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アルカディア争奪戦⑲〜デストルドーを叶えるのは

#ブルーアルカディア #アルカディア争奪戦 #オーデュボン #『皇帝』パッセンジャー #プレイング受付中 #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #プレイング受付締切09/20(火)15:00まで

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「いよいよ六大屍人帝国が一国『オーデュボン』との決戦だ。つまり……かの屍人帝国の『皇帝』パッセンジャーとの戦いとなる」
 アドナ・セファルワイド(セファルワイド初代にして最後の皇帝・f33942)はいよいよ最後の六大屍人帝国との対決に備え、グリモアベースに猟兵達を呼び寄せていた。
「もうすぐ『コルディリネ』と『|日蝕帝国《イクリプス》』の二つを陥落させる事で『アルカディアの玉座』へと突撃できるだろう……だが、禍根は立っておくべきだ。この『アルカディア争奪戦』を勝ち抜くためにも、な」
 かの『皇帝』のユーベルコードはシンプルに強力だ。
 ――接続された無敵機械により、自動的に周囲のあらゆる生命やエネルギーを吸い上げ、無限に生命力を回復し続ける。
 これにより、ただそこに佇んでいるだけで無限に生命力を回復し続けるパッセンジャーを破るには、それを上回る強力無比な攻撃を絶えず叩き込み続けるしか方法は存在しない。
「或いは|先制攻撃《ファーストアタック》で得られた『隠されていた弱点』とやらを知っている猟兵ならば、それを突いて奴のユーベルコードを無力化出来るかもしれんな」
 また、パッセンジャーは『己の死』をアルカディアの玉座への願いとしている。
 その目的を猟兵達に阻止された今……パッセンジャーはアルカディアの玉座、あるいは他の屍人帝国の皇帝達に望みを託しているとの事だ。
「やはりそこはオブリビオン。世界を破滅に導くに行動と思考が帰結しているか……しかし」
 そんな『皇帝』に猟兵が『必殺』を見せるならば――
 奴の存在理由の関係上、無視できないアドバンテージを得る事だろう。
「ともあれ、奴は強力な超人皇帝だ。気を引き締めて戦うがいい」


黒代朝希
 いよいよ六大屍人帝国との最終局面に入ってきますね!
 今回はオーデュボンの『皇帝』パッセンジャーとの戦いです。

 プレイングボーナス:無敵機械の無限吸収に対処する/敵の『隠されていた弱点』を突いて戦う/猟兵が信じる『必殺』の一撃を繰り出す。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしております。
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第1章 ボス戦 『『皇帝』パッセンジャー』

POW   :    パッセンジャー・ケイジ
レベルm半径内を【急激に狭くなる光の檻】で覆い、[急激に狭くなる光の檻]に触れた敵から【檻を構成するエネルギー】を吸収する。
SPD   :    パッセンジャー・レイ
着弾点からレベルm半径内を爆破する【魔導砲撃】を放つ。着弾後、範囲内に【攻撃型魔導ドローン】が現れ継続ダメージを与える。
WIZ   :    インビンシブル・チェンジ
自身の【無敵機械】を【抹殺形態】に変形する。攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。

イラスト:ふじ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

四王天・焔
アドリブ・連携歓迎

●心情
パッセンジャーかぁ、無限に回復し続けるなんて厄介だね。
でも、そんな相手には回復を上回る威力の一撃をお見舞いしてあげるのみだよ!

●行動
『己の死』を望んでいるなら、お望みどおりにしてあげる。
焔は『フォックスファイア・弐ノ型』を使用して戦うね。
「これが焔の信じる『必殺』の一撃だよ!」
と、【限界突破】のユーベルコードを放つよ。
【属性攻撃】で炎属性と聖属性を強化した一矢を
【スナイパー】で狙いを定めて放つね。

パッセンジャー・レイに対しては、魔導砲撃を【オーラ防御】で爆風を軽減し
魔導ドローンは【フローレ】を使った【対空戦闘】で撃ち落とす様にするね。



「パッセンジャーかぁ、無限に回復し続けるなんて厄介だね」
「だろうな。ちなみに全く良い物ではないと断言しておくぞ」
 パッセンジャーは四王天・焔(妖の薔薇・f04438)にそんな言葉と共に、先制攻撃で魔導砲撃を放つ。
 着弾後、範囲内に攻撃型魔導ドローンが現れて敵手に継続ダメージを与えるユーベルコード『パッセンジャー・レイ』だ。
「でも、そんな相手には回復を上回る威力の一撃をお見舞いしてあげるのみだよ!」
「面白い……文字通り死なないんだ。幾らでも攻撃を受けてやる。こちらも攻撃は緩めんがな」
 10秒の集中と全妖力で生成した焔の弓矢を創り出した焔は、聖なる灼熱の一矢で魔導砲撃を打ち落としていく。
 これが自らの信じる『必殺』の一撃、だとでもいうかの如く燃え上がるユーベルコードの焔の弓矢。
「『己の死』を望んでいるなら、お望みどおりにしてあげる――」
 追撃として放たれる魔導砲撃にオーラを展開する事で防御。
 魔導障壁となったオーラが爆風を軽減し、魔導ドローンをそのまま撃ち落としていく。
「御狐・焔の狐火をもって破魔の一矢と成せ……絶対外さない――いっくよー!」
「来い……そのユーベルコードならば、期待できそうだ!」
 やがて互いの存在を中遠距離の射程で捕捉し合う焔とパッセンジャー。
 お互いの『生命』を消し去る事を望み、猟兵は聖なる灼熱の一矢を、オブリビオンは魔導砲撃を撃ち放っていく――

大成功 🔵​🔵​🔵​

ネフラ・ノーヴァ
共闘、アドリブOK。
花咲く丘があればそこに陣取る。
フフ、皇帝にとっては猟兵は煩い虻蜂といった所だろうか。
UCで爆裂結晶を放ち包囲爆破を仕掛ける。ひとつひとつの威力は小さくとも群れれば侮れぬものだよ。
刹那に咲いて散りゆく花は美しいもの。さあ、不滅を誇るものよ、貴公も美しく散らせてみよう。



「フフ、皇帝にとっては猟兵は煩い虻蜂といった所だろうか」
 ネフラ・ノーヴァ(羊脂玉のクリスタリアン・f04313)はパッセンジャーが攻撃を避ける『花咲く丘』……その場所を見つけて陣を敷き、かの屍人帝国の『皇帝』を迎え撃つ。
 そこで音や温度を検知して爆裂する結晶――ユーベルコード『クリスタル・サラウンド』によって生み出されたその結晶を『花咲く丘』の植物が被害を受けない様に設置していく。
「卑怯だとは言うまいね?」
「無論だ。これは文字通りの戦争……やれる事で戦局を有利に出来るならそうするべきだろう」
 パッセンジャーの言葉に頷きながら、ネフラは爆裂結晶を起爆。
 音や温度を検知して爆裂する結晶は、パッセンジャーのみを穿ち『花咲く丘』の植物を害さない。
 その様子に、パッセンジャーは僅かな安堵を見せ……
「――無敵機械、『抹殺形態』へと移行せよ」
「反撃かい? 受けて立つよ」
 ひとつひとつの威力は小さくとも群れれば侮れぬ爆裂結晶を薙ぎ払うべく、パッセンジャーも『インビンシブル・チェンジ』を発動。
 そのまま戦局は『抹殺形態』に移行した無敵機械が、飽和して包囲する爆裂結晶を迎え撃つ状態にて固定される。
「刹那に咲いて散りゆく花は美しいもの。さあ、不滅を誇るものよ、貴公も美しく散らせてみよう」
「――出来るものなら、是非……というべきか」
 花びらが舞う戦場にて、互いの命を狙って交錯し合う『爆裂結晶』と『無敵機械』の様子はまるで――神前での神楽が如き様相だったという。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ステラ・タタリクス
オーデュボンとの長きに渡る戦いもそろそろ終わりにしましょう
貴方が求めた『セラフィム』はここになく
願った己の死は訪れず
在るのは避けられない激突だけです
貴方の存在が主人様の故郷を脅かすのなら
メイドたるもの排除するのが役目
1曲踊っていただけます
激しい|空中戦《ダンス》ですけどね!

【ガレオンチェンジ】で飛空艇形態に変身
同時に
【エールパティオー・プルウィア】
スタンバイ……ゴー!!
誘導弾の弾幕と爆発をブラインドにして
【テンペスタース・クリス】突撃行きます!
ダメージを与え続ければいつかは回復を上回る
こちらは天使核がある限り動力に不足無し!
その巨体ではかわせないでしょう?
最後まで付き合ってもらいますよ!



「オーデュボンとの長きに渡る戦いもそろそろ終わりにしましょう……『皇帝』、パッセンジャー」
「成程、配下が報告していたガレオノイドのメイド……お前だな?」
 自身に風の盾を纏ってからの突進を利用し、ステラ・タタリクス(紫苑・f33899)は急激に狭くなる光の檻に囚われぬよう飛空艇形態に変身してオーデュボンの上空を舞う。
「1曲踊っていただけます?……激しい|空中戦《ダンス》ですけどね!」
「安心しろ、俺もオーデュボンの『皇帝』……その位の嗜みは習っている!」
 急激に狭くなる光の檻で閉じ込めエネルギーを吸い取るパッセンジャーのユーベルコード『パッセンジャー・ケイジ』。
 その範囲内に囚われる事のないようステラは気流を操作し、飛空艇形態の己が有する飛翔速度を上げていく事で圧殺を回避。
「貴方が求めた『セラフィム』はここになく、願った己の死は訪れず……在るのは避けられない激突だけです」
「猟兵とオブリビオンであるなら仕方ない事だろうよ」
「ええ……貴方の存在が主人様の故郷を脅かすのなら、メイドたるもの排除するのが役目」
「成程、貴様が忠を捧げた主はこのブルーアルカディアが故郷か」
 ステラとの問答に応じたパッセンジャーは、ステラがこの戦いにおいて負けられない理由を知る。
 屍人帝国の皇帝として、パッセンジャーはそのステラの姿に何を思うのか――
「どちらにせよ……ここまで来た以上は引き返せん! 俺の願いはアルカディアか玉座に辿り着いた他の六大屍人帝国の皇帝……エンケロエニルや太陽を喰らうもの、ベアトリス・マグナは駄目としても、ジェイダイトと冬のアスタルシャなら……」
「いいえ、全滅させます。アルカディアの玉座諸共」
 天使核がある限り動力に不足無しの状態で、ステラはパッセンジャーの巨体にダメージを与え続けていく。
 目的は回復量のオーバーフロー。
「その巨体ではかわせないでしょう? 最後まで付き合ってもらいますよ!」
「舐めるな!……いや、願うならば、頼む!」
 その蒼穹での|舞踏会《ラストバトル》は、次第に『皇帝』を苛む不死を綻ばせていく――

大成功 🔵​🔵​🔵​

リアラ・アリルアンナ
反逆者、あなたが死を望むのは勝手です
しかしそうではない無辜の市民を巻き込む事は決して許されない!

エネルギーを無限に吸収するのは厄介ですが、そういう「装置」である以上、付け入る隙はそこにあります
ジャミングと結界術により幻の森林を生成
事前情報通りなら、虚像とわかっていても一瞬攻撃を止めざるを得ないはず
その隙に装置にハッキングによるプログラム改竄、過負荷を起こすデータ攻撃をを行い機能不全に陥らせます
これで少なくとも即座に干からびる事はないでしょう
持ち直す前に、持てる火力と共にUCを撃ち込みます
幸福は遍く市民の義務であり、権利!
それを脅かす者は必ず抹殺する…これはその決意を込めた断罪の雷です!


シャルロッテ・ヴェイロン
まあね、本人が望んでなくとも超回復できるもんですから、そりゃ「死にたい」って考えるのも当然ですよね。
ならば望み通り骸の海に沈めてやりましょう。

で、文字通りの「必殺【属性攻撃】」のUCを【限界突破・リミッター解除】で撃ちまくってやりましょう(【誘導弾・2回攻撃・一斉発射・乱れ撃ち・制圧射撃・レーザー射撃】)。
敵の攻撃が来たらその動きを【第六感・野生の勘】で【見切り、残像】を付けつつ回避し、隙を見て破壊しましょう。
あとはダメージを与えられるまで、何度でも撃ちまくってやりましょうか!

※アドリブ・連携歓迎



「反逆者、あなたが死を望むのは勝手です……しかしそうではない無辜の市民を巻き込む事は決して許されない!」
「まあね、本人が望んでなくとも超回復できるもんですから、そりゃ「死にたい」って考えるのも当然ですよね――ならば望み通り骸の海に沈めてやりましょう」
 そうしてパッセンジャーへと奇襲を仕掛けたのは、リアラ・アリルアンナ(リアライズユアハピネス・f36743)とシャルロッテ・ヴェイロン(お嬢様ゲーマーAliceCV・f22917)の二名。
 何の因果か、電脳や機械に通じる猟兵だ。
「エネルギーを無限に吸収するのは厄介ですが、そういう「装置」である以上、付け入る隙はそこにあります」
 リアラはハッキングを結界術と複合する事で疑似的なワールドハックを再現。
 展開するのは幻の森林。
 パッセンジャーはその豊かな新緑を前に、虚像とわかっていても一瞬攻撃を止めざるを得ない。
「その隙に――こちらはダメージを与えられるまで、何度でも撃ちまくってやりましょうか!」
 そんなパッセンジャーへシャルロッテはユーベルコード『ATTACK COMMAND』を発動。
 植物属性に設定した実体化する攻撃用プログラムは、動揺したパッセンジャーに追い打ちをかけていく。
「虚像とは分かっていても、動けぬものだな……!!」
「時間を稼いでくれてありがとうございます」
 そこにリアラが無敵機械にハッキング攻撃を仕掛けてプログラムを改竄。
 過負荷を起こすデータ攻撃をを行い機能不全に陥らせていく――
「これで少なくとも即座に干からびる事はないでしょう」
「助かりますねー」
「成程な……正直、生成している。そのアリス適合者のいう通り、この『無敵機械』は俺の意思に関係なく稼働を続けるからな」
 そう言いながらもパッセンジャーはまだ兵装としての機能を有する無敵機械を抹殺形態に変換し、魔導砲撃を放つ。
 対してリアラとシャルロッテはワールドハックのシステムと技術を応用し、その殺傷力が増した魔導砲撃を『データ消去』していく。
「幸福は遍く市民の義務であり、権利……」
 それがリアラの――オブリビオン化してしまった敬愛するマザー・コンピュータと、その庇護下にあった完璧な都市の理念。
 リアラはマザーの遺志を継ぎ、あらゆる世界のあらゆる人類の幸福を啓発する事が存在意義で存在理由である。
「それを脅かす者は必ず抹殺する、これはその決意を込めた断罪の雷です!」
 故にリアラにとってパッセンジャーは許し難いオブリビオンに映った事だろう。
 迸るリアラの断罪の雷を見て、シャルロッテも再び植物属性の攻撃用プログラムを実体化させていく。
「ま、死にたければ……一人で死んで下さい、という奴です。世界は貴方の心中相手ではないので」
「全くもって正論だな。俺がオブリビオンでさえなければな……」
 そんなシャルロッテの痛烈な言葉に、パッセンジャーは苦い顔を浮かべるのであった……

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

七瀬・一花
◆メレディノポリスで参加◆

・指先を鳴らして、キャバリアを召喚。召喚後、直ちに搭乗を済ませて、編隊飛行で、皇帝のもとへと接近を。
・連携に気を配りつつ、私は主に援護と指示出しに努めます


◎移動方法について◎
地表付近の森林地帯や木々の密集地を選び、低空飛行で空を駆けながら皇帝へと接近を試みます。
皇帝が、近づいたところで、三機で密集しながら攻撃へと移行します。

★攻撃方法について★
・遥翔、アレクと適度に距離を詰めて、UCを発動します。三位一体となって皇帝に相対して、皇帝の回復力を上回る破壊力で攻撃を行います

「皇帝陛下。安らかにお眠りになって…? 死という棺の中でどうか永久の安寧に身をお沈めになられて」


久遠寺・遥翔
【メレディノポリス】
イグニシオンに[騎乗]
まずは戦場を把握
情報によると奴は草木を巻き込むのを避けるって話だ
ならしっかりと[地形の利用]で木々を盾にする
その代わり俺達も自然を焼かないよう戦う事を心掛けるぜ

敵の攻撃が来る場合はしっかりと軌道と攻撃範囲を[見切り]
[オーラ防御]と[結界術]による防護フィールドも展開しつつ味方含め巻き込まれないように回避だ

奴の無限吸収に対処するには必殺の一撃を叩き込むしかない
アレクと連携して焔の太刀の[斬撃波]を撃ち込みながら機会をうかがい
必殺のタイミングで森から飛び出して味方の援護で強化したUCを起動だ
燃え尽きな、あんたの望むままに


アレクサンドル・バジル
【メレディノポリス】で参加。
キャバリア・スルトに搭乗。
皇帝と対峙した際に『神魔審判』を発動。絶大な破壊魔力の常時継続ダメージを一花のUC効果で更に強化。
皇帝の無限吸収を上回る威力を叩き込み続けましょう。
その上で遥翔と連携してスルトで『炎の剣』を振るって戦闘。(UCは発動しっぱなし)
機会を捉えて渾身の一撃を喰らわせます。(貫通攻撃)
なお、敵の攻撃は致命的なもののみ見極めて避け、それ以外は喰らいながら攻撃に専念。ただし、その喰らったダメージは即座にUC効果で治します。(範囲内の味方も同様)

草木を愛する死にたがりの皇帝さんか。植物にでも生まれ変われれば本望なのかねえ。



「ク……いよいよ、この身を縛る『無敵機械』にガタが来たか……喜ばしい」
 そう満面の笑みを浮かべながらも、パッセンジャーはオブリビオンとしての存在意義を放り出さない。
 屍人帝国として蘇った『オーデュボン』の『皇帝』としても、ただ草木を愛する少年としても、どんな貌の『パッセンジャー』であっても……|再構築蘇生《オブリビオン化》という最悪の摂理の前には無力。
「だから、やってみると良い……『六番目の猟兵』!!」
 そのパッセンジャーの言葉と同時、三体のキャバリアが『皇帝』に攻撃を仕掛けていく。

 それはアレクサンドル・バジル(黒炎・f28861)、久遠寺・遥翔(焔の機神イグニシオン/『黒鋼』の騎士・f01190)、七瀬・一花(優雅なる毒・f35875)が組んだキャバリア部隊。
 パッセンジャーの無敵機械によるエネルギー略奪に対して『メレディノポリス』の三名は、まず地表付近の森林地帯や木々の密集地を選んで低空飛行で空を駆けながら皇帝へと接近を試みる。
 次にしっかりと地形と情報を利用――木々を盾にする事で、パッセンジャーのエネルギー略奪が弱まる場所を狙って忍び寄っていたのだ。
「それにしても……草木を愛する死にたがりの皇帝さんか。植物にでも生まれ変われれば本望なのかねえ」
 見た目はあどけないパッセンジャーの姿に何かを思ったのか、アレクサンドル。
 彼はパッセンジャーと会敵した瞬間にユーベルコード『神魔審判』を発動し、味方に回復を与えながらパッセンジャーにダメージを与える領域を展開。
 それと同時に一花は集団戦において真価を発揮するユーベルコード『国士無双』を以て、自身を含めた『メレディノポリス』の連携による戦術性を更に精密なものへと昇華していく。
「パッセンジャー、俺達は木々を盾にする……その代わり、俺達も自然を焼かないよう戦う事を心掛けるぜ」
「そうか……助かる」
 パッセンジャーにその誓約を伝えた遥翔は、自身もユーベルコード『|星なる真焔《イグナイト・ノヴァ》』の発動準備に取り掛かる。
 今回はパッセンジャーへと誓った通り、周囲の木々には影響を与えずオーデュボンの『皇帝』のみを焼き払う特別な術式を組み込んでいる。
 故に、隙だらけ――そこをアレクサンドルと一花が全力で護衛すると言う訳だ。
「成程、木々を盾にしてなら……少なくともフィニッシャーが途中で撃破される可能性は低くなるか」
 その『メレディノポリス』の戦略に感心したかのような頷きを見せるパッセンジャー。
「だが、俺のユーベルコードを前に待機は自殺行為だと理解しているはずだが……」
 その事に訝しりながらもパッセンジャーは容赦なく無敵機械を抹殺形態に変形させ、その全力の出力で急激に狭くなる光の檻を出現させる。
 それは待ち――一切の動きを無くした戦術を有する者にとって最悪のユーベルコード。
 対処しなければ、エネルギーを略奪されて圧殺されるしかない――
「……いや、待てよ?」
 そこに、パッセンジャーはふとある事……固定観念を持っていたのではないか? という事に気が付く。
 それは――
「その通りだ……『|星なる真焔《イグナイト・ノヴァ》』は発動後こそ休眠状態となって行動不能となるが、その前の状態で行動不能になるユーベルコードじゃない!!」
 瞬間、遥翔と連携してキャバリア・スルトに乗り込んで『炎の剣』を振るって戦闘していたアレクサンドルと連携に気を配りつつ、私は主に援護と指示出しに努めていた一花が遥翔と共に戦場――舞台となる森から離脱していく。
 いや、正確には上空へと飛翔したのだ。
「その無限吸収に対処するには……必殺の一撃を叩き込むしかない」
「だが、油断はせず更に策を講じた……と」
「ああ」
 パッセンジャーはしてやられた、という表情で『メレディノポリス』の三人を見上げる。
「皇帝陛下。安らかにお眠りになって……? 死という棺の中でどうか永久の安寧に身をお沈めになられて」
「ま、背負っては行くさ」
 一花とアレクサンドルはその視線をそらさず、真っすぐとパッセンジャーと同じように『皇帝』を見据える。
 そして、遂に『|星なる真焔《イグナイト・ノヴァ》』のチャージが完了した――
「燃え尽きな、あんたの望むままに」
「さて……そうなると良いんだがな」
 瞬間、オブリビオンのみを焼き尽くす焔の波動砲が解き放たれる――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

|リミッター解除、封印を解く、オーバーロード《『幼年期の夢で見た魅惑つきせぬ領域。時間と空間を超越するただ一つの窮極的かつ永遠の“アリス”』》
|限界突破《『生命賛歌』》|継戦能力《『魂が肉体を凌駕する』》
|化術肉体改造《茨型植物系モン娘に変身》
|多重詠唱結界術で時間質量の現代、過去、未来の境界を切断し切断部位の接続《タイムフォールダウン》で|高速詠唱早業先制攻撃《自身の時を加速し》パッセンジャーの|マヒ攻撃、気絶攻撃、逃亡阻止《時を停滞させる》
コレをカゲブンシン・フェノメノンでの|10の64乗《不可思議な》分身達での重ね掛けで行うわ。デメリットも多重詠唱結界術と|高速詠唱多重詠唱医術《治癒魔術》に|継戦能力《ギャグ補正》による耐久性と再生力で相殺できるので仔細なし。
専門分野で負ける気はないの。
全力を振り絞り分身達と共同で|息止め《必殺》の|多重詠唱、大食い、早食い、捕食、盗む、エネルギー充填《エナジードレイン》よ。
えっちなのうみそおいしいです❤



「|超克《オーバーロード》――『幼年期の夢で見た魅惑つきせぬ領域。時間と空間を超越するただ一つの窮極的かつ永遠の“アリス”』」
 それは生命賛歌の再現。
 魂が肉体を凌駕する、とも形容される復活の権能。
 それを以てアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の|混沌魔術師《ケイオト》艶魔王少女・f05202)はパッセンジャーとの戦いに挑んでいく。
「茨型植物系モン娘に変身――そして、タイムフォールダウン」
 変身を行い、時間質量の『現代』『過去』『未来』の境界を切断。
 そのまま『現代』『過去』『未来』という『時間の切断部位』を自身の肉体に接続するという、なんとも形容しがたい所業を行っていくアリス。
「……俺も出鱈目な存在である事には確信は持っていたが……少なくとも、時間という概念を身体部位の延長にするのはお前位なものだろう」
「マザー・コンピュータは良いアイデアをくれたわ。この世界の時間の本質とは『質量ある物体』――故に、物体である以上は加工が可能と言う訳よ」
「それで実現するのは、流石に『生命体の埒外』とでも言うべき……か!」
 パッセンジャーはアリスの『五感と技能を共有する分霊』を出現させるユーベルコード『カゲブンシン・フェノメノン』に対して攻撃を加えていく。
 対してアリスは自身の時を加速し、累積したダメージが堪え切れる域を振り切る前に決着を付けにパッセンジャーの――時間へと干渉していく。
「――『パッセンジャー・レイ』!」
 そこにパッセンジャーは魔導砲撃でアリスの分身を集中的に攻撃。
 干渉されて時間が停止させられる前に、アリスを仕留めるべく短期決戦を狙う。
「残念ね。耐久性と再生力で相殺できるので仔細なし……」
「何!?」
 だが、アリスにフィードバックされているはずの分霊のダメージは……累積しきる前に見る見るうちに治癒されていくではないか。
「専門分野で負ける気はないの……さぁ、のうみその味はどんな味なのかしらね?」
 アリスは結界術と多重詠唱の技能を極限まで高めた猟兵。
 故に分霊からのフィードバックを、その二つの技能を組み合わせた治癒魔術で回復する事によるデメリットの相殺を狙ったのが、今回の作戦であった――

大成功 🔵​🔵​🔵​

空桐・清導
POWで挑む
アドリブ大歓迎だ

「永遠の生、か。
それがどういった経緯で至ったのかは分からないが、
アンタにとっては呪いになっちまったんだな。
…いいぜ、その永遠、オレが断ってやる。」
拳を握りしめ、パッセンジャーを見上げる

「アンタの無限吸収を真正面からぶち破ってやる。
嘘だと思うなら、全力で掛かってきな!!」
UCを発動し、同時に激しいオーラを纏う
一気に接近して無敵機械の顔面をぶん殴る
即座に修復される前に次の一撃を叩き込む
「お前の無限がぶっ壊れるまで、
オレとブレイザインで[限界を突破する]!
オレ達の力!その目に焼きつけやがれぇええ!!!」
無限を超えるという荒唐無稽
だがしかし、彼らは出来ると信じている
そして、その瞬間は訪れた
無敵機械の修復が追いつかない
無限を超える力がここに顕現する
「超…必殺!!エターナル・エンドォオオ!!」
拳にこめられた一撃でもって
無敵機械はその永遠を砕かれた

「褒美として最後に少し話す時間を貰いたい。
少し身勝手な質問だけど、心残りとかはないか?
オレが可能なことなら、聞いてやるよ。」



「永遠の生、か。それがどういった経緯で至ったのかは分からないが、アンタにとっては呪いになっちまったんだな」
「ああ、正に呪いだ……全力で行かせてもらう。だから――」
「……いいぜ、その永遠、オレが断ってやる」
 そのパッセンジャーの言葉に、空桐・清導(ブレイザイン・f28542)は拳を握りしめ、パッセンジャーを見上げ――
 ――パッセンジャーの無限吸収を真正面からぶち破って、突撃していく!
「何!?」
「嘘だと思うなら、瞳を逸らすな――全力で掛かってきな!!」
 急激に狭くなる光の檻による包囲網が完全に敷かれる前に、不意を突いて空桐は激しいオーラを纏いながら高速でパッセンジャーの元へと接近。
 その速度と勢いを保ったまま、無敵機械の顔面をぶん殴る!!
「まだだ!!」
「ッ、お前は……」
 即座に修復される前に次の一撃を叩き込む――叩き込み続ける空桐。
 その姿は愚直だが、硬く揺るがない信念を有している。
「お前の無限がぶっ壊れるまで、オレとブレイザインで限界を突破する!――オレ達の力! その目に焼きつけやがれぇええ!!!」
「これ、は……!!」
 無限を超えるという荒唐無稽――しかし、少なくとも空桐とブレイザインは可能だと信じている。否、確信している。
 その信念を現実へと昇華するべく、光速に等しき速度で紅き機械鎧を身に纏ったヒーローは光の檻による包囲網が敷かれるその刹那。
 ただ、少年の生を呪いの形で縛る無敵機械に殴打を与え続けていき――
「超……必殺!!エターナル・エンドォオオ!!」
 無敵機械の修復が追いつかない、その瞬間は訪れた。
「まさか、そんな方法でやり遂げるとはな……」
 無限を超える力がここに顕現する瞬間を前に、パッセンジャーは呆れを隠せない。
 こんな愚直で真っすぐな男……不死の呪いに縛られた生の中でも、見た事が無かったのだろう。
「これが、俺のヒーローズ、だぁぁぁ!!!」
 最後の一撃。
 それが繰り出された事で粉砕される無敵機械を、パッセンジャーは目にした。

 拳にこめられた一撃でもって、無敵機械はその永遠を砕かれた。
 故にその無敵機械によって不死の呪いに縛られたオーデュボンの『皇帝』――パッセンジャーは骸の海へと変える。
「オブリビオンとしての本懐を果たせないのは残念だが……これはこれで、悪くないか」
 すっきりとした表情で、パッセンジャーは笑みを浮かべる。
 それは外見相応の、無垢で爽やかな笑顔だ。
 そんな良い|表情《えがお》を浮かべる少年は、骸の海へ帰る。
 オブリビオンである以上は、当然の帰結だ。
「褒美として最後に少し話す時間を貰いたい。少し身勝手な質問だけど、心残りとかはないか? オレが可能なことなら、聞いてやるよ」
「……ああ、そうだな。褒美くらいは良いか……なら――」
 そう言ってパッセンジャーは空桐にある事を語った後、満面の笑みを以て骸の海へと帰っていった――

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年09月21日


挿絵イラスト