【サポート優先】お茶会を今日も
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
「さて、アリスラビリンスでの依頼だ。今回は『お茶会の不思議の国』を制圧したオウガを討伐する任務となる」
アドナ・セファルワイド(セファルワイド初代にして最後の皇帝・f33942)はグリモア猟兵としてグリモアベースに猟兵達を招集。
ブルーアルカディア産の材料で作り上げたスコーンや紅茶の注がれたアフタヌーンティーを楽しめる空間をブリーフィングルームに選び、紅茶を楽しみながらアドナは依頼の説明をしていく。
「アリスラビリンスのオブリビオン・フォーミュラたる『オウガ・オリジン』……13のオブリビオン・フォーミュラ……正確には『フィールド・オブ・ナイン』という例外はあるが、其れ含めてもかの『はじまりのオウガ』は文句なしに戦闘能力では『歴代最強』との事だな」
スコーンを齧りながらアドナは説明を続ける。
その『オウガ・オリジン』は2020年の夏に討伐された。
だが未だにオウガは残存しており、一部は猟書家と手を結ぶか猟書家そのものになるなどして不思議の国のデスゲームは危険度と規模は小さくなれど継続している。
「そのデスゲーム潰しの一つが今回の依頼という事だ。今回の『お茶会の不思議の国』を乗っ取ったオウガは住民に手出しをしていないが、このまま放っておけば生かしてはおかないだろう。その前に不思議の国の住民と接触し、ともにオウガを討滅するのだ」
黒代朝希
今回はサポート優先と成ります。
サポートでないプレイングも受け付けていますので、その時はしっかりとリプレイに起こします。
第1章 日常
『スコーンとジャムとクロテッドクリーム』
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POW : 焼きたてスコーンにクロテッドクリームを添えて
SPD : 旬の食材をサンドウィッチにして
WIZ : 紅茶はミルク? それともジャム?
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
氷咲・雪菜(サポート)
人間のサイキッカー×文豪、15歳の女です。
普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にサイコキャノンを使って戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「さて、先ずは『お茶会の不思議の国』……そこの住人と接触を取る所からですね」
氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)はそう言いながら避難したアリスや不思議の国の住民の元へと向かっていく。
そこではお茶会のお菓子や紅茶等を食料として身を潜めていたアリスと不思議の国の住人が、雪菜を出迎えてくれた。
「アイスティーですか。確かにもう夏ですからね」
グラスに注がれた氷いっぱいのアイスティーを受け取り、雪菜は喉を潤していく。
不思議の国での戦いはそこの住民と共にどれだけ『明るい不思議の国』へと変えられるかが重要となっていく。
「さて、お返しに……氷菓子はいかがです?」
取り出したリンゴを自身のサイキックで凍らせ、シャーベットへと変えていく雪菜。
ガラスの皿へ綺麗に盛り付けたシャーベットがアリスや不思議の国の住人の行き渡り、リンゴの甘味を宿す氷菓を堪能していく。
「こうした活動が、オウガを弱体化させるんですね」
自身もシャーベットを口に運び、雪菜はアイスティーを口に含むのであった。
成功
🔵🔵🔴
土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎
「あらあら……。ふふ、ご安心を。呆けてはおりません。」
一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛える。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。偶に天然ボケを発揮。
基本的には場の雰囲気に合わせ、誰とでも状況を楽しみます。
想い人を想起するような場面では、彼に思いを馳せてぼんやりうっとりすることも。
もしも何かを探る必要があれば【早業/軽業】、時に【地形の利用】を用い【第六感/聞き耳】にて【情報収集】、分析し仲間に共有。
UCは状況に合わせてどれでも使用。
後はお任せ。
「あらあら……お茶と言えば紅茶もですが、緑茶もいいものですよ」
そう言って土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)は美味しく冷えた緑茶が注がれたグラスをアリスや不思議の国の住人に渡していく。
香ばしい『緑』の匂いが口内を満たす上質な茶葉。
それは西洋の紅茶を主体として飲んでいた『お茶会の不思議の国』の住民達も満足させる素晴らしきもの。
「シルバーレインではそろそろティーソムリエが猟兵へと目覚める頃でしょうか……」
土御門・泰花とはサムライエンパイア出身の猟兵……であると同時、かつてシルバーレインで『死と隣り合わせの青春』を送った銀誓館学園の能力者の一人でもあったはずという謎の経歴を持つ猟兵。
また、シルバーレインではかつての戦いにおいては参戦出来なかったが後に合流した『ティーソムリエ』という能力者も所属している。
「ならば、ますます猟兵の戦力は上がる事でしょうね……」
サムライエンパイアとシルバーレイン……二つの故郷を持つ陰陽師にして能力者は、そう言って緑茶を嗜むのであった。
成功
🔵🔵🔴
コノカ・ハギリガワ(サポート)
『やるわ。私に任せなさい!』
サイボーグの鎧装騎兵×戦巫女、18歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
出身世界:スペースシップワールド
性格:勇敢
戦場では積極的に前線に切り込み、敵の注意や攻撃を引き受けます
・戦闘
勇翠の薙刀を主に使って戦います
また、エメラルドアームから発生させた障壁で仲間を庇います
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「スペースシップワールドでも生の食材を食べられないってことは無いけれど、やはりほかの世界と比べて高値なのよね」
そう言いながらコノカ・ハギリガワ(勇を示す翠・f06389)は紅茶を口に含み、喉を潤していく。
上質な小麦で作られたスコーンは噛めば噛むほど素材の味が出てきており、それがジャムの風味とも良く合わさっている。
「苺もブルーベリーもどれも美味しいわね……」
また、ジャムはスコーンなどに塗って堪能するだけではない。
ミルクの様に紅茶に入れて混ぜる事で独特の風味を齎すのだ。
「これは、ミルクティーとはまた違った味わいね……」
果実の風味を宿す紅茶を口に含み、コノカはゆっくりとお茶会を堪能するのであった。
「さて、次はオウガとの戦いね……」
自身のユーベルコード『翠壁迷宮(エメラルド・ラビリンス)』を発動させ、猟兵達にとって有利な戦場を構築していくコノカ。
もうすぐこの『お茶会の不思議の国』の運命を決める戦いが、始まろうとしていた――
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『墜ちたアリス』
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POW : アリスラビリンス
戦場全体に、【過去のアリス達の「自分の扉」】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
SPD : 永遠のお茶会
【アリス達が手づから注いだ紅茶】を給仕している間、戦場にいるアリス達が手づから注いだ紅茶を楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。
WIZ : 地獄の国のアリス
自身の【記憶と身体】を代償に、【自身を喰べたオウガ】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【鋭い爪や牙】で戦う。
イラスト:ゆりちかお
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
シフィル・エルドラド(サポート)
『皆に元気を分け与えにやって来たよ!』
ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子。
普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「さぁ、オウガ退治だよ!」
シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)は快活に聖なる力によって作られた実体を持たないエネルギー状の蒼い光を放つ槍――『ホーリージャベリン』と理想郷と言う異名を持つ伝説の勇者の剣、『聖剣エデン』をそれぞれ両手に握りしめ、オウガに切りかかっていく。
その二刀流ならぬ一刀一槍流の術技は正に勇者の御業。
落ちたアリスにしてオウガに慈悲を与えんと、シフィルはここでユーベルコードを発動させていく。
「来たれ英霊達よ、私に力を貸してね!『聖剣と魔杖の輪舞(ナイトアンドマジシャン)』!」
それは召喚系ユーベルコード。聖なる剣を持つ戦士の霊と強大な魔力を秘めた杖を持つ魔術師の霊二体を召喚し、自身の代わりに戦いを行わせていく。
彼ら二体の英霊が時間を稼いでいる間、シフィルは勇者としての力を両手に握るそれぞれの武器に注ぎ込んでいく。
そして充填が完了した瞬間、ユーベルコードを解除。
そのまま戦闘が可能となった状態で勇者は二振りの武器を振るうのであった――
成功
🔵🔵🔴
バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』
年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?
下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も
アドリブ、連携歓迎
「毒を盛って毒で制す、なんてね」
バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)はウミヘビの猛毒――ユーベルコード『シーサーペントキシン』によるウミヘビの毒の能力を戦闘用に強化し、猟兵が振るう武器として比類なき性能として調合していく。
今回調合したウミヘビの毒は『麻痺毒』と『神経毒』。
麻痺毒でオウガの体の動きを鈍らせ、その間に神経毒を打ち込んでオウガを葬る戦術だ。
「本来、猟兵が救うべき存在……アリスだったのでしょうけど、オウガになり果ててしまったなら、容赦はしないわ」
医療に携わるUDCエージェント……人間が悪意によって絶望した際に変身する『UDC-HUMAN』の事例を知っている身として、医療従事者として……バジルは絶望してオウガとなってしまったアリスには同情を隠せない。
だが、それはそれこれはこれ……とまでいかなくても、今を生きる罪なき生命が脅かされるなら――猟兵の責務を執行するのみだ。
成功
🔵🔵🔴
氷咲・雪菜(サポート)
人間のサイキッカー×文豪、15歳の女です。
普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にサイコキャノンを使って戦う。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「さぁ、誰でも相手してあげますよ!」
絶対零度の氷柱を遠距離からオウガ『墜ちたアリス』へと放ち、狙撃して凍り付かせていくのは氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)。
雪と氷を操るユーベルコードを持つ彼女は、氷雪を駆使してオウガを骸の海に帰していく。
「慈悲を以て、オウガに成り果てたアリスを骸の海に帰す……ですか」
もう戻れない程オブリビオン化してしまった存在を、骸の海に帰す。
例えどれだけ同情の余地があるとしても……それも、猟兵の責務の一つだ。
封神武侠界の戦争、『殲神封神大戦』にてオブリビオン・フォーミュラ『大賢良師『張角』』によってオブリビオン化させられた『妲己』を救ったように。
「なら、全力で行くしかないですね……絶対零度の氷柱よ、敵に向かい発射しなさい!」
――『絶零氷柱(アイシクル・ミサイル)』
詠唱を唱え終え、ユーベルコードの名を告げた雪菜は一瞬だけ目を瞑る。
やがて眼を開くと同時、氷の柱をオウガに放つのであった――
成功
🔵🔵🔴
スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。
その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
「皆さん、頑張りましょう!」
スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)はそう言って他の猟兵……旅団『薔薇園の古城』に所属するメンバーを見渡す。
それはメイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)と月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)の二人。
「一緒に頑張りましょうね」
「あの……宜しくお願いしますね」
同じ薔薇の旅団に所属する猟兵同士、今回の戦場で協力して戦うとつい先程決めた所だ。
それぞれ武器や魔術の準備を整えながら、オウガ達との戦闘に入っていく。
「辺りに漂う霊素よ、我が声に応え、その神秘の力を与え給え!」
「私の中に眠る竜の力よ、槍に宿りて敵を貫きなさい!」
「光の矢よ、敵を貫き浄化させなさい!」
それぞれが唱えるは猟兵として所有するユーベルコードの詠唱。
オブリビオンと違い猟兵は独自のユーベルコードを使用する際、何等かの詠唱を唱えて発動する形式を持つ。
そして、オブリビオンと同じく独自のユーベルコードには独自の名を、名付ける事も。
「――『霊素融合憑依』」
「――『飛竜の聖槍』」
「――『光輝く三日月の矢』」
瞬間、三名の猟兵――『生命体の埒外』が振るうユーベルコードがアリスラビリンスの不思議の国にて具現化していく。
――それは、真の姿を強化して妖しく輝く赤い憑依霊で全身を覆う強化系ユーベルコード。
――それは、竜のオーラを纏った聖なる力を持つ槍で敵手を攻撃するユーベルコード。
――それは、一瞬の間にて敵を追尾する光で出来た無数の矢を放つ放射系ユーベルコード。
薔薇園の古城に所属する猟兵達が、連携して協力しながらそれぞれの『生命体の埒外』を振るっていく。
「ここ!」
「追撃は任せて下さい!」
まず最初に、瞬時にユーベルコードを放つ事の出来る莉愛の『光輝く三日月の矢』による追尾性能を有する光の矢がオウガ達を追尾しながら穿っていく。
そこにメイリンがドラゴンランス『竜槍【シリウス】』を振るって倒れたオウガを中心として切っ先で貫いていき、オウガ達を骸の海に帰していく。
無論の事、オウガ達も黙ってやられるはずもなく反撃を仕掛けていくが――
「皆さん、防御は任せて下さい!」
そこに全身を赤い憑依霊で覆った真の姿を開放し、強化された身体能力や魔力でオウガの攻撃を防いでいくのはスフィア。
その三人の連携――莉愛が瞬時に狙撃し、メイリンが槍で白兵戦を担ってトドメを刺し、スフィアが真の姿の力で防御に専念する。
この連携は同じ旅団に所属する猟兵同士というだけでなく、それぞれの特性が噛み合った結果だと言えるだろう。
やがて、薔薇園の古城の猟兵三名は最後のオウガ『墜ちたアリス』を掃討する。
「これで不思議の国は奪還できましたね」
「お茶会、最後に参加してみましょうか?」
「良いと思います……戦ってお腹も空きましたからね」
やがて任務を完遂させた三名の猟兵は転移して帰還する前に、不思議の国の住民とお茶会に参加するのであった――
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴