アルカディア争奪戦②〜星空に舞う正義の序章
「『|拒絶の雲海《アルカディア・エフェクト》』だと……!?奴らめ、まさか『|世界樹嵐《イルミンスール・グリード》』を再現していたのは……!」
深刻な表情でグリモアを起動させ、各世界から猟兵を招集したのはアドナ・セファルワイド(セファルワイド初代にして最後の皇帝・f33942)。
彼女はグリモア猟兵として宣言する。
ブルーアルカディアにおける戦争……『アルカディア争奪戦』の開始を。
「奴らの目的は共通している――雲海に眠る『アルカディアの玉座』に到達する事で『願い』を叶える事。例え、その過程でブルーアルカディアが滅びようと意に介さないのだ」
幸いにも、ブルーアルカディアには飛行艇を駆る勇士達が存在する。
彼らと共に雲海の中を突き進み、屍人帝国の『アルカディア争奪戦』に乱入する。
それが今回の戦争の目的だ。
「最終目標はアルカディアの玉座を屍人帝国の皇帝共が辿り着く前に我ら猟兵が制圧する事。其れが今回の『アルカディア争奪戦』の勝利条件となる」
アドナはそう言って共通項を述べた後、猟兵達を見据える。
「あらゆるものは何時か滅びる。だが、オブリビオンによって齎されるものではない……それは、猟兵の総意であろう」
出身世界に存亡をかけた大戦争。
この戦いに敗北すれば、カタストロフが待ち受けている。
「故に、頼むぞ……我が同胞共よ」
今回赴くのは屍人帝国『コルディリネ』によって移動させられた|円環世界《リングワールド》とも呼ばれる浮遊大陸であり、神隠しの末裔たる異世界の種族も数多く含む「種族のるつぼ」であり、コルディリネが進駐した後も、各部族が独自に抵抗を続けている地域だ。
「そこで今回は、オルダナの飛空艇港で、新たな勇士を探す事が目的だ。世界を救う戦いに選ばれた勇士を、見つけてやってくれ」
戦略的な観点でも良し、戦力的な観点でも選んでも良し。
ただ『世界を救うのに相応しい勇士』を選んだ仲間に引き入れるのが今回の依頼だ。
「人員確保は戦争の要だ。頼んだぞ」
黒代朝希
ブルーアルカディアが戦争です!
今回は『世界を救うのに相応しい勇士』を見つける為戦場へ向かってもらいます。
プレイングボーナス……新たな勇士を探す。
に加えて、
プレイングボーナス……『世界を救うのに相応しい勇士』を見出す。
が存在しています。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。
第1章 日常
『星空でダンス』
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POW : 荒々しく、或いは力強く踊る
SPD : テクニカルに、或いは速さを意識して踊る
WIZ : 優雅に、美しく踊る
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎!
なるほど、つまりヘッドハンティング!
了解デース! ワタシの勧誘テクニックを用いて、勇士を見出してみせマショー!
という訳で、飛空艇港にて屋台を展開。
出張、バルタン・クッキング!
さあさあ、エブリワン!
今、ブルーアルカディアの趨勢をかけたバトルが始まろうとしておりマース!
我こそはという方には、無料で我が勇士鍋(素材オブリビオン)を振舞いマース!
そして見事戦い抜き、生還した勇士には宴をセッティングいたしマショー!
いざ、集いマショー!
(戦いに参加する動機と、生き残るモチベーションを提供する料理人スタイル)
「なるほど、つまりヘッドハンティング! 了解デース! ワタシの勧誘テクニックを用いて、勇士を見出してみせマショー!」
ハイテンションにバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)はメイド服に身を包み、飛空艇港にて屋台を展開。
作っている料理は勇士鍋……人型ではない魔獣系統のオブリビオンを使用した煮込み料理だ。
ちなみにブルーアルカディアでは魔獣系統のオブリビオンを調理して食す文化が根付いている為、そこまでゲテモノ料理と言う訳ではない。
見た目も普通にジビエ料理のテイストが入った煮込み料理である。
「さあさあ、エブリワン! 今、ブルーアルカディアの趨勢をかけたバトルが始まろうとしておりマース!」
バルタンのジョブの一つは超級料理人、優れた料理を以て人心を掌握するのはお手の物。
彼女の料理に引かれた勇士達は箸を進めながらバルタンの話を聞いていく。
「世界の終焉に抗う勇士達をワタシは求めていマース! 我こそという方は無料で我が勇士鍋を振る舞い続けマショー!!」
更に『アルカディア争奪戦』が終わればバルタンは共に戦ってくれた|勇士《仲間》達に宴をセッティングしてくれるとの事だ。
勇士達が箸を進めている勇士鍋の味は絶品であり、その宣言は更に終焉に抗う者達の士気を高揚させていった。
「いざ、集いマショー! そして今は戦いに備えて鍋を楽しみマショー!」
超級料理人として更に美味な料理を作成して振る舞っていくバルタン。
戦いに参加する動機と生き残るモチベーションを提供するスタイルは、正に料理人の猟兵であった。
大成功
🔵🔵🔵
ローズ・ベルシュタイン
アドリブや他猟兵との連携歓迎
■心情
世界を救うのに相応しい勇士ですか、
人は誰でも正義の心を持っていたら世界を救う素質もあると思いますわ。
後は実力を伴っていれば最適ですわね。
■行動
まずは【礼儀作法】で勇士たちに話し掛けておきますわね。
「私はブルーアルカディアを救いに来た猟兵ですわ、
どうか貴方がたの力を貸して頂けないでしょうか?」
【情報収集】により、勇士たちの互いの情報を聴き集めて
より戦力の強い者を探し出しますわね。
上手く勇士を見つけられたら、夕焼けの薔薇の扉(UC)を使用しますわね。
「さぁ、このユーベルコードの中へお入り下さい。
一緒に世界を救いに向かいましょう!」
碧宝珠・愛羅々
やあやあ、志し有る者たちよ!空の勇士にならないかしら?
島の中から、お空のすべてを語れるかしら?ここから見渡せる場所が世界のすべてじゃない事は、あなたも気づいてるはずよ。
UCと演説で、一人一人に情熱を伝えていくわ。1島民から大海原に船出したあたしが、初心者からのチュートリアルで、どこに出してもやっていける一人前の空の勇士にしていくわ!
まずはあたしの船に乗りなさい、見た目が海賊船とか、中身が商業船とか、色々ツッコミ所あるけど。一番の売りは、かわいいコックさんが美味しい料理を作ってくれる所よ
一つお約束、あたしの後ろには立たないでね。大砲撃つ時とか特に危険よ
気に入ったら、愛羅々船長の船にずっといてね!
「世界を救うのに相応しい勇士ですか……人は誰でも正義の心を持っていたら世界を救う素質もあると思いますわ」
その論理は、少なくともローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)にとっては真理と言っていい。
正義や理想の無い力に伴う結果等、無価値に過ぎる。
逆説的に言えば、その正義や理想を抱いて行動する人は誰しも『その可能性』を等しく有しているのだ。
「後は……実力を伴っていれば最適ですわね」
無情だが理想や正義があってもそこに力が無ければ意味はない、正確には意味を証明できない。
故に正義も理想も力も有するローズは、猟兵として戦うのだ。
「私はブルーアルカディアを救いに来た猟兵ですわ、どうか貴方がたの力を貸して頂けないでしょうか?」
飛空艇港に赴いたローズはカーテシーと一礼を披露した後、集まった勇士達に話を切り出していく。
典雅な雰囲気と美麗な容姿を持つローズは正に深窓の令嬢。
そんな彼女が真摯に話を切り出せば、勇士達も真剣に話を聞かざるを得ない。
「屍人帝国の中でも強大な勢力を持つ六つの帝国が、この世界を滅ぼそうとしているのです。それはこの世界に雲海が満ちている事からも証明できます」
ローズの言葉に勇士達の中で動揺が広がる。
世界が滅びると言ってもすぐには実感がわかない。
だが九月に入ってから急激に雲海が広がっているのは事実であり、それが収まらなければ世界が雲海に飲み込まれ滅びるのは想像がつく。
「な、なぁ! 本当にアンタについていけば世界を救えるのか!?」
「勿論、ですわ」
自信満々の笑みで断言するローズ。
それは間違いなく将の器の顕れ。
「さぁ、このユーベルコードの中へお入り下さい。一緒に世界を救いに向かいましょう!」
ユーベルコード『夕焼けの薔薇の扉』で作り出した薔薇の花弁が形作る花の扉を具現化し、ローズは薔薇の庭園へと勇士達を招いていく――
「やあやあ、志し有る者たちよ!空の勇士にならないかしら? 島の中から、お空のすべてを語れるかしら? ここから見渡せる場所が世界のすべてじゃない事は、あなたも気づいてるはずよ」
そんな冒険心を擽る言葉で勇士達の気を引いていくのは碧宝珠・愛羅々(流離いの薬味ハンター・f34916)。
島民から大海原に船出した彼女にとって、如何に未知なる世界への冒険心を擽れるかは良く分かるものごとである。
「初心者からのチュートリアルで、どこに出してもやっていける一人前の空の勇士にしていくわ!」
そう言って身振り手振りを以て勇士達の気を引き、話を聞かせていく状況に持っていく愛羅々は飛空艇港に停めておいた商業船飛空艇――見た目は海賊船である飛空艇のドアを開け、勇士達を船内へと引き連れていく。
「まずはあたしの船に乗りなさい、見た目が海賊船とか、中身が商業船とか、色々ツッコミ所あるけど。一番の売りは、かわいいコックさんが美味しい料理を作ってくれる所よ」
愛羅々の言葉に一部の男子の勇士が歓声を上げる。
そのコックさんが誰であれ、可愛いのは事実である。
「一つお約束、あたしの後ろには立たないでね。大砲撃つ時とか特に危険よ」
その事について釘を刺した後、彼女は超級料理人として素晴らしい料理を勇士達に振る舞っていく。
料理に舌鼓を打ち、満足になった勇士達は改めて愛羅々についていく事を約束する。
「気に入ったら、愛羅々船長の船にずっといてね!」
その言葉に、勇士達は頷いた。
やがて見た目は海賊船の商業船飛空艇は空を飛び立つ。
その先にあるのは、屍人帝国との戦い。
……だが、そこでの一か月を通した闘いの日々は――勇士達の人生にとって輝けるものとなるだろう。
大成功
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