0
【サポート優先】禁断の果実

#ヒーローズアース #知恵の実 #エデン #グリモアエフェクト

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#ヒーローズアース
🔒
#知恵の実
🔒
#エデン
🔒
#グリモアエフェクト


0




 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●ヒーローズアース
 グリモアエフェクトによって、ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が将来訪れたであろう『大いなる危機』を、その前段階で予知する事に成功した。
 ガジルが予知したのは、失われたはずの『知恵の実』が出現する未来。
 知恵の実は、かつてセンターオブジアースにあった神々の庭『エデン』に生えていたモノ。
 エデンには人類の始祖たるアダムとイブが庇護されていたものの、知恵の実を食べてユーベルコードを修得した事で、護る必要がなくなってしまったため、彼らは追放され、そこにあったモノが、すべて焼却されてしまったようである。
 だが、知恵の実は焼却されておらず、ブラックマーケットで取引されていた。
 しかも、知恵の実を食べた人間は、新たなユーベルコードをひとつ獲得する事が出来るらしい。
 ただし、アダムとイブの末裔である『ヒーローズアースの人類』が知恵の実を食べると、副作用として『世界から追放』され、『骸の海と融合してしまう』ようである。
 そうなってしまったら、最後。
 骸の海と融合してしまった犠牲者から大量のオブリビオンが溢れ出し、街を埋め尽くしてしまうらしい。
 おそらく、それは犠牲者が望んでいなかった未来。
 だが、避ける事の出来ない現実でもあった。
 現在、犠牲者は骸の海と融合し、大量のオブリビオンを生み出している。
 この犠牲者さえ倒す事が出来れば、骸の海が消滅し、オブリビオンの発生を止める事が出来るらしい。
 そういった事も踏まえた上で、事件の解決に向けて頑張ってほしいと言う事だった。


ゆうきつかさ
 この依頼はサポート優先です。
194




第1章 集団戦 『ジャスティスクルセイダーズ』

POW   :    ジャスティス・クルセイド
【剣先】を向けた対象に、【天から飛来する十字型の光線】でダメージを与える。命中率が高い。
SPD   :    ジャスティス・グレートレイジ
【己の正義を妨害する者達への怒り】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
WIZ   :    ジャスティス・オーバードライブ
自身に【強大なる聖なる光】をまとい、高速移動と【聖剣からの光線】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。

イラスト:弐壱百

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

マホルニア・ストブルフ(サポート)
口調:男性的
一人称:私
三人称:お前、呼び捨て
【だ、だな、だろう、なのか?】~か、〜するよ、構わん、等
協力者には丁寧に接する。

行動方針:問題の解決
一般人がいれば保護が優先。
多少の負傷は気にせず行動。

◇戦闘・技能
知覚端子を張り巡らせ、地形や敵の動向を情報収集しながらサポートしようか。
武器はレヴィアスクかアサルトライフル、白兵戦。移動や捕縛でワイヤーを使うこともあるな。
UCはハッキングとUDC由来の呪詛を組み合わせて実現させる。よろしく頼む。


高柳・源三郎(サポート)
旅芸人一座の座長、それが高柳源三郎じゃ!!(まだ零細なんじゃがな......)。
性格は酔いどれおやじじゃが旅芸人一座の座長なので本番(戦闘)では酔いが殆ど覚めて戦うことが出来るんじゃ。
武器である【不思議なたぬき人形「はな」】【暗殺用たぬき人形「たろう」】を使いまるで踊りや人形劇をするかのう様にユーベルコードを使い戦うのじゃ。時々【竜珠】に封じ込めてある骸魂・八岐大蛇に乗っ取られて暴れて回ってしまうんじゃ。
情報収集は芸をして道行く人の足を止めて人達の噂話を聞けば集められると考えてとるんじゃ。
宴会技能が高いので戦場で宴会をするんじゃ。
口調は(わし、~殿、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)です。




 知恵の実を喰らって、骸の海と融合した犠牲者から溢れ出したのは、大量のジャスティスクルセイダーズであった。
 ジャスティスクルセイダーズ達は、あっという間に街を埋め尽くし、そこに住んでいた住民達を恐怖のどん底に陥れた。
「……随分と賑やかな事になっているな?」
 マホルニア・ストブルフ(欠けた年代記・f29723)が、ジャスティスクルセイダーズ達に視線を送った。
 どうやらジャスティスクルセイダーズ達は骸の海から次々と溢れ出ているらしく、犠牲者を倒さない限り、止まる事がないようである。
「お前もパーティに加わるか?」
「歓迎するぞ? 参加費は、お前の命だ!」
「ただし、拒否権はない! 死ねええええええ!」
 その視線に気づいたジャスティスクルセイダーズ達が、聖剣を握り締めて次々と斬りかかってきた。
「やれやれ、物騒な宴に招待されてしまったようじゃのう」
 高柳・源三郎(幕府公認?の飲んだくれ野郎な旅芸人座長・f15710)が困った様子で溜息を洩らした後、ジャスティスクルセイダーズ達の攻撃を避けた。
「いまさら後悔したところで手遅れだ!」
「お前達は悪だっ! 故に、死なねばならない」
「何故なら、我らが正義! 我等の行いは、すべて正しいのだから!」
 ジャスティスクルセイダーズ達が歪んだ正義を振りかざし、何度も聖剣を振り下ろした。
 その攻撃を酔いどれタヌキの如くヒョイッと避け、ジャスティスクルセイダーズ達の注意を引いた。
「せっかく招待されたんだから、楽しませてもらうとするか」
 それに合わせて、マホルニアが【やわらかなしみとおる(シミイル)】を発動させ、ジャスティスクルセイダーズ達の心を震わせた。
「んん、なんだ、この感覚は……」
「恐怖……いや、違う。もっと、何か別の……」
「一体、何をした! わ、我々に何をしたのか!?」
 ジャスティスクルセイダーズ達が激しく動揺した様子で、ジリジリと下がっていった。
「わしらの興行を邪魔した時点で、終わりと言う事じゃ」
 そこに追い打ちをかけるようにして、源三郎が【興行の妨害とは…、お代は命じゃな。(オブスタクル・トゥー・ヘル)】を発動させ、不思議なたぬき人形「はな」と暗殺用たぬき人形「たろう」を、おぞましく殺意溢れる操り人形に変え、ジャスティスクルセイダーズ達に攻撃を仕掛けていった。
「タ、タヌキ達が!」
「あれは置物じゃなかったのか!?」
「ま、間違いない。あれは殺人ダヌキだ!」
 その事に危機感を覚えたジャスティスクルセイダーズ達が、一斉に自分達の身を守った。
 それと同時に、ジャスティスクルセイダーズ達の懐に潜り見込み、容赦のない攻撃を繰り出すのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
 人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。

基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。

武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。

クロムキャバリアでも生身で戦います。

不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。


ハイパー・マン(サポート)
『来たぞ、私が、ハイパーマンだ!』
 神のスーパーヒーロー×ミュータントヒーロー、39歳の男です。
 普段の口調は「男性的(私、~くん、だ、だな、だろう、なのか?)」、敵には「高圧的(俺、貴様、言い捨て)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
スーパーヒーローとしてふさわしい振る舞いを意識し、依頼の成功に全力を注ぎますが、何より周りの誰かを助けることを優先します
パンチはニュートラルパンチ、キックはブリッツキックと叫びながら攻撃します


高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
 スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
 普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「ち、畜生っ!」
「まさか、ここまで強かったとは……」
「だが、我らは決して屈しない。何故なら我らこそ、正義だからだ!」
 ジャスティスクルセイダーズ達が動揺した様子で、自分達が正義側である事を強調した。
「いや、貴様等の悪事も、ここまでだ!」
 そんな中、ハイパー・マン(神のスーパーヒーロー・f16472)が颯爽と現れ、ジャスティスクルセイダーズ達の前に降り立った。
「なんだ、貴様は!」
「そもそも、正しいのは、我らの方だ!」
「故に、これは悪事ではない! 正義だ!」
 ジャスティスクルセイダーズ達が、キッパリと言い放った。
「だったら、戦って決着をつけよう」
 すぐさま、緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)が重戦斧【緋月】を握り締め、真正面からジャスティスクルセイダーズ達に突っ込んでいった。
「望むところだ!」
「我等の正義を思い知るがいい!」
「でりゃあああああああああああ!」
 それを迎え撃つようにして、ジャスティスクルセイダーズ達が聖剣を振り上げ、透乃に斬りかかっていった。
 即座に、透乃が気合を入れて聖剣を弾き、ジャスティスクルセイダーズ達に斬りかかった。
「こ、これは……読書を薦めている場合ではなさそうですね」
 そんな中、高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)が、気まずい様子で汗を流した。
 ジャスティスクルセイダーズ達は例え聖書であっても叩きつけそうな勢いで、みんな殺気立っているようだった。
「ああ、その通りだ」
「いま必要なのは、お前達の血だからなっ!」
「それじゃあ、覚悟してもらおうか! 正義のために死んでもらう!」
 次の瞬間、ジャスティスクルセイダーズ達が聖剣の切っ先を向け、天から十字型の光線を落とした。
「さあ来い、私が相手だ!」
 即座に、ハイパーが【ハイパーモード】を発動させ、黄金のオーラで全身を覆い、十字型の光線を避けるようにして飛翔した。
「イイ度胸をしているじゃないか!」
「ならば、手加減をする必要はないな!」
「……それでは望み通り、死んでもらうっ!」
 ジャスティスクルセイダーズ達がハイパーに剣先を向け、再び十字型の光線を天から落とした。
「……!」
 その攻撃を間一髪で避けた後、ハイパーがジャスティスクルセイダーズ達に攻撃を仕掛けていった。
「幾千もの書物の知識よ、私の中に眠る書物の記録よ、目覚めなさい!」
 それに合わせて、茉莉が【司書の覚醒(シショノカクセイ)】で嘗て読んだ幾千もの書物の知識に覚醒し、秘密の司書さんに変身する事で、戦闘能力が爆発的に増大させた。
「なんだ、この気配は……」
「まさか、この短時間でパワーアップしたと言うのか!?」
「あ、ありえん! そんな事……あり得る訳が……。し、信じられん!」
 ジャスティスクルセイダーズ達が、警戒心をあらわにした。
「それじゃ、いくよ!」
 次の瞬間、透乃が【緋月覚醒(ヒヅキカクセイ)】で満腹感を代償にして、重戦斧【緋月】の封印を解き、妖しく光る緋い三日月が発現した状態に変化させ、ジャスティスクルセイダーズ達に襲い掛かった。
「クッ、強い!」
「だが、負けるつもりは、微塵もない!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 ジャスティスクルセイダーズが雄叫びを響かせ、次々と聖剣を振り下ろした。
「……!」
 その事に気づいた透乃が重戦斧【緋月】を振り上げ、ジャスティスクルセイダーズが持っていた聖剣を弾き飛ばした。
「ば、馬鹿なっ!」
「あの一撃を避ける事なく、弾き返すとは……!」
「ひ、怯むなっ! 我等の正義を貫けえええええ!」
 そう言ってジャスティスクルセイダーズ達が聖剣を握り締め、再び斬りかかってきた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんけどぉ、だからと言って乱発すればいいってものでもないですよねぇ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談すればいいでしょうかぁ~?
けどぉ、非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
大丈夫ですよぉ~、手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。
荒事以外の御用ならめいっぱい楽しんじゃいますよぉ~。
特に読み物なんかは好きですねぇ~。
※アドリブ・連携歓迎


天庭・長光(サポート)
ヤドリガミのテニスプレイヤー×フリッカースペード、外見年齢18歳の男です。
普段の口調は(オレ、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)、敵に対しては三人称が(貴様)になります。
戦闘スタイルはテニス:歌=9:1
基本的に仏頂面で笑ったりしませんが、天然ボケの傾向があるのでコメディにも対応可能。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。アドリブ連携なども大歓迎です。
よろしくお願いたしします!


ロバート・ブレイズ(サポート)
『否定せよ』
人間の文豪 × ナイトメア適合者
年齢 81歳 男
外見 184.6cm 黒い瞳 白い髪 色白の肌
特徴 投獄されていた 野心家 求道者 凶暴 とんでもない甘党
口調 冒涜翁(私、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)
気にいったら 冒涜王(俺、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)

恐怖・発狂・誘惑などの精神的な攻撃に対しての異常な耐性を有しています。
否定する事で恐怖を与え、冒涜する事が多いです。凶暴なので近接戦闘が好み。
宜しくお願い致します。


リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能

接近戦で戦う場合は鎖鎌の【薙ぎ払い】と鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメイン
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装で【薙ぎ払い】や【一斉発射】。キャバリアもあります
その他状況によって魔術的な【属性攻撃】や【破魔】等使用

猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる
また、無力なNPCが大人数いる場所での戦闘も彼らを【仮面憑きの舞闘会】で強化して戦わせつつ身を守らせることも可能。


ギャレット・ディマージオ(サポート)
●設定等
ダークセイヴァー出身の冷静沈着な黒騎士です。
かつてオブリビオンに滅ぼされた都市で自分一人だけ生き残ってしまった過去を悔いており、人々を守り、被害を防止することを重視して行動します。

●戦闘において
「露払いは私が努めよう」
(敵に)「貴様らの技で、私が倒せるのか……試してみるがいい」

・牽制攻撃
・敵の攻撃から他の猟兵や一般人を守る
・敵の攻撃を回避してカウンター
・ついでに敵の強さを解説する
など、防御的・補助的な行動を得意とします。

メイン武器は「黒剣」です。

他は全てお任せします。
別の猟兵との交流や連携等も自由に行ってください。
どうぞよろしくお願いします。


藍原・蒼夜(サポート)
 人間の學徒兵×力持ち、20歳の女です。
 普段の口調は「おっとり系(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 偉い人には「敬語(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびり、おっとりした性格で、多少天然ボケな面もあります。
武器は主に退魔刀を使用して戦います。
好きな物は、可愛いぬいぐるみ、綺麗な花、静かな場所。
趣味は小説等の読書。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


赤嶺・愛(サポート)
『世界が平和になりますように』
 人間のパラディン×シーフの女の子です。
 普段の口調は「平和を愛する(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、怒った時は「憤怒(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく、人と話す事が好きで
平和的な解決を望む優しい性格の女の子ですが
戦う事でしか依頼を成功出来ない時は戦う事も厭わないです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


エダ・サルファー(サポート)
アックス&ウィザーズ出身の聖職者で冒険者です。
義侠心が強く直情的な傾向があります。
一方で、冒険者としての経験から割り切るのも切り替えるのも早いです。
自分の思想や信条、信仰を押し付けることはしません。
他人のそれも基本的に否定はしません。
聖職者っぽいことはたまにします。
難しいことを考えるのが苦手で、大抵のことは力と祈りで解決できると言って憚りません。
とはいえ、必要とあらば多少は頭を使う努力をします。
戦闘スタイルは格闘で、ユーベルコードは状況とノリで指定のものをどれでも使います。
ただ、ここぞでは必殺聖拳突きを使うことが多いです。

以上を基本の傾向として、状況に応じて適当に動かしていただければ幸いです。


飯綱・杏子(サポート)
あの|食材《オブリビオン》を狩ればいいっすね? 任せるっす。

とりあえずヒト型でなければ食うことを考えるっす。
宇宙船やリビングアーマーの類だってきっと貝類みたいに美味しい可食部があるっす。
何なら味付けでどうにかするっす。
一応【毒耐性】持ちなんで、毒は利かないっすよ。酔うけど。あと、腐敗も発酵もわたしには一緒っす。

多少の怪我は厭わず積極的に飲み食いします。他の猟兵に迷惑をかける絡み酒はしないっす。また素面の時は、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する絡み酒はたぶんしないっす。
あとはおまかせ。よろしくおねがいするっす!


座魔・舞尋(サポート)
「さぁ、あなたはどんな風に私を終わらせてくれる?」
敵がどんな攻撃をしてくるか期待しながら、まずは猟鬼を使った通常攻撃で本気で戦うよー。
ドMだけど敵の攻撃をわざと受けることはせず回避はする。けどもし食らったときはダメージでも状態異常でも、なんでも喜んで受け入れるよ。
一杯戦って攻撃を受けて楽しんで……じゃなくて瀕死になった後は【猟鬼解放】で猟鬼を呼び出して、後始末を任せるよ。
シナリオのルールや条件はちゃんと順守するよー。

グロはOKえっちなのはNG


陽環・柳火(サポート)
東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。

悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
戦闘では炎系の属性攻撃を交えた武器や護符による攻撃が多い。
正面からのぶつかり合いを好みますが、護符を化け術で変化させて操作したりなどの小技も使えます。
全力魔法使用後の魔力枯渇はにゃんジュール等の補給で補います
名刀『マタタビ丸』は量産品なので、もしも壊れても予備があります。

 ユーベルコードは指定した物を使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「だ、誰か~!」
「助けてぇ~!」
「怖いよぉ~!」
 各地で戦闘が続く中、悲鳴を上げて逃げ惑っていたのは、孤児院に住む子供達であった。
 子供達はジャスティスクルセイダーズの襲来に怯え、我慢の限界に達して、孤児院の中から飛び出してきた。
「……何も怖がる事はない」
「無駄な抵抗さえしなければ楽に死ねる」
「さあ、目を閉じて、その命を捧げろ! そうすれば、お前達の魂は救われ、天界に旅立つ事が出来るだろう」
 ジャスティスクルセイダーズが、力強く聖剣を掲げた。
 各地でジャスティスクルセイダーズの敗北が伝えられている事で、だいぶ焦っているのか、適当な事を口にして、手早くコトを終わらせようとしているようだった。
「はいはい、そこまでっす~。これ以上、悪い事をするなら、容赦はしないっすよ」
 その邪魔をするようにして、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)が宇宙バイク『アルタイル』に乗って現れ、ジャスティスクルセイダーズを次々と撥ねた。
「うわーん!」
 それを目の当たりにして子供達が、蜘蛛の子を散らすようにして逃げていった。
「こ、こ、殺す気か!」
「い、いきなり現れて、酷い真似を……」
「ご、こんな事をして、タダで済むと思うなよっ!」
 ジャスティスクルセイダーズがズタボロになりながら、聖剣を支えにして立ち上がった。
 最初は何が起こったのか、理解する事が出来なかったようだが、敵襲である事を悟って、警戒心をあらわにした。
「弱い者いじめは、よくないですよ~」
 その間に、向・存(葭萌の幽鬼・f34837)が、ジャスティスクルセイダーズの行く手を阻むようにして陣取った。
「……邪魔だ、退け!」
「そこにいるのは、悪の種っ! このまま放っておけば、悪に染まる!」
「だが、今なら間に合う! 悪に染まる前であれば、その魂は救われ、天に召される!」
 ジャスティスクルセイダーズが、適当な事をそれっぽく言った。
「それが、お前達の正義……という訳か。……実に滑稽だな」
 天庭・長光(テニスのヤドリガミ様・f38574)が呆れた様子で、皮肉混じりに呟いた。
「お前は何も分かっていない」
「我等の正義が分からぬとは、実に愚か」
「……止めておけ。悪党に何を言っても、無駄だ! コイツ等に必要なのは、コレだ!」
 その事に苛立ちを覚えたジャスティスクルセイダーズが、聖剣をギュッと握り締めた。
「私は貴様を否定する。何が正義だ。悪そのものであろう」
 ロバート・ブレイズ(冒涜王・f00135)が、冷たい視線をジャスティスクルセイダーズに送った。
「なんだと!?」
「我らを馬鹿にしているのか!」
「ふざけやがって! 正義の鉄槌を下してやる!」
 ジャスティスクルセイダーズが、イラついた様子で聖剣を構えた。
「どうやら、私の出番みたいね。私がいる限り、あなた達の好きにはさせないわよっ!」
 藍原・蒼夜(蒼き宝刀・f23131)が、ジャスティスクルセイダーズをジロリと睨みつけた。
「はは、ははははは」
「面白い事を言うじゃないか!」
「お前達が現れたところで、結果は同じ。無駄死にが増えるだけだ!」
 ジャスティスクルセイダーズが、皮肉混じりに呟いた。
「そこまで言うのであれば、貴様らの技で、私が倒せるのか……試してみるがいい」
 ギャレット・ディマージオ(人間の黒騎士・f02429)が黒剣を握り締め、ジャスティスクルセイダーズに対して挑発的な言葉を吐いた。
「なんだと、貴様っ!」
「ちょ、調子に乗りやがって!」
「我らの力……、貴様の身体を使って、示してやろう!」
 ジャスティスクルセイダーズが殺気立った様子で、連携を取るようにして斬りかかってきた。
「我が黒剣の姿は一つではない」
 ギャレットが【黒刃鞭(ブラック・ブレイド・ウィップ)】を発動させ、黒剣を鞭剣形態に変形させ、長く伸ばして、ジャスティスクルセイダーズを斬り裂いた。
「ぎゃあ!」
「あの剣は、生き物か!?」
「うぐぐ……畜生っ! こんなはずでは!」
 ジャスティスクルセイダーズが、悔しそうにギチギチと歯を鳴らした。
「天よりも蒼き花弁よ、その力を以って邪悪なる者を浄化せよ!」
 続いて、蒼夜が【大空より蒼き花弁の舞(オオゾラヨリアオキハナビラノマイ)】で、蒼霊刀を明るい蒼色の薔薇の花びらに変え、ジャスティスクルセイダーズの身体を切り裂いた。
「ぐ、ぐぬおっ!」
「よ、避けられない!」
「ぎゃああああああああ!」
 その攻撃を喰らったジャスティスクルセイダーズが、あちこちで悲鳴を上げた。
「何故、分からない。この戦いが、どれほど無意味である事を……」
 長光が【アンチウォーヴォイス】を発動させ、反戦の主張を込めて歌う事で、聖剣の力を封じ込めた。
「な、何をした!」
「ま、まさか、この聖剣の力を!」
「あ、あり得ない! そんな事……あり得る訳が!」
 その事に違和感を覚えたジャスティスクルセイダーズが、一斉に聖剣をギュッと握り締めた。
 しかし、今までとは異なり、聖剣から力を感じる事が出来なかったのか、みんな動揺しているようだった。
「それじゃ、これは没収しますね~」
 その隙をつくようにして、存が【スキルマスター「スティール」】を発動させ、盗み攻撃の技能レベルをアップした上で、ジャスティスクルセイダーズから聖剣を奪い取った。
「い、いつの間に!」
「そ、それは、お前達が好きにしていいモノではない」
「……今すぐ返せ! お前だって、死にたくないだろ? さあ、早く!」
 ジャスティスクルセイダーズが動揺した様子で、存に対して警告をした。
 だが、存は華麗にスルー。
 ジャスティスクルセイダーズ達の警告を無視して、聖剣を盗みまくった。
「愉悦。恍惚。冒涜。至極――憶する事在らず、総てに大いなる否を宣告せよ」
 その間に、ロバートが【闇堕ち(ダークネス・シャドウ)】を発動させ、ブラックフォーム、トラウナックル、デッドブラスターを宿して、自分自身を強化した。
 その強化の代償で、全身から大量の血が溢れたものの、ロバートはまったく気にしていなかった。
「邪悪な力を使ったのか!?」
「やはり、悪っ! 絶対的な悪っ!」
「悪には鉄槌を! 決して許すな! 我等の正義を示すのだ!」
 ジャスティスクルセイダーズ達が半ばヤケになりつつ、次々と殴り掛かってきた。
「ここはいっちょ豪快に行かせてもらうっすよ!」
 それを迎え撃つようにして、リカルドが【四連黒死弾(シレンコクシダン)】を発動させ、鎖分銅を振り回しながら、呪殺弾を飛ばしてジャスティスクルセイダーズを牽制しつつ、呪毒属性を纏った鎖鎌の斬撃で次々と斬り捨てた。
「ば、馬鹿なっ!」
「我らが、こんなところで」
「……む、無念ッ! ぐわあああ」
 その一撃を喰らったジャスティスクルセイダーズが断末魔を響かせ、次々と地面に突っ伏した。


「う、うわああ、やめてくれ! それは大切なモノなんだ!」
 一方、アルダイン市長は自分の銅像を護るため、自らの命を捨てる覚悟で、ガッチリとしがみついていた。
 この銅像は、平和の象徴。
 故に、命を捨てても、安いモノだと思っているようだった。
 そして、それ以上に自分の姿を模した銅像が、破壊される事を許す訳にはいかなかった。
 そのためならば、自分の命を捨てても構わない。
 市民が、どうなっても構わない。
 そんな気持ちでいるためか、市長の気持ちに反して、市民の反応は冷ややかだった。
 結果的に、市民達は市長を囮にして、全速力で逃げる事を選択した。
「ちょっと、そこ! そんな銅像なんて、守っていないで、早く避難するにゃ!」
 その事に気づいたミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、アルダイン市長に対して警告した。
「ふ、ふざけるなっ! これは、この世で、最も大切なモノ。いわば、この街の命だ!」
 アルダイン市長がムッとした様子で、ミルディアをジロリと睨みつけた。
「ククク、愚かな……!」
「だが、こちらにとっては、好都合」
「少しでも、結果を出さねば……。これでは、何の意味もない」
 そんな中、ジャスティスクルセイダーズが、次々と地面に降り立った。
「いい加減に諦めなさい。あなた達の負けよ!」
 赤嶺・愛(愛を広める騎士・f08508)が、キッパリと言い放った。
「ふざけるなっ!」
「我々に敗北の二文字は存在しない!」
「笑っていられるのも、今のうちだからなァ!」
 ジャスティスクルセイダーズが、ムッとした様子で叫び声を響かせた。
「そんな事は、どうでもいい。戦うなら、別の場所でやってくれ!」
 アルダイン市長が迷惑そうに、悲鳴を上げた。
「さすがに、あれは……食材として、不向きのようっすね。念のため聞くっすが、中身は人っすか? それとも、リビングアーマーの類っすか?」
 飯綱・杏子(飯テロリスト・f32261)が興味津々な様子で、ジャスティスクルセイダーズに視線を送った。
「……見ればわかるだろ!」
「まさか、我等を食うつもりか!?」
「だったら、止めておけ! 痛い目を見るだけだ!」
 その事に危機感を覚えたジャスティスクルセイダーズが、反射的に仰け反った。
「それなら、クロエと遊んでくれる?」
 禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)が、ジャスティスクルセイダーズに視線を送った。
「ああ、もちろん、遊んでやろう」
「ただし、途中で文句を言うなよ? どんなに辛くても、な!」
「だからと言って、逃げるなよ? そんな事をすれば、容赦はしない!」
 ジャスティスクルセイダーズが邪悪な笑みを浮かべ、聖剣をギュッと握り締めた。
「……だったら、あなたはどんな風に私を終わらせてくれるの?」
 座魔・舞尋(破滅の探究者・f37479)が興味津々な様子で、ジャスティスクルセイダーズの顔を覗き込んだ。
「つまり死にたがり、か」
「クククッ、さて……、どうするか。このまま切り刻むか。消し炭に変えるか。想像するだけで笑いが止まらんなァ」
「……ならば、こうしようじゃないか。斬って、燃やして、叩き潰す! そうすれば、みんな納得するし、文句も出ないだろ?」
 ジャスティスクルセイダーズが、邪悪な笑い声を響かせた。
「とにかく、やるべき事は、ひとつ。悪い奴は、ぶっ潰す。ただ、それだけだ!」
 陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)が指の関節を鳴らしながら、ジャスティスクルセイダーズに対して言い放った。
「我等が悪い奴……だと!?」
「随分と面白い事を言うじゃないか」
「……ならば、我等の正義を示すだけだっ!」
 ジャスティスクルセイダーズが、冷たい視線を柳火に送った。
「それじゃ、行くよ!」
 すぐさま、愛が【優しき闘気(ピュア・オーラ)】で呪詛への耐性を持つ聖なるオーラを纏い、高速移動しながら剣に込めた魔力で光の矢を126本作り出し、ジャスティスクルセイダーズめがけて放射した。
「……ぐ!」
「ぐおっ!」
「ふ、ふざけた真似を!」
 その攻撃を喰らったジャスティスクルセイダーズが、イラついた様子で自分の身を護った。
「……皆、クロエの声に応えてね」
 黒絵が【呪われた無限の刃(カースド・ダンシング・ソード)】を発動させ、呪術を込めた無数の暗器でジャスティスクルセイダーズを攻撃した。
「な、なんだと!?」
「ええいっ! 鬱陶しい!」
「ぐぐっ! ぐわああああああああああ!」
 その攻撃を喰らったジャスティスクルセイダーズが身を護る事さえ出来ず、あちこちで悲鳴を上げた。
「いまのうちに、避難するにゃ。銅像と、自分の命……、どっちの方が大切にゃ!」
 ミルディアがアルダイン市長の腕を掴み、銅像から引き離そうとした。
「両方に決まっているだろうが! それに、ここから動かなければ、どっちも助かる! ……そうだろう?」
 アルダイン市長が勝ち誇った様子で、ミルディアを見つめてニヤリと笑った。
「さあ、行くぞ! 我等の力を見せてやれ!」
 ジャスティスクルセイダーズが聖なる光を身に纏い、聖剣から次々と光線を放射した。
「まさか、この程度……。すごく期待していたのに……」
 その攻撃をモロに食らった舞尋が深い溜息を漏らした後、【連鎖する呪い】でジャスティスクルセイダーズに癒えない傷跡を付与した。
 次の瞬間、次々と不慮の事故が発生し、ジャスティスクルセイダーズが悲鳴を上げた。
「うぐ、このままでは!」
「いまこそ、我らの正義を示す時ッ!」
「喰らえ、これが正義の……鉄槌だああああああ!」
 ジャスティスクルセイダーズが、一斉に聖剣の切っ先を向けた。
 それと同時に、天から十字型の光線が飛来し、猟兵達に降り注いだ。
「ちょ、ま! こ、こら! やめろ! 銅像が! こ、壊れて、しまう! た、頼む! や、やめ、やめてくれ!」
 アルダイン市長が銅像に抱き着き、悲鳴にも似た叫び声を上げた。
「大丈夫、あなたの命は守るから!」
 エダ・サルファー(格闘聖職者・f05398)が、アルダイン市長の前に陣取った。
「……って、私だけじゃなく、銅像も守ってくれ!」
 アルダイン市長が涙目になって、銅像とガッチリ密着した。
「ま、まずは、お前からだ!」
「そ、そうだな。こいつから、やっちまおう!」
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
 ジャスティスクルセイダーズが、興奮気味に鼻息を荒くさせた。
「よく見ると、美味そうっすね。実は中身が人じゃなく、それ以外のモノだったりしないっすか?」
 即座に、杏子が【フードファイト・ワイルドモード】で全身の細胞が活性化させ、戦闘力を増強させた上でジャスティスクルセイダーズに迫っていった。
「き、気をつけろ!」
「ヤ、ヤツはケモノの目をしているぞ!」
「ま、まさかガチで俺達を食う気か! あり得ない!」
 ジャスティスクルセイダーズが身の危険を感じ、聖剣をギュッと握り締めた。
「さあ、聞いて驚け!!」
 それと同時に、エダが【聖職者式猫騙し(セイショクシャシキネコダマシ)】を発動させ、祈りを込めて手を叩く事で破裂音と衝撃波を放ち、ジャスティスクルセイダーズにダメージを与えた。
「うぐっ!」
「よ、避ける事が出来なかった」
「お、おのれ、ふざけた真似を! 絶対に……許さん!」
 ジャスティスクルセイダーズが悔しそうにしながら、聖剣をギュギュッと握り直した。
「……悪ぃな。ちぃーっと足癖が悪いんだわ」
 柳火が【黒猫獄焔牢(キャットウォーク・ヘルファイア・ジェイル)】を発動させ、地獄の焔を灯した脚でジャスティスクルセイダーズの身体を炎に包んだ。
 それに合わせて、仲間達が次々と攻撃を仕掛け、ジャスティスクルセイダーズを蹴散らしていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『アシュラレディ』

POW   :    阿修羅旋風
予め【六本の腕に持った刃物を振り回す】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
SPD   :    ブレイドストーム
自身が装備する【愛用の刃物たち】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ   :    シックス・ディフェンス
対象のユーベルコードに対し【六本の刃物による連続斬撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。

イラスト:otomo

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから8年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!

あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ

商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません

あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします


小宮・あき(サポート)
お困りの方がいる、と聞いて参りました。
スポット参戦のような形でフラリと。

◆性格・人柄
敬虔な聖職者として猟兵に目覚めた、人間の聖者。
です・ます口調の礼儀正しい少女。
ピンクの髪に、透き通る水色の瞳が特徴的。
ふふ、と微笑み愛らしい見た目で佇んでいますが、
本業は商人。ホテル経営者。冷静で非情な心も持ち合わせています。

既婚者。
神と夫に報告できない行動は、絶対に取りません。



◆戦闘
UC「神罰」
半径レベルmの【範囲攻撃】です。
強力なスポットライトのような光の【属性攻撃】で物質を透過します。
媒体は【祈り】。敬虔な聖職者の祈りは【早業】【高速詠唱】で発動。
最後衛で距離を取り戦います。

◆冒険
基本『お任せ』です。


レイン・ファリエル(サポート)
『さぁ、貴方の本気を見せて下さい』
 人間のサイキッカー×ダークヒーローの女の子です。
 普段の口調は「クールで丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、機嫌が悪いと「無口(私、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は落ち着いてクールな感じのミステリアスな少女です。
人と話すのも好きなので、様々なアドリブ会話描写も歓迎です。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


厳・範(サポート)
長年の修行で誘惑に強いお爺です。
食べ物に制限はありません。
話し方は古風です。

亡き親友との約束(世界を守る)で、封神武侠界のみで活動していましたが、『仁獣』性質と親友の幻影の後押しで決意し、他世界でも活動し始めました。
「放っておけぬのよ」

動きとしては、主にサポートに回ります。
【使令法:~】では、麻雀牌を利用して、対象生物を呼び出します。
【豹貓】は睡魔を呼ぶ、【胡蜂】は恨みの毒(理由は秘密の設定にて)という感じです。

また、半人半獣もしくは本性の麒麟形態だと、背に人を乗せることがあります。

なお、武侠の血が騒ぐと足技が出ます。

依頼達成のためとはいえ公序良俗に反する行為はしません。
あとはお任せします。


ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです


島津・有紗(サポート)
絡み・アドリブ歓迎
「じゃあ、始めましょうか」
戦闘前にイグニッションカードから装備を展開して装着します。
味方と連携しつつ索敵しながら行動し、相手との距離に合わせてなぎなた、強弓、ガンナイフを使い分けて戦います。
味方と連係する場合は、攻撃より味方の支援を優先します。
UCは状況に合わせた物を選択して使用します。


四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


コーデリア・リンネル(サポート)
 アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
 スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
 普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


エダ・サルファー(サポート)
アックス&ウィザーズ出身の聖職者で冒険者です。
義侠心が強く直情的な傾向があります。
一方で、冒険者としての経験から割り切るのも切り替えるのも早いです。
自分の思想や信条、信仰を押し付けることはしません。
他人のそれも基本的に否定はしません。
聖職者っぽいことはたまにします。
難しいことを考えるのが苦手で、大抵のことは力と祈りで解決できると言って憚りません。
とはいえ、必要とあらば多少は頭を使う努力をします。
戦闘スタイルは格闘で、ユーベルコードは状況とノリで指定のものをどれでも使います。
ただ、ここぞでは必殺聖拳突きを使うことが多いです。

以上を基本の傾向として、状況に応じて適当に動かしていただければ幸いです。


メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


シン・クレスケンス(サポート)
◆人物像
落ち着いた雰囲気を持つ穏やかな青年。窮地でも動じず冷静な状況判断で切り抜ける

◆スタンス
エージェントとして、猟兵として、人々の平穏を護る為戦うのが使命
悪しき相手→容赦無し
善良だが、戦いが避けられない相手→心を痛めるが、非情に徹する
回避可能→回避に注力

◆戦闘
詠唱銃での銃撃(【破魔】の魔力を込めた銀の銃弾)や魔術による攻撃を得意としている

◆UDC『ツキ』
シンに取り憑いているUDC。闇色の狼の姿をしている
追跡が得意(魔力を嗅ぎ分けている)で、戦闘は鋭い牙や爪を用いて行う

◆口調
・シン→使役の名は呼び捨て。丁寧で穏やかな話し方
・ツキ
俺/お前、呼び捨て。
~だぜ、~だろ、~じゃないか?等男性的な話し方


グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)


緋月・透乃(サポート)
『今日も元気に食べて楽しく戦おうね!』
 人間で22歳の女性です。
いつも元気で、強敵との戦闘、食べる、スリルを味わうことを好みます。

基本的に自分の楽しみのために行動し、敵味方問わず他人の心情等には配慮しません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用します。
戦闘では真っ正面からの突撃を好み、負傷は気合いで耐えれば良いと考えています。
戦闘以外のことも大体気合いと力でなんとかしようとします。
脳筋です。

武器は主に『重戦斧【緋月】』を使用しますが、他の武器の方が有効そうならそちらを使用することもあります。

クロムキャバリアでも生身で戦います。

不明な点はおまかせします。よろしくお願いします。


マロン・ビネガー(サポート)
◎連携・アドリブ歓迎
知的好奇心旺盛で少し不思議+ひんやり系な性質の僕っ子。思考は理系寄り
戦場ルールと他者の意志は尊重する方
現地住民や先輩には「礼儀作法」で丁寧な対応を心掛ける

◆戦闘傾向
エキセントリック+トリックスター
属性魔法や精神攻撃/誘惑、地形の利用等で撹乱するタイプ

主な得物は蓬莱の玉枝orレイピア、弩

技能は主に「天候操作」、
特に雨・雪系を好む

攻撃系UCに合わせて「電撃」+「貫通攻撃」、
回復系UCに「浄化」を載せる等

勝利の為なら代償・取引系UCも躊躇いませんが
保護対象や共闘する方々を攻撃に巻き込む事は極力避けます
必要なら「結界術」等で防御、場所感知等
臨機応変に支援行動も可

後は基本お任せです


ジード・フラミア(サポート)
『2つで2人』12歳 男

ジード 内気 一般人の安全が優先
セリフは「」でぼく、~さん、です、ます
独り言やメリアに対してはですます無し
例「……よろしくお願いします。」
スクラップビルダーの力をよく使う

メリア 元気 どちらかと言えば撃破が優先 ジードに合わせることが多い
セリフは『』でワタシ(ごく稀にボク)、~さん、デス、マス
例『よろしくお願いシマス!』
人形遣いの力をよく使う

メリアの方が行動力があり、普段はジードを振り回してる

メリアはアイコン右の人形、及びその人形を動かす人格の仮の名前
ジードの人格が表でも、まるで自分の体の様に人形を動かす。


UCを使っていない時、メリアの五感はジードの体or遮断している。


姫神・咲夜(サポート)
 桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。

 あとはおまかせです。よろしくおねがいします!


シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
因みにトランプを使った手品が得意で、必要に応じて皆を楽しませます。
 あとはお任せします。宜しくお願いします。


スピレイル・ナトゥア(サポート)
精霊を信仰する部族の巫女姫です
好奇心旺盛な性格で、世界をオブリビオンのいない平和な状態に戻して、楽しく旅をするために戦っています
自分の生命を危険に晒してでも、被害者の方々の生命を救おうとします
技能は【第六感】と【援護射撃】と【オーラ防御】を主に使用します
精霊印の突撃銃を武器に、弾幕を張ったり、味方を援護したりする専用スタイルです(前衛はみなさんに任せました!)
情報収集や交渉のときには、自前の猫耳をふりふり揺らして【誘惑】を
接近戦の場合は精霊の護身用ナイフで【捨て身の一撃】を繰り出します
マスター様ごとの描写の違いを楽しみにしている改造巫女服娘なので、ぜひサポート参加させてくださると嬉しいです!


スピネル・クローバルド(サポート)
『お姉ちゃんに任せておいてね♪』
 妖狐のクレリック×アーチャーの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、兄弟姉妹には「優しい(私、~君、ね、よ、なの、なの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は温厚で人に対して友好的な態度をとります。
滅多に怒る事はなく、穏やかです。
怖そうな敵にも、勇気を持って果敢に挑む一面もあります。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


エリー・マイヤー(サポート)
お疲れ様です。エリーです。
戦力が必要と聞いて、【念動力】で戦いをサポートしに来ました。

敵の攻撃を妨害したりとか武器を折ったりとか目潰ししたりとか、
そういうセコイ工作なら任せといてください。
なんなら念動力の鎧とか壁とか作って味方を守ったりもできますよ。
相手の動きが遅ければ、締め付けて動きを封じたりとかもできるかもしれません。
…まぁ、雑に高出力の念動力で敵を潰すとかでもいいんですけど、
一人だと防御と攻撃の両方考えないといけなくて、ちょっと面倒なんですよね。
サイキックエナジーの消費も激しいですし。
いや必要ならちゃんとお仕事しますけども。

え?接近戦?
殴られるの怖いので遠慮させていただきたいですかね…


星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


赤星・緋色(サポート)
なんやかんやで事件を解決に導こうとします
フリーダムかつアグレッシブなアドリブも可

合わせ等も自由にどうぞ


レスティ・ルーン(サポート)
僕はエルフのアーチャー
何か事情が無い限り『サポート専用』で活動して、冒険に基づいて技能が成長していく猟兵だよ

僕は色んな世界、色んな自然の営みに興味がある
人だってもちろん自然の営みの一部さ
だからどんな依頼でも、風が導けば僕は何処へでも行くんだ

所持品やUCは全て、出身であるアックス&ウィザーズのもの。それらの助けをどう生かして、色んな世界で何処まで行けるだろう。今から楽しみだ

・UCは自由に
・争いは避けるが必要なら積極的に行動
・PCやグリモア猟兵との連携◎
・牢屋や窮地から救出される役柄◎拷問描写×
・公序良俗に反する行動×

あとはおまかせだ。どうかよろしく
風となって、僕をあっと驚くような所に導いてほしい


リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能

接近戦で戦う場合は鎖鎌や鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメインだが、プロレスっぽい格闘技や忍者っぽい技もいける
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装による射撃攻撃やキャバリアによる【結界術】
その他状況によって魔術による【属性攻撃】や【破魔】等使用。

猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる。

基本的にチャラい上辺ですが、人々の笑顔のため、依頼自体には真面目に取り組みます


座魔・舞尋(サポート)
「さぁ、あなたはどんな風に私を終わらせてくれる?」
敵がどんな攻撃をしてくるか期待しながら、まずは猟鬼を使った通常攻撃で本気で戦うよー。
ドMだけど敵の攻撃をわざと受けることはせず回避はする。けどもし食らったときはダメージでも状態異常でも、なんでも喜んで受け入れるよ。
一杯戦って攻撃を受けて楽しんで……じゃなくて瀕死になった後は【猟鬼解放】で猟鬼を呼び出して、後始末を任せるよ。
シナリオのルールや条件はちゃんと順守するよー。

グロはOKえっちなのはNG


土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎

「あらあら……。大変な事態です。微力ながらお手伝い致します」

一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。

先ずは私や仲間へ【オーラ防御/結界術】展開、守りを。

【早業/軽業/地形の利用】で移動。

敵の攻撃は防御結界で弾き、物理攻撃は薙刀で【武器受け】し薙刀or式神の黒揚羽で【咄嗟の一撃/カウンター/2回攻撃】。

UCは戦況と効果次第で適切なものを使用。
可能な限り【早業】で敵のUC発動前に発動。

後はお任せ。




「はあはあはあ……きた、来た、キタァァァァァァ! これこそ、私が求めていた姿ッ! これぞ、私が欲していた理想の姿ッ!」
 猟兵達が目の当たりにしたのは、理想の姿を骸の海に投影し、アシュラレディに変身した犠牲者の姿であった。
 アシュラレディは、血に飢えたケモノの如く両目をギラつかせ、獲物を探しているようだった。
「今度はアナタがクロエと遊んでくれるの?」
 すぐさま、禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)がアシュラレディの顔を、マジマジと覗き込んだ。
「アハハハハッ! イイ目をしているじゃないか。嫌いじゃないよっ! 少なくとも、アタシはねぇ! だって、アタシ好みの死にたがりが、わざわざ仲間達を連れて、やってきたんだから! これは神に感謝だね!」
 アシュラレディが皮肉混じりに呟いた後、小馬鹿にした様子でゲラゲラと笑った。
「それにしても、よく喋る獲物ですわね。まずは『大人しく』させるべくかしら?」
 納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が勇者の剣を素振りしながら、両目をキュピィーンと輝かせた。
「そ、そ、そんな事をしても、全然怖くないんだから! な、何よ、いきなり! もう勝ったつもりでいるのかしら? あなた達なんてアタシが本気を出したら、一瞬で消し炭だから!」
 その気迫に圧倒されたアシュラレディが、涙目になって強がった。
 だが、実際にはノープラン。
 勝利のビジョンすら頭の中に浮かばなくなってしまったため、少し動揺している様子であった。
「消し炭……ですか。でも、そんな事を言って、大丈夫ですか? 状況的に考えて、明らかに不利だと思うのですが……」
 小宮・あき(人間の聖者・f03848)がフラリと現れ、アシュラレディに視線を送った。
「と、当然でしょ! まさか、アタシがノープランで、こんな事を言っていると思っていたのかい? だったら、大きな勘違いだねぇ! アタシの中では、勝利の道筋が出来ているからねぇ!」
 アシュラレディが勝ち誇った様子で、力強く胸を張った。
 だが、頭の中は、カラッポ。
 理想の姿になれた事で、有頂天になっていたため、調子に乗ってしまったが、実際には勝利の道筋など存在していなかった。
「……勝利の道筋か。その割には、焦っているように見えるが……」
 厳・範(老當益壮・f32809)が、アシュラレディの顔色を窺った。
「そ、そ、そ、そんな訳がないでしょ! べ、別に焦ってないし! そもそも、何を根拠にそんな事を言っているのか分からないんだけど……」
 アシュラレディが動揺した様子で、激しく目を泳がせた。
 そもそも、アシュラレディに変身しただけで、身も心もアシュラレディになった訳ではない。
 その事自覚してしまったせいか、嫌な汗が止まらなくなっていた。
「それじゃ、怯えたフリをしているって事ですか?」
 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)が、不思議そうに首を傾げた。
「そう、そう、それだっ! それだよ、それ! 分かっているじゃないか、アンタ! イイ事言うねぇ! アタシが言いたかったのは、それ! それ、なんだよっ! ……ほら! 能ある鷹は爪を隠すって言うじゃないか! だから、その……ヤバイよ、本当に!」
 アシュラレディが上から目線で、猟兵達に言い放った。
「それでは、貴方の本気を見せて下さい」
 レイン・ファリエル(クールビューティー・f17014)が、アシュラレディの前に陣取った。
「あは、あはははは! いい度胸をしているじゃないか。だったら、アタシの本気を見せてやろうかねぇ!」
 アシュラレディが高笑いを響かせながら、【ブレイドストーム】を発動させ、愛用の刃物達を複製し、念力でバラバラに操って、猟兵達に飛ばしてきた。
「もう私の攻撃からは逃れられませんよ」
 レインが【サイレント・ブラッド】を発動させ、サイレントナイトメア(サイコキャノン)から光線を放って、アシュラレディを攻撃した。
 それと同時にレインが血のニオイを覚え、ハンターの如く感覚を鋭くさせた。
「は、ははは、やるじゃないか。さすが、猟兵。アタシの予想を上回るほど、強かったようだねぇ。でも、残念。アタシを倒すには、実力不足。嘘だと思うんだったら、掛かってきなさい!」
 アシュラレディが傷口を庇いながら、挑発混じりに呟いた。
 だが、実際には脳内で小さなアシユラレディ達が臨時の会議を始めており、『どうするの、これ!』、『どうするのよ、本当に!』、『みんな、ノープランなのに!』と騒いでいた。
「クロエと遊んでくれるんでしょ?」
 黒絵が【ライオンライド】で召喚した黄金のライオンに騎乗し、アシュラレディに突っ込んでいった。
「おやおや、これは勇ましいねぇ! だったら、こっちも歓迎してやらないとねぇ!」
 アシュラレディが邪悪な笑みを浮かべ、念力で操った刃物で斬りかかった。
「これを避ければいいの……?」
 黒絵がオーラ防御をしながら、目立たないようにしながら闇に紛れ、宙に舞う刃物を避けていった。
「それでは、神罰を与えましょう」
 続いて、あきが【神罰(ジャッジメント)】を発動させ、祈りの力によって光の柱を出現させ、アシュラレディを攻撃した。
「い、いつの間に……きゃああああああああああ!」
 その一撃を喰らったアシュラレディが悲鳴を上げ、ブスブスと真っ黒な煙を上げた。
「まだまだ、いくですよー」
 それに合わせて、ミスティが【鈴蘭の嵐】を発動させ、おばあちゃん印のロングスプーンを鈴蘭の花びらに変え、アシュラレディの身体を斬り裂いた。
「うく、これは……!」
 即座に、アシュラレディが自分の身を護ったものの、鈴蘭の花びらが容赦なく身体を切り裂き、大量の血が辺りに飛び散った。
「随分と調子に乗っていたようですけど、『それだけの覚悟』があって、アタシ達を攻撃していたんですよね? だったら、遠慮はいりませんわね? ズバッといかせていただきますわ!」
 次の瞬間、ピンチンが【ブレイブソード】を発動させ、勇者の剣から光の斬撃を解き放った。
「ちょ! 待っ! いやあああああああ!」
 その攻撃をモロに食らったアシュラレディが、悲鳴を上げて宙を舞った。
「……では、瑞獣たる意味を教えよう」
 それと同時に、範が【声焔(セイエン)】を発動させ、自身の本性である黒麒麟に変化すると、鳴き声を響かせてアシュラレディの身体を炎に包んだ。
「な、なんだい、この炎は! き、消えない! まったく消えないじゃないか、これ!」
 その途端、アシュラレディがパニックに陥った様子で、自分の身体に纏わりついた炎を払った。
 だが、どんなに振り払っても、炎を消す事は出来なかった。


「うくく、なんで、こんな事に……」
 アシュラレディが真っ黒な煙を上げながら、荒々しく息を吐き捨てた。
 変身した事で調子に乗っていたため、完全に油断をしていたせいか、アシュラレディの力を十分に発揮する事が出来ぬまま、苦戦を強いられてしまったようである。
「見つけたよー! 絶対に逃がさないからねー!」
 すぐさま、四王天・焔(妖の薔薇・f04438)が、アシュラレディの逃げ道を塞いだ。
「……うくっ! 少しばかり、のんびりしちまったかねぇ。まさか、増援が来るなんて……。でも、さっきよりも、身体が馴染んできたから、同じように行くと思ったら、大間違いだからねっ!」
 アシュラレディがイラついた様子で、ギチギチと歯を鳴らした。
「か、身体が馴染んできたって……。そんなハッタリで、動揺するほど甘くないにゃ!」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、ビシィッと言い放った。
「ハハハッ! だったら、試してみればいいさ。アタシの言っている事が、本当か嘘か。まあ、アンタ達が疑おうが、信じようが、結果は同じだけどねぇ」
 アシュラレディが自信満々な様子で、力強く胸を張った。
「試してみれば……ですか。随分と強気なんですね。それだけ自信があるのかも知れませんが……」
 コーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)が、複雑な気持ちになった。
「ああ、その通りさ! アタシは強いからねぇ! さっきは身体が馴染まなかったさ! だんだんアタシが、アタシだったのか、そうでなかったのか、分からなくなってきたからねぇ!」
 アシュラレディが瞳孔の開いた目で、不気味な笑みを浮かべた。
 この様子では、身も心もアシュラレディになりつつあるのだろう。
 自分がアシュラレディではない別人であった事すら、忘れ始めているようだった。
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
 すぐさま、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が、フォースセイバー(光の剣)を握り締めた。
「ククククッ! アハハハハハッ! ここまで来ると、笑いが止まらないねぇ! どうやら、アンタ達は眠れる虎を起こしちまったようだ! さっきまでのアタシと同じだと思ったら、大間違いだからねっ!」
 アシュラレディが小馬鹿にした様子で、猟兵達を見下した。
 先程よりもアシュラレディの身体が馴染んできた事もあり、少しずつ恐怖を克服し始めているようだ。
「さすがに、この状況で読書という訳にも行きませんね……。でも、アシュラレディに関する本なら、何冊かあるのですが……。それだったら、興味がありますか? アシュラレディについて知りたい事があるのなら、読んでおいて損はないと思うのですが……」
 高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)が、アシュラレディに視線を送った。
「それだったら、ぜひ……って、そんな訳がないだろ! だって、アタシの事なんだから……。アタシが、一番よく知っているはずだろ! そんなの、決まっているじゃないか!」
 アシュラレディが動揺した気持ちを誤魔化すようにして、大袈裟にコホンと咳をした。
「それじゃあ、いきますよ」
 その間に、島津・有紗(人間の戦巫女・f04210)がイグニッションカードから装備を展開し、瞬時に装着して戦闘に備えた。
「ハッハッ! 気に入ったよ、その態度! よほど死にたいようだねぇ! まあ、アンタ達を倒さなければ、ここから動く事も出来ないから、どちらにしてもブチのめすんだけどね! それじゃ、まずはアンタ達から血祭りにあげてやるよっ!」
 アシュラレディが両目を血走らせ、念動力でバラバラに刃物を操って、猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
「神殺しの槍に相応しい末路をやろう。……覚悟しろ!」
 アスが【コード:神殺しの聖星槍(コード・ギガンティック・アウト・ブレイカー)】を発動させ、二つ合わせたブルーブラスターから神殺しの槍を思わせる凄まじいレーザーを放ち、アシュラレディの身体を貫いた。
「うぐ、ぐぐぐっ! やるじゃないかっ! でも、アタシを仕留めるんだったら、もう少し威力がないとねぇ!」
 アシュラレディが口から血を流しながら、震える声で言葉を吐き捨てた。
「そろそろ本気を出した方が良さそうですね!」
 コーデリアが【姫君の覚醒(ヒメギミノカクセイ)】を発動させ、魔力を抑制するメイド服のエプロンを脱ぐと、聖なる力を持つ姫君に変身し、ロッドを振りかざして、破魔属性の光を放った。
「あば、あばばばばっ! なんだい、この光は! まさか、邪を払う力でも秘めていたのかい! ……たくっ! まさか、こんな力を持っていたとはねぇ! でも、そう簡単にやられるほど、アタシもヤワじゃないよっ!」
 アシュラレディがイラついた様子で、六本の刃物を振り回した。
「行動パターンは、全て把握済みです!」
 即座に、茉莉が【叡智の分析(エイチノブンセキ)】を発動させ、アシュラレディの行動パターンを分析し、次々と攻撃を避けていった。
「う、嘘だろ! 行動パターンを把握したって……。この短時間で、そんな事……不可能な……はず。だったら、これは……!」
 アシュラレディが動揺した様子で、再び念力で刃物を操った。
「……風よ! 吹き荒れなさい!」
 有紗が【浄化の嵐(ピュリフィケイション・ストーム)】で戦場全体に光を纏った嵐を発生させ、大粒の雹を含んだ猛烈な雷雨を降らせた。
「い、痛いっ! 痛いっ! イタタタタッ! よ、よくも、やりやがったねぇ! 絶対に、許さないよっ!」
 その事に危機感を覚えたアシュラレディが無数の刃物を操って、大粒の雹を弾き返した。
「このままガンガンいくにゃ!」
 その間に、ミルディアが【サモニング・ガイスト】を発動させ、古代の戦士の霊を召喚した。
 古代の戦士の霊は槍を構え、アシュラレディに襲い掛かった。
「ナマイキな真似を! でも、アタシも負けられないんでねっ! どんなに傷ついても、退く訳にはいかないんだから!」
 アシュラレディが両手に持った刃物を振り回しながら、古代の戦士の霊にザクザクと斬りかかった。
「焔の希望の歌、最後まで聴いてね」
 続いて、焔が【四王神楽唄(フォックステイル・オラトリオ)】を発動させ、心だけでなく肉体までも癒す清浄なる歌声を披露し、怒りや憎しみを鎮め、希望と慈しみの感情を与えた。
「うく、くくく……。こんな事をして、アタシが心変わりすると思ったら、大間違いだよっ! こんな事で……こんな事で……うくくくく」
 アシュラレディが苦しそうに胸を押さえ、崩れ落ちるようにして、ガックリと膝をついた。


「ま、まだだっ! まだ負ける訳には……! アタシだって、プライドがあるからねっ! ようやく馴染んできたところなんだ。こんなところで、屈する訳にはいかないっ!」
 アシュラレディが恨めしそうな表情を浮かべ、半ばヤケになりながら立ち上がった。
 既に犠牲者の意識が消失しているのか、アシュラレディになり切っているようだった。
「そろそろ諦めた方が身のためだと思うのですが……」
 シン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)が、アシュラレディに視線を送った。
「この状況で諦めて、どうなるんだい? そんな事をしたところで、アンタ達が見逃してくれるわけでもないんだろ? だったら、ただ馬鹿を見るだけじゃないか。それこそ、滑稽過ぎて、哀れだろ?」
 アシュラレディがイラついた様子で、ギチギチと歯を鳴らした。
「た、確かに……。このまま見逃すつもりはないけど……」
 エダ・サルファー(格闘聖職者・f05398)が、気まずい様子で汗を流した。
「ほら、見ろ! 命乞いをしたところで、意味がないだろ! だったら、足搔いて、足搔いて、足搔きまくってやるさ!」
 アシュラレディが怒り狂った様子で、顔を真っ赤にした。
「それじゃ、私達も全力で……。この状況で手加減をしたら、失礼だものね」
 マロン・ビネガー(夢幻の恋人・f37213)が、色々と察した様子で身構えた。
「ああ、その通りさ。情けなんてかけられたら、逆にイラっとするからね。さあ、何処からでも掛かってきな! 遠慮をする事はないよ! こっちは最初から、ヤル気なんだからねぇ!」
 アシュラレディが猟兵達を挑発しながら、六本の刃物をギュッと握り締めた。
「ここは、この年寄りに任せてもらおうかね? まあ、目の前のお嬢さんが、それだけの実力があれば……の話だが。あたしを、ただの年寄りだと思っているんだったら、拍子抜けだけどねぇ」
 グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)が、アシュラレディの顔色を窺った。
「いいね、いいね、その態度。確かに、見た目で判断したら、痛い目に遭いそうだねぇ。あんたからビンビンと感じるよっ! シャレにならないほどの闘気がねぇ! それとも、まさかアタシが、それを見抜けないほどの節穴サンだと思っていたのかい? だったら、残念。……ハズレだね! ちゃんと見抜いているさ。アンタの実力を、ね!」
 アシュラレディが六本の刃物を握り締め、警戒した様子で間合いを取った。
「それじゃ、遠慮はいりませんね」
 すぐさま、メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)が竜槍【シリウス】を構え、アシュラレディの前に陣取った。
「ああ、そうでなくっちゃ、面白くない。こっちは、ようやく身体が暖まってきたところなんだ! ヤル気全開、100%なんだから、楽しませてもらわないとねぇ!」
 アシュラレディが舌舐めずりをしながら、不気味な笑みを浮かべた。
「それでは、始めましょうか」
 シンが【眠れる力を呼び起こせ!】を発動させ、仲間達にバトルオーラを与えた。
 それと同時に、仲間達の戦闘力が増強し、辺りの空気が一変した。
「なんだい、これは……。まだ、こんな秘策を残していたなんて……。そんな事をしても無駄だよ。アタシも強くなったからね!」
 その力に圧倒されながら、アシュラレディが刃物をギュッと握り締めた。
「ほんの指先1本分。それだけで十分さ」
 続いて、グレナディンが【老練のサイコキネシス(エクストラ・サイコキネシス)】を発動させ、熟達したサイキックエナジーを放って、辺りに落ちていた岩を操り、アシュラレディにブチ当てた。
「うぐっ! やってくれたね、ゴミ野郎が! 頭から血が出ちまったじゃないか。本当にひどい事をするんだねぇ。正直、傷ついたよ! 身も心も、ねっ!」
 アシュラレディが頭から流れ落ちる血を押さえ、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。
「本当に鬱陶しい奴等だねえ! 見ているだけでも、イライラするっ! だから、そろそろ死んでくれないかい?」
 アシュラレディが六本の腕に持った刃物を振り回し、怒涛の如く勢いで攻めてきた。
「そう言われて、素直に身を差し出すと思ったの?」
 緋月・透乃(もぐもぐ好戦娘・f02760)が力任せに重戦斧【緋月】を振るいながら、アシュラレディに問いかけた。
「ああ、そうさ。そうなる事を願っているんだけどねぇ! でなきゃ、痛い目を見るよ? それでも、いいんだったら、遠慮なく無駄な抵抗をすればいい!」
 アシュラレディが鬼のような形相を浮かべ、さらに刃物を振り回して迫ってきた。
「……竜よ、私に力を貸して下さい。一緒に往きましょう!」
 メイリンが【飛竜の双翼(ドラゴニック・スカイハイ)】を発動させ、全身を紅い飛竜のオーラで覆い、竜槍【シリウス】でアシュラレディに襲い掛かった。
「……くっ! なかなか、やるじゃないか。でも、まだまだだねぇ! さっきよりも強くなったようだが、実力的にはアタシの方が上だ!」
 アシュラレディが血に飢えたケモノの如く勢いで、狂ったように刃物を振り回した。
「……」
 透乃が【暃迅滅墜衝(ヒジンメッツイショウ)】を発動させ、重戦斧【緋月】を荒々しく振るって、アシュラレディの脇腹を叩いた。
「ぐ……がっ! い、息が……で、出来ない。うぐぐっ! よくも、やったね。今の一撃で、あばらの骨が……」
 アシュラレディが口をパクパクさせながら、脇腹を押さえて後ずさった。
「さあ聞け、己が内なる筋肉の声を!」
 その間に、エダが【ドワーフ式賦活術(ドワーフシキフカツジュツ)】を発動させ、ドワーフ力を受けて昂る筋肉の声を掌から発し、仲間達の戦闘力を増強させた。
「き、筋肉の声だと!? なんだい、それは! アタシには何も聞こえないね! 幻聴か何かじゃないのかい? で、でも、これは……明らかにヤバイパワーを感じるねぇ。……と言う事は、ノリと勢いで強くなった……って事かい? うぐぐ、よく分からないけど、とにかくヤバそうだね」
 アシュラレディが警戒した様子で、ジリジリと下がった。
「……今宵の月も綺麗だね」
 次の瞬間、マロンが【ルナティック・マグネタイト】を発動させ、全身から月光の魔力を放出し、全能力を倍増した後、空飛ぶ月光の刃でアシュラレディを攻撃した。
「うぐっ! こ、これは……。や、やるじゃないか! さすがのアタシも、ヤバイと思うほどの状況じゃないか。で、でも、ねぇ。アタシだって、負ける訳にはいかないんだよっ! 足搔いて、足搔いて、足搔きまくってやると言った以上、ここで弱音を吐く訳にはいかないんだ!」
 アシュラレディが狂ったように刃物を振り回し、何度も月光の刃を弾いた。


「はあはあ。……たくっ! しぶとい奴等だね。いい加減、諦めてしまえばいいのに……。そんなにアタシの首が欲しいのかい?」
 アシュラレディが全身血まみれになりながら、皮肉混じりに呟いた。
「別に首が欲しい訳では……」
 ジード・フラミア(人形遣いで人間遣いなスクラップビルダー・f09933)が、困った様子で答えを返した。
『まあ、知恵の実だったら、欲しい人がいるかも知れマセンガ……』
 メリアがマジマジと、アシュラレディを見つめた。
「知恵の実……? ははぁーん、それが目当てだったのかい? だったら、残念だったねぇ。知恵の実だったら、もう喰っちまったよ! だから、無理、無駄ってヤツさ」
 アシュラレディが小馬鹿にした様子で、ニヤリと笑った。
「それなら、問題ありません。きちんと対処法を考えていますから」
 姫神・咲夜(静桜・f24808)が落ち着いた様子で、アシュラレディに答えを返した。
「……ちょ、ちょっと待ちな! それって、どういう意味だい!? だって、もう、食べてしまったんだよ? それなのに、問題ないって! 言っている意味が、まったく分からないんだけど……」
 アシュラレディが動揺した様子で、激しく目を泳がせた。
「それは……秘密です」
 スピレイル・ナトゥア(蒼色の螺旋の巫女姫・f06014)が思わせぶりな態度で、さらりと流した。
「ま、まさか、腹を掻っ捌いて、引きずり出すのかい!? ちょっと、勘弁しておくれよっ! そんな事、生きたままされたら……って、そういう事かい! アンタ達の考え……、分かったよ!」
 アシュラレディが、すべてを悟った様子で、全身に鳥肌を立たせた。
「それじゃ、そろそろいいですか?」
 そんな中、エリー・マイヤー(被造物・f29376)が念動力で無数の小石を操り、アシュラレディに何度もブチ当てた。
「……って、本当に、いきなりだね。悩んでいる暇もないって訳かい。まあ、そっちが、その気なら、こっちもやるだけさ」
 アシュラレディが、こめかみを激しくピクつかせ、六本の刃物を振り回した。
「……光よっ!」
 続いて、スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)が【ジャッジメント・クルセイド】を発動させ、指先をアシュラレディに向け、天から光を降らせた。
「ハハハハハッ! 甘いね、アンタ! 大甘だ!」
 アシュラレディが高笑いを響かせながら、六本の刃物による連続斬撃を放ち、天から降った光を消し飛ばした。
「思ったよりもやるようですね」
 その間に、スピネルが迷彩を施し、目立たないようにしながら、アシュラレディから逃れるようにして闇に紛れた。
「ドレインワース!」
 それに合わせて、スピレイルが【ドレインワース】を発動させ、仲間の負傷や状態異常を自身に転移させた傷で全身を覆い、戦闘力を増強させ、生命力吸収能力を得た。
「ハハッ! 随分と面白い事をするじゃないか! でも、アタシも負ける気がないんでねぇ! どんなに強くなっても無駄さ。アタシの覚悟を上回るほどの力がなければ、倒す事なんて、不可能だからねっ!」
 アシュラレディが六本の刃物を握り締め、殺気立った様子で不気味に笑った。
「それでは、オペを開始します」
 次の瞬間、エリーが【念動オペ(サイ・オペレーション)】を発動させ、念動力で再現した医療器具で、仲間達の傷を癒していった。
「……って、余計な事を! 素直に死んでおけばいいのに……! まったく、イラつく奴等だねぇ! そこまで、しぶといんだったら、きちんと殺しておかないと……! ほら、ほら、ほらァ!」
 その事に気づいたアシュラレディが、六本の刃物を振り回し、次々と斬撃破を繰り出した。
「まだまだ、いきますよっ!」
 それと同時に、スピネルが再び【ジャッジメント・クルセイド】を発動させ、アシュラレディに指先を向け、天から光を降らせた。
「何度、やっても同じだよっ! アンタの技……完璧に覚えたからねっ! それにしても、本当にイラつく奴等だねぇ! ここまで馬鹿にされたら、アタシだって加減は出来ないよっ!」
 アシュラレディがケモノの如く吠えながら、六本の刃物で狂ったように斬撃を放ち、再び天から降ってきた光を消し去った。
「別に、そんなつもりはないのですが…………」
 シフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)が複雑な気持ちになりつつ、オーラ防御を展開しながら姫君の小銃を構え、辺りに飛び交う刃物を撃ち落とした。
「……たくっ! 本当に鬱陶しい!」
 アシュラレディがムッとした様子で無数の刃物を操り、シフォンに攻撃を仕掛けた。
「こうなる事は予測済み、その攻撃は当たらないわよ!」
 すぐさま、シフォンが【運命の導き(ウンメイノミチビキ)】を発動させ、風水術や占星術の知識を駆使して、アシュラレディの攻撃を回避した。
「……たくっ! ちょこまかと動きやがって! 本当に鬱陶しいっ! イライラするっ! ムキィィィィィィィィィィ!」
 その事に苛立ちを覚えたアシュラレディが、狂ったように刃物を振り回した。
「これでも、動き回る事が出来ますか?」
 次の瞬間、咲夜が【伸縮自在の桜の枝(シンシュクジザイノサクラノエダ)】で肉体の一部を高い伸縮性を持つ桜の枝に変異させ、アシュラレディの足に絡め取った。
「……って、ちょ! べふっ! こ、これは、さすがに不意打ち……というか、卑怯過ぎでしょ? せっかく、こっちがヤル気満々になっていたのに!」
 その拍子に、豪快にズッこけたアシュラレディが、顔中泥だらけになりながら、ブツブツと文句を言った。
「逃がさない……!」
 そこに追い打ちをかけるようにして、ジードが【スクラップのなだれ(アヴァランチ・オブ・スクラップ)】を発動させ、ジード専用バラックスクラップ(スクラップを組み合わせて作った奇怪な武器)をブチ当てた。
「痛っ! よくも、痛っ! 痛っ! イタタタタタタタタタタタッ!」
 次の瞬間、沢山のスクラップが雨の如く降り注ぎ、アシュラレディが悲鳴を上げて逃げ出した。


「……たくっ! ふざけやがって! もう許さないっ! 絶対に……許さない!」
 アシュラレディが荒々しく息を吐きながら、恨めしそうに両目を血走らせ、六本の刃物を握り直した。
 幾多もの戦いで傷つき、死にかけてはいるものの、それでも心は折れていないようだった。
 そのため、凄まじい殺気がオーラの如く漂っており、普通の者であれば近づくだけで卒倒してしまうほど、禍々しくなっていた。
「必ず、あなたを倒しますっ! この剣に誓いを込めて……!」
 星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が流星の聖剣を握り締め、アシュラレディの前に陣取った。
「……ハハッ! イイ度胸をしているじゃないか! まあ、誰であろうと、容赦はしないけどねっ! ようやく知恵の実の力も発揮できるようになったようだしさァ! 何処からでも、掛かってきなっ!」
 アシュラレディが六本の刃物を握り締め、猟兵達に対して挑発的な言葉を吐いた。
「それなら、僕が……。ただし、簡単にやられるつもりはないけどね」
 レスティ・ルーン(エルフのアーチャー・f05798)がロングボウを構え、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「そいつは、どうかね! アタシが本気を出したら、アンタなんて瞬殺だよ。それとも、嘘だと思っているのかい? まあ、どっちにしても、後で嫌というほど、分かると思うけどねぇ!」
 アシュラレディが六本の剣を握り締め、興奮した様子で牙を剥き出した。
「だったら、あなたはどんな風に私を終わらせてくれる?」
 座魔・舞尋(破滅の探究者・f37479)が、アシュラレディに問いかけた。
「アハ、アハハハハッ! 面白い事を言うじゃないかっ! さて、どうしようかねぇ。ただ切り刻むだけじゃ、芸もないし……。なるべく苦しんでもらった方がアタシ的には楽しめるけど……。でも、アンタにとっては、御褒美か。顔を見ればわかるさ。アンタが欲しているのを、ね!」
 そんな空気を察したアシュラレディが、挑発的な言葉を吐いた。
「ウェーイ、ここで正義のヒーローの登場っすよ~」
 そんな中、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)が宇宙バイク『アルタイル』に乗って、土煙を上げながらアシュラレディの前に現れた。
「なんだい、いきなり! いまさら、正義のヒーローが現れても手遅れさ。アタシが待ってました、とでも言うと思ったのかい? ハハッ! それこそ、茶番っ! 笑い話にもならないねぇ!」
 アシュラレディが小馬鹿にした様子で、大袈裟に鼻を鳴らした。
「あらあら……。何だか大変な事になっていますね。微力ながらお手伝い致します」
 その間に、土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)が、柔和な笑みを浮かべて戦いに加わった。
「わざわざ死地に赴くとは……。見た目に反して、よほど命知らずのようだね。まあ、いいさ。最初からアンタ達を助けるつもりなんてなかったんだからねぇ! さあ、みんな纏めて、逝っちまいな!」
 アシュラレディが邪悪な笑みを浮かべて、無数の刃物を自在に操り、猟兵達の身体を切り裂こうとした。
「ふふ、お見通しですよ……♪」
 すぐさま、泰花が【泰花流読心術(ヤスカリュウトクシンジュツ)】を発動させ、まるで相手の思考や感情を読んでいる如く、アシュラレディの攻撃を予測し、素早い身のこなしで避けていった。
「……!」
 それに合わせて、レスティがアシュラレディの攻撃を見切り、ロングボウを構えて、咄嗟の一撃を繰り出した。
「うぐ、ぐぐぐっ! ふ、ふざけやがって! この程度の攻撃で、アタシが屈すると思ったら、大間違いだからねっ! バカにしやがって! ふざけやがって! 本当にムカツク! 死ねよ、イイ加減にしにやがれ!」
 アシュラレディが鼻息を荒くさせながら、念動力で無数の刃物を操り、再び猟兵達に襲い掛かってきた。
「そんな事を言われても……!」
 即座に、赤星・緋色(サンプルキャラクター・f03675)がオーラ防御を展開し、第六感を駆使して無数の刃物を見切り、転がりながら物陰に隠れた。
「いまさら隠れても、無駄だよっ! いい加減に諦めなっ!」
 アシュラレディが無数の触手を伸ばし、緋色の動きを封じ込めようとした。
「こっちも、そう簡単に倒されるつもりはないから……!」
 それと同時に、緋色が【ガジェットショータイム】を発動させ、対アシュラレディ用のガジェットガンを召喚した。
「そんな玩具で、アタシを倒せると思ったら、大間違いだよっ! いまから、その証拠を見せてやるよ!」
 アシュラレディがケモノの如く叫びながら、一斉に無数の刃物を向け、触手で逃げ道を塞ぎながら、緋色の身体に再び襲い掛かった。
「だったら、遠慮なく……!」
 次の瞬間、緋色が第六感を駆使して、無数の刃物をギリギリのところで避けていき、ガジェットガンの引き金を引いて、アシュラレディの左肩を撃ち抜いた。
「ここに悪しきを払い、恵みをもたらせ! それに、ここならどんな作物も育ち放題っすよ~」
 そのドサクサに紛れて、リカルドが【森羅穣霊陣(グレイスフル・ガーデン)】を発動させ、破魔と属性の力を込めた結界でアシュラレディにダメージを与えた。
「や、やるじゃないか。なかなか、楽しませてくれそうだ。これだから、戦いは止められない! アハ、アハハハハッ!」
 アシュラレディが興奮した様子で、六本の刃物を振り回し、猟兵達の身体を切り裂いた。
「もっと傷を……。もっと痛みを!」
 そんな中、舞尋が傷つく事も恐れずアシュラレディに突っ込んでいき、【連鎖する呪い】で癒えない傷跡を付与した。
「ひ、ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃい!」
 その影響で、次々と不慮な事故が発生し、アシュラレディが悲鳴を上げた。
「機械人形達よ、私の指揮に従い敵を殲滅しなさい!」
 そこに追い打ちをかけるようにして、杏梨が【メカニカル・コマンド】を発動させ、剣を持った近接戦闘用の機械人形と、猟銃を持った遠距離戦闘用の機械人形を召喚した。
 それと同時に、近接戦闘用の機械人形が剣を持ってアシュラレディに斬りかかり、遠距離戦闘用の機械人形が猟銃を構えて狙い撃った。
「うぐっ! がはっ!」
 その攻撃をモロに食らったアシュラレディが血反吐を吐き、糸の切れた人形のように崩れ落ちて息絶えた。
 そして、猟兵達はアシュラレディの身体から、知恵の実を回収するのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年10月07日


挿絵イラスト