやはり優れものだ。
 これにはオブリビオン側も目を見張った。
「……なんと、一瞬で布陣を完成させおったか」
「未来予測でもあれは防げぬ。ならば押し通るのみだ、閻魔王」
「然り。ならば出でよ、閻魔浄玻璃鏡。かの者の罪を問え」
 触手の中から浄玻璃鏡が出現すると、影華の姿を映して裁きの光を放ち始めた。
 同時にカルロスも66機の動画撮影ドローンを周囲に展開させて、更なる未来予測の精度を上げてパワーアップしてゆく。
 しかし、影華はこれにミーレスを身代わりに差し出す。
「E.N.M.A、防御をお願い!」
 祈光風神機『レガリア・ベルクス』の統括AIがデコイ人形を操作して、裁きの光を浴びる。
 影華はその背に庇われて無傷だが、ミーレスは一瞬で黒焦げになってしまった……!
「閻魔王、気を付けろ。風が吹き荒れるぞ」
 カルロスは影華のユーベルコードを先読みしたのか、『生と死を分かつもの』へ警句を発した。
 だがお構いなしに影華はユーベルコードを強行する。
「彼の力を以て世界を騙す――記憶より現れよ、我が親愛なる家族……ってことでー。フフフ、今よりここは生と死を分かつ異形の王でも未来を視る王でもなく……この光華お姉ちゃんのオンステージにゃー!」
 突然、影華の口調がきゃるる~ん★とした口調へ変貌すると、周囲の空気がうねり、渦巻き始める!
 ユーベルコード『|黒燐幻想劇弾・記憶再現『光華』《イマジンファース・ディアシスター》』……姉の口調や仕草を再現することで、彼女の本業である『シルフィード』を一時的に獲得して異能を使いこなすことが出来るのだ。
 吹き荒れる暴風が、空中のドローンをたちまち蹴散らしてゆけば、その風に乗って影華の身体が飛翔する!
「にゃにゃーん☆ 気分いいから歌っちゃうにゃー!」

 ♪はんーけいー132mはー この光華お姉ちゃんのーとーどくきょりー!
 ♪いまーからー ふきとばーすのでー おとなーしくー潰れろにゃー☆

 浮遊する剣『伍光』でベクトル操作をして攻撃を弾き返し、空間を捻じ曲げ、別の意味で『|殺伐空間《キリングフィールド》』を生み出す影華!
 カルロスはドローンを破壊された上にベクトル操作によって、うまく未来予測が出来ない模様。
「ま、まずいぞ閻魔王! ここは一旦退避して……」
「――逃がすと思うかにゃ?」
 カルロスのすぐ横に影華が迫っている!
 顔が近い!
 黒の葬華が炎に包まれ、そのままカルロスを斬り伏せる!
 そして破壊の暴風がカルロスを高々と吹っ飛ばした!
「グワアアァァァアアアーッ!?」
「王笏……!? ぐぬ、なんて暴風か。これでは……」
「鏡も触手も|粉砕《ミル》しちゃうにゃ!」
 誇り高き癒しの風で『元気マシマシアブラニンニク激盛麺カタメ野菜鬼マシ豚豚ドンマシ』な最強次郎系パワーガールと化した影華(お姉ちゃんモード)が、暴風に乗って超高速の斬撃を閻魔王へ浴びせてゆく!
 生命賛歌がなくとも、猟兵になった影華には偉業を斃す絶大なパワーがあることが今、証明された瞬間であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フラーウム・ティラメイト
未来予知とはわくわくしますね♪全然最悪じゃないですよ。オベイ

『ケー(未来予知を使う相手とこんなに速く戦えるのは『ついて』いるな)』

二人とも頭がおかしい事を言っていたが戦闘開始

カルロスのUCは結界術とオベイに貫通無効属性のオーラ防御を纏わせて防ぎますが回避体勢はとっておきます

閻魔王のUCは鍵剣から因果断絶属性攻撃の光線(武器から光線と属性攻撃)でなぎ払います
これで触手を断絶します

UC発動
グォォォォォォォォォ!
恐怖を与える覇気と禁呪と呪詛を放ちながら変身

試しにえ〜い

斬撃波を放つが躱される

敵は余裕そうに回避するが次の光景に絶句する

オーイエス!オーイエス!
激痛耐性で耐えながら翼のチェーンソーで楽しそうに自身を切りつけますがその時に因果断絶攻撃と衝撃波と神罰が飛んでくる

敵は回避するがドン引き

オーエス!オーエス!
ダメージを与える度に分身が増えていくので分身達もチェーンソーの翼で自身に攻撃して因果断絶攻撃と衝撃波と神罰の攻撃を放つ

いくら未来が見えても躱せなければ意味ないですよね?
敵に矢弾の雨で攻撃した



「未来予知とはわくわくしますね♪ 全然最悪じゃないですよ。オベイ」
 そう言ってのけるのはフラーウム・ティラメイト(因果獣と因果を喰らう者『オベイ』を宿す探究者・f38982)。
 カラスの姿をしたナニカことオベイへ声を掛ける。
 するとオベイも「ケー」とだけ鳴いて還す。
 ただこの一言には「未来予知を使う相手とこんなに速く戦えるのは『ついて』いるな」という意味がある。
 いや長ぇよ。
 このやり取りに閻魔王もカルロスも閉口してしまう。
 よって、すぐさまユーベルコードを放って抹殺に向かった。
「カルロスの光線は貫通レーザー。でも貫通無効属性を備えたオーラ障壁で防御ってなんで通るのですか!?」
「ケー」
 技能レベルが低すぎる、と言ってるらしい。
 それと単純に防御が間に合わなかったとも言っている。
 いや一言で意味が籠められすぎだ。
 それでも身体が真っ二つにならなかったのは幸運であった。
「以前の私ならここで出オチ要員として脱落してましたからね、成長してますね」
 感慨深く浸りながらも、押し寄せる触手群を手にした鍵剣から因果断絶属性攻撃の光線を放って焼き払ってみせた。
「ケー」
 だったらそれをカルロスへ討つべきだったのでは?とツッコミを入れるオベイ。
 クイックドロウや各種射撃系の技能を100まで盛って撃ち込めば相討ち覚悟で狙撃できただろ、とか。
 因果を断絶できるなら、フラーウムが被弾する未来の因果すら断絶できたはずだろ、とも。
 だから一単語に籠められた情報量が多すぎるんよ。
「とにかく、どうにか先制攻撃を防げました。此処からは反撃です! さあ……憤怒の力で滅殺してあげましょう!」
 フラーウムはすかさずユーベルコードを発動!
「グォォォォォォォォォ!」
 咆哮!
 敵へ恐怖を与える覇気とおびただしい呪力を発散させながら、彼女の姿がオベイと一体化して因果獣神皇へ昇華する!
「これが因果獣神皇・レイジング・オベイ・ディストーション。私の真の姿です。試しに、え〜い!」
 鍵剣を振るって衝撃波を放つが、閻魔王とカルロスはあっさり回避してしまう。
「うーん、やはりだめですか。ならこれはどうですか?」
 フラーウムは自分の首を背中のチェーンソー翼で刎ね飛ばしたではないか!
 途端、首から下が瞬時に再生して立ち上がるフラーウム。
 もう片方の肉体も頭部が一瞬で生え変わって動き出す。
 これは、プラナリア式分裂方法!
 自身を斬り刻むほど、その肉片がすべて元のフラーウムへ復元されてみるみるうちに増殖してゆく!
「……これは、何が起きている?」
「これ以上増やさぬように殺してしまおう」
 閻魔王とカルロスは再びユーベルコードでフラーウム達をバラバラに引き裂いてゆく。
 しかし、それすら増殖のきっかけとなって倍々に数が増えていてしまうのだ。
「この身体はオベイですので不老不死です」
「そして総ての私に同じ権能が備わってます」
「オーエス! オーエス!」
「まだまだ増えますよ?」
 あっという間に閻魔王とカルロスを取り囲むフラーウム達。
 しかも増えた一部は敵に押し寄せて攻撃を仕掛けている!
「あ、未来予測は無意味ですよ? 今の私は因果獣神皇・レイジング・オベイ・ディストーション。次元と因果を司る獣の|皇《おう》ですから。当然、私達の攻撃は『絶対必中』で『防御貫通』の因果で固定させていただきました。攻撃が防げないなら無意味ですからね。あとは根競べですね。私のユーベルコードの効果が切れるのが先か、そちらが死ぬのが先か。さぁさぁ!」
「「オーエス! オーエス!」」
 こうして、増殖するフラーウム達が閻魔王とカルロスを、ユーベルコード効果時間いっぱいまでタコ殴りにしてゆく。
 結局倒せなかったが、新たな可能性を見出したフラーウムとオベイであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

鈴鹿・小春
未来予測なんて厄介な…でも前倒せたなら二体相手でもできない事はない筈!
皆を守る為絶対勝つよ!

死の渦を集中して見切り勘も活かし比較的勢い弱い場所を探り全身に光属性のオーラ纏いつつ飛び込む。
呪詛耐性で耐えつつカルロスを猟銃で狙撃、当然未来予測で避けるだろうけど…この死の渦に突っ込んでくる?
最低でも相討ちにしてやる、と。
限界突破しつつ耐え凌いだらUC起動し呪剣の斬撃で呪詛の足場作りながら渦超え閻魔王に仕掛ける。
そこでカルロスが妨害してきたら光剣を見切り音速の鮫剣でできるだけ広範囲に呪詛の斬撃波を放ち反撃合わせる!
一瞬怯ませれればよし、その間に閻魔王に飛びかかり高速で斬り刻むよ!

※アドリブ絡み等お任せ



 鈴鹿・小春(万彩の剣・f36941)が転送されてくると、閻魔王『生と死を分かつもの』と七大海嘯『四の王笏』カルロス・グリードの2体のオブリビオンと対峙する。
「未来予測なんて厄介な……でも前倒せたなら二体相手でもできない事はない筈! 皆を守る為絶対勝つよ!」
 イグニッションカードを掲げ、即時詠唱!
「|起動《イグニッション》!」
 瞬時に武装が装着されて戦闘準備完了!
 一族の宝刀である大薙刀の鈴が身構えるとリンと鳴った。
「うん! 準備オッケー! いつでも来ていいよー!」
 先制攻撃を見切るべく、全集中する鈴鹿。
 すると閻魔王とカルロスは同時にユーベルコードを発動した。
「……『死』の渦が生命力を奪い、未来を読み取り猟兵の動きを封じる。完璧だな」
「我の未来予測に隙はない。当然である」
 半径130m以内が渦巻き、カルロスがマッハ13で飛び出して光剣の斬撃を放ってくる。
 これに鈴鹿は受け止めるのではなく、光のオーラを纏って守りを固めて『死』の渦の中へ果敢に飛び込んだ!
「生命力吸われるの、きっつーい! でも纏ったオーラのおかげで僕、生きてる! あ、カルロスはこの死の渦へ突っ込んでくる? 未来予測で分かっていたよね?」
「汝の行動は予測済みだ。超音速で飛翔できる我ならば、素通りするくらいダメージは最小限で抑えられる」
 カルロスは言葉通り、『死』の渦に突っ込んでくる!
 鈴鹿は顔を引き攣らせながら苦笑してしまう。
「まぁそうだよねー? 僕も最初から刺し違えてでも乗り切ってやるって思ってたし?」
 だから、鈴鹿は己の限界を超えてユーベルコードを発動!
「僕の行動は予測してるのなら、それを超える速度で僕も移動するだけだよー! 月のエアライダーだった頃の動きを思い出して……!」
 大通連をはじめとする呪剣の力を解放させ、人間の運動速度を超えた機動力を鈴鹿が披露する。
「なんだと? 我と同じ速度で対峙するか!?」
「いいや! それ以上だよー!」
 驚くカルロスを上回る速度でカルロスの斬撃を回避した鈴鹿!
 未来予測を現実が超えた瞬間、オブリビオン側の全ての算段が瓦解する。
「まずひとつ! 一気に畳みかけるよ!」
「うぐッ!? 力が抜ける……!」
「そりゃそうだよー! この呪剣の呪詛は斬ったオブリビオンを弱体化させるからねー? そしてその呪詛はその場で固定される!」
「我を踏み台にする気か!!」
 カルロスの白騎士の鎧へ一太刀浴びせると、その空間に呪詛が足場となって残る。
 そこへ宙返りで乗っかった鈴鹿が身体のバネを活かして大跳躍!
「正解ー! そしてふたつ! 『生と死を分かつもの』、覚悟ー!」
 呪剣による回避困難な魂喰らいの斬撃の嵐が『死』の渦を蹴散らし、閻魔王を斬り刻む!
 マッハ13以上の速度で敵を斬り刻む鈴鹿は、間違いなく『埒外の存在』である猟兵らしい活躍であった!

大成功 🔵​🔵​🔵​

空亡・劔
…この世界は人間が多いからちょっと怖いけど
それでも…世界の脅威がいるならばあたしは来るわ!

あんたが誰であろうと知った事か!

この最強の大妖怪である空亡劔を差し置いてこんな異変を起こすとか生意気よっ!(びしっ

対先制
【戦闘知識】でカルロスの位置や閻魔王の位置と動きを把握するわ
【天候操作】で猛吹雪を起こすわよ!
触手の動きを鈍らせてやるわ!
【結界術】で結界を広げて敵の位置を察知!
避けられないなら【属性攻撃】でレーザーを曲げる氷を展開!当たる直前で曲げる!貫通はさせても曲げる!

ユベコ発動!

…なんて力(超強化)
あんた…一体何者なのよ(戦慄)

二刀による【二回攻撃】で閻魔王もカルロスも【切断】よ!!



「……この世界は人間が多いからちょっと怖いけど」
 シルバーレイン世界へ転送されてきた空亡・劔(本当は若い大妖怪・f28419)は、カクリヨファンタズム世界と違う環境に戸惑うも、目の前の強敵2体を見据えて言い放った。
「それでも……そこに世界の脅威がいるから、あたしが来たわ!」
「……吾等を世界と脅威、とな?」
「確かに、オブリビオン・フォーミュラである我と閻魔王たる汝。世界の脅威であることには違いない」
 くっくと閻魔王とカルロスがほくそ笑む。
 それを空亡が一蹴する。
「あんた達が誰であろうと知った事か! この最強の大妖怪である空亡劔を差し置いて、こんな異変を起こすとか生意気よっ!」
 なんだかキレる論点がズレている気もするが。
 だが口上をしっかり決めた空亡は、強敵2体の絶対先制攻撃を受け止めるべく、武器を抜いて身構えた。
「さあ掛かってきなさい! あんた達の先制攻撃なんて、この最強の大妖怪である空亡劔には通用しないって事を教えてあげるわ!」
 これに閻魔王とカルロスは、何も答えずにユーベルコードをすかさず放った。
 空亡の周囲に無数の触手群が湧き出し、カルロスが未来予測から割り出した絶対必中のレーザー射撃で斬り刻んでくる。
 だが強敵2体の目の間が一瞬で猛吹雪に覆われてホワイトアウト!
「どうせこれも未来予測してるでしょうけど……! 氷雪のバリアでレーザーを、ってきゃあっ!」
 空亡の肩がレーザーで撃ち抜かれてしまった!
 だが視界不良のおかげか腕を切り落とされることはなく、どうにか最悪の状況は避けられた。
「け、結界で威力を殺して、僅かに軌道を反らしたからこそ……この程度で済んだのよね?」
 この被弾で空亡は、目の前の敵が今まで戦ったどんなオブリビオンよりもはるかに強い相手だと、今頃理解した。
 なにせ閻魔王は銀誓館時代に能力者の学生たちから酷く畏れられ、カルロスにおいてはオブリビオン・フォーミュラだ。
 ようやく自分がかなりの難敵と対峙していることに気が付いた彼女は、群がる触手を瞬間凍結して殺神魔剣『空亡・紅』と永久凍剣『二世氷結地獄・極』の二振りで破壊しながら前へ進む。
「ちょっと喰らっちゃったけど、ここから反撃開始よ! 我が身、我が存在……今こそ、その意義を果たす時! 我が名は空亡剱! 世界の脅威を滅ぼす者なり!!」
 赤き太陽の如く炎のように揺らく凍てついたオーラを纏うと、相対する敵の人類や世界を滅ぼす危険度に比例した戦闘力増強効果を獲得!
 その効果量に、空亡自身が驚愕する。
「……なんて力なの!? あんた達……本当に一体何者なのよ!? まさに人類の敵ね! 覚悟しなさい!!」
 義憤に駆られた空亡の巧みな二刀流の斬撃が、2体の強敵を超音速機動で何度も斬り刻んでゆくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

石蕗・つなぎ
「未来予測、味方だと心強いけど敵が具えると厄介この上ないわね」
先制攻撃はカルロスのものなら分かつものを盾にするような位置取りでオーラで身を守り第六感も頼りに見切って武器で受け
「トゥルダクはお寺の境内を掘り返してて、カクリヨは健在の筈よ」
「未来予測できるのが片方だけなのはまだ幸いかしら」
分かつ者の先制攻撃は質問に一応答え(予兆の問いへの返答)加えて残像で惑わしつつ回避を試みる
「予測できてもどうにもできなくすれば勝機はあるわよね」
凌ぎきれれば、UCで自己強化して反撃へ
Lv12400相当の斬撃波と衝撃波の逃げ場がない範囲二回攻撃を
「厄介なドローンも纏めて消し飛ばしてしまえば、ね」
分かつものには追撃も



 石蕗・つなぎ(土蜘蛛の白燐蟲使い・f35419)は銀誓館学園にかつて通っていた土蜘蛛を母に持つ2世土蜘蛛だ。
 猟兵に目覚め、グリモアを獲得し、この世界の危機に奔走している真っ最中である。
 そんな中で対峙する今回の強敵2体。
 当然、つなぎはカルロスとは初対面であり未来予測の厄介さも今回初めて体験する。
「未来予測、味方だと心強いけど敵が|具《そな》えると厄介この上ないわね」
 だが、猟兵は一度カルロスの未来予測の困難を乗り越えている。
 ならば猟兵に目覚めた今のつなぎだって超えられるはずだ。
 そうこうしているうちに、つなぎの周囲は飛行するAI撮影ドローンだらけになっていた。
「汝の動き、すべて読み解いてくれよう」
 このカルロスのユーベルコードはダメージを受けないが、全方位からつなぎの動きを監視することによって、より精確な未来予測を可能にする厄介な効果を持つ。
 それはつまり、閻魔王も未来予測を可能にすることを意味するのだ。
「トゥルダクよ、再会の悦びに啼いているのか。
 地獄の獄卒よ、カクリヨは今も健在であるか」
 閻魔王の問い掛けによって、無数の触手の中から浄玻璃鏡を召喚する。満足な答えを得るまで、浄玻璃鏡はつなぎを裁きの光で攻撃する。
 この光が絶対必中となるため、つなぎは蜘蛛糸を編み込んだオーラ障壁で遮るので精一杯だ。
「閻魔王、敵が切り込んでくるぞ。鏡を右へずらせ」
「……承知」
 つなぎの武器による斬撃も、カルロスの助言で鏡を割ることが出来ずにいる。
「未来予測が片方だけで安心……出来ないわね。そうよね、カルロスが閻魔王へ口出ししてくるわよね。それに気付けなかった私もまだまだだわ……」
 オーラ障壁だけでは堪えきれず、遂には左右で持つ剣で裁きの光を受け止めざるを得ないつなぎ。
 このままではジリ貧だ。
 故に、つなぎは一か八か、閻魔王の質問の返答を述べてみた。
「トゥルダクはお寺の境内を掘り返してて、カクリヨは健在の筈よ」
「……なんだと?」
 思った通り、閻魔王の攻撃が止まったではないか。
「……それは誠か」
 再度の問い掛けで鏡が動き出す。
 しかし、つなぎはすかさず返答する。
「ええ、事実よ。嘘じゃないわ」
 毅然と答えるつなぎの態度に、閻魔王はなんと攻撃を解除してしまった。
「……礼を言う。|吾人《われわれ》の問い掛けに答えてくれたものは今までいなかった。満足した。ユーベルコードは解除しよう」
「おい汝は何を言っている?」
 カルロスにとってはいい迷惑だ。
 この隙に、つなぎは反撃のユーベルコードを発動させる。
「全技能強化……これも蜘蛛糸の可能性の一つ、かしらね?」
 彼女の全技能の強化により、武器を振るっただけで周囲の飛行ドローン群は一瞬で粉砕!
「Lv12400相当の斬撃波と破壊の嵐、しかも広範囲攻撃よ。予測できてもどうにもできなくすれば勝機はあるわよね」
 巻き起こされた単純な破壊行為が、カルロスと閻魔王を斬り刻む。
 追撃で蜘蛛糸の羽衣を纏う事で回避率を10倍に高め、残像を利用した幻惑術を披露して本体をその中に隠すつむぎ。
 目の前に出現した百を超えるつむぎの中から、本体がオブリビオン2体の前へ飛び出してきた!
「時速620kmの斬撃の牢獄……厄介なドローンも纏めて消し飛ばしてしまえば、ね」
 ファイアフォックスの炎を操る異能も加われば、戦場は荒れ狂う灼熱の斬撃嵐に呑まれてすべてを破壊し尽くしてゆくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アメリ・ハーベスティア
閻魔王?カクリヨのお偉いさんなのでしょうか?それが何でオブリビオンで出てきているかは知りませんが

ふぇ?銀誓館の管轄なのですか?

●POW:先制UC対策込み
開幕オーバーロード!
安定した真の姿になって
『激痛耐性&オーラ防御&結界術&属性攻撃(反射鏡ミラー)』で【地竜の翼&丸茸餃勁】を覆い備えつつ
【アンチファル】に『武器に乗って空を飛ぶ&サーフィン』で『空中戦&空中浮遊&推力移動』で閻魔さんの触手やコスプレ(カルロス)さんの必中未来予知レーザー攻撃を『第六感&瞬間思考力』で『見切り』

触手は回避しつつ、必中未来予知レーザーの緩和防壁に利用しつつタイミングを『盾受け&ジャストガード&受け流し』で触手ごと閻魔さんに反射鏡ミラーを属性攻撃で付与したバリアでレーザーを反らして

『高速詠唱&早業&全力魔法&多重詠唱』でマジックマッシュルームの特性込めたUC『範囲攻撃&エネルギー弾&誘導弾&毒使い&貫通攻撃&弾幕』でコスプレさんごと閻魔さんを巻き込んで穿ち込み

強幻覚作用で同士討ちを。

※アドリブ絡み掛け合い大歓迎


ビスマス・テルマール
【なめろう餃子】
これはまた、閻魔王の事もさる事ながら、カルロスも相手とは最悪の取り合わせですね

●POW:先制UC込み
開幕オーバーロードで真の姿に
なって挑みましょう

『激痛耐性』で備え

『空中戦&推力移動』で駆けつつ『オーラ防御&結界術&属性攻撃(重力)』を自分と『盾受け』の『砲撃&弾幕』にも付与し『一斉発射&範囲攻撃』で閻魔の触手とカルロスのレーザーに対しばら蒔きつつ『第六感&瞬間思考力』で『見切り』『残像&空中起動』回避

回避は未来予測を越え、閻魔王の分まで対処するように、回避方向はランダムに動きます

レーザーやもし触手も直撃しても、付与した物でオーラ防御に阻まれてタイムラグは出る筈

レーザーと回避仕切れない触手は『怪力&ジャストガード&受け流し』つつ『早業』UC発動(カルロスのレーザーを触手を焼き払うのに利用出来るならそれも試みる)

反射し閻魔とカルロス諸とも『貫通攻撃&カウンター』を御見舞いしますっ!レーザーは愚か閻魔王の触手もリーチがあるので両方に対処出来る筈っ!

※アドリブ絡み掛け合い大歓迎



 ビスマス・テルマール(通りすがりのなめろう猟兵・f02021)とアメリ・ハーベスティア(キノコ好きの「よいこ」な地竜の末裔・f38550)のコンビは、閻魔王とカルロスの組み合わせに思わず身構えて警戒する。
「これはまた、閻魔王の事もさる事ながら、カルロスも相手とは最悪の取り合わせですね」
「ビスマスちゃん、閻魔王って誰です? カクリヨのお偉いさんなのでしょうか? それが何でオブリビオンで出てきているかは知りませんが」
「アメリさん、あれはかつて銀誓館学園の学生の皆さんを苦しめた忌まわしき強敵なのですよ」
「ふぇ? つまり銀誓館の管轄なのですか?」
「そういうことです。でもまさか、こんなところで引きこもっていたとは、意外でしたね」
 2人が会話を交わしている間に、閻魔王の触手がうねる。
 途端に戦場が触手だらけになって2人へ絡み付いてくる!
 更にカルロスもレーザーを放って2人を切断しようと攻撃!
 その軌道は未来予測によって絶対に回避不能!
 ならばどう防ぐのか?
 猟兵2人の結論はシンプルであった。
「ビスマスちゃん、いくのです!」
「アメリさん、ここは強行突破です!」
 2人は呼吸を合わせ、大声で叫んだ!

「「|超克《オーバーロード》ッッッ!!」」

 ビスマスが腰に装着したローカルドライバーへガシェットとカードを装填してギミックを作動させる!
 そしてアメリは黒き地龍を象った魔導鎧を纏い、竜の牙で出来た真紅の魔剣アンチファルの刃に乗って空を翔ける!
「ビスマスちゃん!」
 アメリがビスマスの腕を掴んで更に上昇!
 伸びて追ってくる触手を空中スピンで斬り刻む!
 その間にビスマスの鎧が重厚な形状へ変形してゆく!
『Namerou Hearts……Lord Bismuth Fortress!』
 ドライバーの合成音声が轟き、ビスマスのユーベルコードが即時発現!
「その身も心も、蒼鉛の如く無限の光也……|蒼鉛皇の要塞《ロードビスマス・フォートレス》、起動っ!」
 ビスマスの鎧装が頑丈な盾めいた分厚いビスマス結晶の装甲に覆われる!
 しかし未来予測の光線刃が目の前に迫る!
「アメリさん、私を盾にしてください!」
「わかったのです!」
 阿吽の呼吸でビスマスを光線に晒すアメリ!
 そのままビスマスに光線刃が直撃!
 あわや真っ二つ、かと思いきや?
「引っかかりましたね! 光線を反射です! この未来は予知できましたか!?」
 なんと光線を蒼鉛の鎧装が完全反射!
 傷ひとつ付かない装甲はユーベルコードの賜物だ。
 だがカルロスはそれを軽々と回避する。
「ふん、我がこの程度で動じるとでも?」
「またまた引っかかりましたね? 光線で狙ったのはあなたではありません!」
 反射した光線刃が、戦場で蠢く触手の群れを焼き切ってゆく!
「ぐぬぬ……戦場全体に召喚した故か、反射された光線を触手が避けられぬ……!」
 閻魔王もダメージを負ってしまい、カルロスの顔色が変わった。
「しまった! そこまでは読み切れていなかった!」
「カルロスさんにはアメリからプレゼントなのです! アンチフィル・ミラーモードなのです!」
 乱反射される光線刃を更にアメリの魔剣の表面が反射!
 この予測不能な乱反射でカルロスの機械鎧に亀裂を走らせた!
「うっ! よくも我に傷を付けさせたな?」
「まだまだプレゼントなのです! 暗黒の竜とキノコの力を、キノコミコンの名の元に……護る力と化して合わせ穿たん! ドラグマッシュッ!」
 茸図鑑型魔導書・キノコミコンから暗黒属性を宿した強幻覚毒キノコ型の暗黒弾を地上へ向かって乱射!
 地上で着弾した毒キノコ型暗黒弾の雨は爆裂すると、閻魔王とカルロスの精神面に大きく作用する。
「な、なんだと……! 猟兵がこの場に集結しているだと?」
「一斉に攻め込んできたか! このような未来は見ておらぬぞ!」
 2人の王は強幻覚で触手の群れを猟兵だと思い込んで攻撃を開始!
 時には閻魔王とカルロスが殴り合うという同士討ちにまで発展する。
「よし、トドメなのです! ビスマスちゃん投下!」
「がんばってきますよ!」
 空中から放り込まれたビスマスは、ちょうど閻魔王とカルロスの間に着弾!
「む……! 新手の猟兵か!」
「邪魔だ! 死ね!」
 閻魔王とカルロスが互いに範囲攻撃と遠距離攻撃を同時にビスマスへ放つ!
 しかしいまだビスマスはユーベルコードを継続中だ。
 つまり、両者のユーベルコードを反射する!
「「グワアアァァァアアアーッ!?」」
 触手と光線刃でボロボロになった2人の王は、仲良くくの字に身体を曲げて吹き飛んでゆくのであった!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
機神搭乗

…生と死を分かつもの…冥府の王って奴か
「メルシーだって冥界の導きも司ってるぞ☆」
ああ、そうだったな…ビビるわけにはいかねー!

おいこらぁ!てめぇ…舐めてんのかこらぁ!
そんだけ触手があってエロい事しねーとかふざけてんのか!性と(ぴー)をわかちやがれ!
「そうだそうだー☆カルロス君を触手攻めするんだぞ♥」

対SPD
【情報収集・視力・戦闘知識】
過去のカルロス戦の記憶との差異の把握
何処までの未来を把握するかも捕捉

【属性攻撃・迷彩】
水の障壁で匂いと音を隠蔽
同時に激しいフラッシュで周囲を光で照らすと共に己の立体映像を遠くに飛ばす!
本体は光学迷彩で隠れ!

【空中戦・武器受け】
飛び回り死の渦から退避!
水槍で迎撃!
てめーみたいな触手に吸われるなんぞ冗談じゃねぇ!

UC発動
【念動力・弾幕・スナイパー】
てめーらに見せる未来は唯一つ!
「バラバラだぞ☆」
超絶速度での念動光弾の弾幕での蹂躙から

【二回攻撃・切断・浄化】
「生と死を分かつのが君だけとは思わないでね☆」
躯の海って奴に沈みやがれ!

鎌剣による連続斬撃を叩き込む!


アルジェン・カーム
機神搭乗
(彼の存在の資料を確認

…ええ…怖い
とても…怖い、ですね
彼の|大魔女《スリーピングビューティ》よりも…その後の災厄よりも
「…大丈夫だよアルジェン!ボクが…冥界の神がついているよ!」
ありがとうぷっさん

貴方達の齎すだろう|惨劇《エンディング》…破壊させて頂きます

対SPD
此方の手を予測…まるで終焉破壊者ですね

だが…確実に避けられないなら手がないわけではありません
【オーラ防御・念動力・武器受け】
全力回避は行うが読まれて確実に当たるなら必要なのは覚悟!
宝剣を当て致命を避け受け止めると共に念動力で動きを止め

同時に…カルロスを盾にして死の渦を受け止める!

UC発動
「これはボクの射程範囲だよ!」
【弾幕・空中戦】
破壊の波動を展開!カルロスに叩き込み!
閻魔王に向けても展開!

【二回攻撃・切断・串刺し・貫通攻撃】
閻魔王に向けるは宝剣と槍型兵装による連続斬撃から串刺しにしてからの破壊の波動を叩き込む!

この際敵の抵抗受け止めて決して攻撃は止めない!

ぷっさん…耐えてください
「大丈夫…耐えて見せる!」
全力猛攻!!



 カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)とアルジェン・カーム(銀牙狼・f38896)は、それぞれ相棒たるキャバリアこと神機にに乗り込み、閻魔王とカルロスと対峙していた。
「……生と死を分かつもの……冥府の王って奴か」
『メルシーだって冥界の導きも司ってるぞ☆』
 コクピット内で3D雄鶏アバターが飛び跳ねた。
 カシムは鬱陶しそうにそれに言葉を返す。
「ああ、そうだったな……ビビるわけにはいかねー! なぁ、アルジェン?」
 通信越しに尋ねられたアルジェン。
 彼は閻魔王とカルロスの存在に怯えていた。
「過去の資料を拝見しました……ええ……怖い。とても……怖い、ですね。かの大魔女『スリーピングビューティ』よりも……その後の災厄よりも」
 アルジェンは猟兵としての経験はまだまだ浅い。
 故に、このような超常の存在相手へ猟兵達がどう挑んだのかと当惑していた。
 これに相棒の3Dヤタガラスが励ましのエールを送る。
『大丈夫だよ、アルジェン! ボクが……冥界の神がついているよ!』
「……! ありがとう、ぷっさん。ええ、本物の冥界の神が味方に付いて下さるなら百人力です」
 アルジェンは操縦桿を握り締め、冥皇神機『プルートー』の武装である万能近接砲撃戦闘兵装『バイデント』を顕現させて身構えた。
「貴方達の齎すだろう|惨劇《エンディング》……破壊させて頂きます!」
 一方、カシムと相棒のメルシーのアホアホコンビは通常営業中である。
「おいこらぁ! てめぇ……! 舐めてんのかこらぁ! そんだけ触手があってエロい事しねーとかふざけてんのか! 性と痴を分かちやがれ!」
「そうだそうだー☆ メルシーはカルロス君のケツを触手攻めするんだぞ♥ けつあな確定だぞ♥」
「「死 ぬ が よ い !」」
 2人の王の怒りを買ったアホアホコンビが真っ先に触手と超音速斬撃の餌食になった!
「「うぼあぁぁぁぁぁ!」」
 哀れカシムとメルシーは爆発四散!
 死亡確認! 出オチでサヨナラ!
「カシムさん!? 最期の言葉がそんなふざけた言葉だなんて……!」
『くそがああぁ! メルクリウスをよくも殺したなぁぁぁ!?』
 激昂するプルートーがアルジェンの操作を無視して突貫!
 そこへ殺到する無数の触手と超音速斬撃!
 このままではアルジェンとプルートーもインガオホーでオタッシャ案件だ!
 だが、構わずプルートーは突っ込んでいく!
 暴走か?
 いや、アルジェンの操作で敢えて飛び込んでいったのだ!
「此方の手を予測……まるで|終焉破壊者《エンドブレイカー》ですね。だが……確実に避けられないなら、手がないわけではありません! 答えは『攻撃を受け止める』! 全力回避は行うが読まれて確実に当たるなら、必要なのは覚悟!」
 英霊の宝剣群をプルートーの周囲に幾つも浮遊させると、それを盾にして斬撃を受け止める!
 致命を避けたプルートーの防御に、カルロスの表情が強張る。
「なに? 未来が変わっただと?」
「火事場の馬鹿力ってやつですよ! そしてキリングホールは貴方を盾にします!」
 閻魔王が放った死の渦(キリングホール)にカルロスの身体を押し付ける。
 すると、オブリビオンとはいえ生命力を奪われて悶絶するカルロス!
「ぬぐぅああぁぁっ!」
「……なんだと? 敵を盾にするのか?」
「勝つためなら何でもしますよ。ええ。『先程のおふたりのように』……ね?」
 突然、アルジェンが含みのある口ぶりをする。
 次の瞬間!
「ぎゃああぁぁあ!」
 閻魔王の身体が斬り裂かれて絶叫が轟く!
 まるで一陣の風が刃のように駆け抜けていったのだ。
「無事だったのですね、カシムさん……メルシーさん……!」
 アルジェンは全てお見通しであった。
 最初にやられたカシムとメルシーは、残像による幻影であったのだ。
「おめーよく分かったな? ユーベルコードで超加速して危機を脱したことをな?」
『未来を変えないように、残像を置いて“あたかもそこに居るように見せかけて”逃げるのは難しかったぞ☆』
 光学迷彩魔術で姿を周囲の闇に溶けこませたメルクリウスの機体が一瞬で2人の王の背面を取る。
 そのままビーム大鎌剣ハルペーを旋回させ、敵2人を纏めて刻んだ!
「てめーらに見せる未来は唯一つ!」
『自分のバラバラ死体だぞ☆』
「あとてめーみたいな触手に僕の生命力を吸われるなんぞ冗談じゃねぇ!」
 ユーベルコードでマッハ40の超音速機動で跳び回り、ハルペーだけではなく宝貝の液体金属槍こと『賢銀水槍』まで持ち出してキリングホールを回避しながら閻魔王とカルロスの身体を抉り続ける。
 更に魔砲カドゥケウスを乱射して弾幕を浴びせてゆく。
『生と死を分かつのが君だけとは思わないでね☆』
「骸の海に沈みやがれえ!」
 まるで分身しているかのようにも見える超音速機動の連続攻撃!
 振るう大鎌の風切り音が周囲の大気を震わせる!
 これにプルートーも元気を取り戻して攻撃に参加!
「メルクリウス! 僕も同じようなことが出来るようになったよ! 対神滅殺機構『|冥界の神《スピアオブハーデス》』!」
 得物である漆黒のガンランスに力を籠めると、不吉な音を発しながら振動し始める。
 そしてメルクリウスほどではないが、此方もマッハ13の超音速機動で戦場を飛び回り始める!
「そちらの攻撃で倒れる前に、貴方達が倒れれば勝ちです! ぷっさん、耐えてください……!」
『大丈夫……耐えてみせる! 物理分解波動、出力全開!』
 カルロスの身体に突き刺した穂先から、奇妙な振動と共に波動が発生!
 白い機械鎧が徐々に分解され、カルロスは苦痛の悲鳴を思わず上げてしまう。
 そのまま閻魔王へ、カルロスが突き刺さったまま槍を投擲!
 槍をメルクリウスがキャッチして、3倍の速度で加速して更に投擲!
 マッハ40の速度で放たれた物理分解波動槍は、2人の王を貫いて甚大なダメージを与えたのであった!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

シノギ・リンダリンダリンダ
死を従える私相手に死と生を分かつものは何ができますか?
そして、あぁ!王笏!!もう二度と、見たくもなかった顔!
戦争の時、あれほど蹂躙してあげたのに、どの面を下げて現れましたんでsか?
黄金にした王笏の頭蓋骨で作った杯『王笏の祝杯』を掲げ、挑発的な笑みを見せる

王笏の光剣の斬撃は見切りつつ激痛耐性で耐え、閻魔の死の渦も同じく見切りで避けながら呪詛耐性で耐える
多少のダメージは覚悟のうえ。どうせこのガワは必要ない

【憤怒の海賊】を解放
ドールのガワを捨て、呪詛と黄金と毒に塗れた霧へと変貌する
それは今までのオブリビオン達から募った恨み辛み、呪詛の塊。【死】そのもの
全てを腐らす毒で、全てを殺す呪いで、全てを黄金に染める強欲

【死】から、生命力を、奪いますか!!?奪えますか!?
この戦場全体に広がる【死】そのものを、予測できますか!!?回避できますか!?
閻魔王、お前が例え死ななくても、お前の【死】の渦は私の糧となる!
王笏、お前は、殺す。何度でも、殺してあげます!

これは怒りだ
見たくもない顔を見せられた、怒りだ


リーヴァルディ・カーライル
…よりによって四の王笏とはまた、一際厄介なのが呼び出されたのね

…だけど一度は打倒した相手だもの。今さら怖じ気づいたりはしないわ

肉体改造術式により動体視力を極限まで強化して敵の先制行動を見切り、
積み重ねてきた戦闘知識を基に銃撃を乱れ撃ちして敵の行動を誘導
左眼の聖痕から限界突破した「代行者の羈束・時間王の鏡」の呪詛を放ち、
敵二体に異なる未来の残像を暗視させて予知の誤認による攻撃の回避を試みる

…どれだけ素早く動いてもこの眼で追える以上、私の術から逃れる事はできない

…残念、外れよ。私がそちらに避ける未来でも予測したのかしら?

攻撃を受け流した隙に「時間王の鏡」を代償にUCを発動して時間抹消の神剣を召喚
自身を時間流のオーラで防御して覆い回避や移動等の"過程"を消し、
二体の敵を魔力を溜めた神剣でなぎ払った"結果"だけを得る時属性攻撃を行う

…お前の予測は大した物だけど、時間その物を手繰る私の敵ではない

…さあ、終幕よ。来たれ、交わらぬ時の狭間を手繰るⅥの剣

…数多の未来を塗り潰し、約束された勝利を我が手に!


シズホ・トヒソズマ
見てるだけでヤバい雰囲気が凄いですね
しかも未来予測もされるとか
でも街を元に戻す為には倒してやりますよ

人形は早業で操縦

シュヴェラの空中浮遊で空へ
死の渦やカルロスへ全方位のクロノの遅延竜巻を発射し動きを遅延
此方の動きは逆に加速し死の渦を回避
カルロスへはバルの軌道変化弾を発射
当然避けられますがAI予測ならその回避は最低限の動き
事前に銃弾にはイズンにより機械を故障させる呪いを付与
ギリギリの回避で少しずつ銃弾から呪いを白騎士の鎧へ感染
AIが不調になった隙をつき攻撃を回避しUC発動

これ程の相手なら出し惜しみ無し!
虚神アルカディアの力を使用
拒絶の雲海で周囲168mを覆いカルロスを猛毒気流でダメージ&減速させた隙に爆発気流で一気に接近しマジェスの剣で切断
閻魔には万物を消滅させる見えざる完全球体を発射
いくらまだ被弾して消滅する未来が見えたとしても方向も何も見えていないなら避けようが無い!
そもそも加速も機動変化も自在ですしねこれ!
死の渦を避けさせ本体に消滅球体をぶち当てます

流石にあんなのの力は反動きっつい…



 破壊された身体を再生させる閻魔王とカルロス。
 未来を視る力をもってしても、埒外の異能を操る猟兵達に追い詰められてゆく。
 あと一押しで討伐可能だと確信した猟兵達3人は、ここぞとばかりに気合を入れる。
「見てるだけでヤバい雰囲気が凄いですね」
 シズホ・トヒソズマ(因果応報マスクドM・f04564)がごくりと息を呑む。
 2人の王の迫力は、これまで幾多の大戦を経験したシズホでさえも身震いを抑えるのに必死だ。
「しかも未来予測もされるとか……こちらの不利は否めませんね。でも、街を元に戻す為には倒してやりますよ」
 この決意の言葉にリーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)が頷く。
「そうね……でも、よりによって四の王笏とはまた、一際厄介なのが呼び出されたのね。……だけど一度は打倒した相手だもの」
 リーヴァルディの全身に施された怪力の呪詛が赤黒い紋様となって周囲に浮かび、彼女の左目が真っ赤に染まってゆく。
「今さら怖じ気づいたりはしないわ。もう一度殺すまでよ」
 その殺意は閻魔王とカルロスの覇気と拮抗するほどの威圧感を放ってみせた。
 そして、もうひとり……海賊王シノギ・リンダリンダリンダ(強欲の溟海グリードオーシャン・f03214)と名乗る、死の概念とカルロス自身との因縁を抱えた猟兵が、憎悪に顔を歪めて言葉を吐き出す。
「死を従える私相手に! 死と生を分かつものは何ができますか? そして、あぁ! 王笏!! もう二度と、見たくもなかった顔! 戦争の時、あれほど蹂躙してあげたのに、どの面を下げて現れましたんですか?」
 シノギはグリードオーシャンでの大戦の時、四の王笏を圧倒的理不尽で完膚なきまでに捻り潰した。
 その際に作った、王笏の頭蓋骨を黄金化させて作った杯『王笏の祝杯』を掲げたシノギ。
 彼女は挑発的な笑みをカルロスへ見せ付ける。
「どうです? あの時の無様な最期を思い出しましたか、王笏?」
「……思い出した。ああ、汝はあの時の。よくも我の尊厳を踏みにじってくれたな?」
 忌々しそうに奥歯を噛みしめるカルロスに、閻魔王が声を掛ける。
「顔見知りか……?」
「違う。二度と会いたくなかった存在だ」
 このやり取りにシノギがケタケタと声を上げて嗤う。
「奇遇ですね! 私も同意見です。胸糞悪いので直ちに殺してあげます!」
 シノギが撃ち出されたライフル弾めいて真っ先にカルロスへ飛び掛かる!
 これがきっかけとなって交戦状態に突入した。
 しかし閻魔王とカルロスには絶対先制のユーベルコードが備わっている。
 突出するのは蛮勇過ぎる!
「キリングホール……猟兵の命を奪え」
「では我は超音速で斬り刻むまで!」
 閻魔王が『死』の渦を周囲に放ち、その外周からカルロスが超音速飛行と共に目にも留まらぬ未来予測の斬撃を放ってくる。
 このままでは5秒もしないうちに猟兵達の身体は干乾び、バラバラに斬り刻まれてしまうだろう!
 そして当然、真っ先に突っ込んだシノギがその被害を最初に被ることになる。
「光剣の斬撃! 喧嘩殺法刺突左腕部で受け止めます!」
 未来予測を上回るシノギの海賊の勘が、浮遊する巨大左腕ユニットの突起部で光剣を受け止める!
「やはり受け止めたか! しかし本命は我にあらず!」
「でかした……王笏よ」
 閻魔王の放った『死』の渦が、なんとシノギに直撃!
 シノギの身体は為す術なく吹っ飛ばされ、壊れたオモチャめいて地面に投げ出されて動かなくなってしまう。
「まずはひとり。あの時の借りを返したぞ」
「油断するな、王笏よ……のこり2人の猟兵も始末するぞ」
 あっけなくシノギを吹っ飛ばしたオブリビオン達は、リーヴァルディとシズホへも攻撃の手を伸ばす。
「……そんな! ひとり脱落ですって?」
「でもこっちも耐えなければなりませんね!」
 2人は守りを固めて先制攻撃に備える。
 リーヴァルディは呪詛と肉体改造術式で人体の身体能力の限界を超越し、その左目に顕現する聖痕から限界突破した『代行者の羈束・時間王の鏡』で敵を凝視。
「……どれだけ素早く動いても、この眼で追える以上、私の術から逃れる事はできない」
「超音速の動きがヒトの目で追えるとでも思ったか?」
 カルロスの振り下ろす光剣がリーヴァルディの顔の正中線を捕らえ、斬り裂かんと迫る。
 だが次の瞬間、彼女は|そ《・》|れ《・》|を《・》|目《・》|で《・》|視《・》|認《・》|し《・》|て《・》|雑《・》|踏《・》|の《・》|中《・》|の《・》|人《・》|の《・》|往《・》|来《・》|で《・》|も《・》|避《・》|け《・》|る《・》|が《・》|如《・》|く《・》|当《・》|然《・》|の《・》|よ《・》|う《・》|に《・》|回避してみせたではないか!
 更に彼女の姿が徐々にダブり、増殖してゆき、それは幾多の虚像となって閻魔王とカルロスを惑わす。
「これはいったい、どういうことだ……?」
 閻魔王も目の前のリーヴァルディの虚像の群れに目を疑う。
 リーヴァルディの左目から放たれた呪詛は、異なる未来の残像を暗視させて予知の誤認による攻撃の回避を促したのだ。
「……残念、外れよ。私がそちらに避ける未来でも予測したのかしら?」
「む……これは難儀な状況になってしまったか」
 閻魔王のユーベルコードは範囲攻撃とはいえ、鏡合わせめいて無数に出現し続ける虚像たちを前にして狙いが一瞬ブレてしまう。
 故に射程を最大限まで拡大する閻魔王!
 そこへ猟兵の中でもトップクラスの技量を誇る人形遣いことシズホが使役する人形で『死』の渦への対抗策を放ってくる。
「シュヴェラ! 空へ逃げて『死』の渦の射程外へ逃れましょう! そしてクロノは敵2体遅延竜巻を発射です! 此方は逆に加速の竜巻を追い風に、カルロスの超音速斬撃に反応します!」
 重力制御による妨害と攻撃を得意とする人形『シュヴェラ』と時間質量理論を搭載した両腕の竜巻豪腕器官を備えた人形『クロノ』を同時に操作するシズホ。
 敵の射程外から、その動きを鈍くする時流の竜巻をぶつけ、射程外や仲間には加速の竜巻で身動きを加速する。
 単純に身のこなしが早くなるのではなく、敵と味方の時間の流れが変動するため、どんなにカルロスの飛行速度が音速を超えたとしても猟兵側の時間軸が常に先をゆくことになるのだ。
 これで完全に形勢が逆転だ。
「でも相手は元フォーミュラ……保険はかけておきましょうか。バル、ナノマシンを散布です! そして軌道変化弾を発射!」
 射撃人形『バル』の二丁拳銃から、自在に軌道を変化できる弾丸が放たれる。
 しかしカルロスの未来予知はまだ有効らしく、これをギリギリで回避してみせた。
 だがそれすらもシズホにとっては想定済みだ。
「避けましたね? 別にこちらは命中させる必要ななかったのですよ。ただ『弾丸がその機械鎧のそばを掠めるだけでよかった』のですからね?」
「なんだと? む、なに、エラー、だと……!?」
 突如、未来予測の肝となる白き機械鎧からエラーメッセージが多重表示されてゆく。
 これは……呪詛によるコンピューターウィルス感染!
 それを実現可能にしたのは、シズホの人形が1体、呪毒生成吸収装填人形『イズン』であった。
「さっきバルが発射した弾丸は、あらかじめイズンが裂くしてくれた超強力な呪詛弾です! 対象への呪詛の発動トリガーは『射程内に接近するだけ』! ナノマシンのおかげでこっちはカルロスの動きが予測できますし、これで立場逆転です! もうその機械鎧で未来視は出来ませんよ!」
「それ、本当……? やるじゃない……!」
 これにはリーヴァルディも驚嘆の表情を浮かべる。
 シズホは今が反撃の時だと悟り、全力のユーベルコードを発現させる!
「これ程の相手なら出し惜しみ無し! 人形が吸いし過去の影、我が身に宿り力となれ。応報を持って因果を制す! 呼び出す力は……とっておきです! 虚神アルカディア!」
 途端、シズホの操る人形から、濃霧がもくもくと噴出し始める。
 それをシズホの身体(本体のマスク)に憑依させると、紫色のマスクの本体が灰色掛かったくすんだ配色に変化してゆく。
「生命を奪う敵といえば、やっぱりこいつでしょう! 吹き荒れろ、猛毒気流! 顕現せよ、|拒絶の雲海《アルカディア・エフェクト》!」
 途端、『死』の渦を覆いこむように雲海が発生!
 猛毒気流で敵の体力を奪いつつ、爆発気流による加速・減速効果を自在に操って敵を翻弄してゆく。
「カルロス! 光剣を操れるのはそっちだけじゃないですよ! いけ、マジェス!」
 五英雄再現戦闘人形『マジェス』の光熱喰剣がカルロスの身体を斬り裂いてゆく。
「うがぁッ! か、身体が、思うように動かぬ!」
「この暴風のせいだ……く、来るな……!」
 閻魔王の目の前に、爆発気流に乗って突っ込んでくるリーヴァルディの姿が見える!
 リーヴァルディはなんと自分で左目を右親指で潰すと、その代償をトリガーにユーベルコードを発現させた!
「……名も無き時の支配者、天の獄に座する異端の神の力を此処に。『|代行者の羈束・時間王の神剣《レムナント・クロノルーラー》』……来たれ、交わらぬ時の狭間を手繰るⅥの剣……時間抹消の神剣!」
 赤黒い時間流のオーラを纏ったリーヴァルディの周囲に、ケルト十字めいた禍々しい神剣が出現する。
「……お前の予測は大した物だけど、時間その物を手繰る私の敵ではない。これは時間抹消の神剣……。一度振るえば、回避や移動、攻撃の予備動作などの“過程”を全て抹消し、『斬り殺した』という“結果”だけが残るわ」
 その凄まじい威力の神剣を最上段に構えたまま、音速で突撃するリーヴァルディ。
「……これで、終幕よ――!」
 剣を振り下ろそうとした、その時だった。

「――ラリホー! ちょっと待ってください。王笏を殺すのは、このおシノギちゃんですので」

 時間軸を無視するリーヴァルディのユーベルコードに『介入』してくるやべーヤツ、それがシノギ・リンダリンダリンダという猟兵だ。
「いい感じに盛り上がってきたところで、そろそろ私も混ぜてくださいよ。ああ、ボディは捨ててきました。どうせ『しゃにむにー』にスペアがありますし、これが私の真の姿ですので」
 シノギの姿は一言で言えば、呪詛と強欲と黄金で構成された死霊海賊の王そのものだ。
「……なんで私のユーベルコードに付いてこられるわけ?」
 リーヴァルディの疑問はもっともだ。
 彼女のユーベルコードの影響か、周囲の景色は超スローモーション状態で流れている。
 それは虚無球体を発射しようとしているシズホにも当てはまり、クロックアップされた時の流れを認知できるのは本来であればリーヴァルディのみである。
 しかし、ユーベルコードで真の姿を曝け出したシノギは、この疑問に一言で結論付けた。
「それはですね、私が強欲だからですよ」

【Emergency……Emergency……|憤怒の海賊《ラース・シット・ファック》が解放されます。当機への接触は控えてください。繰り返します――!】

 置き去りにしたシノギのドールボディから警告アナウンスが流れる。
「本来はこの姿も貴女様に見られたくなかったのですが、止むを得ません。だって、このままでは貴女様があの2体を殺してしまう。そんなの、強欲の私が許せません。ええ、怒髪衝天とはまさにこのことです! なので、時間軸を捻じ曲げようが何だろうが、あの王笏は私が殺すと決めたのです。ほかの猟兵様でも、こればかりは譲りませんので」
「……無茶苦茶すぎるわ。なんでもありじゃない?」
「それをあなたが言いますか? この狂った時間の流れを生み出した張本人が!」
 リーヴァルディの言葉に狂った笑顔で返すシノギ。
 故に、リーヴァルディは静かに頷く。
「……ああ、もう、好きにして。私は閻魔王を狙うわ」
「感謝します。ああ! ようやくこの時が! 殺す! 殺せる! 殺してやる! あははあはははははは!」
 耳障りな笑い声を撒き散らし、加速する時間の中でシノギが絶叫する!
「閻魔王! 真の姿を晒した今の私は【死】そのもの! お前は【死】から、生命力を、奪いますか!!? 奪えますか!? この戦場全体に広がる【死】そのものを、予測できますか!!? 回避できますか!? 閻魔王、お前が例え死ななくても、お前の【死】の渦は私の糧となる! 強欲である私がお前の【死】の渦を強奪してみせます! そして王笏、お前は、殺す。何度でも、何度でも、何度でも何度でも何度でも何度でも何度でも何度でもこの場で殺してあげます!」
 シノギの黄金の霊体から呪われた霧が放たれ、閻魔王とカルロスの身体が徐々に黄金化していってしまう。
 そして呪詛そのものとなった自身の拳を、カルロスの身体へ目掛けてインファイトからのラッシュを仕掛けてゆく!
「死ね! 死ね! 腐り墜ちろ! 爛れ墜ちろ! 脳汁に蟻がたかれ! 蛆蝿がたかれ! 黄金となって砕け散れ! これは怒りだ! 見たくもない顔を見せられた、身を焦がすほどの怒りだ!」
 カルロスの身体は本人が認知する前にどんどんと黄金化が進み、全体に亀裂が走ってゆく。
 リーヴァルディも今度こそ神剣を振り上げ、それを閻魔王へ向けて軽く振り下ろす。
「……さあ、終幕よ。……数多の未来を塗り潰し、約束された勝利を我が手に!」
 確定された“結果”が“過程”を斬り捨てると、時間の流れが正常化する。
 ちょうど、シズホが放った虚神アルカディアの力の虚無球体が、閻魔王へ命中する瞬間であった。
「いくらまだ被弾して消滅する未来が見えたとしても方向も何も見えていないなら避けようが無い! そもそも加速も機動変化も自在ですしねこれ! ってことで消えてください!」
 3人のユーベルコードが時流の正常化によって同時に敵2体へ押し寄せる。
 カルロスの身体は金粉レベルにまで粉砕され、閻魔王の身体は黄金化しながら真っ二つになったのちに右半分が消滅していった。
 すると、周囲の闇は次第に晴れてゆき、『闇の大穴(キリング・フィールド)』は街から消失していった。
 左半身だけの金塊となった閻魔王の体も、砂金化してどんどん風化してゆく。
「見事だ、猟兵よ……しかしこの身を殺すまでには至らぬようだな……また逢うであろう……」
 そう言い残し、金塊化した閻魔王はその場にザァッと崩れ落ちて、砂金の山に変わってしまった。
「……終わったわね。これで街は元通り……とはいかないようね」
 街並みこそ現代通りとなったものの、戦闘の爪痕で周囲の家屋の損害は残ったままだ。
 しかも、この損害の原因をシルバーレイン世界の住人たちは世界結界のおかげで認知できない。
 恐らく、何かの災害だと思い込むだろう。
 リーヴァルディは勝利の余韻に浸る間もなく、崩れた街並みに奥歯を噛みしめるのだった。
 そしてシノギはいつの間にか姿を消していた。
 あの真の姿のまま堂々と闊歩する気はないらしい。
 破損していたドールボディも、いつの間に消えていた。
 ついでに、大量の砂金の山も。持って帰ったらしい。
 一方、シズホはユーベルコードの反動でボディ担当の人が血反吐を撒き散らしていた。
「流石にあんなのの力は反動きっつい……グリモア猟兵のところまで這って帰らなきゃかな……?」
 そこへ差し出されるリーヴァルディの手。
「……立てるかしら? 帰還するわよ」
「ありがとうございます……げふっ!」
 また大量の喀血で地面を汚したシズホ(のボディの人)に、リーヴァルディは彼女の腕を自分の肩に回して、身体能力術式の効果が切れる前に抱えて、急いでグリモア猟兵の元まで搬送してゆくのであった……。

<了>

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2023年02月01日


挿絵イラスト