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銀河帝国攻略戦㉓~力映す鏡を砕け

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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「やあやあ猟兵諸君。くるるちゃんの召集に集まってくれて感謝するねっ」
 グリモアベースに集まった猟兵達を前に腕を広げ、鏡繰・くるる(属性過積載型バーチャル男の娘・f00144)は愛らしい笑顔と共に元気よく切り出した。
「戦争も佳境、先日から、帝国旗艦インペリウムへの攻撃が始まってるけど……今回はその一環。インペリウムの護衛軍と戦ってもらうよ!」
 銀河皇帝の乗艦であるインペリウムには、当然、強力な防衛艦隊が待ち構えている。これを突破せずして、解放軍に勝利はない。
「インペリウム防衛艦隊は、高い防御力に加えて、損傷を徐々に回復する能力が備わっていてね。解放軍艦隊の火力だけじゃ、その回復力を越えられないんだ」
 そこで、この状況を打破する為に、解放軍と猟兵による連携作戦が立案された。
「まあ、解放軍の援護下で敵ブリッジに直接乗り込んで、キミ達が敵指揮官を撃破する……って単純な作戦なんだけどねー。そこはいつもの戦闘依頼と似た感じ。でも、突入後も、解放軍も可能な限り援護してくれるよ」
 解放軍による戦艦への攻撃は、先にくるるが述べたように、戦艦を沈める事はできない。だが、猟兵達がそれを利用する事はできるかもしれない。

「キミ達に対応してもらう戦艦の指揮官は、『アナリシス』って言う金属生命体。髪は長いし女の子に見えるけど……性別不詳、かな? ボクと似てるかもー……なんてのはどうでもよくて」
 アナリシスはドクター・オロチによって、ユーベルコードの研究のために造られた。そのため、ユーベルコードの解析し、利用する事を得意とする。
「つまり、キミ達が持っているユーベルコード、キミ達が使うユーベルコード……それを奪われて、逆に攻撃されるって訳だ。かなり厄介な相手だね」
 ユーベルコードは、猟兵達にとって最大の力。だが、アナリシスはそれを逆に利用してくる。強いユーベルコードを持つほど苦戦する事になりかねない。

「でもね……例えユーベルコードを奪われたって、それを使って来た経験まで奪われる訳じゃない。キミ達のユーベルコードは、キミ達が一番上手く扱える筈だ。それに解放軍の援護もあるからね、キミ達なら勝てる筈だよ!」
 いつもどおりのわざとらしいほど可愛い仕草の中に、強い期待をもって、くるるは猟兵達を見渡す。
「だから、ばっちり解決してきてね。良い知らせを待ってるよ!」


一二三四五六
 ごきげんよう。あともう少し! 一二三四五六です。

 今回の宿敵『アナリシス』は、他ならぬくるるの宿敵ですが、特に因縁はありません。こんなシナリオ書いて見たかったからリクエストした、以外の何者でもないので、特に気にせずぶっ倒してください。

 補足。
 リプレイはブリッジ突入直後、アナリシスと対峙した所から始まります(より正確に言うと、突入シーンをPC無しのリプレイで書いて始まります)。なので突入方法のプレイング記載は不要です。

 アナリシスにコピーされるユーベルコードは、基本的には活性化したもの、もしくはプレイングで指定し使用したものになります(一二三は、プレイングでのユーベルコード複数指定は許可する派です)。
 ユーベルコードをコピーされないような対策を行う事は、一応可能です(極端な話、ユーベルコードを一切使わず通常攻撃で戦うなど)が、あまり意味はありません。
 一二三は判定甘い方ですし、基本複数人まとめてリプレイにするので、結局自分がコピーされずとも他人のコピーユーベルコードを使ってきます。そもそも、判定ルール上、成功率はユーベルコードの雛形の相性のみで設定されますし。
 なので、コピーされる事前提にプレイングを書いた方が無難です。コピーされてなお上回る強さを、格好良く見せつけましょう。

 解放軍の援護攻撃について。
 『プレイング1つにつき、1回だけ』、解放軍に対して通信による支援要請を行う事ができます。その場合、『支援要請からきっかり10秒後』に、解放軍の戦艦もしくは戦闘機による戦艦への攻撃が行われます。
 効果は戦艦全体が大きく揺れるだけですが、猟兵側はそのタイミングを把握出来ます。アナリシス側は把握出来ません。利用する方法を思いついたら利用してみましょう。
 思いつかなかったら、特に利用する必要はないです。それで不利になる事はありません。

 例によって早めの返却を目指しますが、明朝までのプレイングは問題なければ受理しますので、焦らずどうぞ。

 それでは、皆様のプレイングを、楽しみにお待ちしています。

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 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
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第1章 ボス戦 『アナリシス』

POW   :    アナライズ&コードテイカー
【ダメージのない解析ビーム 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【対象のユーベルコードを借用した攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    カウンターコード
【近くで使われたユーベルコードを解析する事】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【そのユーベルコードのコピーを使用する事】で攻撃する。
WIZ   :    ミラーフォーム
対象の攻撃を軽減する【対象と鏡映しの姿(ミラーフォーム) 】に変身しつつ、【対象が所持するユーベルコードを借用する事】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠鏡繰・くるるです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 帝国旗艦・インペリウムを巡る闘いは、その激しさを更に増していた。
 星々の輝きを覆い隠すほどの、眩い砲火が数多と飛び交う中、数機の解放軍戦闘機が、その砲火の間を潜り抜け、帝国戦艦の一隻へと突き進む。
 放たれた爆雷が、ブリッジを覆う強化ガラスに穴を開けた。だが、すぐにその穴は修復されていく。
 だが、その前に、戦闘機より11人の猟兵達が舞い降りた。それがブリッジ内部に降り立つと同時に、戦艦の穴が修復される。
『アルファ1より猟兵諸君。キミ達の協力に深く感謝する。健闘を祈る!』
 通信を一つ入れると、ここまで猟兵達を乗せて来た戦闘機は、砲火から逃れるように離脱。すぐさま宙域の戦闘に向かう。
『カイホウグン……解放軍……オマエ達が、ボクの敵だね?』
 混乱に陥るブリッジ内部で、一人、艦長席に腰掛けていた存在が立ち上がる。
 明らかに人間ではない、金属の肌を纏った『ソレ』は、ぐるりと猟兵達を見回した。その身体が僅かに、液体のように揺れる。
『ならば、そう……叩き潰してあげる。全ては陛下のために……!』
コトト・スターチス
皇帝まであとすこし、このいきおいでつきすすみましょうっ!

ぼくはことなまっ☆を配信しながら戦います!
メイスで『気絶攻撃』をねらってガツンと叩きつつ、敵の攻撃は『オーラ防御』で耐えしのぎます
敵も装備を強化してきてダメージが軽減されそうですが、それならぼくはそれ以上にパワーアップしますっ!
「配信を視聴してるお兄ちゃんたち!ぼくに力をかしてくださいっ!」
カメラに向けて『コミュ力』を使ってお願いします
お兄ちゃんたちの熱い想いは、決してコピーなんてできません!
もらった応援でメイスを一気に強化して、フルスイングで敵を『吹き飛ばし』ますっ!
敵の体勢をくずしてスキができたなら、みなさんで一気に攻撃しましょうっ!


日和見・カナタ
ようやくここまで来ることができました!
このインペリウムを越えればもう皇帝の喉元です!
解放軍も手伝ってくれるみたいですし、彼らの期待に応えられるよう頑張りましょう!

まず、戦闘開始と同時に支援要請を使わせてもらいます!
アナリシスが態勢を崩したらすかさず【ヒートインパクト】で吹き飛ばして距離を空けますね!
向こうが【カウンターコード】で【ヒートインパクト】をコピーしてきたならこっちのものです!
もう一度【ヒートインパクト】を打ち込む──ふりをして、相手の突撃に合わせた【ロケットパンチ】で大ダメージを狙いますよ!

ふふふ…私の自慢のこの義肢を、ちょっと解析したくらいで理解できるとは思わないでくださいね!


大神・零児
「2回攻撃」使用

1回目
対峙した瞬間に「第六感」「野生の勘」を駆使し敵の動きを「見切り」、「ダッシュ」し距離を詰め「残像」による「フェイント」を織り交ぜ「先制攻撃」

2回目
妖刀「魂喰」に敵の血が付着したらUC発動

「第六感」「野生の勘」により動きを「見切り」、「ダッシュ」し「残像」で撹乱しながら「追跡」し、「フェイント」を交えながら「なぎ払い」動作からの「衝撃波」を放ち、その時に【妖刀「魂喰」に付着した血】を飛散させる

飛散させた血が敵に付着したり、敵が踏んだり触れたりしたら…

2回とも共通
回避できない攻撃は「オーラ防御」「武器受け」で受ける

ははは、【妖刀「魂喰」を持っていない】お前には使えやしない!


花巻・里香
ユーベルコードを解析し利用するのね、ちょうどいいわ
2つで1つのユーベルコード【呪りの蜂球】を試させて貰うわね
あなたにはどこまで再現できるかしら?

恐らくコピーできるでしょうけれどコレは【呪蜂】と【呪りの蜂球】を2つ共活性化していてこそ真価を発揮できるものなのよ
・呪りの蜂球だけなら呪蜂が発動できずに不発
・呪蜂だけなら1本の矢に留まり真価の蜂球は形成できず

とはいえ1つだけコピーできるとは限らないでしょうし
中でもミラーフォームは複数使えそうだから注意ね
解析ビーム等はフェイント交えて見切り回避し
からくり双鎌蘭弓を大弓に変えて呪りの蜂球で放った
数多の矢を呪蜂達に変えて誘導、敵を取り囲み蜂球形成で蒸し殺すわ



ユーベルコードを解析し利用するのね、ちょうどいいわ」
 戦端が開かれると同時に、里香は左右一対の鎌を組み合わせ、大弓を造り上げた。そこから放たれるは無数の矢、無論ユーベルコードによるものだ。
「これを、あなたにはどこまで再現できるかしら?」
『――再現してあげるわ』
 アナリシスの身体が一瞬揺らいだかと思うと、瞬時に里香の姿を取る。鏡に映った左右対照の姿、当然大弓も手にすると、里香と同じように弓弦を弾いた。
『……え?』
 だが、そこから飛んだのは一本のみ。里香の放った数多の矢とは比較にならない。
「さあ、ここからよ」
 放たれた矢の一本ずつが、空中で3匹の蜂へと姿を変えた。アナリシスの3匹の蜂を呑み込み、里香の蜂の群れがアナリシスへと殺到する。
「ふふ、やっぱり分からなかったかしら?」
 里香のユーベルコードは、基本となる『呪蜂』と、その呪蜂を数多と放つ『呪りの蜂球』の2つを組み合わせて使用する、特殊なユーベルコードだ。ただコピーしただけでは、その真価は発揮されない。
『そう、ならば……』
 アナリシスは元の姿に戻ると、蜂から逃げながら解析ビームを放つ。見ただけで分からぬその構造も、隅々まで解析してしまえば良いだけの事。
「そっちばかりに気を取られてる場合か?」
『……!』
 だが、里香に完全に気がいった隙を逃さず、零児が一気に間合いを詰める。
 放たれた解析ビームを引き付けて回避。フェイントを入れた巧みな動きで目の前に迫る。
「ユーベルコードはコピー出来ても、動きはなっちゃいないな」
『くっ、てめぇっ!』
 そのまま、今度は零児の姿に変わって吐き捨てるアナリシスを、構わず、手にした刀で斬りつけた。溢れるのは、銀色の血。
「自分を斬るってのはどうにもいい気分じゃないが……血は赤くないみたいだな」
 刀についた血を見て言うと、零児はさらに刀を振るうが、今度の一刀は躱される。だが、その振るった刀から飛んだ血が、アナリシスの肌に付着した。
「だが、血ではあるなら十分だ」
『っ!?』
 途端、銀の血霧が広がり、アナリシスを飲み込んだ。
 刀の銘は魂喰、持ち主と斬った相手の魂を喰らう妖刀。その混じり合った魂が、血を媒介にして呪霧を生み出す。
『くそっ……!』
 吐き捨てながら後ろに跳んで逃れるアナリシスだが、その身体にはなお呪いが纏わりつく。
「ははは、この力は魂喰のものだ。お前には使えやしない!」
 鏡映しの姿も維持出来ず、元の姿に戻ったソレに己の妖刀を見せつけ、彼は勝ち誇って笑う。
『ふん……だからなん、だと……!?』
 呪いを振り払い、睨みつけようとしたその瞬間。解放軍艦の主砲が、戦艦の側面に直撃し、艦が大きく揺れる。よろめいたアナリシスの目の前に、即座に降り立つ影。
「貰いましたよっ!」
『っ!?』
 床を強く踏みしめ、右手を真っ直ぐに突き出す。赤熱した掌底が、体勢を崩したアナリシスの身体を大きく吹き飛ばした。
「解放軍も手伝ってくれてるんですからね、期待に応えてみせますっ!」
 熱の残る腕から蒸気を迸らせながら、気合の声を張り上げるカナタ。アナリシスは、苦悶しつつもその姿を彼女のものへと変えていく。
『なら私も、陛下の期待に応えてみせます!』
 その腕を赤熱させ、揺れの収まった床を蹴り駆けて来る。
「あなたを打ち破って、皇帝の喉元に迫ってみせます!」
 対してカナタも、その腕を大きく振りかぶる。鏡映しの2人、その拳が交錯し――。
「吹っ飛べぇっ!!」
『っ!?』
 相打ちになる寸前、カナタの腕が加圧によって撃ち出され、アナリシスに叩き込まれた。
「ふふふ……私の自慢のこの義肢を、ちょっと解析したくらいで理解できるとは思わないでくださいね!」
『くっ……!』
 カウンターの一撃が重く入り、そのまま床と水平に跳んでいくアナリシス。
「それと、そっちは危ないですよ!」
『何……っ!?』
 慌てて視線を向ければ、そこに待ち構えていたのは小麦肌の幼女。
「ナイスボールです、カナタさんっ。いっきますよ~……それーっ☆」
 殴りヒーラー御用達のメイスによる、渾身の一撃。飛んできたボールならぬアナリシスの身体を、ココトは愛らしいエフェクトと共に、豪快にホームランしていく。
「どうですか。これがお兄ちゃんたちの熱い想いです。あなたにコピー出来ますか!」
 吹っ飛び、地面を転がるアナリシスにビシッと指を突き付けポーズを決めるココト。その姿に、黒猫型ドローンの向こう、動画視聴者から歓声が上がる。
 配信中の生放送『ことなまっ☆』は、驚異的な視聴者数を記録している。この世界の命運を賭けた戦いだ。彼女のキャラに対する普段のファンだけではない、多くの人々が、この動画を注視している。
『くっ……これは、コピーしたって……』
 無論アナリシスもドローンをコピーする事はできるが、それだけではココトほどの視聴者を集める事など出来はしない。
 そもそも、戦争開始時ならともかく、無数の艦で膨れ上がった解放軍と、インペリウムまで追い詰められた帝国軍とでは、潜在的視聴者の数が違う。
「配信を視聴してるお兄ちゃんたち! あとちょっとです、ぼくに力をかしてくださいっ!」
 声援の力を背に浴びて、力いっぱいメイスを振るうココト。圧倒されたアナリシスは後ろに跳んで逃げる。
「あら、そっちでいいの?」
『っ!?』
 だがそこに先程から待ち構えていたのは、里香の蜂球。アナリシスを包み込む。
「さあ、蒸し焼きにしてあげなさい!」
 蜂の生み出す熱が、アナリシスの金属の皮膚を歪ませていく。転げるように逃れ出たものの、苦痛の表情を浮かべるアナリシス。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

勘解由小路・津雲
なあなんた、「合わせ鏡」って知っているか? 鏡に鏡を映し、その映った鏡に鏡が映り、その中にもまた……、というやつだ。まあ、何が言いたいかというと、こういうことだ。

■行動 ユーベルコード【鏡術・反射鏡】発動。防御技なのでコピーされても問題なし。一対一ならこちらも何も出来ないが、幸いこちらには猟兵の仲間がいる。もし相手が他の猟兵のユーベルコードをコピーし攻撃したら、その攻撃を【鏡術・反射鏡】で相殺し、仲間の攻撃のチャンスを作る。

当然ながら、(連携・アドリブ歓迎)


御月鵺・凰麟
◆心情
おおーこれが宇宙!(無表情だけどキラキラの眼差し)

星が、いっぱーい、よ
………えっと、なに、し、に、来た、の、かしら?
首を傾げる

あ、そう、だ…アレ(敵を見つけ)を、倒す、の、よね

◆戦闘

UC:龍血ノ記憶(ドラゴニック・ブラッド)を使い自信を強化し
UC:スピリットライドを召喚
UC:無双乱舞を仕掛ける

「宇宙に地面があるのか?と問われれば、無いと答えるしかないのじゃが、でもまぁ、なんじゃ…なんやかんやとかあってのお? とりあえず、ぶっ放す!のじゃよ」
「喰らうのじゃ!ディアスポラ・ゴッド・ランス!!!」

技能
覚悟、気合、ジャンプ、空中戦、鎧無視攻撃、範囲攻撃、串刺し、傷口をえぐる

回避
フェイント、残像


弥久・銀花
ほほう、私の自慢の必殺技をコピーすると言う訳ですか、どうぞやって見せて下さい。


使う状況になるまで、私は前衛を務めます。
愛刀の白嵐玉椿を抜き、鞘の封刃の鞘杖を構えて接近戦を挑みましょう。

【見切り】と色々な【耐性】のスキルで相手の行動に対応して戦闘を進めます。

誰かのユーベルコードを使用しようとしたら、私が割って入って庇いましょう
そして私自身はユーベルコードの不死身の人狼で回復します。

そうすれば庇われてないアナシリスが不利になるでしょう。



よしんば私のユーベルコードをコピーしたとして、身動きが取れなくなるのでそのまま倒しちゃうまでです。 (尚その時、銀花は動けません)



「星が、いっぱーい、よ」
 ブリッジのガラスの向こうに広がる星空を、無表情ながら輝く瞳で見上げる凰麟。だが、近くにアナリシスが転がってくると、首を傾げながら見下ろした。
「えっと、なに、し、に……そう、だ……コレを、倒す、の、よね」
 一言ずつ、区切るように言いながら、その身の奥から、血を呼び起こす。
「ならば、妾の力、見せてくれよう」
 古より受け継がれし、龍の血。己も知らぬ祖の三竜の力をその身に帯びると共に、鳳麟の雰囲気が変わった。幻想を紡ぎ上げ、呼び出したスピリットの上に騎乗する。
『なら、妾も、貴様の力を使わせてもらうぞ』
「む……!」
 ならばとアナリシスも、その姿を、血を、魂を模倣する。無論、ソレに龍の血など宿ってはいない。だが、帝国の技術力は、科学にてそれを模倣する。
「妾の姿を騙るか、無礼者が!」
 鞭を、槍を振るい、真っ向から乱撃を仕掛ける鳳麟。だが、アナリシスもその武器を、その攻撃を模倣する。同じ力同士がぶつかりあえば、優も劣も付きはしない。
 膠着状態が続き、そして――。
「ご、ぶっ!?」
 割って入った銀花の身体を、アナリシスの槍が貫いた。
『っ……!』
「お、おいっ!? 大丈夫か!?」
 その隙にアナリシスに槍を突き刺す鳳麟だが、流石に焦りの表情を浮かべるのも無理はない。
 無数の槍撃を受けた銀花の身体はズタズタで、特に腹のそれは、完全に貫通している。
 槍を掴んだまま、血反吐を吐き、地に伏す銀花。そして、その傷が――。
「さ……流石にちょっと……今のはきつ……ごぶっ」
 ――急速に、塞がっていく。
「ですが、私は……この程度では死なないので。大したことはありません」
 ものの、数秒。全ての傷が、腹に空いた穴すら、塞がり、傷一つを残さない。破れた服と、吐き出した血だけが、その痕跡を残すのみだ。
「……いや、まあ死ぬほど痛かったですけど。どうですか、コピーしてみますか?」
『ふん、言われずとも……!』
 槍でダメージを受けた分を取り返すべく、アナリシスは、銀花の姿を模し、その再生力を奪おうとして……すぐに、その表情を歪めた。
『この力は……』
「ふ、気づきましたね?」
 対照的に、勝ち誇った笑みを浮かべる銀花。
「この力を使っている間は……一歩も動く事が出来ません!」
 つまり銀花もうつ伏せに倒れたまま立ち上がれず、いまいち決まらないのだが。と言って迂闊に解除すれば、その瞬間攻撃されかねないので仕方ない。
『ちっ。ならばこちらの力を使うまでじゃ!』
 銀花の力をコピーするのを諦め、再び鳳麟の姿へと変わるアナリシス。再度、その武器を振るい、鳳麟へと乱撃を向ける。
「――なあ、あんた。「合わせ鏡」って知っているか?」
『っ!?』
 瞬間、鳳麟を庇うように3人目の鳳麟が姿を現し、鏡合わせで武器を振るった。全ての攻撃は相殺され、一切の破壊を齎さない。
「鏡に鏡を映し、その映った鏡に鏡が映り、その中にもまた……、というやつだ」
 淡々と語る津雲。その手にした錫杖は、アナリシスへと真っ直ぐに向けられている。
「相手の姿を模倣するあんたは、まさしく鏡だ。だが、おれの術も鏡でね。するとどうなるか……わかるかい?」
 合わせ鏡は、無限に互いを映し出す。何度でも、何十度でも、同じ像を映し続ける。その像が、相手を上回る事などない。
「おれの術をコピーしてもいいが……意味がないのはわかるだろ?」
『くっ……!』
 津雲の鏡を模した所で、その鏡に映し出されるのは津雲の鏡だけ。合わせ鏡に代わりはない。
「全く、妾の力をポンポンと勝手に真似しおって! だが……まあ、良い!」
 指をアナリシスに向ける鳳麟。地面から、神の槍が屹立する。
「喰らうのじゃ! ディアスポラ・ゴッド・ランス!!!」
『っ……!』
 スピリットごと、岩槍がアナリシスの身体を貫き、地に落下させた。床に落ちながらも、アナリシスも指を鳳麟に向けるが。
「無駄、だと、分かっているだろう?」
 当然、模した力は、津雲の術が相殺する。地から聳えるその槍は、虚空から降り注ぐ槍と激突し、互いにぶつかりあった。
『く、厄介な……!』
 元の姿に戻り、吐き捨てるアナリシス。津雲がいる限り、全てのユーベルコードは相殺され、一方的に鳳麟の齎す破壊を受けるのみ。隙を突こうにも、銀花が身を挺して庇おうと構えている。
『ここは……』
 一旦引いて立て直そうと、決断するや即座にアナリシスは身を翻す。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フォルク・リア
「自分の力をそのまま使われるってのも。
一寸へこむよね。
でもいい機会だ。
自分の魔法を見直してみるか。」

最初は敵の行動や内部の状態を観察し
間合いを測りユーベルコードを使用せずに攻撃
(デモニックロッドの魔弾等)。
防御はオーラ防御を駆使。

蒼霊焔視で攻撃して敵に悟られない様に支援要請。
蒼霊焔視はコピーされる事を想定
姿も自分を写すなら
ローブで目を隠す事も同じ筈で
視線の通る角度も読めるはずなので
それを手掛かりに攻撃を避け
仲間がいるなら危険な場所には警戒を促して
衝撃が来る10秒を待つ。
10秒経つ瞬間には何かにつかまるなど衝撃に備え。
敵が態勢を崩したら、一気に攻撃。
「自分の戦いを敵技に託した事が
お前の敗因だ。」


黒玻璃・ミコ
◆心情
うーん、いけません
キャラがビミョーに私と被ってます
此処は確実に退場頂かねば

◆行動
コピーされたUCが乱射されても困るので
このナイスフォルムのボディをぷるぷる震わせて注意を惹き
【おびき寄せ】と言いますか
私が的になりましょう(キリッ)
勿論、まともに命中したら壁の黒い染みになってしまいますので
【空中戦】で立体機動っぽく跳び跳ねたり
嫌な予感…【第六感】を信じて壁にへばり付き猛攻を乗り切るのです

敵が攻撃に夢中になったら例の要請をこっそり行います
そして支援で体勢を崩したら【カウンター】気味に【黒竜の接吻】を
本当に良い女は相手をかわすのも、不意の一撃も得意なのですよ、うふふふ

アレンジ他の猟兵との連携OK


フランチェスカ・ヴァレンタイン
まずは空戦機動にて接敵を
UCのコピーには打撃面に向けて一部装甲をパージして起爆のタイミングを早めると共に、自身が把握している爆裂の有効範囲から全力噴射の推力偏向で強引に身体の軸をずらして切り抜けます

反動が酷いでしょう? だから外付けで対反動制御を組み込んでますのよ
先の回避機動から加速して、UCの反動で弾かれた相手にブレードヒールの後ろ回し蹴りでもお見舞いしておきましょうか

そのまま高機動戦で応戦しつつ、こちらのUCを仕掛ける直前に支援要請を
船体の大揺れで咄嗟の回避ができるような体勢ではない、というタイミングに合わせて土手っ腹にUCを発動した一撃を叩き込みましょう

※台詞アレンジ・アドリブ・絡み歓迎


ドゥルール・ブラッドティアーズ
いきなり最初から解放軍に支援要請!
夜魔の衣を翼に変えての【空中戦】で
戦艦が揺れても、私は影響を受けないわ。

相手が体勢を崩した隙に『愛の想起・妖狐桃源郷』で
21体の妖狐忍と共に襲いかかるわ!
彼女達の快楽攻撃と精気吸収で動きを封じ
私も【誘惑】と【催眠術】で魅了。
とどめはキスしながらの【生命力吸収】よ!
金属生命体も、生命体である以上は通用するはず。

「こんなに可愛くて性別不詳だなんて最高ね♪
貴女の亡骸(み)も 魂(こころ)も、私のモノ。
私と永遠になりましょう……❤」

同じ技で反撃されても、私への快楽攻撃は嬉しいだけ♪
でも、私の姿を真似るのはいただけないわね。
ありのままの貴女の方が魅力的よ❤



「おっと、逃しませんよ?」
 身を翻したアナリシスの前に、ぷるぷると黒ボディを揺らしながら立ちふさがるミコ。
「あなたとはキャラがビミョーに被ってますので。確実に退場頂きますよ」
『何を……っ』
 挑発的にゆらゆら揺れるミコの姿に、苛立ちを覚えて足を止めるアナリシス。だがその瞬間、空中より影が急襲する。
「そこですわ!」
『っ……!』
 その影……空戦淑女、フランチェスカが、手にした斧槍をアナリシスに振り下ろした。かろうじて転がり躱したアナリシスは、そのままフランチェスカを模倣。
『わたくしを倒すなど……出来はしませんわっ!』
「さあ、どうですかしらっ!」
 立ち上がると、模した斧槍を構えるアナリシスに、再び急接近するフランチェスカ。それを迎撃するように、アナリシスは斧槍を振り下ろし――。
「そこっ!」
『きゃあっ!?』
 とっさにフランチェスカがパージした装甲と、斧槍が激突。その瞬間に起きた強烈な炸裂は、攻撃を繰り出したアナリシス自身を揺らがし、よろめかせる。
「反動が、すごいでしょう? 外付けの対反動制御がなければ、使いこなせはしませんわ!」
『っ……んぁっ!』
 そこへ華麗に後ろ回し蹴り。ヒールのブレードがアナリシスを斬り裂き、転がしていく。
『っ、く……この程度……!』
「おやおや、がんばりますね」
 ふらつきながら立ち上がるアナリシスを挑発するように、妖しく揺れるタールボディで注意を引き、ミコがぴょんぴょんと跳ね回る。
「ほら、こちらですよー?」
『何を……このっ!』
 ミコを模しても何も得られぬと見てか、フランチェスカの身体のまま、斧槍を振るうアナリシス。炸薬を使わず、その武器の重量だけでミコを打ち砕こうとする。
「おっと危ない。そんなのを喰らったら、ユーベルコードでなくとも壁のシミになってしまいます」
 言葉とは裏腹、余裕のある態度で跳ね回るミコ。近くの障害物を足場に使って立体的に跳ね回り、時には壁に張り付いてアナリシスを見下ろす。
「どうしました、当たってませんよー?」
『くっ、いい加減にっ……!』
「さて、次は俺だ」
 すっかり熱くなったアナリシスに対し、黒杖を向けるフォルク。己の魔力を喰わせて生み出す魔弾の追撃が、アナリシスの身体を打ち据えた。
『ん、くっ……!』
「これはユーベルコードじゃないからな。コピーは出来ないだろう?」
 魔糸で編んだ純白のローブにその表情を隠し、彼は冷静に追撃を繰り出していく。その攻撃を腕で防御しながら、立ち上がったアナリシスの身体は今度はフォルクを模していく。
『ふん、ユーベルコードでなければ、決定打になるものか……!』
 姿だけではなくユーベルコードを奪い、ローブに隠れた目がフォルクを凝視する。
「っ……」
 とっさに横跳びで回避した直後、彼のいた空間が蒼炎に燃え上がる。
「こちらが使わずとも、姿を奪えば力も奪えるか。だが……」
 繰り出される凝視を、二度、三度とかわし、その蒼炎から逃れるフォルク。そして、かわし様、アナリシスを見つめ、その魂に炎を灯させる。
『ぐぅぅぅっ……!?』
「ローブで隠れた目線は、読みにくいだろう? 俺はお前がどこを見ようとしてるか、よく分かるがな」
 使い慣れた力と、今初めて得た力。その扱いの差を見せつける。
「自分の戦いを敵技に託した事が、お前の敗因だ。そして――」
『あっ……』
 直後、戦闘機の爆雷がブリッジに直撃し、大きな揺れを発する。フォルクは手近な手すりに捕まるが、アナリシスは大きくバランスを崩し、その身体が蒼く炎上する。
「――そして、熱くなりすぎなのもよろしくありませんわね!」
 空から急降下したフランチェスカが、体勢を崩したアナリシスの土手っ腹めがけ、渾身の一撃を叩き込んだ。
「お手本を……お見せしますわ!」
『が、ぁっ……!!?』
 対反動スラスターを起動、術式炸薬の生み出す零距離爆裂の反動を抑え込む。先程アナリシスの失敗した一撃を完璧に決め、強烈にふっ飛ばした。
「いらっしゃいませー」
 そして、飛んできたアナリシスを全身でキャッチすると、その顔に顔を近づけるミコ。
「さあ、目覚めなさい、第肆の竜よ……んっ」
『~~~っ!?』
 口移しで、竜すら屠る竜の毒を流し込む。アナリシスの身体が、大きく跳ね上がった。
「良い女は相手をかわすのも、不意の一撃も得意なのですよ、うふふふ」
「あら、良い事を言うわね」
 蝙蝠の翼をはためかせ、離れたミコに変わってアナリシスの上に降り立つドゥルール。翼がマントに変わり……いや、戻ると、その姿を見つめ、恍惚と笑みを浮かべる。
「良い女はこういうのも得意なの。蕩けさせてあげるわ……」
『っ……蕩けるのはあなたの方よ!』
 ユーベルコードで無数の下僕を生み出し、甘い香りと色気と共に、アナリシスに襲いかからせようとするドゥルール。当然、アナリシスもドゥルールに姿を変え、同様に下僕を召喚する。
「んっ、んんっ……」
『んっ……!』
 下僕達が足止めし合う中、身体を重ね、互いの精気を奪い合う2人。だが、アナリシス自身に、もはや抗う力が残っていない。
「同じ技を使ってくるのは嬉しいけど……私の姿を真似るのはいただけないわね?」
 見下ろし、妖艶な笑みと共にその精気を奪う。金属生命体と言えど、生きている以上、力を奪われる事から逃れられず、鏡映しの姿を維持出来なくなっていく。
「そう、それで良いの。こんなに可愛くて性別不詳だなんて最高なんだから」
 元の姿に戻ったアナリシスに口付け、生命力を奪い尽くしていくドゥルール。
「貴女の亡骸(み)も 魂(こころ)も、私のモノ。私と永遠になりましょう……」
 全ての力を奪われ、アナリシスはその身体の維持すらできなくなり……散っていった。

 指揮官であるアナリシスが撃破された事で、帝国戦艦は完全に機能を停止。周辺の帝国戦闘機も、混乱に陥っている間に解放軍が撃墜する。
 猟兵達が脱出した後、解放軍の一斉砲撃により、帝国戦艦を轟沈させる事で、この防衛ラインの突破に成功した。
『では、猟兵諸君。改めて、キミ達の協力と功績に、深い感謝と敬意を表する。――この戦争もあと僅かだ。必ずや、我らに勝利を!』
 解放軍戦艦の艦長から敬礼を受けつつ、猟兵達は一旦、グリモアベースに帰還する。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月22日


挿絵イラスト