カオスティック・マブダチ・ドリーム!
砂羽風・きよ
おーす、きよだ!
お試しでリクエストさせてもらうぜ!
内容としては
俺の夢の中の物語を紡いでほしい!
ギャグ、コミカル、コメディ、ほのぼの、シリアス
全部夢なのでなんでもあり!
……あ、俺自身は夢だって言うことに気付いてない体でよろしく頼む!
犬飼ってねぇが、
何故か犬飼っててもいいし、
よけりゃ、雅も一緒に遊ぼうぜ!!
もしかしたら雅と同級生かもしんねーし、
何故かきよし勇者になってたり、
雅魔王(?)が俺をぼこぼこにしててもいいし。
とにかく派手にやってくれると嬉しいぜ!
もちろん、紡ぎたいもんを紡いでくれよな!
俺はそれを読みたい!!!
ついでに俺の性格も書くか?
いや、いいよな!俺のこともう把握済みだろ!
逆にそうじゃなかったら泣くわ!
夢オチおまかせシナリオとして
何人かに送らせてもらってるので、
難しい場合は、遠慮流してくれ。
気遣いは無用だ!何故なら、俺達は| 親友 《マブダチ》だからな!
そんじゃ、検討よろしく頼むわ。
「この度は結婚おめでとう、勇者きよし」
「!? 結婚!? 勇者!!? 一体どういうことだ、雅ィ!」
一行目から本人・砂羽風・きよ(漢の中の漢・f21482)も覚えのない祝辞を告げるのは、筧・清史郎(ヤドリガミの剣豪・f00502)。
いや、清史郎だけれど。
「どうした? きよしと俺は魔王学校の同級生だろう? そして何故か勇者になったきよしを魔王の俺がぼこった後、きよしは犬さんのワンティーヌと結婚ばかりではないか」
「どんな設定なんだ、それ……てか雅、何か禍々しいな!?」
眼前の|親友《 マブダチ 》の魔王感に、ごくりと喉を鳴らす勇者。
そして一応、そっと己の勇者装備を確認すれば。
「鍋の蓋とひのきの棒かよ! そりゃ勝てねーわ!」
安定の初期装備。
これで|清史郎《 だいまおう 》と戦うなど、ある意味まさに勇者である。
だが設定的にご学友のようだし。
何故か飼った記憶のないワンティーヌとやらと自分は結婚したらしいし。
ぼこられるのも美味しいが、魔王との戦いは回避しておくけれど。
「そうだ、きよしに結婚祝いをと」
「ん? 大魔王に気を使わせて悪ィ……ふごっ!!?」
祝福と共に勢いよく大魔王が勇者の口に突っ込むのは――大好きなこれ!
「アッ、あつッ!!!! 熱ッ!!!!!?」
「ふふ、熱々のたこ焼きだ」
飛び跳ねるほど喜んで貰えて嬉しい、と。
微笑む清史郎に、きよはぶんぶん首を振って。
水を咄嗟にガブ飲みすれば、何とか一命はとりとめる。
そして清史郎はじいっとそんなきよを見つめて。
「……どうした、雅?」
「いや、きよしの性格はどうだっただろうかと思ってな」
「えっ……俺のこともう把握済みのはずだろ!? 逆にそうじゃなかったら泣くわ!」
きょとり首を傾げる清史郎に、思わず涙目になるきよだが。
「仕方がない、ではいつものラーメンと酒とつまみをいただこうか。サッカー観戦でも共にしながらな」
「むしろ、屋台の常連さんじゃねーか! ラーメンと酒とつまみでいいんだな!?」
そうツッコみつつもせっせと注文の品を作れば。
サッカー観戦しながら、ふたりそれらを美味しくいただいて。
清史郎はにこやかに、きよへとこう紡ぐのだった。
「では御礼に、ハイパーパチパチ超ビッグパフェをきよしに奢ろう」
「ハイパーパチパチ!!?」
あくまで、心から良かれと思って。
そして夢の中の、勇者きよしのその後の行方は誰も知らない――らしい?
成功
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