ナイトプール・リスキー
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「サイバーザナドゥへ遊びに行くよ!」
今年も水着姿でご満悦のアラフォ……げふんげふん。見た目は若い椎宮・司(裏長屋の剣小町・f05659)からのお誘いである。
なんでもサイバーザナドゥのとある地域に、ナイトプールを併設した人気スポットがあるそうな。
「バーメイド・ナイトプールって聞いて想像したまんまの場所なんだが」
めちゃくちゃビジュアルが良いらしい。そのため、一般庶民からやや上流の女性たちにも大人気。
併設されたバーにはもちろんバーメイド(女性のバーテンダーですよ)が立ち並ぶ。ビール、ワイン、ウィスキーなどの様々なアルコールはもちろんのこと、カクテルを頼めば見事な腕前を披露してくれるらしい。
「それを水着メイドが運ぶっていう、もうあたい何言ってるかよくわからんけどもそういう感じだ」
具体的には、その、なんだ。シナリオトップのイラスト(グリモア猟兵付き)をご覧いただきたい。
「楽しそうだろ?」
お前がその姿で言うな。どんだけ健全でもサイザナの雰囲気と年齢詐称なメイドでいかがわしい施設に見えるわ。
とツッコミをしたところ、司がきょとんとした顔をする。
「お。よくわかったね。運営元は|真っ黒のくろ助《ヤバイやつら》サ」
と悪い顔をするメイドの司さん。その辺は調査済らしい。
そんなわけで、何も知らないパリピや誘われるがままに訪れた良いとこのお嬢様なんかは軽やかに誘拐&人身売買・義体剥ぎ・薬漬けされる……可能性がある。
「まあ、『猟兵』としちゃグリモアが反応してるわけでも無し、特に気にする必要は無いよ」
つまりこの施設にはオブリビオンは全然全く関わっていない。そもそも『命があったら会いましょう』というのがサイバーザナドゥの日常だ。厳密に言えば、『猟兵』が彼女らを助ける義理は無い。
けれども。
「とはいえ、別に潰して困るわけでも無いから、その辺は各自で好きにやっとくれ」
それはそれとして。暴力が全てを解決するサイバーザナドゥでは最後に立っていたものが正義である。
「てなわけで、まぁ普通に行って現地で好きなように楽しんでおくれよ」
サイバーザナドゥの暑い夏を楽しんでもいいし、いたいけな女性たちを救うためにドンパチする|ホットな夏《フライデーナイト・ファイアーファイト》をエンジョイしてもオッケー。
「ああでも、ひとつだけ注意だ」
にやり、と司が笑って告げる。
「水着。着てないと入場すら出来ないからちゃんと用意していくんだよ」
るちる
まいどお世話になってます、るちるです。
今年もやってまいりました水着の季節!
運営はなんてフレームイラストを作ってくれたんですかイラストハマりすぎて本気でイカガワシイんですが!!
ええ、イカガワシイ感じのサイザナナイトプールへようこそ!
楽しんでいってね!!
●全体
1章構成の夏休みシナリオです。
サイザナのナイトプール&バーで楽しんでいってください。
一応できることを列挙しますと。
・ナイトプール(プールサイド含む)で遊ぶ、のんびりする。
・バーでお酒(ノンアル、ジュースなどのドリンク&軽食もあるよ)を楽しむ。
・パフォーマンス(フレアバーテンディングとかダンスとかあります)を楽しむ。
・被害にあっているいたいけな女性たちを救出する。
・裏で|真っ黒のくろ助《ヤバイやつら》をシバく。
こんな感じです。良いとこだけつまみ食いもオッケーです。なお、盛り込まれている項目が多すぎると描写が薄めになりますのはご留意ください。ひとつからふたつに絞り込むといい感じかと!
リプレイはプレイングの雰囲気に寄ります。コミカルやギャグ、シリアス、セクシーにキャラ崩壊からしんみり語る系まで、お気軽にやりたいことをプレイングに詰め込んでください。
誰かと参加する場合は相手のIDかお名前、もしくは【】タグで括ってくださいな。
あと、必ず水着をご指定ください。イラスト無くてもプレで指定あればオッケーです。
暴力が全てを解決するサイザナですが、猟兵としては以下を禁止します。
他の参加者および善良なNPCに迷惑をかけること。
大きな音とか会場破壊とかはこちらで誤魔化しますのでご安心してぶっぱオッケーでーす。基本的にアイテムやユーベルコードの制限はありませんが、戦艦など大規模オブジェクトの持ち込みはご遠慮ください。楽しむ前に潰れます。
時間帯は夜になります。
施設の形状は室内型の大きなナイトプール。プールサイドはかなり広くて全周囲フリー(イスとかテーブルとかベッドとか自分で好きな所に置けます)。そのため、人混みもそこそこありまして、それを隠れ蓑に悪い奴が悪い事をしています。
グリモア猟兵の司がそこら辺でメイドしています。ドリンクのサーブもします。御用がありましたら呼びつけてください。緊急事態を除き、出番が無ければ特に出てきません。
それでは皆さんの参加をお待ちしております!
第1章 日常
『いけないナイトプール』
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POW : 絡んできたチンピラを返り討ちにする
SPD : 悪事の気配を嗅ぎ付け、さりげなくその出端を挫く
WIZ : パリピらしく夏を楽しむ
イラスト:high松
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
黒木・摩那
さすが高級ナイトプールを売りにするだけあって、雰囲気が大人ですね。
薄暗い感じがいかがわしさ爆発です。
そんな中で今年の水着はちょっとかわいすぎますかね。
今年はクマ押しです。クマバワーを身を宿して、サイバーザナドゥの厳しい世界を乗り切りましょう!
せっかくですから、プールに浮き輪を浮かべて、その中でトロピカルジュースを飲むというセレブなことをしてみましょう。
一度やってみたかったんですよね。
猟兵に目をつけられたからにはここも無事ではすみそうもないですからね!
今のうちに楽しんでおきましょう!!
●
そこは|楽園《パラダイス》であった。
普段であれば賑やかすぎるネオンに支配されている夜の景色はビルの高さで見下ろす景色となり、中に目を遣れば近くの人の顔がうまく判別できない程よい暗さと落ち着いた感じのネオンライト。しかもその調和が取れていると来た。
「さすが高級ナイトプールを売りにするだけあって、雰囲気が大人ですね」
黒木・摩那(冥界の迷い子・f06233)はそのプールサイドを散策するように歩きながら感想と吐息をこぼす。
「薄暗い感じがいかがわしさ爆発です」
吐息じゃなくて小さなため息だったらしい。直球な感想に通りすがりの者が吹き出したようにも思うが、この程度で追い出されることはない。お客様は神様ですというのはある意味間違いではない。
そんな摩那さんの今年の水着はクマさん押しである。最初に見た時、『お、今年は夢の国のアンダーライティングに踏み込むつもりですか?』とか思ったグリモア猟兵を許してほしい。
「今年の水着はちょっとかわいすぎますかね」
と心配する摩那であるが、ここの客は様々な層がいるので浮いてはいない。かわいすぎるのはプラスの意味でイエス。
「今年はクマ押しです。クマバワーを身を宿して、サイバーザナドゥの厳しい世界を乗り切りましょう!」
と言う摩那さんのアームカバーは確かにクマパワーを最強に感じる。しかし何よりもそのフリルビキニ可愛いです。腰の括れが最高過ぎませんかね? 最後に眼鏡っ娘クライマックスです。
ドレスコードを完璧にクリアした摩那がナイトプール会場内にいて誰が怪しむだろうか、いやそんなやついまい。
そんな感じで。まなくまさんはナイトプールでぷかーっと浮いている。
「せっかくですから」
と言いながら、プールに浮き輪(寝そべるヤツ)を浮かべて、ナイトプールに起こる波に漂いながら、その中でトロピカルジュースを飲んでいる姿は癒される以外のなにものでもない。
「一度やってみたかったんですよね」
ご満悦な摩那。ちなみにやってみたかったのは『セレブなこと』であり、浮き輪でぷかぷかではない。
(猟兵に目をつけられたからにはここも無事ではすみそうもないですからね!)
ゆったりまったりしながら、摩那は周囲に視線を遣る。あちらこちらに感じる気配は間違いなく仲間っていうか猟兵たちのものである。
このまま穏やかに過ぎるとはとても思えない。
(今のうちに楽しんでおきましょう!!)
心の内で強く誓いながら。
摩那はナイトプールの心地よい波に身を委ねるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
新田・にこたま
猟兵の仕事ではなくとも、この世界の武装警官の仕事ではあるんですよね。
速やかに執行します。
これでも警察官ですからね。後暗い連中も仕事の瞬間には表に出てくるわけですし、その動きと雰囲気から正体を見切り、そいつにUCを使います。
そしてUCの力で私を『女性たちに近い立場から裏側に女性たちを追い込む役目を持った仲間』という記憶を植え付けて行動を共にします。
そしてその即席の仲間にナイトプールの様子が(猟兵の存在により)変だと伝え、一旦ホームに戻るよう提案し、一緒に戻ります。今ならその仲間はUCの効果で判断力も低下していますしね。
あとは…オブリビオンでもない相手に負ける|猟兵《私》ではありません。
●
窓から眺める夜景は何百万と例えられるほどに美しく、ナイトプールに視線を遣ればそこには煌びやかな世界がある。こんなにもビジュアルがいいのに、裏ではどこまでも崩壊した|闇《モラル》が蔓延っているのはある意味サイバーザナドゥらしいのかもしれない。
「猟兵の仕事ではなくとも、この世界の武装警官の仕事ではあるんですよね」
そう言いながらナイトプールのプールサイドを歩き、構造を把握するのは新田・にこたま(普通の武装警官・f36679)であった。称号は『普通の武装警官』であるが、アスリートアース発見時には誰よりも先に立っていて、『あれ? 世界間違ってませんか?』とか思ったのが記憶に新しいにこたまさんである(筆者の主観です)
さておき。
こういう状況下でドレスコードに乗らないのは悪手だ。目立つというのもあるが、何より彼女は武装警官だ。|「古き良き時代」の制服《ユニフォーム》の力を一番知っているのが彼女たちと言っても過言ではない。
そんなわけでにこたまも水着で潜入している。その姿は……ホールドアップされる方じゃないですかねぇぇ??? 武装警官でその露出は許されるんですか?? あと愛らしいバストがホールドアップされているのですがそれは一般市民に見せて大丈夫なやつですか??
もしかしてこのナイトプールに来るために選んだ? という感じのにこたまの水着姿を一言で言うなら|『最高』《デンジャラス》である。いいぞもっとやれ。
「速やかに執行します。これでも警察官ですからね」
おっと失礼。本人は真面目でした。
楽しんでいるように見えても職務には真面目な彼女は『対象』に気付かれないように視線を巡らせる。
(後暗い連中も仕事の瞬間には表に出てくるわけですし)
その瞬間を逃せば、被害者を助けられる可能性も下がる。いかな武装警官とはいえ、万能ではないのだ。
だから……。
(……!)
動きと雰囲気から『その瞬間』をにこたまは見逃さない。|『機械化義体』《サイバーザナドゥ》化した右手で対象の肩を掴み、流し込むのは【正義の潜入捜査(即席)】。それは『この世界では潜入捜査に掛けられる時間はない』というにこたまの想いが生み出したユーベルコードである。
対象に植え付けるのは『にこたまを「女性たちに近い立場」から裏側に女性たちを追い込む役目を持った仲間』という記憶。それによってにこたまは彼らの『即席の仲間』となる。潜入するのにここまで最適なユーベルコードもない。
「……向こう。もしかしたらネズミが入り込んでるのでは?」
そのにこたまがナイトプールの様子を差して、小さく呟く。にこたまが指さした先にいるのは実は猟兵。つまり『本来の仲間』が活動していることでナイトプールの各所がすこしざわついている。それを利用したのだ。
「一度、戻りましょう」
とにこたまが告げれば、即席の仲間たちがホームへと移動する。【正義の潜入捜査(即席)】には判断力を低下させるプログラムも含まれている。にこたまの提案を『おかしい』と感じる者もいない。
敵に連れられてホームへと移動するにこたま。
後は。
(オブリビオンでもない相手に負ける|猟兵《私》ではありません)
実力行使をするだけだ。
程よく時間が経過した頃。
ビルが派手に崩壊する音が夜の街に響いたという。
大成功
🔵🔵🔵
茜・皐月
『さてさて、絡んできてくれるかしら』
娘人格、思案顔。
髪を編み込み、黒のクロスホルダービキニ、引けばはだけそうなリボン留めの白いパレオで入場。
向かうはバーカウンター。あえて少し度数強めのカクテルで不慣れにお酒飲んでる風。こっちのが飲みやすいよって絡んで来ないかな、と。
絡んできたら釣られた振りで裏までついてって、手を出そうとしたら蹴りで反撃。
向こうが攻撃してこなくてもナイフで腕を切り、UC贄の対価を発動して呪力でヤれば後片付けも簡単。
傷は【激痛耐性】の上、黒いリボンを巻いて隠して、中に戻って繰り返し。
『お酒、美味しい』
もちろん、釣れるまではお酒と軽食を楽しむ心持ち。
せっかくだからそこも楽しみたい。
●
外を見れば。暴力と金が全てを解決するサイバーザナドゥにあってなお、評価することすらできないほどの美しい夜景。
中を見れば、薄暗いながらも煌びやかなナイトプール。
美しい外見の中に、|悪《どく》が含まれるのはサイバーザナドゥではどうしようもないことなのかもしれない。
そんな様々なモノが行き交うナイトプールのプールサイドを。
ひとりの女性が思案顔で歩いている。物憂げな表情はともすれば男を呼び寄せる|呼び水《フェロモン》となりかねないが……茜・皐月(自由奔放、天真爛漫な魔女・f05517)の狙いはまさにそこなのだから、特に問題は無いのだろう。
編み込まれた緑の髪がふわりと揺れる程度の緩やかな歩みに柔らかそうなバストも程よく揺れる。そんな肢体が黒のクロスホルダービキニ、引けばはだけそうなリボン留めの白いパレオでしか守られてないのだから、視線を集めるには十分だ。
(さてさて、絡んできてくれるかしら)
今、皐月の表に出ている人格は『大人びた娘』の人格。『幼き少女』はお休み中らしい。
そんな皐月が歩いていく先にはバーカウンターがある。
落ち着いて大人びた仕草でカウンターに座り込んだ皐月はバーメイドが作るカクテルに視線を注いで、目で楽しんだ後。
「それ、いただけます?」
あえて少し度数強めのカクテルを頼む。手元に滑り込んできたカクテルを口に運ぶ皐月。その仕草は『慣れてないのにこの雰囲気に流されてお酒を飲んでいる』風に見える。もちろん演技だ。纏う|誘惑《フェロモン》を隠すことなく。皐月はお酒を喉に流し込む。
(こっちのが飲みやすいよって絡んで来ないかな)
と思っていたのだが、正解だったようだ。ほろ酔い加減の皐月の肩に男の手が乗る。
そこではまだ慌てず、振り向いて会話を交わす。そして釣られた振りで裏までついていく皐月。
バックヤード……他の誰もが手出しができないエリアに入り込んだ男は速攻で皐月を壁際に追い込む。
「へっへっへ…‥まず味見ぃぃッ?!」
「させるわけないでしょう?」
皐月の跳ね上げた脚が男にクリーンヒット。どこに当たったかは伏せておく。崩れ落ちる男に対して、皐月は流れるような仕草でナイフを取り出し、躊躇うことなく自身の腕を切りつける。
「血肉の味を教えてあげる」
ユーベルコード【贄の対価】発動。自身の地肉を対価に呪力を籠めた強烈な一撃を放つ皐月。その一撃で男は。
「呪力でヤれば後片付けも簡単」
と事も無げに終わらせた皐月は傷を黒いリボンを巻いて隠して、再びバーカウンターへと戻る。
「お酒、美味しい」
不慣れな振りをしていても、皐月は24歳。お酒を楽しめる年齢だし、もちろんお酒も楽しんでいる。出てきた軽食も口に運んで美味しそうに堪能する皐月。
(せっかくだから楽しまないと)
人間嫌いの悪に沿う娘は趣味と実益を兼ねた夏休みを過ごすのであった。
大成功
🔵🔵🔵
菫宮・理緒
【セナさんと】
水着はブルーのタンキニ。
最初はプールに入って、手を繋いでいっしょに潜ったり、
浮き輪とビーチボールでぷかぷかしたりして、
水遊びを満喫しちゃおう。
遊んですこし疲れたら、プールサイドでのんびり休憩。
タオルで身体を拭いてから、いっしょのタオルにくるまって、
プールサイドチェアに座っちゃうね。
タオルはおっきいけどひとつしかないし、
チェアもひとつだけだから、もちろんいっしょだよ!
セナさんをうしろから抱きしめる感じで座ったら、
二人羽織みたいにタオルを羽織って、
セナさんの肩にあごを乗せて、耳元に息を吹きかけたりしちゃおうかな。
って、セ、セナさん!?
わたし攻められるのは、弱いんだけどー!(真っ赤)
セナ・レッドスピア
【理緒さんと】
赤いチューブトップな水着です
まずは理緒さんと一緒に
プールで色々遊んじゃいます
一緒に潜った水の中でも
理緒さんの笑顔や手のあったかさにどきどきしちゃったり
ビーチボールを追っかけながらわたわたしたり
浮き輪で浮かびながらほわほわしたり…
その後は一休み…
しようとしたら理緒さんがおっきなタオルで!?
しかも後ろからぎゅっとされて
さらにいっぱい追い打ちされて
どきどきもはわはわもとってもいっぱいに!?
そのまましばらくどきどきわたわたしちゃうけど…
思い切って向き直って
私からもぎゅっとしちゃいますっ!
…とってもどきどきしながらなので
とってもたどたどしく、だけどっ
…理緒さん、どんな顔してる、でしょうか…
●
サイバーザナドゥの夜はネオンに彩られている。ともすれば下品ともいえる、煌々とした人工的な明かりの中ではなく。
バーメイド・ナイトプールの中は素晴らしいバランスでのビジュアルであった。もちろんプラスの方向で。ナイトプールから外を見れば、明るすぎる人工の光もまた夜を彩るライトに過ぎない。
だがその裏では|闇《背徳》こそが全てを支配するナイトプールに未成年の女の子がふたり。菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)とセナ・レッドスピア(blood to blood・f03195)である。
ドレスコードの水着は理緒がブルーのタンキニ、セナが赤いチューブトップ。
ヨシッ!!(何が)
本音を言うならもっと水着の詳細が欲しかったです!!(筆者の主観です)
しかしながら二人とも程よい? 品が良い? バストをしっかりと包みながらも主張してたりして無かったりと水着がいい感じに二人を彩っている。
めくってもいいですか?
「セナさんはわたしの!」
「はわっ?!」
何に反応(?)したのか、突然抱き着いた理緒にセナはわわ赤面びっくりしています。
こんなの絶対(サイザナ的に)カモられるよ、明日にはその美しい肢体が機械に繋がれて以下略されてしまいかねないふたりだが、猟兵なのでぶっちゃけここにいる誰よりも強い(仲間の猟兵除く)
なので安心してプールに入る理緒とセナなのでした。
●
水着でプールに来て入らないなんてあり得るのか、いや無いね。最初に言っておきます、ぽろりは無いです。
というわけでまずはプールに飛び込む理緒とセナ。
まずはゆっくりプールに潜って水中の景色を楽しむ。とはいっても海とは違うので見えるのは海底ではなく、人の営みだけれども。参加者も千差万別で、水面に浮かんでいたりとか。あるいは潜っていたり沈んで(?)いたり。
そんな様子を指さして、水中で顔を見合わせて笑顔を浮かべる理緒とセナ。『あっちへいこう』と理緒がセナの手を取れば。
(はうっ)
理緒の笑顔と手の温かさにどきどきしちゃうセナ。
このままでは呼吸困難(色んな意味)で死んじゃいそうなので、セナが水面を指さす。それに頷いて理緒が泳ぎ出せば手を引かれてセナも水面へ帰還。
「はー♪」
「ふー……」
こぼれる吐息の質がほんのちょっと違ったのはご愛敬?
水面の弱点は気を抜くと沈んでいくことである。
のんびり過ごすには浮き輪が欠かせない。そしてビーチボールは直撃する。
「はうっ!?」
「理緒さーん?! なんで当たっちゃうのですかー!?」
なんでって、理緒は浮き輪でほんわか浮いていただけですよ? しかしどこからか飛んできたビーチボールはセナではなく理緒に吸い込まれていったのである。
元々貸し出し用のボールなのだろう。誰も取りに来なかったので。
「セナさんを狙い撃つ、よー!」
「どうしてっ」
浮き輪でぷかーと浮かんだまま、唐突にスパイクを打ち込む理緒。高度とかないのでぽわーんと飛んでいくビーチボールだが、あわわっと逃げかけたセナの頭の上にぽすんと落下した。
そんな様子に楽しそうに、理緒とセナが笑い合う。
でも二人はやっぱりほわほわのんびりしている方が気楽なようで。
ぷかぷかと浮き輪で浮かびながら、はわはわわたわたと追いかけっこなどしてみたり。
●
遊んで楽しんで少し疲れたら、プールサイドで休憩。
プールサイドに置かれている大きなプールサイドチェアに近づいていくセナ。上に乗って休憩しようかなーと座り込んだところへ、タオルで身体を拭きながら理緒が近づいて来た。
「理緒さんも」
「うん」
言うが早いか、理緒がセナの隣に座り、手にしていたもっとおっきなタオルでしゅばっとセナを巻き込んで一緒に包まる。
「はわっ!?」
全世界最速の所業にセナが気が付いた時には、一緒のタオルで包まってベッドの上で一緒に寝転んでいた。
「タオルはおっきいけどひとつしかないし、チェアもひとつだけだから、もちろんいっしょだよ!」
セナを後ろからぎゅっと抱きしめながら『さも当然』という感じの理緒。
全然、当然じゃない。
二人羽織みたいな状態で理緒の顔がセナの肩に乗っている状態である。囁けば理緒の吐息がセナの耳に直撃する位置である。
もちろん理緒は狙っている。
(セナさんの肩にあごを乗せて、耳元に息を吹きかけたりしちゃおうかな)
とか思っているからこの状態なのである。つまり、セナの反応を楽しんでいる。追い打ちは全力で。理緒のスタイル嫌いじゃない。
「!?!?!?!」
セナさん、顔を真っ赤にしながらパニック状態である。どきどきもはわはわもとってもいっぱいになってまして、もう何が何だかわからないという感じのセナさんである。ゆでだこ状態とも言えるが、自分の体に腕を回している理緒の体が(プールに入っていたので)ひんやりしてまして、火照った体が冷めてさらに火照るみたいな、どきどきわたわた好(?)循環でセナのヒットポイントはもう限界よ!
しかしこのままでは待っているのは(萌え)死だけである。
(~~~~っ!!)
思い切ってタオルの中で器用にくるっと向き直るセナ。
「?!」
理緒さん油断してましたね? 抱きしめる腕が緩んでいたようです。それが最大の隙さ。
「理緒さんっ」
「はひっ!」
噛んだ。だが、セナも必死過ぎて理緒が噛んだことすら気付いていない。
それくらい必死にセナが理緒をぎゅーーっとしたのである。ぎゅーっ、である。ぎゅーっ!
「って、セ、セナさん!? わたし攻められるのは、弱いんだけどー!」
顔を真っ赤にしながら自身の弱点を暴露する理緒。
そしてある意味、今の状況を的確に解説されているセナ。
なので、勢いで行ったにもかかわらず、恥ずかしさで思わずぎゅーする腕が緩んでしまい、もう一回ハグろうとしても今度はたどたどしいというセナさん。
(……とってもどきどきしながらなので)
上手くぎゅっと出来ているだろうか。目を瞑りながら不安になりながらもぎゅーしてるセナさんであるが。
そんなセナさんが理緒にクリティカル。
「ごふっ……」
「理緒さん、なんでとけつしちゃうのですかー?!」
反撃で萌え死した理緒に別の意味であわあわわたわたしてしまうセナさんでした。
結果的に介抱される理緒さんはセナの膝枕を堪能する。
(……理緒さん、どんな顔してる、でしょうか……)
と抱きしめている時は思っていたセナだが、見下ろした先にある理緒の顔はとっても幸せそうである。
なお、『セナ』と血でダイイングメッセージを書こうとしていた不埒な理緒の手はセナの手でぎゅっとされてました。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
桐嶋・水之江
誘拐&人身売買・義体剥ぎ・薬漬けやり放題ですって?
|許せない《羨ましい》わね
潰しても構わないのよね?オーケー任せなさい
ちゃんと水着も着用してるし入場の条件は問題無いわね
後ろのこれ?見ての通りタコだけど何か?
浮き輪みたいなものよ?問題でも?
無いわよね?はい論破
入場したら適当に見て回りましょうか
ゼノダゴンのタコ足でねっちゃねっちゃ地面を這って進めるから私自身は歩く必要無し…快適快適
私の新たな発明品に回りの視線が釘付けね
やれやれ、天才って罪よねぇ
もしもしそこのメイドさん(触手でちょいちょい)何かお酒でも見繕って…
あら?司さん?
なるほど潜入中って訳ね
目立つ役が必要ならお任せあれ
御覧の通り後ろのこれが大きいから嫌でも目立つもの
なんだったらちょっと騒ぎでも起こしてあげましょうか?
欲しいわよね?任せなさい
ゼノダゴンの触手で司さんを掻っ攫ってプールにダイブ
溺れない程度に触手でネチャネチャしてあげる
大丈夫よ、痛くしないから
昔こういうモンスターパニック映画あったでしょう?
これでギャラリー釘付け間違いなしよ
●
サイバーザナドゥの夏の夜はとても煌びやかに世界を照らし、この世の闇を覆い隠す。
めちゃくちゃビジュアルが良いナイトプールの裏にもまた、どうしようもない|闇《ワル》が潜んでいるのだ。
されどそれはサイバーザナドゥという世界における常識であり、ルールでもある。オブリビオンが関係しないからこそ、猟兵がどのように関わるかは自由なのだ。
そう、自由……。
「誘拐&人身売買・義体剥ぎ・薬漬けやり放題ですって? |許せない《羨ましい》わね」
ナイトプールに潜入した桐嶋・水之江(|機巧の魔女《モーラットイーター》・f15226)こと桐嶋博士は開口一番、そうのたまった。相変わらず本音がだだ洩れな博士嫌いじゃないゼ!
「潰しても構わないのよね? オーケー任せなさい」
と転送前に念押しで確認してきたことだし、気合は十分だ。なお、理由は単に気に入らないだけだと思います。えっ、博士も猟兵なんだからサイザナの悪事に憤っているはずだ? HAHAHAHA、この人サイザナの、しかも上層の人だと思いますよ?(風評被害)
さて、そんな博士もナイトプールに入れないでは意味が無い。なので水之江も水着を着用……みず……ぎ??(入り口のチェッカーの気持ちを代弁しました)
「ちゃんと水着も着用してるし、入場の条件は問題無いわね」
落ち着こう、ちゃんと水着だ。
豊満なバストを含めた美女の肢体をちゃんと包み込んでいる。っていうかビスチェが乳圧の限界よ!! 北半球ごとまろびでそう。めくっていいですk、あ、カシュクール的なやつでしっかりガードしてますね残念。そしてそのまま下腹部に伸びる水着……は股間部の布面積がおかしくないですかね!? それ隠せてますか?! 鼠径部がエッチすぎるんですが!!
だが何よりも目を引くのは水之江の背後に控える名状しがたきモノである。えっと、あの、それなんですか??
「後ろのこれ? 見ての通りタコだけど何か?」
さらっとお答えいただいたわけだが、全然意味が解らない。
「浮き輪みたいなものよ? 問題でも? 無いわよね? はい論破」
アッハイ。いや、理解したら狂気に陥りそうなのでわかりたくない。
杖も装備もいつもの雰囲気なのに、いつもより見た目からして禍々しいのですが……魔女契約でもした? って感じの桐嶋博士が入り口突破。
なお、博士を視界に収めてまず視線を遣るところは、胸の谷間:タコ:鼠径部:顔=4:3:2:2だと思うのですが、いかがでしょうか?
●
さてここからが本番である。
|ヤバいやつ《私が気に入らないヤツ》らは滅ぼさねばならない。だがどこにいるかは簡単にはわからなさそうだ。
「適当に見て回りましょうか」
そう言って水之江がプールサイドを歩き出す。
ぐちゅ、ねちょ、にちゃ、くちゅ……。
いや待って落ち着いて。歩いている音だから。ゼノダゴン(!?)のタコ足でねっちゃねっちゃ地面を這って歩を進めている音だから。ちゃんと博士も移動しているから。なんかビーチチェアーに座ったまま移動しているみたいになっているけど。
「私自身は歩く必要無し……快適快適」
ついでに人の波もモーセの十戒みたいに割れていってますけどね!
「私の新たな発明品に回りの視線が釘付けね。やれやれ、天才って罪よねぇ」
博士のポジティブシンキング、嫌いじゃないゼ! でも超目立ってるからね!?
しかし(独白だけど)話していたら喉が渇いた。
なので近くのツインテメイドの肩を触手でちょいちょい、とたたく。
「もしもしそこのメイドさん、何かお酒でも見繕って……」
「……あえて言おう。何してんだ博士」
「あら? 司さん?」
むしろ司じゃなかったら触手で肩叩かれた時点で悲鳴があがってたよ博士。
「何って……潜入?」
「……ああ」
博士の言葉に、なぜか遠い目になる司。なんか人選ミスったかなーと思わないでもない。でも条件はすべてきちんとクリアしてくるのがこの博士の凄いところである。だが紙一重で『天災』だ。だが触れたら最後、搾り取られるぜ?(資金が)
お酒って言われたので司もお仕事ですね。
「お客様。『スティンガー』でございます」
なんて演技をしながら水之江にカクテルを差し出す司。なお、カクテル言葉は。
「なるほど潜入中って訳ね」
司からカクテルグラスを受け取り、それを口元に運ぶ水之江。カクテル自体はリキュールベースの甘口、飲みやすい方だと思われる。お口に合うかどうかはさておき。
グラスを空けた水之江が司のトレイにそれを戻しつつ、いつもの自信満々の表情で告げる。
「目立つ役が必要ならお任せあれ」
「……は?」
どこから何がどうなってそんな言葉が出てきたの? 司さん、そんな感じで呆けていたのが致命傷だった。
「御覧の通り、後ろのこれが大きいから嫌でも目立つもの。なんだったらちょっと騒ぎでも起こしてあげましょうか? 欲しいわよね? 任せなさい」
「いや待て博士! あたい何も言っんむぅ?!」
司の反論を待たずに、『行動開始☆』な桐嶋博士。どんな行動かってーと、ゼノダゴンの触手で司を掻っ攫ってプールにダイブするっていう、私昔見たことあるこんな深夜番組。っていうかどこに触手突っ込んだの博士。
「大丈夫よ、痛くしないから。溺れない程度に触手でネチャネチャしてあげる」
「げほっ。ちょ、まて博士っ! これマズ、はぅっんもぅっ?! ん、ん~~~~っ!?」
博士の言葉のチョイスと司の悲鳴が既に全然大丈夫じゃねぇよ。
「昔こういうモンスターパニック映画あったでしょう? これでギャラリー釘付け間違いなしよ」
「んっ、んぅっ、ん~~~!!」
触手で猿轡されてる司さんが首をぶんぶん振ってます。『ちがうそうじゃない』と。
「あら? 喜んでくれてるの司さん? 嬉しいわ」
「んーーーーーーーっ!!!!」
全然通じてないのに通じている感を醸し出している博士が最強だと思います。
なお、最後はお子様には見せられない感じになりました。
大成功
🔵🔵🔵
白嶺・踊子
せっかくオシャレで素敵なプールでも、先ずは害虫を駆除しなくちゃ楽しめないわよね。
女の子が女の敵を退治するのに猟兵もオブリビオンも関係ないのよ。
今年新調した水着を着ていくわ。
レースクイーン風の際どいハイレグ、サイドも大胆にカットされたセクシー水着☆
プールサイドのデッキチェアでくつろぎながら寵姫の美貌と魅惑の水着で周囲の視線を集めて…
悪い奴らを誘い出すわ。
ただのナンパか悪党の仲間かを見極めるために
相手が本性を現して正当防衛成立するまでは素知らぬふりで誘いに乗って様子を見るわ。
奴らが私を攫おうとしてきたら…お仕置き開始ね。
「慌てなくっても、私はどこにも逃げないわよ…」
男の身体に指を這わせながら、甘い吐息ともに囁いて…
ユーベルコード「白魚絶命指戯」を発動するわ。
殺さないように手加減はするけれど…
二度と女に悪さが出来ないように、性犯罪者は去勢の刑よ。
下半身はもう使い物にならないようにしてあげる…ご愁傷さま★
わざと大きな悲鳴を上げさせて騒ぎで奴らの仲間を呼び寄せて、
全員同じ目に合わせてあげるわ。
●
サイバーザナドゥの夜は明るい。といっても人工的な光に照らされた狂ったような明るさだ。そんなバカげた明るさを外から眺めるかのように、室内にあるナイトプールは煌びやかに、それでいて大人びた雰囲気を醸し出していた。ビジュアルを売りにしているだけのことはある。
だが……その煌びやかな夜の裏に、とんでもなくヤバイ|闇《悪》がいる。
ナイトプールの入り口、ドレスコードの水着を軽くクリアした白嶺・踊子(舞闘雪姫・f36103)は踊るような軽やかな足取りでナイトプールのプールサイドを歩き出す。
「せっかくオシャレで素敵なプールでも、先ずは害虫を駆除しなくちゃ楽しめないわよね」
小さく呟いた言葉は人々の喧騒に飲み込まれて誰の耳にも届かない。踊子が視線を巡らせれば返ってくるのは自分の身体に突き刺さるような男たちの視線。
何故かといえば、日本人形のような美貌に抜群のプロポーションを誇る美少女が、レースクイーンと思いきや、レースクイーン風の際どいハイレグにサイドも大胆にカットされたセクシー水着☆、である。思わず二度見してしまうような扇情さがある。
なのでじっくり見て欲しい。サイドもだが、背中はバックシャンっていうかバックレスっていうか露出がすごいことになっているし、ハイレグの角度もエグイ。そしてレースクイーン風の水着が踊子のプロポーションをしっかりと誇張しているにもかかわらず、鼠径部はフルオープンというこのバランスの取れた危険さ。
これ水着? 入り口のチェックが通ったからには水着なんですね。なお、フラッグはさすがに置いて来た。
そんなわけで視線を集めながら、踊子は『目的』である者たちを探す。
(女の子が女の敵を退治するのに猟兵もオブリビオンも関係ないのよ)
それはこの世の真理だろう。
そんなわけで踊子は『釣り上げる』ための行動にうつる。
プールサイドのデッキチェアでゆっくりとくつろぎながら。惜しげもなく、その美貌と魅惑の水着で周囲の視線を集める……そして。
踊子が連れ込まれたのはバックヤード。普段であればナイトプールの『客』が入り込まない部分だ。
「こんなところに何があるの?」
前を歩く男の背中に踊子が問いかければ。
「まぁまぁ。後でわかるって」
チャラい感じの男が振り返りもせずに答える。隙だらけ……なのだが。
(……)
小さく吐息をつく踊子。姿は見えないが後ろから何人か挟み込むように動いてきている。素人にしては上出来な気配の消し方だが、猟兵の踊子にはバレバレだ。
(クロ……かしら?)
しかし、決め手が無いと言えば無い。
ならばギリギリまで……と踊子が心に決めた瞬間、前を歩く男が振り返り、速攻で距離を詰めてきた。
「……っ」
男に押されるがままに壁まで追い込まれる踊子。
(……まぁフリだけど)
正当防衛成立するまでは素知らぬふりで様子を見る。身を守るため……というか、踊子の場合は『全力でやり返すため』が正解かもしれないけれども。
「ここまで来た、ってことは了承アリってことでいいよな?」
そんな踊子の内心など気付くわけもなく、踊子を壁に押し込んだ男はその手にどう考えてもヤバい色をしているクスリ入りの注射器を握る。これを踊子の首筋にぶっ刺して……!
その瞬間、踊子の手が注射器を持つ男の手首を握りしめる。
(お仕置き開始ね)
男の手首を掴みながら踊子の視線が男の顔を見る。
「てめぇっ!?」
男は男で踊子の手を振り払おうとしているのだがびくともしない。『コレはヤバい!』と悟った男が身を引こうとするが……踊子がそれを許さない。
男の首に空いている腕を回して離脱を阻止。その隙に男の手首を掴む手を解くと、するりと男の手の内に白い指が入り込む。踊子の指先が愛撫するように男の掌を刺激すれば男が注射器を取り落とす。
かしゃん、と地面に硬い音が響いた後。
すぅっ……と。踊子の指先が男の腕を滑るように移動してきて、露わになっている胸元で指先を止める。
「慌てなくっても、私はどこにも逃げないわよ……」
男の身体に指を這わせながら、頭を抱き寄せて……甘い吐息とともに囁く……。
直後。
「……ごばっ?!」
『体内を直接爆破されたかのように』身体を膨らませた後、盛大に血を吐いて地面に崩れ落ちる男。
「女の子の細指一つで悶絶させられた気分はいかが?」
崩れ落ちる男の身体も吐かれた血も避けて、いつの間にか立ち位置を入れ替えていた踊子が妖艶な笑みを浮かべながら男を見下ろす。
ユーベルコード【白魚絶命指戯】の発動条件はすべて揃った。ゆえに踊子の標的から男が逃げる術はない。
(一応、殺さないようには手加減したけれども……)
それと『コレ』は全然別の話。
「二度と女に悪さが出来ないように、性犯罪者は去勢の刑よ」
しなやかな脚で男の体を蹴り上げれば仰向けに転がる。いわゆる大の字に寝転がって、死にかけの呼吸をしている男の口からはまだ血が溢れている。そこへ。
「下半身はもう使い物にならないようにしてあげる……ご愁傷さま★」
踊子のヒールが『ソコ』へ突き刺さる。
「ギィッア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛!!!!!!」
絶叫。この世の終わりと言わんばかりの絶叫が響き渡る。
「~~♪」
その様子を愉悦の表情で見下ろす踊子。
男の絶叫はわざとだ。わざと大きな悲鳴を上げさせて、その騒ぎで男の仲間を呼び寄せる。後は……。
「全員同じ目に合わせてあげるわ」
濡れた瞳の中に獰猛な獣を住まわせて。
踊子は駆け寄ってくる男たちの足音を出迎える。
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そんなこんながありまして。
猟兵たちは夏休みを盛大に楽しんだようだ。
その代償にナイトプールとナイトプールが入っているビルが崩壊したわけだが、まぁそれもまたサイバーザナドゥの日常なのかもしれない。
大成功
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