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聖教皇国編纂史・オブリビオンプラント運用補給基地制圧

#クロムキャバリア #メリアグレース聖教皇国 #聖教皇国編纂史 #プレイング受付中 #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #途中参加歓迎 #二名様はサポートとなります #プレイング締め切り07/13(水)16:00まで

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「皆様、クロムキャバリアのオブリビオンプラント案件の予知を得ました……ええ、わたくしがグリモア猟兵という事は『正教派諸侯軍』に関する依頼です」
 琥珀色の長髪と翡翠色の瞳が特徴的な美少女にしてクロムキャバリアの宗教国家『メリアグレース聖教皇国』の国家元首たる教皇なるグリモア猟兵、フレスベルク・メリアグレース(メリアグレース第十六代教皇にして神子代理・f32263)はグリモアベースに集う猟兵達に己の予知を告げていく。
「先程クサズ温泉郷を襲った強襲部隊、彼らから得た情報を元に予知を行った所……『正教派諸侯軍』が補給基地としてる秘匿されたプラント地帯の座標を突き止める事に成功しました」
 グリモア猟兵の予知は全能全知でこそないが、こと万全の状態で予知を行えば抜群の戦略を設立させる事が出来る。
 それを元にしてフレスベルクは『正教派諸侯軍』のプラント基地を発見する事が出来たのだ。
「とはいえ、ただのプラント基地ならば騎士団を派遣するだけの事……ですがグリモア猟兵たるわたくしが予知で把握した事は、そう言う事です」
 つまりはオブリビオンに関する事案……猟兵の出番だ。
 その上で、プラントとなると――
「ええ、彼らの補給基地のプラントは……オブリビオン・プラントです」
 放置すればあっと言う間に「自律稼働可能なオブリビオンマシンの群れ」が出来上がる最悪の災厄。
 それがオブリビオン・プラントだ。
「恐らくは、これまでの事件で用いられたオブリビオンマシンはかのプラントを介して生成された物もあるのでしょう……逆説的に言えば、このオブリビオン・プラントを破壊すれば敵勢力の戦力と補給は大幅に減少します」
 ただでさえオブリビオン・プラントは放置すれば周囲をオブリビオンマシンで埋め尽くし、阿鼻叫喚の地獄絵図に塗り替える。
 かの『正教派諸侯軍』がそれを知らずか、或いは破局がより壊滅的になるまでオブリビオン・プラントが眠っていたのか……
「ともあれ、これを破壊しない訳にはいきません。ご協力をお願いします」

 作戦は補給基地の後方30kmにメリアグレースの騎士団と同盟国の混成軍が待機しており、猟兵はその前線基地に転移する。
 出動した騎士団はキャバリア戦を担当する第一騎士団と陸戦を担当する第二騎士団がそれぞれ二個中隊を編成。
 同盟国は旧スプリック経済自治州を再編した都市国家『リエラ行政特区』から防衛省直属第一騎兵隊総司令たるクレイア・サリエラス――かつて猟兵がオブリビオンマシンとの事件で出会った少女とその部隊が出動している。
 彼女が率いる第一騎兵隊は一個小隊規模であるが、数か月の訓練で質を高めたキャバリアパイロットが特徴的だ。
「彼らと合流して作戦編成を行い、補給基地内へと突入して下さい。敵の警備兵が保有するキャバリアは『アマランサス』、これらはオブリビオンマシンではないですが、精密なチューニングによって匹敵する戦闘能力を有しています」
 いずれにせよ、攻略する際に騎士団やクレイア達の協力を得る事はアドバンテージとなるだろう。
「最後に、警備兵が全滅した際……オブリビオン・プラントは暴走を開始し、オブリビオンマシンを生み出していきます」
 質より量を取ったオブリビオンマシンを製造するが、それでも迅速にプラントを破壊しなければ大惨事となるだろう。
 ここでも協力者との連携も重要となる。
「それでは、質問が無ければ転移を開始します。皆様のご無事を祈っていますね」


黒代朝希
 聖教皇国編纂史シリーズ第六弾となります。
 早いですね。

 敵組織『正教派諸侯軍』が保有するプラントを有する補給基地……その基地のプラントがオブリビオン・プラントだと判明しました。
 これを破壊し、オブリビオンマシンの量産と『正教派諸侯軍』への補給を断ってください。

 第一章
 敵基地の後方に控えるメリアグレースの騎士団の騎士団と同盟国の部隊と合流し、作戦を練る章となります。
 同盟国の部隊を率いるクレイア・サリエラスは過去作のNPCですが、過去作を知らなくとも参加に支障はありません。

 第二章
 警備用のキャバリアである『アマランサス』との戦闘です。
 このキャバリア自体はオブリビオンマシンではありませんが、チューニングによって匹敵する戦闘能力を有しています。

 第三章
 不明です。
 第三章の公開と共に断章を投下して説明します。

 全章共通のプレイングボーナスとして
『騎士団と同盟国の部隊と協力する』
 が存在します。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。
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第1章 冒険 『秘密基地を攻略せよ』

POW   :    罠を恐れず、まっすぐに進む

SPD   :    注意深く調査し、罠を発見する

WIZ   :    仕掛けられた罠の特徴から、敵の手の内を推測する

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ベルカ・スノードロップ
「プラント破壊……ですか」
今回こそ、アレを利用するべきなのでは?
指を天に向けて訊きます
アレとは『殲禍炎剣』の事です
戦術……殲術兵器として利用が出来ることは、諸々証明されてますからね

私の《三千世界の二千本桜》を、遠距離に出現させて放つ
《幽玄に咲き誇る現世の桜》を使えば、遠距離から破壊対象のプラントに
『殲禍炎剣』を打ち込むことも出来そうですけど

そんな【戦闘知識】や【世界知識】で、戦術の提案をしていきます。


ブリーフィングの後は、【コミュ力】で
騎士団と同盟国の部隊の人たちと交流しましょうか
もちろん、クレイアさんともですね
仲良くなっておくことで、作戦遂行が上手くいくことも多いですからね



「プラント破壊……ですか。今回こそ、アレを利用するべきなのでは?」
 ベルカ・スノードロップ(【中将】少女を愛に染め救済せし夜の王・f10622)は指を天に向けて騎士団と同盟国のメンバーにそう尋ねる。
 彼が言いたいのは――『殲禍炎剣』の事。
「戦術……もとい殲術兵器として利用が出来ることは、諸々証明されてますからね」
「ベルカ卿があの暴走衛星を精密に戦術に利用できるユーベルコード使いであるのは教皇猊下からお達しが来ています」
 しかし、と騎士団の騎士はこうも言う。
「あまりに強すぎると『正教派諸侯軍』の本拠地を示す情報やデータが諸共吹き飛ばされてしまう可能性があるのですよ」
「つまり、最終手段に留めてほしいと?」
「オブリビオンマシンの大量生産が見受けられたら、その時はお願いします」
 最低でも、現在のメリアグレースを脅かすテロ組織の情報を手に入れるまでは待ってほしいとの事だ。
「とはいえ、情報を集め終わったりオブリビオンマシンの大量生産阻止の状況の場合は行っても?」
「そうですね、オブリビオン・プラントとなると破壊するしかありませんので」
 そう言って協定と最低条件を取り決めた後、ベルカは改めて戦術案を構築していく。
「私の《三千世界の二千本桜》を、遠距離に出現させて放つ。これで『殲禍炎剣』を打ち込むこと……でよろしいでしょうか?」
「はい、あくまでも最悪の状況の阻止及びに情報蒐集の完了後でお願いします」
「了解しました。まぁ射撃武装にも私のユーベルコードは使えますので」
 そうしてブリーフィングを終えた後、ベルカは騎士団と同盟国の部隊の人たちと交流を開始していく。
「クレイアさんは何が好物なのですか?」
「ん?肉系統なら何でも好きだけど……ハンバーグが好きかしら」
 クレイアとも交流を深め、『リエラ行政特区』から提供されたフライドチキンを食べながらベルカは騎士団や同盟国の部隊のメンバーと仲を深めていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

防人・拓也
「久しぶりだな、クレイア。防衛省直属第一騎兵隊総司令とは大出世だな」
とクレイアに言う。次に地図を見て
「…さて、今回はプラントの破壊が目的か。ふむ…アレを使うか」
と言う。
「プラント破壊だけなら爆弾での破壊工作も考えたがね。周囲に敵機の群れがいる事もあり得る。ならば、それごと吹っ飛ばす。ネオツインバスターライフルでな」
と言い、武装を解説する。
「簡単に言えば超強力なビーム砲だ。最大出力ならば小惑星など一撃で破壊可能だ。出力は計算して調整するから安心しろ。撃つ時は警告するから、くれぐれも射線や攻撃範囲に入らないように注意してくれ。後は危なくなったら、呼べ。そちらの救援を優先する」
と言う。
アドリブ可。



「久しぶりだな、クレイア。防衛省直属第一騎兵隊総司令とは大出世だな」
「あ……久しぶり!」
 クレイアと久々の顔合わせを行うのは防人・拓也(コードネーム:リーパー・f23769)。
 彼はスプリック自治州関連の依頼でクレイアと顔を合わせていた猟兵だ。
 拓也はクレイアと握手をして再開を寿ぎ、次に地図を見て自分が考えた戦術を立案する。
「プラント破壊だけなら爆弾での破壊工作も考えたがね。周囲に敵機の群れがいる事もあり得る。ならば、それごと吹っ飛ばす。ネオツインバスターライフルでな」
 無論の事『正教派諸侯軍』に関する情報収集を終えた後で放つ前提だ。
 だが、それでも『殲禍炎剣』の利用に比べれば……加減が効く戦術である事は違いない。
「ネオツインバスターライフルとは……簡単に言えば超強力なビーム砲だ。最大出力ならば小惑星など一撃で破壊可能。出力を調整すれば十分な牽制砲撃を行う事が出来る」
 つまりは出力調整を間違えなければ、精密に警備兵のキャバリアを行動不能にする威力の狙撃を行う事も可能という事。
 無論の事、レーザーの射線上に居れば無事なわけはないのは事実。
「撃つ時は警告するから、くれぐれも射線や攻撃範囲に入らないように注意してくれ。後は危なくなったら、呼べ。そちらの救援を優先する」
「分かった……要約すれば支援砲撃を担うという事ね?」
 意を得たりというように微笑し、人差し指をクレイアへと向ける拓也。
 クレイアも意図を読み取って新たに行政特区の部隊に拓也の戦術を組み込んだ指示を出していく。
「しかし、立派になったもんだ……まぁ、レジスタンス活動で下地は出来ていたとは考えられるからな」
 だが、こうして軍組織の司令として務めを果たせているのは……自由を勝ち取ってもなお不断の努力をクレイアは続けていた証明であろう――
 そう思い、拓也はネオツインバスターライフルの調整へと移っていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

天河・星奈
8.5km先までであれば、私のユーベルコード『漆型・百来夜行』で知覚できます
プラントの内部の間取りとか、部屋の広さ
『誰かがいる』『何かがある』ということまでは、ある程度特定も出来ます
『資料がありそうな場所』までは、特定できます

それと、私の[クイックドロウ]じゃ、重火器のリロードではなく
『絵の早描き』なので、図面に起こしこむことも出来ますよ

実際に目的の資料があるかどうかまでは、実際に行ってみないとわからないので
潜入は必要になりますけど……

出来ることと、出来ないことを提示しながら
作戦の提案ではないですけど、ヒントは出しますね



「8.5km先までであれば、私のユーベルコード『漆型・百来夜行』で知覚できます」
 天河・星奈(窮状から救われた猫娘は恩人に飼ってもらう夢を見る・f30702)はそう言って騎士団と行政特区の部隊幹部陣へと自分の案と能力を告げていく。
 彼女はユーベルコードによってプラントの内部の間取りや部屋の広さ……更に『誰かがいる』『何かがある』ということをある程度把握する事が出来るのだ。
「成程、貴方は剣士と聞きましたが……そんな事も出来るのですな」
「猟兵に通用しないものの第一は常識ですからね」
 星奈の言葉に驚嘆の意を示す騎士と部隊の副長。
 そんな様子に星奈も機嫌を良くした模様だ。
「具体的には……『資料がありそうな場所』までは、特定できます」
「何と……推定でもそれは心強い」
「では、天河氏には斥候をお願いしたく。頼めますな?」
「ええ、お任せください……それと、図面に起こしこむことも出来ますよ」
 そう言って白紙を取り出した星奈は用紙にスラスラと精密で写実的な絵を描いていく。
 それは警察の似顔絵でも通じるような画力だ。
「おお、これは……」
「ただ、実際に目的の資料があるかどうかまでは、実際に行ってみないとわからないので潜入は必要になりますけど……」
「いえ、これだけでも大分我らの助けとなります」
「ああ、辺りが付けられるという時点で無駄が無くなる算段を付けられるからな」
 出来ることと出来ないことを提示しながら星奈は『作戦の提案』ではなくとも『ヒントの提示』を行い、騎士団達の手伝いを行う。
 やがて、補給基地強襲作戦は最終準備段階に入っていく――

大成功 🔵​🔵​🔵​

鍋島・小百合子
クレイア殿、久しぶりであるな
いつかの殿を任された以来じゃのう

さてわらわの提案するは敵の防衛機構の突破かの
敵機の量産工場となればその防備も暑苦しかろうよ、まさに堅牢なる城の如くな
そこでわらわが敵の引き付けを行い第一と第二の騎士団、そしてクレイア殿の部隊で警備兵を包囲・殲滅してもらうとしんぜよう
戦力を温存してもらう故わらわが単独で敵地に乗り込み、彼奴等を誘き出してやろうぞ
心配か?無用じゃ
(UC「煙人間変化」で煙状の体に変化させる)

この姿であれば敵の欺きにも使えるからの
誘き出し・包囲殲滅地点は・・・ここにしよう
戦においては各員の奮闘と武運に期待する!

※アドリブ絡み可



「クレイア殿、久しぶりであるな。いつかの殿を任された以来じゃのう」
「その口調……!!サユリコね!!」
 朗らかな笑みを浮かべて鍋島・小百合子(朱舞の女丈夫・f04799)はクレイアと再会の握手を交わし、暫し再開を寿いだ後に作戦の立案を開始していく。
「さて、わらわの提案するは敵の防衛機構の突破かの。敵機の量産工場となればその防備も暑苦しかろうよ」
 まさに堅牢なる城の如くな、と呟いた小百合子の時代のかかった言葉使いに茶々を入れる者はいない。
 小百合子の述べた言葉は事実であり、またそれぞれ騎士と軍人という自負を持つ者がこの場にてほとんどを占めていたからだ。
「そこでわらわが敵の引き付けを行い……第一と第二の騎士団、そしてクレイア殿の部隊で警備兵を包囲・殲滅してもらうとしんぜよう」
「それは……幾ら鍋島卿が優れた騎士であっても……」
「無謀ではあらぬよ」
 悪戯っぽく小百合子は笑みを浮かべ、ユーベルコード『煙人間変化(キカイナルヘンシンニンゲンイチゴウノゴウ)』を発動。
 小百合子の身体全部もしくは一部がガス状に変化し、ガス状になった身体の特性を活かす事で彼女は回避率を10倍に膨れ上がらせる事が出来るのだ。
「戦力を温存してもらう故……わらわがこの力を用いて単独で敵地に乗り込み、彼奴等を誘き出してやろうぞ」
「成程……『アマランサス』は強力なクロムキャバリアですが、概念的攻撃は所有してはいませんからな」
「ああ、煙そのものを殺すとなるとサイキックキャバリアを使うくらいしか思い浮かばないな……」
 その小百合子の力に納得を示す両部隊。
 クレイアもその力に改めて感服したようだ。
「この姿であれば敵の欺きにも使えるからの。誘き出し・包囲殲滅地点は――ここにしよう」
 地図上に存在する補給基地のある座標を示す小百合子の言葉と共に、作戦開始前時間が残り3時間を切った事を示すアナウンスが流れる。
「よし、この作戦を含めて四つの案が考案されたわね。これらを組み合わせてオブリビオン・プラントを破壊するわよ!」
「戦においては各員の奮闘と武運に期待する!」
 小百合子とクレイアの鼓舞の言葉に、騎士と軍人はそれぞれ背筋を正して敬礼を返すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『アマランサス』

POW   :    BSビームライフル・RSダブルバズーカ
【ビームライフル】か【ダブルバズーカ】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    BXビームソード
【ビームソード】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    一般兵用リミッター解除
【一般兵用の操縦系リミッターを解除する】事で【本来のエース専用高性能クロムキャバリア】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。

イラスト:御崎ゆずるは

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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

鍋島・小百合子
WIZ重視

「眼前にいる面妖な者の対処一つ取れぬとは臆病者共が!何もできぬ己の恥を知れ!」

警備の包囲殲滅地点に第一・第二騎士団とクレイア殿の部隊を潜伏させ、敵の目に触れる囮として我が愛機【勝鳥】を鎮座させておく
UC「煙人間変化」で煙状の体に変化し警備の目に触れるように飛び回り、挑発の言葉を交えつつ長弓の威嚇射撃で警備の反応を見る(視力、スナイパー、範囲攻撃、鎧無視攻撃併用)
一定数以上の警備が基地より離脱したら引きつけを継続して包囲殲滅地点まで誘導、囮役たる【勝鳥】の元までやってきたところで潜伏していた部隊を展開・強襲開始
【勝鳥】騎乗のわらわと共に数で勝る集団戦術で敵機を確実に落としていく



 ――『正教派諸侯軍』の補給基地は、混乱に陥っていた。
 メリアグレース本国とその同盟国との合同部隊。
 そして猟兵も加勢しての強襲は、盤石な戦術構築も合わさって補給基地の制圧を順調に進めていく結果へと繋がろうとしている。

「眼前にいる面妖な者の対処一つ取れぬとは臆病者共が!何もできぬ己の恥を知れ!」
 敵の目に触れる場所へと囮として愛機【勝鳥】を鎮座させ、警備部隊を引き付けた所でユーベルコードを発動させた鍋島・小百合子(朱舞の女丈夫・f04799)は、煙状の体に変化し警備の目に触れるように飛び回っていく。
 長弓の威嚇射撃と共に挑発の言葉を浴びせかけていく小百合子。
 しかし彼女は囮。本命は……
「(第一・第二騎士団とクレイア殿の部隊は、上手く注意を逸らせていそうじゃな)」
 警備の反応を確認してそう結論付けた小百合子は、一定数以上の警備が基地より離脱して小百合子を追いかけていく状況……それを巧みに威嚇射撃と挑発の言葉を使って紡ぎあげていく。
 やがて包囲殲滅地点……第一・第二騎士団とクレイアの部隊が周囲に潜んでいる地帯へと辿り着き……
「皆の者、今ぞ!」
 瞬間、キャバリアと地上部隊を含めた狙撃が警備部隊に襲い掛かる。
 上手く小百合子が陽動し、包囲殲滅戦を挑めるようになった以上はこの場は勝負が決まったも同然。
「包囲殲滅戦に挑みこまれたかと言って敗北が決定するわけではないが……余程の名将でない限りは覆せぬよ」
 戦略と戦術、どちらにも精通していなければ覆しようのない状況で撃破か捕縛される警備部隊を見つめながら小百合子はポツリと呟く。
 とはいえ、この場にて無力化された兵士が警備部隊の全てと言う訳ではない。
 補給基地には未だに多くの警備兵が残っている。
「それらは、基地を直接強襲する者と部隊に任せるべきじゃな」
 自身も長弓の弦を引きながら、小百合子は未だに抵抗する警備兵に対して矢じりの無い一矢を放って気絶させるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

防人・拓也
リーパーゼロに搭乗。
「さて、まずは警備を片付けるか」
と言い、UCを発動させながらなるべく敵機が固まっている場所に照準を合わせる。
「ターゲットロックオン。出力25%、攻撃開始」
と言い、ネオツインバスターライフルを発射。戦艦の砲撃並の威力で敵機を一掃する。
「…これでも威力はかなり抑えている方だ。この程度でビビるなよ」
と味方に言いながら、次々と連射していく。
味方の救援要請を受けたら、ネオツインバスターライフルを2丁に分離して
「出力各10%に調整。攻撃開始」
と言い、ビームライフル程度の威力に弱めて味方を攻撃する敵機を次々と撃ち抜いていく。
「やれやれ…本当に恐ろしい機体だな、こいつは」
アドリブ・連携可。



 ――疾走する特殊装置リーパーゼロシステムを搭載したキャバリア『XMECX-00-RZ リーパーゼロ』。
 搭載された『ネオツインバスターライフル』にエネルギーを充填させながら、防人・拓也(コードネーム:リーパー・f23769)はリーパーゼロのコックピット内で操縦桿を握りしめる。
「さて、まずは警備を片付けるか」
 己の経験と勘、対象から読み取った情報で対象の攻撃を予想し、回避するユーベルコード『死神の予測術(リーパー・プリーディクション)』を発動する拓也。
 UDC(アンダーグラウンド・ディフェンス・コープ)の特殊部隊TF101に所属していた彼は特殊部隊隊員系統の猟兵として優れた戦闘経験と技巧を宿している。
 それは高品質な『アマランサス』の機体を多数同時に相手取っていても余裕を見せられる程の域。
「ターゲットロックオン。出力25%、攻撃開始」
 なるべく敵機が固まっている場所に照準を合わせ、ネオツインバスターライフルを発射。
 戦艦の砲撃並の威力の砲撃によって敵機は一掃されていく。
「これほど、とは……」
「……これでも威力はかなり抑えている方だ。この程度でビビるなよ」
 第一射が完了した後、残っていた『アマランサス』の残骸を見渡して畏怖の感情を抱く騎士団の騎士。
 だが、拓也自身は事も無げに第二射の発射準備に移っていく。
「出力各10%に調整。エネルギー充填開始」
 ネオツインバスターライフルを2丁に分離し、片方は敵の『アマランサス』の掃討に。
 もう片方は味方の救援要請を受け、ビームライフル程度の威力に弱めて味方を攻撃する敵機の方へと標準を合わせる。
 そして充填が完了した後、敵『アマランサス』機体を次々と撃ち抜いていく。
「やれやれ……本当に恐ろしい機体だな、こいつは」
「ああ、高出力と取り回しのきいた出力調整も出来るとは……」
「(そこじゃないんだけどな。その二通りの戦術を両立できる『コイツ』に対しての言葉なんだが)」
 心中の言葉は騎士には伝えず、拓也は敵兵の掃討を一通り完了したと確認。
 そうして『XMECX-00-RZ リーパーゼロ』の操縦桿を握って次の戦場へと向かうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

コニー・バクスター
「コニー、増援で参上☆ 雑魚敵共の一掃だったらお任せあれ!」
コニーが愛機のBRRに搭乗して戦場に颯爽と現れるよ。
コニーは遊撃隊の役目で戦場の敵陣を掻き混ぜるね。

「飛び跳ねろ! コニーの黒き兎!」
UCの跳躍力を活かして戦場を飛び回るよ。
空中を跳躍しても『殲禍炎剣』が当たらない高度までに抑えつつ。

「ほら、ほら☆ 手榴弾の連撃で爆発してね!」
敵の集まる箇所にBSプラズマグレネード(Code:BRR)を投擲して連鎖大爆発させるよ。

「危なっ!? 逃げろー! 捕まるものかっ☆」
逆に敵が銃撃や砲撃等で攻めて来たら幻影発生で回避するよ。
EPミラージュユニット(Code:BRR)を駆使する。

アドリブ・連携歓迎。



「コニー、増援で参上☆ 雑魚敵共の一掃だったらお任せあれ!」
 その言葉と共に黒兎の量産型キャバリア『ブラック・ラピッド・ラビット(Code:BRR)』に乗り込んだコニー・バクスター(ガンスリンガー・ラビット・ガール・f36434)が戦場に颯爽と現れる。
 偵察、奇襲、遊撃等の中衛が特技で高機動な性能を持つ量産型キャバリアは、遊撃隊の役目で戦場の敵陣を掻き混ぜていく。
「飛び跳ねろ!コニーの黒き兎!」
 スカイ・ラビット・ステッパー……『スカイ・ジャンプ・オブ・ブラック・ラビット』と呼ばれるユーベルコードはその機動力を持って空中を101回蹴って空を舞う事が可能となる異能。
 空中を跳躍しても『殲禍炎剣』が当たらない高度までに抑えつつ、跳躍力を活かして戦場を飛び回るコニー。
 彼女は正に黒兎として紅きキャバリアを攪乱していく。
「ほら、ほら☆……手榴弾の連撃で爆発してね!」
 敵の集まる箇所に『BSプラズマグレネード(Code:BRR)』を投擲。
 投げ放たれた手榴弾は敵の群れの中で炸裂し、広範囲にプラズマ爆発を発生させていく。
 だが『アマランサス』は亡国たるズィガ帝国……かの国におけるエース専用高性能クロムキャバリア。
 その機体性能と警備兵の中でも選りすぐりの操縦技術を持つキャバリアパイロットは、そのプラズマ爆発を躱して逆にコニーを追い詰めようと距離を詰めていく。
「危なっ!?逃げろー!捕まるものかっ☆」
 迫り来る紅の機体と繰り出されるビームソードを元に、コニーの『ブラック・ラピッド・ラビット(Code:BRR)』を断ち切らんと連係を組んで追い詰めんとする警備兵達……
 対して、コニーは敵の索敵機能を妨害する量産型キャバリア……(Code:BRR)用の幻影発生装置『EPミラージュユニット(Code:BRR)』を発動。
 分身の術を使った如く複数の黒兎のキャバリア……その幻影が現れ、警備兵達は一瞬混乱に満たされる。
 そこにコニーは混乱から立ち直るまでの隙を突き、機動力とそれを実現させる脚部ユニットによる蹴り攻撃を叩き込むのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

上条・ひばり
【BH】

星奈さんの得た情報を元に、UCで召喚したドローンを飛ばすよ☆
相手には見えないし、高いところは飛ばさないからね
潜入役ってところかな☆

敵の拠点に侵入させて、情報という[宝探し]
敵の[情報収集]をしていくね
機械の類だったら[ハッキング]して、情報を盗むよ([盗み])

情報収集用のドローンは書類なんかの回収もできるから
書類の類も、回収していくね☆

持ち帰った情報は、つぐみちゃんに渡すよ☆
量が多くなったから、騎士団と同盟国の部隊と協力してもらうね☆


ベルカ・スノードロップ
【BH】

この世界で生み出され、運用されるUC『オーバーブースト・マキシマイザー』がある以上
単純に速い速度で空を飛ぶのは、殲禍炎剣の餌食にはなりませんから
ロケットや弾道ミサイルといった打ち上げられたモノのうち高速なものが
『高速飛翔体』とされ撃ち落されるのでしょう
射撃や砲撃が有効なのも、そのためですね
「前回のつぐみのUCは、打ち上げが肝だった、ということです」

《選択UC》で敵の上空にガンランスを召喚して、牽制と視線の引き付け

必要な情報が、ある程度集まったら、外にいる警備兵の殲滅を開始
上空で待機させていたガンランスを、直下の敵を穿ちます
受け止められても、そこから魔弾を射出して撃ち抜く多段攻撃ですね


天河・星奈
【BH】

指定UCを使って、敵の拠点の情報を隅々まで調べます

各階層の間取りを、クイックドロウ(私の場合は、早描き)で
上面図に起こしていきます

上面図に色分けして情報を起こすために、
騎士団の人たちに、道具を用意してもらいます

・内部の警備の状況
・重要な書類がありそうな場所
・重要な情報が納められた機器のありそうな場所
。通気口など場所や、配置

そういったものを、図面へと印をつけながら
説明していきますね

あとは、潜入して情報を得られるといいんですけどね
斥候としてできるのは、ここまでですね


上条・つぐみ
【BH】

ボクは、ボクの出来ることを……
今回は、ユーベルコード『情報解析』で、ひばりのドローンが持ち帰った
情報を検分して優先度や重要度をランク付けしていくよ

もちろん、これには情報そのものの区分をつけるという意味でもあるね

敵戦力の状況とか、今後の作戦に関するものとか
ここでしていることに関することなんかもね
そこには、敵の考えている『偽旗作戦』もあって
「ちなみに、このラベルを付けたものはフェイクだよ」
情報が盗まれたときように、いくつか偽の情報も仕込んでいたみたいだね

騎士団と同盟国の部隊のリーダーさんに
精査した内容を説明をしていくよ

じれで、あの拠点の破壊は、もう不要。破壊してもいいかな?



 天河・星奈(窮状から救われた猫娘は恩人に飼ってもらう夢を見る・f30702)はユーベルコード『漆型・百来夜行』を発動させ、プラント基地内における『正教派諸侯軍』に関する情報が存在する座標……それらを騎士団に通達し、情報収集の補佐を行っていた。
「各階層の間取りを、描く事で……」
 星奈が描く間取り図において主に描かれていくのは、内部の警備の状況を始めとした『重要な書類がありそうな場所』及び『重要な情報が納められた機器のありそうな場所』等の情報。
 そこに加えて通気口などの潜入ルートに適した場所や、その周辺の警備兵等の配置も空気の微かな揺らぎを触覚で感知する事で範囲内の事象を正確に知覚して描いていき、騎士団の情報確保部隊へと随時通達されていく。
「あとは、潜入して情報を得られるといいんですけどね」
「天河氏は遠方から基地内の情報を感知し、それらを潜入部隊の者へと適切に伝える事に専念していただきたい。氏の力は直接施設内に侵入して情報を得る担当以上に重要な役割ですので」
 星奈の力は施設内に潜入した部隊メンバーが的確に情報を獲得できるだけでなく、その潜入したメンバーが無事に敵施設から脱出を行える事にもつながる。
 故に星奈は能力の射程範囲内ギリギリの場所にて施設内の情報を感知し、それらを潜入した騎士に伝える事に専念してほしいと騎士団から申請があった故、こうして後方に控えている。
「とはいえ、斥候としてできるのはここまでですね……」
 後は、情報収集の完遂と警備兵の無力化を行うまでだ――

「ボクは、ボクの出来ることを……」
「動画撮影も、物品の蒐集もコレで出来ちゃうよ☆」
 それぞれ少女執事の衣装とメイド服に身を包んだドワーフの姉妹、上条・つぐみ(御主人様だけのメイド♡・f32954)と上条・ひばり(ご主人様専用❤メイドでペット・f32955)はそれぞれのユーベルコード『情報解析(アナライジス・インスペクション)』と『コレクション・ドローン』を発動。
 まず、つぐみは『味方が蒐集した情報を検分し、優先度・重要度を正しくランク分けする事で味方全体の作戦遂行成功率を向上させる』ユーベルコードで情報解析を行い、適格な指揮系統を騎士団と同盟部隊を齎す。
 一方、ひばりは『不可視の情報収集用ドローン97体を放つ』事でつぐみの情報分析ユーベルコードを更に補強。
 そうして二人のドワーフの従者姉妹はこの補給基地制圧作戦における指揮系統を強固なものとする。
「情報の精査を開始。ランク分け……ひばりのドローンが得た情報か」
「つぐみちゃん、情報収集用のドローンは書類なんかの回収もできるから……書類の類も回収していくね☆」
 星奈とは別の後方部隊の陣。そこで上条姉妹はユーベルコードによる指揮系統のアップデートに専念。
 そうして敵戦力の状況等も騎士団に報告し、更に強襲部隊のイニシアチブをより強めていく。
「ちなみに、このラベルを付けたものはフェイクだよ」
「あ、そうなの?」
「情報が盗まれたときように、いくつか偽の情報も仕込んでいたみたいだね」
 ひばりのドローンによる現場での情報収集と、つぐみの解析型ユーベルコードによる情報の分析はダミー情報による攪乱も通じはしない。
 姉妹で猟兵化する『生命体の埒外』は他にもケースが見られるが、上条姉妹の場合は双子という事もあってやはり息があっている。
「量が多くなったから、騎士団と同盟国の部隊と協力してもらうね☆」
「そうしてくれ。ボクもより情報の解析に専念するにはもっと新たな情報が欲しいからね」
 そんな言葉を残してつぐみは再びユーベルコードによる情報の検分に専念する為瞼を閉ざし、ひばりもドローンの操縦に意識を戻していく。

「この世界で生み出され、運用されるユーベルコード『オーバーブースト・マキシマイザー』がある以上……単純に速い速度で空を飛ぶのは『殲禍炎剣(ホーリー・グレイル)』の餌食にはなりません」
 やがて補給基地を警備する『アマランサス』の数も減ってきた頃、ベルカ・スノードロップ(【中将】少女を愛に染め救済せし夜の王・f10622)は歌うように言葉を紡いでいく。
 その内容はクロムキャバリア世界を支配する暴走衛星に対する考察。
「ロケットや弾道ミサイルといった打ち上げられたモノのうち高速なものが、かの暴走衛星に『高速飛翔体』とされ撃ち落されるのでしょう。射撃や砲撃が有効なのもそのためですね」
 ならばこそ、その詳細を把握していれば利用できることもあるとベルカは考案する。
「つまり……前回のつぐみのユーベルコードは『打ち上げ』が肝だった、ということです」
 結論を告げ、ベルカはユーベルコード『幽玄に咲き誇る現世の桜(フルーリア・フィアモント)』を起動。
 敵の上空にガンランスを召喚し、牽制と視線の引き付けを行っていく。
 膠着状態となる戦線……だが、強襲部隊は秘かに後退を始めていく。
 その様子を見たベルカは無線チャンネルで通信を取る。
「……情報収集は?」
「ほぼ、万全に近い状態で終えられたかと」
「では、発動して問題ありませんね?」
 そう問いかけるベルカに対し、無線越しの声は『出来る限り地形には影響を少なく』と告げた。
「――そして、蹂躙せよ」
 上空で待機させていたガンランスで、直下の敵を穿っていくベルカ。
 受け止められても、そこから魔弾を射出して撃ち抜く多段攻撃を仕掛けて殲滅を試みる戦術だ。

「それで、もうあの拠点の情報は……」
 その主たるベルカの攻勢を見てつぐみは騎士にそう問いをかけようとした。
「待って……何これ?」
「これ、は……」
 同時に、ドローンと空気の揺らぎで基地内の様子を確認していたひばりと星奈が異変に気が付く。
「おや……フレスベルクさんが言っていたのはこういう事でしたか」
 そしてベルカは薄く笑みを浮かべ、指を鳴らしてユーベルコードの起動準備に入る。

 ――オブリビオン・プラントが、オブリビオンマシンを量産していく。
 この量産されたオブリビオンマシンを殲滅し、中核となるオブリビオン・プラントを破壊しなければ周辺に甚大な被害をもたらすだろう――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 集団戦 『エヴォルグ量産機』

POW   :    ヴォイドレーザー
【口内から無作為に分岐するレーザー】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD   :    リボルティックスピア
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【自身から分離した触腕】で包囲攻撃する。
WIZ   :    EATエンジン
自身の【エネルギー補給機能を起動。自身】が捕食した対象のユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、[エネルギー補給機能を起動。自身]から何度でも発動できる。

イラスト:えな

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

鍋島・小百合子
POW重視
他の猟兵との連携重視

これより城を攻め落とす!わらわに続け!

「肥前が女武者、鍋島小百合子!勝鳥にて推して参る!」
愛機【勝鳥】に騎乗し名乗りを上げれば騎士団とクレイア殿部隊の一部を引き連れ基地へ突入、協力して周辺の敵を駆逐す
薙刀型兵装「霊峰天山」片手に敵機をなぎ払いては吹き飛ばしていく(範囲攻撃、衝撃波、鎧砕き、集団戦術併用)

他の猟兵と共にぷらんとを攻める際は部隊の兵に足止めと退路確保を要請
UC「疾風弩涛【迅槍天山】」発動
「霊峰天山」を弩型びーむらいふる「鴉羽」に装填
質量射出形態「迅槍天山」へと合体させぷらんとに向け発射!
一矢放ってくれるわ!(視力、スナイパー、貫通攻撃、鎧無視攻撃併用)



「これより城を攻め落とす!わらわに続け!」
 オブリビオン・プラントが生み出した『エヴォルグ量産機』の前に対して鍋島・小百合子(朱舞の女丈夫・f04799)は勇猛に立ち塞がり、騎士団や同盟国の部隊のメンバーに激を飛ばす。
 生理的嫌悪感を齎す外見と、各地でバイオハザードを引き起こす呪われたキャバリア貴種『エヴォルグ』……その量産型の軍勢が相手であっても小百合子は決して臆さない。
「肥前が女武者、鍋島小百合子!勝鳥にて推して参る!」
 クレイアの部隊と第一騎士団のキャバリア部隊を率いて小百合子のキャバリアたるスーパーロボット、鋼機【勝鳥(カチガラス)】は薙刀型兵装「霊峰天山」片手に敵機をなぎ払い、吹き飛ばしながら混成部隊のメンバーと共に協力して周辺の『エヴォルグ量産型』を駆逐していく。
 初動で臆せず小百合子が統制の取れた指揮の元挑みかかったおかげで、生み出されたオブリビオンマシンを討ち漏らす様な事が今の所は無いのも幸いだ。
「サユリコ!!これは……」
「クレイア殿か。これがえヴぉるぐ……悲劇と狂気の生体兵器よ」
 そこにクレイアの機体が率いる本隊が合流し、殲滅戦に参入。
 自立稼働するオブリビオンマシンを討ち漏らせば民間人に被害をもたらすのは確かなのだが、特にエヴォルグシリーズの齎す悲劇は凄惨なものになる。
 クレイアも軍部の要人として各小国家におけるエヴォルグシリーズの被害を目に通す機会はあり、まさか今回この作戦でエヴォルグシリーズと交戦する事になるとは思わなかったようだ。
「これよりわらわはぷらんとを攻める。クレイア殿には部隊の兵に足止めと退路確保の指揮を執る事を要請する」
「分かったわ。あのプラントを破壊しないと終わらないだろうからね……」
 ユーベルコード『疾風弩涛【迅槍天山】(ハヤキイチゲキハコノテノナギナタ)』で「霊峰天山」を弩型びーむらいふる「鴉羽」に装填し、質量射出形態「迅槍天山」へと合体させプラントに向け発射するべく場所を移す小百合子。
 その移動開始を受けてクレイアも騎士団に指揮を出していく。
 今回の作戦も、大詰めを迎えようとしていた――

大成功 🔵​🔵​🔵​

上条・ひばり
【BH】

ひばり達は、ご主人様のUCの『攻撃力大幅増加』の対象だからね☆

治療効果は、怪我人の人たちにも適用されるけど
疲労までは癒せないと思うから、衛星兵(メディック)の人たちに
お願いするね☆

ご主人様に強化してもらう条件?
「ん-。まずは、女性である事、かな☆」
あとは、包み隠さずに教えるね☆

そんな雑談をしながら、ご主人様に言われた通り
指定UCで狙撃するね☆
個々の能力(レベル)が低い分、数が多いのが厄介ってつぐみちゃんが言ってたけど
ひばりのUCは、敵の射程外から狙撃しちゃうよ☆


ベルカ・スノードロップ
【BH】

騎士団の人たちに、改めて確認
「潜入していた人たちの撤収は、完了していますか?」

《選択UC》で、怪我人の治療と同時に
星奈・つぐみ・ひばりを強化

私のUCは、味方対象なので敵に捕食されませんので

「つぐみ。斥力の出力は抑えめで」
大体の出力は
「つぐみや、びばりが1cmも浮かない程度…ですね」
今回、打ち上げてもらうものは、敵ではないですから

まずは、星奈に星屑を降らせるように
ひばりには、その後に銅板を撃ってもらうように
指示を出して

ひばりの、紙包銅板が着弾して散乱したタイミングで
つぐみに、斥力派発生の合図

情報の収集も終えていますし
「量産が始まった以上、殲禍炎剣は活用しますよ」


上条・つぐみ
【BH】

「精査した情報から、オブリビオンマシンの性能は、ボク達から見ると、そんなに高くはないみたいだね」
「厄介なのは、その数かな?」

性能が高くないと言っても、騎士団の人達からすれば
3人一組とかで対峙する必要はあるよ?

ご主人様に、斥力の出力は抑えめと言われたけど
「どれくらいがいいの?」と確認。その答えに
「ボクのUCがコピーされた場合の対策だね」
攻撃の流れを聞いて、狙いは理解した

ご主人様の合図で、指定UCを発動
ご主人様の強化もあるから斥力制御は正確に出来るよ
ボク達すら持ち上がらなくても
ひばりが放ち、散乱した銅板を上空に高速で打ち上げるには十分
殲禍炎剣を利用してプラントごと破壊するよ


天河・星奈
【BH】

ひばりちゃんが、ベルカさんのUCでの強化条件を語ってたので
私の過去の経験とベルカさんに助けてもらってからの事を話そうかと思いましたけど
過激になってしまうので……ベルカさんが、淫魔をオトした話と
「あと、ベルカさんに補給して貰う魔力は、とても質がいいです」
神託を得るような巫女さんには、良いかもしえないです。
複数の女神の加護も掛かっているみたいですから
と、そんな話を騎士団の女子にします


ベルカさんの指示通り、UCで星屑を降らせます
巨大隕石ではなく、小さな隕石の流星雨です
星屑を降らせるUCなので、殲禍炎剣を起動させることは出来ないけど
ベルカさんのお役にh立ちます



「精査した情報からみると……オブリビオンマシンの性能は、ボク達猟兵から見るとそんなに高くはないみたいだね」
 上条・つぐみ(御主人様だけのメイド♡・f32954)は自身のユーベルコードで解析した『エヴォルグ量産機』についての情報をそう纏める。
 確かに『エヴォルグ量産機』はそこまで質の高いオブリビオンマシンと言う訳ではない。
 問題はその数だ。
「確かグリモアベースでの情報では大量発生した大惨事、になったという話があったっけ」
「ええ、なので一刻も早くオブリビオン・プラントを破壊する必要があります」
 長い緑髪を靡かせながらベルカ・スノードロップ(【中将】少女を愛に染め救済せし夜の王・f10622)は騎士団のメンバーに確認を取る。
「潜入していた人たちの撤収は、完了していますか?」
「ええ、問題ありません」
 その言葉を聞いたベルカはすかさず自身のユーベルコード『権能『ハーレムの主』(プリンセス・ナイト)』を発動。
 味方強化の魔力の波動が傷を負った騎士や部隊のメンバーを癒していく。
「私のUCは、味方対象なので敵に捕食されませんので」
「助かります……」
 負傷兵の傷が癒えていく様子を見つめ、騎士団の騎士長はベルカに礼を告げる。
 しかしベルカはまだこれからと気を引き締める様通達を伝える。
「性能が高くないと言っても、騎士団の人達からすれば3人一組とかで対峙する必要はあるよ?」
「ひばり達は、ご主人様のユーベルコードにおける『攻撃力大幅増加』の対象だからという事もあるけれど……それ以前に猟兵だからね☆」
 つぐみやベルカと同じく『生命体の埒外』の一人である上条・ひばり(ご主人様専用❤メイドでペット・f32955)が騎士団のメンバーに釘を刺す。
 オブリビオンは世界ごとに一般住民の対処の在り方が違うが、クロムキャバリア乃オブリビオンであるオブリビオンマシンは相当に強い。
 あらゆるキャバリアがオブリビオンマシンに成り得る危険性もそうだが、単純にキャバリアとして性能が強く在るのだ。
「分かりました。戦闘が可能な者にはそう伝えておきます。しかしベルカ卿のユーベルコードは自らの側近を強化する特性もあるのですね」
 この作戦においてベルカは上条姉妹等の猟兵を従えて戦闘に参加している。
 故に騎士団の騎士達は彼女らをベルカの側近と考えていたわけだが……
「ええと……ベルカさんのユーベルコードで『攻撃力大幅増加』の加護を受けられるのは……『ベルカさんと肉体関係を持った事があり、かつ固い絆で結ばれている』必要があるんですよ」
「成程……へぁっ!?」
 と、天河・星奈(窮状から救われた猫娘は恩人に飼ってもらう夢を見る・f30702)から語られたベルカのユーベルコードのとんでもない特性に思わず傍で聞いていた女性騎士は素っ頓狂な声を上げる。
「そ、そう言えば教皇猊下からベルカ卿は地母神系統の信仰を持っていらっしゃると聞いていたが……」
「ま、まぁ彼女らが同意があれば……うん……」
 まぁ、こんな様子になるのも仕方がない。
 男性が複数の女性と関係を持っている、というのはまぁある程度以上騎士団のメンバーや市国の特殊部隊メンバーも聞き流せたことだろう(クレイアは顔を真っ赤にしそうだが)。
 しかし問題はベルカが囲っているハーレムの要因……それは全員見た目が低身長で幼いという事にある……
「あと、ベルカさんに補給して貰う魔力はとても質がいいです。複数の女神の加護も掛かっているみたいですから」
「そ、そうですか」
 流石に引き気味の笑顔で対応せざるを得ない騎士団と特殊部隊のメンバー……だが、ここは戦場。
 生体キャバリアのバイオハザードが起きつつある現状、一致団結して発生源であるオブリビオン・プラントを破壊せねばならない。
「つぐみ。斥力の出力は抑えめで」
「どれくらいがいいの?」
「つぐみや、びばりが1cmも浮かない程度……ですね。今回打ち上げてもらうものは敵ではないですから」
「成程。ボクのユーベルコードがコピーされた場合の対策だね」
 空を見つめながら、ユーベルコードで三人の少女達……自身のユーベルコードで『攻撃力大幅増加』の加護を授けた少女達に指示を出していく元武装神官の猟兵。
 戦闘能力や来歴は猟兵の中でも屈指の実力者である彼は、的確な判断と指揮で戦術目標を構築していく。
「ひばり、星奈」
「了解――『銅板の雨霰(ストーム・オブ・カッパープレート)』!!」
「参の型――星天乱流」
「星奈が星屑を降らせた後、ひばりには、その後に銅板を撃ってもらうように」
 主からの命を受けた少女たちはそれぞれユーベルコード……小さな隕石の流星雨を降らせる事と疑似棒金の弾丸での狙撃、そのユーベルコードを適切に組み合わせて主が指定した状況を創り出していく。
 その様子を見て満足気に頷いたベルカは、最後につぐみへと指示を出していく。
「量産が始まった以上、殲禍炎剣は活用しますよ」
「ご主人様の強化もあるから斥力制御は正確に出来る……」
「ひばり達すら持ち上がらなくても、問題は無いって事だね☆」
「ええ、後は……」
 自身の掌を見つめ、ユーベルコードを制御していく星奈。
 ひばりの紙包銅板が自身のユーベルコードで飛来させた隕石着弾し、散乱した様子を見つめてほっと一息を入れる。
 あの日ベルカに救われて以来、彼女はベルカの役に立つ事を存在意義としている。
 そして今、自身のユーベルコードがベルカの役に立ったのだ。
「と、来ましたか……一応、退避しますよ」
「了解、行くよ二人とも」
「分かりました。ひばりちゃん、行こう」
「はーい!つぐみちゃんも!」
 そう言ってベルカ達は撤退する――降り注ぐ『殲禍炎剣(ホーリー・グレイル)』の一撃は、その数舜後にプラント基地へと直撃。
 爆風が吹きすさび、その範囲内から撤退したベルカ達もその余波を浴びている。
「成程……前回よりも強いですね」
「……まだ、終わりじゃないよご主人様。どうやらまだプラントは健在の様だ」
「えー!?アレを食らってまだ壊れていないの!?」
「でも、オブリビオン・プラント……オブリビオンの一種ですからね」
 しかし先程の一撃で機能する部分が破損したようだ。
 未だにオブリビオンマシンを生み出す力はあるが、後一撃を食らえばこのオブリビオン・プラントはひとたまりもないだろう――

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

防人・拓也
「…今思ったんだが、教皇様が自身のキャバリアでプラントごと敵を氷漬けにして、クレイア達が一斉射撃で粉々にした方が良かったんじゃないか、この作戦」
と言ってみる。一応、戦場で見かけた事があるのだが…あっちの方が俺よりヤバいと思うぞ…。
「ま、それはそれとしてだ。クレイア達は下がってくれ。単機突入で一気に片をつける」
と言い、UCを発動。敵機の動きを読んで、群れに向かってマシンキャノンで牽制射撃。場所が開いたら、そこで低空で空中浮遊しながら分離したネオツインバスターライフルを左右に構える。
「出力各50%、攻撃開始」
と言い、敵機をまるごと覆うようなビームを発射しつつローリングして、一気に殲滅する。
周辺の敵機を片付けたところでネオツインバスターライフルを連結して
「出力25%、攻撃開始」
とプラントへ攻撃。効果が十分そうならそのまま連射。薄いようであれば
「出力40%に修正。再度攻撃する」
と再び攻撃。まるで戦略兵器が使われたかのような大爆発がプラントを襲う。
破壊を確認したら
「…任務完了」
と言う。
アドリブ可。



「……スゲェな、あの戦術」
 ベルカの策をそう評するのは防人・拓也(コードネーム:リーパー・f23769)。
 彼は遠距離から狙撃体制を整えていた所、ベルカの策を聞いて伝令を受けた小百合子からその情報を聞き、万一ベルカの策でオブリビオン・プラントを破壊できなかった時の為のバックアップとして控えていたのだ。
「……今思ったんだが、教皇様が自身のキャバリアでプラントごと敵を氷漬けにした後にクレイア達が一斉射撃で粉々にした方が良かったんじゃないか、この作戦」
 今回の顛末を受けて拓也は思わずそう言葉を述べる。
 彼は『沙綿里島西海岸防衛戦』と呼ばれるクロムキャバリアの戦闘にてフレスベルクと共闘した事があり、その際フレスベルクのユーベルコード……彼女が駆るサイキックキャバリア『ノインツェーン』の御業を拝見した事があるのだが、
「精密に保護対象を除いて広範囲攻撃が可能な天候兵器とか使っていたな……あっちの方が俺よりヤバいと思うぞ……」
 だが、この依頼を予知したグリモア猟兵は他ならないフレスベルク。
 グリモア猟兵は自らが予知した依頼には参加できない。
 それがグリモアベースの戦略上の理念なのだ。
「ま、それはそれとしてだ。クレイア達は下がってくれ。単機突入で一気に片をつける……もう遮蔽物もない事だしな」
 そう言って『殲禍炎剣(ホーリー・グレイル)』の一撃を受けて壊滅状態となったプラント基地を指し示す拓也。
 クレイアもその所業に流石に顔を引きつらせているが、かの暴走衛星を利用する戦術理念自体は理解しているのか直ぐに顔を引き締めて最終確認を取る。
「後は、騎士団のメンバーと共に残った『エヴォルグ量産機』の駆逐に専念する事、って事よね?」
「そうだ、オブリビオン・プラントを破壊のは俺が担う」
 そう言ってユーベルコード『死神の予測術(リーパー・プリーディクション)』により、残ったオブリビオンマシンの攻撃を避けられる様ダメ押しに状況を整えて『XMECX-00-RZ リーパーゼロ』の操縦桿を握る拓也。
 低空で空中浮遊しながら分離して展開されたネオツインバスターライフルを左右に構え、そのままプラント基地跡を進撃していく。
「出力各50%、攻撃開始」
 プラントの近くとなれば生み出された『エヴォルグ量産機』の数も多いが、拓也は敵機をまるごと覆うようなビームを発射しつつローリングして一気に殲滅していく。
 やがて周辺の敵機を片付けたところでネオツインバスターライフルを連結。
 オブリビオン・プラントを破壊する準備はこれで整った。
「出力25%、攻撃開始」
 放たれたビームの瀑布は、ダメ押しにオブリビオンマシンを生み出していくオブリビオン・プラントの抵抗を一切受け付けず、そのままオブリビオン・プラントを破壊していく。
 やがて、プラントが一かけらもなくビームに飲み込まれた事を確認した拓也は無線の回線を開き、
「任務完了」
 作戦目標の達成を告げた。

 後の話をしよう。
 プラント基地から接収する事の出来た情報やデータは、多くの『正教派諸侯軍』と繋がっていた組織の関係図を聖教皇国に把握させる事に繋がった。
 これを受けてフレスベルクと聖教皇国上層部は、対『正教派諸侯軍』に対する作戦を最終段階へと引き上げる準備を整えていく――

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年07月13日


挿絵イラスト