宇宙船のコアを狙う者と天体観測
美しい星々が降り注ぐように……。
「綺麗だね、お母さん!」
「ええ、久しぶりの天体観測だからね……」
いろいろと事件に巻き込まれ、なかなか宇宙船からの天体観測を中止にしていた。
それがようやく、開催されるようになったのだ。
「今回も盛況ですね、艦長」
「ああ、やってよかった」
人々が笑顔を見せながら、夜空を見上げる。いつもは架空の空を見せているが、今日は特別だ。外と同じ映像をそのまま流している。できれば、生で見せたいところだが、流石にそれは無理だ。
「このまま、天体観測が続けばいいですね……」
「ああ、そう願うよ」
女性部下の言葉に、傍にいた艦長は、美しい夜空を見上げながら、流れる星に願いをかけたのだった。
「だが、その願いむなしく、事件は起きる」
厳しい表情で告げるのは、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)。
「どうやら、その船に一人のオブリビオンが潜入し、宇宙船に組み込まれた『コアマシン』を破壊すべく、動き出すようだ。潜入ルートはわかっているので、皆はそこに向かい、敵を倒してきて欲しい」
現在、コアマシン製造の知識は失われ、壊されれば修復は難しいとのこと。だからこそ、敵がコアマシンのところへ着く前に撃退して欲しいとアスはいう。
「コアマシンを狙うのは、この少女だ。名を殺戮天使アストレイゼロという。かなり凶悪な装備を持っており、その攻撃も癖のあるものばかりだ。気を付けて倒してきて欲しい。それと……」
アスは付け加える。
「戦いが終われば、船が主催する天体観測会に参加できるはずだ。綺麗な星空を見上げるのも悪くないだろう。面倒な仕事だが、必ず成し遂げてくれ」
その船に乗る人々のために、そうアスは告げて、現地への扉を開くのであった。
柚葵チハヤ
どうもこんにちは、柚葵チハヤです。
今回の舞台はスペースシップワールドです。敵を倒して、天体観測を楽しみましょう!
1章はボス戦です。コアマシンを狙う殺戮天使アストレイゼロを退治してください。潜入ルートは既に分かっているので、待ち伏せ可能です。良い所で戦ってください。
2章は、楽しく天体観測をしてお過ごしください。綺麗な夜空が皆さんをお出迎えします。流れ星も流れていきますので、お願いすると良いかもですね。静かなところなので、誰かと二人きりで過ごすにもお勧めです。ぜひお誘いあわせの上、お越しください。
また、複数で参加する際は、お相手の名前やID、グループ名をお忘れなく。
皆さんからのプレイング、お待ちしています!!
第1章 ボス戦
『殺戮天使アストレイゼロ』
|
POW : 食べちゃっていいよ。おにいちゃんじゃないから
自身の【フォトンフレーム】が捕食した対象のユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、[フォトンフレーム]から何度でも発動できる。
SPD : 目障りだから、消えて
【全武装の一斉発射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ : うるさい! おねえちゃんじゃないくせに!!
【両掌】から【高圧電流】を放ち、【感電】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:愛弥
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠アス・ブリューゲルト」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
エリー・マイヤー
美しい夜空に、煌めく星々。
そこに感動できるほど、私の感性は豊かではないですが…
それを邪魔することが、無粋であることはわかります。
だから止める。
まぁ、それだけの話です。
さて、お仕事の時間です。
敵のUCは【念動キャンセラー】で相殺します。
船に被害が出るのもイヤですしね。
銃器類は念動力で銃身を折り曲げて、なるべく撃たれないように。
撃たれた弾も、念動力で受け止めて対処しましょう。
そんな感じで自身と船体を守りつつ、隙を見て念動力で敵を攻撃です。
四肢を捻ったり、目潰ししたり、圧力で体をひしゃげさせたり。
あるいは、砲撃の瞬間に浮いてるヤツの向きを変えて、自滅させたり。
そんな感じで、敵の戦力を削ぎましょう。
宇宙船の中から、星空を眺めるのは、青い瞳に同じく青い長い髪を揺らす女性。
「美しい夜空に、煌めく星々。そこに感動できるほど、私の感性は豊かではないですが……」
淡々とエリー・マイヤー(被造物・f29376)は、続ける。
「それを邪魔することが、無粋であることはわかります。だから止める。まぁ、それだけの話です」
もうすぐ、ここに宇宙船のコアを狙って来るオブリビオン……殺戮天使アストレイゼロがやってくる。
「さて、お仕事の時間です」
「……だれ?」
エリーがいうのが先か、それともアストレイゼロが先か。
両掌から放つ、高圧電流が。
「ダメですよ」
全てを捻じ伏せる莫大なサイキックエナジーで相殺された。そう、これがエリーの|念動キャンセラー《サイ・キャンセラー》。
「船に被害が出るのもイヤですしね」
エリーは小さく、そう呟いて。
「うるさい! おねえちゃんじゃないくせに!!」
怒るアストレイゼロに、エリーは思わずため息が零れる。言葉では説得は難しいのかもしれない。
再び放たれた高圧電流に、今度はその腕を……。
「いやっ!!」
反応が早かった。いや、勘づいたとでもいうべきか。アストレイゼロは曲げられそうになるのを、ギリギリのところで躱した。
様子を見るに、完全ではなさそうで、痛みからは逃れられなかったようだ。
「もう一度……」
今度はアストレイゼロの銃器の先を曲げようとして。
「お前なんて、知らないんだからっ!!」
アストレイゼロは不利を理解したのか、その場から逃げ出してしまった。
「くっ……もう少し削りたかったが……」
だが、彼女にプレッシャーを与えることはできたはず。後は同じくここに来ている仲間達に託すとしよう。そうエリーは逃げるアストレイゼロをそのまま見送ったのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドイブ歓迎
「天体観測を楽しみ平穏を害する敵め…駆逐し撃滅する」
『アストラル・エレメント・トランスフォーメーション』を起動して1分先の未来を見ながらファンネルビット/シールドビット/リフレクタービットを創造して展開し敵の攻撃をテレポートで空間飛翔して回避しつつリニアロングボウとレーザービームで攻撃を仕掛けます。
敵の攻略に必要な透明化し視聴嗅覚を阻害して敵を幻惑をしながら、対応と対策に必要なドローンも創造して展開して散会させ支援とサポートをします。
状況打開に必要な総攻撃や強力な攻撃には必要なレーザービームで攻撃をします。ファンネルビットを駆使しての乱反射も行ないます。
イクシア・レイブラント
ユーベルコード不使用、POWで判定。
共闘、アドリブ歓迎
せっかくの娯楽日和。
水を挿すような無粋なことはさせない。
鎧装騎兵イクシア、交戦を開始する。
敵の武装は浮遊砲台とピンポイントバリア、こちらと似た武装ね。
砲台に包囲されても[気配察知]で反応しシールドビットで[盾受け]。
エクスターミネイターの[レーザー射撃、威嚇射撃]でバリアを使わせ
その隙に[推力移動]で接近して大型フォースブレイドで[なぎ払い]。
ここには、あなたのお兄ちゃんもお姉ちゃんもいないの。
おとなしく還りなさい。
アストレイゼロが向かった先に、行く手を阻む者達が立ちはだかる。
「せっかくの娯楽日和。水を挿すような無粋なことはさせない」
静かにそう告げるのは、イクシア・レイブラント(翡翠色の機械天使・f37891)だ。
「鎧装騎兵イクシア、交戦を開始する」
イクシアも相手と似たような兵装で対峙していく。
「食べちゃっていいよ。おにいちゃんじゃないから」
アストレイゼロのその攻撃は、相手のユーベルコードをコピーする力だ。フォトンフレームが大きく口を開けるが如く、イクシアへと迫る。
しかし、イクシアもそれを前提に動いているお陰か、先に察知し、華麗に避けつつ、どうしても避けられないものに関しては、シールドビットで防御を行う。
その間に、もう一人も動き出した。
「天体観測を楽しみ平穏を害する敵め……駆逐し撃滅する」
ティティス・ティファーナ(召喚獣「アストラル・エレメント(幽魔月精)」・f35555)だ。彼女は激しい敵意を向けながら。
「幽魔月精は機械身体、幽魔月精の機械魂魄」
さっそく、アストラル・エレメント・トランスフォーメーションを発動させ、敵の動きを予測し、そこに当たるようにファンネルビットを放つ。
「目障りだから、消えて」
そのティティスの攻撃を、アストレイゼロは、必死に全武装の一斉発射で、何とか躱して見せた。
「ここには、あなたのお兄ちゃんもお姉ちゃんもいないの。おとなしく還りなさい」
イクシアがそう告げる。アストレイゼロは、二人の攻撃により、劣勢を強いられていた。もちろん、応戦もできているが、それも時間の問題と言えよう。
「いるもん!! お兄ちゃんもお姉ちゃんも……この宇宙船のコアを壊せば、きっと来てくれる……だから!!」
「待ってっ!!」
イクシアの声も聴かずに、再び一斉射撃を放つと。
「……逃げられてしまった」
ティティスのその言葉に、イクシアは思わず苦笑を浮かべる。
「あの子もオブリビオンでなければよかったのに……」
そう思わずにはいられなかったのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
カーバンクル・スカルン
最終目的地が分かっていて、通ってくるルートも判明しているというのならそこに罠を仕掛ければ確実に引っかかるということ。
通路全体に鎖を張り巡らせてどれか1つでも動かせば鎖に拘束されるトラップを【武器改造】でちゃちゃっと作成。古典的な罠にすることで高圧電流でショートして壊される、っていうパターンを回避しときましょう。
で、【心慌意乱】で今最も見たくない物の幻影を視界にずっと見せ続ける。それを見て、恐怖や焦燥を感じている限り、克服するまでユーベルコード使用不可。強引に武装全部ぶっ放すことも出来なくなったね?
ここまでお膳立てしたんだ、あとは他の猟兵さん達に「お仕置き」していただきましょうかねー。
「最終目的地が分かっていて、通ってくるルートも判明しているというのなら……そこに罠を仕掛ければ確実に引っかかるということ」
カーバンクル・スカルン(クリスタリアンの懲罰騎士・f12355)は、さっそく、通路全体に……トラップを仕掛けたかったが、流石にそこまでの時間はなかったので、その一区間だけに罠を仕掛けることにした。
「そうそう、古典的な罠にすることで高圧電流でショートして壊される、っていうパターンを回避しときましょう」
その辺も織り込み済みで、罠をしっかり改造しておく。
「うん、これでよし。後は……おっと!!」
物陰に隠れて、カーバンクルの設置した罠がちゃんと動くか確認することにした。
「うあっ!?」
あまり周りを気にしていなかったのか、アストレイゼロはまんまとその罠に引っかかってしまった。
「あっと……壊れないでよ、まだまだ序盤なんだから」
動けなくなったところに、カーバンクルは|心慌意乱《トルチュール・オードブル》を発動させ、今最も見たくない物の幻影を視界にずっと見せ続けさせ、ユーベルコードも封じておいた。
「強引に武装全部、ぶっ放すことも出来なくなったね?」
うんうんと満足げな笑みを浮かべると。
「ここまでお膳立てしたんだ、あとは他の猟兵さん達に『お仕置き』していただきましょうかねー」
仲間達がここに来てくれるのを待ちながら、カーバンクルはついでに彼女の様子を眺めていた。
「……いや……お兄ちゃんとお姉ちゃんを……いじめないで……お薬は、いや……」
「どんな幻を見ているのやら……だけど、本当にお兄ちゃんとお姉ちゃんが好きみたいだね、この子」
アストレイゼロの呟きに、カーバンクルは思わず、苦笑を浮かべたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
パトリシア・パープル
スペースシップに潜入してコアマシン破壊なんてのは悪戯が過ぎるっしょ
おこちゃまは、おとなしく骸の海へ帰っちゃいなさい
相手のUCは電撃ってことで、こっちもHSフォースで対抗
この状態なら色々なエネルギーを全部吸収できちゃうからね
当然、電気だって吸収しちゃうわよ
高圧電流を全部吸い取って、わたしのパワーに変換して反撃開始!
【念動力】でスチームヨーヨーの軌道を変則的に操ってオールレンジ攻撃
ヨーヨーの紐で縛り上げて生命力吸収
余った電気エネルギーは【全力魔法】の【マヒ攻撃】として、紐を通じてお返しするわね
「スカンクレディは悪い子に容赦しないのよ。骸の海に帰るまで、お尻ペンペンしてあげるわ!
「スペースシップに潜入してコアマシン破壊なんてのは悪戯が過ぎるっしょ。おこちゃまは、おとなしく骸の海へ……って、お仕置きされちゃってる?」
そこに罠にかかって放置されたアストレイゼロの姿があった。パトリシア・パープル(スカンクレディ・f03038)は、近くに仲間がいないのを見て、恐らく、後は任せたということなのだろうと理解する。
と、バチバチバチーーと、電撃が走った。
恐らく、何度もそれを繰り返したのだろう。ようやく鎖から抜け出て、アストレイゼロは少々、憔悴している様子。
「だからね、悪いことするとそうなっちゃうんだよ?」
「うるさい! おねえちゃんじゃないくせに!!」
さっそく、両掌から高圧電流を放ってきたアストレイゼロに、パトリシアは。
「私に手を出したこと、後悔させてあげるわ!」
|HSフォース《ハイパー・スカンク・フォース》で、しっかりその電撃の力を吸収。
「な、なんなの!?」
驚くアストレイゼロをそのままに、しっかりエネルギーを吸収したパトリシアはそのまま、攻撃へと転じる。
「はい、スチームヨーヨー!!」
「きゃああ!!」
パトリシアの放つヨーヨーで縛り上げられて、余った電気エネルギーはそのまま、アストレイゼロへとお返しした。麻痺の効果も付加して。
「あうううう!!」
「スカンクレディは悪い子に容赦しないのよ。骸の海に帰るまで、お尻ペンペンしてあげるわ!」
たぶんそれは、言葉のあやだろう。とにかく、これでもかとアストレイゼロに反省させるために電撃を与えたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
鳴上・冬季
「船体にダメージを与えず敵を倒すには、これが1番都合が良いのですよ」
嗤う
「目障りなのはお互い様です。どちらかが消えねばならないなら、是非貴女に消えて頂きたい。…七尾転仙」
人化の術解き七尾の雷狐に
通常攻撃無効
通電物質内移動の能力に加え
仙術+功夫で縮地(短距離転移)して一気に敵体内に潜り込み雷鳴電撃
敵が炭化して炭になるまで焼き尽くす
「コアに辿り着く前でも、貴女に外壁を破られたら被害甚大ですから。さっさと消えていただくに限ります」
嗤う
なお何かの理由で敵が船外廃棄された場合は縮地で自分だけ船内に戻る
「何度もしたい体験ではありませんが、船外廃棄が一番効率的でしょう。あり得る話ですから」
嗤う
何とかパトリシアの攻撃から逃れ、逃げおおせたのだが……ボロボロのアストレイゼロに、またもや立ちはだかる者がいた。
「船体にダメージを与えず敵を倒すには、これが1番都合が良いのですよ」
そう言いながら嗤うのは、鳴上・冬季(野狐やこ上がりの妖仙・f32734)だ。
「目障りだから、消えて!!」
間髪入れずにアストレイゼロは、全武装の一斉発射で攻撃するも。
「目障りなのはお互い様です。どちらかが消えねばならないなら、是非貴女に消えて頂きたい。……七尾転仙」
|七尾転仙《ナナビテンセン》。冬季は、稲妻を体に帯びた七尾の狐へと姿を変え、アストレイゼロの攻撃を颯爽と無効化してみせる。
「どうして、どうして邪魔するの!?」
「さて、どうしてでしょうね?」
そう嗤いながら、冬季は凄まじい勢いのまま、アストレイゼロの懐に飛び込み、そして。
「あううううううっ!!!」
これでもかと体内へと潜入し、雷鳴電撃を浴びせまくった。
そう、相手が炭化して炭になるまで焼き尽くしてみせる。
「コアに辿り着く前でも、貴女に外壁を破られたら被害甚大ですから。さっさと消えていただくに限ります」
すとんと、姿を人化させると、その後ろで炭化したアストレイゼロが崩れていくのが見えた。
「おに……おね……」
その手が伸ばす先に、彼女の求める者はいたのだろうか。僅かに笑みを浮かべると、アストレイゼロはその姿を消え失せて。
「船外破棄される前に倒せてよかったです」
ホッとした様子で、冬季はアストレイゼロの最期を見届けた後、そのことを宇宙船のクルーへと報告に向かうのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 日常
『天体観測』
|
POW : 様々な角度から星々を眺める
SPD : 見てみたい天体や星系を探す
WIZ : 観測を通して星座の物語を紡ぐ
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
戦いは無事に終わった。
猟兵達の迅速な働きにより、コアはもちろん、船内の被害もなく敵を倒すことが出来た。
後はゆっくりとこの、宇宙の天体観測を楽しむのみだ。
「わあ……綺麗なお星さまだね!!」
子供達が嬉しそうに歓声を上げている。
空には綺麗な星々が、人々だけでなく、戦いを終えた猟兵達を歓迎するかのように瞬いているのであった。
●マスターより
この後はゆっくりと天体観測をお楽しみください。
指針は関係なく、好きなように過ごしていただければと思います。お誘いあわせ大歓迎!
この章のみの飛び込み参加も可能です。ぜひどうぞ。
鳴上・冬季
「本当にここは異世界ですねえ」
嗤う
「私達にとって、星は読むものです。季節を読み、これから起こる未来を読む。星自体も神仙です。北斗真君は死を司り南斗星君は生を司る。それに比べてこの地の星はただ在りて光るだけです。伴う惑星への影響や航行する宇宙船への影響くらいはあるかもしれませんが意思在るものではなく無機物の延長として扱われます。天界に至りて猶ほ仙境無し。美しい眺めだとは思いますが。自らの属さぬ異界に居るという寂寥感が勝ります」
嗤う
「次の洞門の宴では、仙境なき天界に至った話でもしましょうか。そこに出す品でも買い求めましょう」
宇宙食(アイス等加水食品や半乾燥食品、液体胡椒)等買い求めたら又船外眺める
「本当にここは異世界ですねえ」
冬季もまた、宇宙船の一室に来ていた。そこには老若男女が集まり、天井にある巨大な透明ドームから、夜空を観測できる場所だった。
「私達にとって、星は読むものです。季節を読み、これから起こる未来を読む。星自体も神仙です。北斗真君は死を司り南斗星君は生を司る。それに比べてこの地の星はただ在りて光るだけです」
懐かしむように嗤いながら、冬季は美しい星空を見上げる。
「伴う惑星への影響や航行する宇宙船への影響くらいはあるかもしれませんが意思在るものではなく無機物の延長として扱われます。天界に至りて猶ほ仙境無し。美しい眺めだとは思いますが。自らの属さぬ異界に居るという寂寥感が勝ります」
少し寂しげに瞳を細めながら、辺りを見渡す。どうやら、ここでは船内で売っている宇宙食やおもちゃなども買えるようだ。
「次の洞門の宴では、仙境なき天界に至った話でもしましょうか。そこに出す品でも買い求めましょう」
冬季は物珍しげにそれらを眺めながら、これぞといった物を大量に購入していった。売り場の人も良い値でたくさん売れたのでとっても嬉しそうだ。
「それにしても……本当にここは異世界ですねえ」
買った物を|宝貝・壺中天《パオペエ・コチュウテン》に収納しながら、冬季はもう一度、船外の夜空を見上げたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ティティス・ティファーナ
SPDで判定
*アドリブ歓迎
「静寂と闇の中の瞬き…やはり宇宙と銀河の海は良い」
ファンネルビットを映像と音声記録用に変型させていると双子座銀河群を見付けて少し(数万年光年先に)妖精座を見付けて「やっと、見付けた…姉らしく元気で輝かしい星座だな」と口元を抑えながらクスクスと笑って姉の笑顔を思い浮かべて楽しみにしながら蛇座と蛇使い座を義姉に思えて輪愛を堪えれずに指を差して笑ってしまします。
「蛇使われ座なんてあるわけもないが…」と思ったら偶然に蛇使い座が蛇座に重なり「まさに蛇使われ座ができてる」と指を差して楽しそうに足をバタバタさせて笑い転げます。
年相応の少女な様子を見せて知る人を驚かせるだろう。
「静寂と闇の中の瞬き……やはり宇宙と銀河の海は良い」
ティティスは、人々の視界を遮らないよう、ファンネルビットを映像と音声記録用に変型させていく。
と、さっそく双子座銀河群を見付けて、その少し先に、妖精座を見付けた。
「やっと、見付けた……姉らしく元気で輝かしい星座だな」
目に映る星座が、ティティスの姉とダブって見えた、気がした。思わずティティスに笑顔が浮かぶ。
あまりに笑うと、姉が怒るだろうか?
手で口元を遮るが、笑いだす衝動を抑える最中……次に見つけたのは、蛇座と蛇使い座。
「ぷふっ!!」
今度は義姉の星座を見つけてしまった。こうなっては、もう抑えきれない。珍しく声を上げながら、指さしながら笑ってしまった。
「……はあ、はあ。蛇使われ座なんてあるわけもないが……」
目じりに堪った涙をぬぐいながら、蛇にまつわる星座を眺めていると。
「まさに蛇使われ座ができてる!!」
偶然に蛇使い座が蛇座に重なってみえたのだ。もうこうなったら、ティティスも止められない。
足をバタバタさせながら、楽しそうに笑うティティスを、周りの人々は楽しげに見守っている。
もし、この場でティティスの事を知っている者がいたら驚くだろう光景は、その場にいる者達だけしか知ることができないものとなったのである。
大成功
🔵🔵🔵
パトリシア・パープル
久しぶりの休暇ってことで、スカンク兵も呼び出して全員で休憩ね
今日は戦闘行為NGだから、武装は敢えてしない方向で
地球から見た時とは星の配置も違うから、地球の星座なんかは見つからないかも
どうせなら、こっちで新しい星座を作っちゃえ
その辺の星を適当につないで、スカンク顔した神の絵を当てはめて、スカンク座とか作っちゃうわ
地球にもこんな星座ないはずだし、少しくらい奇抜なの混ざってた方が面白いっしょ
どうせ、この宙域からしか見えないんだしね
観測可能な宇宙座標を合わせて記録しておけば、また見に来ることもできそうね
「はーい、ちゃんと整列! わたしの周りから離れないこと!」
武装を外したスカンク兵達は、パトリシアの指示にしっかりと応えている。
今回の天体観測は、パトリシアはもちろん、スカンク兵達にも休憩ができるだろうと考え、彼らを呼び出しつつ、空を見上げていた。
「地球から見た時とは星の配置も違うから、地球の星座なんかは見つからないかも。どうせなら、こっちで新しい星座を作っちゃえ」
パトリシアは手で仰ぎ見ながら、その辺の星を適当につないで、スカンク顔した神の絵を当てはめて。
「できた、スカンク座!」
そんなパトリシアの言葉に、周りにいたスカンク兵達が喜ぶように拍手を送っている。
「地球にもこんな星座ないはずだし、少しくらい奇抜なの混ざってた方が面白いっしょ? どうせ、この宙域からしか見えないんだしね」
そう言いながら、パトリシアはついでに、この宇宙船の座標をメモしていく。
「こうやって記録しておけば、また見に来ることもできそうね」
目を輝かせているスカンク兵達と共に、パトリシアはもう少し、つかの間の休憩を楽しむのであった。
大成功
🔵🔵🔵
カーバンクル・スカルン
今までは移動式プラネタリウムだったけど、安全性が確認されたから障壁を完全開放したって感じなんだねー。まあ、星によっては人体には有害な光を発する物もあるからしゃーないっちゃしゃーないけど。
銀河帝国に星を粗方木っ端微塵にされ、散々探し回ってようやく見つけてもテラフォーミングが上手くいかず、宇宙船にずっと住むようになった人々が「星は住む物ではなく、見て愛でる物」って割り切るようになったのは一体いつ頃なんだろうか。
その価値観は今、覆されようとしている。クエーサービーストとかいうお邪魔虫は相変わらずいるが。
星にも劣らぬキラキラした目で外を見ている子供達の中に、実際に降り立つ子ははたして何人出てくるかな?
「今までは移動式プラネタリウムだったけど、安全性が確認されたから障壁を完全開放したって感じなんだねー。まあ、星によっては人体には有害な光を発する物もあるからしゃーないっちゃしゃーないけど」
生で見るのは難しいのは理解している、カーバンクル。でもちょっと寂しい気持ちになるのは気のせいだろうか。
見上げながら、思う。
「銀河帝国に星を粗方木っ端微塵にされ、散々探し回ってようやく見つけてもテラフォーミングが上手くいかず、宇宙船にずっと住むようになった人々が『星は住む物ではなく、見て愛でる物』って割り切るようになったのは……一体いつ頃なんだろうか」
こんな風に思いを寄せるのも悪くはないだろうと、カーバンクルは空を見上げた。
「その価値観は今、覆されようとしている。クエーサービーストとかいうお邪魔虫は相変わらずいるが」
輝く星を、天の川を目に映した視線を、今度は自分の周りに戻していく。
その先には、星空の下で元気にはしゃぐ子供達の姿があった。
「この子供達の中に、実際に降り立つ子は……はたして何人出てくるかな?」
それが楽しみでならない。カーバンクルはもう一度、子供達を眺めた後、また、輝く空に視線を戻したのだった。
こうして、猟兵達の活躍により、この宇宙船のコアは守られ、楽しく天体観測が行うことが出来た。
観測に参加した猟兵達は、この美しい空を見上げながら、得られた平穏を謳歌するのであった。
大成功
🔵🔵🔵